JP2011129566A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】配線層の加工マージンが大きく、微細化に適した半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】半導体基板1にゲート電極溝を形成する工程と、ゲート電極溝の内壁面にゲート絶縁膜15を形成する工程と、ゲート電極溝の底部に埋め込みゲート電極23Aを形成する工程と、埋め込みゲート電極23Aの上面を覆うようにゲート電極溝の内部に絶縁膜を埋め込んだ後、エッチバックして当該ゲート電極溝の上部にキャップ絶縁膜22を形成する工程と、半導体基板1の上面に層間絶縁膜24を形成する工程と、層間絶縁膜24にビットコンタクト開口部を形成する工程と、を備え、半導体基板1の上面に層間絶縁膜24を形成する工程が、半導体基板1の上面とキャップ絶縁膜22の上面との間に生じた段差を埋め込むように層間絶縁膜24を成膜するとともに当該層間絶縁膜24の上面を平坦とすることを特徴とする半導体装置の製造方法である。
【選択図】図13

Description

本発明は、半導体装置の製造方法に関するものである。
従来の基板表面をチャネルとして用いるプレーナ構造のトランジスタでは、半導体装置の微細化に伴い、短チャネル効果の抑制が困難となり所望のトランジスタ特性が得られなくなってきた。この問題を回避するために特許文献1及び特許文献2に記載されている溝ゲート型のトランジスタが用いられるようになってきた。
特許文献1及び特許文献2に記載されている溝ゲート型のトランジスタでは、半導体基板の内部に形成した溝の表面をチャネルとして用いる。したがって、平面寸法の縮小分を溝の深さ方向の寸法拡大で補償することができるので、短チャネル効果を抑制することができる。
しかし、特許文献1及び特許文献2に記載された従来の溝ゲートトランジスタでは、ゲート電極が半導体基板の表面より上方まで突き出した構成となっており、溝に対するゲート電極加工時の合わせズレによるトランジスタ特性の劣化が問題となっている。また、特に、ゲート電極をワード線として用い、ワード線に交差する方向に配設するビット線を用いて構成されるDRAM(Dynamic Random Access Memory)では、半導体基板と上層配線とを接続するコンタクトプラグを最小加工寸法で形成される各々のワード線の間に形成しなければならず、このコンタクトプラグの形成の困難さがDRAMの微細化の大きな障害となっていた。
そこで、上記コンタクトプラグの形成を容易にする目的で、ゲート電極が半導体基板表面より上方に突き出すことなく、溝内に完全に埋め込まれた埋め込みゲート型トランジスタが検討されている。埋め込みゲート型トランジスタでは、ワード線が半導体基板内に埋め込まれているので、メモリセルを構成する配線として半導体基板表面より上方に位置するのはビット線だけとなり、メモリセル形成工程における加工の困難さを軽減できる利点がある。埋め込みゲート型トランジスタは、半導体基板に形成した溝の内部に埋め込み形成されたゲート電極(ワード線)と、溝の内部でゲート電極の上面を保護し半導体基板表面とほぼ同じ上面を有するキャップ絶縁膜と、半導体基板表面を覆う層間絶縁膜を介して上方に形成されるビット線とを少なくとも含む構成となる。
特開2006−339476号公報 特開2007−081095号公報
上記の埋め込みゲート構造では、埋め込みゲート電極を保護するキャップ絶縁膜をも埋め込み構造とするために、キャップ絶縁膜をエッチバックする必要がある。したがって、半導体基板表面とキャップ絶縁膜の上面との間には段差が生じてしまう。
ところで、ビット線を形成する際の半導体基板表面に形成する層間絶縁膜には、従来からCVD酸化膜が用いられていた。
しかしながら、CVD酸化膜は下地形状をトレースする形で成膜されるため、段差を有する半導体基板表面にCVD酸化膜を用いて層間絶縁膜を形成すると、層間絶縁膜の表面にも段差が生じてしまう。このような段差を有する層間絶縁膜を用いてビットコンタクトプラグやビット線を形成しようとすると、エッチング量が増大し、マスクの後退が大きくなって加工マージンが低下してしまう。
また、CVD酸化膜はウェットエッチング耐性が弱く、配線層を形成するときの前処理の際にビットコンタクトプラグ等の層間絶縁膜に形成したパターンの開口幅が広がって加工マージンが低下してしまう。
さらに、従来、ビットコンタクトプラグとビット配線とは、別々のリソグラフィー及びドライエッチングで形成していた。これには、プラグの径が配線幅よりも大きくなってしまうといった、ビットコンタクトプラグとビット配線との合わせズレが伴うため、他の導体とのショートの問題が発生しやすくなる。
本発明の半導体装置の製造方法は、半導体基板に、ゲート電極溝を形成する工程と、
前記ゲート電極溝の内壁面に、ゲート絶縁膜を形成する工程と、前記ゲート電極溝の内部をゲート電極材料で埋め込んだ後、エッチバックして当該ゲート電極溝の底部に埋め込みゲート電極を形成する工程と、前記埋め込みゲート電極の上面を覆うように、前記ゲート電極溝の内部に絶縁膜を埋め込んだ後、エッチバックして当該ゲート電極溝の上部にキャップ絶縁膜を形成する工程と、前記半導体基板の上面に層間絶縁膜を形成する工程と、前記層間絶縁膜にビットコンタクト開口部を形成する工程と、を備え、前記半導体基板の上面に層間絶縁膜を形成する工程が、前記半導体基板の上面と前記キャップ絶縁膜の上面との間に生じた段差を埋め込むように層間絶縁膜を成膜するとともに当該層間絶縁膜の上面を平坦面とすることを特徴とする。
本発明の半導体装置の製造方法によれば、ワード線が半導体基板内に埋め込まれた埋め込みゲート型トランジスタにおいて、埋め込みゲート電極及びキャップ絶縁膜が形成された半導体基板の上面に層間絶縁膜を形成する際に、半導体基板の上面とキャップ絶縁膜の上面との間に生じた段差を埋め込むように層間絶縁膜を成膜するとともに当該層間絶縁膜の上面を平坦面としている。このような層間絶縁膜を用いてビットコンタクトプラグやビット線を形成することにより、エッチング量の増大や、マスクの後退を抑制することができる。したがって、パターン形成の加工マージンが大きく、微細化に適した半導体装置の製造方法を提供することができる。
本発明を適用した半導体装置の一実施形態を示す平面図である。 本発明を適用した一実施形態である半導体装置のメモリセルを示す図であり、(a)は図1中に示すA−A’線に沿った断面図であり、(b)は図1中に示すB−B’線に沿った断面図である。 本発明を適用した一実施形態である半導体装置の製造方法を説明するための工程断面図であって、(a)は図1中に示すA−A’線に沿った断面図、(b)は図1中に示すB−B’線に沿った断面図である。 本発明を適用した一実施形態である半導体装置の製造方法を説明するための工程断面図であって、(a)は図1中に示すA−A’線に沿った断面図、(b)は図1中に示すB−B’線に沿った断面図である。 本発明を適用した一実施形態である半導体装置の製造方法を説明するための工程断面図であって、(a)は図1中に示すA−A’線に沿った断面図、(b)は図1中に示すB−B’線に沿った断面図である。 本発明を適用した一実施形態である半導体装置の製造方法を説明するための工程断面図であって、(a)は図1中に示すA−A’線に沿った断面図、(b)は図1中に示すB−B’線に沿った断面図である。 本発明を適用した一実施形態である半導体装置の製造方法を説明するための工程断面図であって、(a)は図1中に示すA−A’線に沿った断面図、(b)は図1中に示すB−B’線に沿った断面図である。 本発明を適用した一実施形態である半導体装置の製造方法を説明するための工程断面図であって、(a)は図1中に示すA−A’線に沿った断面図、(b)は図1中に示すB−B’線に沿った断面図である。 本発明を適用した一実施形態である半導体装置の製造方法を説明するための工程断面図であって、(a)は図1中に示すA−A’線に沿った断面図、(b)は図1中に示すB−B’線に沿った断面図である。 本発明を適用した一実施形態である半導体装置の製造方法を説明するための工程断面図であって、(a)は図1中に示すA−A’線に沿った断面図、(b)は図1中に示すB−B’線に沿った断面図である。 本発明を適用した一実施形態である半導体装置の製造方法を説明するための工程断面図であって、(a)は図1中に示すA−A’線に沿った断面図、(b)は図1中に示すB−B’線に沿った断面図である。 本発明を適用した一実施形態である半導体装置の製造方法を説明するための工程断面図であって、(a)は図1中に示すA−A’線に沿った断面図、(b)は図1中に示すB−B’線に沿った断面図である。 本発明を適用した一実施形態である半導体装置の製造方法を説明するための工程断面図であって、(a)は図1中に示すA−A’線に沿った断面図、(b)は図1中に示すB−B’線に沿った断面図である。 本発明を適用した一実施形態である半導体装置の製造方法を説明するための工程断面図であって、(a)は図1中に示すA−A’線に沿った断面図、(b)は図1中に示すB−B’線に沿った断面図である。 本発明を適用した一実施形態である半導体装置の製造方法を説明するための工程断面図であって、(a)は図1中に示すA−A’線に沿った断面図、(b)は図1中に示すB−B’線に沿った断面図である。 本発明を適用した一実施形態である半導体装置の製造方法を説明するための工程断面図であって、(a)は図1中に示すA−A’線に沿った断面図、(b)は図1中に示すB−B’線に沿った断面図である。 本発明を適用した一実施形態である半導体装置の製造方法を説明するための工程断面図であって、(a)は図1中に示すA−A’線に沿った断面図、(b)は図1中に示すB−B’線に沿った断面図である。 本発明を適用した一実施形態である半導体装置の製造方法を説明するための工程断面図であって、(a)は図1中に示すA−A’線に沿った断面図、(b)は図1中に示すB−B’線に沿った断面図である。 本発明を適用した一実施形態である半導体装置の製造方法を説明するための工程断面図であって、(a)は図1中に示すA−A’線に沿った断面図、(b)は図1中に示すB−B’線に沿った断面図である。 本発明を適用した一実施形態である半導体装置の製造方法を説明するための工程断面図であって、(a)は図1中に示すA−A’線に沿った断面図、(b)は図1中に示すB−B’線に沿った断面図である。 本発明を適用した一実施形態である半導体装置の製造方法を説明するための工程断面図であって、(a)は図1中に示すA−A’線に沿った断面図、(b)は図1中に示すB−B’線に沿った断面図である。 本発明を適用した一実施形態である半導体装置の製造方法を説明するための工程断面図であって、(a)は図1中に示すA−A’線に沿った断面図、(b)は図1中に示すB−B’線に沿った断面図である。 本発明を適用した一実施形態である半導体装置の製造方法を説明するための工程断面図であって、(a)は図1中に示すA−A’線に沿った断面図、(b)は図1中に示すB−B’線に沿った断面図である。 本発明を適用した一実施形態である半導体装置の製造方法を説明するための工程断面図であって、(a)は図1中に示すA−A’線に沿った断面図、(b)は図1中に示すB−B’線に沿った断面図である。 本発明を適用した一実施形態である半導体装置の製造方法を説明するための工程断面図であって、(a)は図1中に示すA−A’線に沿った断面図、(b)は図1中に示すB−B’線に沿った断面図である。 本発明を適用した一実施形態である半導体装置の製造方法を説明するための平面図である。 本発明を適用した他の例である半導体装置のメモリセルを示す図であり、(a)は図1中に示すA−A’線に沿った断面図であり、(b)は図1中に示すB−B’線に沿った断面図である。 本発明を適用した他の例である半導体装置の製造方法を説明するための工程断面図であって、(a)は図1中に示すA−A’線に沿った断面図、(b)は図1中に示すB−B’線に沿った断面図である。 本発明を適用した他の例である半導体装置の製造方法を説明するための工程断面図であって、(a)は図1中に示すA−A’線に沿った断面図、(b)は図1中に示すB−B’線に沿った断面図である。
以下、本発明を適用した一実施形態である半導体装置について、図面を参照して詳細に説明する。本実施形態では、例えば半導体装置としてDRAM(Dynamic Random Access Memory)に、本発明を適用した場合を例に挙げて説明する。なお、以下の説明で用いる図面は、特徴をわかりやすくするために、便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。また、以下の説明において例示される材料、寸法等は一例であって、本発明はそれらに必ずしも限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲で適宜変更して実施することが可能である。
先ず、本発明を適用した一実施形態であるDRAM(半導体装置)の構成について説明する。本実施形態のDRAMは、図1に示すメモリセル領域と、図示略の周辺回路領域とから構成されている。
図1に示すように、本実施形態のDRAM(半導体装置)60のメモリセル領域には、STI素子分離膜8からなる素子分離領域に囲まれて区画された活性領域1aが、所定方向に所定間隔で複数形成されている。また、活性領域1aを縦断するように、ワード線となる埋め込みゲート電極23A及び素子分離用の埋め込み配線23Bが所定方向(図1中に示すY方向)に所定の間隔で埋め込み形成されている。さらに、埋め込みゲート電極23A及び埋め込み配線23Bと直交する方向(図1中に示すX方向)に、複数のビット線30が所定の間隔で配置されている。そして、埋め込みゲート電極23Aと活性領域1aとが交差する領域にそれぞれメモリセルが形成されている。
埋め込みゲート電極(ワード線)23A及び埋め込み配線23Bは、同一の構造を有しているが、機能が異なっている。ここで、埋め込みゲート電極23Aがメモリセルのゲート電極として用いられるのに対して、素子分離用の埋め込み配線23Bは、所定の電位をかけて隣接するトランジスタ間を分離するために設けられている。すなわち、同一の活性領域1a上で隣接するトランジスタ間は、素子分離用の埋め込み配線23Bを所定の電位に維持することで、寄生トランジスタをオフ状態として分離する。
また、メモリセル領域全体には、複数のメモリセルが形成されており、個々のメモリセルには、それぞれキャパシタ素子(図示略)が設けられている。それらの容量コンタクトパッド42は、図1に示すように、それぞれが重ならないように、メモリセル領域内に所定の間隔で配置されている。
なお、本実施形態のDRAM60は、図1に示すように、6Fセル配置(Fは最小加工寸法)とされている。
次に、本実施形態のDRAM60を構成するメモリセルついて説明する。
図2(a)及び図2(b)に示すように、本実施形態のメモリセルは、ワード線が半導体基板内に完全に埋め込まれた埋め込みゲート型トランジスタ、キャパシタ、配線層が形成された積層構造体である。
埋め込みゲート型トランジスタは、図2(a)及び図2(b)に示すように、表層がシリコンからなる半導体基板1と、半導体基板1に形成された埋め込み絶縁膜からなるSTI素子分離膜8と、STI素子分離膜8によって区画形成された活性領域1aと、ゲート電極溝13の底部にゲート絶縁膜15を介して埋め込み形成された埋め込みゲート電極23Aと、ゲート電極溝13の内部で埋め込みゲート電極23Aの上面を保護するとともに半導体基板1の表面とほぼ同じ高さの上面を有するキャップ絶縁膜22と、半導体基板1の表面を覆う第1層間絶縁膜(層間絶縁膜)24を介して上方に形成されるビット線30と、から概略構成されている。
また、埋め込みゲート型トランジスタは、埋め込みゲート電極23Aの幅方向両側の活性領域1aにイオンを注入することによって形成された拡散領域25,37を備えており、上記拡散領域25と上記ビット線30とが接続されている。
また、本実施形態の埋め込みゲート型トランジスタは、図2(a)に示すように、埋め込み配線23Bの底面の一部が、当該埋め込み配線23Bの長手方向に配置された隣接するSTI素子分離膜8の間に埋め込む構成となっている。これにより、STI素子分離膜8と、埋め込み配線23Bの埋め込まれた底面の一部の側面部分との間には、薄膜状のシリコン部14がサイドウォール形状に設けられている。
ここで、埋め込みゲート電極23Aと埋め込み配線23Bとは同じ構造を有していることから、埋め込みゲート電極23Aの底面の一部においても同様の薄膜状のシリコン部14が設けられている。この薄膜状のシリコン部14は、ソース領域とドレイン領域との電位差が閾値を超えたとき、チャネルとして機能させることができる。このように、本実施形態の埋め込みゲート型トランジスタは、薄膜状のシリコン部14のようなチャネル領域を有するリセスチャネル型トランジスタを構成する。
埋め込みゲート型トランジスタの上方には、絶縁膜33等を介してキャパシタが設けられている。具体的には、絶縁膜33上には、埋め込みゲート型トランジスタの拡散領域37と容量コンタクトプラグ41を介して接続される容量コンタクトパッド42が設けられている。そして、この容量コンタクトパッド42上に、ストッパー膜43及び第3層間絶縁膜44を貫通するように設けられた下部電極46、容量絶縁膜47及び上部電極48から構成されるキャパシタが形成されている。
なお、本実施形態のキャパシタ素子は、下部電極46の内壁のみを電極として利用するシリンダー型を一例として記載しているが、これに限定されるものではない。例えば、下部電極の内壁及び外壁を電極として利用するクラウン型キャパシタに変更することも可能である。
配線層は、上記キャパシタ上に第4層間絶縁膜49を介して設けられており、上部金属配線50及び保護膜51から構成されている。本実施形態では、配線層が1層配線構造の場合を一例として記載しているが、これに限定されるものではない。例えば、複数の配線層及び層間絶縁膜から構成される多層配線構造に変更することも可能である。
続いて、上記構成を有するDRAM(半導体装置)60の製造方法について、図3〜図26を参照しながら説明する。ここで、図3〜図26は、本実施形態のDRAMの製造方法を説明するための図であり、(a)は図1(a)に示すA−A’線に沿った断面を、(b)は図1(a)に示すB−B’線に沿った断面をそれぞれ示している。
本実施形態のDRAM(半導体装置)60の製造方法は、素子分離領域の形成工程と、埋め込みゲート電極の形成工程と、ビット線の形成工程と、容量コンタクトプラグの形成工程と、キャパシタの形成工程と、配線層の形成工程と、を備えて概略構成されている。
より具体的には、本実施形態のDRAM60の製造方法は、半導体基板にゲート電極溝を形成する工程と、ゲート電極溝の内壁面にゲート絶縁膜を形成する工程と、ゲート電極溝の内部をゲート電極材料で埋め込んだ後、エッチバックして当該ゲート電極溝の底部に埋め込みゲート電極を形成する工程と、埋め込みゲート電極の上面を覆うように、ゲート電極溝の内部に絶縁膜を埋め込んだ後、エッチバックして当該ゲート電極溝の上部にキャップ絶縁膜を形成する工程と、半導体基板の上面に層間絶縁膜を形成する工程と、層間絶縁膜にビットコンタクト開口部を形成する工程と、を備え、半導体基板の上面に層間絶縁膜を形成する工程が、半導体基板の上面とキャップ絶縁膜の上面との間に生じた段差を埋め込むように層間絶縁膜を成膜するとともに当該層間絶縁膜の上面を平坦面とすることを特徴とする。
以下に、各工程について、詳細に説明する。
(素子分離領域の形成工程)
先ず、シリコン基板(半導体基板)1の表面に、活性領域1aを分離するための素子分離領域を形成する。素子分離領域の形成は、先ず、図3(a)及び図3(b)に示すように、例えばP型のシリコン基板(半導体基板)1上に、シリコン酸化膜(SiO)2とマスク用のシリコン窒化膜(Si)3とを順次堆積する。次に、フォトリソグラフィ技術およびドライエッチング技術を用いて、シリコン窒化膜3、シリコン窒化膜2、およびシリコン基板1のパターニングを順次行ない、シリコン基板1に活性領域1aを区画するための素子分離溝(トレンチ)4を形成する。また、シリコン基板1の活性領域1aとなるシリコン表面は、マスク用のシリコン窒化膜3で覆われている。
次に、図4(a)及び図4(b)に示すように、素子分離溝4内に露出するシリコン基板1の表面にシリコン酸化膜5を形成する。具体的には、素子分離溝4内のシリコン基板1の表面とともにシリコン基板1の活性領域1aを被覆するシリコン窒化膜2及びシリコン窒化膜3の表面に、熱酸化によってシリコン酸化膜5を形成する。次に、窒化シリコンを素子分離溝4の内部を充填するように堆積した後、エッチバックを行なって、素子分離溝4の内部の底部にシリコン窒化膜6を残存させる。
次に、図5(a)及び図5(b)に示すように、例えばCVD法によって、酸化シリコンを素子分離溝4の内部を充填するように堆積した後、マスク用のシリコン窒化膜3が露出するまでCMPを行なって基板の表面を平坦化し、シリコン酸化膜7を形成する。このように、素子分離溝4の内部を下層のシリコン窒化膜6と上層のシリコン酸化膜7との2層構造で埋め込むことにより、上記素子分離溝4の幅が非常に狭い場合であっても当該素子分離溝4内に絶縁膜を確実に充填することができる。
次に、図6(a)及び図6(b)に示すように、例えばウェットエッチングによって、マスク用のシリコン窒化膜3およびシリコン酸化膜2を除去する。これにより、素子分離溝4の表面(すなわち、シリコン酸化膜7の表面)とシリコン基板1の表面とを概略同等の高さとなる。このようにして、素子分離領域を構成するSTI(Shallow Trench Isolation)素子分離膜8を形成する。また、この素子分離領域により、シリコン基板1に活性領域1aが区画形成される。
次に、シリコン基板1の表面に不純物拡散層を形成する。不純物拡散層の形成は、先ず、図6(a)及び図6(b)に示すように、露出したシリコン基板1の表面に、熱酸化によってシリコン酸化膜9を形成する。次に、このシリコン酸化膜9をマスクとしてシリコン基板1の活性領域1aに低濃度のN型不純物(リン等)をイオン注入する。このようにして、シリコン基板1の表面近傍にN型不純物拡散層10を形成する。このN型不純物拡散層10は、トランジスタのソース・ドレイン領域の一部として機能する。
(埋め込みゲート電極の形成工程)
次に、埋め込みゲート電極(ワード線)を形成する。埋め込みゲート電極の形成は、先ず、図7(a)及び図7(b)に示すように、シリコン酸化膜9上にマスク用のシリコン窒化膜11及びカーボン膜(アモルファス・カーボン膜)12を順次堆積した後、カーボン膜12、シリコン窒化膜11及びシリコン酸化膜9を順次パターニングしてゲート電極溝(トレンチ)を形成するためのハードマスクを形成する。
次に、図8(a)及び図8(b)に示すように、ドライエッチングによって上記ハードマスクから露出するシリコン基板1をエッチングすることにより、ゲート電極溝(トレンチ)13を形成する。このゲート電極溝13は、活性領域1aと交差する所定の方向(例えば、図1中のY方向)に延在するライン状のパターンとして形成される。また、図8(a)に示すように、ゲート電極溝13を形成する際に、STI素子分離膜8の表面の高さが、シリコン基板1の表面の高さよりも高くなるように、STI素子分離膜8の部分よりもシリコン層の部分を深くエッチングする。これにより、STI素子分離膜8と接するゲート電極溝13の側面部分には、サイドウォール状に薄膜状のシリコン部14が残存する。この薄膜状のシリコン部14がトランジスタのチャネル領域として機能する。
次に、図9(a)及び図9(b)に示すように、ゲート電極溝13の内壁面及び基板の表面を覆うようにゲート絶縁膜15を形成する。ゲート絶縁膜15としては、例えば、熱酸化で形成したシリコン酸化膜等を利用することができる。次に、ゲート絶縁膜15上にゲート電極材料を順次堆積して、ゲート電極溝13内に埋め込み形成する。具体的には、ゲート電極材料として、例えば、窒化チタン(TiN)とタングステン(W)とを用いて、ゲート電極溝13内に窒化チタン膜16及びタングステン膜17を埋め込み形成する。
ところで、従来のゲート電極の形成方法では、ゲート絶縁膜15と接する部分に導電性のポリシリコンを用いていた。しかしながら、微細化された埋め込みゲート電極にポリシリコンを用いるとゲート電極の抵抗値が高くなってしまうため、好ましくはない。したがって、本実施形態では、ポリシリコンを用いずに窒化チタン及びタングステンのみでゲート電極溝13内を埋め込んでいる。
次に、図10(a)及び図10(b)に示すように、ゲート電極溝13内に埋め込み形成した窒化チタン膜16及びタングステン膜17をエッチバックして、ゲート電極溝13の底部にのみ窒化チタン膜16及びタングステン膜17を残存させる。このようにして、シリコン基板1に設けられたゲート電極溝13内に、埋め込みゲート電極(ワード線)23A及び埋め込み配線23Bを埋め込み形成する。なお、上記エッチバック量は、ゲート電極を埋め込み形成するために、ゲート電極溝13内の埋め込みゲート電極23Aを構成するタングステン膜17の上面がシリコン基板1のシリコン層よりも低い(深い)位置となるように調整する。
次に、図11(a)及び図11(b)に示すように、残存するタングステン膜17上及びゲート電極溝13の内壁を覆うように、例えばシリコン窒化膜等でライナー膜18を形成する。次に、上記ライナー膜18上に、埋め込み絶縁膜19を形成する。ここで、埋め込み絶縁膜19としては、例えば、CVD法で形成したシリコン酸化膜、塗布膜であるSOD(Spin On Dielectric)膜や、それらの積層膜を利用することができる。また、埋め込み絶縁膜19としてSOD膜を用いた場合には、ライナー膜18上にSOD膜を塗布した後に高温の水蒸気(HO)雰囲気中でアニール処理を行って、固体の膜に改質する。
次に、図12(a)及び図12(b)に示すように、CMP処理を行って、マスク用のシリコン窒化膜11上に形成されたライナー膜18が露出するまで基板の表面を平坦化した後に、シリコン基板1のシリコン表面が露出するように、マスク用のシリコン窒化膜11と、埋め込み絶縁膜19及びライナー膜18の一部と、をエッチングによって除去する(エッチバック)。このようにして、埋め込みゲート電極(ワード線)23A及び埋め込み配線23Bの上部に、ライナー膜18及び埋め込み絶縁膜19からなるキャップ絶縁膜22を形成する。
ところで、上述したように、シリコン窒化膜11と、埋め込み絶縁膜19及びライナー膜18の一部と、をエッチバックしてキャップ絶縁膜22を形成する際には、埋め込み絶縁膜19の表面の高さ(図12(a)参照)と、シリコン基板1のシリコン表面の高さ(図12(b)参照)とが概略同じ高さとなるようにエッチングを行なう。
しかしながら、図12(b)に示すように、シリコン基板1の表面とキャップ絶縁膜22の上面との間には、段差が生じてしまう。
(ビット線の形成工程)
次に、ビット線30を形成する。ビット線30の形成は、先ず、図13(a)及び図13(b)に示すように、シリコン基板1の表面及びキャップ絶縁膜22の表面を覆うように第1層間絶縁膜24を形成する。
ここで、第1層間絶縁膜24は、シリコン基板1の上面とキャップ絶縁膜22の上面との間に生じた上記段差を埋め込むように絶縁膜を成膜するとともに、成膜後の上面が平坦面となるように形成する。
ところで、従来の半導体装置の製造方法では、上記第1層間絶縁膜としてLP−TEOS等のCVD酸化膜を用いていた。しかしながら、CVD酸化膜は、下地形状をトレースするように成膜するため、シリコン基板1の表面とキャップ絶縁膜22の上面との間の段差が成膜後の表面にも現れてしまう。このため、第1層間絶縁膜の上面を平坦面となるように形成することが困難であった。
そこで、本実施形態のDRAM60の製造方法では、第1層間絶縁膜24としてプラズマ酸化膜(HDP膜)を用いることを特徴とする。HDP(High Density Plasma)成膜法は、プラズマ活性なイオンを用いて溝の上部にオーバハングして堆積(たいせき)した膜を削りながら成膜を進めるため、段差被覆性及び埋め込み性が高い。したがって、第1層間絶縁膜24としてHDP膜を用いることにより、シリコン基板1の上面とキャップ絶縁膜22の上面との間に生じた段差を埋め込むように層間絶縁膜を成膜すると同時に、この層間絶縁膜の上面を平坦面とすることができる。
なお、HDP膜の成膜時のプラズマエネルギーが高すぎると、シリコン基板1の表面近傍に形成したN型不純物拡散層10にダメージが入り、結晶性の劣化やホールド特性の劣化を招くおそれがある。したがって、成膜時のプラズマエネルギーを適宜制御することにより、ホールド特性の劣化を抑制する。
また、上述したように、HDP膜の成膜条件が制限されることにより、第1層間絶縁膜24の上面の平坦性が十分でない場合には、成膜後にCMPによって第1層間絶縁膜24の上面を平坦化してもよい。
次に、図14(a)及び図14(b)に示すように、フォトリソグラフィ技術及びドライエッチング技術を用いて、第1層間絶縁膜24の一部を除去して、ビットコンタクト開口部24aを形成する。
ここで、ビットコンタクト開口部24aは、例えば図1に示すように、ワード線23Aと同一の方向(図1中に示すY方向)に延在するライン状の開口パターン24bとして形成する。また、ビットコンタクトの開口パターン24bと活性領域1aとが交差する部分では、図14(b)に示すように、ビットコンタクト開口部24aからシリコン基板1のシリコン表面が露出する。
次に、図14(a)及び図14(b)に示すように、第1層間絶縁膜24をマスクとし、ビットコンタクト開口部24aから露出するシリコン基板1の表面に例えばヒ素等のN型の不純物をイオン注入する。これにより、シリコン基板1の表面近傍にN型の不純物拡散層を形成する。このN型の不純物拡散層は、トランジスタのソース・ドレイン領域の一方(本実施形態では、ドレイン領域)として機能する拡散領域25となる。また、本実施形態の拡散領域25では、上述したN型の不純物拡散層10を形成する際のイオン注入量(N)よりも、イオン注入量(N)を若干多くして濃度勾配を設け、LDD構造(Lightly Doped Drain)とすることが好ましい。
次に、図15(a)及び図15(b)に示すように、リン等のN型の不純物を含有するポリシリコンを第1層間絶縁膜24の上に堆積させてポリシリコン膜26を形成する。この際、ビットコンタクト開口部24a内に、ポリシリコンを確実に埋め込むようにする。次に、このポリシリコン膜26の上にタングステンシリサイド(WSi)、タングステン及びシリコン窒化膜を順次堆積して、タングステンシリサイド膜27、タングステン膜28及びシリコン窒化膜29をそれぞれ形成する。
次に、図16(a)及び図16(b)に示すように、ポリシリコン膜26、タングステンシリサイド膜27、タングステン膜28、シリコン窒化膜29からなる積層膜をライン形状にパターニングして、ビット線30を形成する。
このビット線30は、ビットコンタクト開口部24a内において、ソース・ドレイン領域の一方となる拡散領域25と接続される。すなわち、ビット線30を構成するポリシリコン膜26と、ビットコンタクト開口部24aから露出しているシリコン基板1の表面部分に形成された拡散領域25とが接続される。このように、本実施形態のビット線30は、ソース・ドレイン領域の一方となる拡散領域25と接続するコンタクトプラグの機能を兼ねるものである。そして、本実施形態の製造方法では、このようにコンタクトプラグの機能を兼ねるビット線30を一回のリソグラフィー工程で形成(一括形成)するものである。
本実施形態では、第1層間絶縁膜22としてHDP膜を用いており、ウェット耐性が高く、ビット線30を形成する際にビットコンタクト開口部24aの幅が広がらないため、十分な加工マージンを確保することができる。
また、第1層間絶縁膜22としてHDP膜を用いており、この第1層間絶縁膜22の上面の平坦性が高く段差がないため、ビットコンタクトプラグ及びビット線30を一括形成する際に、エッチング量が増大やマスクの後退がないため、十分な加工マージンを確保することができる。
さらに、本実施形態では、ビットコンタクトプラグとビット配線とを一回のリソグラフィー及びドライエッチングで形成する。これにより、ビットコンタクトプラグの径がビット配線幅よりも大きくなってしまうといった、ビットコンタクトプラグとビット配線との合わせズレが生じないため、他の導体とのショートの問題を抑制することができる。
また、ビット線30は、ワード線23A及び埋め込み配線23Bと交差する方向(図1中に示すX方向)に延在するパターンとして形成される。なお、図1に示すようにビット線30は、ワード線23Aと直交する直線形状の例を示しているが、これに限定されるものではない。例えば、ビット線30は、一部を湾曲させた形状として配置してもよい。
次に、図17(a)及び図17(b)に示すように、第1層間絶縁膜24上に、ビット線30の表面を覆うようにシリコン窒化膜31を形成した後、このシリコン窒化膜31の表面を覆うようにライナー膜32を積層して形成する。ライナー膜32としては、例えばシリコン窒化膜(Si)やシリコン酸窒化膜(SiON)等を用いることができる。
本実施形態のDRAM60は、上述したように、図1に示すメモリセル領域の周辺領域に図示略の周辺回路部を備えている。この周辺回路部において、例えばプレーナ型MOSトランジスタが形成されている場合には、上記積層膜からなるビット線30を形成する際に、上記プレーナ型MOSトランジスタのゲート電極を同時に形成することができる。また、ビット線30の側面を覆うシリコン窒化膜31及びライナー膜32からなる積層膜は、周辺回路部に形成される上記プレーナ型MOSトランジスタにおいてゲート電極のサイドウォールの一部として用いることができる。
(容量コンタクトプラグの形成工程)
次に、容量コンタクトプラグ41を形成する。容量コンタクトプラグ41の形成は、先ず、図18(a)及び図18(b)に示すように、ライナー膜32の上にSODを塗布してビット線30間の空間を充填した後、蒸気(HO)雰囲気中でアニール処理を行なって固体の膜に改質することにより、SOD膜(絶縁膜)33を形成する。次に、ライナー膜32の上面が露出するまでCMPを行って基板の表面を平坦化した後に、SOD膜33及びライナー膜32の上面を覆うように第2層間絶縁膜34を形成する。第2層間絶縁膜34としては、例えば、CVD法で形成したシリコン酸化膜を用いることができる。
次に、図19(a)及び図19(b)に示すように、フォトリソグラフィ技術およびドライエッチング技術を用いて、容量コンタクト開口部35を形成する。この容量コンタクト開口部35は、ビット線30の側面に形成されたシリコン窒化膜31及びライナー膜32をサイドウォールとして用いたSAC(Self Alignment Contact)法によって形成する。
具体的には、図26に示すように、先ず、第2層間絶縁膜34に、例えばワード線23Aと同一の方向(図26中に示すY方向)に延在するライン状の開口パターン34aを形成する。この開口パターン34aの形成する際に、第2層間絶縁膜34と同時にSOD膜33をドライエッチングすると、SOD膜33にはビット線30の側面に形成されたシリコン窒化膜31及びライナー膜32に幅方向が規制された開口が自己整合的に形成される。次に、この開口から露出するライナー膜32、シリコン窒化膜31及び第1層間絶縁膜24を順次エッチングによって除去することにより、容量コンタクト開口部35を形成する。
また、図26に示すように、容量コンタクト開口部35と活性領域1aとが重なる部分では、図19(b)に示すように、容量コンタクト開口部35からシリコン基板1のシリコン表面が露出する。
次に、図19(a)及び図19(b)に示すように、容量コンタクト開口部35の内壁部に、例えばシリコン窒化膜からなるサイドウォール(SW)36を形成する。次に、第2層間絶縁膜34をマスクとして、容量コンタクト開口部35から露出するシリコン基板1の表面に、例えばリン等のN型の不純物をイオン注入する。これにより、シリコン基板1のシリコン表面近傍にN型の不純物拡散層を形成する。このN型の不純物拡散層は、トランジスタのソース・ドレイン領域の他方(本実施形態では、ソース領域)として機能する拡散領域37となる。
次に、図20(a)及び図20(b)に示すように、第2層間絶縁膜34上に、容量コンタクト開口部35内を埋め込むようにしてリンを含有したポリシリコンを堆積した後にエッチバックを行なって、容量コンタクト開口部35の底部にポリシリコン層38を形成する。次に、ポリシリコン層38の表面にコバルトシリサイド(CoSi)層39を形成した後、容量コンタクト開口部35の内部を充填するようにタングステンを堆積してタングステン膜を成膜する。次に、CMPによってSOD膜33の表面が露出するまで表面の平坦化を行ない、容量コンタクト開口部35の内部にタングステンを残存させて、タングステン層40を形成する。このようにして、ポリシリコン層38、コバルトシリサイド層39及びタングステン層40からなる容量コンタクトプラグ41を形成する。
(キャパシタの形成工程)
次に、キャパシタを形成する。キャパシタの形成は、先ず、容量コンタクトプラグ41を形成後の基板の表面に、窒化タングステン(WN)及びタングステン(W)を順次堆積して積層膜を形成する。次に、この積層膜をパターニングして、図21(a)及び図21(b)に示すような容量コンタクトパッド42を形成する。ここで、図1に示すように、メモリセル領域に容量コンタクトパッド42を均等な間隔で形成する必要がある。このため、図21(b)に示すように、容量コンタクトパッド42は、容量コンタクトプラグ41の直上からずらした位置に形成されるが、容量コンタクトパッド42の底面と容量コンタクトプラグ41の上面とが重なる部分で容量コンタクトパッド42と接続される。
次に、図22(a)及び図22(b)に示すように、基板上に、容量コンタクトパッド42を覆うように、例えばシリコン窒化膜等を用いてストッパー膜43を形成する。次に、このストッパー膜43の上に、例えばシリコン酸化膜等を用いて第3層間絶縁膜44を形成する。
次に、図23(a)及び図23(b)に示すように、第3層間絶縁膜44と容量コンタクトパッド42上のストッパー膜43とを貫通するコンタクトホール45を形成して、容量コンタクトパッド42の上面の一部を露出させる。次に、コンタクトホール45の内壁面と露出する容量コンタクトパッド42の上面とを覆うようにして、例えば窒化チタン等を用いてキャパシタ素子の下部電極46を形成する。これにより、下部電極46の底部は、容量コンタクトパッド42の上面と接続される。
次に、図24(a)及び図24(b)に示すように、第3層間絶縁膜44の上に、下部電極46の表面を覆うようにして容量絶縁膜47を形成する。容量絶縁膜47としては、例えば、酸化ジルコニウム(ZrO)、酸化アルミニウム(Al)、酸化ハフニウム(HfO)及びこれらの積層膜を用いることができる。次に、容量絶縁膜47の表面を覆うように、例えば窒化チタン等を用いてキャパシタ素子の上部電極48を形成する。このようにして、キャパシタを形成する。
(配線層の形成工程)
次に、キャパシタ素子を介してシリコン基板1の上に配線層を形成する。配線層の形成は、先ず、図25(a)及び図25(b)に示すように、上部電極48の上に、この上部電極48を覆うようにして、例えばシリコン酸化膜等からなる第4層間絶縁膜49を形成する。次に、第4層間絶縁膜49の上に、例えばアルミニウム(Al)や銅(Cu)等で上部金属配線50を形成する。その後、上部金属配線50を覆うように保護膜51を形成することにより、DRAMのメモリセルが完成する。
以上のようにして、本実施形態のDRAM60を製造する。
以上説明したように、本実施形態のDRAM(半導体装置)60の製造方法によれば、ワード線がシリコン基板1内に埋め込まれた埋め込みゲート型トランジスタにおいて、埋め込みゲート電極22A及びキャップ絶縁膜22が形成されたシリコン基板1の上面に第1層間絶縁膜22を形成する際に、シリコン基板1の上面とキャップ絶縁膜22の上面との間に生じた段差を埋め込むように第1層間絶縁膜22を成膜して、この第1層間絶縁膜22の上面を平坦化する方法を採用している。このような第1層間絶縁膜22を用いてビットコンタクトプラグ及びビット線30を形成することにより、エッチング量の増大や、マスクの後退を抑制することができる。したがって、パターン形成の加工マージンが大きく、微細化に適した半導体装置の製造方法を提供することができる。
また、本実施形態のDRAM60の製造方法によれば、第1層間絶縁膜22として用いたHDP膜のウェット耐性が高く、ビット線30を形成する際にビットコンタクト開口部24aの幅が広がらないため、十分な加工マージンを確保することができる。
さらに、第1層間絶縁膜22として用いたHDP膜により、第1層間絶縁膜22の上面の平坦性が高く段差がなく、ビットコンタクトプラグ及びビット線30を一括形成する際に、エッチング量が増大やマスクの後退がないため、十分な加工マージンを確保することができる。
さらにまた、本実施形態のDRAM60の製造方法によれば、ビットコンタクトプラグとビット配線30とを一回のリソグラフィー及びドライエッチングで形成することにより、ビットコンタクトプラグの径がビット配線幅よりも大きくなってしまうといった、ビットコンタクトプラグとビット配線との合わせズレが生じない。このため、他の導体とのショートの問題を抑制することができる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。例えば、上述した実施形態のDRAMでは、メモリセルの構成に、ワード線が半導体基板内に完全に埋め込まれた埋め込み型トランジスタとしてリセスチャネル型トランジスタを用いる例を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の埋め込み型トランジスタを適用することができる。
具体的には、図27(a)及び図27(b)に示すようなメモリセルの構成を例示することができる。この例のメモリセルは、上記実施形態と同様に、ワード線が半導体基板内に完全に埋め込まれた埋め込みゲート型トランジスタ、キャパシタ、配線層が形成された積層構造体であり、埋め込みゲート型トランジスタの構成以外については上記実施形態と同一である。したがって、以下の説明においては、上記実施形態の半導体装置と同一の構成部分については同じ符号を付すると共に説明を省略する。
図27(a)及び図27(b)に示すように、本例の埋め込みゲート型トランジスタは、図27(a)に示すように、埋め込み配線223Bの底面の一部が、当該埋め込み配線223Bの長手方向に配置された各STI素子分離膜208の上面に埋め込まれた構成となっている。すなわち、STI素子分離膜208の上面の高さが、隣接する当該STI素子分離膜208間の、シリコン基板1の表面の高さよりも低くなるように構成されている。これにより、シリコン基板1の上面には、埋め込み配線223Bの底面の、STI素子分離膜208への埋め込み部分とゲート絶縁膜15を介して隣接するサドル形状のシリコン部214が設けられる。
ここで、埋め込みゲート電極223Aと埋め込み配線223Bとは同じ構造を有していることから、埋め込みゲート電極223Aにおいても同様のサドル形状のシリコン部214が設けられている。このサドル形状のシリコン部214は、ソース領域とドレイン領域との電位差が閾値を超えたとき、チャネルとして機能させることができる。このように、本例の埋め込みゲート型トランジスタは、サドル形状のシリコン部214のようなチャネル領域を有するサドルフィン型トランジスタを構成する。
続いて、上記構成を有するサドルフィン型トランジスタの製造方法について説明する。
素子分離領域の形成工程(図3〜図6を参照)及び埋め込みゲート電極の形成工程におけるハードマスクの形成(図7を参照)は、上記実施形態と同一である。
次に、図28(a)及び図28(b)に示すように、ドライエッチングによって上記ハードマスクから露出するシリコン基板1をエッチングすることにより、ゲート電極溝(トレンチ)213を形成する。また、図28(a)に示すように、ゲート電極溝213を形成する際に、シリコン基板1のシリコン層の部分よりもSTI素子分離膜208の部分を深くエッチングする。これにより、STI素子分離膜208の上面よりも高いシリコン層の部分であってゲート電極溝213と接する部分には、サドル状のシリコン部214が残存する。このサドル状のシリコン部214がトランジスタのチャネル領域として機能する。
次に、図9(a)及び図9(b)に示すように、ゲート電極溝213の内壁面及び基板の表面全体にゲート絶縁膜15を形成した後、このゲート絶縁膜15上にゲート電極材料を順次堆積して、ゲート電極溝213内に埋め込み形成する。
次に、図29(a)及び図29(b)に示すように、ゲート電極溝213内に埋め込み形成した窒化チタン膜16及びタングステン膜17をエッチバックして、ゲート電極溝213の底部にのみ窒化チタン膜16及びタングステン膜17を残存させる。このようにして、シリコン基板1に設けられたゲート電極溝213内に埋め込まれる埋め込みゲート電極(ワード線)223A及び埋め込み配線223Bを形成する。
これ以降の工程は、上記実施形態と同様である。
本例で説明したように、埋め込みゲート型トランジスタとしてサドルフィン型トランジスタを適用することにより、オン電流が大きくなるという利点がある。
1・・・シリコン基板(半導体基板)
1a・・・活性領域
2,5,7,9・・・シリコン酸化膜
3,6,11,29,31・・・シリコン窒化膜
4・・・素子分離溝(トレンチ)
8・・・STI素子分離膜
10・・・N型不純物拡散層
12・・・カーボン膜(アモルファス・カーボン膜)
13・・・ゲート電極溝
14・・・シリコン部
15・・・ゲート絶縁膜
16・・・窒化チタン膜
17,28・・・タングステン膜
18,32・・・ライナー膜
19・・・埋め込み絶縁膜
22・・・キャップ絶縁膜
23A・・・埋め込みゲート電極(ワード線)
23B・・・埋め込み配線
24・・・第1層間絶縁膜(層間絶縁膜)
24a・・・ビットコンタクト開口部
24b・・・開口パターン
25,37・・・拡散領域
26・・・ポリシリコン膜
27・・・タングステンシリサイド膜
30・・・ビット線
33・・・絶縁膜
34・・・第2層間絶縁膜
34a・・・開口パターン
35・・・容量コンタクト開口部
36・・・サイドウォール(SW)
38・・・ポリシリコン層
39・・・コバルトシリサイド層
40・・・タングステン層
41・・・容量コンタクトプラグ
42・・・容量コンタクトパッド
43・・・ストッパー膜
44・・・第3層間絶縁膜
45・・・コンタクトホール
46・・・下部電極
47・・・容量絶縁膜
48・・・上部電極
49・・・第4層間絶縁膜
50・・・上部金属配線
51・・・保護膜
60・・・DRAM(半導体装置)

Claims (4)

  1. 半導体基板に、ゲート電極溝を形成する工程と、
    前記ゲート電極溝の内壁面に、ゲート絶縁膜を形成する工程と、
    前記ゲート電極溝の内部をゲート電極材料で埋め込んだ後、エッチバックして当該ゲート電極溝の底部に埋め込みゲート電極を形成する工程と、
    前記埋め込みゲート電極の上面を覆うように、前記ゲート電極溝の内部に絶縁膜を埋め込んだ後、エッチバックして当該ゲート電極溝の上部にキャップ絶縁膜を形成する工程と、
    前記半導体基板の上面に層間絶縁膜を形成する工程と、
    前記層間絶縁膜にビットコンタクト開口部を形成する工程と、を備え、
    前記半導体基板の上面に層間絶縁膜を形成する工程が、前記半導体基板の上面と前記キャップ絶縁膜の上面との間に生じた段差を埋め込むように層間絶縁膜を成膜するとともに当該層間絶縁膜の上面を平坦面とすることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記層間絶縁膜として、プラズマ酸化膜(HDP)を用いることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記層間絶縁膜を成膜した後、CMPにより当該層間絶縁膜の上面を平坦化することを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記ビットコンタクト開口部を形成する工程の後に、
    前記コンタクト開口部内に導電性材料を埋め込むとともに前記層間絶縁膜の上面にビット配線相当の高さとなるまで導電性材料からなる層を形成する工程と、
    前記導電性材料からなる層をパターニングして、ビットコンタクトプラグ及びビット配線を一括形成する工程と、を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
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