JP3193487B2 - 画像形成装置および表示制御方法 - Google Patents

画像形成装置および表示制御方法

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JP3193487B2
JP3193487B2 JP32383092A JP32383092A JP3193487B2 JP 3193487 B2 JP3193487 B2 JP 3193487B2 JP 32383092 A JP32383092 A JP 32383092A JP 32383092 A JP32383092 A JP 32383092A JP 3193487 B2 JP3193487 B2 JP 3193487B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、手差し給紙する用紙の
サイズを操作者に選択させるための画面を表示器に表示
する画像形成装置および表示制御方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種の装置では、種々の用紙給紙モー
ドが設定可能に構成されており、操作部上で設定された
用紙給紙モードに基づいて記録媒体を画像形成部に給送
して、片面複写,両面複写,両面複写,片面多重,両面
多重等の様々な原稿画像を記録媒体に複写できるように
構成されている。
【0003】また、この種の装置には、記録媒体を操作
者自身が手差し給紙するための手差し給紙口と、この手
差し給紙口にセットされた記録媒体を検知して、手差し
用紙を本体の所定位置に給送するための給送ローラ等が
備えられている場合がある。なお、この種の装置では、
手差し給紙される用紙サイズが定形サイズばかりでない
場合もあるので、最大給送可能な用紙サイズとみなした
複写処理を行っていた。
【0004】このように、手差し給紙時は、不定形のサ
イズも給紙される恐れがあるため、自動用紙選択時に、
手差し給紙部の用紙サイズが不定のため、手差し給紙口
を自動用紙選択候補としてセットされた手差し用紙を自
動給紙することが行われていない。
【0005】また、両面複写または多重複写時において
も、手差し給紙時には不定形のサイズも給紙される恐れ
があるため、両面複写または多重複写時には手差し給紙
口からの用紙給送を禁止していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このため、両面複写ま
たは多重複写時に手差し給紙する用紙サイズが定形サイ
ズであるにも拘らず、給紙カセット等からでないと両面
複写または多重複写を行えない等の問題点があった。
【0007】また、自動用紙選択時に、手差し給紙する
用紙サイズが定形サイズであるにも拘らず、給紙先候補
として手差し給紙口を選択させることができない等の問
題点があった。
【0008】さらに、自動用紙選択時に、給送可能に収
容されている用紙サイズが、原稿サイズとは不一致であ
る場合に、例えば原稿サイズがB5Rで、用紙サイズが
B5のポートレートおよびA4のポートレートである場
合、この状態では、サイズがB5Rの用紙を収容したペ
ディスタルまたは給紙カセットを本体にセットしない間
は自動用紙選択ができなくなる。この際、例えば手差し
給紙口からサイズがB5Rの用紙を給紙可能にセットし
たとしても、上記のように自動用紙選択機能が働かない
ため、結果として操作者は煩雑な用紙交換作業を強いら
れる結果となってしまう等の問題点があった。
【0009】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたのもで、手差し給紙手段への用紙のセットを検知
したことに基づいて、表示器に表示する手差し給紙され
る用紙の給紙方向の長さと該給紙方向に垂直な幅の双方
の情報を含む用紙サイズを操作者に選択させるための選
画面を、検知された手差し給紙手段にセットされた用
紙の給紙方向に垂直な方向の幅に関する情報に対応する
選択画面に切り替え、前記表示器に表示された選択画面
の中から任意の一つの用紙サイズを選択することによ
り、手差し給紙される用紙の給紙方向の長さと該給紙方
向に垂直な幅の双方の情報を含む用紙サイズを操作者に
選択させるに当たり、制御部の負荷をいたずらに増大さ
せることなく、操作者の操作性の向上を図ることがで
、手差し給紙手段より用紙を給紙する場合であって
も、用紙の幅のみならず、用紙の長さをも考慮した制御
を行うことができる画像形成装置および表示制御方法を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像形成装
置は、手差し給紙手段と、前記手差し給紙手段に用紙が
セットされたことを検知する用紙検知手段と、前記手差
し給紙手段にセットされた用紙の給紙方向に垂直な方向
の幅に関する情報を検知する幅検知手段と、前記手差し
給紙される用紙の給紙方向の長さと該給紙方向に垂直な
幅の双方の情報を含む用紙サイズ情報を操作者に選択さ
せるための選択画面を表示する表示器と、前記用紙検知
手段が用紙のセットを検知したことに基づいて、前記表
示器に表示する画面を、前記検知手段により検知され
た前記に関する情報に対応する選択画面に切り替える
表示制御手段と、前記表示器に表示された選択画面の中
から任意の一つの用紙サイズ情報を選択する選択手段と
を有するものである。
【0011】
【0012】
【0013】また、前記選択画面に表示する用紙サイズ
情報は、フリーサイズを含むものである。
【0014】さらに、前記選択手段は、カーソルキーの
押下に応じて、前記選択画面中で選択する用紙サイズ
を順次切り替えるものである。
【0015】また、前記選択手段は、前記カーソルキー
の押下に応じて、前記選択画面中で選択する用紙サイズ
情報を小さいサイズから大きいサイズへ順次切り替える
ものである。
【0016】本発明に係る表示制御方法は、手差し給紙
される用紙の給紙方向の長さと該給紙方向に垂直な幅の
双方の情報を含む用紙サイズを操作者に選択させるため
選択画面を表示器に表示する表示制御方法であって、
手差し給紙手段に用紙がセットされたことを検知する用
紙有無検知ステップと、前記手差し給紙手段にセットさ
れた用紙の給紙方向に垂直な方向の幅に関する情報を検
知する幅検知ステップと、用紙のセットを検知したこと
に基づいて、前記表示器に表示する画面を、検知された
前記に関する情報に対応した選択画面に切り替える表
示制御ステップとを有するものである。
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す複写装置の構
成を説明する断面図である。
【0022】図において、200は原稿の自動給紙を行
う循環式自動原稿送り装置(RDF)、300は複写処
理済の用紙を仕分けるソータ、400は自動コンピュー
タフォーム送り装置(CFF)である。なお、上記RD
F200,ソータ300,CFF400は複写装置本体
(本体)100に対して自在に組み合わせてシステム化
できるように構成されている。
【0023】複写装置本体100において、101は原
稿載置台としての原稿台ガラスである。102は画像読
取り手段としての光学系であり、原稿照明ランプ(露光
ランプ)103,走査ミラー,レンズ,モータ104等
から構成されており、モータ104により走査しつつ、
原稿照明ランプ103で原稿を照明し、原稿からの反射
光を走査ミラーとレンズにより感光ドラム105に照射
する。なお、検知手段となる光学的センサまたは機械式
センサが所定位置に配設されている。
【0024】感光ドラム105の回りには、高圧ユニッ
ト106,ブランク露光ユニット107,電位センサ1
08,現像器109,転写帯電器110,分離帯電器1
11,クリーニング装置112等が設けられており、こ
れらにより画像記録手段が構成されている。
【0025】感光ドラム105はメインモータ113に
より図3に示す矢印方向に回転するもので、高圧ユニッ
ト106によりコロナ帯電されており、光学系102か
ら原稿の反射光が照射されると、静電潜像が形成され
る。この静電潜像は、現像器109により現像されてト
ナー像として可視化される。一方、上段カセット114
あるいは下段カセット115からピックアップローラ1
16,117を介し、給紙ローラ118,119により
本体100内に送られた転写紙が、レジストローラ12
0によりトナー像の先端と転写紙の先端とが一致するよ
うにタイミングがとられた後、感光ドラム105に給送
され、転写帯電器110によりトナー像が転写される。
この転写後、転写紙は分離帯電器111により感光ドラ
ム105から分離され、搬送ベルト121により定着器
122に導かれて加圧,加熱により定着され、この後、
排出ローラ123により本体100の外に排出される。
また、感光ドラム105はクリーニング装置112によ
り、その表面が清掃される。
【0026】また、本体100には、例えば4000枚
の転写紙を収納し得るデッキ124が装備されている。
デッキ124のリフタ125は、給紙ローラ126に転
写紙が常に当接するように転写紙の量に応じて上昇す
る。
【0027】また、図1において、127は排紙フラッ
パで、両面記録側ないし多重記録側と排出側(ソータ3
00)の経路を切り換える。排出ローラ123から送り
出された転写紙は、この排紙フラッパ127により両面
記録側ないし多重記録側に切り換えられる。また、12
8は下搬送パスであり、排出ローラ123から送り出さ
れた転写紙を反転パス129を介し転写紙を裏返して再
給紙トレイ130に導く。また、131は両面記録と多
重記録の経路を切り換える多重フラッパであり、これを
左方向に倒すことにより転写紙を反転パス129を介さ
ず、直接下搬送パス128に導く。132は経路133
を通じて転写紙を感光ドラム105側に給紙する給紙ロ
ーラである。134は排紙フラッパ127の近傍に配置
されて、当該排紙フラッパ127により排出側に切り換
えられた転写紙を機外に排出する排出ローラである。
【0028】両面記録(両面複写)や多重記録(多重複
写)時には、排紙フラッパ127を上方に上げて記録済
(複写済)の転写紙を各パス129,128を介して裏
返した状態で再給紙トレイ130に格納する。この時、
両面記録時には、多重フラッパ131を右方向へ倒し、
また、多重記録時には当該多重フラッパ131を左方向
へ倒しておく。次に行う裏面記録時や多重記録時には、
再給トレイ130に格納されている転写紙が、下から1
枚ずつ給紙ローラ132により経路133を介して本体
100のレジストローラ120に導かれる。
【0029】本体100から転写紙を反転して排出する
時には、排紙フラッパ127を上方へ上げ、多重フラッ
パ131を右方向へ倒し、記録済の転写紙を反転パス1
29側へ搬送し、転写紙の後端が 第1の送りローラ1
40を通過した後に、反転ローラ142によって第2の
ローラ141側へ搬送し、排出ローラ134によって転
写紙を裏返して機外へ排出される。なお、150はマル
チ手差しトレイ、210は予約トレイである。
【0030】図2は、図1に示した複写装置本体100
の制御構成を説明する概略ブロック図である。図におい
て、800は前記複写装置本体100を総括的に制御す
る本体制御部で、その詳細は図4で後述する。600は
操作パネルで、各種複写モードを設定するためのキーお
よび該複写モード設定状態を表示する表示器および種々
の動作状態をメッセージで表示するためのLCD表示器
701等を備えている。900−1は手差し給紙部状態
検出部で、手差し用紙の有無および載置された手差し用
紙の紙幅を検知して、本体制御部800に検出情報を通
知する。
【0031】図3は、図1に示したマルチ手差しトレイ
150の要部構成を説明する平面図であり、(a)は上
面側を示し、(b)は背面側を示す。図において、15
1は用紙規制ガイドで、図中の矢印方向に摺動可能に構
成されており、ガイド片151Aまたはガイド片151
Bの何れか一方を移動させると、他方のガイド片も連動
して同一方向に移動可能に構成されている。これらのガ
イド片151Aまたはガイド片151Bにより、手差し
トレイ152に載置された手差し用紙の横幅(感光ドラ
ムの母線方向の幅)を無段階に規制する。この用紙規制
ガイド151には幅検知ボリューム153が連結され、
載置可能な最小用紙サイズ(例えば名刺サイズ)から最
大用紙サイズまでをリニアに検出する。この幅検知ボリ
ューム153で検出した用紙幅は、0〜5(V)までの
アナログ電圧は発生し、本体制御部800に入力され
る。154は紙有無を検知するセンサで、手差しトレイ
152に手差し用紙が載置されると、ON状態となり、
手差し用紙がないとOFF状態となる。
【0032】図4は、図2に示した本体制御部800の
詳細構成を説明するブロック図である。図において、8
01は本体100の制御を行うCPU、802は本体1
00の制御手順(制御プログラム)を記憶した読取り専
用メモリ(ROM)であり、CPU801のROM80
2に記憶された制御手順に従ってバスを介して接続され
た各構成装置を制御する。また、803は入力データ,
通信処理により外部入力された表示データの記憶や作業
用記憶領域等として用いる主記憶装置であるところのラ
ンダムアクセスメモリ(RAM)である。なお、804
は入出力ポート、805はインタフェース、806はR
OMで、後述するLCD表示器701に表示するフォン
トデータおよびグラフィカルデータを記憶している。ま
た、CPU801はROM802に記憶された制御プロ
グラムにより複写装置本体の制御,外部との通信制御,
表示データ等の表示管理制御等を実行する。
【0033】また、入出力ポート804はメインモータ
113等の負荷に対するCPU801の制御信号の出力
および定着器122等の信号を入力してCPU801に
送る。また、900は公衆回線908の通信制御手段
で、CPU901によりこの通信制御手段900の制御
を行う。本体100とは、RSー232C等のインタフ
ェース907により接続されており、データ転送の要求
が発生した時にインタフェース907を介して複写装置
からのデータ転送が行われると、その転送データを通信
制御手段900内に設けられたRAM902に一時保持
し、複写装置からのデータ転送終了後に、NCU906
を制御して外部との通信回線接続を行い、回線接続後、
モデム905,NCU906を通して外部にデータ転送
を行う。また、外部からのデータ転送が行われた場合に
は、その転送データをRAM903に一時保持し、複写
装置からの要求に応じてインタフェース907を介して
複写装置にデータ転送を行う。ここでいうデータとは、
本体100内部に記憶されているデータのことで、ま
た、データ転送要求とは、本体100側で複写装置制御
異常または紙詰まり多発が起きたり、あるいは定期報告
時間になった時に前記要求が発生する場合と、外部の管
理側からのデータ要求が発生する場合がある。なお、9
04は入出力ポート、909はRAMである。
【0034】本体制御部800と通信制御手段900は
インタフェース805,907を介して連結されてお
り、本体100の本体制御部800と公衆回線908の
通信制御手段900との間で制御データの授受を行って
いる。
【0035】このように構成された複写装置において、
手差し給紙部状態検出部900−1が手差し給紙される
用紙幅を検知し、該検知された用紙幅から手差し給紙可
能な用紙サイズ候補をLCD表示器701に表示し、該
表示器に表示された用紙サイズ候補から操作パネル60
0のキーによっていずれかを選択すると、該選択された
用紙サイズをCPU801が手差し給紙サイズとして指
定するので、手差し給紙する用紙のサイズを表示器に表
示された用紙サイズ候補を見ながら容易に選択指定する
ことができ、手差し給紙される定型用紙に自動用紙選
択,多重複写,両面複写等の複写シーケンス実行させ
ることが可能となる。
【0036】また、RAM803に指定された手差し給
紙サイズが記憶されているので、記憶された手差し給紙
サイズによる手差し給紙を継続して指定することが可能
となる。
【0037】さらに、RAM803に記憶されたサイズ
候補データを表示制御手段が所定の優先順位に従って順
次読み出して表示器に表示するので、検知した用紙幅に
相応するサイズ候補データのうちから所望のサイズ候補
を表示させることが可能となる。
【0038】また、CPU801は、幅検知ボリューム
153が検知した幅情報に従う優先順位に基づいてRA
M803に記憶されたサイズ候補データを順次読み出し
てLCD表示器701に表示するので、検知した用紙幅
に相応するサイズ候補データのうち、所望の手差しサイ
ズを最先候補として表示させることが可能となる。
【0039】さらに、表示制御手段は、記憶手段に記憶
されたサイズ候補データを読み出してLCD表示器70
1に最先表示するので、一度選択した所望の手差しサイ
ズを最先候補として表示させることが可能となる。
【0040】また、CPU801が操作パネル600の
キーによる優先表示制御の禁止または許可の指示状態に
基づいてサイズ候補データの優先表示を実行するので、
優先表示を選択的に実行させることを可能とする。
【0041】図5は、図2に示した操作パネル600の
詳細構成を説明する平面図であり、主として複写モード
の選択処理時に使用される。図において、601はアス
タリスク(*)キーであり、オペレ−タ(使用者)が、
綴代量の設定とか、原稿枠消しのサイズ設定等の設定モ
ード時に押下される。627はカーソルキー(アップ/
ダウンキー)で、設定モード時の設定項目を選択する時
に押下される。628はOKキーで、設定モード時の設
定項目を確定する際に押下される。606はオールリセ
ットキーで、標準モードに戻す時に押下される。また、
オートシャットオフ状態から標準モードに復帰させる時
にもオールリセットキー606が押下される。604は
クリア/ストップキーであり、待機(スタンバイ)中は
クリアキーとして、画像記録中はストップキーとして機
能する。このクリア/ストップキー604は、設定した
複写枚数を解除する時にも使用される。また、クリア/
ストップキー604は、連続複写を中断する時にも押下
され、押下時点での複写が終了した後、複写動作が停止
する。605はコピーキーである。603はテンキー
で、複写枚数を設定する時に押下される。また、アスタ
リスクキー(*)モードを設定する時に押下される。
【0042】619はメモリキーで、使用者が頻繁に使
うモードを登録しておくことができる。ここでは、M1
〜M4の4通りのモードが登録できるように構成されて
いる。611,612は複写濃度キーで、複写濃度を手
動で調節する時に押下される。613はAEキーで、原
稿濃度に応じて複写濃度を自動的に調節する時、または
AE(自動濃度調節)を解除して濃度調節をマニュアル
(手動)に切り換える時に押下する。607はコピー用
紙選択キーであり、上段カセット114,下段カセット
115,ペーパデッキ124,マルチ手差しトレイ15
0を選択する際に押下される。また、RDF200に原
稿が載っている時に、コピー用紙選択キー607が押下
されると、 自動紙カセット選択(APS)が選択さ
れ、原稿と同じ大きさのカセットが自動選択される。6
10は等倍キーであり、等倍(原寸)の複写を行う際に
押下される。
【0043】616はオート変倍キーであり、指定した
転写紙のサイズに合せて原稿の画像を自動的に縮小・拡
大を指定する時に押下される。626は両面キーであ
り、片面原稿から両面記録,両面原稿から両面記録,両
面原稿から片面記録を取る際に押下される。625は綴
代キーで、転写紙の左側へ指定された長さの綴代を作成
することができる。624は写真キーであり、写真原稿
を複写する時に押下される。623は多重キーであり、
2つの原稿から転写紙の同じ面に画像を作成(合成)す
る時に押下される。620は原稿枠消しキーであり、使
用者が定形サイズ原稿の枠消しを行う際に押下し、その
際に原稿のサイズはアスタリスクキー601で設定す
る。621はシート枠消しキーであり、コピー用紙サイ
ズに合せて原稿枠消しをする時に押下する。617,6
18はズームキーである。
【0044】629は表紙モード設定キーであり、表
紙,裏表紙の作成,合紙を挿入する時に押下される。6
30はページ連写キーで、見開きの本の左右を続けて複
写する時に押下される。614はステイプルソート,ソ
ート,グループの排紙方法を選択する排紙方法選択キー
であり、記録後の用紙をステプルソータが接続されてい
る場合は、ステイプルソートモード,ソートモード,グ
ループモードの選択またはその選択モードの解除ができ
る。631は予約キーであり、予約トレイ210に載置
された予約原稿に対する複写モードの設定を開始する
時、および予約設定を解除する時に押下される。
【0045】632は予約設定キーであり、予約モード
設定時の確定キーとして用いる。633はガイドキー
で、各種キーに対応する機能の説明を、メッセージディ
スプレイに表示する時に用いる。701は複写に関する
情報を表示するLCD(液晶)タイプのメッセージディ
スプレイ(LCD表示器)であり、96×192ドット
で文字や図形を表示する。例えばテンキー603で設定
した複写枚数,定形変倍キー608,609,等倍キー
610,ズームキー617,618で設定した複写倍
率,コピー用紙選択キー607で選択した用紙サイズ,
本体100の状態を示すメッセージ,操作手順を示すガ
イドメッセージ,その他各種のモードの設定内容を表示
する。704はAE表示器であり、AEキー613によ
りAE(自動濃度調節)を選択した時に点灯する。70
9は予熱表示器であり、予熱状態の時に点灯する。な
お、634は割り込みキー、635はIDキーである。
【0046】なお、標準モードでRDF200を使用し
ている時では複写枚数1枚,濃度AEモード,オート用
紙選択,等倍,片面原稿から片面複写の設定になる。R
DF200を未使用時の標準モードでは複写枚数1枚,
濃度マニュアル,等倍,片面原稿から片面複写の設定と
なっている。RDF200の使用時と未使用時の差はR
DF200に原稿がセットされているかどうかで決定さ
れる。なお、699は後述する禁止キーである。
【0047】次に、複写装置と通信制御装置とのデータ
の授受について説明する。複写装置の電源ON/OFF
状態、複写可能状態かどうか、複写枚数は何枚か、複写
中か等の複写装置本体100の現在の状態を常に通信制
御手段900に報告しており、また、紙詰まり発生、複
写動作をすることが不可能となるような異常発生時にも
その報告を行っている。また、通信制御手段900には
あらかじめ定められた転送条件があり、例えば異常発生
時には報告すると設定してあれば、複写装置本体100
から異常報告があった時に自動的に外部にデータ転送を
行うものとする。ここで、転送するデータは、転送理由
に関わらず、複写装置ID,転送理由,紙詰まり履歴,
色別,サイズベツの詳細カウンタ等で構成される共通デ
ータであり、紙詰まりの履歴は発生日時,発生時のトー
タル複写枚数,紙詰まりコードで構成されており、複写
装置から紙詰まり発生報告がある毎に通信制御手段90
0内で最大30個まで保持しておいたものを付加したも
のである。
【0048】また、転送条件は前述しような異常発生
時、紙詰まりが設定回数発生する毎、同一紙詰まりコー
ドの紙詰まりが連続して発生した時、外部から要求があ
った時である。
【0049】次に、複写装置本体100の動作中に紙詰
まりが発生した時の制御動作について説明する。
【0050】本体100の動作中に紙詰まりが発生した
ことをCPU801で判断し時に、インタフェース80
5,907を介して発生紙詰まりコード,発生時刻,現
在のトータル複写枚数等の紙詰まり情報を通信制御手段
900のRAM903に転送する。RAM903内では
これらの紙詰まり情報を保持しておく。そして、あらか
じめ定められた転送条件に基づいた転送条件判断をCP
U901で行い、報告すべきであると判断した場合に
は、モデム905,NCU906を介して外部に転送さ
れる。この時転送するデータは、複写装置本体100の
ID,転送理由,紙詰まり情報,色別,サイズ別情報,
詳細複写枚数等で構成される。
【0051】このように通信制御手段900に送信用デ
ータを保持するためのバックアップ可能RAM、例えば
RAM903を用いて本体100の内部データ,発生し
た紙詰まりの情報,発生した複写動作異常の履歴等を保
持しており、外部から問い合わせがあると、RAM90
3に保持したデータを外部に返送することにより、外部
において各複写装置の診断および管理を行っている。
【0052】しかし、バックアップする電池電圧の低下
等によりRAMデータの内容が化けてしまうようなこと
があると、前述した制御部による診断,管理を的確に行
えなくなる。
【0053】そこで、後述するようにバックアップ可能
なRAM903の動作状況を監視し、異常検出時には図
6に示すように外部に対してその旨を自動報告させて管
理拠点のホストコンピュ−タが認識させることができ
る。 〔第1実施例〕以下、図6〜図9を参照しながら本発明
に係る複写装置における第1の手差し給紙制御で動作に
ついて説明する。
【0054】図6は本発明に係る複写装置における第1
の手差し給紙制御手順の一例を示すフローチャートであ
る。なお、(1) 〜(8) は各ステップを示す。また、図7
〜図9は、図5に示したLCD表示器701の表示状態
を示す図である。
【0055】図1に示したマルチ手差しトレイ150に
手差し用紙が検知されたかどうかを図2に示した手差し
給紙部状態検出部900の出力から判定し(1) 、NOな
らば手差し紙サイズ情報が記憶されているかどうかを判
定し(2) 、NOならば処理を終了する。
【0056】一方、ステップ(2) の判定でYESの場合
は、今まで記憶していた手差しサイズ情報をリセット
(初期状態)し(3) 、LCD表示器701にデフォルト
状態(本実施例ではフリーサイズ)を図7の(a)に示
すように表示して(4) 、処理を終了する。
【0057】一方、ステップ(1) の判定でYESの場合
は、手差し紙サイズ情報が記憶されているかどうかを判
定し(5) 、YESの場合は処理を終了し、NOならば手
差し給紙部状態検出部900で検出された用紙幅に基づ
いて候補となる紙サイズをリストアップする(6) 。これ
により、例えば手差し用紙がA4のサイズだった場合に
は、紙サイズはA4,A3,フリーサイズの3種類であ
る。
【0058】次いで、ユーザに手差しの用紙が上記紙サ
イズ候補の何れであるかを選択させるために、図8の
(a)に示すようなサイズ選択画面をLCD表示器70
1に表示する、その際、図8の(b)に示すように、カ
ーソルキー627の押下毎に「フリーサイズ」→「A
4」→「A3」→「フリーサイズ」をトグルまたはスク
ロール表示し(図9の(a)参照)、何れかのサイズが
表示された状態で手差し用紙サイズをOKキー628を
押下して手差し用紙サイズを選択する(7) 。次いで、選
択された手差し用紙サイズをRAM803上に記憶する
とともに、選択された手差し用紙サイズを図9の(b)
に示すようにLCD表示器701に表示し(8) 、処理を
終了する。
【0059】これにより、手差し給紙される用紙が図7
の(b)に示すように、LCD表示器701にフリーサ
イズと表示される場合以外は、自動用紙選択,中間トレ
イを使用した両面および多重等のモードが実行可能とな
る。
【0060】なお、上記実施例では手差し給紙部状態検
出部900が手差し給紙される用紙がないことを検出し
た場合は、記録されていた手差し紙サイズ情報をリセッ
トしてしまうが、複写動作中は、RAM803上に記憶
された手差し紙サイズ情報を後述するように記憶してお
くように制御しても良い。 〔第2実施例〕図10は本発明に係る複写装置における
第2の手差し給紙制御手順の一例を示すフローチャート
である。なお、(1) 〜(9) は各ステップを示す。
【0061】先ず、CPU801は、本体100が複写
シーケンス中かどうかを判定し(1)、YESならば本処
理を終了し、NOならば図1に示したマルチ手差しトレ
イ150に手差し用紙が検知されたかどうかを図2に示
した手差し給紙部状態検出部900の出力から判定し
(2) 、NOならば手差し紙サイズ情報が記憶されている
かどうかを判定し(3) 、NOならば処理を終了する。
【0062】一方、ステップ(3) の判定でYESの場合
は、今まで記憶していた手差しサイズ情報をリセット
(初期状態)し(4) 、LCD表示器701にデフォルト
状態(本実施例ではフリーサイズ)の手差し用紙サイズ
を図7の(a),(b)に示すように表示して(5) 、処
理を終了する。
【0063】一方、ステップ(2) の判定でYESの場合
は、手差し紙サイズ情報が記憶されているかどうかを判
定し(6) 、YESの場合は処理を終了し、NOならば手
差し給紙部状態検出部900で検出された用紙幅に基づ
いて候補となる紙サイズをリストアップする(7) 。これ
により、例えば手差し用紙がA4のサイズだった場合に
は、紙サイズはA4,A3,フリーサイズの3種類であ
る。
【0064】次いで、ユーザに手差しの用紙が上記紙サ
イズ候補の何れであるかを選択させるために、図8の
(a)に示すようなサイズ選択画面をLCD表示器70
1に表示する、その際、図8の(b)に示すように、カ
ーソルキー627の押下毎に「フリーサイズ」→「A
4」→「A3」→「フリーサイズ」をトグルまたはスク
ロール表示し(図9の(a)参照)、何れかのサイズが
表示された状態で手差し用紙サイズをOKキー628を
押下して手差し用紙サイズを選択する(8) 。次いで、選
択された手差し用紙サイズをRAM803上に記憶する
とともに、選択された手差し用紙サイズを図9の(b)
に示すようにLCD表示器701に表示し(9) 、処理を
終了する。
【0065】これにより、例えば複写シーケンス実行中
に、マルチ手差しトレイ150にセットした手差し用紙
が切れた場合に、再度手差し用紙サイズの検知および用
紙候補指定操作を行うことなく、同一サイズの手差し用
紙の給送が継続して行うことが可能となる。
【0066】なお、上記実施例では手指し用紙が検知さ
れた際に、手差しサイズ情報が記憶されていない時に、
手差し用紙サイズを選択し、その選択された手差し用紙
サイズを表示する場合について説明したが、特定の複写
モード(手差しサイズが確定していないければならない
モード(両面,多重等))が選択されて、コピーキー6
05が押下された時に、手差しサイズの選択を行うため
の表示を、例えば図8の(a),(b)に示すように制
御しても良い。
【0067】また、上記実施例では手指し用紙が検知さ
れた際に、手差しサイズ情報が記憶されていない時に、
手差し用紙サイズを選択し、その選択された手差し用紙
サイズを表示する場合について説明したが、特定の複写
モード(手差しサイズが確定していないければならない
モード(両面,多重等))が選択された時点で、手差し
サイズの選択を行うための表示を、例えば図8の
(a),(b)に示すように行うように制御しても良
い。
【0068】さらに、上記実施例では、手差し複写実行
中は、手差し給紙部状態検出部900が手差し給紙用紙
を検出していない状態であっても、後続する手差し給紙
時の手差し用紙サイズを(AM803上に保持するよう
に制御する場合について説明したが、操作パネル600
のリセットキー606が押下された際には、記憶された
手差し用紙サイズ情報をクリアして、初期状態、例えば
フリーサイズを設定するように構成しても良い。
【0069】また、上述した手差し用紙サイズの選択お
よび表示の各処理をモード化して、操作者が適宜選択で
きるように構成しても良い。
【0070】なお、上記実施例では、図8に示すように
手差し用紙サイズを決定する際に、手差し給紙部状態検
出部900−1が検出した用紙幅に対応してあらかじめ
記憶された手差し用紙サイズ候補を固定された順序、す
なわちカーソルキー627の押下毎に「フリーサイズ」
→「A4」→「A3」→「フリーサイズ」を表示する場
合について説明したが、後述するように使用者が、手差
し用紙候補およびその表示順序をカスタマイズできるよ
うに構成しても良い。
【0071】図11は、図3に示した幅検知ボリューム
153により決定された用紙幅データと用紙サイズとの
関係を示す図である。
【0072】この図に示されるように、図4に示したC
PU801は、幅検知ボリューム153により設定され
たアナログの電圧信号(0〜5(V))をA/D変換し
て、変換した用紙幅データ値に基づいて手差し用紙サイ
ズを算出する。以下、図12を参照しながら本発明に係
る複写装置における手差し用紙サイズ指定処理動作につ
いて説明する。
【0073】図12は、図5に示したLCD表示器70
1上での手差し用紙サイズ指定画面の一例を示す図であ
る。
【0074】図5に示したコピー用紙選択キー607に
よりマルチ手差しトレイ150が選択されると、LCD
表示器701に用紙サイズ指定要求メッセージMを表示
する。この際、LCD表示器701の画面上には、選択
すべき用紙サイズが表示されている(図中では「A
4」)。ここで、操作者がカーソルキー627の押下に
より、あらかじめ定められた用紙サイズ群の中から用紙
サイズを順次選択して表示する。この用紙サイズ群は、
幅検知ボリューム153で検出された用紙サイズ幅から
算出したものである。そして、所望の用紙サイズが選択
された時に、OKキー628を押下すると、用紙サイズ
が確定する。以下、図13〜図15に示すフローチャー
トを参照しながら、本発明に係る複写装置における手差
し用紙サイズ指定時の手差し用紙サイズ候補の優先表示
処理動作について説明する。
【0075】図13は本発明に係る複写装置における第
1の手差し用紙サイズ候補の優先表示処理手順の一例を
示すフローチャートである。なお、(1) 〜(4) は各ステ
ップを示す。
【0076】先ず、図5に示すコピー用紙選択キー60
7でマルチ手差しトレイ150が選択されたかどうかを
判定し(1) 、マルチ手差しトレイ150が選択される
と、手差しサイズ指定モードに入り(2) 、図11に示す
ように幅検知ボリューム153に関連した用紙サイズ群
(例えばA/D値が「248」〜「254」の時は、
「A4」または「A3」の順に選択される)がカーソル
キー627を操作することで順次小さいサイズから順次
大きなサイズがLCD表示器701に表示される(3) 。
次いで、OKキー628が押下されるのを待機し(4) 、
OKキー628が押下されたら、手差し指定の処理を終
了する。
【0077】図14は本発明に係る複写装置における第
2の手差し用紙サイズ候補の優先表示処理手順の一例を
示すフローチャートである。なお、(1) 〜(6) は各ステ
ップを示す。
【0078】まず、RAM803の手差しサイズ情報の
バッファBUFに初期選択サイズとして「A4」を記憶
する(1) 。次いで、コピー用紙選択キー607でマルチ
手差しトレイ150が選択されたかどうかを判定し(2)
、マルチ手差しトレイ150が選択されると、手差し
サイズ指定モードに入り(3) 、カーソルキー627を操
作して、以前に選択されたサイズを記憶したバッファB
UFの内容を表示し、次に手差し幅検知ボリューム15
3に関連した用紙サイズ群を登録順にLCD表示器70
1に表示する(4) 。次いで、OKキー628が押下され
るのを待機し(5)、OKキー628が押下されたら、選
択された手差し用紙サイズを次の手差し用紙選択候補と
して最先表示するため、RAM803のバッファBUF
に記憶させ(6) 、ステップ(2) に戻る。
【0079】図15は本発明に係る複写装置における第
3の手差し用紙サイズ候補の優先表示処理手順の一例を
示すフローチャートである。なお、(1) 〜(4) は各ステ
ップを示す。
【0080】先ず、図5に示すコピー用紙選択キー60
7でマルチ手差しトレイ150が選択されたかどうかを
判定し(1) 、マルチ手差しトレイ150が選択される
と、手差しサイズ指定モードに入り(2) 、優先モードを
禁止するキーとなる禁止キー699が押下されているか
どうかを判定し(3) 、NOの場合、すなわち優先モード
を許可する場合には、図13で示したように、用紙幅検
知に従った用紙サイズ群の、小さいサイズから順次候補
選択されてLCD表示器701に表示される(4)。次い
で、OKキー628が押下されるのを待機し(6) 、OK
キー628が押下されたら、手差し指定の処理を終了す
る。
【0081】一方、ステップ(3) の判定でYESの場合
(禁止の場合)は、全サイズ(A3,A4,B4,B
5,A4R,LTR,LGL,LTRR,11*15)
から選択されてLCD表示器701に表示される(5) 。
次いで、OKキー628が押下されるのを待機し(6) 、
OKキー628が押下されたら、手差し指定の処理を終
了する。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、手差し
給紙手段への用紙のセットを検知したことに基づいて、
表示器に表示する手差し給紙される用紙の給紙方向の長
さと該給紙方向に垂直な幅の双方の情報を含む用紙サイ
ズを操作者に選択させるための選択画面を、検知された
手差し給紙手段にセットされた用紙の給紙方向に垂直な
方向の幅に関する情報に対応する選択画面に切り替え、
前記表示器に表示された選択画面の中から任意の一つ
用紙サイズを選択するので、手差し給紙される用紙の給
紙方向の長さと該給紙方向に垂直な幅の双方の情報を含
む用紙サイズを操作者に選択させるに当たり、制御部の
負荷をいたずらに増大させることなく、操作者の操作性
の向上を図ることができ、手差し給紙手段より用紙を給
紙する場合であっても、用紙の幅のみならず、用紙の長
さをも考慮した制御を行うことができる。
【0083】
【0084】
【0085】また、前記選択画面に表示する用紙サイズ
情報は、フリーサイズを含むので、操作者は表示器に表
示された用紙サイズ候補を見ながら、手差し給紙される
用紙の給紙方向の長さと該給紙方向に垂直な幅の双方の
情報を含む用紙サイズを定型又はフリーサイズに容易に
選択することができる。
【0086】さらに、前記選択手段は、カーソルキーの
押下に応じて、前記選択画面中で選択する用紙サイズ
を順次切り替えるので、操作者は表示器に表示された
用紙サイズ候補をカーソルキーの押下により切り替えな
がら、手差し給紙される用紙の給紙方向の長さと該給紙
方向に垂直な幅の双方の情報を含む用紙サイズを容易に
選択することができる。
【0087】また、前記選択手段は、前記カーソルキー
の押下に応じて、前記選択画面中で選択する用紙サイズ
情報を小さいサイズから大きいサイズへ順次切り替える
ので、操作者は表示器に表示された用紙サイズ候補をカ
ーソルキーの押下により小さいサイズから大きいサイズ
へ順次切り替えながら、手差し給紙される用紙の給紙方
向の長さと該給紙方向に垂直な幅の双方の情報を含む用
紙サイズを容易に選択することができる。さらに、手差
し給紙手段への用紙のセットを検知したことに基づい
て、表示器に表示する手差し給紙される用紙の給紙方向
の長さと該給紙方向に垂直な幅の双方の情報を含む用紙
サイズ情報を操作者に選択させるための選択画面を、検
知された手差し給紙手段にセットされた用紙の給紙方向
に垂直な方向の幅に関する情報に対応する選択画面に切
り替えるので、操作者は表示器に表示された用紙の給紙
方向の長さと該給紙方向に垂直な幅の双方の情報を含む
用紙サイズ候補を見ながら、手差し給紙する用紙の給紙
方向の長さと該給紙方向に垂直な幅の双方の情報を含む
用紙のサイズを容易に選択することができる。
【0088】従って、手差し給紙される用紙の給紙方向
の長さと該給紙方向に垂直な幅の双方の情報を含む用紙
サイズ情報を操作者に選択させるに当たり、制御部の負
荷をいたずらに増大させることなく、操作者の操作性の
向上を図ることができ、手差し給紙手段より用紙を給紙
する場合であっても、用紙の幅のみならず、用紙の長さ
をも考慮した制御を行うことができる等の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す複写装置の構成を説明
する断面図である。
【図2】図1に示した複写装置本体の制御構成を説明す
る概略ブロック図である。
【図3】図1に示したマルチ手差しトレイの要部構成を
説明する平面図である。
【図4】図2に示した本体制御部の詳細構成を説明する
ブロック図である。
【図5】図2に示した操作パネルの詳細構成を説明する
平面図である。
【図6】本発明に係る複写装置における第1の手差し給
紙制御手順の一例を示すフローチャートである。
【図7】図5に示したLCD表示器の表示状態を示す図
である。
【図8】図5に示したLCD表示器の表示状態を示す図
である。
【図9】図5に示したLCD表示器の表示状態を示す図
である。
【図10】本発明に係る複写装置における第2の手差し
給紙制御手順の一例を示すフローチャートである。
【図11】図3に示した幅検知ボリュームにより決定さ
れた用紙幅データと用紙サイズとの関係を示す図であ
る。
【図12】図5に示したLCD表示器上での手差し用紙
サイズ指定画面の一例を示す図である。
【図13】本発明に係る複写装置における第1の手差し
用紙サイズ候補の優先表示処理手順の一例を示すフロー
チャートである。
【図14】本発明に係る複写装置における第2の手差し
用紙サイズ候補の優先表示処理手順の一例を示すフロー
チャートである。
【図15】本発明に係る複写装置における第3の手差し
用紙サイズ候補の優先表示処理手順の一例を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
150 マルチ手差しトレイ 600 操作パネル 701 LCD表示機 800 本体制御部 801 CPU 900−1 手差し給紙部状態検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金子 徳治 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−158869(JP,A) 特開 平1−118858(JP,A) 特開 昭62−5262(JP,A) 実開 昭60−130456(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/00 370 - 540 G03G 15/00 510 - 534 B65H 11/00 B65H 1/00 501

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手差し給紙手段と、 前記手差し給紙手段に用紙がセットされたことを検知す
    用紙検知手段と、 前記手差し給紙手段にセットされた用紙の給紙方向に垂
    直な方向の幅に関する情報を検知する幅検知手段と、前記手差し給紙される用紙の給紙方向の長さと該給紙方
    向に垂直な幅の双方の情報を含む用紙サイズ情報 を操作
    者に選択させるための選択画面を表示する表示器と、 前記用紙検知手段が用紙のセットを検知したことに基づ
    いて、前記表示器に表示する画面を、前記検知手段に
    より検知された前記に関する情報に対応する選択画面
    に切り替える表示制御手段と、 前記表示器に表示された選択画面の中から任意の一つ
    用紙サイズ情報を選択する選択手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記選択画面に表示する用紙サイズ情報
    は、フリーサイズを含むことを特徴とする請求項1記
    の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記選択手段は、カーソルキーの押下に
    応じて、前記選択画面中で選択する用紙サイズ情報を順
    次切り替えることを特徴とする請求項1記載の画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】 前記選択手段は、前記カーソルキーの押
    下に応じて、前記選択画面中で選択する用紙サイズ情報
    を小さいサイズから大きいサイズへ順次切り替えること
    を特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 手差し給紙される用紙の給紙方向の長さ
    と該給紙方向に垂直な幅の双方の情報を含む用紙サイズ
    情報を操作者に選択させるための選択画面を表示器に表
    示する表示制御方法であって、 手差し給紙手段に用紙がセットされたことを検知する用
    紙有無検知ステップと、 前記手差し給紙手段にセットされた用紙の給紙方向に垂
    直な方向の幅に関する情報を検知する幅検知ステップ
    と、 用紙のセットを検知したことに基づいて、前記表示器に
    表示する画面を、検知された前記に関する情報に対応
    した選択画面に切り替える表示制御ステップと、 を有することを特徴とする表示制御方法。
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