JP4353025B2 - 画像形成装置およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、交換可能なプロセスカートリッジを装着した状態で使用される画像形成装置に関する。
従来から、プロセスカートリッジが装着された状態で使用される画像形成装置においては、このプロセスカートリッジに充填されたトナーの残量が少なくなった際に、その旨を報知することにより、ユーザにプロセスカートリッジの交換を促すように構成されている。
このとき、トナーの残量が少なくなったことを検知するためには、例えば、画像を形成する毎に使用されるトナーの使用量を積算していき、あらかじめ画像形成装置側で記憶しておいたトナーの容量(トナーエンプティと判断するための基準値)と比較して使用量がトナーの容量に近くなった際に、トナーの残量が少なくなったこと(トナーエンプティ状態)とみなす、ように構成することが考えられる(特許文献1参照)。
特開2001−80163号公報(例えば、段落[0022]以降)
しかし、上述した構成においては、画像の形成に使用されたトナーの使用量と、トナーの容量を示す一定値とを比較してトナーの残量が少なくなったことを判断するだけであり、実際の容量とは無関係にトナーの残量が少なくなったことを検知する構成となっている。
そのため、画像形成装置に装着されるプロセスカートリッジにおけるトナーの容量が一定でなければ、トナーの容量が少なくなったことの正確な検知を行うことができない虞がある。
ところが、画像形成装置に装着されるプロセスカートリッジには、例えば、出荷時に装着されるプロセスカートリッジ,および,このプロセスカートリッジから交換した以降に装着されるプロセスカートリッジ(つまり市販品;交換用として販売されるプロセスカートリッジ)のように、トナーの容量を異ならせた種類のプロセスカートリッジがある。より具体的には、画像形成装置の付属品として販売されるプロセスカートリッジ、例えば、画像形成装置と一緒に梱包されて出荷されるプロセスカートリッジは、画像形成装置とは別に交換用として単体で販売されるプロセスカートリッジよりもトナーの容量が少なくされていることが多い。
このように、種類の異なるプロセスカートリッジを装着した場合、上述した構成では、当然、プロセスカートリッジの種類まで判断することはできないため、画像形成装置側で記憶されているトナーの容量よりも実際の容量が多ければ、トナーの残量が充分であるにも拘わらず、残量が少なくなったと判定してしまい、また、実際の容量が少なければ、トナーの残量が少なくなったのにも拘わらず、その旨を検知できない、といったことが起こりうる。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、画像形成装置において、装着されたプロセスカートリッジの種類を判定するための技術を提供することである。
上記課題を解決するために請求項1に記載の画像形成装置は、交換可能なプロセスカートリッジを装着した状態で使用される画像形成装置であって、装着されたプロセスカートリッジが新品のプロセスカートリッジであるか否かを検出する新品検出手段と、該新品検出手段により新品のプロセスカートリッジであることが検出された検出回数を記憶する検出記憶手段と、前記新品検出手段により新品のプロセスカートリッジであることが検出された際、前記検出記憶手段により記憶された検出回数に基づいて、装着されたプロセスカートリッジの種類を判定する種類判定手段と、を備えている。
このように構成された画像形成装置によれば、新品のプロセスカートリッジが装着された回数(検出回数)に基づいて、交換後のプロセスカートリッジの種類を判定することができる。
この構成において、検出記憶手段は、新品のプロセスカートリッジが装着された検出回数を記憶する(つまり、メモリに記憶させる)手段であるが、ここでは、例えば、請求項2に記載のように、前記新品検出手段により新品のプロセスカートリッジであることが検出された回数を積算してなる検出回数を記憶するように構成すればよい。この場合、新品のプロセスカートリッジであることが検出された回数を検出回数として積算することができる。また、検出記憶手段は、積算以外の方法で検出回数を特定できるような値(例えば、所定数から1ずつ減算してなる値など)を求め、この値から特定した検出回数(または、この値そのもの)を記憶するように構成してもよい。
また、上述した種類判定手段は、検出記憶手段により記憶された検出回数に基づいてプロセスカートリッジの種類を判定する手段であり、このときの判定方法については特に限定されない。例えば、以下のように、前記検出記憶手段により記憶された検出回数と予め設定された検出しきい値との大小を比較することにより、プロセスカートリッジの種類を判定する、ように構成することが考えられる。
このように構成すれば、新品のプロセスカートリッジが装着された回数(検出回数)を、あらかじめ設定された検出しきい値との大小を比較することで、交換後のプロセスカートリッジの種類を判定することができる。
ここで、種類判定手段により判定されるプロセスカートリッジの種類としては、検出記憶手段により記憶される検出回数に基づいて判定することができれば、どのような種類を判定するように構成してもよい。例えば、画像形成装置において、出荷時に装着されるプロセスカートリッジの種類が、出荷後に交換されるプロセスカートリッジ(出荷後に第1のプロセスカートリッジから交換して装着されるプロセスカートリッジ)と異なる場合には、この画像形成装置の出荷までに検出記憶手段により記憶される所定の検出回数をしきい値として、プロセスカートリッジの種類を判定するように構成することが考えられる。
このためには、例えば、以下のように、前記種類判定手段は、前記検出記憶手段により記憶された検出回数が前記検出しきい値以下であれば、当該画像形成装置の出荷時に装着される第1のプロセスカートリッジであると判定し、また、前記検出回数が前記検出しきい値より大きければ、当該画像形成装置の出荷後に前記第1のプロセスカートリッジと交換して装着される第2のプロセスカートリッジであると判定する、ように構成すればよい。
このように構成すれば、検出記憶手段により記憶される検出回数に基づいて、出荷時に装着される第1のプロセスカートリッジであるか、出荷後に装着(または交換)される第
2のプロセスカートリッジであるかを判定することができる。
なお、この構成における「検出しきい値」としては、例えば、画像形成装置の出荷までの間で検出記憶手段により記憶(または積算)されうる最大の検出回数などを採用すればよい。
また、上述した種類判定手段がプロセスカートリッジの種類を判定する際には、検出記憶手段により記憶された検出回数だけでなく、他のパラメータをも参照するように構成すれば、プロセスカートリッジの種類を判定する際の精度を高めるためには好適といえる。
この場合の「他のパラメータ」としては、例えば、画像形成装置により画像の形成が行われた回数などが考えられ、この場合、請求項に記載のように、当該画像形成装置により画像の形成が行われた画像形成回数を記憶する形成記憶手段を備えており、前記種類判定手段は、前記検出記憶手段により記憶された検出回数と前記形成記憶手段により記憶された画像形成回数とに基づいて、前記装着されたプロセスカートリッジの種類を判定する、ように構成すればよい。
このように構成すれば、新品のプロセスカートリッジが装着された回数(検出回数)だけでなく、画像形成装置により画像を形成した回数(画像形成回数)に基づいて装着されたカートリッジの種類を判定することができる。
また、出荷時に装着されるプロセスカートリッジの種類が、出荷後に装着されるプロセスカートリッジと異なる場合において、検出記憶手段により記憶された検出回数と検出しきい値との比較によりプロセスカートリッジの種類を判定する構成においても、検出記憶手段により記憶された検出回数だけでなく、画像形成装置により画像の形成が行われた画像形成回数を併せて参照するように構成することが考えられ、この場合、例えば、請求項に記載のように構成すればよい。
請求項に記載の画像形成装置は、当該画像形成装置により画像の形成が行われた画像形成回数を記憶する形成記憶手段を備えており、前記種類判定手段は、前記検出記憶手段により記憶された検出回数が前記検出しきい値以下である場合において、前記形成記憶手段により記憶された画像形成回数が予め設定された形成しきい値より大きければ、前記装着されたプロセスカートリッジが前記第2のプロセスカートリッジであると判定し、前記形成記憶手段により記憶された画像形成回数が前記形成しきい値以下であれば、前記装着されたプロセスカートリッジが前記第1のプロセスカートリッジであると判定する、ことを特徴とする。
このように構成すれば、新品のプロセスカートリッジが装着された回数(検出回数)だけでなく、画像形成装置により画像を形成した回数(画像形成回数)に基づいて、交換後のカートリッジの種類が、第1のプロセスカートリッジであるか第2のプロセスカートリッジであるかを判定することができる。
また、上記課題を解決するための画像形成装置としては、交換可能なプロセスカートリッジを装着した状態で使用される画像形成装置であって、装着されたプロセスカートリッジが新品のプロセスカートリッジであるか否かを検出する新品検出手段と、当該画像形成装置により画像の形成が行われた画像形成回数を記憶する形成記憶手段と、前記新品検出手段により新品のプロセスカートリッジであることが検出された際、前記形成記憶手段により記憶された画像形成回数に基づいて、装着されたプロセスカートリッジの種類を判定する種類判定手段と、を備えた構成としてもよい。
このように構成された画像形成装置によれば、画像を形成した回数(画像形成回数)に基づいて、交換後のプロセスカートリッジの種類を判定することができる。
また、上述した形成記憶手段は、画像の形成が行われた画像形成回数を記憶する(つまり、メモリに記憶させる)手段であるが、ここでは、例えば、請求項に記載のように、画像の形成が行われた回数を積算してなる画像形成回数を記憶するように構成すればよい。この場合、画像の形成が行われた回数を画像形成回数として積算することができる。また、形成記憶手段は、積算以外の方法で画像形成回数を特定できるような値(例えば、所定数から1ずつ減算してなる値など)を求め、この値から特定した画像形成回数(または、この値そのもの)を記憶するように構成してもよい。
なお、この構成においては、上述した「形成しきい値」として、例えば、画像形成装置の出荷までの間で積算されうる最大の画像形成回数を採用することが考えられる。
なお、上述した「形成しきい値」としては、例えば、画像形成装置の出荷までの間で形成記憶手段により記憶(または、積算)されうる最大の画像形成回数をしきい値とすることが考えられる。
以上説明した画像形成装置のように、プロセスカートリッジの種類を判定することができれば、プロセスカートリッジを交換すべき状態(交換状態)になったことを、上述したプロセスカートリッジの種類に応じた基準で検出し、その旨を報知するように構成することが可能となる。
具体的な例としては、例えば、請求項に記載のように、前記種類判定手段により判定されたプロセスカートリッジの種類に対応する、該プロセスカートリッジの交換状態を設定する交換設定手段と、前記装着されたプロセスカートリッジの状態が、前記交換設定手段により設定された前記交換状態になったことを検出する交換検出手段と、該交換検出手段により交換状態になったことが検出された以降に、プロセスカートリッジを交換すべき旨を報知する交換報知手段と、を備えた構成である。
このように構成すれば、プロセスカートリッジの状態が交換状態となった際に、このプロセスカートリッジを交換すべき旨を報知することになるが、このときの「交換状態」は、種類判定手段により判定されたプロセスカートリッジの種類に対応するものとして交換設定手段により設定されたものである。これにより、プロセスカートリッジの種類に対応する状態を交換状態として検出できるため、交換状態でないにも拘わらず交換状態になったと誤検出してしまったり、交換状態になっているにも拘わらず交換状態になったことが検出できなかったり、といったことを防止でき、その結果、交換状態になった旨を適切に報知することができるようになる。
また、本画像形成装置のように、プロセスカートリッジの種類を判定することができれば、プロセスカートリッジを交換すべき状態(交換状態)になったことを、上述したプロセスカートリッジの種類に応じた基準で検出し、画像形成装置による画像形成動作(画像の形成に関する動作)を停止させるように構成することが可能となる。
具体的な例としては、例えば、請求項に記載のように、前記種類判定手段により判定されたプロセスカートリッジの種類に対応する、該プロセスカートリッジの交換状態を設定する交換設定手段と、前記装着されたプロセスカートリッジの状態が、前記交換設定手段により設定された前記交換状態になったことを検出する交換検出手段と、該交換検出手段により交換状態になったことが検出された以降に、当該画像形成装置による画像形成動作を停止させる動作停止手段と、を備えた構成である。
このように構成すれば、プロセスカートリッジの状態が交換状態となった際に、画像形
成装置による画像形成装置を停止させることになるが、このときの「交換状態」は、種類判定手段により判定されたプロセスカートリッジの種類に対応するものとして交換設定手段により設定されたものである。これにより、プロセスカートリッジの種類に対応する状態を交換状態として検出できるため、交換状態でないにも拘わらず交換状態になったと誤検出してしまったり、交換状態になっているにも拘わらず交換状態になったことが検出できなかったり、といったことを防止でき、その結果、適切に画像形成装置を停止させることができる。
なお、上述した交換設定手段により設定される交換状態とは、プロセスカートリッジを交換すべき旨を示す状態であれば、どのような状態を示すものとしてもよく、その具体的な状態については特に限定されない。例えば、プロセスカートリッジに充填されたトナーの残量が少なくなった状態を交換状態とすることが考えられる。
このように、トナーの残量が少なくなった状態を交換状態になったこととして検出するためには、例えば、請求項に記載のように、プロセスカートリッジが交換された以降、該プロセスカートリッジにおいて画像形成に用いられたトナーの使用量を記憶する使用量記憶手段を備えており、前記交換設定手段は、前記種類判定手段により判定されたプロセスカートリッジの種類に対応するトナーの充填量を設定し、前記交換検出手段は、前記使用量記憶手段により記憶されたトナーの使用量が、前記交換設定手段により設定されたトナーの充填量に到達したことを検出する、ように構成すればよい。
このように構成すれば、使用量積算手段により積算されたトナーの使用量が設定済みのトナーの充填量に到達した状態を、プロセスカートリッジの状態が交換状態になったこととして検出することになるが、このときの「トナーの充填量」は、種類判定手段により判定されたプロセスカートリッジの種類に対応するものとして交換設定手段により設定されたものである。これにより、プロセスカートリッジの種類に対応する「トナーの充填量」となったことを検出できるため、トナーの使用量が充填量に到達していないのにも拘わらず充填量に到達したと誤検出してしまったり、充填量に到達したのに拘わらず充填量に到達したことが検出できなかったり、といったことを防止することができる。
なお、この構成における「トナーの充填量」としては、プロセスカートリッジに実際に充填されている充填量全部を示す値としてもよいし、実際に充填されている充填量より少ない値、具体的な例として画像の形成を適切に行いうる最低限の充填量を差し引いた値などとしてもよい。
また、交換設定手段により設定される交換状態の具体的な例としては、プロセスカートリッジ内部のトナーを攪拌する回数が多くなった状態を交換状態とすることを考えることもできる。このトナーを攪拌する回数は、プロセスカートリッジ内のトナーの劣化具合を示す指標となるからである。
このように、トナーを攪拌する回数が多くなった状態を交換状態になったこととして検出するためには、例えば、請求項に記載のように、プロセスカートリッジが交換された以降、該プロセスカートリッジ内部のトナーを攪拌する、攪拌部材の攪拌回数を記憶する攪拌記憶手段を備えており、前記交換設定手段は、前記種類判定手段により判定されたプロセスカートリッジの種類に対応して予め設定された前記攪拌部材の攪拌回数を設定し、前記交換検出手段は、前記攪拌記憶手段により記憶された攪拌回数が、前記交換設定手段により設定された攪拌回数に到達したことを検出する、ように構成すればよい。
このように構成すれば、攪拌記憶手段により記憶された攪拌回数が設定済みの攪拌回数に到達した状態を、プロセスカートリッジの状態が交換状態になったこととして検出する
ことになるが、このときの「設定済みの攪拌回数」は、種類判定手段により判定されたプロセスカートリッジの種類に対応するものとして交換設定手段により設定されたものである。これにより、プロセスカートリッジの種類に応じた「攪拌回数」となったことを検出できるため、攪拌回数が設定済みの攪拌回数に到達していないのにも拘わらず設定済みの攪拌回数に到達したと誤検出してしまったり、設定済みの攪拌回数に到達したのに拘わらず設定済みの攪拌回数に到達したことが検出できなかったり、といったことを防止することができる。
また、上述した攪拌記憶手段は、攪拌部材によりトナーが攪拌された攪拌回数を記憶する(つまり、メモリに記憶させる)手段であるが、ここでは、例えば、請求項1に記載のように、プロセスカートリッジ内部のトナーを攪拌する回数を積算してなる攪拌回数を記憶するように構成すればよい。この場合、トナーが攪拌された回数を攪拌回数として積算することができる。また、攪拌記憶手段は、積算以外の方法で攪拌回数を特定できるような値(例えば、所定数から1ずつ減算してなる値など)を求め、この値から特定した攪拌回数(または、この値そのもの)を記憶するように構成してもよい。
また、請求項1に記載のプログラムは、請求項1から1のいずれかに記載の画像形成装置として機能させるための各種処理手順をコンピュータシステムに実行させるためのプログラムである。
このようなプログラムにより制御されるコンピュータシステムによれば、請求項1から1のいずれかに記載の画像形成装置の一部を構成することができる。
なお、上述した各プログラムは、コンピュータによる処理に適した命令の順番付けられた列からなるものであって、請求項1から1のいずれかに記載の画像形成装置が備える全ての手段として機能させるための各種処理手順をコンピュータシステムに実行させるためのものである。また、このプログラムについては、例えば、FD,CD−ROM,メモリーカードなどの記録媒体、インターネットなどの通信回線網を介して、コンピュータシステム,または,コンピュータシステムを利用するユーザに提供されるものである。これらプログラムをユーザに提供する場合には、コンピュータシステムのハードディスクやメモリにプレインストールされた状態で提供する形態であってもよい。また、これらプログラムを実行するコンピュータシステムとしては、例えば、画像形成装置に搭載されたコンピュータシステム,画像形成装置とデータ通信可能な他のコンピュータなどが利用できる。
[第1実施形態]
図1は、本発明の画像形成装置としてのレーザプリンタの一実施形態を示す要部側断面図である。
図1において、このレーザプリンタ1は、非磁性1成分の現像方式によって画像を形成する電子写真方式のレーザプリンタである。このレーザプリンタ1は、本体フレーム2内において、用紙3を給紙するためのフィーダ部4、給紙された用紙3に画像を形成するための画像形成部5を備えている。
フィーダ部4は、本体フレーム2内の底部に、着脱可能に装着される給紙トレイ6と、給紙トレイ6の一端側端部(以下、この一端側を前側、その反対側を後側とする。)に設けられる給紙機構部7と、給紙機構部7に対し用紙3の搬送方向の下流側に設けられる搬送ローラ8、9および10と、これら搬送ローラ8、9および10に対し用紙3の搬送方向の下流側に設けられるレジストローラ11とを備えている。
給紙トレイ6は、用紙3を積層状に収容可能な上面が開放されたボックス形状をなし、本体フレーム2の底部に対して水平方向に着脱可能とされている。この給紙トレイ6内には、用紙押圧板12が設けられている。用紙押圧板12は、用紙3を積層状にスタック可能とされ、給紙機構部7に対して遠い方の端部において揺動可能に支持されることによって、給紙機構部7に対して近い方の端部が上下方向に移動可能とされる。用紙押圧板12の下方には、図示しないばねが配置され、そのばねによって用紙押圧板12が上方向に付勢されている。そのため、用紙押圧板12は、用紙3の積層量が増えるに従って、給紙機構部7に対して遠い方の端部を支点として、ばねの付勢力に抗して下向きに揺動される。
給紙機構部7は、給紙ローラ13と、その給紙ローラ13に対向する分離パット14と、分離パット14の裏側に配置されるばね15とを備えている。給紙機構部7では、ばね15の付勢力によって、分離パット14が給紙ローラ13に向かって押圧されている。
そして、用紙押圧板12がばねによって上方に付勢されると、用紙押圧板12上の最上位にある用紙3は、給紙ローラ13に向かって押圧される。給紙ローラ13の回転によって用紙3の先端は、給紙ローラ13と分離パット14とで挟まれ、給紙ローラ13と分離パット14との協動により、用紙3が1枚毎に分離される。分離された用紙3は、搬送ローラ8、9および10によってレジストローラ11に送られる。
レジストローラ11は、1対のローラから構成されており、用紙3の斜行を矯正して、画像形成位置(後述する感光ドラム99と転写ローラ101との接触部分)に送るようにしている。
なお、このレーザプリンタ1のフィーダ部4は、さらに、任意のサイズの用紙3を積層可能とするマルチパーパストレイ16と、マルチパーパストレイ16に積層される用紙3を給紙するためのマルチパーパス給紙ローラ17と、そのマルチパーパス給紙ローラ17に対向するマルチパーパス分離パット18とを備えている。マルチパーパストレイ16は、後述する前カバー32内に折り畳まれた状態で収容されている。
画像形成部5は、スキャナ部20、プロセスユニット21および定着部22を備えている。
スキャナ部20は、本体フレーム2内の上部に設けられ、レーザ発光部(図示せず。)、回転駆動されるポリゴンミラー23、レンズ24および25、反射鏡26、27および28を備えている。
画像データに基づいて変調され、レーザ発光部から発光されるレーザビームは、鎖線で示すように、ポリゴンミラー23、レンズ24、反射鏡26および27、レンズ25、反射鏡28の順に通過あるいは反射して、後述するプロセスユニット21の感光ドラム99の表面に照射される。
プロセスユニット21は、スキャナ部20の下方に設けられ、本体フレーム2に対して着脱自在に装着されている。
すなわち、本体フレーム2は、プロセスユニット21を収容するための本体収容部30と、プロセスユニット21を本体フレーム2に対して着脱させるための本体収容部30へ通じる開口31と、開口31を被覆または開放するための前カバー32とを備えている。
本体収容部30は、スキャナ部20の下方において、プロセスユニット21を収容できる空間として設けられている。開口31は、本体収容部30から前カバー32に至る通路として形成されている。また、前カバー32は、本体フレーム2の前側の前面および上面にわたって設けられている。この前カバー32は、閉位置と開位置との間を揺動して、開
位置において開口31を開放し、閉位置において開口31を被覆する。
そして、プロセスユニット21は、前カバー32を開位置に位置させた状態で、開口31を介して、本体収容部30に対して着脱される。
プロセスユニット21は、図2に示すように、本体フレーム2に対して着脱されるドラムカートリッジ33と、ドラムカートリッジ33に着脱自在に収容されるプロセスカートリッジ34とを備えている。
プロセスカートリッジ34は、図1に示すように、筐体35、その筐体35内に設けられるアジテータ36、供給ローラ37、現像ローラ38および層厚規制ブレード39を備えている。
筐体35は、前壁42と、前壁42の下端部から後方に湾曲する底壁43と、底壁43の後端部から後方に延びる下壁44と、下壁44の上方に形成されるブレード支持壁45とを備えている。
これら前壁42、底壁43、下壁44およびブレード支持壁45と、これらの幅方向(前後方向と直交する方向であって筐体35の幅方向、以下同じ。)両側に設けられる両側壁46および47とが、一体成形されている。また、下壁44、ブレード支持壁45、両側壁46および47で形成される筐体35の後側は、後述する現像ローラ38の後側の一部が露出するように開口されている。
そして、この筐体35は、前側において、前壁42、底壁43、および、両側壁46および47で囲まれる空間が、トナー収容室40として形成されている。また、後側において、下壁44、ブレード支持壁45および両側壁46および47で囲まれる空間が現像室41として形成されている。
また、筐体35は、この筐体35の上方開口部を被覆する上カバー48を備えている。この上カバー48は、筐体35とは別部材として形成されており、筐体35の上方開口部を被覆する上板49と、上板49における後端部側から下方に向かって延びる上側仕切板50とが、一体形成されている。
トナー収容室40には、トナーが収容されている。トナーとしては、正帯電性の非磁性1成分のトナーであって、スチレンなどのスチレン系単量体や、アクリル酸、アルキル(C1〜C4)アクリレート、アルキル(C1〜C4)メタアクリレートなどのアクリル系単量体に代表される重合性単量体を、懸濁重合などの公知の重合方法によって共重合させることにより得られる重合トナーが用いられている。重合トナーは、平均粒径は、約6〜10μm程度の略球形状をなし、流動性が極めて良好である。なお、重合トナーには、カーボンブラックなどの着色剤やワックスなどが配合される。さらに、トナーの流動性を向上させるために、シリカなどの外添剤が添加される。
また、このトナー収容室40内には、アジテータ36が設けられている。アジテータ36は、可撓性を有するABS樹脂などの樹脂材料からなり、軸51と、軸51に設けられる羽根部材52と、羽根部材52に設けられる可撓性のフィルム部材53と、軸51に設けられるワイパ支持部54とが、一体成形されている。なお、このアジテータ36は、トナー収容室40内において、図1における時計回りにのみ回転されるように設けられている。
軸51は、トナー収容室40の側面視略中央において、筐体35の幅方向に沿って配置され、両側壁46および47の間に架設されている。この軸51は、直径3〜8mmの丸
棒状をなし、可撓性を有し、両側壁46および47の間の長さよりも、長く形成されている。そして、一方の側壁46側における軸51の一方端部は、一方の側壁46を貫通して、トナー収容室40の外側に突出しており、一方の側壁46において回転可能に支持されている。また、他方の側壁47側における軸51の他方端部は、トナー収容室40内における他方の側壁47において回転可能に支持されている。
羽根部材52は、各側壁46および47と接触することなく、トナー収容室40におけるアジテータ36の軸方向全域にわたって設けられている。
また、フィルム部材53は、ポリエチレンテレフタレートなどの樹脂フィルムからなり、羽根部材52の長手方向にわたって貼着されている。なお、フィルム部材53は、トナーを攪拌できるように、底壁43と接触して撓む長さとして設定されている。
また、ワイパ支持部54は、軸51の軸方向両端部において、羽根部材52の突出方向と反対方向に突出するように設けられている。各ワイパ支持部54には、次に述べるトナー残量検知用窓56を払拭するためのワイパ部材55がねじ止めされている。なお、各ワイパ部材55は、トナー残量検知用窓56を払拭するために、各側壁46および47と弾性的に接触するように配置されている。
また、このトナー収容室40内の両側壁46および47には、トナー残量検知用窓56が設けられている。
トナー残量検知用窓56は、トナー収容室40の後方下側において、両側壁46および47に、それぞれ対向するように設けられている。また、このトナー残量検知用窓56には、図3(a)に示すように、両側壁46および47における外側表面に、円筒状の光透過部57が設けられている。
また、このトナー収容室40の一方の側壁46には、トナー充填口58が設けられている。
トナー充填口58は、一方の側壁46の厚さ方向を貫通する円形状に形成されている。このトナー充填口58には、トナーがトナー収容室40に収容された状態において、キャップ59が被覆されている。
現像室41には、図1に示すように、供給ローラ37、現像ローラ38および層厚規制ブレード39が設けられている。
供給ローラ37は、トナー収容室40の後方において、筐体35の幅方向に沿って設けられ、両側壁46および47において回転可能に支持されている。この供給ローラ37は、アジテータ36の回転方向と逆方向に回転可能に設けられている。供給ローラ37は、金属製のローラ軸に、導電性のウレタンスポンジが被覆されている。
現像ローラ38は、供給ローラ37の後方において、筐体35の幅方向に沿って設けられ、その一部が筐体35の後方に設けられた開口から露出するように、両側壁46および47において回転可能に支持されている。この現像ローラ38は、供給ローラ37の回転方向と同方向に回転可能に設けられている。
現像ローラ38は、金属製のローラ軸の表面に、導電性の弾性材料、カーボン微粒子を含む導電性のウレタンゴムまたはシリコーンゴムを被覆し、その弾性材料の表面に、フッ素が含有されているウレタンゴムまたはシリコーンゴムのコート層を被覆して形成される。また、現像ローラ38のローラ軸には、図示しない電源が接続され、現像時には現像バイアスが印加される。
そして、これら供給ローラ37と現像ローラ38とは、互いに対向配置され、現像ロー
ラ38に対して供給ローラ37がある程度圧縮するような状態で接触されている。供給ローラ37と現像ローラ38とは、それらの対向接触部分において、互いに逆方向に回転する。
層厚規制ブレード39は、供給ローラ37の上方であって、現像ローラ38の回転方向における供給ローラ37との対向位置と感光ドラム99との対向位置との間において、筐体35のブレード支持壁45に支持されている。
この層厚規制ブレード39は、現像ローラ38の軸方向に沿って現像ローラ38と対向配置されており、板ばね部材61と、その板ばね部材61の先端部に設けられ、現像ローラ38と接触される絶縁性のシリコーンゴムからなる圧接部62とを備えている。層厚規制ブレード39は、板ばね部材61がブレード支持壁45に支持された状態で、圧接部62が板ばね部材61の弾性力によって、現像ローラ38の表面に圧接されている。
また、このプロセスカートリッジ34には、図3(b)に示すように、アジテータ36、供給ローラ37、現像ローラ38を回転駆動するギヤ機構部63と、図3(a)に示すように、このギヤ機構部63を覆うカバー部材64とが設けられている。
ギヤ機構部63は、図3(b)に示すように、プロセスカートリッジ34の一方の側壁46の外側壁に設けられており、入力ギヤ65、供給ローラ駆動ギヤ66、現像ローラ駆動ギヤ67、第1中間ギヤ68、第2中間ギヤ69、第3中間ギヤ70、アジテータ駆動ギヤ71および検知ギヤ72を備えている。
入力ギヤ65は、一方の側壁46の外側壁における現像ローラ38とアジテータ36との間において回転可能に設けられている。この入力ギヤ65には、後述するメインモータ224(図7参照)からの動力が入力される。
供給ローラ駆動ギヤ66は、入力ギヤ65の下方において、入力ギヤ65と噛み合う状態で、供給ローラ37のローラ軸の軸端部に設けられている。
現像ローラ駆動ギヤ67は、入力ギヤ65の後方側方において、入力ギヤ65と噛み合う状態で、現像ローラ38のローラ軸の軸端部に設けられている。
第1中間ギヤ68は、入力ギヤ65の前方側方において、入力ギヤ65と噛み合うように一方の側壁46の外側壁に回転可能に設けられている。また、第1中間ギヤ68は、入力ギヤ65と噛み合う外歯と、次に述べる第2中間ギヤ69と噛み合う内歯(図には表れない。)とが、同軸で一体成形される2段ギヤとされている。
第2中間ギヤ69は、第1中間ギヤ68の上方において、第1中間ギヤ68の内歯と噛み合うように一方の側壁46の外側壁に回転可能に設けられている。
第3中間ギヤ70は、第2中間ギヤ69の前方側方において、第2中間ギヤ69の内歯(後述)と噛み合うように一方の側壁46の外側壁に回転可能に設けられている。また、第3中間ギヤ70は、後述する検知ギヤ72と噛み合う外歯と、第2中間ギヤ69と噛み合う内歯(図には表れない。)とが、同軸で一体成形される2段ギヤとされている。
アジテータ駆動ギヤ71は、第3中間ギヤ70の前方斜め下方において、第3中間ギヤ70の内歯と噛み合う状態で、一方の側壁46を貫通して外側に突出しているアジテータ36の軸51の一方端部側に設けられている。
検知ギヤ72は、アジテータ駆動ギヤ71に対して、アジテータ36の軸方向外側であって、アジテータ駆動ギヤ71と幅方向に重なるような状態で、アジテータ36の軸51
の端部に設けられている。この検知ギヤ72は、アジテータ36の軸51の回転に従って、一体で回転するように設けられている。
また、この検知ギヤ72は、検知ギヤ本体部73、ガイド部材74、欠歯ギヤ部75、および、当接部材76を備えており、これらは一体成形されている。
検知ギヤ本体部73は、側面視略円形状の側板部77と、側板部77の周端縁からアジテータ駆動ギヤ71に向かって屈曲される略円筒形状の筒部78とが一体成形されている。
側板部77には、その中心部に、側板部77を厚さ方向に貫通する円形状の孔79が設けられている。この孔79には、アジテータ36の軸51の端部が挿入され、この孔79を介して、側板部77が軸51の端部において固定されている。これにより、アジテータ36の軸51の回転に従って、検知ギヤ72が一体的に回転される。また、この孔79には、カバー部材64の後述する支持軸88も挿嵌されている。
筒部78には、その円周方向の一部が切り欠かれた切欠部80が形成されている。
ガイド部材74は、筒部78において、孔79に対して、切欠部80の反対側に設けられている。このガイド部材74は、切欠部80の切欠き幅と略同じ幅の側面視略円弧状をなし、筒部78において、側板部77の径方向外方に膨出するように形成されている。
欠歯ギヤ部75は、その一端部が、筒部78の切欠部80における一端部に連続し、その一端部から筒部78の円周方向に沿って他端部に向かって円弧状に形成されている。この欠歯ギヤ部75は、検知ギヤ72が後述する動力伝達位置にあるときにのみ、第3中間ギヤ70と噛み合う長さで形成されている。なお、欠歯ギヤ部75の他端部は、筒部78の切欠部80における他端部とは連続しない遊端部とされている。
当接部材76は、筒部78の円周方向において、ガイド部材74と欠歯ギヤ部75との間に設けられており、支持部81と、支持部81によって支持される当接部82とを備えている。
支持部81は、筒部78から径方向外方に突出形成されている。
当接部82は、平面視略矩形板状をなし(図4参照)、その一方側端部が、支持部81の遊端部に連続して形成され、その他方側端部が、一方側端部からアジテータ36の軸51の軸方向外側に向かって延びるように形成されている。
そして、この検知ギヤ72は、プロセスカートリッジ34の一方の側壁46から突出するアジテータ36の軸51の一方端部側において、検知ギヤ72の欠歯ギヤ部75が、第3中間ギヤ70と噛み合わない位置であって、かつ、第3中間ギヤ70に対して軸51の回転方向上流側の新品位置に配置されるように、取り付けられている。
カバー部材64は、図3(a)に示すように、ギヤ機構部63を覆うように、プロセスカートリッジ34の一方の側壁46の外側壁側に設けられている。このカバー部材64は、入力ギヤ65、供給ローラ駆動ギヤ66、現像ローラ駆動ギヤ67、第1中間ギヤ68、第2中間ギヤ69および第3中間ギヤ70を覆う後側カバー部83と、アジテータ駆動ギヤ71および検知ギヤ72を覆う前側カバー部84とを一体的に備えている。
後側カバー部83は、入力ギヤ65、供給ローラ駆動ギヤ66、現像ローラ駆動ギヤ67、第1中間ギヤ68、第2中間ギヤ69および第3中間ギヤ70の外側に配置される後側板部85と、その後側板部85の周端縁からプロセスカートリッジ34の一方の側壁46に向かって屈曲される後側脚部86(図4参照)とが一体成形されている。また、後側
カバー部83には、入力ギヤ65および現像ローラ駆動ギヤ67の各軸が露出されるように、各軸に対応する軸孔91が形成されている。
前側カバー部84は、アジテータ駆動ギヤ71および検知ギヤ72の外側に配置される側面視略円板形状の円板部87と、その円板部87の周端縁からプロセスカートリッジ34の一方の側壁46に向かって屈曲される前側脚部89(図4参照)とが一体成形されている。円板部87には、その一端部93が後側上部に配置され、その他端部94が前端下部に配置される円弧状の孔部92が形成されている。
孔部92は、より具体的には、円板部87において、当接部82を露出させ、その移動軌跡に沿った形状として側面視略円弧状に形成されており、孔部92の一端部93は、検知ギヤ72の欠歯ギヤ部75が新品位置にあるときの当接部82の位置に対応し、孔部92の他端部94は、検知ギヤ72の欠歯ギヤ部75が後述する旧品位置にあるときの当接部82の位置に対応するように形成されている。また、この孔部92には、その周囲に沿ったガイド壁95と、ガイド壁95に連続する膨出部97と、抵抗付与部96とが設けられている。
ガイド壁95は、円板部87において、孔部92の周囲を覆い、当接部82の移動軌跡に沿って、当接部82をガイドするように設けられている。このガイド壁95は、孔部92の一端部93側から他端部94側の次に述べる膨出部97に至るまでの間にわたって、当接部82が円板部87から外側に向かって所定長さ(円板部87から外側に露出する当接部82の遊端部までの長さ)露出するように、当接部82の突出方向と同方向に突出するように形成されている(図4参照)。また、ガイド壁95には、孔部92の他端部94側において、膨出部97が設けられている。
膨出部97は、孔部92の他端部94側のガイド壁95において、側面視略U字状に形成されている。また、膨出部97は、図4に示すように、所定の長さだけ円板部87から外側に露出する当接部82の長さと略等しい長さとして、設けられている。
抵抗付与部96は、図3(a)に示すように、孔部92の上側周縁部において、孔部92の一端部93近傍と他端部94近傍との間において、孔部92の内側に向かってやや膨出するように形成されている。この抵抗付与部96は、当接部82の移動時に当接部82に抵抗を付与しうるように、孔部92の開口幅を規制している。
また、円板部87には、その中心において、プロセスカートリッジ34の一方の側壁46に対向する内側壁に、検知ギヤ72を支持する支持軸88が設けられている。
この支持軸88は、検知ギヤ72の孔79に挿嵌され、検知ギヤ72を回転可能に支持している。
前側脚部89は、円板部87の周端縁からプロセスカートリッジ34の一方の側壁46に向かって、アジテータ駆動ギヤ71および検知ギヤ72を覆うように屈曲形成されている(図4参照)。この前側脚部89は、検知ギヤ72が、アジテータ36の軸51の回転に従って、一体に回転されるときに、検知ギヤ72のガイド部材74をガイドし、また、検知ギヤ72の欠歯ギヤ部75を保護するように設けられている。
なお、カバー部材64には、上方後端部、上方前端側および下方中央部において、ねじ孔64aが穿孔されている。また、プロセスカートリッジ34の一方の側壁46には、カバー部材64の各ねじ孔64aに対応して、ねじ孔64bが設けられている。
そして、このようにして形成されたカバー部材64は、入力ギヤ65および現像ローラ
駆動ギヤ67の各軸が、カバー部材64の各軸孔91に挿嵌され、検知ギヤ本体部73の側板部77に設けられた孔79に、カバー部材64の支持軸88が挿嵌され、さらに、検知ギヤ72の当接部82が、カバー部材64の孔部92から露出される状態で、各ねじ孔64aおよび64bを介して、一方の側壁46にねじ止めされることにより、プロセスカートリッジ34の一方の側壁46側に取り付けられている。
このようにカバー部材64が取り付けられた状態において、当接部82は、孔部92の一端部93から露出するように配置される。
ドラムカートリッジ33は、図1に示すように、ドラムフレーム98と、そのドラムフレーム98内に設けられる感光ドラム99と、帯電器100と、転写ローラ101と、クリーニング部102とを備えている。
ドラムフレーム98は、図2に示すように、後方が、感光ドラム99、帯電器100、転写ローラ101およびクリーニング部102を収容するドラム収容部103として形成されている。また、ドラムフレーム98は、その前方が、上方が開放され、プロセスカートリッジ34を着脱自在に収容するプロセス収容部104として形成されている。また、このドラムフレーム98の一方側壁105には、入力ギヤ65および現像ローラ駆動ギヤ67の各軸を導入可能な導入部106と、導入部106よりも前側に設けられる受入部107とが形成されている。
導入部106は、ドラムフレーム98の一方側壁105の上端から下方後側に向かって湾曲状に延びる側面視略扇状の切り欠きとして形成されている。
受入部107は、ドラムフレーム98の一方側壁105において、上端から下方に向かって凹状に窪む切り欠きとして形成されており、プロセスカートリッジ34をドラムカートリッジ33に装着したときに、プロセスカートリッジ34の孔部92に対応し、膨出部97および当接部82を受け入れることができる大きさとして形成されている。
感光ドラム99は、図1に示すように、現像ローラ38の後方において、その現像ローラ38と対向配置されている。感光ドラム99は、ドラムフレーム98の幅方向に沿って設けられ、ドラムフレーム98の幅方向両端部において回転可能に支持されている。この感光ドラム99は、円筒状のアルミニウム素管の表面にポリカーボネートなどからなる正帯電性の感光層を形成したものであり、円筒状の素管は電気的に接地されている。
帯電器100は、感光ドラム99の上方において、感光ドラム99と接触しないように、所定間隔を隔てて対向配置され、ドラムフレーム98の幅方向に沿って設けられている。この帯電器100は、タングステン製の帯電用ワイヤからコロナ放電を発生させる正帯電用のスコロトロン型の帯電器であり、感光ドラム99の表面を一様に正極性に帯電させる。
転写ローラ101は、感光ドラム99の下方において、この感光ドラム99に対向配置され、ドラムフレーム98の幅方向に沿って設けられ、ドラムフレーム98の幅方向両端部において回転可能に支持されている。この転写ローラ101は、金属製のローラ軸に、導電性のゴム材料が被覆されて形成され、ローラ軸には図示しない電源が接続されている。トナーを用紙3へ転写する時には、ローラ軸に転写バイアスが印加される。
クリーニング部102は、ドラム収容部103内の後方において、感光ドラム99に対して現像ローラ38の反対側に設けられており、1次クリーニングローラ108と、2次クリーニングローラ109と、掻取スポンジ110と、紙粉貯留部111とを備えている。
1次クリーニングローラ108は、感光ドラム99と対向配置され、ドラムフレーム98の幅方向に沿って設けられ、ドラムフレーム98の幅方向両端部において回転可能に支持されている。この1次クリーニングローラ108には、クリーニング時に、クリーニングバイアスが印加されている。
2次クリーニングローラ109は、1次クリーニングローラ108と対向配置され、ドラムフレーム98の幅方向に沿って設けられ、ドラムフレーム98の幅方向両端部において回転可能に支持されている。
掻取スポンジ110は、2次クリーニングローラ109の上方において、2次クリーニングローラ109と接触するように対向配置され、ドラムフレーム98の幅方向に沿って設けられ、ドラムフレーム98の幅方向両端部において回転可能に支持されている。
紙粉貯留部111は、1次クリーニングローラ108よりも後方のドラム収容部103内の空間として形成されている。
そして、このレーザプリンタ1では、まず、ドラムカートリッジ33に、プロセスカートリッジ34が装着される。より具体的には、プロセスカートリッジ34をドラムカートリッジ33のドラムフレーム98のプロセス収容部104に、その上方から装着する。すると、カバー部材64の各軸孔91から突出した入力ギヤ65および現像ローラ駆動ギヤ67の各軸が、導入部106の上側から導入され、導入部106の最深部に配置される。また、カバー部材64の孔部92の他端部94に設けられた膨出部97が、ドラムフレーム98に形成された受入部107に受け入れられる。このようにして、プロセスカートリッジ34がドラムカートリッジ33に装着されて、プロセスユニット21が構成される。
そして、このプロセスユニット21は、開位置とされた前カバー32によって開口される開口31を介して、本体フレーム2の本体収容部30に収容される。
一方、本体フレーム2には、プロセスユニット21が本体収容部30に収容されたときに、プロセスカートリッジ34の新旧を判別するための新旧判別部112が設けられている。
新旧判別部112は、本体収容部30における本体フレーム2の一方側壁側に設けられ、図5(a)に示すように、アクチュエータ113、ばね部114および新旧検知センサ115を備えている。
アクチュエータ113は、杆状をなし、その前側に押圧部116と、その押圧部116の後側にガイド部117とを一体的に備えている。
押圧部116は、側面視略矩形状をなし、その前端に被当接面118が、その後端に被押圧面119がそれぞれ形成されている。
ガイド部117は、細長杆状をなし、押圧部116の後端部上側から後側に向かって延びるように形成されている。このガイド部117には、前後方向に沿って、ガイド溝117aが形成されている。
一方、本体フレーム2には、このガイド溝117aに嵌合するガイド突起117bが形成されている。そして、アクチュエータ113は、ガイド突起117bにガイド溝117aが嵌合されることにより、前後方向にスライド移動可能に、本体フレーム2に取り付けられている。
ばね部114は、本体フレーム2に固定された固定板121と、その固定板121に他方端部が固定されたばね122とを備えている。ばね122の一方端部は、押圧部116
の被押圧面119に当接されており、ばね122の付勢力によって、アクチュエータ113が、常には、前方に付勢され、第1位置に位置されている。
新旧検知センサ115は、ガイド部117の後端上方に設けられ、前後方向に揺動可能な検知レバー115aを備えている。この検知レバー115aは、ガイド部117のガイド溝117aに係止され、アクチュエータ113の前後方向への移動に伴って、前後方向に移動される。この新旧検知センサ115では、検知レバー115aが前側に揺動したときに、プロセスカートリッジ34の旧品を、後側に揺動したときに、プロセスカートリッジ34の新品を検知する。
そして、プロセスユニット21が、本体フレーム2の本体収容部30に装着されると、検知ギヤ72の当接部82が、アクチュエータ113の被当接面118に当接して押圧される。すると、検知ギヤ72の当接部82が、孔部92の一端部93からプロセスカートリッジ34の装着方向と反対方向(本体フレーム2の前側)の他端部94側へ少し移動され、図5(b)に示すように、検知ギヤ72の欠歯ギヤ部75が、第3中間ギヤ70と噛み合わない新品位置から、第3中間ギヤ70と噛み合う動力伝達位置に位置される。
また、このとき、アクチュエータ113は、当接部82に当接した反力により、ばね122の付勢力に抗して、後側に移動して第2位置に位置される。すると、新旧検知センサ115の検知レバー115aが、アクチュエータ113の後側への移動に伴って後側に揺動され、これによって、プロセスカートリッジ34の新品が検知される。
そして、このレーザプリンタ1では、プロセスユニット21が本体収容部30に装着されると、ウォーミングアップ動作が開始され、アジテータ36が回転駆動されるガラ回し動作が実行される。
すると、動力伝達位置において第3中間ギヤ70と噛み合っている検知ギヤ72には、アジテータ駆動ギヤ71に、入力ギヤ65から第1中間ギヤ68、第2中間ギヤ69および第3中間ギヤ70を介して動力が伝達されるのと同時に、入力ギヤ65から第1中間ギヤ68、第2中間ギヤ69および第3中間ギヤ70を介して動力が伝達され、アジテータ36の軸51の回転に従って検知ギヤ72が一体に回転され、動力伝達位置から、図6(b)に示すように、再び、第3中間ギヤ70と噛み合わない旧品位置へと移動される。
また、このとき、当接部82は、図5(a)に示す孔部92の一端部93から少し他端部94側に移動した位置から、孔部92に沿って、抵抗付与部96からの抵抗を受けながら、図6(a)に示すように、孔部92の他端部94に移動される。孔部92の他端部94に移動された当接部82は、その当接部82と同じ長さで形成されている膨出部97によって、その周りが囲まれる。
また、この当接部82の移動に伴って、アクチュエータ113は、ばね122の付勢力に従って、再び、前側に移動され、第1位置に位置される。すると、新旧検知センサ115の検知レバー115aが、アクチュエータ113の前側への移動に伴って前側に揺動され、これによって、プロセスカートリッジ34の旧品が検知される。
また、アジテータ36は時計回りの一方向にのみ回転されるので、旧品位置へと回転された検知ギヤ72は、それ以後、再び逆回転して新品位置側へと回転することはなく、すなわち、検知ギヤ72は、新品位置から旧品位置へと不可逆的に回転された状態となる。なお、検知ギヤ72は、旧品位置に位置された状態で、軸51の回転駆動を許容するように、軸51に対して摺動される。
そして、ウォーミングアップ動作が終了した以降は、通常の印刷動作が実行されるようになり、この場合は、図1に示すように、アジテータ36の回転により、トナー収容室40内に収容されるトナーが、フィルム部材53によって掻き上げられ、現像室41に搬送される。
現像室41内に搬送されてきたトナーは、供給ローラ37の回転によって、現像ローラ38に供給される。この供給ローラ37から現像ローラ38へのトナーの供給時において、供給ローラ37と現像ローラ38との間においてトナーが摺擦され正極性に帯電される。
そして、帯電されたトナーは、現像ローラ38の表面上に担持され、現像ローラ38の回転に伴って、現像ローラ38と層厚規制ブレード39の圧接部62との間に進入する。トナーは現像ローラ38と圧接部62との間を通過するときに、さらに摩擦によって帯電され、その層の厚さが規制されて、現像ローラ38の表面上に薄層として担持される。
一方、ドラムカートリッジ33では、感光ドラム99の回転に伴なって、感光ドラム99の表面は、帯電器100により一様に正帯電され、画像データに基づいてスキャナ部20から発光されたレーザビームが照射されることにより露光され、静電潜像が形成される。
次いで、現像ローラ38の回転により、現像ローラ38の表面上に担持されかつ正極性に帯電されているトナーが、感光ドラム99に対向して接触する時に、感光ドラム99の表面上に形成される静電潜像、すなわち、一様に正帯電されている感光ドラム99の表面のうち、レーザビームによって露光され電位が下がっている露光部分に供給され、選択的に担持されることによって可視像化される。
そして、感光ドラム99の回転に伴い、レジストローラ11から搬送されてくる用紙3が感光ドラム99の表面と接触しながら、感光ドラム99と転写ローラ101との間を通る間に、感光ドラム99の表面に担持されたトナーが、用紙3に転写される。トナーが転写された用紙3は、定着部22に向けて搬送される。
また、用紙3に転写されずに、感光ドラム99に残存するトナーは、クリーニング部102において回収される。すなわち、クリーニング部102では、トナーを用紙3へ転写する時には、1次クリーニングローラ108に低バイアスが印加され、感光ドラム99に残存するトナーが、1次クリーニングローラ108に一時的に捕捉される。
一方、トナーが用紙3へ転写されない時、つまり、連続して送られる用紙3と用紙3との間隔に相当する間には、1次クリーニングローラ108に高バイアスが印加され、1次クリーニングローラ108に一時的に捕捉されているトナーが感光ドラム99に戻され、転写時に用紙3から感光ドラム99に付着した紙粉が、1次クリーニングローラ108に捕捉される。感光ドラム99に戻されたトナーは、現像ローラ38によって回収される。1次クリーニングローラ108に捕捉された紙粉は、2次クリーニングローラ109と対向した時に、その2次クリーニングローラ109に捕捉される。2次クリーニングローラ109に捕捉された紙粉は、掻取スポンジ110と対向した時に、その掻取スポンジ110によって掻き取られ、紙粉貯留部111に溜められる。
定着部22は、プロセスユニット21の後方であって、用紙3の搬送方向下流側に設けられており、加熱ローラ123と、加圧ローラ124と、搬送ローラ125とを備えている。加熱ローラ123は、金属製の素管内にヒータとしてハロゲンランプを備えている。加圧ローラ124は、加熱ローラ123の下方に対向配置され、その加熱ローラ123を
下方から押圧するように設けられている。また、搬送ローラ125は、加熱ローラ123および加圧ローラ124に対して、用紙3の搬送方向下流側に設けられている。
用紙3に転写されたトナーは、加熱ローラ123と加圧ローラ124との間を通る間に、熱によって溶融し、用紙3に固着する。用紙3は、搬送ローラ125によって、搬送ローラ125の後方において上下方向に配置されるガイド板126に案内されて、排紙ローラ127に向けて搬送される。
排紙ローラ127によって搬送されてきた用紙3は、その後、排紙ローラ127によって、排紙トレイ128上に排紙される。
○制御系統
以下に、本レーザプリンタ1の制御系統について説明する。
本レーザプリンタ1は、図7に示すように、CPU202、RAM204、NVRAM(Non Volatile RAM)206、ROM208、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)210、スキャナモータ222、メインモータ224、給紙ソレノイド2
28、用紙センサ234、カバーオープンスイッチ236、発光器242、受光器244、入力パネル252、表示パネル254、帯電器100、新旧検知センサ115などにより制御系が構成されている。
これらのうち、RAM204、NVRAM206、ROM208およびASIC210のみがCPU202に接続されており、CPU202は、ROM208またはNVRAM206に記憶された処理手順に従って、その処理結果をRAM204またはNVRAM206に記憶させながら、ASIC210を介して各構成要素を制御する。
また、スキャナモータ222は、スキャナ部20内のポリゴンミラー23等を回転させるモータである。
また、メインモータ224は、上記した感光ドラム99及び転写ローラ101等を同期させつつ回転させるモータである。また、このメインモータ224は、プロセスカートリッジ34のギヤ機構部63を構成する入力ギヤ65も回転させ、こうして、ギヤ機構部63を駆動させることにより、プロセスカートリッジ34における現像ローラ38及びアジテータ36を回転させることができる。
また、カバーオープンスイッチ236は、前カバー32により開口31が被覆されているときにOFF状態、開口31が開放されたときにON状態となるような位置関係(図示されない)で本体フレーム2内部に配置されており、この切替状態に応じて、前カバー32により開口31が開放されていること、または、開口31が被覆されていることを検出するためのスイッチである。
また、給紙ソレノイド228は、用紙の供給に用いられるソレノイドである。
また、用紙センサ234は、上記した用紙の搬送経路上に設けられており、用紙が転写ローラ101の位置に搬送されてきたこと及び転写ローラ101の位置から離脱したことを検出するためのセンサである。
また、発光器242は、ASIC210からの指令を受けて駆動し、トナー残量検出用の残量検出光を、トナー残量検知用窓56および光透過部57などを介してプロセスユニット21内部(トナー収容室40内)に射出する。このとき、プロセスユニット21内部に充填されているトナーの残量が少なければ、発光器242による残量検出光が、受光器244まで到達するような光路が形成されている。そして、受光器244は、この光路を通過してきた残量検出光を受光している期間のみ検出信号をASIC210に出力する。
○交換状態設定処理
以下に、CPU202により実行される交換状態設定処理の処理手順を図8に基づいて説明する。この交換状態設定処理は、レーザプリンタ1の電源投入の際、あるいは、前カバー32による開口31の開閉動作(開放後に被覆する動作)がカバーオープンスイッチ236により検出された際に開始される。
まず、メインモータ224の回転をスタートさせる(s110)。ここでは、メインモータ224を回転させることにより、アジテータ36が回転駆動されるガラ回し動作を開始させる。
次に、新旧判別部112の新旧検知センサ115により、プロセスカートリッジ34が新品のプロセスカートリッジ34に交換されたか否かをチェックする(s120)。ここでは、新旧判別部112の新旧検知センサ115によって、プロセスカートリッジ34が交換されており、かつ、交換されたプロセスカートリッジ34が新品であることを検出する。
このs120の処理で、新品のプロセスカートリッジ34に交換されたことが検出されていなければ(s120:NO)、本交換状態設定処理を終了する。
一方、s120の処理で、新品のプロセスカートリッジ34に交換されたことが検出されていれば(s120:YES)、こうして新品のプロセスカートリッジ34に交換されたことが検出された検出回数を積算する(s130)。本実施形態において、NVRAM206には、新品のプロセスカートリッジ34に交換されたことが検出された検出回数を積算するための新品検知カウンタが格納されているため、このs130の処理では、この新品検知カウンタをインクリメント(1を加算)することにより検出回数の積算を行い、これにより、検出回数の積算値がNVRAM206に記憶される。
次に、新品のプロセスカートリッジ34に交換されたことが検出された検出回数の積算値(新品検知カウンタの積算値)が、所定の第1検出しきい値となっているか否かをチェックする(s140)。ここでは、新品検知カウンタの積算値が、NVRAM206に記憶された変数N1にセットされた第1検出しきい値となっているか否かをチェックする。
本レーザプリンタ1において用いられるプロセスカートリッジ34は、そのトナーの充填量に応じて、レーザプリンタ1の出荷時に装着されることとなる第1のプロセスカートリッジ、および、出荷以降に交換(出荷後に第1のプロセスカートリッジから交換して装着)される,つまり市販品である第2のプロセスカートリッジ、といった2種類のものが存在している。このような種類の異なるプロセスカートリッジにおいては、そのトナーの充填量が異なっていることから、後述の処理でプロセスカートリッジを交換すべき交換状態になったことを検出するための基準も種類に応じて異なったものにする必要がある。ここで、第1のプロセスカートリッジについては、上述のように、出荷時に装着されるだけのものであり、出荷後に新品のものが装着されることはない。そのため、本実施形態においては、出荷までの検査,試験などで第1のプロセスカートリッジが新品のものに交換されうる最大の回数(新品検知カウンタにより積算されうる最大のカウント値;本実施形態においては「1」)を、上述の第1検出しきい値として検出回数のチェックを行うように構成されている。これにより、このs140の処理では、検出回数が第1検出しきい値となっていれば、第1のプロセスカートリッジに交換され、検出回数が第1検出しきい値より大きければ、第2のプロセスカートリッジに交換されたことを検出することができる。なお、本実施形態において、トナーの充填量は、第2のプロセスカートリッジよりも第1のプロセスカートリッジの方が少ないものとする。
このs140の処理で、検出回数が第1検出しきい値となっていれば(s140:YE
S)、プロセスカートリッジ34が第1のプロセスカートリッジに交換されたとして、後述の処理でプロセスカートリッジ34が交換状態になったことを検出するための基準を、第1のプロセスカートリッジ用の基準に設定する(s150)。本実施形態においては、プロセスカートリッジ34に充填されたトナーが劣化した状態を交換状態として検出するために、プロセスカートリッジ34におけるアジテータ36を回転させてトナーを攪拌する攪拌回数を基準とする。
アジテータ36によりトナーを攪拌する場合、トナーの充填量(または残量)が少ないほど、アジテータ36の回転に伴って同じトナー粒子の攪拌される確率が高くなるため、これに伴いトナーが劣化しやすくなる。よって、このs150の処理では、トナーの充填量が少ない第1のプロセスカートリッジ用の基準として、あらかじめ定められた少なめの攪拌回数(本実施形態においては2万回)をNVRAM206に記憶された変数Mにセットすることにより、第1のプロセスカートリッジ用の基準を設定する。なお、攪拌回数は、アジテータ36による攪拌が行われる毎に、NVRAM206に記憶された攪拌カウンタに積算されるものである(CPU202による)が、本実施形態においては、アジテータ36による攪拌回数そのものではなく、アジテータ36を間接的に回転させるメインモータ224の回転に従って積算が行われる。
一方、上述したs140の処理で、検出回数が第1検出しきい値でなければ(s140:NO)、プロセスカートリッジ34が第2のプロセスカートリッジに交換されたとして、後述の処理でプロセスカートリッジ34が交換状態になったことを検出するための基準を、第2のプロセスカートリッジ用の基準に設定する(s160)。ここでは、s150の処理と同様の理由から、トナーの充填量が多い第2のプロセスカートリッジ用の基準としてあらかじめ定められた攪拌回数(第1のプロセスカートリッジよりも多め;本実施形態においては4万回)をNVRAM206に記憶された変数Mにセットすることにより、第2のプロセスカートリッジ用の基準を設定する。
そして、s150,s160の処理で、プロセスカートリッジ34が交換状態になったことを検出するための基準を設定したら、s110の処理でスタートさせたメインモータ224の回転をストップさせた後(s170)、本交換状態設定処理を終了する。このs170の処理では、メインモータ224の回転を停止させることにより、アジテータ36が回転駆動されるガラ回し動作を終了させる。
○交換状態検知処理
以下に、CPU202により実行される交換状態検知処理の処理手順を図9に基づいて説明する。この交換状態検知処理は、所定期間(本実施形態においては、5ms)毎に繰り返し実行される処理である。
まず、受光器244からの検出信号に基づいてプロセスカートリッジ34を交換すべき交換状態になっているか否か,つまりプロセスカートリッジ34に充填されているトナーの残量が少ない状態(トナーエンプティ)になっているか否かをチェックする(s210)。ここでは、受光器244から検出信号が出力されていれば、トナーエンプティになっていると判定する。
このs210の処理で、トナーエンプティになっていると判定されたら(s210:YES)、ASIC210に接続された各構成要素により印刷(つまり画像形成動作)が実行されている最中であるか否かをチェックする(s220)。
このs220の処理で印刷が実行中であると判定されたら(s220:YES)、実行中の印刷を停止させるための停止要求をASIC210に送信した後(s230)、次の処理(s240の処理)へ移行する一方、s220の処理で印刷が実行中でないと判定さ
れたら(s220:NO)、停止要求を送信することなく、次の処理(s240の処理)へ移行する。なお、s230の処理で送信された停止要求を受けたASIC210は、印刷中の用紙が排出されるまで各構成要素による動作を行わせた後、各構成要素による動作を停止させる。
そして、トナーの残量が少なくなったためにプロセスカートリッジ34を交換すべき旨のメッセージ(トナーライフエンド表示)を表示パネル254に表示させた後(s240)、本交換状態検知処理を終了する。
また、上述したs210の処理で、トナーエンプティになっていないと判定された場合(s210:ON)、NVRAM206に記憶された攪拌カウンタおよび変数Mに基づいてプロセスカートリッジ34を交換すべき交換状態になっているか否か、具体的には、充填されたトナーの攪拌回数の積算値(攪拌カウンタの積算値)が交換状態とされるための基準値(変数Mの値)に到達しているか否かをチェックする(s250)。
このs250の処理で、攪拌カウンタによる積算値が変数Mの値に到達している場合には(s250:YES)、s220の処理へ移行して印刷が実行中であるかのチェックを行う一方、攪拌カウンタによる積算値が変数Mの値に到達していない場合には(s250:NO)、本交換状態検知処理を終了する。
[第1実施形態の効果]
このように構成されたレーザプリンタ1によれば、図8におけるs140の処理により、新品のプロセスカートリッジが装着された回数(新品検知カウンタの積算値)と、出荷までの間で第1のプロセスカートリッジが新品のものに交換されうる最大の回数と、の大小を比較することで、交換後のプロセスカートリッジの種類が、出荷時に装着される第1のプロセスカートリッジであるか出荷後に交換される第2のプロセスカートリッジであるか判定することができる。
また、図9におけるs210,s250の処理でプロセスカートリッジ34の状態が交換状態であると判定された場合には、同図s230の処理にて実行中の印刷を停止させることができ、また、同図s240の処理にてプロセスカートリッジ34を交換すべき旨を報知することができる。
このとき、同図s250の処理で判定を行う際の基準値(設定済みの攪拌回数)は、図8におけるs140の処理で判定されたプロセスカートリッジ34の種類に対応する値として設定されたものである。これにより、プロセスカートリッジ34の種類に応じた「設定済みの攪拌回数」に到達したか否かを判定できるようになるため、トナーが劣化していないにも拘わらず印刷停止および報知を行ってしまったり、トナーが劣化しているにも拘わらず印刷停止および報知を行うことができなかったり、といったことを防止することができる。その結果、図9におけるs230の処理で適切に印刷を停止させることができ、同図s240の処理で適切に報知を行うことができるようになる。
[第2実施形態]
本実施形態におけるレーザプリンタ1は、発光器242および受光器244によりトナーエンプティを検出する構成を備えていない点で第1実施形態におけるレーザプリンタ1と相違する。
発光器242および受光器244によりトナーエンプティを検出する構成を備えていない替わりに、本実施形態においては、CPU202が、印刷すべき画像を示す画像データが発生する毎に、この画像データで示される画像を印刷するにあたり画像を形成するのに必要なドットの数をNVRAM206に記憶されたドットカウンタに積算している。そして、後述するように、このドットカウンタの積算値と、プロセスカートリッジ34の種類
に応じたトナーの充填量をドットの数に換算した値と、を比較することにより、トナーエンプティを検出するように構成されている。
○交換状態設定処理
本実施形態における交換状態設定処理では、s150,s160の処理で設定される基準値が第1実施形態と相違する。
本実施形態におけるs150,s160の処理では、上述した攪拌回数,および,本レーザプリンタ1により印刷した画像を形成するドット数の総数を設定する。ドット数の総数は、その値が大きいほど実際に画像形成に使用できるトナーの量が多くなることを示しているため、トナーの充填量が多いプロセスカートリッジであれば、その充填量に応じた期間だけ、プロセスカートリッジ34を交換すべき交換状態となることはない。
よって、このs150,s160の処理では、プロセスカートリッジそれぞれの充填量に応じて、この充填量(または、ここから所定量の印刷が可能な量を差し引いた量)のトナーをドットの数に換算してなる値をNVRAM206に記憶された変数Dにセットし、これにより、各プロセスカートリッジ用の基準を設定する。本実施形態においては、具体的な基準値として、第1のプロセスカートリッジに対して200億、第2のプロセスカートリッジに対して400億が設定される。
なお、このs150,s160の処理では、基準を設定すると共にドットカウンタのリセット(「0」とする)が行われる。
○交換状態検知処理
本実施形態における交換状態検知処理では、s210の処理においてトナーエンプティを検出する検出方法が第1実施形態と相違する。
具体的にいうと、本実施形態におけるs210の処理では、NVRAM206に記憶されたドットカウンタおよび変数Dに基づいてプロセスカートリッジ34を交換すべき交換状態になっているか否か、具体的には、画像を形成するのに使用したドット数の総数(ドットカウンタの積算値)がトナーエンプティと判定するための基準値(変数Dの値)に到達しているか否かをチェックする。本実施形態においては、画像を形成するにあたり画像を形成するのに必要なドット数をドットカウンタにより積算しているため、この積算値が、トナーエンプティと判定するための基準値として変数Dにセットされた値以上となっていれば、トナーエンプティとなっていると判定する。
[第2実施形態の効果]
このように構成されたレーザプリンタ1によれば、第1実施形態と同様の構成から得られる作用,効果の他に、以下に示すような作用,効果を得ることができる。
このレーザプリンタ1によれば、図9におけるs210の処理で、画像を形成するのに使用したドット数の総数(ドットカウンタの積算値)がトナーエンプティと判定するための基準値(変数Dの値)に到達した状態を、プロセスカートリッジの状態が交換状態になったこととして検出することができる。
このとき、s210の処理で判定を行う際の基準値(ドット数の総数)は、図8におけるs140の処理で判定されたプロセスカートリッジ34の種類に対応する値として設定されたものである。これにより、プロセスカートリッジ34の種類に応じた「ドット数の総数」まで到達したか否かを判定できるようになるため、トナーの残量が充分にあるにも拘わらず印刷停止および報知を行ってしまったり、トナーの残量がないにも拘わらず印刷停止および報知を行うことができなかったり、といったことを防止することができる。
また、図9におけるs210の処理では、トナーエンプティを検出するのにドットカウ
ンタの積算値を利用しているため、発光器242および受光器244からなる構成のように、プロセスカートリッジ34内部のトナーが発光器242から受光器244へと至る経路を物理的に塞ぐことに起因する誤検出が発生することはない。
[第3実施形態]
本実施形態におけるレーザプリンタは、第2実施形態におけるレーザプリンタ1と同様の構成であり、一部処理手順が異なるだけであるため、この相違点についてのみ詳述する。
○交換状態設定処理
本実施形態における交換状態設定処理は、s130の処理の後、図10に示すように、新品のプロセスカートリッジ34に交換されたことが検出された検出回数の積算値(新品検知カウントの積算値)が、所定の第2検出しきい値以上となっているか否かをチェックする(s132)。ここでは、新品検知カウンタの積算値が、所定の第2検出しきい値(第1しきい値よりも大きな値;本実施形態においては「2」)以上となっているか否かをチェックする。なお、この第2検出しきい値は、NVRAM206に記憶された変数N2にセットされている値である。
このs132の処理で、検出回数の積算値が第2検出しきい値以下となっていなければ(s132:NO)、s160の処理へ移行する一方、検出回数の積算値が第2検出しきい値以下となっていれば(s132:YES)、s140の処理へ移行する。
また、s140の処理で「NO」と判定された場合には、本レーザプリンタ1により印刷を行った印刷枚数が所定の形成しきい値以下であるか否かをチェックする(s142)。本実施形態においては、画像の印刷が行われる毎に、その印刷したページ数がNVRAM206に記憶されたページカウンタに積算されるように構成されている(CPU202による)。そのため、このs142の処理では、この積算値が、形成しきい値以下であるか否かチェックする。なお、本実施形態においては、出荷までの検査,試験などで印刷されうる最大のページ数(本実施形態においては「10」)が、上述の形成しきい値としてNVRAM206に記憶された変数Pにセットされおり、この変数Pの値に基づいて印刷枚数のチェックが行われる。
そして、このs142の処理で、印刷枚数が形成しきい値以下であれば(s142:YES)、s150の処理へ移行する一方、印刷枚数が形成しきい値以下でなければ(s142:NO)、s160の処理へ移行する。これにより、検出回数が第1検出しきい値に到達していても、印刷枚数が形成しきい値以下であれば、第1のプロセスカートリッジに交換されたと判定される。
なお、この後に行われるs150,s160の処理では、基準を設定すると共にドットカウンタのリセット(「0」とする)が行われる。
[第3実施形態の効果]
このように構成されたレーザプリンタ1によれば、第2実施形態と同様の構成から得られる作用,効果の他に、以下に示すような作用,効果を得ることができる。
このレーザプリンタ1によれば、図10におけるs132〜s142の処理により、新品のプロセスカートリッジが装着された回数(新品検知カウンタの積算値)だけでなく、出荷までの間に印刷されうる最大の印刷枚数(ページカウンタの積算値)に基づいて、交換後のプロセスカートリッジの種類が、出荷時に装着される第1のプロセスカートリッジであるか、出荷後に装着される第2のプロセスカートリッジであるか判定することができる。
また、複数のパラメータによりプロセスカートリッジの種類を判定する構成とするのは
、プロセスカートリッジの種類を判定するための精度を高めるために好適である。
[変形例]
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態においては、新旧判別部112によりプロセスカートリッジ34が新品であるか否かを判定するように構成されたものを例示した。しかし、このような判定を行うための構成としては、新旧判別部112以外を採用してもよい。例えば、ソフトウェア的な手法のみで実現するような構成を採用することが考えられる。
また、上記第2,第3実施形態においては、ドットカウンタにドット数を積算することにより、トナーの使用量を積算するように構成されたものを例示した。しかし、トナーの使用量を積算するための構成として別の構成を採用してもよく、例えば、印刷すべき画像を形成するのに必要なドットの面積を積算するように構成する、といったことが考えられる。
また、上記第1実施形態においては、図8におけるs150,s160の処理で、プロセスカートリッジ34の種類に応じた攪拌回数を基準として設定するように構成されたものを例示した。しかし、これら処理においては、攪拌回数の替わりに、第2実施形態において利用されている「ドット数の総数」のみを基準として設定するように構成してもよい。
また、上記実施形態においては、図9におけるs250の処理で攪拌回数が基準値に到達したか否かを判定するように構成されたものを例示した。しかし、図11に示すように、このs250の処理を行わず、s210の処理で「NO」と判定された場合に、直ちに交換状態検知処理を終了するように構成してもよい。
また、上記第3実施形態においては、図10におけるs132〜s142の処理により、プロセスカートリッジの種類を判定するように構成されたものを例示した。しかし、これら処理のうち、s142の処理のみでプロセスカートリッジ34の種類を判定するように構成してもよい。この場合、図12に示すように、s130の処理の後、s142の処理へ移行し、このs142の処理で「YES」と判定されたら、s150の処理へ移行する一方、s142の処理で「NO」と判定されたら、s160の処理へ移行する、ように構成すればよい。このように構成すれば、s142の処理により、出荷までの間に印刷されうる最大の印刷枚数(ページカウンタの積算値)に基づいて、交換後のプロセスカートリッジの種類が、出荷時に装着される第1のプロセスカートリッジであるか、出荷後に装着される第2のプロセスカートリッジであるか判定することができる。
[本発明との対応関係]
以上説明した実施形態において、レーザプリンタ1は本発明における画像形成装置である。
また、新旧判別部112および図8,図10,図12におけるs120の処理は本発明における新品検出手段であり、同図s130の処理は本発明における検出記憶手段であり、同図s150,s160の処理は本発明における交換設定手段である。
また、図8におけるs140,図10におけるs132〜s142,図12におけるs142の処理は本発明における種類判定手段であり、
また、ページカウンタおよびページカウンタにページ数を積算する処理を行うCPU202は本発明における形成記憶手段であり、ドットカウンタおよびドットカウンタにドッ
ト数を積算する処理を行うCPU202は本発明における使用量記憶手段であり、攪拌カウンタおよび攪拌カウンタに攪拌回数を積算する処理を行うCPU202は本発明における攪拌記憶手段である。
また、図9,図11におけるs210,s250(図11はs210のみ)の処理は本発明における交換検出手段であり、同図s240の処理は本発明における交換報知手段であり、同図s230の処理は本発明における動作停止手段である。
なお、上述した実施形態においては、プロセスカートリッジ34が本発明におけるプロセスカートリッジに相当するが、プロセスユニット21を本発明のプロセスカートリッジとして構成してもよい。
レーザプリンタにおける要部の横断面図 プロセスユニットを示す側面図 プロセスカートリッジを示す側面図その1((b)はカバー部材が取り外された状態) プロセスカートリッジの平面図 プロセスカートリッジを示す側面図その2((b)はカバー部材が取り外された状態) プロセスカートリッジを示す側面図その3((b)はカバー部材が取り外された状態) レーザプリンタの制御系統を示すブロック図 第1,第2実施形態における交換状態設定処理の処理手順を示すフローチャート 第1〜第3実施形態における交換状態検知処理の処理手順を示すフローチャート 第3実施形態における交換状態設定処理の処理手順を示すフローチャート 別の実施形態における交換状態検知処理の処理手順を示すフローチャート 別の実施形態における交換状態設定処理の処理手順を示すフローチャート
1…レーザプリンタ、2…本体フレーム、3…用紙、4…フィーダ部、5…画像形成部、6…給紙トレイ、7…給紙機構部、8…搬送ローラ、9…搬送ローラ、10…搬送ローラ、11…レジストローラ、12…用紙押圧板、13…給紙ローラ、14…分離パット、15…ばね、16…マルチパーパストレイ、17…マルチパーパス給紙ローラ、18…マルチパーパス分離パット、20…スキャナ部、21…プロセスユニット、22…定着部、23…ポリゴンミラー、24…レンズ、25…レンズ、26…反射鏡、27…反射鏡、28…反射鏡、30…本体収容部、31…開口、32…前カバー、33…ドラムカートリッジ、34…プロセスカートリッジ、35…筐体、36…アジテータ、37…供給ローラ、38…現像ローラ、39…層厚規制ブレード、40…トナー収容室、41…現像室、42…前壁、43…底壁、44…下壁、45…ブレード支持壁、46…側壁、46…両側壁、47…側壁、48…上カバー、49…上板、50…上側仕切板、51…軸、52…羽根部材、53…フィルム部材、54…ワイパ支持部、55…ワイパ部材、56…トナー残量検知用窓、57…光透過部、58…トナー充填口、59…キャップ、61…部材、62…圧接部、63…ギヤ機構部、64…カバー部材、64a…孔、64b…孔、65…入力ギヤ、66…供給ローラ駆動ギヤ、67…現像ローラ駆動ギヤ、68…第1中間ギヤ、69…第2中間ギヤ、70…第3中間ギヤ、71…アジテータ駆動ギヤ、72…検知ギヤ、73…検知ギヤ本体部、74…ガイド部材、75…欠歯ギヤ部、76…当接部材、77…側板部、78…筒部、79…孔、80…切欠部、81…支持部、82…当接部、83…後側カ
バー部、84…前側カバー部、85…後側板部、86…後側脚部、87…円板部、88…支持軸、89…前側脚部、91…軸孔、92…孔部、93…一端部、94…他端部、95…ガイド壁、96…抵抗付与部、97…膨出部、98…ドラムフレーム、99…感光ドラム、100…帯電器、101…及び転写ローラ、101…転写ローラ、102…クリーニング部、103…ドラム収容部、104…プロセス収容部、105…一方側壁、106…導入部、107…受入部、108…次クリーニングローラ、109…次クリーニングローラ、110…掻取スポンジ、111…紙粉貯留部、112…新旧判別部、113…アクチュエータ、114…ばね部、115…新旧検知センサ、115a…検知レバー、116…押圧部、117…ガイド部、117a…ガイド溝、117b…ガイド突起、118…被当接面、119…被押圧面、121…固定板、123…加熱ローラ、124…加圧ローラ、125…搬送ローラ、126…ガイド板、127…排紙ローラ、202…CPU、204…RAM、206…NVRAM、208…ROM、210…ASIC、222…スキャナモータ、224…メインモータ、228…給紙ソレノイド、234…用紙センサ、236…カバーオープンスイッチ、242…発光器、244…受光器、252…入力パネル、254…表示パネル。

Claims (11)

  1. 交換可能なプロセスカートリッジを装着した状態で使用される画像形成装置であって、
    装着されたプロセスカートリッジが新品のプロセスカートリッジであるか否かを検出する新品検出手段と、
    該新品検出手段により新品のプロセスカートリッジであることが検出された検出回数を記憶する検出記憶手段と、
    前記新品検出手段により新品のプロセスカートリッジであることが検出された際、前記検出記憶手段により記憶された検出回数に基づいて、装着されたプロセスカートリッジの種類を判定する種類判定手段と、を備えており、
    前記種類判定手段は、前記検出記憶手段により記憶された検出回数と予め設定された検出しきい値との大小を比較することにより、プロセスカートリッジの種類を判定して、
    さらに、
    前記検出しきい値が、当該画像形成装置の出荷までに前記検出記憶手段により記憶されうる最大の検出回数である場合において、
    前記種類判定手段は、前記検出記憶手段により記憶された検出回数が前記検出しきい値以下であれば、当該画像形成装置の出荷時に装着される第1のプロセスカートリッジであると判定し、また、前記検出回数が前記検出しきい値より大きければ、当該画像形成装置の出荷後に前記第1のプロセスカートリッジと交換して装着される第2のプロセスカートリッジであると判定する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記検出記憶手段は、前記新品検出手段により新品のプロセスカートリッジであることが検出された回数を積算してなる検出回数を記憶する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 当該画像形成装置により画像の形成が行われた画像形成回数を記憶する形成記憶手段を備えており、
    前記種類判定手段は、前記検出記憶手段により記憶された検出回数と前記形成記憶手段により記憶された画像形成回数とに基づいて、前記装着されたプロセスカートリッジの種類を判定する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記種類判定手段は、前記検出記憶手段により記憶された検出回数が前記検出しきい値以下である場合において、前記形成記憶手段により記憶された画像形成回数が予め設定された形成しきい値より大きければ、前記装着されたプロセスカートリッジが前記第2のプロセスカートリッジであると判定し、前記形成記憶手段により記憶された画像形成回数が前記形成しきい値以下であれば、前記装着されたプロセスカートリッジが前記第1のプロセスカートリッジであると判定する
    ことを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  5. 前記形成記憶手段は、画像の形成が行われた回数を積算してなる画像形成回数を記憶する
    ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記種類判定手段により判定されたプロセスカートリッジの種類に対応する、該プロセスカートリッジの交換状態を設定する交換設定手段と、
    前記装着されたプロセスカートリッジの状態が、前記交換設定手段により設定された前記交換状態になったことを検出する交換検出手段と、
    該交換検出手段により交換状態になったことが検出された以降に、プロセスカートリッジを交換すべき旨を報知する交換報知手段と、を備えている
    ことを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記種類判定手段により判定されたプロセスカートリッジの種類に対応する、該プロセスカートリッジの交換状態を設定する交換設定手段と、
    前記装着されたプロセスカートリッジの状態が、前記交換設定手段により設定された前記交換状態になったことを検出する交換検出手段と、
    該交換検出手段により交換状態になったことが検出された以降に、当該画像形成装置による画像形成動作を停止させる動作停止手段と、を備えている
    ことを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の画像形成装置。
  8. プロセスカートリッジが交換された以降、該プロセスカートリッジにおいて画像形成に用いられたトナーの使用量を記憶する使用量記憶手段を備えており、
    前記交換設定手段は、前記種類判定手段により判定されたプロセスカートリッジの種類に対応するトナーの充填量を設定し、
    前記交換検出手段は、前記使用量記憶手段により記憶されたトナーの使用量が、前記交換設定手段により設定されたトナーの充填量に到達したことを検出する
    ことを特徴とする請求項または請求項に記載の画像形成装置。
  9. プロセスカートリッジが交換された以降、該プロセスカートリッジ内部のトナーを攪拌する、攪拌部材の攪拌回数を記憶する攪拌記憶手段を備えており、
    前記交換設定手段は、前記種類判定手段により判定されたプロセスカートリッジの種類に対応して予め設定された前記攪拌部材の攪拌回数を設定し、
    前記交換検出手段は、前記攪拌記憶手段により記憶された攪拌回数が、前記交換設定手段により設定された攪拌回数に到達したことを検出する
    ことを特徴とする請求項または請求項に記載の画像形成装置。
  10. 前記攪拌記憶手段は、プロセスカートリッジ内部のトナーを攪拌する回数を積算してなる攪拌回数を記憶する
    ことを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  11. 請求項1から1のいずれかに記載の画像形成装置として機能させるための各種処理手順をコンピュータシステムに実行させるためのプログラム。
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