JP2003244354A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003244354A
JP2003244354A JP2002040590A JP2002040590A JP2003244354A JP 2003244354 A JP2003244354 A JP 2003244354A JP 2002040590 A JP2002040590 A JP 2002040590A JP 2002040590 A JP2002040590 A JP 2002040590A JP 2003244354 A JP2003244354 A JP 2003244354A
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image
forming apparatus
image forming
user
function
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JP2002040590A
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Katsuhiko Sasaki
勝彦 佐々木
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ユーザIDの入力により利用を許可する画像形
成装置であって、利用度数による運用管理と併せて利用
期間による運用管理を行う画像形成装置を提供する。 【解決手段】 コピー機能、ファックス機能、プリンタ
機能、スキャナ機能を含む複数のアプリケーションと、
ユーザIDを入力するテンキー32と、アプリケーショ
ンの利用をユーザIDの入力により許可しアプリケーシ
ョンの利用を利用度数として加算するシステムコントロ
ーラ503と、利用者への情報を表示する液晶タッチパ
ネル31とを備えた画像形成装置において、現在時刻を
取得する時計509を備え、システムコントローラ50
3はユーザID毎に利用期限を設定し時計509により
取得した現在時刻が利用期限を超えたユーザIDの入力
に対してはアプリケーションの利用を許可しない構成と
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置に関
し、より詳しくは暗証番号を用いて運用を管理する画像
形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コピー機能、プリンタ機能、ファクシミ
リ機能、スキャナ機能等を備えたいわゆる複合機と呼ば
れる画像形成装置にあっては、ユーザ毎に割り当てられ
たIDコードを入力して画像形成装置の利用のための認
証を行なうようにしたものが知られている(特開平7−
334048号公報)。また、ユーザ認証のためのカー
ドリーダ等を備え、ユーザがカードをカードリーダに差
し込むことにより認証を行なうようにした画像形成装置
も存在する。
【0003】また、認証されたユーザによる画像画像形
成装置の利用度数(たとえば、コピーまたはプリントの
用紙使用枚数、ファックス送信時の送信時間、イメージ
スキャナのスキャン回数等)を記録して、利用度数に応
じた料金の請求をすることも行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな画像形成装置にあっては、利用度数による運用管理
をすることはできても、利用期間等の時間的な管理をす
ることができないという問題があった。例えば、大学に
設置した画像形成装置をある学生に対して在学期間中の
み期間を限定して利用させるという運用をすることがで
きなかった。
【0005】そこで本発明は、利用度数による運用管理
と併せて利用期間による運用管理を行なうことのできる
画像形成装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、コピー機能、
ファックス機能、プリンタ機能、スキャナ機能を含む複
数のアプリケーションと、暗証番号を入力する暗証番号
入力手段と、前記アプリケーションの利用を暗証番号の
入力により許可する認証手段と、前記アプリケーション
の利用を利用度数として加算する利用度数加算手段と、
利用者への情報を表示する表示手段とを備えた画像形成
装置において、現在時刻を取得する現在時刻取得手段
と、前記暗証番号毎に利用期限を設定し、前記現在時刻
取得手段により取得した現在時刻が前記利用期限を超え
た暗証番号の入力に対しては、前記アプリケーションの
利用を許可しない利用期限認証手段とを備えたことを特
徴としている。
【0007】このため、利用度数の記録とともに認証時
の利用期限のチェックを行なうことにより、利用期限を
超過したユーザの利用を禁止することができ、利用度数
による運用管理と併せて利用期間による運用管理を行な
うことができる。
【0008】また本発明は、前記利用期限認証手段がア
プリケーションの利用を許可しない場合に、前記利用期
限の延長申請先を前記表示手段に表示する延長誘導手段
とを備え、利用期限を超えた利用者に利用期限の延長を
誘導することを特徴としている。
【0009】このため、ユーザは利用期限の延長を容易
に行なうことができる。
【0010】また本発明は、前記利用期限認証手段は前
記利用期限を前記暗証番号毎および前記アプリケーショ
ン毎に設定することを特徴としている。
【0011】このため、利用期限を機能毎に個別に設定
することにより、例えば、運用コストの高いカラーコピ
ーには利用期限を設定し、運用コストの高くない白黒コ
ピー等には利用期限を設定することなく運用することが
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。
【0013】まず、構成を説明する。
【0014】図1は本発明に係る画像形成装置500の
一実施形態を示す図であり、コピー機能、プリンタ機
能、ファクシミリ機能、スキャナ機能等を備えたいわゆ
る複合機と呼ばれる画像形成装置に適用した例を示す。
【0015】図1に示す画像形成装置500において、
自動原稿送り装置(ADF)1が備える原稿台2に原稿
の画像面を上にして置かれた原稿束は、操作部30(図
2参照)上のプリントキー34が押下されると、一番下
の原稿から給送ローラ3および給送ベルト4によってコ
ンタクトガラス6上の所定の位置に給送されるようにな
っている。
【0016】そして、読みとりユニット50がコンタク
トガラス6上の原稿の画像データを読みとった後、読み
とりが終了した原稿は、給送ベルト4及び排送ローラ5
によって排出される。続いて、原稿セット検知7が原稿
台2に次の原稿が載置されていることを検知すると、前
原稿と同様にコンタクトガラス6上に給送される。ここ
で、給送ローラ3、給送ベルト4および排送ローラ5は
図示しないモータによって駆動されるようになってい
る。
【0017】第1トレイ8、第2トレイ9および第3ト
レイ10の各給紙トレイに積載された転写紙は、各々第
1給紙ユニット11、第2給紙ユニット12および第3
給紙ユニット13によって縦搬送ユニット14に給紙さ
れ、縦搬送ユニット14は感光体15に当接する位置ま
で搬送する。読みとりユニット50により読み込まれた
画像データは、書き込みユニット57が照射するレーザ
によって感光体15に書き込まれた後、現像ユニット2
7を通過することによってトナー像が形成される。
【0018】そして、転写紙は感光体15の回転と等速
で搬送ベルト16によって搬送されながら、感光体15
上に形成されたトナー像が転写紙に転写される。その
後、定着ユニット17にて画像を定着させ、排紙ユニッ
ト18によって後処理装置としてのフィニシャ100に
排出される。
【0019】フィニシャ100は、切り替え板101を
備え、画像形成装置500から排紙された転写紙を、切
り替え板101により排紙搬送ローラ102の方向、ま
たはステープラ106の方向に導くようになっている。
すなわち、切り替え板101を上方に切り替えたとき
は、転写紙が排紙搬送ローラ103を経由して排紙トレ
イ104側に排紙され、切り替え板101を下向に切り
替えたときは、転写紙がステープラ搬送ローラ105、
107を経由して、ステープルトレイ108に搬送され
積載される。
【0020】ステープルトレイ108に積載された転写
紙は、一枚搬送される毎に紙揃え用のジョガー109に
よって、紙端面が揃えられ、一部のコピーが完了すると
ステープラ106によって綴じられる。ステープラ10
6で綴じられた転写紙群は自重によって、ステープル完
了排紙トレイ110に収納される。
【0021】一方、排紙トレイ104は前後(排出方向
に対し両側面の方向)に移動するようになっており、原
稿毎、あるいは画像メモリ66(図9参照)によって電
子ソートされたコピー1部毎に前後に移動することによ
り、画像形成装置500から排出されるコピー紙の仕分
けが行われる。
【0022】転写紙の両面に画像を作像する場合は、経
路切り替えの為の分岐爪112を上方にセットする事に
より、一方の面のみに作像された転写紙を、両面搬送ユ
ニット111に蓄えるようになっている。
【0023】その後、両面搬送ユニット111にストッ
クされた転写紙は、再び感光体15により作像されたト
ナー画像を転写するために両面搬送ユニット111から
再給紙され、分岐爪112の下方へのセットにより、排
紙トレイ104に導かれる。この様に両面給紙ユニット
111は、転写紙の両面に画像を作成する場合に転写紙
の裏表を反転するようになっている。
【0024】なお、感光体15、搬送ベルト16、定着
ユニット17、排紙ユニット18および現像ユニット2
7は、図示しないメインモータによって駆動される。ま
た、各給紙ユニット11〜13は、図示しないメインモ
ータの駆動を各々図示しない給紙クラッチによって伝達
することにより駆動される。また、縦搬送ユニット14
は、図示しないメインモータの駆動を図示しない中間ク
ラッチによって伝達することにより駆動される。
【0025】図2は画像形成装置500に設けられた操
作部30を示す。
【0026】操作部30は、液晶タッチパネル31、テ
ンキー32、クリア/ストップキー33、プリントキー
34、モードクリアキー35および初期設定キー38を
備えており、液晶タッチパネル31は、機能キー37、
部数および画像形成装置の状態を示すメッセージ等を表
示するようになっている。
【0027】図3は操作部30に設けた液晶タッチパネ
ル31の表示例を示した図である。
【0028】液晶タッチパネル31は、オペレータが液
晶タッチパネル31に表示されたキーにタッチする事
で、選択された機能を示すキーが黒く反転するようにな
っている。また、例えば変倍コピーを行なう際の変倍値
等を設定するときのように、選択した機能の詳細設定を
するために、機能を選択した際に設定画面が表示される
ようになっている。なお、変倍とは、画像の読みとり密
度を変化させ、読みとった画像データを用いてデータ補
間をすること等により行われる。また、本実施の形態で
は液晶タッチパネル31がドット表示により表示される
ため、グラフィカルで最適な表示を行なう事ができるよ
うになっている。
【0029】本実施の形態において、液晶タッチパネル
31には図3に示すように「コピーできます」、「お待
ちください」等のメッセージを表示するメッセージエリ
ア301、セットした枚数を表示するコピー枚数表示部
302、画像濃度を自動的に調整する機能を選択する自
動濃度キー303、転写紙を自動的に選択する機能を選
択する自動用紙選択キー304、コピーを一部ずつペー
ジ順にそろえる動作を選択するソートキー305、コピ
ーをページ毎に仕分けする動作を選択するスタックキー
306、ソート処理された転写紙を一部ずつ綴じる動作
を選択するステープルキー307、拡大倍率および縮小
倍率をセットする変倍キー309、倍率を等倍にセット
する等倍キー308、両面モードを設定する両面キー3
10、とじ代モード等を設定する消去/移動キー31
1、スタンプ、日付およびページ等の印字を設定する印
字キー312が表示されるようになっている。
【0030】次に、図1を参照して、読みとりユニット
50および書き込みユニット57について、両者の動作
の説明を交えて詳細に説明する。
【0031】図1において、読みとりユニット50は、
原稿を載置するコンタクトガラス6と光学走査系で構成
されており、光学走査系は、露光ランプ51、第1ミラ
ー52、レンズ53およびCCDイメージセンサ54を
備えている。露光ランプ51及び第1ミラー52は図示
しない第1キャリッジ上に固定されており、第2ミラー
55および第3ミラー56は、図示しない第1キャリッ
ジ上に固定されている。ここで、原稿画像を読みとると
きには、光路長が変わらないように、第1キャリッジと
第2キャリッジとが2対1の相対速度で機械的に走査さ
れる。なお、この光学走査系は、図示しないスキャナ駆
動モータにて駆動されるようになっている。
【0032】原稿画像は、CCDイメージセンサ54に
よって読みとられた後、電気信号に変換されて処理され
る。レンズ53及びCCDイメージセンサ54を図1の
左右方向に移動させることにより、画像倍率が変わる。
すなわち、指定された倍率に対応してレンズ53および
CCDイメージセンサ54の位置が設定されるようにな
っている。
【0033】書き込みユニット57は、レーザ出力ユニ
ット58と、結像レンズ59と、ミラー60とを有し、
レーザ出力ユニット58は、レーザ光源としての図示し
ないレーザダイオードと、図示しないモータによって高
速で定速回転する図示しない回転多面鏡(ポリゴンミラ
ー)とを内部に有している。
【0034】レーザ出力ユニット58が照射するレーザ
光は、定速回転するポリゴンミラー(図示しない)によ
って偏光され、結像レンズ59を通り、ミラー60によ
って反射されて、感光体15上に集光結像するようにな
っている。
【0035】ポリゴンミラー(図示しない)によって偏
光されたレーザ光は、感光体15の回転方向と直行する
方向(主走査方向)に露光走査され、後述する画像処理
部600(図9にその構成を示す)のセレクタ64から
出力された画像信号をライン単位で記録する。そして、
感光体15の回転速度と記録密度に対応した所定の周期
で主走査を繰り返すことによって、感光体15の表面に
画像(静電潜像)が形成されるようになっている。な
お、潜像とは感光体15の表面に画像を光情報に変換し
て照射することにより生じる電位分布である。
【0036】前述したように、書き込みユニット57か
ら出力されるレーザ光は感光体15を照射するが、この
感光体15の一端近傍のレーザ光が照射される位置には
主走査同期信号を発生するビームセンサ(図示しない)
が配置されている。この主走査同期信号をもとに主走査
方向の画像記録開始タイミングの制御、および後述する
画像信号の入出力を行なうための制御信号の生成を行な
うようになっている。
【0037】次に、図9を用いて画像の読みとりおよび
書き込みを制御する画像処理部600の構成について説
明する。露光ランプ51から照射された光は原稿面を照
射するようになっており、この照射光の原稿面からの反
射光は結像レンズ59により結像され、CCDイメージ
センサ54により受光および光電変換され、A/Dコン
バータ61にてデジタル信号に変換される。
【0038】そして、デジタル信号に変換された画像信
号は、シェーディング補正62によってシェーディング
補正された後、MTF・γ補正部63によりMTF・γ
補正等がなされる。なお、MTF補正とは、光学系によ
る画像のボケを補正することである。また、セレクタ6
4は画像信号の送り先を変倍部71または画像メモリコ
ントローラ65のいずれかに切り替えるようになってい
る。変倍部71は画像信号を所望の変倍率で拡大または
縮小し、書き込みユニット57に送る。画像メモリコン
トローラ65とセレクタ64の間は双方向に画像信号が
入出力されるように構成されている。なお、画像処理部
600は、画像読みとりユニット50から入力される画
像データ以外に、外部から供給される画像データ(例え
ばパーソナルコンピュータ等のデータ処理装置から出力
されるデータ)も処理できるように、複数のデータの入
出力の選択を行なう機能を有している。
【0039】また、CPU68は、画像メモリコントロ
ーラ65等の設定と、読みとりユニット50および書き
込みユニット57の制御を行なうようになっている。ま
た、ROM69およびRAM70は、CPU68が制御
を行なうための制御プログラムやデータを格納するよう
になっている。更にCPU68は、画像メモリコントロ
ーラ65を介して、画像メモリ66へのデータの書き込
みおよび画像メモリ66からのデータの読み出しを行な
うようになっている。
【0040】ここで、図11を用いてセレクタ64にお
ける1ページ分の画像信号について説明する。
【0041】図11において、/FGATE801は、
1ページの画像データの副走査方向の有効期間を表すも
のである。また、/LSYNC802は、1ライン毎の
主走査同期信号を表し、この信号が立ち上がった後の所
定クロックで画像信号が有効となる。また、/LGAT
E803は、主走査方向の画像信号が有効であることを
示す信号である。これらの信号は、画素クロックである
VCLK804に同期しており、VCLK804の1周
期に対し1画素のデータが送られてくる。図9で説明し
た画像処理部(IPU)は、画像入力および画像出力の
それぞれに対して個別に/FGATE801、/LSY
NC802、/LGATE803、VCLK804を発
生するようになっており、様々な画像入出力の組み合わ
せができるようになっている。
【0042】次に、図10を参照して、図9に示した画
像メモリコントローラ65および画像メモリ66の詳細
について説明する。
【0043】画像メモリコントローラ65は、入力デー
タセレクタ121、画像合成122、1次圧縮/伸長1
23、出力データセレクタ124および2次圧縮/伸長
125のブロックを有しており、上記各ブロックへの制
御データの設定はCPU68により行われるようになっ
ている。
【0044】画像メモリ66は、1次記憶装置126お
よび2次記憶装置127から構成されており、1次記憶
装置126としては例えばDRAM等の高速アクセスが
可能なメモリを使用し、入力画像データの転送速度に略
同期してこの1次記憶装置126へのデータ書き込み、
または画像出力時における1次記憶装置126からのデ
ータ読み出しが高速に行なえるようになっている。ま
た、1次記憶装置126は処理を行なう画像データのデ
ータ量に応じた複数のエリアに分割されており、画像デ
ータの入出力を同時に実行することができる構成となっ
ている。また、各分割したエリアに画像データの入出力
をそれぞれ並列に実行するために、画像メモリコントロ
ーラ65とのインターフェースをリード用とライト用の
二組のアドレス・データ線で接続している。このため、
1つのエリアに画像を入力(ライト)する間に他のエリア
から画像を出力(リード)するという動作が可能になる。
【0045】2次記憶装置127は、入力された画像の
合成およびソーティングを行なうためにデータを保存す
る大容量のメモリである。もし、1次記憶装置126、
2次記憶装置127ともに高速アクセス可能な素子を使
用すれば、1次と2次の区別なくデータの処理ができ制
御も比較的簡単になる。しかし、DRAM等の高速アク
セス可能な素子は高価であるため、2次記憶装置107
にはアクセス速度はそれほど速くない代りに安価で大容
量の記録媒体を使用し、入出力データの処理は1次記憶
装置126を介して行なう構成としている。
【0046】上述のような画像メモリ66の構成とする
ことによって、大量の画像データの入出力、保存および
加工等の処理をすることができる画像形成装置500を
安価かつ比較的簡単な構成で実現することができる。
【0047】次に、画像メモリコントローラ65の働き
について説明する。 <1>画像入力(画像メモリ66への画像データの保
存) 図10において、入力データセレクタ121は、複数の
画像データの内から画像メモリ66の1次記憶装置12
6への書き込みを行なう画像データの選択を行なう。入
力データセレクタ121によって選択された画像データ
は、画像合成122に供給され、既に画像メモリ66に
保存されている画像データとの合成を行なう。画像合成
122によって処理された画像データは、1次圧縮/伸
長123により圧縮されて1次記憶装置126に書き込
まれる。そして、1次記憶装置126に書き込まれたデ
ータは、必要に応じて2次圧縮/伸長125によって更
なる圧縮が行われた後に2次記憶装置127に保存され
る。 <2>画像出力(画像メモリ66からの画像データの読
み出し) 画像出力時は、1次記憶装置126に記憶されている画
像データの読み出しを行なう。出力対象となる画像が1
次記憶装置126に格納されている場合には、1次圧縮
/伸長123によって1次記憶装置126の画像データ
の伸長を行い、伸長後の画像データを、または伸長後の
画像データと入力データとの画像合成が行われた後のデ
ータを出力データセレクタ124により選択し出力す
る。画像合成122は、1次記憶装置126の画像デー
タと入力データとの合成(画像データの位相調整も同時
に行なう)、および合成後の画像データの出力先の選択
等の処理を行なうようになっている。また、合成後の画
像データの出力先としては、画像出力、1次記憶装置1
26へのライトバックまたはこれら両方の出力先への同
時出力をするようになっている。
【0048】また、出力対象となる画像が1次記憶装置
126に格納されていない場合には、2次記憶装置12
7に格納されている出力対象画像データの2次圧縮/伸
長105による伸長が行われ、伸長後の画像データは1
次記憶装置126に書き込まれ、以下、上述した画像出
力動作が行われる。
【0049】そして、本実施の形態では、定着加熱中の
動作予約ができるようになっているが、この他にも時間
の経過とともに予約した動作を動作可能にするようにし
てもよい。一例としては、LCTトレイ上昇時間、ポリ
ゴンモータ回転安定時間、トナー補給動作中等を挙げる
ことができる。
【0050】なお、動作予約とは、定着加熱中等の時は
コピー動作を開始できないが、モード設定及び原稿のセ
ットを終了し予約することにより定着加熱終了後にコピ
ー動作が可能になった時点で自動的にコピー動作を開始
する機能のことである。
【0051】図4は本実施の形態の画像形成装置500
のハード構成図の一例を示す。図4において、画像形成
装置500は画像読みとりユニット50、画像書き込み
ユニット57、システムコントローラ403、メモリユ
ニット404、利用者制限機器405、人体検知センサ
409、CSS(遠隔診断装置)407および時計40
8を有している。この内、メモリユニット404は、メ
モリ機能を実現する場合にのみ必要となり、通常のコピ
ー機能を実現することだけを考えれば、必要とはならな
い。また、時計408は、ある特定の時間に画像形成装
置を起動したり、シャットダウンするいわゆるウィーク
リータイマー機能を実現する場合のみ必要となる。ま
た、人体検知センサ406は予熱モード時において画像
形成装置の前にユーザが近づいたときに自動的に予熱モ
ードを解除する機能を実現する場合のみ必要である。ま
た、CSS407は、遠隔診断、すなわち画像形成装置
にエラーが発生した場合に、エラーが発生した旨を自動
的にサービスセンターに通報したり、画像形成装置の実
行状態または使用状態を遠隔地からモニターする機能で
あるため、このような機能が必要な場合のみ装着されれ
ばよい。システムコントローラ403は、画像形成装置
500の動作を制御するものであり、コピーモードを実
行する際に、画像書き込みユニット57で画像形成をす
るための、紙搬送処理、電子写真プロセス処理、異常状
態や給紙カセット状態(紙の有無等)当の機内監視をし
たり、画像読みとりユニット50で画像を読みとる際
の、スキャン動作や光源のオン・オフ等を制御するもの
である。また、システムコントローラ403は、操作部
30、ADF1、両面搬送ユニット111等の制御を行
なう。
【0052】また、図4に示したメモリユニット404
内のDRAMブロック404aは,画像読みとりユニッ
ト50から読みとった画像信号を記憶するためのもの
で、システムコントローラ403からの要求に応じて、
画像書き込みユニット57に保存されている画像データ
を転送することができるようになっている。また、圧縮
ブロック404bは、MH、MRおよびMMR方式など
の圧縮機能を具備しており、一旦読みとった画像を圧縮
してメモリ(DRAM)の使用効率の向上を図ることが
できる。また、画像書き込みユニット57から読み出す
アドレスとその方向を変えることにより画像を回転する
ことができるようになっている。
【0053】なお、以上説明したハード構成例1におい
ては、画像読みとりユニット50、画像書き込みユニッ
ト57、メモリユニット404、CSS407は、シス
テムコントローラ403が備える1つのCPU403P
のみが制御を行なうようになっている。
【0054】一方、図5に示すようなハード構成を採っ
てもよく、図5に示すハード構成2においては、画像読
みとりユニット451、画像書き込みユニット452お
よびメモリユニット454が、それぞれCPU451
P、452Pおよび454Pを有し、システムコントロ
ーラ453からの画像書き込みユニット452、画像読
みとりユニットおよびメモリユニット454へのコマン
ドは制御信号線で伝達されるようになっている。
【0055】図6は本実施の形態の画像形成装置500
を複数接続してネットワークを形成した例を示す。図6
は8台の画像形成装置500を接続した例を示すもので
あるが接続台数はこれより多くても良いことは言うまで
もない。
【0056】次に、図7を用いて本発明を実現するため
の画像形成装置500のもう一つのハード構成例につい
て説明する。
【0057】図7に示すようにデジタルPPCとしての
画像形成装置500のハード構成は、図4で説明したハ
ード構成例1と概ね同様の構成となっているが、メモリ
ユニット504内には読みとった画像を外部のネットワ
ーク上に転送、またはネットワーク上の画像データをメ
モリユニット504内のDRAMブロック504aに保
存するために、ネットワーク接続の手段としてSCSI
(Small Computer System In
terface)、およびSCSIコントローラ504
dを用いている。
【0058】なお、ネットワーク通信の手段には、例え
ばイーサネット(登録商標)を物理手段として用い、デ
ータ通信にOSI(Open System Inte
rface)参照モデルのTCP/IP通信を用いるな
ど種々の方法を用いることができる。また、このような
構成をとることにより、前述したような画像データの転
送は言うまでもなく、ネットワーク上に存在する各装置
の機内状態通知や後述するリモート出力コマンドのよう
な制御コマンド、設定コマンドの転送も行っている。
【0059】次に、画像形成装置500の画像を、画像
形成装置500と同じ構成をとる画像形成装置550の
画像書き込みユニット552に転送する動作であるリモ
ート出力について説明する。
【0060】図8は、ソフトウェアの概念図を示す。図
8に示すコピーアプリ520は複写動作を実行するため
のコピーシーケンスを実行するアプリケーションであ
る。また、入出力制御528はデータを論理/物理変換
変換するレイア(デバイスドライバ)である。また、操
作部コントローラ523はMMI(Man Machi
ne Interface)を実行するレイア(LCD
表示やLED点灯/消灯、キー入力スキャン等を論理レ
ベルで行なうレイア)である。また、周辺機コントロー
ラ524は両面搬送ユニット111、排紙トレイ10
4、ADF1等の制御を論理レベルで実行するレイアで
ある。また、画像形成装置コントローラ525、画像読
みとりユニットコントローラ526、メモリユニット5
27は前述した通りである。また、デーモンプロセス5
21はネットワーク上にある他の装置からプリント要求
が依頼された場合にメモリユニット527内に保存され
ている画像データを読み出して画像形成装置コントロー
ラ525に画像データを転送する役割を果たすアプリケ
ーションとして存在する。当然のことながら、デーモン
プロセス521がメモリユニット527から画像を読み
出し、プリント動作を実行する前にネットワーク上の他
の装置からの画像転送は終了しておかなければならな
い。
【0061】ここで、操作部コントローラ523、周辺
機コントローラ524、画像形成装置コントローラ52
5、画像読みとり装置コントローラ526、メモリユニ
ットコントローラ527はそれぞれの画像形成装置50
0が保有するリソース(資源)として扱われる。図8の
画像形成装置500が自身の各リソースを使用して複写
動作を実行する場合(プリントキー34押下時)には、
システムコントローラ522に対して、画像形成装置コ
ントローラ525、画像読みとり装置コントローラ52
6、或いは、必要に応じて、周辺機コントローラ52
4、メモリユニット527の各リソースをシステムコン
トローラ522に要求する。システムコントローラ52
2はコピーアプリ520からの要求に対してリソースの
使用権の調停を行い、コピーアプリ520にその調停結
果(使用可否)を通知する。画像形成装置500がネッ
トワーク接続されずスタンドアローンで使用される場合
は、システムが保有するリソースは全てコピーアプリ5
20が占有可能な状態であるため、即時に複写動作が実
行される。
【0062】一方、本実施の形態の様にネットワーク上
に存在する他の装置である遠隔デジタルPPCとしての
画像形成装置550のリソースを使用して、プリント動
作を実行する画像形成装置550のシステムコントロー
ラ553に対してリソースの使用権を要求する。
【0063】画像形成装置550のシステムコントロー
ラ553は、要求に従ってリソースの調停を行い、その
結果を要求元の装置である画像形成装置500のアプリ
ケーションに通知する。アプリケーションは使用権が許
可された場合は画像の読みとりを実行し、自身のメモリ
ユニット527内への画像記憶が終了すると、外部イン
ターフェースであるSCSIを介して、リモート出力先
の装置である画像形成装置550のメモリユニット57
7に画像転送を行なう。画像転送が終了すると、画像形
成装置550のデーモンプロセス571に対してプリン
ト実行するための各条件(給紙口、排紙口、プリント枚
数等)を送信した後に、プリント開始コマンドを送信す
る。画像形成装置550のデーモンプロセス571は、
プリント開始コマンドを受信すると、自身(画像形成装
置550)のシステムコントローラ553に対してプリ
ント開始を要求し、リモート出力がシステムコントロー
ラ553によって実行される。
【0064】画像形成装置500によって画像形成装置
550のメモリユニット577が使用されている場合
は、画像形成装置550のメモリユニット577は、画
像形成装置550自身(または、図6で示したような複
数の画像形成装置500がネットワークに接続される場
合は、リモート出力を要求する側の画像形成装置以外の
画像形成装置)のアプリケーションを使用できない。
【0065】次に図15を参照してPPC(本実施の形
態で説明したような画像形成装置のことをいう)が遠隔
診断のためにどのようにネットワーク上で管理されるか
について説明する。
【0066】図15は画像形成装置管理システムの構成
を示している。サービス拠点に設置されている管理装置
904とユーザのもとに設置されているPPC等の機器
とは公衆回線網903を介して接続されている。ユーザ
側には管理装置904との通信を制御するための通信コ
ントロール装置901が設置されており、ユーザのもと
のPPCはこの通信コントロール装置901に接続され
ている。通信コントロール装置901には電話機等90
2が接続可能になっており、ユーザの既存の回線に挿入
する形での設置が可能になっている。通信コントロール
装置901と複数のPPCはRS−485規格によりマ
ルチドロップ接続されている。通信コントロール装置9
01と各PPC間の通信制御は基本型データ伝送制御手
順により行われる。通信コントロール装置を制御局とし
たセントラライズド制御のポーリング/セレクティング
方式でデータリンクの確立を行なうことにより、任意の
PPCとの通信が可能になっている。各PPCはアドレ
ス設定スイッチによってコ湯の値を設定できるようにな
っており、これによって各PPCのポーリングアドレ
ス、セレクティングアドレスが決定される。
【0067】図12は画像形成装置500が備えるメモ
リユニット504に記録されたユーザ登録情報テーブル
1200の一例を示す。ユーザ登録情報テーブル120
0はユーザ毎の登録情報として、ユーザID、コピーま
たはファックス等の機能毎の利用度数、機能毎の利用許
可/不許可、利用期限および利用期限の設定の有効/無
効に関する情報を含んでいる。
【0068】詳細には、ユーザ登録情報テーブル120
0は、ユーザに予め割り当てられた暗証番号であるユー
ザID1201と、当該ユーザが白黒コピー機能、カラ
ーコピー機能、ファックス機能、白黒プリンタ機能、カ
ラープリンタ機能、イメージスキャナ機能の各機能毎の
使用度数を記憶した白黒コピー利用度数1202と、カ
ラーコピー利用度数1203と、ファックス利用度数1
204と、白黒プリンタ利用度数1205と、カラープ
リンタ利用度数1206と、イメージスキャナ利用度数
1207とを含んでいる。そして、例えば白黒コピー機
能が1枚利用されると白黒コピー利用度数1207を1
度数加算するというようになっている。また、本実施の
形態ではユーザIDを8桁としている。
【0069】また、ユーザ登録情報テーブル1200
は、画像形成装置500の管理者等が当該ユーザに白黒
コピー機能、カラーコピー機能、ファックス機能、白黒
プリンタ機能、カラープリンタ機能、イメージスキャナ
機能の各機能の利用を許可するか否かを設定する白黒コ
ピー利用許可1208と、カラーコピー利用許可120
9と、ファックス利用許可1210と、白黒プリンタ利
用許可1211と、カラープリンタ利用許可1212
と、イメージスキャナ利用許可1213とを含んでお
り、それぞれ許可または不許可のいずれかに設定されて
いる。
【0070】また、ユーザ登録情報テーブル1200
は、画像形成装置500の管理者等が、当該ユーザによ
る利用をいつ(年月日)まで許可するかを設定する利用
期限1214の情報を含んでおり、さらにこの利用期限
1214を有効とするか無効とするかを機能毎に設定す
る白黒コピー利用期限有効/無効1215、カラーコピ
ー利用期限有効/無効1216、ファックス利用期限有
効/無効1217、白黒プリンタ利用期限有効/無効1
218、カラープリンタ利用期限有効/無効1219、
イメージスキャナ利用期限有効/無効1220の各情報
を含んでいる。たとえば、白黒コピー利用期限有効/無
効1215の項目が有効に設定されている場合は、白黒
コピー機能の利用は、利用期限1214の項目に設定さ
れた年月日までのみ可能となり、白黒コピー利用期限有
効/無効1215の項目が無効に設定されている場合
は、利用期限1214の制限を受けない。
【0071】また、前述した通り、白黒コピー利用許可
1208、カラーコピー利用許可1209、ファックス
利用許可1210、白黒プリンタ利用許可1211、カ
ラープリンタ利用許可1212、イメージスキャナ利用
許可1213は、各機能の利用許可をユーザ毎に設定す
るものであるが、これらとは別に画像形成装置500
は、各機能をユーザIDによる認証によりユーザに利用
を許可するものとするか否かを設定する設定値を機能毎
に有している。すなわち、たとえば、白黒コピー機能の
利用がユーザIDの入力による認証を必要とすると設定
されている場合は、ユーザが白黒コピー機能の利用をし
ようとするときは、画像形成装置500は当該ユーザに
ユーザIDの入力を求めるようになっている。一方、白
黒コピー機能の利用がユーザIDの入力による認証を必
要としないと設定されている場合は、画像形成装置50
0は、白黒コピー機能の利用をユーザIDによる認証を
することなく許可するようになっている。
【0072】次にこのように構成された画像形成装置5
00の動作について図12に示すユーザ登録情報テーブ
ルを参照しながら図13に示すフローチャートを用いて
説明する。
【0073】まず、利用者が使用しようとする機能を選
択する(S101)。すなわち、液晶タッチパネル31
を操作して、白黒コピー、カラーコピー、ファックス、
白黒プリンタ、カラープリンタ、イメージスキャナの各
機能のうち所望の機能を選択する。
【0074】次に、利用者の選択した機能がユーザID
で管理され認証が必要なものであるか否かを判断し(S
102)、ユーザIDで管理されていない場合は選択し
た機能が利用可能となる(S108)。一方、ユーザI
Dで管理されている場合は液晶タッチパネル31にユー
ザID入力画面(図示しない)を表示して、ユーザにユ
ーザIDの入力を要求する。なお、ユーザIDの入力は
10キー32(図2参照)により行なうようになってい
る。
【0075】そして、入力されたユーザIDを、メモリ
ユニット504(図7参照)に記憶された全てのユーザ
分のユーザ登録情報と比較して一致するものが存在する
か否かを判断し(S104)、一致する場合は、さらに
そのユーザが選択した機能が利用許可に設定されている
か不許可に設定されているかを判断する(S105)。
これは、図12に示すユーザ登録情報のテーブルのう
ち、白黒コピー利用許可1208、カラーコピー利用許
可1209、ファックス利用許可1210、白黒プリン
タ利用許可1211、カラープリンタ利用許可121
2、イメージスキャナ利用許可1213を参照すること
によって判断する。
【0076】ステップS105において、ユーザが選択
した機能が利用可能であった場合は、続いて、選択した
機能の利用期限が有効に設定されているか否かを判断し
(S106)、無効に設定されている場合(S105、
Noの場合)は利用期限による制限を受けることなく、
ステップS101でユーザが選択した機能の利用が可能
となる。一方、有効に設定されている場合は、ユーザ登
録情報テーブル1200の利用期限1214の項目に設
定された年月日と現在の年月日とを比較して現在時刻が
まだ利用期限前である場合はステップS101でユーザ
が選択した機能の利用が可能となる。そして、図13の
フローチャートでは図示していないが、ユーザが利用し
た機能の利用度数が加算される。
【0077】また、ステップS104の判断結果がNO
であるとき、またはステップS105の判断結果がNO
であるときは、ステップS101に戻る。
【0078】このように、利用度数の記録とともに認証
時の利用期限のチェックを行なうことにより、利用期限
を超過したユーザの利用を禁止することができ、利用度
数による運用管理と併せて利用期間による運用管理を行
なうことができる。
【0079】なお、前述したステップS107では、利
用期限を超過している場合に機能選択(ステップS10
1)に戻るようにしているが、これと併せて利用者に利
用期限の延長を誘導するようにしてもよい。すなわち、
ステップS107で利用期限を超過していると判断した
場合は、図14に示すように液晶タッチパネル31にメ
ッセージ313を表示して、利用期限超過の旨および利
用期限の延長の為の連絡先を利用者に伝える。
【0080】このようにすることにより、ユーザは利用
期限の延長を容易に行なうことができる。
【0081】また、前述した例では、全ての機能につい
て共通の利用期限を設定するようにしているが、機能毎
に独立して利用期限を設定するようにしてもよい。すな
わち、図12に示したユーザ登録情報テーブル1200
に、白黒コピー、カラーコピー、ファックス、白黒プリ
ンタ、カラープリンタおよびイメージスキャナのそれぞ
れの機能に対し独立して利用期限の項目を設ける。
【0082】したがって、利用期限を機能毎に個別に設
定することにより、例えば、運用コストの高いカラーコ
ピーには利用期限を設定し、運用コストの高くない白黒
コピー等には利用期限を設定することなく運用すること
ができる。
【0083】
【発明の効果】本発明によれば、利用度数による運用管
理と併せて利用期間による運用管理を行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の画像形成装置の全体図
【図2】画像形成装置の操作部を示す図
【図3】操作部の液晶タッチパネルを示す図
【図4】画像形成装置のハードウェア構成図1
【図5】画像形成装置のハードウェア構成図2
【図6】本実施の形態の画像形成装置をネットワーク接
続した例を示す図
【図7】画像形成装置の画像メモリコントローラおよび
画像メモリの構成を示すブロック図
【図8】セレクタ64における1ページ分の画像信号を
示す図
【図9】液晶タッチパネルの表示例を示す図
【図10】画像形成装置の画像メモリコントローラおよ
び画像メモリの構成を示すブロック図
【図11】セレクタ64における1ページ分の画像信号
を示す図
【図12】ユーザ毎に用意されるユーザ登録情報テーブ
【図13】画像形成装置の動作を示すフロー図
【図14】液晶タッチパネルの表示例を示す図
【図15】画像形成装置管理システムの構成図
【符号の説明】
1 自動原稿送り装置(ADF) 2 原稿台 3 給送ローラ 4 給送ベルト 5 排送ローラ 6 コンタクトガラス 7 原稿セット検知 8 第1トレイ 9 第2トレイ 10 第3トレイ 11 第1給紙ユニット 12 第2給紙ユニット 13 第3給紙ユニット 14 縱搬送ユニット 15 感光体 16 搬送ベルト 17 定着ユニット 18 排紙ユニット 19 排紙トレイ 27 現像ユニット 30 操作部 31 液晶タッチパネル 32 テンキー 33 クリア/ストップキー 34 プリントキー 35 モードクリアキー 36 割り込みキー 37 機能キー 38 初期設定キー 39 アプリ切り替えキー 50 読み取りユニット 51 露光ランプ 52 第1ミラー 53 レンズ 54 CCDイメージセンサ 55 第2ミラー 56 第3ミラー 57 書き込みユニット 58 レーザ出力ユニット 59 結像レンズ 60 ミラー 61 ADコンバータ 62 シェーディング補正 63 画像処理部 64 セレクタ 65 画像メモリコントローラ 66 画像メモリ 68 CPU 69 ROM 70 RAM 71 変倍部 100 フィニッシャ 101 切り替え板 102 排紙搬送ローラ 103 排紙搬送ローラ 104 排紙トレイ 105 ステープラ搬送ローラ 106 ステープラ 107 ステープラ搬送ローラ 108 ステープルトレイ 109 ジョガー 110 フィニッシャ 110 ステープル完了排紙トレイ 111 両面搬送ユニット 112 反転ユニット 113 両面入紙搬送路 114 反転排紙搬送路 121 入力データセレクタ 122 画像合成 123 1次圧縮/伸長 124 出力データセレクタ 125 2次圧縮/伸長 126 1次記憶装置 127 2次記憶装置 301 メッセージエリア 302 コピー枚数表示部 303 自動濃度キー 304 自動用紙選択キー 305 ソートキー 306 スタックキー 307 ステープルキー 308 等倍キー 309 変倍キー 310 両面キー 311 消去/移動キー 312 印字キー 313 メッセージ 314 原稿読み直しキー 403 システムコントローラ 404 メモリユニット 404a DRAMブロック 404b 圧縮ブロック 405 利用者制限機器 406 人体検知センサ 500 画像形成装置 503 システムコントローラ 504 メモリユニット 509 時計 1200 ユーザ登録情報テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/04 G03G 21/00 390 Fターム(参考) 2C061 AP03 AP04 AS02 CQ04 CQ24 CQ30 CQ37 CQ44 HK19 HL01 HN04 HN16 HN17 HN18 HN19 2H027 DA45 DA50 EJ03 EJ04 EJ06 EJ08 EJ13 GA30 GB07 GB18 GB19 5C062 AA02 AA05 AB20 AB40 AC02 AC22 AF06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コピー機能、ファックス機能、プリンタ機
    能、スキャナ機能を含む複数のアプリケーションと、 暗証番号を入力する暗証番号入力手段と、 前記アプリケーションの利用を暗証番号の入力により許
    可する認証手段と、 前記アプリケーションの利用を利用度数として加算する
    利用度数加算手段と、 利用者への情報を表示する表示手段とを備えた画像形成
    装置において、 現在時刻を取得する現在時刻取得手段と、 前記暗証番号毎に利用期限を設定し、前記現在時刻取得
    手段により取得した現在時刻が前記利用期限を超えた暗
    証番号の入力に対しては、前記アプリケーションの利用
    を許可しない利用期限認証手段とを備えたことを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記利用期限認証手段がアプリケーション
    の利用を許可しない場合に、前記利用期限の延長申請先
    を前記表示手段に表示する延長誘導手段とを備え、 利用期限を超えた利用者に利用期限の延長を誘導するこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記利用期限認証手段は前記利用期限を前
    記暗証番号毎および前記アプリケーション毎に設定する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像形
    成装置。
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