JP4100456B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

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本発明は、インクジェット記録装置に関するものである。
インクジェット記録方式は、記録ヘッドから微小なインク液滴を射出し、紙などの記録媒体に付着させることによりドットを形成し、画像・文字等の記録を行うものである。騒音が少なく、現像や定着等のプロセスを必要とせず、且つ容易にフルカラー記録が行えることから、各種プリンター、ファクシミリ、コンピュータ端末等さまざまな分野に急速に普及している。
特に、近年においては、大判印刷対応のプリンターでは、高画質フルカラー化のために、前記インクジェット記録方式を採ったインクジェット記録装置の採用に拍車がかかってきた。また、これら大判の印刷物は、屋外で使用されるポスターに用いられる。従って、これらの印字物は、耐光性があり、褪色しにくいことが要求されるようになった。
そこで、非吸収性記録媒体に水性インクを記録する場合に、加熱手段を用いて記録媒体に付着したインクの乾燥と乾燥に伴う記録媒体への定着を促進することが有効である。
また、インクに熱可塑性樹脂の粒子を含有する場合には加熱による定着がさらに有効である。特に熱可塑性樹脂のTg(ガラス転移点温度)以上に加熱した場合には、さらに優れた定着性が得られる。
しかしながら、このように加熱して定着する場合に、ドット径等が変化して画質を損ねる場合、また、印字時間が長くなってしまうことや消費するエネルギーが大きくなってしまう場合がある。
また、熱による定着を行った場合の安全性を考慮する必要がある。
そこで本発明の目的は、ドット径を安定させて高画質な印字品質で印字を行いながら加熱による定着を行い、かつ印字時間への影響や無駄な消費エネルギーを抑えたインクジェット記録装置を提供することにある。
また、加熱による定着を安全に行うことにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、記録媒体と、該記録媒体を搬送する搬送手段と、印字を行う以前に前記記録媒体を所定の温度に保つ予熱手段と、前記記録媒体の搬送方向に交差する方向に往復移動してインクを吐出して印字を行う記録ヘッドと、前記印字された記録媒体に対して熱を印加して前記記録媒体に前記インクを定着する定着手段と、を有するインクジェット記録装置であって、前記記録ヘッドが移動を開始して、印字および印字以外の移動を終了し、再度ヘッドが移動を開始するまでの時間と、前記記録ヘッドが移動を開始して、印字および印字以外の移動を終了し、再度ヘッドが移動を開始するまでの間に搬送される前記記録媒体の搬送量とに基づいて、前記定着手段により印加する単位時間当たりの熱量を制御する制御手段を有することを特徴としている。
また、請求項2記載の発明は、記録媒体と、該記録媒体を搬送する搬送手段と、印字を行う以前に前記記録媒体を所定の温度に保つ予熱手段と、前記記録媒体の搬送方向に交差する方向に往復移動してインクを吐出して印字を行う記録ヘッドと、前記印字された記録媒体に対して熱を印加して前記記録媒体に前記インクを定着する定着手段と、を有するインクジェット記録装置であって、前記記録ヘッドの移動速度と、前記記録媒体の搬送量の少なくともいずれか1つを変更して行う複数の印字モードを有し、次ページの印字を行っている時の前記定着手段による定着時に、前記次ページの前記印字モードに基づいて、前記定着手段により印加する単位時間当たりの熱量を制御する制御手段を有することを特徴としている。
また、請求項3記載の発明は、記録媒体と、該記録媒体を搬送する搬送手段と、印字を行う以前に前記記録媒体を所定の温度に保つ予熱手段と、前記記録媒体の搬送方向に交差する方向に往復移動してインクを吐出して印字を行う記録ヘッドと、前記印字された記録媒体に対して熱を印加して前記記録媒体に前記インクを定着する定着手段と、を有するインクジェット記録装置であって、1ページの印字が終了したら、前記定着手段の印加する単位時間当たりの熱量を大きくし、前記搬送手段による前記記録媒体の搬送速度を単位時間当たりの熱量に応じて速くして定着を行うように制御する制御手段を有することを特徴としている。
ドット径を安定させて高画質な印字品質で印字を行いながら加熱による定着を安全に行い、かつ印字時間への影響や無駄な消費エネルギーを抑えたインクジェット記録装置を提供することができる。
(概略説明)
先ず、本発明のインクジェット記録装置の全体の概略構成について、図1を参照して説明する。図1は、本例のインクジェット記録装置の本体の概略機械構成を示す断面図である。
本例のインクジェット記録装置は、図1に示すように、記録媒体1と、記録媒体1のエンドを検知するエンド検知センサ2(記録媒体後端検知手段)と、記録媒体1の先端を検知するペーパセンサ16と、記録媒体1を挟持し副走査方向Yに搬送またはYとは逆方向に戻す搬送ローラ3と、記録媒体1の予熱を行うプレヒータ4(予熱手段)と、キャリッジ5と、このキャリッジ5を主走査方向X(図1の手前から奥、または奥から手前)に沿って移動案内するキャリッジレール6と、記録媒体1を幅方向に切断するためのカッタ7と、インクの定着を行う定着ヒータ8(定着手段)と、記録媒体を冷却する冷却ファン9と、排紙ガイド10と、巻き取り部11と、巻き取り部11を使用しない場合に排紙された記録媒体1収納する記録媒体受け12と、機内温度センサ13(装置内温度検知手段)とを含んで構成される。また、これらの巻き取り部11と記録媒体受け12を除く構成部材は、図示しない外装カバー14によって囲われ、使用者が容易に触ることができないようになっている。また、外装カバー14は、ヒンジ等で本体に連結し、ラッチ等で保持され開閉可能に構成され、図示しない外装カバー14はカバーセンサ141で開閉を検知されている。
記録媒体1は、インク吸着層が露出した面にしてロール状に巻かれ、図示しない保持手段により保持され、搬送ローラ3により、引き出されつつ搬送される。
エンド検知センサ2は、反射形センサ等で構成され、記録媒体1の後端が、通過したときに検知を行うようになっている。
ペーパセンサ16は、反射形センサ等で構成され、記録媒体1の先端が、通過したときに検知を行うようになっている。
搬送ローラ3は、駆動ローラと従動ローラのローラ対で構成され、記録媒体1を挟持し、駆動ローラは動力伝達手段と駆動モータ等で構成される図示しない搬送ローラ駆動手段1005によって回動し、記録媒体1を副走査方向(Y方向)の前後に搬送する。また、従動ローラは、図示しない付勢手段により、駆動ローラに加圧され、図示しない解除機構により、加圧を解除し、記録媒体1を解放することが可能である。このように記録媒体1を解放して、記録媒体1の交換やセット、または、記録媒体1のジャム解除を容易に行えるようになっている。また、付勢されているか否か検知する、すなわち記録媒体1の交換やセット、または、記録媒体1のジャム解除等を検知する図示しないローラ解除センサ31を備えている。搬送手段は、搬送ローラ3と搬送ローラ駆動手段1005によって構成される。
プレヒータ4は、図2に示すように、ヒートシンク41と、ヒータ等を用いた予熱ヒータ42およびヒートシンク41の温度を検知するためのサーミスタ等の温度センサからなる予熱センサ43(予熱温度検知手段)で構成され、ヒートシンク41は、予熱センサ43の検知に基づいて制御される予熱ヒータ42の作用により所定の温度に保たれ、また、ヒートシンク41の記録媒体1側は、記録媒体1のガイド面を有し、ガイド面は記録媒体1と密着するようになっているので、所定の時間以上記録媒体1を密着させることにより、記録媒体1を所定の温度に保つことができる。また、所定の時間とは、記録媒体1がヒートシンク41に密着しながら最も速い印字搬送速度で搬送され、キャリッジ5の手前に達するまでの時間であり、この間に所定の温度に達するようになっている。当然の如く、遅い印字搬送速度の記録媒体1の搬送時には、記録媒体1は、さらに手前で所定の温度に達し、所定の温度に保たれたままキャリッジ5の手前に達する。また、予熱ヒータ42は、赤外線を照射するものなど適宜の形態のものを用いることができる。
キャリッジ5には、例えば4色の各色のインクが各々貯留されるインクタンク52(図示せず)、及び各インクタンク52のインクを記録紙1に吐出し印字を行う記録ヘッド51(図示せず)が搭載されいる。各記録ヘッド51にはインクが吐出する複数のノズル511が設けられている。また、各色ごとにインクタンクと記録ヘッドが一体となったカートリッジ形式でキャリッジ5に搭載されていて、インクタンク52中のインクの有無はインクセンサ55(図示せず)で検知されている。
また、キャリッジ5は、記録ヘッド51が記録媒体1と対向するようにキャリッジレール6と移動可能に係合し、さらに図示しないキャリッジ移動手段53(例えばワイヤとプーリで構成される移動手段)と連結され、さらにキャリッジ移動手段53は、動力伝達手段と駆動モータ等で構成される図示しないキャリッジ駆動手段1004で駆動される。このような構成の作用により、キャリッジ5はキャリッジレール6に沿って、主走査方向Xに移動する。また、キャリッジ5の位置は、図示しないセンサまたはリニアエンコーダ等のキャリッジ位置検知手段54で検知され、その検知に基づき移動しつつ、記録媒体1上に記録ヘッド51からインクを噴射し、印字を行う。
また、キャリッジ5には、カッタ7が付設され、カッタ7は図示しない揺動手段71で、記録媒体1を切断可能な位置まで移動し、キャリッジ5を主走査方向Xに移動させることにより、記録媒体1を切断する。
定着ヒータ8は、記録媒体1が定着範囲を通過する間に加熱して所定の熱量を印加する定着熱源81とリフレクターを兼ねた定着カバー82と定着熱源81付近の温度を検知して定着熱源81の出力状態を判断するためのサーミスタ等の温度センサからなる定着センサ83からなる。また、印字モード等によって記録媒体1の印字搬送速度が異なるので、印字搬送速度により記録媒体1の定着範囲を通過する時間が変化するため、記録媒体1が定着範囲を通過したときに、常に所定の熱量が印加されるように印字搬送速度に対応して、定着熱源81の出力する単位時間当たりの熱量を変更して熱の印加を行う。定着熱源81の出力する単位時間当たりの熱量は、少なくとも記録媒体1が最も速い印字搬送速度で搬送される場合にも所定の熱量を印加できる単位時間当たりの熱量であり、定着熱源81の出力が、最も速い印字搬送速度で搬送される場合にも所定の熱量を印加できる単位時間当たりの熱量より大きい単位時間当たりの熱量であれば、記録媒体1の搬送速度を最も速い印字搬送速度より速くして定着できる。定着熱源81は、赤外線を照射するや熱を放射するものなど適宜の形態のものを用いることができる。
冷却ファン9は、定着ヒータ8によって加熱された記録媒体1を冷却するためのものである。上記のように記録媒体1を最も速い印字搬送速度より搬送速度にして定着を行う場合には、記録媒体1がその搬送速度で搬送され排紙口に達する前に十分冷却されるように冷却する。従って、記録媒体1が、その搬送速度より遅い印字搬送速度で搬送される場合には、冷却ファン9を使用せず、自然冷却できる場合もある。また、定着終了から排紙口までの搬送路が十分長く、自然冷却で十分冷却される場合には、言うまでもなく、この冷却ファン9は、無くても良い。
排紙ガイド10は、排紙口を形成し、未冷却の記録媒体1に容易に触れないようになっている。
巻き取り部11は、記録媒体1を巻き取るボビン111と、ボビンを回転させる図示しない動力伝達手段と駆動モータ等で構成されるボビン駆動手段1006と、記録媒体の1弛み量を検知する弛みセンサ112とを含んで構成される。弛みセンサ112は、記録媒体1の弛み量を検知するためのもので、反射形センサ等で構成され、所定の弛み量を超えた場合に検知できるようになっている。
記録媒体1がY方向に搬送されるときには、ボビン駆動手段1006は、記録媒体1の弛み量が所定の弛み量を超えたことを弛みセンサ112が検知した場合に動作し、記録媒体1を巻き取る方向にボビン111を回転させ、所定の弛み量となったら動作を止めるように制御される。記録媒体1がYとは逆方向に搬送されるときには、ボビン駆動手段1006は、記録媒体1の弛み量が所定の弛み量以下になったことを弛みセンサ112が検知した場合に動作し、記録媒体1が弛む方向にボビン111を回転させ、所定の弛み量となったら動作を止めるように制御される。
記録媒体受け12は、使用者が巻き取り部11を使用しない場合に排紙されてくる記録媒体1を受けるためのもので、十分な容量がある。または、1ページ毎に記録媒体1をカットしながら、印字を行う場合に、記録媒体1を受けるためのもので、カットされた記録媒体1は自重で落下し、記録媒体受け12に収まる。
機内温度センサ13は、装置内部の雰囲気温度を検知するセンサでサーミスタ等の温度センサからなる。
ここで、印字搬送速度について説明する。本実施の形態において、印字は、キャリッジ5が移動を開始し、待機位置から印字位置間の移動とインクを吐出しつつ印字を行い、一方向の印字が終了すると、キャリッジ5が停止し、記録媒体1が搬送され、再び、キャリッジが移動を開始するという、繰り返しで行われる。本実施例でいう印字搬送速度とは、キャリッジ5が停止後の単に記録媒体1が搬送される搬送速度ではなく、キャリッジ5が移動を開始し、印字等を行い、再びキャリッジ5が移動を開始するまでの時間で、この間に記録媒体1が搬送された量を除算したものをいう。
この印字搬送速度は、主に、記録媒体1の搬送時間と、キャリッジ5の移動時間とによって決まる。記録媒体1の搬送時間は、高精細、標準などの印字モードによって決まる記録媒体1の搬送量と、画像品質等を鑑みつつ高速な一定速度に設定される記録媒体1の搬送速度によって決まり、キャリッジ5の移動時間は、印字モードによって決まるキャリッジ5の移動速度によって決まる。つまり、印字モードによって定まるキャリッジ5の移動速度、記録媒体1の搬送量をパラメータとすることになる。
さらに、ホストコンピュータ15(後述)との画像データの転送速度が遅い場合または画像データが大きい場合に、記録媒体1が搬送されてもなお画像データの転送が終了せず、再びキャリッジ5が移動するまで時間を要する場合には、この時間も含まれることになる。
(制御系について)
次に、本実施の形態に係るインクジェット記録装置の制御構成を図3に示す。本発明に係るインクジェット記録装置は、図3に示すように、ホストコンピュータ15から画像データを受信する画像データ入力部1001と、記録ヘッド51の動作を行う記録ヘッドドライバ1002と、各種パラメータや情報を一時的に保持するRAM1003と、キャリッジ位置検知手段54の検出位置に基づき、キャリッジ5を主走査方向Xの所定位置に停止動作制御すべく駆動されるキャリッジ駆動手段1004と、搬送ローラー3を駆動するための搬送ローラー駆動手段1005と、インクの有無を検知するインクセンサ55と、弛みセンサ112の検知に基づき、ボビン111を駆動するボビン駆動手段1006と、冷却ファン9と、予熱ヒータ42と、予熱センサ43と、定着熱源81と、定着センサ83と、記録媒体1の後端を検知するエンド検知センサ2と、装置内の雰囲気温度を検知する機内温度センサ13と、記録媒体1の先端を検知するペーパセンサ16と、搬送ローラ3の解除を検知するローラ解除センサ31と、カバーセンサ141と、記録媒体1を印字搬送速度より高速で強制搬送するフィードキー(図示せず)とカッタ7を動作し記録媒体1を切断するカットキー(図示せず)とを含む各種設定値を設定を行うための操作部1007と、各種表示を行う表示部1008と、及び、これらの各部の制御を司る制御手段としての制御部1000と、を含んで構成される。
制御部1000は、上記各部の制御を行うために具体的には、CPU1000aと、各種の制御プログラム、および、制御プログラムを実行するときに必要な各種データを記憶すると共に、制御プログラムを実行するときのワークエリアを構成するシステムメモリ1000bと、を含んで構成される。
また、制御部1000は、ローラ解除センサ31の変化と、フィードキー押下に基づき、記録媒体1の設置状態が変化したと検知する設置状態検知手段としての機能と、画像データ入力部1001、エンド検知センサ2及びインクセンサ55に基づき印字エラーの発生を検知する印字エラー検知手段としての機能とを有している。
(動作について)
上記説明によれば、予熱、印字、定着、冷却を行うインクジェット記録装置を構成できる。以下に、本実施の形態に係るインクジェット記録装置の予熱、印字、定着、冷却、及び、エラー処理について図1及び図3を参照しつつ説明する。
まず、予熱について説明する。高画質な印字品質を得るためには、ドット径を安定させる必要があり、そのためには記録媒体1の温度でドット径が変化しないように、記録媒体1の温度を所定の温度で一定に保つように必要がある。従って、プレヒータ4は、予熱センサ43の検知に基づいて予熱ヒータ42のON−OFFを繰り返してヒートシンク41を所定の温度に保ち、記録媒体1がヒートシンク41に密着しながら最も速い印字搬送速度で搬送され、キャリッジ5の手前に達するまでに、所定の温度に達するようになっている。
しかしながら、電源投入直後や、外装カバー14の開閉でヒートシンク41の温度が所定の温度になっていない場合や、フィードキーにより記録媒体1が高速で強制的に搬送されたとき、または、記録媒体1のジャム解除等がなされたときには、記録媒体1が十分に予熱されず、所定の温度にない可能性がある。
まず、ヒートシンク41の温度が所定の温度になっていない場合について図4を用いて説明する。まず、予熱センサ43が、ヒートシンク41の温度が所定の温度より低いことが検知したら(S101)、装置を印字を開始しない設定する(S102)。次に、ヒートシンク41の温度が所定の温度に達したか否か予熱センサ43で検知し、所定の温度に達したら次のステップに遷移するが、所定の温度に達していないときには、所定の温度に達するまで待つ(S103)。所定の温度に達したと予熱センサ43が検知してから所定の時間が経過したら(S104)、装置を印字が可能に設定する(S105)。ここで言う所定の時間とは、少なくともヒートシンク41の予熱開始点から、キャリッジ5の手前までの間を、記録媒体1が最も速い印字搬送速度で搬送された時に要する時間である。
次に、フィードキーにより記録媒体1が強制的に搬送された、または、記録媒体1のジャム解除等がなされたことにより、記録媒体1の設置状態が変化した場合について図5を用いて説明する。まず、制御手段1000が、記録媒体1の設置状態が変化したと検知したら(S201)、装置を印字を開始しない設定する(S202)。次に所定の時間が経過したら(S203)、装置を印字が可能に設定する(S204)。ここで言う所定の時間とは、少なくともヒートシンク41の予熱開始点から、キャリッジ5の手前までの間を、記録媒体1が最も速い印字搬送速度で搬送された時に要する時間である。
さらに次に、フィードキーにより記録媒体1が強制的に搬送された、または、記録媒体1のジャム解除等がなされたことにより、記録媒体1の設置状態が変化し、かつ、ヒートシンク41の温度が所定の温度になっていない場合について図6を用いて説明する。まず、制御手段1000が、記録媒体1の設置状態が変化したと検知したら(S301)、装置を印字を開始しない設定する(S302)。次に、ヒートシンク41の温度が所定の温度に達したか否か予熱センサ43で検知し、所定の温度に達したら次のステップに遷移するが、所定の温度に達していないときには、所定の温度に達するまで待つ(S303)。所定の温度に達したと予熱センサ43が検知してから所定の時間が経過したら(S304)、装置を印字が可能に設定する(S305)。ここで言う所定の時間とは、少なくともヒートシンク41の予熱開始点から、キャリッジ5の手前までの間を、記録媒体1が最も速い印字搬送速度で搬送された時に要する時間である。
このようにして、電源投入直後や、外装カバー14の開閉でヒートシンク41の温度が所定の温度になっていない場合や、フィードキーにより記録媒体1が強制的に搬送されたとき、または、記録媒体1のジャム解除等がなされたときにも、記録媒体1確実に予熱され、所定の温度になる。したがって、記録媒体1にインクを吐出したときにドット径が一定に保たれ、印字品質が安定する。
次に、印字について説明する。まず、ホストコンピュータ15からの印字要求や、操作部1007からの印字要求が発生すると、印字を開始する。キャリッジ駆動手段1004を駆動し、キャリッジ移動手段53により、キャリッジ5を主走査方向Xへ移動させながら、記録ヘッド51が画像データに応じてインクを吐出することにより、記録媒体1に画像の一部を印字する。さらに、記録媒体1を印字モードに応じて所定量搬送して、続く画像の一部の印字を開始する。これらの動作を繰り返し行い、記録媒体1の画像印字領域全域の画像を印字する。
一方、上記印字中に、既に画像の一部が記録された記録媒体1が、図1に示す定着領域に達する。この時、定着熱源81は、記録媒体1の印字搬送速度に応じた単位時間当たりの熱量を印加する。しかし、ホストコンピュータ15からの画像データ転送速度が遅く、画像データ量によって、記録媒体1の所定量の搬送後も画像データの転送に時間を要するか否かという状況が発生する場合には、記録媒体1の印字搬送速度が変化するので、記録媒体1の印字搬送速度の変化に応じて定着熱源81の単位時間当たりの熱量変更させながら印加する。
このように記録媒体1の印字搬送速度の変化に応じた単位時間当たりの熱量で定着することにより、いかなる印字搬送速度でも所定の熱量が印加されるのでドット径が安定し、画像の品質が維持された、耐光性のある印字物を得ることができる。また、無駄な熱量を印加しないので消費エネルギーを抑えることができる。
さらに一方、上記定着中に既に定着記録媒体1が、図1に示す定着領域から出て、冷却ファン9により冷却される。冷却ファン9は、前述の如く記録媒体1が最も速い印字速度で搬送された場合にも排紙口に達する前に十分冷却されるようになっているので、前述の走査間搬送速度に関係なく、冷却ファン9は一定の動作をすればよい。
さらに次に、1ページの画像印字領域全域の画像を印字を終了後の動作について説明する。
次ページが無く、カット動作を行わない場合は、1ページの画像印字領域全域の画像の印字終了後、定着熱源81の出力する単位時間当たりの熱量を最大にして、記録媒体1を最大出力に応じた搬送速度で搬送しながら、定着、冷却を行い、冷却後、記録媒体1を次の印字開始位置まで巻き戻して終了する。
次ページが無く、カット動作を行う場合は、1ページの画像印字領域全域の画像の印字終了後、定着熱源81の出力する単位時間当たりの熱量を最大にして、記録媒体1を最大出力に応じた搬送速度で搬送しながら、定着、冷却を行い、冷却後、記録媒体1をカット位置まで巻き戻し記録媒体1をカットし、次の印字開始位置まで巻き戻して終了する。
次ページがあり、カット動作を行わない場合は、1ページの画像印字領域全域の画像の印字終了後、次ページの印字を開始する。この時前ページは、定着及び冷却中である。また、次ページは、必ずしも前ページとは同じ印字モードとは限らない。従って、この時の前ページの定着及び冷却は、次ページの印字モードで決まる印字搬送速度に応じた定着及び冷却で行う。以下、前ページと同様に行う。また、次ページが無く、カット動作を行う場合の動作を繰り返して印字を行っても良い。
次ページがあり、カット動作を行う場合は、記録媒体1が十分冷却された状態でカットする必要がある。従って本実施の形態のようにカッタ7が冷却ファン9より、上流側にある場合には、1ページの画像印字領域全域の画像の印字終了後、定着熱源81の出力する単位時間当たりの熱量を最大にして、記録媒体1を最大出力に応じた搬送速度で搬送しながら、定着、冷却を行い、冷却後、記録媒体1をカット位置まで巻き戻し記録媒体1をカットし、次の印字開始位置まで巻き戻し、次ページの印字を開始する。
また、本実施の形態とは異なり、カッタ7が冷却ファン9より、下流側にある場合には、1ページの画像印字領域全域の画像の印字終了後、次ページの印字を開始し、前ページの定着及び冷却は、次ページの印字モードで決まる印字搬送速度に応じた定着及び冷却で行い、記録媒体1のカット位置がカッタ7の位置にきたらカッタ7を動作して記録媒体1を切断するようにしてもよい。
このように、印字終了後、定着熱源81の出力する単位時間当たりの熱量を最大にして、記録媒体1を最大出力に応じた搬送速度で搬送しながら定着をおこなうことで、印字時間の短縮ができる。
また、次ページを印字しつつ、前ページの定着を、次ページの印字モードで決まる印字搬送速度に応じた定着でおこなうことにより、前ページ印字終了後の定着、冷却、巻き戻しを行わないので、印字時間の短縮ができる。
上述のカット無しの予熱、印字、定着、冷却動作中、記録媒体1が巻き取り部11にセットされていた場合には、記録媒体1の弛みに応じて動作する。また、カットありの場合またはカット無しで記録媒体1が巻き取り部11にセットされていない場合には、記録媒体1は、記録媒体受け12に収まる。
(エラー発生時の処理動作について)
エラー発生時の処理動作について図7〜11を用いて説明する。図7〜11エラー発生時の処理動作についての例を示すフローチャートである。
「記録媒体無し」、「インク無し」、「ホストコンピュータのデータ転送エラー」などでの印字エラーを発生した場合には、図7によれば、まず印字動作を中止し(S402)、定着熱源81の出力する単位時間当たりの熱量を最大にして、記録媒体1を最大出力に応じた搬送速度で搬送しながら、定着、冷却を行う(S403)。「記録媒体無し」以外の場合は、冷却後、記録媒体1を次の印字開始位置まで巻き戻して終了する。「記録媒体無し」の場合は、排紙して終了する。このようにすれば、印字エラーが発生しても印字が終了したところまでは、確実に定着でき、使用が可能である。
または、図8によれば、印字動作を中止した後(S502)、定着熱源81をOFFし(S503)、続いて定着熱源81の最大出力に応じた搬送速度と同じ速度またはそれ以上の冷却可能な速度で搬送しながら、冷却を行う(S504)。「記録媒体無し」以外の場合は、冷却後、記録媒体1を次の印字開始位置まで巻き戻して終了する。「記録媒体無し」の場合は、排紙して終了する。このようにすれば、エラー処理が速く終了するので、次の作業までの時間が短くなる。
また、図9によれば、次ページの印字中で、前ページが定着中であったら、印字動作を中止した後(S602)、定着熱源81の出力する単位時間当たりの熱量を最大にして、記録媒体1を定着熱源81の最大出力に応じた搬送速度で搬送しながら(S603)、前ページの定着を行ったら定着熱源81をOFFし(S605)、続いて定着熱源81の最大出力に応じた搬送速度と同じ速度またはそれ以上の冷却可能な速度で搬送しながら、前ページの冷却とエラー発生ページの冷却を行う(S606)。「記録媒体無し」以外の場合は、冷却後、記録媒体1を次の印字開始位置まで巻き戻して終了する。「記録媒体無し」の場合は、排紙して終了する。このように、前ページが定着中であったら、定着熱源81の出力する単位時間当たりの熱量を最大にして、記録媒体1を最大出力に応じた搬送速度で搬送しながら、定着、冷却を行いことで、前ページは、完全な印字物として得られ、かつ、エラー処理の時間短縮が図れる。
しかしながら、エンド検出センサ2、キャリッジ5、定着ヒータ8等の位置関係によっては、「記録媒体無し」のエラー発生時に、定着、冷却のための搬送が十分に行えない場合が考えられる。このような場合には、図10によれば、まず印字中であれば印字動作を中止し(S703)、定着熱源81の出力する単位時間当たりの熱量を最大にして、記録媒体1を定着熱源81の最大出力に応じた搬送速度でエンド検知センサ2で検知した後端が搬送ローラ3に達するまで搬送しながら、前ページの定着を可能なだけ行ったら(S704)、定着熱源81をOFFし(S705)、記録媒体1を搬送ローラ3で所定の時間保持したまま(S707)、自然冷却を行う。所定の時間は、機内温度センサ13の検知する装置内温度に基づいて決定する(S706)。また、この自然冷却中、表示部1008に冷却中である旨を表示してもよい。冷却後、記録媒体1を排紙して終了する。
または、図11によれば、印字中であれば印字動作を中止し(S803)、定着熱源81をOFFし(S804)、記録媒体1を搬送ローラ3で所定の時間保持したまま(S806)、自然冷却を行う。所定の時間は、機内温度センサ13の検知する装置内温度に基づいて決定する(S805)。また、この自然冷却中、表示部1008に自然冷却中である旨を表示してもよい。冷却後、記録媒体1を排紙して終了する。
このように、エラーが発生した場合にも、確実に冷却できるので、安全である。
また、定着を可能なだけ行うので無駄を最小限に抑えることが可能である。
また、本文中で冷却と自然冷却を分けて説明したが、前述の通り冷却ファンを必要としない構成の場合には、言うまでもなく冷却は自然冷却のことである。
本実施の形態例のインクジェット記録装置の全体構成を示す断面図である。 プレヒータ4の説明図である。 図1のインクジェット記録装置の制御系構成を説明するブロック図である。 記録媒体1の状態変化時の予熱に係る制御方法を示すフローチャートである。 記録媒体1の状態変化時の予熱に係る制御方法を示すフローチャートである。 記録媒体1の状態変化時の予熱に係る制御方法を示すフローチャートである。 エラー発生時の処理動作についての例を示すフローチャートである。 エラー発生時の処理動作についての例を示すフローチャートである。 エラー発生時の処理動作についての例を示すフローチャートである。 エラー発生時の処理動作についての例を示すフローチャートである。 エラー発生時の処理動作についての例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 記録媒体
2 エンド検知センサ
3 搬送ローラ
31 ローラ解除センサ
4 プレヒータ
41 ヒートシンク
42 予熱ヒータ
43 予熱センサ
5 キャリッジ
51 記録ヘッド
52 インクタンク
53 キャリッジ移動手段
54 キャリッジ位置検知手段
55 インクセンサ
6 キャリッジレール
7 カッタ
8 定着ヒータ
81 定着熱源
82 定着カバー
83 定着センサ
9 冷却ファン
10 排紙ガイド
11 巻き取り部
111 ボビン
112 弛みセンサ
12 記録媒体受け
13 機内温度センサ
14 外装カバー
141 カバーセンサ
15 ホストコンピュータ
16 ペーパセンサ
1000 制御部
1000a CPU
1000b システムメモリ
1001 画像データ入力部
1002 記録ヘッドドライバ
1003 RAM
1004 キャリッジ駆動手段
1005 搬送ローラ駆動手段
1006 ボビン駆動手段
1007 操作部
1008 表示部

Claims (3)

  1. 記録媒体と、該記録媒体を搬送する搬送手段と、印字を行う以前に前記記録媒体を所定の温度に保つ予熱手段と、前記記録媒体の搬送方向に交差する方向に往復移動してインクを吐出して印字を行う記録ヘッドと、前記印字された記録媒体に対して熱を印加して前記記録媒体に前記インクを定着する定着手段と、を有するインクジェット記録装置であって、
    前記記録ヘッドが移動を開始して、印字および印字以外の移動を終了し、再度ヘッドが移動を開始するまでの時間と、前記記録ヘッドが移動を開始して、印字および印字以外の移動を終了し、再度ヘッドが移動を開始するまでの間に搬送される前記記録媒体の搬送量とに基づいて、前記定着手段により印加する単位時間当たりの熱量を制御する制御手段を有することを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 記録媒体と、該記録媒体を搬送する搬送手段と、印字を行う以前に前記記録媒体を所定の温度に保つ予熱手段と、前記記録媒体の搬送方向に交差する方向に往復移動してインクを吐出して印字を行う記録ヘッドと、前記印字された記録媒体に対して熱を印加して前記記録媒体に前記インクを定着する定着手段と、を有するインクジェット記録装置であって、
    前記記録ヘッドの移動速度と、前記記録媒体の搬送量の少なくともいずれか1つを変更して行う複数の印字モードを有し、
    次ページの印字を行っている時の前記定着手段による定着時に、前記次ページの前記印字モードに基づいて、前記定着手段により印加する単位時間当たりの熱量を制御する制御手段を有することを特徴とするインクジェット記録装置。
  3. 記録媒体と、該記録媒体を搬送する搬送手段と、印字を行う以前に前記記録媒体を所定の温度に保つ予熱手段と、前記記録媒体の搬送方向に交差する方向に往復移動してインクを吐出して印字を行う記録ヘッドと、前記印字された記録媒体に対して熱を印加して前記記録媒体に前記インクを定着する定着手段と、を有するインクジェット記録装置であって、
    1ページの印字が終了したら、前記定着手段の印加する単位時間当たりの熱量を大きくし、前記搬送手段による前記記録媒体の搬送速度を単位時間当たりの熱量に応じて速くして定着を行うように制御する制御手段を有することを特徴とするインクジェット記録装置。
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