JPH10143032A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10143032A
JPH10143032A JP8295140A JP29514096A JPH10143032A JP H10143032 A JPH10143032 A JP H10143032A JP 8295140 A JP8295140 A JP 8295140A JP 29514096 A JP29514096 A JP 29514096A JP H10143032 A JPH10143032 A JP H10143032A
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JP
Japan
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sheet
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copying
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Application number
JP8295140A
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English (en)
Inventor
Tomokazu Kato
知和 加藤
Yuko Asai
祐幸 浅井
Hidenobu Nakamura
秀伸 中村
Tomoyuki Atsumi
知之 渥美
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/965,475 priority patent/US5956557A/en
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/22Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20
    • G03G15/23Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20 specially adapted for copying both sides of an original or for copying on both sides of a recording or image-receiving material
    • G03G15/231Arrangements for copying on both sides of a recording or image-receiving material
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00025Machine control, e.g. regulating different parts of the machine
    • G03G2215/00088Machine control, e.g. regulating different parts of the machine by using information from an external support
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 許容されたコピー回数の上限値内で記録シー
トを無駄にすることなく両面コピーを実行する。 【解決手段】 第1面にコピーした記録シートを一旦中
間トレイに収納した後、再給紙してその第2面へのコピ
ーを実行する複写機であって、給紙カセットからの給紙
枚数をカウントする給紙カウンタとこの給紙カウンタの
カウントアップと同時にカウントアップする再給紙カウ
ンタとを備え、上限値から両カウンタ値の和を差し引い
た値が、2未満になった場合には(ステップS207で
「N」)、給紙カセットからの給紙を中止し、給紙口を
中間トレイ側に切り換える(ステップS203)。その
後、原稿を交換し、中間トレイに収納された第1面のコ
ピー済み記録シートを再給紙して、その第2面にコピー
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録シートの両面
に画像形成が可能な画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、転写紙などの記録シートの両面に
画像形成が可能な複写機においては、給紙カセットに収
納された記録シートを感光体ドラムの転写位置に給紙し
てその第1面に画像を形成した後、その記録シートの表
裏を反転させて一旦複写機内部の再給紙用のトレイ(以
下、「中間トレイ」という。)に収納しておき、所定枚
数の第1面の画像形成が終了した後、上記中間トレイに
収納された記録シートを転写位置に再給紙して、その第
2面に画像を形成してから、排紙トレイに排出するよう
になっている。
【0003】一方で、特定の使用者に許される最大コピ
ー回数を予め設定しておき、コピー回数が、当該最大コ
ピー回数を超える場合にコピーの実行を禁止し、これに
よりコピー回数を管理する複写機が増加してきている。
例えば、会社などに設置される複写機においては、ID
カードに使用部門の識別番号と共に当該部門に許された
最大コピー回数と現在までのコピー回数の情報を記録し
ておき、コピー使用時にそのIDカードの情報を複写機
のカードリーダに読み取らせて、その累積コピー回数が
最大コピー回数に達するとコピー動作を停止するように
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように最大コピー回数が設定されている複写機におい
て、多数枚の両面コピーを作成したい場合に、そのコピ
ー途中において当該最大コピー回数に達すると、内部の
中間トレイ内に第1面のコピーのみが終了した多数の記
録シートが残留したままコピー動作が停止することにな
る。
【0005】このような場合に両面コピーを続行しよう
とすれば、まだ最大コピー回数まで至っていない他のI
Dカードに差し替えて、再びコピー開始を指示すること
になるが、通常、複写機は所定時間キー入力を行わない
場合に、操作性の向上のため、操作パネルから設定され
たコピーモードを自動的にリセットし、あるいは節電の
ため電源を自動的にOFFにするように設計されてお
り、手元に別のIDカードがなく、あるいは、操作者が
複写機から一時的に離れていてコピー停止に気付かなか
った場合には、IDカードの差し替えまでに上記所定時
間を経過し、コピーモードがリセットされ、あるいは、
電源がOFFになってしまう。また、複写機によって
は、カード交換のためIDカードをカードリーダから引
き抜いた時点で、コピーモードがリセットされてしまう
ものもある。
【0006】上述のような場合には、もちろん、両面コ
ピーモードもリセットされるので、中間トレイ内の記録
シートの第2面へのコピーを実行することはできず、操
作者が、当該中間トレイ内に残った記録シートを取り出
して、その方向や裏表に注意しながら再び給紙カセット
内に設置し、片面コピーモードで第2面のみのコピーを
実行しなければならない。
【0007】このようなことは、非常に煩雑であり、作
業効率も大変悪くなるので、結局は、当該両面トレイ内
の記録シートを廃棄して始めから両面コピーをやり直す
ことになり、記録シートの無駄使いとなる。上述のよう
な問題は、例えば、コンビニエンス・ストアなどによく
設置されている、硬貨を投入してその料金分の枚数だけ
コピーできる、いわゆるコインベンダー式の複写機など
において、うっかり料金以上の枚数の両面コピーを指示
してしまったため、途中でコピー動作が停止した場合に
も生じるものであり、手元に余分な硬貨がなければ、利
用者の両面コピーの目的を達成することができず、大変
不都合な結果となる。
【0008】本発明は、以上のような問題点に鑑みてな
されたものであって、画像形成が許可される上限の回数
が設定されていても、その範囲内で記録シートの両面コ
ピーを達成して記録シートの無駄が生じない画像形成装
置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の画像形成装置は、給紙手段により給紙され
た記録シートの第1面に画像を形成して一旦中間トレイ
に収納し、その後、当該記録シートを再給紙手段により
再給紙して、その第2面にも画像形成が可能な画像形成
装置において、画像形成が許可される回数Mを設定する
画像形成許可回数設定手段と、前記給紙手段からの給紙
枚数をカウントするカウント手段と、前記カウント手段
のカウント値をNとした場合に、M−Nの値が、正の所
定値Kとなったときに、前記給紙手段による給紙を中断
すると共に、前記再給紙手段により前記中間トレイの記
録シートを再給紙して、前記画像形成許容回数Mを超え
ない範囲で、第2面の画像形成を行わせるように制御す
る制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0010】また、本発明の画像形成装置は、上記所定
値Kが、NまたはN+1であることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
の実施の形態を、アナログ複写機を例にして説明する。 (1)アナログ複写機全体の構成 まず、アナログ複写機(以下、単に「複写機」とい
う。)の全体の構成を図1により説明する。同図におい
ては説明の便宜上モータなどの駆動手段の図示は省略し
ている。
【0012】同図に示すように、この複写機は、複写機
本体100に、原稿給紙装置(以下単に「ADF」とい
う場合もある。)200とソータ300を装着して構成
される。原稿給紙装置200は、原稿を自動的に複写機
本体100の原稿ガラス板31に送る装置であって、原
稿給紙トレイ11にセットされた原稿は、その一番下の
ものから給紙ローラ12、捌きローラ13、捌きパッド
14により1枚ずつ分離されてガイド15に沿って下方
に送られ、さらにレジストローラ16および搬送ベルト
17によって、原稿ガラス板31上に設定された所定の
原稿読取位置まで搬送される。
【0013】原稿読取位置に搬送された原稿は、複写機
本体100のスキャナ33によりスキャンされた後、再
び、搬送ベルト17により図の左方向に送られ、排紙ロ
ーラ18を経て原稿排紙トレイ19上に排出される。こ
の原稿の裏面もスキャンする場合には、切換爪20によ
り原稿の搬送路を反転ローラ21方向に切り換え、当該
反転ローラ21により原稿を反転させて再び原稿ガラス
板31方向へ移送し、さらに搬送ベルト17により原稿
ガラス板31の上記原稿読取位置まで搬送する。当該原
稿の裏面がスキャンされると、上述の排紙動作によって
原稿排紙トレイ19上に排出されると共に、原稿給紙ト
レイ11にセットされている次の原稿が原稿読取位置ま
で送られるようになっている。
【0014】なお、図中のSE1は、原稿給紙トレイ1
1の原稿の有無を検出するための原稿検出センサーであ
り、また、SE2、SE3は、原稿の搬送状態を検出す
るための通紙センサーである。複写機本体100は、原
稿走査部30、作像部40、給紙部50および再給紙部
60とからなる。原稿走査部30には、原稿ガラス板3
1の下方を図示しないスキャナモータに駆動されて図の
矢印方向に移動するスキャナ33がある。このスキャナ
33には、露光ランプ34とこの露光ランプ34の照射
による原稿からの反射光を原稿ガラス板31に平行な方
向に反射するミラー35が設置され、当該原稿の反射光
は、さらにミラー36a、36b、集光レンズ37、ミ
ラー38a、38b、38cを介して、作像部40の感
光体ドラム41の表面を露光する。
【0015】作像部40は、周知の電子写真の技術によ
り記録シート上に画像を形成するものであって、感光体
ドラム41は、上記露光を受ける前にクリーニング部4
2で感光体ドラム41表面の残留トナーを除去され、さ
らにイレーサランプ43の照射を受けて除電された後、
帯電チャージャ44により一様に帯電されており、この
ように一様に帯電した状態で上記露光を受けると、感光
体ドラム41表面に静電潜像が形成される。この静電潜
像は、現像器45により現像されてトナー像が形成され
る。
【0016】一方、給紙部50には、3つの給紙カセッ
ト51、52、53が設けられており、これらのカセッ
トに収納された記録シートのサイズは、図示しない光電
式の用紙サイズ検出センサーによって検出され、その検
出信号は、制御部400(図3)に送られる。そして、
上述の感光体ドラム41における作像動作と同期して、
必要なサイズの記録シートが、給紙カセット51〜53
のいずれかから、給紙ローラ511もしくは521、5
31の駆動により給紙され、給紙路54を経由して、感
光体ドラム41下方に搬送されてその表面に接触し、転
写チャージャ46の静電力により、感光体ドラム41表
面に形成されていたトナー像が当該記録シート表面に転
写される。
【0017】その後、記録シートは、分離チャージャ4
7によって感光体ドラム41の表面から引き剥され、搬
送ベルト48により定着部49に搬送され、内部にヒー
タを備えた定着ローラ491で加圧されて定着される。
定着後の記録シートは、排出ローラ71によりソータ3
00に搬送される。ソータ300には、複数の排出ビン
72が、図示しないガイドレールにより上下方向に移動
可能に保持され、ボルト状の支柱73を駆動機構74に
より回転駆動させ、そのネジ送り作用により排出ビン7
2が上下に移動する構成となっており、これにより、排
紙口75に位置する排出ビン72を順次変更して、排出
された記録シートを仕分けし、所定の排紙モードを実行
する。例えば、排紙モードとして、通常のソートモード
が設定されていた場合には、設定枚数分のコピーを排出
するまで一番上のビンから順次下方のビンに一枚ずつ排
出し、設定枚数が終了して次の原稿のコピーを排出する
場合には、再び一番上の排出ビンから順次排出していく
ようになっている。
【0018】ところで、記録シートの両面にコピーする
両面コピーモードが設定されている場合には、図示しな
いソレノイドにより切換爪61の先端を上方に向けて搬
送路を変え、定着部49から排出された記録シートを再
給紙部60へ導くようになっている。搬送方向を変えら
れた記録シートは、まず、搬送ローラ62a、62b、
62cにより一旦、スイッチバック用搬送路63に引き
込まれた後、搬送ローラ62b、62cを反転させて、
搬送ローラ64a、64b、64cにより再給紙用の中
間トレイ65に一旦収納される。
【0019】所定部数の記録シートの第1面のコピーが
終了すると、原稿給紙装置200により第1面の原稿を
原稿排紙トレイ19に排出すると共に、次の第2面の原
稿を原稿ガラス板31上に送って、スキャンを開始す
る。このスキャン動作に同期させて中間トレイ65か
ら、第1面にコピー済みの記録シートを給紙ローラ6
6、搬送ローラ67により感光体ドラム41下方の転写
位置に再給紙し、その第2面へのコピーが実行される。
【0020】その後、定着部49、排出ローラ71を介
してソータ300に排出され、上述のように、所定の排
出モードに応じて排出ビン72上に排出され、両面コピ
ーが終了する。なお、複写機本体100におけるSE4
は、原稿ガラス板31の原稿の有無を検出する原稿検出
センサー、SE5は、原稿給紙装置200が複写機本体
100に接続されていることを検出するADFセンサー
であり、また、SE6〜SE16は、当該設置箇所にお
ける記録シートの給紙状態や搬送状態を検出する通紙セ
ンサーであって、これらの検出信号により、紙詰まり発
生などが検出される。特に、通紙センサーSE6〜8お
よびSE15は、該当する給紙カセット51〜53また
は中間トレイ65の各給紙口における記録シートを検出
して、これにより制御部400においてペーパーエンプ
ティが判断される。また、センサーSE14は、第1面
へのコピーが終了した記録シートの中間トレイ65への
収納を検出するようになっている。
【0021】ソータ300におけるセンサーSE17
は、記録シートが、排出ビン72へ排出されたか否かを
検出する通紙センサーである。複写機本体100の右側
面の上部には、内部に磁気ヘッドを備えたカードリーダ
80が設置され、識別番号などが磁気的に記録されたI
Dカードの情報を読み取ることができるようになってお
り、これによりコピー回数を管理するようになってい
る。詳しくは、後述する。
【0022】また、複写機本体100前面の操作しやす
い位置には、図2に示すような操作パネル90が設置さ
れる。同図に示すように当該操作パネル90には、各種
のモードを表示する液晶タッチパネル91、複写枚数や
複写倍率などを入力するためのテンキー92、設定され
た複写枚数を標準値「1」に戻すクリアキー93、複写
機内部に設定された諸条件を標準値に戻すパネルリセッ
トキー94、印字動作を中止させるストップキー95、
コピー動作の開始を指示するプリントキー96などが設
けられている。
【0023】液晶タッチパネル91は、液晶表示板の表
面にタッチパネルを設けたものであって、図に示す複写
枚数、複写濃度、複写倍率および記録シートのサイズな
どの他に、紙詰まり(ジャム)の発生、記録シートの不
足(ペーパーエンプティ)の表示などの複写機の各種の
異常状態の情報を表示すると共に、所定の表示の表面に
タッチすることにより、目的の入力が可能なように構成
される。 (2)制御部400の構成 次に、上記複写機内部に設置される制御部400の構成
を図3、図4のブロック図により説明する。
【0024】この制御部400は、全部で7個のCPU
1〜7を中心に構成され、各CPU1〜7には、それぞ
れのCPUにおける制御プログラムを格納したROM4
11〜417、および各プログラム実行時のワークエリ
アとなるRAM421〜427が設けられている。これ
らCPU1〜7の間では、割込によるシリアル通信が行
われ、コマンド、レポート、その他のデータの授受がな
されるようになっている。
【0025】CPU1は、操作パネル90からの指示内
容を各CPUに伝えると共に、操作パネル90の表示を
制御する。すなわち、操作パネル90の各種操作キーか
らの信号をI/Oポート431を介して受信して、RO
M421にその設定内容を格納すると共に必要に応じて
当該内容を各制御部に通知し、あるいは、ROM411
に格納された制御プログラムに基づき各I/Oポート4
41を介して液晶タッチパネル91の表示画面を制御す
る。
【0026】CPU2は、原稿走査部30における読取
り走査の制御を行う。すなわち、I/Oポート432を
介して入力された原稿検出センサーSE4の検出信号に
より原稿ガラス板31上の原稿の有無を検出し、原稿が
あれば、スキャナモータの駆動速度や露光ランプ34の
ON/OFFを制御して当該原稿をスキャンする。CP
U3は、制御部400の全体的なタイミング調整や動作
モードの設定のための処理を行うものであって、当該R
OM413から必要な制御プログラムを読み出して、内
部タイマーにより時間を管理しながら、全体の処理ルー
チンを統一的に制御することにより、円滑なコピー動作
を達成する。
【0027】また、I/Oポート433を介してカード
リーダ80で読み取ったIDカードの情報、すなわち、
当該部門の識別番号、当該部門に許可された最大コピー
回数、および現在までのコピー回数についての情報を受
け取る。RAM423には、当該複写機の使用が許可さ
れている部門の識別番号が予め登録されており、CPU
3は、上記カードリーダ80で読み取った識別番号と当
該登録済みの識別番号を照合し、一致するものがあった
場合のみ、コピーを許可して操作パネル90からの入力
操作を受け付ける。
【0028】また、CPU3は、上記IDカードの最大
コピー回数と現在までのコピー回数の情報から、両者の
差を求めて、その差を今後許可されるコピー回数の上限
値(以下、単に「上限値」という。)としてRAM42
3に格納する。また、CPU3は、上記各通紙センサー
SE6〜SE8による検出信号をCPU4から受信し、
いずれかの給紙カセット51〜53から記録シートが1
枚給紙されるごとに給紙カウンタ450のカウント値を
「1」だけインクリメントしてその給紙枚数をカウント
させ、また、両面コピーモードが設定されている場合
に、上記給紙カウンタ450のインクリメントと同期し
て再給紙カウンタ451のカウンタ値を「1」だけイン
クリメントして、再給紙枚数を先読みするようになって
いる。
【0029】上記上限値および給紙カウンタ450、再
給紙カウンタ451の各カウンタ値に基づいて、両面コ
ピー時の給紙制御がなされるが、詳細については後述す
る。CPU4は、作像部40や給紙部50の各動作を制
御し、上述した一連の画像形成動作(印字処理)を実行
する。すなわち、ROM414には、当該印字処理の制
御のプログラムが格納されており、CPU4は、このプ
ログラムに基づき、I/Oポート444を介して作像系
各部の駆動部の動作を制御して、記録シートへの印字を
実行させる。
【0030】この際、I/Oポート434を介して入力
された作像系の各種センサー(図示せず)の検出信号に
より、作像部40の帯電チャージャ49や転写チャージ
ャ46などの出力を調整して再現画像が最適になるよう
に制御し、また、給紙部50の用紙サイズ検出センサー
からのサイズ検出信号により、給紙カセットを適切に選
択して給紙動作を制御し、あるいは、上述の通紙センサ
ーSE6〜SE16からの信号により紙詰まりを検知し
て、CPU1を介して操作パネル90の液晶タッチパネ
ル91にその旨を表示させる。
【0031】図4に移り、CPU5は、原稿給紙装置2
00の制御を行うものであって、ROM415に格納さ
れた制御プログラムに従ってタイミングを取りながらI
/Oポート445を介して各部の駆動回路に制御信号を
発して、上述したように原稿排紙トレイ19にセットさ
れた原稿を原稿ガラス板31の原稿読取位置に送り込む
原稿搬送制御を実行させる。
【0032】また、I/Oポート435を介して、セン
サーSE1〜SE3のセンサー入力がなされ、これによ
り原稿給紙装置200における原稿の有無や紙詰まりを
検出する。CPU6は、再給紙部60における再給紙動
作の制御を行い、上述したように両面コピーモードか片
面コピーモードかによって搬送路を切り換えながら、そ
のまま第1面のコピー済みの記録シートをソータ300
に排出し、あるいは表裏を反転させた後、中間トレイ6
5に一時収納し、これを再給紙して第2面へのコピーを
実行させる。
【0033】再給紙部60各部の駆動制御は、I/Oポ
ート446を介してなされ、また、I/Oポート436
を介して入力された通紙センサーSE13の検出信号に
より紙詰まり等を検出する。また、CPU7は、ROM
417に格納された制御プログラムに基づいてソータ3
00の制御を行う。
【0034】すなわち、I/Oポート437を介して、
排出された記録シートを検出する光電センサーSE17
からのセンサー入力を受けて、タイミングを取りながら
I/Oポート447を介して排出ビン駆動回路を制御
し、操作パネル90から設定されたソートモードを実行
させる。 (3)制御部400における制御動作 図5は、上記制御部400における制御動作のメインル
ーチンを示すフローチャートである。
【0035】装置本体に電源が投入されると、各CPU
内部のレジスタの初期化などの初期設定を行い(ステッ
プS11)、内部タイマーをスタートして処理ルーチン
の時間が一定になるよう監視する(ステップS12およ
びS17)。そして、ステップS13において作像部4
0に記録シートを給紙する給紙処理を実行すると共に、
ステップS14において原稿のスキャン処理を実行さ
せ、ステップS15において、上記給紙された記録シー
トへの印字処理を行う。また、ステップS16では、上
記以外のその他の処理、例えば、上述したIDカードの
識別番号の照合によるコピー許可の判断や、操作パネル
90からのキー入力によるコピーモードの設定などの処
理を行う。
【0036】以上の処理の後、前記内部タイマーの終了
を待って(ステップS17)、リターンする。図6は、
上記ステップS13における給紙処理のサブルーチンを
示すフローチャートである。この給紙処理の制御は、C
PU3の指示により主にCPU1、CPU4によってな
される。IDカードの識別番号の照合によりコピーが許
可され、操作者が操作パネル90から所定のコピーモー
ドを設定した後、プリントキー96(図2)を押下す
る。CPU1は、このプリントキー96からの出力をモ
ニターしており、その押下によりキー出力がオフからオ
ンに立ち上がるエッジ(以下、「オンエッジ」とい
う。)を検出すると(ステップS101で「Y」)、こ
れが、CPU4に報告され、CPU4は、現在コピー中
であるか否かを判断する(ステップS102)。ここ
で、コピー中でなければ、上記コピーモードの設定によ
り選択された給紙カセット51、52もしくは53(以
下、給紙カセット51が選択されたものとして説明す
る。)の給紙口に用紙があるか否かを、通紙センサーS
E6(図1)の検出信号により判断する(ステップS1
03)。
【0037】当該給紙カセット51の給紙口に用紙があ
ると判断された場合には、CPU3は、給紙カウンタ4
50による給紙枚数のカウンタ値(給紙カウンタ値)
が、上記上限値未満であるか否かを判断し、未満であれ
ばまだコピーが可能なので、当該給紙カセット51から
の給紙を開始し(ステップS105)、リターンする。
ステップS101でプリントキー96のオンエッジを検
出されていない場合には、ステップS106に移って、
CPU104は給紙の終了を判断する。具体的には、上
記給紙カセット51の給紙口に設けられた通紙センサー
SE6で、各給紙カセットから給紙された用紙の後端を
検出したときには、当該用紙の給紙終了と判断し、その
旨をCPU3に報告する。
【0038】これによりCPU3は、給紙カウンタ45
0のカウンタ値を「1」だけインクリメントし(ステッ
プS107)、その後、中間トレイ65の給紙口が選択
されているか否かを判断する(ステップS108)。当
該給紙口が選択されていなければ、次にステップS11
1に移って、改めて両面コピーモードが設定されている
か否かを判断する。ここで両面コピーモードが設定され
ていないと判断されたときは、ステップS113に移
り、設定枚数分の給紙が終了したか否かを判断する。操
作者は、コピーモードの設定においてコピーの必要な枚
数をテンキー92から入力しているので、これがRAM
421内に格納されており、その情報がシリアルI/O
を介してCPU3にも与えられているので、給紙カウン
タ450によるカウンタ値が上記設定枚数に達したとき
に設定枚数分の給紙終了したと判断し(ステップS11
3で「Y」)、リターンする。
【0039】まだ、設定枚数分の給紙が終了しておらず
(ステップS113で「N」)、かつ選択された給紙カ
セット51の記録シートがなくなった状態(ペーパーエ
ンプティ)になっていなければ、給紙カウンタ値が上記
上限値未満であることを確認して次の記録シートの給紙
を開始する(ステップS114、S115、S11
6)。
【0040】また、ステップS114でペーパーエンプ
ティである場合や、ステップS115で給紙カウンタ値
が上限値に到達した場合には、新たな給紙はせずにその
ままリターンする。前者のペーパーエンプティの場合に
は、液晶タッチパネル91に、用紙切れの旨を表示して
操作者に用紙の補充を促し、後者の給紙カウンタ値が上
限値に達した場合には、同じく液晶タッチパネル91
に、コピー許可枚数の上限値に達してこれ以上コピーで
きない旨を表示するようにすれば操作性が大変よくな
る。
【0041】以上が、片面コピーモードを実行する場合
の給紙処理であり、両面コピーモードを実行する場合に
は、次のようになる。すなわち、上記ステップS111
において、現在両面コピーモードが設定されているか否
かを判断し、設定されておれば、ステップS112の両
面コピー時給紙制御を実行する。
【0042】図7は、このステップS112の両面コピ
ー時給紙制御のサブルーチンを示すフローチャートであ
る。まず、再給紙カウンタ451のカウンタ値を「1」
だけインクリメントする。直前のステップS107(図
6)において給紙カウンタ450を「1」インクリメン
トしているので、両面コピーモードが設定されている場
合には、用紙カセット51から記録シートを1枚給紙す
るごとに必ず再給紙カウンタを「1」だけインクリメン
トすることになり、これにより中間トレイ65からの再
給紙時における給紙枚数を先読みしていることになる。
【0043】次に、給紙カウンタ450のカウンタ値よ
り給紙カセット51からの給紙が設定枚数分終了したか
否かを判断し(ステップS202)、終了している場合
には、給紙口を中間トレイ65に切り換えて第2面のコ
ピーに備え(ステップS203)、一方で、再給紙カウ
ンタ451のカウンタ値をリセットして(ステップS2
04)、リターンする。
【0044】ステップS202において、当該設定枚数
分の給紙が終了していなければ、まず、給紙カセット5
1がペーパーエンプティになったか否かを判断し(ステ
ップS205)、ペーパーエンプティでなければ、次
に、上限値から、給紙カウンタ値と再給紙カウンタ値の
総和を差し引いた残回数が「2」以上であるか否か判断
する(ステップS207)。
【0045】残回数が「2」以上であれば、記録シート
を新たに給紙しても、上限値内でその第1面および第2
面にコピーすることが可能なので、ステップS208に
移って、給紙カセット51から次に記録シートの給紙を
開始してリターンする。反対に、残回数が「2」未満、
すなわち「1」もしくは「0」の場合には、新たに給紙
を行ってもその第2面にコピーできないことは明らかな
ので、ステップS206に移ってコピー中断フラグを
「1」にセットした後、給紙口を中間トレイ65に切り
換えて第2面のコピーに備え(ステップS203)、再
給紙カウンタ451のカウンタ値をリセットする(ステ
ップS204)。なお、ステップS205でペーパーエ
ンプティと判断された場合にも、新たな給紙は不可能な
ので、ステップS207の判断をするまでもなく、ステ
ップS206、S203、S204と進んで、第2面へ
のコピーに備える。
【0046】このように両面コピー時の給紙制御におい
ては、設定枚数分だけ給紙カセット51から給紙して
その第1面のコピーが終了した場合(ステップS20
2)、設定枚数の給紙に至る前に給紙カセット51が
ペーパーエンプティになった場合(ステップS20
5)、設定枚数の給紙に至る前に、そのまま給紙を継
続してその第2面にもコピーした場合にはコピー回数が
上限値を上回る場合(ステップS207)、の各場合に
おいて給紙口を中間トレイ65に切り換えて、その第2
面のコピーに備えるようにしている。
【0047】図6に戻り、上記ステップS112の両面
コピー時給紙制御において給紙口を中間トレイ65に切
り換えてリターンし、循環して再びステップS108に
至ると、ここで「Y」となってステップS109に移
り、中間トレイ65がペーパーエンプティになったか否
かを判断する。ペーパーエンプティであれば、中間トレ
イ65に収納されていた記録シートについて第2面のコ
ピーが全て終了したことになるので、給紙口を本体側
(給紙カセット51側)に切り換えて、次の第1面の原
稿のコピーに備える(ステップS110)。
【0048】一方、ステップS109で、ペーパーエン
プティでなければ、中間トレイ65から再給紙を開始す
るようになっている(ステップS117)。図5に戻
り、以上のようなステップS13の給紙処理に併せて、
ステップS14のスキャン処理が実行される。図8は、
当該スキャン処理のサブルーチンを示すフローチャート
である。このスキャン処理の制御は、CPU3の指示を
受けて主にCPU1、CPU2においてなされる。
【0049】まず、原稿ガラス板31上の原稿のスキャ
ンを開始させ(ステップS301)、そのスキャン途中
で液晶タッチパネル91に表示されたコピー枚数(以
下、単に「表示枚数」という。)を「1」だけデクリメ
ントして表示させて、リターンする(ステップS302
で「N」、ステップS303)。そして、当該原稿のス
キャンが終了すると(ステップS302で「Y])、当
該表示枚数から「1」を減じた値が「0」となるか否か
を判断する(ステップS303)。当該値が「0」でな
ければ、設定枚数分のコピーが終了していないので、ス
テップS305に移って、コピー中断フラグが「1」に
セットされているか否かを判断する。このフラグは、上
述の通り、両面コピーにおいて給紙カセット51が紙切
れか、両面コピーするとコピー回数が上限値を超えてし
まう場合にセットされるものなので、当該フラグが
「1」にセットされている場合には、ステップS306
に移って、コピー中断処理を実行する。
【0050】図9は、このステップS306のコピー中
断処理のサブルーチンを示すフローチャートである。ま
ず、上記ステップS302の原稿スキャンの終了が、第
1面の原稿のスキャンの終了であるか否かを判断し(ス
テップS401)、そうであれば、第2面の原稿のスキ
ャンに移行すべく、現在の表示枚数から「1」を減じた
値(すなわち、両面コピーを実行できなかった残りの枚
数)を仮設定枚数としてRAM422に格納し(ステッ
プS402)、その後表示枚数を設定枚数に変更する
(ステップS403)。
【0051】原稿給紙装置(ADF)200を使用中で
あれば、その原稿給紙トレイ11の原稿の有無を判断し
(ステップS405)、原稿が有れば、現在原稿ガラス
板31にある原稿を排出して、次の原稿を送り原稿交換
を行い(ステップS406)、リターンする。もし、ス
テップS404において原稿給紙装置200を使用中で
ない場合や、ステップS405において次の原稿がない
場合には、それぞれ、操作者に対し手動による原稿の交
換を促す旨を液晶タッチパネル91に表示させるなどし
てリターンする。
【0052】原稿が第2面の原稿に交換され、ルーチン
が循環して、再びステップS401に至るが、このとき
には、すでに原稿が第2面の原稿に交換されてスキャン
されているので、ステップS407に進み、中間トレイ
65がペーパーエンプティであるか否かを確認する。中
間トレイ65がペーパーエンプティでない場合(ステッ
プS407で「N」)、すなわち中間トレイ65に第1
面コピー済みの記録シートがある間は、リターンを繰り
返して、第2面へのコピーを実行し、これにより中間ト
レイ65がペーパーエンプティになると(ステップS4
07で「Y])、給紙カセット51から給紙した全ての
記録シートについて第2面のコピーが終了したことにな
るので、コピー中断フラグを「0」にリセットすると共
に、後述するコピー中断後処理に備えて、中断後コピー
フラグを「1」にセットする(ステップS408、S4
09)。
【0053】そして、原稿給紙装置200を使用中の場
合には、当該原稿を原稿ガラス板31から原稿排紙トレ
イ19に排出して(ステップS410、S411)、リ
ターンし、原稿給紙装置200を使用中でない場合に
は、そのままリターンして、コピー中断処理を終了す
る。図8に戻り、ステップS304において、(表示枚
数−1)の値が「0」となった場合には、設定枚数のコ
ピーが終了したことになるので、通常は、表示枚数を元
の設定枚数に戻して、次の原稿のコピー動作に移ること
になるが、ここで設定枚数のコピーが終了したというこ
とは、もし、上述のコピー中断処理(ステップS30
6)が先行してなされておれば、そのコピー中断フラグ
をセットするに到った理由が、給紙カセットへの記録シ
ートの補充、もしくはIDカードの交換等による上限値
の増加により解消されたものと考えられる。そこで、本
実施の形態では、ステップS306のコピー中断処理に
よって実行できなかった残りの枚数の両面コピーを処理
する中断後コピー処理(ステップS310)を設けてい
る。
【0054】すなわち、ステップS307で現在のコピ
ーモードが両面コピーモードであるか否かを判断し、両
面コピーモードでない場合(ステップS307で
「N」)、、および両面コピーモードであってもすでに
その第2面のスキャンが終了している場合(ステップS
307で「Y]およびステップS308)には、ステッ
プS304での設定枚数コピー終了の判断により、一応
コピー動作の区切りがついていると考えられるので、次
にステップS309に移って中断後コピーフラグが
「1」にセットされているか否かを判断する。
【0055】中断後コピーフラグが「1」に設定されて
いる場合には、ステップS306のコピー中断処理にお
いてコピーされずに残された枚数(仮設定枚数)の両面
コピーを実行する中断後コピー処理を行う(ステップS
310)。図10は、当該中断後コピー処理のサブルー
チンを示すフローチャートである。まず、表示枚数とし
て上記仮設定枚数を設定し(ステップS501)、仮設
定フラグを「1」にセットする(ステップS502)。
その後、中断後コピーフラグを「0」にリセットし(ス
テップS503)、原稿給紙装置200を使用中であれ
ば、原稿給紙トレイ11の原稿の有無を確認し(ステッ
プS504、S505)、原稿があれば、原稿交換を実
行し(ステップS506)、リターンする。
【0056】なお、ステップS505で原稿の有無を確
認するに際し、上記中断された両面コピーの第1面、第
2面の原稿を原稿給紙トレイ11にセットするように液
晶タッチパネル91に表示させるようにすればよい。ま
た、ステップS504において、原稿給紙装置200が
使用されていない場合や、ステップS505において原
稿給紙トレイ11上に原稿がない場合には、そのままリ
ターンする。この際においても、液晶タッチパネル91
に、手動による原稿の交換等を促すメッセージを液晶タ
ッチパネル91に表示させるようにすればよい。
【0057】さて、このようにしてステップS17での
中断後コピー処理を経由して、ステップS301からス
テップS305までの動作が繰り返されて、第1面の原
稿のスキャンが仮設定枚数だけ実行され、ステップS3
04において、(表示枚数−1)=0となると、ステッ
プS307で「Y]、ステップS308で「N」となっ
て、ステップS311に移り、仮設定フラグが「1」に
設定されているか否かを判断する。今の場合、中断後コ
ピー処理による両面コピーの途中の過程であるから、上
述したように図10のステップS503において仮設定
フラグが「1」に設定されたままであり、ステップS3
12に移って、表示枚数に仮設定枚数を設定すると共に
当該仮設定フラグを「0」にリセットする(ステップS
312、S313)。
【0058】そして、原稿給紙装置200を使用中であ
れば、その原稿給紙トレイ11の原稿の有無を判断し
(ステップS315、S316)、原稿が有れば、原稿
を交換し(ステップS317)、リターンし、中断後の
第2面へのコピーを実行する。ステップS315におい
て原稿給紙装置200を使用中でない場合や、ステップ
S316において次の原稿がない場合には、それぞれ、
操作者に対し原稿の交換や、原稿の追加を促す旨を表示
させるなどしてリターンする。
【0059】また、ステップS311において仮設定フ
ラグが「1」にセットされていなければ、中断後コピー
処理による両面コピーのルーチンから抜けているので、
通常通り、表示枚数に設定枚数を設定し(ステップS3
14)、上記ステップS315〜S317を経由してリ
ターンし、次の原稿のコピーに移る。 (4) 以上、本発明に係る複写機を実施の形態に基づ
いて説明してきたが、本発明は、上述の実施の形態に限
定されないのは勿論である。
【0060】(4−1)上記実施の形態においては、カ
ードリーダ80によりIDカードの情報を読み込んで、
コピー回数を管理する場合について説明したが、複写機
内の制御部のメモリに、予め使用部門ごとに割り当てら
れたコピー許容回数と、現在までの当該部門の使用コピ
ー回数の累計を記憶するようにして、これにより管理す
るようにしてもよいし、さらには、IDカードにより使
用部門の識別番号を入力する代わりに、操作パネル90
のテンキーから直接入力できるようにしてもよい。
【0061】また、コインベンダー式の複写機への適用
も可能である。この場合には、許容されるコピー回数の
上限値は、投入された金額に応じて設定されることにな
る。また、場合によっては、操作者が、その使用ごとに
操作パネル90のテンキーから自らコピー回数の上限値
を入力して、これによりコピー回数を自己管理するよう
にしてもよい。
【0062】(4−2)上記実施の形態では、両面コピ
ー時給紙制御のサブルーチン(図7)のステップS20
7において、中間トレイ65に残留する記録シートが1
枚も残らないように、許容されるコピー回数の上限値か
ら、給紙カウンタ値および再給紙カウンタ値を差し引い
た残回数が2未満になったときに、給紙カセットからの
給紙を中止して、第2面のコピーに移行するようにし
た。
【0063】すなわち、上限値をMとし、給紙カウンタ
値をNとした場合に、両面コピーモード時においては再
給紙カウンタ値もNとなり、M−2N<2すなわち、M
−N=NもしくはN+1となった時点で、第2面のコピ
ーに移行しているので、給紙カセット51からN枚給紙
してその第1面にコピーを終了した段階で、上限値まで
のコピー回数が、NもしくはN+1回残っており、給紙
した記録シートの全てについて必ず両面コピーが達成で
き、中間トレイ65に記録シートが残ることがない。
【0064】しかし、上記上限値が奇数である場合に
は、給紙した全ての記録シートに両面コピーしてもあと
1回だけコピー許可回数が残ることになる。使用者によ
っては、最後の1枚のコピーは、片面のみのコピーでも
よいから上限値までコピーしてしまいたいという場合も
ありうるので、M−N=N−1となった場合でも給紙を
続行させるようにしてもよい。
【0065】この場合には、給紙カセット51から最後
の記録シートを給紙した時点で、1枚分の記録シートに
は片面コピーしかできないことが判明しているので、そ
の第1面のコピー後に、当該記録シートを再給紙部60
へは搬送せずそのまま、ソータ300の所定の排出ビン
72に排出するように制御すれば、わざわざ中間トレイ
65から取り出す手間が省けて便利である。
【0066】この考えをさらに押し進め、所定の正の整
数値Kを定めて、M−N=Kになったときに、給紙を中
止して第2面のコピーに移行するようにすれば、少なく
ともK枚については両面コピーを実行することができる
ので、従来のように給紙した全ての記録シートが片面コ
ピーのみに終わるおそれはなく、記録シートの無駄使い
を低減することができる。
【0067】(4−3)上記実施の形態においては、本
発明に係る画像形成装置を複写機に適用した例について
述べたが、その他プリンターやファクシミリ装置などの
画像形成装置にも適用可能である。
【0068】
【発明の効果】以上、述べたように、本発明によれば、
第1面に画像形成を行った記録シートを一旦中間トレイ
に収納して、これを再給紙して第2面の画像形成が可能
な画像形成装置において、給紙手段からの給紙枚数をカ
ウントして、画像形成が許可される回数Mと給紙枚数の
カウント値Nとの差(M−N)の値が、正の所定値Kと
なったときに、給紙手段による給紙を中断して、中間ト
レイに収納された記録シートを再給紙して、前記画像形
成許容回数Mを超えない範囲で、第2面の画像形成を行
わせるので、少なくともK枚について第1面、第2面の
画像形成が達成でき、従来のように第1面の画像形成中
に画像形成許容回数Mに達して、給紙した記録シート全
部を無駄にするようなことがなくなる。
【0069】また、本発明によれば、上記所定値Kは、
NまたはN+1に設定されるので、少なくとも給紙した
全ての記録シートについて、常に画像形成許容回数M内
で両面に画像形成が実行でき、記録シートの無駄が一切
なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複写機の実施の形態の全体の構成
を示す図である。
【図2】上記複写機の操作パネルの構成を示す図であ
る。
【図3】上記複写機の制御部のブロック図である。
【図4】図3の続きのブロック図である。
【図5】上記制御部における制御動作のメインルーチン
を示すフローチャートである。
【図6】図5の給紙処理(ステップS13)のサブルー
チンを示すフローチャートである。
【図7】図6の両面コピー時給紙制御(ステップS11
2)のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図8】図5のスキャン処理(ステップS14)のサブ
ルーチンを示すフローチャートである。
【図9】図8のコピー中断処理(ステップS306)の
サブルーチンを示すフローチャートである。
【図10】図8の中断後コピー処理(ステップS31
0)のサブルーチンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
30 原稿走査部 40 作像部 50 給紙部 60 再給紙部 65 中間トレイ 80 カードリーダ 100 複写機本体 200 原稿給紙装置 300 ソータ 400 制御部 450 給紙カウンタ 451 再給紙カウンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 秀伸 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 渥美 知之 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙手段により給紙された記録シートの
    第1面に画像を形成して一旦中間トレイに収納し、その
    後、当該記録シートを再給紙手段により再給紙して、そ
    の第2面にも画像形成が可能な画像形成装置において、 画像形成が許可される回数Mを設定する画像形成許可回
    数設定手段と、 前記給紙手段からの給紙枚数をカウントするカウント手
    段と、 前記カウント手段のカウント値をNとした場合に、M−
    Nの値が、正の所定値Kとなったときに、前記給紙手段
    による給紙を中断すると共に、前記再給紙手段により前
    記中間トレイの記録シートを再給紙して、前記画像形成
    許容回数Mを超えない範囲で、第2面の画像形成を行わ
    せるように制御する制御手段と、を備えたことを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記所定値Kは、NまたはN+1である
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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