JP2004085440A - Dna自動増幅解析装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高価な検体の無駄がなく、作業効率の高い、かつ小型で、安価なDNA自動増幅解析装置を得る。
【解決手段】本発明のDNA自動増幅解析装置は、反応プレート(101)に載置した複数の検体容器にDNA検体および試薬を分注する分注手段と、分注された検体の増幅反応を行う反応部と、増幅反応後の検体と試薬の反応を検出し解析する解析部(8)と、反応プレート、分注手段、解析部を移動させる移動手段とからなり、分注、増幅反応、解析の工程を自動的に処理するものである。移動手段は、平面状の固定子と固定子の平面内を自在に移動する複数の可動子とを有する平面モータ(1)と、平面モータを制御する制御部とからなり、平面モータを2台対向させ、鉛直方向の上から第1固定子(12)、第1可動子(13)、第2可動子(93)、第2固定子(92)、第1可動子、第2可動子、第2固定子の順に配置してもよい。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、検体や試薬等の液体を吸入、排出し、分注や希釈を行う分注から、抗原抗体反応によるDNA解析を行うDNA自動増幅解析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のDNA自動増幅解析装置は、たとえば、DNA増幅装置として特開平5−281236が知られている。図4に示すDNA増幅装置は、複数の反応容器200が一体に成形されたディスポーザブルタイプの反応プレート101と、引き出し可能な反応プレート用のテーブル201と、引き出し可能な検体ラック用のテーブル202と試薬恒温部203と、反応恒温部204と、反応プレート保持部205と、試料吸排手段206が取り付けられたXY移動部207を備えている。XY移動部207により反応プレート保持部205が反応プレート用のテーブル201から使用前の反応プレート101を把持し、反応恒温部204まで移動させる。次にXY移動部207により試料吸排手段206が検体ラック208、試薬恒温部203、反応恒温部204を行き来し、反応プレート101に検体、試薬類を分注する。さらに検体と試薬の反応は、別の装置を用いて解析を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のDNA自動増幅解析装置においては、第1の課題として、DNA増幅装置とDNA解析装置が分離され、独立して操作されているため、作業には人が介在する。この場合、菌の混入、時間管理ができないことによるDNA増幅率の差、検体の取り違い等が起き、高価な検体が無駄になることという問題が生じていた。
第2の課題としては、従来のDNA自動増幅装置では、XY移動部により保持部が反応プレート用のテーブルから使用前の反応プレートを保持し、反応恒温部まで移動させ、次にXY移動部により試料吸排手段が検体ラック、試薬恒温部、反応恒温部を行き来し、反応プレートに検体、試薬類を分注しているが、1台のXY移動部で搬送と分注作業を行っているので、試薬恒温部で検体、試薬の取り出し作業をしているときには、反応恒温部では作業ができない。さらには、検体や試薬の搬送中は、試薬恒温部や反応恒温部での分注作業は行えないなどから作業効率が低下する等の問題が生じていた。
第3の課題としては、XY移動部にはボールねじとステッピングモータの組み合わせにより移動機構を構成していた。しかしながら、ステッピングモータの位置決め分解能は粗く、ボールねじにはバックラッシが生じるなどから、反応プレート101上に分注する検体や試薬のスポットはφ1mmを必要としていた。このため、多数の検体と試薬の反応を検証するためには、複数枚の反応プレートが必要となるとともに、高価な検体や試薬を多量に消費する等の問題が生じていた。
第4の課題としては、従来のDNA自動増幅装置では、検体と試薬の反応を、別の装置で行っていたため、一時的に保管する恒温装置が必要になるため、全プロセスを行うシステムが大きくなること、コスト高になることなどの問題が生じていた。
そこで、本発明は、これらの点に鑑みてなされたものであり、検体や試薬の分注、反応を人が介在することなく行うことができるようにし、高価な検体の無駄がなく、作業効率の高い、かつ小型で、安価なDNA自動増幅解析装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
課題を解決するため本発明は、つぎの構成にしている。
(1)  反応プレートに載置した複数の検体容器にDNA検体および試薬を分注する分注手段と、前記分注された検体の増幅反応を行う反応部と、前記増幅反応後の検体と試薬の反応を検出し解析する解析部と、前記反応プレート、分注手段、解析部を移動させる移動手段とからなり、前記分注、増幅反応、解析の工程を自動的に処理するものである。
本構成によれば、分注、DNA増幅、反応後の解析までの全工程を人が介在することなく、全自動化することができるので、菌の混入、DNA増幅率の均一化、検体の取り違い等が生じない。
(2)  前記移動手段は、平面状の固定子と前記固定子の平面内を自在に移動する複数の可動子とを有する平面モータと、前記平面モータを制御する制御部とからなるものである。
本構成によれば、平面内に配置した複数の可動子が、平面内を自在に移動することができる。このため、検体、試薬の取り出し作業、分注作業や反応プレート101の搬送作業等を、同時並行してできるので、作業効率が大幅に改善される。
(3)  前記移動手段は、前記平面モータを2台対向させ、鉛直方向の上から第1固定子、第1可動子、第2可動子、第2固定子の順に配置したものである。
本構成によれば、分注、DNA増幅、反応後の解析までの全工程を人が介在することなく、全自動化することができるので、菌の混入、DNA増幅率の均一化、検体の取り違い等が生じない。
(4)  前記移動手段は、前記反応プレートを前記第2可動子に載置したものである。
本構成によれば、反応プレートの搬送作業が、同時並行してできるので、作業効率が大幅に改善される。
(5)  前記平面モータの固定子と可動子は、いずれか一方をコイルを巻回した巻線とし、他方を異極性が隣列するように配置した永久磁石としたものである。
本構成によれば、可動子と固定子において、巻線への励起電流と永久磁石または巻線との関係で、推力が得られることから、平面内を自在に移動することが可能である。
(6)  前記平面モータの固定子と可動子は、その少なくとも一方に設けた巻線の上に位置検出用の検出コイルを設けたものである。
本構成によれば、永久磁石や磁気抵抗の変化を検出でき、平面内の移動位置を検出できる。このため、平面内に配置した複数個の可動子は各々移動位置を検出できるため、お互いが干渉することなく、検体、試薬の取り出し作業、分注作業や反応プレートの搬送作業等を、同時並行してできるので、作業効率が大幅に改善される。
(7)  前記移動手段は、前記第1可動子の下部に昇降ステージを設けたものである。
本構成によれば、マーキング用レーザの焦点調整、微小スポットへの分注、反応検出器の画像調整ができる。
(8)  前記第1可動子は、前記昇降ステージの下部に分注前の反応プレートに位置検出用のマーキングを施すマーキング用レーザを設けたものである。
本構成によれば、所定の位置への移動誤差を反応プレートのマーキングを用いて補正することにより、微小なスポットへの分注が可能となり、従来の分注にくらべ、100倍の反応を1枚の反応プレート上で行うことができる。
(9)  前記分注手段は、前記第1可動子の下部に、複数の昇降するシリンダステージを設けこれにピペットを把持させたものである。
本構成によれば、検体・試薬の取り出し作業、分注作業等を、同時並行してできるので、作業効率が大幅に改善される。
(10) 前記移動手段は、前記第1可動子の下部に、前記反応プレートを把持し、反応槽への搬入・搬出を行うハンドリングユニットを備えたものである。
本構成によれば、反応プレートの反応槽への搬送作業が、同時並行してできるので、作業効率が大幅に改善される。
(11) 前記解析部は、前記第2可動子の上に光源から分波されたレーザ光を導出する光ファイバと単一波長を透過する複数のフィルタを複数内包した円板と、前記円板を回転させる回転モータとを載置し、前記第1可動子に前記レーザ光を検出する反応検出器を設け、前記円板と反応検出器との間に搬入した前記反応プレートの検体容器を透過したレーザ光を検出するものである。
本構成によれば、解析部を同一装置内に配置したことで、一時的に保管する恒温装置が不要になるため、全プロセスを行うシステムが大きくなることなく、安価にできる。また、光源の導入を光ファイバで行い、多様な反応を複数個のフィルタを回転させて行えるので、多種の反応を1つの装置で行える。したがって、装置を小型化、全自動化ができる。
(12) 前記第1可動子は、前記反応プレート上のマーキングを検出するマーキング検出部を備えたものである。
本構成によれば、所定の位置への移動誤差を反応プレートのマーキングを用いて補正することにより、分注する検体や試薬のスポット径をφ100μm以下できるため、従来の分注にくらべ、100倍の反応を1枚の反応プレート上で行うことができる。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。
図1は本発明のDNA自動増幅解析装置の全体構成を示す展開図である。図において、1は第1の平面モータ、8は解析部、9は第2の平面モータ、(10は反応部)である。なお、2は昇降ステージ、3はマーキング用レーザ、4はシリンダステージ、5はペット、6はマーキング検出器、7はハンドリングユニット、である。
第1の平面モータ1は、基体11に第1固定子12を固定し、その下部に第1可動子13を配置している。その詳細を図2に示すように、第1固定子12は、異極性が隣列するように配置された永久磁石からなる。第1可動子13は、第1固定子12と空気浮上の手段により所定の空隙を介して対向するように電機子巻線131と検出コイル132を備えており、これを4個(13a、13b、13c、13d)配置している。
第1可動子13aには、反応プレート101に位置補正用のマーキングを行うためのマーキング用レーザ3を備えた焦点調整用の昇降ステージ2aが装着されている。第1可動子13bには検体や試薬を分注するためのピペット5を内包し昇降するシリンダステージ4と、位置補正用のマーキングを検出するCCDからなるマーキング検出器6が装着されている。第1可動子13cには、反応プレート101の反応槽102への搬入や搬出を行うために、昇降ステージ2bとボイスコイルモータ71からなるハンドリングユニット7と、位置補正用のマーキングを検出するCCDからなるマーキング検出器6が装着されている。第1可動子13dには、昇降ステージ2cが固定され、これに反応を検出するためのCCDからなる反応検出器85が装着されており、昇降ステージ2cにより反応検出器85の画像の焦点を調整する。
第2の平面モータ9は、基台91に固定した第2固定子92と、第2可動子93a、93bとからなる。第2固定子92は、第1固定子12と同様に異極性が隣列するように配置された永久磁石が配置されている。第2可動子93は、第2固定子92に対して空気浮上の手段により所定の空隙を介して対向するように複数配置されている。第2可動子93も第1可動子13と同様に、電機子巻線と検出コイルとを備えている。これらの第2可動子93上には、反応プレート101が載置され、マーキング、分注、DNA増幅反応、解析の各工程間を移動する。反応部は、反応プレート101と装置内にDNAを増幅するための温度制御可能な反応槽102とを備えている。
解析部8は、反応後のDNAの結合状態を解析するもので、図3に示すように光源からレーザ光を導入する光ファイバ81と、単一波長を透過するフィルタ82を複数枚内包した円板83と、円板83を回転させる回転モータ84と、反応を検出するCCDからなる反応検出器85とで構成されている。
次に本実施形態の動作について説明する。
(1)  搬入された反応プレート101は、第2可動子93に搭載され、マーキング用レーザ3により位置検出用のマーキングが施される。
(2) つぎに反応プレート101は、第2可動子93により運搬・移動され、第1 可動子13に装着されたマーキング検出器6により反応プレート101上のマーキングを検出し、第1可動子13と第2可動子93間の位置を補正する。
(3)  この後、ピペット5をシリンダステージ4で昇降し、検体、試薬を反応プレート101の反応容器にに分注する。さらに所定の位置に第1可動子13でピペット5を移動させ、多数個の分注を行う。
(4)  次に反応プレート101は第2可動子93で移動され、第1可動子13cに具備したハンドリングユニット7で取り出され、第1可動子13により移動し、反応槽102に載置される。反応プレート101内のDNAが所定時間増幅された後、反応プレート101はハンドリングユニット7で反応槽102から取り出され、解析部8の載置台86に載置される。
(5)  次に、第2可動子93に載置した反応プレート101に各帯域の波長のみを透過させるフィルタ82を介して光ファイバ81によりレーザ光を導入し、第1可動子13に装着した反応検出器85により反応を検出する。
(6)  最後に第1可動子13cのハンドリングユニット7により、反応プレート101を外部へ取り出し、解析部8を移動させ、一連の工程を終了する。
なお、本実施形態では、1枚の反応プレート101の一連の動作についてのみ、説明したが、各工程は、複数個の第1可動子13と第2可動子93を移動させることで同時並行で行うことができる。また、第1基台11の面と第2基台91上の平面内を自在に動く可動子13、93において、固定子12、92に永久磁石を、可動子13、93に電機子巻線131と検出コイル132の関係で説明したが、この逆の関係でもよく、さらには、双方とも電機子の関係でも良い。
【0006】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によればつぎの効果がある。
(1)  検体、試薬を分注する分注手段と、検体を増幅する反応部と、反応後の検体の解析部と、これらを移動させる移動手段とを一つの装置内に統合し、全自動化したので、人が介在することがない。したがって、菌の混入、DNA増幅率の均一化、検体の取り違い等が生じない。
(2)  移動手段を、平面状の固定子と固定子の平面内を自在に移動する複数の可動子とを有する平面モータとしたので、検体、試薬の取り出し作業、分注作業や反応プレートの搬送作業等を、同時並行してできる。したがって、作業効率が大幅に改善される。
(3)  移動手段は、平面モータを2台対向させ、鉛直方向の上から第1固定子、第1可動子、第2可動子、第2固定子の順に配置したので、全工程を人が介在することがない。したがって、菌の混入、DNA増幅率の均一化、検体の取り違い等が生じない。
(4)  移動手段は、反応プレートを第2可動子に載置したので、反応プレートの搬送作業が、同時並行でできるので、作業効率が大幅に改善される。
(5)  平面モータの固定子と可動子を、いずれか一方をコイルを巻回した巻線とし、他方を異極性が隣列する永久磁石としたので、巻線への励起電流と永久磁石または巻線との関係で、推力が得られ、平面状の固定子内を自在に移動することができる。
(6)  平面モータの固定子と可動子は、その少なくとも一方に位置検出用の検出コイルを設けたので、永久磁石や磁気抵抗の変化を検出でき、平面内の移動位置を検出できる。このため、平面内の複数の可動子は、お互いが干渉することなく、検体、試薬の取り出し作業、分注作業や反応プレートの搬送作業等を、同時並行してできるので、作業効率が大幅に改善される。
(7)  第1可動子の下部に昇降ステージを設けたので、マーキング用レーザの焦点調整、微小スポットへの分注、反応検出器の画像調整ができる。
(8)  第1可動子の昇降ステージの下部に、分注前の反応プレートにマーキングを施すマーキング用レーザを設けたので、移動誤差を補正でき、微小なスポットへの分注が可能となり、従来にくらべて100倍の反応を行うことができる。
(9)  第1可動子の下部に、複数の昇降するシリンダステージを設けこれにピペットを把持させたので、検体・試薬の取り出し作業、分注作業等を、同時並行してできるので、作業効率が大幅に改善される。
(10) 第1可動子の下部に、反応プレートを把持し、反応槽への搬入・搬出を行うハンドリングユニットを備えたので、他作業と同時並行してできるので、作業効率が大幅に改善される。
(11) 解析部は、第2可動子の上に、レーザ光を導出する光ファイバと単一波長を透過する複数のフィルタをもつ円板と、これを回転させる回転モータとを載置し、第1可動子にレーザ光を検出する反応検出器を設け、反応プレートの検体容器を透過したレーザ光を検出するので、一時的に保管する恒温装置が不要になるため、全プロセスを行うシステムが小さく、かつ安価にできる。また、多様な反応を複数個のフィルタを回転させて行えるので、多種の反応を1つの装置で行える。したがって、装置を小型化、全自動化ができる。
(12) 第1可動子に、反応プレート上のマーキングを検出するマーキング検出部を備えたので、所定の位置への移動誤差が補正でき、スポット径をφ100μm以下できるため、従来の分注にくらべ、100倍の反応を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のDNA自動増幅解析装置の展開図である。
【図2】図1における平面モータを示す斜視図である。
【図3】図1における反応解析部を示す斜視図である。
【図4】従来のDNA自動増幅装置を示す平面図である。
【符号の説明】
1 第1の平面モータ
11 第1基体
12 第1固定子
13、13a、13b、13c、13d 第1可動子
131 電機子巻線
132 検出コイル
2、2a、2b、2c 昇降ステージ
3 マーキング用レーザ
4 シリンダステージ
5 ピペット
6 マーキング検出器
7 ハンドリングユニット
8 解析部
81 光ファイバ
82 フィルタ
83 円板
84 回転モータ
85 反応検出器
86 載置台
9 第2の平面モータ
91 第2基台
92 第2固定子
93、93a、93b 第2可動子
10 反応部
101 反応プレート
102 反応槽
200 反応容器
201 反応プレート用のテーブル
202 検体ラック用テーブル
203 試薬恒温部
204 反応恒温部
205 反応プレート保持部
206 試料吸排手段
207 XY移動部
208 検体ラック

Claims (12)

  1. 反応プレートに載置した複数の検体容器にDNA検体および試薬を分注する分注手段と、前記分注された検体の増幅反応を行う反応部と、前記増幅反応後の検体と試薬の反応を検出し解析する解析部と、前記反応プレート、分注手段、解析部を移動させる移動手段とからなり、前記分注、増幅反応、解析の工程を自動的に処理することを特徴とするDNA自動増幅解析装置。
  2. 前記移動手段は、平面状の固定子と前記固定子の平面内を自在に移動する複数の可動子とを有する平面モータと、前記平面モータを制御する制御部とからなることを特徴とする請求項1記載のDNA自動増幅解析装置。
  3. 前記移動手段は、前記平面モータを2台対向させ、鉛直方向の上から第1固定子、第1可動子、第2可動子、第2固定子の順に配置したことを特徴とする請求項2記載のDNA自動増幅解析装置。
  4. 前記移動手段は、前記反応プレートを前記第2可動子に載置して移動させることを特徴とする請求項3記載のDNA自動増幅解析装置。
  5. 前記平面モータの固定子と可動子は、いずれか一方をコイルを巻回した巻線とし、他方を異極性が隣列するように配置した永久磁石としたことを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載のDNA自動増幅解析装置。
  6. 前記平面モータの固定子と可動子は、その少なくとも一方電器子巻線の上に位置検出用の検出コイルを設けたことを特徴とする請求項2から5のいずれか1項に記載のDNA自動増幅解析装置。
  7. 前記移動手段は、前記第1可動子の下部に昇降ステージを設けたことを特徴とする請求項3から6のいずれか1項に記載のDNA自動増幅解析装置。
  8. 前記第1可動子は、前記昇降ステージの下部に分注前の反応プレートに位置検出用のマーキングを施すマーキング用レーザを設けたことを特徴とする請求項7記載のDNA自動増幅解析装置。
  9. 前記分注手段は、前記第1可動子の下部に、複数の昇降するシリンダステージを設けこれにピペットを把持させたことを特徴とする請求項3から6のいずれか1項に記載のDNA自動増幅解析装置。
  10. 前記移動手段は、前記第1可動子の下部に、前記反応プレートを把持し、反応槽への搬入・搬出を行うハンドリングユニットを備えたことを特徴とする請求項3から6のいずれか1項に記載のDNA自動増幅解析装置。
  11. 前記解析部は、前記第2可動子の上に光源から分波されたレーザ光を導出する光ファイバと単一波長を透過する複数のフィルタを複数内包した円板と、前記円板を回転させる回転モータとを載置し、前記第1可動子に前記レーザ光を検出する反応検出器を設け、前記円板と反応検出器との間に搬入した前記反応プレートの検体容器を透過したレーザ光を検出することを特徴とする請求項3から10のいずれか1項に記載のDNA自動増幅解析装置。
  12. 前記第1可動子は、前記反応プレート上のマーキングを検出するマーキング検出部を備えたことを特徴とする請求項3から11のいずれか1項に記載のDNA自動増幅解析装置。
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