JP4773182B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は半導体装置の製造方法に関し、特に、トレンチゲート型トランジスタとプレーナ型トランジスタとが混在した半導体装置の製造方法に関する。
近年、DRAM(Dynamic Random Access Memory)セルの微細化に伴い、メモリセルトランジスタのゲート長も短くせざるを得なくなってきている。しかしながら、ゲート長が短くなればなるほどトランジスタの短チャネル効果が顕著になり、サブスレッショルド電流が増大するという問題がある。また、これを抑制すべく基板濃度を増大させた場合には接合リークが増大するため、DRAMにおいてはリフレッシュ特性の悪化が深刻な問題となる。
この問題を回避するため、シリコン基板に形成した溝にゲート電極を埋め込む、いわゆるトレンチゲート型トランジスタ(リセスチャネルトランジスタともいう)が注目されている(特許文献1乃至5参照)。トレンチゲート型トランジスタによれば、有効チャネル長(ゲート長)を物理的に十分確保することができ、最小加工寸法が90nm以下の微細なDRAMも実現可能である。
一方、DRAMの周辺回路領域においては、メモリセル領域ほどはトランジスタのゲート長を短くする必要が少ないため、通常のプレーナ型トランジスタが形成される。
したがって、一つの半導体基板上に、トレンチゲート型トランジスタとプレーナ型トランジスタとを同時に形成していくこととなる。
しかしながら、周辺回路領域に形成するトランジスタの多くは低電圧動作のためにゲート酸化膜を薄くする必要がある一方、メモリセル領域に形成するトランジスタには、ブースト電圧がかかることになるため、高耐圧にする、すなわち厚いゲート絶縁膜が必要となる。
このような、メモリセル領域に厚膜酸化膜をゲート絶縁膜としたトレンチゲート型トランジスタを、周辺回路領域に薄膜酸化膜をゲート絶縁膜としたプレーナ型トランジスタを形成する従来の方法につき、図39乃至44を用いて以下に説明する。なお、図39乃至44において、「領域M」は、メモリセル領域を表し、「領域PE」は、周辺回路領域において薄膜酸化膜をゲート絶縁膜としたプレーナ型トランジスタを形成する領域を表している。なお、周辺回路領域には、領域PE以外の領域で電源回路等を形成する領域(図示せず)も存在する。
まず、図39に示すように、STI(Shallow Trench Isolation)201により各領域が分離された半導体基板200の領域Mにゲートトレンチ202を形成する。続いて、図示しないが、ゲートトレンチ202内のエッチング面のダメージや汚染を除去するために熱酸化により犠牲酸化を行った後、図40に示すように、ゲートトレンチ202内壁を含む全面に熱酸化により膜厚が厚めのシリコン酸化膜203を形成する。次に、図41に示すように、領域Mを覆い、領域PEを露出するレジストパターン204を形成し、これをマスクとして領域PEのシリコン酸化膜203をウェットエッチングにより除去する。次に、レジストパターン204を除去した後、全面を再度熱酸化する。これにより、図42に示すように、領域Mのゲートトレンチ202内壁及び基板200表面のシリコン酸化膜203が成長してさらに厚くなり、トレンチゲート型トランジスタのゲート絶縁膜となる厚膜酸化膜205tが形成される。同時に、領域PEには、プレーナ型トランジスタのゲート絶縁膜となる薄膜酸化膜205sが形成される。
その後は、図43に示すように、ゲートトレンチ202を埋め込むようにドープドシリコン膜206を全面に形成し、これをゲート電極形状にパターニングすることにより、図44に示すように、トレンチゲート型トランジスタのゲート電極208及びプレーナ型トランジスタのゲート電極207が形成される。さらに、これらゲート電極207,208をマスクとして半導体基板200にそれぞれイオン注入を行い、領域PEにソース/ドレイン拡散層209を、領域Mにソース/ドレイン拡散層210形成する。これにより、領域PEに厚膜ゲート絶縁膜を有するプレーナ型トランジスタが、領域Mに薄膜ゲート絶縁膜を有するトレンチゲート型トランジスタが完成する。
特開平9−232535号公報 特開2001−210801号公報 特開2005−142203号公報 特開平7−066297号公報 特開2004−014696号公報
しかしながら、上述の従来の方法では、次のような問題が発生する。
すなわち、上記の方法では、ゲートトレンチ202内には、犠牲酸化、シリコン酸化膜203形成のための熱酸化及びシリコン酸化膜203を成長させて厚膜酸化膜205tを形成するための熱酸化という少なくとも3回の熱酸化工程が必要となる。これにより、ゲートトレンチ202内の酸化応力が増大し、DRAMのリフレッシュ特性を劣化させることになってしまう。
また、微細化が進むとゲートトレンチ202の開口が狭くなることから、ゲートトレンチ202内の酸化レートが低下するため、ゲートトレンチ202内の酸化レートが平坦部(基板200表面)よりも低くなる。このため、ゲートトレンチ202内に必要な膜厚の酸化膜を形成するのと同時に領域PEにも酸化膜を形成しようとすると、領域PEの表面の酸化膜が厚くなりすぎてしまうため、図41に示すように、領域PE上の酸化膜203を一旦除去する必要が生じてしまう。
本発明は上記の問題点を解決すべくなされたものであって、本発明の目的は、同一半導体基板上に厚いゲート絶縁膜を有するトレンチゲート型トランジスタと薄いゲート絶縁膜を有するプレーナ型トランジスタとを併存させる場合に、工程を簡素化し、且ついずれのトランジスタも高性能とすることが可能な半導体装置の製造方法を提供することである。
本発明による半導体装置の製造方法は、メモリセル領域及び周辺回路領域を有する半導体装置の製造方法であって、少なくとも前記周辺回路領域の半導体基板上に第1ゲート絶縁膜を形成する第1の工程と、前記第1ゲート絶縁膜を保護膜で覆う第2の工程と、前記周辺回路領域上の前記第1ゲート絶縁膜を前記保護膜で覆った状態で、前記メモリセル領域にゲートトレンチを形成する第3の工程と、前記周辺回路領域上の前記第1ゲート絶縁膜を前記保護膜で覆った状態で、少なくとも前記ゲートトレンチの内壁に前記第1ゲート絶縁膜よりも厚い第2ゲート絶縁膜を形成する第4の工程とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、周辺回路領域上の第1ゲート絶縁膜を保護膜で覆った状態で、メモリセル領域にゲートトレンチを形成し、引き続きゲートトレンチの内壁に第1ゲート絶縁膜よりも厚い第2ゲート絶縁膜を形成することにより、第1ゲート絶縁膜と第2ゲート絶縁膜とをそれぞれ独立して形成することができる。従って、ゲートトレンチ内の酸化工程回数を少なくすることが可能となる。これにより、ゲートトレンチ内の酸化応力を低減し、リフレッシュ特性の劣化を防止することができる。また、第1ゲート絶縁膜と第2ゲート絶縁膜とは同時に形成するのではなく、各々独立して形成することから、膜厚等の制御が容易となる。よって、同一半導体基板上に厚いゲート絶縁膜を有するトレンチゲート型トランジスタと薄いゲート絶縁膜を有するプレーナ型トランジスタとを併存させる場合でも、工程を簡素化し、いずれのトランジスタも高性能とすることが可能な半導体装置の製造方法を提供することが可能となる。
また、特に上記第2ゲート絶縁膜は、CVD法によりシリコン酸化膜を堆積するステップと、前記シリコン酸化膜と前記半導体基板との界面を熱酸化するステップとにより形成されることが好ましく、これにより、微細化が進みゲートトレンチの開口がより狭くなっても、ゲートトレンチ内の第2ゲート絶縁膜の形成時間が長くなることを防止でき、従って、酸化応力の増大も抑制することができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について説明する。
[第1の実施形態]
図1乃至図18は、本発明の第1の実施の形態に係るトレンチゲート型トランジスタとプレーナ型トランジスタとを有する半導体装置の製造工程を概略的に示す工程図である。図1乃至図18において、「領域M」は、トレンチゲート型トランジスタが形成されるメモリセル領域を表し、「領域PE」は、プレーナ型トランジスタが形成される周辺回路領域を表している。
まず、図1に示すように、半導体基板10の領域PEの表面に厚さ約1.5〜3nmの薄膜酸化膜11sを形成し、領域M及び周辺回路領域のうち領域PE以外の領域で電源回路等を形成する領域(図示せず)に約4.5〜6nmの厚膜酸化膜11tを形成する。具体的には、例えば、半導体基板10の表面全面に熱酸化により6nm弱の熱酸化膜を形成し、領域PE以外の領域をレジストマスクで覆って、領域PE上の熱酸化膜を除去した後、レジストマスクを除去し、基板10表面全面の酸洗浄を行う。この洗浄により、領域M及び上述の図示せぬ電源回路等形成領域上の熱酸化膜の表面も一部除去されることにより、その厚さがおよそ5nm程度となる。続いて、全面を再度熱酸化することにより、領域PEに厚さ3nm程度の薄膜酸化膜11sが形成され、領域M及び図示せぬ電源回路等形成領域上に厚さ6nm程度の厚膜酸化膜11tが形成される。これにより形成される薄膜酸化膜11sが、領域PEに形成されるプレーナ型トランジスタのゲート絶縁膜となる。
ここで、領域M上に形成する酸化膜11tの厚さは、薄膜酸化膜11sと同等としても構わない。しかしながら、この領域M上の酸化膜11tは、領域Mに形成されるトレンチゲート型トランジスタのゲート電極を半導体基板10表面よりも突出させた形状で形成する場合に、ゲートトレンチ18に対して突出部が位置ずれした場合においても、そのずれた部分においても高耐圧を確保できるよう、上述のように厚く形成することが好ましい。また、厚膜酸化膜11tは、図示せぬ電源回路等形成領域に形成される高耐圧トランジスタのゲート絶縁膜にもなる。
次に、図2に示すように、後の工程において、薄膜酸化膜11sを保護する役割を果たす保護膜として、N型不純物としてリンがドープされたアモルファスシリコン膜(リンドープドアモルファスシリコン膜)12をCVD(Chemical Vapor Deposition)法により約10〜30nm形成する。続いて、LP(Low Pressure)−CVD法により、シリコン窒化膜13を約80〜150nm形成する。
次に、図3に示すように、STI(Shallow Trench Isolation)による素子分離領域形成のため、各素子形成領域上にレジストパターン14を形成する。
次に、図4に示すように、レジストパターン14をマスクにシリコン窒化膜13をパターニングし、レジストパターン14を除去した後、パターニングされたシリコン窒化膜13をマスクとしてリンドープドアモルファスシリコン膜12、厚膜酸化膜11t、薄膜酸化膜11s及び半導体基板10をドライエッチングすることにより、リンドープドアモルファスシリコン膜12及び厚膜酸化膜11t及び薄膜酸化膜11tをパターニングし、さらに、半導体基板10にSTI用のトレンチ15を形成する。
続いて、トレンチ15の内壁のエッチングダメージを除去するための熱酸化処理を行った後、図5に示すように、HDP(High-Density Plasma)−CVD法により、トレンチ15内を埋め込むように全面にシリコン酸化膜16を形成する。
次に、シリコン窒化膜13をストッパとしてCMP(Chemical Mechanical Polishing)を行い、シリコン窒化膜13上のシリコン酸化膜16を研磨除去して、トレンチ15内にシリコン酸化膜16を残す。これにより、図6に示すように、素子分離領域16iが形成される。
次に、図7に示すように、領域Mに、トレンチゲート型のメモリセルトランジスタのゲートトレンチを形成するため、領域M上に複数の開口を備えたレジストパターン17を形成する。このとき、領域PEは、レジストパターン17で完全に覆われる。なお、ここで、領域Mの素子分離領域16iの上部にもレジストパターン17に開口が形成されているのは、隣接するメモリセル領域(図示せず)に形成するゲートトレンチ用である。
次に、図8に示すように、レジストパターン17をマスクとして、シリコン窒化膜13をマスク状にパターニングする。
レジストパターン17を除去した後、パターニングされたシリコン窒化膜13をマスクとしてリンドープドアモルファスシリコン膜12及び厚膜酸化膜11tをエッチングし、さらに半導体基板10をエッチングすることにより、図9に示すように、半導体基板10にゲートトレンチ18を形成する。このように、図4において、STI用のトレンチ15を形成するためのマスクとして用いたシリコン窒化膜13は、そのまま除去されることなく、図9に示すように、ゲートトレンチ18形成のためのマスクとしても用いられる。
次に、ゲートトレンチ18内のエッチング面のダメージ及び汚染を除去するため、熱酸化により犠牲酸化を行った後、犠牲酸化膜をウェットエッチングにより除去する。その後、図10に示すように、メモリセルトランジスタのゲート絶縁膜となるシリコン酸化膜19を形成する。このゲート絶縁膜19は、高耐圧とするために、厚さは約4.5〜6nmとするのが好ましい。ここで、シリコン酸化膜19は、まず、約800℃の温度下で、CVD法により、約3.5〜5.5nmのCVD酸化膜(好ましくは、HTO(High Temperature Oxide))を堆積した後、CVD酸化膜の焼き締め、不純物の除去及びCVD酸化膜と半導体基板10との界面の改質のため、約1050℃の温度下で熱酸化することにより形成する。これにより、微細化が進みゲートトレンチの開口がより狭くなっても、ゲートトレンチ内の第2ゲート絶縁膜の形成時間が長くなることを防止でき、従って、酸化応力の増大も抑制することができる。
これに対し、シリコン酸化膜19の全膜厚分を熱酸化により形成しようとすると、酸化時間が長時間化するだけでなく、酸化種が素子分離領域(STI)16iと半導体基板10との界面にまで拡散し、STI16iが酸化されて堆積が膨張することにより、半導体基板10中に応力が発生し、DRAMの接合特性が劣化してしまうこととなる。従って、シリコン酸化膜19は、上述の方法により形成するのが好ましい。このとき、領域PEの半導体基板10上に形成されている薄膜酸化膜11sは、保護膜であるリンドープドアモルファスシリコン膜12で覆われているため、薄膜酸化膜11s上にCVD酸化膜が堆積されたり、薄膜酸化膜11sが熱酸化により厚くなったりすることを防止することができる。
次に、トレンチゲート型トランジスタのゲート電極形成のために、ゲートトレンチ18内を含む全面にN型不純物としてリンがドープされたアモルファスシリコン膜を形成する。続いて、シリコン窒化膜13をストッパとしてCMPにより平坦化することにより、図11に示すように、リンドープドアモルファスシリコン膜20をゲートトレンチ18内に埋め込む。
続いて、図12に示すように、ゲートトレンチ18内のリンドープドアモルファスシリコン膜20をドライエッチングにより、厚膜酸化膜11tと同程度の位置までエッチバックする。
次に、ウェットエッチングを行い、シリコン窒化膜13、素子分離領域16iの上部及びシリコン酸化膜19の上部を除去する。これにより、図13に示すように、素子分離領域16iとリンドープドアモルファスシリコン膜12との上面が揃った状態となる。ここで、領域PE上のゲート絶縁膜11s上には、リンドープドアモルファスシリコン膜12が形成されており、これがゲートトレンチ18形成のためのマスクとなる窒化膜13(図12参照)を除去する際の保護膜としても機能することから、ゲート絶縁膜11sにダメージが生じることを防止することができる。
次に、図14に示すように、N型不純物としてリンがドープされたアモルファスシリコン膜(リンドープドアモルファスシリコン膜)21を、全面にCVD法により約30〜80nm形成する。
次に、図15に示すように、リンドープドアモルファスシリコン膜21上にゲート電極形成用のレジストパターン22を形成する。
続いて、図16に示すように、レジストパターン22をマスクとして、リンドープドアモルファスシリコン膜21をパターニングする。これにより、領域Mに、リンドープドアモルファスシリコン膜20及び21からなるトレンチゲート型トランジスタのゲート電極が形成され、領域PEに、リンドープドアモルファスシリコン膜12及び21からなるプレーナ型トランジスタのゲート電極が形成される。
ここで、領域Mにおいては、パターニングされたリンドープドアモルファスシリコン膜21がゲートトレンチ18に対し位置ずれしていない場合を図示しているが、位置ずれがおきた場合には、厚膜酸化膜11t上にリンドープドアモルファスシリコン膜21が残り、これがゲート電極の一部となることとなる。このような場合、このトレンチゲート型トランジスタにおいて、厚膜酸化膜11tがゲート絶縁膜の一部として機能することとなるが、酸化膜11tは、ゲートトレンチ18内のゲート絶縁膜19と同程度に厚く形成してあるため、上述したように、その部分での耐圧の低下を抑制することができる。
次に、図17に示すように、領域M及び領域PEに各ゲート電極をマスクとしてN型不純物をイオン注入することにより、領域MにN型ソース/ドレイン拡散層23を、領域PEにN型ソース/ドレイン拡散層24を形成する。これにより、領域Mにトレンチゲート型のメモリセルトランジスタが、領域PEにプレーナ型トランジスタが形成される。
なお、アモルファスシリコン膜12、20及び21は、各ソース/ドレイン拡散層の活性化のための熱処理、あるいはその後の熱工程において、アモルファスシリコン膜から導電性を有するポリシリコン膜に変換される。
その後、領域Mには、一般的な方法を用いて各種配線やセルキャパシタを積層する。すなわち、図18に示すように、メモリセルトランジスタ上に層間絶縁膜25、層間絶縁膜25を貫通するコンタクトプラグ26、ビット線27、セルキャパシタ28、Al配線29等を形成することにより、トレンチゲート型のメモリセルトランジスタを有するDRAMが完成する。
以上説明したように、本実施形態では、周辺回路領域PEの半導体基板10上に予めプレーナ型トランジスタのゲート絶縁膜となる薄膜酸化膜11sを形成しておき、さらにこれをアモルファスシリコン膜12で覆った状態で、メモリセル領域Mにゲートトレンチ18を形成し、ゲートトレンチ18の内壁にゲート絶縁膜11sよりも厚いゲート絶縁膜19を形成している。これにより、アモルファスシリコン膜12がゲート絶縁膜11sの成長を防ぐ保護膜として機能することから、ゲート絶縁膜11sは薄膜のままとし、ゲート絶縁膜19を厚膜にすることができる。すなわち、ゲート絶縁膜11sとゲート絶縁膜19とをそれぞれ独立して形成することができる。従って、ゲートトレンチ18内の酸化工程の回数を少なくすることが可能となる。
これにより、本実施形態によれば、ゲートトレンチ18内の酸化応力を低減し、リフレッシュ特性の劣化を防止することができる。また、ゲート絶縁膜11sとゲート絶縁膜19とは同時に形成するのではなく、各々独立して形成することから、膜厚等の制御が容易となる。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態として、本発明を、メモリセル領域には第1の実施形態と同様、厚膜酸化膜をゲート絶縁膜とするトレンチゲート型トランジスタを形成し、周辺回路領域には薄膜酸化膜をゲート絶縁膜とするデュアルゲート構造のトランジスタを形成する場合に適用した例につき説明する。なお、デュアルゲート構造とは、Nチャネルトランジスタのゲート電極にはN型不純物(リン等)を導入したN型ポリシリコンを含むゲート電極を、PチャネルトランジスタにはP型不純物(ボロン等)を導入したP型ポリシリコンを含むゲート電極を用いるものである。
図19乃至図38は、本発明の第2の実施の形態に係るトレンチゲート型トランジスタとデュアルゲート構造のトランジスタとを有する半導体装置の製造工程を概略的に示す工程図である。図19乃至図38において、「領域M」は、トレンチゲート型トランジスタが形成されるメモリセル領域を表し、「領域P」及び「領域N」は、周辺回路領域に設けられ、「領域P」はP型ポリシリコンを含むゲート電極を備えたプレーナ型Pチャネルトランジスタを形成する領域を表し、「領域N」はN型ポリシリコンを含むゲート電極を備えたプレーナ型Nチャネルトランジスタを形成する領域を表している。
まず、図19に示すように、半導体基板100の領域P及び領域Nの表面に厚さ約1.5〜3nmの薄膜酸化膜101sを形成し、領域M及び周辺回路領域の領域P及び領域N以外の領域で電源回路等を形成する領域(図示せず)に約4.5〜6nmの厚膜酸化膜101tを形成する。薄膜酸化膜101s及び厚膜酸化膜101tは、具体的には、上記第1の実施形態の図1の工程における薄膜酸化膜11s及び厚膜酸化膜11tと同様にして形成される。これにより形成される薄膜酸化膜101sが、領域P及び領域Nに形成されるデュアルゲート構造のプレーナ型トランジスタのゲート絶縁膜となる。
ここで、領域M上に形成する酸化膜101tの厚さは、薄膜酸化膜101sと同等としても構わないが、第1の実施形態と同様の理由により厚膜とするのが好ましい。また、厚膜酸化膜101tは、図示せぬ電源回路等形成領域において、第1の実施形態における厚膜酸化膜11tと同様、高耐圧トランジスタのゲート絶縁膜となる。
次に、図20に示すように、本実施形態においては、後の工程において、薄膜酸化膜101sを保護する役割を果たす保護膜として、ノンドープのアモルファスシリコン膜102をCVD(Chemical Vapor Deposition)法により約10〜30nm形成する。本実施形態では、周辺回路領域の領域P及びNにデュアルゲート構造のトランジスタを形成するため、上記第1の実施形態と異なり、保護膜としてはドープドアモルファスシリコン膜ではなく、ノンドープのアモルファスシリコン膜を用いる。続いて、LP(Low Pressure)−CVD法により、シリコン窒化膜103を約80〜150m形成する。
次に、図21に示すように、STI(Shallow Trench Isolation)による素子分離領域形成のため、各素子形成領域上にレジストパターン104を形成する。
次に、図22に示すように、レジストパターン104をマスクにシリコン窒化膜103をパターニングし、レジストパターン104を除去した後、パターニングされたシリコン窒化膜103をマスクとしてノンドープのアモルファスシリコン膜102、厚膜酸化膜101t、薄膜酸化膜101s及び半導体基板100をドライエッチングすることにより、ノンドープのアモルファスシリコン膜102及び厚膜酸化膜101t及び薄膜酸化膜101tをパターニングし、さらに、半導体基板100にSTI用のトレンチ105を形成する。
続いて、トレンチ105の内壁のエッチングダメージを除去するための熱酸化処理を行った後、図23に示すように、HDP(High-Density Plasma)−CVD法により、トレンチ105内を埋め込むように全面にシリコン酸化膜106を形成する。
次に、シリコン窒化膜103をストッパとしてCMP(Chemical Mechanical Polishing)を行い、シリコン窒化膜103上のシリコン酸化膜106を研磨除去して、トレンチ105内にシリコン酸化膜106を残す。これにより、図24に示すように、素子分離領域106iが形成される。
次に、図25に示すように、領域Mに、トレンチゲート型のメモリセルトランジスタのゲートトレンチを形成するため、領域M上に複数の開口を備えたレジストパターン107を形成する。このとき、領域P及びNは、レジストパターン107で完全に覆われる。
次に、図26に示すように、レジストパターン107をマスクとして、シリコン窒化膜103をマスク状にパターニングする。
レジストパターン107を除去した後、パターニングされたシリコン窒化膜103をマスクとしてノンドープのアモルファスシリコン膜102及び厚膜酸化膜101tをエッチングし、さらに半導体基板100をエッチングすることにより、図27に示すように、半導体基板100にゲートトレンチ108を形成する。このように、本実施形態においても、図22において、STI用のトレンチ105を形成するためのマスクとして用いたシリコン窒化膜103を、そのまま除去することなく、図27に示すように、ゲートトレンチ108形成のためのマスクとしても用いている。
次に、ゲートトレンチ108内のエッチング面のダメージ及び汚染を除去するため、熱酸化により犠牲酸化を行った後、犠牲酸化膜をウェットエッチングにより除去する。その後、図28に示すように、メモリセルトランジスタのゲート絶縁膜となるシリコン酸化膜109を形成する。このシリコン酸化膜109は、メモリセルトランジスタのゲート絶縁膜であるから、第1の実施形態と同様、高耐圧とする必要があり、厚さは約4.5〜6nmとするのが好ましい。このシリコン酸化膜109は、第1の実施形態の図10の工程におけるシリコン酸化膜19と同様にして形成することができる。このとき、領域P及び領域Nの半導体基板100上に形成されている薄膜酸化膜101sは、保護膜であるノンドープのアモルファスシリコン膜102で覆われているため、薄膜酸化膜101s上にさらに酸化膜が堆積されたり、薄膜酸化膜101sが熱酸化により厚くなったりすることを防止することができる。
次に、トレンチゲート型トランジスタのゲート電極形成のために、ゲートトレンチ108内を含む全面にN型不純物としてリンがドープされたアモルファスシリコン膜(リンドープドアモルファスシリコン膜)を形成する。続いて、シリコン窒化膜103をストッパとしてCMPにより平坦化することにより、図29に示すように、リンドープドアモルファスシリコン膜110をゲートトレンチ108内に埋め込む。
続いて、図30に示すように、ゲートトレンチ108内のリンドープドアモルファスシリコン膜110をドライエッチングにより、厚膜酸化膜101tと同程度の位置までエッチバックする。
次に、ウェットエッチングを行い、シリコン窒化膜103、素子分離領域106iの上部及びシリコン酸化膜109の上部を除去する。これにより、図31に示すように、素子分離領域106iとノンドープのアモルファスシリコン膜102との上面が揃った状態となる。
次に、図32に示すように、デュアルゲートトランジスタのゲート電極となるノンドープのアモルファスシリコン膜111を、全面にCVD法により約30〜80nm形成する。本実施形態では、ここでも上記第1の実施形態とは異なり、領域P及びNにデュアルゲート構造トランジスタの形成のため、ゲート電極となる膜としては、ドープドアモルファスシリコン膜ではなく、ノンドープのアモルファスシリコン膜を用いる。
次に、図33に示すように、領域M及び領域Nをレジストパターン112でマスクし、領域PにP型不純物としてボロン(B)をイオン注入する。このボロンのイオン注入は、10keV以下の低エネルギーで行い、続いて付加される熱処理において、注入したボロンイオンを拡散させることにより、領域Pのノンドープのアモルファスシリコン膜111及び102(図32参照)が、P型のアモルファスシリコン膜111p及び102pとなる。
次に、レジストパターン112を除去した後、図34に示すように、今度は領域Pをレジストパターン113でマスクし、領域M及び領域NにN型不純物としてリン(P)をイオン注入する。このリンのイオン注入も、上記ボロンのイオン注入と同様、20keV以下の低エネルギーで行い、続く熱処理によりリンイオンを拡散させることにより、領域Nのノンドープのアモルファスシリコン膜111及び102(図33参照)は、N型のアモルファスシリコン膜111n及び102nとなる。また、領域Mのノンドープのアモルファスシリコン膜111及び102も、このイオン注入によりN型のアモルファスシリコン膜111n及び102nとなる。
このように、デュアルゲートトランジスタのゲート電極となるノンドープのシリコン膜111及び102をそれぞれP型、N型にするためのイオン注入工程において、領域Mのゲートトレンチ108内には、既にリンドープドシリコン膜110が埋め込まれていることから、領域Nへのリンの注入と同時に領域Mへイオン注入する際、ゲートトレンチ108内への注入を考慮せずに、シリコン膜111及びシリコン膜102の厚さに応じて、適切な注入条件でイオン注入を行うことができる。
次に、図35に示すように、不純物がドープされたアモルファスシリコン膜111n及び111p上にゲート電極形成用のレジストパターン114を形成する。
続いて、図36に示すように、レジストパターン114をマスクとして、アモルファスシリコン膜111pと102pの積層膜、アモルファスシリコン膜111nと102nの積層膜をそれぞれパターニングする。これにより、領域Mに、ドープドアモルファスシリコン膜110及び111nからなるトレンチゲート型トランジスタのゲート電極が形成され、領域Pに、ドープドアモルファスシリコン膜111p及び102pからなるP型ゲート電極が形成され、領域Nに、ドープドアモルファスシリコン膜111n及び102nからなるN型ゲート電極が形成される。
次に、図37に示すように、領域M及びNをレジスト膜(図示せず)で覆って、領域PにP型ゲート電極をマスクとしてP型不純物をイオン注入することにより、P型ソース/ドレイン拡散層115pを形成し、続いて、領域Pをレジスト膜(図示せず)で覆って、領域M及び領域Nに各ゲート電極をマスクとしてN型不純物をイオン注入することにより、領域NにN型ソース/ドレイン拡散層115nを、領域MにN型ソース/ドレイン拡散層116を形成する。これにより、領域Mにトレンチゲート型のメモリセルトランジスタが、周辺回路領域である領域P及びNにデュアルゲートトランジスタが形成される。
なお、アモルファスシリコン膜111n、111p、102p、102n及び110は、各ソース/ドレイン拡散層の活性化のための熱処理、あるいはその後の熱工程において、アモルファスシリコン膜から導電性を有するポリシリコン膜に変換される。
その後、領域Mには、第1の実施形態と同様、一般的な方法を用いて各種配線やセルキャパシタを積層する。すなわち、図38に示すように、メモリセルトランジスタ上に層間絶縁膜117、層間絶縁膜117を貫通するコンタクトプラグ118、ビット線119、セルキャパシタ120、Al配線121等を形成することにより、トレンチゲート型のメモリセルトランジスタを有するDRAMが完成する。
以上説明したように、本実施形態によれば、周辺回路領域の領域P及び領域Nの半導体基板100上にこれら領域P及び領域Nに形成されるデュアルゲート構造のトランジスタのゲート絶縁膜となる薄膜酸化膜101sを予め形成しておき、さらにこれをアモルファスシリコン膜102で覆った状態で、メモリセル領域Mにゲートトレンチ108を形成し、ゲートトレンチ108の内壁にゲート絶縁膜101sよりも厚いゲート絶縁膜109を形成することにより、ゲート絶縁膜101sとゲート絶縁膜109とをそれぞれ独立して形成することができる。これにより、上記第1の実施形態と同様の効果が得られる。
さらに、本実施形態によれば、領域Mのゲートトレンチ108内に選択的に不純物がドープされたアモルファスシリコン膜110を形成することができる。すなわち、トレンチゲート型トランジスタとデュアルゲート構造のトランジスタとを同一基板に同時に形成していく場合において、ゲートトレンチ内に選択的にドープドシリコンを形成するには、例えば、半導体基板にゲートトレンチを形成した後、ゲートトレンチ内及びデュアルゲート構造のトランジスタを形成する周辺回路領域の半導体基板上に、各トランジスタのゲート絶縁膜となる熱酸化膜を形成し、ゲートトレンチ内を含む全面にドープドシリコン膜を形成した後、エッチバックを行ってゲートトレンチ内のみにドープドシリコン膜を残し、デュアルゲート構造のトランジスタのゲート電極用にはゲート絶縁膜上にノンドープのシリコン膜を形成して、イオン注入によりP型及びN型のゲート電極をそれぞれ形成する方法が考えられる。
しかしながら、かかる方法では、ドープドシリコンのエッチバックの際にデュアルゲート構造のトランジスタのゲート絶縁膜がダメージを受けてしまい、高性能のトランジスタを形成することが困難となる。これに対し、本実施形態では、ゲートトレンチ108の形成、ゲート絶縁膜109の形成、ドープドシリコン膜110のゲートトレンチ108内への埋込形成及びゲートトレンチ108形成のためのマスクとなるシリコン窒化膜103の除去の工程において、デュアルゲート構造のトランジスタの形成領域である領域P及び領域N上のゲート絶縁膜101s上には、ノンドープのアモルファスシリコン膜102が形成されており、これによりマスク窒化膜103を除去する際に、ゲート絶縁膜101sにダメージが生じることを防止することができる。
従って、ゲートトレンチ108内には不純物がドープされたアモルファスシリコン膜110を形成し、且つ、そのゲートトレンチ内に埋め込まれたドープドアモルファスシリコン膜110上、領域P及び領域N上にノンドープのアモルファスシリコン膜111を形成することが可能となる。これにより、ゲート絶縁膜101sにダメージを与えることなく、シリコン膜110,111,102を適切な濃度にすることができ、トレンチゲート型トランジスタとデュアルゲート構造のトランジスタをいずれも高性能とすることが可能となる。
また、上述のとおり、ゲートトレンチ108内に選択的に不純物がドープされたアモルファスシリコン膜110を形成することができることにより、ゲートトレンチ内にノンドープのシリコン膜を形成した後、不純物を導入する場合と比べ、トレンチゲート電極の空乏化を防止することができる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態においては、薄膜酸化膜11s(101s)を覆う保護膜として第1の実施形態ではドープドアモルファスシリコン膜12を、第2の実施形態ではノンドープのアモルファスシリコン膜102を用いた例を示したが、これらに限らず、ゲートトレンチ18(108)内にゲート絶縁膜19(109)を形成する際に薄膜酸化膜11s(101s)上に酸化膜が積層される、あるいはさらに酸化されて厚くなってしまうことを防ぐことができ、且つ各トランジスタの動作を妨げない膜、すなわち、ゲート電極に電圧を印加したときに必要なチャネルを形成することが可能な膜(導電性の薄膜等)であれば他の材料を用いることも可能である。
また、上記実施形態においては、各シリコン膜を、まずアモルファスの状態で形成し、後の熱工程でポリシリコン膜に変換する例を示したが、必要に応じて、最初から多結晶のシリコン膜を用いても構わない。
また、上記実施形態では、プレーナ型トランジスタのゲート電極として、シリコン膜12(102)と21(111)の積層膜を用いたが、ゲートトレンチ108やSTI用のトレンチ15(105)の深さが浅い場合等、他の条件によっては、保護膜であるシリコン膜12(102)を最初からゲート電極として必要な厚さに形成しておいてもよい。
また、ゲート電極としては、シリコン膜のみで形成するのではなく、シリコン膜上にシリサイド層を形成したり、金属膜を積層していわゆるポリメタルゲート電極とすることも可能である。
さらに、STI用のトレンチ15(105)を形成するためのマスク層とゲートトレンチ18(108)を形成するためのマスク層を、シリコン窒化膜13(103)で共用した例を上記では示したが、STI16i(106i)形成後、シリコン窒化膜13(103)を除去し、新たにシリコン窒化膜等を敷き直してマスク層を形成してもよい。
本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造方法の一工程(薄膜酸化膜11s及び厚膜酸化膜11tの形成)を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造方法の一工程(保護膜12及びシリコン窒化膜13の形成)を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造方法の一工程(レジストパターン14の形成)を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造方法の一工程(STI用トレンチ15の形成)を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造方法の一工程(シリコン酸化膜16の形成)を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造方法の一工程(素子分離領域16iの形成)を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造方法の一工程(レジストパターン17の形成)を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造方法の一工程(シリコン窒化膜13のパターニング)を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造方法の一工程(ゲートトレンチ18の形成)を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造方法の一工程(シリコン酸化膜19の形成)を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造方法の一工程(リンドープドアモルファスシリコン膜20のゲートトレンチ18内への埋込形成)を示す断面図である。 本発明の実施形態による半導体装置の製造方法の一工程(リンドープドアモルファスシリコン膜20のエッチバック)を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造方法の一工程(シリコン窒化膜13、素子分離領域16iの上部及びシリコン酸化膜19の上部の除去)を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造方法の一工程(リンドープドアモルファスシリコン膜21の形成)を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造方法の一工程(レジストパターン22の形成)を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造方法の一工程(リンドープドアモルファスシリコン膜21と12の積層膜のパターニング)を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造方法の一工程(ソース/ドレイン拡散層23及び24の形成)を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造方法の一工程(各種配線及びセルキャパシタの形成)を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態による半導体装置の製造方法の一工程(薄膜酸化膜101s及び厚膜酸化膜101tの形成)を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態による半導体装置の製造方法の一工程(保護膜102及びシリコン窒化膜103の形成)を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態による半導体装置の製造方法の一工程(レジストパターン104の形成)を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態による半導体装置の製造方法の一工程(STI用トレンチ105の形成)を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態による半導体装置の製造方法の一工程(シリコン酸化膜106の形成)を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態による半導体装置の製造方法の一工程(素子分離領域106iの形成)を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態による半導体装置の製造方法の一工程(レジストパターン107の形成)を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態による半導体装置の製造方法の一工程(シリコン窒化膜103のパターニング)を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態による半導体装置の製造方法の一工程(ゲートトレンチ108の形成)を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態による半導体装置の製造方法の一工程(シリコン酸化膜109の形成)を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態による半導体装置の製造方法の一工程(リンドープドアモルファスシリコン膜110のゲートトレンチ108内への埋込形成)を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態による半導体装置の製造方法の一工程(リンドープドアモルファスシリコン膜110のエッチバック)を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態による半導体装置の製造方法の一工程(シリコン窒化膜103、素子分離領域106iの上部及びシリコン酸化膜109の上部の除去)を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態による半導体装置の製造方法の一工程(ノンドープのアモルファスシリコン膜111の形成)を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態による半導体装置の製造方法の一工程(ボロンのイオン注入)を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態による半導体装置の製造方法の一工程(リンのイオン注入)を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態による半導体装置の製造方法の一工程(レジストパターン114の形成)を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態による半導体装置の製造方法の一工程(アモルファスシリコン膜111pと102pの積層膜、アモルファスシリコン膜111nと102nの積層膜のパターニング)を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態による半導体装置の製造方法の一工程(ソース/ドレイン拡散層115p,115n及び116の形成)を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態による半導体装置の製造方法の一工程(各種配線及びセルキャパシタの形成)を示す断面図である。 従来法による半導体装置の製造方法の一工程(STI201の形成及びゲートトレンチ202の形成)を示す断面図である。 従来法による半導体装置の製造方法の一工程(シリコン酸化膜203の形成)を示す断面図である。 従来法による半導体装置の製造方法の一工程(レジストパターン204の形成及び領域PEのシリコン酸化膜203の除去)を示す断面図である。 従来法1による半導体装置の製造方法の一工程(厚膜酸化膜205t及び薄膜酸化膜205sの形成)を示す断面図である。 従来法による半導体装置の製造方法の一工程(ドープドシリコン膜206の形成)を示す断面図である。 従来法による半導体装置の製造方法の一工程(ドープドシリコン膜206のパターニンング)を示す断面図である。
符号の説明
10,100,200 半導体基板
11s,101s,205s 薄膜酸化膜(ゲート絶縁膜)
11t,101t,205t 厚膜酸化膜
12,102 保護膜(アモルファスシリコン膜)
13,103 シリコン窒化膜(マスク層)
14,17,22,104,107,112,113,114,204 レジストパターン
15,105 STI用トレンチ
16,106 シリコン酸化膜
16i,106i,201 素子分離領域
18,108,202 ゲートトレンチ
19,109 シリコン酸化膜(ゲート絶縁膜)
20,21,110 ドープドアモルファスシリコン膜
111 ノンドープアモルファスシリコン膜
111n N型ドープドアモルファスシリコン膜
111p P型ドープドアモルファスシリコン膜
23,24,115n,115p,116,209,210 ソース/ドレイン拡散層
25,117 層間絶縁膜
26,118 コンタクトプラグ
27,119 ビット線
28,120 セルキャパシタ
29,121 配線
203 シリコン酸化膜
204 レジストマスク
206 ドープドシリコン膜
207,208 ゲート電極

Claims (7)

  1. メモリセル領域及び周辺回路領域を有する半導体装置の製造方法であって、
    前記メモリセル領域及び前記周辺回路領域の半導体基板上に第1ゲート絶縁膜を形成する第1の工程と、
    前記第1ゲート絶縁膜を保護膜で覆う第2の工程と、
    前記周辺回路領域上の前記第1ゲート絶縁膜を前記保護膜で覆った状態で、前記メモリセル領域の前記半導体基板にゲートトレンチを形成する第3の工程と、
    前記周辺回路領域上の前記第1ゲート絶縁膜を前記保護膜で覆った状態で、少なくとも前記ゲートトレンチの内壁に前記第1ゲート絶縁膜よりも厚い第2ゲート絶縁膜を形成する第4の工程と、
    内壁に前記第2ゲート絶縁膜が形成された前記ゲートトレンチの少なくとも一部を第1の導電膜によって埋める第5の工程と、
    前記第1の導電膜及び前記周辺回路領域の前記保護膜上に、第2の導電膜を形成する第6の工程と、
    前記第2の導電膜及び前記保護膜をパターニングすることにより、前記メモリセル領域においては前記第1及び第2の導電膜を含む第1のゲート電極を形成し、前記周辺回路領域においては前記第1ゲート絶縁膜上に前記保護膜及び前記第2の導電膜を含む第2のゲート電極を形成する第7の工程と、を備え、
    前記メモリセル領域上における前記第1ゲート絶縁膜の厚さが前記周辺回路領域上における前記第1ゲート絶縁膜よりも厚いことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記第4の工程は、CVD法によりシリコン酸化膜を堆積するステップと、前記シリコン酸化膜と前記半導体基板との界面を熱酸化するステップとを含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記保護膜が不純物がドープされたシリコン膜であることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記保護膜がノンドープのシリコン膜であり、前記周辺回路領域が第1及び第2の領域を有し、前記第1及び第2の領域上の前記ノンドープのシリコン膜にそれぞれP型不純物及びN型不純物を導入する第8の工程をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記第2の工程を行った後、前記第3の工程を行う前に、前記メモリセル領域と前記周辺回路領域とを絶縁分離する素子分離領域を形成することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記素子分離領域がSTI構造であり、前記第3の工程は、前記保護膜上にマスク層を形成するステップと、前記マスク層を用いて前記素子分離領域用のトレンチを形成するステップとを含むことを特徴とする請求項5記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記マスク層が前記ゲートトレンチを形成するためのマスクとしても用いられることを特徴とする請求項6記載の半導体装置の製造方法。
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