JP2021176692A - 印刷装置、印刷方法、及びプログラム - Google Patents

印刷装置、印刷方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】被印刷媒体を搬送する搬送部による被印刷媒体の惰性搬送を考慮した印刷制御を行う。【解決手段】印刷装置1は、被印刷媒体(感熱テープ21)を搬送する搬送部(プラテンローラ5)と、被印刷媒体に印刷を行う印刷部(サーマルヘッド6)と、印刷部の温度を検出する温度検出部(サーミスタ15)と、搬送部に被印刷媒体の搬送を行わせ、且つ印刷部に被印刷媒体への印刷を行わせているときに、温度検出部により検出された温度が第1の温度以上になった場合に、被印刷媒体の搬送を停止させるように搬送部を制御すると共に、当該制御を開始してから実際に被印刷媒体の搬送が停止するまでの期間に被印刷媒体への印刷を継続するように印刷部を制御する制御部(制御回路10)とを備える。【選択図】図5

Description

本明細書の開示は、印刷装置、印刷方法、及びプログラムに関する。
従来、サーマルヘッドにより被印刷媒体に印刷を行うラベルプリンタが知られている。そのようなラベルプリンタは、例えば、特許文献1に記載されている。
特開2011−062896号公報
ところで、サーマルヘッドの温度は印刷に伴って上昇するため、その温度が動作保証温度の上限を超えないようにするための対策が必要である。
従来では、その対策として例えば、サーマルヘッドの近傍に設けたサーミスタにより印刷処理中におけるサーマルヘッドの温度を検出し、当該温度が所定温度以上になったら即時に印刷と被印刷媒体の搬送を停止させる、といった停止処理が行われている。しかしながら、被印刷媒体の搬送がDCモータにより行われている場合は、被印刷媒体の搬送を即時に停止させることができず、被印刷媒体の惰性搬送が発生することがあった。そのため、印刷処理中に停止処理が行われて印刷処理が中断され、その後、印刷処理が再開された場合は、停止処理の際に発生した被印刷媒体の惰性搬送によって、印刷結果に隙間が生じてしまう印刷抜けが発生し、印刷品位が低下することがあった。
以上のような実情を踏まえ、本発明の一側面に係る目的は、被印刷媒体を搬送する搬送部による被印刷媒体の惰性搬送を考慮した印刷制御を行う技術を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る印刷装置は、被印刷媒体を搬送する搬送部と、前記被印刷媒体に印刷を行う印刷部と、前記印刷部の温度を検出する温度検出部と、前記搬送部に前記被印刷媒体の搬送を行わせ、且つ前記印刷部に前記被印刷媒体への印刷を行わせているときに、前記温度検出部により検出された温度が第1の温度以上になった場合に、前記被印刷媒体の搬送を停止させるように前記搬送部を制御すると共に、当該制御を開始してから実際に前記被印刷媒体の搬送が停止するまでの期間に前記被印刷媒体への印刷を継続するように前記印刷部を制御する制御部とを備える。
本発明の一態様に係る印刷方法は、搬送部に被印刷媒体の搬送を行わせ、且つ印刷部に前記被印刷媒体への印刷を行わせているときに、前記印刷部の温度を検出し、検出した前記温度が第1の温度以上になった場合に、前記被印刷媒体の搬送を停止させるように前記搬送部を制御すると共に、当該制御を開始してから実際に前記被印刷媒体の搬送が停止するまでの期間に前記被印刷媒体への印刷を継続するように前記印刷部を制御する。
本発明の一態様に係るプログラムは、搬送部に被印刷媒体の搬送を行わせ、且つ印刷部に前記被印刷媒体への印刷を行わせているときに、前記印刷部の温度を検出し、検出した前記温度が第1の温度以上になった場合に、前記被印刷媒体の搬送を停止させるように前記搬送部を制御すると共に、当該制御を開始してから実際に前記被印刷媒体の搬送が停止するまでの期間に前記被印刷媒体への印刷を継続するように前記印刷部を制御する処理をプロセッサに実行させる。
上記の態様によれば、被印刷媒体を搬送する搬送部による被印刷媒体の惰性搬送により発生する印刷抜けを防止することができる。
印刷装置1を説明するための斜視図である。 蓋3を開けた状態における印刷装置1を示す図である。 印刷装置1のハードウェア構造を示すブロック図である。 印刷制御処理の一例を示すフローチャートである。 停止処理の一例を示すフローチャートである。 惰性搬送量テーブルの一例を示す図である。 本方式と従来方式による印刷結果の一例を示す図である。 停止処理の変形例を示すフローチャートである。 惰性搬送量テーブルの他の例を示す図である。 上昇温度テーブルの一例を示す図である。
<実施形態>
図1は、一実施の形態に係る印刷装置1を説明するための斜視図である。図2は、蓋3を開けた状態における印刷装置1を示す図である。以下、図1及び図2を参照しながら、印刷装置1の構成について説明する。
印刷装置1は、被印刷媒体である感熱テープ21に印刷を行うラベルプリンタである。以降では、感熱テープ21を使用する感熱方式のラベルプリンタを例にして説明するが、インクリボンを使用する熱転写方式のラベルプリンタであってもよい。印刷装置1は、コンピュータ100から印刷パターン等の印刷データを取得する。コンピュータ100は、感熱テープ21に印刷を行う印刷パターンをユーザの操作に基づき作成する。
印刷装置1は、図1に示すように、装置筐体2と、開閉自在な蓋3と、窓4とを備えている。装置筐体2には、感熱テープ21を装置筐体2の外部へ排出する排出口2aが形成されている。また、装置筐体2には、電源コード接続端子や、インターフェース部11(図3参照)として機能する外部機器接続端子、記憶媒体挿入口等が設けられている。
蓋3は、装置筐体2の側方に配置されている。利用者は、ボタン3aを押下してロック機構を解除することで、図2に示すように、蓋3を開けることができる。蓋3には、蓋3が閉じた状態でも印刷装置1に感熱テープ21が収容されているか否かを目視で確認可能とするために、窓4が形成されている。
装置筐体2は、図2に示すように、媒体アダプタ収容部2bと、プラテンローラ5と、サーマルヘッド6を備えている。媒体アダプタ収容部2bには、媒体アダプタ20が収容される。また、装置筐体2は、感熱テープ21が排出される排出口2aとサーマルヘッド6の間に、フルカッター7と、ハーフカッター8と、フォトセンサ9を備えている。ハーフカッター8、フルカッター7、フォトセンサ9は、排出口2a側から、この順番で配設されている。
媒体アダプタ20は、感熱テープ21を収容する。媒体アダプタ20に収容される感熱テープ21は、例えば、長手方向に巻かれて円筒形状を有した状態で収容される。媒体アダプタ20は、感熱テープ21のテープ幅に合わせて設計されている。この例では、媒体アダプタ20は、テープ幅6mmのテープ用の媒体アダプタである。
印刷装置1では、感熱テープ21を収容した媒体アダプタ20が印刷装置1に収容されることで、感熱テープ21が印刷装置1に収容される。なお、印刷装置1は、異なるテープ幅に対応した媒体アダプタを収容することができる。印刷装置1は、具体的には、例えば、図2に示す6mmのテープ用の媒体アダプタ20の他に、12mmのテープ用の媒体アダプタ、18mmのテープ用の媒体アダプタ等を収容することができる。
感熱テープ21は、例えば、下層から順にセパレータと、粘着層と、基材と、発色層と、保護層とが積層された5層構造を有している。セパレータは粘着層を覆うように剥離可能に基材に貼り付けられている。セパレータの材料は、例えば、紙であるが、紙に限らず、PET(ポリエチレンテレフタレート)であってもよい。粘着層は、基材に塗布された粘着材である。基材の材料は、例えば、有色のPETである。発色層は、熱エネルギーの加熱により発色する感熱発色層である。保護層の材料は、例えば、透明なPETである。感熱テープ21の構成は、このような5層構造の構成に限らない。例えば、感熱テープ21は、保護層を有さず、発色層が露出したものであってもよい。
プラテンローラ5は、感熱テープ21を搬送する搬送部である。プラテンローラ5は、搬送用モータ32(図3参照)の回転により回転する。プラテンローラ5は、媒体アダプタ20から繰り出された感熱テープ21をサーマルヘッド6との間に狭持しながら回転することで、感熱テープ21を搬送方向に搬送する。
サーマルヘッド6は、感熱テープ21に印刷を行う印刷部である。サーマルヘッド6は、感熱テープ21の搬送方向に直交する主走査方向に配列された複数の発熱素子6a(図3参照)を有し、発熱素子6aで感熱テープ21を加熱することにより1ラインずつ印刷を行う。
フルカッター7は、感熱テープ21を切断する第1の切断装置であり、感熱テープ21にフルカットを行うことでテープ片を作成する。なお、フルカットとは、感熱テープ21を構成する層の全てを感熱テープ21の幅方向に沿って切断する動作のことである。
ハーフカッター8は、感熱テープ21を切断する第2の切断装置であり、感熱テープ21にハーフカットを行うことで感熱テープ21に切れ目を入れる。なお、ハーフカットとは、感熱テープ21のうちのセパレータ以外の層を幅方向に沿って切断する動作のことである。
フォトセンサ9は、感熱テープ21の先端を検出するために、感熱テープ21の搬送路上に配置されたセンサである。フォトセンサ9は、例えば、発光素子と受光素子を備えている。発光素子は、例えば、発光ダイオードであり、受光素子は、例えば、フォトダイオードである。フォトセンサ9は、発光素子から出射した光の反射光を受光素子で検出し、後述する制御回路10(図3参照)へ信号を出力する。制御回路10は、例えば、受光素子で検出した反射光量の変化に基づいて、感熱テープ21の先端を検出する。なお、フォトセンサ9は発光素子から出射した光の反射光を検出するフォトリフレクタに限らない。フォトセンサ9は、発光素子と受光素子が対向して配置されたフォトインタラプタであってもよい。
図3は、印刷装置1のハードウェア構造を示すブロック図である。印刷装置1は、上述した構成要素に加えて、図3に示すように、制御回路10、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、ヘッド駆動回路14、サーミスタ15、搬送用モータ駆動回路31、搬送用モータ32、エンコーダ33、カッターモータ駆動回路34、カッターモータ35、テープ幅検出スイッチ36を備える。
制御回路10は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサを含む制御部である。制御回路10は、ROM12に格納されているプログラムをRAM13に展開し実行することで、印刷装置1の各部(例えば、プラテンローラ5、サーマルヘッド6)を制御する。
ROM12には、後述する図4に示す処理を行うためのプログラム、プログラムの実行に必要な各種データ(例えば、フォント、後述するの惰性搬送量テーブル等)が格納されている。RAM13は、プログラムの実行に用いられるワークメモリである。なお、印刷装置1での処理に用いられるプログラム及びデータを格納するコンピュータ読み取り可能な記録媒体には、ROM12、RAM13のような、物理的な(非一時的な)記録媒体が含まれる。
ヘッド駆動回路14は、制御回路10の制御下において、印刷データと制御信号に基づいてサーマルヘッド6が有する発熱素子6aへの通電を制御する。サーマルヘッド6は、主走査方向に配列された複数の発熱素子6aを有し、当該発熱素子6aで感熱テープ21を加熱することにより感熱テープ21に1ラインずつ印刷を行う。つまり、印刷装置1において、制御回路10は、ヘッド駆動回路14を介して発熱素子6aへの通電を制御することで、サーマルヘッド6を制御する制御部である。
サーミスタ15は、サーマルヘッド6に埋め込まれている。サーミスタ15は、サーマルヘッド6の温度を検出する温度検出部である。
搬送用モータ駆動回路31は、制御回路10の制御下で、搬送用モータ32を駆動する。搬送用モータ32は、DCモータである。搬送用モータ32は、プラテンローラ5を回転させる。
プラテンローラ5は、搬送用モータ32の駆動力によって回転し、感熱テープ21の長手方向(副走査方向、搬送方向)に沿って、感熱テープ21を搬送する搬送部である。プラテンローラ5は、媒体アダプタ20から感熱テープ21を繰り出して、感熱テープ21を搬送する。
つまり、印刷装置1において、制御回路10は、搬送用モータ駆動回路31を介して搬送用モータ32を制御することで、プラテンローラ5を制御する制御部である。
エンコーダ33は、搬送用モータ32又はプラテンローラ5の駆動量(回転量)に応じた信号を制御回路10へ出力する。エンコーダ33は、搬送用モータ32の回転軸に設けられていてもよく、プラテンローラ5の回転軸に設けられていてもよい。制御回路10は、エンコーダ33からの信号に基づいて、感熱テープ21の搬送量を特定することができるし、感熱テープ21の搬送速度を測定することもできる。
カッターモータ駆動回路34は、制御回路10の制御下において、カッターモータ35を駆動する。フルカッター7は、カッターモータ35の動力によって動作し、感熱テープ21の全ての層を切断し、テープ片を作成する。ハーフカッター8は、カッターモータ35の動力によって動作し、感熱テープ21のうちのセパレータ以外の層を切断する。
テープ幅検出スイッチ36は、媒体アダプタ20の形状に基づいて媒体アダプタ20に収容されている感熱テープ21の幅を検出するためのスイッチであり、媒体アダプタ収容部2bに設けられている。テープ幅検出スイッチ36は、媒体アダプタ収容部2bに複数設けられている。異なるテープ幅に対応する媒体アダプタ20は、複数のテープ幅検出スイッチ36をそれぞれ異なる組み合わせで押下するように構成されている。これにより、制御回路10が、押下されたテープ幅検出スイッチ36の組み合わせから、媒体アダプタ20の種類を特定し、媒体アダプタ20に収容されている感熱テープ21の幅(テープ幅)を検出する。
以上のように構成された印刷装置1では、印刷処理中にサーマルヘッド6の温度が上昇して第1の温度以上になった場合に、感熱テープ21の搬送を停止させるようにプラテンローラ5を制御すると共に、当該制御を開始してから実際に感熱テープ21の搬送が停止するまでの期間(感熱テープ21が惰性搬送される期間)に感熱テープ21への印刷を継続するようにサーマルヘッド6を制御する、といった停止処理が行われて、印刷処理が一旦中断される。その後、サーマルヘッド6の温度が低下して第2の温度(<第1の温度)未満になった場合に、中断されていた印刷処理が再開される。これにより、感熱テープ21が惰性搬送される期間にも印刷が行われるようになるので、印刷抜けの無い印刷結果を得ることができる。なお、このような感熱テープ21の惰性搬送が発生する理由は、感熱テープ21の搬送が搬送用モータ32であるDCモータにより行われている場合は、感熱テープ21の搬送を停止させるように制御しても即時に感熱テープ21の搬送を停止させることができないからである。このような印刷制御処理について、図4から図7を参照しながら、具体的に説明する。
図4は、印刷制御処理の一例を示すフローチャートであり、印刷方法を示すものでもある。図5は、停止処理の一例を示すフローチャートである。図6は、惰性搬送量テーブルの一例を示す図である。図7は、本方式と従来方式による印刷結果の一例を示す図である。なお、図4及び図5に示す処理は、ROM12に格納されたプログラムをプロセッサが実行することで制御回路10が行う処理である。図4に示す印刷制御処理は、例えば、印刷装置1がコンピュータ100から印刷パターン等の印刷データと共に印刷指示を取得すると開始する。
図4に示す印刷制御処理が開始されると、制御回路10は、まず、印刷処理を開始する(ステップS11)。ここでは、制御回路10が、印刷データに基づいてプラテンローラとサーマルヘッド6を制御して、感熱テープ21に印刷パターンを1ラインずつ印刷させる処理を開始する。
次に、制御回路10は、サーマルヘッド6の温度を取得する(ステップS12)。ここでは、サーミスタ15が検出したサーマルヘッド6の温度を制御回路10が取得する。
次に、制御回路10は、ステップS12で取得したサーマルヘッド6の温度が第1の温度未満であるか否かを判定する(ステップS13)。ここで、第1の温度は、サーマルヘッド6の動作保証温度の上限値に基づいて決定された温度であり、後述するステップS15の停止処理中の印刷による温度上昇によってもサーマルヘッド6の温度が動作保証温度の上限値を越えない程度の温度とされる。例えば、サーマルヘッド6の動作保証温度の上限値が65℃であり、停止処理中の印刷による温度上昇が最大で2℃であることが想定される場合は、第1の温度が63℃(65℃−2℃)とされる。これにより、サーマルヘッド6の温度が動作保証温度の上限値を越えないようにすることができる。
ステップS13の判定結果がYESの場合、次に、制御回路10は、印刷処理終了か否かを判定する(ステップS14)。ここでは、制御回路10が、ステップS11で開始した印刷処理が最後まで行われたか否かを判定する。
ステップS14の判定結果がYESの場合は、印刷制御処理が終了する。この場合は、図示はしないが、フルカッター7又はハーフカッター8により感熱テープ21の切断が行われる。一方、ステップS14の判定結果がNOの場合は、処理がS12に戻り、印刷処理が継続される。
一方、ステップS13の判定結果がNOの場合(即ち、サーマルヘッドの温度が第1の温度以上である場合)、次に、制御回路10は、停止処理を行う(ステップS15)。ステップS15の停止処理では、図5に示すように、制御回路10は、まず、惰性搬送量を決定する(ステップS21)。惰性搬送量は、停止処理中(より詳しくは、後述するステップS22の搬送停止制御を開始してから実際に感熱テープ21の搬送が停止するまでの期間)における想定される感熱テープ21の惰性搬送量である。ここでは、制御回路10が、ROM12に格納された惰性搬送量テーブルを参照して惰性搬送量を導出する。惰性搬送量テーブルには、図6に示すように、感熱テープ21のテープ幅に応じた惰性搬送量が格納されており、制御回路10は、該当するテープ幅に応じた惰性搬送量を導出する。例えば、印刷装置1に収容されている感熱テープ21のテープ幅が6mmの場合は、惰性搬送量として6ラインが導出される。これにより、感熱テープ21のテープ幅を考慮して惰性搬送量を決定することができる。
次に、制御回路10は、搬送停止制御を行う(ステップS22)。ここでは、制御回路10が、感熱テープ21の搬送を停止させるようにプラテンローラ5を制御する。この場合、搬送用モータ32であるDCモータには、当該DCモータを停止させるための制御信号が入力される。
次に、制御回路10は、ステップS21で決定した惰性搬送量分の印刷を行う(ステップS23)。ここでは、制御回路10が、その惰性搬送量分の印刷を行わせるようにサーマルヘッド6を制御する。なお、このときの発熱素子6aへの通電時間は、ステップS22の搬送停止制御を開始する前の感熱テープ21の搬送速度に基づいて、又は、想定される感熱テープ21の惰性搬送速度に基づいて、決定されてもよい。ステップS23の惰性搬送量分の印刷が終了すると、停止処理が終了する。
このようにして図4のステップS15の停止処理が終了すると、次に、制御回路10は、ステップS12と同様に、サーマルヘッド6の温度を取得する(ステップS16)。
次に、制御回路10は、ステップS16で取得したサーマルヘッド6の温度が第2の温度未満であるか否かを判定する(ステップS17)。ここで、第2の温度は、第1の温度未満の温度であり、印刷処理の再開が可能とされる温度である。例えば、第2の温度は、第1の温度が63℃である場合に60℃とされる。
ステップS17の判定結果がNOの場合は、処理がステップS16に戻る。なお、ステップS15の停止処理が終了した後、ステップS13の判定結果がNOを繰り返す間は、印刷処理が中断した状態になる。
一方、S17の判定結果がYESの場合、制御回路10は、中断されている印刷処理を再開し(ステップS18)、処理がステップS14に戻る。なお、ステップS18の印刷処理の再開では、制御回路10が、感熱テープ21の搬送を再開させるようにプラテンローラ5を制御すると共に、感熱テープ21への印刷を再開させるようにサーマルヘッド6を制御する。
以上に説明した印刷制御処理によれば、印刷処理中にサーマルヘッド6の温度上昇によって停止処理が行われて印刷処理が一旦中断され、その後、サーマルヘッド6の温度低下によって印刷処理が再開された場合に、停止処理中に感熱テープ21が惰性搬送される間にも印刷が行われるようになるので、印刷抜けの無い印刷結果を得ることができる。このときの印刷結果について、具体例を挙げて従来方式によるものと対比して説明すると、図7に示すように、従来方式では、停止処理が開始すると即時に印刷と感熱テープ21aの搬送を停止させる制御が行われるために、感熱テープ21aの惰性搬送中に印刷が行われず、結果として、停止処理開始位置と印刷処理再開位置との間に印刷が行われない隙間が生じ、印刷抜けの有る印刷結果が得られてしまった。これに対し、本方式(図4の印刷制御処理による方式)では、停止処理中の感熱テープ21の惰性搬送中にも印刷が行われるようになるので(即ち、感熱テープ21の惰性搬送を考慮した印刷制御が行われるので)、停止処理開始位置と印刷処理再開位置との間にも印刷が行われるようになり、印刷抜けの無い印刷結果を得ることができる。
<変形例>
上述の実施形態では、図4のステップS15の停止処理として、図5に示した停止処理が行われたが、図8に示す停止処理が行われてもよい。図8は、停止処理の変形例を示すフローチャートである。図8に示す停止処理は、図5に示した停止処理におけるステップS21からステップS23の処理の前に、感熱テープ21の搬送速度を低減させる等の処理(ステップS31からステップS33)を追加したものである。これにより、停止処理中の感熱テープ21の惰性搬送量を少なくすることができ、また、その惰性搬送量のばらつきを少なくすることもできる。
詳しくは、図8に示す停止処理では、まず、制御回路10が、搬送速度低減制御を行う(ステップS31)。ここでは、制御回路10が、感熱テープ21の搬送速度を段階的又は連続的に低減させるようにプラテンローラ5を制御する。例えば、20mm/sであった搬送速度を10mm/sに段階的又は連続的に低減させるようにプラテンローラ5を制御する。
次に、制御回路10は、搬送速度を測定する(ステップS32)。ここでは、制御回路10が、エンコーダ33からの信号に基づいて、感熱テープ21の搬送速度を測定する。
次に、制御回路10は、通電時間を決定する(ステップS33)。ここでは、制御回路10が、ステップS32で測定した搬送速度に基づいて、後のステップS23で行う印刷での発熱素子6aへの通電時間を決定する。これにより、後のステップS23で行われる印刷での印刷品位の低下を防止することができる。
そして、制御回路10は、ステップS31の搬送速度低減制御を開始してから感熱テープ21の所定搬送量(例えば32ライン分の搬送量)の搬送を行った後、上述のステップS21からステップS23の処理を行い、図8に示す停止処理が終了する。但し、図8のステップS23で行われる印刷での通電時間は、上述のとおり、ステップS33で決定された通電時間とされる。なお、ステップS31の搬送速度低減制御を開始してから感熱テープ21の所定搬送量の搬送を行う間の印刷では、発熱素子6aへの通電時間が停止処理開始前よりも長くされてもよい。
また、上述の実施形態において、図5のステップS21(図8のステップS21も同様)では、制御回路10が、感熱テープ21のテープ幅に応じて惰性搬送量を決定したが、感熱テープ21のテープ幅及び搬送速度に応じて惰性搬送量を決定してもよい。この場合は、感熱テープ21のテープ幅及び搬送速度の組み合わせに応じた惰性搬送量を格納した惰性搬送量テーブルをROM12に格納しておき、当該惰性搬送量テーブルを参照して制御回路10が惰性搬送量を導出してもよい。図9は、そのような惰性搬送量テーブルの一例を示す図である。例えば、印刷装置1に収容されている感熱テープ21のテープ幅が6mmで当該時点の搬送速度が搬送速度Aである場合は、惰性搬送量として6ラインが導出される。このように、感熱テープ21のテープ幅及び搬送速度を考慮して惰性搬送量を決定することもできる。また、上述の実施形態において、図5のステップS23(図8のステップS23も同様)の惰性搬送量分の印刷では、その惰性搬送量を固定値として、ステップS21の惰性搬送量決定の処理を省いてもよい。上述の惰性搬送量テーブルに格納される惰性搬送量や、上述の固定値としての惰性搬送量は、エンコーダ33からの信号に基づいて測定された実際の感熱テープ21の惰性搬送量に基づいて学習された惰性搬送量へ都度更新されるものであってもよい。
また、上述の実施形態では、図4のステップS13の判定に使用される第1の温度が、上述のとおり、サーマルヘッド6の動作保証温度の上限値に基づいて決定されるものであり、ステップS15の停止処理中に行われる印刷によってもサーマルヘッド6の温度が動作保証温度の上限値を越えない程度の温度とされる。このような第1の温度の決定を、例えば、制御回路10が上昇温度テーブルを参照して行うようにしてもよい。図10は、上昇温度テーブルの一例を示す図である。上昇温度テーブルには、図10に示すように、停止処理中に印刷されることが想定される印刷データ(例えば、印刷データ量)に応じたサーマルヘッド6の想定される最大の上昇温度が格納されている。制御回路10は、このような上昇温度テーブルを参照し、該当する上昇温度をサーマルヘッド6の動作保証温度の上限値から差し引いたものを、第1の温度として導出してもよい。これにより、第1の温度を、停止処理中に印刷されることが想定される印刷データに応じた温度にすることができる。あるいは、上昇温度テーブルには、停止処理中の感熱テープ21の想定される搬送速度に応じたサーマルヘッド6の想定される最大の上昇温度が格納されてもよいし、停止処理中に印刷されることが想定される印刷データと停止処理中の感熱テープ21の想定される搬送速度の組み合わせに応じたサーマルヘッド6の想定される最大の上昇温度が格納されてもよい。なお、このような上昇温度テーブルは、例えば、ROM12に格納される。
上述した実施形態は、発明の理解を容易にするために具体例を示したものであり、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。印刷装置、印刷方法、及び、プログラムは、特許請求の範囲の記載を逸脱しない範囲において、さまざまな変形、変更が可能である。
以下、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
被印刷媒体を搬送する搬送部と、
前記被印刷媒体に印刷を行う印刷部と、
前記印刷部の温度を検出する温度検出部と、
前記搬送部に前記被印刷媒体の搬送を行わせ、且つ前記印刷部に前記被印刷媒体への印刷を行わせているときに、前記温度検出部により検出された温度が第1の温度以上になった場合に、前記被印刷媒体の搬送を停止させるように前記搬送部を制御すると共に、当該制御を開始してから実際に前記被印刷媒体の搬送が停止するまでの期間に前記被印刷媒体への印刷を継続するように前記印刷部を制御する制御部と
を備えることを特徴とする印刷装置。
[付記2]
前記制御部は、前記搬送部に前記被印刷媒体の搬送を行わせ、且つ前記印刷部に前記被印刷媒体への印刷を行わせているときに、前記温度検出部により検出された温度が前記第1の温度以上になった場合に、前記被印刷媒体の搬送速度を段階的又は連続的に低減させるように前記搬送部を制御した後に、前記被印刷媒体の搬送を停止させるように前記搬送部を制御すると共に、当該制御を開始してから実際に前記被印刷媒体の搬送が停止するまでの期間に前記被印刷媒体への印刷を継続するように前記印刷部を制御する
ことを特徴とする付記1記載の印刷装置。
[付記3]
前記制御部は、前記期間における前記印刷部の制御を、前記期間における想定される前記被印刷媒体の惰性搬送量に基づいて行う
ことを特徴とする付記1又は2記載の印刷装置。
[付記4]
前記期間における想定される前記被印刷媒体の惰性搬送量は、前記被印刷媒体の幅、又は、前記被印刷媒体の幅及び搬送速度に基づいて導出される
ことを特徴とする付記3記載の印刷装置。
[付記5]
前記制御部は、前記温度検出部により検出された温度が前記第1の温度以上になった後、前記温度検出部により検出された温度が第2の温度(<前記第1の温度)未満になった場合に、前記被印刷媒体の搬送を再開させるように前記搬送部を制御すると共に、前記被印刷媒体への印刷を再開させるように前記印刷部を制御する
ことを特徴とする付記1乃至4の何れか一つに記載の印刷装置。
[付記6]
前記第1の温度は、前記印刷部の動作保証温度の上限値に基づいて決定される
ことを特徴とする付記1乃至5の何れか一つに項記載の印刷装置。
[付記7]
前記第1の温度は、前記上限値と前記期間に印刷されることが想定される印刷データとに基づいて導出される
ことを特徴とする付記6記載の印刷装置。
[付記8]
搬送部に被印刷媒体の搬送を行わせ、且つ印刷部に前記被印刷媒体への印刷を行わせているときに、前記印刷部の温度を検出し、
検出した前記温度が第1の温度以上になった場合に、前記被印刷媒体の搬送を停止させるように前記搬送部を制御すると共に、当該制御を開始してから実際に前記被印刷媒体の搬送が停止するまでの期間に前記被印刷媒体への印刷を継続するように前記印刷部を制御する
ことを特徴とする印刷方法。
[付記9]
搬送部に被印刷媒体の搬送を行わせ、且つ印刷部に前記被印刷媒体への印刷を行わせているときに、前記印刷部の温度を検出し、
検出した前記温度が第1の温度以上になった場合に、前記被印刷媒体の搬送を停止させるように前記搬送部を制御すると共に、当該制御を開始してから実際に前記被印刷媒体の搬送が停止するまでの期間に前記被印刷媒体への印刷を継続するように前記印刷部を制御する
処理をプロセッサに実行させることを特徴とするプログラム。
1 印刷装置
2 装置筐体
2a 排出口
2b 媒体アダプタ収容部
3 蓋
3a ボタン
4 窓
5 プラテンローラ
6 サーマルヘッド
6a 発熱素子
7 フルカッター
8 ハーフカッター
9 フォトセンサ
10 制御回路
11 インターフェース部
12 ROM
13 RAM
14 ヘッド駆動回路
15 サーミスタ
20 媒体アダプタ
21、21a 感熱テープ
31 搬送用モータ駆動回路
32 搬送用モータ
33 エンコーダ
34 カッターモータ駆動回路
35 カッターモータ
36 テープ幅検出スイッチ
100 コンピュータ
本発明の一態様に係る印刷装置は、被印刷媒体を搬送する搬送部と、前記被印刷媒体に印刷を行う印刷部と、前記印刷部の温度を検出する温度検出部と、前記搬送部に前記被印刷媒体の搬送を行わせ、且つ前記印刷部に前記被印刷媒体への印刷を行わせているときに、前記温度検出部により検出された温度が第1の温度以上になった場合に前記搬送部の停止制御すると共に、前記停止制御を開始してから実際に前記被印刷媒体の搬送が停止するまでの期間における前記被印刷媒体への印刷を、前記期間において想定される前記被印刷媒体の搬送量に基づいて継続するように前記印刷部を制御する制御部とを備える。
本発明の一態様に係る印刷方法は、搬送部に被印刷媒体の搬送を行わせ、且つ印刷部に前記被印刷媒体への印刷を行わせているときに、前記印刷部の温度を検出し、検出した前記温度が第1の温度以上になった場合に前記搬送部の停止制御すると共に、前記停止制御を開始してから実際に前記被印刷媒体の搬送が停止するまでの期間における前記被印刷媒体への印刷を、前記期間において想定される前記被印刷媒体の搬送量に基づいて継続するように前記印刷部を制御する。
本発明の一態様に係るプログラムは、搬送部に被印刷媒体の搬送を行わせ、且つ印刷部に前記被印刷媒体への印刷を行わせているときに、前記印刷部の温度を検出し、検出した前記温度が第1の温度以上になった場合に前記搬送部の停止制御すると共に、前記停止制御を開始してから実際に前記被印刷媒体の搬送が停止するまでの期間における前記被印刷媒体への印刷を、前記期間において想定される前記被印刷媒体の搬送量に基づいて継続するように前記印刷部を制御する処理をプロセッサに実行させる。

Claims (9)

  1. 被印刷媒体を搬送する搬送部と、
    前記被印刷媒体に印刷を行う印刷部と、
    前記印刷部の温度を検出する温度検出部と、
    前記搬送部に前記被印刷媒体の搬送を行わせ、且つ前記印刷部に前記被印刷媒体への印刷を行わせているときに、前記温度検出部により検出された温度が第1の温度以上になった場合に、前記被印刷媒体の搬送を停止させるように前記搬送部を制御すると共に、当該制御を開始してから実際に前記被印刷媒体の搬送が停止するまでの期間に前記被印刷媒体への印刷を継続するように前記印刷部を制御する制御部と
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 前記制御部は、前記搬送部に前記被印刷媒体の搬送を行わせ、且つ前記印刷部に前記被印刷媒体への印刷を行わせているときに、前記温度検出部により検出された温度が前記第1の温度以上になった場合に、前記被印刷媒体の搬送速度を段階的又は連続的に低減させるように前記搬送部を制御した後に、前記被印刷媒体の搬送を停止させるように前記搬送部を制御すると共に、当該制御を開始してから実際に前記被印刷媒体の搬送が停止するまでの期間に前記被印刷媒体への印刷を継続するように前記印刷部を制御する
    ことを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  3. 前記制御部は、前記期間における前記印刷部の制御を、前記期間における想定される前記被印刷媒体の惰性搬送量に基づいて行う
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の印刷装置。
  4. 前記期間における想定される前記被印刷媒体の惰性搬送量は、前記被印刷媒体の幅、又は、前記被印刷媒体の幅及び搬送速度に基づいて導出される
    ことを特徴とする請求項3記載の印刷装置。
  5. 前記制御部は、前記温度検出部により検出された温度が前記第1の温度以上になった後、前記温度検出部により検出された温度が第2の温度(<前記第1の温度)未満になった場合に、前記被印刷媒体の搬送を再開させるように前記搬送部を制御すると共に、前記被印刷媒体への印刷を再開させるように前記印刷部を制御する
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項記載の印刷装置。
  6. 前記第1の温度は、前記印刷部の動作保証温度の上限値に基づいて決定される
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項記載の印刷装置。
  7. 前記第1の温度は、前記上限値と前記期間に印刷されることが想定される印刷データとに基づいて導出される
    ことを特徴とする請求項6記載の印刷装置。
  8. 搬送部に被印刷媒体の搬送を行わせ、且つ印刷部に前記被印刷媒体への印刷を行わせているときに、前記印刷部の温度を検出し、
    検出した前記温度が第1の温度以上になった場合に、前記被印刷媒体の搬送を停止させるように前記搬送部を制御すると共に、当該制御を開始してから実際に前記被印刷媒体の搬送が停止するまでの期間に前記被印刷媒体への印刷を継続するように前記印刷部を制御する
    ことを特徴とする印刷方法。
  9. 搬送部に被印刷媒体の搬送を行わせ、且つ印刷部に前記被印刷媒体への印刷を行わせているときに、前記印刷部の温度を検出し、
    検出した前記温度が第1の温度以上になった場合に、前記被印刷媒体の搬送を停止させるように前記搬送部を制御すると共に、当該制御を開始してから実際に前記被印刷媒体の搬送が停止するまでの期間に前記被印刷媒体への印刷を継続するように前記印刷部を制御する
    処理をプロセッサに実行させることを特徴とするプログラム。
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