JP4775278B2 - 動作制御装置、電子機器、動作制御方法、および、プログラム - Google Patents

動作制御装置、電子機器、動作制御方法、および、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、駆動部の動作を制御する動作制御装置、電子機器、動作制御方法、および、プログラムに関する。
従来、プリンタ等の駆動部を備えた装置において、待機状態が続いた場合に駆動部への通電を停止または抑制して電力消費を抑える省電力モードに移行するものが知られている。
また、一般に、駆動部の動作エラーが発生した場合には省電力モードに移行しないことが多い。これは、動作エラーが発生した場合には、エラーの原因を解消して通常動作状態に復帰することが最も望ましいためであるが、特定の種類のエラーが高頻度で発生する場合など、エラーが発生した状態でも省電力モードに移行する方が有益な場合がある。そこで、予め操作パネルの操作により指定された種類のエラーが発生した場合は、所定時間経過後に省電力モードに移行する装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−232906号公報
しかしながら、エラーの種類毎の発生回数や発生頻度をユーザ自身が調査および把握して、エラーの種類毎に設定を行う作業は非常に煩雑であり、負担が大きかった。また、ユーザの設定が妥当であるか否かを検証する作業は困難であり、このような設定をユーザに任せることでユーザの負担が増えるおそれがあった。
本発明は、上記課題に鑑み、動作エラーが発生した状態でも省電力モードに移行する制御を行う場合に、動作エラーの発生傾向に応じて省電力モードへの移行を適切に制御することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、駆動部の動作を制御する動作制御装置において、前記駆動部の動作時に発生したエラーを検出する異常検出部と、前記駆動部が駆動されない待機状態が所定時間以上継続した場合に、前記駆動部の少なくとも一部に対する電源供給を停止または低減させることによって前記駆動部を省電力モードに移行させる制御部と、を備え、前記制御部は、前記待機状態が所定の基準時間以上継続し、かつ、前記異常検出部によりエラーが検出されている状態が発生した場合に、検出されているエラーの種類と、過去に前記異常検出部により検出されたエラーの種類毎の検出履歴とに基づいて、省電力モードへの移行条件を変更すること、を特徴とする動作制御装置を提供する。
この構成によれば、省電力モードに移行する際の移行条件を、エラーの種類毎の検出履歴に基づいて変更するので、ユーザに負担を与えることなく、エラーの発生傾向に応じて省電力モードへの移行条件を最適化できる。
上記構成において、前記制御部は、前記異常検出部により同種のエラーが連続して検出された連続検出回数を計数するものであり、前記待機状態が所定の基準時間以上継続し、かつ、前記異常検出部によりエラーが検出されたことによって、この検出されたエラーの連続検出回数が所定回数を超えた場合に、省電力モードへの移行条件を変更するものとしてもよい。
この場合、連続して同種のエラーが検出された回数が所定回数を超えた場合に、省電力モードに移行する際の移行条件を変更するので、上記駆動部のエラーの中で多くの割合を占める種類のエラーに対応して移行条件を変更できる。これにより、より効率よく、効果的に、省電力モードへの移行条件を最適化できる。
上記構成において、前記制御部は、前記異常検出部により検出されたエラーの種類毎に累積検出回数を計数するものであり、前記待機状態が所定の基準時間以上継続し、かつ、前記異常検出部によりエラーが検出されたことによって、この検出されたエラーの累積検出回数が所定回数を超えた場合に、省電力モードへの移行条件を変更するものとしてもよい。
この場合、エラーが累積して検出された回数が所定回数を超えた場合に省電力モードに移行する際の移行条件を変更するので、エラーの種類毎の発生傾向の差が小さい場合であっても、この発生傾向を正確に反映するように移行条件を変更できる。これにより、より効果的に省電力モードへの移行条件を最適化できる。
上記構成において、前記制御部は、前記待機状態が所定の基準時間以上継続し、かつ、前記異常検出部によりエラーが検出されている状態が発生した場合に、省電力モードへの移行条件を、検出されているエラーの種類毎に異なる条件に変更するものとしてもよい。
この場合、省電力モードへの移行条件がエラーの種類毎に変更されるので、ユーザに負担を与えることなく、エラーの種類に対応した最適な条件で省電力モードに移行させることができる。これにより、例えば、ユーザがエラーの発生に気づくのに十分な時間を経てから省電力モードに移行したり、ユーザがエラーの発生を気にすることなく省電力モードに移行するようにしたりするなど、省電力モードへの移行条件の最適化により、利便性を大幅に向上させることができる。
上記構成において、前記制御部は、省電力モードへの移行条件として前記所定の基準時間を変更するものとしてもよい。
この場合、省電力モードへの移行条件のうち、ユーザの使用感および利便性に大きく関わる条件、すなわち待機状態になってから省電力モードに移行するまでの時間が変更されるので、省電力モードへの移行条件の最適化により、ユーザの使用感および利便性の向上を図ることができる。
また、上記構成において、前記駆動部として記録媒体に画像を記録する画像記録部と前記記録媒体を搬送する搬送部とを備えた記録装置を制御するものとしてもよい。
この場合、前記駆動部として記録媒体に画像を記録する画像記録部と前記記録媒体を搬送する搬送部とを備えた記録装置において、例えば画像を記録する動作や記録媒体を搬送する動作におけるエラーの発生傾向に応じて、省電力モードに移行する際の移行条件を変更する。これにより、ユーザの使用方法によっては機構的なエラーが発生しやすくなる記録装置において、ユーザに負担を与えることなく省電力モードへの移行条件を最適化し、ユーザの使用感および利便性の向上を図ることができる。
また、本発明は、駆動部と、この駆動部を制御する動作制御装置とを備え、前記動作制御装置は、前記駆動部の動作時に発生したエラーを検出する異常検出部と、前記駆動部が駆動されない待機状態が所定時間以上継続した場合に、前記駆動部の少なくとも一部に対する電源供給を停止または低減させることによって前記駆動部を省電力モードに移行させる制御部と、を備え、前記制御部は、前記待機状態が所定の基準時間以上継続し、かつ、前記異常検出部によりエラーが検出されている状態が発生した場合に、検出されているエラーの種類と、過去に前記異常検出部により検出されたエラーの種類毎の検出履歴とに基づいて、省電力モードへの移行条件を変更すること、を特徴とする電子機器を提供する。
この構成によれば、電子機器を省電力モードに移行する際の移行条件を、エラーの種類毎の検出履歴に基づいて変更するので、ユーザに負担を与えることなく、エラーの発生傾向に応じて省電力モードへの移行条件を最適化できる。
また、本発明は、駆動部の動作を制御する動作制御方法であって、前記駆動部の動作時に発生したエラーを検出する制御と、前記駆動部が駆動されない待機状態が所定時間以上継続した場合に、前記駆動部の少なくとも一部に対する電源供給を停止または低減させることによって前記駆動部を省電力モードに移行させる制御と、を実行する際に、前記待機状態が所定の基準時間以上継続し、かつ、前記エラーが検出されている状態が発生した場合に、検出されているエラーの種類と、過去に前記異常検出部により検出されたエラーの種類毎の検出履歴とに基づいて、省電力モードへの移行条件を変更すること、を特徴とする動作制御方法を提供する。
この方法によれば、省電力モードに移行する際の移行条件を、エラーの種類毎の検出履歴に基づいて変更するので、ユーザに負担を与えることなく、エラーの発生傾向に応じて省電力モードへの移行条件を最適化できる。
また、本発明は、駆動部の動作を制御するコンピュータを、前記駆動部の動作時に発生したエラーを検出する異常検出手段と、前記駆動部が駆動されない待機状態が所定時間以上継続した場合に、前記駆動部の少なくとも一部に対する電源供給を停止または低減させることによって前記駆動部を省電力モードに移行させる制御手段と、して機能させるとともに、前記制御手段として、前記待機状態が所定の基準時間以上継続し、かつ、前記異常検出部によりエラーが検出されている状態が発生した場合に、検出されているエラーの種類と、過去に前記異常検出部により検出されたエラーの種類毎の検出履歴とに基づいて、省電力モードへの移行条件を変更する機能を実行させること、を特徴とするプログラムを提供する。
このプログラムをコンピュータが読み取って実行することにより、省電力モードに移行する際の移行条件を、エラーの種類毎の検出履歴に基づいて変更するので、ユーザに負担を与えることなく、エラーの発生傾向に応じて省電力モードへの移行条件を最適化できる。
また、本発明は、上記のプログラムをコンピュータ読取可能に記録した記録媒体として実現可能である。この記録媒体によれば、コンピュータによってプログラムが記録媒体から読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、上記のプログラムについて記載した作用および効果が得られる。
ここで、記録媒体とは、半導体記憶デバイス、磁気的記録媒体、光学的記録媒体、磁気的記録/光学的読取型記録媒体等であり、コンピュータで読み取り可能な記録媒体であれば、どのような記録媒体であってもよい。
ここで、エラーとは、駆動部の動作時に検出される動作異常を指し、この異常を放置したまま正常な動作を継続できないこと、および、この異常を放置したままでも正常な動作を継続できるものを含む。具体的なエラーの例としては、記録媒体に文字を含む画像を記録する記録装置において、記録媒体の搬送に係る異常、記録媒体の種類やサイズに係る異常等が挙げられるが、これはあくまで一例である。
本発明によれば、省電力モードに移行する際の移行条件を、エラーの種類毎の検出履歴に基づいて変更するので、ユーザに負担を与えることなく、エラーの発生傾向に応じて省電力モードへの移行条件を最適化できる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、電子機器の一態様であるドットインパクトプリンタ装置(以下、単に「プリンタ」と言う)に本発明を適用した場合について例示する。
図1は本実施形態に係るプリンタ1の電気的構成を概略的に示す図である。
この図1に示すプリンタ1は、プリンタ1の各部を制御する動作制御装置としての制御部20と、記録ヘッド41、キャリッジ駆動モータ42、紙送り駆動モータ43の各駆動部と、これら各駆動部を駆動させるゲートアレイ30と、ユーザにより操作される操作パネル等を具備した操作部51と、プリンタ1の動作状態等を表示する表示部52と、外部のホストコンピュータ10に接続される通信インタフェース53とを備え、これらの各部はバス50を介して相互に接続されている。
プリンタ1は、制御部20の制御のもとに記録ヘッド41、キャリッジ駆動モータ42、紙送り駆動モータ43等を駆動して、記録媒体に文字を含む画像を記録(印刷)する装置である。本実施形態では、プリンタ1は、シリアル・インパクト・ドット・マトリクス(SIDM)プリンタヘッドによりインクリボンのインクを記録媒体に付着させて、この記録媒体に画像を印刷するドットインパクトプリンタとして説明する。ここで、プリンタ1で使用可能な記録媒体としては、所定長さに切断されたカットシート、複数枚のシートが連接された連続シート等がある。これらカットシートおよび連続シートは、普通紙、複写紙、厚紙等の紙類、あるいは合成樹脂製のシートにより構成され、これらのシートにコーティングや浸潤等の加工を施したものを用いてもよい。また、カットシートの形態としては、例えば、定形サイズのカット紙(PPC用紙や葉書等)に加え、複数のシートを綴じた冊子形態のもの(通帳等)や袋状に成形されたもの(封筒等)が挙げられる。連続シートの形態としては、例えば、その幅方向両端にスプロケットホールが穿設され、所定長さ毎に折り畳まれた連続紙や、ロール状に巻かれたロール紙等が挙げられる。本実施形態では、記録媒体として単票紙やロール紙等の記録紙を用いる場合について説明する。
制御部20は、CPU21と、CPU21のワークエリアとして機能し、演算結果や各種データを一時記憶するRAM25と、CPU21により実行される制御プログラム24を含む各種プログラムや設定値等の各種データを記憶する書き換え可能なフラッシュROM24とを備えるいわゆるマイクロコンピュータとして構成されている。CPU21は、指定されたタイミングで計時するタイマ22の機能を備えている。また、RAM25は、プログラムやデータの格納領域として、省電力モード移行判定部26およびエラー回数管理部27を有する。省電力モード移行判定部26は、CPU21によって省電力モードへの移行の可否を判定するためのプログラム、および、この判定の際に参照される設定条件等の各種データを格納する。また、エラー回数管理部27は、後述する省電力モード移行時間制御処理(図3)においてエラーの種類毎に発生回数を格納する。
記録ヘッド41は、電磁石コイルが巻き回されたコアと、この電磁石コイルへの所定通電幅(通電時間)の通電によってコアに吸着される複数のワイヤレバーと、各ワイヤレバーの先端に連結され、ワイヤレバーがコアに吸着されたときに突出動作する複数の記録ワイヤとを備えて構成されており、これらの記録ワイヤを突出動作させてインクリボンに打ち当て、インクリボンのインクを記録紙に付着させて、この記録紙に画像を印刷する。
キャリッジ駆動モータ42は、記録ヘッド41を搭載したキャリッジを駆動して、記録紙上で走査させるモータである。また、紙送り駆動モータ43は、プリンタ1において記録紙を搬送する搬送ローラ等からなる搬送機構を駆動するモータである。これら駆動部によって、プリンタ1においてはスタッカまたは給紙トレイにセットされた記録紙が搬送され、記録ヘッド41を搭載したキャリッジが移動され、記録ヘッド41によって記録紙の記録面に画像が印刷される。
ゲートアレイ30は、上記の制御部20とは別体に構成されたハードウェア回路であり、バス50を介して制御部20に接続され、制御部20の制御に従って、記録ヘッド41、キャリッジ駆動モータ42、および紙送り駆動モータ43を含む駆動部を駆動する。
ゲートアレイ30は、記録ヘッド41を駆動する記録ヘッド駆動電流を生成し出力するヘッドドライバ回路31と、キャリッジ駆動モータ42および紙送り駆動モータ43にモータ駆動電流を出力してキャリッジ駆動モータ42を駆動するモータドライバ回路32と、記録ヘッド41、キャリッジ駆動モータ42および紙送り駆動モータ43を含む駆動部の動作状態を検出するセンサ(図示略)や紙送り経路における記録紙の有無を検出するセンサ(図示略)等の各種センサに接続されたロジック回路33とを有する。
操作部51は、操作ボタン等の複数の操作子を備え、これら操作子がユーザによって操作された場合に操作信号を生成し、バス50を介して制御部20に出力する。また、表示部52はLCDパネルやLED等の表示体を備えて構成され、この表示体により制御部20の制御の下に各種情報を表示する。表示部52は、例えば、LCDパネルに実行中の印刷ジョブに係る情報やエラーメッセージ等を表示し、プリンタ1の動作状態をLEDの点灯/点滅により表示する。これら操作部51及び表示部52は、例えばプリンタ1のフロント部分等に配設されている。
通信I/F(インタフェース)53は、有線又は無線により、ホストコンピュータ10をはじめとする他の電子機器とデータ通信可能に接続されるインタフェースである。通信インタフェース53は、バス50を介して制御部20に接続され、制御部20の制御の下、ホストコンピュータ10からや他の電子機器から印刷指令や印刷データを受信し、また、印刷結果や動作状態などのステータスをホストコンピュータ10や他の電子機器に送信する。
ホストコンピュータ10は、ユーザが操作するパーソナルコンピュータ等であり、プリンタ1に対して印刷すべき画像のデータや記録紙のサイズ等を示す情報を含む印刷データを出力する。
次に、プリンタ1の動作について説明する。以下に説明する動作において、CPU21は、異常検出部、および、制御部として機能する。
プリンタ1は、通常動作モードと、省電力モードとの2つの動作モードを備えている。
通常動作モードは、ホストコンピュータ10から入力された印刷データに従って記録紙への印刷を行う動作、および、印刷データの入力に待機する動作モードである。この通常動作モードにおいては、記録ヘッド41、キャリッジ駆動モータ42、および紙送り駆動モータ43を含む各駆動部にはゲートアレイ30から駆動電流が供給されている。
一方、省電力モードは、電力消費を抑えるため、記録ヘッド41、キャリッジ駆動モータ42、および紙送り駆動モータ43の各駆動部に流れる駆動電流、および、ロジック回路33から各種センサへの電流の供給を一時的に停止した動作モードである。省電力モードは、プリンタ1が完全に動作を停止した状態ではないので、再びホストコンピュータ10から印刷データが入力された場合には、速やかに通常動作モードに移行できる。
プリンタ1は、例えば通常動作モードにおいて、省電力モード移行処理を実行し、ホストコンピュータ10からの印刷データの入力がなく、各駆動部が駆動されていない状態が所定時間継続した場合に、省電力モードに移行する。
また、プリンタ1は、省電力モード移行処理において、記録紙に関するエラーが発生していても、駆動部が駆動していない状態が所定時間以上続いた場合には省電力モードに移行する。この場合において、プリンタ1は、エラーの種類毎の発生履歴に基づいて、省電力モードに移行する際の基準となる時間を変更する省電力モード移行時間制御処理を実行する。
図2は、プリンタ1の動作を示すフローチャートであり、特に、省電力モードへの移行を制御する省電力モード移行処理を示す。
この図2に示す処理において、CPU21は、まず、省電力モード移行時間、給紙エラーから省電力モードへの移行基準回数、紙なしエラーから省電力モードへの移行基準回数、排紙エラーから省電力モードへの移行基準回数を、それぞれ、T1、TC1max、TC2max、TC3maxに設定する(ステップS11)。T1、TC1max、TC2max、およびTC3maxの初期値は、予め設定され、フラッシュROM23に記憶されている。具体的には、例えばT1は5分、TC1max、TC2max、TC3maxは5(回)である。
続いて、CPU21は、記録ヘッド41、キャリッジ駆動モータ42、および紙送り駆動モータ43の各駆動部が駆動している間は待機し(ステップS12;Yes)、駆動していない状態になった場合には(ステップS12;No)、記録紙に関するエラーが発生しているか否かを判別する(ステップS13)。ここで、記録紙に関するエラーとしては、記録紙が正常に給紙されない、或いは記録紙のサイズが印刷データで指定されたサイズと一致しない等の給紙エラー、スタッカ或いは給紙トレイから記録紙が供給されない紙なしエラー、記録ヘッド41により画像が記録された記録紙が正常に排出されない排紙エラーがある。
記録紙のエラーが発生していない場合(ステップS13;No)、CPU21は、ホストコンピュータ10から入力され、まだ印刷されていない印刷データがあるか否かを判別する(ステップS14)。ここで印刷データがある場合には、CPU21はステップS12に戻る。
また、印刷データがない場合(ステップS14;No)、および、記録紙に関するエラーが発生している場合(ステップS13;Yes)、CPU21は、タイマ22によってカウントを開始し(ステップS15)、ステップS11で設定された省電力モード移行時間T1が経過するまでカウント値を監視する(ステップS16)。
ここで、省電力モード移行時間T1が経過するまでの間、CPU21はホストコンピュータ10からの印刷データの入力または操作部51の操作の有無を検出し(ステップS17)、印刷データの入力または操作部51の操作がない間はカウントを継続し(ステップS17;No)、印刷データの入力または操作部51の操作があった場合は(ステップS17;Yes)、タイマ22のカウント値をクリアしてステップS12に戻る。
そして、省電力モード移行時間T1が経過した場合(ステップS16;Yes)、CPU21は、後述する省電力モード移行時間制御処理を実行し(ステップS18)、ステップS11でT1に設定された省電力モード移行時間を変更する。
その後、CPU21はプリンタ1を省電力モードに移行させる(ステップS19)。省電力モードに移行する際には、ゲートアレイ30のヘッドドライバ回路31から記録ヘッド41への駆動信号、モータドライバ回路32からキャリッジ駆動モータ42およびロジック回路33への駆動電流の供給がそれぞれ停止され、さらに、ロジック回路33の機能が停止される。
図3は、図2のステップS18に示した省電力モード移行時間制御処理を詳細に示すフローチャートである。
この省電力モード移行時間制御処理において、CPU21は、まず、エラーが発生した状態であるか否かを判別し(ステップS21)、エラーが発生していなければ、そのまま本処理を終了して、図2のステップS19に移行する。
一方、エラーが発生している場合(ステップS21;Yes)、CPU21は、エラーが給紙エラーであるか否かを判別する(ステップS22)。ここで、給紙エラーが発生している場合(ステップS22;Yes)、CPU21は、パラメータTC1の値をインクリメント(+1)し、パラメータTC2およびTC3の値をゼロクリアして(ステップS23)、後述するステップS27に移行する。
ここで、パラメータTC1は、給紙エラーが連続して発生した回数を示すパラメータであり、パラメータTC2は紙なしエラーが連続して発生した回数を示すパラメータであり、パラメータTC3は排紙エラーが連続して発生した回数を示すパラメータである。
また、発生したエラーが給紙エラーでない場合(ステップS22;No)、CPU21は、エラーが紙なしエラーであるか否かを判別する(ステップS24)。ここで、紙なしエラーが発生している場合(ステップS24;Yes)、CPU21は、パラメータTC2の値をインクリメント(+1)し、パラメータTC1およびTC3の値をゼロクリアして(ステップS23)、後述するステップS27に移行する。
さらにまた、発生したエラーが紙なしエラーでない場合(ステップS24;No)、CPU21は、排紙エラーが発生したものとみなして、パラメータTC3の値をインクリメント(+1)し、パラメータTC1およびTC2の値をゼロクリアして(ステップS23)、後述するステップS27に移行する。
ステップS27で、CPU21は、パラメータTC1、TC2、TC3の値を、それぞれTC1max、TC2max、TC3maxと比較する。
そして、TC1>TC1max、TC2>TC2max、TC3>TC3maxのいずれかが成立する場合(ステップS27;Yes)、CPU21は、ステップS11(図2)でT1に設定された省電力モード移行時間を、T2に変更する処理を行い(ステップS28)、本処理を終了する。
また、TC1>TC1max、TC2>TC2max、TC3>TC3maxのいずれも成立しない場合は、本処理を終了する。
この図3に示す省電力モード移行時間制御処理では、給紙エラー、紙なしエラー、排紙エラーのうち、同種のエラーが連続して発生した回数が所定回数(TC1max、TC2max、TC3max)を超えた場合に、省電力モード移行時間がT1からT2へ変更される。
このように、本発明を適用した実施形態に係るプリンタ1によれば、省電力モードに移行する際の移行条件である省電力モード移行時間を、エラーの種類毎の検出履歴に基づいて変更するので、ユーザに負担を与えることなく、エラーの発生傾向に応じて省電力モードへの移行条件を最適化できる。
加えて、連続して同種のエラーが検出された回数が所定回数を超えた場合に、省電力モード移行時間を変更するので、上記駆動部のエラーの中で多くの割合を占める種類のエラーに対応して、より効率よく、効果的に省電力モードへの移行条件を最適化できる。
さらに、省電力モードに移行する条件として、ユーザの使用感および利便性に大きく関わる省電力モード移行時間を変更するので、この最適化によってユーザの使用感および利便性の向上を図ることができる。
例えば、図2および図3に示した処理において、T1<T2の場合、特定のエラーが連続して発生すると省電力モードに移行するまでの時間が長くなるので、省電力モードに移行する前にユーザがエラーに気づいてエラーが解消される可能性が高まる。このため、エラー発生時に、省電力モードに移行する前にエラーが解消されることが望まれる場合には、特に有益である。また、省電力モードに移行した後で通常動作モードに復帰する際には、各駆動部の位置ズレ等を防止するため、各駆動部の位置や動作を初期化する必要があり、時間がかかる場合がある。このような場合、エラーの発生傾向に応じて、省電力モード移行時間を長くして省電力モードへの移行頻度を下げることにより、ホストコンピュータ10から印刷データを出力した場合に迅速に印刷を行うことができる。これにより、消費電力量の節約と、利便性の向上とを両立させることが可能となる。
さらに、省電力モード移行時間を変更する条件として、エラーの種類毎にTC1max、TC2max、TC3maxが設定できるので、エラーの種類毎に異なる条件を設定できる。これにより、エラーの種類に応じて、発生の傾向を省電力モード移行時間に反映する程度を変えることができるので、省電力モードへの移行を、より適切に制御できる。
また、プリンタ1のような記録装置は、ユーザの使用方法や使用環境によって機械的・機構的なエラーが発生しやすく、発生するエラーの種類についても、ユーザの使用方法を反映して特定の傾向が現れやすい。例えば、プリンタ1においてほぼ一種類の記録紙のみを使用する場合には紙なしエラーが発生しやすく、印刷を行う毎に記録紙を給紙する場合にも、紙なしエラーを発生しやすい。また、紙なしエラーが発生した場合、ユーザがエラーに気づかず放置されることもあるが、紙なしエラーは記録紙を給紙することで解消できるため、そのまま省電力モードに移行しても故障等を生じるおそれはない。一方、プリンタ1において多種類の記録紙を交換して使用する場合には記録紙のサイズ不適合によるエラーを発生しやすい。さらに、プリンタ1を、例えばネットワークを介して多数のホストコンピュータ10に接続した場合には、エラーが放置される事態が起きやすいと考えられる。このように、使用方法および使用環境ごとにエラーの発生頻度や発生傾向が変化するプリンタ1に、上記の制御を適用すれば、省電力モードへの移行条件を最適化することで、ユーザの使用感および利便性の向上を図ることができる。
なお、上記実施形態では、同種のエラーが連続して発生した回数に基づいて、省電力モード移行時間を変更する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、エラーの種類毎の累積発生回数に基づいて省電力モード移行時間を変更してもよい。すなわち、図3のステップS23においてTC2およびTC3をゼロクリアせず、同様にステップS25、S26でTC1、TC2、TC3をゼロクリアする処理を行わなくても良い。この場合、エラーの累積の発生回数に基づいて省電力モード移行時間が変更されるので、エラーの種類毎の発生傾向にあまり差がない場合であっても、発生傾向を省電力モード移行時間に正確に反映させることができ、より効果的に省電力モードへの移行条件を最適化できる。
また、上記実施形態では、給紙エラー、紙なしエラーおよび排紙エラーのいずれかが連続して発生した回数に基づいて、省電力モード移行時間を一律にT2に変更する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、エラーの種類毎に異なる時間に省電力モード移行時間を変更してもよい。以下、この場合について変形例として説明する。
[変形例]
図4は、上記実施形態の変形例における省電力モード移行時間制御処理を示すフローチャートである。この図4に示す処理は、図3に示す省電力モード移行時間制御処理に代えて実行される処理であり、図2のステップS18に相当する。
CPU21は、エラーが発生した状態であるか否かを判別し(ステップS31)、エラーが発生していなければ、そのまま本処理を終了する。
一方、エラーが発生している場合(ステップS31;Yes)、CPU21は、エラーが給紙エラーであるか否かを判別する(ステップS32)。ここで、給紙エラーが発生している場合(ステップS32;Yes)、CPU21は、パラメータTC1の値をインクリメント(+1)し、パラメータTC2およびTC3の値をゼロクリアする(ステップS33)。続いて、CPU21は、パラメータTC1とTC1maxとを比較し(ステップS34)、TC1がTC1maxを超えた場合は、省電力モード移行時間をT3に変更する処理を行い(ステップS35)、本処理を終了して図2のステップS19に移行する。また、TC1がTC1max以下である場合は(ステップS34;No)、そのまま本処理を終了する。
また、発生したエラーが給紙エラーでない場合(ステップS32;No)、CPU21は、エラーが紙なしエラーであるか否かを判別する(ステップS36)。ここで、紙なしエラーが発生している場合(ステップS36;Yes)、CPU21は、パラメータTC2の値をインクリメント(+1)し、パラメータTC1およびTC3の値をゼロクリアする(ステップS37)。続いて、CPU21は、パラメータTC2とTC2maxとを比較し(ステップS38)、TC2がTC2maxを超えた場合は、省電力モード移行時間をT4に変更する処理を行い(ステップS39)、本処理を終了して図2のステップS19に移行する。また、TC2がTC2max以下である場合は(ステップS38;No)、そのまま本処理を終了する。
さらにまた、発生したエラーが紙なしエラーでない場合(ステップS36;No)、CPU21は、排紙エラーが発生したものとみなして、パラメータTC3の値をインクリメント(+1)し、パラメータTC1およびTC2の値をゼロクリアする(ステップS40)。続いて、CPU21は、パラメータTC3とTC3maxとを比較し(ステップS41)、TC3がTC3maxを超えた場合は、省電力モード移行時間をT4に変更する処理を行い(ステップS42)、本処理を終了して図2のステップS19に移行する。また、TC3がTC3max以下である場合は(ステップS41;No)、そのまま本処理を終了する。
この図4に示す処理によれば、給紙エラー、紙なしエラー、排紙エラーのうち、同種のエラーが連続して発生した回数が所定回数を超えた場合に、省電力モード移行時間が、エラーの種類毎に異なる値、すなわちT3、T4或いはT5に変更される。このため、給紙エラーが連続して所定回数以上発生した場合に、エラーの種類に応じて省電力モード移行時間を変更できる。これにより、例えば、給紙エラーが連続して所定回数発生した場合には省電力モード移行時間を短くして、排紙エラーが連続して所定回数発生した場合は省電力モード移行時間を長くするなど、エラーの種類に応じたきめ細かい制御を実現できる。すなわち、ユーザがエラーの発生に気づくのに十分な時間を経てから省電力モードに移行したり、ユーザがエラーの発生を気にすることなく省電力モードに移行するようにしたりするなど、利便性を大幅に向上させることができる。
なお、上述した各実施形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形および応用が可能である。
例えば、上記実施形態では、省電力モード移行時間として設定されるT1とT2の値について、T1<T2としたが、T1>T2としてもよい。この場合、特定のエラーが連続して発生すると省電力モードに移行するまでの時間が短くなるので、エラー発生の有無に関わらず速やかに省電力モードに移行する。例えば、紙なしエラーのように、記録紙を供給する操作で容易に解消されるエラーは、ホストコンピュータ10から印刷データが入力されて印刷を開始する際にユーザが記録紙を確認すれば、解消される。このため、エラーの解消を期待して省電力モードに移行しないよりも、速やかに省電力モードに移行して、通常動作への復帰時にエラーが解消されることを期待する方が、より効率的である。また、上記実施形態の変形例において、T3、T4、T5は、それぞれT1より大きくても小さくても良い。
また、上述した実施形態では、電子機器の一態様であるドットインパクトプリンタに本発明を適用した場合を例示したが、これに限らず、インクジェットプリンタや昇華型プリンタ等にも本発明を適用することができる。また、記録ヘッドをキャリッジに搭載するプリンタに限らず、固定配置された記録ヘッドと、記録用紙を搬送する用紙搬送モータと、この用紙搬送モータを駆動するモータ駆動装置を備えた例えばサーマルヘッドプリンタなどのプリンタ装置、或いは、回転可能に設置された感光ドラムに付着させたトナーを記録媒体に転写するレーザープリンタに対しても本発明を適用可能である。
さらに、本発明は、プリンタの他にもマイクロコンピュータが設けられた電子機器であれば、例えばコピー機やファクシミリ、スキャナなどの電子機器にも本発明を適用することが可能である。
また、上記実施形態ではCPU21により実行される制御プログラム24を予めフラッシュROM23に格納している場合について説明したが、通信ネットワークを介して制御プログラム24をダウンロードする構成としてもよい。また、制御プログラム24を、半導体記憶デバイス、磁気的記録媒体、光学的記録媒体、磁気的記録/光学的読取型記録媒体等の記録媒体に記録し、この記録媒体からCPU21が制御プログラム24を読み取って実行する構成としてもよい。
実施形態に係るプリンタの構成を示す概略図である。 省電力モード移行処理を詳細に示すフローチャートである。 省電力モード移行時間制御処理を示すフローチャートである。 省電力モード移行時間制御処理の別の例を示すフローチャートである。
符号の説明
1…プリンタ(電子機器)、10…ホストコンピュータ、20…制御部(動作制御装置)、21…CPU(制御部、異常検出部)、22…タイマ、23…フラッシュROM、24…制御プログラム、25…RAM、26…省電力モード移行判定部、27…エラー回数管理部、30…ゲートアレイ、31…ヘッドドライバ回路、32…モータドライバ回路、33…ロジック回路、41…記録ヘッド(駆動部)、42…キャリッジ駆動モータ(駆動部)、43…紙送り駆動モータ(駆動部)、51…操作部、52…表示部、53…通信インタフェース53。

Claims (9)

  1. 駆動部の動作を制御する動作制御装置において、
    前記駆動部の動作時に発生したエラーを検出する異常検出部と、
    前記駆動部が駆動されない待機状態が所定時間以上継続した場合に、前記駆動部の少なくとも一部に対する電源供給を停止または低減させることによって前記駆動部を省電力モードに移行させる制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記待機状態が所定の基準時間以上継続し、かつ、前記異常検出部によりエラーが検出されている状態が発生した場合に、検出されているエラーの種類と、過去に前記異常検出部により検出されたエラーの種類毎の検出履歴とに基づいて、省電力モードへの移行条件を変更すること、
    を特徴とする動作制御装置。
  2. 前記制御部は、前記異常検出部により同種のエラーが連続して検出された連続検出回数を計数するものであり、
    前記待機状態が所定の基準時間以上継続し、かつ、前記異常検出部によりエラーが検出されたことによって、この検出されたエラーの連続検出回数が所定回数を超えた場合に、省電力モードへの移行条件を変更すること、
    を特徴とする請求項1記載の動作制御装置。
  3. 前記制御部は、前記異常検出部により検出されたエラーの種類毎に累積検出回数を計数するものであり、
    前記待機状態が所定の基準時間以上継続し、かつ、前記異常検出部によりエラーが検出されたことによって、この検出されたエラーの累積検出回数が所定回数を超えた場合に、省電力モードへの移行条件を変更すること、
    を特徴とする請求項1記載の動作制御装置。
  4. 前記制御部は、前記待機状態が所定の基準時間以上継続し、かつ、前記異常検出部によりエラーが検出されている状態が発生した場合に、省電力モードへの移行条件を、検出されているエラーの種類毎に異なる条件に変更すること、
    を特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の動作制御装置。
  5. 前記制御部は、省電力モードへの移行条件として前記所定の基準時間を変更すること、
    を特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の動作制御装置。
  6. 前記駆動部として記録媒体に画像を記録する画像記録部と前記記録媒体を搬送する搬送部とを備えた記録装置を制御すること、
    を特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の動作制御装置。
  7. 駆動部と、この駆動部を制御する動作制御装置とを備え、
    前記動作制御装置は、
    前記駆動部の動作時に発生したエラーを検出する異常検出部と、
    前記駆動部が駆動されない待機状態が所定時間以上継続した場合に、前記駆動部の少なくとも一部に対する電源供給を停止または低減させることによって前記駆動部を省電力モードに移行させる制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記待機状態が所定の基準時間以上継続し、かつ、前記異常検出部によりエラーが検出されている状態が発生した場合に、検出されているエラーの種類と、過去に前記異常検出部により検出されたエラーの種類毎の検出履歴とに基づいて、省電力モードへの移行条件を変更すること、
    を特徴とする電子機器。
  8. 駆動部の動作を制御する動作制御方法であって、
    前記駆動部の動作時に発生したエラーを検出する制御と、
    前記駆動部が駆動されない待機状態が所定時間以上継続した場合に、前記駆動部の少なくとも一部に対する電源供給を停止または低減させることによって前記駆動部を省電力モードに移行させる制御と、を実行する際に、
    前記待機状態が所定の基準時間以上継続し、かつ、前記エラーが検出されている状態が発生した場合に、検出されているエラーの種類と、過去に前記異常検出部により検出されたエラーの種類毎の検出履歴とに基づいて、省電力モードへの移行条件を変更すること、
    を特徴とする動作制御方法。
  9. 駆動部の動作を制御するコンピュータを、
    前記駆動部の動作時に発生したエラーを検出する異常検出手段と、
    前記駆動部が駆動されない待機状態が所定時間以上継続した場合に、前記駆動部の少なくとも一部に対する電源供給を停止または低減させることによって前記駆動部を省電力モードに移行させる制御手段と、して機能させるとともに、
    前記制御手段として、前記待機状態が所定の基準時間以上継続し、かつ、前記異常検出部によりエラーが検出されている状態が発生した場合に、検出されているエラーの種類と、過去に前記異常検出部により検出されたエラーの種類毎の検出履歴とに基づいて、省電力モードへの移行条件を変更する機能を実行させること、
    を特徴とするプログラム。
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