JP5160959B2 - 原稿圧着板開閉装置並びに原稿圧着板を備えた事務機器 - Google Patents

原稿圧着板開閉装置並びに原稿圧着板を備えた事務機器 Download PDF

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Description

本発明は、複写機、印刷機、ファクシミリ、スキャナー等の原稿圧着板を有する事務機器に用いて好適な、原稿圧着板開閉装置、及びその原稿圧着板を備えた事務機器に関するものである。
複写機、印刷機、ファクシミリ、スキャナー等の事務機器の機器本体には、その機器本体の上面後部に機器本体に備えたコンタクトガラスの上面を覆う原稿圧着板が原稿圧着板開閉装置を介して開閉可能に取り付けられている。原稿圧着板開閉装置は、一種のヒンジ機構であり、原稿圧着板をヒンジ軸まわりに回動可能に軸支して、機器本体の上面のコンタクトガラス上に原稿圧着板を圧着させることができると共に、そのコンタクトガラスを露出させることができる。原稿をコンタクトガラス上にセットするには、原稿圧着板を開いて(原稿圧着板がコンタクトガラスから離間する方向(開成方向ということがある。)に移動させて)コンタクトガラスの上面を露出させ、そのコンタクトガラス上に原稿を載置した後、原稿圧着板を閉じて、原稿圧着板で原稿をコンタクトガラス上に圧着させるものである。
このような原稿圧着板開閉装置の中には、コンプレッションスプリングの付勢力により本来の重量を感じさせることなく原稿圧着板を開くことができる原稿圧着板開閉装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この原稿圧着板開閉装置は、事務機器の機器本体に取り付けられる取付部材と、この取付部材にヒンジピンを介して回動可能に設けられていると共に原稿圧着板に取り付けられる支持部材と、支持部材を開成方向へ付勢するコンプレッションスプリングとを備えている。このコンプレッションスプリングによって支持部材を介して原稿圧着板が開成方向に回転付勢されているので、原稿圧着板を開成方向に回転するときには、コンプレッションスプリングの付勢力により本来の重量を感じさせることなく原稿圧着板を開くことができる。
特許第3262457号
この特許文献1に記載されている原稿圧着板開閉装置は、原稿圧着板を閉じる(閉成方向に回転させる)ときには、最初はコンプレッションスプリングの付勢力に抗するために多少の力が必要であるが、途中でコンプレッションスプリングが原稿圧着板を付勢する付勢力より原稿圧着板を閉じようとする回転モーメントが大きくなるので、原稿圧着板を容易に閉じることができる。しかし、特に原稿圧着板が自動原稿送り装置付きで重量のある場合、原稿圧着板の回転速度が速くなって原稿圧着板が勢いよくコンタクトガラスにぶつかる恐れがある。そこで、ダンパー手段を設けたりするなどとしてさまざまな工夫がなされているが、いずれのものも製作コストが高くなったり、あるいは原稿圧着板の開閉操作時の操作フィーリングが悪かったりすることから、製作コストが高くならない簡単な構成で、かつ、開閉操作時のフィーリングにも影響を及ぼさないブレーキ機能付きの原稿圧着板開閉装置が求められている。
本発明の目的は、製作コストが高くならない簡単な構成でブレーキ機能を発揮し、操作フィーリングも良好な原稿圧着板開閉装置及び原稿圧着板を備えた事務機器を提供することにある。
前記の目的を達成するために本発明に係る原稿圧着板開閉装置は、原稿圧着板を有する事務機器の機器本体側に取り付けられる取付部材と、この取付部材に回動可能に取り付けられると共に前記原稿圧着板を支持する支持部材と、前記支持部材及び前記取付部材のいずれか一方のものにスライド可能に収装されたスライダーと、このスライダーと摺接し、前記支持部材及び前記取付部材のいずれか他方のものに設けられるカム部材と、前記スライダーとこのスライダーを収装させた前記支持部材又は前記取付部材との間に設けられ、前記スライダーを前記カム部材に圧接させて前記原稿圧着板の開成動作を制御する弾性部材とを備えた原稿圧着板開閉装置であって、前記スライダー及び前記カム部材のいずれか一方のものに前記支持部材の回動方向へ嵌合凹部を設け、前記スライダー及び前記カム部材の他方のものに前記支持部材の回動時に前記嵌合凹部と嵌合する挿入凸部を設け、前記嵌合凹部及び前記挿入凸部の少なくとも一方に回転制御部を設けて、前記取付部材に対して前記支持部材を回動させたとき、この回動途中で大きなフリクショントルクを発生させて前記原稿圧着板の開閉動作を制御するように構成したことを特徴とする。

この発明によれば、スライダー及びカム部材の一方のものに嵌合凹部を設け、スライダー及びカム部材の他方のものに、嵌合凹部と嵌合する挿入凸部を設け、嵌合凹部及び挿入凸部の少なくとも一方に回転制御部を設けて、取付部材に対して支持部材を回転させたとき、この回転途中で大きなフリクショントルクを発生させて原稿圧着板の開閉動作を制御するように構成したことから、原稿圧着板が機器本体の上面近傍に位置したときに大きなフリクショントルクが発生するように回転制御部を形成することで、原稿圧着板が勢いよく機器本体にぶつかる恐れがない。また、原稿圧着板の開閉操作時の操作フィーリングが良好になるように回転制御部を形成することも可能となる。その結果、製作コストが高くならない簡単な構成でブレーキ機能を発揮し、操作フィーリングも良好な原稿圧着板開閉装置が得られることになる。
本発明に係る原稿圧着板開閉装置において、前記嵌合凹部は、前記スライダーの摺動方向に延びるスリット状の係合溝部であり、前記挿入凸部は、前記スライダーの摺動方向に延びると共に突出する係合凸片であり、この係合凸片の一部の幅を広くして前記回転制御部を形成することが好ましい。また、本発明に係る原稿圧着板開閉装置において、前記嵌合凹部は、前記スライダーの摺動方向に延びるスリット状の係合溝部であり、この係合溝部の一部の幅を狭くして前記回転制御部を形成することが好ましい。また、本発明に係る原稿圧着板開閉装置において、前記嵌合凹部は、前記スライダーの摺動方向に延びるスリット状の断面凹状の係合溝部であり、この係合溝部の底部の一部を突出させて前記回転制御部を形成したことが好ましい。また、本発明に係る原稿圧着板開閉装置において、前記嵌合凹部及び前記挿入凸部は、それぞれ1つ又は2つ以上設けられていることが好ましい。また、本発明に係る原稿圧着板開閉装置において、前記スライダー及び前記カム部材には、前記取付部材に対して前記支持部材を回転させたとき、これら取付部材と支持部材との間に、支持部材を開成方向へ付勢すると共にフリクショントルクを発生させて前記機器本体に対して前記原稿圧着板をフリーストップで停止させるカム形状にそれぞれ形成されていることが好ましい。
また、本発明に係る原稿圧着板開閉装置において、前記回転制御部は、前記原稿圧着板が前記機器本体の上面近傍に位置したとき及び又は前記原稿圧着板が前記機器本体に対し直立状態近傍に位置したときに大きなフリクショントルクが発生するように設けられていることが好ましい。また、本発明に係る原稿圧着板開閉装置において、前記取付部材は、前記機器本体の上面に取り付けられる底板と、この底板の両側部より立ち上げた両側板を有し、この両側板に前記支持部材がヒンジピンを介して回動可能に取り付けられると共に、前記両側板の間に、前記カム部材が取り付けられることが好ましい。また、本発明に係る原稿圧着板開閉装置において、前記取付部材は、前記機器本体に上下方向に設けた取付孔に上下動可能に挿入される脚部を有することが好ましい。また、本発明に係る原稿圧着板開閉装置において、前記脚部は、筒状に形成され、内部に前記スライダーとこのスライダーを一方向にスライド付勢する弾性部材を設けたものであることが好ましい。また、本発明に係る原稿圧着板開閉装置において、前記支持部材の自由端側には、リフト部材が当該支持部材の回動方向とは異なる方向へ回動可能となるように取り付けられており、前記原稿圧着板は、このリフト部材へ取り付けられることが好ましい。また、本発明に係る原稿圧着板開閉装置において、前記取付部材は、前記脚部の上端側に回転規制部を有する基部を備え、前記支持部材には、この回転規制部に当接する規制部を有することが好ましい。
また、前記の目的を達成するために本発明に係る原稿圧着板を備えた事務機器は、前記の本発明に係る原稿圧着板開閉装置を備えたことを特徴とする。この発明によれば、前述と同様に、スライダー及びカム部材の一方のものに嵌合凹部を設け、スライダー及びカム部材の他方のものに、嵌合凹部と嵌合する挿入凸部を設け、嵌合凹部及び挿入凸部の少なくとも一方に回転制御部を設けて、取付部材に対して支持部材を回転させたとき、この回転途中で大きなフリクショントルクを発生させて原稿圧着板の開閉動作を制御するように構成したので、製作コストが高くならない簡単な構成でブレーキ機能を発揮し、操作フィーリングも良好な原稿圧着板開閉装置が得られることになる。
以上説明したように本発明に係る原稿圧着板開閉装置及び原稿圧着板を備えた事務機器によれば、スライダー及びカム部材の一方のものに嵌合凹部を設け、スライダー及びカム部材の他方のものに、嵌合凹部と嵌合する挿入凸部を設け、嵌合凹部及び挿入凸部の少なくとも一方に回転制御部を設けて、取付部材に対して支持部材を回転させたとき、この回転途中で大きなフリクショントルクを発生させて原稿圧着板の開閉動作を制御するように構成したので、製作コストが高くならない簡単な構成でブレーキ機能を発揮し、操作フィーリングも良好な原稿圧着板開閉装置が得られる。
以下、本発明に係る原稿圧着板開閉装置及び原稿圧着板を備えた事務機器を添付図面に基づいて詳述する。なお、以下の説明では、脚部を有するリフト機能付きのしかも脚部の中にスライダーや弾性手段を収装させてない構成の原稿圧着板開閉装置に実施した場合について説明するが、本発明は、後述するように以下の実施の形態に記載された構成以外の構成を持つ原稿圧着板開閉装置に支障のない限り実施することができるものである。
図1〜図3は本発明に係る原稿圧着板開閉装置の一例を示す図である。本発明に係る原稿圧着板開閉装置は、図1〜図3に示すように、事務機器10の機器本体11の後端部に、原稿圧着板12を開閉可能に取り付けるものである。事務機器10としては、特に限定されず、例えば、複写機、印刷機、ファクシミリ、スキャナー等が挙げられ、特に複写機が好ましいものとして挙げられるが、特に限定せずに説明する。
本発明に係る原稿圧着板開閉装置1は、原稿圧着板12を有する事務機器10の機器本体11側に取り付けられる取付部材2と、取付部材2にヒンジピン16を軸に回動可能に取り付けられる共に原稿圧着板12を支持する支持部材3と、支持部材3及び取付部材2のいずれか一方、例えば、支持部材3にスライド可能に収装されたスライダー5と、スライダー5と摺接し、支持部材3及び取付部材2のいずれか他方、例えば、取付部材2に設けられるカム部材6と、スライダー5と支持部材3との間に設けられ、スライダー5をカム部材6に圧接させて原稿圧着板12の開成動作を制御する弾性部材17とを備え、原稿圧着板12を回転させて機器本体11の上面を原稿圧着板12で覆う閉成状態とその上面を露出させる開成状態とを形成するものである。本発明に係る原稿圧着板開閉装置1は、スライダー5及びカム部材6の一方、例えば、カム部材6に、挿入凸部8を設け、スライダー5及びカム部材6の他方、例えば、スライダー5に、挿入凸部8と嵌合する嵌合凹部7を設け、嵌合凹部7及び挿入凸部8の少なくとも一方に回転制御部9を設けて、取付部材2に対して支持部材3を回転させたとき、この回転途中で大きなフリクショントルクを発生させて原稿圧着板12の開閉動作を制御するように構成したことに特徴がある。
機器本体11の上面には、例えば、コンタクトガラス(図示せず)が設けられ、このコンタクトガラス上に原稿を原稿圧着板12によって密着させると共に、コンタクトガラスが原稿圧着板12によって覆い隠されるようになっている。機器本体11の上面の後端部近傍の2箇所には、上下方向(高さ方向ということがある。)に延びる凹状の取付孔13がそれぞれ設けられている。取付孔13は、横断面矩形状に形成されている。この取付孔13の後面には、高さ方向に延びる移動許容凹部14が設けられている。移動許容凹部14の高さ方向の長さは、原稿圧着板開閉装置1の高さ方向の移動範囲を決めるものであり、特に限定されず、任意に設定される。
取付部材2は、図1〜図4に示すように、例えば、基部21と、基部21の下面から下方に延びる脚部25と、基部21の上面に設けられる回動部22とを備えてなる。取付部材2は、例えば、合成樹脂により形成されるが、これに限定されず、他の材料により形成されていてもよい。
基部21は、略矩形平板状に形成されている。基部21の下面には、下面から下方に延びる脚部25が設けられている。脚部25は、基部21より小さな断面略矩形状に形成されており、この脚部25が機器本体11の取付孔13に挿入されて、原稿圧着板開閉装置1が機器本体11に取り付けられる。脚部25の4つの面(前面、後面、両側面)の上部には、案内片25aが複数設けられている。脚部25の後面の下部には、下面が傾斜された略矩形状の凸部26が設けられている。この凸部26は、脚部25を取付孔13に挿入したとき、移動許容凹部14に係合して、凸部26が移動許容凹部14の上端部に当接するまでの範囲で、取付部材2の脚部25すなわち原稿圧着板開閉装置1を高さ方向に移動可能に支持するものである。また、脚部25の前面の下方は、傾斜されてテーパ面25bとして形成されており、凸部26を移動許容凹部14の上端部に当接又は近接させた状態で脚部25を後面側に倒すと、テーパ面25bが取付孔13の前面壁に面接触又は近接して凸部26が移動許容凹部14から離脱し、脚部25を取付孔13から抜くことができるようになっている。
回動部22は、平面方向の断面が基部21より小さな略矩形状の略直方体状に形成されている。回動部22の上方であって若干後方側には、両側面を貫通するシャフト孔22aが設けられている。このシャフト孔22aにヒンジピン16が軸受28を介して挿入される。回動部22の前面から上面までがスライダー5が押圧された状態で摺接するカム部材6として形成されている。カム部材6は、前面と上面との角部が湾曲状に形成されてなる。また、回動部22の両側面側の基部21の両側面側の上面(上端)は、前面の方が高い2段に形成されており、この2段を形成する壁部が傾斜されて回転規制部23として形成されている。
支持部材3は、例えば、合成樹脂により形成されるが、これに限定されず、他の材料により形成されていてもよい。支持部材3は、図1〜図3に示すように、例えば、上板3aと両側板3bと下板3cとから矩形筒体状に形成されている。この支持部材3の一端部は、閉塞されて弾性部材支持部3dとして形成されている。支持部材3の他端部は開口されている。両側板3bには、原稿圧着板12の後端側にビス等で取り付けられる取付片3e、3fがそれぞれ設けられている。両側板3bの端部は、延出されて回動片31として形成されている。回動片31間の長さは、取付部材2の回動部22の両側部間の長さより長く、例えば、若干長い寸法で形成されている。回動片31には、ヒンジピン16が挿通されるシャフト挿通孔32が設けられている。回動片31のシャフト挿通孔32と取付部材2のシャフト孔22aとが孔合わせされ、これら孔32、22aにワッシャー等を介してヒンジピン16が挿通されることによって、取付部材2に対して支持部材3がヒンジピン16を軸に回動可能に連結されている。
回動片31の先端部は、原稿圧着板12を開けた(開成方向に回転させた)とき、取付部材2の回転規制部23に当接して(図2(b)及び(c)参照。)、原稿圧着板12の回動範囲を規制する規制部33として形成されている。なお、本発明において開成方向とは、原稿圧着板12を回転させる際に原稿圧着板12がコンタクトガラスから離間する方向をいう。本発明において閉成方向とは、開成方向とは反対の方向で原稿圧着板12を回転させる際に原稿圧着板12がコンタクトガラスに近づく方向をいう。
弾性部材17は、原稿圧着板12を開成方向に回転付勢すなわち開く方向に付勢するものである。弾性部材17は、特に限定されないが、例えば、コンプレッションスプリング17aである。コンプレッションスプリング17aは、支持部材3内に収容されて弾性部材支持部3dとカム部材6との間に弾設されている。コンプレッションスプリング17aの一端部は弾性部材支持部3dに支持されていると共に、コンプレッションスプリング17aの他端部は、スライダー5に収容され、このスライダー5を介してカム部材6に当接されている。すなわち、コンプレッションスプリング17aは、スライダー5をカム部材6に圧接させて原稿圧着板12を開成方向に付勢するものである。コンプレッションスプリング17aは、その個数は特に限定されず、1個でも2個以上でもよく図示例では1個である。
スライダー5は、例えば、合成樹脂により形成されるが、これに限定されず、他の材料により形成されていてもよい。スライダー5は、図3及び図5に示すように、支持部材3を閉塞するように支持部材3内に収容されている。スライダー5は、例えば、矩形の有底筒体状に形成されている。このスライダー5内が円形状にスプリング収容部5bとして形成され、このスプリング収容部5b内にコンプレッションスプリング17aの他端部が収容されて、スライダー5の底部である当接部5aがカム部材6に当接されるようになっている。当接部5aには、カム部材6に摺接する摺動部51が設けられている。そのカム部材6の形状は、原稿圧着板12をヒンジピン16を軸に開成方向に回転させると、原稿圧着板12がだんだん立ち上がって自重で原稿圧着板12が閉成方向に倒れようとする力が弱くなり、この動作に応じてコンプレッションスプリング17aが伸びてその付勢力も弱くなって、原稿圧着板12が跳ね上がらないような形状に形成されていることが好ましい。
嵌合凹部7及び挿入凸部8は、互いに嵌合するものである。嵌合凹部7は、カム部材6及びスライダー5の両方に設けてもよいが、カム部材6及びスライダー5のいずれか一方に設けることが好ましく、例えば、スライダー5に設けられている。この嵌合凹部7は、例えば、スライダー5の当接部5aの略中央部にその高さ方向(摺動方向)にその上方から下部まで(摺動部51を含む。)の箇所にスリット状に形成された係合溝部71である。この係合溝部71は、例えば、幅が略同じに形成されている。
挿入凸部8は、嵌合凹部7と対向して設けられ、カム部材6及びスライダー5の両方に設けてもよいが、カム部材6及びスライダー5のいずれか一方に設けることが好ましく、例えば、カム部材6に設けられている。この挿入凸部8は、例えば、スライダー5の摺動方向に延びると共に突出する挿入凸片81である。この挿入凸片81は、例えば、カム部材6の略中央部であってその上面から前面下部までの箇所に設けられている。挿入凸片81の幅は、係合溝部71の幅より狭い寸法で形成されている。
回転制御部9は、取付部材2に対して支持部材3を回転させたとき、この回転途中で大きなフリクショントルクを発生させて原稿圧着板12の回転速度を制御するためのものである。回転制御部9は、嵌合凹部7及び挿入凸部8の両方に設けてもよいが、嵌合凹部7及び挿入凸部8のいずれか一方に設けることが好ましく、例えば、挿入凸部8(挿入凸片81)に設けられている。回転制御部9は、原稿圧着板12の回転速度を制御できれば、特に限定されず、例えば、挿入凸片81の幅を広くして形成するようにしてもよい。この回転制御部9の幅は、例えば、係合溝部71の幅と略同じかほんの少し広い寸法で形成することが好ましい。この回転制御部9と挿入凸片81との境目は、段状に形成してもよいが、傾斜させて形成することが好ましい。すなわち、挿入凸片81の幅を漸次広げて回転制御部9を形成するようにすることが好ましい。回転制御部9の位置は、任意に決められ、例えば、原稿圧着板12が機器本体11の近傍に位置されているときに大きなフリクショントルクが発生するように、カム部材6の前面の高さ方向の略中央部の箇所の1箇所に形成されている。
次に、本発明に係る原稿圧着板開閉装置1及び事務機器10の作用を説明する。
原稿圧着板12は、機器本体11が使用されていない状態では、図1に示すように、機器本体11のコンタクトガラスに密着されてコンタクトガラスが覆い隠されている。このとき、係合溝部71と挿入凸片81とが係合されている。コンタクトガラス上に原稿を載置するには、まず、原稿圧着板開閉装置1が取り付けられている箇所とは反対側の原稿圧着板12の端部又はその近傍等を持って、原稿圧着板12を上方に持ち上げる。すなわち、原稿圧着板12をヒンジピン16を軸に回転させてコンタクトガラスの上面を外部に露出させ、原稿圧着板12を開成位置に位置させる。このとき、図2(b)・(c)に示すように、支持部材3の規制部33が取付部材2の回転規制部23に当接するので、原稿圧着板12が開き過ぎることがなく最大開成位置に位置させることができる。また、原稿圧着板12を回転させるとき、原稿圧着板12は、コンプレッションスプリング17aの付勢力によって開成方向に回転付勢されているので、重量を感じさせることなく開成方向に回転することができる。また、係合溝部71と挿入凸片81とが嵌合されて係合したまま取付部材2に対して支持部材3(原稿圧着板12)が回転する。
露出したコンタクトガラス面上に原稿を載置した後、持ち上げた原稿圧着板12を降ろす。すなわち、原稿圧着板12をコンタクトガラスと接触する閉成方向にヒンジピン16を軸に回転させて下方に移動させて閉成状態にする。このとき、最初はコンプレッションスプリング17aの付勢力に抗するために多少の力が必要になるが、途中でコンプレッションスプリング17aが原稿圧着板12を付勢する付勢力より原稿圧着板12のモーメントが大きくなるので、原稿圧着板12を容易に回転することができる。そして、原稿圧着板12がさらに回転すると、原稿圧着板12の回転速度が速くなるが、回転制御部9の両側面が係合溝部71の両側壁部に摺接して大きなフリクショントルクが発生し、原稿圧着板12の回転速度が低減される。その結果、原稿圧着板12が勢いよくコンタクトガラスにぶつかる恐れがない。そのコンタクトガラス上に載置した原稿が薄物例えば薄い紙1枚であると、原稿圧着板12はヒンジピン16を軸に回転のみして原稿圧着板12によって原稿がコンタクトガラス上から浮き上がることなくコンタクトガラスに密着され、原稿を良好に複写等することができる。
原稿が本のように厚さが厚い場合、原稿をコンタクトガラス上に載置した後に原稿圧着板12を閉成方向に回転させると、原稿圧着板12が閉成状態になる前、すなわち、原稿圧着板12がコンタクトガラスと密着する前に、原稿圧着板12が原稿の端部に接触して、この原稿の端部とは反対側の端部と原稿圧着板12との間に空間が形成される。すなわち、原稿圧着板12は、原稿圧着板開閉装置1と反対側の端部が浮いた状態となる。その浮いている側の原稿圧着板12を機器本体11側に押圧したり原稿圧着板12の自重により、脚部25が取付孔13から抜け出る方向(上方)に移動して原稿圧着板開閉装置1が上方に移動すると共に、原稿圧着板12がヒンジピン16を軸に回転する。つまり、原稿の上部を覆うように原稿圧着板開閉装置1の高さが自動的に調節されて原稿圧着板12が移動する。例えば、その原稿の上部が平坦面である場合には、この上部に原稿圧着板12が面接触する。その結果、厚さが厚い原稿が安定してコンタクトガラスに密着されることになる。よって、原稿圧着板12は、原稿の厚さに関係なく原稿を安定してコンタクトガラスに密着することができる上に、外光が機器本体の内部へ侵入して露光が妨げられるのを極力防止することができるものである。
このように、原稿圧着板12を閉成方向に回転させてコンタクトガラスに近づくと、回転制御部9の両側面が係合溝部71の両側壁部に摺接して大きなフリクショントルクが発生するので、原稿圧着板12の回転速度が低減されて、原稿圧着板12が勢いよくコンタクトガラスに衝突することがない。また、原稿圧着板12が閉じられた状態から原稿圧着板12を開成方向に回転させるときに、原稿圧着板12を手でちょっと持ち上げた状態で手をなにかの拍子に原稿圧着板12から離しても、回転制御部9の両側面が係合溝部71の両側壁部に摺接してフリクショントルクが発生しているので、原稿圧着板12が手を離した拍子にコンタクトガラスに勢いよくぶつかる恐れがない。
また、回転制御部9は漸次挿入凸片81の幅を漸次広げて形成することで、原稿圧着板12の回転途中で急に大きなフリクショントルクが発生することがなく、徐々にフリクショントルクが大きくなるので、原稿圧着板12の開閉操作時の操作フィーリングが良好になる。
したがって、本発明に係る原稿圧着板開閉装置1及び事務機器10は、簡単な構造で製作コストが高くならず安価にブレーキ機能を発揮し、かつ操作フィーリングも良好にすることができ、安心して事務機器10を使用することができる。
なお、前記の実施の形態では、回転制御部9を挿入凸部8(挿入凸片81)に設けたが、これに限定されず、図6に示すように、嵌合凹部7(係合溝部72)に設けてもよい。この第2の実施形態における回転制御部91は、係合溝部72の側部の幅を漸次狭く、例えば、挿入凸片82(図7参照)の幅と略同じかほんの少し狭い寸法で形成することが好ましい。なお、その挿入凸片82は、図7に示すように、略同じ幅に形成されている。これにより、回転制御部91を挿入凸部8(挿入凸片81)に設けた場合と同様に取付部材2に対して支持部材3を回転させたとき、この回転途中で大きなフリクショントルクを発生させて原稿圧着板12の開閉動作を制御することができ、簡単な構造で製作コストが高くならず安価にブレーキ機能を発揮し、かつ操作フィーリングも良好にすることができる。さらに、図示してないが嵌合凹部(係合溝部)の形状は、図示のもの以外に、これを設けるカム部材6やスライダー5の深さ方向へくさび状に形成することも可能であって、要するに、原稿圧着板の開閉操作に伴って、挿入凸部(挿入凸片)と嵌合凹部(係合溝部)との間にブレーキ作用が生ずるものであれば足りる。
また、回転制御部9は、挿入凸片81の1箇所に設けたが、これに限定されず、2箇所以上に設けるようにしてもよい。この第3の実施形態では、例えば、図8に示すように、回転制御部9を2箇に設けてもよい。これにより、原稿圧着板12の回転途中の2箇所で大きなフリクショントルクを発生させて原稿圧着板12の開閉動作を制御することができる。
また、嵌合凹部7と挿入凸部8とを1組設けたが、これに限定されず、2組以上設けるようにしてもよい。この第4の実施形態では、例えば、図9に示すように、カム部材6に回転制御部9を有する挿入凸片81を2つ設けると共に、図10に示すように、この挿入凸片81と対向するスライダー5の2箇所に嵌合凹部7(係合溝部71)を設けるようにしてもよい。これにより、取付部材2に対して支持部材3を回転させたとき、この回転途中で2つの嵌合凹部7と挿入凸部8とで大きなフリクショントルクを発生させて原稿圧着板12の開閉動作を確実に制御することができ、簡単な構造で製作コストが高くならず安価にブレーキ機能を発揮し、かつ操作フィーリングも良好にすることができる。
また、脚部25によって原稿圧着板開閉装置1を機器本体11に取り付ける場合について説明したが、これに限定されない。この第5の実施形態では、例えば、図11に示すように、取付部材102を、機器本体に着脱可能に取り付けられる底板121と、底板121の両側端部からそれぞれ底板121に対して直交する方向(略直交する方向も含む。)に延びる(立ち上がる)と共に互いに対向する両側板122と、両側板122間に設けられるカム部材106とから主に構成してもよい。またこの場合には、リフト部材104を備えるものであっても良い。
すなわち、カム部材106は、回転制御部9を有する挿入凸部8(挿入凸片81)を備え、例えば取付ピン115によって両側板122間に設けられている。両側板122及びカム部材106を貫通してヒンジピン116が設けられている。取付部材102にはヒンジピン116を軸に回動可能に支持部材103が取り付けられている。この支持部材103内に2つの第1スライダー108と前記のスライダー5と略同じ構造の嵌合凹部7(係合溝部71)を有する第2スライダー105とが収装されている。これら第1スライダー108と第2スライダー105との間に原稿圧着板12を開成方向に回転付勢すなわち開く方向に付勢する弾性部材117であるコンプレッションスプリング117aが収容されている。支持部材103には、支持部材103に重なり合うと共に支持部材103の自由端側にリフトピン118を軸に回動可能にリフト部材104が支持されている。リフト部材104は、原稿圧着板12に取り付けられる。リフト部材104には、作動ピン119が設けられており、この作動ピン119に第1スライダー108が当接して、原稿の厚さに関係なく原稿を安定してコンタクトガラスに密着することができる上に、外光が機器本体の内部へ侵入して露光が妨げられるのを極力防止することができるようになっている。このように構成しても簡単な構造で製作コストが高くならず安価にブレーキ機能を発揮し、かつ操作フィーリングも良好にすることができる。
また、脚部を筒体状に形成し、この脚部内にスライダーを収装するようにしてもよい。この第6の実施形態では、すなわち、図12に示すように、脚部205は、取付部材202から下方に突設されている。この脚部205は、例えば、下端部(底部)205aが閉塞された略矩形筒体状すなわち有底筒体状に合成樹脂等で形成されている。この脚部205内に弾性部材であるコンプレッションスプリング206が収容されている。この脚部205内にスライダー204がスライド可能に収装されている。取付部材202にはヒンジピン216を軸に支持部材203が回動可能に連結されている。支持部材203にカム部材207が設けられ、このカム部材207にスライダー204が圧接されている。脚部205とスライダー204との間には補強枠体209が設けられている。
嵌合凹部である係合溝部211は、カム部材207及びスライダー204の両方に設けてもよいが、カム部材207及びスライダー204のいずれか一方、例えば、スライダー204に設けられている。挿入凸部である挿入凸片212は、カム部材207及びスライダー204の両方に設けてもよいが、カム部材207及びスライダー204のいずれか他方、例えば、カム部材207に設けられている。回転制御部213は、例えば、挿入凸片212に設けられている。このように構成しても簡単な構造で製作コストが高くならず安価にブレーキ機能を発揮し、かつ操作フィーリングも良好にすることができる。
また、回転制御部9を嵌合凹部7(係合溝部302)の底部に設けてもよい。この第7の実施形態における回転制御部301は、図13及び図14に示すように、係合溝部302の底部の一部を突出させて、例えば、摺接方向の表面を曲面状に突出させて形成することが好ましい。また、係合溝部302をカム部材311に設けてもよく、この係合溝部302は、例えば、カム部材311の幅方向の略中央部にその高さ方向(摺動方向)に上面から前面までの箇所に断面凹状のスリット状に形成されている。挿入凸部303は、図15に示すように、例えば、スライダー312の摺動部314から突出するものである。この挿入凸部303の幅は、係合溝部302の幅より狭い寸法、例えば、若干狭い寸法で形成されている。この挿入凸部303の摺動方向の表面は、曲面状に形成されていることが好ましい。この挿入凸部303及び回転制御部301の突出形状は、例えば、開成角度が5°前後のときに、回転トルクが最大になるように形成されている。
また、カム部材311及びスライダー312の摺動部314は、図13〜図15に示すように、取付部材305に対して支持部材3を回転させたとき、これら取付部材305と支持部材3との間にフリクショントルクを発生させて図1に示したように機器本体11に対して原稿圧着板12をフリーストップで停止させるカム形状にそれぞれ形成されていることが好ましい。カム部材311は、例えば、上面、前面及びこれらの角部が曲面状に形成されてなると共に、摺動部314は、表面が曲面状に形成されてなる。すなわち、カム部材311及びスライダー312の摺動部314は、原稿圧着板12をヒンジピン16を軸に開成方向に回転させると、原稿圧着板12がだんだん立ち上がって自重で原稿圧着板12が閉成方向に倒れようとする力が弱くなり、この動作に応じてコンプレッションスプリング17aが伸びてその付勢力も弱くなって、原稿圧着板12が跳ね上がらないような形状であって、かつ、互いに摺接することにより発生するフリクショントルクによって、機器本体11に対して原稿圧着板12をフリーストップさせることができる形状に形成されていることが好ましい。
このように構成しても前記と同様の作用効果を奏する。すなわち、原稿圧着板12は、機器本体11が使用されていない状態では、機器本体11のコンタクトガラスに密着されてコンタクトガラスが覆い隠されている。コンタクトガラス上に原稿を載置するには、まず、原稿圧着板開閉装置300が取り付けられている箇所とは反対側の原稿圧着板12の端部又はその近傍等を持って、原稿圧着板12を上方に持ち上げる。すなわち、原稿圧着板12をヒンジピン16を軸に回転させてコンタクトガラスの上面を外部に露出させ、原稿圧着板12を開成位置に位置させる。このとき、支持部材3の規制部33が取付部材305の回転規制部23に当接するので、原稿圧着板12が開き過ぎることがなく最大開成位置に位置させることができる。また、原稿圧着板12を回転させるとき、原稿圧着板12は、コンプレッションスプリング17aの付勢力によって開成方向に回転付勢されているので、重量を感じさせることなく開成方向に回転することができる。また、カム部材311とスライダー312の摺動部314とが互いに摺接しつつ、取付部材305に対して支持部材3(原稿圧着板12)が回転する。このため、原稿圧着板12の回転を止めると、カム部材311と摺動部314との摺接により発生するフリクショントルクによって、原稿圧着板12はその停止した位置にそのままま保持される。よって、機器本体11に対して原稿圧着板12をフリーストップさせることができる。
露出したコンタクトガラス面上に原稿を載置した後、持ち上げた原稿圧着板12を降ろす。すなわち、原稿圧着板12をコンタクトガラスと接触する閉成方向にヒンジピン16を軸に回転させて下方に移動させて閉成状態にする。このとき、最初はコンプレッションスプリング17aの付勢力に抗するために多少の力が必要になるが、途中でコンプレッションスプリング17aが原稿圧着板12を付勢する付勢力より原稿圧着板12のモーメントが大きくなるので、原稿圧着板12を容易に回転することができる。また、カム部材311と摺動部314とが互いに摺接しながら、取付部材305に対して支持部材3(原稿圧着板12)が回転する。
そして、原稿圧着板12がさらに回転してコンタクトガラスに近づくと、原稿圧着板12の回転速度が速くなろうとするが、カム部材311と摺動部314とが互い摺接する状態から回転制御部301が挿入凸部303と接触して互いに表面上を摺接する状態になるので、回転制御部301と挿入凸部303との間に大きな回転トルク(又はトルク変化)が発生する。このため、原稿圧着板12の回転速度は、速くなることはなく、逆に遅くなる。その結果、原稿圧着板12が勢いよくコンタクトガラスにぶつかることがない。そのコンタクトガラス上に載置した原稿が薄物例えば薄い紙1枚であると、原稿圧着板12はヒンジピン16を軸に回転のみして原稿圧着板12によって原稿がコンタクトガラス上から浮き上がることなくコンタクトガラスに密着され、原稿を良好に複写等することができる。
原稿が本のように厚さが厚い場合、原稿をコンタクトガラス上に載置した後に原稿圧着板12を閉成方向に回転させると、原稿圧着板12が閉成状態になる前、すなわち、原稿圧着板12がコンタクトガラスと密着する前に、原稿圧着板12が原稿の端部に接触して、この原稿の端部とは反対側の端部と原稿圧着板12との間に空間が形成される。すなわち、原稿圧着板12は、原稿圧着板開閉装置300と反対側の端部が浮いた状態となる。その浮いている側の原稿圧着板12を機器本体11側に押圧したり原稿圧着板12の自重により、脚部25が取付孔13から抜け出る方向(上方)に移動して原稿圧着板開閉装置300が上方に移動すると共に、原稿圧着板12がヒンジピン16を軸に回転する。つまり、原稿の上部を覆うように原稿圧着板開閉装置300の高さが自動的に調節されて原稿圧着板12が移動する。例えば、その原稿の上部が平坦面である場合には、この上部に原稿圧着板12が面接触する。その結果、厚さが厚い原稿が安定してコンタクトガラスに密着されることになる。よって、原稿圧着板12は、原稿の厚さに関係なく原稿を安定してコンタクトガラスに密着することができる上に、外光が機器本体の内部へ侵入して露光が妨げられるのを極力防止することができるものである。
このように、原稿圧着板12を閉成方向に回転させてコンタクトガラスに近づくと、回転制御部301と挿入凸部303とが互いに摺接して大きな回転トルクが発生するので、原稿圧着板12の回転速度が遅くなり、原稿圧着板12が勢いよくコンタクトガラスに衝突することがない。また、原稿圧着板12が閉じられた状態から原稿圧着板12を開成方向に回転させるときに、原稿圧着板12を手でちょっと持ち上げた状態で手をなにかの拍子に原稿圧着板12から離しても、フリクションとコンプレッションスプリング17aの付勢力によって原稿圧着板12その位置に保持しようとするので、原稿圧着板12が手を離した拍子にコンタクトガラスに勢いよくぶつかる恐れがない。
また、回転制御部301の摺動方向の表面が曲面状であって開成角度が5°前後のときに回転トルクが最大になるように形成されているために、原稿圧着板12の回転途中で急に大きな回転トルクが発生することがないので、原稿圧着板12の開閉操作時の操作フィーリングが良好になる。
したがって、この第7の実施形態における原稿圧着板開閉装置300及び事務機器10は、簡単な構造で製作コストが高くならず安価にブレーキ機能を発揮し、かつ操作フィーリングも良好にすることができ、安心して事務機器10を使用することができる。
図16は、原稿圧着板の回転モーメント曲線と、原稿圧着板開閉装置のトルク曲線との相関関係を示すグラフであり、原稿圧着板の回転モーメント曲線と原稿圧着板開閉装置のトルク曲線とは、所定の開成角度(実施例では17°前後)で交差し、所定の開成角度以上では、原稿圧着板開閉装置の回転トルクが原稿圧着板の回転モーメントより上回った状態で推移し、所定の開成角度以下では原稿圧着板の回転モーメントが、原稿圧着板開閉装置の回転トルクより上回った状態となるように構成されている。このことによって、原稿圧着板12はその開成時にその本来の重量を感じさせることなく開くことができ、中間の開成角度では原稿圧着板12をフリーストップに停止させることができる上で、閉成時には、原稿圧着板12が急速に落下することなく、かつ、閉成時の浮き現象を防止できるものである。本発明に係る原稿圧着板開閉装置300は、原稿圧着板12の中間開成角度においては、その回転トルクを従来公知のものと同じように当該原稿圧着板12の回転モーメントを上回わらせることができ、所定の開成角度以下においては原稿圧着板12の回転トルクが急速に減衰するのを回転制御部によって、防止することができるようになっていることが解る。
なお、回転制御部301を係合溝部302の底部に1つ設けて原稿圧着板12が機器本体11の上面近傍に位置したときに大きな回転トルクが発生するようにしたが、これに限定されず、原稿圧着板12が機器本体11に対し直立状態の近傍に位置したときに大きな回転トルクが発生するように回転制御部を設けてもよいし、また、回転制御部を複数設けてもよい。例えば、回転制御部を複数設ける場合には、原稿圧着板12が機器本体11の上面近傍に位置したときと、原稿圧着板12が機器本体11に対し直立状態の近傍に位置したときに大きな回転トルクがそれぞれ発生するように、回転制御部を2つ設けるようにしてもよい。また、回転制御部を係合溝部の底部に設けると共に係合溝部の側面に設けて、例えば、原稿圧着板12が機器本体11の上面近傍に位置したときと、原稿圧着板12が機器本体11に対し直立状態の近傍に位置したときに大きな回転トルクとフリクショントルクがそれぞれ発生するようにしてもよい。
以上説明したように本発明に係る原稿圧着板開閉装置は、スライダー及びカム部材の一方のものに嵌合凹部を設け、スライダー及びカム部材の他方のものに、嵌合凹部と嵌合する挿入凸部を設け、嵌合凹部及び挿入凸部の少なくとも一方に回転制御部を設けて、取付部材に対して支持部材を回転させたとき、この回転途中で大きなフリクショントルクを発生させて原稿圧着板の開閉動作を制御するように構成し、または、スライダー及びカム部材の一方のものに嵌合凹部を設け、スライダー及びカム部材の他方のものに、嵌合凹部と嵌合する挿入凸部を設け、嵌合凹部に回転制御部を設けて、取付部材に対して支持部材を回転させたとき、この回転途中で大きな回転トルクを発生させて原稿圧着板の開閉動作を制御するように構成したので、製作コストが高くならない簡単な構成でブレーキ機能を発揮し、操作フィーリングも良好なことから、特に複写機、印刷機、ファクシミリ、スキャナー等の事務機器の原稿圧着板開閉装置として好適に用いられるものである。
本発明に係る原稿圧着板開閉装置を備えた事務機器の一例で原稿圧着板を閉じた状態を示す概略側面図である。 本発明に係る原稿圧着板開閉装置の一例を示す図で、(a)は閉じた状態のときの側面図、(b)は開いた状態のときの斜視図、(c)は開いた状態のときの側面図である。 本発明に係る原稿圧着板開閉装置の一例を示す断面図で、(a)は閉じた状態を示す図、(b)は開いた状態を示す図である。 本発明に係る取付部材の一例を示す図で、(a)は斜視図、(b)は正面図である。 本発明に係るスライダーの一例を示す斜視図である。 第2の実施形態におけるスライダーの一例を示す正面図である。 第2の実施形態における取付部材の一例を示す正面図である。 第3の実施形態における取付部材の一例を示す斜視図である。 第4の実施形態における取付部材の一例を示す正面図である。 第4の実施形態におけるスライダーの一例を示す正面図である。 第5の実施形態における原稿圧着板開閉装置の一例を示す概略断面図である。 第6の実施形態における原稿圧着板開閉装置の一例を示す概略断面図である。 第7の実施形態における原稿圧着板開閉装置の一例を示す斜視図である。 第7の実施形態における取付部材の一例を示す図で、(a)は斜視図、(b)は正面図、(c)は(b)図中のA−A線矢視断面図である。 第7の実施形態におけるスライダーの一例を示す図で、(a)及び(b)は斜視図、(c)は正面図、(d)は側面図である。ある。 第7の実施形態における原稿圧着板開閉装置のモーメント曲線とトルク曲線の相関関係を示すグラフである。
符号の説明
1 原稿圧着板開閉装置
2 取付部材
3 支持部材
5 スライダー
6 カム部材
7 嵌合凹部
8 挿入凸部
9 回転制御部
10 事務機器
11 機器本体
12 原稿圧着板
13 取付孔
16 ヒンジピン
17 弾性部材
23 回転規制部
25 脚部
33 規制部
71 係合溝部
72 係合溝部
81 挿入凸片
82 挿入凸片
91 回転制御部
102 取付部材
103 支持部材
104 リフト部材
106 カム部材
116 ヒンジピン
121 底板
122 側板
204 スライダー
205 脚部
206 コンプレッションスプリング(弾性部材)
211 係合溝部
212 挿入凸片
213 回転制御部
300 原稿圧着板開閉装置
301 回転制御部
302 係合溝部
303 挿入凸部
311 カム部材
312 スライダー
314 摺動部

Claims (13)

  1. 原稿圧着板を有する事務機器の機器本体側に取り付けられる取付部材と、この取付部材に回動可能に取り付けられると共に前記原稿圧着板を支持する支持部材と、前記支持部材及び前記取付部材のいずれか一方のものにスライド可能に収装されたスライダーと、このスライダーと摺接し、前記支持部材及び前記取付部材のいずれか他方のものに設けられるカム部材と、前記スライダーとこのスライダーを収装させた前記支持部材又は前記取付部材との間に設けられ、前記スライダーを前記カム部材に圧接させて前記原稿圧着板の開成動作を制御する弾性部材とを備えた原稿圧着板開閉装置であって、
    前記スライダー及び前記カム部材のいずれか一方のものに前記支持部材の回動方向へ嵌合凹部を設け、前記スライダー及び前記カム部材の他方のものに前記支持部材の回動時に前記嵌合凹部と嵌合する挿入凸部を設け、前記嵌合凹部及び前記挿入凸部の少なくとも一方に回転制御部を設けて、前記取付部材に対して前記支持部材を回動させたとき、この回動途中で大きなフリクショントルクを発生させて前記原稿圧着板の開閉動作を制御するように構成したことを特徴とする、原稿圧着板開閉装置。
  2. 前記嵌合凹部は、前記スライダーの摺動方向に延びるスリット状の係合溝部であり、前記挿入凸部は、前記スライダーの摺動方向に延びると共に突出する係合凸片であり、この係合凸片の一部の幅を広くして前記回転制御部を形成したことを特徴とする、請求項1に記載の原稿圧着板開閉装置。
  3. 前記嵌合凹部は、前記スライダーの摺動方向に延びるスリット状の係合溝部であり、この係合溝部の両側部の一部の幅を狭くして前記回転制御部を形成したことを特徴とする、請求項1又は2に記載の原稿圧着板開閉装置。
  4. 前記嵌合凹部は、前記スライダーの摺動方向に延びるスリット状の断面凹状の係合溝部であり、この係合溝部の底部の一部を突出させて前記回転制御部を形成したことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の原稿圧着板開閉装置。
  5. 前記嵌合凹部及び前記挿入凸部は、それぞれ1つ又は2つ以上設けられていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の原稿圧着板開閉装置。
  6. 前記スライダー及び前記カム部材は、前記取付部材に対して前記支持部材を回転させたとき、これら取付部材と支持部材との間に、支持部材を開成方向へ付勢すると共にフリクショントルクを発生させて前記機器本体に対して前記原稿圧着板をフリーストップで停止させるカム形状にそれぞれ形成されていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の原稿圧着板開閉装置。
  7. 前記回転制御部は、前記原稿圧着板が前記機器本体の上面近傍に位置したとき及び又は前記原稿圧着板が前記機器本体に対し直立状態近傍に位置したときに大きなフリクショントルクが発生するように設けられていることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の原稿圧着板開閉装置。
  8. 前記取付部材は、前記機器本体の上面に取り付けられる底板と、この底板の両側部より立ち上げた両側板を有し、この両側板に前記支持部材がヒンジピンを介して回動可能に取り付けられると共に、前記両側板の間に、前記カム部材が取り付けられることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の原稿圧着板開閉装置。
  9. 前記取付部材は、前記機器本体に上下方向に設けた取付孔に上下動可能に挿入される脚部を有することを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の原稿圧着板開閉装置。
  10. 前記脚部は、筒状に形成され、内部に前記スライダーとこのスライダーを一方向にスライド付勢する弾性部材を設けたものであることを特徴とする、請求項9に記載の原稿圧着板開閉装置。
  11. 前記支持部材の自由端側には、リフト部材が当該支持部材の回動方向とは異なる方向へ回動可能となるように取り付けられており、前記原稿圧着板は、このリフト部材へ取り付けられることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の原稿圧着板開閉装置。
  12. 前記取付部材は、前記脚部の上端側に回転規制部を有する基部を備え、前記支持部材には、この回転規制部に当接する規制部を有することを特徴とする、請求項10又は11に記載の原稿圧着板開閉装置。
  13. 前記請求項1〜12のいずれか1項に記載の原稿圧着板開閉装置を備えたことを特徴とする、原稿圧着板を備えた事務機器。
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