JPH05341604A - 複写装置 - Google Patents

複写装置

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Publication number
JPH05341604A
JPH05341604A JP4150711A JP15071192A JPH05341604A JP H05341604 A JPH05341604 A JP H05341604A JP 4150711 A JP4150711 A JP 4150711A JP 15071192 A JP15071192 A JP 15071192A JP H05341604 A JPH05341604 A JP H05341604A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
size
manual
designating
width
Prior art date
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Application number
JP4150711A
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English (en)
Inventor
Hideki Adachi
秀喜 安達
Tokuji Kaneko
徳治 金子
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 指定用紙サイズと実際に載置された用紙サイ
ズが異なることによるミスコピーや、紙詰まりを未然に
防止することにある。 【構成】 マルチ手差し150には用紙規制ガイド15
1と連動する幅検知ボリューム153および紙有無検知
センサ154がある。操作パネル600にはコピー用紙
選択キー607,多重キー623,両面キー626,カ
ーソルキー627およびLCD701等がある。本体制
御系にCPU801,ROM等がある。例えば、CPU
801は用紙サイズと倍率演算指定がされた後に、紙幅
検知ボリューム153により検知された値が変更された
場合には、倍率演算モードを禁止する制御を行う。ある
いはまた、特定の画像形成モードの設定を解除する制御
を行う。さらにまた、手差し給紙を自動用紙選択の対象
から除外する制御を行う。さらにまた、LCD701に
よる警告表示と複写中止等の制御も行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、手差し給紙手段を有す
る複写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、手差し給紙手段は、任意のサイ
ズの用紙が載置可能なように用紙のガイド板を摺動可能
な構成としている。このため、原稿サイズと用紙サイズ
とから自動的に倍率を演算するモードなど特定の複写モ
ードによっては、用紙サイズを予め認識する必要があ
り、手差し給紙手段に載置された複写用紙の紙幅を検知
する紙幅検知手段と、手差し給紙手段に載置された複写
用紙の用紙サイズを指定する用紙サイズ指定手段とを設
け、用紙サイズを検知していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来例においては、手差し給紙手段に載置された
複写用紙の用紙サイズを指定する用紙サイズ指定手段に
より指定された用紙サイズに基づいて画像形成動作を行
うため、用紙サイズ決定後の用紙サイズが変更される
と、希望の複写物が得られなくなってしまう欠点があっ
た。また、所望の複写物が得られないのみでなく、複写
用紙が正常に搬送されずに紙詰まりとなってしまう場合
があった。
【0004】さらに、この指定サイズと実際の用紙サイ
ズの不一致は、自動用紙選択を使用して自動的に手差し
給紙手段が選択される場合に、特に上記のような不都合
を生じることが多い。
【0005】そこで、本発明の目的は、上述の点に鑑み
て、不具合な複写物などのミスコピーを未然に防ぐこ
と、すなわち指定用紙サイズと実際に載置された用紙サ
イズが異なることによるミスコピーや、紙詰まりが未然
に防止できる複写装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の形態は、手差し給紙手段を有する複
写装置において、原稿サイズ検知手段、前記手差し給紙
手段に載置された複写用紙の紙幅を検知する紙幅検知手
段、前記手差し給紙手段に載置された複写用紙の用紙サ
イズを指定する用紙サイズ指定手段、前記原稿サイズ検
知手段により検知された原稿サイズと用紙サイズから複
写倍率を演算するモードを指定する倍率演算指定手段を
有し、前記倍率演算指定手段による倍率演算モードと、
前記用紙サイズ指定手段による用紙サイズが指定された
後に、前記紙幅検知手段により検知された値が変更され
た場合は、前記倍率演算モードを禁止する禁止手段を有
することを特徴とする。
【0007】本発明の第2の形態は、手差し給紙手段を
有する複写装置において、前記手差し給紙手段に載置さ
れた複写用紙の紙幅を検知する紙幅検知手段、前記手差
し給紙手段に載置された複写用紙の用紙サイズを指定す
る用紙サイズ指定手段を有し、用紙サイズを設定可能な
最大サイズ用紙サイズと仮定して画像形成動作を行うと
不都合を生じる画像形成モードにおいては、前記用紙サ
イズ指定手段により用紙サイズが指定された後に、前記
紙幅検知手段により検知された値が変更されたことを検
知すると、前記画像形成モードの設定を解除する制御手
段を有することを特徴とする。
【0008】本発明の第3の形態は、手差し給紙手段を
有する複写装置において、前記手差し給紙手段に載置さ
れた複写用紙の有無を検知する紙有無検知手段、前記手
差し給紙手段に載置された複写用紙の用紙サイズを指定
する用紙サイズ指定手段と、前記紙有無検知手段により
紙有り状態から紙無し状態への状態遷位を検知する状態
遷位検知手段を有し、用紙サイズを設定可能な最大サイ
ズ用紙サイズと仮定して画像形成動作を行うと不都合を
生じる画像形成モードにおいては、前記用紙サイズ指定
手段により用紙サイズが指定された後に、前記状態遷位
検知手段により紙有り状態から紙無し状態となったこと
を検知すると、前記画像形成モードの設定を解除する制
御手段を有することを特徴とする。
【0009】本発明の第4の形態は、手差し給紙手段を
有する複写装置において、原稿サイズ検知手段、前記手
差し給紙手段を含む複数の給紙手段、前記手差し給紙手
段に載置された複写用紙の紙幅を検知する紙幅検知手
段、前記手差し給紙手段に載置された複写用紙の用紙サ
イズを指定する用紙サイズ指定手段、前記原稿サイズ検
知手段により検知された原稿サイズと複写倍率とから自
動的に複写用紙を選択する自動用紙選択手段とを有し、
前記用紙サイズ指定手段により用紙サイズが確定してい
れば、前記手差し給紙手段が前記自動用紙選択手段の対
象となる構成において、前記用紙サイズ指定手段により
用紙サイズが指定された後に、前記紙幅検知手段により
検知された値が変更された場合は、前記手差し給紙手段
を前記自動用紙選択手段の選択対象から除外する制御手
段を有することを特徴とする。
【0010】本発明の第5の形態は、手差し給紙手段を
有する複写装置において、前記手差し給紙手段に載置さ
れた複写用紙の紙幅を検知する紙幅検知手段、前記手差
し給紙手段に載置された複写用紙の用紙サイズを指定す
る用紙サイズ指定手段、操作者へのメッセージを表示す
る表示手段とを有し、前記用紙サイズ指定手段により用
紙サイズを指定する時に、指定された用紙サイズの紙幅
と前記紙幅検知手段により検知された紙幅とが異なると
きは、前記表示手段に警告メッセージを表示させる制御
手段を有することを特徴とする。
【0011】本発明の第6の形態は、手差し給紙手段を
有する複写装置において、前記手差し給紙手段に載置さ
れた複写用紙の紙幅を検知する紙幅検知手段、前記手差
し給紙手段に載置された複写用紙の用紙サイズを指定す
る用紙サイズ指定手段、操作者へのメッセージを表示す
る表示手段とを有し、前記用紙サイズ指定手段により用
紙サイズが指定された後に、前記紙幅検知手段により検
知された値が変更された場合は、前記表示手段に警告メ
ッセージを表示させる制御手段を有することを特徴とす
る。
【0012】本発明の第7の形態は、手差し給紙手段を
有する複写装置において、前記手差し給紙手段に載置さ
れた複写用紙の紙幅を検知する紙幅検知手段、前記手差
し給紙手段に載置された複写用紙の用紙サイズを指定す
る用紙サイズ指定手段、操作者へのメッセージを表示す
る表示手段、画像形成動作を制御する画像形成制御手
段、前記画像形成制御手段に対して画像形成動作を禁止
する禁止手段とを有し、前記用紙サイズ指定手段により
用紙サイズが指定された後に、前記紙幅検知手段により
検知された値が変更された場合は、前記表示手段に警告
メッセージを表示し、さらに、前記禁止手段により画像
形成動作を禁止させる制御を行う制御手段を有すること
を特徴とする。
【0013】本発明の第8の形態は、手差し給紙手段を
有する複写装置において、前記手差し給紙手段に載置さ
れた複写用紙の紙幅を検知する紙幅検知手段、前記手差
し給紙手段に載置された複写用紙の用紙サイズを指定す
る用紙サイズ指定手段、操作者へのメッセージを表示す
る表示手段と、前記用紙サイズ指定手段により用紙サイ
ズが指定された後に、前記紙幅検知手段により検知され
た値が変更された場合は、前記表示手段に警告メッセー
ジを表示させる制御手段と、前記表示手段に警告メッセ
ージを表示させる制御手段に対してその動作を禁止する
禁止手段とを有し、画像形成動作中においては、前記禁
止手段により警告メッセージを表示することを禁止する
ことを特徴とする。
【0014】本発明の第9の形態は、手差し給紙手段を
有する複写装置において、前記手差し給紙手段に載置さ
れた複写用紙の紙幅を検知する紙幅検知手段、前記手差
し給紙手段に載置された複写用紙の用紙サイズを指定す
る用紙サイズ指定手段、操作者へのメッセージを表示す
る表示手段、画像形成動作を中断する画像形成動作中断
手段とを有し、前記用紙サイズ指定手段により用紙サイ
ズが指定され、かつ画像形成動作開始後に、前記紙幅検
知手段により検知された値が変更された場合は、前記表
示手段に警告メッセージを表示し、かつ、前記画像形成
動作中断手段により画像形成動作を中断させる制御手段
を有することを特徴とする。
【0015】
【作用】本発明では上記構成により以下のような作用を
行うので、上記目的が達成される。
【0016】(1)用紙サイズ指定手段による用紙サイ
ズ指定と倍率演算指定手段による倍率演算指定がされた
後に、紙幅検知手段により検知された値が変更された場
合は、倍率演算モードを禁止する。
【0017】(2)用紙サイズ指定手段により用紙サイ
ズが指定された後に、紙幅検知手段により検知された値
が変更されたことを検知すると、両面モードやシート枠
消しのような特定の画像形成モードの設定を一度解除す
る。
【0018】(3)用紙サイズ指定手段により用紙サイ
ズが指定された後に、状態遷位検知手段により紙有り状
態から紙無し状態となったことを検知すると、両面モー
ドやシート枠消しのような特定の画像形成モードの設定
を一度解除する。
【0019】(4)用紙サイズ指定手段により用紙サイ
ズが指定された後に、紙幅検知手段により検知された値
が変更された場合は、手差し給紙手段を自動用紙選択
(APS)の対象から除外する。
【0020】(5)指定された用紙サイズと手差し給紙
手段に載置された複写用紙の紙幅を検知する紙幅検知手
段により検知された用紙サイズとが一致していないとき
には、不一致であることを操作者に告知する。
【0021】(6)用紙サイズ指定手段により用紙サイ
ズが指定された後に、紙幅検知手段により検知された値
が変更された場合は、表示手段に警告メッセージを表示
する。これにより、用紙サイズ決定後に用紙サイズが変
更されたことを操作者に告知でき、用紙サイズの再指定
を促せる。また、誤って用紙ガイド板が動いてしまった
場合には、適正な位置にガイド板を設定することを操作
者に告知できる。
【0022】(7)上記警告メッセージの表示ととも
に、画像形成動作の禁止、または画像形成動作の中断を
行う。
【0023】
【実施例】以下に、図面を参照して本発明の実施例を説
明する。
【0024】最初に、本実施例の特徴を最も良く表す制
御系の構成を図1に示す。
【0025】800は複写機本体100を制御する制御
装置であり、600は操作パネルで複写モードの設定や
状態表示を行う。900は手差し給紙手段の状態検出手
段であり、転写紙の有無や載置された転写紙の紙幅を検
知する。
【0026】次に、複写機本体の内部構成について、図
2を用いて説明する。
【0027】図2において、100は複写機本体、20
0は原稿の自動給送を行う順環式自動原稿送り装置(以
下RDFと記す)、300は仕分け装置すなわちソー
タ、400は自動コンピューターフォーム送り装置(以
下CFFと記す)であり、これらRDF200とソータ
300とCFF400は本体100に対して自在に組合
わせ使用できるようになっている。
【0028】A.本体(100) 図2において、101は原稿載置台としての原稿台ガラ
スである。また、102は画像読取り手段としての光学
系であり、原稿照明ランプ(露光ランプ)103と、走
査ミラーと、レンズと、モータ104等から構成されて
おり、モータ104により走査しつつ露光ランプ103
で原稿を照明し、原稿からの反射光を走査ミラーとレン
ズにより感光体ドラム105に照射する。
【0029】上記感光体ドラム105の回りには、高圧
ユニット106と、ブランク露光ユニット107と、電
位センサ108と、現像器109と転写帯電器110
と、分離帯電器111と、クリーニング装置112とが
装備されていて、これら感光体ドラム105等により画
像記録手段が構成されている。
【0030】感光体ドラム105はメインモータ113
により図2に示す矢印の方向に回転するもので、高圧ユ
ニット106によりコロナ帯電されており、光学系10
2から原稿の反射光が照射されると、静電潜像が形成さ
れる。静電潜像は、現像器109により現像されてトナ
ー像として可視化される。一方、上段カセット114あ
るいは下段カセット115からピックアップローラ11
6,117を介し、給紙ローラ118,119により本
体100内に送られた転写紙が、レジストローラ120
によりトナー像の先端と転写紙の先端とが一致するよう
にタイミングがとられた後、感光体ドラム105に給送
され、転写帯電器110によりトナー像が転写される。
この転写後、転写紙は分離帯電器111により感光体ド
ラム105から分離され、搬送ベルト121により定着
器122に導かれて加圧、加熱により定着され、この後
排出ローラ123により本体100の外に排出される。
また、感光体ドラム105はクリーニング装置112に
より、その表面が清掃される。
【0031】本体100には、例えば4000枚の転写
紙を収納し得るデッキ124が装備されている。デッキ
124のリフタ125は、給紙ローラ126に転写紙が
常に当接するように転写紙の量に応じて上昇する。ま
た、100枚の転写紙を収納し得るマルチ手差し150
が装備されている。
【0032】さらに、図2において、127は排紙フラ
ッパであり、両面記録側ないし多重記録側と排出側(ソ
ータ300)の経路を切り替える。排出ローラ123か
ら送り出された転写紙は、この排紙フラッパ127によ
り両面記録側ないし多重記録側に切り替えられる。ま
た、128は下搬送パスであり、排出ローラ123から
送り出された転写紙を反転パス129を介し転写紙を裏
返して再給紙トレイ130に導く。また、131は両面
記録と多重記録の経路を切り替える多重フラッパであ
り、これを左方向に倒すことにより転写紙を反転パス1
29に介さず、直接下搬送パス128に導く。132は
経路133を通じて転写紙を感光体ドラム105側に給
紙する給紙ローラである。134は排紙フラッパ127
の近傍に配置されて、この排紙フラッパ127により排
出側に切り替えられた転写紙を機外に排出する排出ロー
ラである。両面記録(両面複写)や多重記録(多重複
写)時には、排紙フラッパ127を上方に上げて、複写
済みの転写紙を搬送パス129,128を介して裏返し
た状態で再給紙トレイ130に格納する。このとき、両
面記録時には多重フラッパ131を右方向へ倒し、また
多重記録時にはこの多重フラッパ131を左方向へ倒し
ておく。次に行う裏面記録時や多重記録時には、再給紙
トレイ130に格納されている転写紙が、下から1枚づ
つ給紙ローラ132により経路133を介して本体のレ
ジストローラ120に導かれる。
【0033】本体から転写紙を反転して排出する時に
は、排紙フラッパ127を上方へ上げ、フラッパ131
を右方向へ倒し、複写済みの転写紙を搬送パス129側
へ搬送し、転写紙の後端が第1の送りローラ140を通
過した後に反転ローラ142によって第2の送りローラ
側へ搬送し、排出ローラ134によって、転写紙を裏返
して機外へ排出される。
【0034】B.制御装置(800) 図3は本実施例の制御装置800の概略構成を示す。
【0035】801は複写機全体の制御を行うCPUで
あり、802は複写機本体100の制御手順(制御プロ
グラム)を記憶した読み取り専用メモリ(ROM)であ
り、CPU801はこのROM802に記憶された制御
手順にしたがってバスを介して接続された各構成装置を
制御する。また、803は入力データの記憶や作業用記
憶領域等として用いる主記憶装置であるところのランダ
ムアクセスメモリ(RAM)である。
【0036】また、I/O804はメインモータ113
等の負荷に対するCPU801の制御信号の出力、およ
びセンサ122等の信号を入力してCPU801に送
る。
【0037】C.操作パネル(600) 図4は上述の本体100に設けた操作パネルの配置構成
例を示す。
【0038】図4において、601はアスタリスク
(*)キーであり、オペレータ(使用者)が、綴じ代量
の設定とか、原稿枠消しのサイズ設定等の設定モードの
ときに用いる。627はカーソルキーであり、設定モー
ド時の設定項目を選択するときに用いる。628はOK
キーであり、設定モード時の設定内容を確定するときに
用いる。
【0039】606はオールリセットキーであり、標準
モードに戻すときに押す。また、オートシャットオフ状
態から標準モードに復帰させるときにもこのキー602
を押す。
【0040】605は複写開始キー(コピースタートキ
ー)であり、複写を開始するときに押す。
【0041】604はクリア/ストップキーであり、待
機(スタンバイ)中はクリアキー、複写記録中はストッ
プキーの機能を有する。このクリアキーは、設定した複
写枚数を解除するときにも使用する。また、ストップキ
ーは連続複写を中断するときに押す。この押した時点で
の複写が終了した後に、複写動作が停止する。
【0042】603はテンキーであり、複写枚数を設定
するときに押す。また*(アスタリスク)モードを設定
するときにも使う。619はメモリキーであり、使用者
が頻繁に使うモードを登録しておくことができる。ここ
では、M1〜M4の4通りのモードの登録ができる。
【0043】611および612は複写濃度キーであ
り、複写濃度を手動で調節するときに押す。613はA
Eキーであり、原稿の濃度に応じて、複写濃度を自動的
に調節するとき、またAE(自動濃度調節)を解除して
濃度調節をマニュアル(手動)に切り換えるときに押
す。607はコピー用紙選択キーであり、上段ペーパリ
フタ119,下段ペーパリフタ115,ペーパデッキ1
24,マルチ手差し150を選択するときに押す。ま
た、RDF200に原稿が載っているときには、このキ
ー607によりAPS(自動紙カセット選択)が選択で
きる。APSが選択されたときには、原稿と同じ大きさ
のカセットが自動選択される。このとき原稿サイズデー
タは、RDF200から本体100に送られる。
【0044】610は等倍キーであり、等倍(原寸)の
複写をとるときに押す。616はオート変倍キーであ
り、指定した転写紙のサイズに合わせて原稿の画像を自
動的に縮小・拡大を指定するときに押す。
【0045】626は両面キーであり、片面原稿から両
面複写、両面原稿から両面複写、または両面原稿から片
面複写をとるときに押す。625は綴じ代キーであり、
転写紙の左側へ指定された長さの綴じ代を作成すること
ができる。624は写真キーであり、写真原稿を複写す
るときに押す。623は多重キーであり、2つの原稿か
ら転写紙の同じ面に画像を作成(合成)するときに押
す。
【0046】620は原稿枠消しキーであり、使用者が
定形サイズ原稿の枠消しを行うときに押し、その際に原
稿のサイズはアスタリスクキー601で設定する。62
1はシート枠消しキーであり、コピー用紙サイズに合わ
せて原稿の枠消しをするときに押す。
【0047】629は表紙モード設定キーであり、表
紙,裏紙の作成、および合紙を挿入するときに用いる。
【0048】630はページ連写キーであり、見開きの
本の左右を続けて複写するときに用いる。
【0049】614はスティプルソート,ソート,グル
ープの排紙方法を選択する排紙方法選択キーであり、本
体100にスティプルソータ300が接続されている場
合は、スティプルソートモード、ソートモード、グルー
プモードの選択またはその選択モードの解除ができる。
【0050】631は予約キーであり、予約トレイ21
0に載置された予約原稿に対する複写モードの設定を開
始するとき、および予約設定を解除するときに用いる。
632は予約設定キーであり、予約モード設定時の確定
キーとして用いる。
【0051】633はガイドキーであり、各種キーに対
応する機能の説明を、メッセージディスプレイに表示す
るときに用いる。
【0052】701は複写に関する情報を表示するLC
D(液晶)タイプのメッセージディスプレイであり、9
6×192ドットで文字や図形を表示する。たとえば、
テンキー603で設定した複写枚数、定形変倍キー60
8,609、等倍キー610、ズームキー617,61
8で設定した複写倍率、用紙選択キー607で選択した
用紙サイズ、複写機本体100の状態を示すメッセー
ジ、操作手順を示すガイドメッセージ、その他各種モー
ドの設定内容を表示する。
【0053】704はAE表示器であり、AEキー61
3によりAE(自動濃度調節)を選択したときに点灯す
る。709は予熱表示器であり、予熱状態の時に点灯す
る。
【0054】なお、標準モードでRDF200を使用し
ている時では複写枚数1枚、濃度AEモード、オート用
紙選択、等倍、片面原稿から片面複写の設定になる。R
DF200を未使用時の標準モードでは複写枚数1枚、
濃度マニュアルモード、等倍、片面原稿から片面複写の
設定となっている。RDF200の使用時と未使用時の
差はRDF200に原稿がセットされているか否かで決
まる。
【0055】次に、本実施例の詳細部分の説明をする。
【0056】手差し給紙部の状態検出手段900につい
て説明する。
【0057】図5は、マルチ手差し150の構成を示
す。(A)は上面図、(B)は底面図である。ここで、
用紙規制ガイド151は摺動可能な構成のものであり、
手差しトレイ152に載置された転写紙の横幅を規制す
る。この用紙規制ガイド151には幅検知ボリューム1
53が連結され、載置可能な最小用紙サイズから最大用
紙サイズまでをリニアに検出する。この幅検知ボリュー
ム153で検出した用紙サイズ幅は、0Vから5Vまで
のアナログ電圧であり、制御CPU801は、A/D変
換して図6に示す変換テーブルに基づいて用紙サイズ群
を算出する。
【0058】また154は紙有無を検知するセンサであ
り、手差しトレイ152に転写紙が載置されるとON状
態となり、転写紙が無いとOFF状態となる。この検出
信号は、制御CPU801に入力される。
【0059】次に、手差し給紙手段に載置された複写用
紙の用紙サイズを指定する用紙サイズ指定方法について
説明する。
【0060】図4に示すコピー用紙選択キー607の押
下によりマルチ手差し150が選択されると、図7に示
すようにLCDディスプレイ701に用紙サイズ指定要
求メッセージを表示する。702は用紙サイズ表示部で
あり、選択すべき用紙サイズが表示されている。ここで
カーソルキー627の押下により、あらかじめ定められ
た用紙サイズ群の中から用紙サイズを順次選択し表示す
る。この用紙サイズ群は、幅検知ボリューム153で検
出された用紙サイズ幅から算出したものである。
【0061】そして、所望の用紙サイズが選択された時
にOKキー628を押すと、用紙サイズが確定する。
【0062】次に、図8〜図19のフローチャートを参
照して本発明実施例の動作手順を説明する。
【0063】(実施例1)図8を参照して、本発明の実
施例1の動作手順を説明する。
【0064】本例は、用紙サイズと倍率演算指定がされ
た後に、紙幅検知ボリューム153により検知された値
が変更された場合は、倍率演算モードを禁止するもので
ある。
【0065】まず、コピー用紙選択キー607で手差し
150が選択されたか否かを判断し(1001)、手差
しが選択されると手差しサイズ指定モードに入り(10
02)、手差し幅検知ボリューム153に関連したサイ
ズ群がカーソルキー627を操作することで、LCD表
示701に順次表示され、OKキー628による手差し
指定の終了を待つ(1003)。
【0066】この手差し指定の終了後、指定時の手差し
幅検知ボリューム153のデータをRAM803にボリ
ュームバッファとして記憶する(1004)。
【0067】次に、オート変倍キー616の入力待ち
(1005)、その後、ボリュームバッファと手差し検
知幅ボリューム153の現データとを比較して、幅が変
化した(手差しの用紙規制ガイド151が操作された)
ことを判断して(1006)、幅が変化した場合は、オ
ート変倍を解除して(1007)、本処理を終了する。
【0068】(実施例2)図9は上記実施例1の変形例
である本発明の実施例2を示す。
【0069】まず、コピー用紙選択キー607で手差し
150が選択されたか否かを判断し(1011)、手差
しが選択されると手差しサイズ指定モードに入り(10
12)、手差し幅検知ボリューム153に関連したサイ
ズ群がカーソルキー627を操作することで、LCD表
示701に順次表示され、OKキー628による手差し
指定の終了を待つ(1013)。
【0070】この手差し指定の終了後、指定時の手差し
幅検知ボリューム153のデータをRAM803にボリ
ュームバッファとして記憶する(1014)。
【0071】次に、オート変倍キー616の入力待ち
(1015)、その後、ボリュームバッファと手差し検
知幅ボリューム153の現データとを比較して、幅が変
化した(手差しの用紙規制ガイド151が操作された)
ことを判断して(1016)、幅が変化した場合は、複
写を禁止して(1017)、終了する。
【0072】(実施例3)図10を参照して本発明の実
施例3の動作手順を説明する。
【0073】本例は、用紙サイズが指定された後に、紙
幅検知ボリューム153により検知された値が変更され
たことを検知すると、特定の画像形成モードの設定を解
除するものである。
【0074】まず、コピー用紙選択キー607で手差し
150が選択されたか否かを判断し(2001)、手差
しが選択されると手差しサイズ指定モードに入り(20
02)、手差し幅検知ボリューム153に関連したサイ
ズ群がカーソルキー627を操作することで、LCD7
01に順次表示され、OKキー628で手差しの指定の
終了を待つ(2003)。
【0075】この手差し指定の終了後、指定時の手差し
幅検知ボリューム153のデータをRAM803にボリ
ュームバッファとして記憶する(2004)。
【0076】その後、ボリュームバッファと手差し検知
幅ボリューム153の現データとを比較して、幅が変化
した(手差しの用紙規制ガイド151が操作された)こ
とを判断して(2005)、幅が変化した場合は、両面
キー626で片面原稿から両面コピーあるいは両面原稿
から両面コピーあるいは多重キー623で多重モードが
選択されているか否かを判断し(2006)、選択され
ていた場合は、両面モードあるいは多重モードを禁止し
(2007)、本処理を終了する。
【0077】(実施例4)図11は上記実施例3の変形
例である本発明の実施例4を示す。
【0078】まず、コピー用紙選択キー607で手差し
150が選択されたか否かを判断し(2011)、手差
しが選択されると手差しサイズ指定モードに入り(20
12)、手差し幅検知ボリューム153に関連したサイ
ズ群がカーソルキー627を操作することで、LCD7
01に順次表示され、OKキー628で手差しの指定の
終了を待つ(2013)。
【0079】この手差しの指定の終了後、指定時の手差
し幅検知ボリューム153のデータをRAM803にボ
リュームバッファとして記憶する(2014)。
【0080】その後、ボリュームバッファと手差し検知
幅ボリューム153の現データとを比較して、幅が変化
した(手差しの用紙規制ガイド151が操作された)こ
とを判断して(2015)、幅が変化した場合は、用紙
枠消しキー621で用紙枠消しが選択されているか否か
を判断し(2006)、選択されていた場合は、用紙枠
消しを禁止し(2007)、本処理を終了する。
【0081】(実施例5)図12を参照して本発明の実
施例5の動作手順を説明する。
【0082】本例は、用紙サイズが指定された後に、状
態遷位検知センサにより紙有り状態から紙無し状態とな
ったことを検知すると、特定の画像形成モードの設定を
解除するものである。
【0083】まず、コピー用紙選択キー607で手差し
150が選択されたか否かを判断し(3001)、手差
しに紙が有るか否かを検知するセンサ154で紙有りを
検出すると(3002)、手差しサイズ指定モードに入
り(3003)、手差しの幅を検出するボリューム15
3に関連したサイズ群がカーソルキー627を操作する
ことで、LCD701に順次表示され、OKキー628
で手差しの指定の終了を待つ(3004)。
【0084】この手差しの指定の終了後、手差し紙の有
無を判断し(3005)、手差し紙のない場合は両面キ
ー626で選択された片面原稿から両面コピー、両面原
稿から両面コピーまたは多重キー623で選択された多
重モードか否かを判断し(3006)、選択されていた
場合は、両面モードあるいは多重モードを禁止し(30
07)、本処理を終了する。
【0085】(実施例6)図13は上記実施例5の変形
例である本発明の実施例6を示す。
【0086】まず、コピー用紙選択キー607で手差し
150が選択されたか否かを判断し(3011)、手差
しに紙が有るか否かを検知するセンサ154で紙有りを
検出すると(3012)、手差しサイズ指定モードに入
り(3013)、手差しの幅を検出するボリューム15
3に関連したサイズ群がカーソルキー627を操作する
ことで、LCD701に順次表示され、OKキー628
で手差しの指定の終了を待つ(3014)。
【0087】この手差しの指定の終了後、手差し紙の有
無を判断し(3015)、手差し紙のない場合はシート
枠消しキー621で選択されたシート枠消しモードか否
かを判断し(3016)、選択されていた場合はシート
枠消しモードを禁止し(3017)、本処理を終了す
る。
【0088】(実施例7)図14を参照して本発明の実
施例7の動作手順を説明する。
【0089】本例は用紙サイズが指定された後に、紙幅
検知ボリューム153により検知された値が変更された
場合は、手差し給紙を自動用紙選択の対象から除外する
ものである。
【0090】まず、コピー用紙選択キー607で手差し
150が選択されたか否かを判断し(4001)、手差
しが選択されると手差しサイズ指定モードに入り(40
02)、手差し幅検知ボリューム153に関連したサイ
ズ群がカーソルキー627を操作することで、LCD7
01に順次表示され、OKキー628による手差し指定
の終了を待つ(4003)。
【0091】この手差しの指定の終了後、指定時の手差
しの幅検知ボリューム153のデータをRAM803に
ボリュームバッファとして記憶する(4004)。
【0092】次に、カセットキー607によるオート用
紙の選択を待ち(4005)、その後、ボリュームバッ
ファと手差し検知幅ボリューム153の現データとを比
較して、幅が変化した(手差しの用紙規制ガイド151
が操作された)ことを判断して(4006)、幅が変化
した場合は、手差しを自動用紙選択(APS)の選択枝
から除外して(4007)、本処理を終了する。
【0093】(実施例8)図15を参照して本発明の実
施例8の動作手順を説明する。
【0094】本例は、指定された用紙サイズの紙幅と紙
幅検知ボリューム153により検知された紙幅とが異な
るときは、LCD701に警告メッセージを表示するも
のである。
【0095】まず、コピー用紙選択キー607で手差し
150が選択されたか否かを判断し(5001)、手差
しが選択されると手差しサイズ指定モードに入り(50
02)、サイズ群(A3,A4,B4,B5,A4R,
B5R)がカーソルキー627を操作することで、LC
D701に順次表示され、OKキー628による手差し
指定の終了を待つ(5003)。
【0096】この手差し指定の終了後、指定時の手差し
幅検知ボリューム153のデータとカーソルキー627
で指定されたサイズとを比較して、図6の対応表と異な
る場合は(5004)、LCD701の表示画面に“用
紙幅が変わりました”の警告メッセージを表示し(50
05)、本処理を終了する。
【0097】(実施例9)図16を参照して本発明の実
施例9の動作手順を説明する。
【0098】本例は、用紙サイズが指定された後に、紙
幅検知ボリューム153により検知された値が変更され
た場合は、LCD701に警告メッセージを表示するも
のである。
【0099】まず、コピー用紙選択キー607で手差し
150が選択されたか否かを判断し(6001)、手差
しが選択されると手差しサイズ指定モードに入り(60
02)、手差し幅検知ボリューム153に関連したサイ
ズ群がカーソルキー627を操作することでLCD70
1に順次表示され、OKキー628による手差し指定の
終了を待つ(6003)。
【0100】この手差し指定の終了後、指定時の手差し
幅検知ボリューム153のデータをRAM803にボリ
ュームバッファとして記憶する(6004)。
【0101】その後、ボリュームバッファと手差し検知
幅ボリューム153の現データとを比較して、幅が変化
した(手差しの用紙規制ガイド151が操作された)こ
とを判断して(6005)、幅が変化した場合は、LC
D701の表示画面に“用紙幅が変わりました”の警告
メッセージを表示し(6006)、本処理を終了する。
【0102】(実施例10)図17を参照して本発明の
実施例10の動作手順を説明する。
【0103】本例は、用紙サイズが指定された後に、紙
幅検知ボリューム153により検知された値が変更され
た場合は、LCD701に警告メッセージを表示し、さ
らに画像形成動作を禁止させるものである。
【0104】まず、コピー用紙選択キー607で手差し
150が選択されたか否かを判断し(7001)、手差
しが選択されると手差しサイズ指定モードに入り(70
02)、手差し幅検知ボリューム153に関連したサイ
ズ群がカーソルキー627を操作することで、LCD7
01に順次表示され、OKキー628による手差し指定
の終了を待つ(7003)。
【0105】この手差し指定の終了後、指定時の手差し
幅検知ボリュームのデータをRAM803にボリューム
バッファとして記憶する(7004)。
【0106】その後、ボリュームバッファと手差し検知
幅ボリューム153の現データとを比較して、幅が変化
した(手差しの用紙規制ガイド151が操作された)こ
とを判断して(7005)、幅が変化した場合は、LC
D701の表示画面に“用紙幅が変わりました”の警告
メッセージを表示し(7006)、コピースタートキー
605を受け付けないようにコピー禁止フラグをセット
して(7007)、処理を終了する。なお、コピー禁止
フラグは、再度の手差し指定処理によりリセットされ
る。
【0107】(実施例11)図18を参照して本発明の
実施例11の動作手順を説明する。
【0108】本例は、用紙サイズが指定された後に、紙
幅検知ボリューム153により検知された値が変更され
た場合は、画像形成中でなければLCD701に警告メ
ッセージを表示するが、画像形成中であればその表示は
禁止するものである。
【0109】まず、コピー用紙選択キー607で手差し
150が選択されたか否かを判断し(8001)、手差
しが選択されると手差しサイズ指定モードに入り(80
02)、手差し幅検知ボリューム153に関連したサイ
ズ群がカーソルキー627を操作することで、LCD7
01に順次表示され、OKキー628による手差し指定
の終了を待つ(8003)。
【0110】この手差し指定の終了後、指定時の手差し
幅検知ボリュームのデータをRAM803にボリューム
バッファとして記憶する(8004)。
【0111】その後、ボリュームバッファと手差し検知
幅ボリューム153の現データとを比較して、幅が変化
した(手差しの用紙規制ガイド151が操作された)こ
とを判断して(8005)、幅が変化した場合は、さら
に複写中か否かを判断し(8006)、複写中はそのま
ま本処理を終了し、複写中でない場合つまりスタンバイ
中には、LCD701の表示画面に“用紙幅が変わりま
した”の警告メッセージを表示し(8007)、本処理
を終了する。
【0112】(実施例12)図19を参照して本発明の
実施例12の動作手順を説明する。
【0113】本例は、用紙サイズが指定された後に、紙
幅検知ボリューム153により検知された値が変更され
た場合は、LCD701に警告メッセージを表示し、か
つ画像形成動作を中断させるものである。
【0114】まず、コピー用紙選択キー607で手差し
150が選択されたか否かを判断し(9001)、手差
しが選択されると手差しサイズ指定モードに入り(90
02)、手差し幅検知ボリューム153に関連したサイ
ズ群がカーソルキー627を操作することで、LCD7
01に順次表示され、OKキー628による手差し指定
の終了を待つ(9003)。
【0115】この手差し指定の終了後、指定時の手差し
幅検知ボリュームのデータをRAM803にボリューム
バッファとして記憶する(9004)。
【0116】その後、ボリュームバッファと手差し検知
幅ボリューム153の現データとを比較して、幅が変化
した(手差しの用紙規制ガイド151が操作された)こ
とを判断して(9005)、幅が変化した場合は、LC
D701の表示画面に“用紙幅が変わりました”の警告
メッセージを表示する(9006)。さらに、複写中か
否かを判断し(9007)、複写中でない場合はそのま
ま本処理を終了し、複写中は一連の複写動作終了後に複
写動作を中断する(9008)。
【0117】その後、ボリュームバッファと手差し検知
幅ボリューム153の現データを比較してもとのサイズ
の用紙に戻ったと判断した後、複写再開を指示するコピ
ーキーの入力を待ち(9010)、コピーキーのON
(入力)により動作を再開して(9011)、本処理を
終了する。
【0118】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次のような効果が得られる。
【0119】(1)用紙サイズ指定手段による用紙サイ
ズ指定と倍率演算指定手段による倍率演算指定がされた
後に、紙幅検知手段により検知された値が変更された場
合は、倍率演算モードを禁止することで、不具合な複写
物などのミスコピーを未然に防ぐことができる。
【0120】(2)用紙サイズ指定手段により用紙サイ
ズが指定された後に、紙幅検知手段により検知された値
が変更されたことを検知すると、両面モードやシート枠
消しのような特定の画像形成モードの設定を一度解除す
ることができ、指定用紙サイズと実際に載置された用紙
サイズが異なることによるミスコピーや、紙詰まりが未
然に防止できる。
【0121】(3)用紙サイズ指定手段により用紙サイ
ズが指定された後に、状態遷位検知手段により紙有り状
態から紙無し状態となったことを検知すると、両面モー
ドやシート枠消しのような特定の画像形成モードの設定
を一度解除することができ、指定用紙サイズと実際に載
置された用紙サイズが異なることによるミスコピーや、
紙詰まりが未然に防止できる。
【0122】(4)用紙サイズ指定手段により用紙サイ
ズが指定された後に、紙幅検知手段により検知された値
が変更された場合は、手差し給紙手段を自動用紙選択
(APS)の対象から除外することにより、指定用紙サ
イズと実際に載置された用紙サイズが異なることによる
ミスコピーや、紙詰まりが未然に防止できる。
【0123】(5)指定された用紙サイズと手差し給紙
手段に載置された複写用紙の紙幅を検知する紙幅検知手
段により検知された用紙サイズとが一致していないとき
には、不一致であることを操作者に告知でき、指定用紙
サイズと実際に載置された用紙サイズが異なることによ
るミスコピーや、紙詰まりが未然に防止できる。
【0124】(6)用紙サイズ指定手段により用紙サイ
ズが指定された後に、紙幅検知手段により検知された値
が変更された場合は、表示手段に警告メッセージを表示
することにより、用紙サイズ決定後に用紙サイズが変更
されたことを操作者に告知でき、用紙サイズの再指定を
促せる。また、誤って用紙ガイド板が動いてしまった場
合には、適正な位置にガイド板を設定することを操作者
に告知できる。さらに、この告知とともに、画像形成動
作の禁止、または中断を行うことにより指定用紙サイズ
と実際に載置された用紙サイズが異なることによるミス
コピーや、紙詰まりが未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の特徴を最も良く表す制御系を示
すブロック図である。
【図2】本発明実施例の複写装置の概略内部構成を示す
断面図である。
【図3】本発明実施例の制御回路を示すブロック図であ
る。
【図4】本発明実施例の操作パネルの外観を示す平面図
である。
【図5】本発明実施例の手差し給紙部の構成を示す上面
図(A)および底面図(B)である。
【図6】本発明実施例の手差し用紙群算出用の変換テー
ブルの内容を示す図である。
【図7】本発明実施例の手差し用紙サイズ指定時のLC
D画面の一例を示す平面図である。
【図8】本発明の実施例1の制御手順を示すフローチャ
ートである。
【図9】本発明の実施例2の制御手順を示すフローチャ
ートである。
【図10】本発明の実施例3の制御手順を示すフローチ
ャートである。
【図11】本発明の実施例4の制御手順を示すフローチ
ャートである。
【図12】本発明の実施例5の制御手順を示すフローチ
ャートである。
【図13】本発明の実施例6の制御手順を示すフローチ
ャートである。
【図14】本発明の実施例7の制御手順を示すフローチ
ャートである。
【図15】本発明の実施例8の制御手順を示すフローチ
ャートである。
【図16】本発明の実施例9の制御手順を示すフローチ
ャートである。
【図17】本発明の実施例10の制御手順を示すフロー
チャートである。
【図18】本発明の実施例11の制御手順を示すフロー
チャートである。
【図19】本発明の実施例12の制御手順を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
150 マルチ手差し 151 用紙規制ガイド 152 手差しトレイ 153 幅検知ボリューム 154 紙有無検知センサ 600 操作パネル 607 コピー用紙選択キー 623 多重キー 626 両面キー 627 カーソルキー 628 OKキー 701 LCD 801 CPU 802 ROM 803 RAM 804 I/O

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手差し給紙手段を有する複写装置におい
    て、 原稿サイズ検知手段、前記手差し給紙手段に載置された
    複写用紙の紙幅を検知する紙幅検知手段、前記手差し給
    紙手段に載置された複写用紙の用紙サイズを指定する用
    紙サイズ指定手段、前記原稿サイズ検知手段により検知
    された原稿サイズと用紙サイズから複写倍率を演算する
    モードを指定する倍率演算指定手段を有し、 前記倍率演算指定手段による倍率演算モードと、前記用
    紙サイズ指定手段による用紙サイズが指定された後に、
    前記紙幅検知手段により検知された値が変更された場合
    は、前記倍率演算モードを禁止する禁止手段を有するこ
    とを特徴とする複写装置。
  2. 【請求項2】 手差し給紙手段を有する複写装置におい
    て、 前記手差し給紙手段に載置された複写用紙の紙幅を検知
    する紙幅検知手段、前記手差し給紙手段に載置された複
    写用紙の用紙サイズを指定する用紙サイズ指定手段を有
    し、 用紙サイズを設定可能な最大サイズ用紙サイズと仮定し
    て画像形成動作を行うと不都合を生じる画像形成モード
    においては、前記用紙サイズ指定手段により用紙サイズ
    が指定された後に、前記紙幅検知手段により検知された
    値が変更されたことを検知すると、前記画像形成モード
    の設定を解除する制御手段を有することを特徴とする複
    写装置。
  3. 【請求項3】 手差し給紙手段を有する複写装置におい
    て、 前記手差し給紙手段に載置された複写用紙の有無を検知
    する紙有無検知手段、前記手差し給紙手段に載置された
    複写用紙の用紙サイズを指定する用紙サイズ指定手段
    と、 前記紙有無検知手段により紙有り状態から紙無し状態へ
    の状態遷位を検知する状態遷位検知手段を有し、 用紙サイズを設定可能な最大サイズ用紙サイズと仮定し
    て画像形成動作を行うと不都合を生じる画像形成モード
    においては、前記用紙サイズ指定手段により用紙サイズ
    が指定された後に、前記状態遷位検知手段により紙有り
    状態から紙無し状態となったことを検知すると、前記画
    像形成モードの設定を解除する制御手段を有することを
    特徴とする複写装置。
  4. 【請求項4】 手差し給紙手段を有する複写装置におい
    て、 原稿サイズ検知手段、前記手差し給紙手段を含む複数の
    給紙手段、前記手差し給紙手段に載置された複写用紙の
    紙幅を検知する紙幅検知手段、前記手差し給紙手段に載
    置された複写用紙の用紙サイズを指定する用紙サイズ指
    定手段、前記原稿サイズ検知手段により検知された原稿
    サイズと複写倍率とから自動的に複写用紙を選択する自
    動用紙選択手段とを有し、 前記用紙サイズ指定手段により用紙サイズが確定してい
    れば、前記手差し給紙手段が前記自動用紙選択手段の対
    象となる構成において、 前記用紙サイズ指定手段により用紙サイズが指定された
    後に、前記紙幅検知手段により検知された値が変更され
    た場合は、前記手差し給紙手段を前記自動用紙選択手段
    の選択対象から除外する制御手段を有することを特徴と
    する複写装置。
  5. 【請求項5】 手差し給紙手段を有する複写装置におい
    て、 前記手差し給紙手段に載置された複写用紙の紙幅を検知
    する紙幅検知手段、前記手差し給紙手段に載置された複
    写用紙の用紙サイズを指定する用紙サイズ指定手段、操
    作者へのメッセージを表示する表示手段とを有し、 前記用紙サイズ指定手段により用紙サイズを指定する時
    に、指定された用紙サイズの紙幅と前記紙幅検知手段に
    より検知された紙幅とが異なるときは、前記表示手段に
    警告メッセージを表示させる制御手段を有することを特
    徴とする複写装置。
  6. 【請求項6】 手差し給紙手段を有する複写装置におい
    て、 前記手差し給紙手段に載置された複写用紙の紙幅を検知
    する紙幅検知手段、前記手差し給紙手段に載置された複
    写用紙の用紙サイズを指定する用紙サイズ指定手段、操
    作者へのメッセージを表示する表示手段とを有し、 前記用紙サイズ指定手段により用紙サイズが指定された
    後に、前記紙幅検知手段により検知された値が変更され
    た場合は、前記表示手段に警告メッセージを表示させる
    制御手段を有することを特徴とする複写装置。
  7. 【請求項7】 手差し給紙手段を有する複写装置におい
    て、 前記手差し給紙手段に載置された複写用紙の紙幅を検知
    する紙幅検知手段、前記手差し給紙手段に載置された複
    写用紙の用紙サイズを指定する用紙サイズ指定手段、操
    作者へのメッセージを表示する表示手段、画像形成動作
    を制御する画像形成制御手段、前記画像形成制御手段に
    対して画像形成動作を禁止する禁止手段とを有し、 前記用紙サイズ指定手段により用紙サイズが指定された
    後に、前記紙幅検知手段により検知された値が変更され
    た場合は、前記表示手段に警告メッセージを表示し、さ
    らに、前記禁止手段により画像形成動作を禁止させる制
    御を行う制御手段を有することを特徴とする複写装置。
  8. 【請求項8】 手差し給紙手段を有する複写装置におい
    て、 前記手差し給紙手段に載置された複写用紙の紙幅を検知
    する紙幅検知手段、前記手差し給紙手段に載置された複
    写用紙の用紙サイズを指定する用紙サイズ指定手段、操
    作者へのメッセージを表示する表示手段と、 前記用紙サイズ指定手段により用紙サイズが指定された
    後に、前記紙幅検知手段により検知された値が変更され
    た場合は、前記表示手段に警告メッセージを表示させる
    制御手段と、 前記表示手段に警告メッセージを表示させる制御手段に
    対してその動作を禁止する禁止手段とを有し、 画像形成動作中においては、前記禁止手段により警告メ
    ッセージを表示することを禁止することを特徴とする複
    写装置。
  9. 【請求項9】 手差し給紙手段を有する複写装置におい
    て、前記手差し給紙手段に載置された複写用紙の紙幅を
    検知する紙幅検知手段、前記手差し給紙手段に載置され
    た複写用紙の用紙サイズを指定する用紙サイズ指定手
    段、操作者へのメッセージを表示する表示手段、画像形
    成動作を中断する画像形成動作中断手段とを有し、 前記用紙サイズ指定手段により用紙サイズが指定され、
    かつ画像形成動作開始後に、前記紙幅検知手段により検
    知された値が変更された場合は、前記表示手段に警告メ
    ッセージを表示し、かつ、前記画像形成動作中断手段に
    より画像形成動作を中断させる制御手段を有することを
    特徴とする複写装置。
  10. 【請求項10】 前記手差し給紙手段は、複数枚の複写
    用紙を載置可能な構成であることを特徴とする請求項1
    〜9のいずれかに記載の複写装置。
  11. 【請求項11】 前記手差し給紙手段に載置された複写
    用紙の紙幅を検知する紙幅検知手段は、載置可能な最小
    用紙サイズから最大サイズまでをリニアに検知可能であ
    ることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の
    複写装置。
  12. 【請求項12】 前記用紙サイズを設定可能な最大サイ
    ズ用紙サイズと仮定して画像形成動作を行うと不都合を
    生じる画像形成モードとは、複写用紙の両面に複写を行
    う両面モードであることを特徴とする請求項2または3
    に記載の複写装置。
  13. 【請求項13】 前記用紙サイズを設定可能な最大サイ
    ズ用紙サイズと仮定して画像形成動作を行うと不都合を
    生じる画像形成モードとは、複写用紙の端部の一定画像
    を消去する枠消しモードであることを特徴とする請求項
    2または3に記載の複写装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100111546A1 (en) * 2008-11-06 2010-05-06 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus
JP2014195906A (ja) * 2013-03-29 2014-10-16 セイコーエプソン株式会社 プリンター
US11691833B2 (en) 2020-06-12 2023-07-04 Ricoh Company, Ltd. Sheet conveying device, image reading device incorporating the sheet conveying device, and image forming apparatus incorporating the sheet conveying device

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