JPH0990822A - 複写装置 - Google Patents

複写装置

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JPH0990822A
JPH0990822A JP7250851A JP25085195A JPH0990822A JP H0990822 A JPH0990822 A JP H0990822A JP 7250851 A JP7250851 A JP 7250851A JP 25085195 A JP25085195 A JP 25085195A JP H0990822 A JPH0990822 A JP H0990822A
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JP
Japan
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time
copying machine
power
key
power source
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JP7250851A
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Inventor
Kazuo Inui
和雄 乾
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 予め設定されたタイミングで自動的に電源を
オフする複写装置の電源をオフするタイミングを変更す
ることによって使い勝手を向上させるとともに、無駄な
電力の消費を削減する。 【解決手段】 所望のタイミングで自動的に電源をオフ
する自動電源オフ機能を有する複写装置であって、複写
装置でトラブルが発生し、異常状態であることを判別す
る判別手段と、該判別手段によって異常状態であると判
別されたとき、所望のタイミングを変更する制御手段と
からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定のタイミング
で複写装置の電源を自動的にオフするようにした自動電
源オフ機能を有する複写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、所定のタイミングで、例えば、所
定の時刻になったとき、あるいは、複写装置への入力ま
たは該入力に基づく複写装置の動作が所定の時間行われ
なかったときに、複写装置の電源を自動的にオフする機
能を有する複写装置が提案されている。このような複写
装置では、紙不足や、現像剤不足のようなサプライの不
足や、用紙のジャム等の異常状態が発生している場合で
あっても、所定のタイミングが到来すれば、自動的に電
源がオフされていた。
【0003】このように異常発生時にも通常と同様に自
動電源オフ機能を働かせると、操作者に異常の発生が気
付かれず、どのような異常が発生した状態で電源がオフ
しているのかわからなくなってしまい、次に装置を使用
する際、その異常を解除するのに時間がかかるという問
題があった。そこで、前述したような異常が発生した場
合には、自動電源オフ機能を働かせないようにしたもの
が特開昭55−57856号公報に提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た公報に記載の自動電源オフ機能を有する複写装置にあ
っては、複写装置内で異常が発生した場合には自動電源
オフ機能を禁止しているため、異常が発生した複写装置
が自動的にオフされず通電状態のまま長時間放置され、
無駄な電力を消費してしまうという問題があった。
【0005】本発明は、前述した問題点に鑑みて成され
たものであり、自動的に電源をオフする複写装置におい
て、異常時には電源がオフする前に通常より長くその異
常をオペレータに知らしめる機会を与えて、異常の解除
を促すことにより、異常状態のまま自動的に電源をオフ
し、次に使用するとき復帰に時間を要すると言ったトラ
ブルシューティングの問題を極力押え、自動的に電源を
オフする複写装置の再度電源を投入した後の使い勝手の
向上と、異常時にも無駄な電力の消費を削減することを
課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に第1の発明は、所定のタイミングで電源を自動的にオ
フさせる自動電源オフ機能を有する複写装置であって、
複写装置が異常状態であるか否かを判別する判別手段
と、該判別手段により異常状態であると判別された場
合、電源を自動的にオフするタイミングを遅らせるよう
に制御する電源オフタイミング制御手段とを有する。
【0007】第1の発明では、所定のタイミングで複写
装置の電源を自動的にオフさせるものであって、判別手
段によって異常状態であることを判別したときには、通
常の自動電源オフ時間より長い時間にタイミングが遅ら
されるため、異常状態を発見され解除される確率が高く
なり、異常状態のまま電源が自動的にオフされることが
少なくなる。又、延長した後には電源が自動的にオフさ
れ、無駄な電力の消費を削減することができる。
【0008】前記課題を解決するために、第2の発明
は、所定の時間を設定する設定手段と、複写装置への入
力または該入力に基づく複写装置の動作が完了する毎
に、前記設定手段により設定された時間をカウントし始
めるカウント手段と、該カウント手段がカウントを終了
したときに、複写装置の電源をオフする電源オフ制御手
段と、複写装置が異常であるか否かを判別する判別手段
と、該判別手段によって複写装置が異常状態であると判
別された場合、前記カウント手段がカウントする時間を
前記設定手段により設定される時間よりも長い時間に変
更するカウント時間制御手段とを有する。
【0009】第2の発明では、複写装置への入力または
該入力に基づく複写装置の動作が完了する毎に、設定さ
れた時間をカウントし始めるカウント手段と、異常状態
であると判別したときには、カウント時間を長い時間に
変更するので、異常状態を発見され解除される確率が高
くなり、異常状態のまま電源が自動的にオフされること
が少なくなる。又、延長した後には電源が自動的にオフ
され、無駄な電力の消費を削減することができる。
【0010】さらに、前記判別手段により複写装置が異
常状態であると判別された場合、警告を発する警告手段
を備えるようにしても良い。
【0011】警告手段によって、異常状態を知らせる警
告がより長い時間行われることになり、異常状態が発見
されずに電源が自動的にオフされることが少なくなる。
又、延長した後には電源が自動的にオフされ、無駄な電
力の消費が削減される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面にしたがって説明する。図1は、本発明にかかる複
写機の全体構成を示す。この複写機は、複写機本体10
と、該複写機本体10の原稿台13上に原稿を搬送し排
出する原稿自動給送装置(ADF)30とから構成されて
おり、相互に関連づけて制御されている。
【0013】複写機本体10は、電子写真方式の画像形
成を行う装置であり、原稿がセットされる原稿台13を
有する。原稿台13の下方には、原稿がセットされてい
ることを検出する原稿台センサSE5と、セットされた
原稿を露光走査するための走査光学系15が配設されて
いる。走査光学系15の下方には、画像形成部11が配
設されている。ここには、露光走査された原稿反射光が
結像される位置に感光体ドラムが設置され、その周囲に
は、帯電装置、現像装置、転写装置等の周知の装置が、
順に配設されている。また、前記現像装置にトナーを供
給するトナーボトルが連結されており、現像装置に供給
するトナー残量を検出するトナーエンプティセンサSE
6が設けられている。更に、転写装置により転写された
トナー像を熱定着する定着装置17が用紙搬送方向下流
側に設けられている。
【0014】複写機本体10の下部には、上段給紙トレ
イ21と、下段給紙トレイ23が設けられており、いず
れかのトレイから用紙の給紙が行なわれる。上段給紙ト
レイ21には、このトレイ上の用紙の送り出しと用紙エ
ンプティを検出するセンサSE1と、下段給紙トレイ2
3には、このトレイ上の用紙の送り出しと用紙エンプテ
ィを検出するセンサSE2とが、それぞれ設けられてい
る。各給紙トレイから給紙された用紙を前記画像形成部
11に搬送する搬送ローラ対とガイドとからなる用紙搬
送路が設けられている。そして、前記上段給紙トレイ2
1と前記画像形成部11の間には、中間トレイ(DU
P)25が設けられている。これは、給紙トレイ21又
は23のいずれかから給紙された用紙の片面に画像が形
成されて定着された後、再度画像形成部11にその用紙
を給紙して、第1回目の画像形成面とは逆の面に画像形
成するとき、即ち両面複写のときに使用する中間収納体
である。中間トレイ25内に用紙が存在するか否かの検
出と、中間トレイ25から用紙が給紙されたこととを検
出するセンサSE3が中間トレイ25近傍に設けられて
いる。前記定着装置17の用紙搬送方向下流側には、画
像が形成された用紙を排出トレイ40に排出するか、再
度の画像形成を行うために前記中間トレイ25に搬送す
るかを切り換える切換機構19が設けられている。切換
機構19の近傍には、用紙の通過を検出するセンサSE
4が設けられている。
【0015】複写機本体10の図中左側の側面には、カ
ウンタ口45が設けられており、減算式の着脱式カウン
タ47が挿入される。カウンタ47は、予め定められた
所定の枚数のみ複写を許可し、累積複写枚数がかかる許
容枚数を越えると複写動作を禁止する様制御するための
カウンタである。カウンタに定められた許可枚数が設定
されており、複写が1枚なされる毎にカウンタの値が1
ずつ減算され、カウンタ47がカウントアップしたとき
(複写許可枚数が0になったとき)や、カウンタ47を
装着しない状態では、複写動作は許可されない。
【0016】原稿自動給送装置(ADF)30は、原稿を
載置する原稿トレイ31と、前記原稿トレイ31に原稿
が載置されているかどうかを検出するセンサSE7と、
原稿トレイ31に載置された原稿を1枚ずつに捌いて原
稿台13上に給送する給送ユニット35と、給送された
原稿を原稿台13上で搬送したり停止させたりする原稿
搬送ベルト37と、該原稿搬送ベルト37と協動して露
光走査された原稿を排出する排出ユニット39と、露光
済みの原稿が排出される原稿排紙トレイ33とを有す
る。
【0017】図2は、複写機の上面部手前側に設けられ
た操作パネル50を示す。このパネルには、複写設定部
数や複写条件及びジャムや現像剤不足等の複写機の異常
状態の警告表示等を表示する表示モニタ51、複写スタ
ート指令用のプリントキー52、置数用のテンキーユニ
ット53、が設けられている。又、片面モードと両面モ
ードを選択するための複写モードキー54が設けられて
おり、この複写モードキー54はトグルキーになってお
り、このキーを押すたびに片面モードと両面モードが順
に切替わる。前記複写モードキー54によって両面モー
ドが選択されているときは、表示モニタ51に”DU
P”51aが表示される。更に、給紙トレイを選択する
給紙口選択キー56が設けられている。前記複写モード
キー54と同様にこのキーを押すことにより、上段給紙
トレイ21から給紙を行わせる上段給紙口選択、下段給
紙トレイ23から給紙を行わせる下段給紙口選択が、順
に切替わる。給紙口選択キー56によって選択されてい
る給紙口がどれであるかを表示するため、上段給紙口が
選択されていることを表示する上段表示素子56a、下
段給紙口が選択されていることを表示する下段表示素子
56bが設けられている。併せて、選択された給紙口に
収容されている用紙サイズを表示する表示素子56cが
設けられている。そして、後述する自動電源オフの時間
を設定するための電源オフ時間設定キー57、又、一連
の複写動作を停止させるためのストップキー58が設け
られている。
【0018】図3は、前記複写機の制御回路を示してい
る。複写機全体の制御を行なう複写機CPU61を中心
に、操作パネル50での各種キースイッチからの入力や
表示をつかさどる操作パネルIC65、原稿自動給送装
置30の駆動を制御するADFCPU64、固有の電源
によってバックアップされ複写機の設定条件や自動電源
オフの時間等を記憶するRAM62と、給紙搬送系や画
像形成部等の各種駆動機構と、用紙搬送路の各位置に設
けられた用紙検出センサSE1〜4、原稿台に設けられ
た原稿検出センサSE5、トナーの残量を検出するトナ
ーエンプティセンサSE6等本体に設けられている各種
センサが接続されている。
【0019】図1から図3に示した複写機の動作を簡単
に説明する。今仮に、両面複写を5枚撮るように設定さ
れていたとすると、プリントキー52が押されると、原
稿自動給送装置30の原稿トレイ31に原稿が載置され
ているかどうかをセンサSE7で検出する。原稿が検出
されている場合、給送ユニット35を駆動して1枚に分
離した原稿を原稿台13上に搬送する。
【0020】原稿台13にセットされた原稿は、走査光
学系15によって露光走査される。これにより、スリッ
ト状の原稿反射光が、画像形成部11で帯電装置によっ
て一様に帯電された感光体ドラムに結像されて、原稿反
射光に対応する静電潜像が感光体ドラム上に結像され
る。この静電潜像が感光体ドラムの回転によって、現像
装置と対向する位置に来たときにトナーにより顕像化さ
れた後、操作パネル50にて設定された給紙トレイから
搬送されてきた用紙に転写される。この用紙上の転写像
は、定着装置17に搬送されて定着され、その後、中間
トレイ25に送り込まれる。
【0021】同様に、続けて給紙トレイから用紙が給紙
され、第1面の複写が続けて行われ、中間トレイ25に
計5枚の用紙が収納される。第1面の複写が終了する
と、原稿搬送ベルト37と排出ユニット39を駆動して
原稿台13上の原稿を原稿排紙トレイ33に排出し、次
に、新たな原稿を原稿トレイ31から給送ユニット35
によって原稿を原稿台13上に給送する。続いて、前述
したように走査光学系15を駆動して、中間トレイ25
から順に給紙される用紙の第2面に画像形成され、定着
された後、排紙トレイ40上に排出される。
【0022】複写機内で用紙が搬送されているとき、給
紙口に設けられたセンサSE1又はSE2と、排出切換
機構に設けられたセンサSE4、更に中間トレイ25の
近傍に設けられたセンサSE3とによって、用紙がジャ
ムしていないか監視されている。複写機CPU61は、
その他複写動作に伴って異常が発生していないかどうか
を各種センサからの信号とそのタイミングとでチェック
している。異常を発見したときには、その異常に応じ
て、複写動作の停止や異常状態の表示を行なう。異常状
態を警告する表示は、異常状態が解除されるまで継続さ
れ、その間、発見され易いように表示を点滅させる。ま
た、異常状態の表示と同時に警告音を発するようにして
も良い。
【0023】本実施形態の複写機は、複写機への入力ま
たは、該入力に基づく複写機の動作が所定時間行われな
かったときに、複写機の電源を自動的にオフする自動電
源オフ機能(オートパワーオフ機能)を備えている。こ
こで、自動電源オフの時間、即ち、最後に複写機への入
力又は該入力に基づく複写機の動作が行われてから電源
が自動的にオフされるまでの時間を設定する手順につい
て簡単に説明する。操作パネル50の電源オフ時間設定
キー57が操作されると、表示モニタ51の数値表示部
がブランクになり、テンキー53を操作して時間、分の
順に入力すると、入力された数値が表示される。ここ
で、再度、電源オフ時間設定キー57が操作されると、
テンキーから入力された時間が、新たな自動電源オフの
時間として設定され、数値表示部は、複写枚数の表示に
戻る。ここで、自動電源オフの時間は、15分から3時
間の範囲で設定可能となっている。この設定範囲は、本
実施の形態の範囲に限定されず、適宜変更可能なことは
いうまでもない。
【0024】図4ないし図5は、複写機CPU61で実
行される処理の手順を示すフローチャートである。図4
は、複写機CPU61の処理の全体構成を概略的に示し
ている。複写機が立ちあげられると、まず、ステップS
31でRAM62のクリア、内部タイマの時間を予め決
められた所定の値に設定する等の各種レジスタの設定
等、複写機CPU61の初期設定が実行される。続い
て、ステップS32において、複写枚数を1枚に、複写
倍率を1にする等の複写機の設定モードの初期化処理が
実行される。ステップS33では、複写機CPU61に
内蔵されている内部タイマをスタートさせる。
【0025】続いて、サブルーチンで展開される各種の
処理を順次行なう。ステップS34で操作パネル50上
の表示モニタ51に、操作パネル50上のキースイッチ
から入力された複写条件や、サプライの不足が検出され
たときにはサプライ不足や、複写機内でジャムの発生を
検出したときには用紙のジャム等の表示を行なう表示処
理が実行される。次に、ステップS35に進んで図2に
示す操作パネル50上のいずれかのキースイッチが操作
されるとキー入力フラグを立て、入力される複写モード
の変更や、複写枚数の設定、自動電源オフの時間の設定
等の信号を処理する入力処理が実行される。続いて、ス
テップS36にて複写制御処理が実行される。このステ
ップでは、プリントボタン52が押され、複写フラグが
立っているときに図1に示す画像形成部11の感光体の
回転駆動、帯電装置、現像装置、転写装置等の駆動、及
び、操作光学系、給紙搬送系等の駆動処理、更に画像形
成動作中のジャムの発生やトナーエンプティ等のトラブ
ルの監視が実行される。これらのステップS34,S3
5,S36のサブルーチンで実行される処理・制御につ
いては、周知の処理であり、その詳細については省略す
る。
【0026】続いて、ステップS37に進み、図5に記
載のオートパワーオフ処理のサブルーチンを実行し、次
に、ステップS38でその他の各種処理が実行され、ス
テップS39に進んで、ステップS33においてスター
トした内部タイマの終了を待って1ルーチンを終了し、
ステップS33に戻る。この1ルーチンの時間の長さを
利用して、サブルーチンで使用される各種タイマの計数
を行なう。言い換えると内部タイマ以外の各種タイマ
は、このルーチンを何回繰り返したかをカウントするこ
とによって、そのタイマの終了を判断することになる。
【0027】図5は、オートパワーオフ処理のサブルー
チンを示すフローチャートである。このサブルーチンで
は、複写機への入力又は該入力に基づく複写機の動作が
所定時間行われなかったときに、複写機の電源を自動的
にオフするための制御が行われる。図中、FCOPY
は、複写動作中に1にセットされるフラグであり、FK
EYは、操作パネル50のいずれかのキーがオン状態で
あるとき1にセットされるフラグである。
【0028】まず、ステップS51において、複写動作
中であるか否かを複写フラグFCOPYが0であるか否
かによって判断し、FCOPYが0でなく複写動作中で
あれば、以下の処理を行わずこのルーチンを終了してメ
インルーチンに戻る(S51=NO)。一方、FCOP
Y=0であったとき、すなわち、複写動作中でなけれ
ば、ステップS52に進みFCOPYのオフエッジか否
かを判断する。ここで、FCOPYのオフエッジとは、
FCOPYが1から0に変化する変わり目、すなわち、
複写動作状態から複写停止状態への変わり目のことであ
る。
【0029】FCOPYのオフエッジでない場合には、
ステップS53に進み、操作パネル50のいずれかのキ
ーがオン状態であるか否かをキー入力フラグFKEYが
0であるか否かによって判断し、FKEYが0でなく操
作パネル50のいずれかのキーがオン状態であれば、以
下の処理を行わずこのルーチンを終了してメインルーチ
ンへ戻る(S53=NO)。FKEY=0のとき、すな
わち、操作パネル50のすべてのキーがオフ状態である
ときには、ステップS54に進み、FKEYがオフエッ
ジか否かを判断する。ここで、FKEYのオフエッジと
は、FKEYが1から0に変化する変わり目、すなわ
ち、操作パネル50のいずれかのキーがオンされた状態
から全キーがオフされた状態への変わり目のことであ
る。ステップS54でオフエッジでなければ、ステップ
S55で自動電源オフの時間をカウントするオートオフ
タイマーのカウント値TIMEを1減算して、ステップ
S59進む。
【0030】ステップS52にて複写動作のオフエッジ
と判断した場合、又は、ステップS54にて操作パネル
50からの入力操作のオフエッジと判断した場合、即ち
複写動作が完了したか、又は、操作パネルのキー操作が
完了した場合は、ステップS56に進んで複写機の状態
が異常状態、すなわち、エラー状態又はフェイタル状態
がであるか否かを判断する。ここで、エラー状態とは、
ユーザーによって回復可能なレベルの異常状態、例え
ば、コピー許可カウンタ47の未セット又はカウント完
了、ペーパーエンプティ、用紙のジャム、ソーターの容
量オーバー等である。一方、フェイタル状態とは、ユー
ザーによる回復が困難なレベルの異常状態、つまり、サ
ービスマンによる処置が必要な異常であり、例えば、ト
ナーエンプティ、定着ウェブエンプティ、定着装置の異
常過熱等のトラブルなどがである。
【0031】ステップS56でエラー状態又は、フェイ
タル状態でないと判断されたときには、ステップS58
に進み、オートオフタイマーのカウント値TIMEを操
作者が前述の手順により操作パネル50から設定された
時間TSETにリセットする。一方、ステップS56で
エラー状態又は、フェイタル状態であると判断された場
合には、ステップS57に進み、オートオフタイマーの
カウント値TIMEを設定可能な最長の時間TSETM
AX(3時間)にリセットする。
【0032】いずれの場合も、その後ステップS59に
進んで、オートオフタイマーがカウントを完了したか否
かを判別し、カウントが完了していなければ、そのまま
このオートパワーオフの処理のサブルーチンを終了し、
メインルーチンに戻る。ステップS59でオートオフタ
イマがカウントを完了すると(カウント値TIME=
0)、ステップS510で電源OFF信号を1にして、
複写機の電源をオフさせる。
【0033】すなわち、本実施の形態の複写機では、複
写機が異常状態である場合には、自動電源オフの時間と
してあらかじめ設定された時間に拘わらず、設定可能な
最長時間が自動電源オフの時間としてオートオフタイマ
ーにセットされる。そして、この異常状態の間、表示モ
ニタ51に警告表示が行われ、延長された自動電源オフ
の時間分だけ、この表示が長く行われるので、ユーザー
に発見されやすくなる。この表示は、異常状態が解除さ
れるまで継続される。
【0034】ここで、本実施の形態では、複写機が異常
状態である場合には、設定可能な最長の時間が自動電源
オフの時間としてセットされるようにしているが、操作
者が設定した時間に所定の時間を加算した時間を自動電
源オフの時間としてセットするようにしても良い。又、
エラー状態とフェイタル状態とでセットされる自動電源
オフの時間の長さを異ならせるようにしても良い。
【0035】さらにまた、本実施の形態の複写機は、複
写機への入力又は該入力に基づく複写機の動作が所定時
間行われなかったときに、複写機の電源を自動的にオフ
するものであるが、あらかじめ設定された時刻に電源を
自動的にオフするタイプの自動電源オフ機能を備えた複
写機に本発明を適用し、複写機が異常状態であるときに
は、電源を自動的にオフする時刻を遅らせるようにする
ことも考えられる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
所望のタイミングで、電源を自動的にオフさせ、判別手
段によって異常状態であることを判別したときには、通
常の自動電源オフ時間が変更されより長い時間オン状態
を保つよう設定されるため、異常状態をオペレータに知
らしめ解除される確率が高くなり、異常が発見されずに
電源が自動的にオフされることが少なくなるので、異常
状態のままで電源がオフし、復帰に時間がかかるといっ
たトラブルシューティングの問題を極力押えることがで
き、使い勝手が向上する。又、延長した後には電源が自
動的にオフされ、夜間等の無人の状態になるような時間
帯まで電源をオンしたままにならず、無駄な電力の消費
を行わない複写装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を用いた複写機の概略断面図である。
【図2】 本発明を用いた複写機の操作パネルを示す図
である。
【図3】 本発明を用いた複写機の制御回路を示す図で
ある。
【図4】 本発明を用いた複写機のメインルーチンを示
すフローチャートである。
【図5】 本発明を用いた複写機のオートパワーオフの
サブルーチンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…複写機本体、51…表示モニタ、53…テンキ
ー、57…時間設定キー、61…複写機CPU。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のタイミングで電源を自動的にオフ
    させる自動電源オフ機能を有する複写装置であって、 複写装置が異常状態であるか否かを判別する判別手段
    と、 該判別手段により異常状態であると判別された場合、電
    源を自動的にオフするタイミングを遅らせるように制御
    する電源オフタイミング制御手段とを有することを特徴
    とする複写装置。
  2. 【請求項2】 所定の時間を設定する設定手段と、 複写装置への入力または該入力に基づく複写装置の動作
    が完了する毎に、前記設定手段により設定された時間を
    カウントし始めるカウント手段と、 該カウント手段がカウントを終了したときに、複写装置
    の電源をオフする電源オフ制御手段と、 複写装置が異常であるか否かを判別する判別手段と、 該判別手段によって複写装置が異常状態であると判別さ
    れた場合、前記カウント手段がカウントする時間を前記
    設定手段により設定される時間よりも長い時間に変更す
    るカウント時間制御手段とを有する複写装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項2に記載の複写装置におい
    て、さらに、 前記判別手段により複写装置が異常状態であると判別さ
    れた場合、警告を発する警告手段を備えたことを特徴と
    する複写装置。
JP7250851A 1995-09-28 1995-09-28 複写装置 Pending JPH0990822A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008194962A (ja) * 2007-02-14 2008-08-28 Seiko Epson Corp 動作制御装置、電子機器、動作制御方法、および、プログラム
JP2020134819A (ja) * 2019-02-22 2020-08-31 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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