JP2553150B2 - 細胞中へ微量注射、ないしは個々の細胞から吸引または細胞培養から全細胞を吸引する方法および作業ステーション - Google Patents
細胞中へ微量注射、ないしは個々の細胞から吸引または細胞培養から全細胞を吸引する方法および作業ステーションInfo
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、細胞中へ微量注射するか、ないしは個々の
細胞から吸引するかまたは細胞培養から全細胞を吸引す
るため、その場合顕微鏡下に接続されたテレビカメラで
観測された細胞に相対的に毛管が位置決めされる方法お
よびこの方法を実施する装置に関する。
細胞から吸引するかまたは細胞培養から全細胞を吸引す
るため、その場合顕微鏡下に接続されたテレビカメラで
観測された細胞に相対的に毛管が位置決めされる方法お
よびこの方法を実施する装置に関する。
従来の技術 生物学的研究並びに遺伝子工学では、生細胞中への物
質の装入が重要な役割を果す。これには1連の種々の方
法がある:従って例えば、搬入すべき物質が差当り細胞
を包囲する媒体中へ装入されることがある。ところで物
質が細胞中へ入ることができるため、細胞膜が浸透され
なければならない。このことが、無照準の機械的、電気
的または化学的刺激によるか、または細胞に集束された
レーザ光により行なわれることができる。
質の装入が重要な役割を果す。これには1連の種々の方
法がある:従って例えば、搬入すべき物質が差当り細胞
を包囲する媒体中へ装入されることがある。ところで物
質が細胞中へ入ることができるため、細胞膜が浸透され
なければならない。このことが、無照準の機械的、電気
的または化学的刺激によるか、または細胞に集束された
レーザ光により行なわれることができる。
これら全ての方法は、細胞中へ装入されるべき物質が
大部分包囲媒体中に残存するという欠点を有する。とり
わけ前述の方法によれば、物質を照準的に細胞の核中へ
装入することが不可能である。従って開発されたのは、
物質が、終端部が微細な尖端に延長されたガラス毛管を
使用し、直接に個々の細胞または細胞核中へ注射される
ことのできる方法である。
大部分包囲媒体中に残存するという欠点を有する。とり
わけ前述の方法によれば、物質を照準的に細胞の核中へ
装入することが不可能である。従って開発されたのは、
物質が、終端部が微細な尖端に延長されたガラス毛管を
使用し、直接に個々の細胞または細胞核中へ注射される
ことのできる方法である。
従って例えば、カール・ツアイス社(Firma Carl Zei
ss)のカタログ“アルバイツプラッツ・ツア・ミクロイ
ンジェクツイオーン・イン・レーベンデ・ツエレン”
〔Arbeitsplatz zur Mikroinjektion in lebende Zelle
n,刊行物Nr.W41-131−d(XI86)〕からは、倒立顕微鏡
をベースとし、そのステージに、光軸に対し斜めに整列
されたガラス毛管が微動マニピュレータを介し固定され
た装置が記載されている。この毛管が、微動マニピュレ
ータを使用し3軸で照準されて、顕微鏡のステージに配
置された培養容器中で移動されることができる。顕微鏡
下に可視的に観測される細胞中へ注射するため、以下の
工程が実施されなければならない: 差当り、毛管尖端が大体において対物レンズの視野へ
入れられる必要がある。引続き、毛管の尖端が微動マニ
ピュレータ(x,y)の運動により関連する細胞上に位置
決めされる。引続き、z方向への、すなわち顕微鏡の光
軸に平行な運動により、毛管尖端が細胞中へ入れられ、
注射装置が作動され、かつ毛管が、十分に物質が細胞中
へ入った後に再び押上げられる。この場合、注射が毛管
の軸方向に行なわれない。
ss)のカタログ“アルバイツプラッツ・ツア・ミクロイ
ンジェクツイオーン・イン・レーベンデ・ツエレン”
〔Arbeitsplatz zur Mikroinjektion in lebende Zelle
n,刊行物Nr.W41-131−d(XI86)〕からは、倒立顕微鏡
をベースとし、そのステージに、光軸に対し斜めに整列
されたガラス毛管が微動マニピュレータを介し固定され
た装置が記載されている。この毛管が、微動マニピュレ
ータを使用し3軸で照準されて、顕微鏡のステージに配
置された培養容器中で移動されることができる。顕微鏡
下に可視的に観測される細胞中へ注射するため、以下の
工程が実施されなければならない: 差当り、毛管尖端が大体において対物レンズの視野へ
入れられる必要がある。引続き、毛管の尖端が微動マニ
ピュレータ(x,y)の運動により関連する細胞上に位置
決めされる。引続き、z方向への、すなわち顕微鏡の光
軸に平行な運動により、毛管尖端が細胞中へ入れられ、
注射装置が作動され、かつ毛管が、十分に物質が細胞中
へ入った後に再び押上げられる。この場合、注射が毛管
の軸方向に行なわれない。
前述の純手動的方法は、正確に連続的に実施すべき多
数の独立工程を必要とし、その場合細胞に正確に命中
し、かつとくに毛管が極端に沈下せずかつ従って折損し
ないため若干の経験が必要である。さらに、細胞中への
穿刺が毛管の軸方向に行なわれず、その結果細胞膜が注
射工程により相対的に著るしく損傷される。
数の独立工程を必要とし、その場合細胞に正確に命中
し、かつとくに毛管が極端に沈下せずかつ従って折損し
ないため若干の経験が必要である。さらに、細胞中への
穿刺が毛管の軸方向に行なわれず、その結果細胞膜が注
射工程により相対的に著るしく損傷される。
西ドイツ国公開特許明細書第3511700号から公知の他
の注射装置は、垂直方向に配置されかつ倒立顕微鏡のフ
ォーカシング作動に連動された毛管を有する。この装置
の場合、毛管は、毛管の顕微鏡焦点深度範囲内の運動が
細胞への穿刺を生じるように、はじめにまずz方向に調
整される必要がある。引続き、注射されるべき細胞が物
体案内装置を使用し、不正確に検出可能であるにすぎな
い毛管尖端下へ移動される。その後に、毛管がフォーカ
シング駆動装置を使用し降下され、その場合これが軸方
向に細胞中へ侵入することにより、実際の注射工程が実
施され;注射の行なわれた後、毛管が再び押上げられ
る。
の注射装置は、垂直方向に配置されかつ倒立顕微鏡のフ
ォーカシング作動に連動された毛管を有する。この装置
の場合、毛管は、毛管の顕微鏡焦点深度範囲内の運動が
細胞への穿刺を生じるように、はじめにまずz方向に調
整される必要がある。引続き、注射されるべき細胞が物
体案内装置を使用し、不正確に検出可能であるにすぎな
い毛管尖端下へ移動される。その後に、毛管がフォーカ
シング駆動装置を使用し降下され、その場合これが軸方
向に細胞中へ侵入することにより、実際の注射工程が実
施され;注射の行なわれた後、毛管が再び押上げられ
る。
この装置の場合、毛管尖端は、容器底面に達した際に
折損または少なくとも栓塞する惧れがとくに大である、
それというのも毛管尖端が容器底面に垂直に当るからで
ある。さらに、すでに注射された細胞に関する全体的状
況が極めて容易に失なわれる、それというのも顕微鏡の
ステージがそれぞれの注射に際し移動され、それにより
視野が連続的に変るからである。
折損または少なくとも栓塞する惧れがとくに大である、
それというのも毛管尖端が容器底面に垂直に当るからで
ある。さらに、すでに注射された細胞に関する全体的状
況が極めて容易に失なわれる、それというのも顕微鏡の
ステージがそれぞれの注射に際し移動され、それにより
視野が連続的に変るからである。
この全ての結果として、公知の手動による細胞注射装
置を使用し熟練者でさえ毎時約300個以上の細胞に注射
することができない。
置を使用し熟練者でさえ毎時約300個以上の細胞に注射
することができない。
さらに公知であるのが、細胞からの液体の吸引、また
は細胞培養からの全細胞の吸引を備えた微生物学的方法
である。またこの場合、1つの毛管が細胞中へ穿刺され
るか、ないしは毛管が吸引すべき細胞に位置決めされ
る。原則としてこの方法の場合、前述に注射の例で記載
したと同じ作業工程が進行し、かつ作業速度の点で同じ
制限が存在する。
は細胞培養からの全細胞の吸引を備えた微生物学的方法
である。またこの場合、1つの毛管が細胞中へ穿刺され
るか、ないしは毛管が吸引すべき細胞に位置決めされ
る。原則としてこの方法の場合、前述に注射の例で記載
したと同じ作業工程が進行し、かつ作業速度の点で同じ
制限が存在する。
発明が解決しようとする課題 本発明の課題は、細胞に注射するか、ないしは個々の
細胞から吸引するか、または細胞培養から全細胞を吸引
するための、公知の装置よりも迅速かつ確実な作業を許
容する装置をつくり出すことである。
細胞から吸引するか、または細胞培養から全細胞を吸引
するための、公知の装置よりも迅速かつ確実な作業を許
容する装置をつくり出すことである。
課題を解決するための手段 本発明によればこの課題が、前述の方法において、 −テレビ画像にマーカーが重ねられ、 −マーカーが、画像およびマーカー間の相対運動によ
り、注射すべき細胞にテレビ画像中で位置決めされ、か
つ標識された細胞の画像座標がコンピュータに記憶さ
れ、 −この画像座標が、コンピュータにより毛管ないしは細
胞キヤリヤの位置決め装置の物体座標へ換算され、 −かつ引続き、毛管が、それぞれの細胞に相対的に、計
算された物体座標へコンピュータ制御により位置決めさ
れることにより、選択された細胞中へ注射されるかない
しはこれら細胞から吸引され、注射−または吸引工程後
に、処理された細胞の座標が識別記号と一緒に、並びに
基準標線の座標が永久的に記憶されることを特徴とする
方法により解決される。
り、注射すべき細胞にテレビ画像中で位置決めされ、か
つ標識された細胞の画像座標がコンピュータに記憶さ
れ、 −この画像座標が、コンピュータにより毛管ないしは細
胞キヤリヤの位置決め装置の物体座標へ換算され、 −かつ引続き、毛管が、それぞれの細胞に相対的に、計
算された物体座標へコンピュータ制御により位置決めさ
れることにより、選択された細胞中へ注射されるかない
しはこれら細胞から吸引され、注射−または吸引工程後
に、処理された細胞の座標が識別記号と一緒に、並びに
基準標線の座標が永久的に記憶されることを特徴とする
方法により解決される。
本発明による方法において、コンピュータが、位置決
め、および毛管の細胞への穿刺を制御する。この制限的
な運動工程が今度は自動的に行なわれるので、大きい作
業速度が得られることができ、かつ毛管が誤操作により
折損するという惧れが著るしく低減される。オペレータ
は、さらに注射または吸引すべき細胞をモニター像中で
標識する必要があるにすぎない。本発明を有利に発展さ
せた場合、この工程を、特定種類の細胞または特定成育
状態の細胞をその幾何学的形状で自動的に検出する像解
析装置により実施することさえ可能である。
め、および毛管の細胞への穿刺を制御する。この制限的
な運動工程が今度は自動的に行なわれるので、大きい作
業速度が得られることができ、かつ毛管が誤操作により
折損するという惧れが著るしく低減される。オペレータ
は、さらに注射または吸引すべき細胞をモニター像中で
標識する必要があるにすぎない。本発明を有利に発展さ
せた場合、この工程を、特定種類の細胞または特定成育
状態の細胞をその幾何学的形状で自動的に検出する像解
析装置により実施することさえ可能である。
本発明による方法は、細胞中への一定深さの穿刺運動
を保証し、かつ従って細胞損傷の種類と程度の点で、従
来の手動により制御される方法よりも再現可能な結果が
得られる。さらに、毛管の細胞中の滞在時間およびそれ
とともに注射または吸引容積が極めて正確に予定可能お
よび再現可能である。
を保証し、かつ従って細胞損傷の種類と程度の点で、従
来の手動により制御される方法よりも再現可能な結果が
得られる。さらに、毛管の細胞中の滞在時間およびそれ
とともに注射または吸引容積が極めて正確に予定可能お
よび再現可能である。
さらにコンピュータを使用し、すでに処理された全て
の細胞の座標を記憶することが可能である。これにより
使用者が、すでに処理した細胞およびその数を不断に知
ることができる。またこの場合可能であるが、不断に工
程を中断しかつその後の時点で正確に同じ位置から継続
することである。さらに、例えば注射の効果が、注射さ
れた細胞、および注射されなかった細胞の成育を比較す
ることにより長期間にわたり検査されることができる。
有利にこの方法は、細胞が基準標線の設けられた容器中
に配置され、かつ注射された細胞の座標が基準標線の座
標と一緒に記憶されることにより達成され、その結果個
々の細胞の確実な再発見がサンプル容器を交換した後も
保証される。
の細胞の座標を記憶することが可能である。これにより
使用者が、すでに処理した細胞およびその数を不断に知
ることができる。またこの場合可能であるが、不断に工
程を中断しかつその後の時点で正確に同じ位置から継続
することである。さらに、例えば注射の効果が、注射さ
れた細胞、および注射されなかった細胞の成育を比較す
ることにより長期間にわたり検査されることができる。
有利にこの方法は、細胞が基準標線の設けられた容器中
に配置され、かつ注射された細胞の座標が基準標線の座
標と一緒に記憶されることにより達成され、その結果個
々の細胞の確実な再発見がサンプル容器を交換した後も
保証される。
毛管を軸方向に穿刺運動させるため、固有の駆動装置
が備えられることができる。しかしながら、コンピュー
タが、手動制御の場合は殆んど不可能であるような方法
で多数の運動を相互に調整するので、この毛管方向への
穿刺運動が、別個の駆動装置を毛管の軸方向に備える必
要なしに実施されることもできる。コンピュータ制御
が、所望の運動工程を、顕微鏡ステージの移動およびマ
ニピュレータのz軸降下を重ねることにより合成するこ
とができる。
が備えられることができる。しかしながら、コンピュー
タが、手動制御の場合は殆んど不可能であるような方法
で多数の運動を相互に調整するので、この毛管方向への
穿刺運動が、別個の駆動装置を毛管の軸方向に備える必
要なしに実施されることもできる。コンピュータ制御
が、所望の運動工程を、顕微鏡ステージの移動およびマ
ニピュレータのz軸降下を重ねることにより合成するこ
とができる。
さらに有利なのは、全てのサンプル範囲が多数の相互
に連続する区画に分割され、これら区画がコンピュータ
制御により連続的に送られる場合である。この場合、識
別記号の設けられた対応視野が、使用者により系統的に
連続的に処理済とされることができる。この方法で、細
胞の多数回注射または失念が確実に回避される。
に連続する区画に分割され、これら区画がコンピュータ
制御により連続的に送られる場合である。この場合、識
別記号の設けられた対応視野が、使用者により系統的に
連続的に処理済とされることができる。この方法で、細
胞の多数回注射または失念が確実に回避される。
実施例 以下に、本発明を図面実施例につき詳説する。
第1図によるブロック系統図に示した細胞注射装置が
倒立顕微鏡1に形成され、この顕微鏡は、この目的で長
い焦点距離を有するコンデンサを有し、かつ種々の光学
的コントラスト形成法、例えば位相コントラストおよび
示差干渉コントラストのための交換可能な装置(図示せ
ず)が設けられている。この顕微鏡1は、種々の結像倍
率を有する対物レンズ用のレボルバ7を有する。
倒立顕微鏡1に形成され、この顕微鏡は、この目的で長
い焦点距離を有するコンデンサを有し、かつ種々の光学
的コントラスト形成法、例えば位相コントラストおよび
示差干渉コントラストのための交換可能な装置(図示せ
ず)が設けられている。この顕微鏡1は、種々の結像倍
率を有する対物レンズ用のレボルバ7を有する。
対物レンズレボルバ7上に、2つの座標(x,y)方向
にモーターにより可能な走査ステージ5が配置され、こ
のステージはステップ分離度0.25μmを有し、かつ選択
可能な速度で移動されることができる。第2図による斜
視図から明白なように、ステージ5が、注射すべき細胞
を含有するサンプル容器18用のホルダを有する。
にモーターにより可能な走査ステージ5が配置され、こ
のステージはステップ分離度0.25μmを有し、かつ選択
可能な速度で移動されることができる。第2図による斜
視図から明白なように、ステージ5が、注射すべき細胞
を含有するサンプル容器18用のホルダを有する。
さらに顕微鏡1に、TVカメラ2、および3で表わされ
た、注射用毛管4を支持する微動マニピュレータが固定
されている。このテレビカメラを使用し、処理すべき細
胞培養の拡大像がモニター10に可視化されることができ
る。
た、注射用毛管4を支持する微動マニピュレータが固定
されている。このテレビカメラを使用し、処理すべき細
胞培養の拡大像がモニター10に可視化されることができ
る。
毛管4が耐圧チューブ8を経て注射装置9に接続さ
れ、この注射装置が、毛管からの注射液流出を惹起し、
かつ保持圧力、注射圧力および洗浄圧力の調節を可能に
する。
れ、この注射装置が、毛管からの注射液流出を惹起し、
かつ保持圧力、注射圧力および洗浄圧力の調節を可能に
する。
前述の構成部材は、前記公知技術で記載した公知の微
量注射装置で挙げられているので、本明細書ではもはや
これを詳述しない。
量注射装置で挙げられているので、本明細書ではもはや
これを詳述しない。
すでに述べたように、顕微鏡のステージ5がモーター
により可動である。x−およびy方向へのステージ運動
用の2つの駆動装置が、第2図による詳細図中に19ない
しは20で表わされている。同じく微動マニピュレータ3
が、モーターにより駆動装置21を経て、それも詳しくは
z方向に移動されることができ、さらにこの微動マニピ
ュレータの、毛管4の固定されたホルダ27が、x−およ
びy方向運動のための移動装置を有する。この場合、前
述の実施例において、手動により作動すべき調節ノブ24
および26が備えられているが、但しこれら運動のために
モーターによる駆動装置を使用することも可能である。
により可動である。x−およびy方向へのステージ運動
用の2つの駆動装置が、第2図による詳細図中に19ない
しは20で表わされている。同じく微動マニピュレータ3
が、モーターにより駆動装置21を経て、それも詳しくは
z方向に移動されることができ、さらにこの微動マニピ
ュレータの、毛管4の固定されたホルダ27が、x−およ
びy方向運動のための移動装置を有する。この場合、前
述の実施例において、手動により作動すべき調節ノブ24
および26が備えられているが、但しこれら運動のために
モーターによる駆動装置を使用することも可能である。
毛管4が、顕微鏡1のステージ5上のサンプル容器18
中へ斜めに侵入し、その場合毛管のステージ面に対する
傾斜角が、毛管のホルダ27を軸29回りで旋回させること
により調節されることができる。
中へ斜めに侵入し、その場合毛管のステージ面に対する
傾斜角が、毛管のホルダ27を軸29回りで旋回させること
により調節されることができる。
第2図に示した、毛管4ないしはサンプル容器18の位
置決め装置の構造も、その構成部材自体が公知である。
置決め装置の構造も、その構成部材自体が公知である。
本発明によれば、走査ステージ5の駆動装置19および
20、および微動マニピュレータのz運動用の駆動装置21
が、第1図に11で表わされたコンピュータのモーター制
御部に接続されている。例えばこのコンピュータで挙げ
られるのが、IBM PC/XTのような図形処理可能なパーソ
ナルコンピュータである。同じく、コンピュータ11のグ
ラフィックカード13がモニター10に接続されている。さ
らに、顕微鏡1のテレビカメラ2が、外部からグラフィ
ックカードの同期パルスにより同調される。モニター10
が混合段を包含し、この混合段中でグラフィックカード
13から生じた記号がテレビカメラ2のビデオ信号に重ね
られる。
20、および微動マニピュレータのz運動用の駆動装置21
が、第1図に11で表わされたコンピュータのモーター制
御部に接続されている。例えばこのコンピュータで挙げ
られるのが、IBM PC/XTのような図形処理可能なパーソ
ナルコンピュータである。同じく、コンピュータ11のグ
ラフィックカード13がモニター10に接続されている。さ
らに、顕微鏡1のテレビカメラ2が、外部からグラフィ
ックカードの同期パルスにより同調される。モニター10
が混合段を包含し、この混合段中でグラフィックカード
13から生じた記号がテレビカメラ2のビデオ信号に重ね
られる。
さらに、コンピュータ11にグラフィックタブレット12
が接続され、このタブレットを使用し、後述するように
使用者がグラフィックカードから生じたマーカーをモニ
ター10の画像に送ることができる。明白にグラフィック
タブレットの代りに、マウス(Maus)、いわゆるトラッ
クボール(Rollkugel)またはジョイスティック(Joyst
ick)もマーカーの移動を制御するために使用されるこ
とができる。
が接続され、このタブレットを使用し、後述するように
使用者がグラフィックカードから生じたマーカーをモニ
ター10の画像に送ることができる。明白にグラフィック
タブレットの代りに、マウス(Maus)、いわゆるトラッ
クボール(Rollkugel)またはジョイスティック(Joyst
ick)もマーカーの移動を制御するために使用されるこ
とができる。
さらに制御コンピュータ11が、注射装置インターフェ
イス15を経て毛管4の注射ユニット9に接続され、かつ
とくに注射時間およびそれとともに細胞中へ注射すべき
液体の量を制御する。またインターフェイス15を経て、
注射圧力が、毛管の行なう運動工程に相応に時間により
制御されることができる。例えば、注射前は、毛管中へ
の液体の逆流を阻止するためわずかな過剰圧力に調節さ
れ、穿刺運動中は、毛管の栓塞を回避するため注射圧力
が高められ、かつ引続き実際の注射圧力に調節される。
イス15を経て毛管4の注射ユニット9に接続され、かつ
とくに注射時間およびそれとともに細胞中へ注射すべき
液体の量を制御する。またインターフェイス15を経て、
注射圧力が、毛管の行なう運動工程に相応に時間により
制御されることができる。例えば、注射前は、毛管中へ
の液体の逆流を阻止するためわずかな過剰圧力に調節さ
れ、穿刺運動中は、毛管の栓塞を回避するため注射圧力
が高められ、かつ引続き実際の注射圧力に調節される。
ところで、前述の装置を使用する微量注射が以下のよ
うに経過する: 前作業 細胞容器18が顕微鏡ステージ5に固定される。第4図
に例示した容器の底面に、2つの基準標線35a,35bが取
付けられている。これら基準標線を使用し、容器18は、
これら標線がステージのほぼx方向を向くように整列さ
れる。さらにこれら基準標線は、画像座標系の原点を明
白な方法で制限し、かつ容器18中に存在する細胞の再発
見を許容する。さらに有利でありうるのは、細胞容器18
の底面に、相互に隣接する区画を標識するため規則的な
パターンで掻き傷を入れることである。
うに経過する: 前作業 細胞容器18が顕微鏡ステージ5に固定される。第4図
に例示した容器の底面に、2つの基準標線35a,35bが取
付けられている。これら基準標線を使用し、容器18は、
これら標線がステージのほぼx方向を向くように整列さ
れる。さらにこれら基準標線は、画像座標系の原点を明
白な方法で制限し、かつ容器18中に存在する細胞の再発
見を許容する。さらに有利でありうるのは、細胞容器18
の底面に、相互に隣接する区画を標識するため規則的な
パターンで掻き傷を入れることである。
引続き毛管が、注射液を充填され、毛管ホルダ27へ挿
入され、かつ回転ノブ24および26を使用しコンデンサ32
下に手動によりx−,y移動されることにより、視野中の
ほぼ顕微鏡の軸36へ送られる。
入され、かつ回転ノブ24および26を使用しコンデンサ32
下に手動によりx−,y移動されることにより、視野中の
ほぼ顕微鏡の軸36へ送られる。
圧力の制御がコンピュータにより行なわれない場合、
所望の注射−ないしは保持圧力が注射装置9で調節され
る。
所望の注射−ないしは保持圧力が注射装置9で調節され
る。
データ入力 引続きコンピュータ11中で、作業経過の制御に使用さ
れるプログラムが呼出される。このプログラムが、プロ
グラム実施に必要な若干のパラメータ:使用される対物
レンズの像倍率、毛管4のステージ面に対する傾きであ
る注射角θを求める。さらに、選択することが可能であ
るのが、相互に隣接しかつ、モーター駆動のステージ5
がコンピュータ制御下に連続的に移動する区画の数であ
る。次いで第3図に示すように、対応する視野33,34
が、これにグラフイックカード13により形成された縁お
よび識別記号31が設けられてモニター10に表示される。
またこの位置で、注射モードが、例えば注射液の毛管か
らの連続的流出または毛管の細胞への穿刺後だけの流出
のように選択されるか、ないしは所望の圧力曲線が入力
されることができる。さらに可能であるのが、毛管の穿
刺運動の速度を選択することである。例えば、柔軟な細
胞膜を有する細胞には、相対的に硬質の細胞膜を有する
細胞に対するよりも大きい速度が必要である。
れるプログラムが呼出される。このプログラムが、プロ
グラム実施に必要な若干のパラメータ:使用される対物
レンズの像倍率、毛管4のステージ面に対する傾きであ
る注射角θを求める。さらに、選択することが可能であ
るのが、相互に隣接しかつ、モーター駆動のステージ5
がコンピュータ制御下に連続的に移動する区画の数であ
る。次いで第3図に示すように、対応する視野33,34
が、これにグラフイックカード13により形成された縁お
よび識別記号31が設けられてモニター10に表示される。
またこの位置で、注射モードが、例えば注射液の毛管か
らの連続的流出または毛管の細胞への穿刺後だけの流出
のように選択されるか、ないしは所望の圧力曲線が入力
されることができる。さらに可能であるのが、毛管の穿
刺運動の速度を選択することである。例えば、柔軟な細
胞膜を有する細胞には、相対的に硬質の細胞膜を有する
細胞に対するよりも大きい速度が必要である。
容器位置 グラフイックタブレット12および、モニター10の受像
面の使用下に手動制御により行なわれるデータ入力後
に、受像面に、顕微鏡により得られた像が呼出され、容
器底面に焦点が合せられ、かつ容器底面の2つの基準標
線が移動される。この場合、グラフイックタブレット
が、顕微鏡対物レンズ上のステージ位置を制御するため
に使用される。
面の使用下に手動制御により行なわれるデータ入力後
に、受像面に、顕微鏡により得られた像が呼出され、容
器底面に焦点が合せられ、かつ容器底面の2つの基準標
線が移動される。この場合、グラフイックタブレット
が、顕微鏡対物レンズ上のステージ位置を制御するため
に使用される。
引続き、容器底面の基準標線が、第3図中に表わした
矢印のカーソルマーク30で標識され、かつこの場合これ
ら容器標線の位置が、コンピュータの座標系と一致され
る。コンピュータが標線の任意の位置をすでに識別した
場合、すなわちこのことが該当するのは、例えば、標準
化された容器が使用された場合、または容器をステージ
から除去せずに中断された注射が続行される場合である
が、コンピュータがこれら標識自体をテレビカメラの視
野中へ送ることができ、かつオペレータは、容器底面の
標線の正確な位置をカーソルマークで標識することだけ
が必要である。
矢印のカーソルマーク30で標識され、かつこの場合これ
ら容器標線の位置が、コンピュータの座標系と一致され
る。コンピュータが標線の任意の位置をすでに識別した
場合、すなわちこのことが該当するのは、例えば、標準
化された容器が使用された場合、または容器をステージ
から除去せずに中断された注射が続行される場合である
が、コンピュータがこれら標識自体をテレビカメラの視
野中へ送ることができ、かつオペレータは、容器底面の
標線の正確な位置をカーソルマークで標識することだけ
が必要である。
毛管調整/試験注射 容器を正確に位置決めした後、フォーカシング作動で
毛管尖端に焦点が合せられ、かつこの毛管尖端が微動マ
ニピュレータ3のx/y移動装置24,26を使用し顕微鏡視野
のほぼ中心へ送られる。引続き、容器底部の細胞の面へ
焦点が合せられる。
毛管尖端に焦点が合せられ、かつこの毛管尖端が微動マ
ニピュレータ3のx/y移動装置24,26を使用し顕微鏡視野
のほぼ中心へ送られる。引続き、容器底部の細胞の面へ
焦点が合せられる。
その後に毛管が、グラフィックタブレット12を介する
制御下に、毛管4の尖端が1つの細胞中へ侵入するまで
相互作用により降下される。この位置がコンピュータに
伝達され、その結果次いでコンピュータが、その後の自
動注射におけるz運動の程度に関する情報を有する。毛
管尖端の、像座標系のxy面における位置が、カーソルマ
ーク30のその尖端が毛管尖端に位置決めされることによ
り、コンピュータに送られる。
制御下に、毛管4の尖端が1つの細胞中へ侵入するまで
相互作用により降下される。この位置がコンピュータに
伝達され、その結果次いでコンピュータが、その後の自
動注射におけるz運動の程度に関する情報を有する。毛
管尖端の、像座標系のxy面における位置が、カーソルマ
ーク30のその尖端が毛管尖端に位置決めされることによ
り、コンピュータに送られる。
次いで受像面で、試験注射の実施されるべき細胞が、
この細胞を同じくカーソルマーク30で標識することによ
り選択される。標識した後、コンピュータが毛管尖端を
自動的に標識位置へ移動させ、かつこの場合細胞を穿刺
させる。その際毛管が十分に細胞中へ侵入しない場合、
毛管が、試験注射の成功するまで再び降下される。この
場合、調整工程中に得られたz降下価の補正が行なわれ
る。
この細胞を同じくカーソルマーク30で標識することによ
り選択される。標識した後、コンピュータが毛管尖端を
自動的に標識位置へ移動させ、かつこの場合細胞を穿刺
させる。その際毛管が十分に細胞中へ侵入しない場合、
毛管が、試験注射の成功するまで再び降下される。この
場合、調整工程中に得られたz降下価の補正が行なわれ
る。
この試験注射中に、コンピュータにより維持されるべ
き毛管の細胞中滞留時間、並びに注射圧力が測定され、
かつ場合により変更されることができる。試験注射が成
功した場合、実際の定常的注射が開始されることができ
る。
き毛管の細胞中滞留時間、並びに注射圧力が測定され、
かつ場合により変更されることができる。試験注射が成
功した場合、実際の定常的注射が開始されることができ
る。
視野中の細胞を標識する このためグラフィックタブレット12を使用し、受像面
のカーソルマーク30が、注射されるべき選択された細胞
に連続的に配置される。それらの、受像面座標系の座標
が、キーを押すことによりその都度コンピュータに送ら
れかつそこに記憶される。コンピュータが、標識された
細胞の座標を処理し、かつ視野中で標識された細胞の数
並びに標識された細胞の総数を不断に表示する。さら
に、それぞれ標識された細胞の像に第3図中の方形の区
域マーク38ないしは39が重ねられ、それにより標識され
た細胞が表示される。
のカーソルマーク30が、注射されるべき選択された細胞
に連続的に配置される。それらの、受像面座標系の座標
が、キーを押すことによりその都度コンピュータに送ら
れかつそこに記憶される。コンピュータが、標識された
細胞の座標を処理し、かつ視野中で標識された細胞の数
並びに標識された細胞の総数を不断に表示する。さら
に、それぞれ標識された細胞の像に第3図中の方形の区
域マーク38ないしは39が重ねられ、それにより標識され
た細胞が表示される。
また可能なのが、選択された細胞の座標を、これら細
胞をステージ5の移動により、例えば像中心に固定され
たカーソルマーク30下へ送ることにより検出することで
ある。その後にキーを押すことにより、ステージ座標が
コンピュータへ送られる。
胞をステージ5の移動により、例えば像中心に固定され
たカーソルマーク30下へ送ることにより検出することで
ある。その後にキーを押すことにより、ステージ座標が
コンピュータへ送られる。
標識が誤って配置された場合、この配置された標識を
再び消去することが可能であり、それにより、細胞が連
続的な自動注射に際し毛管により突当てられることが阻
止される。
再び消去することが可能であり、それにより、細胞が連
続的な自動注射に際し毛管により突当てられることが阻
止される。
標識された細胞の注射 注射工程は、コンピュータにより制御されるが、但
し、例えば毛管が栓塞せる場合には不断にオペレータに
より中断されることができる。自動注射工程中に、コン
ピュータが、標識された細胞の視野中の座標を、ステー
ジ5および、微動マニピュレータ3のz駆動装置21の制
御に必要な作動系の座標値に変換する。引続きコンピュ
ータが、毛管尖端を標識された細胞に相対的に移動さ
せ、かつ毛管尖端を、所定の毛管傾斜角に相応に合成さ
れた運動により細胞を毛管の尖端で穿刺することにより
細胞中へ位置決めし、予定された時間中、注射装置9の
弁を開き、毛管を後退させかつ次の標識された細胞へ移
動させる。
し、例えば毛管が栓塞せる場合には不断にオペレータに
より中断されることができる。自動注射工程中に、コン
ピュータが、標識された細胞の視野中の座標を、ステー
ジ5および、微動マニピュレータ3のz駆動装置21の制
御に必要な作動系の座標値に変換する。引続きコンピュ
ータが、毛管尖端を標識された細胞に相対的に移動さ
せ、かつ毛管尖端を、所定の毛管傾斜角に相応に合成さ
れた運動により細胞を毛管の尖端で穿刺することにより
細胞中へ位置決めし、予定された時間中、注射装置9の
弁を開き、毛管を後退させかつ次の標識された細胞へ移
動させる。
また可能であるのが、細胞の穿刺を、毛管4を軸方向
に運動させる駆動装置により惹起することである。この
ような駆動装置は、毛管ホルダ27中に配置されたモータ
ーより成ることができ、このモーターが、毛管4の尖端
が処理すべき細胞に関する所定の位置に達すると、直ち
にコンピュータ11により駆動される。
に運動させる駆動装置により惹起することである。この
ような駆動装置は、毛管ホルダ27中に配置されたモータ
ーより成ることができ、このモーターが、毛管4の尖端
が処理すべき細胞に関する所定の位置に達すると、直ち
にコンピュータ11により駆動される。
隣接視野の探索 はじめに、幾つの視野をx−およびy方向に処理すべ
きかが決定された場合、先行する視野に直接に引続く次
の視野が自動的に移動される。決定がないか、または全
ての決定された視野がすでに処理された場合、次の視野
がオペレータにより選択される。このため、ステージが
自由にまたはそれぞれ正確に1つの視野だけx−または
y方向に移動されることができる。この場合、視野ラス
ター内部の瞬間的位置が識別記号33により表示される。
ステージの移動に際し、すでに細胞が注射された視野に
入った場合、多数回注射を正確に回避するため、これら
細胞に、同じくモニター画像上で区域標識が設けられ
る。
きかが決定された場合、先行する視野に直接に引続く次
の視野が自動的に移動される。決定がないか、または全
ての決定された視野がすでに処理された場合、次の視野
がオペレータにより選択される。このため、ステージが
自由にまたはそれぞれ正確に1つの視野だけx−または
y方向に移動されることができる。この場合、視野ラス
ター内部の瞬間的位置が識別記号33により表示される。
ステージの移動に際し、すでに細胞が注射された視野に
入った場合、多数回注射を正確に回避するため、これら
細胞に、同じくモニター画像上で区域標識が設けられ
る。
最後の3つの部分的工程: 1.使用者によりカーソルマークを使用して細胞を標識
し、 2.標識された細胞へコンピュータ制御下に注射し、かつ 3.次の視野を自動的に搬入すること が所望数の細胞が注射されるか、ないしは全ての所定の
視野が連続的に処理されるまで繰返される。
し、 2.標識された細胞へコンピュータ制御下に注射し、かつ 3.次の視野を自動的に搬入すること が所望数の細胞が注射されるか、ないしは全ての所定の
視野が連続的に処理されるまで繰返される。
注射がなんらかの理由から早期に中止されねばならな
い場合、この注射は、細胞容器がその間に顕微鏡ステー
ジ5上のホルダーから除去されたとしても、任意の時点
で適当な位置で続行されることができる。この場合必要
なのは、像座標系を、“容器位置”下に記載せるように
再び容器底面の基準標線に合せることだけである。
い場合、この注射は、細胞容器がその間に顕微鏡ステー
ジ5上のホルダーから除去されたとしても、任意の時点
で適当な位置で続行されることができる。この場合必要
なのは、像座標系を、“容器位置”下に記載せるように
再び容器底面の基準標線に合せることだけである。
細胞座標が選択的にまた永久的に記憶されるので、そ
の後の時点で、細胞が注射された全ての視野を限定的に
多数回搬入することができる。従って、これら細胞の成
長を、注射されなかった細胞と比較して追跡することが
可能である。
の後の時点で、細胞が注射された全ての視野を限定的に
多数回搬入することができる。従って、これら細胞の成
長を、注射されなかった細胞と比較して追跡することが
可能である。
幾何学的校正 幾何学的校正は、装置のはじめの作動開始に際し必要
であるにすぎない。この校正は、細胞のモニター上の位
置から顕微鏡ステージ上の実際の位置を計算するために
使用される。換算に、使用される全ての交換対物レンズ
の結像倍率が入るので、それぞれの対物レンズのモニタ
ー座標がステージ座標の単位で校正される必要がある。
であるにすぎない。この校正は、細胞のモニター上の位
置から顕微鏡ステージ上の実際の位置を計算するために
使用される。換算に、使用される全ての交換対物レンズ
の結像倍率が入るので、それぞれの対物レンズのモニタ
ー座標がステージ座標の単位で校正される必要がある。
このため、良好に検出可能な物体が、顕微鏡ステージ
を移動させることによりモニター10上でx−およびy方
向に移動される。それぞれのモニター位置が、モニター
10の受像面上の物体をカーソルマーク30の尖端で標識す
ることによりコンピュータに送られる。コンピュータ
が、対応する座標−およびモニター位置からx−および
y方向の校正係数を測定する。それぞれの対物レンズに
関する校正係数が、コンピュータ11に永久的に記憶され
る。
を移動させることによりモニター10上でx−およびy方
向に移動される。それぞれのモニター位置が、モニター
10の受像面上の物体をカーソルマーク30の尖端で標識す
ることによりコンピュータに送られる。コンピュータ
が、対応する座標−およびモニター位置からx−および
y方向の校正係数を測定する。それぞれの対物レンズに
関する校正係数が、コンピュータ11に永久的に記憶され
る。
装置の他の改善法 “データ入力”なる表題下に記載せるように、実際の
注射前に、コンピュータに使用対物レンズが伝達され
る。付加的にこの工程が簡単化されうるのは、モーター
駆動の対物レンズレボルバが使用され、かつレボルバ位
置およびそれに関連する対物レンズにコンピュータによ
り読取可能な符号が配置されている場合である。この場
合、使用された対物レンズの使用者による手動入力がな
くなる。
注射前に、コンピュータに使用対物レンズが伝達され
る。付加的にこの工程が簡単化されうるのは、モーター
駆動の対物レンズレボルバが使用され、かつレボルバ位
置およびそれに関連する対物レンズにコンピュータによ
り読取可能な符号が配置されている場合である。この場
合、使用された対物レンズの使用者による手動入力がな
くなる。
これまでに記載された装置において、映像面の細胞の
標識が、使用者による可視的観察下に標識を関連する細
胞に付することにより手動により行なわれる。この工程
が、関連する細胞の選択および細胞座標の測定を例えば
映像解析装置を使用する重心形成により行なうことによ
り自動化されることができる。
標識が、使用者による可視的観察下に標識を関連する細
胞に付することにより手動により行なわれる。この工程
が、関連する細胞の選択および細胞座標の測定を例えば
映像解析装置を使用する重心形成により行なうことによ
り自動化されることができる。
さらに前述の装置は、液体の細胞への注射だけでな
く、細胞からの液体ないしは細胞培養からの全細胞の吸
引にも適当である。
く、細胞からの液体ないしは細胞培養からの全細胞の吸
引にも適当である。
最後に、関連する細胞を標識しかつその座標を容器底
面の基準標線に相対的に記憶するまでの、この方法の第
1の部分は、その発育(成長、運動、形態学的変化等)
が長期間にわたり相互作用的に追跡されるべき生細胞
を、細胞が注射ないしは吸引されることなく“仮想的”
に標識するためにも適当である。
面の基準標線に相対的に記憶するまでの、この方法の第
1の部分は、その発育(成長、運動、形態学的変化等)
が長期間にわたり相互作用的に追跡されるべき生細胞
を、細胞が注射ないしは吸引されることなく“仮想的”
に標識するためにも適当である。
図面につき記載せる、コンピュータ支援形の微量注射
装置は、前記公知技術に挙げられた装置よりも単位時間
当り極めて多数の細胞が注射されることができる。毎時
1500個の細胞を注射することが完全に可能であると判明
したが、このことは公知の方法の5倍の増速を表わす。
このことは、毛管自体の容器中での微動位置決めと比
べ、カーソルマークの受像面での迅速な位置決めが可能
であることを前提とするだけでなく、穿刺運動および注
射圧力の確実なコンピュータ制御により、毛管の破断お
よびそれと関連して時間のかかる交換および再調整を生
じることが極めて希であるという事情にも負うている。
装置は、前記公知技術に挙げられた装置よりも単位時間
当り極めて多数の細胞が注射されることができる。毎時
1500個の細胞を注射することが完全に可能であると判明
したが、このことは公知の方法の5倍の増速を表わす。
このことは、毛管自体の容器中での微動位置決めと比
べ、カーソルマークの受像面での迅速な位置決めが可能
であることを前提とするだけでなく、穿刺運動および注
射圧力の確実なコンピュータ制御により、毛管の破断お
よびそれと関連して時間のかかる交換および再調整を生
じることが極めて希であるという事情にも負うている。
第1図および第2図は本発明による装置の1実施例につ
きそれぞれその接続を略示するブロック回路図およびそ
の構造を略示する斜視図、第3図は第1図中のモニター
の画像の1実施例を示す平面図、および第4図は第2図
中のサンプル容器を拡大して示す斜視図である。 1……倒立顕微鏡、2……TVカメラ、3……微動マニピ
ュレータ、4……注射用毛管、5……走査ステージ、7
……対物レンズ用レボルバ、8……耐圧チューブ、9…
…注射装置、10……モニター、11……コンピュータ、12
……グラフイックタブレット、13……グラフイックカー
ド、14……タブレットインターフェイス、15……注射装
置インターフェイス、17……モーター制御部、18……サ
ンプル容器、19,20……ステージ運動用駆動装置(x,y方
向)、21……マニピュレータ駆動装置(z方向)、24,2
6……ホルダ調節ノブ、27……毛管ホルダ、29……ホル
ダの軸、30……矢形のカーソルマーク、32……コンデン
サ、33,34……区画に対応する視野、35a,35b……基準標
線、36……顕微鏡の軸、38,39……方形の区域マーク
きそれぞれその接続を略示するブロック回路図およびそ
の構造を略示する斜視図、第3図は第1図中のモニター
の画像の1実施例を示す平面図、および第4図は第2図
中のサンプル容器を拡大して示す斜視図である。 1……倒立顕微鏡、2……TVカメラ、3……微動マニピ
ュレータ、4……注射用毛管、5……走査ステージ、7
……対物レンズ用レボルバ、8……耐圧チューブ、9…
…注射装置、10……モニター、11……コンピュータ、12
……グラフイックタブレット、13……グラフイックカー
ド、14……タブレットインターフェイス、15……注射装
置インターフェイス、17……モーター制御部、18……サ
ンプル容器、19,20……ステージ運動用駆動装置(x,y方
向)、21……マニピュレータ駆動装置(z方向)、24,2
6……ホルダ調節ノブ、27……毛管ホルダ、29……ホル
ダの軸、30……矢形のカーソルマーク、32……コンデン
サ、33,34……区画に対応する視野、35a,35b……基準標
線、36……顕微鏡の軸、38,39……方形の区域マーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フオルカー・ヴイルケ ドイツ連邦共和国アーレン15・クレーエ ンフエルシユトラーセ 40 (72)発明者 ヴイルヘルム・アンゾルゲ ドイツ連邦共和国ガイベルク・ハイデル ベルガーシユトラーセ 49 (56)参考文献 実開 昭63−101098(JP,U)
Claims (15)
- 【請求項1】細胞中へ微量注射するか、ないしは個々の
細胞から吸引するかまたは細胞培養から全細胞を吸引す
るため、その場合顕微鏡(1)下に接続されたテレビカ
メラ(2)で観察された細胞に相対的に毛管(4)が位
置決めされる方法において、 −テレビ画像にマーカー(30)が重ねられ、 −マーカー(30)が、画像(10)およびマーカー(30)
間の相対運動により、注射すべき細胞(31)にテレビ画
像中で位置決めされ、かつ標識された細胞の画像座標が
コンピュータ(11)に記憶され、 −この画像座標が、コンピュータにより毛管(4)ない
しは細胞キャリヤ(5)の位置決め装置(19,20,21)の
物体座標へ換算され、 −かつ引続き、毛管(4)が、それぞれの細胞(31)に
相対的に、計算された物体座標へコンピュータ制御によ
り位置決めされることにより、選択された細胞(31)中
へ注射されるかないしはこれら細胞から吸引され、注射
−または吸引工程後に、処理された細胞(31)の座標が
識別記号と一緒に、並びに基準標線(35)の座標が永久
的に記憶されることを特徴とする、細胞中へ微量注射、
ないしは個々の細胞から吸引または細胞培養から全細胞
を吸引する方法。 - 【請求項2】コンピュータ制御された注射ないしは吸引
工程前に、手動により試験工程が実施され、その場合毛
管尖端(40)および細胞(31)の座標が一致されかつコ
ンピュータにより記憶される請求項1記載の方法。 - 【請求項3】細胞中へ微量注射するか、ないしは個々の
細胞から吸引するかまたは細胞培養から全細胞を吸引す
るため、その場合顕微鏡(1)下に接続されたテレビカ
メラ(2)で観察された細胞に相対的に毛管(4)が位
置決めされる方法において、 −テレビ画像にマーカー(30)が重ねられ、 −マーカー(30)が、画像(10)およびマーカー(30)
間の相対運動により、注射すべき細胞(31)にテレビ画
像中で位置決めされ、かつ標識された細胞の画像座標が
コンピュータ(11)に記憶され、 −この画像座標が、コンピュータにより毛管(4)ない
しは細胞キャリヤ(5)の位置決め装置(19,20,21)の
物体座標へ換算され、 −かつ引続き、毛管(4)が、それぞれの細胞(31)に
相対的に、計算された物体座標へコンピュータ制御によ
り位置決めされることにより、選択された細胞(31)中
へ注射されるかないしはこれら細胞から吸引され、注射
−または吸引工程後に、処理された細胞(31)の座標が
識別記号と一緒に、並びに基準標線(35)の座標が永久
的に記憶され、毛管(4)の毛管方向への穿刺運動が、
毛管(4)ないしは細胞キャリヤ(5)の位置決め装置
(19〜21)の運動を2つの座標で毛管(4)の傾斜角
(θ)に相応に重ねることにより行なわれることを特徴
とする、細胞中へ微量注射、ないしは個々の細胞から吸
引または細胞培養から全細胞を吸引する方法。 - 【請求項4】細胞中へ微量注射するか、ないしは個々の
細胞から吸引するかまたは細胞培養から全細胞を吸引す
るため、その場合顕微鏡(1)下に接続されたテレビカ
メラ(2)で観察された細胞に相対的に毛管(4)が位
置決めされる方法において、 −テレビ画像にマーカー(30)が重ねられ、 −マーカー(30)が、画像(10)およびマーカー(30)
間の相対運動により、注射すべき細胞(31)にテレビ画
像中で位置決めされ、かつ標識された細胞の画像座標が
コンピュータ(11)に記憶され、 −この画像座標が、コンピュータにより毛管(4)ない
しは細胞キャリヤ(5)の位置決め装置(19,20,21)の
物体座標へ換算され、 −かつ引続き、毛管(4)が、それぞれの細胞(31)に
相対的に、計算された物体座標へコンピュータ制御によ
り位置決めされることにより、選択された細胞(31)中
へ注射されるかないしはこれら細胞から吸引され、注射
−または吸引工程後に、処理された細胞(31)の座標が
識別記号と一緒に、並びに基準標線(35)の座標が永久
的に記憶され、サンプル範囲が、相互に連続する一定寸
法の多数の区画(33,34)に分割され、かつテレビ画像
に、像区画の境界線、並びにそれぞれの像区画の識別記
号が重ねられることを特徴とする、細胞中へ微量注射、
ないしは個々の細胞から吸引または細胞培養から全細胞
を吸引する方法。 - 【請求項5】細胞中へ微量注射するか、ないしは個々の
細胞から吸引するかまたは細胞培養から全細胞を吸引す
るため、その場合顕微鏡(1)下に接続されたテレビカ
メラ(2)で観察された細胞に相対的に毛管(4)が位
置決めされる方法において、 −テレビ画像にマーカー(30)が重ねられ、 −マーカー(30)が、画像(10)およびマーカー(30)
間の相対運動により、注射すべき細胞(31)にテレビ画
像中で位置決めされ、かつ標識された細胞の画像座標が
コンピュータ(11)に記憶され、 −この画像座標が、コンピュータにより毛管(4)ない
しは細胞キャリヤ(5)の位置決め装置(19,20,21)の
物体座標へ換算され、 −かつ引続き、毛管(4)が、それぞれの細胞(31)に
相対的に、計算された物体座標へコンピュータ制御によ
り位置決めされることにより、選択された細胞(31)中
へ注射されるかないしはこれら細胞から吸引され、注射
−または吸引工程後に、処理された細胞(31)の座標が
識別記号と一緒に、並びに基準標線(35)の座標が永久
的に記憶され、細胞が、基準標線(35)を有する容器
(18)中に配置され、かつ像座標系が、予め実施された
校正工程で、テレビ画像中で視認可能な基準標線と一致
されることを特徴とする、細胞中へ微量注射、ないしは
個々の細胞から吸引または細胞培養から全細胞を吸引す
る方法。 - 【請求項6】細胞中へ微量注射するか、ないしは個々の
細胞から吸引するかまたは細胞培養から全細胞を吸引す
るため、その場合顕微鏡(1)下に接続されたテレビカ
メラ(2)で観察された細胞に相対的に毛管(4)が位
置決めされる方法において、 −テレビ画像にマーカー(30)が重ねられ、 −マーカー(30)が、画像(10)およびマーカー(30)
間の相対運動により、注射すべき細胞(31)にテレビ画
像中で位置決めされ、かつ標識された細胞の画像座標が
コンピュータ(11)に記憶され、 −この画像座標が、コンピュータにより毛管(4)ない
しは細胞キャリヤ(5)の位置決め装置(19,20,21)の
物体座標へ換算され、 −かつ引続き、毛管(4)が、それぞれの細胞(31)に
相対的に、計算された物体座標へコンピュータ制御によ
り位置決めされることにより、選択された細胞(31)中
へ注射されるかないしはこれら細胞から吸引され、注射
−または吸引工程後に、処理された細胞(31)の座標が
識別記号と一緒に、並びに基準標線(35)の座標が永久
的に記憶され、注射時間ないしは注射量または吸引量の
制御が、コンピュータ(11)により、所定の価に相応に
行なわれることを特徴とする、細胞中へ微量注射、ない
しは個々の細胞から吸引または細胞培養から全細胞を吸
引する方法。 - 【請求項7】細胞中へ微量注射するか、ないしは個々の
細胞から吸引するかまたは細胞培養から全細胞を吸引す
るため、その場合顕微鏡(1)下に接続されたテレビカ
メラ(2)で観察された細胞に相対的に毛管(4)が位
置決めされる方法において、 −テレビ画像にマーカー(30)が重ねられ、 −マーカー(30)が、画像(10)およびマーカー(30)
間の相対運動により、注射すべき細胞(31)にテレビ画
像中で位置決めされ、かつ標識された細胞の画像座標が
コンピュータ(11)に記憶され、 −この画像座標が、コンピュータにより毛管(4)ない
しは細胞キャリヤ(5)の位置決め装置(19,20,21)の
物体座標へ換算され、 −かつ引続き、毛管(4)が、それぞれの細胞(31)に
相対的に、計算された物体座標へコンピュータ制御によ
り位置決めされることにより、選択された細胞(31)中
へ注射されるかないしはこれら細胞から吸引され、注射
−または吸引工程後に、処理された細胞(31)の座標が
識別記号と一緒に、並びに基準標線(35)の座標が永久
的に記憶され、毛管(4)の、細胞(31)への穿刺運動
の速度が選択可能であることを特徴とする、細胞中へ微
量注射、ないしは個々の細胞から吸引または細胞培養か
ら全細胞を吸引する方法。 - 【請求項8】細胞中へ微量注射するか、ないしは個々の
細胞から吸引するかまたは細胞培養から全細胞を吸引す
るため、その場合顕微鏡(1)下に接続されたテレビカ
メラ(2)で観察された細胞に相対的に毛管(4)が位
置決めされる方法において、 −テレビ画像にマーカー(30)が重ねられ、 −マーカー(30)が、画像(10)およびマーカー(30)
間の相対運動により、注射すべき細胞(31)にテレビ画
像中で位置決めされ、かつ標識された細胞の画像座標が
コンピュータ(11)に記憶され、 −この画像座標が、コンピュータにより毛管(4)ない
しは細胞キャリヤ(5)の位置決め装置(19,20,21)の
物体座標へ換算され、 −かつ引続き、毛管(4)が、それぞれの細胞(31)に
相対的に、計算された物体座標へコンピュータ制御によ
り位置決めされることにより、選択された細胞(31)中
へ注射されるかないしはこれら細胞から吸引され、注射
−または吸引工程後に、処理された細胞(31)の座標が
識別記号と一緒に、並びに基準標線(35)の座標が永久
的に記憶され、注射圧力の時間的経過が、コンピュータ
(11)により、毛管(4)の運動工程に相応に制御され
ることを特徴とする、細胞中へ微量注射、ないしは個々
の細胞から吸引または細胞培養から全細胞を吸引する方
法。 - 【請求項9】細胞中へ微量注射するか、ないしは個々の
細胞から吸引するかまたは細胞培養から全細胞を吸引す
るため、その場合顕微鏡(1)下に接続されたテレビカ
メラ(2)で観察された細胞に相対的に毛管(4)が位
置決めされる方法において、 −テレビ画像にマーカー(30)が重ねられ、 −マーカー(30)が、画像(10)およびマーカー(30)
間の相対運動により、注射すべき細胞(31)にテレビ画
像中で位置決めされ、かつ標識された細胞の画像座標が
コンピュータ(11)に記憶され、 −この画像座標が、コンピュータにより毛管(4)ない
しは細胞キャリヤ(5)の位置決め装置(19,20,21)の
物体座標へ換算され、 −かつ引続き、毛管(4)が、それぞれの細胞(31)に
相対的に、計算された物体座標へコンピュータ制御によ
り位置決めされることにより、選択された細胞(31)中
へ注射されるかないしはこれら細胞から吸引され、注射
−または吸引工程後に、処理された細胞(31)の座標が
識別記号と一緒に、並びに基準標線(35)の座標が永久
的に記憶され、注射または吸引すべき細胞が画像解析装
置により選択されることを特徴とする、細胞中へ微量注
射、ないしは個々の細胞から吸引または細胞培養から全
細胞を吸引する方法。 - 【請求項10】細胞中へ微量注射するか、ないしは個々
の細胞から吸引するかまたは細胞培養から全細胞を吸引
するため、その場合顕微鏡(1)下に接続されたテレビ
カメラ(2)で観察された細胞に相対的に毛管(4)が
位置決めされる方法であって、 −テレビ画像にマーカー(30)が重ねられ、 −マーカー(30)が、画像(10)およびマーカー(30)
間の相対運動により、注射すべき細胞(31)にテレビ画
像中で位置決めされ、かつ標識された細胞の画像座標が
コンピュータ(11)に記憶され、 −この画像座標が、コンピュータにより毛管(4)ない
しは細胞キャリヤ(5)の位置決め装置(19,20,21)の
物体座標へ換算され、 −かつ引続き、毛管(4)が、それぞれの細胞(31)に
相対的に、計算された物体座標へコンピュータ制御によ
り位置決めされることにより、選択された細胞(31)中
へ注射されるかないしはこれら細胞から吸引され、注射
−または吸引工程後に、処理された細胞(31)の座標が
識別記号と一緒に、並びに基準標線(35)の座標が永久
的に記憶される方法を実施する装置において、 −少なくとも2つの方向に位置決め可能な物体ステージ
(5)を有する顕微鏡(1)、 −顕微鏡による像をモニター(10)に表示するためのテ
レビジョン装置(2)、 −接続された記憶装置(12)、およびモニター(10)に
図形記号を重ねる装置(13)を有する図形処理可能なコ
ンピュータ(11)、 −図形記号をモニター(10)上で位置決めする装置(1
4)、 −固定された注射ユニット(4,28)ないしは吸引ユニッ
トを有し、少なくとも1つの方向にコンピュータ(11)
により位置決め可能である微動マニピュレータ(3)、 −注射ないしは吸引すべき細胞(31)を収容するサンプ
ル容器(18) −並びに、グラフィック装置(13,14)を経て特定され
た像座標を物体座標に換算し、かつ微動マニピュレータ
(3)ないしは物体ステージ(5)をコンピュータ(1
1)により制御するための計算プログラムを有し、該計
算プログラムが既に注射されたかまたは吸引された細胞
の座標を永久に記憶装置中にも生じさせることを特徴と
する、細胞中へ微量注射、ないしは個々の細胞から吸引
または細胞培養から全細胞を吸引するための作業ステー
ション。 - 【請求項11】細胞中へ微量注射するか、ないしは個々
の細胞から吸引するかまたは細胞培養から全細胞を吸引
するため、その場合顕微鏡(1)下に接続されたテレビ
カメラ(2)で観察された細胞に相対的に毛管(4)が
位置決めされる方法であって、 −テレビ画像にマーカー(30)が重ねられ、 −マーカー(30)が、画像(10)およびマーカー(30)
間の相対運動により、注射すべき細胞(31)にテレビ画
像中で位置決めされ、かつ標識された細胞の画像座標が
コンピュータ(11)に記憶され、 −この画像座標が、コンピュータにより毛管(4)ない
しは細胞キャリヤ(5)の位置決め装置(19,20,21)の
物体座標へ換算され、 −かつ引続き、毛管(4)が、それぞれの細胞(31)に
相対的に、計算された物体座標へコンピュータ制御によ
り位置決めされることにより、選択された細胞(31)中
へ注射されるかないしはこれら細胞から吸引され、注射
−または吸引工程後に、処理された細胞(31)の座標が
識別記号と一緒に、並びに基準標線(35)の座標が永久
的に記憶される方法を実施する装置において、 −少なくとも2つの方向に位置決め可能な物体ステージ
(5)を有する顕微鏡(1)、 −顕微鏡による像をモニター(10)に表示するためのテ
レビジョン装置(2)、 −接続された記憶装置(12)、およびモニター(10)に
図形記号を重ねる装置(13)を有する図形処理可能なコ
ンピュータ(11)、 −図形記号をモニター(10)上で位置決めする装置(1
4)、 −固定された注射ユニット(4,28)ないしは吸引ユニッ
トを有し、少なくとも1つの方向にコンピュータ(11)
により位置決め可能である微動マニピュレータ(3)、 −注射ないしは吸引すべき細胞(31)を収容するサンプ
ル容器(18) −並びに、グラフィック装置(13,14)を経て特定され
た像座標を物体座標に換算し、かつ微動マニピュレータ
(3)ないしは物体ステージ(5)をコンピュータ(1
1)により制御するための計算プログラムを有し、該計
算プログラムが既に注射されたかまたは吸引された細胞
の座標を永久に記憶装置中にも生じさせ、かつ計算プロ
グラムが、グラフィック装置を経て特定された多数の像
座標ないしはこれから計算された物体座標組の記憶を備
えていることを特徴とする、細胞中へ微量注射、ないし
は個々の細胞から吸引または細胞培養から全細胞を吸引
するための作業ステーション。 - 【請求項12】サンプル容器(18)に、顕微鏡ステージ
上の容器の位置検出に役立つ可視標線(35)が設けられ
ている請求項11記載の作業ステーション。 - 【請求項13】注射ユニットの毛管(4)が、その姿勢
角θに関し顕微鏡(1)の光軸(36)に相対的に調節可
能である請求項11記載の作業ステーション。 - 【請求項14】注射ユニットが、毛管(4)を軸方向に
移動させるための駆動装置を有する請求項11記載の作業
ユニット。 - 【請求項15】コンピュータ(11)に、物体ステージ
(5)ないしは微動マニピュレータ(3)の駆動装置の
制御部(16)が接続されている請求項11記載の作業ステ
ーション。
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DE3718066.5 | 1987-05-29 | ||
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JPS643560A JPS643560A (en) | 1989-01-09 |
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ID=6328662
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