JP5429767B2 - 原稿圧着板開閉装置及び原稿圧着板を備えた事務機器 - Google Patents

原稿圧着板開閉装置及び原稿圧着板を備えた事務機器 Download PDF

Info

Publication number
JP5429767B2
JP5429767B2 JP2007226351A JP2007226351A JP5429767B2 JP 5429767 B2 JP5429767 B2 JP 5429767B2 JP 2007226351 A JP2007226351 A JP 2007226351A JP 2007226351 A JP2007226351 A JP 2007226351A JP 5429767 B2 JP5429767 B2 JP 5429767B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
slider
adjustment
compression spring
document crimping
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007226351A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009058790A5 (ja
JP2009058790A (ja
Inventor
公一 片野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Naturaleza One Co Ltd
Original Assignee
Naturaleza One Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Naturaleza One Co Ltd filed Critical Naturaleza One Co Ltd
Priority to JP2007226351A priority Critical patent/JP5429767B2/ja
Priority to TW097130659A priority patent/TWI412876B/zh
Priority to KR1020080082127A priority patent/KR101019775B1/ko
Priority to CN2008102126973A priority patent/CN101377633B/zh
Publication of JP2009058790A publication Critical patent/JP2009058790A/ja
Publication of JP2009058790A5 publication Critical patent/JP2009058790A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5429767B2 publication Critical patent/JP5429767B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00519Constructional details not otherwise provided for, e.g. housings, covers
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05DHINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
    • E05D11/00Additional features or accessories of hinges
    • E05D11/10Devices for preventing movement between relatively-movable hinge parts
    • E05D11/1028Devices for preventing movement between relatively-movable hinge parts for maintaining the hinge in two or more positions, e.g. intermediate or fully open
    • E05D11/105Devices for preventing movement between relatively-movable hinge parts for maintaining the hinge in two or more positions, e.g. intermediate or fully open the maintaining means acting perpendicularly to the pivot axis
    • E05D11/1064Devices for preventing movement between relatively-movable hinge parts for maintaining the hinge in two or more positions, e.g. intermediate or fully open the maintaining means acting perpendicularly to the pivot axis with a coil spring perpendicular to the pivot axis
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05FDEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION; CHECKS FOR WINGS; WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05F1/00Closers or openers for wings, not otherwise provided for in this subclass
    • E05F1/08Closers or openers for wings, not otherwise provided for in this subclass spring-actuated, e.g. for horizontally sliding wings
    • E05F1/10Closers or openers for wings, not otherwise provided for in this subclass spring-actuated, e.g. for horizontally sliding wings for swinging wings, e.g. counterbalance
    • E05F1/12Mechanisms in the shape of hinges or pivots, operated by springs
    • E05F1/1246Mechanisms in the shape of hinges or pivots, operated by springs with a coil spring perpendicular to the pivot axis
    • E05F1/1253Mechanisms in the shape of hinges or pivots, operated by springs with a coil spring perpendicular to the pivot axis with a compression spring
    • E05F1/1261Mechanisms in the shape of hinges or pivots, operated by springs with a coil spring perpendicular to the pivot axis with a compression spring for counterbalancing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00519Constructional details not otherwise provided for, e.g. housings, covers
    • H04N1/00538Modular devices, i.e. allowing combinations of separate components, removal or replacement of components
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00519Constructional details not otherwise provided for, e.g. housings, covers
    • H04N1/00551Top covers or the like
    • H04N1/00554Latches or hinges therefor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Description

本発明は、複写機、印刷機、ファクシミリ、スキャナー等の原稿圧着板を有する事務機器に用いて好適な、原稿圧着板開閉装置、及びその原稿圧着板を備えた事務機器に関するものである。
複写機、印刷機、ファクシミリ、スキャナー等の事務機器の機器本体には、その機器本体の上面後部に機器本体に備えたコンタクトガラスの上面を覆う原稿圧着板が原稿圧着板開閉装置を介して開閉可能に取り付けられている。原稿圧着板開閉装置は、一種のヒンジ機構であり、原稿圧着板をヒンジ軸まわりに回動可能に軸支して、機器本体の上面のコンタクトガラス上に原稿圧着板を圧着させることができると共に、そのコンタクトガラスを露出させることができる。原稿をコンタクトガラス上にセットするには、原稿圧着板を開いてコンタクトガラスの上面を露出させ、そのコンタクトガラス上に原稿を載置した後、原稿圧着板を閉じて、原稿圧着板で原稿をコンタクトガラス上に圧着させるものである。
このような原稿圧着板開閉装置の中には、コンプレッションスプリングの弾力により本来の重量を感じさせることなく原稿圧着板を開くことができる原稿圧着板開閉装置が知られている(例えば、特許文献1、2参照。)。この原稿圧着板開閉装置は、事務機器の機器本体に取り付けられる取付部材と、この取付部材にヒンジピンを介して回動可能に設けられていると共に原稿圧着板を支持する支持部材と、支持部材と取付部材との間に設けられる一対のスプリング受け部材を兼ねる一対のスプリングケースと、この一対のスプリングケース間に弾設され支持部材を開成方向へ付勢するコンプレッションスプリングとを備えている。このコンプレッションスプリングによって支持部材を介して原稿圧着板が開成方向に回転付勢されているので、原稿圧着板を開成方向に回転するときには、コンプレッションスプリングの弾力により本来の重量を感じさせることなく原稿圧着板を開くことができる。
特開2004−101620号 実公平5−8599号
特許文献1、2に記載されている原稿圧着板開閉装置は、コンプレッションスプリングの弾力を変化させて支持部材の回転トルクを調節するトルク調節手段が設けられている。特許文献1に記載されている原稿圧着板開閉装置では、コンプレッションスプリング内に収装され、一対のスプリングケースのどちらか一方に回転可能に支持されるダンパーを備え、このダンパーの外周のネジ部に、ダンパーの軸方向には移動するが、ダンパーの軸回りには回転できないアジャストプレートが螺合されている。このアジャストプレートにはコンプレッションスプリングの一端部が当接されてダンパーを回転させることによって、アジャストプレートがダンパーに対して軸方向に回転移動して、コンプレッションスプリングの弾力が変化するようになっている。しかし、ダンパーはスプリングケース内のコンプレッションスプリング内に設けられているために、ダンパーの回転を行い難いので、トルクの調節を簡単に行えず、操作性が悪いという問題があった。
また、特許文献2に記載されている原稿圧着板開閉装置では、一方のスプリングケースに螺合されている調節ネジで軸方向へ移動可能にスプリング受座を設け、調節ネジを回転させることによってスプリングケース内のスプリング受座が移動し、コンプレッションスプリングの弾力が変化するようになっている。調節ネジはスプリングケースから突出しているので、調節ネジを回転させてスプリング受座の位置を調節し易いが、しかし、調節ネジを回転させる際に、スプリング受座がスプリングケース内で回転し得る状態で設けられているために、調節ネジの回転によってスプリング受座が回転して、この回転に伴ってコンプレッションスプリングの端部が移動してコンプレッションスプリングが捩じれることがあり、その結果、コンプレッションスプリングの弾力を所望の弾力に調節することができない、すなわち、トルクの調節を正確に行えないことがある。
本発明の目的は、トルクの調節を簡単にしかも正確に行える原稿圧着板開閉装置及び原稿圧着板を備えた事務機器を提供することにある。
前記の目的を達成するために本発明に係る原稿圧着板開閉装置は、原稿圧着板を有する事務機器の機器本体側に取り付けられた両側板を有する取付部材と、この取付部材の両側板に第1ヒンジピンを介してその両側板を回動可能に取り付けられた支持部材と、この支持部材の自由端側に第2ヒンジピンを介して当該支持部材と重なり合う方向へ回動可能に取り付けられたところの前記原稿圧着板を取り付けるリフト部材と、前記取付部材の両側板に設けた受圧部材と、前記支持部材の自由端側に設けた作動ピンと、前記支持部材にスライド可能に取り付けられた前記作動ピンと前記受圧部材の間にスライド可能に設けられた第1スライダー及び第2スライダーと、前記第1スライダー及び第2スライダーとの間に弾設され、前記第1スライダー及び第2スライダーを前記受圧部材及び前記作動ピンにそれぞれ押し付けて前記原稿圧着板を開成方向に回転付勢するコンプレッションスプリングとを備えた原稿圧着板開閉装置であって、前記第1スライダーに前記コンプレッションスプリングの弾力を調節する弾力調節手段を設け、この弾力調節手段を、前記第1スライダー内に回転可能に設けられ、前記コンプレッションスプリング内に延びるアジャスト部を有する操作プレートと、この操作プレートのアジャスト部に軸方向に移動可能に設けられ、軸回りに回転しないと共に前記コンプレッションスプリングの端部が当接するアジャストプレートと、前記操作プレートに設けられ、前記第1スライダーに設けられた貫通孔から外部に露出される操作部とを有し、この操作部を介して前記操作プレートを回転させて前記アジャスト部に対する前記アジャストプレートの位置を調節して前記コンプレッションスプリングの弾力を調節するように構成したことを特徴とする。
この発明によれば、弾力調節手段が、スライダー内に回転可能に設けられ、アジャスト部を有する操作プレートと、アジャスト部に軸方向に移動可能に設けられ、軸回りに回転しないと共にコンプレッションスプリングの端部が当接するアジャストプレートと、操作プレートに設けられ、スライダーに設けられた貫通孔から外部に露出されて操作プレートを回転させる操作部とを有することで、操作プレートを回転させると、アジャスト部に対するアジャストプレートは回転することなく軸方向に移動するために、コンプレッションスプリングは捩じれることなく端部間の長さが調節されてコンプレッションスプリングの弾力が変化するので、トルクの調節を正確に行える。また、操作部がスライダーの貫通孔から外部に露出されているために、操作プレートの操作が簡単になる、すなわち、トルクの調節を簡単に行えることになる。
本発明に係る原稿圧着板開閉装置において、前記操作プレートは、円板状に形成され、この操作プレートの一方の面に、その軸方向に延びると共に外周にネジ溝が設けられている前記アジャスト部が設けられ、前記操作プレートの他方の面に、その軸方向に延びると共に前記貫通孔に回転可能に嵌合されている前記操作部が設けられていることが好ましい。また、本発明に係る原稿圧着板開閉装置において、前記アジャストプレートは平面非円形に形成され、このアジャストプレートを収容する前記スライダーのスプリング収容部は横断面非円形に形成され、このアジャストプレートの中央部に、前記アジャスト部と螺合するアジャスト孔が設けられていることが好ましい。また、本発明に係る原稿圧着板開閉装置において、前記一対のスライダー内に、前記コンプレッションスプリングが2つ以上並列され、これらコンプレッションスプリングの少なくとも1つのコンプレッションスプリングの少なくとも一方の端部に、前記操作プレート及び前記アジャストプレートが設けられていることが好ましい。
また、前記の目的を達成するために本発明に係る原稿圧着板を備えた事務機器は、前記の本発明に係る原稿圧着板開閉装置を備えたことを特徴とする。この発明によれば、前述と同様に、弾力調節手段が、スライダー内に回転可能に設けられ、アジャスト部を有する操作プレートと、アジャスト部に軸方向に移動可能に設けられ、軸回りに回転しないと共にコンプレッションスプリングの端部が当接するアジャストプレートと、操作プレートに設けられ、スライダーに設けられた貫通孔から外部に露出されて操作プレートを回転させる操作部とを有することから、スライダーの貫通孔から外部に露出されている操作部によって操作プレートを回転させることができると共に、アジャストプレートは回転することなく軸方向に移動して、コンプレッションスプリングが捩じれることなくコンプレッションスプリングの弾力が変化するので、トルクの調節を簡単にしかも正確に行える。
以上説明したように本発明に係る原稿圧着板開閉装置及び事務機器によれば、スライダー内に回転可能に設けられ、弾力調節手段が、アジャスト部を有する操作プレートと、アジャスト部に軸方向に移動可能に設けられ、軸回りに回転しないと共にコンプレッションスプリングの端部が当接するアジャストプレートと、操作プレートに設けられ、スライダーに設けられた貫通孔から外部に露出されて操作プレートを回転させる操作部とを有することから、スライダーの貫通孔から外部に露出されている操作部によって操作プレートを回転させることができると共に、アジャストプレートは回転することなく軸方向に移動して、コンプレッションスプリングが捩じれることなくコンプレッションスプリングの弾力が変化するので、トルクの調節を簡単にしかも正確に行える。
以下、本発明に係る原稿圧着板開閉装置及び原稿圧着板を備えた事務機器を添付図面に基づいて詳述する。
図1〜図3は本発明に係る原稿圧着板開閉装置の一例を示す図である。本発明に係る原稿圧着板開閉装置は、図1及び図2に示すように、事務機器10の機器本体11の後端部に、原稿圧着板12を開閉可能に取り付けるものである。事務機器10としては、特に限定されず、例えば、複写機、印刷機、ファクシミリ、スキャナー等が挙げられ、特に複写機が好ましいものとして挙げられるが、特に限定せずに説明する。また、原稿圧着板12の上部には原稿自動送り装置(図示せず)が設けられているものがあるが、本発明に係る原稿圧着板開閉装置及び事務機器は、原稿自動送り装置が設けられていても設けられていなくても両方に適用可能なものである。
本発明に係る原稿圧着板開閉装置1は、図1〜図3に示すように、原稿圧着板12を有する事務機器10の機器本体11側に取り付けられる取付部材2と、この取付部材2に第1ヒンジピン15を軸に回動可能に取り付けられていると共に原稿圧着板12を支持する支持部材3と、支持部材3と取付部材2との間にスライド可能に設けられた一対のスライダー6、7と、この一対のスライダー6、7に収容され、一対のスライダー6、7を取付部材2及び支持部材3にそれぞれ押し付けて原稿圧着板12を開成方向に回転付勢するコンプレッションスプリング5とを備え、原稿圧着板12を回動させて機器本体11の上面を原稿圧着板12で覆う閉成状態とその上面を露出させる開成状態とを形成するものである。この原稿圧着板開閉装置1は、支持部材3の自由端部側に、この支持部材3に重なり合うリフト部材4が第2ヒンジピン16を軸に回動可能に取り付けられていることが好ましい。この場合、原稿圧着板12は、リフト部材4へ取り付けられ、かつ、一対のスライダー6、7及びコンプレッションスプリング5は、リフト部材4と取付部材2との間に設けられ、リフト部材4を支持部材3と重なり合う方向へ付勢すると共に原稿圧着板12を開成方向に回転付勢するようになっている。
この本発明に係る原稿圧着板開閉装置1は、一対のスライダー6、7(第1スライダー6及び第2スライダー7)の少なくとも一方のスライダー、例えば、第1スライダー6内にコンプレッションスプリング5の弾力を調節するように弾力調節手段8を設け、この弾力調節手段8が、第1スライダー6内に回転可能に設けられ、コンプレッションスプリング5内に延びるアジャスト部82を有する操作プレート81と、この操作プレート81のアジャスト部82に軸方向に移動可能に設けられ、軸回りに回転しないと共にコンプレッションスプリング5の端部が当接するアジャストプレート84と、操作プレート81に設けられ、第1スライダー6の閉塞部62に設けられた貫通孔61から外部に露出される操作部83とを有し、この操作部83を介して操作プレート81を回転させてアジャスト部82に対するアジャストプレート84の位置を調節してコンプレッションスプリング5の弾力を調節するように構成したことに特徴がある。
取付部材2は、例えば、機器本体11に取り付けられる底板21と、底板21の両側端部からそれぞれ底板21に対して直交する上方向(略直交する方向も含む。)に延びる両側板22と、底板21の一端部(後端部)から底板21に対して直交する上方向(略直交する方向も含む。)に延びる略矩形状の後板23とからなる。
底板21は、略矩形状に形成され、ネジやビス等で機器本体11に取り付けられる。側板22には、第1ヒンジピン15が回り止め付きの軸受け(図示せず)を介して挿通されるシャフト孔(図示せず)が設けられている。側板22のシャフト孔より前方で、かつ、内側(前方)に偏した位置には、受圧ローラ17が挿通される受圧孔(図示せず)が設けられている。受圧ローラ17は、第2スライダー7が当接する受圧部材であり、この受圧部材は、受圧ローラに限定されず、受圧ピンなどのピンやその他の部材であってもよい。
支持部材3は、例えば、天板である上板31と、上板31の両側端部からそれぞれ上板31に対して直交する下方向(略直交する方向も含む。)に延びる両側板32と、側板32の先端部を互いに対向する側に略90°折り曲げてなる拘持板33とからなる。これらの上板31、両側板32、拘持板33で一対の第1スライダー6及び第2スライダー7をスライド可能に収容する収容部34が構成されている。
両側板32の一端部(後端部)には、シャフト挿通孔(図示せず)が設けられている。これらシャフト挿通孔と取付部材2の両側板22のシャフト孔とが孔合わせされると共にこれら孔の間すなわち支持部材3の側板32と取付部材2の側板22との間に例えばワッシャー(図示せず)が設けられて、これら孔及びワッシャーに第1ヒンジピン15が挿通されることによって、支持部材3が取付部材2に対して第1ヒンジピン15を軸に回動可能に連結されている。
また、両側板32の他端部(前端部(自由端部))には、第2ヒンジピン16が挿通される第2ヒンジピン孔36が設けられていると共に、後述する作動ピン18が入り込む切欠部37が設けられている。また、両側板32には、例えば、支持部材3に対するリフト部材4の回動を行うための摺接部(図示せず)を設けてもよい。摺接部は、例えば、両側板32の第2ヒンジピン孔36と切欠部37との間に略円状に2つ形成されている。これらの摺接部は、リフト部材4の側板42の内面に接して支持部材3の側板32の外面とリフト部材4の側板42の内面との間にクリアランスを設けることにより、支持部材3に対するリフト部材4の回動が良好に行われるようにするためのものである。
リフト部材4は、厚さが厚い原稿も機器本体11の上面に安定して圧着させるためのものである。リフト部材4は、原稿圧着板12の後端側にネジやビス等で取り付けられる矩形平板状の上板41と、この上板41の両端部からそれぞれ上板41に対して直交する下方向(略直交する方向も含む。)に延びる両側板42とから略コ字状であって支持部材3を覆うように形成されている。
リフト部材4の一端部(前端部(取付部材2とは反対側の端部))の中央より上板41側の箇所には第2ヒンジピン挿通孔(図示せず)が設けられていると共に、第2ヒンジピン挿通孔より他端部側で、かつ、中央より上板41側とは反対側の箇所には作動部材である作動ピン18が挿通される作動ピン孔(図示せず)が設けられている。第2ヒンジピン挿通孔と支持部材3の両側板32の第2ヒンジピン孔36とが孔合わせされてこれら孔36に第2ヒンジピン16が挿通されることによって、リフト部材4と支持部材3とが第2ヒンジピン16を軸に互いに回動可能に連結されている。また、両側板42の作動ピン孔に作動ピン18が挿通されて固定されている。
また、上板41の後端部近傍に、原稿圧着板12の水平位置を調節する水平位置調節手段45を設けるようにしてもよい。水平位置調節手段45は、例えば、上板41の後端部近傍であってその幅方向の中央部(略中央部を含む。)に設けられた調節ネジ46と締結ナット47とからなる。締結ナット47が上板41に固定され、この締結ナット47に調節ネジ46が螺合されると共に、調節ネジ46の先端が支持部材3の上板31に当接して、調節ネジ46の調節により支持部材3とリフト部材4との間隔が調節されて、原稿圧着板12の水平位置が調節されるようになっている。
コンプレッションスプリング5は、原稿圧着板12を開成方向に回転付勢すると共に、リフト部材4を支持部材3と重なり合う方向へ付勢し、かつ、原稿圧着板12が任意の回動角度以下のとき、原稿圧着板12を付勢する弾力が原稿圧着板12のモーメントより小さいものである。なお、本発明において開成方向とは、原稿圧着板12を回転させる際に原稿圧着板12が機器本体11の上部のコンタクトガラス13から離間する方向をいう。本発明において閉成方向とは、開成方向とは反対の方向で原稿圧着板12を回転させる際に原稿圧着板12がコンタクトガラス13に近づく方向をいう。本発明における回動角度とは、機器本体11の上面であるコンタクトガラス13面に対する原稿圧着板12の角度である。本発明における任意の回動角度とは、コンプレッションスプリング5の弾力により任意に設定されるもので、例えば、コンプレッションスプリング5による原稿圧着板12を付勢する弾力が原稿圧着板12のモーメントより小さくなる角度で、例えば略20°以下の角度である。
コンプレッションスプリング5は、その個数は特に限定されず、1つでも2つ以上でもよく、また、2つ以上を並列させてもよく、例えば、図示例では、径の大きなコンプレッションスプリング51の中に径の小さなコンプレッションスプリング52を入れたものを2組並列させてもよい。すなわち、コンプレッションスプリング5は、原稿圧着板12を開成方向に回転付勢すると共に、原稿圧着板12が任意の回動角度(例えば、略20°)以下のとき、原稿圧着板12を付勢する弾力が原稿圧着板12のモーメントより小さくなるならばどのように構成してもよい。
第1スライダー6及び第2スライダー7は、それぞれ断面矩形の有底筒体状に形成されている。第1スライダー6及び第2スライダー7は、2組のコンプレッションスプリング5の端部をそれぞれ個別に収容するスプリング収容部65、75が2つそれぞれ設けられている。操作プレート81が設けられている第1スライダー6のスプリング収容部65の内形は、円形以外の形状、例えば、楕円形、三角形、矩形、5角形以上の多角形などの横断面非円形(図示例では8角形(図4参照。))に形成されている。第2スライダー7のスプリング収容部75の内形は、第1スライダー6のスプリング収容部65と同じ形状等の横断面非円形に形成してもよいし、円形に形成してもよい。また、第1スライダー6の一方のスプリング収容部65を形成する底部には、その略同軸上に円形の貫通孔61が設けられている。
第1スライダー6及び第2スライダー7は、互いの開口部が向き合うと共にこれらの間にコンプレッションスプリング5の両端部が収容された状態で支持部材3の収容部34にそれぞれ個別に摺動可能に収装された状態で挿入されている。第1スライダー6及び第2スライダー7は、取付部材2の底板21と支持部材3(上板31)が略平行になっているとき(例えば機器本体11の上面のコンタクトガラス13上に原稿圧着板12を密着させたとき(原稿圧着板12が閉成位置にあるとき))、支持部材3の収容部34内に嵌合される長さで形成されている。
第1スライダー6がコンプレッションスプリング5の弾力によって作動ピン18を押圧して、支持部材3とリフト部材4とが重なり合うように付勢される。すなわち、コンプレッションスプリング5の弾力によってリフト部材4の上板41が支持部材3の上板31に当接又は近接するようになっている。このとき、上板41が例えばコンタクトガラス13に対して略平行になるようになっていることが好ましい。なお、支持部材3の上板31にリフト部材4の上板41を当接又は近接するようにしてもよい。
第2スライダー7の底部(閉塞部ということがある。)の外表面の略中央部には、突部71が設けられている。この突部71の下方は漸次傾斜された傾斜部72として形成されている。この第2スライダー7の底部の外表面の突部71及び傾斜部72がカムとして形成されている。すなわち、閉成位置にある原稿圧着板12(図1参照。)をコンタクトガラス13から離間する方向(上方)に第1ヒンジピン15を軸に回転させると、受圧ローラ17に当接する箇所が突部71から傾斜部72へと徐々に摺動すると共に、第2スライダー7がコンプレッションスプリング5によって支持部材3内を後端部側へと押圧されて摺動し、コンプレッションスプリング5が徐々に伸びる(図2参照。)。そして、原稿圧着板12が最大使用開放角度(例えば、略60°〜略70°)になると、その開閉が原稿圧着板開閉規制機構(図示せず)によって規制されるようになっている。なお、図1及び図2中、符号73は延出片を示している。この延出片73は、例えば、第2スライダー7の幅より若干短い寸法の幅で形成されていることが好ましい。これにより、受圧ローラ17の外表面に第2スライダー7との摺接を円滑にする潤滑用のグリスが塗布されていても、延出片73が受圧ローラ17の外周の大部分を覆うために、原稿圧着板12によって押圧されることによって変形した原稿の端部が受圧ローラ17へはみ出しても、この端部がグリスが塗布されている受圧ローラ17に接触して汚れてしまうことはないようになっている。
弾力調節手段8は、コンプレッションスプリング5の弾力を調節するものである。弾力調節手段8は、全てのコンプレッションスプリング5の弾力を調節するようにしてもよいし、任意のコンプレッションスプリング5の両端部や一方の端部に設けるようにしてもよく、例えば、2組のコンプレッションスプリング5の一方のコンプレッションスプリング5の一方の端部(第1スライダー6側の端部)にのみ設けるようにしてもよい。弾力調節手段8は、一対のスライダー6、7の少なくとも一方のスライダー例えば第1スライダー6内に回転可能に設けられ、コンプレッションスプリング5内に延びるアジャスト部82を有する操作プレート81と、この操作プレート81のアジャスト部82に軸方向に移動可能に設けられ、軸回りに回転しないと共にコンプレッションスプリング5の端部が当接するアジャストプレート84と、操作プレート81に設けられ、第1スライダー6に設けられた貫通孔61から外部に露出される操作部83とを備えてなる。
操作プレート81は、図1〜図3及び図5に示すように、例えば、第1スライダー6のスプリング収容部65内で回転可能な円板状に形成されている。この操作プレート81の一方の面には、その軸方向であってコンプレッションスプリング5内に延びるアジャスト部82が設けられている。アジャスト部82は、例えば、棒状に形成され、この外周にネジ溝が設けられている。また、操作プレート81の他方の面には、その軸方向に延びる操作部83が設けられている。操作部83は、第1スライダー6の貫通孔61に回転可能に嵌合される円形に突出して形成されている。操作部83の突出長さは、貫通孔61を貫通する寸法であってもよいし、貫通孔61より短い寸法であってもよい。操作部83の先端面には、例えば、ドライバー等の工具により操作プレート81を第1スライダー6内で簡単に回転させることができる操作凹部83aが設けられている。
アジャストプレート84は、図3及び図6に示すように、第1スライダー6のスプリング収容部65内でその軸方向に移動可能であるが、軸回りに回転しない形状、例えば、スプリング収容部65より若干小さな平面非円形の例えば8角形状の板状に形成されている。すなわち、アジャストプレート84は、スプリング収容部65に嵌合されて軸回りに回転しないと共に、スプリング収容部65の軸方向に移動可能な形状に形成されている。このアジャストプレート84の略中央部には、アジャスト部82に螺合するアジャスト孔84aを有する螺合部84bが突出されており、操作プレート81が回転することによりアジャストプレート84がアジャスト部82に対してその軸方向に移動するようになっている。このアジャストプレート84にコンプレッションスプリング5の端部が当接しており、アジャストプレート84の位置が変わることによりコンプレッションスプリング5の弾力が調節されるようになっている。
また、コンプレッションスプリング5内に、ダンパー装置(図示せず)を設けるようにしてもよい。このダンパー装置は、原稿圧着板12が閉成方向に回転したとき、原稿圧着板12の任意の回動角度以下の特定の回動角度以下(例えば略10°以下)においてのみその原稿圧着板12の回転速度を低減させるように動作するものである。ダンパー装置は、例えば、オイルダンパ装置等である。
次に、本発明に係る原稿圧着板開閉装置1及び事務機器10の作用を説明する。
原稿圧着板12は、機器本体11が使用されていない状態では、図1に示すように、機器本体11のコンタクトガラス13に密着されている。コンタクトガラス13上に原稿を載置するには、まず、リフト部材4が取り付けられている箇所とは反対側の原稿圧着板12の端部又はその近傍等に設けられている把持部を持って、図2に示すように、原稿圧着板12を上方に持ち上げる。すなわち、原稿圧着板12を第1ヒンジピン15を軸にのみ回転させてコンタクトガラス13面を外部に露出させる。このように原稿圧着板12を回転させるとき、原稿圧着板12は、コンプレッションスプリング5の弾力によって開成方向に回転付勢されているので、重量を感じさせることなく開成方向に回転することができる。
露出したコンタクトガラス13面上に原稿を載置した後、持ち上げた原稿圧着板12を降ろす。すなわち、原稿圧着板12をコンタクトガラス13と接触する閉成方向に第1ヒンジピン15を軸に回転させて下方に移動させて閉成状態にする。原稿圧着板12が閉成状態になると、原稿が薄い紙である場合には、原稿圧着板12によって原稿をコンタクトガラス13上から浮き上がることなく確実にコンタクトガラス13に密着させることができるので、原稿を良好に複写等することができる。すなわち、原稿圧着板12とコンタクトガラス13との間に光が入らないように原稿圧着板12がコンタクトガラス13に密着されて、原稿を良好に複写等することができる。
また、原稿が例えば本のように厚さが厚い場合、原稿圧着板12を閉成方向に回転させると、原稿の支持部材3側の端部又はその近傍に原稿圧着板12の支持部材3の近傍の一部が接触し、原稿の支持部材3側の端部とは反対側の端部と原稿圧着板12との間に空間が形成される。すなわち、原稿圧着板12は浮いた状態となる。その浮いている原稿圧着板12をコンタクトガラス13側に押圧したり原稿圧着板12の自重により、作動ピン18が第1スライダー6を押圧してコンプレッションスプリング5の弾力に抗して第1スライダー6がコンプレッションスプリング5側に移動すると共に、原稿圧着板12(リフト部材4)が第2ヒンジピン16を軸に回転する。つまり、原稿の上部を覆うように原稿圧着板12が移動する。例えば、その原稿の上部が平坦面である場合には、この上部に原稿圧着板12が面接触する。その結果、厚さが厚い原稿が安定してコンタクトガラス13に密着されることになる。よって、原稿圧着板12は、原稿の厚さに関係なく原稿を安定してコンタクトガラス13に密着することができ、原稿を良好に複写等することができる。
このような本発明に係る原稿圧着板開閉装置1及び事務機器10では、弾力調節手段8が設けられているので、コンプレッションスプリング5の弾力を変化させて支持部材3の回転トルクを調節することができる。すなわち、ドライバー等の工具を操作部83の操作凹部83aに係合させた後、この工具を軸周りに回転させると、この工具の回転に伴って第1スライダー6内に設けられている操作プレート81が適宜回転する。すると、アジャスト部82が回転してこのアジャスト部82に対してアジャストプレート84が第1スライダー6のスプリング収容部65内をその軸方向に移動する。このアジャストプレート84には、コンプレッションスプリング5の端部が当接されているために、このコンプレッションスプリング5の両端部間の長さが変わってコンプレッションスプリング5の弾力が変化する。例えば、操作プレート81を一方の方向に回転させると、アジャストプレート84が操作プレート81に近づく方向に移動してバネ荷重が弱くなり、他方、操作プレート81を他方の方向に回転させると、アジャストプレート84が操作プレート81から離れる方向に移動してバネ荷重が強くなる。このようにバネ荷重を変えることにより、トルクの調節を行うことができる。
このように、操作プレート81を回転させると、アジャスト部82に対するアジャストプレート84は回転することなく軸方向に移動するために、コンプレッションスプリング5は捩じれることなく両端部間の長さが変わってコンプレッションスプリング5の弾力が変化するので、トルクの調節を正確に行える。
また、操作部83が第1スライダー6の貫通孔61から外部に露出されているために、操作プレート81の操作が簡単であるので、トルクの調節を簡単に行えることになる。また、操作部83を操作する貫通孔61が原稿圧着板開閉装置1の先端部である第1スライダー6の端部(閉塞部)に設けられているので、操作性がよく、一層容易にトルクの調節を行える。
したがって、本発明に係る原稿圧着板開閉装置1及び事務機器10は、トルクの調節を簡単にしかも正確に行える。これにより、ハネや中折れを簡単にしかも確実に防止することができる。すなわち、バネ荷重が強すぎると、原稿圧着板12を開成方向に回転させるとき、その回転途中でコンプレッションスプリング5の弾力により原稿圧着板12が自動的に回転する、いわゆるハネ現象が発生することがあるが、バネ荷重を適切に調節することができ、ハネを簡単にしかも確実に防止することができる。また、バネ荷重が弱すぎると、原稿圧着板12を閉成方向に回転させるとき、その回転途中でコンプレッションスプリング5の弾力に抗して第2ヒンジピン16を軸に支持部材3に対してリフト部材4が回転する、いわゆる中折れ現象が発生することがあるが、バネ荷重を適切に調節することができ、中折れを簡単にしかも確実に防止することができる。
以上説明したように本発明に係る原稿圧着板開閉装置は、スライダー内に回転可能に設けられ、アジャスト部を有する操作プレートと、アジャスト部に軸方向に移動可能に設けられ、軸回りに回転しないと共にコンプレッションスプリングの端部が当接するアジャストプレートと、操作プレートに設けられ、スライダーに設けられた貫通孔から外部に露出されて操作プレートを回転させる操作部とを備えたことから、スライダーの貫通孔から外部に露出されている操作部によって操作プレートを回転させることができると共に、アジャストプレートは回転することなく軸方向に移動して、コンプレッションスプリングが捩じれることなくコンプレッションスプリングの弾力が変化するので、トルクの調節を簡単にしかも正確に行えることから、特に複写機、印刷機、ファクシミリ、スキャナー等の事務機器の原稿圧着板開閉装置として好適に用いられるものである。
本発明に係る原稿圧着板開閉装置を備えた事務機器の一例を示し、原稿圧着板を閉じた状態を示す概略側断面図である。 本発明に係る原稿圧着板開閉装置を備えた事務機器の一例を示し、原稿圧着板を開いた状態を示す概略側断面図である。 本発明に係る原稿圧着板開閉装置の一例を示す正面図である。 本発明に係る第1スライダーの一例を示す正面図である。 本発明に係る操作プレートの一例を示す図で、(a)は平面図、(b)は側面図である。 本発明に係るアジャストプレートの一例を示す図で、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は断面図である。
1 原稿圧着板開閉装置
2 取付部材
3 支持部材
4 リフト部材
5 コンプレッションスプリング
6 第1スライダー
7 第2スライダー
8 弾力調節手段
10 事務機器
11 機器本体
12 原稿圧着板
61 貫通孔
62 閉塞部
81 操作プレート
82 アジャスト部
83 操作部
84 アジャストプレート
84a アジャスト孔

Claims (5)

  1. 原稿圧着板を有する事務機器の機器本体側に取り付けられた両側板を有する取付部材と、この取付部材の両側板に第1ヒンジピンを介してその両側板を回動可能に取り付けられた支持部材と、この支持部材の自由端側に第2ヒンジピンを介して当該支持部材と重なり合う方向へ回動可能に取り付けられたところの前記原稿圧着板を取り付けるリフト部材と、前記取付部材の両側板に設けた受圧部材と、前記支持部材の自由端側に設けた作動ピンと、前記支持部材にスライド可能に取り付けられた前記作動ピンと前記受圧部材の間にスライド可能に設けられた第1スライダー及び第2スライダーと、前記第1スライダー及び第2スライダーとの間に弾設され、前記第1スライダー及び第2スライダーを前記受圧部材及び前記作動ピンにそれぞれ押し付けて前記原稿圧着板を開成方向に回転付勢するコンプレッションスプリングとを備えた原稿圧着板開閉装置であって、
    前記第1スライダーに前記コンプレッションスプリングの弾力を調節する弾力調節手段を設け、
    この弾力調節手段を、前記第1スライダー内に回転可能に設けられ、前記コンプレッションスプリング内に延びるアジャスト部を有する操作プレートと、この操作プレートのアジャスト部に軸方向に移動可能に設けられ、軸回りに回転しないと共に前記コンプレッションスプリングの端部が当接するアジャストプレートと、前記操作プレートに設けられ、前記第1スライダーに設けられた貫通孔から外部に露出される操作部とを有し、この操作部を介して前記操作プレートを回転させて前記アジャスト部に対する前記アジャストプレートの位置を調節して前記コンプレッションスプリングの弾力を調節するように構成したことを特徴とする、原稿圧着板開閉装置。
  2. 前記操作プレートは、円板状に形成され、この操作プレートの一方の面に、その軸方向に延びると共に外周にネジ溝が設けられている前記アジャスト部が設けられ、前記操作プレートの他方の面に、その軸方向に延びると共に前記貫通孔に回転可能に嵌合されている前記操作部が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の原稿圧着板開閉装置。
  3. 前記アジャストプレートは平面非円形に形成され、このアジャストプレートを収容する前記スライダーのスプリング収容部は横断面非円形に形成され、このアジャストプレートの中央部に、前記アジャスト部と螺合するアジャスト孔が設けられていることを特徴とする、請求項1記載の原稿圧着板開閉装置。
  4. 前記一対のスライダー内に、前記コンプレッションスプリングが2つ以上並列され、これらコンプレッションスプリングの少なくとも1つのコンプレッションスプリングの少なくとも一方の端部に、前記操作プレート及び前記アジャストプレートが設けられていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の原稿圧着板開閉装置。
  5. 前記請求項1〜4のいずれか1項に記載の原稿圧着板開閉装置を備えたことを特徴とする、原稿圧着板を備えた事務機器。
JP2007226351A 2007-08-31 2007-08-31 原稿圧着板開閉装置及び原稿圧着板を備えた事務機器 Active JP5429767B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007226351A JP5429767B2 (ja) 2007-08-31 2007-08-31 原稿圧着板開閉装置及び原稿圧着板を備えた事務機器
TW097130659A TWI412876B (zh) 2007-08-31 2008-08-12 Original press plate opening and closing device (four) and the original platen of the office equipment
KR1020080082127A KR101019775B1 (ko) 2007-08-31 2008-08-22 원고압착판 개폐장치 및 원고압착판을 구비한 사무기기
CN2008102126973A CN101377633B (zh) 2007-08-31 2008-08-29 原稿压板开闭装置及具有原稿压板的办公设备

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007226351A JP5429767B2 (ja) 2007-08-31 2007-08-31 原稿圧着板開閉装置及び原稿圧着板を備えた事務機器

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2009058790A JP2009058790A (ja) 2009-03-19
JP2009058790A5 JP2009058790A5 (ja) 2010-10-14
JP5429767B2 true JP5429767B2 (ja) 2014-02-26

Family

ID=40421223

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007226351A Active JP5429767B2 (ja) 2007-08-31 2007-08-31 原稿圧着板開閉装置及び原稿圧着板を備えた事務機器

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP5429767B2 (ja)
KR (1) KR101019775B1 (ja)
CN (1) CN101377633B (ja)
TW (1) TWI412876B (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5312832B2 (ja) * 2008-03-26 2013-10-09 下西技研工業株式会社 ヒンジ
JP5645210B2 (ja) * 2009-06-08 2014-12-24 株式会社ナチュラレーザ・ワン 原稿圧着板開閉装置
JP5522518B2 (ja) * 2009-12-28 2014-06-18 株式会社ナチュラレーザ・ワン 原稿圧着板開閉装置並びにこの原稿圧着板開閉装置を備えた事務機器
JP5807943B2 (ja) * 2010-04-22 2015-11-10 株式会社ナチュラレーザ・ワン 原稿圧着板開閉装置並びに事務機器
JP5881137B2 (ja) * 2011-01-25 2016-03-09 株式会社ナチュラレーザ・ワン 原稿圧着板開閉装置及びこれを備えた事務機器
JP5900878B2 (ja) * 2011-08-30 2016-04-06 株式会社ナチュラレーザ・ワン 原稿圧着板開閉装置並びに事務機器
JP2013055437A (ja) * 2011-09-02 2013-03-21 Canon Inc 画像形成装置
JP6233914B2 (ja) * 2013-01-25 2017-11-22 株式会社ナチュラレーザ・ワン 原稿圧着板開閉装置並びに事務機器
JP6601898B2 (ja) * 2015-03-31 2019-11-06 株式会社ナチュラレーザ・ワン 蓋体の開閉装置
JP6601902B2 (ja) * 2015-07-13 2019-11-06 株式会社ナチュラレーザ・ワン 蓋体開閉装置並びにこの蓋体開閉装置を備えた各種機器
JP6188835B2 (ja) * 2016-01-13 2017-08-30 キヤノン株式会社 原稿読取装置及び画像形成装置
JP6893688B2 (ja) * 2017-06-20 2021-06-23 株式会社ナチュラレーザ・ワン 開閉体開閉装置並びにこの開閉体開閉装置を備えた各種被開閉体
JP7045685B2 (ja) * 2017-11-20 2022-04-01 株式会社ナチュラレーザ・ワン ヒンジ並びにこのヒンジを用いた各種機器

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60118139U (ja) * 1984-01-18 1985-08-09 加藤電機株式会社 原稿圧着板開閉装置のフリクシヨン機構
JP3235083B2 (ja) * 1992-09-29 2001-12-04 加藤電機株式会社 原稿圧着板開閉装置
JPH10104758A (ja) * 1996-10-02 1998-04-24 Futaba Sangyo Kk 原稿押え板開閉装置及びスプリングアジャスタ
JPH10267062A (ja) * 1997-03-24 1998-10-06 Marujiyuu Kasei Kk コイルスプリングのばね圧調整装置
JP3641357B2 (ja) * 1997-09-24 2005-04-20 加藤電機株式会社 原稿圧着板開閉装置
JP3728385B2 (ja) * 1998-12-11 2005-12-21 加藤電機株式会社 原稿圧着板開閉装置
JP3899213B2 (ja) * 1999-11-30 2007-03-28 加藤電機株式会社 原稿圧着板開閉装置
JP3715890B2 (ja) * 2000-12-28 2005-11-16 キヤノン株式会社 自動原稿給送装置、及びこれを備えた画像形成装置
JP3971276B2 (ja) * 2002-09-05 2007-09-05 加藤電機株式会社 ヒンジ装置
US20040095620A1 (en) * 2002-11-19 2004-05-20 Fang Lin Flat bed scanner
JP4794144B2 (ja) * 2004-06-24 2011-10-19 加藤電機株式会社 原稿圧着板開閉装置
JP3963390B2 (ja) * 2004-12-09 2007-08-22 加藤電機株式会社 原稿圧着板開閉装置及び事務機器
JP4498166B2 (ja) 2005-02-16 2010-07-07 株式会社リコー 自動原稿給送装置、画像読み取り装置及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
TW200921257A (en) 2009-05-16
CN101377633A (zh) 2009-03-04
TWI412876B (zh) 2013-10-21
JP2009058790A (ja) 2009-03-19
KR101019775B1 (ko) 2011-03-04
CN101377633B (zh) 2011-02-16
KR20090023137A (ko) 2009-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5429767B2 (ja) 原稿圧着板開閉装置及び原稿圧着板を備えた事務機器
KR100675668B1 (ko) 원고압착판개폐장치 및 그 원고압착판개폐장치를 구비한사무기기
JP5382760B2 (ja) 原稿圧着板開閉装置及び原稿圧着板を備えた事務機器
KR101020611B1 (ko) 원고압착판 개폐장치 및 원고압착판을 구비한 사무기기
KR100709297B1 (ko) 원고압착판 개폐장치
JP5645210B2 (ja) 原稿圧着板開閉装置
JP5522518B2 (ja) 原稿圧着板開閉装置並びにこの原稿圧着板開閉装置を備えた事務機器
JP5966164B2 (ja) 原稿圧着板開閉装置並びに事務機器
JP4898215B2 (ja) 原稿圧着板開閉装置及び事務機器
KR19990029774A (ko) 원고압착판 개폐장치
JP2011227370A5 (ja)
JP5223070B2 (ja) 原稿圧着板開閉装置
JP2011227370A (ja) 原稿圧着板開閉装置並びに事務機器
JP2012155096A5 (ja)
JP4351597B2 (ja) 原稿圧着板開閉装置
JP4898216B2 (ja) 原稿圧着板開閉装置及び事務機器
US8655227B2 (en) Opening and closing apparatus
JP5640303B2 (ja) 原稿圧着板開閉装置及びこの原稿圧着板開閉装置を備えた事務機器
JP2006133532A (ja) 原稿圧着板開閉装置
JP5217002B2 (ja) 原稿圧着板開閉装置
JP2021189353A (ja) 原稿圧着板開閉装置、及び原稿圧着板開閉装置を備えた事務機器
KR970003825Y1 (ko) 원고압착판 개폐장치
JP5645227B6 (ja) 原稿圧着板開閉装置
JP2013008038A (ja) 原稿圧着板開閉装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100830

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100830

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120807

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121009

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20130207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130806

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131007

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131112

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131127

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5429767

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250