JP2010243750A - 画像形成装置、給紙制御方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 複雑な構成を用いることなく、効率的に、複数枚で一組のような挿入紙の出力順にずれが生じていないかの確認を行うことである。
【解決手段】 複数枚の第1の用紙を1部排紙する際に、前記第2の給紙部から給送される複数枚で一組となる第2の用紙の枚数を設定する。そして、複数枚の第1の用紙が1部分排紙される間で、計数した第2の用紙の計数枚数と、前記設定手段により設定された第2の用紙の設定枚数とが一致するかどうかを判断する(S203)。そして、計数枚数と設定枚数とが一致しないと判断した場合、第2の用紙の確認をユーザに要求する表示を行う(S205)ことを特徴とする。
【選択図】 図14

Description

本発明は、複数の給紙部から給紙する用紙の給送を制御して画像形成を行う画像形成装置に関するものである。
従来から、通常サイズの用紙よりなる出力束内の予め定めた位置にタブ付きシートを挿入し、見出し付けや章分けをしたドキュメントが作成可能な、タブ合紙モードを有する画像形成装置が提案されている。例えば、使用されるタブ付きシートは予め定められた枚数を組み合わせて1セットとされ、5タブ付きシートならば5枚で1セットである。
また、従来から、予め印字が施されたプレプリント紙を合紙として挿入させる合紙モードや表紙として挿入させるモードを有する画像形成装置が提案されている。このプレプリント紙を合紙として挿入する場合も、タブ付きシートを挿入する場合と同様、複数枚で1セットとなるようなプレプリント紙を用いられることがある。例えば、章番号を予め印字しておいたプレプリント紙は、1セットが複数枚のシートからなる。
このような画像形成装置において、複数枚のシートを1セットとする挿入紙を挿入紙として用いる場合、その挿入紙が途中で一枚でもずれてしまうと、大量の出力物が全て無駄な出力物になってしまう恐れもある。そこで、上述のような挿入紙の出力順にずれが生じていないかを確認するために、挿入する挿入紙の決まった位置に決まった印をつけてセンサで読み取るような技術も提案されている(特許文献1参照)。
また、予め該当する挿入紙の画像を読み込んでおき、挿入紙を挿入する際にもその画像を読み取り、予め読み込んだ画像と挿入された挿入紙とを照合することで検査を行う技術も提案されている(特許文献2参照)。
特開2007−171287号公報 特開2005−238817号公報
しかしながら、特許文献1に示す方法では、予め決まった位置に決まった印を印字しておく必要がある上に、商品となる出力物に不要な記号が印字されたままになってしまう。その上、上記の記号をセンサで読み取れる特殊なプリンタが必要で、更に印刷を行う際には予めセンサで読み取る位置と形状を認識している画像形成装置も必要となってしまう。
また、特許文献2による方法によれば、全ての画像を一度取り込んでおく必要があり、大量のページを処理するような印刷環境では、手間が多くかかってしまい、効率的ではない。
そこで、本発明ではこのような課題を解決するために、複雑な構成を用いることなく、効率的に、複数枚で一組のような挿入紙の出力順にずれが生じていないかの確認を行える仕組みを提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の画像形成装置は以下に示す構成を備える。
第1の給紙部から給紙されて画像形成された後、排紙部に排紙される複数枚の第1の用紙に、第2の給紙部から給送される第2の用紙を挿入する画像形成装置において、前記第2の給紙部から給紙される複数枚で一組となる第2の用紙一組の枚数を設定する設定手段と、前記第2の給紙部から給紙された第2の用紙を前記排紙部に排紙する排紙手段と、前記第2の用紙の出力確認要求を受け付ける受付手段と、前記受付手段が前記出力確認要求を受け付けた場合、前記第2の給紙部より前記設定手段で設定された枚数分の前記第2の用紙を、前記排紙手段によって前記排紙部に排紙するよう制御する制御手段とを有する。
本発明によれば、複雑な構成を用いることなく、効率的に、複数枚で一組のような挿入紙の出力順にずれが生じていないかの確認を行うことができる。
印刷システムの一例を示すシステム構成図である。 印刷システムの構成を説明するブロック図である。 印刷システムの構成を説明する断面図である。 印刷システムが備える操作部の一例を示す図である。 シート処理設定を行うための画面の表示例を示す図である。 大容量スタッカ200aの構成を説明する図である。 糊付け製本機200bの構成を説明する図である。 中綴じ製本機200cの構成を説明する図である。 PCの表示部に表示されるUIを示す図である。 PCの表示部に表示されるUIを示す図である。 タッチパネル部に表示されるUIを示す図である。 タッチパネル部に表示されるUIを示す図である。 画像形成装置の印刷処理手順を示すフローチャートである。 画像形成装置の印刷処理手順を示すフローチャートである。 タッチパネル部に表示されるUIの一例を示す図である。 タッチパネル部に表示されるUIの一例を示す図である。 画像形成装置の印刷処理手順を示すフローチャートである。 タッチパネル部に表示されるUIの一例を示す図である。 タッチパネル部に表示されるUIの一例を示す図である。
次に本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態を示す画像形成装置を含む印刷システムの一例を示すシステム構成図である。本例は、POD(Print On Demand)システムの場合を示す。また、本実施形態に示す画像形成装置は、第1の給紙部から給紙されて画像形成された後、第1の排紙部に排紙される第1の用紙との間に第2の給紙部から給送される第2の用紙を挿入する。具体的には、第1の給紙部から給紙される複数枚のシートに第2の給紙部から給紙する用紙を挿入する処理を行う。以下、印刷システム1000を含むPODシステム10000について説明する。
図1において、PODシステム10000は、構成要素として、本形態の印刷システム1000、サーバコンピュータ103(以降、PC103)、クライアントコンピュータ104(以降、PC104)を備える。
また、紙折り機107、断裁機109、中綴じ製本機110、くるみ製本機108、スキャナ102等も備える。それらはネットワーク101を介して互いに通信可能である。
印刷システム1000は、構成要素として、印刷装置100及びシート処理装置200を備える。なお、本実施形態では、印刷システム1000における画像形成装置の例として、複数の機能を備えるMFP(Multi Function Peripheral)を用いて説明するが、これに限らない。例えば、単機能型のSFP(Single Function Peripheral:単一機能周辺機器)であってもよい。ここで、SFPの好例は、プリンタ装置が挙げられる。
スキャナ102は、原稿の画像を読み取り、読み取った画像から画像データを生成し、生成した画像データをPC103やPC104、印刷システム1000に送信する。
PC103及びPC104は、アプリケーションソフトなどを用いて画像データを作成し、作成した画像データに印刷設定を加え、印刷システム1000にネットワーク101を介して送信する。
紙折り機107は、印刷装置100で印刷されたシートの折処理を実行する。くるみ製本機108は、印刷装置100で印刷されたシートのくるみ製本処理を実行する。断裁機109は、印刷装置100で印刷されたシートの断裁処理を実行する。中綴じ製本機110は、印刷装置100で印刷されたシートの中綴じ製本処理を実行する。これらのシート処理装置で各種シート処理を実行させるには、印刷装置100で実行されたジョブの印刷物を該印刷装置100の排紙部からオペレータが取出し、取出した印刷物をシート処理装置にセットする作業が必要である。
図2は、図1に示した印刷システムの構成を説明するブロック図である。以下、印刷システム1000の構成(主に、ソフト構成)について説明する。
図2において、印刷装置100は、スキャナ部201、外部I/F部202、プリンタ部203、操作部204、制御部205、ROM207、RAM208、HDD209、圧縮伸張部210を有する。また、シート処理装置200は、印刷装置100に着脱可能に接続されている。
スキャナ部201は、原稿画像を読み取り、読み取られた画像データを画像処理する。外部I/F部202は、ファクシミリ、ネットワーク接続機器、外部専用装置と画像データなどを送受する。
プリンタ部203は、ハードィスク209に記憶された印刷対象となるジョブデータの印刷処理を印刷媒体に対して実行する。操作部204は、ユーザからの操作や指示を受付けるインタフェース部である。また、操作部204は、ユーザから指示を受け付けるためのボタンや装置の状態を表示するための表示部を有する。
印刷システム1000にて提供するユーザインタフェース部の別の例としては、例えば、PC103、PC104に対応する外部の情報処理装置の表示部及びキーボードやマウス等がある。
制御部205は、本印刷システム1000が有する各種ユニットの処理や動作等を統括的に制御する。ROM207は、読み出し専用のメモリで、後述するフローチャートの各種処理を実行するためのプログラムを含む各種の制御プログラムを記憶する。
また、ROM207は、操作部204の表示部に各種表示を行う表示制御プログラムを記憶する。制御部205は、ROM207に記憶されたこれらのプログラムを読み出して実行することで、本形態にて説明する各種の動作を印刷システム1000により実行させる。
RAM208は読み出し及び書き込み可能なメモリで、スキャナ部201や外部I/F202よりメモリコントローラ206を介して送られてきた画像データや、各種プログラムや設定情報を記憶する。
HDD209は各種ジョブの印刷データや制御に用いるための変数を記憶する大容量の記憶装置である。制御部205は、スキャナ部201や外部I/F部202等の各種入力ユニットを介して入力されたジョブの印刷データを、該HDD209に記憶する。また、制御部205は、HDD209に記憶されたプリンタ部203で印刷するように制御する。また、制御部205は、HDD209に記憶された印刷データを外部I/F202を介して外部装置へ送信するように制御する。
圧縮伸張部210は、JBIGやJPEG等といった各種圧縮方式によってRAM208、HDD209に記憶された画像データ等の圧縮・伸張動作を行う。
なお、本実施形態の印刷装置100は、カラープリント可能な印刷装置でも、モノクロプリント可能な印刷装置でもよい。
シート処理装置200は、プリンタ部203によって印刷されたシートに対して後処理を実行する。このシート処理装置200は、制御部205からの指示に従って動作する。
図3は、図1に示した印刷システム1000の構成を説明する断面図である。以下、印刷システム1000の構成(主に、メカ構成)及び印刷動作について、図3を用いて説明する。
尚、上述したように、印刷システム1000は、複数台のインラインタイプのシート処理装置を接続することができる。
図3において、シート処理装置200は、印刷装置100に近い方から順に、大容量スタッカ200a、糊付け製本機200b、中綴じ製本機200cと示している。
自動原稿搬送装置(ADF)301は、原稿トレイの積載面にセットされた原稿束の1頁目の原稿から、順番に分離して、ページ順にスキャナ302によって原稿走査されるために原稿台ガラス上へ搬送する。スキャナ302は、原稿台ガラス上に搬送された原稿の画像をCCDによって読み取り画像データに変換する。
回転多面鏡(ポリゴンミラー等)303は、画像データに応じて変調された、例えばレーザ光などの光線を入射させ、反射ミラーを介して反射走査光として感光ドラム304に照射する。
感光ドラム304上に前記レーザ光によって形成された潜像はトナーによって現像され、転写ドラム305上に貼り付けられたシートに対してトナー像を転写する。この一連の画像形成プロセスをイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のトナーに対して順次実行することによりフルカラー画像が形成される。
4回の画像形成プロセスの後に、フルカラー画像形成された転写ドラム305上のシートは、分離爪306によって分離され、定着前搬送器307によって定着器308へ搬送される。
定着器308は、ローラやベルトの組合せによって構成され、ハロゲンヒータなどの熱源を内蔵し、トナー像が転写されたシート上のトナーを、熱と圧力によって溶解、定着させる。排紙フラッパ309は、揺動軸を中心に揺動可能に構成され、シートの搬送方向を規定する。
排紙フラッパ309が図中時計回りの方向に揺動しているときには、シートは真直ぐに搬送され、排紙ローラ310によって機外へ排出される。
一方、シートの両面に画像を形成する際には、排紙フラッパ309が図中反時計回りの方向に揺動し、シートは下方向に進路を変更され両面搬送部へと送り込まれる。両面搬送部は、反転フラッパ311、反転ローラ312、反転ガイド313および両面トレイ314を有する。
反転フラッパ311は、揺動軸を中心に揺動可能に構成され、シートの搬送方向を規定する。制御部205は、両面印刷ジョブを処理する場合、プリンタ部203でシートの第1面にプリント済みのシートを、反転フラッパ311を図中反時計回りの方向に揺動させ、反転ローラ312を介して、反転ガイド313へと送り込むよう制御する。
そして、シート後端が反転ローラ312に狭持された状態で反転ローラ312を一旦停止させ、引き続き反転フラッパ311が図中時計回りの方向に揺動させる。且つ、反転ローラ312を逆方向に回転させる。
これにより、該シートをスイッチバックして搬送させ、シートの後端と先端が入れ替わった状態で、該シートを両面トレイ314へと導くよう制御する。
両面トレイ314ではシートを一旦積載し、その後、再給紙ローラ315によってシートは再びレジストローラ316へと送り込まれる。このときシートは、1面目の転写工程とは反対の面が感光ドラム304と対向する側になって送られてきている。そして、先述したプロセスと同様にして該シートの第2面に対して2面目の画像を形成させる。
そして、シートの両面に画像が形成され、定着工程を経て排紙ローラ310を介して印刷装置本体内部から機外へと該シートを排出させる。制御部205は、以上のような一連の両面印刷シーケンスを実行することで、両面印刷対象となるジョブに対するデータのシートの第1面と第2面の各面に対する両面印刷を印刷装置100により実行可能にする
給紙搬送部は、印刷処理に要するシートを収納する給紙ユニットとしての給紙カセット317、318(例えば、夫々500枚のシートを収容可能)、ペーパーデッキ319(例えば、5000枚のシートを収納可能)、手差しトレイ320等がある。
又、これら給紙ユニットに収納されたシートを給送するユニットとして、給紙ローラ321、レジストローラ316等がある。給紙カセット317、318、ペーパーデッキ319には、各種のシートサイズで且つ各種のマテリアルのシートを、これらの給紙ユニット毎に、区別して、セット可能に構成されている。
手差しトレイ320も、OHPシート等の特殊なシートを含む各種の印刷媒体をセット可能に構成されている。給紙カセット317、318、ペーパーデッキ319、手差しトレイ320には、それぞれに給紙ローラ321が設けられ1枚単位でシートを連続的に給送可能に構成される。
例えば、ピックアップローラによって積載されたシートが順次繰り出され、給紙ローラ321に対向して設けられる分離ローラによって重送が防止されてシートは1枚ずつ搬送ガイドへと送り出される。
ここで、分離ローラには搬送方向とは逆方向に回転させる駆動力が図示しないトルクリミッタを介して伝達されている。給紙ローラとの間に形成されるニップ部にシートが1枚だけ進入しているときには、シートに従動して搬送方向に回転する。
一方、重送が発生している場合には搬送方向とは逆方向に回転することにより重送したシートが戻され、最上部の1枚だけが送り出されるようになっている。送り出されたシートは搬送ガイドの間を案内され、複数の搬送ローラによってレジストローラ316まで搬送される。
このときレジストローラ316は停止しており、シートの先端がレジストローラ316対で形成されるニップ部に突き当たり、シートがループを形成し斜行が補正される。
その後、画像形成部において感光ドラム304上に形成されるトナー像のタイミングに合わせて、レジストローラ316は回転を開始してシートを搬送する。レジストローラ316により送られたシートは、吸着ローラ322によって転写ドラム305表面に静電気的に吸着される。定着器308から排出されたシートは、排出ローラ310を介して、シート処理装置200内部のシート搬送路へ導入される。制御部205は、以上のような印刷動作を実行する。
次に、印刷システム1000が有するインラインタイプのシート処理装置200の構成について説明する。
印刷装置100で印刷され、排紙ローラ310を介して排紙されるシートは、シート搬送路を通して大容量スタッカ200a、または糊付け製本機200b、または中綴じ製本機200cに搬送される。
大容量スタッカ200aは、印刷装置100で印刷されたシートを、シート搬送路を介して受け取り、受け取ったシートを大容量スタッカ200aが備える台車の上に大量に積載する。尚、大容量スタッカ200aの詳しい構成については後述する。
糊付け製本機200bは、印刷装置100で印刷されたシートを、シート搬送路を介して大容量スタッカ200aから受け取り、受け取ったシートに対して糊付け製本処理を行う。中綴じ製本機200cは、印刷装置100で印刷されたシートを、シート搬送路を介して糊付け製本機200−3bから受け取り、受け取ったシートに対して中綴じ製本処理を行う。
尚、上述した各シート処理装置は、独自の排紙部を備えている。オペレータは、それぞれのシート処理装置によってシート処理が行われたシートを、各シート処理装置が独自に備える排紙部から取り出すことができる。また、上述した各シート処理装置の接続順序は、シート搬送路が連結されることを条件として、任意の順序で変更可能である。
図4は、図1に示した印刷システム1000が備える操作部204を示す図である。
図4において、操作部204は、ハードキーで構成されるキー入力部402と、ソフトキー(表示キー)で構成されるタッチパネル部401を有する。操作部204は、キー入力部402もしくはタッチパネル部401によって、ユーザからの指示を受付けることができる。
まず、キー入力部402について説明する。
キー入力部402は、電源キー501や、ストップキー502、スタートキー503等を有する。電源キー501は、操作部204の電源のONとOFFを切替えるためのキーである。
スタートキー503は、コピーやデータ送信等の、ジョブの処理を印刷装置100に開始させる指示をユーザから受付けるためのキーである。ストップキー502は、受付けたジョブの処理を印刷装置100に中断させる指示をユーザから受付けるためのキーである。テンキー506は、コピージョブにおける印刷部数や各種数値の設定をユーザから受付けるためのキーである。ユーザモードキー505は、ユーザごとのシステム設定画面をタッチパネル部401に表示させるためのキーである。
次に、図4に示すタッチパネル部401について説明する。タッチパネル部401はLCD(Liquid Crystal Display:液晶表示部)とその上に貼られた透明電極からなる。オペレータは、タッチパネル部401に表示されるユーザインタフェースを用いて、ジョブに対する各種設定を行うことができる。
例えば、タッチパネル部401上のコピータブがオペレータにより押下された場合、制御部205は、印刷装置100が有するコピー機能の操作画面(例えば、図4のタッチパネル部401に表示された画面)をタッチパネル部401に表示させる。
オペレータは、図4に示すコピー用の操作画面に表示された両面キーや、倍率キー、後処理の設定を行うためのシート処理設定キー609によってジョブに対する各種設定を行うことができる。
送信タブがユーザにより押下された場合、制御部205は、本印刷装置が有するファックスやE−mail送信などデータ送信(Send)機能の操作画面をタッチパネル部401に表示させる。
ボックスタブがユーザにより押下された場合、制御部205は、印刷装置100が有するボックス機能の操作画面をタッチパネル部401に表示させる。
なお、ボックス機能とは、HDD209に予め区分してユーザ毎にユーザデータを蓄積できるようにした機能である。この機能は、ユーザ毎に利用可能な複数個のデータ記憶ボックス(以下、ボックスと呼ぶ)を提供する。当該機能によれば、ユーザが選択したボックス内の画像に対して、ユーザは指定した処理を実行させることができる。
例えば、制御部205は、操作部204を介して入力されたユーザからの指示に応答し、該ユーザにより選択されたボックスに、スキャナ部201より読み取られた画像データを記憶する。
また、外部I/F部202を介してPC103から受付けたジョブのデータも、当該PC103のユーザインタフェース部によって選択されたボックスに記憶できるようにする。
また、制御部205は、ボックスに記憶されたジョブのデータを、操作部204からのユーザ指示に従い、ユーザが所望する印刷形態でプリンタ部203により印刷させたり、PC103のような外部の情報処理装置に送信したりすることができる。
シート処理設定キー609が押されると、シート処理装置200にシート処理を行わせるためのシート処理設定を行うための画面が表示される。
図5は、図4に示したタッチパネル部401に表示されるシート処理設定を行うための画面の表示例を示す図である。
図5に示す画面は、印刷システム1000が有するシート処理装置200を用いて実行可能なシート処理の種類をユーザが選択できるように構成された設定画面である。
制御部205は、この図5の画面を介して、処理対象となるジョブにて実行すべきシート処理の設定をユーザから受付け、その設定に従ったシート処理をシート処理装置200で実行させる制御を行う。
例えば、ステイプルキー701によって、ステイプルを行うように設定された場合、制御部205は、印刷したシートに対して、中綴じ製本機200cによってステイプルを行うよう制御する。
パンチキー702によって、パンチ(穴あけ)を行うように設定された場合、制御部205は、印刷したシートに対して、中綴じ製本機200cによってパンチを行うよう制御する。また、断裁キー703によって、断裁を行うように設定された場合、制御部205は、印刷したシートに対して、中綴じ製本機200cのカッタによって断裁を行うよう制御する。さらに、シフトキー704によって、シフト排紙を行うように設定された場合、制御部205は、印刷装置100によって印刷したシートに対して、中綴じ製本機200cによって排紙される用紙の位置を移動させる。それによって、直前に排紙されている用紙の配置位置をシフトするよう制御する。
また、中綴じ製本キー705によって、中綴じ製本を行うように設定された場合、制御部205は、印刷装置100によって印刷したシートに対して、中綴じ製本機200cによって中綴じ製本を行うよう制御する。
さらに、折りキー706によって、折りを行うように設定された場合、制御部205は、印刷装置100によって印刷したシートに対して、中綴じ製本機200cによって折りを行うよう制御する。
糊付け製本1キー707によって、くるみ製本を行うように設定された場合、印刷装置100によって印刷したシートに対して、中綴じ製本機200bによってくるみ製本処理を行うよう制御する。
糊付け製本2キー708によって、天糊製本を行うように設定された場合、印刷装置100によって印刷したシートに対して、糊付け製本機200bによって天糊製本処理を行うよう制御する。
大量積載処理のための大量積載処理キー709によって大量積載処理を行うように設定された場合、制御部205は、大容量スタッカ200aによって大量積載処理を行うように制御する。他のキーについても同様に、制御部205は、ユーザによって設定されたキーに対応する処理を印刷システム1000にて実行するように制御する。710はキャンセルー、711はOKキーである。
[大容量スタッカ]
図6は、図3に示した大容量スタッカ200aの構成を説明する図である。
図6に示すように大容量スタッカ200a内部は、印刷装置100からのシートの搬送経路として、3つのシート搬送路をもつ。
1つは、ストレートパスSP1である。1つは、エスケープパスPS3である。1つは、スタックパスPS2である。このように3つのシート搬送路が内部に設けられている。
ストレートパスPS1は、大量積載処理をするように設定されておらず、大容量スタッカのスタックトレイに排紙しないシートを、後続のシート処理装置へ渡すためのシート搬送路である。
エスケープパスPS3は、例えば、後続のシート処理装置が接続されていない場合や、出力物の確認作業(プルーフプリント)を行う場合に、シートをエスケープトレイに出力するためのシート搬送路である。
スタックパスSP2は、スタックトレイにシートを排紙するためのシート搬送路である。
なお、これらのシート搬送路にはシートの搬送状況やジャムを検知するのに要する複数のシート検知センサが設けられている。これらのセンサによって検知されたシート検知情報は、制御部205とのデータ通信を行う為の信号線を介して、制御部205に通知される。制御部205は、このシート検知情報に基づき、大容量スタッカ内部のシートの搬送状況やジャムを検知する。
大容量スタッカ200aは、制御部205が例えば図5の大量積載処理のキー709によって、大容量スタッカ200aにおける大量積載処理を行うように設定されている場合に、次のように制御する。制御部205は、プリンタ部203によって印刷されたシートをスタックトレイに排紙するよう制御する。
図6のスタックトレイは、伸縮可能なステイなどの上に載置される積載ユニットである。このスタックトレイとの結合部には、ショックアブソーバが付けられている。制御部205は、このスタックトレイを用いて、処理対象となるジョブの印刷済みシートの積載処理を該大容量スタッカによる実行させるよう制御する。伸縮可能なステイの下は台車となっており、不図示の取っ手を付けると台車として、上に載せたスタック出力を別のオフラインフィニッシャなどに運べるようになっている。
大容量スタッカは不図示の前ドアを有し、当該前ドアが閉まっている場合、制御部205は、伸縮可能なステイはスタック出力が積載されやすい上の位置に上昇させる。また前ドアがオペレータにより開けられた場合、制御部205は、スタックトレイを下降させる仕組みになっている。
[糊付け製本機]
図7は、図3に示した糊付け製本機200bの構成を説明する図である。
図7に示すように糊付け製本機200bは、印刷装置100からのシートの搬送経路として、ストレートパスSP11、本身パスSP12、表紙パスSP13を有する。そして、シート搬送路にはシートの搬送状況やジャムを検知するのに要する複数のシート検知センサが設けられており、シート検知センサによって検知された情報を制御部205に通知する。
ストレートパス(スルーパス)SP11は、糊付け製本機200bによる、シートの糊付け製本処理行わないジョブのシートを後続の装置へ渡すための機能を果たすシート搬送路である。
本身パスSP12と表紙パスSP13は、くるみ製本印刷物を作成するためのシート搬送路である。例えば、くるみ製本印刷処理として、本文となる印刷データの印刷処理をプリンタ部203で実行させる。そして、印刷されたシートをくるみ製本印刷物の1束分の出力物における本文部分として利用する。このように、くるみ製本にて本文(中身)部分に該当する印刷データが印刷された本文部分のシート束を本実施形態では「本身」と呼ぶ。
また、この本身を表紙用の1枚のシートでくるむ処理を、くるみ製本処理にて実行する。この表紙としてのシートを、表紙パスを介して搬送する。他方、「本身」となる、プリンタ部203でプリントしたシートは、本身パスSP12へ搬送するよう制御部205が各種シートの搬送制御を実行する。
このような構成のもと、例えば、制御部205が、例えば図5の糊付け製本1キー707によって、くるみ製本を行うように設定された場合、制御部205は、以下のように当該装置を制御する。
例えば、制御部205は、プリンタ部203で印刷されたシートを、図7の本身パスを介して、順次スタック部に蓄える。そして、制御部205は、1冊分のシートにて要する本身に該当するシートを、全ページ、スタック部に蓄えたうえで、表紙パスを介して本身をくるむための表紙用のシートを搬送させる。
なお、くるみ製本処理にて、表紙用のシートとして、図7に示すインサータトレイITからシートを搬送することができる。それによって、ユーザは、例えば、表紙用のデータが予め印刷済みのプレプリントシートを利用することができる。
あるいは、表紙用のシートとして、印刷装置100によって表紙用の画像が印刷されたシートを利用することもできるようにしている。このように、糊付け製本機200bでは、表紙用のシートとして、インサータトレイITからシートを挿入するか、印刷装置100からシートを搬送するかを選択することができる。
そして、スタック部の下方部分にて、当該表紙用のシートの搬送を一時停止させる。また、このインサータIは表紙用のシートのみではなく、本文用の合紙として予め印刷済みのプレプリントシートや、タブ付きシート(インデックスシート)も搬送することができるようになっている。ここで、第2の用紙には、プレプリント用紙、インデックス用紙、タブ付き用紙、表紙等が含まれる。本実施形態において、インサータトレイITは、第2の給紙部として機能し、第2の用紙を給紙可能に構成されている。第2の給紙部を備える糊付け製本機200bは、画像形成装置に接続可能なオプションユニットとして構成される場合である。
そして、糊付け製本機200bは、スタック部に積載済みの本文全ページが印刷済みの複数枚のシートで構成される本身に対して、糊付け処理を実行する。例えば、糊付け部は、所定量の糊を本身の下部に塗布して、十分に糊が行き渡ったところで、本身の糊付けされた部分を表紙の中央部にあてがい、包み込むように結合させる。結合に当たっては、本身を下方に押し込むように送り出すため、表紙にくるまれた本身は、ガイドに添って、回転台の上に滑り落ちる。その後、ガイドは、表紙にくるまれた本身を回転台の上に倒すように移動する。
回転台の上に寝た表紙にくるまれた本身を、幅寄せ部で位置合わせを行って、まず、小口となる部分をカッタで断裁する。次に、回転台を90度回転して、幅寄せ部で位置合わせを行い、天となる部分を断裁する。更に、180度回転して、幅寄せ部で位置合わせを行い、地となる部分を断裁する。
断裁後は、再度幅寄せ部で奥まで押しやって、出来上がった表紙にくるまれた本身をバスケット部に入れる。
バスケット部で十分に糊を乾かした後、出来上がったくるみ製本の束を取り出すことができる。
[中綴じ製本機]
図8は、図3に示した中綴じ製本機200cの構成を説明する図である。
図8に示すように中綴じ製本機200cは、印刷装置100からのシートに対してステイプル処理、断裁処理、パンチ処理、折り処理を実行する。
なお、この中綴じ製本機200c内部のシート搬送路にはシートの搬送状況やジャムを検知するために複数のシート検知センサが設けられている。
これら各センサは、検知した情報を、制御部205とのデータ通信を行うための信号線を介して制御部205に通知する。制御部205は、この中綴じ製本機200cからの情報に基づき、中綴じ製本機内部のシートの搬送状況やジャムを把握する。
なお、中綴じ製本機200cと印刷装置100の間に別のシート処理装置200が存在する場合には、そのシート処理装置200が有する信号線を介して、この大容量スタッカのセンサの情報を制御部205に通知する。
中綴じ製本機200cは、図8に示すように、サンプルトレイST、アウトプットトレイOT及び、ブックレットトレイBTが設けられており、制御部205は、ジョブの種類や排出される記録紙の枚数に応じて利用するユニットを切り替えるよう制御する。
ステイプル処理を実行する場合、中綴じ製本機200cは、糊付け製本機200bから送られてきたシートを、アウトプットトレイOTに搬送するよう制御する。
そして、シートがアウトプットトレイOTに排紙される前に、シートを中綴じ製本機の内部の処理トレイに順次蓄えておき、当該処理トレイ上でステープラSPによってバインドする。その後、バインドされたシートをスタックトレイに排紙する。
その他、中綴じ製本機には、シートをZ字状に折るためのZ折り機や、ファイル用の2つ(または3つ)の穴開けを行うパンチャがあり、印刷設定に応じてそれぞれの処理を行う。処理されたシートは中綴じ製本機内を通して搬送し、アウトプットトレイOTまたはサンプルトレイST等の排紙トレイに排紙される。
またサドルステッチャ部SSは、複数枚のシートを保持し、保持されたシート束の中央部を2ヶ所バインドした後にシート束の中央部分をローラに噛ませることによりシート束を半折りする。それによって、パンフレットのような製本物を作成する中綴じ製本処理を行う。サドルステッチャ部で製本されたシート束は、ブックレットトレイBTに排出される。
また、インサータIはインサータトレイITにセットされたシートを、アウトプットトレイOTまたはサンプルトレイSPまたはサドルステッチャ部SSに送るためのものである。
これによって、印刷装置100から中綴じ製本機200cに送り込まれるシート間にインサータIにセットされたシートを挿入することができる。
また、中綴じ製本機200cは断裁部も有する。サドルステッチャ部SSからブックレットトレイBTに排出された製本物は断裁部に送られる。その際に、まず、製本物はローラで予め決められた長さ分だけ紙送りされ、カッタ部CCにて予め決められた長さだけ切断される。そして、ブックレットホールド部BHに格納される。
なお、本実施形態において、インサータIは、第2の給紙部として機能し、制御部205による後述する制御で挿入紙を第2の排紙部に排紙する制御が実行される。ここで、第2の排紙部は、サンプルトレイSTを用いる場合を示す。
図9、図10は、図1に示したPC103,104の表示部に表示されるユーザインタフェースの一例を示す図である。以下、図9を用いて、PC103の表示部に表示される表示画面について説明する。本実施形態では、PC103で作成した画像データに対する印刷設定を、PC103に示されるようなプリンタドライバを介して行うことができる。
なお、PC104の表示部にも同様の画面を表示して、印刷設定を行うことができるようにしてもよい。
図9に示すページ設定を行うための表示画面で、ユーザによって、仕上げキー1701がマウス操作により選択されたとする。その場合、PC103は、印刷設定画面を、図10に示す仕上げ設定画面に切り替える。
PC103は、図10の仕上げ設定画面を介して、印刷システム1000が有するインラインタイプのシート処理装置200により実行させる処理の種類をユーザにより選択可能に制御する。
そして、ユーザにより、設定項目チェックボタン1702を介して所望のシート処理が選択された状態で、図10のOKキーが押下される。これにより、印刷設定が確定されると、PC103の制御部は、確定された印刷設定をPC103のRAMに記憶させる。そして、ユーザから画像データを印刷システム1000に送信するように指示されると、PC103の制御部は、画像データと、印刷設定とを関連付け、1つのジョブとして印刷システム1000に送信する。ここで、ジョブは、プリンタドライバにより生成されるものとする。
PC103から送信されたジョブを、印刷システム1000は、外部I/F部202を介して受信し、印刷設定に基づいて印刷動作を実行する。
図11,図12は、図4に示したタッチパネル部401に表示されるユーザインタフェースの一例を示す図である。本例は、用紙種類を登録する画面例に対応する。以下、図11を用いて、給紙カセットにセットされる用紙の種類の登録方法を説明する。
例えば、ユーザは、タブ付きシートを給紙カセット317にセットし、図11に示す画面を操作部204のタッチパネル部401に表示させる。そして、図11に示す画面から、給紙カセット317にセットした用紙の種類を選択し、ボタン1303を押す。ボタン1303が押されると、制御部205は、選択された用紙の種類を給紙カセット317にセットされた用紙の種類を示す情報としてHDD209に格納する。
図11に示す画面で、「Tab paper」が選択されると、ボタン1302が選択可能に表示される。ユーザによってセット数、即ち挿入紙一組の枚数を入力するためのボタン1302が選択されると、制御部205は、操作部204のタッチパネル部401上に、図12に示すセット数入力画面を表示する。これにより、複数枚の第1の用紙を1部排紙する際に、第2の給紙部に対応する、例えばインサータIから給送される複数枚で一組となる第2の用紙一組の枚数(設定枚数)が設定される。
このセット数入力画面では、1組あたりのプレプリント紙の枚数を入力可能にする。セット数はボタン1401及びボタン1402で変更することができる。ユーザの操作により閉じるボタン1403が押されると、制御部205は、セット数入力画面を閉じて用紙の種類選択画面に戻り、ボタン1303が押されると、設定されたセット数をHDD209に保持させる。
ここでは、給紙カセット317について用紙の種類を登録する方法を説明したが、給紙カセット318、及び、インサータトレイITに同様の設定を行うことができる。なお、ユーザは、図11,図12に示すユーザインタフェースを用いて、挿入紙をどの給紙段とするかを示す情報をあらかじめ設定して、その情報がHDD209に保持されている。したがって、制御部205は、HDD209に保持されている挿入紙をどの給紙段とするかを示す情報を後述する制御で参照することができる。
次に、本実施形態における印刷システム1000が実行する特徴的な制御のシーケンス例について以下に説明する。
図13、図14は、本実施形態を示す画像形成装置における印刷処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、制御部205が第1の用紙と、第2の用紙を用いる画像形成中における給紙制御の例である。なお、S101〜S111,S201〜207は各ステップを示す。また、各ステップは、図2に示す制御部205がRAM208にROM207に格納される制御プログラムをロードして実行することで実現される。
図15,図16は、図4に示したタッチパネル部401に表示されるユーザインタフェースの一例を示す図である。
また、本実施形態では、スキャナ部201で読み取った画像データをプリンタ部203で印刷し、ユーザから操作部204によって受付けた印刷設定に基づいて、糊付け製本機200bによってくるみ製本処理を行う場合の制御フローについて説明する。
しかし、本発明はスキャナ部201で読み取った画像データの印刷時の動作に限るものではなく、PC103あるいはPC104から送信された画像データの印刷時の動作においても同様である。
S101において、制御部205は、操作部204に基本画面(図4)を表示し、S102においてユーザから印刷設定を受付ける。ここで、オペレータが複数枚で1組となるようなプレプリント紙のセットを挿入して、前述のくるみ製本を出力するとする。まず、ユーザは、糊付け製本機200bが有するインサータのインサータトレイITにプレプリント紙をセットする。
次に、S103で、制御部205は、操作部204を介してスタートボタン503による印刷開始要求を受け付けたか否かを判定する。制御部205は、印刷開始要求を受付けるまでこれらのステップを繰り返す。そして、S103において、スタートボタン503による印刷開始要求を受付けたと制御部205が判断した場合は、S104に進む。
そして、S104では、印刷開始要求を受付けた時点で、複数枚で一組となるような挿入紙を使用するように設定されているかどうかを制御部205が判断する。挿入紙を使用するように設定されていると制御部205が判断した場合はS105に進み、挿入紙が設定されていないと制御部205が判断した場合は、S107に進む。なお、ユーザは、図11,図12に示すユーザインタフェースを用いて、挿入紙をどの給紙段とするかを示す情報を設定して、その情報がHDD209に保持されている。また、ユーザはS102で、複数枚で1組となる挿入紙のうち、1部の印刷物を得るために必要な挿入紙の枚数を入力することができる。この際、部の印刷物の何ページ目に挿入紙を挿入するかを入力する。ここでは、ユーザが挿入紙を挿入する枚数、挿入位置を入力する例について説明したがこれに限らない。ジョブに含まれる挿入紙の情報に基づいて制御部205が挿入紙の枚数をカウントするようにしてもよい。
次に、S105で、制御部205は、現在設定されている挿入紙複数枚で1組となる挿入紙の1組あたりの枚数、及び1部の印刷物を得るために必要な挿入紙の枚数をHDD209より取得する。さらに、挿入紙の1組あたりの消費枚数状況をタッチパネル部401に表示するための処理を行う(図15の1501参照)。
次に、S106で、制御部205は、挿入紙確認ボタンを表示するための処理を行う(図15の1502参照)。S107で、制御部205は、図15に示すような印刷状況画面を操作部204のタッチパネル部401に表示する。
ここで、S104で、挿入紙を使用するように設定されていると制御部205が判断した場合は、制御部205は、挿入紙を給紙する給紙トレイに関しては、印刷状況画面にセット枚数消費状況1501を表示させる。さらに、挿入紙確認ボタンを表示させる。
これによって、現在の複数枚で一組であるような挿入紙の使用状況が分かるため、印刷物を出力中のままであっても、オペレータがインサータIにある挿入紙を目視する事によって、挿入紙がずれてしまっているか否かを容易に確認できる。
次に、S108で、制御部205は、印刷開始要求を受付けたジョブの印刷データを、スキャナ部201によって読込んでHDD209に記憶し、S109に進んで、印刷開始要求を受付けたジョブの印刷を開始する。
そして、S110で、印刷完了しているかどうかを制御部205が判断する。ここで、制御部205は印刷が完了していると判断した場合は、S111に進み、図15に示した印刷状況画面を消去し、画面表示を標準画面に切り換え、S101へ戻る。
一方、S110で、印刷が完了していないと制御部205が判断した場合は、図14に示すS201に処理を進める。
そして、S201で、制御部205は、ジョブの1部目の印刷が完了したか否かを判定し、ジョブの1部目の印刷が完了していないと制御部205が判断した場合、図13のS109に処理を進め、完了したと判断した場合は、S202に処理を進める。
そして、S202で、ジョブの1部の印刷を実行した際に、挿入紙を使用したかどうかを制御部205が判断する。ここで、挿入紙を使用していないと制御部205が判断した場合は、図17に示すS401に進み、挿入紙を使用したと制御部205が判断した場合は、S203に進む。
そして、S203で、制御部205は、1部分の中で使用した挿入紙の枚数と、給紙トレイに設定された1セット分の挿入紙枚数とが一致しているかどうかを制御部205が判断する。なお、1部分の中で使用した挿入紙の枚数は、ジョブの実行中に制御部205によって計数され、計数された枚数(計数枚数)は、HDD209などのメモリに保持される。ここで、使用した枚数と、給紙トレイに設定されたN組分(Nは整数)の挿入紙の枚数とが一致していると制御部205が判断した場合は、図17に示すS401に進み、一致していないと判断した場合は、S204に進む。
そして、S204で、給紙トレイに設定された挿入紙の種類がプレプリント紙であるかどうかを制御部205が判断する。ここで、プレプリント紙でない、例えばタブ耳付きのインデックス紙であると制御部205が判断した場合は、S207に進み、プレプリント紙である場合は、S205に進む。なお、プレプリント紙とは、画像やページ番号が予め印刷された用紙のことである。ユーザは、図11の画面を介して、給紙カセットに対してプレプリント紙を設定しておく。それによって、制御部205は、給紙トレイに設定された挿入紙の種類がプレプリント紙であると判断することができる。
そして、S205で、制御部205は、印刷処理を一時停止し、図16に示すような警告画面を操作部204に表示する。これは、受付けたジョブで使用した挿入紙の1組あたりの枚数と給紙トレイに設定されている挿入紙の1組あたりの枚数が食い違っているためである。この結果、制御部205は、次の部以降の画像形成動作を中断させる。ここで画像形成動作を中断させる理由は、1部の印刷物に対して1組分のプリプリント紙全てが挿入される必要があるにもかかわらず、そうなっていないためである。一方、挿入紙がタブ耳付きのインデックス紙の場合は、1組あたりの全てのインデックス紙を挿入する必要がないため、画像形成動作を中断しない。
図16に示す表示例では、余剰となった挿入紙の排紙処理を行うか否かを選択可能に表示し、ユーザの操作により余剰挿入紙の自動排紙処理ボタン1601を選択されたと制御部205が判断した場合は、S207に進む。
一方、図16に示す表示画面において、ユーザの操作によりキャンセルボタン1602が押下されたと制御部205が判断した場合は、S111に進んで印刷処理を中止する。
S207で余剰挿入紙に関わる処理が終了した後、図17に示すS401に進む。
そして、S401で、制御部205は、図15に示すユーザが挿入紙確認ボタン1502を操作して、挿入紙を確認するための要求(出力確認要求)の有無を判断する。ここで、挿入紙確認ボタン1502が押下されていないと制御部205が判断した場合は、S110に戻り、挿入紙確認ボタン1502が押下されていると制御部205が判断した場合は、S402に進む。なお、挿入紙確認ボタン1502は図15の画面に含まれ、当該画面が表示されているときであれば、ユーザは当該挿入紙確認ボタン1502を押下することができる。挿入紙確認ボタン1502が押下された場合、制御部205は、その情報を記憶しておき、S401では、その情報に基づいて、挿入紙を確認するための要求の有無を判断すればよい。
そして、S402で、制御部205は、図18に示すような挿入紙を確認する方法を選択する操作画面を操作部204上に表示する。そして、S403で、制御部205は、挿入紙の出力を確認するためのボタン1801が押下されたかどうかを判断する。
ここで、図18に示す操作画面上で、ユーザの操作に従い挿入紙の出力を確認するためのボタン1801が押下されたと制御部205が判断した場合は、S404に進む。そして、S404で、制御部205は、印刷処理中に使われた、複数枚で一組となるような挿入紙を、該当する給紙トレイから1組分だけ排紙させる制御を行う。このとき、制御部205は、使用中の排紙先以外の出力先にオペレータ確認用として排紙するよう制御する。これによって、ユーザは挿入紙にずれが発生していないかを知ることができる。
そして、S405で、制御部205は、排紙した挿入紙の消費状況を操作部204上に表示して、本処理を終了する。なお、既に図15に示す画面において、挿入紙消費状況にても表示されているが、S405で改めて別画面で表示させてもよい。
こうすることで、複数枚で一組となる挿入紙が目視不可能な給紙トレイに設定されていても、現在出力中の該当する挿入紙の出力状況が容易に確認できる。
更に、該当する挿入紙を枚分だけでなくセット分出力する事で、出力順序がずれないまま間断なく出力が可能となり、高生産性を保つ事が可能となる。
一方、S403で、挿入紙出力確認ボタン1801が押下されていないと制御部205が判断した場合は、S406へ進む。そして、S406で、図18の挿入紙の確認方法を選択する操作画面の中で、ユーザが印刷を一時停止するボタン1802を押下しているかどうかを判断する。ここで、ユーザが印刷を一時停止するボタン1802を押下していると制御部205が判断した場合は、S407に進み、制御部205は、挿入紙の給紙処理を停止する。
ここで、制御部205が該当する挿入紙以外の給紙動作、及び印刷処理は停止することなく継続させる事で、高生産性を保つ事が可能となる。
そして、S408で、制御部205は、図19に示すような挿入紙の確認終了を選択させるための操作画面を操作部204のタッチパネル部401に表示する。更に、制御部205は、使用した挿入紙の給紙トレイ情報も表示する。そして、ユーザが表示された給紙トレイから用紙を取り除き、該当する給紙トレイに残っている挿入紙の順番と表示されている消費状況とが合致しているかを確認できるようにする。
次に、S409で、図19に示す画面が表示された後、確認終了するためのボタン1902がユーザの操作で選択されているかどうかを制御部205が判断する。ここで、確認終了するためのボタン1902がユーザの操作で選択されていないと制御部205が判断した場合は、S410へ進む。
そして、S410で、図19に示す画面が表示された後、ユーザの操作に従いジョブをキャンセルするためのボタン1901が選択されているかどうかを制御部205が判断する。つまり、挿入紙の順序を確認した結果、異常が見られた場合は、ユーザは、ジョブをキャンセルするためのボタン1901を押下するため、S410の判断がYESとなり、制御部205は、S311に処理を進める。
一方、S409で、確認終了するボタン1902が押下されたと制御部205が判断した場合は、制御部205は処理をS310に戻す。
また、S410で、ジョブをキャンセルするボタン1901を押下していないと制御部205が判断した場合は、S409へ戻る。また、S406で、ユーザが印刷を一時停止するボタン1902を押下していないと制御部205が判断した場合は、S411へ進む。
そして、S411で、ユーザが挿入紙の確認を中止するため、ボタン1803を押下しているかどうかを制御部205が判断する。ここで、ユーザがボタン1803を押下していると制御部205が判断した場合は本処理を終了し、ボタン1803を押下していないと判断した場合は、S403へ戻る。
本実施形態によれば、1組あたりの挿入紙の枚数が大量にある場合は、他の印刷処理を留めることがなく高生産性を保つことができる。また、1組あたりの挿入紙の枚数が少ない場合や多数の給紙トレイの確認が必要な場合は先に挙げた挿入紙排紙処理を選択する事により、印刷処理を殆ど止めることなく、高生産性を保つ事ができる。
これにより、他のユーザが給紙トレイに設定したプレプリント紙を誤って使ってしまう事もなくなり、印刷指示を行ったユーザも所望の印刷物が間違いなく出力可能となる。また、この処理を一部目の終了時のみに行う事でユーザの手間を最小限に抑える事が可能となっている。
また、本実施形態では、ユーザの操作に基づいて、余剰な挿入紙の自動排紙処理要求を受付けた場合は、S207に進む。そして、S207で、現在出力中の排紙先とは別の排紙先に余剰となっている枚数分の挿入紙を1組分排紙し、引き続き2部目以降の印刷処理が行えるよう制御している。その後、図13のS110に処理を進める。
このような印刷環境を構築する事で、複数枚で一組となるような挿入紙を用いた場合も、高生産性を維持したまま、途中で順序がずれていないかどうかの確認が容易にできる。
なお、上記で余剰となっているとは、既に使用された用紙の枚数が、挿入紙の一束分の枚数として設定された枚数に合致しない場合は、その差分を排紙することを意味する。ただし、単純に合致しないときの差分というだけではなく、設定された枚数がカウント枚数よりも少ない場合は、(設定された枚数)×(N:整数)とカウント枚数との差分を出す。例えば、インデックス紙が枚束として給紙段に設定されており、部の印刷に使用したインデックス紙が枚であった場合、(設定された枚数:)×(N:2)−(カウント枚数:)=というように排紙する枚数を計算する。
上述の実施形態では、挿入する挿入紙を、オペレータが目視可能な糊付け製本装置のインサータトレイITにセットする場合に適用してもしてもよい。また、挿入する挿入紙オペレータが目視できないな給紙トレイ(第1の給紙部)に設定された場合に適用してもよい。
本実施形態によれば、1組あたりの挿入紙の枚数が大量にある場合は、他の印刷処理を留めることがなく高生産性を保つことができる。また、1組あたりの挿入紙の枚数が少ない場合や多数の給紙トレイの確認が必要な場合は先に挙げた挿入紙排紙処理を選択する事により、印刷処理を殆ど止めることなく、高生産性を保つ事ができる。
以上が、本発明の特徴的な制御例を示した説明だが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種種の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。例えば、本実施形態では、印刷装置100内部の制御部205が上記各種制御の主体となっていたが、印刷装置100と別筐体の外付けコントローラ等によって、上記各種制御の一部または全部を実行可能に構成してもよい。
本実施形態における機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのではない。
203 プリンタ部
205 制御部
207 ROM
208 RAM
209 HDD

Claims (15)

  1. 第1の給紙部から給紙されて画像形成された後、排紙部に排紙される複数枚の第1の用紙に、第2の給紙部から給送される第2の用紙を挿入する画像形成装置において、
    前記第2の給紙部から給紙される複数枚で一組となる第2の用紙一組の枚数を設定する設定手段と、
    前記第2の給紙部から給紙された第2の用紙を前記排紙部に排紙する排紙手段と、
    前記第2の用紙の出力確認要求を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段が前記出力確認要求を受け付けた場合、前記第2の給紙部より前記設定手段で設定された枚数分の前記第2の用紙を、前記排紙手段によって前記排紙部に排紙するよう制御する制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第2の給紙部から給紙された第2の用紙の枚数を計数する計数手段と、
    前記第1の用紙への複数の部数の画像形成を実行する場合、前記計数手段によって計数された第2の用紙の計数枚数と、前記設定手段により設定された第2の用紙の設定枚数とが、前記複数の部数のうちの1部分の画像形成が終了した後に一致するかどうかを判断する判断手段と、
    前記判断手段が計数枚数と設定枚数とが一致しないと判断した場合、第2の用紙の確認をユーザに要求する表示を行う表示手段と、
    をさらに備える請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記判断手段が計数枚数と設定枚数とが一致しないと判断した場合、次の部以降の画像形成を中断する中断手段をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記排紙手段は、前記判断手段が計数枚数と設定枚数とが一致しないと判断した場合、計数枚数と設定枚数とが一致するまで余剰となる第2の用紙を前記排紙部に排紙することを特徴とする請求項2または3に記載の画像形成装置。
  5. 前記受付手段は、前記第2の給紙部から給紙される第2の用紙を用いるジョブの実行中に、前記第2の用紙の出力確認を受け付けることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記第2の用紙は、前記複数枚の第1の用紙に複数枚、挿入されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記第2の用紙は、プレプリント用紙、及びインデックス用紙、及びタブ付き用紙、及び表紙のいずれかを含むことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 第1の給紙部から給紙されて画像形成された後、排紙部に排紙される複数枚の第1の用紙に、第2の給紙部から給送される第2の用紙を挿入する画像形成装置における給紙制御方法において、
    前記第2の給紙部から給紙される複数枚で一組となる第2の用紙一組の枚数を設定する設定工程と、
    前記第2の給紙部から給紙された第2の用紙を前記排紙部に排紙する排紙工程と、
    前記第2の用紙の出力確認要求を受け付ける受付工程と、
    前記受付工程が前記出力確認要求を受け付けた場合、前記第2の給紙部より前記設定工程で設定された枚数分の前記第2の用紙を、前記排紙工程で排紙するよう制御する制御工程とを備えることを特徴とする給紙制御方法。
  9. 前記第2の給紙部から給紙された第2の用紙の枚数を計数する計数工程と、
    前記第1の用紙への複数の部数の画像形成を実行する場合、前記計数工程で計数された第2の用紙の計数枚数と、前記設定工程により設定された第2の用紙の設定枚数とが、前記複数の部数の1部分の画像形成が終了した後に一致するかどうかを判断する判断工程と、
    前記判断工程が計数枚数と設定枚数とが一致しないと判断した場合、第2の用紙の確認をユーザに要求する表示を行う表示工程と、
    をさらに備える請求項8記載の給紙制御方法。
  10. 前記判断工程が計数枚数と設定枚数とが一致しないと判断した場合、次の部以降の画像形成を中断する中断工程をさらに備えることを特徴とする請求項9に記載の給紙制御方法。
  11. 前記判断工程が計数枚数と設定枚数とが一致しないと判断した場合、前記排紙工程では、計数枚数と設定枚数とが一致するまで余剰となる第2の用紙を前記排紙部に排紙することを特徴とする請求項9または10に記載の給紙制御方法。
  12. 前記受付工程は、前記第2の給紙部から給紙される第2の用紙を用いるジョブの実行中に、前記第2の用紙の出力確認を受け付けることを特徴とする請求項8乃至11のいずれか1項に記載の給紙制御方法。
  13. 前記第2の用紙は、前記複数枚の第1の用紙に複数枚、挿入されることを特徴とする請求項8乃至11のいずれかに1項に記載の給紙制御方法。
  14. 前記第2の用紙は、プレプリント用紙、及びインデックス用紙、及びタブ付き用紙、及び表紙のいずれかを含むことを特徴とする請求項8乃至13のいずれか1項に記載の給紙制御方法。
  15. 請求項8乃至14のいずれか1項に記載の給紙制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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