JP3397050B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3397050B2
JP3397050B2 JP19741396A JP19741396A JP3397050B2 JP 3397050 B2 JP3397050 B2 JP 3397050B2 JP 19741396 A JP19741396 A JP 19741396A JP 19741396 A JP19741396 A JP 19741396A JP 3397050 B2 JP3397050 B2 JP 3397050B2
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    • GPHYSICS
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置、特
に使用部門等に割り当てられた識別子によって画像形成
動作の許否を決定するようにした複写機等の画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の複写機においては、コピー動作の
指示に当たって使用者にその部門特有の識別番号(以
下、「使用部門ID」という。)を入力させ、これを予
め複写機に登録された識別番号(以下、「登録部門I
D」という。)と比較し、両者が一致した場合にのみ使
用者によるコピーを許可し、かつ、そのコピー回数を当
該使用部門IDごとに記憶するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の複写機において、コピーが許可された場合
に、当該使用者により入力された使用部門IDに関連付
けてコピー回数を記憶しているため、例えば、他の部門
から依頼を受けて使用者がコピーする場合には、次のよ
うな不都合が生じる。
【0004】すなわち、コピーの依頼を受けた使用者
は、自己の使用部門IDを複写機に入力してコピーの許
可を得た後、当該依頼をしてきた部門(以下、「依頼元
部門」という。)から受けた指示によるコピーを行うこ
とになるが、この場合には上述のように、使用部門ID
に関係付けて当該コピー回数が記憶されてしまうため、
そのコピーに対する費用が、実際にコピーの利益を受け
る依頼元部門に請求されず、依頼を受けてコピーを行っ
た使用部門に請求されてしまう結果となる。このように
受益者(依頼元部門)と被請求人(使用部門)の不一致
が生じることが、コピー費用の管理上望ましくないこと
はいうまでもない。
【0005】このような事態を回避するため、当該依頼
元部門の識別番号(以下、「依頼元部門ID」とい
う。)を予め複写機に登録しておいて、コピーの依頼を
受けた使用者が直接依頼元部門IDを入力して、コピー
を行うことも考えられるが、いつどこの部門からコピー
の依頼が来るかもしれないのに、これを予測して登録す
ることは困難であり、一方、全ての部門の識別番号を登
録することは、その登録作業が煩雑なばかりではなく、
仮に登録できたとしてもコピー許可の範囲を徒に広げる
ことになりコピー管理上望ましいことではない。
【0006】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
ものであり、使用者を限定しつつ、他の部門から画像形
成の依頼があったような場合でも、確実に当該依頼元部
門の識別子に関連付けて画像形成動作を計数することを
可能とし、これにより適正な費用請求を実現する画像形
成装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る画像形成装置は、画像形成動作の回数
を計数する計数手段と、使用部門を示す第1の識別子と
依頼部門を示す第2の識別子の双方を入力操作すること
のできる入力手段と、第1の識別子の入力があると、そ
の識別子が予め登録されている使用許可された識別子に
一致するか否かの判断に基づき画像形成動作の許否を決
定する決定手段と、画像決定動作を許可する決定がされ
た段階で第2の識別子が入力されているか否かを判定す
る判定手段と、第2の識別子が入力されていると判定さ
れたら、その後になされる画像形成動作の計数値を当該
第2の識別子と関連付けて記憶し、第2の識別子が入力
されていないと判断されたら、その後になされる画像形
成動作の計数値を第1の識別子と関連付けて記憶する記
憶手段と、を備えることを特徴とする。また、前記第1
の識別子は使用部門を示す識別番号であり、前記第2の
識別子は依頼部門を示す識別番号であることを特徴とす
る。 上記の目的を達成するため、本発明に係る画像形成
装置は、画像形成動作の回数を計数する計数手段と、使
用者を表す識別番号と依頼元を表す識別番号の双方を入
力操作することのできる入力手段と、前記使用者を表す
識別番号の入力があると、その識別番号が予め登録され
ている使用許可された識別番号に一致するか否かの判断
に基づき画像形成動作の許否を決定する決定手段と、画
像決定動作を許可する決定がされた段階で前記依頼元を
表す識別番号が入力されているか否かを判定する判定手
段と、前記依頼元を表す識別番号が入力されていると判
定されたら、その後になされる画像形成動作の計数値を
当該依頼元を表す識別番号と関連付けて記憶し、依頼元
を表す識別番号が入力されていないと判断されたら、そ
の後になされる画像形成動作の計数値を使用者を表す識
別番号と関連付けて記憶する記憶手段と、を備えること
を特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
の実施の形態を、デジタル2色カラー複写機を例にして
説明する。 (1) デジタル2色カラー複写機の全体の構成 図1は、当該デジタル2色カラー複写機(以下、単に
「複写機」という。)の実施の形態における全体の構成
を示す図である。同図に示すように、複写機1は、原稿
自動搬送部10と、画像読取部30と、プリンタ部50
と、給紙部70と、再給紙部90とからなる。
【0009】原稿自動搬送部10は、画像読取部30に
原稿を1枚ずつ搬送するためのものであって、原稿給紙
トレイ11に載置された原稿は、給紙ローラ12、捌き
ローラ13、捌きパッド14により1枚ずつ分離されて
下方に送られ、さらに中間ローラ15、レジストローラ
16および搬送ベルト17によって、原稿ガラス板31
上の原稿スケール32によって規制される原稿読取位置
まで搬送される。当該原稿が画像読取部30のスキャナ
33によりスキャンされると、再び、搬送ベルト17が
駆動し、排紙ローラ18を経て原稿排紙トレイ19上に
排出される。
【0010】この原稿の裏面もスキャンする場合には、
切換爪20により原稿の搬送路を反転ローラ21方向に
切り換え、当該反転ローラ21により原稿を反転させて
再び原稿ガラス板31方向へ移送し、さらに搬送ベルト
17により原稿ガラス板31の上記原稿読取位置まで搬
送する。そして、当該原稿の裏面がスキャンされると、
搬送ベルト17が左方向に駆動されて上述の排紙動作に
よって原稿排紙トレイ19上に排出されると共に、原稿
給紙トレイ11に載置された次の原稿が原稿読取位置ま
で送られるようになっている。
【0011】画像読取部30は、原稿ガラス板31上の
原稿画像を読み取るものであって、原稿ガラス板31の
下方に、図の矢印方向に移動して原稿をスキャンするス
キャナ33を備える。スキャナ33は、スキャナモータ
M2により駆動される。スキャナ33には、露光ランプ
34とこの露光ランプ34の照射による原稿からの反射
光を原稿ガラス板31に平行な方向に反射するミラー3
5が設置される。ミラー35の反射光は、さらにミラー
36,37および集光レンズ38aを介してダイクロイ
ックミラー38bに入射され、ここで透過光と反射光に
分離されて、それぞれCCDイメージセンサ(以下「C
CDセンサ」という)39a,39bに導かれる。
【0012】このダイクロイックミラー38bは、原稿
からの反射光の内、例えば赤色などの特定色の光を反射
し、その他の原稿内の黒色および当該特定色の補色(以
下、「非特定色」という。)を透過させる特性を有し、
CCDセンサ39aは、非特定色の画像を、CCDセン
サ39bは、特定色の画像を、それぞれ電気信号に変換
する。
【0013】CCDセンサ39a,39bによって得ら
れた各色の電気信号は、画像信号処理部110において
A/D変換されてそれぞれデジタル信号となり、さらに
シェーディング補正や濃度変換、エッジ強調などの処理
を加えられた後、画像データとしてメモリユニット部1
20に格納される。メモリユニット部120に格納され
た各色の画像データは、印字処理部130に読み出さ
れ、非特定色に対応したレーザーダイオード51aおよ
び特定色に対応したレーザーダイオード51bの出力を
それぞれ制御する制御信号に変換される。
【0014】プリンタ部50は、上記画像読取部30で
読み取った原稿画像をコピー用紙上に再生するものであ
って、当該プリンタ部50におけるレーザダイオード5
1a,51bは上記印字処理部130出力された制御信
号に基づき、それぞれ異なる波長のレーザ光を出射す
る。この2本のレーザ光は、ダイクロイックミラー51
cにより一本化された後、所定の角速度で回転するポリ
ゴンミラー52のミラー面で反射され、fθレンズ5
3、ミラー54aを介してダイクロイックミラー54b
に入射し、ここで再び、非特定色および特定色に対応す
るレーザ光に分離され、それぞれミラー55a,55b
を介して、感光体ドラム56の表面の周方向の異なる位
置を露光走査する。
【0015】この感光体ドラム56は、レーザダイオー
ド51bから照射されたレーザ光による露光を受ける前
に、クリーニング部57により感光体表面の残留トナー
が除去され、さらにイレーサランプ(図示せず)により
除電された後、帯電チャージャ58aにより一様に帯電
されており、上記レーザ光による露光を受けて特定色に
対応した静電潜像を形成する。この静電潜像は、赤色の
トナーを含む現像剤が収納された現像器59bにより顕
像化される。
【0016】感光体ドラム56がさらに回転して帯電チ
ャージャ58aにより帯電され、レーザダイオード51
aから照射されたレーザ光により感光体ドラム56表面
に非特定色用の静電潜像が形成され、黒色トナーを含む
現像剤が収納された現像器59aにより顕像化される。
なお、特定色と非特定色に対応する2本のレーザ光は、
感光体ドラム56における周方向の露光位置が異なる
が、後述するように印字処理部130(図3)におい
て、特定色の画像データの出力のタイミングに対して非
特定色の画像データの出力のタイミングを当該感光体ド
ラム56の回転速度に合わせて所定時間遅延させている
ので、感光体ドラム56上における赤色と黒色のトナー
像の画像形成位置を一致させて色ズレのない再生画像を
形成することができる。
【0017】給紙部70は、所定サイズのコピー用紙を
給紙するものであって、2つの用紙カセット71,72
が設けられている。これらのカセットに積載されたコピ
ー用紙のサイズは、光電式の用紙サイズセンサSE1,
SE2によって検出され、その検出信号は、後述の印字
制御部405(図3)のCPU415に送られる。そし
て、上述の感光体ドラム56の露光および現像の動作と
同期して、必要なサイズのコピー用紙が、用紙カセット
71,72のいずれかから供給されて、感光体ドラム5
6の下方で感光ドラム56の表面に接触し、転写チャー
ジャ60の静電力により、感光体ドラム56表面の赤と
黒の2色のトナー像が当該コピー用紙表面に転写され
る。その後、コピー用紙は、分離チャージャ61によっ
て感光体ドラム56の表面から引き剥され、搬送ベルト
62により定着部63に搬送される。コピー用紙に転写
されたトナー像は、触れるとすぐに剥がれる不安定な状
態であるので、定着部63において内部にヒータを備え
た定着ローラ64で加熱しながら押圧することにより、
トナー粒を紙の繊維の間に固定して定着させる。定着後
のコピー用紙は、再給紙部90内の搬送路91を介して
排紙トレー92上に排出される。
【0018】再給紙部90は、コピー用紙の裏側にも再
生画像を形成する場合(いわゆる両面コピーの場合)に
定着後のコピー用紙を再給紙するものであって、当該両
面コピーの場合には、再給紙部90の切換爪93の左端
を上方へ向けて、コピー用紙を搬送路94に導き、さら
に反転用ローラ95により一旦反転用搬送路96方向に
押し出してから、反転用ローラ95を逆転させて搬送路
97を介して感光体ドラム56下方の転写位置に送り込
むことにより、コピー用紙の裏面へのコピーを実現す
る。このとき、次のコピー用紙も所定の用紙間隔で続け
て搬送するようにすれば、所定枚数について第1面の画
像形成が終了した時点で表裏が反転されたコピー用紙が
感光体ドラム56の転写位置間近にきているので、すぐ
に第2面の画像形成を連続して行うことができ、両面コ
ピーの処理速度を向上させることが可能となる。
【0019】なお、各所に配置されたセンサSE11〜
SE14は、それぞれ例えば発光素子と光電変換素子を
備えた反射式の光電検出器からなるジャム検知センサで
あって、搬送されてきたコピー用紙を検出し、その前方
の縁の検出から所定時間経っても後方の縁が検出されな
かった場合に、制御部400において紙詰まり(ジャ
ム)と判断されるようになっている。
【0020】また、画像読取部30の前面の操作しやす
い位置には、図2に示すような操作パネル200が設置
される。この操作パネル200には、各種のモードを表
示する液晶表示部201、複写枚数などを入力するため
のテンキー202、複写倍率を設定するための倍率設定
キー203、画像の濃度を設定するための濃度設定キー
204、コピー用紙を選択するための用紙選択キー20
5、コピー用紙の両面にコピーするモード(両面コピー
モード)を設定するための両面コピーモード設定キー2
06、複写倍率を表示する倍率表示部207、コピー枚
数を表示する枚数表示部208、コピー枚数を標準値
「1」に戻すためのクリアキー209、複写機内部に設
定された諸条件を標準値に戻すためのパネルリセットキ
ー210、コピー動作の開始を指示するためのプリント
キー211、コピー動作を中止させるためのストップキ
ー212、液晶表示部201に表示する項目を選択する
ための項目選択キー213、項目選択キー213で選択
した項目を確定するための確定キー214、使用部門や
依頼元部門等の識別番号を設定するための部門キー21
5、この複写機が他の複写機、ファクシミリ装置等とネ
ットワーク接続されている場合に、画像データや各種制
御データの送信先を設定するための送信キー216が設
けられている。
【0021】なお、液晶表示部201は、例えば、各部
門の識別番号の入力を促すメッセージのほか、紙詰まり
(ジャム)の発生や、コピー用紙の不足(ペーパーエン
プティ)、消耗品(トナー)の不足の表示などの複写機
の各種の異常状態の情報を表示するようになっている。 (2) 制御部400の構成 図3は、複写機1内部に設置された制御部400の構成
を示すブロック図である。この制御部400は、操作パ
ネル制御部401と、画像処理制御部402と、読取走
査制御部403と、メモリユニット制御部404と、印
字制御部405と、タイミング制御部406と、原稿搬
送制御部407と、再給紙制御部408と、外部通信制
御部409とからなる。
【0022】各制御部401〜409におけるCPU4
11〜419は、コマンドラインCLおよびシリアルI
/O480を介して相互にシリアル通信できるように接
続され、これにより各種のコマンドやレポート、その他
のデータの授受がなされる。また、各制御部401〜4
09におけるROM421〜429には、それぞれの制
御に必要な基本プログラムが格納されており、これらの
プログラムに基づき各CPU411〜419が各部の制
御を行う。また、RAM431〜439は、主に操作者
の指示や各部の動作状態を記憶するワークエリアとして
動作する。
【0023】以下、各制御部の内容を説明する。操作パ
ネル制御部401は、操作パネル200から指示内容を
他の制御部に伝えると共に、操作パネル200の表示を
制御するものであって、そのCPU411は、操作パネ
ル200の各種操作キーからの信号をI/Oポート44
1を介して受信し、また、I/Oポート451を介して
操作パネル200の液晶表示部201(図2)の表示内
容や倍率表示部207、枚数表示部208の表示内容を
制御する。ROM421には、パネル表示プログラムが
格納されており、RAM431には、各種のフラグや操
作パネル200から入力された使用部門ID、依頼元部
門IDなどが一時的に格納される。また、不揮発性RA
M461には、当該複写機1における使用を許可された
部門の識別番号が登録されており(登録部門ID)、ま
た、後述するようにコピー回数のカウント値が使用部門
IDや依頼元部門ID等の識別番号に関係付けて格納さ
れる。
【0024】画像処理制御部402は、画像信号処理部
110各部の制御を行う。この画像信号処理部110
は、A/Dコンバータやシェーディング補正部、MTF
補正部、変倍部、γ補正部、色判別部などを備えてお
り、入力された画像データは、CPU412の制御を受
けて、A/Dコンバータにより画素ごとに8ビットのデ
ジタル多値信号に変換され、シェーディング補正部によ
り露光ランプ34の照度ムラやCCDセンサ39a,3
9bの感度ムラが補正された後、MTF補正部によりエ
ッジ強調などの画質改善のための処理を受け、さらに変
倍部やγ補正部によりそれぞれ変倍処理、γ補正処理を
加えられた後に、メモリユニット部120に画像データ
D2として出力する。これとともに色判別部から、各画
素に対応する画像データD2ごとに、特定色、非特定色
のいずれの色の画像データかを示す1ビットの色データ
DCを出力する。
【0025】読取走査制御部403は、画像読取部30
の駆動制御を行う。すなわち、CPU413は、ROM
423に格納された制御プログラムに基づき、スキャナ
モータM2の回転や露光ランプ34の押下/OFFを制
御してスキャナ33による原稿スキャン動作を制御す
る。メモリユニット制御部404は、メモリユニット部
120の動作を制御する。画像信号処理部110から出
力された画像データD2をその色データDCと共にメモ
リユニット部120の画像メモリ123に一旦格納し、
必要に応じてこれらを読み出してプリンタ部50の印字
処理部130へ出力する。
【0026】メモリユニット部120は、各画像データ
の出入を切り換える切換部121、CPU414からの
パラメータ設定に基づいて各画像データを2値化する2
値化処理部122、所定の記憶容量を有するマルチポー
トの画像メモリ123、画像を回転させるための回転処
理部124、およびCPU414からのパラメータ設定
に基づいて多値データを作成する多値化処理部125か
らなる。
【0027】メモリユニット部120に入力された画像
データD2は、2値化処理部122により2値化された
後、色データDCと対応して画像メモリ123に書き込
まれる。画像データの読み出しの際には、CPU414
の指示により目的の頁の画像データが色データDCと共
に画像メモリ123から読み出され、必要に応じて回転
処理部124において回転処理した後、多値化処理部1
25にて多値データに変換し、切換部121を介して画
像データD3として色データDCと共に印字処理部13
0に出力される。
【0028】印字制御部405は、上記印字処理部13
0のほかプリンタ部50、給紙部70における各動作を
統一的に制御して、メモリユニット部120から出力さ
れた画像データD3に基づき印字を実行させる。すなわ
ち、ROM425には、当該印字制御のプログラムが格
納されており、CPU415は、このプログラムに基づ
きメモリユニット部120から出力された画像データD
3および色データDCを印字処理部130に入力し、レ
ーザダイオード51a,51bの駆動信号に変換して出
力させる。
【0029】この印字処理部130は、色データDCに
基づいて画像データD3の出力先を切り換える色セレク
タ131と、2個のバッファ132a,132bと、遅
延メモリ133と、レーザダイオード51a,51bを
駆動させるLDドライバ134a,134bとを備えて
いる。メモリユニット部120から出力された画像デー
タD3および色データDCが色セレクタ131に入力さ
れると、色セレクタ131は、まず色データDCから当
該画像データは何色の画像データであるかを判定し、特
定色の画像データであると判定された場合にはバッファ
132bを介してLDドライバ134bに送り、これに
基づいてレーザダイオード51bの駆動制御が行われ
る。反対に、画像データが非特定色の画像データと判定
されたときは、バッファ132aを介して遅延メモリ1
33に送られ、ここで感光体ドラム71上の露光位置の
違いに応じた遅延を行った後、LDドライバ134aに
よりレーザダイオード51aの駆動制御が行われる。こ
れにより、感光体ドラム56上における赤色と黒色のト
ナー像の画像形成位置が一致し、色ズレのない再生画像
が形成される。
【0030】なお、画像形成に際して、I/Oポート4
45を介して作像系の各種センサ、例えば、感光体ドラ
ム56へのトナーの付着量を検出する濃度検出センサの
ほか、温度センサや湿度センサなどの検出値(これらの
センサは、いずれも図示していない)がCPU415に
入力され、帯電チャージャ58a、58bや転写チャー
ジャ60などの出力をI/Oポート455を介して調整
して再現画像が最適になるように制御すると共に、作像
系各部の駆動部の動作を制御して、コピー用紙への印字
を実行する。また、I/Oポート445を介して用紙サ
イズ検知センサSE1,SE2からのサイズ検出信号が
入力されており、これによりCPU415は用紙カセッ
トを適切に選択して給紙動作を制御し、あるいは、上述
のジャム検知センサSE13、SE14からの信号によ
り紙詰まりを検知してその旨をCPU411に通知し、
操作パネル200の液晶表示部201に表示させる。
【0031】タイミング制御部406は、制御部400
の全体的なタイミング調整や動作モードの設定のための
処理を行うものであって、CPU416はROM426
から必要な制御プログラムを読み出して、内部タイマー
により時間を管理しながら、各制御部に各種のコマンド
や制御データを発して全体の処理ルーチンを統一的に制
御することにより、円滑なコピー動作を達成する。
【0032】原稿搬送制御部407は、自動原稿搬送部
10の制御を行うものであって、CPU417はROM
427に格納された制御プログラムに従ってタイミング
を取りながらI/Oポート457を介して各駆動部の動
作を制御し、原稿給紙トレイ11にセットされた原稿を
画像読取部30の原稿読取位置に送り込む搬送制御を実
行する。
【0033】再給紙制御部408は、再給紙部90の制
御を行うものであって、上述したように両面コピーか片
面コピーかによって搬送路を切り換えながら、第1面に
画像形成済みのコピー用紙を排紙トレイ92にそのまま
排出し、あるいは反転用搬送路96を介して反転させて
再び転写チャージャー60の位置に移送して第2面への
画像形成を実行させる。このため、CPU418は、R
OM428に格納された制御プログラムに基づいて、I
/Oポート448介して上記ジャム検出センサSE14
などのセンサ入力を得て紙詰まりなどを検出する一方、
I/Oポート458を介して各駆動部の動作を制御す
る。
【0034】外部通信制御部409は、他の複写機等と
の通信を制御するものであって、CPU419は、RO
M429に格納された制御プログラムに従ってモデム部
479の制御を行い、後述するように送信モードに設定
されている場合に、上述のメモリユニット部120の画
像メモリ123に格納された画像データやその他の制御
データをモデム部479を介してネットワーク接続され
ている他の複写機に送信する。反対に、他の複写機から
画像データや制御データを受信した場合には、CPU4
19の指示によりメモリユニット制御部404などに転
送する。
【0035】(3)パネル制御部401における制御動
作 次いで、使用者が複写機1に使用部門IDを入力して、
コピーを実行し、そのコピー回数をカウントする場合の
パネル制御部401における制御動作をフローチャート
に基づき説明する。図4は、操作パネル制御部401の
CPU411が実行するメインルーチンを示すフローチ
ャートである。
【0036】装置本体に電源が投入されると、CPU4
11は、内部のレジスタ、RAM431等を初期化して
初期設定を行い(ステップS11)、その後内部タイマ
ーをスタートさせて(ステップS12)、ステップS1
3〜S20の所定の処理を行い、内部タイマーが終了す
るのを監視する(ステップS21)。当該内部タイマー
が終了すると、ステップS12に戻り、以後ステップS
13〜S20の各処理を内部タイマーに設定された所定
の時間間隔で実行する。
【0037】ステップS13において、CPU411
は、他のCPU412〜419からシリアル通信でデー
タが送られてくるごとに、その受信データの内容を解析
する。次に、その受信データに基づいて現在プリント中
であるか否かを判断する(ステップS14)。この判断
は、全体のタイミングを調整するCPU416からの通
信データを解析した結果なされるものであって、現在プ
リント中ではないと判断された場合には、ステップS1
5に移って入力処理を行う。
【0038】図5は、当該入力処理のサブルーチンを示
すフローチャートである。CPU411は、まず、RA
M431に設けられたコピー許可フラグに「1」がセッ
トされているか否か判断する(ステップS1501)。
このコピー許可フラグは、後述するように入力された使
用部門IDが複写機内部の登録部門IDに一致する場合
にセットされるものであって(ステップS1508参
照)、これがセットされていない場合には、使用部門I
Dが操作パネル200から入力されるのを待ち、当該I
Dが入力されるとその番号をRAM421に仮記憶する
(ステップS1502、S1503)。さらに部門キー
215が押下されると、当該使用部門IDが仮記憶され
ているのを確認した上で、不揮発性RAM461に登録
された登録部門IDの中にその使用部門IDと一致する
ものがあるか否かをチェックし(ステップS1504、
S1505、S1506)、一致するものがあればその
使用部門IDを本記憶するとともに、コピー許可フラグ
に「1」をセットし(ステップS1507,S150
8)、ステップS1520に進む。
【0039】このステップS1520では、CPU41
1は、複写枚数、複写倍率等のコピーモードの入力を受
付け、さらにステップS1521において必要に応じて
その他の入力、例えばメンテナンス用の操作などの入力
を受け付ける。そして、プリントキー211が押下され
るとRAM431に設けられたプリントモードフラグに
「1」をセットし(ステップS1522,S152
3)、メインルーチンにリターンされる。
【0040】なお、使用部門IDが入力されたが部門キ
ー215が押下されない場合(ステップS1504で
「No」)、もしくは、使用部門IDが入力されないま
ま誤って部門キー215を押下されたため、使用部門I
Dが仮記憶されていない場合(ステップS1505で
「No」)、さらには、使用部門IDは入力され部門キ
ー215も押下されたが、当該使用部門IDが登録部門
IDに一致しない場合(ステップS1506で「N
o」)には、コピー許可フラグはセットされず、ステッ
プS1509に移ってメンテナンス用の操作などのその
他の入力処理を経てメインルーチンにリターンされる。
【0041】以上のステップS1502〜S1508の
一連の処理により、使用者により入力された使用部門I
Dが登録部門IDに一致した場合のみコピー許可フラグ
がセットされるので、無関係な者の装置使用を排除する
ことができる。また、ステップS1501においてコピ
ー許可フラグが「1」にセットされている場合には、上
述の通りすでに使用部門IDが入力されてコピー使用が
許可されている状態なので、CPU411は、さらに依
頼元部門IDが入力されているか否かを判断する(ステ
ップS1510)。依頼元部門IDが入力されている場
合には、CPU411は、この番号をRAM431に仮
記憶し(ステップS1511)、部門キー215が押下
にされると当該依頼元部門IDを本記憶し(ステップS
1512,S1513,S1514)、上述のステップ
S1520〜S1523の処理の後、メインルーチンに
リターンされる。
【0042】これに対し、依頼部門IDが入力されたが
部門キー215が押下されないとき(ステップS151
2で「No」)、あるいはステップS1510において
依頼元部門IDが入力されないまま誤って部門キー21
5が押下されたため、当該依頼元部門IDが仮記憶され
ていないとき(ステップS1513で「No」)には、
さらにステップS1515に進み、必要に応じて送信モ
ードの設定処理が行われる。
【0043】すなわち、ステップS1515において送
信キー216が押下されたと判断すると、さらに送信モ
ード設定キーが押下されているかを判断する(ステップ
S1516)。この送信モード設定キーそのものは、図
2に直接図示されていないが、項目選択キー213を押
下して液晶表示部201に「送信モード設定」を表示さ
せたときの確定キー214が送信モード設定キーに相当
する。
【0044】ステップS1516において、当該送信モ
ード設定キーが押下されていなければ、電話回線を介し
て接続されている送信先の複写機の部門の識別番号(以
下、「送信先部門ID」という。)を入力して、当該送
信先部門IDをRAM431に記憶させる(ステップS
1517,S1518)。そしてサブルーチンが循環し
て再びステップS1516にきたときに送信モード設定
キーが押下されていた場合には、CPU411により、
送信モードにセットされ(ステップS1519)、上述
のステップS1520〜S1523の処理の後、メイン
ルーチンにリターンされる。
【0045】以上のステップS1515〜S1519の
処理は、要するに使用者が送信キー216を押下して送
信先部門IDを入力して送信モード設定キーを押下する
ことにより送信モードがセットされることを示してい
る。図4のフローチャートに戻り、上記ステップS15
での入力処理後、ステップS18の表示処理が実行され
る。この表示処理では、CPU411は、RAM431
に格納された各種情報に基づいて、操作パネル200の
液晶表示部201や、倍率表示部207、枚数表示部2
08の表示内容を制御する。例えば、入力された使用部
門IDと不揮発性RAM461内の登録部門IDとが一
致しない場合には、CPU411は、部門IDの再入力
を促すメッセージを液晶表示部201に表示させて再入
力を促し、一定時間経過すると図2に示す初期画面を表
示させる。
【0046】次いで、CPU411は、他のCPU41
2〜419に送信するデータを作成する(ステップS1
9)。例えば、プリントモードフラグがセットされてい
る場合には(図5、ステップS1523参照)、その旨
を印字制御部405のCPU415に指示するための送
信データを作成し、RAM431内に設けられた送信用
リングバッファに格納する。
【0047】その後、その他の処理、例えば、上記作成
した送信データを他のCPU412〜419に送信する
処理を行い(ステップS20)、内部タイマーが終了す
ると(ステップS21)、ステップS12に戻る。ま
た、ステップS14においてプリント中であると判断さ
れた場合には、さらに、上記受信データの解析によりカ
ウントアップ要求が送信されてきているか否かを判断し
(ステップS16)、カウントアップ要求があった場合
にはステップS17にて上記ステップS15のサブルー
チンで入力された依頼元部門ID、送信先部門IDの各
部門IDの入力の有無に基づいてコピー回数のカウント
先の部門を決定し、当該部門のカウンタをカウントアッ
プするカウント処理を行う(ステップS17)。
【0048】なお、上記カウントアップ要求は、タイミ
ング制御部406のCPU416から送信されてくるも
のであって、CPU416は、印字制御部405から1
回の印字動作ごとに送られてくる印字レポート、もしく
は外部通信制御部409から1頁分の画像データを外部
へ送信するごとに送られてくる送信レポートを受信する
たびに、上記カウントアップ要求をCPU411に送信
するようになっている。
【0049】図6は、上記ステップS17のカウント処
理のサブルーチンを示すフローチャートである。同図に
示すようにこのサブルーチンでは、CPU411は、ま
ず、RAM431に依頼元部門IDが記憶されているか
否かを判断し(ステップS1701)、依頼元部門ID
が記憶されている場合には、依頼元部門IDに対応する
カウンタをカウントアップする(ステップS170
2)。
【0050】ステップS1701において、依頼元部門
IDが記憶されていない場合は、次に送信先部門IDが
RAM431に記憶されているか否か判断し(ステップ
S1703)、送信先部門IDが記憶されている場合に
は、CPU411は、当該送信先部門IDに対応するカ
ウンタをカウントアップする(ステップS1704)。
【0051】また、ステップS1701において依頼元
部門IDが記憶されておらず、かつステップS1703
において送信先部門IDも記憶されていない場合には、
CPU411は、使用部門IDに対応するカウンタをカ
ウントアップする(ステップS1705)。なお、不揮
発性RAM461には、部門IDに対応してそのコピー
回数を記憶するための集計用テーブルが作成されてお
り、上記「カウンタ」とは、当該集計用テーブルにおい
て各部門IDに対応して設けられたコピー回数を記憶す
るための記憶領域を意味し、「カウントアップする」と
は、上記カウントアップ要求ごとに当該カウンタに記憶
されたコピー回数を1回ずつインクリメントする動作を
意味する。
【0052】そして、上述のフローチャートにおいてカ
ウント先が決定されると、その部門IDが上記集計用テ
ーブルに登録され、対応するカウンタがカウントアップ
される。また、当該部門IDがすでに集計用テーブルに
登録済みの場合は、改めて部門IDを登録する必要はな
く、その部門IDに対応するカウンタがカウントアップ
されることになる。
【0053】なお、当該使用部門IDの管理下でのコピ
ーが終了すると、RAM431に格納された各部門ID
の記憶領域がクリアされ、次の使用部門IDの入力を待
つことになる。この際のコピー終了の判断は、例えば、
使用者が操作パネル200から所定の入力をすることに
より、もしくは最後のコピー動作が終了してから一定時
間経過しても操作パネル200に入力がない場合にCP
U411によってなされる。
【0054】このようにして図4のステップS17のカ
ウント処理を実行した後、上述のステップS18以下の
処理を行ってステップS12に戻り、以下同じ動作を繰
り返す。 (5)変形例 以上、本発明に係る画像形成装置を実施の形態に基づい
て説明してきたが、本発明の内容が、上述の実施の形態
に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例が
考えられる。
【0055】(5−1)上記実施の形態においては、C
PU416からのカウントアップ要求を受けて単にカウ
ント値を増加するカウント処理について述べたが、予め
部門ごとにコピー回数の上限値を設定しておいて、コピ
ーが行われるごとに当該上限値から減算し、減算結果が
「0」になった時点で使用を禁止するようなカウント処
理を実行してもよい。
【0056】(5−2)上記実施の形態において送信モ
ードが設定されている場合に、CPU416からのカウ
ントアップ要求を受けて自装置において当該送信先部門
IDに対応させてコピー回数をカウントして不揮発性R
AM461に格納しているが、当該カウントアップ要求
を外部通信制御部409を介して制御データとして送信
先複写機に送信し、当該複写機においてカウントさせる
ようにしてもよい。同様に、自装置に対し外部の複写機
などから画像データが送信されて自装置で印字する場合
にも、当該外部の装置からのカウントアップ要求を受信
して自装置でカウントするようにしてもよい。
【0057】(5−3)また、上記実施の形態において
は、依頼元部門IDと送信先部門IDを択一的に入力す
るようにしたが、送信モードの実行が必ずしも送信先部
門の利益にならない場合も考えられるので、この場合に
は、送信先部門IDの入力と共に依頼元部門ID(もし
くは、実際に受益を受ける他の部門ID)の入力を受け
付けて、送信モードの実行の際、当該依頼元部門IDに
対応するカウンタをカウントアップするようにしてもよ
い。
【0058】(5−4)さらに、多数の複写機をネット
ワーク接続して大規模な複写機管理システムを構成した
場合には、ホストコンピュータなどのカウント専用の集
計装置を接続しておき、この集計装置に対して該当する
カウント先の識別番号とカウントアップ要求を送信し、
当該集計装置において全ての部門のコピー回数を集中し
て管理するようにしてもよい。
【0059】(5−5)なお、上記実施の形態において
は、モデム部479により電話回線を介して、他の複写
機と画像データや制御データの送受信が可能な複写機を
示したが、当該通信機能は本発明に必須ではなく、省略
可能である。省略する場合には、当然、図3の制御部4
00における外部通信制御部409は不要であり、図5
の入力処理のサブルーチンにおける送信モード設定のた
めのステップS1515〜1518や、図6のカウント
処理におけるステップS1702、S1705も不要と
なる。
【0060】(5−6)また、上記実施の形態において
は、デジタル2色カラー複写機に本発明を適用した例を
示したが、フルカラーやモノクロの複写機やその他プリ
ンタ、ファクシミリ装置等の画像形成装置に適用するこ
とも可能である。
【0061】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、使
用部門を示す第1の識別子と依頼部門を示す第2の識別
子が入力可能であって、第1の識別子の入力があるとそ
の識別子が予め登録されている使用許可された識別子に
一致するか否かの判断に基づき画像形成動作の許否を決
定すると共に、さらに第2の識別子が入力された場合に
は、画像形成動作の計数値を当該依頼部門の識別子に関
連付けて記憶し、第2の識別子が入力されない場合に
は、画像形成動作の計数値を当該使用部門の識別子に関
連付けて記憶するようにしているので、無関係な者の装
置使用を排除することができると共に、例えば、他の部
門の依頼を受けて自己の部門の画像形成装置によって画
像形成する場合において、自己の部門の識別子を第1の
識別子、当該依頼元の部門の識別子を第2の識別子とす
ることにより、受益者である依頼元部門の識別子に関連
付けて当該画像形成動作の計数を行なうことができる。
これにより、画像形成動作の回数に応じて費用請求する
場合において、当該依頼部門に費用請求されるべき画像
形成動作の回数が明確になり、適正な費用請求が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複写機の実施の形態における全体
の構成を示す図である。
【図2】操作パネルの構成を示す図である。
【図3】制御部の構成を示すブロック図である。
【図4】上記制御部における操作パネル制御部の動作を
示すフローチャートである。
【図5】図4の入力処理(ステップS15)のサブルー
チンを示す図である。
【図6】図4のカウント処理(ステップS17)のサブ
ルーチンを示す図である。
【符号の説明】
1 複写機 10 原稿自動搬送部 30 画像読取部 50 プリンタ部 70 給紙部 90 再給紙部 110 画像信号処理部 120 メモリユニット部 130 印字処理部 200 操作パネル 213 項目選択キー 214 確定キー 215 部門キー 216 送信キー 400 制御部 401 操作パネル制御部 406 タイミング制御部 409 外部通信制御部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成動作の回数を計数する計数手段
    と、使用部門を示す 第1の識別子と依頼部門を示す第2の識
    別子の双方を入力操作することのできる入力手段と、 第1の識別子の入力があると、その識別子が予め登録さ
    れている使用許可された識別子に一致するか否かの判断
    に基づき画像形成動作の許否を決定する決定手段と、 画像決定動作を許可する決定がされた段階で第2の識別
    子が入力されているか否かを判定する判定手段と、 第2の識別子が入力されていると判定されたら、その後
    になされる画像形成動作の計数値を当該第2の識別子と
    関連付けて記憶し、第2の識別子が入力されていないと
    判断されたら、その後になされる画像形成動作の計数値
    を第1の識別子と関連付けて記憶する記憶手段と、 を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の識別子は使用部門を示す識別
    番号であり、前記第2の識別子は依頼部門を示す識別番
    号であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 画像形成動作の回数を計数する計数手段
    と、 使用者を表す識別番号と依頼元を表す識別番号の双方を
    入力操作することのできる入力手段と、 前記使用者を表す識別番号の入力があると、その識別番
    号が予め登録されている使用許可された識別番号に一致
    するか否かの判断に基づき画像形成動作の許否を決定す
    る決定手段と、 画像決定動作を許可する決定がされた段階で前記依頼元
    を表す識別番号が入力されているか否かを判定する判定
    手段と、 前記依頼元を表す識別番号が入力されていると判定され
    たら、その後になされる画像形成動作の計数値を当該依
    頼元を表す識別番号と関連付けて記憶し、依頼元を表す
    識別番号が入力されていないと判断されたら、その後に
    なされる画像形成動作の計数値を使用者を表す識別番号
    と関連付けて記憶する記憶手段と、 を備えることを特徴とする画像形成装置。
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