JPH066541A - 複写機 - Google Patents

複写機

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JPH066541A
JPH066541A JP4160793A JP16079392A JPH066541A JP H066541 A JPH066541 A JP H066541A JP 4160793 A JP4160793 A JP 4160793A JP 16079392 A JP16079392 A JP 16079392A JP H066541 A JPH066541 A JP H066541A
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JP
Japan
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document
original
memory
image data
cpu
Prior art date
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Application number
JP4160793A
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Inventor
Nobuo Kamei
伸雄 亀井
Yoshikazu Ikenoue
義和 池ノ上
Hideo Yamamoto
英生 山本
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH066541A publication Critical patent/JPH066541A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/32Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device
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    • H04N1/3248Storage of at least a part of one of two image bearing sides of a single sheet, e.g. for two sided copying
    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 読み取った原稿のデジタル画像データを記憶
手段に記憶するデジタル複写機における該記憶手段の有
効な利用を図るデジタル複写機を提供する。 【構成】 原稿台上に設定された原稿を読み取る読取手
段と、上記読取手段により読み取ったデジタル画像デー
タを記憶する記憶手段と、原稿台上の原稿の有無を検出
する検出手段と、上記検出手段が原稿台上から原稿が取
り除かれたことを検出した場合、上記記憶手段に記憶し
ている上記原稿のデジタル画像データを消去する消去手
段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像データを記憶でき
るデジタル複写機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタル複写機において、イメー
ジリーダにより得られた原稿画像のデジタル画像データ
を記憶し、該デジタル画像データを用いて複写動作を行
うものが知られている。このデジタル複写機において
は、一旦原稿のデジタル画像データを読み取り、記憶す
るため、同一の原稿について複数回の複写動作を実行す
る際、2枚目からの複写動作には原稿の読取動作が不要
となるといった利点をもつ。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】しかしながら、デジタル画像データを記憶
する記憶手段には、記憶容量の限界が存在する。このた
め、記憶容量が一杯になった場合等におけるデータ消去
のタイミングが問題となってくる。
【0004】この問題に対して、デジタル複写機の複写
動作がすべて正常に終了した際に、上記記憶手段に記憶
された画像データを消去する方法が提案されている。ま
た、複写動作の終了後、一定時間の経過後に上記記憶手
段に記憶された画像データを消去する方法が提案されて
いる。しかし、上記いずれの方法でも、使用者が一回の
複写動作の終了後、一定時間経過した後に、続けて同じ
原稿画像を複写しようと欲した場合に、再度イメージリ
ーダにより原稿画像の画像データを読み取る処理が必要
となる。
【0005】また更には、複写機内部にクロックを備
え、所定の時間になった際に上記記憶手段に記憶されて
いる画像データを消去する方法などが提案されている。
しかし、この方法では、非常に大容量の記憶手段を備え
ることが必要となるため、コスト高となる。
【0006】そこで、本発明では、通常の使用者は、原
稿から所望する枚数分の複写を実行し終えた場合、デジ
タル複写機に備えられている原稿台から原稿用紙を取り
除き、次に複写する原稿用紙をセットするといった行動
をとることに着目し、デジタル複写機に備えられる記憶
手段の一層効率的な使用を可能とするデジタル複写機を
提供することを目的とする。
【0007】
【問題を解決するための手段】請求項1記載のデジタル
複写機は、原稿台上に設定された原稿を読み取る読取手
段と、上記読取手段により読み取ったデジタル画像デー
タを記憶する記憶手段と、原稿台上の原稿の有無を検出
する検出手段と、上記検出手段が原稿台上から原稿が取
り除かれたことを検出した場合、上記記憶手段に記憶し
ている上記取り除かれた原稿のデジタル画像データを消
去する消去手段とを備えることを特徴とする。
【0008】また、請求項2記載のデジタル複写機は、
原稿台上に設定された原稿を読み取る読取手段と、上記
読取手段により読み取ったデジタル画像データを記憶す
る記憶手段と、原稿台上の原稿の有無を検出する検出手
段と、上記検出手段が原稿台上に原稿が設置されたこと
を検出した場合、上記原稿が設置される前に読み取った
原稿のデジタル画像データを上記記憶手段から消去する
ことを特徴とする。
【0009】
【作用】上記請求項1記載のデジタル複写機では、読取
手段が原稿台上に設定された原稿のデジタル画像データ
を読み取り、かつ記憶手段が該デジタル画像データを記
憶した後に、複写動作を行う。複写動作の後、検出手段
は原稿台上の原稿を監視し、使用者によって原稿台上か
ら原稿が取り除かれたことを検出した場合、消去手段
は、取り除かれた原稿のデジタル画像データを上記記憶
手段から消去する。
【0010】また、請求項2記載のデジタル複写機で
は、読取手段が原稿台上に設定された原稿のデジタル画
像データを読み取り、かつ記憶手段が該デジタル画像デ
ータを記憶した後に、複写動作を行う。複写動作の後、
検出手段は、原稿台上の原稿を監視し、原稿台上に新規
の原稿が設置されたことを検出した場合、消去手段が、
新規の原稿が設定される前に読み取った原稿のデジタル
画像データを記憶手段から消去する。
【0011】
【実施例】本発明のデジタル複写機は、使用者により設
定される2つのクリアモード1及び2を備える。クリア
モード1は、原稿台上に設定された原稿のデジタル画像
データが読み取られ、メモリに格納された後に複写動作
が実行された後、その原稿が原稿台上から取り除かれた
際にメモリをクリアするモードである。また、クリアモ
ード2は、原稿台に設定された原稿が取り除かれ、新規
の原稿が原稿台上にセットされた場合に、メモリに格納
されている前に読み取られた原稿のデジタル画像データ
をクリアするモードである。
【0012】以下、添付の図面を用いてクリアモード1
及びクリアモード2を備える本発明のデジタル複写機に
ついて以下の順で詳細に説明する。 (1)デジタル複写機の概略説明 (2)デジタル複写機の処理の説明
【0013】(1)デジタル複写機の概略説明 図1は、本発明に係るデジタル複写機の全体構成を示す
断面正面図である。該デジタル複写機は、原稿台に設定
された原稿の画像を読み取り、デジタル画像データに光
電変換する走査系10と、走査系10から出力されるデ
ジタル画像データを処理する画像データ処理部20と、
画像データ処理部20から出力される画像データをプリ
ンタ装置に出力するのか、もしくはメモリに記憶するの
かを切換えるメモリユニット部30と、メモリユニット
部30から出力される画像データに基づいて2つの半導
体レーザ61及び62を駆動する印字処理部40と、半
導体レーザ61及び62から出力される2本のレーザ光
を感光体ドラム71上の互いに異なる露光位置に導く光
学系60と、露光により形成された潜像を現像し、用紙
上に転写しかつ定着して画像を形成する作像系70と、
本体の上側に配設される操作パネル(図示しない)と、
原稿を搬送し必要に応じて表裏の反転を行う原稿搬送部
500と、用紙を再度転写位置に供給するための再供紙
部600とから構成される。
【0014】読取装置IRが走査系10及び画像信号処
理部20等により構成され、またプリンタ装置PRTが
印字処理部40、光学系60、及び作像系70等により
構成される。
【0015】走査系10は、原稿台ガラス18の下方を
移動するスキャナ19に組み付けられた露光ランプ11
及び第1ミラー12、第2ミラー13a、第3ミラー1
3b、集光用のレンズ14、ダイクロイックミラー1
5、CCDアレイ等を用いた光電変換素子16,17、
原稿台ガラス上の原稿の有無を検出するセンサSE20
及びスキャンモータM2等から構成される。ダイクロイ
ックミラー15は、原稿からの反射光の内、例えば赤色
などの特定色の光を反射し、特定色の補色の光を透過さ
せる。光電変換素子16,17は、原稿内の黒色を主と
した非特定色の画像と、特定色(例えば赤色)の画像と
をそれぞれ個別に電気信号に変換する。
【0016】画像信号処理部20は、2つの光電変換素
子16,17から出力される画像信号を処理し、原稿画
像の各素子を特定色(第2色)とそれ以外の色(第1
色)とを識別し、メモリユニット部30に対して色デー
タ付きの画像データを出力する。メモリユニット部30
については後に説明する。
【0017】印字処理部40は、送られてきた色データ
付きの画像データに応じて、それらを2つの半導体レー
ザ61,62へ振り分けると共に、2つの半導体レーザ
61,62に対応する露光位置の違いに応じて、一方の
半導体レーザ62に与える画像データを遅延させる。
【0018】光学系60は、半導体レーザ61,62、
2本のレーザビームを合成するためのダイクロイックミ
ラー63、合成レーザビームを変更するポリゴンミラー
65、主レンズ69、反射ミラー67a、合成レーザビ
ームを元の2本のレーザビームに分離するためのダイク
ロイックミラー68、反射ミラー67b,67cなどか
ら構成されている。
【0019】作像系70は、現像転写系70A、搬送系
70B、及び定着系70Cから構成されている。
【0020】現像転写系70Aは、図1の反時計方向に
回転駆動される感光体ドラム71、及びその周辺に回転
方向の上流側から順に配設された第1帯電チャージャ7
2a、第1現像器73a、第2帯電チャージャ72b、
第2現像器73b、転写チャージャ74、分離チャージ
ャ75、クリーニング部76などからなる。
【0021】第1現像器73aには、第2色に対応した
赤色トナーとキャリアとからなる2成分現像剤が収納さ
れ、第2現像器73bには、第1色に対応した黒色トナ
ーと、キャリアとからなる2成分現像剤が収納されてい
る。
【0022】搬送系70Bは、用紙を収納するカセット
80a,80b、用紙サイズを検出するサイズ検出セン
サSE11,12、用紙ガイド81、タイミングローラ
82、搬送ベルト83、及び再給紙部600から搬入さ
れた用紙を搬送する水平搬送ローラ86a〜86cなど
からなる。
【0023】定着系70Cは、用紙を熱圧着しながら搬
送する定着ローラ84、排出ローラ85、及び用紙の排
出を検出する排出センサSE62などからなる。
【0024】再給紙部600は、排出ローラ85から排
出された用紙を一旦収納し、両面モードの時には表裏を
反転して、合成モードの時には表裏反転を行わずに、彩
度の画面形成(プリント)のために搬送系70Bの水平
搬送ローラ86aに搬入する循環式の給紙系である。再
給紙部600は、排紙トレー621への排出と再給紙と
を切り替えるための切換爪601、搬送ローラ602、
反転ローラ6033、及び反転センサSE61などから
構成されている。
【0025】原稿の両面を複写する両面複写モードにお
いては、図示しないソレノイドによって切換爪601の
左端部が上方へ移動し、これによって排出ローラ85か
ら排出された用紙が搬送ローラ602の方へと誘導さ
れ、搬送ローラ602を通って反転ローラ603に達す
る。
【0026】用紙の終端が反転センサSE61に達する
と、反転ローラ603が反転し、これによって用紙は水
平搬送ローラ86aの方へと搬送され、水平搬送ローラ
86b及び86cを通ってタイミングローラ82まで達
して待機する。このとき、次の用紙も順次所定の間隔で
搬送されてきており、片面にコピーされた用紙が待機で
きる枚数は、画像データの遅延がないとした場合には用
紙の長さに依存することとなる。
【0027】原稿搬送部500は、原稿給紙トレイ51
0上にセットされた原稿を自動的に原稿ガラス18上に
搬送し、スキャナ19によって原稿を読み取った後には
原稿搬送部511へ排出する。
【0028】原稿搬送部500は、給紙ローラ501、
捌きローラ502、捌きバッド503、中間ローラ50
4、レジストローラ505、搬送ベルト506、反転ロ
ーラ507、切換爪508、排出ローラ509、給紙ト
レイ510、排紙トレイ511、原稿スケール512、
給紙センサSE51、排出センサSE52、給紙トレイ
用紙センサSE53、及び排紙トレイ用紙センサSE5
4などから構成されている。
【0029】原稿の画像データ読取時には、1枚又は複
数枚の原稿を読取りたい面を上に向けて給紙トレイ51
0上にセットする。動作が開始されると、セットされた
原稿の最下部の原稿から順に給紙ローラ501によて搬
送され、捌きローラ502と捌きバッド503によって
搬送された原稿が捌かれ、中間ローラ504を通り、レ
ジストローラ505によって斜行を補正され、搬送ベル
ト506によって原稿ガラス18上に搬送され、原稿の
終端が原稿スケール512の左端を通過した直後に搬送
ベルト506がわずかに逆転して停止する。
【0030】これにより、原稿の右端(後端)が原稿ス
ケール512の端縁に当たり、原稿が原稿ガラス18上
に正確に位置決めされる。この時、次の原稿の先端は、
レジストローラ505に達しており、次の原稿の搬送に
要する時間が短縮されようになっている。
【0031】スキャナ19は、原稿搬送部500により
原稿が原稿ガラス18上にセットされた時にスキャン動
作を開始し、原稿の表面(下面)を読み取る。原稿の読
取が終了すると、原稿は搬送ベルト506によって左方
へ搬送され、反転ローラ507でUターンし、原稿の片
面を複写する片面複写モードの場合には、切換爪508
の上方を通って排出ローラ509により排出トレイ51
1上に排出される。このとき、原稿の読み取り面(表
面)が、上を向いた状態で排出される。
【0032】原稿の両面を複写する両面複写モードの場
合には、切換爪508がその左端が上方を向くように切
り替えられている。表面が読み取られた搬送中の原稿
は、反転ローラ507でUターンした後、切換爪508
の下方を通り表裏が反転した状態で再度搬送ベルト50
6の下方に導かれ、表面を複写する場合と同様に原稿ガ
ラス18上に位置決めされ、裏面が読み取られる。
【0033】原稿の両面の読取が終了した時点で、搬送
ベルト506が逆転して原稿が左方へ搬送され、反転ロ
ーラ507により反転され、また搬送ベルト506の下
方に導かれ、右方に搬送されて原稿の左端が搬送ベルト
506に達する。原稿は、次に左方へ搬送され、反転ロ
ーラ507及び切換られた切換爪508の上方を通っ
て、排出ローラ509により排紙トレイ511上に排出
される。これによって、原稿の表面が上を向いた状態で
排出される。
【0034】図2は、デジタル複写機1の上部に備えら
れる操作パネル90の正面図である。操作パネル90に
は、液晶タッチパネル91、複写枚数や複写倍率を入力
するテンキー92、複写枚数を標準値「1」に戻したり
するためのクリアキー93、複写機1に設定された値を
標準値に戻すためのパネルリセットキー94、コピー動
作を中止させるためのストップキー95、コピー動作を
開始させるためのスタートキー96、本発明にかかるク
リアモードを設定するためのモード設定キー97、及び
クリアモードを表示するモード表示部97a及び97b
が設けられている。
【0035】液晶タッチパネル91は、ジャム発生、サ
ービスマンコール発生、ペーパエンプティ発生などの複
写機1の各種状態、露光レベル、倍率、用紙等のデジタ
ル複写機の動作モード、その他の種々の情報を表示する
と共に、動作モードの選択のための入力を行う。
【0036】図3及び図4は、複写機の制御部100の
構成を示すブロック図である。制御部100は、8個の
CPU101〜108を中心に構成され、これら各CP
U101〜108には、それぞれプログラムを格納した
ROM111〜118、及びプログラム実行のワークエ
リアとなるRAM121〜128が接続されている。な
お、CPU106は、メモリユニット部30内に設けら
れる(図5参照)。
【0037】CPU101は、操作パネル90の各種操
作キーからの信号の入力、及び表示に係る制御を行う。
CPU102は、画像信号処理部20の各部の制御を行
う。CPU103は、走査系10の駆動制御を行う。C
PU104は、印字処理部40、光学系60及び作像系
70の制御を行う。CPU105は、制御部100の全
体的なタイミング調整や動作モードの設定のための処理
を行う。
【0038】CPU106は、メモリユニット部30を
制御することによって、読み取った画像データをメモリ
(画像メモリ304)に一旦格納し、これを読み出して
印字処理部40へ出力する。
【0039】CPU107は、原稿搬送部500の制御
を行う。CPU108は、再給紙部600の制御を行
う。これらCPU101〜108の間では、割り込みに
よるシリアル通信が行われ、コマンド、レポート、その
他のデータが授受される。
【0040】画像信号処理部20は、A/D変換器、シ
ェーディング補正部、画像データに基づいて原稿の画素
の色を判別する色判別部、変倍処理部、及び画質補正部
とからなる。画像信号処理部20によって、光電変換素
子、16,17から入力される画像信号が画素毎に8ビ
ットの画像データに量子化され、種々の処理が施された
後に画像データD2として出力される。これと共に、画
像データD2のそれぞれの画素に対応して指定された特
定色か否かを示す1ビットの色データDCが出力され
る。
【0041】図5は、メモリユニット部30のブロック
図である。メモリユニット部30は、切換部301、C
PU106からのパラメータ設定に基づいて2値データ
を作成する2値化処理部302、400dpiでA4サ
イズの2頁分の容量を有したマルチポートの画像メモリ
304、それぞれ独立に動作可能な圧縮器311及び伸
長器312を有した符号処理部305、マルチポートを
有した符号メモリ306、回転処理部307、CPU1
06からのパラメータ設定に基づいて多値データを作成
する多値化処理部308、及びこれらの全体を制御する
CPU106などから構成されている。
【0042】符号処理部305は、画像メモリ304に
画像データD2が書き込まれると、そのデータを読み出
し、かつ圧縮して符号データを作成し、これを符号メモ
リ306に書き込む。また、符号処理部305は、CP
U106の指令により、符号メモリ306に書き込まれ
た符号データを読み出し、かつ伸長して画像データを作
成し、これを画像メモリ304に書き込む。
【0043】伸長によって画像メモリ304に1頁分の
画像データが作成されると、画像データが読み出され、
回転処理部307において必要に応じて回転処理され、
多値化処理部308において多値の画像データが生成さ
れ、これが画像データD3とされ出力される。なお、圧
縮器311及び伸長器312は互いに独立してかつ平行
に動作可能となっており、これらと符号メモリ306と
の間では、データがそれぞれDMA転送されるようにな
っている。ここで、符号メモリ306は、RAM126
に格納される管理テーブルMT1によって管理されてい
る。
【0044】図6(a)は、管理テーブルMT1を示す
図であり、図6(b)は、符号メモリ306を示す図で
ある。符号メモリ306は、32Kバイト単位のメモリ
領域に区分されている。管理テーブルMT1には、符号
メモリ306の領域を示す番号、頁番号、連結されてい
る領域の番号、及び圧縮方式及びデータ長などの圧縮伸
長処理に必要な各種の付加情報が格納されており、これ
らの情報に基づいて符号メモリ306を動的に管理する
ようになっている。
【0045】CPU106は、画像メモリ304から画
像データを読み出して圧縮する際に、管理テーブルMT
1の情報を作成しながら、圧縮器311を制御して符号
メモリ306に格納する。また、画像データを出力する
際には、これと逆の動作によって符号メモリ306から
符号データを読み出す。管理テーブルMT1内の情報
は、メモリクリアモードの設定によって選択されたタイ
ミングでCPU105から送信されるメモリコマンドに
よって消去される。
【0046】上記メモリユニット部30の動作モードに
は、メモリモードと、直結メモリ混在モードがある。ま
た、メモリモードには、メモリモード書き込み動作と、
メモリモード読み出し動作の2つの動作がある。
【0047】メモリモードでは、画像データD2を2値
化した後に画像メモリ304に取り込んで所定の処理を
行い、必要に応じて画像メモリ304から読み出して印
字処理部40へ画像データD3として出力する。
【0048】(2)デジタル複写機の処理の説明 次に、添付図面に示すフローチャートを用いてデジタル
複写機の動作を詳細に説明する。
【0049】図7は、CPU101の実行するメインル
ーチンのフローチャートである。CPU101は、初期
設定を実行した後(ステップS11)、内部タイマーを
スタートし(ステップS12)、ルーチンの処理時間が
一定となるように制御する(ステップS16)。ステッ
プS13及びステップS14では、操作パネル91など
に対して入力制御処理及び表示制御処理を行い、ステッ
プS15では、その他の処理を行う。なお、割り込み処
理によって他のCPU102〜108との通信を行う。
【0050】図8は、図7に示したCPU101で実行
される処理のメインルーチン内の入力制御処理(ステッ
プS13)のフローチャートである。操作パネル90上
のスタートキー96のONエッジが検出されると(ステ
ップS91でYES)、スタートキー96が押されたこ
とを示すスタートステータスがCPU105へ送信され
る(ステップS92)。
【0051】次に、モード設定キー97のオンエッジが
検出された際に(ステップS93でYES)、モード表
示部97aが点灯されている場合、(原稿が取り除かれ
た時にメモリユニット部に記憶しているデータを消去す
るクリアモード1が設定されている場合)には(ステッ
プS94でYES)、モード表示部97aを消灯し、か
わりにモード表示部97bを点灯し(ステップS9
5)、新しい原稿がセットされた時にデータを消去する
クリアモード2を設定する(ステップS96)。
【0052】また、モード表示部97bが点灯されてい
る場合、(クリアモード2が設定されている場合)には
(ステップS94でNO)、モード表示部97bを消灯
し、モード表示部97aを点灯し(ステップS97)、
クリアモード1を設定する(ステップS98)。
【0053】この後に、CPU105へ上記処理により
設定されたクリアモードの値を送信する(ステップS9
9)。
【0054】図9は、CPU102の実行するメインル
ーチンのフローチャートである。CPU102は、初期
設定を実行した後(ステップS21)、内部タイマーを
スタートし(ステップS22)、ルーチンの処理時間が
一定となるように制御する(ステップS29)。画像デ
ータの入力処理を行った後(ステップS23)、光電変
換素子16、17の位置のズレによる時間差を合わすた
めの位置合わせ処理を行い(ステップS24)、色判別
処理、画像処理、画像データの出力処理、その他の処理
を行う(ステップS25〜ステップS28)。
【0055】図10は、CPU103の実行するメイン
ルーチンのフローチャートである。CPU103は、走
査系10を制御する。まず、CPU103は、初期設定
を実行した後(ステップS31)、内部タイマーをスタ
ートし(ステップS32)、ルーチンの処理時間が一定
となるように制御する(ステップS37)。次に原稿台
上の原稿の有無を検出するセンサSE20によって原稿
が原稿台上から取り除かれたことを検出し(ステップS
33)、スキャンモードである場合には(ステップS3
4でYES)、スキャナ19をスキャンさせる走査制御
を行い(ステップS35)、流し撮りモードの場合には
(ステップS34でNO)、スライダ位置決めが制御が
実行される(ステップS36)。
【0056】図11は、原稿検出処理(図10ステップ
S33)のフローチャートである。まず、CPU103
は、原稿有無フラグの値が0であるか否かを判断する
(ステップS101)。ここで、原稿有無フラグの値0
であることは、以下給紙トレイ510上の原稿の有無を
検出するセンサSEを前の処理で動作した際、原稿台上
に原稿がセットされていなかったことを意味し、原稿有
無フラグの値が1であることは、原稿台上に原稿がセッ
トされていたことを意味する。
【0057】原稿有無フラグの値が0である場合(ステ
ップS101でYES)、ステップS102においてセ
ンサSE20を動作させ、原稿台上の原稿の有無につい
て調べる。ここで、センサSE20からCPU103に
出力される検出結果が原稿台上に原稿があるとする場合
には(ステップS102でYES)、CPU105へ原
稿台上に原稿がセットされたことを示す原稿セットステ
ータスを送信し(ステップS103)、原稿有無フラグ
の値を1にセットする(ステップS104)。ただし、
上記ステップS102において、センサSE20からC
PU103に出力される検出結果が、依然として原稿台
上に原稿がセットされていないことを示す場合には、上
記ステップS103及びステップS104の処理をせず
に、リターンする。
【0058】原稿有無フラグの値が1である場合(ステ
ップS101でNO)、ステップS105においてセン
サSE20を動作させ、原稿台上の原稿の有無について
調べる。ここで、センサSE20からCPU103に出
力される検出結果が原稿台上に原稿が無いとする場合に
は(ステップS05でYES)、CPU105へ原稿台
から原稿が取り除かれたことを示す原稿取り除きステー
タスを送信し(ステップS106)、原稿有無フラグの
値を0にセットする(ステップS107)。ただし、上
記ステップS105において、センサSE20からCP
U103に出力される検出結果が依然、原稿台上に原稿
がセットされていることを示す場合には、上記ステップ
S106及びステップS107の処理をスキップし、リ
ターンする。
【0059】図12は、モータパルス割り込み処理のフ
ローチャートを示す。スキャンンモータM2の回転に同
期して発生するモータパルスによるモータパルス割り込
みが発生すると、図12に示すモータパルス割り込み処
理が実行される。ここでは、上記モータパルスの割り込
み間隔時間の測定(ステップS38)、モータへの通電
のオンオフ(ステップS39)、モータパルス数のカウ
ント(ステップS40)などを行う。
【0060】図13は、CPU104のメインルーチン
のフローチャートである。CPU104は、プリンタ装
置PRTを制御する。まず、初期設定を実行した後(ス
テップS41)、内部タイマーをスタートし(ステップ
S42)、ルーチンの処理時間が一定となるように制御
する(ステップS48)。次に、現像転写系70Aを制
御し(ステップS43)、搬送系70Bを制御し(ステ
ップS44)、定着系70Cを制御し(ステップS4
5)、印字処理部40を制御し(ステップS46)、そ
の他の処理を行う(ステップS47)。
【0061】図14は、CPU105のメインルーチン
のフローチャートである。CPU105は、他のCPU
に対して、起動、停止のコマンド及び動作モードのセッ
トなどを行い、複写機1の全体の動作を制御する。ま
ず、初期設定を実行した後(ステップS51)、内部タ
イマーをスタートし(ステップS52)、ルーチンの処
理時間が一定となるように制御する(ステップS5
7)。次に、割り込みによる通信で入力されたデータを
チェックした後に内容を解析し(ステップS53)、複
写の種類を判定し、起動のコマンド又は倍率のモードデ
ータ等を新たに設定する複写スタート/モード設定処理
を行い(ステップS54)メモリクリアのタイミングで
メモリクリアコマンドを送信する。(ステップS5
5)。
【0062】図15は、入力データ解析処理(図14ス
テップS53)のフローチャートである。CPU105
は、ステートステータスを受信すると(ステップS11
1)、プリント中でない場合には、ステートフラグの値
を1とし(ステップS113)、プリント中である場合
には(ステータスのステップS112でYES)、ステ
ートフラグの値を保持する(ステップS112でN
O)。
【0063】原稿セットステータスを受信すると(ステ
ップS114でYES)、原稿台セットスフラグの値を
1とする(ステップS115)。また、原稿取り除きス
テータスを受信すると(ステップS116でYES)、
原稿搬送部原稿取り除きフラグの値を1とする(ステッ
プS117)。
【0064】原稿搬送部500からの原稿セットステー
タスを受信すると(ステップS118でYES)、原稿
搬送部原稿セットフラグの値を1とする(ステップS1
19)。また、原稿搬送部500からの原稿取り除きス
テータスを受信すると(ステップS120)、原稿搬送
部原稿取り除きフラグの値を1とする(ステップS12
1)。
【0065】図16は、複写スタート/モード設定処理
(図14ステップS54)のフローチャートを示す。ス
タートフラグの値が1の場合であって(ステップS13
1でYES)、メモリフラグの値が0、即ちメモリユニ
ット部30に記憶されているデータがなければ(ステッ
プS132でYES)、CPU105は、原稿の読み込
み、データの記憶、プリントの通常の原稿の複写処理を
行う(ステップS133)。CPU105は、全頁のプ
リントが終了した後に(ステップS133でNO)、メ
モリユニット部30にデータがあることを示すメモリフ
ラグの値を1とし(ステップS134)、スタートフラ
グの値を0とする(ステップS135)。また、ステッ
プS132においてメモリフラグの値が1であり、メモ
リユニット部30に記憶されているデータがある場合に
は(ステップS132でNO)、記憶されているデータ
の再複写処理を行う(ステップS136)。CPU10
5は、全頁のプリントが終了した後(ステップS137
でNO)、スタートフラグの値を0とする(ステップS
138)。こののち、リターンする。
【0066】図17は、メモリクリア処理(図14ステ
ップS55)のフローチャートである。クリアモード
1、(即ち原稿が取り除かれたときにメモリユニット部
30のデータを消去するモード)である場合(ステップ
S141)に、原稿搬送部500に原稿がセットされ
(ステップS142でYES)、複写動作の後に上記セ
ットされた原稿が取り除かれた場合(ステップS143
でYES)、または原稿搬送部500には原稿がセット
されずに原稿台上に原稿を直接置き(ステップS142
でNO)、複写動作の後に上記原稿台上に置かれた原稿
を取り除いた場合(ステップS144でYES)は、全
頁のプリントが終了した後に(ステップS145でN
O)、CPU106にメモリの消去を指示するメモリク
リアコマンドを送信する(ステップS146)。そし
て、原稿セットフラグ,原稿取り除きフラグ,原稿搬送
部原稿セットフラグ及び原稿搬送部原稿取り除きフラグ
の値を0にクリアし(ステップS147)、メモリユニ
ット部30にデータがあることを示すメモリフラグの値
をクリアする(ステップS148)。
【0067】また、クリアモード2(即ち新しい原稿が
セットされたときにメモリユニット部30のデータを消
去するモード)の場合には(ステップS141でN
O)、原稿搬送部500に原稿がセットされたとき(ス
テップS149でYES)、または原稿台に直接原稿を
置いたときに(ステップS149でNO,ステップS1
50でYES)、前記ステップS145〜ステップS1
48の処理を実行する。
【0068】図18はCPU106のメインルーチンの
フローチャートである。CPU106はメモリユニット
部30を制御する。まず、初期設定を実行した後(ステ
ップS61)に、他のCPUからのコマンド受信処理を
行い(ステップS62)、ステータス送信処理を行い
(ステップS63)、画像メモリ304への書込み制御
を行い(ステップS64)、圧縮制御を行い(ステップ
S65)、伸長制御を行い(ステップS66)、画像メ
モリ304からの読出し制御を行い(ステップS6
7)、画像メモリ304内のデータをクリアする制御を
行う(ステップS68)。その他処理、戻る。
【0069】図19は、コマンド受信処理(図18ステ
ップS62)を示すフローチャートである。他のCPU
からのコマンドを受信すると(ステップS301でYE
S)、該コマンドが、メモリ上の画像データを消去する
コマンドであるかどうかの判断を行う(ステップS30
2)。ステップS302でYESであれば、ステップS
303でメモリクリアステートフラグの値を1にセット
する。ステップS304でその他のコマンドを受信する
と、そのコマンドに対応する処理、例えば画像メモリ3
04への画像データの書き込み、圧縮又は画像メモリ3
04からの読み出し、伸長などの処理を行ってリターン
する。
【0070】図20は、図18に示したCPU106で
実行される処理のメインルーチン内のステータス送信処
理(ステップS63)を示すフローチャートである。他
のCPUに送信するステータスがあれば(ステップS3
21)、該ステータスを送信し(ステップS322)、
リターンする。
【0071】図21は、図18に示したCPU106で
実行される処理のメインルーチン内の処理であって、画
像メモリ304内の画像データをクリアするメモリクリ
ア制御処理(ステップS68)のフローチャートであ
る。
【0072】メモリクリアステートフラグの値が1であ
る場合(ステップS306でNO、更にステップS30
7でYES)、画像メモリ304のリセット端子(図示
せず)に所定の電圧(パルス)を印加してメモリクリア
の設定を行い(ステップS308)、メモリクリアステ
ートフラグの値を2にセットする(ステップS30
9)。スメモリクリアテートフラグの値が2であり(ス
テップS307でNO)、画像メモリ304に記憶され
ている画像データがクリアされたと判断されると(ステ
ップS310でYES)、メモリクリアステートフラグ
の値を0にセットする(ステップS312)。
【0073】図22はCPU107のメインルーチンの
フローチャートである。CPU107は原稿搬送部の5
00を制御する。まず、初期設定を実行した後(ステッ
プS71)、内部タイマーをスタートし(ステップS7
2)、ルーチンの処理時間が一定となるように制御する
(ステップS77)。次に、原稿搬送部500への原稿
のセット取り除きを検出する処理を行い(ステップS7
3)、原稿を捌いて斜行補正を行い、搬送ベルト506
までの搬送を制御する原稿給紙処理を行い(ステップS
74)、搬送ベルト506による所定の読み取り位置へ
の原稿の位置決めと反転ローラ507までの搬送を制御
する原稿搬送処理を行い(ステップS75)、反転ロー
ラ507に達した原稿をそのまま排出するか又は搬送ベ
ルト506の方へ再度搬送するかなどを制御する原稿反
転排出処理を行う(ステップS76)。
【0074】図23は、図22に示したCPU107で
実行される処理のメインルーチン内の処理であって、原
稿搬送部原稿検出処理(ステップS73)のフローチャ
ートである。ステップS501〜ステップS506は、
原稿搬送部500の給紙トレイ510上への原稿のセッ
トを検出する処理を実行する。
【0075】給紙原稿有無フラグの値が0である場合で
あって(ステップS501でYES)、給紙トレイ51
0上の用紙の有無を検出する給紙トレイ用紙センサSE
53の検出結果から、給紙トレイが原稿無しの状態から
原稿有りの状態に変化したら(ステップS502でYE
S)、CPU105へ原稿搬送部への原稿セットステー
タスを送信し(ステップS503)、原稿の有無を示す
給紙原稿有無フラグの値を1とする(ステップS50
4)。
【0076】また、給紙原稿有無フラグの値が1である
場合であって(ステップS501でNO)、給紙トレイ
510上用紙の有無を検出する給紙トレイ用紙センサS
E53の検出結果から、原稿有りの状態から原稿無しの
状態に変化したら(ステップS505でYES)、給紙
原稿有無フラグの値を0にする(ステップS506)。
【0077】ステップS506〜ステップS510は、
原稿搬送部500の排紙トレイ511からの原稿の取り
除きを検出する部分である。排出原稿有無フラグの値が
0の場合であって(ステップS507でYES)、排紙
トレイ511上の用紙の有無を検出する排紙トレイ用紙
センサSE54の検出結果から、排出トレイ511の状
態が原稿無しの状態から、原稿有りの状態に変化したら
(ステップS508でYES)、原稿の有無を示す排紙
原稿有無フラグの値を1とする(ステップS509)。
【0078】排出原稿有無フラグの値が1の場合であっ
て(ステップS507でNO)、排紙トレイ511上の
用紙の有無を検出する排紙トレイ用紙センサSE54の
検出結果から、排出トレイ511の状態が原稿有りの状
態から原稿無しの状態に変化したら(ステップS510
でYES)、CPU105へ、原稿搬送部からの原稿取
り除きステータスを送信し(ステップS511)、排紙
原稿有無フラグの値を0とする(ステップS512)。
【0079】図24は、CPU108のメインルーチン
のフローチャートである。CPU108は再給紙部60
0を制御する。まず、初期設定を実行した後(ステップ
S81)、内部タイマーをスタートし(ステップS8
2)、ルーチンの処理時間が一定となるように制御する
(ステップS86)。次に、作像系70から排出されて
きたプリント済の用紙の裏面にプリントを行うために一
旦収納し又は排出トレイ621へそのまま排出する収納
排出処理を行い(ステップS83)、収納された用紙の
表裏を反転する反転処理を行う(ステップS84)。
【0080】上記収納排出処理(ステップS83)にお
いて、作像系70から用紙が排出されているか否かは、
その排出口に設けられた排出センサSE62によって検
出し、排出中においては搬送ローラ602を回転し排出
が終われば一定の時間後に搬送ローラ602を停止す
る。
【0081】上記反転処理(ステップS84)におい
て、反転センサSE61が用紙を検出している間は反転
ローラ603を正転させ、反転センサSE61がオフと
なった時点で反転ローラ603を反転させ、一定時間後
に停止する。
【0082】
【発明の効果】請求項1記載のデジタル複写機を用いる
と、一回の複写動作の終了後であって、使用者が引き続
き同じ原稿を複写する場合であっても、原稿台の上に原
稿がセットされたままであれば、該デジタル複写機の記
憶手段に該原稿画像の画像データが記憶されているた
め、原稿画像の画像データを再度読み取る必要がない。
【0083】また、検出手段により原稿台上に設定され
た原稿の有無を検出し、原稿台上から原稿が除去された
ことを確認した時に該画像データを消去するため、画像
データの誤消去を防止すると共に、次の原稿を複写する
際、前の原稿のデジタル画像データが記憶手段に残って
いることから生じるミスコピーを防止することができ
る。
【0084】また、請求項2記載のデジタル複写機を用
いると、記憶手段に記憶された原稿のデジタル画像デー
タは、使用者が次の原稿を原稿台に設定するまでの期
間、記憶手段に保持されるため、最も長い期間、使用者
の発意による再複写が可能となるとともに、上記請求項
1記載のデジタル複写機と同様、次の原稿を複写する
際、前の原稿のデジタル画像データが記憶手段に残って
いることから生じるミスコピーを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のデジタル複写機の全体構成を示す断
面正面図である。
【図2】 操作パネル90の正面図である。
【図3】 制御部100の構成ブロック図である。
【図4】 制御部100の構成ブロック図である。
【図5】 メモリユニット部30のブロック図である。
【図6】 (a)は、管理テーブルMT1を、(b)
は、符号メモリ306の関係を示す図である。
【図7】 CPU101の実行する処理のメインルーチ
ンを示すフローチャートである。
【図8】 図7に示した入力制御処理(ステップS1
3)のフローチャートである。
【図9】 CPU102の実行する処理のメインルーチ
ンを示す図である。
【図10】 CPU103の実行する処理のメインルー
チンを示す図である。
【図11】 図10で示した原稿検出処理(ステップS
33)のフローチャートを示す図である。
【図12】 モータパルス割り込み処理のフローチャー
トである。
【図13】 CPU104の実行する処理のメインルー
チンを示す図である。
【図14】 CPU105の実行する処理のメインルー
チンを示す図である。
【図15】 図14に示した入力データの解析処理(ス
テップS53)のフローチャートである。
【図16】 図14に示した複写スタート/モード設定
処理(スタートS54)のフローチャートである。
【図17】 図14に示したメモリクリア処理(ステッ
プS55)のフローチャートである。
【図18】 CPU106の実行する処理のメインルー
チンを示す図である。
【図19】 図18に示したコマンド受信処理(ステッ
プS62)のフローチャートである。
【図20】 図18に示したステータス送信処理(ステ
ップS63)のフローチャートである。
【図21】 図18に示したメモリクリア制御処理(ス
テップS68)のフローチャートである。
【図22】 CPU107の実行する処理のメインルー
チンを示す図である。
【図23】 図22に示した原稿搬送部原稿検出処理
(ステップS73)のフローチャートである。
【図24】 CPU108の実行する処理のメインルー
チンを示す図である。
【符号の説明】
10…走査系 20…画像信号処理部 30…メモリユニット部 40…印字処理部 60…光学系 101〜108…CPU 304…画像メモリ 306…符号メモリ 500…原稿搬送部 600…再給紙部 SE20…センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿台上に設定された原稿を読み取る読
    取手段と、 上記読取手段により読み取ったデジタル画像データを記
    憶する記憶手段と、 原稿台上の原稿の有無を検出する検出手段と、 上記検出手段が原稿台上から原稿が取り除かれたことを
    検出した場合、上記記憶手段に記憶している上記原稿の
    デジタル画像データを消去する消去手段とを備えること
    を特徴とするデジタル複写機。
  2. 【請求項2】 原稿台上に設定された原稿を読み取る読
    取手段と、 上記読取手段により読み取ったデジタル画像データを記
    憶する記憶手段と、 原稿台上の原稿の有無を検出する検出手段と、 上記検出手段が原稿台上に原稿が設置されたことを検出
    した場合、上記原稿が設置される前に読み取った原稿の
    デジタル画像データを上記記憶手段から消去することを
    特徴とするデジタル複写機。
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