JP2000201258A - 画像読取装置用の圧板 - Google Patents

画像読取装置用の圧板

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JP2000201258A
JP2000201258A JP11000844A JP84499A JP2000201258A JP 2000201258 A JP2000201258 A JP 2000201258A JP 11000844 A JP11000844 A JP 11000844A JP 84499 A JP84499 A JP 84499A JP 2000201258 A JP2000201258 A JP 2000201258A
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JP
Japan
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pressure plate
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apparatus main
opening
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JP11000844A
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English (en)
Inventor
Hirotsugu Shirai
宏嗣 白井
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開放時の捩れで所定の開放角度が確保できな
いことがなく、原稿サイズの誤検知を生じさせにくい画
像読取装置用の圧板を提供する。 【解決手段】 中折れ圧板1の装置本体2の幅方向中央
に吊り下げ手段11を設ける。吊り下げ手段11は、奥
側部3の最奥部の奥側支持部12、手前側部4の最手前
部の手前側支持部13、両部12、13間に架け渡す吊
り下げ部材14からなる。吊り下げ部材14の基端部を
ピン15で奥側支持部12に上下回動可能に取り付け、
手前側の先端部を手前側支持部13を貫通させて把手1
6を固定する。圧板1を開く際に把手16のどこを持っ
ても押し上げ力が中央に集中し、手前側部4の幅方向中
央部が吊り下げ部材14で支持され、圧板1はバランス
良く開いて、奥側部3の開放角θ1が均等に維持され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、プリンタ等
用の画像読取装置に使用する中折れ圧板に関する。
【0002】
【従来の技術】原稿圧板には一枚の板で構成する一体型
圧板と、2枚の板で構成する中折れ圧板とがある。前者
はコスト的に有利であるが、圧板を閉じてコンタクトガ
ラス上に原稿を押さえる時に原稿がずれやすいという欠
点がある。この欠点を補うものが後者の中折れ圧板であ
る。図1は画像読取装置に使用する中折れ圧板の従来例
を示す斜視図、図2は断面図である。図中1が圧板で、
画像読取装置本体2の奥側に位置する奥側部3と手前側
に位置する手前側部4とに2分割形成してあり、奥行き
方向の途中部位に中折れ連結部5が位置している。
【0003】画像読取装置本体2上には、原稿6を載置
するためのコンタクトガラス7が設けてあり、押さえら
れる原稿6のサイズ検知手段としてコンタクトガラス7
の下に複数個の反射型の原稿センサ8が配置してあっ
て、それぞれ原稿6の有無を判断して最終的に原稿6の
サイズを検知している。
【0004】この中折れ構造の圧板1では、原稿センサ
8が圧板下面9での反射光を検知してサイズ検知ミスと
なる恐れがある。このため、奥側部3の最奥端部を支持
している部位の近傍に圧板開閉検知センサ10を設けて
あらかじめ設定した圧板開放角θ1以上に奥側部3が開
放されてから原稿センサ8が作動するように構成してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の中折
れ圧板では、手前側部4を持ち上げ、これに連れて奥側
部3が持ち上がるようになっている。ところが、大きな
中折れ圧板、特にA2サイズに対応するような大きなも
のでは、中折れ連結部5もそのサイズに対応して長い
(画像読取装置本体2の幅方向の長さ)ため、手前側部
4を持ち上げる際に幅方向の端部寄りを操作したりする
と、奥側部3をコンタクトガラス7に対して幅方向で同
一の角度をなすように持ち上げることができず、ひねる
力が掛かって奥側部3が捩れて歪んでしまいやすい。そ
して、圧板開閉検知センサ10が所定の開放角θ1を検
知しても、この歪みによって部分的に奥側部3が所定値
以下の開放角θ2しか開いていない状態になりやすい。
このような状態になると、コンタクトガラス7上に原稿
6がない場合でも原稿センサ8が圧板下面9からの反射
光を検知してサイズ検知ミスを起こしてしまうという問
題が生じる。
【0006】なお特開平9−289572号公報に開示
の圧板は、開放時に所定の開閉角度を確保しやすくする
ために、圧板の両サイドに押し上げ部材を設けている
が、このような構造でもA2サイズに対応するような大
きな圧板では、圧板開放時の引き上げ位置が端に寄って
いると、やはり捩れによる変形が大きくなり、上述の問
題を解決することは難しくなっている。
【0007】本発明は上記従来の問題点にかんがみ、A
2サイズに対応するような大きなサイズの圧板でも、開
放操作時の捩れ変形によって所定の開放角度が確保でき
ないということがなく、原稿サイズを誤検知することが
ないためコピーミスの発生を低減させることができる画
像読取装置用の圧板を提供することを目的とする。また
本発明は、圧板開放の際に圧板全幅に渡ってどこを押し
上げてもバランス良く圧板を開放させることができる画
像読取装置用の圧板を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の画像読取装置用
の圧板のうち請求項1に係るものは、上記目的を達成す
るために、画像読取装置の装置本体に設けたコンタクト
ガラス上に載置した原稿を押さえるために上記装置本体
上で上下方向で回動開閉可能に設けた圧板であって、上
記コンタクトガラス上で上記装置本体奥側に位置する部
位と上記装置本体手前側に位置する部位とを中折れ可能
に設けてなる画像読取装置用の圧板において、上記奥側
部位と上記手前側部位とを中折れ状態で吊り下げ保持可
能な吊り下げ手段を、上記装置本体の幅方向の略中央部
位に位置させて設けてなることを特徴とする。
【0009】同請求項2に係るものは、上記目的を達成
するために、上記吊り下げ手段が、上記奥側部位の最も
奥側に設けた奥側支持部と、上記手前側部位の最も手前
側に設けた手前側支持部と、これら両支持部の間に配し
た吊り下げ部材とからなり、該吊り下げ部材の奥側端を
上記奥側支持部に固定するとともに、上記吊り下げ部材
の手前側端を上記手前側支持部に対してスライドして位
置可変として取り付け、かつ上記奥側支持部を、上記奥
側部位の開閉ヒンジの可動側ブラケットと一体としてな
ることを特徴とする。
【0010】同請求項3に係るものは、上記目的を達成
するために、上記吊り下げ手段が、上記装置本体の最も
手前側に開閉用把手を備えることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。なお以下では従来と共通する部分に
は共通する符号を付すにとどめ重複する説明は省略す
る。図3は本発明に係る画像読取装置用の圧板の一実施
形態の斜視図、図4は同側面断面図である。本実施形態
の中折れ圧板1は、画像読取装置本体2の幅方向中央に
吊り下げ手段11が設けてある。この吊り下げ手段11
は、奥側部3の最奥部に設けた奥側支持部12、手前側
部4の最手前部に設けた手前側支持部13、両部12、
13の間に架け渡した吊り下げ部材14から構成してあ
る。
【0012】吊り下げ部材14は棒状の部材で、奥側の
基端部をピン15で奥側支持部12に対して上下方向で
回動可能に取り付け、手前側の先端部が手前側支持部1
3を貫通しており、貫通した手前側の端部に把手16を
固定してある。把手16は、圧板1を閉じた状態で手前
側部4の最前縁に沿って位置するようになっている。
【0013】上述の圧板1を開く際には把手16をもっ
て上方へ持ち上げて回動させることになるが、上方へ持
ち上げるにしたがって奥側部3と手前側部4の自重で中
折れ連結部5がコンタクトガラス7側へ突出するように
折れ曲がってゆき、吊り下げ部材14の先端部が手前側
支持部13から閉時よりも突出してゆくことによって両
部3、4の折れ曲がり角度が変化することに対応してゆ
く。そして把手16のどこを持っても押し上げ力は中央
に集中し、手前側部4の幅方向中央部が吊り下げ部材1
4で支持されるのでバランス良く開いて、奥側部3の開
放角θ1が均等に維持される。このため原稿センサのサ
イズ検知ミスが低減する。なお、上述のように吊り下げ
部材14の先端部と手前側支持部13の位置関係はスラ
イドすることによって可変するので、吊り下げ部材14
の先端部分の断面形状としては丸い形状のものが望まし
い。
【0014】図5は本発明に係る画像読取装置用の圧板
の他の実施形態の側面断面図、図6は要部の拡大斜視図
である。本実施形態は、先の実施形態のように圧板1の
奥側部3に直接に吊り下げ部材14の奥側支持部12を
設けるのではなく、圧板開閉ヒンジ17の可動ブラケッ
ト18と一体に回動動作する接合部材19に奥側支持部
12を固定している。奥側部3は、可動ブラケット18
に対して直接的に固定せず、嵌合リブ20を用いて圧板
開閉ヒンジ17の回転軸21に回動可能に取り付け、中
折れ動作できるようにしてある。
【0015】圧板開閉ヒンジを用いる構造では、圧板を
開く時に把手16を押し上げる力F1と圧板開閉ヒンジ
17の図示しないスプリングの閉めようとする力F2が
中折れ連結部5の連結ヒンジ22に集中するため、連結
ヒンジ22の補強が必要であったが、本実施形態の構造
では、吊り下げ部材14と可動ブラケット18を固定し
たために押し上げ力F1は直接に可動ブラケット18へ
作用して連結ヒンジ22に掛かる負荷が軽減され、破損
が減ってヒンジ構造の簡素化が可能となる。なお、接合
部材19は吊り下げ部材14または可動ブラケット18
と一体に形成してもよい。
【0016】
【発明の効果】請求項1に係る画像読取装置の圧板は、
以上説明してきたように、画像読取装置の装置本体に設
けたコンタクトガラス上で装置本体奥側に位置する部位
と手前側に位置する部位とを中折れ可能に設け、奥側部
位と手前側部位とを中折れ状態で吊り下げ保持可能な吊
り下げ手段を装置本体の幅方向の略中央部位に位置させ
て設けてなるので、圧板開放時に、圧板中央の重心点上
で圧板を吊り上げることができ、このため圧板が装置本
体の幅方向で捩れて傾くことがなく、バランスの良い開
放が可能となり、原稿サイズの誤検知も低減するという
効果がある。
【0017】請求項2に係る画像読取装置の圧板は、以
上説明してきたように、吊り下げ手段を、奥側部位の最
も奥側に設けた奥側支持部と、手前側部位の最も手前側
に設けた手前側支持部と、これら両支持部の間に配した
吊り下げ部材とから構成し、吊り下げ部材の奥側端を奥
側支持部に固定し、手前側端を手前側支持部に対してス
ライドによって位置可変として取り付け、さらに奥側支
持部を奥側部位の開閉ヒンジの可動側ブラケットと一体
としてなるので、上記共通の効果に加え、圧板開放時の
押し上げ力が圧板開閉ヒンジの可動側ブラケットに直接
作用するようにすることができ、中折れ部の連結ヒンジ
への負担が軽減されて破損が減り、またヒンジ構造を簡
素化できるようになるという効果がある。
【0018】請求項3に係る画像読取装置の圧板は、以
上説明してきたように、吊り下げ手段が装置本体の最も
手前側に開閉用把手を備えるので、上記共通の効果に加
え、把手のどこを押し上げても力が中央の吊り下げ部材
に作用するので、圧板のバランスの良い開放が維持でき
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像読取装置に使用する中折れ圧板の従来例を
示す斜視図である。
【図2】同断面図である。
【図3】本発明に係る画像読取装置用の圧板の一実施形
態の斜視図である。
【図4】同側面断面図である。
【図5】本発明に係る画像読取装置用の圧板の他の実施
形態の側面断面図である。
【図6】同要部の拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 圧板 2 画像読取装置本体 3 奥側部 4 手前側部 5 中折れ連結部 6 原稿 7 コンタクトガラス 8 原稿センサ 9 圧板下面 10 圧板開閉検知センサ θ1、θ2 圧板開放角 11 吊り下げ手段 12 奥側支持部 13 手前側支持部 14 吊り下げ部材 15 ピン 16 把手 17 圧板開閉ヒンジ 18 可動ブラケット 19 接合部材 20 嵌合リブ 21 回転軸 22 連結ヒンジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/04 105

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像読取装置の装置本体に設けたコンタ
    クトガラス上に載置した原稿を押さえるために上記装置
    本体上で上下方向で回動開閉可能に設けた圧板であっ
    て、上記コンタクトガラス上で上記装置本体奥側に位置
    する部位と上記装置本体手前側に位置する部位とを中折
    れ可能に設けてなる画像読取装置用の圧板において、上
    記奥側部位と上記手前側部位とを中折れ状態で吊り下げ
    保持可能な吊り下げ手段を、上記装置本体の幅方向の略
    中央部位に位置させて設けてなることを特徴とする画像
    読取装置用の圧板。
  2. 【請求項2】 上記吊り下げ手段が、上記奥側部位の最
    も奥側に設けた奥側支持部と、上記手前側部位の最も手
    前側に設けた手前側支持部と、これら両支持部の間に配
    した吊り下げ部材とからなり、該吊り下げ部材の奥側端
    を上記奥側支持部に固定するとともに、上記吊り下げ部
    材の手前側端を上記手前側支持部に対してスライドして
    位置可変として取り付け、かつ上記奥側支持部を、上記
    奥側部位の開閉ヒンジの可動側ブラケットと一体として
    なることを特徴とする請求項1の画像読取装置の圧板。
  3. 【請求項3】 上記吊り下げ手段が、上記装置本体の最
    も手前側に開閉用把手を備えることを特徴とする請求項
    1または2の画像読取装置用の圧板。
JP11000844A 1999-01-06 1999-01-06 画像読取装置用の圧板 Pending JP2000201258A (ja)

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