JP4504515B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体装置及びその製造方法に関し、特に、スクライブ線等のアライメント領域に形成するアライメントマークの占有面積を削減することができる半導体装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
多層配線構造の半導体装置は、フォトリソグラフィー法を用いて何層もの絶縁層や配線層を積層して形成されるが、フォトリソグラフィーにより転写するパターンの位置決めを行うためにアライメントマークが用いられる。このアライメントマークは使用する露光装置によって種々の形状となるが、一般的には数μm角のマークを数個から数十個マトリクス状に配列して形成されており、そのアライメントマークにレーザ光を照射し、その反射光を検出、処理することにより、半導体基板の位置決めが行なわれる。そして、マスクパターンが転写されたレジストパターンを用いて成膜、エッチング等の処理を施すことにより配線形成、スルーホール形成等が行われる。
【0003】
ここで、従来のアライメントマークを用いた半導体装置の製造方法に関して、図15及び図16を参照して説明する(第1の従来例)。図15及び図16は、従来の半導体装置の製造工程におけるアライメントマークの形成方法を模式的に示す図であり、スクライブ線等のアライメント領域の断面を表している。なお、本従来例では、アライメント領域のみ図示し、トランジスタ等が形成される回路パターン領域については図面を省略する。
【0004】
まず、Si等の半導体基板の回路パターン領域に所定のトランジスタ等を形成する(図示せず)。その後、図15(a)に示すように、シリコン酸化膜等からなる第1の絶縁層1、Al等の金属膜を堆積した後、レジスト膜を形成し、予め下地の半導体基板上に形成されたマーク(図示せず)を基準として露光を行う。そして、露光によって形成されたレジストパターンをマスクとしてドライエッチング等の処理を施し、回路パターン領域に第1の配線層2を形成すると共に、スクライブ線等のアライメント領域には第1の配線層2からなるアライメントマーク2aを形成する。なお、本従来例で説明するアライメントマークは、3列のマークが所定の間隔で数十行程度配列されたものとし、その行方向の断面について説明する。
【0005】
次に、第1の配線層2上に第2の絶縁層3を堆積した後、レジスト膜を形成し、第1の配線層2で形成したアライメントマーク2aを基準として露光を行い、露光によって形成されたレジストパターンをマスクとしてドライエッチング処理を施し、回路パターン領域に第1のスルーホールを形成すると共に、アライメント領域に第1のスルーホールが配列されたアライメントマーク3aを形成する。
【0006】
なお、図示していない回路パターン領域では、第1の配線層2上に第1のスルーホールが形成されるが、図15(a)に示すアライメント領域では第2の絶縁層3の下には第1の配線層2が形成されていないため、第2の絶縁層3の膜厚は回路パターン領域に比べて厚くなっている。ここで、スルーホール形成は、回路パターン領域の絶縁層の膜厚に合わせてドライエッチングの条件が設定されるため、アライメント領域の第1のスルーホールは第2の絶縁層3を貫通せず、膜の途中の段階でエッチングが終了した形状となっている。
【0007】
次に、図15(b)に示すように、第2の絶縁層3上にAl等の金属膜を堆積した後、所定のレジスト膜を形成し、上記金属膜が堆積したアライメントマーク3aを基準としてアライメントを行い、レジストパターンを形成する。そして、図15(c)に示すように、このレジストパターンをマスクとしてドライエッチング処理を行い、回路パターン領域に第2の配線層4を形成すると共に、アライメント領域にはアライメントマーク4aを形成する。
【0008】
続いて、図15(d)に示すように、第2の配線層4上に第3の絶縁層5を堆積した後、所定のレジスト膜を形成し、第2の配線層4で形成されたアライメントマーク4aを基準として露光を行い、所定の開口を有するレジストパターンを形成する。その後、このレジストパターンをマスクとして、ドライエッチングにより回路パターン領域に第3の絶縁層5を貫通する第2のスルーホールを形成すると共に、アライメント領域に第2のスルーホールを配列したアライメントマーク5aを形成する。
【0009】
次に、図16(e)に示すように、第3の絶縁層5上にAl等の金属膜を堆積した後、所定のレジスト膜を形成し、上記金属膜が堆積したアライメントマーク5aを基準としてアライメントを行い、レジストパターンを形成する。そして、図16(f)に示すように、このレジストパターンをマスクとしてドライエッチング処理を行い、回路パターン領域に第3の配線層6を形成すると共に、アライメント領域にはアライメントマーク6aを形成する。その後、同様の工程を順次繰り返すことによって、図16(g)に示すような複数の配線層(本従来例は7層)が積層された半導体装置が製造される。
【0010】
このように、従来は、各配線層4、6をパターン形成する際には、その配線層直下の絶縁層3、5のスルーホールからなるアライメントマーク3a、5aを用いてアライメントを行い、スクライブ線等のアライメント領域上には配線金属からなるアライメントマーク4a、6aを新たに形成し、一方、各絶縁層3、5にスルーホールを形成する際には、その絶縁層の直下の配線層2、4からなるアライメントマーク2a、4aを用いてアライメントを行い、アライメント領域上にもスルーホールからなるアライメントマーク3a、5aを形成している。
【0011】
すなわち、配線層と絶縁層を交互に積層する場合、各々の配線層形成と絶縁層のスルーホール形成で新たなアライメントマークを形成するために、堆積する配線層と絶縁層の和に等しい数のアライメントマークがアライメント領域の新たな場所に形成されることになる。具体的には、本従来例のように7層の配線層を形成する場合には、絶縁層と併せて計14個のアライメントマークが形成されることになる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、近年の多層配線構造の半導体装置は、多層化によりアライメントマークの数が多くなると共に、微細化に伴ってより正確なアライメントが要求されるために、アライメントマークを構成するマークの配列数は多くなり、1つのアライメントマークが占める面積も大きくなってきている。一方、アライメントマークの形状は使用する露光装置により決定されるためにその形状を自在に変更することはできず、半導体装置全体としてスクライブ線等のアライメント領域におけるアライメントマークの占有面積が大きくなってしまい、スクライブ線に他のアクセサリーや半導体装置の動作確認を行うためのチャックパターン等を挿入することができないという問題が生じている。
【0013】
この問題を解決する一つの方法として、各々の絶縁層又は配線層に形成するアライメントマークを、基板の法線方向から見て相重なるように配置する方法が特開平9−232207号公報等に記載されている。この方法について図17乃至図19を参照して説明する。図17乃至図19は第1の従来例の改良で、アライメントマークの占める面積を削減する第2の従来例を示す断面図であり、前記した第1の従来例と同様にアライメント領域のみを図示している。
【0014】
まず、前記した第1の従来例と同様に、Si等の半導体基板に所定のトランジスタ等を形成した後、図17(a)に示すように、シリコン酸化膜等からなる第1の絶縁層1、Al等の金属膜を堆積する。その後、所定のレジスト膜を形成し、予め半導体基板の所定の位置に形成されたマーク(図示せず)を基準として露光を行い、レジストパターンを形成する。そして、レジストパターンをマスクとしてドライエッチングを行い、回路パターン領域に第1の配線層2を形成すると共に、アライメント領域の第1領域に金属膜がマトリクス状に配列されたアライメントマーク2aを形成する。
【0015】
次に、第1の配線層2上に第2の絶縁膜3を堆積した後、所定のレジスト膜を形成し、第1のアライメントマーク2aを基準として露光を行う。そして、露光によって形成されたレジストパターンをマスクとしてドライエッチングを行い、回路パターン領域に第2の絶縁膜3を貫通する第1のスルーホールを形成すると共に、アライメント領域の第2領域には第1のスルーホールがマトリクス状に配列されたアライメントマーク3aを形成する。なお、アライメントマーク3aは第2の絶縁層3を貫通せず、膜の途中の段階でエッチングが終了するのは前記した第1の従来例と同様の理由による。
【0016】
次に、図17(b)、(c)に示すように、第2の絶縁層3上にAl等の金属膜を堆積した後、所定のレジスト膜を形成し、前工程で形成した第1のスルーホールからなるアライメントマーク3aを基準としてアライメントを行い、レジストパターンを形成する。そしてこのレジストパターンをマスクとしてドライエッチング処理を行うが、第2の従来例ではスクライブ線の第3領域に第2の配線層4からなるアライメントマーク4aを形成すると共に、第1領域のアライメントマーク2a上に遮光膜4dを形成する。
【0017】
続いて、図17(d)に示すように、第2の配線層4上に第3の絶縁層5を堆積した後、所定のレジスト膜を形成し、アライメントマーク4aを基準として露光を行い、遮光層4d上に開口を有するレジストパターンを形成する。その後、このレジストパターンをマスクとして、ドライエッチングにより回路パターン領域に第3の絶縁層5を貫通する第2のスルーホールを形成し、アライメント領域の第1領域には遮光層4dまで到達するアライメントマーク5aを形成する。
【0018】
次に、図18(e)、(f)に示すように、第3の絶縁膜5上にAl等の金属膜を堆積した後、所定のレジスト膜を形成し、前工程で形成した第2のスルーホールからなるアライメントマーク5aを基準としてアライメントを行い、レジストパターンを形成する。そしてこのレジストパターンをマスクとしてドライエッチング処理を行い、アライメント領域の第4領域にアライメントマーク6aを形成すると共に、第3領域のアライメントマーク4a上に遮光膜6dを形成する。
【0019】
次に、図18(g)に示すように、第3の配線層6上に第4の絶縁層7を堆積した後、所定のレジスト膜を形成し、第4領域のアライメントマーク6aを基準として露光を行い、遮光層6d上に開口を有するレジストパターンを形成する。その後、このレジストパターンをマスクとして、ドライエッチングにより遮光膜が形成された第3領域に遮光膜まで到達する第3のスルーホールからなるアライメントマーク7aを形成する。その後、上記(a)乃至(g)の工程を繰り返すことによって、図19に示す半導体装置を製造することができる。
【0020】
上記第2の従来例に示す方法では、配線層からなるアライメントマーク2a、4a、12aの上層には遮光膜4d、6d、14dを介してスルーホールからなる別のアライメントマーク5a、7a、15aが形成されているため、アライメントマークの占有率を削減することはできるが、遮光膜はアライメントマーク全体を覆うように形成する必要があり、アライメントマークはマークを数個×数十個配列して形成されるため、アライメント領域には広い面積の遮光膜、具体的には数十μm×数百μm程度の大きさの金属膜からなる遮光膜が多数配置されることになる。
【0021】
このようなアライメント領域は、半導体装置の面積の有効活用のため、スクライブ線上、あるいはスクライブ線の近傍に設けられており、スクライブ線領域の大きな金属膜は、半導体ウェハから半導体チップを分割するダイシング工程時にブレードに引き込まれて引き剥がされ、剥がれた金属膜片がボンディングパッド等の露出した金属配線上に付着して配線のショートを引き起こしてしまうという問題が生じる。このショートは半導体チップの外側にボンディングパッドが形成されるロジック素子等の半導体装置において顕著に表れる。
【0022】
このように、上記した第1の従来例では、各層ごとにアライメントマークを設けなければならないため、アライメント領域のアライメントマークの占有面積が大きくなってしまい、また、第2の従来例では、アライメントマーク上層に遮光膜を設け、アライメントマークを積層することによってマークの専有面積を小さくすることができるが、ダイシング時にスクライブ線の近傍にあるアライメントマークの金属膜が剥がれ、ボンディングパッドに散在することによりショートの原因となってしまう。
【0023】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、遮光膜のような面積の大きい金属膜を別途設けることなく、スクライブ線のアライメントマークの専有面積を小さくすることができる半導体装置及びその製造方法を提供することにある。
【0024】
【問題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、配線層と絶縁層とを交互に積層し、各々の層の位置合わせを所定のアライメント領域に設けたアライメントマークを用いて行う多層配線構造の半導体装置の製造方法において、前記配線層を形成するに際し、該配線層直下の前記絶縁層に設けたスルーホールが配列されたアライメントマークを用いて位置合わせを行い、各々の前記絶縁層にスルーホールを形成するに際し、最下層の前記配線層に設けたアライメントマークを用いて位置合わせを行い、前記配線層を形成するに際し、該配線層直下の前記絶縁層に設けた前記アライメントマークの各スルーホール内壁から前記配線層が迫り出して凸部が形成されるように、前記配線層のエッチングを行うものである。
【0025】
本発明においては、前記配線層を形成するに際し、該配線層直上の前記絶縁層に設ける前記アライメントマークの各スルーホールが形成される位置に、少なくとも前記スルーホール底部の外形より大きい形状の、前記配線層からなる受け皿を配設することが好ましい。
【0026】
また、本発明においては、各々の前記絶縁層に形成する前記アライメントマークを、前記所定のアライメント領域の2又は3の領域に順次形成し、基板の法線方向から見て、各々の領域の前記アライメントマークを相重なるように配置する構成とすることができる。
【0027】
また、本発明は、配線層と絶縁層とが交互に積層され、所定のアライメント領域に設けたアライメントマークを用いて各々の層が位置合わせされる多層配線構造の半導体装置において、各々の前記絶縁層にはスルーホールが配列されたアライメントマークを有し、基板側から数えて2層目以降の前記配線層には、該配線層直上の前記絶縁層の位置合わせに用いるアライメントマークが形成されておらず、各々の前記絶縁層に形成される前記アライメントマークの各スルーホール上部外縁に、前記絶縁層直上の配線層からなり、前記スルーホールから迫り出すように形成された凸部を有するものである。
【0028】
本発明においては、各々の前記絶縁層に形成される前記アライメントマークの各スルーホール下部に、該絶縁層直下の前記配線層からなる受け皿を有し、該受け皿が、基板の法線方向から見て、少なくとも前記のスルーホール底部の外形よりも大きい形状で形成されていることが好ましい。
【0029】
また、本発明においては、各々の前記絶縁層に形成する前記アライメントマークが、前記所定のアライメント領域の2または3の領域に順次形成され、基板の法線方向から見て、各々の領域の前記アライメントマークが相重なるように配置されている構成とすることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
本発明に係る多層配線構造の半導体装置の製造方法は、その好ましい一実施の形態において、第1乃至第8の絶縁層にスルーホールを形成する際には、最下層の第1の配線層に設けたアライメントマーク(図10の2a)を用いてアライメントを行い、絶縁層に設けるアライメントマーク(図10の3a、5a、7a)はスクライブ線等の2つの領域に交互に重ねて形成することにより、アライメントマークの占有面積を小さくすることができる。
【0031】
【実施例】
上記した本発明の実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
【0032】
[実施例1]
まず、本発明の第1の実施例に係るアライメントマークを用いた半導体装置の製造方法について、図1乃至図6を参照して説明する。図1乃至図3は、第1の実施例に係る半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図であり、アライメントマークが形成されるスクライブ線等のアライメント領域の断面を表している。また、図4は、本発明で用いるアライメントマークの配列を模式的に示す平面図であり、図5及び図6はアライメントマークで反射されたアライメント用レーザ光の強度分布を示す実測データである。
【0033】
まず、Si等の半導体基板上に素子分離絶縁膜、ゲート電極等を設け、所定のトランジスタ等を形成する(図示せず)。その後、図1(a)に示すように、シリコン酸化膜等からなる第1の絶縁層1を1.3μm程度の膜厚で堆積した後、図示しない回路パターンの所定の領域にスルーホールを形成する。その後、スパッタ法によりTi/TiN等の下地金属を70nm程度の膜厚で堆積した後、Al等の金属膜を400nm程度の膜厚で形成する。続いて、レジスト膜を形成し、半導体基板に予め形成されたマーク(図示せず)を基準として露光を行う。
【0034】
そして、露光によって形成されたレジストパターンをマスクとしてプラズマエッチング等のドライエッチングを行い、回路パターン領域に第1の配線層2を形成する。その際、アライメント領域の第1領域には金属膜がマトリクス状に配列されたアライメントマーク2aを形成すると共に、第2領域には次工程で形成されるスルーホールの下敷きとなる受け皿2bを形成する。
【0035】
ここで、受け皿2bはスルーホールの外形よりもやや大きい程度の形状で、互いに分離するように形成することによって、従来例のように大きな面積の金属膜がスクライブ線領域に残ることを防止することができる。また後述するように、受け皿2bを設けることによって、その上層に形成する絶縁層の膜厚を回路パターン領域とアライメント領域とで均等にすることができ、アライメントマーク形状のウェハ面内均一性を向上させることもできる。なお、アライメントマークとしては、図4に示すように、3列のマークが所定の間隔で数十行程度配列された形状のマークを用いている。
【0036】
次に、図1(b)に示すように、第1の配線層2上にシリコン酸化膜等を堆積した後、CMP(Chemical Mechanical Polishing)法やエッチバック法により平坦化を行い、再度、シリコン酸化膜等を堆積することによって膜厚1.3μm程度の第2の絶縁層3を形成する。その後、所定のレジスト膜を形成し、第1の配線層2よりなるアライメントマーク2aを基準として露光を行う。そして、露光によって形成されたレジストパターンをマスクとしてドライエッチングを行い、回路パターン領域に第1のスルーホールを形成すると共に、アライメント領域の第2領域の受け皿2b上に第1のスルーホールがマトリクス状に配列されたアライメントマーク3aを形成する。
【0037】
なお、第1の従来例では、第1のスルーホール開孔時のアライメント領域の第2の絶縁層3の膜厚は第1の配線層2がない分、第1の配線層2がある回路パターン領域よりも厚くなっていたため、アライメントマーク3aは第2の絶縁層3の途中でエッチングが終了していたが、本実施例では、第2の絶縁層3の下層には前工程で形成した受け皿2bが配置されているため、第2の絶縁層3の膜厚は回路パターン領域とアライメント領域で同じとなり、第2のアライメントマーク3aは第2の絶縁層を貫通して形成される。なお、スルーホールを形成する絶縁層の膜厚によっては、受け皿2bを形成することによってスルーホールの段差が小さくなりすぎ、逆にアライメントが困難になるような場合があるが、その場合は受け皿2bを形成する必要はない。
【0038】
次に、図1(c)に示すように、第2の絶縁層3上にTi/TiN、Al等の金属膜を堆積した後、レジスト膜を形成し、第1のスルーホール内部に上記金属膜が堆積したアライメントマーク3aを基準として露光を行う。この際、アライメントマーク3aは上述したように第2の絶縁層3を貫通して形成されているため、アライメントマーク形状のウェハ面内均一性を向上させることができ、アライメントマークの計測誤差を軽減することができる。
【0039】
そして、図1(d)に示すように、露光によって形成されたレジストパターンをマスクとしてドライエッチングを行い、回路パターン領域に第2の配線層4を形成する。その際、アライメント領域には新たなアライメントマークは形成せず、第3領域にはその上層に形成される第3の絶縁層5のスルーホールの下敷きとなる受け皿4bを形成する。また、アライメントマーク3a上にはスルーホールを迫り出すように蓋4cを形成することもできる。これは、アライメントマーク3a内壁に堆積した第2の配線層2からなるサイドウォールが剥がれることを防止するためのものである。
【0040】
次に、図2(e)に示すように、第2の配線層4上にシリコン酸化膜等からなる第3の絶縁層5を1.3μm程度の膜厚で堆積した後、所定のレジスト膜を形成して露光を行うが、本実施例では第2の絶縁層3の場合と同様に、図1(a)の第1の配線層で形成したアライメントマーク2aを使用することを特徴としている。すなわち、従来は第3の絶縁層5のアライメントはその直下の第2の配線層4で形成したアライメントマークを用いて行っていたが、本実施例では第3の絶縁層5及び第2の絶縁層3の積層膜がアライメントのためのHe−Ne等のレーザ光やハロゲン光を十分透過し、また、第1のアライメントマーク2a上にはアライメント光を反射する金属膜が形成されていないことから、アライメントマーク2aを基準としてアライメントを行っている。
【0041】
このように、本実施例ではアライメントマーク2aを基準として露光を行い、第2の配線層4で形成した受け皿4b上に開口を有するレジストパターンを形成した後、このレジストパターンをマスクとして、ドライエッチングにより回路パターン領域に第3の絶縁層5を貫通する第2のスルーホールを形成し、アライメント領域の第3領域の受け皿4b上にも第2のスルーホールを配列したアライメントマーク5aを形成する。
【0042】
同様に、第3の絶縁層5上にTi/TiN、Al等の金属膜を堆積した後、前工程で形成した第2のスルーホールからなるアライメントマーク5aを基準として、回路パターン領域に第3の配線層6を形成すると共に、アライメント領域の第4領域にはその上層に形成するスルーホールからなるアライメントマークの下敷きとなる受け皿6bを形成する。そして、第3の配線層6上にシリコン酸化膜等からなる第4絶縁層7を堆積した後、(b)の工程と同様に、第1のアライメントマーク2aを基準として露光を行い、アライメント領域の第4領域の受け皿6b上に第3のスルーホールを配列したアライメントマーク7aを形成する。その後、同様の工程を繰り返すことによって図3に示すような複数の配線層が多層に積層された半導体装置が製造される。
【0043】
ここで、第2乃至第8の絶縁層及び最上層のポリイミド等からなる保護膜のスルーホール形成におけるアライメントに際しても、He−Ne等のレーザ光、ハロゲン光等のアライメント光は積層された絶縁層を十分透過することを確認している。本願発明者の実験によれば、第6の配線層12に実験用のアライメントマークを形成し、第7の絶縁層13のスルーホール形成のためのアライメントを、第1の配線層2で形成したアライメントマーク2aと上記実験用のアライメントマークとでそれぞれ行い、両者のアライメントの信号強度を比較した。その結果を図5及び図6に示す。
【0044】
図5及び図6はアライメントマークで反射したアライメント光の強度分布を示す図であり、図5は第7領域に示す第6の配線層12で形成した実験用のアライメントマークのデータ、図6は第1の配線層2で形成したアライメントマーク2aのデータである。なお、図の横軸はスクライブ線上の距離、縦軸は反射光の強度を示している。この両者を比較すると、図6ではアライメント光が第2〜第7の6層の絶縁層を通過した後の波形であるにも関わらず、反射光の波形は第7の絶縁層のみを透過した図5の波形とほとんど差異がなく、第1の配線層2で形成したアライメントマーク2aのみを用いてアライメントを行うことができることが分かる。
【0045】
この反射光の波形は、透過する絶縁層の材料、膜厚等の条件によって左右されるが、本願発明者は、配線層としてTi/TiN、Alを8層積層し、層間絶縁層として膜厚1.3μm程度のシリコン酸化膜を堆積し、更に最上層にポリイミドからなる保護膜を堆積した構造の半導体装置の製造においても、第1のアライメントマーク2aを使用することができることを確認している。
【0046】
このように、本実施例のアライメントマークを用いた半導体装置の製造方法によれば、第1の配線層2の加工に際して形成したアライメントマーク2aを用いて、その上層に堆積するすべての絶縁層にスルーホールを形成することができるため、各々の配線層に新たなアライメントマークを形成する必要がなく、従来例に比べてアライメントマークの数を削減することができる。従って、アライメント領域を小さくでき、他のアクセサリや動作確認のためのチェックパターン等を配置することができる。また、従来例のように面積の大きい遮光膜等の金属膜を設ける必要がないため、アライメント領域がスクライブ線に形成されている場合、ダイシング時に金属片が散在することによるショートが発生することはない。上記効果は、配線層を3層以上設ける場合に現れ、更に多層に積層するほど顕著となるが、本願発明者の実験によれば、上記方法を用いて配線層を8層積層した半導体装置を製造することができることを確認している。
【0047】
なお、本実施例では、配線層の材料としてTi/TiN、Alを用い、絶縁層の材料としてシリコン酸化膜を用いた例について記載したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、配線層としてタングステン等の他の導電材料、絶縁層としてシリコン窒化膜、シリコン酸化膜とシリコン窒化膜の積層膜、SOG、他の絶縁材料を用いることもできる。
【0048】
[実施例2]
次に、本発明の第2の実施例に係るアライメントマークを用いた半導体装置の製造方法について、図7乃至図10を参照して説明する。図7乃至図10は、第2の実施例に係る半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図であり、アライメントマークが形成されるスクライブ線等のアライメント領域の形状を示す図である。なお、本実施例と前記した第1の実施例との相違点は、アライメントマークの占有面積を更に削減するために、絶縁層のスルーホールを交互に積層して形成していることであり、その他の条件に関しては第1の実施例と同様である。
【0049】
まず、前記した第1の実施例と同様に、Si等の半導体基板上に素子分離絶縁膜、ゲート電極等を形成し、その上にシリコン酸化膜等からなる第1の絶縁層1を1.3μm程度の膜厚で堆積する。続いて、Ti/TiN、Al等の金属膜をそれぞれ70nm、400nm程度の膜厚で堆積した後、半導体基板に予め形成されたマーク(図示せず)を基準として、回路パターン領域に第1の配線層2を形成すると共に、アライメント領域の第1領域には第1のアライメントマーク2aを、第2領域には次工程で形成されるスルーホールの下敷きとなる受け皿2bを形成する(図7(a)参照)。
【0050】
次に、図7(b)に示すように、第1の配線層2上にシリコン酸化膜等からなる第2の絶縁層3をCMP法、エッチバック法等で平坦化して1.3μm程度の膜厚で形成した後、第1のアライメントマーク2aを基準として、回路パターン領域に第1のスルーホールを形成すると共に、アライメント領域の第2領域の受け皿2b上に第1のスルーホールをマトリクス状に配列したアライメントマーク3aを形成する。
【0051】
続いて、図7(c)、(d)に示すように、第2の絶縁層3上にAl等の金属膜を堆積した後、上記アライメントマーク3aを基準として露光を行い、回路パターン領域に第2の配線層4を形成すると共に、第3領域にはその上層に形成される第3の絶縁層5のスルーホールの下敷きとなる受け皿4bと、第1のスルーホールを迫り出すように蓋4cを形成する。
【0052】
次に、第1の配線層2上に第3の絶縁層5を堆積した後、前記した第1の実施例と同様に、第1の配線層2で形成したアライメントマーク2aを基準として露光を行い、回路パターン領域に第3の絶縁層5を貫通する第2のスルーホールを形成すると共に、第3領域の受け皿4b上にも第2のスルーホールを配列したアライメントマーク5aを形成する。その後、第3の絶縁層5上にAl等の金属膜を堆積する(図8(e)、(f)参照)。
【0053】
続いて、前工程で形成した第2のスルーホールからなるアライメントマーク5aを基準として第3の配線層6を形成するが、本実施例では、前記した第1の実施例と異なり、第1の配線層で形成した受け皿が配置されたスクライブ線の第2領域に、その上層に形成するスルーホールからなるアライメントマークの下敷きとなる受け皿6bを重ねて形成する(図8(g)参照)。
【0054】
そして、図8(h)に示すように、第3の配線層6上に第4絶縁層7を堆積した後、(e)の工程と同様に、アライメントマーク2aを基準として露光を行い、パターン回路領域に第3のスルーホールを形成すると共に、アライメント領域の第2領域の受け皿6b上に第3のスルーホールを配列したアライメントマーク7aを形成する。その後、図9(i)、(j)に示すように、第4の絶縁層7上にAl等の金属膜を堆積した後、アライメントマーク7aを基準として露光を行い、回路パターン領域に第4の配線層8を形成すると共に、アライメント領域の第3領域にはその上層に形成される第5の絶縁層のスルーホールの下敷きとなる受け皿8bと、第3のスルーホールを迫り出すように蓋8cを形成する。以下、同様の工程を繰り返すことによって、図10(a)に示すような複数の配線層が多層に積層された半導体装置を製造することができる。
【0055】
ここで、第3のスルーホールを第1のスルーホール上に重ねて形成しているが、第3のスルーホール下部には受け皿6bが形成されているため、スルーホール形成のためのドライエッチングを過剰に行っても、受け皿6bがエッチングストッパとなるため、下層の第1のスルーホールと連結することはない。また、第4の配線層8形成のためのアライメントに際して、配線層金属が基板全体を覆っているため、下層の第1のスルーホールからなるアライメントマーク3aや第1のスルーホール内部に形成された第2の配線層4がアライメントの障害になることもない。
【0056】
また、複数の絶縁層が積層された状態であっても、アライメントのためのレーザ光は絶縁層を十分透過するため、上層の絶縁層にスルーホールを形成する際のアライメントも第1の配線層2からなるアライメントマーク2aを基準として行うことができるのは、前記した第1の実施例と同様である。なお、絶縁膜の材質、膜厚によってアライメント光が検出しにくくなる場合には、図10(b)に示すように、任意の配線層(図では第4の配線層)に予備のアライメントマーク18を設け、アライメントマーク2aの代わりに使用することもできる。
【0057】
このように、本実施例のアライメントマークを用いた半導体装置の製造方法によれば、第1の配線層2の加工に際して形成したアライメントマーク2aを用いて、その上層に堆積するすべての絶縁層にスルーホールを形成し、また、スルーホールは交互に下層のスルーホールと重なる位置に形成するため、前記した第1の実施例よりも、更にアライメントマークの数及び占有面積を削減することができる。従って、チップサイズを有効に活用することができ、他のアクセサリや動作確認のためのチェックパターン等を配置することができる。
【0058】
[実施例3]
次に、本発明の第3の実施例に係るアライメントマークを用いた半導体装置の製造方法について、図11乃至図14を参照して説明する。図11乃至図14は、第3の実施例に係る半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図であり、アライメントマークが形成されるスクライブ線領域の形状を示す図である。なお、本実施例と前記した第2の実施例との相違点は、絶縁層のスルーホールを3つの領域に順次積層して形成することであり、その他の条件に関しては第2の実施例と同様である。
【0059】
まず、前記した第2の実施例と同様に、Si等の半導体基板上に第1の絶縁層1と、第1の配線層2、アライメントマーク2a及び受け皿2bと、第2の絶縁層3及び第1のスルーホールからなるアライメントマーク3aと、第2の配線層4及び受け皿4bと、第3の絶縁層5及び第2のスルーホールからなるアライメントマーク5aとを形成する(図11(a)乃至図12(e)参照)。
【0060】
次に、図12(f)に示すように、Ti/TiN、Al等の金属膜をそれぞれ70nm、400nm程度の膜厚で堆積した後、第2のスルーホールからなるアライメントマーク5aを基準として第3の配線層6を形成するが、本実施例では、前記した第2の実施例と異なり、アライメント領域の第4領域に、その上層に形成するスルーホールからなるアライメントマークの下敷きとなる受け皿6bを形成する(図12(g)参照)。そして、図12(h)に示すように、第3の配線層6上に第4の絶縁層7を堆積した後、前記した第1及び第2の実施例と同様に、第1のアライメントマーク1aを基準として露光を行い、スクライブ線の第4領域の受け皿6b上に第3のスルーホールを配列したアライメントマーク7aを形成する。
【0061】
その後、図13(i)、(j)に示すように、第4の絶縁層7上にAl等の金属膜を堆積した後、上記アライメントマーク7aを基準として露光を行い、アライメント領域の第2領域にその上層に形成される第4の絶縁層9のスルーホールの下敷きとなる受け皿8bと、第3のスルーホールを迫り出すように蓋8cを形成する。以下、同様の工程を繰り返すことによって、図14に示すような複数の配線層が多層に積層された半導体装置を製造することができる。
【0062】
ここで、本実施例ではスルーホールを3つの領域に順次重ねて形成しているが、その理由は、各々の絶縁層の膜厚によってはスルーホールに形成されるサイドウォールの剥がれを防止するための蓋の凹凸がその上層の受け皿に反映されてスルーホールの形状が乱れる場合があり、このような場合には上下のスルーホール間に挟まれる絶縁層を多くして凹凸の影響を緩和するためである。従って、本実施例のようにスルーホールを形成する領域が3つの場合に限らず、適宜製造条件に合わせて領域を増やすことができる。
【0063】
また、複数の絶縁層が積層された状態であっても、アライメント光は絶縁層を十分透過するため、上層の絶縁層にスルーホールを形成する際に第1の配線層2で形成したアライメントマーク2aを基準として行うことができるのは、前記した第1及び第2の実施例と同様である。なお、絶縁膜の材質、膜厚によってアライメント光が検出しにくくなる場合には、第2の実施例と同様に、任意の配線層に予備のアライメントマークを設けてもよい。
【0064】
このように、本実施例のアライメントマークを用いた半導体装置の製造方法によれば、第1の配線層で形成したアライメントマーク2aを用いて、その上層に堆積するすべての絶縁層にスルーホールを形成し、また、スルーホールは3つの領域で順次下層のスルーホールと重なる位置に形成するため、各々の配線層に新たなアライメントマークを形成する従来例と比較してアライメントマークの数及び占有面積を削減することができる。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のアライメントマークを用いた半導体装置の製造方法によれば下記記載の効果を奏する。
【0066】
本発明の第1の効果は、アライメントマークの占有面積を小さくすることによってチップサイズを有効に利用することができるということである。その理由は、第1の配線層で形成したアライメントマークを用いて、その上層に堆積するすべての絶縁層並びに最上層の半導体装置の保護膜となるポリイミド層のスルーホールを形成しているからである。また、絶縁層にスルーホールを形成するに際し、スルーホールからなるアライメントマークを重ね置き、新たな領域にアライメントマークを形成しないからである。
【0067】
本発明の第2の効果は、スルーホール上の配線層のパターン形成を精度よく行うことができるということである。その理由は、スルーホールの下部領域に下敷きとなる受け皿を設け、スルーホールを受け皿まで貫通させてアライメントマークを形成することにより、アライメントマーク形状のウェハ面内均一性を向上させることができるからである。
【0068】
また、本発明の第3の効果は、半導体装置の実装時におけるショートの原因となる金属膜片の発生を防止することができるということである。その理由は、下層のアライメントマークからの反射光を防止するための遮光膜を設ける必要がないからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るアライメントマークを用いた半導体装置の製造方法を示す工程断面図であり、アライメントマーク領域の断面を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係るアライメントマークを用いた半導体装置の製造方法を示す工程断面図であり、アライメントマーク領域の断面を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施例に係るアライメントマークを用いた半導体装置の製造方法を示す工程断面図であり、アライメントマーク領域の断面を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施例に係るアライメントマークの構成を示す平面図である。
【図5】本発明の第1の実施例に係るアライメントマークを用いたアライメント光の反射強度を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施例に係るアライメントマークを用いたアライメント光の反射強度を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施例に係るアライメントマークを用いた半導体装置の製造方法を示す工程断面図であり、アライメントマーク領域の断面を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施例に係るアライメントマークを用いた半導体装置の製造方法を示す工程断面図であり、アライメントマーク領域の断面を示す図である。
【図9】本発明の第2の実施例に係るアライメントマークを用いた半導体装置の製造方法を示す工程断面図であり、アライメントマーク領域の断面を示す図である。
【図10】本発明の第2の実施例に係るアライメントマークを用いた半導体装置の製造方法を示す工程断面図であり、アライメントマーク領域の断面を示す図である。
【図11】本発明の第3の実施例に係るアライメントマークを用いた半導体装置の製造方法を示す工程断面図であり、アライメントマーク領域の断面を示す図である。
【図12】本発明の第3の実施例に係るアライメントマークを用いた半導体装置の製造方法を示す工程断面図であり、アライメントマーク領域の断面を示す図である。
【図13】本発明の第3の実施例に係るアライメントマークを用いた半導体装置の製造方法を示す工程断面図であり、アライメントマーク領域の断面を示す図である。
【図14】本発明の第3の実施例に係るアライメントマークを用いた半導体装置の製造方法を示す工程断面図であり、アライメントマーク領域の断面を示す図である。
【図15】第1の従来例のアライメントマークを用いた半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。
【図16】第1の従来例のアライメントマークを用いた半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。
【図17】第2の従来例のアライメントマークを用いた半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。
【図18】第2の従来例のアライメントマークを用いた半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。
【図19】第2の従来例のアライメントマークを用いた半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。
【符号の説明】
1 第1の絶縁層
2 第1の配線層
2a アライメントマーク(第1配線層)
2b、4b、6b 受け皿
2c、4c、6c 蓋
2d、4d、6d 遮光膜
3 第2の絶縁層
3a アライメントマーク(第1スルーホール)
4 第2の配線層
4a アライメントマーク(第1配線層)
5 第3の絶縁層
5a アライメントマーク(第2スルーホール)
6 第3の配線層
6a アライメントマーク(第3配線層)
7 第4の絶縁層
7a アライメントマーク(第3スルーホール)
8 第4の配線層
8a アライメントマーク(第4配線層)
9 第5の絶縁層
9a アライメントマーク(第4スルーホール)
10 第5の配線層
11 第6の絶縁層
12 第6の配線層
13 第7の絶縁層
15 第8の絶縁層
16 第8の配線層
17 保護膜
18 予備のアライメントマーク
Claims (10)
- 配線層と絶縁層とを交互に積層し、各々の層の位置合わせを所定のアライメント領域に設けたアライメントマークを用いて行う多層配線構造の半導体装置の製造方法において、
前記配線層を形成するに際し、該配線層直下の前記絶縁層に設けたスルーホールが配列されたアライメントマークを用いて位置合わせを行い、
各々の前記絶縁層にスルーホールを形成するに際し、最下層の前記配線層に設けたアライメントマークを用いて位置合わせを行い、
前記配線層を形成するに際し、該配線層直下の前記絶縁層に設けた前記アライメントマークの各スルーホール内壁から前記配線層が迫り出して凸部が形成されるように、前記配線層のエッチングを行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 前記配線層を形成するに際し、該配線層直上の前記絶縁層に設ける前記アライメントマークの各スルーホールが形成される位置に、少なくとも前記スルーホール底部の外形より大きい形状の、前記配線層からなる受け皿を配設することを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
- 各々の前記絶縁層に形成する前記アライメントマークを、前記所定のアライメント領域内の2又は3の領域に順次形成し、基板の法線方向から見て、各々の領域の前記アライメントマークを相重なるように配置することを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記絶縁層がシリコン酸化膜又はポリイミドからなり、前記配線層を少なくとも3層以上形成する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記アライメントマークをスクライブ線領域に設ける、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
- 配線層と絶縁層とが交互に積層され、所定のアライメント領域に設けたアライメントマークを用いて各々の層が位置合わせされる多層配線構造の半導体装置において、
各々の前記絶縁層にはスルーホールが配列されたアライメントマークを有し、
基板側から数えて2層目以降の前記配線層には、該配線層直上の前記絶縁層の位置合わせに用いるアライメントマークが形成されておらず、
各々の前記絶縁層に形成される前記アライメントマークの各スルーホール上部外縁に、前記絶縁層直上の配線層からなり、前記スルーホールから迫り出すように形成された凸部を有することを特徴とする半導体装置。 - 各々の前記絶縁層に形成される前記アライメントマークの各スルーホール下部に、該絶縁層直下の前記配線層からなる受け皿を有し、該受け皿が、基板の法線方向から見て、少なくとも前記のスルーホール底部の外形よりも大きい形状で形成されていることを特徴とする請求項6記載の半導体装置。
- 各々の前記絶縁層に形成する前記アライメントマークが、前記所定のアライメント領域内の2または3の領域に順次形成され、基板の法線方向から見て、各々の領域の前記アライメントマークが相重なるように配置されていることを特徴とする請求項6又は7に記載の半導体装置。
- 前記絶縁層がシリコン酸化膜又はポリイミドからなり、前記配線層を少なくとも3層以上有する請求項6乃至8のいずれか一項に記載の半導体装置。
- 前記アライメントマークがスクライブ線領域に形成されている、請求項6乃至9のいずれか一項に記載の半導体装置。
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