JP3716085B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は画像形成装置に関し、特に予約コピー機能を有する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、予約コピー機能を有する画像形成装置における予約コピー動作とは、原稿読み込み部と画像形成部とを非同期に動作させて、画像形成部が動作不能な時や、画像形成動作中であっても機能設定や原稿読み取りを可能とする動作である。
【0003】
本発明と技術分野が類似する従来例1として、特開平8−55228号公報の「画像形成装置」がある。本従来例は、第1のジョブの動作中にも第2のジョブに対する機能設定および実行指示を行うことができ、第1のジョブの記録動作と第2の読取動作を並行して実行させることができることを特徴としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来例1の画像形成装置では、第1のジョブの画像形成中に、第2のジョブの機能設定をする際には、第2のジョブの操作画面で第1にジョブのセット枚数やコピー枚数を表示することとなる。これは、オペレータが第2のジョブを操作中に第1のジョブの実行状態を知ることが可能であるが、第1のジョブの設定状態(どの給紙段が使用されているかなど)は把握しにくい。
【0005】
本発明は、第1のジョブの操作画面と第2のジョブの操作画面が切り替えが可能で、画像形成中の動作トレイを指示することにより、オペレータが第2のジョブを操作中に用紙の補給や用紙サイズ変更のために、動作中の給紙トレイを引き抜くことを防止することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために本発明の画像形成装置は、原稿の画像情報を読み取る読取手段と、読取手段にて読み取られた画像データを印刷する印刷手段と、操作者からの動作設定を入力する操作手段と、画像形成装置の動作設定を表示する表示手段と、複数の給紙段を有する用紙給送手段と、操作手段より次の印刷の予約入力がされると、動作中の印刷の動作設定を表示した表示画面より次の印刷の動作設定を入力可能な表示画面に切り替え、操作手段より設定された次の印刷の動作設定に従い読取手段より原稿の読み取り動作を行い、動作中の印刷が終了した後に読みこまれた原稿の印刷を行うように上記の各手段を制御する制御手段とを有し、動作中の印刷の動作設定を表示した表示画面及び次の印刷の動作設定を入力可能な表示画面において、給送動作を行っている給紙段を常に表示することを特徴としている。
【0007】
上記の制御手段は、給送動作を行っている給紙段の転写紙をすべて使用してしまうと、給送動作を行っている給紙段に収納された用紙と同様のサイズの用紙が収納された給紙段を検出し、表示手段に表示された給送動作を行っている給紙段の表示を検出した給紙段に変更し、検出した給送段により用紙の給送を継続するとよい。
【0008】
上記の制御手段は、次の印刷を行う時に使用される給紙段の設定が給送動作を行っている給紙段と同じであったときは、次の印刷の動作設定を入力可能な表示画面に表示される次の印刷を行う時に使用される給紙段を検出した給紙段の表示とするように制御するとよい。
【0009】
本発明の画像形成装置は、操作された設定により原稿読み取り動作を行う手段と、該読取手段にて読み取られた画像データを印刷する印刷手段と、印刷中の画像形成設定とは異なる画像形成の設定の操作を許可する許可手段と、現在印刷している1枚の印刷が終了した後に読み取られた原稿の印刷動作を行う印刷手段と、印刷されている画像形成の設定表示とは異なる画像形成の設定表示を切り替える切り替え手段とを有する画像形成装置であり、印刷されている画像形成の設定表示においても、異なる画像形成の設定表示においても印刷中の給紙段を指示することを特徴としている。
【0010】
上記の画像形成装置は、印刷中の給紙段を変更する変更手段と、印刷されている画像形成の設定給紙段と印刷中の給紙段とを比較する比較手段と、印刷の設定給紙段と印刷中の給紙段を合わせる第1の合成手段とをさらに有するとよい。
【0011】
上記の画像形成装置は、合成手段により印刷の設定給紙段と印刷中の給紙段を合わせる動作が行われた際に異なる画像形成の設定給紙段と印刷されている画像形成の設定給紙段と印刷中の給紙段を比較する第2の比較手段と、異なる画像形成の設定給紙段と印刷中の給紙段を合わせる第2の合成手段とを有するとよい。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に添付図面を参照して本発明の画像形成装置の実施の形態を詳細に説明する。図1から図19を参照すると本発明の画像形成装置の一実施形態が示されている。
【0013】
まず、図1を用いて本発明の画像形成装置の実施形態の構成を説明する。図1は、本発明の画像形成装置を他の装置とネットワーク接続された複写機〔以下、PPC(Plain Paper Copier)という〕に適用した実施形態の構成を示す全体構成図である。図1において、1は原稿台2上に置かれた原稿を以下で説明する読み取りユニットの読み取り位置に自動的に搬送する自動原稿送り装置(以下、ADFという)であり、以下ではADF1の内部の構成を説明する。2は本装置により複写を行う原稿を乗せる原稿台、3及び4は給送ローラ及び給送ローラであり、この二つのローラにより原稿台2上に置かれた原稿は以下で示す読み取りユニットのコンタクトガラス6上に搬送される。5は排紙ローラであり、画情報を読み取られた原稿は排紙ローラ5及び給送ベルト4により排紙口に搬送され排紙される。給送ローラ3、給送ベルト4、排送ローラ5はモータによって駆動される。また7は原稿台2上に原稿が置かれたことを検知する原稿セット検知器である。
【0014】
次に上記構成による原稿の搬送動作を説明する。ADF1にある原稿台2に原稿の画像面を上にして置かれた原稿束は、操作部30上のスタートキー34が押下されると、一番したの原稿から給送ローラ3、給送ベルト4によってコンタクトガラス6上の所定の位置に給送される。読み取りユニット50によってコンタクトガラス6上の原稿の画像データを読み取り後、読み取りが終了した原稿は、給送ベルト4及び排送ローラ5によって排出される。さらに、原稿セット検知7にて原稿台2に次の原稿が有ることを検知した場合、前原稿と同様にコンタクトガラス6上に給送される。給送ローラ3、給送ベルト4、排送ローラ5はモータによって駆動される。
【0015】
次にADF1により搬送された原稿の画情報を読み取る読み取りユニット50の構成及び動作例を説明する。まず読み取りユニット50の内部構成は、原稿を載置するコンタクトガラス6と光学走査系とで構成されている。光学走査系にはコンタクトガラス6上に載置した原稿に対してコンタクトガラス6の下方から光を照射する露光ランプ51と、原稿からの反射光を感光体15へと導くための第1ミラー52、第2ミラー55、第3ミラー56、及びレンズ53、CCDイメージセンサ54等々により構成されている。尚、露光ランプ51及び第1ミラー52は図示しない第1キャリッジ上に固定され、第2ミラー55及び第3ミラーは図示しない第2キャリッジ上に固定されている。またこの光学走査系は図示しないスキャナモータにより駆動される。
【0016】
次に上記構成による画情報読み取り動作について説明する。原稿像を読み取るときには、光路長が変わらないように、第1キャリッジ第2キャリッジとが2対1の相対速度で機械的に走査される。この光学走査系は、図示しないスキャナ駆動モータにて駆動される。原稿画像は、CCDイメージセンサ54によって読み取られ、電気信号に変換されて処理される。レンズ53及びCCDイメージセンサ54を図1において左右方向に移動させることにより、画像倍率が変わる。すなわち、指定された倍率に対応してレンズ53及びCCDイメージセンサ54の左右方向に位置が設定される。
【0017】
次に読み取りユニット50により読み取られた画像データを感光体15上に書き込むための書き込みユニット57について説明する。まず書き込みユニット57の内部構成を説明する。書き込みユニットはレーザ出力ユニット58、結像レンズ59、ミラー60とにより構成されている。尚、感光体15上に画像データを書き込むためのレーザ光を出力するレーザ出力ユニット58の内部にはレーザ光源であるレーザダイオード及びモータにより高速で回転する回転多面鏡(ポリゴンミラー)が備わっている。
【0018】
次に上記構成の書き込みユニットによる読み取りユニットで読み取られた画像データの感光体15への書き込み動作を説明する。レーザ出力ユニット58より照射されるレーザ光は、定速回転するポリゴンミラーで偏光され、結像レンズ59を通り、ミラー60で折り返され、感光体面上に集光結像する。
【0019】
偏光されたレーザ光は感光体が回転する方向と直行する方向(主走査方向)に露光走査され、後述する画像処理部のセレクタ64より出力された画像信号のライン単位の記録を行う。感光体の回転速度と記録密度に対応した所定の周期で主走査を繰り返すことによって、感光体面上に画像(静電潜像)が形成される。尚、潜像とは感光体面上に画像を光情報に変換して照射することにより生じる電位分布である。
【0020】
上述のように、書き込みユニット57から出力されるレーザ光が、画像作像系の感光体15に照射される。図示しないが感光体15の一端近傍のレーザビームを照射される位置に、主走査同期信号を発生するビームセンサが配置されている。この主走査同期信号をもとに主走査方向の画像記録開始タイミングの制御および後述する画像信号の入出力を行うための制御信号の生成を行う。
【0021】
次に感光体上に形成された画像データを転写紙上に書き込むための作像ユニットについて説明する。作像ユニットは書き込みユニット57により出力されたレーザ光により静電潜像を形成される感光体15、感光体15上に原稿反射光を照射することにより得られた静電潜像を可視化する現像ユニット27、転写を受けた転写紙上に転写像を定着させる定着ユニット17、等を有して構成される。
【0022】
次に転写紙を給紙する給紙ユニットの構成について説明する。給紙ユニットにはサイズの異なる転写紙を積載する第1トレイ8、第2トレイ9、第3トレイ10、前記各トレイに積載された転写紙を搬送する第1給紙装置11、第2給紙装置12、第3給紙装置13、及び前記各給紙装置により搬送された転写紙を感光体15に当接する位置まで搬送する縦搬送ユニット14、画像を形成された転写紙を排紙する排紙ユニット18等を有して構成される。
【0023】
さらに本装置には転写紙の両面に画像を作成する場合に使用される両面給紙ユニット111が装備されている。転写紙の両面に画像を形成する場合は、各給紙トレイ8〜10から給紙され作像された転写紙を排紙トレイ104側に導かないで、経路切り替えのための分岐爪112を上側にセットすることにより転写紙を一旦両面給紙ユニット111にストックする。その後両面給紙ユニット111にストックされた転写紙を再び感光体15に当接される位置に搬送し、両面に画像データを形成し、経路切り替えのための分岐爪112を今度は下側にセットすることにより転写紙を排紙トレイ104に導く。
【0024】
次に上記作像ユニット及び給紙ユニットによる転写紙の給送動作及び給送された転写紙への画情報の書き込み動作について説明する。第1トレイ8、第2トレイ9、第3トレイ10に積載された転写紙は、各々第1給紙装置11、第2給紙装置12、第3給紙装置13によって給紙され、縦搬送ユニット14によって感光体15に当接する位置まで搬送される。読み取りユニット50にて読み込まれた画像データは、書き込みユニット57からのレーザーによって感光体15に書き込まれ、現像ユニット27を通過することによってトナー像が形成される。そして、転写紙は感光体15の回転と等速で搬送ベルト16によって搬送されながら、感光体15上のトナー像が転写される。その後、定着ユニット17にて画像を定着させ、排紙ユニット18によって後処理装置のフィニシャ100に排出される。
【0025】
次に画像を形成された転写紙を排紙する後処理装置のフィニッシャ100の構成について説明する。後処理装置のフィニッシャ100には本体の排紙ローラにより搬送された転写紙を後処理を施さずに排紙トレイ104に排紙する経路とステープル処理を施してからステープル完了排紙トレイ110に排紙する経路とがある。この経路の切り替えを行っているのが切り替え板101である。図1に示された切り替え板101を上側に切り替えると後処理を施さずに排紙される経路となり、下側に切り替えるとステープル処理を施す経路となる。後処理を施さない経路には排紙された転写紙を搬送する搬送ローラ102及び排紙ローラ103と、排紙トレイ104とが備えられている。
【0026】
またステープル処理を施す経路には転写紙を搬送する搬送ローラ105及び排紙ローラ107と、搬送ローラ105及び排紙ローラ107により搬送された転写紙を排紙するステープル台108と、ステープル台108上に排紙される転写紙を一枚ごとに揃えるジョガー109と、ジョガー109によって紙の端面が揃えられた一部分の転写紙をステープルするステープラ106と、ステープラ106により綴じられた転写紙群を排紙するステープル完了排紙トレイ110とが備えられている。
【0027】
後処理装置のフィニシャ100は、本体の排紙ユニット18によって搬送された転写紙を、通常の排紙方向である排紙ローラ102方向と、ステープル処理部方向へに導くことができる。切り替え板101を上に切り替えることにより搬送ローラ103を経由して通常の排紙トレイ104側に排紙することができる。また、切り替え板101を下方向に切り替えることで、搬送ローラ105、107を経由して、ステープル台108に搬送することができる。ステープル台108に積載された転写紙は、一枚排紙されるごとに紙揃え用のジョガー109によって、紙端面が揃えられ、一部のコピー完了と共にステープラ106によって綴じられる。ステープラ106で綴じられた転写紙群は自重によって、ステープル完了排紙トレイ110に収納される。
【0028】
一方、通常の排紙トレイ104は前後に移動可能な排紙トレイである。前後に移動可能な排紙トレイ部104は、原稿毎、あるいは、画像メモリによってソーティングされたコピー部毎に、前後に移動し、簡易的に排出されてくるコピー紙を仕分けるものである。
【0029】
転写紙の両面に画像を作像する場合には、各給紙トレイ8〜10から給紙され作像された転写紙を排紙トレイ104側に導かないで、経路切り替えの為の分岐爪112を上側にセットする事で、一旦両面給紙ユニット111にストックする。
【0030】
その後、両面給紙ユニット111にストックされた転写紙は再び感光体15に作像されたトナー画像を転写するために、両面給紙ユニット111から再給紙され、経路切り替えの為の分岐爪112を下側にセットし、排紙トレイ104に導く。この様に転写紙の両面に画像を作成する場合に両面給紙ユニット111は使用される。
【0031】
尚、感光体15、搬送ベルト16、定着ユニット17、排紙ユニット18、現像ユニット27はメインモータ25によって駆動され、各給紙装置11〜13はメインモータ25の駆動を各々給紙クラッチ22〜24によって伝達駆動される。縦搬送ユニット14はメインモータ25の駆動を中間クラッチ21によって伝達駆動される。
【0032】
次に本実施例における画像処理部(画像読みとり部と画像書き込み部)及び制御部の構成について、図2を用いて説明する。まず画像処理部の構成は、露光ランプ51より照射され、原稿面で反射された反射光を光電変換するCCDイメージセンサ54、CCDイメージセンサ54で変換された電気信号をアナログ信号からデジタル信号に変換するA/Dコンバータ61、デジタル信号に変換された画像信号に原稿を照射する光源の照射ムラやCCDイメージセンサの感度のばらつきを補正するシェーディング補正部62、シェーディング補正された画像信号に光学系によるボケを補正するMTF補正及び画像の明るさの変化と入出力電圧の比であるγ値を1に近づける補正を行うMTFγ補正部63、画像の読み取り密度を変化させ、読み取った画像データを用いてデータ補間処理を行う変倍部71、画像信号の送り先を変倍部71または画像メモリコントローラへ切り替えるセレクタ64等を有して構成される。
【0033】
また制御部の構成は、画像メモリコントローラ等への設定やメモリコントローラ65を介しての画像メモリ66へのデータの書き込み、読み出しや、読み取りユニット50及び書き込みユニット57の制御を行うCPU68、及びそのプログラムやデータを格納するROM69とRAM70、CPUが周辺機器との情報をやり取りするためのI/Oポート67、外部装置とのネットワーク手段としてのSCSI(Small Computer System Interface)を駆動するSCSIドライバ75等を有して構成される。
【0034】
次に上記構成の画像処理部の動作例を説明する。露光ランプ51から照射された光は原稿面を照射し、原稿面からの反射光を、CCDイメージセンサ54にて結像レンズ(図示せず)により結像、受光して光電変換し、A/Dコンバータ61にてデジタル信号に変換する。デジタル信号に変換された画像信号は、シェーディング補正62がなされた後、画像処理部63にてMTF補正、γ補正等がなされる。セレクタ64では、画像信号の送り先を、変倍部71または画像メモリコントローラ65への切り替えが行われる。変倍部71を経由した画像信号は変倍率に合せて拡大縮小され、書き込みユニット57に送られる。画像メモリコントローラ65とセレクタ64間は、双方向に画像信号を入出力可能な構成となっている。第8図には特に明示していないが、画像処理部(IPU)には、読み取り部50から入力される画像データ以外にも外部から供給される画像データ(例えばパーソナルコンピュータ等のデータ処理装置から出力されるデータ)も処理できるよう、複数のデータの入出力の選択を行う機能を有している。
【0035】
次に図3を用いて図2に示されたメモリコントローラ及び画像メモリの詳細を説明する。メモリコントローラ65は、入力データセレクタ80、画像合成81、1次圧縮/伸長82、出力データセレクタ83、2次圧縮/伸長84のブロックを有している。各ブロックへの制御データの設定はCPU68より行われる。図2におけるアドレス、データは画像データを示しており、CPU68に接続されるデータ、アドレスは図示していない。
【0036】
画像メモリ66は、1次および2次記憶装置(85、86)からなる。1次記憶装置85は、入力画像データの転送速度に略同期してメモリへのデータ書き込み、または画像出力時のメモリからのデータ読み出しが高速に行えるように、例えばDRAM等の高速アクセスが可能なメモリを使用する。また、1次記憶装置85は、処理を行う画像データの大きさにより複数のエリアに分割して画像データの入出力を同時に実行可能な構成(メモリコントローラとのインターフェース部)をとっている。各分割したエリアに画像データの入力、出力をそれぞれ並列に実行可能にするためにメモリコントローラとのインターフェースにリード用とライト用の二組のアドレス・データ線で接続されている。これによりエリア1に画像を入力(ライト)する間にエリア2より画像を出力(リード)するという動作が可能になる。
【0037】
2次記憶装置86は、入力された画像の合成、ソーティングを行うためにデータを保存しておく大容量のメモリである。1次、2次記憶装置とも、高速アクセス可能な素子を使用すれば、1次、2次の区別なくデータの処理が行え、制御も比較的簡単になるが、DRAM等の素子は高価なため、2次記憶装置にはアクセス速度はそれほど速くないが、安価で、大容量の記録媒体を使用し、入出力データの処理を一次記憶装置を介して行う構成になっている。上述のような画像メモリーの構成を採用することにより、大量の画像データの入出力、保存、加工等の処理が可能な画像形成装置を安価、かつ比較的簡単な構成で実現することが可能になる。
【0038】
次に、メモリコントローラ65の動作の概略を説明する。
<1>画像入力(画像メモリへの保存)
入力データセレクタ80は複数のデータの内から、画像メモリ(1次記憶装置85)への書き込みを行う画像データの選択を行う。入力データセレクタ80によって選択された画像データは、画像合成81に供給され、既に画像メモリに保存されているデータとの合成を行う。
【0039】
画像合成81によって処理された画像データは、1次圧縮/伸長82によりデータを圧縮し、圧縮後のデータを1次記憶装置85に書き込む。1次記憶装置85に書き込まれたデータは、必要に応じて2次圧縮/伸長84で更に圧縮を行った後に2次記憶装置86に保存される。
【0040】
<2>画像出力(画像メモリからの読み出し)
画像出力時は、1次記憶装置85に記憶されている画像データの読み出しを行う。出力対象となる画像が1次記憶装置85に格納されている場合には、1次圧縮/伸長82で1次記憶装置85の画像データの伸長を行い、伸長後のデータ、もしくは伸長後のデータと入力データとの画像合成を行った後のデータを出力データセレクタ83で選択し、出力する。
【0041】
画像合成81は、1次記憶装置85のデータと、入力データとの合成(画像データの位相調整機能を有する)、合成後のデータの出力先の選択(画像出力、1次記憶装置85へのライトバック、両方の出力先への同時出力も可能)等の処理を行う。
【0042】
出力対象となる画像が1次記憶装置85に格納されていない場合には、2次記憶装置86に格納されている出力対象画像データを2次圧縮/伸長84で伸長を行い、伸長後のデータを1次記憶装置85に書き込んでから、以下、上述の画像出力動作を行う。
【0043】
次に図4を用いてを用いて、セレクタ64における1ページ分の画像信号について説明する。/FGATEは、1ページの画像データの副走査方向の有効期間を表している。/LSYNCは、1ライン毎の主走査同期信号であり、この信号が立ち上がった後の所定クロックで、画像信号が有効となる。主走査方向の画像信号が有効であることを示す信号が、/LGATEである。これらの信号は、画素クロックVCLKに同期しており、VCLKの1周期に対し1画素のデータが送られてくる。画像処理部(IPU)は、画像入力、出力それぞれに対して別個の/FGATE、/LSYNC、/LGATE、VCLKの発生機構を有しており、様々な画像入出力の組み合わせが実現可能になる。
【0044】
図5は、本実施形態の操作部30を示した図である。操作部30には、液晶タッチパネル31、テンキー32、クリア/ストップキー33、プリントキー34、モードクリアキー35があり、液晶タッチパネル31には、機能キー37、部数、及び画像形成装置の状態を示すメッセージなどが表示される。
【0045】
図6は図5に示された操作部30の液晶タッチパネル31の表示の一例を示した図である。オペレータが液晶タッチパネル31に表示されたキーにタッチすることで、選択された機能を示すキーが黒く反転する。また、機能の詳細を指定しなければならない場合(例えば変倍であれば変倍値等)は、キーにタッチすることで、詳細機能の設定画面が表示される。このように、液晶タッチパネルは、ドット表示器を使用している為、その時の最適な表示をグラフィカルに行うことが可能である。
【0046】
図6に示された表示画面において、左上は、「コピーできます」、「お待ちください」等のメッセージを表示するメッセージエリア、その右は、セットした枚数を表示するコピー枚数表示部、その下の画像濃度を自動的に調整する自動濃度キー、転写紙を自動的に選択する自動用紙選択キー、コピーを一部ずつページ順にそろえる処理を指定するソートキー、コピーをページ毎に仕分けする処理を指定するスタックキー、ソート処理されたものを一部ずつ綴じる処理を指定するステープルキー、倍率を等倍にセットする等倍キー、拡大/縮小倍率をセットする変倍キー、両面モードを設定する両面キー、とじ代モード等を設定する消去/移動キー、スタンプや日付やページ等の印字を設定する印字キーである。選択されているモードはキーが網掛け表示されている。
【0047】
次に図7及び図8を用いて上記記載の本装置の基本構成以外に装備可能なハードの構成例を説明する。図7に示された「ハード構成例−I」ではシステムを読みとりユニット50、書き込みユニット57、図2中に示されたCPU68とROM69とRAM70とSCSIドライバ75と、I/Oポート67からなるシステムコントローラ306、メモリコントローラ65及び画像メモリ66とからなるメモリユニット309、利用者制限機器303、人体検知センサ304、遠隔診断装置(以下、CSSという)308、時計307から構成している。
【0048】
尚、メモリユニット309はメモリ機能を実現する場合のみ必要であり、通常のコピー機能を実現することだけを考えれば、必要とはならない。更に、時計307は、ある特定の時間になったら、機械をブートしたり、シャットダウンするようなウィークリータイマー機能を実現する場合のみ必要である。また、人体検知センサ304は予熱モード時に機械の前にユーザを近づいてきたときに自動的に予熱モードを解除する機能を実現する場合のみ必要であり、CSS308は遠隔診断、すなわち機械のエラーが発生した場合は自動的にサービスセンタに通報したり、機械の実行状態/使用状態を遠隔地からモニターする機能であるため、このような機能が必要な場合のみ装着されればよい。
【0049】
また、メモリユニット内の画像メモリ66は読みとりユニット50から読みとった画像信号を記憶するためのもので、システムコントローラからの要求に応じて、画像書き込み部に保存されている画像データを転送することができる。また、圧縮ブロック310は図3に示された1次圧縮/伸長部82及び2次圧縮/伸長部84とからなり、MH、MR、MMR方式などの圧縮機能を具備しており、一旦読みとった画像を圧縮し、メモリ(DRAM)の使用効率の向上を図ることができる。また、画像書き込み部からの読み出すアドレスとその方向を変えることにより画像の回転を実現している。
【0050】
図7の「ハード構成例−I」では、読みとりユニット、書き込みユニット、メモリユニット、CSSの制御はシステムコントローラの1CPUのみで制御を行っている。一方、図8の「ハード構成例−II」では、図7に示された「ハード構成例−1」と同様のハード構成をとっているが、読みとりユニット、書き込みユニット、メモリユニットにそれぞれCPUをもたせ、システムコントローラから各コントローラへのコマンドを制御信号線で伝達している。本装置は上述のようにシステムハード構成は自由に構成することができる。
【0051】
次に図9〜図11を用いて本装置がネットワーク接続された場合のシステム例を説明する。図9は本発明を実施した場合のネットワークコピーのシステム例を示したものである。図9では8台のデジタルコピーをネットワーク化しているが、当然、接続されるコピー台数は限定する必要はない。
【0052】
次に図10を用いて、本装置を図9に示されたようなネットワークに接続した場合に本発明を実現するためのハード構成例及びネットワーク通信手段について説明する。図10に示すように本装置をネットワークに接続した場合、1台のデジタルPPCのハード構成は、図7の「ハード構成例−I」で示したものとほぼ同様の構成をとっている。しかし、メモリユニット内には読みとった画像を外部のネットワーク上に転送、或いは、ネットワーク上からの画像データをメモリユニット内の画像メモリに保存するためのネットワーク手段としてSCSI(Small Computer System Interface) 、及びSCSIコントローラを用いている。
【0053】
当然のことながら、ネットワーク通信手段には例えば、イーサネットを物理手段として用い、データ通信にOSI(Open System Interface) 参照モデルのTCP/IP通信を用いるなど、種々の手段が考えられる。また、図11のような構成を用いることにより、上述のように画像データの転送はもちろんのこと、ネットワーク上に存在する各機械の機内状態通知や後述するリモート出力コマンドのような制御コマンド、設定コマンドの転送も行っている。
【0054】
次に図10及び図11に示された「データPPC−I」で読みとった画像を「データPPC−II」の書き込み部に転送する動作(以下、リモート出力)について説明する。尚、図11は本装置がネットワーク上に接続された場合のシステムソフトの概念図である。
【0055】
図11に示す「コピーアプリ」320は複写動作を実行するためのコピーシーケンスを実行するアプリケーション、「入出力制御」325はデータを論理/物理変換するレイア(デバイスドライバ)であり、操作部コントローラ321は、MMI(Man Machine Interface) を実行するレイア(LCD表示やLED点灯/消灯、キー入力スキャン等を論理レベルで行うレイア)であり、「周辺機コントローラ」322は自動両面ユニットやソータ、ADFなどのPPCに装着される周辺機のコントロールを論理レベルで実行するレイアであり、「画像形成装置コントローラ」323、「画像読みとり装置コントローラ」324、「メモリユニット」309は前記の通りである。また、「デーモンプロセス」321はネットワーク上にある他の機械からプリント要求が依頼された場合に、メモリユニット内に保存されている画像データを読み出し、ネットワーク接続された他の「画像形成装置」に画像データを転送する役目を行うアプリケーションとして存在している。当然のことながら、「デーモンプロセス」がメモリユニットから画像を読み出し、プリント動作を実行する前に、ネットワーク上の他の機械からの画像転送は終了しておかなければならない。
【0056】
ここで、操作部、周辺機、画像形成装置、画像読みとり装置、メモリユニットはそれぞれのPPCが保有するリソース(資源)として扱われる。同図の「デジタルPPC−I」が自身の各リソースを使用して複写動作を実行する場合(プリントスタートキー押下時)には、「システムコントローラ」に対して、「画像形成装置」、「画像読みとり装置」、或いは、必要に応じて、「周辺機」、「メモリユニット」の各リソースを「システム制御」部に要求する。「システム制御」部は「コピーアプリ」からの要求に対して、リソースの使用権の調停を行い、「コピーアプリ」にその調停結果(使用可否)を通知する。「デジタルPPC−I」がスタンドアローンで使用される場合(ネットワーク接続されない状態)では、システムが保有するリソースは全て「コピーアプリ」が占有可能状態であるため、即時に複写動作が実行される。
【0057】
一方、本発明のようににネットワーク上に存在する別の機械(以下、遠隔デジタルPPC)のリソースを使用してプリント動作を実行する遠隔デジタルPPCの「システムコントローラ」に対してリソースの使用権を要求する。
【0058】
遠隔デジタルPPCのシステムコントローラは、要求に従ってリソースの調停を行い、その結果を要求元の機械のアプリケーションに通知する。アプリケーションは使用権が許可された場合は、画像の読みとりを実行し、自身のメモリユニット内への画像記憶が終了すると、外部インターフェース(本実施例ではSCSI)を介して、リモート出力先の機械のメモリユニットに画像転送を行う。画像転送が終了すると、リモート出力先の機械の「デーモンプロセス」に対してプリント実行するための各条件(給紙口、排紙口、プリント枚数など)を送信した後に、「プリント開始」コマンドを送信する。リモート出力先の「デーモンプロセス」は「プリント開始」コマンドを受信すると、自身(リモート出力を実行する機械)の「システムコントローラ」に対してプリント開始を要求し、リモート出力がシステムコントローラによって実行される。
【0059】
「デジタルPPC−I」によって「デジタルPPC−II」のメモリユニットが使用されている場合は、「デジタルPPC−II」のメモリユニットは、「デジタルPPC−II」(或いは、図9に示すような複数のデジタルPPCがネットワーク上に接続される場合は「デジタルPPC−I」以外のデジタルPPC)のアプリケーションの使用は不可状態となる。
【0060】
ここで上記の説明で使用した用語の定義及び説明を行う。
【0061】
[画像読みとり装置][画像読みとり部]
デジタルPPCで用いられる「画像読みとり装置」は光源を原稿に照射し、その反射光を「固体作像素子=CCD」で電気信号に変換し、「必要な画像処理」を行う機能を持った装置が使用されている。
ここで、「必要な画像処理」とは、
量子化:
CCDで電気信号に変換されたアナログデータを2値或いは多値データに変換する
シェーディング補正:
原稿を照射する光源の照射ムラや、CCDの感度ばらつきを補正する
MTF補正:
光学系によるボケを補正する
変倍処理:
画像の読みとり密度を変化させ、読みとった画像データを用いてデータ補間する
等の処理を示す。
【0062】
[画像形成装置][画像書き込み部]
デジタルPPCで用いられる「画像形成装置」又は「画像書き込み部」は、電気信号で送られた画像イメージを電子写真、感熱、熱転写、インクジェット等の手段により普通紙、感熱紙などに形成する装置である。
【0063】
[ビデオ信号][画像データ]
前述の「画像読みとり装置」で変換された画像の電気信号、「画像形成装置」へ入力される画像の電気信号、及び、画像の電気信号と同期をとるための信号をまとめて「ビデオ信号」或いは「画像データ」と表現する。
【0064】
[制御信号][コマンド]
「ビデオ信号」を「画像読みとり装置」、「画像形成装置」、「アプリケーション」間でやりとりするためには、装置間で情報を伝達し合う必要がある。この手段を「制御信号」または「コマンド」発行と表現する。
【0065】
[拡張機能]
[アプリケーション(アプリと略す)]
[メモリ機能][メモリユニット]
デジタルPPCの大きな特徴に、画像を電気信号に変換して読み込み、電気信号を画像形成装置で復元する。
このとき読みとった電気信号を様々に変化、伝達する手段を持つことによって、従来のアナログPPC以外の分野に応用可能となる。FAX、ページプリンター、スキャナ、ファイルシステムなどの機能を実現できるほか、最近では、PPC機能の実行時においても、読みとった画像データを一旦、DRAMなどの記憶装置に記憶させ、必要に応じて画像データを読み出すことによって、複数の複写時には1スキャンで複数プリントを実行したり、或いは、複数の原稿を1枚の転写紙にプリントする機能(=以下メモリ機能)等も実現されている。
これらのデジタルPPCシステムならでは実現できる機能を「拡張機能」或いは「アプリ」と表現する。
尚、本発明においては、メモリユニットはネットワーク上にある機械間の画像データ転送時の緩衝手段としても利用している。
【0066】
[システムコントローラ][システム]
複写モードを実行する上で、書き込みユニットで画像形成するために、紙搬送処理、電子写真プロセス処理異常状態や給紙カセット状態(紙の有無など)等の機内監視、及び、読みとりユニットで画像を読みとるためにスキャナ動作や光源のON/OFFなどを制御するコントローラを総称して「システムコントローラ」と表現する。更に、最近のデジタルPPCでは拡張機能を1つ搭載するのみではなく複数アプリを同時搭載するようになってきた。このように、1つの資源を共有するデジタルPPCを「システム」と表現し、このシステムを制御するコントローラを「システムコントローラ」と表現する場合もある。
【0067】
[資源][リソース]
複数のアプリから共有される機能ユニット単位を「資源」、「リソース」と表現する。前述の「システムコントローラ」は、このリソースを単位としてシステムの制御を行っている。本実施形態のデジタルPPCで管理している資源は「画像読み取り装置」、「画像形成装置」、「操作部」、「メモリ」、「周辺機器(=ADF、ソータ、自動両面ユニット等」である。
【0068】
[利用者制限]
特に電子写真プロセスを使用しているPPCは、消費量が多いため、無制限に使用を許可したくない場合がある。このとき、「利用者」を特定、限定、管理するために、「コインラック」、「キーカウンター」、「キーカード」、「プリペードカード」、等の「利用者制限機器」や「暗証コード」等を使用する。
【0069】
[ユーザ設定]
システムが複雑になると、ユーザ毎の個別対応が必要となる。工場出荷時にこれらの対応を全て満足することは不可能であるため、市場での対応が不可欠となる。従って、通常は、不揮発RAMを装備し客の要求に応じたシステム設定を可能としているが、この機能を「ユーザ設定」と表現する。
【0070】
[アイドル状態]
ユーザーによる操作が行われていない状態が一定期間継続した状態を「アイドル状態」、それ以外の状態を「ビジー状態」と表現する。「ビジー状態」から「アイドル状態」に遷移するまでの時間はユーザー設定可能である。例えば、複写動作中はもちろん、複写動作が終了しても一定期間、ユーザーによる無操作状態が継続しないと「アイドル状態」には遷移しない。
【0071】
[ウィークリータイマー]
各曜日ごとに設定されたON/OFF時間にあわせ電源をON/OFFする機能。
【0072】
[予熱]
定着温度を一定温度(たとえば10℃)下げて制御し、操作部表示を消すことにより、消費電力を節約するモードである。このモードの設定は、操作部でのキー入力や、機械設定によっては動作および操作が無くなってから一定時間後に自動的に設定される。このモードの解除は、操作部でのキー入力や、機械設定によって人体検知センサにより機械の前に人が立ったことを検出したときに解除される。
【0073】
[リロード]
定着温度が定着可能温度に到達しコピーが可能である状態をリロードという。
【0074】
[割り込みモード]
コピー動作実行中および操作中において一時的にコピー作業を割り込んでコピーをするときのモードである。このモードを設定することによりその前のコピーモード、およびコピー途中であればその途中経過情報を不揮発RAMに記憶し、割り込みモードに移行し、モードを初期化する。コピー動作実行後、割り込みモード解除すると、不揮発RAMに記憶したモードおよび情報を戻して割り込みモード設定前の状態を復帰させ、再スタートにて、割り込み前のモードを継続する事ができる。このモードの設定/解除は操作部のキーにて行うことができる。
【0075】
[CSS](或いは[遠隔診断システム]、[画像形成装置管理システム])図12を用いてCSSの詳細な説明を行う。図12は画像形成装置管理システムの構成を示している。サービス拠点に設置されている管理装置とユーザの元に設置されているPPC等の機器とを公衆回線網を介して接続している。ユーザ側には管理装置との通信を制御するための通信コントロール装置が設置されており、ユーザ元のPPCにはこの通信コントロール装置に接続されている。通信コントロール装置には、電話機やファクシミリが接続可能になっており、ユーザの既存の回線に挿入する形で設置が可能になっている。
【0076】
通信コントロール装置には、複数のPPCが接続可能になっているが、もちろん単数の場合もある。これらのPPCは同型のものである必要はなく異なる機種でもかまわず、PPC以外の機器でもかまわない。ここでは説明の便宜上、1台の通信コントロール装置には最大5台のPPCが接続可能であるとする。通信コントロール装置と複数のPPCはRS−485規格によりマルチドロップ接続されている。通信コントロール装置と各PPC間の通信制御は基本型データ伝送制御手順により行われる。通信コントロール装置を制御局としたセントラライズド制御のポーリング/セレクティング方式でデータリンクの確立を行うことにより、任意のPPCとの通信が可能になっている。各PPCはアドレス設定スイッチによって固有の値を設定できるようになっており、これによって各PPCのポーリングアドレス、セレクティングアドレスが決定される。
【0077】
次に本装置による動作例を説明する。まず図13〜図16に示された操作部30に表示される表示例について説明する。図13に示された表示画面は、コピー動作中画面と呼び現在動作中のコピーの設定状態を表す画面である。次に行いたいコピーの予約(以下、予約コピーという)の登録が行われておらず、自動用紙選択、自動濃度、等倍、トレイ1(給紙動作中)等設定された動作モードが表示されている。図14に示された表示画面は予約コピー操作画面と呼び予約コピーの登録を行う画面である。図13のコピー動作中画面に表示された予約キー400の押下により表示され、図14の表示画面中に表示された登録キー401の押下により次のコピーの動作設定を入力することができる。また図中に示された解除キー402の押下により図13の現在動作中のコピーの設定状態を表示する画面に戻すことができる。
【0078】
図15に示された表示画面は、コピー中画面と呼び現在動作中のコピーの設定状態及び予約コピーの登録を受け付け済であることを表示している画面である。また図14に示された登録キー401の押下により表示される画面である。図16に示された画面は、予約中画面と呼び登録された予約コピーの動作設定を表示する画面である。また図15に示された「予約中画面へ」キー403の押下により表示される。図16の表示画面中に表示された「コピー中画面へ」キー405の押下により図15の表示画面に移行することができ、さらに取消キー404の押下により登録された予約コピーを取り消すことができる。尚、図13〜図16に示された全ての表示画面は現在給紙動作を行っているトレイを必ず表示している。これによりトレイの引き抜きが行われないようにすることができる。
【0079】
尚、予約コピーモードとは、コピー動作実行中に操作部を開放し、次ジョブの操作入力を可能とする。コピー動作中のジョブの原稿読み込み動作が終了していれば、スキャナ(ADFを含む)を開放し、次ジョブの原稿先読み込み動作を可能とする動作モードである。
【0080】
この実施例で説明している動作予約とは、ここでは、複写機において定着加熱中等の時はコピー動作が開始できないが、モード設定及び原稿のセットを終了させ予約することにより、定着加熱終了後、コピー動作可になった時点で自動的にコピー動作を開始する機能のことである。この実施例では、定着加熱中を動作予約可能対象としているが、これ以外にも時間の経過と共に動作可能になるものについては、対象になる資格がある。LCTトレイ上昇時間、ポリゴンモータ回転安定時間、トナー補給動作中等考えられる。
【0081】
次に図13〜図16に示された表示画面の表示方法及び操作方法について説明する。図13に示されたコピー動作中の操作画面は、動作中のコピーの設定状態を示すが、この状態では操作部からの操作許可を限定し、余分な操作が行われないようにしてある。図13中に示された予約キー400の押下により図14に示された予約コピー画面に移行する。この画面により操作部、画像読み取りユニットの動作を許可し、予約コピーの設定操作および原稿読み込みを行えるようにする。また図14に示された解除キー402の押下により図13のコピー動作中の画面に遷移する。
【0082】
図14の予約コピー画面で登録キー401が押下されると、予約コピーを行う原稿の読み取り動作を開始する。そして原稿の読み取り動作が終了すると予約コピーが登録され、図16に示された予約中画面に移行する。予約中画面に表示される「コピー中画面へ」キー405が押下されると、図15に示されたコピー中画面に移行する。また予約中画面に表示された取消キー404が押下されると、登録した予約コピーが取り消され、図13に示されたコピー動作中画面が表示される。さらに図15のコピー中画面に表示される「予約中画面へ」キーが押下されると、図16の予約中画面に移行する。
【0083】
上記で説明した図13〜図16を用いて本装置による第1の動作例を説明する。本第1の動作例は、図13に示されたコピー動作画面、図14に示された予約コピー操作画面、図16に示された予約コピー中画面などに切り替わっても、常に動作中の給紙トレイを表示することにより給紙トレイの引き抜きやサイズ変更されることを防止することを目的としている。
【0084】
次に本装置による第1の動作例の画面制御フローについて図17のフローチャートを用いて説明する。まずステップS510において、コピー動作中であるか否かの判断を行う。コピー動作中ではないときは(ステップS510/NO)、この関数を抜ける。またコピー動作中であると判断すると(ステップS510/YES)、給紙動作中の表示を図13の表示画面に表示する(ステップS511)。次に予約コピーが登録されているか否かの判断を行う(ステップS512)。予約コピーの登録が行われていなければ(ステップS512/NO)、この関数を抜ける。
【0085】
予約コピーの登録が行われているときは(ステップS512/YES)、図15に示された「予約中画面へ」キー403が押下されたかどうかの判断を行う(ステップS513)。「予約中画面へ」キー403が押下されていれば(ステップS513/YES)、図16に示された予約コピー中画面への切り替えを行う(ステップS514)。
【0086】
次にステップ515においてコピー動作中であるかどうかの判断を行う。コピー動作中でなければ(ステップS515/NO)、この関数を抜けて予約コピーの画像形成動作を行う。またコピー動作中であるときは(ステップS515/YES)、給紙動作中のトレイの表示を行う(ステップS516)。
【0087】
次に図16に示された「コピー中画面へ」キー405が押下されたかの判断を行う(ステップS517)。「コピー中画面へ」キー405が押下されていないときは、ステップS515に戻りコピー動作中であるかどうかの判断を行う。また「コピー中画面へ」キー405が押下されているときは(ステップS517/YES)、図15に示されたコピー中画面への切り替えをおこない(ステップS518)、この関数を抜ける。
【0088】
以上の動作により図13に示されたコピー動作画面、図14に示された予約コピー操作画面、図15に示されたコピー中画面、図16に示された予約コピー中画面などに切り替わっても、常に動作中の給紙トレイを表示することにより、給紙トレイの引き抜きやサイズ変更がされることを防止することができる。
【0089】
次に本装置による第2の動作例を説明する。本第2の動作例は、図13のコピー動作中画面、図14の予約コピー操作画面、図15のコピー中画面、図16の予約中画面等に切り替わっても、常に動作中の給紙トレイを表示することにより、給紙トレイの引き抜きやサイズ変更がされることを防止するとともに、給紙中のトレイが紙なしになり、さらにリミットレス給紙動作モードが操作部により設定されていて、他のトレイに該当するサイズの用紙が存在する場合、リミットレス動作により給紙を行う給紙トレイの設定を変更し、給紙動作中のトレイの表示の変更を行うことにより、動作中の給紙トレイが紙無しになり、リミットレス動作が行われた際に、動作中の給紙トレイと設定給紙トレイが異なり、ユーザーの混乱を招くことを防止することを目的とする。
【0090】
次に第2の動作例における本装置の画面制御フローを図18のフローチャートを用いて説明する。まず、ステップS520において、コピー動作中であるか否かの判断を行う。コピー動作中ではないと判断すると(ステップS520/NO)、この関数を抜ける。コピー動作中であると判断すると(ステップS520/YES)、給紙動作中の表示を図13の表示画面に表示する(ステップS521)。次に予約コピーが登録されているか否かの判断を行う(ステップS522)。
【0091】
予約コピーの登録が行われているときは(ステップS522/YES)、図15に示された「予約中画面へ」キー403が押下されたかどうかの判断を行う(ステップS523)。「予約中画面へ」キー403が押下されていれば(ステップS523/YES)、図16に示された予約コピー中画面への切り替えを行う(ステップS524)。
【0092】
次にステップ525においてコピー動作中であるかどうかの判断を行う。コピー動作中でなければ(ステップS525/NO)、この関数を抜けて予約コピーの画像形成動作を行う。またコピー動作中であるときは(ステップS525/YES)、給紙動作中のトレイの表示を行う(ステップS526)。
【0093】
次に図16に示された「コピー中画面へ」キー405が押下されたかの判断を行う(ステップS527)。「コピー中画面へ」キー405が押下されていないときは、ステップS525に戻りコピー動作中であるかどうかの判断を行う。また「コピー中画面へ」キー405が押下されているときは(ステップS527/YES)、図15に示されたコピー中画面への切り替えを行い(ステップS528)、この関数を抜ける。
【0094】
さらにステップS522において予約コピーの登録が行われていない、もしくはステップS523において「予約中画面へ」キー403が押下されていなければ、コピーの給紙動作中のトレイが紙無しかどうかの判断を行う(ステップS529)。紙無しでないときは(ステップS529/NO)、この関数を抜ける。
【0095】
また給紙動作中のトレイが紙無しであれば(ステップS529/YES)、リミットレス給紙の設定がされているかの判断を行う(ステップS530)。リミットレス給紙の設定がされていれば(ステップS530/YES)、今まで給紙されていたサイズと同じサイズの用紙を収納した該当給紙段があるかの判断を行う(ステップS531)。該当する給紙トレイがあると(ステップS531/YES)、給紙動作トレイの変更を行い(ステップS533)、次に給紙動作中のトレイの表示を行う(ステップS534)。
【0096】
そして動作中コピーの設定給紙トレイの変更を行い、リミットレス給紙の該当給紙トレイと同じにし(ステップS535)、動作中コピーの設定給紙トレイの表示を行う(ステップS536)。
【0097】
ステップS530においてリミットレス給紙の設定がされていない場合(ステップS530/NO)、もしくはリミットレス給紙の設定がされていても該当給紙トレイが存在しない場合(ステップS531/NO)、紙無し警告処理を行い(ステップS532)、この関数を抜ける。
【0098】
以上の動作により図13に示されたコピー動作画面、図14に示された予約コピー操作画面、図15に示されたコピー中画面、図16に示された予約コピー中画面などに切り替わっても、常に動作中の給紙トレイを表示することにより、給紙トレイの引き抜きやサイズ変更がされることを防止するとともに、動作中の給紙トレイが紙無しになり、リミットレス動作が行われた際に、動作中の給紙トレイと設定給紙トレイが異なり、ユーザーの混乱を招くことを防止することができる。
【0099】
次に本装置による第3の動作例を説明する。本第3の動作例は、図13のコピー動作中画面、図14の予約コピー操作画面、図15のコピー中画面、図16の予約中画面等に切り替わっても、常に動作中の給紙トレイを表示することにより、給紙トレイの引き抜きやサイズ変更がされることを防止するとともに、給紙中のトレイが紙なしになり、さらにリミットレス給紙動作モードが操作部により設定されていて、他のトレイに該当するサイズの用紙が存在する場合、リミットレス動作により給紙を行う給紙トレイの設定を変更し、給紙動作中のトレイの表示の変更を行うことにより、動作中の給紙トレイが紙無しになり、リミットレス動作が行われた際に、動作中の給紙トレイと設定給紙トレイが異なり、ユーザーの混乱を招くことを防止ぐと共に、予約コピーの設定給紙トレイと動作中のコピーの設定給紙トレイとが同じであった場合、予約コピーの設定給紙トレイをリミットレス動作により選択された給紙トレイと同じにすることにより、予約コピーの設定を確認したユーザが用紙補給をする際に動作中の給紙トレイを引き抜く誤操作を防止することを目的とする。
【0100】
次に第3の動作例における本装置の画面制御フローを図19のフローチャートを用いて説明する。まず、ステップS540において、コピー動作中であるか否かの判断を行う。コピー動作中ではないと判断すると(ステップS540/NO)、この関数を抜ける。コピー動作中であると判断すると(ステップS540/YES)、給紙動作中の表示を図13の表示画面に表示する(ステップS541)。次に予約コピーが登録されているか否かの判断を行う(ステップS542)。
【0101】
予約コピーの登録が行われているときは(ステップS542/YES)、図15に示された「予約中画面へ」キー403が押下されたかどうかの判断を行う(ステップS543)。「予約中画面へ」キー403が押下されていれば(ステップS543/YES)、図16に示された予約コピー中画面への切り替えを行う(ステップS544)。
【0102】
次にステップ545においてコピー動作中であるかどうかの判断を行う。コピー動作中でなければ(ステップS545/NO)、この関数を抜けて予約コピーの画像形成動作を行う。またコピー動作中であるときは(ステップS545/YES)、給紙動作中のトレイの表示を行う(ステップS546)。
【0103】
次に図16に示された「コピー中画面へ」キー405が押下されたかの判断を行う(ステップS547)。「コピー中画面へ」キー405が押下されていないときは、ステップS545に戻りコピー動作中であるかどうかの判断を行う。また「コピー中画面へ」キー405が押下されているときは(ステップS547/YES)、図15に示されたコピー中画面への切り替えを行い(ステップS548)、この関数を抜ける。
【0104】
さらにステップS542において予約コピーの登録が行われていない、もしくはステップS543において「予約中画面へ」キー403が押下されていなければ、コピーの給紙動作中のトレイが紙無しかどうかの判断を行う(ステップS549)。紙無しでないときは(ステップS549/NO)、この関数を抜ける。
【0105】
また給紙動作中のトレイが紙無しであれば(ステップS549/YES)、リミットレス給紙の設定がされているかの判断を行う(ステップS550)。リミットレス給紙の設定がされていれば(ステップS550/YES)、今まで給紙されていたサイズと同じサイズの用紙を収納した該当給紙段があるかの判断を行う(ステップS551)。該当する給紙トレイがあると(ステップS551/YES)、給紙動作トレイの変更を行い(ステップS553)、次に給紙動作中のトレイの表示を行う(ステップS554)。
【0106】
次に予約コピーの設定給紙トレイと動作中コピーの設定給紙トレイが同じであるかどうかの判断を行う(ステップS555)。予約コピーの設定給紙トレイと動作中コピーの設定給紙トレイが同じであれば(ステップS555/YES)、予約コピーの設定給紙トレイをリミットレス給紙の該当給紙トレイと同じにする(ステップS556)。そして動作中コピーの設定給紙トレイの変更を行い、リミットレス給紙の該当給紙トレイと同じにして(ステップS557)、動作中コピーの設定給紙トレイの表示を行う(ステップS558)。
【0107】
ステップS550においてリミットレス給紙の設定がされていない場合(ステップS550/NO)、もしくはリミットレス給紙の設定がされていても該当給紙トレイが存在しない場合(ステップS551/NO)、紙無し警告処理を行い(ステップS552)、この関数を抜ける。
【0108】
以上の動作により図13に示されたコピー動作画面、図14に示された予約コピー操作画面、図15に示されたコピー中画面、図16に示された予約コピー中画面などに切り替わっても、常に動作中の給紙トレイを表示することにより、給紙トレイの引き抜きやサイズ変更がされることや、動作中の給紙トレイが紙無しになり、リミットレス動作が行われた際に、動作中の給紙トレイと設定給紙トレイが異なり、ユーザの混乱を招くことを防ぐとともに、予約コピーの設定を確認したユーザーが用紙補給をする際に動作中の給紙トレイを引き抜く誤操作を防止する効果がある。
【0109】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように本発明の画像形成装置によれば、操作手段より次の印刷の予約入力がされると、動作中の印刷の動作設定を表示した表示画面より次の印刷の動作設定を入力可能な表示画面に切り替え、操作手段より設定された次の印刷の動作設定に従い読取手段より原稿の読み取り動作を行い、動作中の印刷が終了した後に読みこまれた原稿の印刷を行い、さらに動作中の印刷の動作設定を表示した表示画面及び次の印刷の動作設定を入力可能な表示画面において、印刷する用紙を給送中の給紙段を表示することにより、印刷する用紙を給送中の給紙段の引き抜きやサイズ変更がされることを防止することができる。
【0110】
また、給送動作を行っている給紙段の転写紙をすべて使用してしまうと、給送動作を行っている給紙段に収納された用紙と同様のサイズの用紙が収納された給紙段を検出し、表示手段に表示された給送動作を行っている給紙段の表示を検出した給紙段に変更し、検出した給送段により用紙の給送を継続することにより、操作者の混乱を招くことを防止することができる。
【0111】
さらに次の印刷を行う時に使用される給紙段の設定が給送動作を行っている給紙段と同じであったときは、表示手段に表示される次の印刷の動作設定を入力可能な表示画面に表示される次の印刷を行う時に使用される給紙段を検出した給紙段の表示とすることにより、次の印刷の動作設定を入力可能な表示画面の設定を確認した操作者が用紙補給をする際に印刷する用紙を給送中の給紙段を引き抜く誤操作を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の実施形態の全体構成を示す図である。
【図2】画像処理部及び制御部の構成を表すブロック構成図である。
【図3】メモリユニットの詳細な構成を表すブロック構成図である。
【図4】画像形成の動作手順を説明するためのタイミング図である。
【図5】操作部の構成例を示す外観平面図である。
【図6】操作部の液晶タッチパネルの表示例を示した図である。
【図7】画像形成装置のハード構成例1を示すブロック図である。
【図8】画像形成装置のハード構成例2を示すブロック図である
【図9】画像形成装置をネットワークに接続した場合のネットワークコピーのシステム例を示す図である。
【図10】画像形成装置をネットワーク接続した場合のハード構成例を示す図である。
【図11】画像形成装置をネットワーク接続した場合のソフトウェアの概念図である。
【図12】画像形成装置管理システムの構成を示した図である。
【図13】操作画面の表示例1を示す図である。
【図14】操作画面の表示例2を示す図である。
【図15】操作画面の表示例3を示す図である。
【図16】操作画面の表示例4を示す図である。
【図17】第1の動作例を示したフローチャートである。
【図18】第2の動作例を示したフローチャートである。
【図19】第3の動作例を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1 自動原稿送り装置(ADF)
2 原稿台
3 給送ローラ
4 給送ベルト
5 搬送ローラ
6 コンタクトガラス
7 原稿セット検知
8 第1トレイ
9 第2トレイ
10 第3トレイ
11 第1給紙ユニット
12 第2給紙ユニット
13 第3給紙ユニット
14 縦搬送ユニット
15 感光体
16 搬送ベルト
17 定着ユニット
18 排紙ユニット
50 読み取りユニット
51 露光ランプ
52 第1ミラー
53 レンズ
54 CCDイメージセンサ
55 第2ミラー
56 第3ミラー
57 書き込みユニット
58 レーザ出力ユニット
59 結像レンズ
60 ミラー
100 フィニッシャ
101 切り替え板
102 搬送ローラ
103 排紙ローラ
104 スタッカ・トレイ
105 搬送ローラ
106 ステープラ
107 排紙ローラ
108 ステープル台
109 ジョガー
110 ステープル完了排紙トレイ
111 両面給紙ユニット
112 分岐爪

Claims (6)

  1. 原稿の画像情報を読み取る読取手段と、
    該読取手段にて読み取られた画像データを印刷する印刷手段と、
    操作者からの動作設定を入力する操作手段と、
    画像形成装置の動作設定を表示する表示手段と、
    複数の給紙段を有する用紙給送手段と、
    前記操作手段より次の印刷の予約入力がされると、動作中の印刷の動作設定を表示した表示画面より次の印刷の動作設定を入力可能な表示画面に切り替え、前記操作手段より設定された前記次の印刷の動作設定に従い前記読取手段より原稿の読み取り動作を行い、前記動作中の印刷が終了した後に読みこまれた原稿の印刷を行うように上記の各手段を制御する制御手段とを有し、
    前記動作中の印刷の動作設定を表示した表示画面及び前記次の印刷の動作設定を入力可能な表示画面において、給送動作を行っている給紙段を常に表示することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記給送動作を行っている給紙段の転写紙をすべて使用してしまうと、前記給送動作を行っている給紙段に収納された用紙と同様のサイズの用紙が収納された給紙段を検出し、前記表示手段に表示された前記給送動作を行っている給紙段の表示を前記検出した給紙段に変更し、前記検出した給送段により用紙の給送を継続することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記次の印刷を行う時に使用される給紙段の設定が前記給送動作を行っている給紙段と同じであったときは、前記次の印刷の動作設定を入力可能な表示画面に表示される前記次の印刷を行う時に使用される給紙段を前記検出した給紙段の表示とするように制御することを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 前記操作された設定により原稿読み取り動作を行う手段と、該読取手段にて読み取られた画像データを印刷する印刷手段と、
    印刷中の画像形成設定とは異なる画像形成の設定の操作を許可する許可手段と、
    現在印刷している1枚の印刷が終了した後に読み取られた原稿の印刷動作を行う印刷手段と、
    印刷されている画像形成の設定表示とは異なる画像形成の設定表示を切り替える切り替え手段とを有する画像形成装置において、
    前記印刷されている画像形成の設定表示においても、前記異なる画像形成の設定表示においても印刷中の給紙段を指示することを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記画像形成装置は、印刷中の給紙段を変更する変更手段と、
    前記印刷されている画像形成の設定給紙段と前記印刷中の給紙段とを比較する比較手段と、
    印刷の設定給紙段と前記印刷中の給紙段を合わせる第1の合成手段とをさらに有することを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成装置は、前記合成手段により前記印刷の設定給紙段と印刷中の給紙段を合わせる動作が行われた際に前記異なる画像形成の設定給紙段と前記印刷されている画像形成の設定給紙段と前記印刷中の給紙段を比較する第2の比較手段と、前記異なる画像形成の設定給紙段と前記印刷中の給紙段を合わせる第2の合成手段とをさらに有することを特徴とする請求項4または5記載の画像形成装置。
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