JP4898215B2 - 原稿圧着板開閉装置及び事務機器 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、印刷機、ファクシミリ、スキャナー等の事務機器に用いて好適な原稿圧着板開閉装置及びその原稿圧着板開閉装置を備えた事務機器に関するものである。
複写機、印刷機、ファクシミリ、スキャナー等の事務機器の機器本体には、その機器本体の上面後部に原稿圧着板が原稿圧着板開閉装置を介して開閉可能に取り付けられている。原稿圧着板開閉装置は、一種のヒンジ機構であり、原稿圧着板をヒンジ軸まわりに回動可能に軸支して、機器本体の上面のコンタクトガラス面上に原稿圧着板を圧着させることができると共に、そのコンタクトガラスを露出させることができる。原稿をコンタクトガラス面上にセットするには、原稿圧着板を上方に回転させて(原稿圧着板がコンタクトガラスから離間する方向(開成方向ということがある。)に移動させて)コンタクトガラス面を露出(開放)させ、そのコンタクトガラスの面上に原稿を載置した後、原稿圧着板を逆方向に回転させて閉じ、原稿圧着板で原稿をコンタクトガラス面上に圧着させることにより、原稿をコンタクトガラス面上にセットすることができる。
このような原稿圧着板開閉装置の中には、リフト部材を設けて厚さに関係なく原稿をコンタクトガラスに密着させることができると共に、弾性手段の付勢力により本来の重量を感じさせることなく原稿圧着板を回動させることができる原稿圧着板開閉装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−95339号公報
この特許文献1に記載された原稿圧着板開閉装置は、機器本体側のコンタクトガラス上へ載置した原稿を厚さに関係なくコンタクトガラスに密着させることができると共に、原稿圧着板の高さを調節して原稿圧着板を水平にするための水平位置調節手段が設けられている。
ところで、原稿圧着板としては、複数枚の原稿を効率よく複写したり印刷したり送信したりするために、原稿自動送り装置を装備したものが知られている。この原稿自動送り装置は、原稿圧着板の上部の一側に設けた原稿送り部へ原稿をセットすると、自動的に機器本体の原稿読取部へ原稿を送って複写や印刷、あるいは送信ができることから、特に複数枚の原稿を複写したり、印刷したり、あるいは送信したりするのに便利である。しかし、原稿が原稿送り部より原稿読取部に対して平行に送出されないと、原稿の読み取りが曲がって行われ、正確な複写や印刷、さらに送信ができないことになる。このため、設置時に原稿圧着板が水平になるように水平位置調節手段によって原稿圧着板の高さを調節して原稿圧着板を水平にすることが行われているが、この調節は、設置時やメンテナンス時にメーカー等の専門の人しか行えず不便であった。
本発明は、前記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、原稿圧着板の高さを自動的に調節する原稿圧着板開閉装置及びその原稿圧着板開閉装置を備えた事務機器を提供することにある。
前記の目的を達成するために本発明に係る原稿圧着板開閉装置は、原稿圧着板を回動させて事務機器の機器本体の上面を前記原稿圧着板で覆う閉成状態とその上面を露出させる開成状態とを形成する原稿圧着板開閉装置であって、前記機器本体に取り付けられる取付部材と、この取付部材に第1ヒンジピンを介して回動可能に軸支された支持部材と、この支持部材に重なり合うと共にこの支持部材の自由端部に第2ヒンジピンを介して回動可能に軸支されるリフト部材と、このリフト部材に重なり合うと共に当該リフト部材の自由端部とは反対側の端部に回動可能に軸支され、かつ、原稿圧着板を取り付ける位置調節部材と、各々前記支持部材内に摺動可能に保持され、前記取付部材に設けた受圧ピンと前記リフト部材に設けた作動ピンに各々一端部側を当接させて設けたスライダー及びバネ受け部材と、前記スライダーとバネ受け部材の間に設けられ、前記原稿圧着板を前記リフト部材を介して開成方向に回動付勢すると共に、前記リフト部材を前記支持部材と重なり合う方向へ回動付勢する弾性手段と、前記位置調節部材の自由端側に設けられ、当該位置調節部材を前記リフト部材と重なり合う方向へ回動付勢させる付勢手段とから成り、この付勢手段により、前記原稿圧着板を閉じる直前または閉じたときに前記位置調節部材を介して当該原稿圧着板をその閉成方向の回動方向とは逆の方向へ回動付勢させて前記原稿圧着板が前記機器本体の上面に密着するように成したことを特徴とする。

この発明によれば、原稿圧着板を閉成方向に回転させると、閉成状態になる直前又はなったときに原稿圧着板による自重により位置調節部材が重なり合う方向とは反対方向に回転し得る状態になるので、自動的に原稿圧着板の位置が調節されて原稿圧着板を機器本体の上面に密着させることができる。
本発明に係る原稿圧着板開閉装置において、前記付勢手段が、前記リフト部材に取り付けられていると共に、前記位置調節部材を貫通し、かつ、先端部にフランジ部を有する付勢ロッドと、この付勢ロッドのフランジ部と前記位置調節部材との間に設けられる第1付勢部材とからなることが好ましい。また、本発明に係る原稿圧着板開閉装置において、前記付勢手段が、前記リフト部材と前記位置調節部材との間に設けられる第2付勢部材であることが好ましい。また、本発明に係る原稿圧着板開閉装置において、前記位置調節部材に、原稿圧着板を機器本体の上面に対して略平行に位置決めする原稿圧着板位置決め部材を設けることが好ましい。また、本発明に係る原稿圧着板開閉装置において、前記取付部材と前記支持部材との間に設けられ、前記原稿圧着板が閉成方向に回転したとき、前記原稿圧着板の所定の閉成角度以下においてのみ動作して前記原稿圧着板の回転速度を低減するダンパ装置を備えることが好ましい。
また、前記の目的を達成するために本発明に係る事務機器は、前記の本発明に係る原稿圧着板開閉装置を備えたことを特徴とする。この発明によれば、前述と同様に、原稿圧着板を閉成方向に回転させると、閉成状態になる直前又はなったときに原稿圧着板による自重により位置調節部材が重なり合う方向とは反対方向に回転し得る状態になるので、自動的に原稿圧着板の位置が調節されて原稿圧着板を機器本体の上面に密着させることができる。
以上説明したように本発明に係る原稿圧着板開閉装置及び事務機器によれば、原稿圧着板を閉成方向に回転させて閉成状態になる直前又はなったときに原稿圧着板による自重により位置調節部材が重なり合う方向とは反対方向に回転し得る状態になるので、自動的に原稿圧着板の位置が調節されて原稿圧着板を機器本体の上面に密着させることができる。
以下、本発明に係る原稿圧着板開閉装置を添付図面に基づいて詳述する。
図1〜図3は本発明に係る原稿圧着板開閉装置の一例を示す図である。本発明に係る原稿圧着板開閉装置は、図1及び図2に示すように、事務機器10の機器本体11の後端部に原稿圧着板12を回動可能に取り付け、原稿圧着板12を回動させて機器本体11の上面を原稿圧着板12で覆う閉成状態(図1参照。)とその上面を露出させる開成状態(図2参照。)とを形成するものである。事務機器10としては、特に限定されず、例えば、複写機、印刷機、ファクシミリ、スキャナー等が挙げられ、特に複写機が好ましいものとして挙げられるが、特に限定せずに説明する。
原稿圧着板12の上部には、例えば、原稿自動送り装置(図示せず)が設けられている。原稿自動送り装置は、複数枚の原稿を効率よく複写したり送信したりするためのものである。この原稿自動送り装置は、原稿圧着板12の上部の一側に設けた原稿送り部を備え、この原稿送り部へ原稿をセットすると、自動的に機器本体11の原稿読取部(原稿読取部がコンタクトガラス13である場合もある。)上へ複数枚の原稿が順次送られて複写や送信が行えるように構成されている。
本発明に係る原稿圧着板開閉装置1は、図1〜図3に示すように、事務機器10の機器本体11に取り付けられる取付部材2と、この取付部材2に回動可能に軸支された支持部材3と、この支持部材3に重なり合うと共にこの支持部材3の自由端部に回動可能に軸支されるリフト部材4と、このリフト部材4に重なり合うと共にこのリフト部材4の自由端部とは反対側の端部に回動可能に軸支され、かつ、原稿圧着板12に取り付けられる位置調節部材5と、この位置調節部材5をリフト部材4と重なり合う方向へ付勢すると共に、原稿圧着板12を閉成方向に回転させて閉成状態になる直前又はなったときに原稿圧着板12による自重により位置調節部材5が重なり合う方向とは反対方向に回転し得る付勢手段6と、取付部材2と支持部材3との間に設けられ、原稿圧着板12を開成方向に回転付勢すると共にリフト部材4を支持部材3と重なり合う方向へ付勢する弾性手段7とを備えたことに特徴がある。
取付部材2は、例えば、機器本体11に取り付けられる底板21と、底板21の両側端部からそれぞれ底板21に対して直交する方向(略直交する方向も含む。)に延びる両側板22と、底板21の一端部(後端部)から底板21に対して直交する方向(略直交する方向も含む。)に延びる略矩形状の後板23とからなることが好ましい。
底板21は、略矩形状に形成され、ネジやビス等で機器本体11に取り付けられる。側板22には、第1ヒンジピン15が回り止め付きの軸受け(図示せず)を介して挿通されるシャフト孔25が設けられている。側板22のシャフト孔25より前方で、かつ、内側(前方)に偏した位置には、受圧ピン16が挿通される受圧ピン孔(図示せず)が設けられている。受圧ピン16は、カムスライダー72の底部の外表面が当接する受圧部材であり、この受圧部材は、受圧ピン16等のピンに限定されず、ローラ例えば受圧ローラでもよい。
支持部材3は、図1〜図3及び図5に示すように、例えば、天板である上板31と、上板31の両側端部からそれぞれ上板31に対して直交する方向(略直交する方向も含む。)に延びる両側板32と、側板32の先端部を互いに対向する側に90°折り曲げてなる拘持板33とからなることが好ましい。これらの上板31、両側板32、拘持板33で収容部34が構成されている。
両側板32の一端部(後端部)には、第2ヒンジピン17が挿通される第2ヒンジピン孔36が設けられていると共に、後述する作動ピン18が入り込む切欠部35が設けられている。両側板32の他端部(前端部)には、シャフト挿通孔38が設けられている。両側板32のシャフト挿通孔38と取付部材2の側板22のシャフト孔25とが孔合わせされると共に、これら孔38、25の間すなわち支持部材3の側板32と取付部材2の側板22との間にワッシャー19が設けられて、これら孔38、25及びワッシャー19に第1ヒンジピン15が挿通されることによって、支持部材3が取付部材2に第1ヒンジピン15を軸に回動可能に連結されている。また、両側板32には、支持部材3に対するリフト部材4の回動を容易に行うための摺接部39がそれぞれ突出されている。摺接部39は、例えば、両側板32の第2ヒンジピン孔36と切欠部35との間に略円弧状に形成されている。この摺接部39は、リフト部材4の側板42の内面に接して支持部材3の側板32の外面とのリフト部材4の側板42の内面との間にクリアランスを設けることにより、支持部材3に対するリフト部材4の回動が良好に行われるようになっている。
リフト部材4は、厚さが厚い原稿も機器本体11の上面に安定して圧着させるためのものである。リフト部材4は、略矩形平板状の上板41と、この上板41の両端部からそれぞれ上板41に対して直交する方向(略直交する方向も含む。)に延びる両側板42とから略コ字状であって支持部材3を覆うように形成されている。リフト部材4の一端部(後端部)の中央より上板41側の箇所には第2ヒンジピン挿通孔(図示せず)が設けられていると共に、第2ヒンジピン挿通孔より他端部側で、かつ、中央より上板41側とは反対側の箇所には作動ピン18が挿通される作動ピン孔(図示せず)が設けられている。両側板42の作動ピン孔に作動ピン18が挿通されて固定されている。リフト部材4の両側板42の第2ヒンジピン挿通孔と支持部材3の両側板32の第2ヒンジピン孔とが孔合わせされてこれら孔に第2ヒンジピン17が挿通されることによって、リフト部材4と支持部材3とが第2ヒンジピン17を軸に互いに回動可能に連結されている。
位置調節部材5は、原稿圧着板12の高さ調節を自動的に行うためのものである。位置調節部材5は、図1〜図4に示すように、略矩形平板状の上板51と、この上板51の両端部からそれぞれ上板51に対して直交する方向(略直交する方向も含む。)に延びる両側板52とから略コ字状であってリフト部材4を覆うように形成されている。両側板52の先端部には、原稿圧着板12の後端側にネジやビス等で取り付けられる取付孔53aを有するフランジ53がそれぞれ設けられている。両側板52の一端部(後端部)側の略中央の箇所には第2ヒンジピン挿通孔54が設けられている。この第2ヒンジピン挿通孔54とリフト部材4の両側板42の第2ヒンジピン挿通孔と支持部材3の両側板32の第2ヒンジピン孔とが孔合わせされてこれら孔54に第2ヒンジピン17が挿通されることによって、位置調節部材5とリフト部材4と支持部材3とが第2ヒンジピン17を軸に互いに回動可能に連結されている。
位置調節部材5のフランジ53のいずれか一方、例えば、左側のフランジ53の自由端近傍には、原稿圧着板位置決め部材90を取り付けるための取付部55が設けられている。原稿圧着板位置決め部材90は、原稿圧着板12を機器本体11の上面、例えば、コンタクトガラス13面に対して略平行に位置決めするものである。すなわち、原稿圧着板位置決め部材90は、原稿圧着板12を機器本体11の上面、例えば、コンタクトガラス13面に対する原稿圧着板12の位置を設定するためのものである。原稿圧着板位置決め部材90としては、特に限定されず、例えば、ベアリング91等が用いられる。このベアリング91がシャフト等のベアリング取付部材92を介して取付部55に取り付けられている。
また、位置調節部材5の両側板52の自由端近傍には、上下方向に延びる移動規制孔57が設けられている。また、リフト部材4の両側板の自由端近傍には、移動規制孔57に挿通される移動規制ピン47が取り付けられており、移動規制ピン47が移動規制孔57内で移動し得る範囲でリフト部材4に対して位置調節部材5が回動するようになっている。なお、リフト部材4に対する位置調節部材5の回動範囲を移動規制孔57と移動規制ピン47とにより規制したが、これに限定されず、他の構造によりリフト部材4に対する位置調節部材5の回動範囲を規制するようにしてもよい。
付勢手段6は、位置調節部材5をリフト部材4と重なり合う方向へ付勢すると共に、原稿圧着板12を閉成方向に回転させて閉成状態になる直前又はなったときに原稿圧着板12による自重により位置調節部材5が重なり合う方向とは反対方向に回転し得るものである。付勢手段6としては、特に限定されず、例えば、リフト部材に取り付けられている付勢ロッド61と、この付勢ロッド61と位置調節部材5との間に設けられている第1付勢部材とからなるものでもよい。
付勢ロッド61は、リフト部材4の上板41の自由端近傍に突出した状態で取り付けられている。この付勢ロッド61は、位置調節部材5の上板51の自由端近傍に設けられその長手方向に延びる長円状の貫通孔65を貫通している。なお、貫通孔65の形状は、長円状に限定されず、他の形状、例えば、円形状等でもよい。付勢ロッド61の先端部には、フランジ部61aが設けられている。
第1付勢部材は、特に限定されず、例えば、コンプレッションスプリング62等である。コンプレッションスプリング62は、位置調節部材5から突出する付勢ロッド61に取り付けられていると共に、一端部がフランジ部61aに当接すると共に他端部が位置調節部材5の上板51に当接しており、位置調節部材5がリフト部材4と重なり合う方向へ付勢されると共に、原稿圧着板12を閉成方向に回転させて閉成状態になる直前又はなったときに原稿圧着板12による自重により位置調節部材5が重なり合う方向とは反対方向に回転し得るようになっている。
このコンプレッションスプリング62としては、位置調節部材5をリフト部材4と重なり合う方向へ付勢しているときに、移動規制ピン47が移動規制孔57の上端部に当接せずにその上端部近傍に位置されると共に、原稿圧着板12が閉成状態又はその閉成状態に近い状態のときに原稿圧着板12による自重により位置調節部材5が重なり合う方向とは反対方向に最大に回転したときに、移動規制ピン47が移動規制孔57の下端部に当接せずにその下端部近傍に位置されるようなコンプレッションスプリングであることが好ましい。すなわち、リフト部材4に対する位置調節部材5の回動範囲は、コンプレッションスプリング62によって規制すなわち設定されるようなコンプレッションスプリング62を用いることが好ましく、移動規制孔57と移動規制ピン47との位置調節部材5の回動範囲の規制は補助的なものであることが好ましい。
また、付勢手段6としては、リフト部材4と位置調節部材5との間に設けられる第2付勢部材であってもよい。第2付勢部材は、図6に示すように、例えば、一端部がリフト部材4の上板41の上面に取り付けられると共に、他端部が位置調節部材5の上板51の下面に取り付けられる引っ張り付勢部材、例えば、引っ張りスプリング67等であることが好ましい。この引っ張りスプリング67としては、位置調節部材5をリフト部材4と重なり合う方向へ付勢しているときに、移動規制ピン47が移動規制孔57の上端部に当接せずにその上端部近傍に位置されると共に、原稿圧着板12が閉成状態又はその閉成状態に近い状態のときに原稿圧着板12による自重により位置調節部材5が重なり合う方向とは反対方向に最大に回転したときに、移動規制ピン47が移動規制孔57の下端部に当接せずにその下端部近傍に位置されるようなスプリングであることが好ましい。
弾性手段7は、原稿圧着板12を開成方向に回転付勢すると共に、リフト部材4を支持部材3と重なり合う方向へ付勢し、かつ、原稿圧着板12が任意の回動角度以下のとき、原稿圧着板12を付勢する弾力が原稿圧着板12のモーメントより小さいものである。なお、本発明において開成方向とは、原稿圧着板12を回転させる際に原稿圧着板12がコンタクトガラス13から離間する方向をいう。本発明において閉成方向とは、開成方向とは反対の方向で原稿圧着板12を回転させる際に原稿圧着板12がコンタクトガラス13に近づく方向をいう。本発明における回動角度とは、機器本体11の上面であるコンタクトガラス13面に対する原稿圧着板12の角度である。本発明における任意の回動角度とは、弾性手段7の付勢力により任意に設定されるもので、例えば、弾性手段7による原稿圧着板12を付勢する付勢力が原稿圧着板12のモーメントより小さくなる角度である。
弾性手段7は、図1、図2及び図6に示すように、特に限定されないが、例えば、圧縮コイルスプリング73である。圧縮コイルスプリング73は、支持部材3内に挿入されて作動ピン18と受圧ピン16との間に弾設されている。圧縮コイルスプリング73の作動ピン18との間には、バネ受け部材71が設けられていると共に、圧縮コイルスプリング73の受圧ピン16との間には、カムスライダー72が設けられている。
圧縮コイルスプリング73は、その個数は特に限定されず、1個でも2個以上でもよく、バネ受け部材71及びカムスライダー72をそれぞれ互いに離間する方向に付勢するものである。圧縮コイルスプリング73は、原稿圧着板12を開成方向に回転付勢すると共に、原稿圧着板12が任意の回動角度(例えば、20°(20°前後も含む。))以下のとき、原稿圧着板12を付勢する弾力が原稿圧着板12のモーメントより小さくなるものである。
バネ受け部材71及びカムスライダー72は、断面矩形の有底筒体状に形成されている。これらのバネ受け部材71及びカムスライダー72は、互いの開口部が向き合うと共にこれらの間に圧縮コイルスプリング73が収容された状態で支持部材3の収容部34にそれぞれ個別に摺動可能に嵌合された状態で挿入されている。バネ受け部材71及びカムスライダー72は、取付部材2の底板21と支持部材3(上板31)が略平行になっているとき(例えば機器本体11の上面のコンタクトガラス13上に原稿圧着板12を密着させたとき(原稿圧着板12が閉成位置にあるとき))、支持部材3の収容部34内に嵌合される長さで形成されている。
バネ受け部材71が圧縮コイルスプリング73の付勢力によって作動ピン18を押圧して、支持部材3とリフト部材4とが重なり合うように付勢される。すなわち、圧縮コイルスプリング73の付勢力によってリフト部材4の上板41が支持部材3の上板31に当接又は近接するようになっている。なお、支持部材3の上板31に当接部を設けて、この当接部にリフト部材4の上板41が当接又は近接するようにしてもよい。
カムスライダー72の底部(閉塞部ということがある。)の外表面の略中央部には、突部72aが設けられている。この突部72aは、支持部材3の上板31に略平行に延びて形成されている。突部72aより上板31側のカムスライダー72の底部外表面は、後述するストッパー孔37にストッパーピン(図示せず)が挿通されている場合には、そのストッパーピンが当接するピン当接部72cとして形成されている。突部72a下方は漸次傾斜された傾斜部72bとして形成されている。このカムスライダー72の底部の外表面の突部72a及び傾斜部72bが1種のカムとして形成されている。
すなわち、閉成位置にある原稿圧着板12(図1参照。)をコンタクトガラス13から離間する方向(上方)に第1ヒンジピン15を軸に回転させると、受圧ピン16に当接する箇所が突部72aから傾斜部72bへと徐々に摺動すると共に、カムスライダー72が圧縮コイルスプリング73によって支持部材3内を後端部側へと押圧されて摺動し、圧縮コイルスプリング73が徐々に伸びる。そして、原稿圧着板12が最大使用開放角度(例えば、60°(60°前後を含む。)〜70°(70°前後を含む。))になると(図2参照。)、その開閉が原稿圧着板12開閉規制機構(図示せず)によって規制されるようになっている。
また、支持部材3の両側板32には、ストッパー孔37が設けられていることが好ましい。このストッパー孔37は、カムスライダー72が圧縮コイルスプリング73の付勢力によってシャフト挿通孔38を塞ぐことを阻止するために設けられたもので、特に組立時に有効に利用されるものである。ストッパー孔37の位置は、支持部材3の自由端部とシャフト挿通孔との間であれば特に限定されないが、取付部材2のシャフト孔25と支持部材3のシャフト挿通孔との孔合わせをした際に、カムスライダー72の端面が受圧ピン16に当接して邪魔にならない位置であれば特に限定されるものではない。その結果、支持部材3のシャフト挿通孔と取付部材2のシャフト孔25とのワッシャー19を介しての孔合わせ及び第1ヒンジピン15の挿通が容易となり、組立性が向上する。
圧縮コイルスプリング73内には、ダンパー装置8が設けられていることが好ましい。このダンパー装置8は、原稿圧着板12が閉成方向に回転したとき、原稿圧着板12の任意の回動角度以下の特定の回動角度以下(例えば10°前後以下)においてのみその原稿圧着板12の回転速度を低減させるように動作するものである。
ダンパー装置8は、例えば、オイルダンパ装置等である。ダンパー装置8は、原稿圧着板12の特定の角度以下(例えば10°前後以下)においてのみその原稿圧着板12の回転速度を低減させることができれば、特に限定されない。ダンパー装置8は、例えば、シリコンオイル等のオイルが充填されているシリンダ(図示せず)と、シリンダ内に移動可能に設けられ、シリンダから露出する露出長が長くなるように付勢されるピストンロッド81とからなることが好ましい。なおダンパー装置を設けたが、これに限定されず、ダンパー装置を設けなくてもよい。
次に、本発明に係る原稿圧着板開閉装置1及び事務機器10の作用を説明する。
原稿圧着板12は、機器本体11が使用されていない状態では、図1及び図6に示すように、機器本体11のコンタクトガラス13に密着されている。コンタクトガラス13上に原稿を載置するには、まず、リフト部材4が取り付けられている箇所とは反対側の原稿圧着板12の端部又はその近傍等に設けられている把持部を持って、原稿圧着板12を上方に持ち上げる。すなわち、原稿圧着板12を第1ヒンジピン15を軸にのみ回転させて図2に示すようにコンタクトガラス13面を外部に露出させる。このように原稿圧着板12を回転させるとき、原稿圧着板12は、圧縮コイルスプリング73の付勢力によって開成方向に回転付勢されているので、重量を感じさせることなく開成方向に回転することができる。
露出したコンタクトガラス13面上に原稿を載置した後、持ち上げた原稿圧着板12を降ろす。すなわち、原稿圧着板12をコンタクトガラス13と接触する閉成方向に第1ヒンジピン15を軸に回転させて下方に移動させて閉成状態にする。原稿圧着板12を回転させる場合、最初は圧縮コイルスプリング73の付勢力に抗するために多少の力が必要になるが、例えば、原稿圧着板12の回動角度が20°(20°前後を含む。)以下になると、原稿圧着板12の重量による原稿圧着板12の下方への回転する力が圧縮コイルスプリング73の付勢力より強くなるので、原稿圧着板12は下方に移動する。原稿圧着板12の回動角度が特定の角度例えば10°(10°前後を含む。)になると、ダンパー装置8のピストンロッド81の先端がカムスライダー72の内面に当接して、ピストンロッド81がシリンダ内に移動してピストンロッド81の露出長が短くなり、原稿圧着板12の回転速度が低減される。その結果、原稿圧着板12の回転速度がダンパー装置8によって制御されるので、原稿圧着板12が勢いよくコンタクトガラス13に衝突することがない。
原稿圧着板12を閉成方向に回転させて閉成状態にすると、その閉成状態になる直前又はなったときに原稿圧着板12による自重により位置調節部材5が重なり合う方向とは反対方向に回転し得るので、原稿圧着板12が位置調節部材5を介して第2ヒンジピン17を軸に自由に回動して、原稿圧着板12がコンタクトガラス13面に密着するように原稿圧着板12の高さが自動的に調節される。このとき、原稿圧着板12の自重により第1ヒンジピン15を軸に原稿圧着板12が回動するので、原稿圧着板12がコンタクトガラス13面に確実に密着する。すなわち、原稿圧着板12がコンタクトガラス13上に原稿がない状態ではコンタクトガラス13に対して略平行に密着するように、原稿圧着板12の高さ調節が自動的に行われて、原稿圧着板12の水平位置が調節される。その結果、例えば、原稿が薄い紙である場合には、原稿圧着板12によって原稿をコンタクトガラス13上から浮き上がることなく確実にコンタクトガラス13に密着させることができるので、原稿を良好に複写等することができる。すなわち、原稿圧着板12とコンタクトガラス13との間に光が入らないように原稿圧着板12がコンタクトガラス13に密着されて、原稿を良好に複写等することができる。
また、原稿が本のように厚さが厚い場合、原稿圧着板12を回転させる(下方に移動させる)と、原稿の支持部材3側の端部又はその近傍に原稿圧着板12の支持部材3の近傍の一部が接触し、原稿の支持部材3側の端部とは反対側の端部と原稿圧着板12との間に空間が形成される。すなわち、把持部側の端部の原稿圧着板12は浮いた状態となる。その浮いている原稿圧着板12の例えば把持部側の端部近傍をコンタクトガラス13側に押圧すると、作動ピン18がバネ受け部材71をカムスライダー72側に押圧して圧縮コイルスプリング73の付勢力に抗してバネ受け部材71がカムスライダー72側に移動すると共に、原稿圧着板12(リフト部材4及び位置調節部材5)が第2ヒンジピン17を軸に回転する。すなわち、原稿の上部を覆うように原稿圧着板12が移動する。例えば、その原稿の上部が平坦面である場合には、この上部に原稿圧着板12が面接触する。その結果、厚さが厚い原稿が安定してコンタクトガラス13に密着されることになる。よって、原稿圧着板12は、原稿の厚さに関係なく原稿を安定してコンタクトガラス13に密着することができる。
また、複数枚の原稿を例えば複写するには、機器本体11のコンタクトガラス13に原稿圧着板12が密着されている状態のまま、原稿圧着板12の上部の原稿送り部に複数枚の原稿をセットする。セット後、スタートボタンを押し込み操作することにより、複数枚の原稿が、自動的に順次原稿送り部から例えばコンタクトガラス13上へと送られて1枚ずつ連続的に複写される。
原稿が原稿送り部からコンタクトガラス13上へと送られるとき、リフト部材4が取り付けられている原稿圧着板12の箇所がコンタクトガラス13面から浮いて原稿読取部に対して原稿が平行に(正常に)送られない、すなわち、原稿が曲がってコンタクトガラス13上へ送られると、原稿の読み取りが曲がって行われたりして、正確な複写等ができないが、本発明に係る原稿圧着板開閉装置1及び事務機器10においては、機器本体11に対する原稿圧着板12の高さが自動的に調節されて原稿読取部に対して原稿を正常に送ることができる。
すなわち、原稿圧着板12を閉成方向に回転させて閉成状態にすると、その閉成状態になる直前又はなったときに原稿圧着板12による自重により位置調節部材5が重なり合う方向とは反対方向に回転し得るので、原稿圧着板12が位置調節部材5を介して第2ヒンジピン17を軸に自由に回動して、原稿圧着板12がコンタクトガラス13面に密着するように原稿圧着板12の高さが自動的に調節される。このとき、原稿圧着板12の自重により第1ヒンジピン15を軸に原稿圧着板12が回動するので、原稿圧着板12がコンタクトガラス13面に確実に密着する。すなわち、原稿圧着板12がコンタクトガラス13上に原稿がない状態ではコンタクトガラス13に対して略平行に密着するように、原稿圧着板12の高さ調節が自動的に行われて、原稿圧着板12の水平位置が調節される。その結果、原稿が原稿送り部からコンタクトガラス13上へと平行に送られるので、複数枚の原稿を自動的に順次コンタクトガラス13上へと送って1枚ずつ連続的に複写することができる。
したがって、本発明に係る原稿圧着板開閉装置1及び事務機器10は、原稿圧着板12を閉成方向に回転させて閉成状態になる直前又はなったときに原稿圧着板12による自重により位置調節部材5が重なり合う方向とは反対方向に回転し得るので、自動的に原稿圧着板12の位置が調節されて原稿圧着板12を機器本体11の上面に密着させることができ、複写等を良好に行えると共に、複数枚の原稿の複写等も連続的に良好に行える。
また、本発明に係る原稿圧着板開閉装置1及び事務機器10は、リフト部材4に対する位置調節部材5の回動範囲内で原稿圧着板12の高さが自動的に調節されるので、例えば、その間の略中間で原稿圧着板12がコンタクトガラス13に密着されるように本発明に係る原稿圧着板開閉装置1を設定(図1参照。)して機器本体11に取り付けることが好ましい。これにより、原稿圧着板12の高さが上下方向に自動的に調節されるので、原稿圧着板12を機器本体11の上面に確実に密着させることができる。また、コンプレッションスプリング62や引っ張りスプリング67の線材や大きさ等を変えることにより、原稿圧着板12の自動的に調節しうる高さが変わるので、事務機器10に応じて原稿圧着板12の自動的に調節しうる高さを選択することができ、汎用性に優れたものとなる。
また、位置調節部材5に原稿圧着板位置決め部材90が取り付けられていることにより、機器本体11の上面すなわちコンタクトガラス13に対する原稿圧着板12の位置調節をより確実に行える。すなわち、機器本体11の上面すなわちコンタクトガラス13に対する原稿圧着板12の位置決めは、原稿圧着板12の下面の所定の位置に設けた複数の原稿圧着板位置決め部材が機器本体11の上面にそれぞれ当接することで原稿圧着板12の位置決めを行っている。このため、位置調節部材5に原稿圧着板位置決め部材90としてのベアリング91を取り付けることで、本発明に係る原稿圧着板開閉装置1においても原稿圧着板12の位置調節が行われるので、機器本体11の上面すなわちコンタクトガラス13に対する原稿圧着板12の位置決めをより確実に行うことができる。
以上説明したように本発明に係る原稿圧着板開閉装置は、原稿圧着板を閉成方向に回動させて閉成状態になる直前又はなったときに原稿圧着板による自重により位置調節部材が重なり合う方向とは反対方向に回転し得るので、自動的に原稿圧着板の位置が調節されて原稿圧着板を機器本体の上面に密着させることができることから、特に複写機、印刷機、ファクシミリ、スキャナー等の事務機器の原稿圧着板開閉装置として好適に用いられるものである。
本発明に係る原稿圧着板開閉装置の一例で閉成状態を示す側断面図である。 本発明に係る原稿圧着板開閉装置の一例で開成状態を示す側断面図である。 本発明に係る原稿圧着板開閉装置の一例を示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。 本発明に係る位置調節部材の一例を示す図で、(a)は右側面図、(b)は平面図、(c)は左側面図である。 本発明に係る支持部材の一例を示す図で、(a)は平面図、(b)は左側面図である。 本発明に係る原稿圧着板開閉装置の他の例を示す側断面図である。
符号の説明
1 原稿圧着板開閉装置
2 取付部材
3 支持部材
4 リフト部材
5 位置調節部材
6 付勢手段
7 弾性手段
8 ダンパー装置
10 事務機器
11 機器本体
12 原稿圧着板
13 コンタクトガラス
61 付勢ロッド
62 コンプレッションスプリング
67 引っ張りスプリング

Claims (6)

  1. 原稿圧着板を回動させて事務機器の機器本体の上面を前記原稿圧着板で覆う閉成状態とその上面を露出させる開成状態とを形成する原稿圧着板開閉装置であって、
    前記機器本体に取り付けられる取付部材と、この取付部材に第1ヒンジピンを介して回動可能に軸支された支持部材と、この支持部材に重なり合うと共にこの支持部材の自由端部に第2ヒンジピンを介して回動可能に軸支されるリフト部材と、このリフト部材に重なり合うと共に当該リフト部材の自由端部とは反対側の端部に回動可能に軸支され、かつ、原稿圧着板を取り付ける位置調節部材と、各々前記支持部材内に摺動可能に保持され、前記取付部材に設けた受圧ピンと前記リフト部材に設けた作動ピンに各々一端部側を当接させて設けたスライダー及びバネ受け部材と、前記スライダーとバネ受け部材の間に設けられ、前記原稿圧着板を前記リフト部材を介して開成方向に回動付勢すると共に、前記リフト部材を前記支持部材と重なり合う方向へ回動付勢する弾性手段と、前記位置調節部材の自由端側に設けられ、当該位置調節部材を前記リフト部材と重なり合う方向へ回動付勢させる付勢手段とから成り、この付勢手段により、前記原稿圧着板を閉じる直前または閉じたときに前記位置調節部材を介して当該原稿圧着板をその閉成方向の回動方向とは逆の方向へ回動付勢させて前記原稿圧着板が前記機器本体の上面に密着するように成したことを特徴とする、原稿圧着板開閉装置。
  2. 前記付勢手段が、前記リフト部材に取り付けられていると共に、前記位置調節部材を貫通し、かつ、先端部にフランジ部を有する付勢ロッドと、この付勢ロッドのフランジ部と前記位置調節部材との間に設けられる第1付勢部材とからなることを特徴とする、請求項1に記載の原稿圧着板開閉装置。
  3. 前記付勢手段が、前記リフト部材と前記位置調節部材との間に設けられる第2付勢部材であることを特徴とする、請求項1に記載の原稿圧着板開閉装置。
  4. 前記位置調節部材に、原稿圧着板を機器本体の上面に対して略平行に位置決めする原稿圧着板位置決め部材を設けたことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の原稿圧着板開閉装置。
  5. 前記取付部材と前記支持部材との間に設けられ、前記原稿圧着板が閉成方向に回転したとき、前記原稿圧着板の所定の閉成角度以下においてのみ動作して前記原稿圧着板の回転速度を低減するダンパ装置を備えたことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の原稿圧着板開閉装置。
  6. 前記請求項1〜5のいずれか1項に記載の原稿圧着板開閉装置を備えたことを特徴とする事務機器。
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