JP2009231772A - 半導体装置の製造方法および半導体装置 - Google Patents

半導体装置の製造方法および半導体装置 Download PDF

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Abstract

【課題】半導体装置の製造安定性を向上させる。
【解決手段】半導体装置100においては、シリコン基板101にメモリ領域とロジック領域が混載されている。メモリ領域においてシリコン基板101に溝部111が設けられ、メモリ領域にメモリセルトランジスタ120が設けられるとともにロジック領域にロジックトランジスタ130が設けられる。メモリセルトランジスタ120は金属材料により構成された第一ゲート電極115を含む。第一ゲート電極115は溝部111に埋設されるとともに溝部111の外部に突出して設けられる。ロジックトランジスタ130は第一ゲート電極115と同一材料により構成された第二ゲート電極127を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置の製造方法および半導体装置に関し、特に容量素子を備える半導体装置に関する。
メモリ領域とロジック領域を一つの半導体装置に混載する際には、メモリ領域のトランジスタについて、ワード線(ゲート電極)を細くしつつチャネル長を確保するために、トレンチゲート型のゲート電極構造を適用することが検討されている(特許文献1〜3)。
特許文献1に記載の装置においては、DRAM(Dynamic Random Access Memory)領域およびロジック領域のワード線としてポリシリコン膜が用いられている。また、DRAM領域のみに溝が形成されており、DRAM領域のワード線が溝内部に形成され、その上面は基板上面よりも内側に後退している。
特許文献2は、メモリセル領域にN型のトレンチゲート型トランジスタを設け、N型およびP型周辺回路領域にそれぞれN型およびP型のプレーナ型トランジスタを形成する方法が記載されている。具体的には、N型およびP型周辺回路領域のゲート絶縁膜上に、ノンドープシリコン膜を導電性の保護膜として形成し、この保護膜上にシリコン窒化膜を形成する。このシリコン窒化膜をマスクとして、メモリセル領域にゲートトレンチを形成し、トレンチ内を含む全面にリンドープアモルファスシリコン膜を形成する。シリコン窒化膜をマスクとして化学機械研磨(Chemical Mechanical Polishing:CMP)およびエッチバックを行い、リンドープアモルファスシリコン膜をゲートトレンチ内に埋め込む。その後、全面にノンドープのアモルファスシリコン膜を形成し、P型周辺回路領域にはボロンを選択的にイオン注入し、メモリ領域およびN型周辺回路領域にはリンを選択的にイオン注入する。
このように上記方法においては、P型およびN型周辺回路領域において、ゲートトレンチを形成するためのマスク層であるシリコン窒化膜の下のゲート絶縁膜上に保護膜を設けておき、ゲートトレンチを形成した後、マスク層を除去せずにゲートトレンチ内に不純物がドープされたアモルファスシリコン膜を形成し、その後、ゲートトレンチ形成用のマスク層を除去している。同文献によれば、ゲートトレンチ内にドープドアモルファスシリコン膜を埋込形成した後に、マスク層を除去していることから、予め形成しておいた保護膜により、ゲート絶縁膜へのダメージを防止することができるとされている。また、周辺回路領域のゲート絶縁膜にダメージを与えることなく、各ゲート電極のシリコン膜中の不純物濃度を適切にすることができるとされている。
特許文献3には、メモリ領域および周辺回路領域に形成するトランジスタのゲート絶縁膜について、以下のことが記載されている。すなわち、周辺回路領域に形成するトランジスタは低電圧動作のためにゲート酸化膜を薄くする必要がある一方、メモリセル領域に形成するトランジスタには、ブースト電圧がかかることになるため、高耐圧にする、すなわち厚いゲート絶縁膜が必要となる。
同文献には、上記必要に対応し、周辺回路領域の半導体基板上に、予めプレーナ型トランジスタのゲート絶縁膜となる薄膜酸化膜を形成しておき、さらにこれをアモルファスシリコン膜で覆った状態で、メモリセル領域にゲートトレンチを形成し、ゲートトレンチの内壁にゲート絶縁膜よりも厚いゲート絶縁膜を形成する方法が記載されている。この方法により、アモルファスシリコン膜がゲート絶縁膜の成長を防ぐ保護膜として機能することから、ゲート絶縁膜は薄膜のままとし、ゲート絶縁膜を厚膜にすることができるとされている。
また、技術分野は異なるが、特許文献4には、リセス構造を有するトランジスタに関する技術が記載されている。同文献には、エレベーテッド・ソースドレイン構造を有するMOS(Metal Oxide Semiconductor)型電界効果トランジスタ(Field effect transistor:FET)が記載されている。このMOSFETにおいては、タングステン等の金属からなるゲート電極が、半導体基板に掘り込まれており、リセス構造となっている。
特開2002−261256号公報 特開2007−134674号公報 特開2007−123551号公報 特開2005−285980号公報
ところが、本発明者が検討したところ、メモリ領域およびロジック領域が混載された半導体装置において、上述した技術を用いてもなお、各領域にトランジスタとしての性能に優れたトランジスタを安定的に形成する点で、改善の余地があった。
すなわち、上述した特許文献1〜3においては、各領域のトランジスタのゲート電極をポリシリコンで構成している。このため、たとえば特許文献2を参照して前述したように、N型およびP型周辺回路領域にそれぞれの導電型のゲート電極を形成するためには、ポリシリコンにゲートエッチング後にそれぞれイオン注入によりN+ポリシリコンおよびP+ポリシリコンを形成する必要があった。また、メモリ領域に溝を形成すると実効的に溝上部のポリシリコンが厚くなり、その他の部分(たとえば、拡散層やロジック領域のゲート部)と両立する注入方法がなく、溝外部のポリシリコンを除去した後、再度ポリシリコンを形成する手順となっていた。このため、製造工程が煩雑化し、トランジスタの製造安定性の点で改善の余地があった。具体的には、溝深さの出来上がりばらつきにより、深さ方向にイオン注入量がばらつき、結果として、ゲート絶縁膜に対して突き抜けが生じたり、ゲート電極が空乏化するなどの問題があった。さらには、P+、N+ポリシリコン用に別々に注入するため工程数が増加してしまい、製造安定性に乏しくプロセス再現性や量産性が充分でないことがあった。このことは、微細化、高集積化に伴い顕著となっていた。
本発明によれば、
基板にメモリ領域とロジック領域が混載された半導体装置であって、
前記メモリ領域において前記基板に溝状の凹部が設けられ、
前記メモリ領域に第一トランジスタが設けられるとともに前記ロジック領域に第二トランジスタが設けられ、
前記第一トランジスタが、金属材料により構成された第一ゲート電極を含み、
前記第一ゲート電極が、前記凹部に埋設されるとともに前記凹部の外部に突出して設けられ、
前記第二トランジスタが、前記第一ゲート電極と同一材料により構成された第二ゲート電極を含む、半導体装置が提供される。
また、本発明によれば、
基板の素子形成面に、メモリ領域を構成する第一トランジスタと、ロジック領域を構成する第二トランジスタと、を形成する工程を含み、
第一および第二トランジスタを形成する前記工程が、
前記メモリ領域において前記基板の所定の領域を選択的に除去して溝状の凹部を形成する工程と、
前記メモリ領域から前記ロジック領域にわたって、前記基板の上部に前記凹部を埋めるように金属膜を形成する工程と、
前記金属膜を所定の形状に加工して、前記メモリ領域に第一ゲート電極を形成するとともに前記ロジック領域に第二ゲート電極を形成する工程と、
前記基板の表面近傍に不純物を導入し、前記第一ゲート電極の側方に第一不純物拡散領域を形成し、前記第二ゲート電極の側方に第二不純物拡散領域を形成する工程と、
を含み、
第一および第二ゲート電極を形成する前記工程において、前記メモリ領域に、前記凹部を埋設するとともに前記凹部の外部に突出するように前記第一ゲート電極を形成する、半導体装置の製造方法が提供される。
本発明においては、第一および第二ゲート電極が、同じ金属材料で構成されており、メモリ領域については、第一ゲート電極が溝状の凹部を埋めるとともに凹部外部に突出した構成となっている。これにより、メモリ領域およびロジック領域にそれぞれ所定の導電型のトランジスタを形成する場合にも、各領域におけるトランジスタの性能を向上させることができる。
なお、本発明において、金属材料により構成された膜(金属膜)とは、ポリシリコン以外の材料からなる膜のことであり、具体的には、タングステン(W)膜等の金属からなる膜や、TiN膜等の金属窒化膜が挙げられる。
以上説明したように、本発明によれば、メモリ領域およびロジック領域が混載された半導体装置において、各領域にトランジスタとしての性能に優れたトランジスタを安定的に形成することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、すべての図面において、共通の構成要素には同じ符号を付し、適宜説明を省略する。
(第一の実施形態)
図1は、本実施形態における半導体装置の構成を示す断面図である。また、図2は、図1に示した半導体装置100のメモリ領域(DRAM(セル部))の構成を示す平面図である。図1の左図は、図2のA−A'断面図に対応する。また、図1中の2つの断面図のうち、左図は、メモリ部のワード線と垂直な方向(ゲート長方向)の断面図であり、右図は、ロジック部のゲート長方向の断面図である。後述する図3および図5〜図7においても、これら2つの断面図を一組で示す。
図1に示した半導体装置100は、メモリ領域(DRAM(セル部))およびロジック領域が混載された装置であって、メモリ領域に第一トランジスタ(メモリセルトランジスタ120)が設けられるとともにロジック領域に第二トランジスタ(ロジックトランジスタ130)が設けられている。
なお、メモリ領域は、メモリセルトランジスタ120が設けられたメモリセル領域と、メモリセル領域の外部に設けられるとともに第三トランジスタを含む周辺回路領域とを含んでもよい。メモリセル領域の周辺回路とは、たとえば、デコーダ、センスアンプ、I/O回路等である。このとき、第三トランジスタを構成する第三ゲート電極は、ロジック領域に設けられているロジックトランジスタ130の第二ゲート電極127と、ゲート長方向において同じ断面構造を有する。
半導体装置100のメモリ領域において、基板(シリコン基板101等の半導体基板)に溝状の凹部(溝部111)が設けられている。メモリセルトランジスタ120は、金属材料により構成された第一ゲート電極115を含む。第一ゲート電極115は、溝部111に埋設されるとともに溝部111の外部に突出して設けられている。
また、メモリセルトランジスタ120は、シリコン基板101と第一ゲート電極115との間に設けられた第一ゲート絶縁膜113、第一ゲート電極115の両脇においてシリコン基板101に設けられた低濃度不純物拡散領域(エクステンション領域109)および高濃度不純物拡散領域(ソース・ドレイン領域105)を含む。ソース・ドレイン領域105およびエクステンション領域109は、いずれも、溝部111よりも充分に浅い領域にのみ形成されており、メモリセルトランジスタ120のチャネル長が充分に確保されている。なお、ソース・ドレイン領域105の形成領域において、シリコン基板101上部がシリサイド化されてシリサイド層107となっている。
一方、ロジックトランジスタ130は、第一ゲート電極115と同一材料により構成された第二ゲート電極127を含む。本実施形態では、第一ゲート電極115および第二ゲート電極127は、タングステン(W)膜(上層)/TiN膜(下層(基板側))の積層体からなる。ここで、TiN膜はW膜とゲート絶縁膜とのバリア層やHigh−kゲート絶縁膜に対する仕事関数金属(ワークファンクションメタル)として働く。ゲート電極膜は、極形成領域には溝部が形成されて必ずしもW膜、TiN膜などの積層膜である必要はなく、金属および金属窒化膜などからの組み合わせとすることができる。また、図1においては、ロジック領域のゲート電おらず、第二ゲート電極127はプレーナ型である。
ロジックトランジスタ130は、シリコン基板101と第二ゲート電極127との間に設けられた第二ゲート絶縁膜125、第二ゲート電極127の両脇においてシリコン基板101に設けられた低濃度不純物拡散領域(エクステンション領域123)および高濃度不純物拡散領域(ソース・ドレイン領域119)を含む。ソース・ドレイン領域119の形成領域において、シリコン基板101上部がシリサイド化されてシリサイド層121となっている。
なお、第一ゲート絶縁膜113と第二ゲート絶縁膜125の材料は同じであってもよいし、異なっていてもよい。
次に、図3(a)〜図3(d)および図4(a)〜図4(c)を参照して、半導体装置100の製造方法を説明する。図3(a)〜図3(d)は、半導体装置100の製造工程を示す断面図である。図4(a)〜図4(c)は、半導体装置100のメモリ領域の製造工程を示す平面図である。
本実施形態における半導体装置100の製造方法は、以下の工程を含む。
ステップ11:シリコン基板101の素子形成面に、メモリ領域を構成するメモリセルトランジスタ120と、ロジック領域を構成するロジックトランジスタ130と、を形成する工程
上記ステップ11は、具体的には以下の工程を含む。
ステップ12:メモリ領域において前記基板の所定の領域を選択的に除去して溝状の凹部(溝部111)を形成する工程、
ステップ13:メモリ領域からロジック領域にわたって、シリコン基板101の上部に溝部111を埋めるように金属膜(W膜133)を形成する工程、
ステップ14:金属膜を所定の形状に加工して、メモリ領域に第一ゲート電極115を形成するとともにロジック領域に第二ゲート電極127を形成する工程、および
ステップ15:シリコン基板101の表面近傍に不純物を導入し、第一ゲート電極115の側方に第一不純物拡散領域(ソース・ドレイン領域105)を形成し、第二ゲート電極127の側方に第二不純物拡散領域(ソース・ドレイン領域119)を形成する工程。
上記手順のうち、第一ゲート電極115および第二ゲート電極127を形成するステップ14において、メモリ領域に、溝部111を埋設するとともに溝部111の外部に突出するように第一ゲート電極115を形成する。また、本実施形態では、第一ゲート電極115および第二ゲート電極127を形成するステップ14の後、ソース・ドレイン領域105およびソース・ドレイン領域119を形成するステップ15を行う。以下、半導体装置100の製造方法をさらに具体的に説明する。
まず、図3(a)および図4(a)に示したように、シリコン基板101の素子形成面の所定の位置に、たとえばSTI(Shallow Trench Isolation)による素子分離領域103を形成する。そして、メモリ領域の第一ゲート電極115の形成領域においてシリコン基板101を選択的に除去し、リセス状の溝部111を形成する(図3(b)、図4(b))。
つづいて、溝部111が形成されたシリコン基板101の素子形成面全面に、高誘電率膜131を形成した後、溝部111を埋め込むようにTiN膜(不図示)を形成し、その上にW膜133を形成する(図3(c))。
ここで、高誘電率膜131は、後工程で加工されてゲート絶縁膜となる膜である。高誘電率膜131は、酸化シリコンよりも比誘電率の高い膜であり、いわゆるhigh−k膜を用いることができる。高誘電率膜131は、比誘電率が6以上の材料により構成することができる。具体的には、高誘電率膜131は、HfおよびZrからなる群から選択される一種以上の金属元素を含む材料により構成することができ、これらのいずれかの金属元素を含む酸化膜、シリケート膜等とすることができる。
また、W膜133は、たとえば化学気相成長法(Chemical Vapor Deposition:CVD)または原子層堆積法(Atomic Layer Deposition:ALD)により形成する。
そして、第一ゲート電極115および第二ゲート電極127の形成領域を覆うマスクを形成し、W膜133、TiN膜(不図示)および高誘電率膜131を所定の形状に加工して、メモリ領域に第一ゲート電極115および第一ゲート絶縁膜113の積層体を形成し(図4(c))、ロジック領域に第二ゲート電極127および第二ゲート絶縁膜125の積層体を形成する。
その後、メモリセルトランジスタ120およびロジックトランジスタ130の形成領域において、シリコン基板101にそれぞれ所定の導電型の不純物をイオン注入し、エクステンション領域109およびエクステンション領域123を形成する(図3(d))。そして、シリコン基板101の素子形成面全面にシリコン酸化膜等の絶縁膜を形成し、所定の形状に加工することにより、第一ゲート電極115および第二ゲート電極127の側方に、それぞれ側壁絶縁膜117および側壁絶縁膜129を形成する。ついで、これらのエクステンション領域より深く溝部111よりも浅い高濃度不純物拡散領域として、ソース・ドレイン領域105およびソース・ドレイン領域119をイオン注入により形成する。
以上の手順により、図1に示した半導体装置100が得られる。なお、以上の手順の後、シリコン基板101の上部にさらに所定の素子を形成したり、配線層や層間絶縁膜を形成してもよい。
次に、本実施形態の作用効果を説明する。
本実施形態においては、第一ゲート電極115および第二ゲート電極127の材料をいずれも金属(W)としている。そして、W膜からなる第一ゲート電極115が溝部111に埋め込まれているため、メモリセルトランジスタ120のセルサイズを縮小することが可能となり、メモリセルトランジスタ120のセルサイズが小さい場合にも、実効チャネル長を充分に確保できるため、メモリセルトランジスタ120のリーク電流(たとえば、オフ電流(IOFF)や接合リーク電流)の増大を抑制することができる。また、メモリセルトランジスタ120の保持特性を向上させることができる。このため、1つのシリコン基板101にメモリ領域とロジック領域を混載する場合にも、メモリセルトランジスタ120およびロジックトランジスタ130の各トランジスタの性能に優れた構成とすることができる。この作用効果は、第一ゲート電極115の底面がソース・ドレイン領域105よりもシリコン基板101内部に位置する構成において顕著に発揮される。
なお、背景技術の項で前述した特許文献4では、メタルゲートのリセス構造が記載されているが、この構成では、トランジスタのゲート長の縮小に伴い、短チャネル対策として、チャネルドーズの高ドーズ化が必要となる。その結果、トランジスタのIOFFや接合リーク電流の増大が生じる。これに対し、本実施形態では、同一のゲート幅においてもリセス構造により、実効チャネル長を拡げることができるため、チャネルドーズの低ドーズ化が可能となる。結果として、接合リークの低減、保持特性の向上、不純物濃度の揺らぎによるしきい値ばらつきを低減でき、高性能、高信頼性が実現できる。
また、本実施形態においては、溝部111の外部において溝部111がシリコン基板101の面方向に庇状に張り出している。庇状に張り出すことで、ゲート電極加工時に溝内(特に溝側壁部分)のゲート絶縁膜部分にゲートエッチングガスやレジスト剥離時のプラズマがさらされないように保護することが可能となり、製造安定性やトランジスタの信頼性が向上する。このため、第一ゲート電極115の製造安定性をさらに向上させることができる。
また、本実施形態においては、第一ゲート電極115と第二ゲート電極127を同一工程でゲート電極の形状に加工し、これらのシリコン基板101表面からの高さを揃えることができる。このため、メモリ−ロジック領域間の段差の形成が抑制されるため、ゲート電極よりも上層を形成する際の製造安定性を向上させることができる。
また、本実施形態においては、ロジック領域に設けられたソース・ドレイン領域119の上部にシリサイド層121が設けられているのに加えて、メモリ領域に設けられたソース・ドレイン領域105の上部にもシリサイド層107が設けられている。これにより、メモリセルトランジスタ120のソース・ドレイン領域105上部における抵抗をさらに効果的に低減することができるため、メモリセルトランジスタ120の特性をさらに向上させることができる。
以下、第一の実施形態と異なる点を中心に説明する。
(第二の実施形態)
図5は、本実施形態における半導体装置110の構成を示す断面図である。半導体装置110の基本構成は、第一の実施形態で前述した半導体装置100(図1、2)と同様であるが、メモリ領域およびロジック領域のトランジスタのゲート絶縁膜が、いずれも、シリコン基板101とゲート電極底部との間の領域からゲート電極側面と側壁絶縁膜との間の領域にわたって設けられている点が異なる。
すなわち、半導体装置110においては、半導体装置100の第一ゲート絶縁膜113および第二ゲート絶縁膜125に代えて、それぞれ第一ゲート絶縁膜135および第二ゲート絶縁膜137が設けられている。第一ゲート絶縁膜135の上端は第一ゲート電極115の上面と一致しており、第二ゲート絶縁膜137の上端は第二ゲート電極127の上面と一致している。なお、本実施形態においても、第一ゲート電極115および第二ゲート電極127の上面は同一水準に位置している。そして、シリコン基板101の素子形成面にシリコン酸化膜139が設けられている。シリコン酸化膜139の上面は、第一ゲート電極115および第二ゲート電極127の上面と同一水準に位置しており、第一ゲート電極115および第二ゲート電極127はシリコン酸化膜139中に埋設されている。
次に、半導体装置110の製造方法を説明する。本実施形態では、第一の実施形態とは異なり、第一ゲート電極115および第二ゲート電極127を形成するステップ14の前に、ソース・ドレイン領域105およびソース・ドレイン領域119を形成するステップ15を行う。
また、本実施形態では、シリコン基板101上に、後工程で除去されるダミーのゲート電極構造を形成し、ソース・ドレイン領域を形成した後、シリコン基板101の素子形成面全面を絶縁膜で覆う。そして、絶縁膜をマスクとしてダミーのゲート電極構造を除去し、メモリ領域においてダミーの電極構造が除去された領域に溝部111を形成する。
本実施形態において、メモリセルトランジスタ120およびロジックトランジスタ130を形成するステップ11は、以下の工程を含む。
ステップ16:メモリ領域においてシリコン基板101の上部に第一犠牲ゲート電極(第一ダミーゲート電極143)を形成し、ロジック領域においてシリコン基板101の上部に第二犠牲ゲート電極(第二ダミーゲート電極153)を形成する工程、
ステップ17:シリコン基板101上に、第一ダミーゲート絶縁膜141および第二ダミーゲート絶縁膜151の側壁を覆う第一および第二側壁絶縁膜(側壁絶縁膜117、側壁絶縁膜129)を形成する工程、
ステップ18:シリコン基板101の素子形成面に、側壁絶縁膜117および側壁絶縁膜129を覆う絶縁膜(シリコン酸化膜139)を形成する工程、および
ステップ19:シリコン酸化膜139を形成するステップ18の後、第一ダミーゲート電極143および第二ダミーゲート電極153を選択的に除去し、シリコン基板101の素子形成面を露出させる工程。
また、本実施形態では、ソース・ドレイン領域105およびソース・ドレイン領域119を形成するステップ15を、第一ダミーゲート電極143および第二ダミーゲート電極153を形成するステップ16の後、シリコン酸化膜139を形成するステップ18の前に行う。また、溝部111を形成するステップ12を、第一ダミーゲート電極143および第二ダミーゲート電極153を選択的に除去するステップ19の後に行う。
以下、図6(a)〜図6(c)および図7(a)〜図7(c)を参照してさらに説明する。図6(a)〜図6(c)および図7(a)〜図7(c)は、半導体装置110の製造工程を示す断面図である。
まず、第一の実施形態と同様に、メモリ領域およびロジック領域それぞれ所定の位置において、シリコン基板101の素子形成面に素子分離領域103を形成する(図6(a))。次に、メモリ領域の所定の位置に、第一ダミーゲート絶縁膜141および第一ダミーゲート電極143からなる第一ダミー電極構造を形成するとともに、ロジック領域の所定の位置に、第二ダミーゲート絶縁膜151および第二ダミーゲート電極153からなる第二ダミー電極構造を形成する。
第一ダミーゲート絶縁膜141および第二ダミーゲート絶縁膜151は同一工程で形成され、同一材料からなる。また、第一ダミーゲート電極143および第二ダミーゲート電極153は同一工程で形成され、同一材料からなる。これらのダミー絶縁膜およびダミーゲート電極の材料に特に制限はない。第一ダミーゲート絶縁膜141および第二ダミーゲート絶縁膜151の材料として、たとえば、シリコン酸化膜、高誘電率膜が挙げられる。また、第一ダミーゲート電極143および第二ダミーゲート電極153の材料として、たとえば、窒化シリコン膜(上層)/アモルファスシリコン(下層(基板側))が挙げられる。
そして、第一の実施形態で図3(d)および図1を参照して前述した方法に準じて、メモリ領域にエクステンション領域109、ロジック領域にエクステンション領域123を形成する。つづいて、シリコン基板101の全面にシリコン酸化膜等の絶縁膜を形成し、これを所定の形状に加工して、第一および第二ダミー電極構造の側壁を覆う側壁絶縁膜117および第二ゲート電極の側壁を覆う側壁絶縁膜129を形成する。その後に、メモリ領域にソース・ドレイン領域105、ロジック領域にソース・ドレイン領域119を形成する。次いで、シリコン基板101の素子形成面をシリサイド化し、シリサイド層107およびシリサイド層121を形成する(図6(b))。
次に、シリコン基板101の全面に、各側壁絶縁膜および窒化シリコン膜145を覆うシリコン酸化膜139を形成した後、CMP法やドライエッチングを行うことにより、ダミーゲート上部の窒化シリコン膜145の表面を露出させる(図6(c))。ここで、窒化シリコン膜145はダミーゲートパターンのエッチングマスクとして、またダミーゲート上のシリサイド化反応を防止し、さらにはシリコン酸化膜139のCMPやドライエッチング時のストッパー膜として用いている。本実施形態では、窒化シリコン膜の例を示したが、上記の働きの膜特性を持つ膜であれば、他の材料を用いてもよい。
続いて、メモリ領域において絶縁膜中に埋設された窒化シリコン膜145、第一ダミーゲート電極143および第一ダミーゲート絶縁膜141をエッチングにより除去してシリコン基板101表面を露出させ、開口部155を形成する(図7(a))。このエッチングは、シリコン酸化膜139に対する選択性の高い条件で行う。このとき、ロジック領域においても、窒化シリコン膜145、第二ダミーゲート電極153および第二ダミーゲート絶縁膜151が除去されて、シリコン基板101の表面が露出し開口部157が形成される。
ロジック部については開口部157を覆うマスク(不図示)を形成した後、シリコン酸化膜139をマスクとしてシリコン基板101を選択的にエッチングする。これにより、開口部155の底部に溝部111を形成する(図7(b))。図7(b)の例では、ゲート長方向の断面視において、溝部111は開口部155より幅狭に形成されている。また、ゲート長方向の断面視において、シリコン基板101の表面から溝部111の内部に向かって溝部111が幅狭に形成されている。
そして、開口部157を覆うマスク(不図示)を除去した後、シリコン基板101の全面に高誘電率膜147、TiN膜(不図示)および金属膜(W膜149)を順次形成する(図7(c))。高誘電率膜147は、メモリ領域において溝部111および開口部155からなる凹部の内壁を覆うとともに、ロジック領域において開口部157の内壁を覆うように形成される。
その後、開口部155および開口部157の外部に形成されたW膜149、TiN膜(不図示)および高誘電率膜147を除去することにより、メモリ領域およびロジック領域にゲート電極構造を形成する。以上の手順により、図5に示した半導体装置110が得られる。
本実施形態においても、第一の実施形態と同様の作用効果が得られる。
また、本実施形態においては、ダミーのゲート電極構造が形成されたシリコン基板101をシリコン酸化膜139で覆った後、ダミーのゲート電極構造を除去し、シリコン酸化膜139に対して自己整合的に溝部111を形成する。このため、第一ゲート電極115のゲート長が短い場合にも第一ゲート電極115の加工安定性および寸法制御性をさらに向上させることができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
また、以上の実施形態においては、第一および第二ゲート電極のゲート長方向の断面形状が異なる例を示したが、これらの断面形状は同じであってもよい。このとき、メモリ領域に溝部111を形成する工程で、ロジック領域の第二ゲート電極127の形成領域についてもシリコン基板101に溝部を形成し、第二ゲート電極127がこの溝部を埋める構成とすることができる。
また、本実施形態においては、メモリ領域にDRAMを形成した例を示したが、メモリ領域に形成するメモリの種類はこれに限られず、たとえばSRAM(Static Random Access Memory)であってもよい。
実施形態における半導体装置の構成を示す断面図である。 図1の半導体装置のメモリ領域の構成を示す平面図である。 図1の半導体装置の製造工程を示す断面図である。 図1の半導体装置のメモリ領域の製造工程を示す平面図である。 実施形態における半導体装置の構成を示す断面図である。 図5の半導体装置の製造工程を示す断面図である。 図5の半導体装置の製造工程を示す断面図である。
符号の説明
100 半導体装置
101 シリコン基板
103 素子分離領域
105 ソース・ドレイン領域
107 シリサイド層
109 エクステンション領域
110 半導体装置
111 溝部
113 第一ゲート絶縁膜
115 第一ゲート電極
117 側壁絶縁膜
119 ソース・ドレイン領域
120 メモリセルトランジスタ
121 シリサイド層
123 エクステンション領域
125 第二ゲート絶縁膜
127 第二ゲート電極
129 側壁絶縁膜
130 ロジックトランジスタ
131 高誘電率膜
133 W膜
135 第一ゲート絶縁膜
137 第二ゲート絶縁膜
139 シリコン酸化膜
141 第一ダミーゲート絶縁膜
143 第一ダミーゲート電極
145 窒化シリコン膜
147 高誘電率膜
149 W膜
151 第二ダミーゲート絶縁膜
153 第二ダミーゲート電極
155 開口部
157 開口部

Claims (9)

  1. 基板にメモリ領域とロジック領域が混載された半導体装置であって、
    前記メモリ領域において前記基板に溝状の凹部が設けられ、
    前記メモリ領域に第一トランジスタが設けられるとともに前記ロジック領域に第二トランジスタが設けられ、
    前記第一トランジスタが、金属材料により構成された第一ゲート電極を含み、
    前記第一ゲート電極が、前記凹部に埋設されるとともに前記凹部の外部に突出して設けられ、
    前記第二トランジスタが、前記第一ゲート電極と同一材料により構成された第二ゲート電極を含む、半導体装置。
  2. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記メモリ領域は、前記第一トランジスタが設けられたメモリセル領域と、前記メモリセル領域の外部に設けられるとともに第三トランジスタを含む周辺回路領域と、
    を含み、
    前記第三トランジスタを構成する第三ゲート電極と前記第二ゲート電極とが、ゲート長方向において同じ断面構造を有する、半導体装置。
  3. 請求項1または2に記載の半導体装置において、
    前記第一ゲート電極が、前記凹部の外部において前記基板の面方向に庇状に張り出している、半導体装置。
  4. 請求項1乃至3いずれかに記載の半導体装置において、
    前記第一および第二ゲート電極が、タングステン(W)膜を含む、半導体装置。
  5. 請求項1乃至4いずれかに記載の半導体装置において、
    前記メモリ領域の前記第一ゲート電極の側方において前記基板に第一不純物拡散領域が設けられるとともに、前記ロジック領域の前記第二ゲート電極の側方において前記基板に第二不純物拡散領域が設けられ、
    前記第一および第二不純物領域の上部にシリサイド層が設けられた、半導体装置。
  6. 基板の素子形成面に、メモリ領域を構成する第一トランジスタと、ロジック領域を構成する第二トランジスタと、を形成する工程を含み、
    第一および第二トランジスタを形成する前記工程が、
    前記メモリ領域において前記基板の所定の領域を選択的に除去して溝状の凹部を形成する工程と、
    前記メモリ領域から前記ロジック領域にわたって、前記基板の上部に前記凹部を埋めるように金属膜を形成する工程と、
    前記金属膜を所定の形状に加工して、前記メモリ領域に第一ゲート電極を形成するとともに前記ロジック領域に第二ゲート電極を形成する工程と、
    前記基板の表面近傍に不純物を導入し、前記第一ゲート電極の側方に第一不純物拡散領域を形成し、前記第二ゲート電極の側方に第二不純物拡散領域を形成する工程と、
    を含み、
    第一および第二ゲート電極を形成する前記工程において、前記メモリ領域に、前記凹部を埋設するとともに前記凹部の外部に突出するように前記第一ゲート電極を形成する、半導体装置の製造方法。
  7. 請求項6に記載の半導体装置の製造方法において、第一および第二ゲート電極を形成する前記工程の後、第一および第二不純物拡散領域を形成する前記工程を行う、半導体装置の製造方法。
  8. 請求項6に記載の半導体装置の製造方法において、
    第一および第二トランジスタを形成する前記工程が、
    前記メモリ領域において前記基板の上部に第一犠牲ゲート電極を形成し、前記ロジック領域において前記基板の上部に第二犠牲ゲート電極を形成する工程と、
    前記基板上に、前記第一および第二犠牲ゲート電極の側壁を覆う第一および第二側壁絶縁膜を形成する工程と、
    前記基板の前記素子形成面に、前記第一および第二側壁絶縁膜を覆う絶縁膜を形成する工程と、
    絶縁膜を形成する前記工程の後、前記第一および第二犠牲ゲート電極を選択的に除去し、前記基板の前記素子形成面を露出させる工程と、
    をさらに含み、
    第一および第二不純物拡散領域を形成する前記工程を、第一および第二犠牲ゲート電極を形成する前記工程の後、絶縁膜を形成する前記工程の前に行い、
    凹部を形成する前記工程を、第一および第二犠牲ゲート電極を選択的に除去する前記工程の後に行う、半導体装置の製造方法。
  9. 請求項6乃至8いずれかに記載の半導体装置の製造方法において、前記金属膜がタングステン(W)である、半導体装置の製造方法。
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