JPH11334182A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11334182A
JPH11334182A JP10149367A JP14936798A JPH11334182A JP H11334182 A JPH11334182 A JP H11334182A JP 10149367 A JP10149367 A JP 10149367A JP 14936798 A JP14936798 A JP 14936798A JP H11334182 A JPH11334182 A JP H11334182A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優先順位を変更しても、一つのプリントジョ
ブの出力束の中に他のプリントジョブの出力束がまぎれ
ないようにすること。 【解決手段】 出力待ち行列の中に存在するプリントジ
ョブ(ジョブA)の優先順位の変更要求が優先キー80
1の押下によって発行されると、その押下されたジョブ
に関してのみ、優先順位が最も高い“0”に変更され
る。ジョブAが、その時点での出力順No. 1のプリント
ジョブ(ジョブB)より優先順位が高いかどうかを判定
し、高いと判定された場合、さらにジョブBが現在実行
中かどうかの判定を行う。ジョブBがまだ実行中でなか
った場合、ジョブBに変わってジョブAを直ちに実行開
始する。ジョブBがすでに実行中であった場合、両ジョ
ブのいずれか一方のみ後処理するジョブであった場合
は、ジョブBの出力をストッブさせ、ジョブAのプリン
ト出力を開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置に関
し、特に、複数の画像ジョブを受付可能な画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】昨今のネットワーク技術の進歩により、
プリンタおよびプリンタ機能を有する複写機においても
ネットワーク対応が進み、ネットワーク上の複数のクラ
イアントからの複数のプリントジョブを処理することが
可能なものがある。その中には、コピージョブも含めた
複数のプリントジョブそれぞれに優先順位を設け、その
出力緊急度を設定できるものがある。この機能の提供に
より、さらにユーザー側にとって使い勝手のよいプリン
トスケジューリングが可能となる。さらに、この機能に
よって設定された優先順位によってスケジューリングさ
れた複数のジョブの中から、任意のジョブに対して優先
順位を変更できるようにすることで、よりフレキシブル
に出力スケジューリングを調整することが可能となる。
【0003】また、複写機およびプリンタがハードディ
スク等の画像記億装置、すなわちイメージサーバを備え
ることで、以前の複写機およびプリンタのように部数分
の画像入力処理を行わず、すべての原稿画像に対する一
度の画像入力処理で複数部のプリントが可能となる。こ
の機能の提供により、画像入力処理を早く解放すること
ができ、すなわち原稿束の回収もしくはネットワーク上
での原稿の転送等のユーザーの束縛時間を短くすること
ができ、上記のプリントスケジューリングの機能とあわ
せてより効率よい複数のプリントジョブ処理が可能とな
る。
【0004】画像記憶装置を備えた複写機およびプリン
タはまた、一度の画像入力処理で複数部生成できる特徴
を生かし、同じ複数部の出力を行うにしても、同時進行
で複数部を生成することで最終出力束の完成が遅くなる
タイプの排出処理部(ソータ)よりも、一部ずつ出力束
を完成させていくタイプの排出処理部(フィニッシャ)
を備えたものが多くなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このフ
ィニッシャタイプの排出処理部を備え、かつ複数のプリ
ントジョブを各優先順位を用いてスケジューリングする
複写機およびプリンタでは、フィニッシャは基本的に一
つの積載部に出力束をためていく構成をとるために、ス
ケジューリングの結果現在処理中のプリントジョブより
優先順位の高いジョブを割り込みで処理すると、一つの
プリントジョブの出力束のグループの中に他のプリント
ジョブの出力束がまぎれた形の積載状況となってしま
い、ユーザーがどこまでが自分の出力したジョブの出力
束なのかわかりづらくなる欠点がある。
【0006】本発明は以上の点を考慮し、たとえば、ス
テープル等の後処理を行うか否かによって切り分けられ
る少なくとも2つ以上の積載部を有するフィニッシャタ
イプの排出処理部を備えた画像形成装置において、早く
出力させるため優先順位を変更された場合においても、
出力後の形態が上記の欠点のごとくジョブごとの整合性
が乱れた形にならないように、ユーザーの使い勝手を向
上させることができる画像形成装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、複数の画像ジョブに予め与えら
れる優先順位に基づいた出力順にしたがって前記複数の
画像ジョブを実行し、画像形成して出力する画像出力手
段と、優先順位変更要求にしたがって、2番目以降の出
力順の第1の画像ジョブの優先順位を最も高い優先順位
に変更する優先順位変更手段と、前記優先順位変更手段
によって変更された前記第1の画像ジョブの優先順位
が、出力順1番目の第2の画像ジョブの優先順位よりも
高い場合、前記第2の画像ジョブが実行開始前の時は前
記第1の画像ジョブと第2の画像ジョブの出力順を入れ
替え、前記第2の画像ジョブが実行中の時は前記第1、
第2の画像ジョブに対する画像形成後の後処理の有無に
応じて、第2の画像ジョブを中断し且つ第1の画像ジョ
ブを優先して実行するか否かを決定する制御手段とを具
えたことを特徴とする。
【0008】さらに請求項2の発明は、請求項1におい
て、前記制御手段は、前記第2の画像ジョブが実行中で
あり、且つ、前記第1及び第2の画像ジョブが画像形成
後の後処理を行うジョブであった時は、前記第1の画像
ジョブの出力順を第2の画像ジョブの次の出力順とし、
前記第2の画像ジョブが実行中であり、前記第1の画像
ジョブが画像形成後の後処理を行わないジョブであり、
且つ、前記第2の画像ジョブが画像形成後の後処理を行
うジョブであった時は、前記第2の画像ジョブを中断し
且つ前記第1および第2の画像ジョブの出力順を入れ替
えることを特徴とする。
【0009】さらに請求項3の発明は、請求項1におい
て、前記制御手段は、前記第2の画像ジョブが実行中で
あり、且つ、前記第1及び第2の画像ジョブが画像形成
後の後処理を行なわないジョブであった時は、前記第1
の画像ジョブの出力順を第2の画像ジョブの次の出力順
とし、前記第2の画像ジョブが実行中であり、前記第1
の画像ジョブが画像形成後の後処理を行うジョブであ
り、且つ、前記第2の画像ジョブが画像形成後の後処理
を行なわないジョブであった時は、前記第2の画像ジョ
ブを中断し且つ前記第1および第2の画像ジョブの出力
順を入れ替えることを特徴とする。
【0010】さらに請求項4の発明は、請求項1〜3の
いずれかにおいて、前記優先順位変更手段は、前記出力
順の表示手段と、該表示手段上の出力順を選択する選択
手段とを有し、該選択手段によって選択した画像ジョブ
の優先順位を最も高い優先順位に変更することを特徴と
する。
【0011】さらに請求項5の発明は、請求項1〜4の
いずれかにおいて、前記予め与えられる優先順位を変更
する手段をさらに有することを特徴とする。
【0012】さらに請求項6の発明は、請求項1におい
て、前記画像形成後の後処理は、画像形成されたシート
の綴じ処理であることを特徴とする。
【0013】さらに請求項7の発明は、複数の画像ジョ
ブに予め与えられる優先順位に基づいた出力順にしたが
って前記複数の画像ジョブを実行し、画像形成して出力
する画像出力手段と、優先順位変更要求にしたがって、
2番目以降の出力順の第1の画像ジョブの優先順位を最
も高い優先順位に変更する優先順位変更手段と、前記優
先順位変更手段によって変更された前記第1の画像ジョ
ブの優先順位が、出力順1番目の第2の画像ジョブの優
先順位よりも高い場合、前記第2の画像ジョブが実行開
始前の時は前記第1の画像ジョブと第2の画像ジョブの
出力順を入れ替え、前記第2の画像ジョブが実行中の時
は前記第2の画像ジョブを中断せず且つ前記第1の画像
ジョブの出力順を第2の画像ジョブの次の出力順とする
制御手段とを具えたことを特徴とする。
【0014】さらに請求項8の発明は、請求項7におい
て、前記優先順位変更手段は、前記出力順の表示手段
と、該表示手段上の出力順を選択する選択手段とを有
し、該選択手段によって選択した画像ジョブの優先順位
を最も高い優先順位に変更することを特徴とする。
【0015】さらに請求項9の発明は、請求項7または
8において、前記予め与えられる優先順位を変更する手
段をさらに有することを特徴とする。
【0016】さらに請求項10の発明は、複数の画像ジ
ョブに予め与えられる優先順位に基づいた出力順にした
がって前記複数の画像ジョブを実行し、画像形成して出
力する画像出力手段と、画像形成後の後処理を行う後処
理手段が装着されたか否かを検出する検出手段と、複数
の画像ジョブの優先順位変更要求があったときに、前記
検出手段の検出結果に応答して、各々異なった処理を実
行する第1の優先順位変更処理モードおよび第2の優先
順位変更処理モードのいずれかを実行する優先順位変更
処理モード実行手段とを具えたことを特徴とする。
【0017】さらに請求項11の発明は、請求項10に
おいて、前記優先順位変更処理モード実行手段は、前記
優先順位変更要求にしたがって、2番目以降の出力順の
第1の画像ジョブの優先順位を最も高い優先順位に変更
する優先順位変更手段を有し、前記第1の優先順位変更
処理モードの実行に際して、前記優先順位変更手段によ
って変更された前記第1の画像ジョブの優先順位が、出
力順1番目の第2の画像ジョブの優先順位よりも高い場
合、前記第2の画像ジョブが実行開始前の時は前記第1
の画像ジョブと第2の画像ジョブの出力順を入れ替え、
前記第2の画像ジョブが実行中の時は前記第1、第2の
画像ジョブに対する画像形成後の後処理の有無に応じ
て、第2の画像ジョブを中断し且つ第1の画像ジョブを
優先して実行するか否かを決定し、前記第2の優先順位
変更処理モードの実行に際して、前記優先順位変更手段
によって変更された前記第1の画像ジョブの優先順位
が、出力順1番目の第2の画像ジョブの優先順位よりも
高い場合、前記第2の画像ジョブが実行開始前の時は前
記第1の画像ジョブと第2の画像ジョブの出力順を入れ
替え、前記第2の画像ジョブが実行中の時は前記第2の
画像ジョブを中断せず且つ前記第1の画像ジョブの出力
順を第2の画像ジョブの次の出力順とすることを特徴と
する。
【0018】さらに請求項12の発明は、請求項11に
おいて、前記検出手段は、後処理手段の排出口が1つか
または2つ以上かを検出する排出口検出手段を有し、前
記優先順位変更処理モード実行手段は、前記排出口検出
手段の検出結果に基づいて、前記後処理手段の排出口が
1つのときは、前記第2の優先順位変更処理モードを実
行し、前記後処理手段の排出口が2つ以上のときは、前
記第1の優先順位変更処理モードを実行することを特徴
とする。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、本発明における画像形成
装置の一例を示す断面図で、100は画像形成装置本
体、180は自動原稿送り装置(DF)である。図1に
おいて、101は原稿載置台としてのプラテンガラス
で、102はスキャナで、原稿照明ランブ103、走査
ミラー104等で構成される。不図示のモータによりス
キャナが所定方向に往復走査されて原稿の反射光を走査
ミラー104〜106を介してレンズ108を透過して
CCDセンサ109に結像する。120はレーザ、ポリ
ゴンスキャナ等で構成された露光制御部で、イメージセ
ンサ部109で電気信号に変換され、後述する所定の画
像処理が行われた画像信号に基づいて変調されたレーザ
光129を感光体ドラム110に照射する。感光体ドラ
ム110の周りには、1次帯電器112、現像器12
1、転写帯電器118、クリーニング装置116、前露
光ランプ114が装備されている。画像形成部126に
おいて、感光体ドラム110は不図示のモータにより図
に示す矢印の方向に回転しており、1次帯電器112に
より所望の電位に帯電された後、露光制御部120から
のレーザ光129が照射され、静電潜像が形成される。
【0020】感光体ドラム110上に形成された静電潜
像は、現像器121により現像されて、トナー像として
可視化される。一方、上段カセット131あるいは下段
カセット132からピックアップローラ133,134
により給紙された転写紙は、給紙ローラ135,136
により本体に送られ、レジストローラ137により転写
ベルトに給送され、可視化されたトナー像が転写帯電器
118により転写紙に転写される。転写後の感光体ドラ
ムは、クリーナー装置116により残留トナーが清掃さ
れ、前露光ランプ114により残留電荷が消去される。
転写後の転写紙は、転写ベルト130から分離され、定
着前帯電器139,140によりトナー画像が再帯電さ
れ、定着器141に送られ加圧、加熱により定着され、
排出ローラ142により本体100の外に排出される。
【0021】本体100には、例えば4000枚の転写
紙を収納し得るデッキ150が装備されている。デッキ
150のリフタ151は、給紙ローラ152に転写紙が
常に当接するように転写紙の量に応じて上昇する。ま
た、100枚の転写紙を収容し得る、マルチ手差し15
3が装備されている。さらに、図1において、154は
排紙フラッパであり、両面記録側ないし多重記録側と排
紙側の経路を切り替える。排紙ローラ142から送り出
された転写紙は、この耕紙フラッパ154により両面記
録側ないし多重記録側に切り替えられる。また、158
は下搬送パスであり、排紙ローラ142から送り出され
た転写紙を反転パス155を介し、転写紙を裏返して再
給紙トレイ156に導く。また、157は両面記録と多
重記録の経路を切り替える多重フラッパであり、これを
左方向に倒すことにより、転写紙を反転パス155に介
さず、直接下搬送パス158に導く。159は経路16
0を通じて転写紙を感光体ドラム126側に給紙する給
紙ローラである。161は排紙フラッパ154の近傍に
配置されて、この排紙フラッパ154により排出側に切
り替えられた転写紙を機外に排出する排出ローラであ
る。両面記録(両面複写)や多重記録(多重複写)時に
は、排紙フラッパ154を上方に上げて、複写済みの転
写紙を搬送パス155,158を介して再給紙トレイ1
56に格納する。このとき、両面記録時には、多重フラ
ッパ157を右方向へ倒し、また多重記録時には、多重
フラッパ157を左方向へ倒す。再給紙トレイ156に
格納されている転写紙が、下から1枚ずつ給紙ローラ1
59により経路160を介して本体のレジストローラ1
37に導かれる。本体から転写紙を反転して耕出する時
には、排紙フラッパ154を上方へ上げ、フラッパ15
7を右方向へ倒し、複写済みの転写紙を搬送パス155
側へ搬送し、転写紙の後端が第1の送りローラ162を
通過した後に、反転ローラ163によって第2の送りロ
ーラ側へ搬送し、排出ローラ161によって、転写紙を
裏返して機外へ排出される。
【0022】190は画像形成装置100から排出した
転写紙をそろえて綴じる後処理手段としての排紙処理装
置であって、取り外し可能に且つ画像形成装置100の
排出ローラ161から排出された転写紙を受取可能な所
定の位置に装着され、さらに、不図示のケーブル(およ
びコネクタ等の接続手段)を介して画像形成装置100
と電気的に接続されて、図2に示すような制御手段によ
って、以下のように制御される。後述する操作部172
において、ソート、ステイプル等の排紙束後処理動作が
設定されなかった場合は搬送路194を通り、後処理ト
レイ193を介さず、排紙トレイ191に一枚毎に排出
される。排紙束後処理動作が設定された場合、搬送路1
95を通り、一枚毎に排出される転写紙を処理トレイ1
93で積載してそろえる。一部の画像形成の排出が終了
したら、転写紙束をステイプル(綴じ処理)して排紙ト
レイ191、又は、192に束で排出する。排紙束後処
理動作が設定された場合は、基本的に排紙トレイ192
に対し束排出するが、満載状態などの条件により排紙ト
レイ191へ切り替える制御を行う。排紙トレイ19
1,192は不図示のモーターで上下に移動制御され、
画像形成動作開始前に積載するトレイが処理トレイの位
置になるように移動する。
【0023】図2は、画像形成装置100内の制御ブロ
ック図である。171は画像形成装置100の基本制御
を行うCPUであり、後述の図10、図11のフローチ
ャートを含む制御プログラムが書き込まれたROM17
4と処理を行うためのワークRAM175、入出力ポー
ト173がアドレスバス、データバスにより接続されて
いる。RAM175は、後述するように、操作部172
による各種の設定情報等の記憶領域を有している。入出
力ポート173には、画像形成装置100を制御する、
モータ、クラッチ等の各種負荷(不図示)や、紙の位置
を検知するセンサー等の入力(不図示)が接続されてい
る。CPU171はROM174の内容にしたがって入
出力ポート173を介して順次入出力の制御を行い画像
形成動作を実行する。又、CPU171には操作部17
2が接続されており、操作部172の表示手段、キー入
力手段を制御する。操作者はキー入力手段をとおして、
画像形成動作モードや、表示の切り替えをCPU171
に指示し、CPU171は画像形成装置100の状態
や、キー入力による動作モード設定の表示を行う。CP
U171には、イメージセンサ部109で電気信号に変
換された信号を、処理する画像処理部170と、処理さ
れた画像を蓄積する画像メモリー部3が接続されてい
る。
【0024】次に、図3に従って、この画像処理部17
0の詳細を述べる。図3は、画像処理部のブロック図で
ある。レンズ108を介しCCDセンサ109に結像さ
れた原稿画像は、Blackの輝度のデータとして入力
され、CCDセンサ109によりアナログ電気信号に変
換される。変換された画像情報は、アナログ信号処理部
(不図示)に入力され、サンプル&ホールド、ダークレ
ベルの補正等が行われた後に、A/D変換部301でア
ナログ・デジタル変換(A/D変換)し、デジタル化さ
れた信号を、シェーディング補正(原稿を読み取るセン
サのばらつき、および原稿照明用ランプの配光特性の補
正)する。その後、1og変換部302に送られる。1
og変換部302では、入力された輝度データを濃度デ
ータに変換するためのLUTが格納されており、入力さ
れたデータに対応するテーブル値を出力することによっ
て、輝度データを濃度データに変換する。その後、変倍
処理部303により所望の倍率に画像を変倍して、γ補
正部304に入力される。γ補正部304では濃度デー
タを出力する際に、プリンタの特性を考慮したLUTに
よる変換を行い、操作部で設定された濃度値に応じた出
力の調整を行う。その後、2値化部305へ送られる。
2値化部305では多値の濃度データが2値化され、濃
度値が「0」あるいは「255」となる。8bitの画
像データは、2値化され「0」または「1」の1bit
の画像データに変換され、メモリに格納する画像データ
量は小さくなる。
【0025】しかし、画像を2値化すると、画像の階調
数は256階調から2階調になるため、写真画像のよう
な中間調の多い画像データは2値化すると一般に画像の
劣化が著しい。そこで、2値データによる擬似的な中間
調表現をする必要がある。ここでは、2値のデータで擬
似的に中間調表現を行う手法として誤差拡散法を用い
る。この方法は、ある画像の濃度がある閾値より大きい
場合は「255」の濃度データであるとし、ある閾値以
下である場合は「0」の濃度データであるとして2値化
した後、実際の濃度データと2値化されたデータの差分
を誤差信号として、周りの画素に配分する方法である。
誤差の配分は、あらかじめ用意されているマトリクス上
の重み係数を2値化によって生じる誤差に対して掛け合
わせ、周りの画素に加算することによって行う。これに
よって、画像全体での濃度平均値が保存され、中間調を
擬似的に2値で表現することができる。
【0026】2値化された画像データは、画像メモリー
部3へ送られ、画像蓄積される。また、外部I/F処理
部4から入力される、コンピュータからの画像データ
は、外部I/F処理部で2値画像データとして処理され
ているため、そのまま画像メモリー部3に送られる。画
像メモリー部3は、高速のぺージメモリーと複数のぺー
ジ画像データを蓄積可能な大容量のメモリー(ハードデ
ィスク)を有している。ハードディスクに格納された複
数の画像データは、画像形成装置100の操作部で指定
された編集モードに応じた順序で出力される。例えば、
ソートの場合、DF180から読み取った原稿束の画像
を順に出力する。ハードディスクから一旦格納された原
稿の画像データを読み出し、これを複数回繰り返して出
力する。これにより、ビンが複数あるソータと同じ役割
を果たすことができる。画像メモリー部3から出力した
画像データはプリンター部2にあるスムージング部30
6に送られる。スムージング部306では、2値化した
画像の先端部が滑らかになるようにデータの補間を行
い、露光制御部120へ画像データを出力する。露光制
御部120では前述の処理により画像データを転写紙に
形成する。
【0027】次に画像メモリー部3の詳細を図4に従っ
て述べる。画像メモリー部では、DRAM等のメモリー
で構成されるぺ一ジメモリー部401に、メモリーコン
トローラ部402を介して外部I/F処理部4、画像処
理部170からの2値画像の書き込み、プリンター部2
への画像読み出し、大容量の記憶装置であるハードディ
スク404への画像の入出力のアクセスを行う。メモリ
ーコントローラ部402は、ぺージメモリー401のD
RAMリフレッシュ信号の発生を行い、又、画像I/F
処理部4、画像処理部170、ハードディスク404か
らのぺージメモリー401へのアクセスの調停を行う。
更に、CPU171の指示に従い、ぺージメモリー部4
01への書き込みアドレス、ぺージメモリー部401か
らの読み出しアドレス、読み出し方向などの制御をす
る。それにより、CPU171はぺ一ジメモリー部40
1に複数の原稿画像をならべてレイアウトを行い、プリ
ンター部に出力する機能や、画像の一部分のみ切り出し
て出力する機能や、画像回転機能を制御する。
【0028】図5に従って、外部I/F処理部4の構成
を述べる。外部I/F処理部4は前述した様に、画像メ
モリー部3を介して、リーダ部の2値画像データを外部
I/F処理部に取り込み、又、画像メモリー部3を介し
て、外部I/Fからの2値画像データをプリンター部2
へ出力して画像形成を行う。外部I/F処理部4にはコ
ア部506とファクシミリ部501、ファクシミリ部の
通信画像データを保存するハードディスク502、外部
コンピューター11と接続するコンピュータインターフ
ェース部503と、フォーマッタ部504、イメージメ
モリー部505を有している。ファクシミリ部501は
モデム(不図示)を介して公衆回線と接続しており、公
衆回線からのファクシミリ通信データの受信と、公衆回
線へのファクシミリ通信データの送信を行う。ファクシ
ミリ部501では、ファクシミリ機能である、指定され
た時間にファックス送信を行ったり、相手から指定パス
ワードの間い合わせで画像データを送信するなどハード
ディスク502にファクス用の画像を保存して処理を行
う。
【0029】これにより、一度リーダー部1から画像メ
モリー部3を介して、ファクシミリ部501、ファクシ
ミリ用のハードディスク502へ画像を転送した後は、
リーダー部1、画像メモリー部3をファクシミリ機能に
使うことなしに、ファックス送信を行うことができる。
コンピューターインターフェイス部503は外部のコン
ピューターとのデータ通信を行うインターフェイス部で
あり、ローカルエリアネットワーク(以下、LAN)、
シリアルI/F、SCSII/F、プリンターのデータ
入力用のセントロI/Fなどを持つ。このI/Fを介し
て、プリンター部、リーダー部の状態を外部コンピュー
ター11に通知したり、コンピューターの指示でリーダ
ー部1で読み取った画像を外部コンピューター11へ転
送したりする。また、外部コンピュータからプリント画
像データを受け取ったりする。
【0030】外部コンピューター11からコンピュータ
ーインターフェイス部503を介して通知されるプリン
トデータは専用のプリンタコードで記述されているた
め、フォーマッタ部504はそのコードを画像メモリー
部3を介してプリンター部2で画像形成を行うラスター
イメージデータに変換する。フォーマッタ部504はラ
スターイメージデータの展開をイメージメモリー部50
5に行う。イメージメモリー部は、このようにフォーマ
ッタ部504がラスターイメージデータの展開するメモ
リーとして使用したり、また、リーダー部の画像をコン
ピューターインターフェイス部503を介して外部コン
ピューター11に送る(画像スキャナー機能)場合に、
画像メモリー部3から送られる画像データをイメージメ
モリー部に一度展開し、外部コンピューター11に送る
データの形式に変換してコンピュータインターフェイス
部503からデータを送出するような場合においても使
用される。コア部506は、ファクシミリ部501、コ
ンピューターインターフェース部503、フォーマッタ
部504、イメージメモリー部505、画像メモリー部
3間それぞれのデータ転送を制御管理する。これによ
り、外部I/F処理部4に複数の画像出力部があって
も、画像メモリー部3への画像転送路が一つであって
も、コア部506の管理のもと、排他制御、優先度制御
され画像出力が行われる。
【0031】次に、画像形成装置の複写動作を設定する
操作部172を図6にしたがって述べる。図6におい
て、621は電源が入っていることを示すパワーランプ
である。613のパワースイッチにより、電源のON/
OFFの切り替えにあわせ、パワーランプ621は点
灯、消灯をする。622はテンキーであり、画像形成枚
数の設定やモード設定の数値入力に使用する。また、フ
ァクシミリ設定画面では、電話番号の入力に使用する。
623はクリアーキーであり、テンキーで入力した設定
のクリアーをする。616はリセットキーであり、設定
された画像形成枚数や動作モードや選択給紙段等のモー
ドを既定値に戻すためのものである。614はスタート
キーであり、このスタートキー614の押下により画像
形成動作を開始する。スタートキー614の中央にはス
タート可能か否かを示す赤色とグリーンのLED(不図
示)があり、スタートができない場合は、赤色のLED
が点灯し、スタート可能な場合はグリーンのLEDが点
灯する。615はストップキーであり、複写動作の停止
を行うために使用する。
【0032】617はガイドキーであり、このキーを押
下した後に、他のキーを押下すると、そのキーにより設
定できる機能の説明が表示パネルに表示される。このガ
イド表示を解除する場合は、再度ガイドキー617を押
下することで行う。618はユーザー設定キーであり、
このキーを押下すると画像形成装置の設定をユーザーが
変更可能になる。ユーザーが変更できる設定は、例え
ば、自動的に設定をクリアーするまでの時間や、リセッ
トキーを押下した時のモードの既定値の設定等である。
619は割り込みキーであり、画像形成動作中にこのキ
ーを押下すると、他の画像形成動作を中止して、自動原
稿送り装置180を使用しないでコピーを行うことがで
きる。
【0033】620は液晶等で構成される表示パネルで
あり、詳細なモード設定を容易にするべく、設定モード
に応じて表示内容が変わる。又、表示パネルの表面はタ
ッチセンサーになっている。図6の例では、複写動作モ
ードの設定画面の例を示している。図6では、表示パネ
ル620内に624〜631のキーを表示しており、こ
のキーの表示の位置を触れることでキーの押下を判断し
て、モードを設定する。627は用紙段の選択キーであ
り、このキーを押下すると、カセット131,132の
いずれから給紙を行うかを設定する表示を表示パネル6
20に行う。628〜631は複写動作の複写倍率を設
定するキーである。626は応用モードの設定キーであ
り、このキーを押下すると、多重動作や縮小レイアウト
モード、表紙・合紙モード等の応用機能モードを設定す
る画面が表示パネルに表示され、例えば、図7の様な各
応用機能モードの設定キーの表示がされ、応用モードの
設定を可能にする。
【0034】624は両面動作の設定キーであり、例え
ば、片面原稿から両面出力を行う「片−両モード」、両
面原稿から両面出力を行う「両−両モード」、両面原稿
から2枚の片面出力を行う「両−片モード」の3種類の
両面モードの設定を行う。625はソートキーであり、
このキーの押下で排紙処理装置190の動作モードの設
定や、画像メモリーを用いての出力紙の仕分けモードを
設定する。表示パネル内のキーの表示は通常の表示の他
に、表示のキーのモードが設定できない場合は、表示の
線を点線(網掛け)にすることで、そのキーが操作でき
ない事をあらわすようになっている。
【0035】又、図6の例では、表示パネル620の上
方には複写動作の設定された内容の表示や、現在の動作
状態を表示する。又、画面の左上にはこの表示画面が後
述する各機能モードのどの画面であるかを示す表示があ
り、図6の例では、コピーAの設定画面を示している。
図6の例では、文字で示しているがそれぞれを示す記号
でも良い。又、表示パネル620の下方には後述する他
の機能モードの動作状態を一ラインで表示できる範囲で
表示している。図6の例では、コピーBのプリンター部
への出力動作中であることを示している。表示パネル6
20内の応用モードキー626の横に、触れることで動
作する、後述のような、プリント優先順位を設定する画
面を表示パネル620に表示させるためのキー634
と、プリント出力待ちの状況を表示する画面を表示パネ
ル620に表示させるためのキー635とが配置されて
いる。
【0036】図6において、601〜612は画像形成
装置100を用いた、複写動作、システム動作の各機能
の設定を行う為に操作部の表示を切り替える為の、キー
及びLED表示である。601,604,607,61
0はそれぞれ、各機能を切り替えるキーになっている。
このキーは半透明のキーボタンで構成されており、キー
の内部にはLED等の表示ランプ(不図示)がある。こ
れらのキーを押下することで、操作画面を選択するとキ
ー内部のランプが点灯する。各キーの内部のこのランプ
は選択されている操作機能画面のキーの内部にあるラン
プのみ点灯制御され、その他のキーの内部のランプは消
灯するように制御される。又、各キーの右にはグリーン
のLEDが配置され(603,606,609,61
2)、このLEDは、各機能の動作状況をLEDの点灯
制御であらわしている。例えば、コピーBのLED60
6はコピーBがスタンバイ中では消灯制御され、図6の
例の様にコピーBが出力動作中の場合は、点滅制御され
る。又、画像メモリーのハードデイスク304にコピー
Bの画像が保存され、コピーBのプリント動作が行われ
ていない場合には、点灯制御される。
【0037】同様に例えば、ファクスのLED609で
は、通信動作中、プリント動作中、読み込み動作中で
は、点滅制御され、ファクシミリ部ハードデイスク40
2にファクス画像がある場合には点灯制御される。各キ
ーの左にはレッドのLEDが配置され(602,60
5,608,611)、このLEDは、各機能の異常状
況が発生したことをLEDの点灯制御であらわしてい
る。例えば、コピーBのLED605はコピーBが、紙
なし中断やJAM等の異常が発生した時、点滅御御され
る。この時、コピーB機能キー604を押下し、操作部
の表示をコピーBに切り替えることで、表示パネルにコ
ピーBの状況が表示され、異常状況の詳細を確認するこ
とができる。これらの機能切り替えキーは、各機能の動
作状況によらず、いつでも押下可能であり、操作部を切
り替え可能である。本実施例の様に、コピーA機能とコ
ピーB機能が切り替え可能である場合に、前述したスト
ップキー、スタートキー、リセットキー等の表示パネル
内のキー以外のキーは、機能切り替えキー601,60
4により選択されている機能に対して、操作される。例
えば、図6の例で、コピーA操作画面を表示している時
に、ストップキーを押下しても、コピーBの出力動作に
対して複写動作の停止を行うことはできない。コピーB
の複写動作を停止する場合は、コピーB機能キー604
を押下後、ストップキー615を押下することで、コピ
ーBの出力は停止する。又、ユーザー設定キー618に
より設定されるデータはコピーA、コピーBの操作部が
選択されている画面それぞれにおいてデータを有して、
それぞれの画面において独立に設定操作を行うことがで
きる。
【0038】図8は、図6に示した表示パネル620に
表示される各機能に対するプリント優先順位の設定画面
の一例を説明する図である。図において、800はプリ
ント優先順位設定画面で、各機能ごとに設定されるプリ
ント優先順位の設定(選択)をさせるとともに、現在の
各機能ごとに与えられているプリント優先順位の設定値
を反転表示する。この図においては、コピー機能の優先
順位が1(一番高い優先順位)、プリンタ、FAX機能
の優先順位が2(二番目の優先順位)となっている。8
01から809までが優先順位設定キー(タッチキー)
であり、触れることによって選択される。この例では、
801から803までがコピー機能、804から806
までがプリンタ機能、807から809までがFAX機
能の各優先順位設定を行うものであって、数字が優先順
位を示す。
【0039】図9は、図6に示した表示パネル620に
表示されるプリント出力待ちの状況を表示する出力順表
示画面の一例を説明する図である。図において、900
は出力順表示画面で、出力要求とその出力待ちの状況を
表示している。907は出力待ち表示領域で現在出力中
の機能や出力待ちしている各機能の状況を表示する。な
お、この図ではコピーBが出力中であることが表示され
て、コピーCが次に出力されることが表示され、以下、
プリンタ:受け付けNo.110、コピーA,プリン
タ:受け付けNo.111...という順序で出力され
ることが表示されている。このまま、出力中のコピーB
が終了すると、次にコピーCの出力が実行される。
【0040】また、出力順表示領域907内の機能名が
表示されている部分を押下することによりその機能を選
択することができる。なお、この図では出力待ちの順番
が3番目のコピーAが選択されて反転表示されている。
また、この出力順表示領域907では出力中の項目、こ
の図ではコピーBを選択できないように制御している。
【0041】903は戻るキーで、この画面での入力を
中止して、元の画面に戻るためのキーである。905,
906はカーソルキーで出力待ちの項目が出力状況表示
領域907内に入らない場合に画面をスクロールさせる
ためのキーであり、下カーソルキー905を押下するこ
とで出力待ちの5番目から8番目までが1から4の代わ
りに表示される。
【0042】902は消去キーで、出力待ちの機能を取
り消すキーであり、消去しようとする領域907内の項
目をタッチキーで選択し、消去キー902を押下するこ
とで、その出力を取り消すことができる。ただし、この
画面で項目の選択時には出力中の項目、図9の例ではコ
ピーBはこの画面では選択できないように制御してい
る。
【0043】904は詳細情報キーで、詳細情報を表示
したい項目を選択して詳細情報キー904を押下するこ
とにより選択された項目の出力する処理の内容、たとえ
ば部数、原稿枚数、両面等の出力モードなどの詳細情報
を表示する。
【0044】901は優先キーで、出力を優先させたい
項目を選択して優先キー901を押下することで、待ち
行列の先頭に移動させるべく制御を行う。その際の制御
に関して、図10以降の図を用いて詳細に後述する。
【0045】図10にもとづいて本発明における第一の
実施形態を説明する。
【0046】図10は本発明における第一の実施形態の
制御の流れをあらわすフローチャートである。
【0047】ステップ1001において、出力待ち行列
の中に存在するプリントジョブ(以下ジョブA)の優先
順位の変更要求が優先キー801の押下によって発行さ
れると、その押下されたジョブに関してのみ、優先順位
が前述した(図8参照)値より高い“0”に変更され、
ステップ1002において、ジョブAの優先順位は出力
待ち行列中の全ジョブと比較してどの位置になるかを、
優先順位を管理しているRAM174上のデータベース
に登録された情報に基づいて判断する。ステップ100
3においてステップ1002での判定結果に基づき、そ
の時点での出力順No. 1のプリントジョブ(以下ジョブ
B)より優先順位が高いかどうかの判定を上記データベ
ースの情報に基づいて行う。ステップ1003において
ジョブAがジョブBと同じと判定された場合、ステップ
1004にてプリントジョブの待ち行列を管理してい
る、RAM175上に構成されるデータベースにジョブ
Aの実行順はジョブBの後となるよう登録され(図9の
表示画面では出力待ちの順番は1となる)、かつ順番が
くるまで管理データ、画像データともに保持されるプリ
ント待ち状態となる。
【0048】ステップ1003においてジョブAがジョ
ブBより優先順位が高いと判定された場合、ステップ1
005にてジョブBが現在実行中(詳細には一枚でも給
紙をはじめた)かどうかの判定を行う。ステップ100
5にてジョブBがまだ実行中でなかった場合、ステップ
1006にてジョブBに変わってジョブAを待ち行列中
の1番目に登録し、直ちに実行を開始する。ジョブBは
ジョブAの後となるようにRAM175の待ち行列管理
のデータベース上に登録される。
【0049】ステップ1005においてジョブBがすで
に実行中であった場合、ステップ1007以下の処理で
ジョブBをストップさせてジョブAを割り込み出力でき
るかどうかの判断を行う。ステップ1007においてジ
ョブAが後処理(綴じ処理)のあるジョブ、すなわち後
処理トレイ193を介し、束排出するジョブであるか、
もしくは後処理のないジョブ、すなわち搬送路194を
通り一枚毎排紙トレイ191に排出するジョブであるか
どうかの判定を行う。ステップ1007にてジョブAが
後処理のあるジョブであると判断された場合、後述する
ステップ1009以下の処理を行う。ステッブ1007
にてジョブAが後処理のないジョブであると判断された
場合、ステップ1008にて現在実行中のジョブBが後
処理のあるジョブかどうかの判定を行う。ステップ10
08にてジョブBが後処理ありと判断された場合、優先
順位の高いジョブAを割り込み出力させるべく、ステッ
プ1010にてジョブBの出力をストップさせ、ステッ
プ1011にてジョブAのプリント出力を開始する。
【0050】ステップ1008にてジョブBが後処理な
しと判断された場合、ジョブAとジョブBは同一のモー
ドであり、同一の排出部に排出され出力束が重なり整合
性がとれないため、ステップ1012においてステッブ
1004と同様の処理を行う。ステップ1007におい
てジョブAが後処理ありと判断された後、ステップ10
09にてジョブBが後処理ありかどうかの判断を行う。
ステップ1009においてジョブBが後処理ありと判断
された場合、どちらのジョブも後処理ありの束排出とな
り排出後の整合性がとれないため、ステップ1012の
処理にてジョブAを待ち状態にする。ステップ1009
においてジョブBが後処理なしと判断された場合、ジョ
ブAとジョブBの排出先が異なるため、ステップ101
0以下の処理にてジョブBを中断させ、ジョブAのプリ
ントを開始させる。
【0051】なお、上記ステップ1011においてジョ
ブAのプリントを開始させ、そのプリント実行中に、別
の出力待ち行列の中に存在するプリントジョブの優先順
位の変更要求が優先キー801の押下によって発行され
た場合、図10の手順が実行されるが、ステップ100
3の判断処理によって、必ずステップ1004に移行す
るので、上記別のジョブによってジョブAの実行がスト
ップさせられることはない。
【0052】以上が本発明における第一の実施形態の制
御の流れである。
【0053】図11にもとづいて本発明における第二の
実施形態を説明する。
【0054】第二の実施形態は具体的には排紙処理装置
190が装備されない場合、もしくは排紙処理装置19
0の排出口が1つしか無い場合などに有効である。
【0055】図11は本発明における第二の実施形態の
制御の流れをあらわすフローチャートである。ステップ
1101からステップ1104までは第一の実施形態の
ステップ1001からステップ1004と同様なので詳
細な説明は省略する。ステップ1105においてジョブ
Bがまだ実行状態にないと判断された場合、第一の実施
形態のステップ1006と同様のステップ1106によ
ってジョブBに代ってジョブAを待ち行列中の1番目に
登録し、直ちに実行を開始する。ジョブBはジョブAの
後となるように待ち行列管理のデータベース上に登録さ
れる。
【0056】ステップ1105においてジョブBがすで
に実行中であると判断された場合、第一の実施形態のス
テップ1012と同様のステップ1107によってジョ
ブAを待ち状態へと移行させる。以上が本発明における
第二の実施形態の制御の流れである。
【0057】なお、本画像形成装置においては、CPU
171が実行するROM174上の制御プログラムの一
部を次のように構成することもできる。すなわち、電源
をオンした時点以降、適当なタイミングで、例えば、プ
リントジョブの優先順位の変更要求が優先キー801の
押下によって発行されたときに、図10の制御または図
11の制御に先立って、排紙処理装置190が装備され
ているか否かの判断を行い、排紙処理装置190が装備
されていると判断したときは図10の制御を実行し、排
紙処理装置190が装備されていないと判断したときは
図11の制御を実行するように、ROM174上の制御
プログラムを構成してもよいし、さらに、排紙処理装置
190が装備されていると判断したときは、その排出口
が1つかまたは2つ以上かの判断をさらに行い、排出口
が1つであると判断したときは図11の制御を実行し、
排出口が2つ以上であると判断したときは図10の制御
を実行するようにROM174上の制御プログラムを構
成してもよい。
【0058】
【発明の効果】以上のように複数の画像ジョブを取り扱
える画像形成装置において、優先順位を変更しても、一
つの画像ジョブの出力の中に他の画像ジョブの出力がま
ぎれることがなくなり、ユーザーの所望の出力結果を提
供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の断面図である。
【図2】本発明の制御ブロック図である。
【図3】システムブロック図である。
【図4】画像形成装置の画像処理ブロック図である。
【図5】画像メモリーブロック図である。
【図6】画像形成装置の操作部を示す図である。
【図7】画像形成装置の複写動作応用モードの設定画面
例を示す図である。
【図8】画像形成装置の優先順位設定画面の一例を示す
図である。
【図9】画像形成装置の出力順表示画面例を示す図であ
る。
【図10】本発明の複写動作の制御フローチャートであ
る。
【図11】本発明の他の複写動作の制御フローチャート
である。
【符号の説明】
1 リーダー部 2 プリンター部 3 画像メモリー部 171 CPU 172 操作部 301 ぺージメモリー 304 ハードディスク

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像ジョブに予め与えられる優先
    順位に基づいた出力順にしたがって前記複数の画像ジョ
    ブを実行し、画像形成して出力する画像出力手段と、 優先順位変更要求にしたがって、2番目以降の出力順の
    第1の画像ジョブの優先順位を最も高い優先順位に変更
    する優先順位変更手段と、 前記優先順位変更手段によって変更された前記第1の画
    像ジョブの優先順位が、出力順1番目の第2の画像ジョ
    ブの優先順位よりも高い場合、前記第2の画像ジョブが
    実行開始前の時は前記第1の画像ジョブと第2の画像ジ
    ョブの出力順を入れ替え、前記第2の画像ジョブが実行
    中の時は前記第1、第2の画像ジョブに対する画像形成
    後の後処理の有無に応じて、第2の画像ジョブを中断し
    且つ第1の画像ジョブを優先して実行するか否かを決定
    する制御手段とを具えたことを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記制御手段は、前記第2の画像ジョブが実行中であ
    り、且つ、前記第1及び第2の画像ジョブが画像形成後
    の後処理を行うジョブであった時は、前記第1の画像ジ
    ョブの出力順を第2の画像ジョブの次の出力順とし、前
    記第2の画像ジョブが実行中であり、前記第1の画像ジ
    ョブが画像形成後の後処理を行わないジョブであり、且
    つ、前記第2の画像ジョブが画像形成後の後処理を行う
    ジョブであった時は、前記第2の画像ジョブを中断し且
    つ前記第1および第2の画像ジョブの出力順を入れ替え
    ることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記制御手段は、前記第2の画像ジョブが実行中であ
    り、且つ、前記第1及び第2の画像ジョブが画像形成後
    の後処理を行なわないジョブであった時は、前記第1の
    画像ジョブの出力順を第2の画像ジョブの次の出力順と
    し、前記第2の画像ジョブが実行中であり、前記第1の
    画像ジョブが画像形成後の後処理を行うジョブであり、
    且つ、前記第2の画像ジョブが画像形成後の後処理を行
    なわないジョブであった時は、前記第2の画像ジョブを
    中断し且つ前記第1および第2の画像ジョブの出力順を
    入れ替えることを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかにおいて、 前記優先順位変更手段は、前記出力順の表示手段と、該
    表示手段上の出力順を選択する選択手段とを有し、該選
    択手段によって選択した画像ジョブの優先順位を最も高
    い優先順位に変更することを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかにおいて、 前記予め与えられる優先順位を変更する手段をさらに有
    することを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項1において、 前記画像形成後の後処理は、画像形成されたシートの綴
    じ処理であることを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 複数の画像ジョブに予め与えられる優先
    順位に基づいた出力順にしたがって前記複数の画像ジョ
    ブを実行し、画像形成して出力する画像出力手段と、 優先順位変更要求にしたがって、2番目以降の出力順の
    第1の画像ジョブの優先順位を最も高い優先順位に変更
    する優先順位変更手段と、 前記優先順位変更手段によって変更された前記第1の画
    像ジョブの優先順位が、出力順1番目の第2の画像ジョ
    ブの優先順位よりも高い場合、前記第2の画像ジョブが
    実行開始前の時は前記第1の画像ジョブと第2の画像ジ
    ョブの出力順を入れ替え、前記第2の画像ジョブが実行
    中の時は前記第2の画像ジョブを中断せず且つ前記第1
    の画像ジョブの出力順を第2の画像ジョブの次の出力順
    とする制御手段とを具えたことを特徴とする画像形成装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 前記優先順位変更手段は、前記出力順の表示手段と、該
    表示手段上の出力順を選択する選択手段とを有し、該選
    択手段によって選択した画像ジョブの優先順位を最も高
    い優先順位に変更することを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 請求項7または8において、 前記予め与えられる優先順位を変更する手段をさらに有
    することを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 複数の画像ジョブに予め与えられる優
    先順位に基づいた出力順にしたがって前記複数の画像ジ
    ョブを実行し、画像形成して出力する画像出力手段と、 画像形成後の後処理を行う後処理手段が装着されたか否
    かを検出する検出手段と、 複数の画像ジョブの優先順位変更要求があったときに、
    前記検出手段の検出結果に応答して、各々異なった処理
    を実行する第1の優先順位変更処理モードおよび第2の
    優先順位変更処理モードのいずれかを実行する優先順位
    変更処理モード実行手段とを具えたことを特徴とする画
    像形成装置。
  11. 【請求項11】 請求項10において、 前記優先順位変更処理モード実行手段は、 前記優先順位変更要求にしたがって、2番目以降の出力
    順の第1の画像ジョブの優先順位を最も高い優先順位に
    変更する優先順位変更手段を有し、 前記第1の優先順位変更処理モードの実行に際して、前
    記優先順位変更手段によって変更された前記第1の画像
    ジョブの優先順位が、出力順1番目の第2の画像ジョブ
    の優先順位よりも高い場合、前記第2の画像ジョブが実
    行開始前の時は前記第1の画像ジョブと第2の画像ジョ
    ブの出力順を入れ替え、前記第2の画像ジョブが実行中
    の時は前記第1、第2の画像ジョブに対する画像形成後
    の後処理の有無に応じて、第2の画像ジョブを中断し且
    つ第1の画像ジョブを優先して実行するか否かを決定
    し、 前記第2の優先順位変更処理モードの実行に際して、前
    記優先順位変更手段によって変更された前記第1の画像
    ジョブの優先順位が、出力順1番目の第2の画像ジョブ
    の優先順位よりも高い場合、前記第2の画像ジョブが実
    行開始前の時は前記第1の画像ジョブと第2の画像ジョ
    ブの出力順を入れ替え、前記第2の画像ジョブが実行中
    の時は前記第2の画像ジョブを中断せず且つ前記第1の
    画像ジョブの出力順を第2の画像ジョブの次の出力順と
    することを特徴とする画像形成装置。
  12. 【請求項12】 請求項11において、 前記検出手段は、後処理手段の排出口が1つかまたは2
    つ以上かを検出する排出口検出手段を有し、 前記優先順位変更処理モード実行手段は、前記排出口検
    出手段の検出結果に基づいて、前記後処理手段の排出口
    が1つのときは、前記第2の優先順位変更処理モードを
    実行し、前記後処理手段の排出口が2つ以上のときは、
    前記第1の優先順位変更処理モードを実行することを特
    徴とする画像形成装置。
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