JP2003348279A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003348279A JP2002152102A JP2002152102A JP2003348279A JP 2003348279 A JP2003348279 A JP 2003348279A JP 2002152102 A JP2002152102 A JP 2002152102A JP 2002152102 A JP2002152102 A JP 2002152102A JP 2003348279 A JP2003348279 A JP 2003348279A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定の時刻や曜日以外に画像形成装置の機能
を利用できないようにする。 【解決手段】 画像形成装置のCPUは、選択機能がユ
ーザIDによって管理されている場合に液晶タッチパネ
ルにユーザID入力画面を表示させ、テンキーによるユ
ーザIDの入力を可能にする。ユーザIDが入力される
と、そのユーザIDとRAMの全てのユーザIDとを比
較し、入力されたユーザIDがRAMに存在すると判定
した場合に、そのユーザIDに対応する入力ユーザが選
択機能を利用可能か否かを判定し、利用可能な場合に入
力ユーザによる選択機能の利用期限が有効に設定されて
いるかどうかを判定し、有効に設定されていれば選択機
能を利用可能な時刻,曜日と現在の時刻,曜日とに基づ
いて選択機能を利用可能か否かを判定し、利用可能であ
れば入力ユーザに対して選択機能の利用を許可する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デジタル複写
機,ファクシミリ装置,プリンタ等の画像形成装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】上記のような画像形成装置におけるユー
ザ認証手段としては、例えば以下の(1)又は(2)に
示すようにしてユーザ認証を行う手段がある(特開20
00−47534号公報,特開2001−272894
号公報等参照)。 (1)操作パネル上の操作によりユーザ毎に割り当てら
れた数値などのコードを入力させ、ユーザ認証(識別)
を行う。 (2)外部にカードリーダなどの装置を用意し、その装
置へのカードのセットによってユーザ認証を行う。
【0003】これらのユーザ認証手段(ユーザ識別手
段)は、認証されたユーザが画像形成装置の機能(例え
ばコピー機能,プリンタ機能,ファクシミリ機能,又は
スキャナ機能)を利用している間の使用度数(例えばコ
ピー機能又はプリンタ機能による用紙使用枚数,ファク
シミリ機能によるファクシミリ送信時の送信時間,又は
スキャナ機能によるスキャン回数など)をメモリに記憶
し、後の利用料金の請求に使用するために用いられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、画像形成装
置を設置している学校や職場においては、あるユーザ
(学生や社員)に関して特定の時刻(例えばAM8:0
0〜PM7:00)や曜日(例えば月曜日〜金曜日)以
外には画像形成装置を利用させたくない場合がある。こ
の発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、特定の
時刻や曜日以外に画像形成装置の機能を利用できないよ
うにして、不正利用を防止することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、画像情報を
用紙上に画像形成する画像形成装置において、上記の目
的を達成するため、次のようにしたことを特徴とする。
請求項1の発明による画像形成装置は、ユーザを識別す
るユーザ識別手段と、現在の時刻および曜日の情報を生
成するタイマ・カレンダ手段と、ユーザ毎に当該画像形
成装置の機能を利用可能な時刻および曜日を設定する利
用時刻曜日設定手段と、上記ユーザ識別手段によるユー
ザ識別時に、該ユーザが上記利用時刻曜日設定手段によ
って設定された上記ユーザ毎の当該画像形成装置の機能
を利用可能な時刻および曜日と上記タイマ・カレンダ手
段からの情報とに基づいて当該画像形成装置の機能を利
用可能か否かを判定する利用判定可否設定手段と、該手
段によって当該画像形成装置の機能を利用可能と判定さ
れたユーザに対してのみ当該画像形成装置の機能の利用
を許可する利用許可手段とを設けたものである。
【0006】請求項2の発明による画像形成装置は、請
求項1の画像形成装置において、上記利用判定可否設定
手段によって当該画像形成装置の機能を利用可能でない
と判定された場合には、当該画像形成装置の機能を利用
可能な時刻又は曜日の変更の問い合わせ情報を表示する
利用変更問い合わせ情報表示手段を設けたものである。
請求項3の発明による画像形成装置は、請求項1又は2
の画像形成装置において、上記利用時刻曜日設定手段に
よって利用可能な時刻および曜日を設定可能な当該画像
形成装置の機能を選択可能に設定する機能設定手段を設
けたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて具体的に説明する。図2は、この発明による
画像形成装置の一実施形態であるデジタル複写機の機構
部の一例を示す概略構成図である。このデジタル複写機
は、複写機本体の上部に自動原稿給送装置(以下「AD
F」という)1を搭載し、側部に後処理装置であるフィ
ニシャ100を接続している。複写機本体の手前側上面
には、図3に示す操作表示部30を備えている。
【0008】まず、このデジタル複写機によるコピー動
作(複写動作)について説明する。このデジタル複写機
において、ADF1の原稿台2に画像面を上にして置か
れた原稿束は、コピーモード時に操作表示部30上のプ
リントキー(スタートキー)34が押下されると、一番
下の原稿から1枚ずつ順次給送ローラ3および給送ベル
ト4によってコンタクトガラス6上に給送され、所定の
位置にセットされる。そのセットされた原稿は、画像読
取手段であるスキャナ(読み取りユニット)50によっ
て画像が読み取られ、その読み取りが終了した後、給送
ベルト4および排送ローラ5によって排出される。
【0009】ここで、1枚の原稿画像の読み取りが終了
する毎に、原稿セット検知センサ7にて原稿台2上に次
の原稿があるかないかを検知し、あればその原稿を前の
原稿と同様にコンタクトガラス6上に給送し、以後上述
と同様の動作を行う。なお、給送ローラ3,給送ベルト
4,排送ローラ5は図示しない共通のモータによって駆
動される。
【0010】第1給紙トレイ8,第2給紙トレイ9,第
3給紙トレイ10に積載された転写紙(用紙)は、それ
ぞれ第1給紙装置11,第2給紙装置12,第3給紙装
置13によって給紙され、縦搬送ユニット14によって
感光体ドラム15に当接する位置まで搬送される。実際
には、各給紙トレイ8〜10のうちのいずれか1つが選
択され、そこから転写紙が給紙される。スキャナ50に
よる原稿画像の読み取りによって入力された画像データ
(画像情報)はそのまま、あるいは画像記憶手段を構成
する図5の画像メモリ66に一旦記憶させた後、画像印
刷手段(画像形成手段)を構成するプリンタ80内の書
き込みユニット57に送られ、その書き込みユニット5
7によりレーザビームとして感光体ドラム15の予め帯
電された面(図示しない帯電器によって帯電される)上
に書き込まれ、その部分が現像ユニット27を通過する
ことにより、そこにトナー画像が形成される。
【0011】そして、選択された給紙トレイから給紙さ
れた転写紙は感光体ドラム15の回転と等速で搬送ベル
ト(転写ベルト)16によって搬送されながら、一方の
面に感光体ドラム15上のトナー画像が転写され、その
トナー画像が定着ユニット17によって熱定着される。
その後、その転写紙は片面コピーモード時には排紙ユニ
ット18によって後処理装置であるフィニシャ100に
搬送される。このとき、例えばフェースダウン(転写紙
をページ順に揃えるため画像面を下向きにする)排紙の
ために、一方の面にトナー画像が形成された転写紙を反
転したい場合、その転写紙は排紙ユニット18により両
面入紙搬送路113に搬送され、反転ユニット112で
スイッチバック反転された後、反転排紙搬送路114を
通ってフィニシャ100に搬送される。
【0012】フィニシャ100では、複写機本体から送
られてくる一方の面にトナー画像が形成された転写紙、
つまり片面コピー済みの転写紙は、分岐偏向板101に
よりスタッカ搬送ローラ(通常排紙ローラ)102側又
はステープラ搬送ローラ105側へ選択的に導かれる。
すなわち、分岐偏向板101が上向きに切り替えられて
いる場合には、複写機本体からの転写紙をスタッカ搬送
ローラ102およびスタッカ排紙ローラ103を経由し
てスタッカトレイ(通常排紙トレイ)104に排出する
ことができる。スタッカトレイ104は前後方向に移動
可能な排紙トレイであり、原稿毎あるいは画像メモリ6
6を用いてソーティングされたコピー部毎に前後に移動
し、排出される転写紙(コピー紙)を簡易的に仕分けす
るものである。
【0013】分岐偏向板101が下向きに切り替えられ
ている場合には、複写機本体から送られてくる片面コピ
ー済みの転写紙をステープラ搬送ローラ105およびス
テープラ排紙ローラ107を経由してステープルトレイ
108に排出することができる。ステープルトレイ10
8上では、転写紙が1枚排出される毎に、その端部揃え
用のジョガー(落下ストッパ)109によって揃えら
れ、1部のコピー完了によりステープラ106によって
綴じられる。ステープラ106で綴じられた転写紙群
は、自重によってステープル完了排紙トレイ(落下トレ
イ)110に落下して、そこに収納される。
【0014】一方、両面コピーモード時には、一方の面
にトナー画像が形成された転写紙(片面コピー済みの転
写紙)は排紙ユニット18により両面入紙搬送路113
に搬送され、反転ユニット112でスイッチバック反転
された後、両面搬送ユニット111に送られる。両面搬
送ユニット111に送られた転写紙は、再び感光体ドラ
ム15に作像されたトナー画像を転写するために、両面
搬送ユニット111から再給紙され、再度縦搬送ユニッ
ト14によって感光体ドラム15に当接する位置まで搬
送されて、他方の面にトナー画像が転写された後、定着
ユニット17によってトナー画像が定着され、排紙ユニ
ット18によってフィニシャ100に搬送され、以後上
述と同様の動作が行われる。
【0015】なお、感光体ドラム15,搬送ベルト1
6,定着ユニット17,排紙ユニット18,現像ユニッ
ト27は図示しないメインモータによって駆動され、各
給紙装置11〜13はメインモータの駆動が各々給紙ク
ラッチにより伝達されて駆動される。縦搬送ユニット1
4は、メインモータの駆動が中間クラッチによって伝達
されて駆動される。また、上述した書き込みユニット5
7を含む画像形成処理用の各部が図5のプリンタ80を
構成している。
【0016】図3は、このデジタル複写機の複写機本体
に設けられた操作表示部30の構成例を示すレイアウト
図である。この操作表示部30は、液晶タッチパネル3
1,テンキー32,クリア/ストップキー33,プリン
トキー34,モードクリアキー35,および初期設定キ
ー36を備えている。液晶タッチパネル31は、液晶デ
ィスプレイの表面にタッチパネルを備えており、各種機
能キーや部数、機械の状態を示すメッセージ、および画
像形成に係わる交換用の部品あるいは消耗品の発注内容
を入力させるための情報やキーなどを表示することがで
きる。
【0017】テンキー32は、印刷部数(コピー枚数)
や倍率等の数値を入力するためのキーである。クリア/
ストップキー33は、置数(印刷部数)をクリアした
り、実行中の動作(読み取り動作又は印刷動作)をスト
ップさせたりするためのキーである。プリントキー34
は、コピー動作の開始を指示するためのキーである。モ
ードクリアキー35は、設定した全てのモードの内容を
取り消すためのキーである。初期設定キー36は、機械
の初期状態を任意にカスタマイズする際に使用するキー
であり、この実施形態ではそのキーの押下によって液晶
タッチパネル31に初期設定メニュー画面を表示するこ
とができる。
【0018】図4は、液晶タッチパネル31に電源投入
時に表示される操作画面の一例を示す図である。オペレ
ータ(ユーザ)が、液晶タッチパネル31に表示されて
いる操作画面中のいずれかの機能キーにタッチすること
により、その機能キーの枠内に表示されている機能(モ
ード)が選択され、その白黒表示が反転する(図4では
斜線を施して示す)。また、機能の詳細を指定しなけれ
ばならない場合(例えば変倍であれば変倍値等)は、そ
の機能キーにタッチすることにより、詳細な機能の設定
用操作画面が表示される。液晶タッチパネル31は、ド
ット表示器を使用しているため、その時の最適な表示を
グラフィカルに行うことが可能である。
【0019】図4に示す操作画面において、左上側には
「コピーできます」「お待ちください」等のメッセージ
を表示するためのメッセージエリアが設けられており、
その右側に、セットされたコピー枚数(印刷部数)を表
示するためのコピー枚数表示部が、メッセージエリアの
下側に、画像濃度の自動調整を指定(設定)するための
自動濃度キー[自動濃度]、転写紙の自動選択を指定す
るための自動用紙選択キー[自動用紙選択]、コピー倍
率として等倍を指定するための等倍キー[等倍]が並ん
で表示されている。
【0020】さらに、下から2段目に右側から、コピー
(コピー済み転写紙)を一部ずつページ順にそろえる処
理を指定するためのソートキー[ソート]、コピーをペ
ージ毎に仕分けする処理を指定するためのスタックキー
[スタック]、ソート処理されたものを一部ずつ綴じる
処理を指定するためのステープルキー[ステープル]が
並んで表示されている。そして、1番下に右側から、コ
ピー倍率として拡大/縮小倍率を指定するための変倍キ
ー[変倍]、転写紙の表裏両面にコピーする両面モード
を指定するための両面キー[両面]、とじ代モード等を
指定するための消去/移動キー[消去/移動]、スタン
プや日付やページ等の印字を指定するための印字キー
[印字]がそれぞれ表示されている。
【0021】次に、図2を用い、スキャナ50によって
原稿の画像を読み取り、その画像データに対応する静電
潜像を感光体ドラム15の表面に形成するまでの動作を
説明する。なお、静電潜像とは感光体ドラム15の表面
(帯電器によって帯電された面)に画像データをレーザ
ビームによって書き込むことにより生じる電位分布のこ
とである。
【0022】スキャナ50は、原稿を載置するコンタク
トガラス6と光学走査系とによって構成されており、光
学走査系は露光ランプ51,第1ミラー52,レンズ5
3,CCDイメージセンサ54等で構成されている。露
光ランプ51および第1ミラー52は図示しない第1キ
ャリッジ上に固定され、第2ミラー55および第3ミラ
ー56は図示しない第2キャリッジ上に固定されてい
る。原稿の画像を読み取るときには、光路長が変わらな
いように、第1キャリッジと第2キャリッジとが2対1
の相対速度で機械的に走査される。光学走査系は、図示
しないスキャナ駆動モータを含む駆動部によって駆動さ
れる。
【0023】スキャナ50は、原稿の画像を光学的に読
み取って電気信号に変換する(原稿の画像データを読み
取る)。すなわち、光学走査系の露光ランプ51によっ
て原稿の画像面を照明し、その画像面からの反射光像を
第1ミラー52,第2ミラー55,第3ミラー56,レ
ンズ53を介してCCDイメージセンサ54の受光面に
結像させ、そのCCDイメージセンサ54によって電気
信号に変換する。このとき、レンズ53およびCCDイ
メージセンサ54を図2の左右方向に移動させることに
より、原稿の給送方向の画像読み取り倍率が変わる。つ
まり、予め指定(設定)されたコピー倍率に対応してレ
ンズ53およびCCDイメージセンサ54の左右方向の
位置が設定される。
【0024】書き込みユニット57は、レーザ出力ユニ
ット58,結像レンズ59,ミラー60等で構成され、
レーザ出力ユニット58の内部にはレーザ光源であるレ
ーザダイオードおよびモータによって高速で定速回転す
るポリゴンミラー(回転多面鏡)を備えている。レーザ
出力ユニット58より照射されるレーザビームは、定速
回転するポリゴンミラーで偏向され、結像レンズ59を
通り、ミラー60で折り返され、感光体ドラム15の帯
電面に集光されて結像される。
【0025】すなわち、ポリゴンミラーで偏向されたレ
ーザビームは感光体ドラム15が回転する方向と直交す
る方向(主走査方向)に露光走査され、図5に示す画像
処理ユニットより出力される画像データ(画像信号)の
ライン単位の書き込みを行う。感光体ドラム15の回転
速度と走査密度(記録密度)に対応する所定の周期で主
走査を繰り返すことにより、感光体ドラム15の帯電面
に静電潜像(静電画像)が形成される。なお、感光体ド
ラム15上を走査する直前のレーザビームは図示しない
同期検知センサによって検知される。そして、図示しな
いレーザ書込制御部が同期検知センサから出力される主
走査同期信号を用い、1走査毎にレーザダイオードの点
灯開始タイミングおよび画像データの入出力を行うため
の制御信号の生成を行う。
【0026】図5は、このデジタル複写機における画像
処理ユニット(IPU)の構成例を示すブロック図であ
る。原稿面からの反射光像(画像)はCCDイメージセ
ンサ54によって受光され、電気信号としての画像デー
タに変換され(光電変換され)、更にA/Dコンバータ
61によってアナログ値からデジタル値(2値又は多値
のデジタル信号)に変換され、量子化される。デジタル
値に変換された画像データは、シェーディング補正部6
2によってシェーディング補正がなされた後、画像処理
部63によってMTF補正およびγ補正等の画像処理が
なされる。
【0027】なお、シェーディング補正とは、原稿面を
照明する露光ランプ51(光源)の照明ムラや、CCD
イメージセンサ54の感度のバラツキを補正することで
ある。MTF補正とは光学系によるボケを補正すること
であり、γ補正とはCCDイメージセンサ54の感度の
非直線性を補正することである。
【0028】セレクタ64は、画像データの送り先を切
り替えるものであり、画像処理部63からの画像データ
を変倍部71又はメモリコントローラ65へ選択的に送
出する。セレクタ64とメモリコントローラ65との間
は、双方向に画像データを入出力可能な構成となってい
る。変倍部71は、セレクタ64からの画像データを予
め設定された変倍率(コピー倍率)に合わせて変倍処理
(拡大処理又は縮小処理)し、プリンタ80の書き込み
ユニット57へ出力する。ここでの変倍率は、原稿の幅
方向(原稿の給送方向と直交する方向)の変倍率とな
る。なお、この変倍部71が、原稿の幅方向と給送方向
の変倍率に合わせてセレクタ64からの画像データ(ス
キャナ50側から入力される画像データ)を変倍するこ
ともできる。
【0029】CPU68は中央処理装置であり、メモリ
コントローラ65によって画像メモリ66に対する画像
データの書き込みおよび読み出しを行わせたり、スキャ
ナ50および書き込みユニット57の制御を行うなど、
このデジタル複写機全体を統括的に制御する。ROM6
9は読み出し専用のメモリであり、CPU68を動作さ
せるための制御プログラムを含む各種固定データを記憶
している。RAM70は読み書き可能なメモリであり、
後述するユーザ毎の登録情報を含む各種情報を記憶す
る。このRAM70は、図示しない電池によってバック
アップされている。
【0030】I/Oポート75は、操作表示部30等と
のデータの入出力を制御するものである。SCSIコン
トローラ(SCSIドライバ)76は、他のデジタル複
写機あるいはパーソナルコンピュータ等の端末装置(ホ
スト)と通信する通信手段であり、スキャナ50から入
力される画像データを直接又は構内LAN(ローカル・
エリア・ネットワーク)等の構内ネットワーク経由で他
のデジタル複写機又は端末装置へ送信したり、あるいは
他のデジタル複写機又は端末装置から直接又は構内ネッ
トワーク経由で送られてくる画像データを受信すること
ができる。なお、SCSIコントローラ76以外の通信
手段を設け、他のデジタル複写機又は端末装置と通信可
能にすることもできる。
【0031】印字ユニット74は、CPUバスに接続さ
れ、ページ印字用のキャラクタ(文字)イメージデー
タ,任意のスタンプ用イメージデータ等の印字イメージ
データを発生する。この印字ユニット74で発生された
印字イメージデータは、印字合成部72,73に入力さ
れ、画像処理部63又はメモリコントローラ65からの
画像データに任意の印字イメージデータを合成すること
ができる。
【0032】なお、この画像処理ユニットは、図示は省
略するが、現在の時刻(例えば年月日時分)および曜日
の情報を生成する時計(タイマ・カレンダ手段)も備え
ている。また、後述する中央管理装置やファクシミリ装
置等の外部装置と公衆回線等の通信回線を介して通信す
る通信手段としての機能も備えている。その機能は、画
像処理ユニットが単独で実現するようにしてもよいが、
後述する通信コントロール装置とによって実現するよう
にしてもよい。ここで、この画像処理ユニット内のCP
U68,ROM69,RAM70を含む各部および操作
表示部30が、この発明による機能(ユーザ識別手段,
利用時刻曜日設定手段,利用判定可否設定手段,利用許
可手段,利用変更問い合わせ情報表示手段,機能設定手
段)を実現することができる。
【0033】次に、図6を用いて、セレクタ64におけ
る1ページ分の画像データおよび制御信号について説明
する。図6は、セレクタ64における1ページ分の画像
データおよび制御信号の一例を示すタイミング図であ
る。/FGATE(「/」はローアクティブを示す)は
フレームゲート信号であり、1ページの画像データの副
走査方向の有効期間を表わしている。/LSYNCは1
ライン毎の主走査同期信号であり、この信号が立ち上が
った後の所定クロックで画像データが有効となる。
【0034】/LGATEはラインゲート信号であり、
画像データの主走査方向の有効期間を示す。これらの信
号は、画素クロック信号VCLKに同期しており、その
1周期に対して1画素のデータが送られてくる。画像処
理ユニット(IPU)は、画像データの入力および出力
に対してそれぞれ別個の/FGATE,/LSYNC,
/LGATE,VCLKの発生回路を有しており、読み
取った画像データの直接出力を行う場合などの位相調整
等を行うことにより、様々な画像データの入出力の組み
合わせが実現可能になる。
【0035】図7は、メモリコントローラ65および画
像メモリ66の構成例を示すブロック図である。なお、
この図ではアドレスバスの図示を省略している。メモリ
コントローラ65は、入力データセレクタ81,画像合
成部82,1次圧縮/伸長部83,出力データセレクタ
84,および2次圧縮/伸長部85を設けている。それ
らへの制御データの設定はCPU68より行われる。画
像メモリ66は、1次記憶装置86および2次記憶装置
87からなる。1次記憶装置86には、画像データ入力
時のメモリの指定した領域へのデータ書き込み、または
画像データ出力時のメモリの指定した領域からのデータ
読み出しが、画像データ入力又は出力時に要求されるデ
ータ転送速度に略同期して行えるように、例えばDRA
M等の高速アクセスが可能なメモリを使用する。
【0036】また、1次記憶装置86は、処理を行う画
像データの大きさにより、複数のエリアに分割して画像
データの入出力を同時に実行可能な回路(メモリコント
ローラ65とのインタフェース部)を有している。すな
わち、各分割エリアに対する画像データの入力(書き込
み)および出力(読み出し)をそれぞれ並行して行える
ように、メモリコントローラ65との間に書き込み用と
読み出し用の2組のアドレスバスおよびデータバスから
なるインタフェース部を接続している。それによって、
一方の分割エリアに画像データを書き込む動作と他方の
分割エリア内の画像データを読み出す動作とを並行して
行うことができる。
【0037】2次記憶装置87は、スキャナ50から入
力される画像データや他のデジタル複写機又は端末装置
から送られてくる(入力される)画像データを順次蓄積
して、これらの画像データの合成,ソーティング,並べ
換え等の処理を行うための大容量メモリである。ここ
で、1次記憶装置86,2次記憶装置87とも高速アク
セス可能な記憶媒体(メモリ)を使用すれば、その各記
憶装置の区別なくデータの処理を行え、制御も比較的簡
単になる。
【0038】ところが、DRAM等のメモリは高価なた
め、この実施形態では2次記憶装置87にはアクセス速
度はそれほど速くないが、安価で大容量の記憶媒体(例
えばハードディスク装置や光ディスク装置)を使用し、
入出力データの処理を1次記憶装置86を介して行うよ
うにしている。このような構成により、大量の画像デー
タの入出力,保存,加工等の処理が可能なデジタル複写
機を安価で且つ比較的簡単な構成で実現することが可能
になる。
【0039】次に、メモリコントローラ65の動作例を
説明する。 <1>画像データの入力(画像メモリ66への保存) 入力データセレクタ81は、スキャナ50から入力され
る画像データや他のデジタル複写機又は端末装置から送
られてくる画像データのうち、画像メモリ66(1次記
憶装置86)への書き込みを行う画像データの選択を行
う。入力データセレクタ81によって選択された画像デ
ータは画像合成部82に供給され、そこで必要に応じて
既に画像メモリ66に記憶されている画像データと合成
された後、1次圧縮/伸長部83によって圧縮(可変長
圧縮)処理が行われ、1次記憶装置86に書き込まれ
る。1次記憶装置86に書き込まれた画像データは、必
要に応じて2次圧縮/伸長部85によって更に圧縮処理
が行われた後、2次記憶装置87に書き込まれて保存さ
れる。
【0040】<2>画像データの出力(画像メモリ66
からの読み出し) 出力対象画像データとして指定された画像データが1次
記憶装置86に記憶されている場合は、その画像データ
が読み出された後、1次圧縮/伸長部83によって伸長
処理が行われ、伸長後の画像データ、もしくはその画像
データとスキャナ50から入力される画像データや他の
デジタル複写機又は端末装置から送られてくる画像デー
タとの合成処理が行われた後の画像データが出力データ
セレクタ84により選択され、出力される。
【0041】画像合成部82は、1次記憶装置86から
入力される画像データと、スキャナ50から入力される
画像データや他のデジタル複写機又は端末装置から送ら
れてくる画像データとの合成(画像データの位相調整機
能を有する)、合成後の画像データの出力先の選択(画
像データの出力,1次記憶装置86へのライトバック,
両方の出力先への同時出力等)等の処理を行う。出力対
象画像データとして指定された画像データが1次記憶装
置86にではなく2次記憶装置87に記憶されている場
合は、その画像データが読み出された後、2次圧縮/伸
長部85により伸長処理が行われ、その伸長後の画像デ
ータが一旦1次記憶装置86に書き込まれ、以後上述と
同様の出力動作が行われる。
【0042】ここで、このように構成されたデジタル複
写機において、「動作予約」とは、図2に示したような
定着ユニットの加熱中などの時はコピー動作を開始でき
ないが、モード設定および原稿のセットを終了させて予
約することにより、定着ユニットが加熱終了後、コピー
動作可能になった時点で自動的にコピー動作を開始する
機能のことである。このようなデジタル複写機では、定
着ユニットの加熱中を動作予約可能対象としているが、
これ以外にも時間の経過とともに動作可能になるものに
ついては、対象にすることができる。大量給紙装置にお
ける給紙トレイの上昇時間、書き込み装置におけるポリ
ゴンモータの回転が安定するまでの時間、現像ユニット
へのトナー補給動作中などが考えられる。
【0043】図8および図9は、この発明を実施する他
の画像形成装置(デジタル複写機)のハード構成図であ
る。これらの画像形成装置は、画像読み取り部A(図2
に示したスキャナ50および図5に示した画像処理ユニ
ット中のA/Dコンバータ61を含む画像処理に直接係
わる部分に相当する)、画像書き込み部B(図5のプリ
ンタ80に相当する)、システムコントローラC(図5
に示した画像処理ユニット中のCPU68,ROM6
9,RAM70,I/Oポート75に相当する)、メモ
リユニットD(図5のメモリコントローラ65および画
像メモリ66に相当する)、利用者制限器機E、人体検
知センサF、操作部(図3に示した操作表示部30に相
当する)G、遠隔診断装置(CSS)H、および時計I
から構成されている。
【0044】ここで、メモリユニットDはメモリ機能を
実現する場合にのみ必要であり、通常のコピー機能を実
現することだけを考えれば必要ではない。時計Iは、タ
イマ・カレンダ手段に相当するものであり、ある特定の
時間になったら装置をブートしたり、シャットダウンす
るようなウィークリタイマ機能を実現する場合や、この
発明による機能を実現する場合などに必要である。人体
検知センサFは、予熱モード時にこの画像形成装置の前
にユーザが近づいてきたときに、自動的に予熱モードを
解除する機能を実現する場合にのみ必要である。
【0045】遠隔診断装置(CSS)Hは、遠隔診断、
つまり機械内で異常事象又は異常事前事象等の通報要因
が発生した場合に、その通報要因を遠隔地のサービスセ
ンタ(顧客情報管理センタ)の中央管理装置へ通報した
り、機械の実行状態や使用状態を中央管理装置からモニ
タ(監視)する際に必要な通信機能(中央管理装置およ
びファクシミリ装置を含む外部装置と通信回線を介して
通信する通信手段としての機能を有する)であるため、
このような機能が必要な場合のみ装着されればよい。し
かし、これを設けない場合でも、外部装置と通信回線を
介して通信する通信手段としての機能は備える必要があ
る。さらにまた、図示は省略するが、他のデジタル複写
機や端末装置と通信する通信手段(図5のSCSIコン
トローラ76に相当する)としての機能も備えるが、そ
れらの機能をメモリユニットDに備えるようにしてもよ
い。
【0046】システムコントローラCは、コピーモード
(複写モード)を実行する上で、画像書き込み部Bで印
刷(画像形成)を行うために、紙搬送処理、電子写真プ
ロセス処理、異常状態や給紙カセット状態(転写紙の有
無の検知など)等の監視を行い、また画像読み取り部A
で原稿の画像を読み取るために、スキャナ動作や光源の
ON/OFFなどを制御するコントローラの総称であ
る。デジタル複写機(デジタルPPC)の大きな特徴
に、原稿の画像を電気信号に変換して画像データとして
読み込み、その画像データを画像書き込み部Bで復元す
ることである。このとき、読み込んだ画像データを様々
に変化させて伝達する手段を持つことによって、従来の
アナログ複写機では実現できなかった分野に応用できる
ようになった。
【0047】例えば、FAX,ページプリンタ,スキャ
ナ,ファイルシステムなどの機能を実現できるほか、最
近ではコピー機能の実行時においても、読み取った画像
データを一旦DRAMなどの記憶装置に記憶させ、必要
に応じてその画素データを読み出すことによって、1回
のスキャンで複数枚の印刷(プリント)を実行したり、
複数枚の原稿の画像を1枚の転写紙に印刷したりするこ
とも実現されている。これらのデジタル複写機ならでは
実現できる機能を「拡張機能」あるいは「アプリ」と表
現する。
【0048】さらに、最近のデジタル複写機では拡張機
能を1つ搭載するだけではなく、複数のアプリケーショ
ンを同時に搭載するようになってきた。このように、1
つの資源を共有するデジタル複写機を「システム」と表
現し、このシステムを制御するコントローラを「システ
ムコントローラ」と呼ぶ。予熱とは、定着温度を一定温
度(例えば10℃)下げて制御し、操作部Gの表示を消
すことにより、消費電力を節約するモードである。この
モードの設定は、操作部Gでのキー入力や、設定によっ
ては動作および操作がなくなってから一定時間経過後に
自動的になされる。このモードの解除は、操作部Gでの
キー入力や、設定によっては人体検知センサFにより装
置の前に人が立ったことを検知したときに解除される。
【0049】図8および図9中のメモリユニットD内の
DRAMブロックは、画像読み取り部Aで読み取った画
像データを記憶するためのもので、システムコントロー
ラCからの要求に応じて、画像書き込み部Bに保存され
ている画像データを転送することができる。メモリユニ
ットD内の圧縮ブロックは、MH,MR,MMR方式な
どの圧縮機能を具備しており、一旦読み取った画像デー
タを圧縮して、メモリ(DRAM)の使用効率の向上を
図るために設けている。また、画像書き込み部Bからの
読み出しアドレスとその方向を変えることにより、画像
データの回転を実現できる。
【0050】利用者制限器機Eは、電子写真プロセスを
使用している複写機は消耗品の消費量が多いため、利用
者を特定あるいは限定したり、利用者毎あるいは利用部
署毎に転写紙の使用枚数を管理したりするために設けら
れるものであり、「コインラック」,「キーカウン
タ」,「キーカード」,「プリペイドカード」等を使用
するものや、暗証コードを使用するものなどがある。図
8のハード構成では、画像読み取り部A,画像書き込み
部B,メモリユニットD,および遠隔診断装置Hの制御
は、システムコントローラC内のCPUのみで行ってい
る。一方、図9のハード構成では、画像読み取り部A、
画像書き込み部B、およびメモリユニットDにそれぞれ
CPUを持たせ、システムコントローラCから各部のC
PUへのコマンドを制御信号線で伝達するようにしてい
る。このように、この発明を実施する画像形成装置のハ
ード構成は自由にできる。
【0051】図10は、遠隔診断装置(CSS)を用い
た画像形成装置管理システムの構成例を示している。サ
ービスセンタに設置されている中央管理装置(以下「管
理装置」ともいう)Qとユーザの元に設置されているデ
ジタル複写機(PPC)等の複数の画像形成装置Pによ
るネットワークシステムとを公衆回線網(他の通信回線
でもよい)Nを介して接続している。ユーザ側には管理
装置Qとの通信を制御するための通信コントロール装置
Rが設置されており、ユーザ元の各画像形成装置Pはこ
の通信コントロール装置Rに接続されている。
【0052】通信コントロール装置Rには、電話機TE
Lやファクシミリ装置FAXが接続可能になっており、
ユーザの既存の回線に挿入する形で設置が可能になって
いる。通信コントロール装置Rには複数の画像形成装置
Pが接続可能になっているが、もちろん単数の場合もあ
る。これらの画像形成装置Pは同型のものである必要は
なく、異なる機種でも構わない。さらには、デジタルP
PC以外のものでも構わない。ここでは説明の便宜上、
1台の通信コントロール装置Rには最大5台の画像形成
装置Pが接続可能であるとする。
【0053】通信コントロール装置Rと複数の画像形成
装置Pとは、ここではRS−485規格によるマルチド
ロップ接続によってネットワーク化しているが、SCS
I等の各種インタフェース(総称して「ネットワークイ
ンタフェース」という)によるマルチドロップ接続又は
バス接続等の各種接続によってネットワーク化すること
が可能である。通信コントロール装置Rと各画像形成装
置Pとの間の通信制御は、基本型データ伝送制御手段に
より行われる。通信コントロール装置Rを制御局とした
セントラライズド制御のポーリング/セレクティング方
式でデータリンクの確立を行うことにより、任意の画像
形成装置との通信が可能になっている。各画像形成装置
Pはアドレス設定スイッチによって固有の識別値を設定
できるようになっており、これによって各画像形成装置
Pのポーリングアドレス、セレクティングアドレスが決
定される。
【0054】図11は、この発明を実施する画像形成装
置ネットワークシステムの一例であるネットワークコピ
ーのシステム構成例を示したものである。同図では8台
のデジタル複写機を、ネットワークインタフェースによ
って接続してネットワーク化しているが、当然接続する
デジタル複写機の台数は限定する必要はない。このネッ
トワークを図10に示した画像形成装置管理システムの
場合と同様に、通信コントロール装置を介して公衆回線
網に接続することができる。あるいは、各デジタル複写
機を直接公衆回線網に接続することもできる。この場
合、各デジタル複写機の内部に通信コントロール装置と
しての機能を備える必要がある。
【0055】次に、図12を用いて、この発明を実現す
るためのハード構成例についてさらに説明する。この図
12に示す各デジタルPPC(デジタル複写機)−I,
IIのハード構成は、図8に示したものと略同様な構成を
とっており、図8の各部の同一の符号を付してその説明
は省略する。但し、各デジタルPPCのメモリユニット
D内には、読み取った画像データを外部のネットワーク
上に転送し、あるいはネットワーク上からの画像データ
をメモリユニット内のDRAMブロック部に保存するた
めに、それぞれSCSIコントローラを設け、それをネ
ットワーク手段としてのSCSIで接続している。
【0056】当然のことながらネットワーク通信手段に
は、例えばイーサネット(登録商標)を物理手段として
用い、データ通信にOSI(Open System Interface)参
照モデルのTCP/IP通信を用いるなど、種々の手段
が考えられる。また、図12のような構成を用いること
により、上述のように画像データの転送は勿論のこと、
ネットワーク上に存在する各デジタルPPCの機内状態
の通知、あるいは後述するリモート出力コマンドのよう
な制御コマンドや設定コマンドなどの転送も行える。
【0057】次に、この図12のデジタルPPC−Iの
画像読み取り部Aで読み取った画像を、デジタルPPC
−IIの画像書き込み部Bに転送する連結動作(リモート
出力)について説明する。図13は、そのソフトウェア
の概念図である。図13中に示す「コピーアプリ」はコ
ピー動作を実行するためのコピーシーケンスを実行する
アプリケーション、「入出力制御」はデータを論理/物
理変換するレイア(デバイスドライバ)である。
【0058】操作部コントローラは、MMI(Man Machi
ne Interface)を実行するレイア(LCD表示やLED
点灯/消灯、キー入力スキャンなどを論理レベルで行う
レイア)であり、「周辺機コントローラ」は自動両面ユ
ニットやソータ、ADFなどのデジタルPPCに装着さ
れる周辺機のコントロールを論理レベルで実行するレイ
アである。「画像形成装置コントローラ」,「画像読取
装置コントローラ」,「メモリユニット」は前述の通り
である。
【0059】また、「デーモンプロセス」は、ネットワ
ーク上にある他の装置からプリント要求が依頼された場
合に、メモリユニット内に保存されている画像データ読
み出し、「画像形成装置」に画像データを転送する役目
を行うアプリケーションとして存在している。当然のこ
とながら、「デーモンプロセス」がメモリユニットから
画像データを読み出し、プリント動作(印刷動作)を実
行する前に、ネットワーク上の他の装置からの画像デー
タの転送は終了しておかなければならない。
【0060】ここで、操作部,周辺機,画像形成装置,
画像読取装置,メモリユニットは、それぞれのデジタル
PPCが保有するリソース(資源)として扱われる。図
12の「デジタルPPC−I」が自身の各リソースを使
用して複写動作(コピー動作)を実行する場合(プリン
トスタートキー押下時)には、システム制御を実行する
「システムコントローラ」に対して、「画像形成装
置」,「画像読取装置」,あるいは必要に応じて「周辺
機」,「メモリユニット」の各リソースを要求する。
【0061】「システムコントローラ」は「コピーアプ
リ」からの要求に対して、リソースの使用権の調停を行
い、「コピーアプリ」にその調停結果(使用可否)を通
知する。「デジタルPPC−I」がスタンドアローンで
使用される場合(ネットワーク接続されない状態)に
は、システムが保有するすべてのリソースはすべて「コ
ピーアプリ」が占有可能な状態であるため、即時に複写
動作(画像形成動作)が実行される。
【0062】一方、この実施形態のようにネットワーク
上に存在する別のデジタルPPC(以下「遠隔デジタル
PPC」ともいう)のリソースを使用してプリント動作
を実行する場合には、遠隔デジタルPPCの「システム
制御部」に対してリソースの使用権を要求する。遠隔デ
ジタルPPCの「システムコントローラ」は、要求に従
ってリソースの調停を行い、その結果を要求元のデジタ
ルPPCの「コピーアプリ」に通知する。その「コピー
アプリ」は、使用権が許可された場合は原稿画像の読み
取りを実行し、自身のメモリユニット内への画像データ
の記憶が終了すると、外部インタフェース(この実施形
態ではSCSI)を介して、リモート出力先のデジタル
PPCのメモリユニットに画像データの転送を行う。
【0063】画像データの転送が終了すると、リモート
出力先のデジタルPPCの「デーモンプロセス」に対し
てプリントを実行するための各条件(給紙口,排紙口,
プリント枚数など)を送信した後に、「プリント開始」
コマンドを送信する。リモート出力先の「デーモンプロ
セス」は、「プリント開始」コマンドを受信すると、自
身(リモート出力を実行するデジタルPPC)の「シス
テムコントローラ」に対してプリント開始を要求し、リ
モート出力が「システムコントローラ」によって実行さ
れる。「デジタルPPC−I」によって「デジタルPP
C−II」のメモリユニットが使用されている場合は、
「デジタルPPC−II」のメモリユニットは、「デジタ
ルPPC−II」(あるいは図11に示したように複数の
デジタルPPCがネットワーク上に接続される場合は
「デジタルPPC−I」以外のデジタルPPC)のアプ
リケーションの使用は不可状態となる。
【0064】図14は、図10の中央管理装置Qの概略
構成例を示すブロック図である。中央管理装置Qは、モ
デム装置201と通信端末装置202とによって構成さ
れている。通信端末装置202は、装置本体203およ
びディスプレイ204の他に、図示しないキーボード,
マウス等の操作部を備えている。装置本体203は、制
御プログラムを格納したROM,その制御プログラムに
よって各種制御を実行するCPU,およびデータの読み
書きが可能なRAM等からなるマイクロコンピュータを
用いた制御部の他に、ハードディスク205を設けてい
る。
【0065】この通信端末装置202は、モデム装置2
01とRS232C等のシリアルインタフェースによっ
て接続されており、モデム装置201および公衆回線網
Nを介して通信コントロール装置Rと通信可能に接続
し、その通信コントロール装置Rとの間でデータ通信を
行う。ディスプレイ204は、通信コントロール装置R
から受信したデータを含む各種データを表示する。ハー
ドディスク205は、各顧客先別の管理データを保存す
るデータベース(DB)を格納する。
【0066】以下、画像形成装置Pにおけるこの発明に
係わる処理動作について、図1,図15,図16も参照
して具体的に説明する。ここでは、操作表示部(操作パ
ネル)30上のキー操作によるユーザID(ユーザ識別
情報)の入力によってユーザ認証(ユーザ識別)を行な
う場合の処理動作について説明する。図1は、画像形成
装置PのCPU68(図5)によるこの発明に係わる処
理動作の一例を示すフローチャートである。図15は、
RAM70に記憶されているユーザ毎の登録情報を含む
各種情報の一例を示す図である。なお、この画像形成装
置Pに不揮発性メモリやハードディスクなどの他の記憶
装置を設けることもでき、その記憶装置にユーザ毎の登
録情報を記憶することもできる。
【0067】RAM70へは、図15の(1)〜(1
3)に示すユーザ毎の登録情報(ユーザ情報)に、(1
5)〜(20)に示す各種利用制限有効/無効情報およ
び(14)に示す利用可能時刻/曜日情報も合わせて記
録する。このような情報が、全登録ユーザ分RAM70
に記憶されており、CPU68がROM69内の制御プ
ログラムにて自由にアクセスできる状態になっている。
利用可能時刻については、各曜日毎に利用可能時刻/利
用禁止時刻が設定可能であり、たとえば日曜日の10:
00〜20:00を利用可能にする場合には、利用可能
時刻(日)を10:00、利用禁止時刻(日)を20:
00と設定(セット)すれば良い。また、例えば日曜日
の20:00〜月曜日の08:00の間を利用可能にし
たい場合には、利用可能時刻(日)を20:00、利用
禁止時刻(月)を08:00と設定することにより、日
をまたいだ利用許可設定も可能である。
【0068】ユーザが画像形成装置Pの機能(コピー機
能,プリンタ機能,ファクシミリ機能,又はスキャナ機
能)を利用する場合には、まず操作表示部30上のキー
操作(予め決められた複数の操作キーの操作)によって
利用する機能を選択することにより、画像形成装置Pの
CPU68が、その選択機能(指定機能)がユーザID
によって管理されているかどうかを判定し、管理されて
いる場合には、液晶タッチパネル31に図示しないユー
ザID入力画面を表示させ、テンキー32による最大八
桁のユーザIDの入力を可能にする。画像形成装置Pの
CPU68は、ユーザIDが入力されると、ユーザ認証
を行う。つまり、入力されたユーザIDとRAM70に
存在する全てのユーザID(図15のユーザ情報の
(1))とを比較し、入力されたユーザIDがRAM7
0に存在するかどうかを判定する。
【0069】そして、入力されたユーザIDがRAM7
0に存在すると判定した場合に、そのユーザIDに対応
するユーザ(入力ユーザ)が選択機能を利用可能か否か
を図15のユーザ情報の(8)〜(13)に基づいて判
定し、利用可能な場合に入力ユーザによる選択機能の利
用期限が有効に設定されているかどうかを図15のユー
ザ情報の(15)〜(20)に基づいて判定し、有効に
設定されていれば選択機能を利用可能な時刻および曜日
(図15のユーザ情報の(14))と時計(タイマ・カ
レンダ手段)からの情報とに基づいて選択機能を利用可
能か否かを判定し、利用可能であれば入力ユーザに対し
て選択機能の利用を許可する。
【0070】例えば、白黒コピー機能の利用期限が有効
に設定されている場合に(図15の(15))、白黒コピ
ー機能を利用する際には、図15の(8)に示すように
「白黒コピー利用許可」が許可になっており、かつ現在
の時刻および曜日(時計からの情報)が白黒コピー機能
(選択機能)を利用可能な利用可能時刻および曜日に含
まれている場合にのみ、その白黒コピー機能の利用を許
可する。もし、選択機能の利用可能時刻および曜日外に
より、選択機能を利用可能でないと判定した場合には、
例えば図16に示すように、選択機能を利用可能な時刻
又は曜日の変更の問い合わせ情報(連絡先である管理/
運用先の名称,電話番号を含む)を示す警告画面を液晶
タッチパネル31に表示させることにより、入力ユーザ
に対して選択機能を利用可能な時刻又は曜日の変更の作
業を促す。
【0071】それによって、入力ユーザは液晶タッチパ
ネル31に表示された警告画面における連絡先へ利用可
能時刻又は曜日の変更を申請することにより、選択機能
の利用が可能になる。なお、各機能毎の利用可能時刻お
よび曜日の設定やそれらの設定変更は、画像形成装置P
の操作表示部30上のキー操作によって入力される要求
情報、あるいは図示しない構内ネットワークを介して接
続されている端末装置の入力装置(キーボード等)や中
央管理装置Qの通信端末装置202の入力装置による操
作によって送られてくる要求情報により行うことができ
る。また、この実施形態の画像形成装置Pは、利用可能
な時刻および曜日を設定可能な画像形成装置Pの機能と
して複数の機能を備え、それらの機能を選択可能に設定
できるが、いずれか1つの機能のみを備えるようにして
もよい。
【0072】このように、この実施形態の画像形成装置
Pによれば、ユーザ認証(ユーザ識別)時に、そのユー
ザが予め設定されたユーザ毎の画像形成装置Pの機能を
利用可能な時刻および曜日と時計からの情報とに基づい
て画像形成装置Pの機能を利用可能か否かを判定し、利
用可能と判定されたユーザに対してのみ画像形成装置P
の機能の利用を許可するので、画像形成装置Pを設置し
ている学校や職場においては、学生(ユーザ)が登校,
下校する各時刻および曜日や社員(ユーザ)が出社,退
社する各時刻および曜日が予め判明しているような場合
に、その各時刻間(例えばAM8:00〜PM7:0
0)や曜日(例えば月曜日〜金曜日)以外には画像形成
装置Pの機能を利用できないようにして不正利用を防止
することができる。
【0073】また、画像形成装置Pの機能を利用可能で
ないと判定した場合には、画像形成装置Pの機能を利用
可能な時刻又は曜日の変更の問い合わせ情報(連絡先の
名称,電話番号を含む)を示す警告画面を液晶タッチパ
ネル31に表示させるので、入力ユーザに対して選択機
能を利用可能な時刻又は曜日の変更の作業を促すことが
できる。それによって、ユーザは液晶タッチパネル31
に表示された警告画面における連絡先へ利用可能時刻又
は曜日の変更を申請することにより、画像形成装置Pの
機能の利用が可能になる。また、利用可能な時刻および
曜日を設定可能な画像形成装置Pの機能(例えばコピー
機能,プリンタ機能,ファクシミリ機能,又はスキャナ
機能)を選択可能に設定できるので、所望の機能に対し
て利用可能に時刻および曜日を設定するような運用を行
なうことができる。
【0074】ここで、例えば、カラーコピー機能はラン
ニングコストが高いため、そのカラーコピー機能に対し
て利用可能な時刻および曜日の設定を行ないたいが、白
黒コピー機能に関してはカラーコピー機能に比べればラ
ンニングコストはそれほど高くもないので、その白黒コ
ピー機能に対して利用可能な時刻および曜日を設定しな
いでその機能を利用できるようにしたいといった場合が
考えられる。あるいは、ファクシミリ機能やプリンタ機
能等の機能毎に利用可能な時刻および曜日を設定する運
用を行ないたい場合も考えられる。
【0075】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の画
像形成装置によれば、特定の時刻や曜日以外に画像形成
装置の機能を利用できないようにして不正利用を防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、図10の画像形成装置Pにおけるこの
発明に係わる処理動作の一例を示すフロー図である。
【図2】この発明による画像形成装置管理システムを構
成する画像形成装置の一実施形態であるデジタル複写機
の機構部の一例を示す概略構成図である。
【図3】図2に示したデジタル複写機の複写機本体に設
けられた操作表示部30の構成例を示すレイアウト図で
ある。
【図4】図3の液晶タッチパネル31に電源投入時に表
示される操作画面の一例を示す図である。
【図5】図2に示したデジタル複写機における画像処理
ユニット(IPU)の構成例を示すブロック図である。
【図6】図5のセレクタ64における1ページ分の画像
データおよび制御信号の一例を示すタイミング図であ
る。
【図7】図5のメモリコントローラ65および画像メモ
リ66の構成例を示すブロック図である。
【図8】この発明を実施する他の画像形成装置のハード
構成図である。
【図9】この発明を実施する更に他の画像形成装置のハ
ード構成図である。
【図10】この発明を実施するのに利用できる画像形成
装置管理システムの構成図である。
【図11】この発明を実施できるネットワークコピーの
システム構成図である。
【図12】この発明を実施する2台のデジタルPPCを
接続したシステムの構成図である。
【図13】同じくそのソフトウェアの概念図である。
【図14】図10の中央管理装置Qの概略構成例を示す
ブロック図である。
【図15】図5のRAM70に記憶されているユーザ毎
の登録情報を含む各種情報の一例を示す図である。
【図16】図1の処理で選択機能を利用可能でないと判
定された場合に液晶タッチパネル31に表示される警告
画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
30:操作表示部 31:液晶タッチパネル 50:スキャナ 65:メモリコントローラ 66:画像メモリ 68:CPU 69:ROM 70:RAM 75:I/Oポート 76:SCSIコントローラ 80:プリンタ 200:メインユニット 201:モデム装置 202:通信端末装置 203:装置本体 204:ディスプレイ A:画像読み取り部 B:画像書き込み部 C,C′:システムコントローラ D:メモリユニット E:利用者制限器機 F:人体検知センサ G,G′:操作部(操作表示部) H:遠隔診断装置(CSS) I:時計 P,P′:画像形成装置(デジタルPPC) Q:中央管理装置 R:通信コントロール装置 N:公衆回線網
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 3/12 G03G 21/00 390 Fターム(参考) 2C061 AP01 AP03 AP04 AQ06 AR03 CQ04 CQ34 HK19 2H027 DA38 EJ03 GA14 GA20 GB13 5B021 AA01 AA05 AA19 NN18 PP04 PP06 5C062 AA02 AA05 AB20 AB42 AB46 AC22 AE15 AF06 AF12 BA00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報を用紙上に画像形成する画像形
    成装置において、 ユーザを識別するユーザ識別手段と、 現在の時刻および曜日の情報を生成するタイマ・カレン
    ダ手段と、 ユーザ毎に当該画像形成装置の機能を利用可能な時刻お
    よび曜日を設定する利用時刻曜日設定手段と、 前記ユーザ識別手段によるユーザ識別時に、該ユーザが
    前記利用時刻曜日設定手段によって設定された前記ユー
    ザ毎の当該画像形成装置の機能を利用可能な時刻および
    曜日と前記タイマ・カレンダ手段からの情報とに基づい
    て当該画像形成装置の機能を利用可能か否かを判定する
    利用判定可否設定手段と、 該手段によって当該画像形成装置の機能を利用可能と判
    定されたユーザに対してのみ当該画像形成装置の機能の
    利用を許可する利用許可手段とを設けたことを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、 前記利用判定可否設定手段によって当該画像形成装置の
    機能を利用可能でないと判定された場合には、当該画像
    形成装置の機能を利用可能な時刻又は曜日の変更の問い
    合わせ情報を表示する利用変更問い合わせ情報表示手段
    を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の画像形成装置にお
    いて、 前記利用時刻曜日設定手段によって利用可能な時刻およ
    び曜日を設定可能な当該画像形成装置の機能を選択可能
    に設定する機能設定手段を設けたことを特徴とする画像
    形成装置。
JP2002152102A 2002-05-27 2002-05-27 画像形成装置 Expired - Fee Related JP3828045B2 (ja)

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