JP2001176975A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JP2001176975A
JP2001176975A JP35876099A JP35876099A JP2001176975A JP 2001176975 A JP2001176975 A JP 2001176975A JP 35876099 A JP35876099 A JP 35876099A JP 35876099 A JP35876099 A JP 35876099A JP 2001176975 A JP2001176975 A JP 2001176975A
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Takahiro Nagai
享浩 永井
Tomoharu Mametani
智治 豆谷
Yoji Nakada
洋治 中田
Shigenori Kido
成範 城戸
Takeshi Kishida
健 岸田
Akinori Kinugasa
彰則 衣笠
Hiroaki Nishimura
浩明 西村
Jiro Matsufusa
次郎 松房
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄い絶縁膜による小面積の電気ヒューズと、
その製造方法を提供する 【解決手段】 半導体基板1に形成された活性領域5
と、半導体基板1に形成され、活性領域5を分離する分
離領域2と、活性領域5にゲート酸化膜7A、7Bを介
して形成されたゲート6A、6Bとを備え、ゲート酸化
膜7A、7Bを電気ヒューズとして作用させるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置、特
に電気ヒューズを備えた半導体装置及びその製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、メモリーデバイス等の半導体装置
の製造工程において、ウェハ段階でのテストとして、メ
タル配線等に外部からレーザを照射して所定の部分を切
断し、配線オープンとしたり、チップ内の所定の層間膜
に電圧を印加して電気的に破壊し、配線ショートさせて
電気ヒューズとして機能させることにより、不良の救済
や電圧調整をすることが行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
レーザ照射による場合は、レーザ照射対象であるメタル
配線等がレーザで照射できる状態であることが必要であ
るため、ウェハ段階でしか適用できず、チップ化した後
には適用できないという問題があった。また、レーザ照
射時に、照射位置の近辺にある回路にダメージを与える
ため、ヒューズ部の近くや下側に回路を配置することが
できず、従って、チップレイアウトが難しいという問題
点もあった。更に、何らかの原因で照射位置にミスが発
生した場合には、周辺回路の破壊等、非常に大きな被害
となり、デバイスの救済が不可能となることが多い、な
どの問題があった。また、電圧印加による場合は、チッ
プアセンブリ後でも適用することができ、しかも、ヒュ
ーズ部の近辺に与えるダメージが少ないので、ヒューズ
部の上下に回路を配置することができ、チップレイアウ
トが楽になるという利点があるが、チップ内にて発生で
きる電圧は限られているため、確実に層間膜を破壊する
ためには、電圧印加用ヒューズの面積を広くする必要が
あり、チップの小型化に適さないという問題点があっ
た。
【0004】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、利点の多い電圧印加による電
気ヒューズトリミングが実施できるようにするため、非
常に薄い膜でヒューズを形成する半導体装置と、トラン
ジスタトレンチ方式分離LOCOS作成プロセスを利用
して狭い面積で電気ヒューズあるいはキャパシタを作成
することのできる製造方法を提供しようとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体装
置は、最近のデバイストランジスタにおけるデュアルゲ
ート等の複数の酸化膜使用により、ゲート酸化膜が非常
に薄膜化されていることに着目してなされたもので、半
導体基板に形成された活性領域と、半導体基板に形成さ
れ、活性領域を分離する分離領域と、活性領域にゲート
酸化膜を介して形成されたゲートとを備え、ゲート酸化
膜を電気ヒューズとして作用させるようにしたものであ
る。
【0006】この発明に係る半導体装置は、また、半導
体基板に形成された活性領域と、半導体基板に形成さ
れ、活性領域を分離する分離領域と、活性領域に厚さの
異なるゲート酸化膜を介して設けられた複数個のゲート
とを備え、各ゲート酸化膜のうち、厚さの薄いゲート酸
化膜を電気ヒューズとして作用させるようにしたもので
ある。
【0007】この発明に係る半導体装置の製造方法は、
半導体基板に形成された活性領域と、半導体基板に形成
され、活性領域を分離する分離領域と、活性領域に厚さ
の異なるゲート酸化膜を介して設けられた複数個のゲー
トとを備えた半導体装置において、厚いゲート酸化膜上
に設けられたゲートへの付与電圧を薄いゲート酸化膜上
に設けられたゲートに印加して薄いゲート酸化膜を破壊
し、電気ヒューズとして作用させるようにしたものであ
る。
【0008】この発明に係る半導体装置の製造方法は、
また、半導体基板の主面にSiN層またはSiNとポリ
シリコンとの複合層を形成する工程、SiN層または複
合層と半導体基板をエッチングして活性領域を分離する
第1のトレンチと、活性領域より広い活性領域を分離す
る第2のトレンチと、電気ヒューズ部を構成する第3の
トレンチとを形成する工程、各トレンチ内及び各活性領
域の上部に絶縁膜を形成する工程、写真製版により広い
活性領域と第3のトレンチ内部の絶縁膜をそれぞれ除去
する工程、CMPによりSiN層または複合層より突出
している絶縁膜を研磨除去する工程、SiN層または複
合層を除去すると共に、各活性領域の上面及び第3のト
レンチの各内表面にゲート酸化膜を形成する工程、第1
及び第2のトレンチの上面及びゲート酸化膜の上面にト
ランスファーゲートを形成する工程を有し、第3のトレ
ンチのゲート酸化膜を電気ヒューズとして作用させるよ
うにしたものである。
【0009】この発明に係る半導体装置の製造方法は、
また、半導体基板の主面にSiN層またはSiNとポリ
シリコンとの複合層を形成する工程、SiN層または複
合層と半導体基板をエッチングして活性領域を分離する
第1のトレンチと、活性領域より広い活性領域を分離す
る第2のトレンチと、キャパシタ部を構成する第3のト
レンチとを形成する工程、各トレンチ内及び各活性領域
の上部に絶縁膜を形成する工程、写真製版により広い活
性領域と第3のトレンチ内部の絶縁膜をそれぞれ除去す
る工程、CMPによりSiN層または複合層より突出し
ている絶縁膜を研磨除去する工程、SiN層または複合
層を除去すると共に、各活性領域の上面及び第3のトレ
ンチの各内表面にゲート酸化膜を形成する工程、第1及
び第2のトレンチの上面及びゲート酸化膜の上面にトラ
ンスファーゲートを形成する工程を有し、第3のトレン
チのゲート酸化膜をキャパシタ形成用の誘電体とするよ
うにしたものである。
【0010】この発明に係る半導体装置の製造方法は、
また、第3のトレンチを所定の間隔で複数個形成し、ゲ
ート酸化膜を第3のトレンチの各内表面に沿って形成す
るようにしたものである。
【0011】この発明に係る半導体装置の製造方法は、
また、複数個形成された第3のトレンチの少なくとも1
個にCMPによる削り過ぎ防止用の絶縁膜を埋め込むも
のである。
【0012】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1について説明する。図1は、実施の形態1
を説明するためのトレンチ分離のデュアルゲートトラン
ジスタの概略構成図である。この図において、1は半導
体基板、2は半導体基板に設けられたトレンチによる分
離領域で、トレンチ3及びトレンチ内に埋め込まれた絶
縁膜4で構成されている。5は活性領域、6Aは第1の
ゲート電極で、比較的厚いゲート酸化膜7Aを介して活
性領域5に装着されている。また、6Bは第2のゲート
電極で、非常に薄いゲート酸化膜7Bを介して活性領域
5に装着されている。厚いゲート酸化膜の第1のゲート
電極6Aには、第2のゲート電極6Bより高い電位が与
えられ、周知のデュアルゲートとして動作する。
【0013】この実施の形態は、非常に薄い絶縁膜であ
るゲート酸化膜7Bをヒューズとして使用することを特
徴とする。薄い絶縁膜は、電圧の印加によって破壊し易
いため、チップとの接合面積を小さくしても電気ヒュー
ズトリミングを効果的に実施することができる。従っ
て、上述した電気ヒューズトリミングの利点を全て享受
することができるものである。また、ヒューズをゲート
酸化膜で形成するようにすると、ヒューズの使用が一般
的でない、ASIC等の非メモリーデバイスにおいて
も、そのデバイスで使用されているゲート酸化膜の一部
を流用することにより、ヒューズを使用することができ
る。更に、薄いゲート酸化膜は、キャパシターの誘電体
としても利用することが可能である。
【0014】図1のデュアルゲート構造のデバイスにお
いて、薄いゲート酸化膜7Bをヒューズとして使用する
場合には、厚いゲート酸化膜の第1のゲート電極6Aに
与えている高い電位を第2のゲート電極6Bに与えるこ
とによって薄いゲート酸化膜7Bをブレイクダウンさ
せ、第2のゲート電極6Bと半導体基板1間をショート
させて利用する。
【0015】実施の形態2.次に、この発明の実施の形
態2を図にもとづいて説明する。この実施の形態は、ゲ
ート酸化膜を含む半導体装置の製造方法を提供するもの
で、トランジスタトレンチ方式分離LOCOS作成プロ
セスを利用する点に特徴がある。図2〜図8は、実施の
形態2の製造プロセスを示す断面図である。これらの図
は、この発明の特徴を分かり易くするため、半導体装置
のうち、メモリセルの部分(A)と、広い活性領域を有
する周辺回路部分(B)と、電気ヒューズ部またはキャ
パシタ部あるいは写真製版用マーク部を構成する部分
(C)とを抽出して並べた形になっており、その他の部
分は省略されている。
【0016】以下、順を追ってプロセスを説明する。先
ず、図2に示すように、半導体基板10の主面にSiN
またはSiNとポリシリコンとからなる層11を後述す
るエッチングストッパとして(A)(B)(C)の全部
分に形成する。以下は、11をSiN層として説明す
る。次に、フィールドの写真製版をした後、図3に示す
ように、分離LOCOSを形成するトレンチ12をエッ
チングによって(A)(B)(C)の各部分にそれぞれ
複数個形成する。続いて、図4に示すように、各トレン
チ内に絶縁膜であるSiO2 層13を堆積させる。この
時、SiO2 層の堆積厚さを例えば5000Åとし、ト
レンチ12の深さを3000Åとすると、(A)の部分
ではトレンチ深さY=3000Å、半導体基板10上の
堆積厚さX=2000Åとなり、(C)の部分でもほぼ
同じとなるが、(B)の部分では活性領域14が広く、
即ちトレンチ12の形成されていない領域が広いため、
(B)の部分での活性領域14の上方では堆積厚さであ
る5000Åが総てSiN層11の上に堆積される形と
なって、この部分のみ、図示のように高くなる。
【0017】次の工程で、CMPによってSiN層11
から上の部分のSiO2 層を削り取り、平らにすること
になるが、(A)の部分と(C)の部分でSiN層11
の表面までSiO2 層13を削り取っても、(B)の部
分の活性領域14の上方のみSiO2 層13が残ること
になるため、これを解消する目的で図4の状態に続いて
プリエッチを行なう。これは図4における(B)の部分
の活性領域14上に堆積した5000ÅのSiO2 層1
3をCMP研磨の前にエッチングによって除去しようと
するものである。この実施の形態の特徴は、このプリエ
ッチの工程で(C)の部分のトレンチ内のSiO2 層を
総て除去する点にある。
【0018】即ち、図5に示すように、SiO2 層13
上にレジスト膜15を施し、写真製版によって(B)の
部分の活性領域14の上部と、(C)の部分のレジスト
膜を除去し、その後、エッチングによって同部分のSi
2 層13を除去する。(B)の部分の活性領域14上
のSiO2 層13の堆積厚さは5000Åであり、
(C)の部分の堆積厚さもトレンチ内のYと、その上部
のXとを合わせて5000Åであるため、(B)の部分
の活性領域14上のSiO2 層のエッチングがエッチン
グストッパであるSiN層11に達した時、(C)の部
分のSiO2層13はXとYとを合わせて総て除去され
ることになる。なお、(B)の部分のプリエッチを行な
わずに、写真製版用マーク部のSiO 2 層のみを除去す
ることもある。この状態でレジスト膜15を除去した
後、図6に示すように、SiN層11から上の部分のS
iO2 層をCMPによって研磨除去する。
【0019】次いで、図7に示すように、SiN層11
を除去した後、図8に示すように、ゲート酸化膜として
のSiO2 膜16を形成し、その上部にトランスファー
ゲート17を形成する。ゲート酸化膜16とトランスフ
ァーゲート17は、(C)の部分ではトレンチ12の内
表面に沿って形成されるため、半導体基板の主面からみ
た面積は小さいがトランスファーゲート17と半導体基
板10との対向面積は大きくなる。(C)の部分におけ
るトレンチは、必要に応じて複数個設け、トレンチの繰
り返しパターンによって表面積を大きくすることができ
る。(C)の部分を電気ヒューズとして使用する場合に
は、半導体基板10とトランスファーゲート17との間
に高電界をかけてゲート酸化膜16をブレイクダウンさ
せ、トランスファーゲート17と半導体基板10間をシ
ョートさせて利用する。(C)の部分をキャパシタとし
て使用する場合には、半導体基板10とトランスファー
ゲート17との間をショートさせずに、ゲート酸化膜1
6をキャパシタの誘電体として利用する。
【0020】実施の形態3.次に、この発明の実施の形
態3を図にもとづいて説明する。図9は、図2〜図8に
おける(C)の部分の概略斜視図で、実施の形態3を適
用した構成を示している。この図において、図2〜図8
と同一または相当部分には同一符号を付して説明を省略
する。図2〜図8と異なる点は、トレンチの1個に、C
MPによる削り過ぎ防止用の絶縁膜を埋め込んだ点であ
る。即ち、18はトレンチの1個に埋め込まれた絶縁膜
で、上述したCMPによる研磨工程において、削り過ぎ
を防止するためのストッパとして作用するものである。
このストッパは、(C)の部分に形成されるトレンチの
総数に応じて複数のトレンチに設けることもある。設け
方も、隣接するトレンチに設けてもよいし、適宜の間隔
をあけて設けてもよい。
【0021】
【発明の効果】この発明に係る半導体装置は、半導体基
板に形成された活性領域と、半導体基板に形成され、活
性領域を分離する分離領域と、活性領域にゲート酸化膜
を介して形成されたゲートとを備え、ゲート酸化膜を電
気ヒューズとして作用させるようにしたため、薄い膜を
使用して小さい面積で電気ヒューズを作成することがで
き、電気ヒューズトリミングを採用することが可能とな
る。
【0022】この発明に係る半導体装置は、また、半導
体基板に形成された活性領域と、半導体基板に形成さ
れ、活性領域を分離する分離領域と、活性領域に厚さの
異なるゲート酸化膜を介して設けられた複数個のゲート
とを備え、各ゲート酸化膜のうち、厚さの薄いゲート酸
化膜を電気ヒューズとして作用させるようにしたため、
絶縁膜の破壊が容易となるものである。
【0023】この発明に係る半導体装置の製造方法は、
厚さの異なるゲート酸化膜を介して複数個のゲートを設
けている半導体装置において、厚いゲート酸化膜上に設
けられたゲートへの付与電圧を薄いゲート酸化膜上に設
けられたゲートに印加して薄いゲート酸化膜を破壊し、
電気ヒューズとして作用させるようにしたため、ゲート
酸化膜の破壊が容易となり、電気ヒューズの作成が容易
となる。
【0024】この発明に係る半導体装置の製造方法は、
また、電気ヒューズまたはキャパシタの形成にトランジ
スタトレンチ方式分離LOCOS作成プロセスを利用し
たため、特別な工程を追加することなく、電気ヒューズ
またはキャパシタを形成することができる。
【0025】この発明に係る半導体装置の製造方法は、
また、電気ヒューズまたはキャパシタ形成用のゲート酸
化膜を、所定の間隔で複数個形成したトレンチの内表面
に沿って設けるようにしたため、半導体基板の主面から
みたゲート酸化膜形成部分の面積は小さいが、ゲート酸
化膜の面積は大きくすることができる。
【0026】この発明に係る半導体装置の製造方法は、
また、電気ヒューズまたはキャパシタ形成用として設け
られた複数個のトレンチのうち、少なくとも1個にCM
Pによる削り過ぎ防止用の絶縁膜を埋め込んだため、C
MPによる研磨を的確に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の構成を示す概略図
である。
【図2】 この発明の実施の形態2の製造プロセスのう
ち、半導体基板へのSiN層の形成工程を示す断面図で
ある。
【図3】 この発明の実施の形態2の製造プロセスのう
ち、トレンチ形成工程を示す断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態2の製造プロセスのう
ち、トレンチ内への絶縁膜堆積工程を示す断面図であ
る。
【図5】 この発明の実施の形態2の製造プロセスのう
ち、プリエッチ工程を示す断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態2の製造プロセスのう
ち、CMPによる研磨、除去工程を示す断面図である。
【図7】 この発明の実施の形態2の製造プロセスのう
ち、SiN層の除去工程を示す断面図である。
【図8】 この発明の実施の形態2の製造プロセスのう
ち、ゲート酸化膜とトランスファーゲート形成工程を示
す断面図である。
【図9】 この発明の実施の形態3の構成を示す概略斜
視図である。
【符号の説明】
1、10 半導体基板、 2 分離領域、 3、1
2 トレンチ、4、13、18 絶縁膜、 5、14
活性領域、6A、6B ゲート電極、 7A、7
B、16 ゲート酸化膜、11 SiN膜、 15
レジスト膜、 17 トランスファーゲート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中田 洋治 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 城戸 成範 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 岸田 健 兵庫県伊丹市東有岡4丁目42−8 株式会 社エルテック内 (72)発明者 衣笠 彰則 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 西村 浩明 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 松房 次郎 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5F038 AC10 AC15 AV15 EZ20 5F064 FF02 FF08 FF27 FF29 FF34 FF46

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板に形成された活性領域と、上
    記半導体基板に形成され、上記活性領域を分離する分離
    領域と、上記活性領域にゲート酸化膜を介して形成され
    たゲートとを備え、上記ゲート酸化膜を電気ヒューズと
    して作用させることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 半導体基板に形成された活性領域と、上
    記半導体基板に形成され、上記活性領域を分離する分離
    領域と、上記活性領域に厚さの異なるゲート酸化膜を介
    して設けられた複数個のゲートとを備え、上記各ゲート
    酸化膜のうち、厚さの薄いゲート酸化膜を電気ヒューズ
    として作用させることを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 半導体基板に形成された活性領域と、上
    記半導体基板に形成され、上記活性領域を分離する分離
    領域と、上記活性領域に厚さの異なるゲート酸化膜を介
    して設けられた複数個のゲートとを備えた半導体装置に
    おいて、厚いゲート酸化膜上に設けられたゲートへの付
    与電圧を薄いゲート酸化膜上に設けられたゲートに印加
    して薄いゲート酸化膜を破壊し、電気ヒューズとして作
    用させることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 半導体基板の主面にSiN層またはSi
    Nとポリシリコンとの複合層を形成する工程、上記Si
    N層または複合層と上記半導体基板をエッチングして活
    性領域を分離する第1のトレンチと、上記活性領域より
    広い活性領域を分離する第2のトレンチと、電気ヒュー
    ズ部を構成する第3のトレンチとを形成する工程、上記
    各トレンチ内及び各活性領域の上部に絶縁膜を形成する
    工程、写真製版により上記広い活性領域と第3のトレン
    チ内部の絶縁膜をそれぞれ除去する工程、CMPにより
    上記SiN層または複合層より突出している絶縁膜を研
    磨除去する工程、上記SiN層または複合層を除去する
    と共に、上記各活性領域の上面及び第3のトレンチの各
    内表面にゲート酸化膜を形成する工程、第1及び第2の
    トレンチの上面及び上記ゲート酸化膜の上面にトランス
    ファーゲートを形成する工程を有し、上記第3のトレン
    チのゲート酸化膜を電気ヒューズとして作用させること
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 半導体基板の主面にSiN層またはSi
    Nとポリシリコンとの複合層を形成する工程、上記Si
    N層または複合層と上記半導体基板をエッチングして活
    性領域を分離する第1のトレンチと、上記活性領域より
    広い活性領域を分離する第2のトレンチと、キャパシタ
    部を構成する第3のトレンチとを形成する工程、上記各
    トレンチ内及び各活性領域の上部に絶縁膜を形成する工
    程、写真製版により上記広い活性領域と第3のトレンチ
    内部の絶縁膜をそれぞれ除去する工程、CMPにより上
    記SiN層または複合層より突出している絶縁膜を研磨
    除去する工程、上記SiN層または複合層を除去すると
    共に、上記各活性領域の上面及び第3のトレンチの各内
    表面にゲート酸化膜を形成する工程、第1及び第2のト
    レンチの上面及び上記ゲート酸化膜の上面にトランスフ
    ァーゲートを形成する工程を有し、上記第3のトレンチ
    のゲート酸化膜をキャパシタ形成用の誘電体とすること
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 第3のトレンチを所定の間隔で複数個形
    成し、ゲート酸化膜を第3のトレンチの各内表面に沿っ
    て形成するようにしたことを特徴とする請求項4または
    請求項5記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 複数個形成された第3のトレンチの少な
    くとも1個にCMPによる削り過ぎ防止用の絶縁膜を埋
    め込むことを特徴とする請求項6記載の半導体装置の製
    造方法。
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