JP2017087509A - ポータブルプリンタ及びコンピュータプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】サーマルヘッドの押し圧を下げることなく、ラベルを搬送することができるポータブルプリンタ及びコンピュータプログラムを提供する。【解決手段】ポータブルプリンタ100は、搬送路と、印刷部と、センサと、搬送制御部とを持つ。搬送路は、複数のラベルが添付された台紙を搬送する。印刷部は、搬送されたラベルに印刷を行う。センサは、台紙上のラベルを検出する。搬送制御部は、センサの検出結果に応じて、ラベルが検出された位置から前記ラベルを第1の距離搬送した後に台紙の搬送速度を減速する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、ポータブルプリンタ及びコンピュータプログラムに関する。
従来、サーマル印刷では、サーマルヘッドの熱を効率よくラベルに伝えるために所定の押し圧が必要であった。しかしながら、小型モータを搭載したポータブルプリンタでは、ラベルがサーマルヘッドを通過するときにラベルエッジを乗り越えられないという問題があった。これは、ラベルの厚みが厚いほど可能性が高まる。そこで、このような問題を解決するために、サーマルヘッドの押し圧を下げてラベルエッジを乗り越えやすくする方法が提案されている。
しかしながら、上記の方法では、押し圧を下げることによりラベルに伝える熱効率が悪い。その結果、印刷中の電力を上げる必要があるため、消費電力が高くなってしまう可能性があった。
特開2011−73453号公報
本発明が解決しようとする課題は、サーマルヘッドの押し圧を下げることなく、ラベルを搬送することができるポータブルプリンタ及びコンピュータプログラムを提供することである。
実施形態のポータブルプリンタは、搬送路と、印刷部と、センサと、搬送制御部とを持つ。搬送路は、複数のラベルが添付された台紙を搬送する。印刷部は、搬送された前記ラベルに印刷を行う。センサは、前記台紙上のラベルを検出する。搬送制御部は、前記センサの検出結果に応じて、前記ラベルが検出された位置から前記ラベルを第1の距離搬送した後に前記台紙の搬送速度を減速する。
実施形態のポータブルプリンタ100のシステム構成を示すブロック図。 ポータブルプリンタ100の断面図。 実施形態におけるポータブルプリンタ100の処理を説明するための図。 ポータブルプリンタ100の動作の流れを示すフローチャート。
以下、実施形態のポータブルプリンタ及びコンピュータプログラムを、図面を参照して説明する。
図1は、実施形態のポータブルプリンタ100のシステム構成を示すブロック図である。ポータブルプリンタ100は、制御部1、ROM(Read Only Memory)2、RAM(Random Access Memory)3、モータドライバ4、ヘッド制御装置5、断線チェック回路6、電源スイッチ7、LED(Light Emitting Diode)8、通信I/F9、透過センサ10、電池電圧検出回路11、サーマルヘッド12、2次電池13及びレギュレータ回路14を備える。各機能部は、バス11aを介して接続されている。
制御部1は、ポータブルプリンタ100の各機能部を制御する。また、制御部1は、所定の距離に関する情報を記憶する。所定の距離に関する情報とは、透過センサ10からサーマルヘッド12までの距離や、ラベル間ギャップの距離である。制御部1の具体的な処理については後述する。
ROM2は、読み出し専用のメモリであり、ポータブルプリンタ100を動作させるためのプログラムを予め記憶する。
RAM3は、種々の情報を記憶する読み出し書き込みメモリである。RAM3には、ROM2から読み出されたプログラムが展開される。また、RAM3は、プログラムが実行されることによって生成された各種データ(例えば、印刷データなど)を記憶する。
モータドライバ4は、用紙を搬送するためのモータ(図示しない)を駆動する。本実施形態において用紙は、帯状の台紙上に添付されているラベルである。モータドライバ4は、モータのトルクを制御することによって用紙の搬送速度を制御する。
ヘッド制御装置5は、サーマルヘッド12への通電制御を行う。
断線チェック回路6は、サーマルヘッド12を構成する発熱素子の断線をチェックする。断線チェック回路6にはヘッド制御装置5が接続されている。
電源スイッチ7は、機械的及びソフト的にオン・オフされる。ソフト的とは、ポータブルプリンタ100の制御信号によりオン・オフされることを意味する。
LED8は、制御部1の制御によって、2次電池13の電圧状態に応じて異なる色で発行する。
通信I/F9は、ポータブルプリンタ100とホストコンピュータ(不図示)との通信を行うためのインタフェースである。
透過センサ10は、用紙を検出する。例えば、透過センサ10は、用紙のラベルエッジを検出する。透過センサ10は、照射部及び受光部で構成される。照射部は、光を照射する。受光部は、照射部から照射された光を受光し、受光した光量に応じた電圧レベルを検出する。そして、受光部は、検出した電圧レベルに応じて用紙のラベルエッジを検出する。具体的には、検出した電圧レベルが閾値未満である場合、受光部は用紙のラベルエッジを検出する。一方、検出した電圧レベルが閾値以上である場合、受光部は用紙のラベルエッジを検出しない。透過センサ10は、検出結果を制御部1に出力する。検出結果には、ラベルエッジの検出の有無が含まれる。透過センサ10は、周期的又は予め設定されたタイミングで検出結果を出力する。
電池電圧検出回路11は、2次電池13の電池電圧を検出する。この2次電池13から出力される電池電圧はレギュレータ回路14を介して安定化された後、ポータブルプリンタ100の各機能部に電源として供給される。この各機能部への電池電圧の供給は、電源スイッチ7を介して行われる。
サーマルヘッド12は、一列に配置された複数の発熱素子を有している。発熱素子は、電力の印加によって発熱する。サーマルヘッド12は、複数の発熱素子に選択的に電力を印加することで発熱素子を発熱させる。サーマルヘッド12は、発熱素子の発熱により用紙に印刷する。
2次電池13は、蓄電池である。
レギュレータ回路14は、2次電池13から出力される電池電圧を安定化する。
図2は、ポータブルプリンタ100の断面図である。
図2に示すように、ポータブルプリンタ100の一面には開口面が形成される。開口面の一端には、開口面を開閉するためのカバー22が支点軸23により回動自在に保持されている。ポータブルプリンタ100には、ロール状に巻回されたラベルロール紙24を転動自在に収納する収納部であるホッパ25が形成されている。ここで、ラベルロール紙24は、帯状の台紙上に複数のラベルが添付されて構成されたラベル用紙である。
ポータブルプリンタ100には、ホッパ25の底部から開口面に向けて延出する用紙ガイド26が設けられる。用紙ガイド26の開口面に近い部分には、回転自在のプラテンローラ27と、プラテンローラ27の長手方向に沿う剥離バー28とが設置されている。さらに、ポータブルプリンタ100には、2次電池13が着脱自在に設けられている。
そして、ヘッド支持体29には、印字ヘッドであるサーマルヘッド12が板ばね30により一方向に付勢されて支軸31を中心に回動自在に保持されている。なお、ヘッド支持体29は、カバー22の内面に固定されている。また、カバー22の自由端側の両側には、スプリング32により一方向に付勢されてピンチローラ33を回転自在に支承する軸受34が変位自在に設けられている。
さらに、カバー22には、ラベル排出口35と、凹部36と、紙押え37とが形成されている。ラベル排出口35は、サーマルヘッド12とピンチローラ33との間に配置されてラベル24bを排出させる。凹部36は、指をかけて把手の役割を果たす。紙押え37は、ホッパ25内のラベルロール紙24の浮きを押える。このようなカバー22の長さはポータブルプリンタ100の開口面の長さよりも短い。したがって、カバー22を閉じた状態では、カバー22の自由端と開口面の端部との間に台紙24aを排出させる台紙排出口38が形成される。また、剥離バー28の中心はラベル排出口35の中心に略一致する。そして、剥離バー28の中心から支点軸23の中心までの距離は、サーマルヘッド12のラベル排出口35側の先端から支点軸23の中心までの距離よりもやや長い。また、剥離バー28の中心から支点軸23の中心までの距離は、プラテンローラ27とピンチローラ33との接触部から支点軸23の中心までの距離よりもやや短い。
図3は、実施形態におけるポータブルプリンタ100の処理を説明するための図である。
図3(A)において、X1はラベル間ギャップの距離(mm)を表し、X2は透過センサ10からサーマルヘッド12までの距離(mm)を表す。ここでは、透過センサ10からサーマルヘッド12までの距離として、透過センサ10の照射部からサーマルヘッド12の発熱素子までの距離を用いる。ただし、透過センサ10からサーマルヘッド12までの距離は、これに限定される必要はない。例えば、透過センサ10からサーマルヘッド12までの距離は、透過センサ10の端からサーマルヘッド12の端までの距離X(mm)以内であればどの距離であってもよい。また、図3(B)において、X3は第1の距離(mm)を表す。第1の距離は、透過センサ10からサーマルヘッド12までの距離よりも短い距離である。例えば、第1の距離は、X2−X1−X1であってもよい。図3(C)において、X4は第2の距離(mm)を表す。第2の距離は、透過センサ10からサーマルヘッド12までの距離よりも長い距離である。例えば、第2の距離は、X2+X1であってもよい。
制御部1は、印刷開始の指示がなされると、モータドライバ4にモータの駆動を指示する。モータドライバ4は、プラテンローラ27のモータを制御して、ラベルロール紙24を搬送する。この際の搬送速度は、印刷時の搬送速度として予め設定されている速度(以下、「通常速度」という。)である。ラベルロール紙24は通常速度で搬送されて、図3(A)に示す状態でラベル24bのラベルエッジが検出される。上記のように、ラベルエッジの検出は、透過センサ10によって行われる。制御部1は、具体的な処理として、透過センサ10からの検出結果に応じてラベルのラベルエッジの有無を判定する。具体的には、検出結果にラベルエッジの検出有りを示す情報が含まれる場合、制御部1はラベルエッジの検出有りと判定する。一方、検出結果にラベルエッジの検出無しを示す情報が含まれる場合、制御部1はラベルエッジの検出無しと判定する。
ラベルエッジが検出された位置からX3の距離までラベルロール紙24が搬送されると、制御部1は搬送速度を通常速度から指定速度まで減速させる(図3(B))。指定速度とは、ラベルエッジを乗り越えることができる速度である。そして、モータドライバ4は、指定速度のままラベルロール紙24を搬送する。その後、ラベルエッジが検出された位置からX4の距離までラベルロール紙24が搬送されると、制御部1は搬送速度を指定速度から通常速度まで加速する(図3(C))。そして、モータドライバ4は、通常速度のままラベルロール紙24を搬送する。なお、制御部1は、搬送速度が減速している間には印刷を行わないようにサーマルヘッド12を制御する。搬送速度が減速している間とは、ラベルロール紙24が通常速度で搬送されるまでの間を表す。搬送速度が減速している間には、例えば、以下の期間が含まれる。
・搬送速度が通常速度から指定速度まで減速されている期間
・ラベルロール紙24が指定速度で搬送されている期間
・搬送速度が指定速度から通常速度まで加速されている期間
図4は、ポータブルプリンタ100の動作の流れを示すフローチャートである。図4の処理は、印刷の指示がなされた場合に実行される。なお、図4の処理開始時には、ラベルロール紙24は通常速度で搬送される。
ヘッド制御装置5は、サーマルヘッド12を制御して、ラベルロール紙24の台紙上に添付されているラベルに印刷データを印刷する。また、モータドライバ4は、プラテンローラ27を制御して、ラベルロール紙24を通常速度で搬送する(ACT101)。制御部1は、ラベルエッジが検出されたか否か判定する(ACT102)。ラベルエッジが検出されなかった場合(ACT102:NO)、制御部1はラベルエッジが検出されるまで待機する。
一方、ラベルエッジが検出された場合(ACT102:YES)、制御部1はラベルエッジが検出されたラベルが第1の距離まで搬送されたか否か判定する(ACT103)。具体的には、制御部1は、ラベルエッジが検出された位置から第1の距離まで、ラベルエッジが検出されたラベルが搬送されたか否か判定する。第1の距離まで搬送されていない場合(ACT103:NO)、制御部1は第1の距離搬送されるまで待機する。
第1の距離まで搬送された場合(ACT103:YES)、制御部1はモータドライバ4を制御して搬送速度を指定速度まで減速させる(ACT104)。その後、制御部1はモータドライバ4を制御して、ラベルロール紙24を指定速度で搬送させる(ACT105)。モータドライバ4は、制御部1の制御に従ってラベルロール紙24を指定速度で搬送する。搬送速度が指定速度まで減速されているため、サーマルヘッド12が段差(ラベルエッジ)を通過する(ACT106)。制御部1は、ラベルエッジが検出されたラベルが第2の距離まで搬送されたか否か判定する(ACT107)。具体的には、制御部1は、ラベルエッジが検出された位置から第2の距離まで、ラベルエッジが検出されたラベルが搬送されたか否か判定する。第2の距離搬送されていない場合(ACT107:NO)、制御部1はラベルエッジが検出されたラベルが第2の距離搬送されるまで待機する。
一方、第2の距離搬送された場合(ACT107:YES)、制御部1はモータドライバ4を制御して、搬送速度を指定速度から通常速度まで加速させる(ACT108)。その後、制御部1は、モータドライバ4を制御して、ラベルロール紙24を通常速度で搬送させる。モータドライバ4は、制御部1の制御に従ってラベルロール紙24を通常速度で搬送する。また、ヘッド制御装置5は、サーマルヘッド12を制御して、ラベルロール紙24の台紙上に添付されているラベルに印刷データを印刷する(ACT109)。
以上のように構成されたポータブルプリンタ100によれば、サーマルヘッドの押し圧を下げることなく、ラベルを搬送することが可能となる。以下、この効果について詳細に説明する。
ポータブルプリンタ100は、ラベルがあると判定されてから第1の距離搬送した後に指定速度まで搬送速度を減速させる。そして、ポータブルプリンタ100は、指定速度で台紙を搬送する。これにより、トルクの弱い(高速領域でトルクを出せない)小型モータを搭載したポータブルプリンタ100であってもラベルエッジを乗り越えることができる。そのため、サーマルヘッドの押し圧を下げることなく、ラベルを搬送することが可能になる。さらに、ラベルの厚みに関係なくラベルを搬送することができる。
また、第1の距離は、透過センサ10からサーマルヘッド12までの距離と、ラベル間ギャップの距離とに基づいて決定される。具体的には、第1の距離は、透過センサ10からサーマルヘッド12までの距離からラベル間ギャップの距離の2倍の距離を減算した距離である。ラベル間ギャップの距離の2倍の距離は、透過センサ10からサーマルヘッド12までの距離よりも短い。これにより、ラベルがサーマルヘッド12に到達する前に、搬送速度が指定速度まで減速される。そのため、より確実にラベルエッジを乗り越えることができる。
また、第2の距離は、透過センサ10からサーマルヘッド12までの距離と、ラベル間ギャップの距離とに基づいて決定される。具体的には、第2の距離は、透過センサ10からサーマルヘッド12までの距離にラベル間ギャップの距離を加算した距離である。つまり、サーマルヘッド12がラベルエッジを乗り越えた後に搬送速度が通常の搬送速度まで加速される。そのため、印刷時間を少しでも早くすることが可能になる。
また、従来では、上記のようにサーマルヘッドの押し圧を下げることによってラベルエッジを乗り越える方法が行われていた。しかしながら、これには消費電力が高くなってしまい、サーマルヘッドの短寿命になりかねない。さらに、消費電力が高くなるために2次電池の寿命を短くしてしまう可能性もあった。それに対して、本実施形態におけるポータブルプリンタ100では、サーマルヘッドの押し圧を下げることなくラベルエッジを乗り越えることができる。したがって、サーマルヘッドに与える電力を上げる必要がない。これにより、サーマルヘッドの寿命を従来と比べて延ばすことができる。また、搬送速度を指定速度まで減速させるため、消費電力が少なくて済む。そのため、2次電池の寿命も延ばすことが可能になる。
以下、ポータブルプリンタ100の変形例について説明する。
本実施形態では、透過センサ10として透過型のセンサを例に説明したが、他のセンサであってもよい。例えば、透過センサ10は、反射型のセンサであってもよい。
本実施形態では、第1の距離及び第2の距離が予め決定されている構成を示したが、これに限定される必要はない。例えば、第1の距離及び第2の距離は、ラベル間ギャップの距離を測定するセンサを用いて、測定した結果から算出されてもよい。例えば、制御部1が、測定されたラベル間ギャップの距離と、予め記憶している透過センサ10からサーマルヘッド12までの距離とを用いて算出してもよい。
また、上述した実施形態におけるポータブルプリンタ100の一部の機能をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録する。そして、上述したプログラムを記録した記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、オペレーティングシステムや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、可搬媒体や記憶装置等のことをいう。可搬媒体は、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等である。また、記憶装置は、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等である。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するものである。通信回線は、インターネット等のネットワークや電話回線等である。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」は、サーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリであってもよい。揮発性メモリは、一定時間プログラムを保持しているものである。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。また上記プログラムは、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、複数のラベルが添付された台紙を搬送する搬送路と、搬送されたラベルに印刷を行うサーマルヘッド12と、台紙上のラベルを検出する透過センサ10と、検出結果に応じて、ラベルが検出されて位置からラベルを第1の距離搬送した後に台紙の搬送速度を減速する搬送制御部(実施形態では、制御部1に対応)とを持つことにより、サーマルヘッドの押し圧を下げることなく、ラベルを搬送することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…制御部,2…ROM,3…RAM,4…モータドライバ(搬送制御部),5…ヘッド制御装置,6…断線チェック回路,7…電源スイッチ,8…LED,9…通信I/F,10…透過センサ,11…電池電圧検出回路,12…サーマルヘッド,13…2次電池,14…レギュレータ回路,22…カバー,23…支点軸,24…ラベルロール紙,25…ホッパ,26…用紙ガイド,27…プラテンローラ(印刷部),28…剥離バー,29…ヘッド支持体,30…板ばね,31…支軸,32…スプリング,33…ピンチローラ,34…軸受,35…ラベル排出口,36…凹部,37…紙押え,38…台紙排出口,100…ポータブルプリンタ

Claims (5)

  1. 複数のラベルが添付された台紙を搬送する搬送路と、
    搬送された前記ラベルに印刷を行う印刷部と、
    前記台紙上のラベルを検出するセンサと、
    前記センサの検出結果に応じて、前記ラベルが検出された位置から前記ラベルを第1の距離搬送した後に前記台紙の搬送速度を減速する搬送制御部と、
    を備えるポータブルプリンタ。
  2. 前記第1の距離は、前記センサから前記印刷部までの距離よりも短い距離であり、
    前記印刷部は、搬送速度が減速している間には印刷を行わない、請求項1に記載のポータブルプリンタ。
  3. 前記搬送制御部は、前記ラベルが検出された位置から第2の距離搬送した後に前記台紙の搬送速度を加速する、請求項1又は2に記載のポータブルプリンタ。
  4. 前記第2の距離は、前記センサから前記印刷部までの距離よりも長い距離であり、
    前記印刷部は、前記台紙が加速後の速度で搬送されている間に印刷を行う、請求項3に記載のポータブルプリンタ。
  5. 複数のラベルが添付された台紙を搬送する搬送路によって搬送された前記台紙上のラベルの有無を判定するための電圧レベルを検出するセンサによって検出された前記電圧レベルに基づいて前記ラベルがあると判定されてから前記ラベルを第1の距離搬送した後に前記台紙の搬送速度を減速する搬送制御ステップと、
    搬送された前記ラベルに印刷を行う印刷ステップと、
    をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
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