JP2001358048A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JP2001358048A JP2000176249A JP2000176249A JP2001358048A JP 2001358048 A JP2001358048 A JP 2001358048A JP 2000176249 A JP2000176249 A JP 2000176249A JP 2000176249 A JP2000176249 A JP 2000176249A JP 2001358048 A JP2001358048 A JP 2001358048A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遮光膜のような面積の大きい金属膜を別途設け
ることなく、スクライブ線のアライメントマークの専有
面積を小さくすることができる半導体装置及びその製造
方法の提供。 【解決手段】第1乃至第8の絶縁層にスルーホールを形
成する際には、最下層の第1の配線層に設けたアライメ
ントマーク2aを用いてアライメントを行い、絶縁層に
設けるアライメントマーク3a、5a、7aは受け皿2
b、4b、6bを設けたスクライブ線の2つの領域に交
互に重ねて形成することにより、アライメントマークの
占有面積を小さくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置及びそ
の製造方法に関し、特に、スクライブ線等のアライメン
ト領域に形成するアライメントマークの占有面積を削減
することができる半導体装置及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】多層配線構造の半導体装置は、フォトリ
ソグラフィー法を用いて何層もの絶縁層や配線層を積層
して形成されるが、フォトリソグラフィーにより転写す
るパターンの位置決めを行うためにアライメントマーク
が用いられる。このアライメントマークは使用する露光
装置によって種々の形状となるが、一般的には数μm角
のマークを数個から数十個マトリクス状に配列して形成
されており、そのアライメントマークにレーザ光を照射
し、その反射光を検出、処理することにより、半導体基
板の位置決めが行なわれる。そして、マスクパターンが
転写されたレジストパターンを用いて成膜、エッチング
等の処理を施すことにより配線形成、スルーホール形成
等が行われる。
【0003】ここで、従来のアライメントマークを用い
た半導体装置の製造方法に関して、図15及び図16を
参照して説明する(第1の従来例)。図15及び図16
は、従来の半導体装置の製造工程におけるアライメント
マークの形成方法を模式的に示す図であり、スクライブ
線等のアライメント領域の断面を表している。なお、本
従来例では、アライメント領域のみ図示し、トランジス
タ等が形成される回路パターン領域については図面を省
略する。
【0004】まず、Si等の半導体基板の回路パターン
領域に所定のトランジスタ等を形成する(図示せず)。
その後、図15(a)に示すように、シリコン酸化膜等
からなる第1の絶縁層1、Al等の金属膜を堆積した
後、レジスト膜を形成し、予め下地の半導体基板上に形
成されたマーク(図示せず)を基準として露光を行う。
そして、露光によって形成されたレジストパターンをマ
スクとしてドライエッチング等の処理を施し、回路パタ
ーン領域に第1の配線層2を形成すると共に、スクライ
ブ線等のアライメント領域には第1の配線層2からなる
アライメントマーク2aを形成する。なお、本従来例で
説明するアライメントマークは、3列のマークが所定の
間隔で数十行程度配列されたものとし、その行方向の断
面について説明する。
【0005】次に、第1の配線層2上に第2の絶縁層3
を堆積した後、レジスト膜を形成し、第1の配線層2で
形成したアライメントマーク2aを基準として露光を行
い、露光によって形成されたレジストパターンをマスク
としてドライエッチング処理を施し、回路パターン領域
に第1のスルーホールを形成すると共に、アライメント
領域に第1のスルーホールが配列されたアライメントマ
ーク3aを形成する。
【0006】なお、図示していない回路パターン領域で
は、第1の配線層2上に第1のスルーホールが形成され
るが、図15(a)に示すアライメント領域では第2の
絶縁層3の下には第1の配線層2が形成されていないた
め、第2の絶縁層3の膜厚は回路パターン領域に比べて
厚くなっている。ここで、スルーホール形成は、回路パ
ターン領域の絶縁層の膜厚に合わせてドライエッチング
の条件が設定されるため、アライメント領域の第1のス
ルーホールは第2の絶縁層3を貫通せず、膜の途中の段
階でエッチングが終了した形状となっている。
【0007】次に、図15(b)に示すように、第2の
絶縁層3上にAl等の金属膜を堆積した後、所定のレジ
スト膜を形成し、上記金属膜が堆積したアライメントマ
ーク3aを基準としてアライメントを行い、レジストパ
ターンを形成する。そして、図15(c)に示すよう
に、このレジストパターンをマスクとしてドライエッチ
ング処理を行い、回路パターン領域に第2の配線層4を
形成すると共に、アライメント領域にはアライメントマ
ーク4aを形成する。
【0008】続いて、図15(d)に示すように、第2
の配線層4上に第3の絶縁層5を堆積した後、所定のレ
ジスト膜を形成し、第2の配線層4で形成されたアライ
メントマーク4aを基準として露光を行い、所定の開口
を有するレジストパターンを形成する。その後、このレ
ジストパターンをマスクとして、ドライエッチングによ
り回路パターン領域に第3の絶縁層5を貫通する第2の
スルーホールを形成すると共に、アライメント領域に第
2のスルーホールを配列したアライメントマーク5aを
形成する。
【0009】次に、図16(e)に示すように、第3の
絶縁層5上にAl等の金属膜を堆積した後、所定のレジ
スト膜を形成し、上記金属膜が堆積したアライメントマ
ーク5aを基準としてアライメントを行い、レジストパ
ターンを形成する。そして、図16(f)に示すよう
に、このレジストパターンをマスクとしてドライエッチ
ング処理を行い、回路パターン領域に第3の配線層6を
形成すると共に、アライメント領域にはアライメントマ
ーク6aを形成する。その後、同様の工程を順次繰り返
すことによって、図16(g)に示すような複数の配線
層(本従来例は7層)が積層された半導体装置が製造さ
れる。
【0010】このように、従来は、各配線層4、6をパ
ターン形成する際には、その配線層直下の絶縁層3、5
のスルーホールからなるアライメントマーク3a、5a
を用いてアライメントを行い、スクライブ線等のアライ
メント領域上には配線金属からなるアライメントマーク
4a、6aを新たに形成し、一方、各絶縁層3、5にス
ルーホールを形成する際には、その絶縁層の直下の配線
層2、4からなるアライメントマーク2a、4aを用い
てアライメントを行い、アライメント領域上にもスルー
ホールからなるアライメントマーク3a、5aを形成し
ている。
【0011】すなわち、配線層と絶縁層を交互に積層す
る場合、各々の配線層形成と絶縁層のスルーホール形成
で新たなアライメントマークを形成するために、堆積す
る配線層と絶縁層の和に等しい数のアライメントマーク
がアライメント領域の新たな場所に形成されることにな
る。具体的には、本従来例のように7層の配線層を形成
する場合には、絶縁層と併せて計14個のアライメント
マークが形成されることになる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
多層配線構造の半導体装置は、多層化によりアライメン
トマークの数が多くなると共に、微細化に伴ってより正
確なアライメントが要求されるために、アライメントマ
ークを構成するマークの配列数は多くなり、1つのアラ
イメントマークが占める面積も大きくなってきている。
一方、アライメントマークの形状は使用する露光装置に
より決定されるためにその形状を自在に変更することは
できず、半導体装置全体としてスクライブ線等のアライ
メント領域におけるアライメントマークの占有面積が大
きくなってしまい、スクライブ線に他のアクセサリーや
半導体装置の動作確認を行うためのチャックパターン等
を挿入することができないという問題が生じている。
【0013】この問題を解決する一つの方法として、各
々の絶縁層又は配線層に形成するアライメントマーク
を、基板の法線方向から見て相重なるように配置する方
法が特開平9−232207号公報等に記載されてい
る。この方法について図17乃至図19を参照して説明
する。図17乃至図19は第1の従来例の改良で、アラ
イメントマークの占める面積を削減する第2の従来例を
示す断面図であり、前記した第1の従来例と同様にアラ
イメント領域のみを図示している。
【0014】まず、前記した第1の従来例と同様に、S
i等の半導体基板に所定のトランジスタ等を形成した
後、図17(a)に示すように、シリコン酸化膜等から
なる第1の絶縁層1、Al等の金属膜を堆積する。その
後、所定のレジスト膜を形成し、予め半導体基板の所定
の位置に形成されたマーク(図示せず)を基準として露
光を行い、レジストパターンを形成する。そして、レジ
ストパターンをマスクとしてドライエッチングを行い、
回路パターン領域に第1の配線層2を形成すると共に、
アライメント領域の第1領域に金属膜がマトリクス状に
配列されたアライメントマーク2aを形成する。
【0015】次に、第1の配線層2上に第2の絶縁膜3
を堆積した後、所定のレジスト膜を形成し、第1のアラ
イメントマーク2aを基準として露光を行う。そして、
露光によって形成されたレジストパターンをマスクとし
てドライエッチングを行い、回路パターン領域に第2の
絶縁膜3を貫通する第1のスルーホールを形成すると共
に、アライメント領域の第2領域には第1のスルーホー
ルがマトリクス状に配列されたアライメントマーク3a
を形成する。なお、アライメントマーク3aは第2の絶
縁層3を貫通せず、膜の途中の段階でエッチングが終了
するのは前記した第1の従来例と同様の理由による。
【0016】次に、図17(b)、(c)に示すよう
に、第2の絶縁層3上にAl等の金属膜を堆積した後、
所定のレジスト膜を形成し、前工程で形成した第1のス
ルーホールからなるアライメントマーク3aを基準とし
てアライメントを行い、レジストパターンを形成する。
そしてこのレジストパターンをマスクとしてドライエッ
チング処理を行うが、第2の従来例ではスクライブ線の
第3領域に第2の配線層4からなるアライメントマーク
4aを形成すると共に、第1領域のアライメントマーク
2a上に遮光膜4dを形成する。
【0017】続いて、図17(d)に示すように、第2
の配線層4上に第3の絶縁層5を堆積した後、所定のレ
ジスト膜を形成し、アライメントマーク4aを基準とし
て露光を行い、遮光層4d上に開口を有するレジストパ
ターンを形成する。その後、このレジストパターンをマ
スクとして、ドライエッチングにより回路パターン領域
に第3の絶縁層5を貫通する第2のスルーホールを形成
し、アライメント領域の第1領域には遮光層4dまで到
達するアライメントマーク5aを形成する。
【0018】次に、図18(e)、(f)に示すよう
に、第3の絶縁膜5上にAl等の金属膜を堆積した後、
所定のレジスト膜を形成し、前工程で形成した第2のス
ルーホールからなるアライメントマーク5aを基準とし
てアライメントを行い、レジストパターンを形成する。
そしてこのレジストパターンをマスクとしてドライエッ
チング処理を行い、アライメント領域の第4領域にアラ
イメントマーク6aを形成すると共に、第3領域のアラ
イメントマーク4a上に遮光膜6dを形成する。
【0019】次に、図18(g)に示すように、第3の
配線層6上に第4の絶縁層7を堆積した後、所定のレジ
スト膜を形成し、第4領域のアライメントマーク6aを
基準として露光を行い、遮光層6d上に開口を有するレ
ジストパターンを形成する。その後、このレジストパタ
ーンをマスクとして、ドライエッチングにより遮光膜が
形成された第3領域に遮光膜まで到達する第3のスルー
ホールからなるアライメントマーク7aを形成する。そ
の後、上記(a)乃至(g)の工程を繰り返すことによ
って、図19に示す半導体装置を製造することができ
る。
【0020】上記第2の従来例に示す方法では、配線層
からなるアライメントマーク2a、4a、12aの上層
には遮光膜4d、6d、14dを介してスルーホールか
らなる別のアライメントマーク5a、7a、15aが形
成されているため、アライメントマークの占有率を削減
することはできるが、遮光膜はアライメントマーク全体
を覆うように形成する必要があり、アライメントマーク
はマークを数個×数十個配列して形成されるため、アラ
イメント領域には広い面積の遮光膜、具体的には数十μ
m×数百μm程度の大きさの金属膜からなる遮光膜が多
数配置されることになる。
【0021】このようなアライメント領域は、半導体装
置の面積の有効活用のため、スクライブ線上、あるいは
スクライブ線の近傍に設けられており、スクライブ線領
域の大きな金属膜は、半導体ウェハから半導体チップを
分割するダイシング工程時にブレードに引き込まれて引
き剥がされ、剥がれた金属膜片がボンディングパッド等
の露出した金属配線上に付着して配線のショートを引き
起こしてしまうという問題が生じる。このショートは半
導体チップの外側にボンディングパッドが形成されるロ
ジック素子等の半導体装置において顕著に表れる。
【0022】このように、上記した第1の従来例では、
各層ごとにアライメントマークを設けなければならない
ため、アライメント領域のアライメントマークの占有面
積が大きくなってしまい、また、第2の従来例では、ア
ライメントマーク上層に遮光膜を設け、アライメントマ
ークを積層することによってマークの専有面積を小さく
することができるが、ダイシング時にスクライブ線の近
傍にあるアライメントマークの金属膜が剥がれ、ボンデ
ィングパッドに散在することによりショートの原因とな
ってしまう。
【0023】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであって、その主たる目的は、遮光膜のような面積の
大きい金属膜を別途設けることなく、スクライブ線のア
ライメントマークの専有面積を小さくすることができる
半導体装置及びその製造方法を提供することにある。
【0024】
【問題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、配線層と絶縁層とを交互に積層し、各々
の層の位置合わせを所定のアライメント領域に設けたア
ライメントマークを用いて行う多層配線構造の半導体装
置の製造方法において、前記配線層を形成するに際し、
該配線層直下の前記絶縁層に設けたスルーホールが配列
されたアライメントマークを用いて位置合わせを行い、
各々の前記絶縁層にスルーホールを形成するに際し、最
下層の前記配線層に設けたアライメントマークを用いて
位置合わせを行うものである。
【0025】本発明においては、前記配線層を形成する
に際し、該配線層直上の前記絶縁層に設ける前記アライ
メントマークの各スルーホールが形成される位置に、少
なくとも前記スルーホール底部の外形より大きい形状
の、前記配線層からなる下敷きを配設することが好まし
い。
【0026】また、本発明においては、各々の前記絶縁
層に形成する前記アライメントマークを、前記所定のア
ライメント領域の2又は3の領域に順次形成し、基板の
法線方向から見て、各々の領域の前記アライメントマー
クを相重なるように配置する構成とすることができる。
【0027】また、本発明は、配線層と絶縁層とが交互
に積層され、所定のアライメント領域に設けたアライメ
ントマークを用いて各々の層が位置合わせされる多層配
線構造の半導体装置において、各々の前記絶縁層にはス
ルーホールが配列されたアライメントマークを有し、基
板側から数えて2層目以降の前記配線層には、該配線層
直上の前記絶縁層の位置合わせに用いるアライメントマ
ークが形成されていないものである。
【0028】本発明においては、各々の前記絶縁層に形
成される前記アライメントマークの各スルーホール下部
に、該絶縁層直下の前記配線層からなる下敷きを有し、
該下敷きが、基板の法線方向から見て、少なくとも前記
のスルーホール底部の外形よりも大きい形状で形成され
ていることが好ましい。
【0029】また、本発明においては、各々の前記絶縁
層に形成する前記アライメントマークが、前記所定のア
ライメント領域の2または3の領域に順次形成され、基
板の法線方向から見て、各々の領域の前記アライメント
マークが相重なるように配置されている構成とすること
ができる。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明に係る多層配線構造の半導
体装置の製造方法は、その好ましい一実施の形態におい
て、第1乃至第8の絶縁層にスルーホールを形成する際
には、最下層の第1の配線層に設けたアライメントマー
ク(図10の2a)を用いてアライメントを行い、絶縁
層に設けるアライメントマーク(図10の3a、5a、
7a)はスクライブ線等の2つの領域に交互に重ねて形
成することにより、アライメントマークの占有面積を小
さくすることができる。
【0031】
【実施例】上記した本発明の実施の形態についてさらに
詳細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照
して説明する。
【0032】[実施例1]まず、本発明の第1の実施例
に係るアライメントマークを用いた半導体装置の製造方
法について、図1乃至図6を参照して説明する。図1乃
至図3は、第1の実施例に係る半導体装置の製造方法を
工程順に示す断面図であり、アライメントマークが形成
されるスクライブ線等のアライメント領域の断面を表し
ている。また、図4は、本発明で用いるアライメントマ
ークの配列を模式的に示す平面図であり、図5及び図6
はアライメントマークで反射されたアライメント用レー
ザ光の強度分布を示す実測データである。
【0033】まず、Si等の半導体基板上に素子分離絶
縁膜、ゲート電極等を設け、所定のトランジスタ等を形
成する(図示せず)。その後、図1(a)に示すよう
に、シリコン酸化膜等からなる第1の絶縁層1を1.3
μm程度の膜厚で堆積した後、図示しない回路パターン
の所定の領域にスルーホールを形成する。その後、スパ
ッタ法によりTi/TiN等の下地金属を70nm程度
の膜厚で堆積した後、Al等の金属膜を400nm程度
の膜厚で形成する。続いて、レジスト膜を形成し、半導
体基板に予め形成されたマーク(図示せず)を基準とし
て露光を行う。
【0034】そして、露光によって形成されたレジスト
パターンをマスクとしてプラズマエッチング等のドライ
エッチングを行い、回路パターン領域に第1の配線層2
を形成する。その際、アライメント領域の第1領域には
金属膜がマトリクス状に配列されたアライメントマーク
2aを形成すると共に、第2領域には次工程で形成され
るスルーホールの下敷きとなる受け皿2bを形成する。
【0035】ここで、受け皿2bはスルーホールの外形
よりもやや大きい程度の形状で、互いに分離するように
形成することによって、従来例のように大きな面積の金
属膜がスクライブ線領域に残ることを防止することがで
きる。また後述するように、受け皿2bを設けることに
よって、その上層に形成する絶縁層の膜厚を回路パター
ン領域とアライメント領域とで均等にすることができ、
アライメントマーク形状のウェハ面内均一性を向上させ
ることもできる。なお、アライメントマークとしては、
図4に示すように、3列のマークが所定の間隔で数十行
程度配列された形状のマークを用いている。
【0036】次に、図1(b)に示すように、第1の配
線層2上にシリコン酸化膜等を堆積した後、CMP(Ch
emical Mechanical Polishing)法やエッチバック法に
より平坦化を行い、再度、シリコン酸化膜等を堆積する
ことによって膜厚1.3μm程度の第2の絶縁層3を形
成する。その後、所定のレジスト膜を形成し、第1の配
線層2よりなるアライメントマーク2aを基準として露
光を行う。そして、露光によって形成されたレジストパ
ターンをマスクとしてドライエッチングを行い、回路パ
ターン領域に第1のスルーホールを形成すると共に、ア
ライメント領域の第2領域の受け皿2b上に第1のスル
ーホールがマトリクス状に配列されたアライメントマー
ク3aを形成する。
【0037】なお、第1の従来例では、第1のスルーホ
ール開孔時のアライメント領域の第2の絶縁層3の膜厚
は第1の配線層2がない分、第1の配線層2がある回路
パターン領域よりも厚くなっていたため、アライメント
マーク3aは第2の絶縁層3の途中でエッチングが終了
していたが、本実施例では、第2の絶縁層3の下層には
前工程で形成した受け皿2bが配置されているため、第
2の絶縁層3の膜厚は回路パターン領域とアライメント
領域で同じとなり、第2のアライメントマーク3aは第
2の絶縁層を貫通して形成される。なお、スルーホール
を形成する絶縁層の膜厚によっては、受け皿2bを形成
することによってスルーホールの段差が小さくなりす
ぎ、逆にアライメントが困難になるような場合がある
が、その場合は受け皿2bを形成する必要はない。
【0038】次に、図1(c)に示すように、第2の絶
縁層3上にTi/TiN、Al等の金属膜を堆積した
後、レジスト膜を形成し、第1のスルーホール内部に上
記金属膜が堆積したアライメントマーク3aを基準とし
て露光を行う。この際、アライメントマーク3aは上述
したように第2の絶縁層3を貫通して形成されているた
め、アライメントマーク形状のウェハ面内均一性を向上
させることができ、アライメントマークの計測誤差を軽
減することができる。
【0039】そして、図1(d)に示すように、露光に
よって形成されたレジストパターンをマスクとしてドラ
イエッチングを行い、回路パターン領域に第2の配線層
4を形成する。その際、アライメント領域には新たなア
ライメントマークは形成せず、第3領域にはその上層に
形成される第3の絶縁層5のスルーホールの下敷きとな
る受け皿4bを形成する。また、アライメントマーク3
a上にはスルーホールを迫り出すように蓋4cを形成す
ることもできる。これは、アライメントマーク3a内壁
に堆積した第2の配線層2からなるサイドウォールが剥
がれることを防止するためのものである。
【0040】次に、図2(e)に示すように、第2の配
線層4上にシリコン酸化膜等からなる第3の絶縁層5を
1.3μm程度の膜厚で堆積した後、所定のレジスト膜
を形成して露光を行うが、本実施例では第2の絶縁層3
の場合と同様に、図1(a)の第1の配線層で形成した
アライメントマーク2aを使用することを特徴としてい
る。すなわち、従来は第3の絶縁層5のアライメントは
その直下の第2の配線層4で形成したアライメントマー
クを用いて行っていたが、本実施例では第3の絶縁層5
及び第2の絶縁層3の積層膜がアライメントのためのH
e−Ne等のレーザ光やハロゲン光を十分透過し、ま
た、第1のアライメントマーク2a上にはアライメント
光を反射する金属膜が形成されていないことから、アラ
イメントマーク2aを基準としてアライメントを行って
いる。
【0041】このように、本実施例ではアライメントマ
ーク2aを基準として露光を行い、第2の配線層4で形
成した受け皿4b上に開口を有するレジストパターンを
形成した後、このレジストパターンをマスクとして、ド
ライエッチングにより回路パターン領域に第3の絶縁層
5を貫通する第2のスルーホールを形成し、アライメン
ト領域の第3領域の受け皿4b上にも第2のスルーホー
ルを配列したアライメントマーク5aを形成する。
【0042】同様に、第3の絶縁層5上にTi/Ti
N、Al等の金属膜を堆積した後、前工程で形成した第
2のスルーホールからなるアライメントマーク5aを基
準として、回路パターン領域に第3の配線層6を形成す
ると共に、アライメント領域の第4領域にはその上層に
形成するスルーホールからなるアライメントマークの下
敷きとなる受け皿6bを形成する。そして、第3の配線
層6上にシリコン酸化膜等からなる第4絶縁層7を堆積
した後、(b)の工程と同様に、第1のアライメントマ
ーク2aを基準として露光を行い、アライメント領域の
第4領域の受け皿6b上に第3のスルーホールを配列し
たアライメントマーク7aを形成する。その後、同様の
工程を繰り返すことによって図3に示すような複数の配
線層が多層に積層された半導体装置が製造される。
【0043】ここで、第2乃至第8の絶縁層及び最上層
のポリイミド等からなる保護膜のスルーホール形成にお
けるアライメントに際しても、He−Ne等のレーザ
光、ハロゲン光等のアライメント光は積層された絶縁層
を十分透過することを確認している。本願発明者の実験
によれば、第6の配線層12に実験用のアライメントマ
ークを形成し、第7の絶縁層13のスルーホール形成の
ためのアライメントを、第1の配線層2で形成したアラ
イメントマーク2aと上記実験用のアライメントマーク
とでそれぞれ行い、両者のアライメントの信号強度を比
較した。その結果を図5及び図6に示す。
【0044】図5及び図6はアライメントマークで反射
したアライメント光の強度分布を示す図であり、図5は
第7領域に示す第6の配線層12で形成した実験用のア
ライメントマークのデータ、図6は第1の配線層2で形
成したアライメントマーク2aのデータである。なお、
図の横軸はスクライブ線上の距離、縦軸は反射光の強度
を示している。この両者を比較すると、図6ではアライ
メント光が第2〜第7の6層の絶縁層を通過した後の波
形であるにも関わらず、反射光の波形は第7の絶縁層の
みを透過した図5の波形とほとんど差異がなく、第1の
配線層2で形成したアライメントマーク2aのみを用い
てアライメントを行うことができることが分かる。
【0045】この反射光の波形は、透過する絶縁層の材
料、膜厚等の条件によって左右されるが、本願発明者
は、配線層としてTi/TiN、Alを8層積層し、層
間絶縁層として膜厚1.3μm程度のシリコン酸化膜を
堆積し、更に最上層にポリイミドからなる保護膜を堆積
した構造の半導体装置の製造においても、第1のアライ
メントマーク2aを使用することができることを確認し
ている。
【0046】このように、本実施例のアライメントマー
クを用いた半導体装置の製造方法によれば、第1の配線
層2の加工に際して形成したアライメントマーク2aを
用いて、その上層に堆積するすべての絶縁層にスルーホ
ールを形成することができるため、各々の配線層に新た
なアライメントマークを形成する必要がなく、従来例に
比べてアライメントマークの数を削減することができ
る。従って、アライメント領域を小さくでき、他のアク
セサリや動作確認のためのチェックパターン等を配置す
ることができる。また、従来例のように面積の大きい遮
光膜等の金属膜を設ける必要がないため、アライメント
領域がスクライブ線に形成されている場合、ダイシング
時に金属片が散在することによるショートが発生するこ
とはない。上記効果は、配線層を3層以上設ける場合に
現れ、更に多層に積層するほど顕著となるが、本願発明
者の実験によれば、上記方法を用いて配線層を8層積層
した半導体装置を製造することができることを確認して
いる。
【0047】なお、本実施例では、配線層の材料として
Ti/TiN、Alを用い、絶縁層の材料としてシリコ
ン酸化膜を用いた例について記載したが、本発明は上記
実施例に限定されるものではなく、配線層としてタング
ステン等の他の導電材料、絶縁層としてシリコン窒化
膜、シリコン酸化膜とシリコン窒化膜の積層膜、SO
G、他の絶縁材料を用いることもできる。
【0048】[実施例2]次に、本発明の第2の実施例
に係るアライメントマークを用いた半導体装置の製造方
法について、図7乃至図10を参照して説明する。図7
乃至図10は、第2の実施例に係る半導体装置の製造方
法を工程順に示す断面図であり、アライメントマークが
形成されるスクライブ線等のアライメント領域の形状を
示す図である。なお、本実施例と前記した第1の実施例
との相違点は、アライメントマークの占有面積を更に削
減するために、絶縁層のスルーホールを交互に積層して
形成していることであり、その他の条件に関しては第1
の実施例と同様である。
【0049】まず、前記した第1の実施例と同様に、S
i等の半導体基板上に素子分離絶縁膜、ゲート電極等を
形成し、その上にシリコン酸化膜等からなる第1の絶縁
層1を1.3μm程度の膜厚で堆積する。続いて、Ti
/TiN、Al等の金属膜をそれぞれ70nm、400
nm程度の膜厚で堆積した後、半導体基板に予め形成さ
れたマーク(図示せず)を基準として、回路パターン領
域に第1の配線層2を形成すると共に、アライメント領
域の第1領域には第1のアライメントマーク2aを、第
2領域には次工程で形成されるスルーホールの下敷きと
なる受け皿2bを形成する(図7(a)参照)。
【0050】次に、図7(b)に示すように、第1の配
線層2上にシリコン酸化膜等からなる第2の絶縁層3を
CMP法、エッチバック法等で平坦化して1.3μm程
度の膜厚で形成した後、第1のアライメントマーク2a
を基準として、回路パターン領域に第1のスルーホール
を形成すると共に、アライメント領域の第2領域の受け
皿2b上に第1のスルーホールをマトリクス状に配列し
たアライメントマーク3aを形成する。
【0051】続いて、図7(c)、(d)に示すよう
に、第2の絶縁層3上にAl等の金属膜を堆積した後、
上記アライメントマーク3aを基準として露光を行い、
回路パターン領域に第2の配線層4を形成すると共に、
第3領域にはその上層に形成される第3の絶縁層5のス
ルーホールの下敷きとなる受け皿4bと、第1のスルー
ホールを迫り出すように蓋4cを形成する。
【0052】次に、第1の配線層2上に第3の絶縁層5
を堆積した後、前記した第1の実施例と同様に、第1の
配線層2で形成したアライメントマーク2aを基準とし
て露光を行い、回路パターン領域に第3の絶縁層5を貫
通する第2のスルーホールを形成すると共に、第3領域
の受け皿4b上にも第2のスルーホールを配列したアラ
イメントマーク5aを形成する。その後、第3の絶縁層
5上にAl等の金属膜を堆積する(図8(e)、(f)
参照)。
【0053】続いて、前工程で形成した第2のスルーホ
ールからなるアライメントマーク5aを基準として第3
の配線層6を形成するが、本実施例では、前記した第1
の実施例と異なり、第1の配線層で形成した受け皿が配
置されたスクライブ線の第2領域に、その上層に形成す
るスルーホールからなるアライメントマークの下敷きと
なる受け皿6bを重ねて形成する(図8(g)参照)。
【0054】そして、図8(h)に示すように、第3の
配線層6上に第4絶縁層7を堆積した後、(e)の工程
と同様に、アライメントマーク2aを基準として露光を
行い、パターン回路領域に第3のスルーホールを形成す
ると共に、アライメント領域の第2領域の受け皿6b上
に第3のスルーホールを配列したアライメントマーク7
aを形成する。その後、図9(i)、(j)に示すよう
に、第4の絶縁層7上にAl等の金属膜を堆積した後、
アライメントマーク7aを基準として露光を行い、回路
パターン領域に第4の配線層8を形成すると共に、アラ
イメント領域の第3領域にはその上層に形成される第5
の絶縁層のスルーホールの下敷きとなる受け皿8bと、
第3のスルーホールを迫り出すように蓋8cを形成す
る。以下、同様の工程を繰り返すことによって、図10
(a)に示すような複数の配線層が多層に積層された半
導体装置を製造することができる。
【0055】ここで、第3のスルーホールを第1のスル
ーホール上に重ねて形成しているが、第3のスルーホー
ル下部には受け皿6bが形成されているため、スルーホ
ール形成のためのドライエッチングを過剰に行っても、
受け皿6bがエッチングストッパとなるため、下層の第
1のスルーホールと連結することはない。また、第4の
配線層8形成のためのアライメントに際して、配線層金
属が基板全体を覆っているため、下層の第1のスルーホ
ールからなるアライメントマーク3aや第1のスルーホ
ール内部に形成された第2の配線層4がアライメントの
障害になることもない。
【0056】また、複数の絶縁層が積層された状態であ
っても、アライメントのためのレーザ光は絶縁層を十分
透過するため、上層の絶縁層にスルーホールを形成する
際のアライメントも第1の配線層2からなるアライメン
トマーク2aを基準として行うことができるのは、前記
した第1の実施例と同様である。なお、絶縁膜の材質、
膜厚によってアライメント光が検出しにくくなる場合に
は、図10(b)に示すように、任意の配線層(図では
第4の配線層)に予備のアライメントマーク18を設
け、アライメントマーク2aの代わりに使用することも
できる。
【0057】このように、本実施例のアライメントマー
クを用いた半導体装置の製造方法によれば、第1の配線
層2の加工に際して形成したアライメントマーク2aを
用いて、その上層に堆積するすべての絶縁層にスルーホ
ールを形成し、また、スルーホールは交互に下層のスル
ーホールと重なる位置に形成するため、前記した第1の
実施例よりも、更にアライメントマークの数及び占有面
積を削減することができる。従って、チップサイズを有
効に活用することができ、他のアクセサリや動作確認の
ためのチェックパターン等を配置することができる。
【0058】[実施例3]次に、本発明の第3の実施例
に係るアライメントマークを用いた半導体装置の製造方
法について、図11乃至図14を参照して説明する。図
11乃至図14は、第3の実施例に係る半導体装置の製
造方法を工程順に示す断面図であり、アライメントマー
クが形成されるスクライブ線領域の形状を示す図であ
る。なお、本実施例と前記した第2の実施例との相違点
は、絶縁層のスルーホールを3つの領域に順次積層して
形成することであり、その他の条件に関しては第2の実
施例と同様である。
【0059】まず、前記した第2の実施例と同様に、S
i等の半導体基板上に第1の絶縁層1と、第1の配線層
2、アライメントマーク2a及び受け皿2bと、第2の
絶縁層3及び第1のスルーホールからなるアライメント
マーク3aと、第2の配線層4及び受け皿4bと、第3
の絶縁層5及び第2のスルーホールからなるアライメン
トマーク5aとを形成する(図11(a)乃至図12
(e)参照)。
【0060】次に、図12(f)に示すように、Ti/
TiN、Al等の金属膜をそれぞれ70nm、400n
m程度の膜厚で堆積した後、第2のスルーホールからな
るアライメントマーク5aを基準として第3の配線層6
を形成するが、本実施例では、前記した第2の実施例と
異なり、アライメント領域の第4領域に、その上層に形
成するスルーホールからなるアライメントマークの下敷
きとなる受け皿6bを形成する(図12(g)参照)。
そして、図12(h)に示すように、第3の配線層6上
に第4の絶縁層7を堆積した後、前記した第1及び第2
の実施例と同様に、第1のアライメントマーク1aを基
準として露光を行い、スクライブ線の第4領域の受け皿
6b上に第3のスルーホールを配列したアライメントマ
ーク7aを形成する。
【0061】その後、図13(i)、(j)に示すよう
に、第4の絶縁層7上にAl等の金属膜を堆積した後、
上記アライメントマーク7aを基準として露光を行い、
アライメント領域の第2領域にその上層に形成される第
4の絶縁層9のスルーホールの下敷きとなる受け皿8b
と、第3のスルーホールを迫り出すように蓋8cを形成
する。以下、同様の工程を繰り返すことによって、図1
4に示すような複数の配線層が多層に積層された半導体
装置を製造することができる。
【0062】ここで、本実施例ではスルーホールを3つ
の領域に順次重ねて形成しているが、その理由は、各々
の絶縁層の膜厚によってはスルーホールに形成されるサ
イドウォールの剥がれを防止するための蓋の凹凸がその
上層の受け皿に反映されてスルーホールの形状が乱れる
場合があり、このような場合には上下のスルーホール間
に挟まれる絶縁層を多くして凹凸の影響を緩和するため
である。従って、本実施例のようにスルーホールを形成
する領域が3つの場合に限らず、適宜製造条件に合わせ
て領域を増やすことができる。
【0063】また、複数の絶縁層が積層された状態であ
っても、アライメント光は絶縁層を十分透過するため、
上層の絶縁層にスルーホールを形成する際に第1の配線
層2で形成したアライメントマーク2aを基準として行
うことができるのは、前記した第1及び第2の実施例と
同様である。なお、絶縁膜の材質、膜厚によってアライ
メント光が検出しにくくなる場合には、第2の実施例と
同様に、任意の配線層に予備のアライメントマークを設
けてもよい。
【0064】このように、本実施例のアライメントマー
クを用いた半導体装置の製造方法によれば、第1の配線
層で形成したアライメントマーク2aを用いて、その上
層に堆積するすべての絶縁層にスルーホールを形成し、
また、スルーホールは3つの領域で順次下層のスルーホ
ールと重なる位置に形成するため、各々の配線層に新た
なアライメントマークを形成する従来例と比較してアラ
イメントマークの数及び占有面積を削減することができ
る。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のアライメ
ントマークを用いた半導体装置の製造方法によれば下記
記載の効果を奏する。
【0066】本発明の第1の効果は、アライメントマー
クの占有面積を小さくすることによってチップサイズを
有効に利用することができるということである。その理
由は、第1の配線層で形成したアライメントマークを用
いて、その上層に堆積するすべての絶縁層並びに最上層
の半導体装置の保護膜となるポリイミド層のスルーホー
ルを形成しているからである。また、絶縁層にスルーホ
ールを形成するに際し、スルーホールからなるアライメ
ントマークを重ね置き、新たな領域にアライメントマー
クを形成しないからである。
【0067】本発明の第2の効果は、スルーホール上の
配線層のパターン形成を精度よく行うことができるとい
うことである。その理由は、スルーホールの下部領域に
下敷きとなる受け皿を設け、スルーホールを受け皿まで
貫通させてアライメントマークを形成することにより、
アライメントマーク形状のウェハ面内均一性を向上させ
ることができるからである。
【0068】また、本発明の第3の効果は、半導体装置
の実装時におけるショートの原因となる金属膜片の発生
を防止することができるということである。その理由
は、下層のアライメントマークからの反射光を防止する
ための遮光膜を設ける必要がないからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るアライメントマー
クを用いた半導体装置の製造方法を示す工程断面図であ
り、アライメントマーク領域の断面を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係るアライメントマー
クを用いた半導体装置の製造方法を示す工程断面図であ
り、アライメントマーク領域の断面を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施例に係るアライメントマー
クを用いた半導体装置の製造方法を示す工程断面図であ
り、アライメントマーク領域の断面を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施例に係るアライメントマー
クの構成を示す平面図である。
【図5】本発明の第1の実施例に係るアライメントマー
クを用いたアライメント光の反射強度を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施例に係るアライメントマー
クを用いたアライメント光の反射強度を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施例に係るアライメントマー
クを用いた半導体装置の製造方法を示す工程断面図であ
り、アライメントマーク領域の断面を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施例に係るアライメントマー
クを用いた半導体装置の製造方法を示す工程断面図であ
り、アライメントマーク領域の断面を示す図である。
【図9】本発明の第2の実施例に係るアライメントマー
クを用いた半導体装置の製造方法を示す工程断面図であ
り、アライメントマーク領域の断面を示す図である。
【図10】本発明の第2の実施例に係るアライメントマ
ークを用いた半導体装置の製造方法を示す工程断面図で
あり、アライメントマーク領域の断面を示す図である。
【図11】本発明の第3の実施例に係るアライメントマ
ークを用いた半導体装置の製造方法を示す工程断面図で
あり、アライメントマーク領域の断面を示す図である。
【図12】本発明の第3の実施例に係るアライメントマ
ークを用いた半導体装置の製造方法を示す工程断面図で
あり、アライメントマーク領域の断面を示す図である。
【図13】本発明の第3の実施例に係るアライメントマ
ークを用いた半導体装置の製造方法を示す工程断面図で
あり、アライメントマーク領域の断面を示す図である。
【図14】本発明の第3の実施例に係るアライメントマ
ークを用いた半導体装置の製造方法を示す工程断面図で
あり、アライメントマーク領域の断面を示す図である。
【図15】第1の従来例のアライメントマークを用いた
半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。
【図16】第1の従来例のアライメントマークを用いた
半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。
【図17】第2の従来例のアライメントマークを用いた
半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。
【図18】第2の従来例のアライメントマークを用いた
半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。
【図19】第2の従来例のアライメントマークを用いた
半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。
【符号の説明】
1 第1の絶縁層 2 第1の配線層 2a アライメントマーク(第1配線層) 2b、4b、6b 受け皿 2c、4c、6c 蓋 2d、4d、6d 遮光膜 3 第2の絶縁層 3a アライメントマーク(第1スルーホール) 4 第2の配線層 4a アライメントマーク(第1配線層) 5 第3の絶縁層 5a アライメントマーク(第2スルーホール) 6 第3の配線層 6a アライメントマーク(第3配線層) 7 第4の絶縁層 7a アライメントマーク(第3スルーホール) 8 第4の配線層 8a アライメントマーク(第4配線層) 9 第5の絶縁層 9a アライメントマーク(第4スルーホール) 10 第5の配線層 11 第6の絶縁層 12 第6の配線層 13 第7の絶縁層 15 第8の絶縁層 16 第8の配線層 17 保護膜 18 予備のアライメントマーク

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配線層と絶縁層とを交互に積層し、各々の
    層の位置合わせを所定のアライメント領域に設けたアラ
    イメントマークを用いて行う多層配線構造の半導体装置
    の製造方法において、 前記配線層を形成するに際し、該配線層直下の前記絶縁
    層に設けたスルーホールが配列されたアライメントマー
    クを用いて位置合わせを行い、 各々の前記絶縁層にスルーホールを形成するに際し、最
    下層の前記配線層に設けたアライメントマークを用いて
    位置合わせを行うことを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  2. 【請求項2】前記配線層を形成するに際し、該配線層直
    上の前記絶縁層に設ける前記アライメントマークの各ス
    ルーホールが形成される位置に、少なくとも前記スルー
    ホール底部の外形より大きい形状の、前記配線層からな
    る下敷きを配設することを特徴とする請求項1記載の半
    導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】前記配線層を形成するに際し、該配線層直
    下の前記絶縁層に設けた前記アライメントマークの各ス
    ルーホール内壁から前記配線層が迫り出して凸部が形成
    されるように、前記配線層のエッチングを行うことを特
    徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置の製造方
    法。
  4. 【請求項4】各々の前記絶縁層に形成する前記アライメ
    ントマークを、前記所定のアライメント領域内の2又は
    3の領域に順次形成し、基板の法線方向から見て、各々
    の領域の前記アライメントマークを相重なるように配置
    することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に
    記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】前記絶縁層がシリコン酸化膜又はポリイミ
    ドからなり、前記配線層を少なくとも3層以上形成す
    る、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の半導体装置
    の製造方法。
  6. 【請求項6】前記アライメントマークをスクライブ線領
    域に設ける、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の半
    導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】配線層と絶縁層とが交互に積層され、所定
    のアライメント領域に設けたアライメントマークを用い
    て各々の層が位置合わせされる多層配線構造の半導体装
    置において、 各々の前記絶縁層にはスルーホールが配列されたアライ
    メントマークを有し、 基板側から数えて2層目以降の前記配線層には、該配線
    層直上の前記絶縁層の位置合わせに用いるアライメント
    マークが形成されていないことを特徴とする半導体装
    置。
  8. 【請求項8】各々の前記絶縁層に形成される前記アライ
    メントマークの各スルーホール下部に、該絶縁層直下の
    前記配線層からなる下敷きを有し、該下敷きが、基板の
    法線方向から見て、少なくとも前記のスルーホール底部
    の外形よりも大きい形状で形成されていることを特徴と
    する請求項7記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】各々の前記絶縁層に形成される前記アライ
    メントマークの各スルーホール上部外縁に、前記絶縁層
    直上の配線層からなり、前記スルーホールから迫り出す
    ように形成された凸部を有することを特徴とする請求項
    7又は8に記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】各々の前記絶縁層に形成する前記アライ
    メントマークが、前記所定のアライメント領域内の2ま
    たは3の領域に順次形成され、基板の法線方向から見
    て、各々の領域の前記アライメントマークが相重なるよ
    うに配置されていることを特徴とする請求項7乃至9の
    いずれか一項に記載の半導体装置。
  11. 【請求項11】前記絶縁層がシリコン酸化膜又はポリイ
    ミドからなり、前記配線層を少なくとも3層以上有する
    請求項7乃至10のいずれか一項に記載の半導体装置。
  12. 【請求項12】前記アライメントマークがスクライブ線
    領域に形成されている、請求項7乃至11のいずれか一
    項に記載の半導体装置。
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