JP2018023398A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. ミオスタチンの活性化を阻害する、潜在型ミオスタチンに結合する単離された抗体であって、ミオスタチンプロペプチド(配列番号：78)のアミノ酸21〜100からなる断片内のエピトープに結合する、抗体。
2. ミオスタチンプロペプチド(配列番号：78)のアミノ酸21〜80、41〜100、21〜60、41〜80、61〜100、21〜40、41〜60、61〜80、または81〜100からなる断片内のエピトープに結合する、請求項1に記載の抗体。
3. 該抗体が
   (a)潜在型ミオスタチンからの成熟型ミオスタチンの遊離を阻止するか、
   (b)成熟型ミオスタチンのタンパク質分解性の遊離を阻止するか、
   (c)成熟型ミオスタチンの自発的な遊離を阻止するか、または
   (d)成熟型ミオスタチンに結合しない、
   請求項1または2に記載の抗体。
4. 潜在型ミオスタチンへの結合に関して、表2a、11a、もしくは13に記載されるVHとVLの対を含む抗体と競合するか、または表2a、11a、もしくは13に記載されるVHとVLの対を含む抗体と同じエピトープに結合する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の抗体。
5. 酸性pHにおいてよりも中性pHにおいて高いアフィニティで潜在型ミオスタチンに結合するか、またはpH5.8においてよりもpH7.4において高いアフィニティで潜在型ミオスタチンに結合する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の抗体。
6. （a）モノクローナル抗体；（b）ヒト、ヒト化、もしくはキメラ抗体；（c）全長IgG抗体；または（d）ミオスタチンに結合する抗体断片である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の抗体。
7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の抗体をコードする、単離された核酸。
8. 請求項7に記載の核酸を含む、宿主細胞。
9. 抗ミオスタチン抗体を製造する方法であって、
   該抗体が製造されるように請求項8に記載の宿主細胞を培養する工程
   を含む、方法。
10. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の抗体および薬学的に許容される担体を含む、薬学的製剤。