JP4794144B2 - 原稿圧着板開閉装置 - Google Patents

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Description

この発明は、複写機、印刷機、ファクシミリ、スキャナー等に備えられている原稿圧着板が最大開放位置から最大使用開放位置へと倒れる際の速度を緩和することができる原稿圧着板開閉装置に関するものである。
複写機、印刷機、ファクシミリ、スキャナー等の装置本体には、その装置本体の上面後部に対し原稿圧着板が原稿圧着板開閉装置を介して回動可能に取り付けられている。原稿圧着板開閉装置は、一種のヒンジ機構であり、原稿圧着板をヒンジ軸まわりに回動可能に軸支して、装置本体の上面のコンタクトガラス面上に原稿圧着板を密着させることができると共に、そのコンタクトガラスを露出させることができる。原稿をコンタクトガラス面上にセットするには、原稿圧着板を回動させて(上方に移動させて)コンタクトガラス面を露出(開放)させ、そのコンタクトガラスの面上に原稿を載置した後、原稿圧着板を回動させて(下方に移動させて)、原稿圧着板で原稿をコンタクトガラス面上に圧着させることにより、原稿をコンタクトガラス面上にセットすることができる。
また、原稿圧着板開閉装置には、原稿圧着板の回動を規制する原稿圧着板回動規制機構が設けられている(例えば、特許文献1参照。)。原稿圧着板回動規制機構は、通常使用時における装置本体の上面(コンタクトガラス面)に対する原稿圧着板の最大使用開放角度を60°〜70°に規制するものである。また、原稿圧着板回動規制機構は、装置本体の点検、修理等のメンテナンスを行う際にコンタクトガラスを容易に取り外すことができるように、コンタクトガラス面に対する原稿圧着板の最大開放角度を90°にすることができる最大開放機能を有している。
特開平11−95339号公開特許公報
ところで、装置本体の点検、修理等のメンテナンスを行う際には、コンタクトガラス面に密着されている原稿圧着板をコンタクトガラス面に対して90°回動させることにより、コンタクトガラス面の上方が開放された状態となり、容易にコンタクトガラスを取り外すことができることになる。すなわち、原稿圧着板が装置本体の上面(コンタクトガラス面)に対して直交する方向つまり略垂直方向に沿って立った状態であるので、容易にコンタクトガラスを取り外すことができることになる。
しかし、原稿圧着板が立った状態であると倒れることがある。その場合、最大開放位置から最大使用開放位置までの原稿圧着板に作用するトルクがゼロなので、原稿圧着板が大きな加速を伴って倒れることがあり得る。
この発明は、前記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、原稿圧着板が最大開放位置から最大使用開放位置へと倒れる際の速度を緩和することができる原稿圧着板開閉装置を提供することにある。
前記目的を達成するためにこの発明の原稿圧着板開閉装置は、複写機、印刷機、ファクシミリ、スキャナー等の装置本体に取り付けられる取付部材と、その取付部材に回動自在に連結され、原稿圧着板に取り付けられる支持部材とを備え、前記支持部材が、通常使用時、前記原稿圧着板を前記装置本体の上面に接触する閉位置から最大使用開放位置まで回動し、かつ、前記支持部材が、メンテナンス時、さらに最大使用開放位置から最大開放位置まで回動する原稿圧着板開閉装置であって、前記支持部材に弾性手段を作用させて摺動可能に第2スライダーを設け、前記取付部材の両測板間に前記第2スライダーと圧接するカムピンを設け、前記第2スライダーと前記カムピンとが前記原稿圧着板の最大使用開放位置から最大開放位置に向けてさらに開かれるとき互いの圧接状態が解かれるように構成し、前記原稿圧着板が最大開放位置から最大使用開放位置へと回動するとき、該支持部材に作用するトルクを発生させるトルク発生手段を設け、このトルク発生手段を前記第2スライダーの側部と前記取付部材の側板との間に設けたことを特徴とする
この発明によれば、支持部材が最大開放位置から最大使用開放位置へと回動するとき、支持部材に作用するトルクを大きくするトルク発生手段を設けたので、原稿圧着板が最大開放位置から最大使用開放位置へと倒れる際の速度を緩和することができる。すなわち、原稿圧着板は支持部材に取り付けられると共に取付部材が装置本体に取り付けられ、原稿圧着板が最大開放位置に位置されて立った状態から倒れると、原稿圧着板と共に支持部材が最大開放位置から最大使用開放位置へと回動する。この際、原稿圧着板に作用するトルクがトルク発生手段により大きくなるので、原稿圧着板が最大開放位置から最大使用開放位置へと倒れる際の速度を緩和することができる。
本発明はさらに、前記トルク発生手段を、前記第2スライダーの側部に設け突起部と、前記取付部材の側板に設けたところの前記スライダーの前記突起部が前記支持部材の所定回動角度から当接する受け部とで構成することができる。
その際に本発明は、前記受け部を、前記取付部材に取り付けられたカム部材に設けることができる。
本発明はさらに、前記第2スライダーを、前記原稿圧着板の最大開放位置において、前記取付部材の側版の頂部と嵌合する凹部を有するものとすることができる。
以上説明したようにこの発明の原稿圧着板開閉装置によれば、支持部材が最大開放位置から最大使用開放位置へと回動するとき、支持部材に作用するトルクを大きくするトルク発生手段を設けたので、原稿圧着板が最大開放位置から最大使用開放位置へと倒れる際の速度を緩和することができる。
以下、この発明の原稿圧着板開閉装置を添付図面に基づいて詳述する。
図1〜図7はこの発明の原稿圧着板開閉装置の一例を示す図である。この発明の原稿圧着板開閉装置は、複写機、印刷機、ファクシミリ、スキャナー等の装置本体に、その装置本体の上面に対し原稿圧着板を回動可能に取り付ける一種のヒンジ機構である。この発明の原稿圧着板開閉装置は、図1〜図7に示すように、装置本体2に取り付けられる取付部材4と、その取付部材3に回動自在に連結され、原稿圧着板3に取り付けられる支持部材5とを備え、支持部材5が、通常使用時、原稿圧着板3を装置本体2の上面に接触する閉位置から最大使用開放位置まで回動し、かつ、支持部材5が、メンテナンス時、さらに最大使用開放位置から最大開放位置まで回動するものである。この発明の原稿圧着板開閉装置1の特徴は、支持部材5が最大開放位置から最大使用開放位置へと回動するとき、支持部材5に作用するトルクを大きくするトルク発生手段7を設けたことにある。
取付部材4は、図8に示すように、装置本体2に取り付けられる底板41と、底板41の両側端部からそれぞれ底板41に対して直交する方向(略直交する方向も含む)に延びる両側板42と、底板41の一端部(後端部)から底板41に対して直交する方向(略直交する方向も含む)に延びる略矩形状の後板43と、から構成され、両側板42の後板43側にストッパー部48が設けられてている。
底板41は、略矩形状に形成され、ビス等で装置本体2に取り付けるための取付孔45が設けられている。側板42は、略L字状に形成され、底板41に対して直交する方向(略直交する方向も含む)に延びる取付片42aの先端部(上部)に第1ヒンジピン孔46が設けられている。取付片42aの第1ヒンジピン孔46より底板41側(下方)で、かつ、内側(前方)に偏した位置には固定ピン孔47が設けられている。両取付片42aの固定ピン孔47にカムピン13が挿通されている。また、取付片42aの先端面は、第1ヒンジピン孔46と固定ピン孔47とを結ぶ直線と略平行に延びる傾斜部42bとして形成されている。
支持部材5は、図1〜図7に示すように、上板51と、上板51の両側端部からそれぞれ上板41に対して直交する方向(略直交する方向も含む)に延びる両側板52と、側板52の先端部を互いに対向する側に90°折り曲げてなる案内板53と、から構成されている。上板51の他端部(前端部)は、側板52と反対方向に折り曲げて成る当接部55が設けられている。
両側板52の一端部(後端部)には、第2ヒンジピン12が挿通される第2ヒンジピン孔(図示せず)が設けられていると共に、後述する作動ピン14が入り込む切欠部54が設けられている。両側板52の他端部(前端部)には、第1ヒンジピン挿通孔(図示せず)が設けられている。両側板52の第1ヒンジピン挿通孔と取付部材4の第1ヒンジピン孔46とが軸合わせされてこれら孔46に第1ヒンジピン11が挿通されることによって、支持部材5が取付部材4に第1ヒンジピン11を軸に回動自在に連結されている。
支持部材5は、原稿圧着板3に取り付けられるが、原稿圧着板3に回動自在に取り付けられることが好ましい。このように、支持部材5が原稿圧着板3に回動自在に取り付けられることにより、厚さが厚い原稿も装置本体2の上面に安定して密着させることができる。また、支持部材5は、装置本体2に直接取り付けてもよいが、リフト部材6を介して原稿圧着板3に取り付けられることが特に好ましい。
リフト部材6は、原稿圧着板2の後端側にビス等で取り付けられる上板61と、この上板61の両端部からそれぞれ上板61に対して直交する方向(略直交する方向も含む)に延びる両側板62とから略コ字状であって支持部材5を覆うように形成されている。リフト部材6の一端部(後端部)の中央より上板61側の箇所には第2ヒンジピン挿通孔(図示せず)が設けられていると共に、第2ヒンジピン挿通孔より他端部側で、かつ、中央より上板61側とは反対側の箇所には作動ピン14が挿通される作動ピン孔(図示せず)が設けられている。両側板62の作動ピン孔に作動ピン14が挿通されて固定されている。
リフト部材6の両側板62の第2ヒンジピン挿通孔と支持部材5の両側板52の第2ヒンジピン孔とが軸合わせされてこれら孔に第2ヒンジピン12が挿通されることによって、リフト部材6と支持部材5とが第2ヒンジピン12を軸に互いに回動自在に連結されている。
支持部材5内には、一対のスライダー31、32が嵌合されている。一対のスライダー31、32は、断面矩形の有底筒体状に形成されている。一対のスライダー31、32は、互いの開口部が向き合うように支持部材5内にそれぞれ個別に摺動自在に嵌合されて、この一対のスライダー31、32内に圧縮コイルスプリング21が設けられている。すなわち、スライダー31、32の凹状の内部が圧縮コイルスプリング21を収容するスプリング収容部31c、32cとして形成されている。圧縮コイルスプリング21は、1個でも2個以上でもよく、例えば2個並列、或は重合して設けられ、一対のスライダー31、32をそれぞれ互いに離間する方向に付勢するものである。
一対のスライダー31、32は、取付部材4の底板41と支持部材5(上板51)が略平行になっているとき(例えばこの発明の原稿圧着板開閉装置1を複写機等に取り付けた場合において装置本体2の上面のコンタクトガラス面上に原稿圧着板3を密着させたとき(原稿圧着板密着時))、支持部材5内に嵌合される長さで形成されている。
先端部側のスライダー(第1スライダー)31の底面である閉塞面31aの外表面は平坦面に形成されている。この閉塞面31aが圧縮コイルスプリング21の付勢力によって作動ピン14を押圧して、支持部材5とリフト部材6とが重なり合うようになっている。
すなわち、圧縮コイルスプリング21の付勢力によってリフト部材6の上板61が支持部材5のストッパ部55に当接して、支持部材5の上板51とリフト部材6の上板61とが略平行で、かつ近接するようになっている。
後端部側のスライダー(第2スライダー)32の閉塞面の外表面の略中央部には、図1〜図7、図9に示すように、突部33が設けられている。この突部33は、支持部材5の上面51に略平行に延びて形成されている。突部33の案内板53側は漸次傾斜された傾斜部34として形成され、原稿圧着板密着時、突部33がカムピン13に当接し、リフト部材6が第2ヒンジピン12を軸に回動することによって、カムピン13が当接する箇所が突部33から傾斜部34に徐々に摺動する。
すなわち、装置本体2の上面のコンタクトガラス面上に原稿圧着板3が密着している状態(閉位置(図1及び図2参照))から原稿圧着板3の手前側を手に持って、装置本体2の上面から離間する方向(上方)に第1ヒンジピン11を軸に回動させると、カムピン13に当接する箇所が突部33から傾斜部34へと徐々に摺動すると共に、第2スライダー32が圧縮コイルスプリング21によって支持部材5内を後端部側へと押圧されて摺動し、圧縮コイルスプリング21が徐々に伸びる。そして、原稿圧着板3が装置本体2の上面に対する最大使用開放位置になると(図3及び図4参照)、スライダー32の両側に設けた突起部71が、受け部72の手前に落ち込む際のクリック感を原稿圧着板3を介して操作者の手に感じ取ることができる。勿論、ここのところはその他の公知構成の原稿圧着板回動規制機構(図示せず)によって規制しても良い。なお、図1〜図7、図9中、38は延出片を示し、この延出片38と第2スライダー32を形成する壁部との間に、案内板53が位置されるようになっている。そして、原稿圧着板3の最大使用開放角度から最大開放角度に至る過程で第2スライダーの突部33と傾斜部34がカムピン13から離れ、突起部71が受け部72と圧接するようになるものである
原稿圧着板回動規制機構は、原稿圧着板3(支持部材5)の回動を規制するもので、原稿圧着板3の通常使用時における装置本体2の上面に対する最大使用開放角度を60°〜70°(略60°〜略70°)に規制するものである(図3及び図4参照)。また、原稿圧着板回動規制機構は、装置本体2の点検、修理等のメンテナンスを行う際にコンタクトガラスを容易に取り外すことができるように、取付部材4の両側板に設けたストッパー部48と支持部材5の断面L形状を呈した当接部55によって、原稿圧着板3(支持部材5)の上面に対する最大開放角度を90°に規制することができる最大開放機能を有している(図5及び図6参照)。尚、当接部55は、これを支持部材5の他の個所としても良く、リフト部材6の側に設けても良い。
この発明の原稿圧着板開閉装置1の特徴は、支持部材5が最大開放位置から最大使用開放位置へと回動するとき、支持部材5に作用するトルクを大きくするトルク発生手段7を設けたことにある。
トルク発生手段7は、支持部材5に作用するトルクを大きくできれば特に限定されず、例えば、弾性部材である前記の圧縮コイルスプリング21と、第2スライダー32に設けられた突起部71と、取付部材4に設けられた受け部72とから構成されている。
突起部71は、第2スライダー32の閉塞面の外表面の両側部が中央部より窪んだ段状に形成され、この両側段部32bの略中央部に設けられている。突起部71は、例えば略半円状に形成されている。受け部72は、取付部材4の取付片42aの傾斜部42bの略中央部に凸状に形成されており、圧縮コイルスプリング21の付勢力によって、支持部材5が最大使用開放位置から最大開放位置までの間に位置されているときに、突起部71が受け部72に当接して押圧されるようになっている(図3〜図6参照)。
このように、圧縮コイルスプリング21の付勢力によって突起部71が受け部72に当接して押圧されることにより、支持部材5(原稿圧着板3)が最大開放位置(図5及び図6参照)から最大使用開放位置(図3及び図4参照)へと回動するとき、支持部材5(原稿圧着板3)に作用するトルクが大きくなる。従って、この発明の原稿圧着板開閉装置1は、原稿圧着板3が最大開放位置から最大使用開放位置へと倒れる際の速度を緩和することができる。
また、第2スライダー32の両側段部32bの支持部材5の上板51側には、湾曲状に窪んだ凹部36が設けられている。この凹部36は、取付部材4の取付片42aの先端部が面接触する凹状に形成されている。この凹部36は、支持部材5(原稿圧着板3)が最大開放位置(図5及び図6参照)に達したとき、取付片42aの先端部が面接触するように形成されている。これにより、支持部材5(原稿圧着板3)が最大使用開放位置(図3及び図4参照)から最大開放位置(図5及び図6参照)へと回動したとき、取付片42aの先端部が面接触するので、支持部材5(原稿圧着板3)が安定した状態で立たせることができる。
また、この発明の原稿圧着板開閉装置1は、厚さに関係なく原稿を装置本体2の上面に安定して密着させることができる。
すなわち、圧縮コイルスプリング21の付勢力によってリフト部材6の上板61が支持部材5の当接部55に当接して、支持部材5の上板51とリフト部材6の上板61とが略平行で、かつ近接するので、リフト部材6の後端部が下方に回動することがない。このため、原稿圧着板3を持ち上げて装置本体2の上面のコンタクトガラス面に原稿を載置する場合、通常、原稿圧着板3のリフト部材6が取り付けられている箇所とは反対側の端部又はその近傍等に設けられている把持部を持って原稿圧着板3を上方に持ち上げると、原稿圧着板3は第1ヒンジピン11を軸にのみ回動してコンタクトガラス面が外部に露出する。その露出したコンタクトガラスの面上に原稿を載置する。
載置後、持ち上げた原稿圧着板3を降ろすと、原稿圧着板3はコンタクトガラス面と接触する方向に第1ヒンジピン11を軸に回動する(下方に移動する)。このとき、圧縮コイルスプリング21の付勢力によってリフト部材6の上板61が支持部材5のストッパ部55に当接した状態のまま、つまり、原稿圧着板3(リフト部材6)が第2ヒンジピン12を軸に回動することないまま、原稿圧着板3が移動する。
このとき、コンタクトガラス面に載置されている原稿が紙のように厚さが薄い場合には、原稿圧着板3は、紙に接触するときには面接触する。その結果、原稿の全体が原稿圧着板3に接触して原稿がコンタクトガラス面に押し付けられるので、原稿が安定してコンタクトガラス面に密着することになる。
原稿が図7に示すように本のように厚さが厚い場合、原稿圧着板3を回動させる(下方に移動させる)と、原稿80の支持部材5側の端部80a又はその近傍に原稿圧着板3の支持部材5の近傍の一部が接触し、原稿80の支持部材5側の端部とは反対側の端部と原稿圧着板3との間に空間が形成される。すなわち、把持部側の端部の原稿圧着板3は浮いた状態となる。その浮いている原稿圧着板3の例えば把持部側の端部近傍をコンタクトガラス面側に押圧すると、作動ピン14が第1スライダー31を第2スライダー32側に押圧して圧縮コイルスプリング21の付勢力に抗して第1スライダー31が第2スライダー32側に移動すると共に、原稿圧着板3(リフト部材6)が第2ヒンジピン12を軸に回動する。すなわち、原稿80の上部を覆うように原稿圧着板3が移動する。例えば、その原稿80の上部が平坦面である場合には、この上部に原稿圧着板3が面接触する。よって、厚さが厚い原稿80が安定してコンタクトガラス面に密着することになる。
従って、この発明の原稿圧着板開閉装置1は、厚さに関係なく原稿を装置本体2の上面に安定して密着させることができる。
尚、トルク発生手段は、当接部55に相当する部分を、取付部材4から独立して別体に設けたカムピンと一体に形成したカム部材とすることができる。そして、このカム部材は、カムピン13と別体に構成しても良い。
以上詳細に説明したようにこの発明は、簡単な構成で、とくに複写機の原稿自動送り装置付きの重量のある原稿圧着板開閉装置に実施して好適である。
この発明の原稿圧着板開閉装置の一例を示す側面図である。 この発明の原稿圧着板開閉装置の一例を示す側断面図である。 この発明の原稿圧着板開閉装置の一例を示す側面図である。 この発明の原稿圧着板開閉装置の一例を示す側断面図である。 この発明の原稿圧着板開閉装置の一例を示す側面図である。 この発明の原稿圧着板開閉装置の一例を示す側断面図である。 この発明の原稿圧着板開閉装置の一例を示す側断面図である。 この発明の取付部材の一例を示す図で、(a)は側面図、(b)は平面図、(c)は背面図である。 この発明の第2のスライダーの一例を示す図で、(a)は側面図、(b)は背面図、(c)は正面図、(d)は平面図である。
1 原稿圧着板開閉装置
2 装置本体
3 原稿圧着板
4 取付部材
5 支持部材
6 リフト部材
7 トルク発生手段
11 第1ヒンジピン
12 第2ヒンジピン
13 カムピン
14 作動ピン
21 圧縮コイルスプリング
31 第1スライダー
32 第2スライダー
71 突起部
72 受け部

Claims (4)

  1. 複写機、印刷機、ファクシミリ、スキャナー等の装置本体に取り付けられる取付部材と、その取付部材に回動自在に連結され、原稿圧着板に取り付けられる支持部材とを備え、前記支持部材が、通常使用時、前記原稿圧着板を前記装置本体の上面に接触する閉位置から最大使用開放位置まで回動し、かつ、前記支持部材が、メンテナンス時、さらに最大使用開放位置から最大開放位置まで回動する原稿圧着板開閉装置であって、
    前記支持部材に弾性手段を作用させて摺動可能に第2スライダーを設け、前記取付部材の両測板間に前記第2スライダーと圧接するカムピンを設け、前記第2スライダーと前記カムピンとが前記原稿圧着板の最大使用開放位置から最大開放位置に向けてさらに開かれるとき互いの圧接状態が解かれるように構成し、前記原稿圧着板が最大開放位置から最大使用開放位置へと回動するとき、該支持部材に作用するトルクを発生させるトルク発生手段を設け、このトルク発生手段を前記第2スライダーの側部と前記取付部材の側板との間に設けたことを特徴とする、原稿圧着板開閉装置。
  2. 前記トルク発生手段を、前記第2スライダーの側部に設け突起部と、前記取付部材の側板に設けたところの前記スライダーの前記突起部が前記支持部材の所定回動角度から当接する受け部とで構成したことを特徴とする、請求項1に記載の原稿圧着板開閉装置。
  3. 前記受け部が、前記取付部材に取り付けられたカム部材に設けられていることを特徴とする、請求項2に記載の原稿圧着板開閉装置。
  4. 前記第2スライダーはさらに、前記原稿圧着板の最大開放位置において、前記取付部材の側版の頂部と嵌合する凹部を有することを特徴とする、請求項1に記載の原稿圧着板開閉装置。
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