JPH08166744A - 複写装置 - Google Patents

複写装置

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Publication number
JPH08166744A
JPH08166744A JP6310570A JP31057094A JPH08166744A JP H08166744 A JPH08166744 A JP H08166744A JP 6310570 A JP6310570 A JP 6310570A JP 31057094 A JP31057094 A JP 31057094A JP H08166744 A JPH08166744 A JP H08166744A
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JP
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tab
paper
sheets
sheet
copy
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Pending
Application number
JP6310570A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Higuchi
正己 樋口
Kunio Hayakawa
国男 早川
Nobuaki Tomidokoro
伸明 富所
Yoko Fukui
葉子 福井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08166744A publication Critical patent/JPH08166744A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タブコピーモード設定時に併せて設定された
タブ紙の置換枚数と一組のタブ紙束の枚数が異なった
り、タブコピー動作が行われている間に給紙搬送路で紙
詰まりを起こした時に、タブ紙のタブ位置に所望の見出
し画像が複写されずに白紙のタブ紙が排出され続けるの
を防止して操作性を向上させると共にタブ紙の無駄を省
くことができ、さらにタブ紙トレイに収納されたタブ紙
の順番を調整するための煩わしい作業を省くことができ
る複写装置を提供する。 【構成】 タブコピーモード設定時にタブ紙給紙トレイ
に収納されたタブ紙束の一組の枚数を設定入力し、タブ
コピー動作時に設定入力されたタブ紙束の一組の枚数と
RDFIIの原稿載置台上に載置された原稿が一巡する間
にタブ紙給紙トレイから給紙されるタブ紙の枚数を比較
して、それらが異なる時はタブコピー複写動作を禁止す
ると共にタブコピー複写動作が禁止された旨を表示する
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は循環式自動原稿送り装置
と通常の転写紙の外にタブ紙をも給紙可能な給紙装置を
具えて、タブコピーモードが設定されて複写動作が行わ
れた時は所定の原稿に対しては給紙装置は転写紙の替わ
りにタブ紙を給紙するようにした複写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機では使用者の多様なニーズに対応
するため、多くの付加的な機能を具えているが、その一
つとしてタブコピー機能がある。これはタブコピーモー
ドを選択して所定枚数の原稿の区切り部分に所望の見出
し画像が印刷された原稿を挿入して複写すると、タブ紙
と言われる側縁の一部にタブ(見出し用の突出部)が形
成された所定の用紙のタブ部分に挿入原稿の見出しが複
写されて排出されるようにした機能である。上述のよう
に、タブ紙は見出し表示用として用いられるため、通常
はタブの形成位置が紙側縁の上下方向に少しずつずれ
た、例えば、5枚1組の用紙として市販されている。そ
して、タブコピーする場合は、必要な枚数のタブ紙をタ
ブの形成位置が上から順に並ぶように重ねてタブ紙トレ
イに収納し、タブ紙の挿入位置をその前に給紙される原
稿の枚数で指定し、原稿台上に載置された原稿束の複写
に必要なタブ紙の枚数と共に入力した後、タブコピーモ
ードの複写動作を実行する。この時、例えば、特開昭6
2−14660号公報に開示されているように、見出し
画像が印刷された原稿の画像はタブ紙のタブの形成位置
に合わせて、通常の画像形成位置より所定距離だけずら
せて複写されるように設定されている。また、特開平3
−181955号公報には、再循環原稿ハンドラー(P
DH)を用いて両面原稿を複写する際に、タブ用原稿は
反転させずにタブ紙に片面コピーするようにした両面複
写方法の発明が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、何かの事情
で見出し画像が印刷された原稿の順番とタブ紙トレイに
収納されたタブ紙の順番が違ってしまった場合には、見
出し画像が印刷された原稿の画像の上下位置とタブ紙の
タブの上下位置がずれてしまい、タブ紙のタブ位置には
所望の見出し画像が複写されることなく、白紙のタブ紙
が排出され続けることになり、実際上、タブコピー機能
を果たせなくなってしまう。さらに、操作者がタブ紙の
順番が違ってしまったことに気付いた場合でもタブ紙の
順番を適正にするために、手作業でタブ紙トレイに収納
されたタブ紙の順番を調整しなければならない。本発明
は従来技術におけるかかる問題点を解消すべく成された
ものであり、タブコピーモード設定時に併せて設定され
た、用紙を転写紙からタブ紙に置換する順番に従って給
紙されるタブ紙の置換枚数と一組のタブ紙束の枚数が異
なったり、タブコピー動作が行われている間に給紙搬送
路での紙詰まりによって複写装置が動作停止した時に、
タブ紙のタブ位置に所望の見出し画像が複写されずに白
紙のタブ紙が排出され続けるのを防止して操作性を向上
させると共にタブ紙の無駄を省くことができ、さらにタ
ブ紙トレイに収納されたタブ紙の順番を調整するための
煩わしい作業を省くことができる複写装置を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、循環式自動原稿送り装置と、転写紙給紙装
置と、タブ位置の異なるタブ紙が順に1複写サイクル毎
に揃えて積装されたタブ紙トレイからタブ紙を給紙する
タブ紙給紙装置と、タブコピーモードを設定するための
タブコピーモード設定手段と、転写紙給紙装置からタブ
紙給紙装置の給紙に置換する給紙順番を原稿載置台上に
載置された原稿の順番に対応させて指定するタブ紙給紙
置換順指定手段を有した複写装置において、タブの位置
が異なるタブ紙で構成される一組のタブ紙束の枚数を設
定するタブ紙組枚数設定手段を有し、前記タブコピーモ
ード設定手段にタブコピーモードが設定された時は、タ
ブコピー動作時に原稿載置台上に載置された原稿が一巡
する間に前記タブ紙給紙置換順指定手段により指定され
た順番に従って給紙される用紙が転写紙からタブ紙に置
換されるタブ紙置換枚数を演算し、該タブ紙置換枚数と
前記タブ紙組枚数設定手段に設定された一組のタブ紙束
の枚数を比較して、それらが異なる時はタブコピー複写
動作を禁止すると共にタブコピー複写動作が禁止された
旨を表示したり、原稿載置台上に載置された原稿を一巡
させてタブコピー動作を行った後、一組のタブ紙束の枚
数とタブ紙置換枚数との差の枚数だけタブ紙を給紙させ
て複写動作を行わずに排出させる周期動作を複写サイク
ル毎に行うようにしたものである。あるいは、タブ紙給
紙装置から給紙されたタブ紙の枚数と複写装置から排出
されたタブ紙の枚数の差を演算し、タブコピーモードに
従ってタブコピー動作が行われている間に、給紙搬送路
での紙詰まりによって複写装置が動作停止した時、その
時点で演算された前記タブ紙の枚数の差を表示したり、
一組のタブ紙束の枚数からその時点で演算された前記タ
ブ紙の枚数の差を差し引いた枚数だけタブ紙を給紙させ
て複写動作を行わずに排出させるタブ紙空送り動作を行
わせるようにしたものである。
【0005】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳
細に説明する。図1は本発明の第1の実施例に係る複写
機の概略を示す構成図である。同図に示すように、この
複写機は複写機本体I、循環式自動原稿給送装置(RD
F)IIおよび操作表示装置III から成っている。同図に
おいて、101は原稿が載置されるコンタクトガラス、
102は原稿を光照射する蛍光灯、103,104,1
06は原稿の反射光を屈折させて所定の光路に導く第
1、第2および第3反射鏡、105は原稿の反射光を収
斂させるスルーレンズであり、これらにより光学系が構
成される。107は原稿の反射光により露光されて静電
潜像が形成される感光体ドラム、108は感光体ドラム
107を一様帯電させる帯電器、109は不要な潜像を
消去する消像器、110は静電潜像にトナーを吸引させ
て現像する現像器、111は転写紙上に原稿像を転写さ
せる転写帯電器、112〜114は給紙トレイ、115
は給紙トレイ112〜114から給紙された転写紙が搬
送される搬送路、116は搬送路115を経て搬送され
た転写紙を感光体ドラム107上の原稿像とタイミング
を取って送り出すレジストローラー、117は原稿像が
転写された転写紙を下流に搬送する搬送ベルト、118
は転写紙上の原稿像を定着させる定着器、120は転写
紙を感光体ドラム107から分離させる分離帯電器であ
る。121は両面複写時に起立する両面切替爪、122
は転写紙を反転させるための反転路、123は裏面にコ
ピーされる原稿が進入する両面進入路、124は両面コ
ピーされる原稿が一時的に収納される両面トレイ、12
5は感光体ドラム107上に残留する電荷を消去する除
電器、126は感光体ドラム107上に残留するトナー
を除去する清掃器である。後述するRDFIIの原稿搬送
ベルトによってコンタクトガラス101上の読取位置に
給送された原稿は蛍光灯102により光照射される。原
稿の反射光は第1〜第3反射鏡103,104,106
およびスルーレンズ105を経て感光体ドラム上に結像
する。帯電器108により一様帯電した感光体ドラム1
07が露光されることにより、そこに原稿の反射光の静
電潜像が形成される。感光体ドラム107の回転に連れ
て移動する静電潜像は現像器110により現像され、転
写帯電器111により給紙トレイ112〜114、両面
トレイ124の何れかから給紙された転写紙上にトナー
像として転写される。転写紙は分離帯電器120により
感光体ドラム107から分離され、搬送ベルト117に
より定着器118に送られてトナー像が転写紙上に焼き
付けられ、排出される。転写紙の両面に複写する両面モ
ードが選択されていた時は、両面切替爪121が両面ト
レイ124側に切り替えられていて、定着器118で定
着処理された転写紙は両面進入路123を経て両面トレ
イ124内に排出され、そこに一旦蓄えられる。片面に
画像形成されて両面トレイ124内に蓄えられた転写紙
はRDFIIの原稿読取に同期して繰り出され、搬送路1
15を経てレジストローラー116に送られる。反転路
122は転写紙排紙口にソーター等の後処理装置が接続
された時に必要に応じて転写紙反転される時に使用され
る。
【0006】図2はRDFIIの概略を示す構成図であ
る。同図において、201は原稿が載置される原稿載置
台、202は原稿を真空吸引して原稿給紙口に給送する
真空吸引ベルト、203は原稿給紙口に進入した原稿を
搬送する原稿給紙ローラー、204は原稿給紙ローラー
203によって搬送された原稿がコンタクトガラス10
1側に導かれる通路となる中間搬送路、205は中間搬
送路204を経て搬送された原稿をコンタクトガラス1
01側に導く転換ローラー、206は原稿をコンタクト
ガラス101上の読取位置に給送し、排出する原稿搬送
ベルト、207は片面原稿と両面原稿とで搬送方向を切
り替える排紙切替爪、208は読み取られた原稿を原稿
排紙口方向に搬送する中間排紙ローラー、209は読み
取られた原稿が原稿排紙口方向に導かれる通路となる原
稿排紙路、210は原稿排紙路209の途中に設けられ
たスイッチバックローラー、211は原稿排紙路209
に進入した原稿の後端を検知する反転センサー、212
は反転された原稿が原稿載置台201に向かって搬送さ
れる反転排出路、213は正転状態の原稿が原稿載置台
201に向かって搬送される正転排出路、214は原稿
載置台201に向かって搬送された原稿を排紙する原稿
排紙ローラー、215は原稿載置台201上に載置され
た原稿を上から押さえる原稿仕切爪である。原稿仕切爪
215が上方に引き上げられた状態で原稿束が原稿載置
台201上に表画像面を下向きに載置されると、原稿仕
切爪215が下降して原稿束の最上紙を押さえる。後述
するコピー開始キーが押下られると、原稿束の最下紙が
真空吸引ベルト202に吸引されて原稿給紙口に給送さ
れた後、原稿給紙ローラー203により中間搬送路20
4内に送り込まれ、そこで一旦停止させられる。その
後、再起動された転写紙は転換ローラー205および原
稿搬送ベルト206によりコンタクトガラス101上の
読取位置に給送され、定位置で停止させられる。複写動
作が連続して行われる場合は、後続の原稿が引き続いて
原稿給紙ローラー203により中間搬送路204内に送
り込まれる。原稿の読取動作が終了すると、原稿搬送ベ
ルト206および中間排紙ローラー208によりコンタ
クトガラス101上の読取位置から排出されるが、その
後の排出経路は原稿の選択された読取モードによって異
なる。
【0007】〔原稿片面読取モード〕原稿搬送ベルト2
06および中間排紙ローラー208により一旦原稿排紙
路209に搬送された原稿の後端が反転センサー211
に検知されると、スイッチバックローラー210により
逆走させられ、後端が排紙切替爪207により正転排出
路213側に導かれる。原稿はそのままスイッチバック
ローラー210および原稿排紙ローラー214により正
転排出路213内を搬送され続け、やがて、当初載置さ
れた時と同じ表画像面を下向きにして原稿載置台201
上に順次排出される。 〔原稿両面読取モード〕原稿搬送ベルト206および中
間排紙ローラー208により原稿排紙路209に搬送さ
れた原稿はそのまま反転排出路212に向けて搬送さ
れ、やがて、原稿載置台201上に表画像面を上向きに
して排出される。従って、排出された原稿が再度、真空
吸引ベルト202に吸引されて原稿給紙口に給送される
時は、裏画像面がコンタクトガラス101側に向いた状
態で読取位置に給送されることになる。なお、この原稿
は再度、原稿排紙路209および反転排出路212を通
過することにより、当初載置された時と同じ表画像面を
下向きにして原稿載置台201上に順次排出される。
【0008】図3は操作表示装置III の正面図である。
同図において、221は一旦設定された種々のモードを
標準モードに戻すためのモード解除キー、222は複写
動作中に割り込み動作させる時に操作される割り込みキ
ー、223は頻度が高いモードを予め登録することによ
り、呼び出して設定できるプログラムキー、224は基
本操作や機能の説明を表示させる時に操作される案内キ
ー、225は複写動作を開始する時に操作されるコピー
開始キー、226は複写動作を中断させる時に操作され
る停止キー、227は複写枚数、ズーム変倍や綴じ代等
の数値を入力する時に操作される数字キー、228は複
写機の状態、機能または案内文を表示する陰極線表示管
(CRT)である。コピー開始キー225および停止キ
ー226は複写待機中はそれぞれ複写可不可表示および
複写枚数解除入力手段を兼ねている。モード解除キー2
21の操作により設定される標準モードでは複写枚数は
1枚、濃度は自動濃度設定モード、給紙は自動給紙選択
モード、変倍率は等倍に設定されると共に、両面コピー
モード等の特殊モードは全て解除される。CRT228
の表面には後述する接触操作盤が配設されていて、画面
接触により選択されたモードはCRT228画面上で黒
地に白文字で反転表示され、未選択のモードは白地に黒
文字で通常の表示が成され、操作者が一目で区別できる
ようになっている。
【0009】図7は操作表示装置III の回路構成を示す
ブロック図である。CPU284はアドレスラッチ28
9、ROM230、不揮発RAM231およびシステム
リセット部232を介してアドレスデコーダー288等
とデータの授受を行っている。CRTコントローラー2
82はCPU284を初めとしてCGROM285、接
触操作盤216、LED駆動回路286により駆動され
る操作盤287アドレスデコーダー288、アドレスラ
ッチ289等とデータの授受を行っている。CPU28
4は光トランシーバー235を介してシリアル通信で複
写機本体のホストコンピューター(ホストPPC)28
0と接続されていて、ホストPPC280からの指令を
受け取ると、CRT228に表示する情報の内容を決定
し、CRTコントローラー282に転送する。CGRO
M285には多数のビットパターンデータが記憶されて
おり、指定されたコードに従って読み出しが可能になっ
ている。CRTコントローラー282はROM230か
ら読み出され、転送されたコードデータをVRAM28
1に保持させ、そのコードデータによって指定されたビ
ットパターンのデータをCGROM285から読み出し
てCRT228に画像表示する。VRAM281に記憶
されるビットパターン指定用コードの記憶領域は複数あ
って、現在CRT228に表示されているビットパター
ン画像と異なるビットパターンのコードを別の領域に記
憶させておいて、この領域のアドレスを指定して読み出
すことにより、CRT228に表示されているビットパ
ターン画像を一瞬の中に異なるビットパターン画像に変
更することができる。
【0010】図8は接触操作盤216に接続される接触
点検出回路の回路図、図9は該接触点検出回路の入出力
データの対照表図である。CRTコントローラー282
は検出端子にハイ信号を出力して、出力端子X1,X
2,Y1,Y2の出力信号を監視する。出力端子Y1,
Y2には抵抗Rを介して+5Vの電位が印加されている
ので、接触操作盤216のキー接点が開路している時は
出力端子Y1の電位は+5V、閉路している時は0Vに
なる。そこで、CRTコントローラー282は図9に示
す入出力データの対照表に従ってA/D変換器211か
ら出力される信号に基づいて接触操作盤216のキー接
点の断続を判定する。CRTコントローラー282がキ
ー接点のオン状態を検知すると、測定モードに切り替え
て、例えば、X方向の座標を検知する時は、出力端子X
1を+5V、出力端子X2を0Vに設定する。キー接点
オンの位置の座標が出力端子Y1から導出され、A/D
変換器211を介して出力された出力信号に基づいて算
出される。Y方向の座標についてもX−Yを切り替えて
同様に測定することにより、キー接点オンの位置の座標
を検出できる。こうして、キー接点オンの位置の座標
(X,Y)が検出される。
【0011】図10はCRT228に表示された操作情
報入力・表示画面の説明図である。同図において、24
0は案内文表示部であり、例えば、「コピーできます」
等の複写機の動作状態の情報が案内文の形態で表示され
る。241はセット枚数表示部、242は試しコピース
タートキーであり、これはコピーの仕上がり状態を確認
したい時に押圧される。なお、この試しコピースタート
キー242は試しコピー禁止状態では画面表示されず、
キー入力も無効になる。243は濃度調整キーであり、
手動で調整する時に押圧される。244は自動濃度キー
であり、複写濃度を原稿の地肌濃度に応じて自動的に調
整する時に押圧される。245はトレイ選択キーおよび
用紙サイズ、残量表示部、紙種表示部であり、給紙段に
応じた複数の入力キーと表示部で構成されている。24
6は自動用紙選択キーであり、このキーが押圧される
と、原稿と同じサイズの用紙が収納されたトレイが自動
的に選択される。247は用紙指定変倍キーであり、こ
のキーが押圧されると、指定された用紙サイズに合わせ
て原稿の画像を自動的に拡大・縮小する。247は等倍
キーであり、拡大・縮小コピーを行わない時に選択され
る。248は倍率表示部、249は定型変倍キーであ
り、このキーが押圧されると、定型サイズの拡大・縮小
コピーが行われる。250,251はズームキーであ
り、このキーの押下により1%刻みで任意の複写倍率を
指定できる。252は寸法変倍キー、253は原稿寸法
・複写寸法表示部であり、寸法変倍キー252は複写画
像が所望の寸法になるように拡大・縮小したい時に選択
される。254,255,256はそれぞれ片面−両面
キー、両面−両面キーおよび両面−片面キーであり、そ
れぞれ片面原稿を複写用紙の両面に、両面原稿を複写用
紙の両面に、および両面原稿を複写用紙の片面に複写し
たい時に選択される。257は表面綴じ代寸法表示部、
258は表面綴じ代キーであり、複写画像に綴じ代が必
要な時にこの表面綴じ代キー258が選択され、左右何
れの側にも21mmの範囲で設定可能である。259,2
60はそれぞれ裏面表面綴じ代寸法表示部および裏面綴
じ代キーであり、裏面原稿または裏面コピーに対して綴
じ代が必要な時にこの裏面綴じ代キー260が選択され
る。261,262,263はそれぞれ編集モード外消
去キー、編集モード内消去キーおよび編集モードセンタ
ー消去キーであり、それぞれ指定された原稿画像の部分
領域の外側、内側および中央部分を消去して複写する時
に選択される。264は消去寸法表示部である。26
5,266はそれぞれ表表紙キーおよび両表紙キーであ
り、それぞれ先頭原稿および先頭原稿と最終原稿を表紙
専用紙で複写する時に選択される。267はタブキーで
あり、原稿の指定箇所をタブ専用紙で複写する時に選択
される。268は合紙キーであり、このキーが押圧され
ると、原稿束の変り目のコピーの間に合紙専用紙が挿入
される。
【0012】図4は転写紙を反転させる反転部の拡大正
面図である。同図を参照して転写紙の反転動作を説明す
る。転写紙の反転が行われない時は、反転分岐爪134
の上流側先端が搬送路上側に位置して転写紙を直進する
方向に案内し、転写紙はその下流に位置する両面切替爪
121によって排出路137側または両面進入路123
側に案内される。転写紙の反転が行われる時は、反転分
岐爪134が反時計回り方向に回動して、その上流側先
端が搬送路下側に位置して転写紙を反転路122側に案
内する。転写紙の後端が反転入口センサー132により
検知されてから所定時間経過後、反転分岐爪134の位
置が切り替えられると共に反転叩きコロ136が図示し
ないソレノイドによって押し下げられ、反転路122に
進入した転写紙に当接し、その回転により転写紙を逆方
向に搬送して排出路137側に送り出す。排紙検知セン
サー135は排出路137側に送り出される転写紙を検
知する。搬送される用紙が転写紙でなくタブ紙であった
時は、タブ紙のタブの位置によって反転入口センサー1
32が検知するタブ紙の後端が異なるので、反転入口セ
ンサー132によりタブ紙の後端を検知しただけでは用
紙の円滑な反転動作を行うことができない。そこで、こ
の場合は反転入口センサー132が用紙の先端を検知し
た時に計時を開始し、用紙の後端が検知されるまでの時
間を測定する。測定された用紙の反転入口センサー13
2の通過時間がタブ紙の幅方向の通過時間と同じなら
ば、反転入口センサー132はタブ紙のタブ部分を検知
していないことになるので、反転入口センサー132が
タブ紙の後端を検知した後、タブ部分の通過時間に相当
する時間の経過後、上述の反転動作に移る。用紙の通過
時間がタブ紙のタブ部分を含む幅方向の通過時間と同じ
ならば、反転入口センサー132はタブ紙のタブ部分を
検知していることになるので、上述の転写紙の反転動作
動作と同じ動作を行う。
【0013】図5および図6はそれぞれタブ紙の給紙機
構およびタブ紙給紙トレイを示す斜視図である。図5に
示すように、タブ紙の給紙機構も転写紙の給紙機構と同
様の給紙機構で構成されており、給紙コロ128と連動
する呼出コロ129により最上位のタブ紙が繰り出さ
れ、搬送される。タブ紙の先端が図示しない給紙センサ
ーに検知されると、給紙間隔を揃えるために給紙コロ1
28が一旦停止し、所定時間経過後、給紙コロ128が
回転を再開する。やがて、タブ紙は図示しない銜えロー
ラーにより銜えられて下流に搬送される。タブ紙が給紙
されるに連れて、最上位のタブ紙に当接する呼出コロ1
29の位置が低下すると、呼出コロ129を回転自在に
支持する支持板133および支持板133に連設された
上限検知板131も低下する。そして、上限検知板13
0が上限検知センサー131に検知されなくなると、図
示しないトレイ上昇モーターが駆動され、タブ紙給紙ト
レイを上限検知板130が上限検知センサー131に検
知されるまで上昇させる。図6に示すように、タブ紙給
紙トレイの後端突当板127はタブ紙後端の異なる位置
に形成されたタブ部分に全て当接するように幅広に形成
されている。
【0014】次に、タブコピーモードが選択された時の
動作を説明する。タブ紙はタブの位置が異なる複数枚の
タブ紙を一組として通常は複数組分のタブ紙が上述のタ
ブ紙給紙トレイに収納されている。操作者は図13に示
すように、原稿束の所望の位置にタブ紙原稿を一組のタ
ブ紙の順序に従って順次挿入し、RDFIIの原稿載置台
201上に載置した後、タブキー267を押圧する。タ
ブキー267が押圧されると、CRT228の画面の一
部が図11に示すタブ紙指定画面と置き変わる。操作者
は画面の案内表示に従って原稿束の何枚目の原稿をタブ
紙に変更するかを数字キー227の操作により数値入力
する。本実施例では10箇所の挿入位置が指定できるよ
うになっている。図11では5枚目、10枚目および1
5枚目の原稿をタブ紙に変更するように入力された場合
を示している。次に、操作者は図12に示すタブ紙枚数
入力画面を呼び出す。そして、タブ紙給紙トレイに収納
されるタブ紙の一組の枚数を数字キー227の操作によ
り数値入力する。数値入力が終了すると、終了キーを押
圧することにより、元のモード設定画面に戻り、複写操
作が可能になる。ところで、市販のタブ紙はタブの位置
が異なる5枚のタブ紙一組で販売されているものが多
い。例えば、この5枚一組の市販のタブ紙束をそのまま
一組としてタブ紙給紙トレイに収納し、1つの原稿束に
対して4箇所の挿入位置を指定してタブコピーモードで
の複写動作を開始すると、RDFIIの2巡目以降のコピ
ー束中に挿入されるタブ紙のタブの位置は1巡目のコピ
ー束のタブ紙のタブの位置と異なってしまい、全てのコ
ピー束に対して挿入されるタブ紙のタブの位置を揃えた
いというタブコピーでの操作者の期待に反してしまう。
そこで、本実施例ではタブ紙給紙トレイに収納されたタ
ブ紙束の一組の枚数とRDFIIの原稿載置台201上に
載置された原稿が1巡される間に給紙されるタブ紙の枚
数を比較し、それらが異なる場合は複写動作が禁止され
るようになっている。タブコピーモードでコピー開始キ
ー225が押下られるとタブ紙組枚数チェック処理が行
われる。図14はタブ紙組枚数チェック処理の流れ図で
ある。まず、タブ紙束の一組の枚数の入力操作が完了し
たか否かを判断する(S1)。その結果がYesなら
ば、原稿束中に挿入されるタブ紙の位置のデータから原
稿が1巡される間に給紙されるタブ紙の枚数を演算し、
RAMに記憶させる(S2)。そして、タブ紙束の一組
の枚数と原稿が1巡される間に給紙されるタブ紙の枚数
を比較し、それらが等しいか否かを判断する(S3)。
その結果がYesならば、この処理を終了し、判断結果
がNoならば、コピー開始キー225を赤表示に切り替
えて複写を禁止すると共に(S4)、複写が禁止されて
いることを表す案内文をCRT228の画面の案内文表
示部240に表示させる(S5)。
【0015】次に、タブコピーモードで複写動作中に給
紙中の転写紙が紙詰まりを起こして複写機が動作停止し
た時には、操作者は複写機の前面扉を開けて支障紙や搬
送路(115,117,122,123)途上の転写紙
を取り除いて紙詰まり異常の復旧を図るが、タブ紙が上
記搬送路途上にあった時、あるいは給紙されたタブ紙が
紙詰まりを起こした時には当該タブ紙も取り除かれるた
め、紙詰まり異常の復旧後に複写されたコピー中に挿入
されるタブ紙の順序が、取り除かれたタブ紙の分だけ早
まってしまう。そこで、本実施例ではタブ紙給紙トレイ
の下流に配設した図示しないタブ紙給紙センサーにより
タブ紙の給紙枚数を計数すると共に、排紙検知センサー
135で排紙されたタブ紙の排紙枚数を計数し、用紙が
紙詰まりを起こして複写機が動作停止した時に、タブ紙
の給紙枚数と排紙枚数を比較して給紙枚数の方が排紙枚
数より多かった時はタブ紙の不足枚数をCRT228の
画面上に表示するようになっている。図16は用紙が紙
詰まりを起こして複写機が動作停止した時にCRT22
8の画面上に表示されたタブ紙の不足枚数を報知するタ
ブ紙不足枚数表示画面を示したものである。この場合は
操作者は紙詰まりによって不足が生じ、取り除かれたタ
ブ紙に相当するタブ紙をタブ紙給紙トレイに補充する
か、タブ紙給紙トレイに収納されているタブ紙を適当枚
数だけ取り除いて、タブ紙給紙トレイに収納されている
タブ紙の最上紙が、取り除かれたタブ紙の先頭紙と同じ
タブの位置となるようにした後、複写動作を再開させ
る。上述のように、本実施例ではタブ紙給紙トレイから
給紙されるタブ紙の順序が所望の順序と異なる可能性が
ある時は複写動作を禁止したり、その旨をCRT228
の画面上に表示したりして、操作者に状況に応じた適切
な処置を取らせるようにしているが、タブ紙給紙トレイ
に収納されたタブ紙束の一組の枚数とタブコピーモード
選択時に設定された原稿中に挿入されるタブ紙の枚数が
異なる時に、禁止されたタブコピーを実行できるように
するためには、操作者はタブ紙給紙トレイに収納された
タブ紙束を一旦取り出して、その一組の枚数が原稿中に
挿入されるタブ紙の枚数と等しくなるように増減してそ
れぞれ調整した後、タブ紙給紙トレイに再度収納し直さ
なければならない。複写部数が少なければこの調整作業
はさ程煩わしくないが複写部数が多くなる程大変な作業
になる。そこで、タブ紙給紙トレイに収納されたタブ紙
束の一組の枚数が適切な枚数になるように調整する作業
が自動的に行われるようにした本発明の第2の実施例を
説明する。
【0016】複写機の各部の構成および基本的な動作は
第1の実施例のものと変わらない。本実施例はタブ紙給
紙トレイに収納されたタブ紙束の一組の枚数とタブコピ
ーモード選択時に設定された原稿中に挿入されるタブ紙
の枚数が異なる時、あるいは、用紙が搬送路途中で紙詰
まりを起こして複写機が停止し、復旧動作によって搬送
路途中にあるタブ紙が取り除かれた時の動作のみが第1
の実施例のものと異なっている。即ち、本実施例では複
写動作によって原稿が一巡した時、または、紙詰まりに
よって複写機が停止した時は、本来、次に給紙されるタ
ブ紙のタブの位置が同じタブ紙が、タブ紙給紙トレイに
収納されているタブ紙の最上紙となるまで、タブ紙を空
送りして排紙するように制御されている。まず、タブコ
ピーモード選択時に設定された原稿挿入タブ紙枚数とタ
ブ紙給紙トレイに収納されたタブ紙束の一組の枚数が異
なる時は、複写動作を禁止すること無く通常のタブコピ
ーモードに従った複写動作を実行する。ただし、複写動
作によって原稿が一巡した時には、次に再給紙される原
稿の最初のタブ紙のタブの位置が初回のコピー束の最初
のタブ紙のタブの位置と同じになるまでタブ紙が空送り
されて排紙される。不要なタブ紙の空送りが終了して適
正な位置にタブが形成されたタブ紙が、タブ紙給紙トレ
イに収納されているタブ紙の最上紙となると、二巡目の
タブコピーモードに従った複写動作が行われる。図15
は本実施例の一具体例を示す不要タブ紙排出動作のタイ
ミング図である。この例では、N枚の原稿を基にしたタ
ブコピーを実行した時の原稿の一巡が終了する間近の給
紙タイミングを示している。そして、(N−3)番目の
原稿に対しては転写紙の代わりにタブ紙n=(N−3)
が給紙されて複写処理された後、排紙される。N枚目の
原稿が給紙されて読み取られ、それによって感光体ドラ
ム107上に形成された画像の移動と同期を取って付勢
されたレジストローラー116によって転写紙が送られ
て、転写紙に画像が転写された後、定着処理されると一
巡目のタブコピー動作が終了する。そこで、二巡目のタ
ブコピーモードに従った複写動作に先立って、その時に
タブ紙給紙トレイに収納されているタブ紙の最上紙が一
組のタブ紙束の最初のタブ紙か否かを判断し、そうでな
かった時は一組のタブ紙束の最初のタブ紙が最上位のタ
ブ紙となるまで、即ち、(n+1),(n+2)のタブ
紙を空送り排紙して二巡目のタブコピー動作の待機状態
に入る。もちろん、レジストローラー116により空送
りされたタブ紙(n+1),(n+2)には画像形成さ
れることはない。これにより、二巡目のタブコピー動作
により最初に給紙されるタブ紙のタブの位置が初回のコ
ピー束の最初のタブ紙のタブの位置と同じになる。以
下、同様の動作が繰り返される。
【0017】次に、タブコピーモードで複写動作中に給
紙中の転写紙が紙詰まりを起こして複写機が動作停止し
た時の復旧操作後の給紙動作を説明する。例えば、タブ
コピーモード選択時に設定されたタブ紙束の一組の枚数
が5枚で、転写紙が紙詰まりを起こして複写機が動作停
止した時に搬送路中にタブ紙束の3番目と4番目のタブ
紙が滞留した場合には、タブ紙給紙トレイ中のタブ紙の
最上紙がタブ紙束の3番目のタブ紙となるように、即
ち、タブ紙束の5番目、1番目、2番目のタブ紙の順で
タブ紙給紙トレイに収納されているタブ紙を空送り排紙
する。このタブ紙給紙動作により、通常の紙詰まり復旧
操作を行うだけで自動的に所定のタブ紙給紙順に従った
タブコピー動作を再開することができる。一般的には、
紙詰まり復旧操作後、排出すべきタブ紙の枚数MO は、 MO =Mc −(NS −NO ) ただし、Mc ;タブ紙束の一組の枚数 NS ;給紙済のタブ紙のタブ紙束の一組の中の枚数 NO ;排出済のタブ紙のタブ紙束の一組の中の枚数 となる。このように、本実施例ではタブコピー動作中で
の紙詰まり復旧操作後においても、復旧作業に伴って搬
送路中から取り除かれたタブ紙に対応して、タブ紙給紙
トレイに収納されたタブ紙の順番を操作者が手作業で調
整する必要がなく、タブコピー動作中での紙詰まり復旧
操作時の操作性を向上させることができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、タブコピー動作時に原稿載置台上に載置され
た原稿が一巡する間に指定された順番に従って給紙され
る用紙が転写紙からタブ紙に置換されるタブ紙置換枚数
を計数し、タブ紙置換枚数と設定された一組のタブ紙束
の枚数を比較して、それらが異なる時はタブコピー複写
動作を禁止すると共にタブコピー複写動作が禁止された
旨を表示するようにしたので、タブコピーモードに従っ
てタブコピー動作が行われた時に、原稿が一巡する間に
給紙される用紙が転写紙からタブ紙に置換されるタブ紙
置換枚数と一組のタブ紙束の枚数が一致しなければタブ
コピー複写動作は禁止され、その旨の表示に基づいて操
作者が一組のタブ紙束の枚数等を適正数に調整すること
ができるから、二巡目以降のタブコピー動作時に白紙の
タブ紙がコピー中に挿入された状態で排出され、タブ紙
が無駄になるのを防止することができる。請求項2記載
の発明によれば、タブ紙置換枚数を計数し、タブ紙置換
枚数と設定された一組のタブ紙束の枚数を比較して、そ
れらが異なる時は原稿を一巡させてタブコピー動作を行
った後、一組のタブ紙束の枚数とタブ紙置換枚数との差
の枚数だけタブ紙給紙装置からタブ紙を給紙させて複写
動作を行わずに排出させる周期動作を複写サイクル毎に
行うようにしたので、一巡目のタブコピー動作によって
タブ紙トレイに収納されたタブ紙の順番が一巡目のタブ
コピー動作時のものと二巡目以降のタブコピー動作時の
ものが異なってしまっても、自動的に適正な順番に調整
することができる。請求項3記載の発明によれば、タブ
紙給紙装置から給紙されたタブ紙の枚数と複写装置から
排出されたタブ紙の枚数の差を演算し、タブコピー動作
が行われている間に給紙搬送路での紙詰まりによって複
写装置が動作停止した時、その時点で演算された前記タ
ブ紙の枚数の差を表示するようにしたので、操作者によ
る紙詰まり復旧操作後のタブコピー動作によって白紙の
タブ紙がコピー中に挿入された状態で排出され、タブ紙
が無駄になるのを防止することができる。請求項4記載
の発明によれば、タブ紙給紙装置から給紙されたタブ紙
の枚数と複写装置から排出されたタブ紙の枚数の差を演
算し、タブコピー動作が行われている間に給紙搬送路で
の紙詰まりによって複写装置が動作停止した時、一組の
タブ紙束の枚数からその時点で演算された前記タブ紙の
枚数の差を差し引いた枚数だけタブ紙空送り動作を行わ
せるようにしたので、操作者による紙詰まり復旧操作後
のタブコピー動作時に、タブ紙トレイに収納されたタブ
紙の順番を自動的に適正な順番に調整してタブコピー動
作を再開することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る複写機の概略を示
す構成図
【図2】循環式自動原稿給送装置の概略を示す構成図
【図3】操作表示装置の正面図
【図4】反転部の拡大正面図
【図5】タブ紙の給紙機構を示す斜視図
【図6】タブ紙給紙トレイを示す斜視図
【図7】操作表示装置の回路構成を示すブロック図
【図8】接触点検出回路の回路図
【図9】接触点検出回路の入出力データの対照表図
【図10】CRTに表示された操作情報入力・表示画面
の説明図
【図11】CRTに表示されたタブ紙指定画面を示す説
明図
【図12】CRTに表示されたタブ紙枚数入力画面を示
す説明図
【図13】タブ紙原稿が挿入された原稿束を示す斜視図
【図14】タブ紙組枚数チェック処理の流れ図
【図15】用紙が紙詰まりを起こした時の不要タブ紙排
出動作のタイミング図
【図16】用紙が紙詰まりを起こした時にCRTに表示
されたタブ紙不足枚数表示画面を示す説明図
【符号の説明】
101 コンタクトガラス 107 感光体ドラム 110 現像器 112〜114 給紙トレイ 115 搬送路 118 定着器 124 両面トレイ 201 原稿載置台 203 原稿給紙ローラー 205 転換ローラー 206 原稿搬送ベルト 214 原稿排紙ローラー 225 コピー開始キー 228 陰極線表示管(CRT) 267 タブキー 280 ホストコンピューター 282 CRTコントローラー I 複写機本体 II 循環式自動原稿給送装置(RDF) III 操作表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福井 葉子 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿載置台上に載置された原稿を複数回
    循環させて給紙可能な循環式自動原稿送り装置と、通常
    の転写紙を給紙する転写紙給紙装置と、タブ位置の異な
    るタブ紙が順に1複写サイクル毎に揃えて積装されたタ
    ブ紙トレイからタブ紙を給紙するタブ紙給紙装置と、所
    定の原稿に対する複写動作時に前記転写紙給紙装置から
    の転写紙給紙に替えて前記タブ紙給紙装置からのタブ紙
    給紙に置換するタブコピーモードを設定するためのタブ
    コピーモード設定手段と、前記転写紙給紙装置から前記
    タブ紙給紙装置の給紙に置換する給紙順番を前記原稿載
    置台上に載置された原稿の順番に対応させて指定するタ
    ブ紙給紙置換順指定手段を有した複写装置において、タ
    ブの位置が異なるタブ紙で構成される一組のタブ紙束の
    枚数を設定するタブ紙組枚数設定手段を有し、前記タブ
    コピーモード設定手段にタブコピーモードが設定された
    時は、タブコピー動作時に前記原稿載置台上に載置され
    た原稿が一巡する間に前記タブ紙給紙置換順指定手段に
    より指定された順番に従って給紙される用紙が転写紙か
    らタブ紙に置換されるタブ紙置換枚数を演算し、該タブ
    紙置換枚数と前記タブ紙組枚数設定手段に設定された一
    組のタブ紙束の枚数を比較して、それらが異なる時はタ
    ブコピー複写動作を禁止すると共にタブコピー複写動作
    が禁止された旨を表示するようにしたことを特徴とする
    複写装置。
  2. 【請求項2】 原稿載置台上に載置された原稿を複数回
    循環させて給紙可能な循環式自動原稿送り装置と、通常
    の転写紙を給紙する転写紙給紙装置と、タブ位置の異な
    るタブ紙が順に1複写サイクル毎に揃えて積装されたタ
    ブ紙トレイからタブ紙を給紙するタブ紙給紙装置と、所
    定の原稿に対する複写動作時に前記転写紙給紙装置から
    の転写紙給紙に替えて前記タブ紙給紙装置からのタブ紙
    給紙に置換するタブコピーモードを設定するためのタブ
    コピーモード設定手段と、前記転写紙給紙装置から前記
    タブ紙給紙装置の給紙に置換する給紙順番を前記原稿載
    置台上に載置された原稿の順番に対応させて指定するタ
    ブ紙給紙置換順指定手段を有した複写装置において、タ
    ブの位置が異なるタブ紙で構成される一組のタブ紙束の
    枚数を設定するタブ紙組枚数設定手段を有し、前記タブ
    コピーモード設定手段にタブコピーモードが設定された
    時は、タブコピー動作時に前記原稿載置台上に載置され
    た原稿が一巡する間に前記タブ紙給紙置換順指定手段に
    より指定された順番に従って給紙される用紙が転写紙か
    らタブ紙に置換されるタブ紙置換枚数を演算し、該タブ
    紙置換枚数と前記タブ紙組枚数設定手段に設定された一
    組のタブ紙束の枚数を比較して、それらが異なる時は前
    記循環式自動原稿送り装置により前記原稿載置台上に載
    置された原稿を一巡させてタブコピー動作を行った後、
    前記一組のタブ紙束の枚数と前記タブ紙置換枚数との差
    の枚数だけ前記タブ紙給紙装置からタブ紙を給紙させて
    複写動作を行わずに排出させる周期動作を複写サイクル
    毎に行うようにしたことを特徴とする複写装置。
  3. 【請求項3】 原稿載置台上に載置された原稿を複数回
    循環させて給紙可能な循環式自動原稿送り装置と、通常
    の転写紙を給紙する転写紙給紙装置と、タブ位置の異な
    るタブ紙が順に1複写サイクル毎に揃えて積装されたタ
    ブ紙トレイからタブ紙を給紙するタブ紙給紙装置と、所
    定の原稿に対する複写動作時に前記転写紙給紙装置から
    の転写紙給紙に替えて前記タブ紙給紙装置からのタブ紙
    給紙に置換するタブコピーモードを設定するためのタブ
    コピーモード設定手段を有した複写装置において、タブ
    の位置が異なるタブ紙で構成される一組のタブ紙束の枚
    数を設定するタブ紙組枚数設定手段を有し、前記タブ紙
    給紙装置から給紙されたタブ紙の枚数と前記複写装置か
    ら排出されたタブ紙の枚数の差を演算し、前記タブコピ
    ーモード設定手段に設定されたタブコピーモードに従っ
    てタブコピー動作が行われている間に、給紙搬送路での
    紙詰まりによって前記複写装置が動作停止した時、その
    時点で演算された前記タブ紙の枚数の差を表示するよう
    にしたことを特徴とする複写装置。
  4. 【請求項4】 原稿載置台上に載置された原稿を複数回
    循環させて給紙可能な循環式自動原稿送り装置と、通常
    の転写紙を給紙する転写紙給紙装置と、タブ位置の異な
    るタブ紙が順に1複写サイクル毎に揃えて積装されたタ
    ブ紙トレイからタブ紙を給紙するタブ紙給紙装置と、所
    定の原稿に対する複写動作時に前記転写紙給紙装置から
    の転写紙給紙に替えて前記タブ紙給紙装置からのタブ紙
    給紙に置換するタブコピーモードを設定するためのタブ
    コピーモード設定手段を有した複写装置において、タブ
    の位置が異なるタブ紙で構成される一組のタブ紙束の枚
    数を設定するタブ紙組枚数設定手段を有し、前記タブ紙
    給紙装置から給紙されたタブ紙の枚数と前記複写装置か
    ら排出されたタブ紙の枚数の差を演算し、前記タブコピ
    ーモード設定手段に設定されたタブコピーモードに従っ
    てタブコピー動作が行われている間に、給紙搬送路での
    紙詰まりによって前記複写装置が動作停止した時、前記
    タブ紙組枚数設定手段に設定された前記一組のタブ紙束
    の枚数からその時点で演算された前記タブ紙の枚数の差
    を差し引いた枚数だけ前記タブ紙給紙装置からタブ紙を
    給紙させて複写動作を行わずに排出させるタブ紙空送り
    動作を行わせるようにしたことを特徴とする複写装置。
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