JPH03185750A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
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- JPH03185750A JPH03185750A JP1324475A JP32447589A JPH03185750A JP H03185750 A JPH03185750 A JP H03185750A JP 1324475 A JP1324475 A JP 1324475A JP 32447589 A JP32447589 A JP 32447589A JP H03185750 A JPH03185750 A JP H03185750A
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- semiconductor device
- scribe line
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は半導体装置に係り、特に、良好なスクライブラ
インを形成するための半導体装置の構造に関する。
インを形成するための半導体装置の構造に関する。
(従来の技術)
従来、ウェーハ上に複数個形成された半導体集積回路(
Ic)は、スクライブ工程によって、単体のICチップ
に分離される。スクライブ工程でICチップとして分離
するために、あらかじめ幅約100μ−のスクライブラ
インが各ICを直線的に区切る様に基板面に形成される
。
Ic)は、スクライブ工程によって、単体のICチップ
に分離される。スクライブ工程でICチップとして分離
するために、あらかじめ幅約100μ−のスクライブラ
インが各ICを直線的に区切る様に基板面に形成される
。
このスクライブラインは、IC素子の分離絶縁層や何段
階にも積層される配線層等を分離するための絶縁層等を
フォトエツチング等の手段により除去して得られるもの
で、直接基板面が表面に露出した状態として形成される
ものである。
階にも積層される配線層等を分離するための絶縁層等を
フォトエツチング等の手段により除去して得られるもの
で、直接基板面が表面に露出した状態として形成される
ものである。
第2図は従来のICチップ10の切断前のスクライブラ
イン近傍を示す断面図である。同図において、11は例
えば、シリコン単結晶等の半導体からなる基板であり、
この基板11上に切断前のICチップ10力O複数個形
成されている。12は複数のICチップ10を分離する
ためのスクライブラインであり、各ICチップ10の側
”!! 108間の距fillsがスクライブライン1
2の幅を形成し、その高さhがスクライブライン12の
深さを形成している。
イン近傍を示す断面図である。同図において、11は例
えば、シリコン単結晶等の半導体からなる基板であり、
この基板11上に切断前のICチップ10力O複数個形
成されている。12は複数のICチップ10を分離する
ためのスクライブラインであり、各ICチップ10の側
”!! 108間の距fillsがスクライブライン1
2の幅を形成し、その高さhがスクライブライン12の
深さを形成している。
ICチップ10のスクライブライン12近傍の側壁]O
aは各種絶縁層が積層された状態となっている。
aは各種絶縁層が積層された状態となっている。
すなわち、13はIC素子分離絶縁層、14は第1の配
線層間絶縁層、15は第2の配線層間絶縁層、16は絶
縁物からなる保護層であり、これらの絶縁層13〜16
は、各絶縁層毎に、薄膜形成手段とフォトリソグラフィ
等の手段によって順次積層形成されるものである。また
、各絶縁層の形成工程においては、絶縁層を形成される
毎にスクライブライン12も同時に形成する必要がある
ことから、ICチップ10の側壁10aの高さり。
線層間絶縁層、15は第2の配線層間絶縁層、16は絶
縁物からなる保護層であり、これらの絶縁層13〜16
は、各絶縁層毎に、薄膜形成手段とフォトリソグラフィ
等の手段によって順次積層形成されるものである。また
、各絶縁層の形成工程においては、絶縁層を形成される
毎にスクライブライン12も同時に形成する必要がある
ことから、ICチップ10の側壁10aの高さり。
言いかえるならスクライブライン12の高さは絶縁膜が
形成される毎に高くなるように形成されていた。
形成される毎に高くなるように形成されていた。
(本発明が解決しようとする課題)
上述の様に、スクライブライン12の高さは絶縁膜が形
成される毎に高くなるため、スクライブライン12の底
面上に堆積される図示しない配線層や絶縁層を除去する
に際して、フォトリソグラフィ時に使用されるフォトレ
ジストはスクライブライン12の部分が特に厚い層とし
て形成される結果、露出不足となり、フォトレジストの
残りが生じ、配線層や絶縁層のエツチング残りが生じた
。
成される毎に高くなるため、スクライブライン12の底
面上に堆積される図示しない配線層や絶縁層を除去する
に際して、フォトリソグラフィ時に使用されるフォトレ
ジストはスクライブライン12の部分が特に厚い層とし
て形成される結果、露出不足となり、フォトレジストの
残りが生じ、配線層や絶縁層のエツチング残りが生じた
。
そのため、ICチップを製作する際汚染源となり歩留り
の低下をもたらし、信頼性に欠ける等の問題点があった
。
の低下をもたらし、信頼性に欠ける等の問題点があった
。
(課題を解決するための手段)
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり
、基板上に形成された半導体集積回路と、この回路上に
絶縁層を介して複数の配線層を順次形成してなる半導体
装置において、前記半導体装置の側壁を形成する前記各
絶縁層の端部が、前記半導体装置の内部方向に向って順
次後退する如く一体に接合形成されてなることを特徴と
する半導体装置を提供しようとするものである。
、基板上に形成された半導体集積回路と、この回路上に
絶縁層を介して複数の配線層を順次形成してなる半導体
装置において、前記半導体装置の側壁を形成する前記各
絶縁層の端部が、前記半導体装置の内部方向に向って順
次後退する如く一体に接合形成されてなることを特徴と
する半導体装置を提供しようとするものである。
(実施例)
第1図は本発明になるICチップ20の切断前のスクラ
イブライン近傍を示す断面図であるが、第2図に示す従
来のICチップ10の構成要素と同−構成要素には同一
符号を符し、説明を省略する。
イブライン近傍を示す断面図であるが、第2図に示す従
来のICチップ10の構成要素と同−構成要素には同一
符号を符し、説明を省略する。
同図において21は本発明になるスクライブラインを示
すものである。すなわち、本発明の切断前のIcチップ
20においては、ICチップ20の側壁を形成している
各絶縁層13〜16は、スクライブライン21の基板面
11aから順次dx〜d4の厚さを有し、ICチップ2
0の内部方向に対して、それぞれの端面(郡部)13a
−1eaがt ””−t :aずつ後退し、後退部が
平面となる様に形成されている。従って、隣接するIC
素子20.20の側壁間で形成されるスクライブライン
21の幅は、スクライブラインの基板面11gから上方
に向う程階段状に広がった形状を有している。
すものである。すなわち、本発明の切断前のIcチップ
20においては、ICチップ20の側壁を形成している
各絶縁層13〜16は、スクライブライン21の基板面
11aから順次dx〜d4の厚さを有し、ICチップ2
0の内部方向に対して、それぞれの端面(郡部)13a
−1eaがt ””−t :aずつ後退し、後退部が
平面となる様に形成されている。従って、隣接するIC
素子20.20の側壁間で形成されるスクライブライン
21の幅は、スクライブラインの基板面11gから上方
に向う程階段状に広がった形状を有している。
そのため、例えば、フォトレジスト等、平坦性の良い塗
布剤を回転塗布する場合スクライブライン21の側壁が
階段状に外側に向って広っているため、塗付剤を側壁の
平面部に分散させることが出来、スクライブライン21
上に塗布される塗付剤の最大膜厚を薄く制御することが
可能となる。
布剤を回転塗布する場合スクライブライン21の側壁が
階段状に外側に向って広っているため、塗付剤を側壁の
平面部に分散させることが出来、スクライブライン21
上に塗布される塗付剤の最大膜厚を薄く制御することが
可能となる。
その結果露光不足によるフォトレジスト残り、また、こ
れに伴う配線層、絶縁層のエツチング残りを防ぐことが
出来るものである。
れに伴う配線層、絶縁層のエツチング残りを防ぐことが
出来るものである。
次に本発明の半導体装置の製造方法の1実施例について
述べる。まず、基板上に、図示しない窒化膜を形成し、
フォトリソグラフィ手段により、図示しないIC素子領
域と幅w1を有するスクライブライン21の領域を除く
窒化膜を除去したのち、残りの窒化膜をマスクとして窒
化膜を除去した部分を酸化させ、IC素子の分離絶縁層
13を形成する。そして、IC素子形成領域の窒化膜を
除去後、この領域に既知の素子形成手段により、図示し
ないIC素子群を基板に形成する。その後、スクライブ
ライン領域21の窒化膜をエツチングにより除去するこ
とにより高さd IaiWlからなるスクライブライ
ン12が形成される。
述べる。まず、基板上に、図示しない窒化膜を形成し、
フォトリソグラフィ手段により、図示しないIC素子領
域と幅w1を有するスクライブライン21の領域を除く
窒化膜を除去したのち、残りの窒化膜をマスクとして窒
化膜を除去した部分を酸化させ、IC素子の分離絶縁層
13を形成する。そして、IC素子形成領域の窒化膜を
除去後、この領域に既知の素子形成手段により、図示し
ないIC素子群を基板に形成する。その後、スクライブ
ライン領域21の窒化膜をエツチングにより除去するこ
とにより高さd IaiWlからなるスクライブライ
ン12が形成される。
次に、前記ポリシリコン電極と図示しない第1の配線層
を絶縁するための厚さd2の第1の配線層間絶縁層14
を形成するが、この時、前工程で形成され幅w1のスク
ライブライン21の底面11a上にも当然第1の層間絶
縁14が形成される。
を絶縁するための厚さd2の第1の配線層間絶縁層14
を形成するが、この時、前工程で形成され幅w1のスク
ライブライン21の底面11a上にも当然第1の層間絶
縁14が形成される。
次に、フォトリソグラフィ手段を用いて、第1の配線層
間絶縁層14をエツチングすることにより、図示しない
接続孔と幅w2を有する新しいスクライブライン21を
形成する。この時スクライブラインの幅W は幅w2)
wlとする。また、この時のエツチングによって、幅W
tのスクライブラインの底面11aに堆積された第1の
配線層間絶縁膜14も同時に除去されるから、スクライ
ブライン21は上方に広がった階段状に形成される。
間絶縁層14をエツチングすることにより、図示しない
接続孔と幅w2を有する新しいスクライブライン21を
形成する。この時スクライブラインの幅W は幅w2)
wlとする。また、この時のエツチングによって、幅W
tのスクライブラインの底面11aに堆積された第1の
配線層間絶縁膜14も同時に除去されるから、スクライ
ブライン21は上方に広がった階段状に形成される。
次に、第1の配線層間絶縁層14の上に図示しない第1
の配線層を形成し、同様、リソグラフィを用いたエツチ
ング手段により、配線パターンを形成するが、この時、
スクライブライン12に形成された配線層も除去される
。
の配線層を形成し、同様、リソグラフィを用いたエツチ
ング手段により、配線パターンを形成するが、この時、
スクライブライン12に形成された配線層も除去される
。
次に、図示しない第1の配線パターンとm2の配線層を
絶縁するための第2の配線層間絶縁層15と保護層16
を形成するが、これらの層15゜16に形成されるスク
ライブライン21は前記同様に形成されるため説明は省
略する。
絶縁するための第2の配線層間絶縁層15と保護層16
を形成するが、これらの層15゜16に形成されるスク
ライブライン21は前記同様に形成されるため説明は省
略する。
また、他の実施例として、前記絶縁膜13,14゜15
.16をスピン・オン・グラス(粘度の低い液体ガラス
)法により形成する場合があるが、この1時、スクライ
ブライン21中ににガラスが厚く付着すると、クラック
が発生する等のトラブルが生じるが、本発明によると、
回転塗布膜の厚さを抑制出来るため、クラック発生によ
る素子の破壊やパーティクルの発生を防ぐ効果があり、
幅広い応用が可能である。
.16をスピン・オン・グラス(粘度の低い液体ガラス
)法により形成する場合があるが、この1時、スクライ
ブライン21中ににガラスが厚く付着すると、クラック
が発生する等のトラブルが生じるが、本発明によると、
回転塗布膜の厚さを抑制出来るため、クラック発生によ
る素子の破壊やパーティクルの発生を防ぐ効果があり、
幅広い応用が可能である。
(発明による効果)
上述の様に、本発明によれば基板上に形成された半導体
集積回路と、この回路上に絶縁層を介して複数の配線層
を順次形成してなる半導体装置において、前記半導体装
置の側壁を形成する前記各絶縁層の端部が、前記半導体
装置の内部方向に向って順次後退する如く一体に接合形
成するように形成したため、隣接する半導体集積回路を
分離するためのスクライブラインの側壁を基板面から上
方に向う程階段状に広がった形状とすることが出来、フ
ォトレジスト等の塗布剤を側壁に分散させ薄くすること
が出来るため、露光不足によるレジスト残り、また、こ
れに伴う配線層、絶縁層のエツチング残りを防ぐことが
出来るため、生産性の歩留りが向上すると共に信頼性の
高い半導体装置の堤供をi1能とするものである。
集積回路と、この回路上に絶縁層を介して複数の配線層
を順次形成してなる半導体装置において、前記半導体装
置の側壁を形成する前記各絶縁層の端部が、前記半導体
装置の内部方向に向って順次後退する如く一体に接合形
成するように形成したため、隣接する半導体集積回路を
分離するためのスクライブラインの側壁を基板面から上
方に向う程階段状に広がった形状とすることが出来、フ
ォトレジスト等の塗布剤を側壁に分散させ薄くすること
が出来るため、露光不足によるレジスト残り、また、こ
れに伴う配線層、絶縁層のエツチング残りを防ぐことが
出来るため、生産性の歩留りが向上すると共に信頼性の
高い半導体装置の堤供をi1能とするものである。
第1図は、本発明になるICチップの切断前のスクライ
ブライン近傍を示す断面図、第2図は、従来のICチッ
プ10の切断前のスクライブライン近傍を示す断面図で
ある。 11・・・基板、13・・・IC素子分離絶縁層、14
・・・第1の配線層間絶縁層、 15・・・第2の配線層間絶縁層、16・・・保護層、
20・・・ICチップ、21・・・スクライブライン。 芽Z図
ブライン近傍を示す断面図、第2図は、従来のICチッ
プ10の切断前のスクライブライン近傍を示す断面図で
ある。 11・・・基板、13・・・IC素子分離絶縁層、14
・・・第1の配線層間絶縁層、 15・・・第2の配線層間絶縁層、16・・・保護層、
20・・・ICチップ、21・・・スクライブライン。 芽Z図
Claims (2)
- (1)基板上に形成された半導体集積回路と、この回路
上に絶縁層を介して複数の配線層を順次形成してなる半
導体装置において、前記半導体装置の側壁を形成する前
記各絶縁層の端部が、前記半導体装置の内部方向に向っ
て順次後退する如く一体に接合形成されてなることを特
徴とする半導体装置。 - (2)基板上に形成された複数の半導体集積回路を分離
するためのスクライブラインの側壁を、半導体装置の側
壁と一致さるように形成したことを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1324475A JPH03185750A (ja) | 1989-12-14 | 1989-12-14 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1324475A JPH03185750A (ja) | 1989-12-14 | 1989-12-14 | 半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03185750A true JPH03185750A (ja) | 1991-08-13 |
Family
ID=18166221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1324475A Pending JPH03185750A (ja) | 1989-12-14 | 1989-12-14 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03185750A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4220721A1 (de) * | 1991-06-27 | 1993-01-14 | Samsung Electronics Co Ltd | Halbleiterwafer |
WO2012157287A1 (ja) * | 2011-05-19 | 2012-11-22 | パナソニック株式会社 | 半導体チップの製造方法 |
-
1989
- 1989-12-14 JP JP1324475A patent/JPH03185750A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4220721A1 (de) * | 1991-06-27 | 1993-01-14 | Samsung Electronics Co Ltd | Halbleiterwafer |
JPH06204401A (ja) * | 1991-06-27 | 1994-07-22 | Samsung Electron Co Ltd | 半導体ウェーハ |
WO2012157287A1 (ja) * | 2011-05-19 | 2012-11-22 | パナソニック株式会社 | 半導体チップの製造方法 |
JP2012243945A (ja) * | 2011-05-19 | 2012-12-10 | Panasonic Corp | 半導体チップの製造方法 |
US9076859B2 (en) | 2011-05-19 | 2015-07-07 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Method of manufacturing semiconductor chips |
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