JPH0465983B2 - - Google Patents
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- JPH0465983B2 JPH0465983B2 JP12186985A JP12186985A JPH0465983B2 JP H0465983 B2 JPH0465983 B2 JP H0465983B2 JP 12186985 A JP12186985 A JP 12186985A JP 12186985 A JP12186985 A JP 12186985A JP H0465983 B2 JPH0465983 B2 JP H0465983B2
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Landscapes
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、臨床検査分野における血液凝固測定
装置、詳しくは試料採取から測定結果のプリント
アウトまでの工程を全自動化し、多項目、多検体
を高精度にかつ迅速に凝固測定を行う全自動血液
凝固測定装置に関するものである。
装置、詳しくは試料採取から測定結果のプリント
アウトまでの工程を全自動化し、多項目、多検体
を高精度にかつ迅速に凝固測定を行う全自動血液
凝固測定装置に関するものである。
従来の全自動血液凝固測定装置は、回転式サン
プラやベルトサンプラなどで検体容器を順次円形
あるいは直線に送り出す構造のものであつた。こ
れらの従来の装置においては、多数の検体の測定
を連続して行うため、その移動速度を一定にする
必要があつた。そして加温、希釈、分注、反応、
測定と一定速度で進められており、測定項目が異
なつても原則的には同じ条件で行われていた。
プラやベルトサンプラなどで検体容器を順次円形
あるいは直線に送り出す構造のものであつた。こ
れらの従来の装置においては、多数の検体の測定
を連続して行うため、その移動速度を一定にする
必要があつた。そして加温、希釈、分注、反応、
測定と一定速度で進められており、測定項目が異
なつても原則的には同じ条件で行われていた。
すなわち、各工程が連続的に配置され、試料が
架台にセツトされたまま、順次一定速度で移動す
る構造のものばかりであつた。
架台にセツトされたまま、順次一定速度で移動す
る構造のものばかりであつた。
上記の従来装置においては、装置動作の流れと
反応、分注、測定時間の設定との調整を要する点
があり、必ずしも各工程毎に最も合理的設定がな
されているとは限らないものであつた。しかも本
質的に凝固測定は種々の条件の競合、組合せで測
定所要時間の長短のバラツキなどが出ることもあ
り、所定時間内に反応が終了しない場合もある。
しかし長い時間を設定すると大部分が無駄時間を
要し、処理効率が大幅に低下する。
反応、分注、測定時間の設定との調整を要する点
があり、必ずしも各工程毎に最も合理的設定がな
されているとは限らないものであつた。しかも本
質的に凝固測定は種々の条件の競合、組合せで測
定所要時間の長短のバラツキなどが出ることもあ
り、所定時間内に反応が終了しない場合もある。
しかし長い時間を設定すると大部分が無駄時間を
要し、処理効率が大幅に低下する。
本発明は上記の欠点を解消するためになされた
もので、工程順序、時間の設定が容易に(プログ
ラム検討だけで)選択することができ、使い易く
高い精度で測定できる全自動血液凝固測定装置の
提供を目的とするものである。
もので、工程順序、時間の設定が容易に(プログ
ラム検討だけで)選択することができ、使い易く
高い精度で測定できる全自動血液凝固測定装置の
提供を目的とするものである。
本発明の全自動血液凝固測定装置は、図面を参
照して説明すれば、多数の試料容器保持用丸孔1
を穿設した試料容器保持盤を備えた血液凝固測定
装置において、横方向移動用のモータXとプーリ
とベルトとで試料容器把持用キヤツチヤ45を横
方向に移動させ、奥行方向移動用のモータYとプ
ーリとワイヤとで試料容器把持用キヤツチヤ45
を奥行方向に移動させ、上下方向移動用のモータ
Zとプーリとベルトとで試料容器把持用キヤツチ
ヤ45を上下方向に移動させるようにしたことを
特徴としている。
照して説明すれば、多数の試料容器保持用丸孔1
を穿設した試料容器保持盤を備えた血液凝固測定
装置において、横方向移動用のモータXとプーリ
とベルトとで試料容器把持用キヤツチヤ45を横
方向に移動させ、奥行方向移動用のモータYとプ
ーリとワイヤとで試料容器把持用キヤツチヤ45
を奥行方向に移動させ、上下方向移動用のモータ
Zとプーリとベルトとで試料容器把持用キヤツチ
ヤ45を上下方向に移動させるようにしたことを
特徴としている。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。第1図は本発明の装置の平面図であ
り、第2図は測定部のカバーを取り除いた状態の
平面図である。装置の上面には第2図に示すよう
に、高さの低い試験管状の試料容器が上部を少し
残して挿入される多数の丸孔1が設けられ、第2
図の右端から順に緊急検体セツト部2、検体冷却
部3、インキユベーシヨン部4、測光部5を構成
し、それぞれの直下に所定の機能を果たすための
冷却装置、恒温装置、光電光度計が設置されてい
る。
説明する。第1図は本発明の装置の平面図であ
り、第2図は測定部のカバーを取り除いた状態の
平面図である。装置の上面には第2図に示すよう
に、高さの低い試験管状の試料容器が上部を少し
残して挿入される多数の丸孔1が設けられ、第2
図の右端から順に緊急検体セツト部2、検体冷却
部3、インキユベーシヨン部4、測光部5を構成
し、それぞれの直下に所定の機能を果たすための
冷却装置、恒温装置、光電光度計が設置されてい
る。
輸送用アーム6は後述のX軸(横方向)駆動機
構によつて、前記丸孔1を全てカバーするように
右端から左端まで移動する。また光検知器とキヤ
ツチヤ昇降部は一体となつて輸送用アーム6中の
Y軸(奥行方向)駆動機構によつて上から下まで
移動する。7は測定部、8は操作部、10は試料
分注部、11は表示部、12は停止スイツチ、1
3は電源スイツチ、14はプリンタである。
構によつて、前記丸孔1を全てカバーするように
右端から左端まで移動する。また光検知器とキヤ
ツチヤ昇降部は一体となつて輸送用アーム6中の
Y軸(奥行方向)駆動機構によつて上から下まで
移動する。7は測定部、8は操作部、10は試料
分注部、11は表示部、12は停止スイツチ、1
3は電源スイツチ、14はプリンタである。
第3図はキヤツチヤが試料容器15を把持して
いる状態を示している。キヤツチヤはキヤツチヤ
昇降部内のZ軸(上下方向)駆動装置で上下に移
動できるようになつている。
いる状態を示している。キヤツチヤはキヤツチヤ
昇降部内のZ軸(上下方向)駆動装置で上下に移
動できるようになつている。
第4図はY軸駆動部の平面説明図であり、第5
図はX軸駆動部とZ軸駆動部の側面説明図であ
る。なお第5図は第4図の矢印方向から見た側面
図である。16,17,18,20はガイド棒で
あり、ガイド棒16,17はガイド保持板21,
22で平行に保持されている。一方、ガイド棒1
8,20はガイド保持具23,24にて平行に保
持され、ガイド保持具23はブツシユ25を介し
てガイド棒16に摺動可能に取り付けられてい
る。ガイド保持板22に固定されたステツピング
モータYの回転軸によつてプーリ63が回転する
と、ワイヤ27によつてプーリ26,28,3
0,31,32,33,34,35が回転し、移
動子36はY軸方向(装置の奥行方向、すなわち
第4図の上下方向)に移動する。
図はX軸駆動部とZ軸駆動部の側面説明図であ
る。なお第5図は第4図の矢印方向から見た側面
図である。16,17,18,20はガイド棒で
あり、ガイド棒16,17はガイド保持板21,
22で平行に保持されている。一方、ガイド棒1
8,20はガイド保持具23,24にて平行に保
持され、ガイド保持具23はブツシユ25を介し
てガイド棒16に摺動可能に取り付けられてい
る。ガイド保持板22に固定されたステツピング
モータYの回転軸によつてプーリ63が回転する
と、ワイヤ27によつてプーリ26,28,3
0,31,32,33,34,35が回転し、移
動子36はY軸方向(装置の奥行方向、すなわち
第4図の上下方向)に移動する。
移動子36に固定された昇降具37には、プー
リ38,40を支える軸41,42と、プーリ4
3を支えるDCモータZが取り付けられている。
プーリ38,40,43にはベルト44がかけら
れ、ベルト44には試料容器を把持するためのキ
ヤツチヤ45が固定されており、ステツピングモ
ータZの回転によりキヤツチヤ45は上下移動す
る。底板46はガイド保持板21,22に固定さ
れ、ガイド棒16に沿つて移動できるようになつ
ている。
リ38,40を支える軸41,42と、プーリ4
3を支えるDCモータZが取り付けられている。
プーリ38,40,43にはベルト44がかけら
れ、ベルト44には試料容器を把持するためのキ
ヤツチヤ45が固定されており、ステツピングモ
ータZの回転によりキヤツチヤ45は上下移動す
る。底板46はガイド保持板21,22に固定さ
れ、ガイド棒16に沿つて移動できるようになつ
ている。
ガイド保持具24はローラベアリング47、ベ
アリング軸48を介してガイド棒17上をガイド
保持具23と一体となつて移動する。移動子36
はガイド棒18を抱くブツシユ50と、ガイド棒
20上のローラベアリング51、ベアリング軸5
2を介して、ガイド棒18,20に沿つて移動す
る。プーリ28,30は軸54,55でガイド保
持具23に、プーリ33,34は軸56,57で
ガイド保持具24に各々回転自在に取り付けられ
ている。プーリ31,32は軸58,60で移動
子36に、プーリ26,35は軸61,62でガ
イド保持板22に回転自在に取り付けられてい
る。
アリング軸48を介してガイド棒17上をガイド
保持具23と一体となつて移動する。移動子36
はガイド棒18を抱くブツシユ50と、ガイド棒
20上のローラベアリング51、ベアリング軸5
2を介して、ガイド棒18,20に沿つて移動す
る。プーリ28,30は軸54,55でガイド保
持具23に、プーリ33,34は軸56,57で
ガイド保持具24に各々回転自在に取り付けられ
ている。プーリ31,32は軸58,60で移動
子36に、プーリ26,35は軸61,62でガ
イド保持板22に回転自在に取り付けられてい
る。
またワイヤ27は端部をガイド保持板21にA
点で固定され、プーリ28,31,30,26を
経てプーリ63を数回巻回した後、プーリ35,
34,32,33を経て、他端部をガイド保持板
21のB点に固定されている。第5図に示すプー
リ軸64,65は底板46に固定された軸固定具
66,67で支持され、その両軸端にプーリ6
8,70とプーリ71,72を固定している。プ
ーリ68,71とプーリ70,72にはベルト7
3,74がかけられ、ベルト73は一点でガイド
保持具24を固定し、ベルト74は同様にガイド
保持具23を固定している。
点で固定され、プーリ28,31,30,26を
経てプーリ63を数回巻回した後、プーリ35,
34,32,33を経て、他端部をガイド保持板
21のB点に固定されている。第5図に示すプー
リ軸64,65は底板46に固定された軸固定具
66,67で支持され、その両軸端にプーリ6
8,70とプーリ71,72を固定している。プ
ーリ68,71とプーリ70,72にはベルト7
3,74がかけられ、ベルト73は一点でガイド
保持具24を固定し、ベルト74は同様にガイド
保持具23を固定している。
軸65は底板46に固定されたステツピングモ
ータXによつて回転駆動力を与えられると、ベル
ト73,74を通じてガイド保持具24,23は
X軸方向(装置の横方向、すなわち、第5図にお
ける左右方向)に移動する。またガイド棒18,
20を介して移動子36も同じ移動をする。なお
この移動時は、プーリ26,35,63のみ回転
しないで、その他のZ軸分を除くプーリは全て回
転する。この結果、キヤツチヤ45はステツピン
グモータX,Y,DCモータZの制御により、X,
Y,Z方向の所定距離内における自在移動が可能
となる。なお移動子36には、キヤツチヤ45に
かかる試料容器の検知装置(図示せず)が固定さ
れている。
ータXによつて回転駆動力を与えられると、ベル
ト73,74を通じてガイド保持具24,23は
X軸方向(装置の横方向、すなわち、第5図にお
ける左右方向)に移動する。またガイド棒18,
20を介して移動子36も同じ移動をする。なお
この移動時は、プーリ26,35,63のみ回転
しないで、その他のZ軸分を除くプーリは全て回
転する。この結果、キヤツチヤ45はステツピン
グモータX,Y,DCモータZの制御により、X,
Y,Z方向の所定距離内における自在移動が可能
となる。なお移動子36には、キヤツチヤ45に
かかる試料容器の検知装置(図示せず)が固定さ
れている。
ポンプはチユーブポンプで、チユーブを2箇所
所定位置で押えて、その間に所定量の液体を分離
しその押え点をモータ回転でズラして移送を行う
型のものである。最終定量はモータの回転角によ
つて決定される。チユーブの一端は使用試薬、希
釈液容器内に導かれ、他端はキヤツチヤによつて
運ばれてくる試料容器注入口の位置に導かれてい
る。
所定位置で押えて、その間に所定量の液体を分離
しその押え点をモータ回転でズラして移送を行う
型のものである。最終定量はモータの回転角によ
つて決定される。チユーブの一端は使用試薬、希
釈液容器内に導かれ、他端はキヤツチヤによつて
運ばれてくる試料容器注入口の位置に導かれてい
る。
第6図は本発明装置のブロツク構成図で、検出
部はPT(プロトロンビン時間)2組、APTT(活
性化部分トロンボプラスチン時間)4組、Fbg
(フイブリノゲン)2組の計8組の散乱光測光装
置からなつている。アナログ部は増幅回路、AD
変換回路、(LED)駆動回路からなつている。表
示部、印字部は測定値を表示、印字するためのも
のである。サンプル移動部はX,Y,Z機構と
X,Y,Z方向移動用のモータ駆動回路からなつ
ている。試薬分注部はポンプ機構とポンプモータ
ドライバ回路からなつている。温度制御部は恒温
部(たとえば37℃)と低温部と各温度制御部とか
らなつている。システム制御部はモータドライバ
インタフエース、外部インタフエース、入出力イ
ンタフエース、マイクロコンピータ(プロセツ
サ、メモリ、バス)からなつている。操作部はキ
ースイツチとキースイツチインタフエースとから
なつている。電源部は以上の各部に電源を供給す
る各電源回路からなつている。
部はPT(プロトロンビン時間)2組、APTT(活
性化部分トロンボプラスチン時間)4組、Fbg
(フイブリノゲン)2組の計8組の散乱光測光装
置からなつている。アナログ部は増幅回路、AD
変換回路、(LED)駆動回路からなつている。表
示部、印字部は測定値を表示、印字するためのも
のである。サンプル移動部はX,Y,Z機構と
X,Y,Z方向移動用のモータ駆動回路からなつ
ている。試薬分注部はポンプ機構とポンプモータ
ドライバ回路からなつている。温度制御部は恒温
部(たとえば37℃)と低温部と各温度制御部とか
らなつている。システム制御部はモータドライバ
インタフエース、外部インタフエース、入出力イ
ンタフエース、マイクロコンピータ(プロセツ
サ、メモリ、バス)からなつている。操作部はキ
ースイツチとキースイツチインタフエースとから
なつている。電源部は以上の各部に電源を供給す
る各電源回路からなつている。
上記のように構成された本発明装置において、
次のような動作(主としてキヤツチヤの動作)が
行われる。
次のような動作(主としてキヤツチヤの動作)が
行われる。
APTT測定検体を冷却部からインキユベー
シヨン部に運ぶ。
シヨン部に運ぶ。
APTTの第1次インキユベーシヨン部から
試薬分注を行い、第2次インキユベーシヨン部
に運ぶ。
試薬分注を行い、第2次インキユベーシヨン部
に運ぶ。
APTT測定終了検体を捨てる。
APTT測定で第1次インキユベーシヨンか
ら第2の試薬分注を済ませ測定にかける。
ら第2の試薬分注を済ませ測定にかける。
Fbg測定で検体を冷却部から希釈部に持つて
行つて希釈を行う。
行つて希釈を行う。
の希釈済の検体をインキユベーシヨン部に
運ぶ。
運ぶ。
Fbg測定終了検体を捨てる。
Fbg測定のインキユベーシヨン済検体を試薬
分注に運び、分注受けの後、測定にかける。
分注に運び、分注受けの後、測定にかける。
PT測定の検体を冷却部からインキユベーシ
ヨン部に運ぶ。
ヨン部に運ぶ。
PT測定終了検体を捨てる。
PTインキユベーシヨン終了検体を試薬分注
に運び分注受け後、測定にかける。
に運び分注受け後、測定にかける。
以上の動作を順次時間を調節し、かつ種々の測
定法で選んで行う。第7図はその中の一例を示す
タイミングチヤートで、図中の番号は上記のキヤ
ツチヤの動作を示している。本例では7検体まで
の並列処理が可能である。なお測定、表示、印字
方法は本出願人が既に特許出願している特開昭59
−228167号(特願昭58−103429号)、特開昭59−
203959号(特願昭58−78651号)記載の方法によ
る。なお緊急検体セツト部2は、測定中の飛込み
検体がある場合、従前の検体はそのままにして緊
急検体セツト部に検体をセツトすれば、優先して
緊急検査を行うことができるようにしたものであ
る。
定法で選んで行う。第7図はその中の一例を示す
タイミングチヤートで、図中の番号は上記のキヤ
ツチヤの動作を示している。本例では7検体まで
の並列処理が可能である。なお測定、表示、印字
方法は本出願人が既に特許出願している特開昭59
−228167号(特願昭58−103429号)、特開昭59−
203959号(特願昭58−78651号)記載の方法によ
る。なお緊急検体セツト部2は、測定中の飛込み
検体がある場合、従前の検体はそのままにして緊
急検体セツト部に検体をセツトすれば、優先して
緊急検査を行うことができるようにしたものであ
る。
本発明の装置を用いれば、各検体によるバラツ
キに対してフレキシブルな対応ができる。たとえ
ばある検体の測定時間が予定より長いことを測光
情報から検知すると、その検体はそのままにして
次検体は余備の測光部に自動的に移すことができ
る。それによつて誤つた測定結果を防ぎ、あるい
は測定工程を乱すことなどのないようにすること
ができる。また測定工程の一部の時間や順序など
の調整が容易にできる。従来は総合的に全体の測
定系を調整しないと、一部のみ最終条件に変更す
ることはできなかつたが、緊急検体に対しても従
前の検体の測定を乱すことなく対応することがで
きる。
キに対してフレキシブルな対応ができる。たとえ
ばある検体の測定時間が予定より長いことを測光
情報から検知すると、その検体はそのままにして
次検体は余備の測光部に自動的に移すことができ
る。それによつて誤つた測定結果を防ぎ、あるい
は測定工程を乱すことなどのないようにすること
ができる。また測定工程の一部の時間や順序など
の調整が容易にできる。従来は総合的に全体の測
定系を調整しないと、一部のみ最終条件に変更す
ることはできなかつたが、緊急検体に対しても従
前の検体の測定を乱すことなく対応することがで
きる。
以上説明したように、本発明の装置は、検体処
理能力に関係なく、加温時間が一定にでき、高精
度の測定ができる。また加温時間、試料分注数、
分注量、分注時期などに制限が少なく、フレキシ
ブルな測定条件が得られ、またこれにより、多項
目な測定が可能である。さらに凝固時間の著しく
延長した検体があつても、空いている測定部を用
いることにより、時間当りの処理検体数を殆ど低
下させないで測定できるなどの優れた効果を有し
ている。
理能力に関係なく、加温時間が一定にでき、高精
度の測定ができる。また加温時間、試料分注数、
分注量、分注時期などに制限が少なく、フレキシ
ブルな測定条件が得られ、またこれにより、多項
目な測定が可能である。さらに凝固時間の著しく
延長した検体があつても、空いている測定部を用
いることにより、時間当りの処理検体数を殆ど低
下させないで測定できるなどの優れた効果を有し
ている。
第1図は本発明の全自動血液凝固測定装置の一
例を示す平面図(上面外観図)、第2図は第1図
における測定部のカバーを取り外した状態を示す
平面図(上面図)、第3図はキヤツチヤが試料容
器をキヤツチしている状態を示す斜視図、第4図
はY軸駆動部の平面説明図、第5図はX軸駆動部
およびZ軸駆動部の側面説明図、第6図は本発明
装置のブロツク構成図、第7図は本発明装置の動
作の一例を示すタイミングチヤートである。 1……丸孔、2……緊急検体セツト部、3……
検体冷却部、4……インキユベーシヨン部、5…
…測光部、6……輸送用アーム、7……測定部、
8……操作部、10……試料分注部、11……表
示部、12……停止スイツチ、13……電源スイ
ツチ、14……プリンタ、15……試料容器、1
6,17,18,20……ガイド棒、21,22
……ガイド保持板、23,24……ガイド保持
具、25……ブツシユ、26……プーリ、27…
…ワイヤ、28,30,31,32,33,3
4,35……プーリ、36……移動子、37……
昇降具、38,40……プーリ、41,42……
軸、43……プーリ、44……ベルト、45……
キヤツチヤ、46……底板、47……ローラベア
リング、48……ベアリング軸、50……ブツシ
ユ、51……ローラベアリング、52……ベアリ
ング軸、54,55,56,57,58,60,
61,62……軸、63……プーリ、64,65
……プーリ軸、66,67……軸固定具、68,
70,71,72……プーリ、73,74……ベ
ルト、X,Y……ステツピングモータ、Z……
DCモータ。
例を示す平面図(上面外観図)、第2図は第1図
における測定部のカバーを取り外した状態を示す
平面図(上面図)、第3図はキヤツチヤが試料容
器をキヤツチしている状態を示す斜視図、第4図
はY軸駆動部の平面説明図、第5図はX軸駆動部
およびZ軸駆動部の側面説明図、第6図は本発明
装置のブロツク構成図、第7図は本発明装置の動
作の一例を示すタイミングチヤートである。 1……丸孔、2……緊急検体セツト部、3……
検体冷却部、4……インキユベーシヨン部、5…
…測光部、6……輸送用アーム、7……測定部、
8……操作部、10……試料分注部、11……表
示部、12……停止スイツチ、13……電源スイ
ツチ、14……プリンタ、15……試料容器、1
6,17,18,20……ガイド棒、21,22
……ガイド保持板、23,24……ガイド保持
具、25……ブツシユ、26……プーリ、27…
…ワイヤ、28,30,31,32,33,3
4,35……プーリ、36……移動子、37……
昇降具、38,40……プーリ、41,42……
軸、43……プーリ、44……ベルト、45……
キヤツチヤ、46……底板、47……ローラベア
リング、48……ベアリング軸、50……ブツシ
ユ、51……ローラベアリング、52……ベアリ
ング軸、54,55,56,57,58,60,
61,62……軸、63……プーリ、64,65
……プーリ軸、66,67……軸固定具、68,
70,71,72……プーリ、73,74……ベ
ルト、X,Y……ステツピングモータ、Z……
DCモータ。
Claims (1)
- 1 多数の試料容器保持用丸孔を穿設した試料容
器保持板を備えた血液凝固測定装置において、横
方向移動用のモータとプーリとベルトとで試料容
器把持用キヤツチヤを横方向に移動させ、奥行方
向移動用のモータとプーリのワイヤとで試料容器
把持用キヤツチヤを奥行方向に移動させ、上下方
向移動用のモータとプーリとベルトとで試料容器
把持用キヤツチヤを上下方向に移動させるように
したことを特徴とする全自動血液凝固測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12186985A JPS61280572A (ja) | 1985-06-05 | 1985-06-05 | 全自動血液凝固測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12186985A JPS61280572A (ja) | 1985-06-05 | 1985-06-05 | 全自動血液凝固測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61280572A JPS61280572A (ja) | 1986-12-11 |
JPH0465983B2 true JPH0465983B2 (ja) | 1992-10-21 |
Family
ID=14821941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12186985A Granted JPS61280572A (ja) | 1985-06-05 | 1985-06-05 | 全自動血液凝固測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61280572A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2561367Y2 (ja) * | 1992-04-03 | 1998-01-28 | 東亞医用電子株式会社 | 試料吸排装置 |
CN112903974B (zh) * | 2021-03-19 | 2023-02-03 | 青海省地质调查局 | 一种深部矿床勘查预测系统 |
-
1985
- 1985-06-05 JP JP12186985A patent/JPS61280572A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61280572A (ja) | 1986-12-11 |
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