JP2006198859A - 記録装置及び記録装置の制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 記録紙の有無を正確に検出することができる記録装置及び記録装置の制御方法
を提供すること。
【解決手段】 記録紙の搬送路34の所定位置に搬送された当該記録紙に記録ヘッドを介
して画像を記録する記録装置において、記録紙に付与されたマークを検出するマークセン
サ40と、このマークセンサ40とは別個に配置された紙検センサ41と、この紙検セン
サ41の検出結果にマークセンサ40の検出結果を反映させて記録紙の有無を判定する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、記録紙に付与された印字位置等を特定するためのマークを検出するセンサを
備えた記録装置及び記録装置の制御方法に関する。
一般に、記録紙に付与されたマークを検出する光反射型のマークセンサと、記録紙を検
出する光反射型の紙検センサとを備える記録装置が知られている(例えば、特許文献1参
照)。この種の記録装置では、記録紙の搬送路の一端にマークセンサを設けるとともに、
他端に紙検センサを設けて構成される。そして、マークセンサがマーク有りを検出した場
合には、このマークの位置を基準として記録紙へ画像を記録し、紙検センサが記録紙無し
を検出した場合には、記録動作を禁止もしくは中止するように構成されている。
特開平08−318648号公報
しかし、従来の記録装置では、紙検センサが配置された位置における当該紙検センサの
検出結果に応じて、記録紙の有無を判別していた。このため、例えば、記録紙の先端が斜
めに切断されており、紙検センサが配置されている側が他方の側よりも短い場合には、紙
検センサが搬送路を検出する結果、記録紙を「無し」と検出したり、記録紙上に予め印刷
されている画像の色が、搬送路の色と略同一であり、この画像の上方に紙検センサが位置
した場合には、紙検センサが上記画像と搬送路とを誤って検出する結果、記録紙を「無し
」と検出するなど、記録紙の有無を正確に検出できないといった問題があった。
そこで、本発明の目的は、上述した従来の技術が有する課題を解消し、記録紙の有無を
正確に検出することができる記録装置及び記録装置の制御方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、記録紙の搬送路の所定位置に搬送された当該記録
紙に記録ヘッドを介して画像を記録する記録装置において、記録紙に付与されたマークを
検出するマークセンサと、このマークセンサとは別個に配置された紙検センサと、この紙
検センサの検出結果にマークセンサの検出結果を反映させて記録紙の有無を判定する判定
手段とを備えたことを特徴とする。
この構成によれば、紙検センサの検出結果にマークセンサの検出結果を反映させて記録
紙の有無を判定することにより、紙検センサが配置された位置における当該紙検センサの
検出結果に応じて、記録紙の有無を判定するものに比べて、記録紙の有無を正確に判定す
ることができ、紙検センサの誤検出に基づく誤作動の発生を防止することができる。
この場合において、判定手段は、紙検センサが記録紙無しを検出しても、マークセンサ
がマーク無しを検出した場合、これを反映させて、記録紙有りと判定する構成としても良
い。この構成によれば、例えば、ロール紙の先端が斜めに切断されており、紙検センサ側
がマークセンサ側に比べて短いため、紙検センサが記録紙無しと検出した場合であっても
、ロール紙有りと判定されるため、ロール紙の有無を正確に検出することができ、実際に
はロール紙が有るにもかかわらず、紙検センサの誤検出に基づいて誤作動の発生を防止で
きる。
また、判定手段は、搬送路に記録紙が供給され、この供給された記録紙の先端にマーク
センサがマーク有りを検出するとともに、紙検センサが記録紙有りを検出した場合、マー
クセンサが次のマークを検出するまで紙送りを行う構成としても良い。この構成によれば
、次のマークが検出されるまで紙送りをすることで、記録紙の位置情報を正確に把握する
ことができるため、当該次のマークを基準とした正確な印字を実行することができ、印字
位置の精度の向上を図ることができる。
また、マークセンサ及び紙検センサが光反射型センサである構成としても良い。この構
成によれば、2つの光反射型センサを設けるだけで記録紙の有無及びマークの有無を正確
に検出できるため、製造コスト低減を図ることができる。
また、記録紙が、ロール紙であり、マークが記録紙の一側縁部に、その長さ方向に一定
の間隔をあけて付与されている構成としても良い。この構成によれば、マークが記録紙の
一側縁部に、その長さ方向に一定の間隔をあけて付与されているため、このマークをマー
クセンサによって検出することにより、当該マーク位置を基準として、記録紙への画像の
記録開始位置を正確に設定することができる。従って、この記録開始位置から画像の記録
を開始することにより、この画像を正確な位置に記録することができる。
また、記録紙の搬送路に、同一の光反射型センサを別個に配置し、一方をマークセンサ
に、他方を紙検センサに任意に設定可能とした構成としても良い。この構成によれば、記
録紙のいずれの端部にマークが付与されている場合であっても、このマークが付与されて
いる側の光反射型センサをマークセンサに設定すればよく、これにより、マークの付与位
置の異なる各種の記録紙に容易に対応することでき、記録装置の汎用性を向上させること
ができる。
また、本発明は、記録紙の搬送路の所定位置に搬送された当該記録紙に記録ヘッドを介
して画像を記録する記録装置の制御方法において、記録紙に付与されたマークを検出する
マークセンサと、このマークセンサとは別個に配置された紙検センサとを備え、この紙検
センサの検出結果に、マークセンサの検出結果を反映させて、搬送路の所定位置に当該記
録紙が搬送されたか否かを検出することを特徴とする。
本発明によれば、紙検センサの検出結果にマークセンサの検出結果を反映させて記録紙
の有無を判定することにより、記録紙の有無を正確に検出できる。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形
態に係るプリンタの外観斜視図であり、図2はプリンタ本体の正面側を示す斜視図である
。図3はプリンタ本体の背面側を示す斜視図である。
これら図1乃至図3に示すように、プリンタ(記録装置)10は、記録装置本体として
のプリンタ本体11(図2)と、このプリンタ本体11の下方を覆う筐体12と、この筐
体12の上部に配置され、プリンタ本体11の上方を開閉自在に覆蓋する蓋体13とを備
える。筐体12の前面には、プリンタ本体11の各種動作を実行するための操作ボタン等
が配置されたコントロールパネル14が設けられるとともに、プリンタ本体11への電源
投入を行う電源スイッチ15が設けられている。また、筐体12及び蓋体13の背面側に
は、その内部にロール紙(記録紙)16(図2)が収納される記録紙収納部17が形成さ
れ、蓋体13の上面の略中央にはロール紙16が排出される記録紙排出口18が形成され
ている。また、プリンタ10は制御部(判定手段)50を備えている。この制御部50は
、プリンタ10の各部を中枢的に制御するものであり、制御プログラムおよび制御用デー
タを予め記憶しているROM(Read Only Memory)と、このROM内の制御プログラムに
基づいてプリンタ10の全体を制御するCPU(Central Processing Unit)と、各種デ
ータを一時的に格納するRAM(Random Access Memory)と、マークセンサと紙検センサ
の位置を設定、記憶するフラッシュROM(不揮発性ROM)と、各種インターフェース
(I/F)等とを備えており、これらCPU、ROM、RAM、フラッシュROM及びI
/Fは、バスを介して互いに接続されている。
プリンタ10は、蓋体13を開放することによって、筐体12の内部に配置されるイン
クリボンカートリッジ19(図2)もしくは、ロール紙16(図2)の交換、及び、プリ
ンタ内部の保守点検が可能に構成されている。ロール紙16は、一般的には白色の長尺な
被印刷部材(紙、フイルム等)をロール状に巻きつけて構成されている。また、ロール紙
16は、このロール紙の一方の面(例えば裏面側)に、一定の間隔でブラックマークBM
(マーク)が付与されている。このブラックマークBMは、ロール紙16の基準位置(例
えば、記録ヘッドに対する、ロール紙16上の被印刷部の相対的な位置を得るための基準
となる位置)を特定するために用いられている。
プリンタ本体11は、図2及び図3に示すように、ベースフレーム20と、このベース
フレーム20の左右に立設された左サイドフレーム21及び右サイドフレーム22とを備
える。これら左サイドフレーム21と右サイドフレーム22との間には、平プラテン23
が配設されるとともに、この平プラテン23に略平行にキャリッジガイド軸24が架け渡
されている。このキャリッジガイド軸24には、記録ヘッド25を搭載したキャリッジ2
6が当該キャリッジガイド軸24の軸方向と一致する主走査方向に走査可能な状態で支持
されている。
記録ヘッド25は、ドットインパクト方式の記録ヘッドであり、複数の記録ワイヤ(不
図示)を備え、これら記録ワイヤを選択的に突出させて平プラテン23上に搬送されたロ
ール紙16にインクリボンカートリッジ19から繰り出されたインクリボン(不図示)を
介して文字等を含む画像を記録する。キャリッジ26は、右サイドフレーム22に配置さ
れたキャリッジ駆動モータ30(図3)にタイミングベルト(不図示)を介して連結され
、このキャリッジ駆動モータ30の正転又は逆転により、キャリッジガイド軸24に案内
されて、主走査方向における図2の左向き又は右向きに走査される。なお、平プラテン2
3の上方には、図2及び図3に示すように、記録ヘッド25によって画像が記録されたロ
ール紙16を手動操作により切断可能な切断刃31が取付けられている。
また、左サイドフレーム21及び右サイドフレーム22の間には、図3に示すように、
ロール紙16が搬送される第1搬送ガイド32と、この第1搬送ガイド32の上部に所定
の間隙を設けて配置される第2搬送ガイド33とが設けられ、これら第1搬送ガイド32
と第2搬送ガイド33との間隙が搬送路34として機能する。この搬送路34(第1搬送
ガイド32及び第2搬送ガイド33)は、ロール紙16の色(白色)と容易に区別ができ
るような色(本構成では黒色)で形成されている。また、第1搬送ガイド32上には、図
4に示すように、紙送り機構としての紙押さえローラ35と、紙送りローラ36とが配置
され、この紙送りローラ36には、紙送り輪列機構37(図3)を介して、紙送り駆動モ
ータ38が連結されている。従って、ロール紙16は、紙押さえローラ35と紙送りロー
ラ36との間に挟まれ、紙送り駆動モータ38により当該紙送りローラ36を回転させる
ことによって搬送路34に沿って搬送され、所定位置に搬送されたロール紙16に記録ヘ
ッド25により文字等を含む画像が記録される。
また、上記第1搬送ガイド32には、図3に示すように、ロール紙16(図2)に付与
されているブラックマークBMを検出するためのマークセンサ40と、このマークセンサ
40とは別個に配置された紙検センサ41とが設けられている。これらマークセンサ40
及び紙検センサ41には、同一の光反射型センサが用いられており、制御部50のフラッ
シュROMを介して、一方をマークセンサに、他方を紙検センサに任意に設定可能に構成
されている。本構成では、図3において、第1搬送ガイド32の左側端部に配置されたも
のをマークセンサ40に、右側端部に配置されたものを紙検センサ41に設定している。
これによれば、ロール紙16のいずれの端部にブラックマークBMが付与されている場
合であっても、このブラックマークBMが付与されている側の光反射型センサをマークセ
ンサ40に設定すればよく、これにより、ブラックマークBMの付与位置の異なる各種の
ロール紙に容易に対応することでき、プリンタ10の汎用性を向上させることができる。
なお、第1搬送ガイド32には、上記各センサ40、41の光を透過させるための開口4
2、43が形成されている。
次に、制御部50がロール紙16の有無を判定する動作について説明する。図5は、こ
の動作を示したフローチャートである。このフローチャートにおいて、マークセンサ40
がブラックマーク有りを検出した場合には、その結果を黒と表現し、ブラックマーク無し
を検出した場合には、その結果を白と表現する。また、紙検センサ41がロール紙有りを
検出した場合には、その結果を白と表現し、ロール紙無しを検出した場合には、その結果
を黒と表現する。
まず、制御部50は、筐体12に設けられた電源スイッチ15が投入される(ステップ
S1)と、マークセンサ40及び紙検センサ41の検出結果の組み合わせを判別する(ス
テップS2)。この判別において、少なくとも一方のセンサの検出結果が白である場合に
は、制御部50は、搬送路34に使いかけのロール紙16がセット済みの状態にある(す
なわちロール紙有り)と判定(ステップS3)し、処理をステップS16に移行する。
具体的に説明すると、マークセンサ40及び紙検センサ41の検出結果の組み合わせが
、黒・白もしくは白・白の場合には、紙検センサ41が白(ロール紙有り)を検出してい
るため、制御部50は、そのまま紙検センサ41の検出結果に基づいてロール紙有りと判
定する。一方、マークセンサ40及び紙検センサ41の検出結果の組み合わせが、白・黒
の場合、紙検センサ41の検出結果に基づけばロール紙無しと判定されるところ、本構成
では、制御部50は、紙検センサ41の検出結果にマークセンサ40の検出結果を反映さ
せてロール紙有と判定している(本構成の特徴点A)。
例えば、図6に示すように、ロール紙16に搬送路34と同色(例えば黒色)の画像P
が予め印刷されており、この画像Pを紙検センサ41が検出した(検出結果は黒)場合で
あっても、マークセンサ40がブラックマーク無し、すなわちロール紙16の白色を検出
した場合には、制御部50は、このマークセンサ40の検出結果を紙検センサ41の検出
結果に反映させてロール紙有りと判定している。
一方、ステップS2の判別において、マークセンサ40及び紙検センサ41の検出結果
の組み合わせが黒・黒である場合には、制御部50は、各センサ40、41がともに搬送
路34の黒色を検出したと判断する。従って、制御部50は、ロール紙無しと判定し、搬
送路34にロール紙16が供給されるまで待機する(ステップS4)。
続いて、ユーザによって、搬送路34にロール紙16が供給されると、制御部50は、
マークセンサ40及び紙検センサ41の検出結果の組み合わせを判別する(ステップS5
)。この判別において、マークセンサ40及び紙検センサ41の検出結果の組み合わせが
黒・黒である場合、制御部50は、ロール紙有りを検出できないため処理をステップS4
に戻す。また、マークセンサ40及び紙検センサ41の検出結果の組み合わせが、白・黒
もしくは白・白である場合には、ロール紙16の先端にブラックマークBMが検出されて
いないため、処理をステップS10に移行する。特に、マークセンサ40及び紙検センサ
41の検出結果の組み合わせが、白・黒の場合は、紙検センサ41の検出結果に基づけば
ロール紙無しと判定されるところ、本構成では、制御部50は、紙検センサ41の検出結
果にマークセンサ40の検出結果を反映させてロール紙有と判定している(本構成の特徴
点B)。
例えば、図7に示すように、ロール紙16の先端が斜めに切断されており、紙検センサ
41側がマークセンサ40側に比べて短いため、紙検センサ41が搬送路34上に位置し
ている(すなわち、紙検センサ41の検出結果は黒)場合であっても、マークセンサ40
がブラックマーク無し、すなわちロール紙16の白色を検出した場合には、制御部50は
、このマークセンサ40の検出結果を紙検センサ41の検出結果に反映させてロール紙有
りと判定している。
また、ステップS5の判別において、マークセンサ40及び紙検センサ41の検出結果
の組み合わせが黒・白である場合には、制御部50は、ロール紙16の先端においてブラ
ックマーク有りを検出したと判断し(ステップS6)、紙送りを実行する(ステップS7
)。詳述すると、ブラックマークBMは、上述のように、印字位置や切断位置を特定する
ための基準として用いられるものである。従って、電源投入後に搬送路34にロール紙1
6を供給し、この供給したロール紙16の先端にブラックマークBMが検出された場合、
制御部50は、紙送り動作もなくブラックマークBMが突然検出されてしまったため、ロ
ール紙16の位置情報を正確に把握できない状態にある。
このため、この状態で印字動作を実行した場合には、ロール紙16への印字位置にズレ
が生じるおそれがある。本構成では、搬送路34にロール紙16が供給され、この供給さ
れたロール紙16の先端にブラックマークBMが検出された場合には、次のブラックマー
クBMが検出されるまで、紙送りを実行する。これによれば、制御部50は、次のブラッ
クマークBMを基準としてロール紙16の位置情報を正確に把握できるため、当該次のブ
ラックマークBMを基準とした正確な印字を実行することができる。
制御部50は、上記ステップS7における紙送りを実行するとともに、マークセンサ4
0及び紙検センサ41の検出結果の組み合わせを判別する(ステップS8)。この判別は
、紙送り1ステップ毎に実行される。マークセンサ40及び紙検センサ41の検出結果の
組み合わせが黒・黒の場合には、制御部50は、ロール紙16が紙送りの途中で抜かれた
ものと判断して、この紙送りを停止(ステップS9)し、処理をステップS4に移行する
また、マークセンサ40及び紙検センサ41の検出結果の組み合わせが黒・白の場合に
は、上記したロール紙16の先端のブラックマークBMがまだ検出されている状態のため
、処理をステップS7に戻し、ステップS7〜ステップS8の処理を繰り返し実行する。
また、マークセンサ40及び紙検センサ41の検出結果が、白・黒もしくは白・白の場合
には、上記したブラックマークBMが検出されなくなったと判断して、処理をステップS
10に移行する。ここで、マークセンサ40及び紙検センサ41の検出結果が、白・黒の
場合は、上述のように、制御部50は、このマークセンサ40の検出結果を紙検センサ4
1の検出結果に反映させてロール紙有りと判定している(本構成の特徴点C)。
続いて、制御部50は、紙送りを実行(ステップS10)するとともに、マークセンサ
40及び紙検センサ41の検出結果の組み合わせを判別する(ステップS11)。この判
別は、紙送り1ステップ毎に実行される。この判別において、マークセンサ40及び紙検
センサ41の検出結果の組み合わせが、黒・黒の場合には、制御部50は、ロール紙16
がセット途中で抜かれたものと判断して、処理をステップS9に移行する。また、マーク
センサ40及び紙検センサ41の検出結果の組み合わせが、白・黒もしくは白・白の場合
には、制御部50は、紙送り量が所定量(本実施形態では600mm)以上となったか否
かを判別する(ステップS12)。ここで、マークセンサ40及び紙検センサ41の検出
結果が、白・黒の場合は、上述のように、制御部50は、このマークセンサ40の検出結
果を紙検センサ41の検出結果に反映させてロール紙有りと判定している(本構成の特徴
点D)。
また、この判別において、制御部50は、紙送り量が600mm以上でない場合、処理
をステップS10に移行する。また、紙送り量が600mm以上である場合には、制御部
50は、このロール紙にはブラックマークBMが付与されていないと判断し、ブラックマ
ーク無しエラーを報知する(ステップS13)。
一方、ステップS11の判別において、マークセンサ40及び紙検センサ41の検出結
果の組み合わせが黒・白の場合には、制御部50は、ロール紙16上に次のブラックマー
クBMが検出されたものと判断し(ステップS14)、紙送りを停止して当該次のブラッ
クマークBMの位置を基準に、BM認識後処理を実行する(ステップS15)。具体的に
は、制御部50は、上記次のブラックマークBMの位置を基準として、印字開始位置や切
断位置等を算出する。
続いて、制御部50は、マークセンサ40及び紙検センサ41の検出結果の組み合わせ
を判別する(ステップS16)。この判別において、マークセンサ40及び紙検センサ4
1の検出結果の組み合わせが黒・黒の場合には、制御部50は、ロール紙16が終了した
ものと判断し、処理をステップS9に移行する。また、少なくとも一方のセンサの検出結
果が白である場合には、制御部50は、処理をステップS17に移行する。ここで、マー
クセンサ40及び紙検センサ41の検出結果が、白・黒の場合は、上述のように、制御部
50は、このマークセンサ40の検出結果を紙検センサ41の検出結果に反映させてロー
ル紙有りと判定している(本構成の特徴点E)。
続いて、制御部50は、印字命令がなされたか否かを判別する(ステップS17)。こ
の判別において、制御部50は、印字命令がなされていない場合には、印字命令がなされ
るまで待機し、印字命令がなされた場合には、ロール紙16へ印字をするとともに紙送り
を実行する(ステップS18)。この場合、制御部50は、紙送り1ステップ毎に、マー
クセンサ40及び紙検センサ41の検出結果の組み合わせを判別する(ステップS19)
この判別において、マークセンサ40及び紙検センサ41の検出結果が黒・黒の場合に
は、制御部50は、ロール紙16が終了したものと判断し、処理をステップS9に移行す
る。また、マークセンサ40及び紙検センサ41の検出結果が、白・黒もしくは白・白の
場合には、処理をステップS19に戻して印字動作を継続する。ここで、マークセンサ4
0及び紙検センサ41の検出結果が、白・黒の場合は、上述のように、制御部50は、こ
のマークセンサ40の検出結果を紙検センサ41の検出結果に反映させて、ロール紙有り
と判定している(本構成の特徴点F)。
例えば、図6に示すように、搬送路34と同色(例えば黒色)の画像Pが予め印刷され
ているロールに印字動作中に、紙検センサ41が上記画像Pを検出した場合であっても、
制御部50は、マークセンサ40の検出結果を紙検センサ41の検出結果に反映させて、
ロール紙有りと判定することにより、印字動作を停止することなく印字動作を継続するこ
とができ、実際にはロール紙16が供給されている場合に、ロール紙無しとして、エラー
を報知する等の誤作動を防止することができる。
一方、ステップS19の判別において、マークセンサ40及び紙検センサ41の検出結
果が黒・白の場合には、次のブラックマークBMが検出されたと判断し、処理をステップ
S14に戻して、ステップS14〜ステップS19の処理を繰り返し実行する。そして、
ロール紙16への印字が終了すると本実施形態の処理動作も終了する。
本実施形態によれば、ロール紙16に付与されたブラックマークBMを検出するマーク
センサ40と、このマークセンサ40とは別個に配置された紙検センサ41とを備え、制
御部50は、紙検センサ41がロール紙無しを検出しても、マークセンサ40がブラック
マーク無しを検出した場合、これを反映させてロール紙有りと判定する(図5中のA乃至
F参照)。このため、例えば、ロール紙16の紙検センサ41側に搬送路34と同色(例
えば黒色)の画像Pが予め印刷されている場合であっても、あるいは、ロール紙16の先
端が斜めに切断されており、紙検センサ41側がマークセンサ40側に比べて短いため、
紙検センサ41が搬送路34上に位置することにより、紙検センサ41がロール紙無しと
検出した場合であっても、制御部50は、ロール紙有りと検出するため、ロール紙16の
有無を正確に検出することができ、実際にはロール紙16が有るにもかかわらず、紙検セ
ンサ41の誤検出に基づいて誤作動が生じる事を防止できる。
また、本実施形態によれば、搬送路34にロール紙16が供給され、この供給されたロ
ール紙16の先端にマークセンサ40がブラックマーク有りを検出し、紙検センサ41が
ロール紙有りを検出した場合、制御部50は、次のブラックマークBMが検出されるまで
紙送りを実行するため、当該次のブラックマークBMが検出された際には、制御部50は
、ロール紙16の位置情報を正確に把握できるため、当該次のブラックマークBMを基準
とした正確な印字を実行することができ、印字位置の精度の向上を図ることができる。
また、本実施形態によれば、ロール紙16の搬送路34の両端部に同一の光反射型セン
サを配置し、一方をマークセンサ40に、他方を紙検センサ41に任意に設定可能として
いるため、ロール紙16のいずれの端部にブラックマークBMが付与されている場合であ
っても、このブラックマークBMが付与されている側の光反射型センサをマークセンサ4
0に設定すればよく、これにより、ブラックマークBMの付与位置の異なる各種のロール
紙に容易に対応することでき、プリンタ10の汎用性を向上させ、プリンタ仕様の管理コ
スト及び製造上の管理コストの削減が可能となる。
以上、一実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は、これに限定されるもので
はない。例えば、上記実施形態では、ドットインパクト式の記録ヘッド25を備えたプリ
ンタに関するものであるが、記録ヘッドとしてインクジェットヘッドを用いたプリンタに
対しても本発明を同様に適用可能である。さらに、記録ヘッドとしてサーマルヘッドのよ
うな接触型のものを用いたプリンタに対しても適用可能である。
また、本実施形態では、マークセンサ40と紙検センサ41の左右位置を制御部50の
フラッシュROMに書き込むことで実現しているが、2つの反射型センサと制御部50を
電気的に接続するケーブル等に、電気的な切換え手段を設けても良い。
また、本実施形態では、印字後のロール紙16を手動操作により切断可能な切断刃31
を備える構成について説明したが、ロール紙16の搬送経路を挟み、前側に配置された固
定刃と、後側に配置された可動刃と、可動刃32を動作させるための駆動機構とを有する
自動切断ユニットを搭載し、ブラックマークBMの検出に応じてロール紙16を自動的に
切断する構成としても良い。
また、以上の説明においては、プリンタ10を制御するための制御プログラムが制御部
50を構成するROMに予め記憶されている場合について説明したが、各種磁気ディスク
、光ディスク、メモリカードなどの記録媒体に制御プログラムを予め記録し、これらの記
録媒体から読み込み、インストールするように構成することも可能である。また、通信イ
ンターフェースを設け、インターネット、LANなどのネットワークを介して制御プログ
ラムをダウンロードし、インストールして実行するように構成することも可能である。こ
のように構成することにより、ソフトウェア的により高機能としたり、より信頼性の高い
記録装置を構成することが可能となる。
本発明の実施形態に係る記録装置としてのプリンタの外観を示す正面斜視図である。 プリンタ本体の正面斜視図である。 プリンタ本体の背面斜視図である。 第1搬送ガイド上に配置される紙送り機構を示す斜視図である。 ロール紙の有無を判定する動作を示したフローチャートである。 本構成においてロール紙有りと判定される状況を説明するための図である。 本構成においてロール紙有りと判定される状況を説明するための図である。
符号の説明
10…プリンタ、16…ロール紙(記録紙)、23…平プラテン、25…記録ヘッド、
32…第1搬送ガイド、34…搬送路、40…マークセンサ、41…紙検センサ、50…
制御部(判定手段)、BM…ブラックマーク(マーク)

Claims (7)

  1. 記録紙の搬送路の所定位置に搬送された当該記録紙に記録ヘッドを介して画像を記録す
    る記録装置において、
    前記記録紙に付与されたマークを検出するマークセンサと、
    このマークセンサとは別個に配置された紙検センサと、
    この紙検センサの検出結果に前記マークセンサの検出結果を反映させて前記記録紙の有
    無を判定する判定手段とを備えたことを特徴とする記録装置。
  2. 前記判定手段は、前記紙検センサが記録紙無しを検出しても、前記マークセンサがマー
    ク無しを検出した場合、これを反映させて、記録紙有りと判定することを特徴とする請求
    項1に記載の記録装置。
  3. 前記判定手段は、前記搬送路に前記記録紙が供給され、この供給された記録紙の先端に
    前記マークセンサがマーク有りを検出するとともに、前記紙検センサが記録紙有りを検出
    した場合、前記マークセンサが次のマークを検出するまで紙送りを行うことを特徴とする
    請求項1に記載の記録装置。
  4. 前記マークセンサ及び前記紙検センサが光反射型センサであることを特徴とする請求項
    1乃至3のいずれかに記載の記録装置。
  5. 前記記録紙が、ロール紙であり、前記マークが前記記録紙の一側縁部に、その長さ方向
    に一定の間隔をあけて付与されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載
    の記録装置。
  6. 前記記録紙の搬送路に、同一の光反射型センサを別個に配置し、一方をマークセンサに
    、他方を紙検センサに任意に設定可能としたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか
    に記載の記録装置。
  7. 記録紙の搬送路の所定位置に搬送された当該記録紙に記録ヘッドを介して画像を記録す
    る記録装置の制御方法において、
    前記記録紙に付与されたマークを検出するマークセンサと、
    このマークセンサとは別個に配置された紙検センサとを備え、
    この紙検センサの検出結果に、前記マークセンサの検出結果を反映させて、前記搬送路
    の所定位置に当該記録紙が搬送されたか否かを検出することを特徴とする記録装置の制御
    方法。

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