JP2000347826A - 画像形成装置ネットワークシステムおよびその連結動作方法 - Google Patents

画像形成装置ネットワークシステムおよびその連結動作方法

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JP2000347826A
JP2000347826A JP11154367A JP15436799A JP2000347826A JP 2000347826 A JP2000347826 A JP 2000347826A JP 11154367 A JP11154367 A JP 11154367A JP 15436799 A JP15436799 A JP 15436799A JP 2000347826 A JP2000347826 A JP 2000347826A
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JP11154367A
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English (en)
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Hirohisa Saito
浩久 斉藤
Katsuhiko Sasaki
勝彦 佐々木
Takahiko Uno
高彦 宇野
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の画像形成装置をネットワークに接続し
て、連結印刷を行う場合、ある任意の画像形成装置上で
初期設定値を設定すると、他の画像形成装置上において
も、この初期設定値が有効となる画像形成装置ネットワ
ークシステムを提供する。 【解決手段】 デジタル画像形成装置81〜88をネッ
トワーク80に接続し、ユーザーはこれらの画像形成装
置より任意の画像形成装置をマスター機またはスレーブ
機として指定できる。ユーザが画像形成装置81をマス
ター機として設定し、このマスター機81上で画像形成
装置82、83を選択し、連結を設定すると、82、8
3がスレーブ機となる。マスター機81上で読み取った
画像データと、マスター機81上で設定された印刷機能
の初期設定値を、スレーブ機82、83に対し、ネット
ワーク80を介して送信し、この画像データと初期設定
値に基づき、スレーブ機82、83上で印刷出力を行う
ことができる。画像形成装置を他の画像形成装置に連結
せず、単独で使用することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連結動作機能を備
える画像形成装置ネットワークシステム、およびその連
結動作方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、1枚の原稿の画像データを1台の
画像形成装置上で取り込み、この画像データをネットワ
ークを介して送信し、ネットワークに接続された他の画
像形成装置上で印刷を可能とする画像形成装置の連結が
行われている。
【0003】例えば、ある任意の一台の画像形成装置
(マスター機)で読み込んだ1枚の画像データを300
枚印刷する場合、この画像形成装置にネットワークを介
して接続されている他の2台の画像形成装置(スレーブ
機)を連結すると、この画像データを連結された他の2
台のスレーブ機に送信し、各々のスレーブ機上で印刷出
力が可能となる。このため、合計3台の画像形成装置で
それぞれ100枚づつ分担して印刷することが可能とな
り、印刷時間の短縮や特定の一台の画像形成装置に印刷
の負担がかかることを防ぐことができる。
【0004】また、特開平10−112769号公報に
は、画像形成装置を連結使用する場合において、スレー
ブ機で印刷出力された出力面を、マスター機とは逆にす
ることにより印刷終了後、各々の画像形装置において印
刷された書類を統合する際に、ページの入れ替え作業が
不要な画像形成装置が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
ある画像形成装置(マスター機)が他の画像形成装置
(スレーブ機)と連結使用する場合において、マスター
機上で設定された各種複写出力機能の初期設定値(複写
倍率、色、色の濃度、画質、枚数、用紙サイズ、印刷出
力方法等)は、スレーブ機が連結されていても反映され
ることはなかった。このため、マスター機で行った初期
設定値の設定作業と同一の設定作業を、再度、各々のス
レーブ機毎に行う必要がする必要があり、設定作業を繰
り返さなければならないという問題点があった。
【0006】また、各々の連結されたスレーブ機の初期
設定値はマスター機と同一でなくてはならない。もし、
各々のスレーブ機上で誤った初期設定値を設定してしま
うと、スレーブ機で印刷された画質が、マスター機で印
刷された画質と異なってしまうという問題点があった。
さらに、各々の連結されたスレーブ機がマスター機から
離れた場所に配置されている場合は、ユーザーが各々の
スレーブ機へ赴き、初期設定値の設定作業をする必要が
あるという問題点もあった。
【0007】また、画像形成装置が連結使用され初期設
定値が変更された後、この画像形成装置を単独使用する
際に、連結使用する以前に使用されていた初期設定値に
戻す必要がある場合がある。この場合は、初期設定値を
以前設定されていた初期設定値に戻すための設定作業を
行わなくてはならないという問題点があった。
【0008】本発明は前記問題点を鑑みてなされたもの
であり、任意の1台の画像形成装置上でこの画像形成装
置にネットワークを介して連結された、各々の画像形成
装置の機能の初期設定を設定することにより、効率よく
画像形成装置を連結使用する画像形成装置ネットワーク
システムと、その連結動作方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は複数の画像形成装置が接続さ
れる画像形成装置ネットワークシステムにおいて、一台
の任意の画像形成装置は、他の画像形成装置と連結し、
他の画像形成装置に画像情報を転送して印刷を行う連結
動作手段と、自らの機能の初期設定値を設定する、初期
設定値設定手段と、初期設定値設定手段により設定され
た初期設定値を連結動作手段により連結された他の画像
形成装置に対し、送信する初期設定値送信手段とを有
し、他の画像形成装置は、初期設定値を受信する初期設
定値受信手段と、初期設定値受信手段により受信された
初期設定値に基づき、自らの初期設定値を変更する、初
期設定値変更手段とを有することを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、画像形成装置は、単独に使用するか、ある
いは他の画像形成装置に連結して使用するかを選択す
る、第一の選択手段を有することを特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1または2
に記載の発明において、画像形成装置は、初期設定値設
定手段により設定された初期設定値を、画像形成装置連
結手段によって連結された各々の画像形成装置毎に、有
効とするか、否かを選択する第二の選択手段を有するこ
とを特徴とする。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1から3の
いずれかに記載の発明において、画像形成装置によっ
て、他の画像形成装置上に設定された初期設定値は、連
結動作手段により他の画像形成装置と連結されている場
合のみ、他の画像形成装置上で有効とすることを特徴と
する。
【0013】請求項5記載の連結動作方法の発明は、複
数の画像形成装置が接続される画像形成装置ネットワー
クシステムの連結動作方法において、一台の任意の画像
形成装置において、単独に使用するか、他の画像形成装
置に連結して使用するかを選択する、第一の選択工程
と、自らの機能の初期設定値を設定する、初期設定値設
定工程と、第一の選択工程によって他の画像形成装置に
連結して使用することを選択した場合、初期設定値設定
工程により設定された初期設定値を、連結された他の画
像形成装置に対して送信する初期設定値送信工程とを有
し、他の画像形成装置において、初期設定値を受信する
初期設定値受信工程と、初期設定値受信手段により受信
された初期設定値に基づき、自らの初期設定値を変更す
る、初期設定値変更工程とを有することを特徴とする。
【0014】請求項6記載の連結動作方法の発明は、複
数の画像形成装置が接続される画像形成装置ネットワー
クシステムの連結動作方法において、一台の任意の画像
形成装置において、単独に使用するか、他の画像形成装
置に連結して使用するかを選択する、第一の選択工程
と、自らの機能の初期設定値を設定する、初期設定値設
定工程と、第一の選択工程によって他の画像形成装置に
連結して使用することを選択した場合、初期設定値設定
工程により設定された初期設定値を、連結された各々の
画像形成装置毎に、有効とするか、否かを選択する第二
の選択工程と、第二の選択工程により、初期設定値を有
効とすると選択された、他の画像形成装置に対して初期
設定値を送信する初期設定値送信工程とを有し、画像形
成装置に連結された他の画像形成装置において、初期設
定値を受信する初期設定値受信工程と、初期設定値受信
工程により受信された初期設定値に基づき、自らの初期
設定値を変更する、初期設定値変更工程とを有すること
を特徴とする。
【0015】請求項7記載の連結動作方法の発明は、請
求項5または6に記載の発明において、画像形成装置に
よって、他の画像形成装置上に設定された初期設定値
が、連結動作手段により他の画像形成装置と連結されて
いる場合のみ、他の画像形成装置上で有効とすることを
特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
の画像形成装置ネットワークシステムの実施の形態を詳
細に説明する。
【0017】図1は、本発明の画像形成装置の一実施形
態の構成を示す図であり、図2は、画像形成装置の操作
部30の構成を示す図である。
【0018】自動原稿送り装置(ADF)1にある原稿
台2に原稿の画像面を上にして置かれた原稿束は、操作
部30上のスタートキー34が押下されると、一番下の
原稿から給送ローラ3、給送ベルト4によってコンタク
トガラス6上の所定の位置に給送される。
【0019】読み取りユニット50によってコンタクト
ガラス6上の原稿の画像データを読み取り後、読み取り
が終了した原稿は、給送ベルト4及び排送ローラ5によ
って排出される。さらに、原稿セット検知7にて原稿台
2に次の原稿が有ることを検知した場合、前原稿と同様
にコンタクトガラス6上に給送される。給送ローラ3、
給送ベルト4、排送ローラ5はモータによって駆動され
る。
【0020】第1トレイ8、第2トレイ9、第3トレイ
10に積載された転写紙は、各々第1給紙装置11、第
2給紙装置12、第3給紙装置13によって給紙され、
縦搬送ユニット14によって感光体15に当接する位置
まで搬送される。
【0021】読み取りユニット50にて読み込まれた画
像データは、書き込みユニット57からのレーザーによ
って感光体15に書き込まれ、現像ユニット27を通過
することによってトナー像が形成される。
【0022】転写紙は感光体15の回転と等速で搬送ベ
ルト16によって搬送されながら、感光体15上のトナ
ー像が転写される。その後、定着ユニット17にて画像
を定着させ、排紙ユニット18によって後処理装置のフ
ィニシャ100に排出される。
【0023】後処理装置であるフィニシャ100は、本
体の排紙ローラ19によって搬送された転写紙を、通常
排紙ローラ102方向と、ステープル処理部方向へ導く
ことができる。切り替え板101を上に切り替えること
により、搬送ローラ103を経由して通常排紙トレイ1
04側に排紙することができる。また、切り替え板10
1を下方向に切り替えることで、搬送ローラ105、排
紙ローラ107を経由して、ステープル台108に搬送
することができる。
【0024】ステープル台108に積載された転写紙
は、一枚の排紙が去るごとに紙揃え用ジョガー109に
よって、紙端面が揃えられ、一部のコピー完了と共にス
テープラ106によって綴じられる。ステープラ106
で綴じられた転写紙群は自身の重さにより、ステープル
完了排紙トレイ110に収納される。
【0025】一方、通常の排紙トレイ104は前後に移
動可能な排紙トレイである。前後に移動可能な排紙トレ
イ部104は、原稿毎、あるいは、画像メモリーによっ
てソーティングされたコピーを一部毎に、前後に移動
し、簡易的に排出されてくるコピー紙の仕分けを行う。
【0026】転写紙の両面に画像を作像する場合は、各
給紙トレイ8〜10から給紙され作像された転写紙を排
紙トレイ104側に導かないで、経路切り替えの為の分
岐爪112を上側にセットすることで、一度、両面給紙
ユニット111にストックを行う。
【0027】次に、両面給紙ユニット111にストック
された転写紙は再び感光体15に作像されたトナー画像
を転写するために、両面給紙ユニット111から再給紙
され、経路切り替えの為の分岐爪112を下側にセット
し、排紙トレイ104に導く。この様に転写紙の両面に
画像を作成する場合に両面給紙ユニット111は使用さ
れる。
【0028】感光体15、搬送ベルト16、定着ユニッ
ト17、排紙ユニット18、現像ユニット27はメイン
モータ25によって駆動され、各給紙装置11〜13は
メインモータ25の駆動を各々給紙クラッチ22〜24
によって伝達駆動される。縦搬送ユニット14はメイン
モータ25の駆動を中間クラッチ21によって伝達駆動
される。
【0029】操作部30には、液晶タッチパネル31、
テンキー32、クリア/ストップキー33、プリントキ
ー34、モードクリアキー35、初期設定キー37があ
り、液晶タッチパネル31には、機能キー36、部数、
及び画像形成装置の状態を示すメッセージ等が表示され
る。
【0030】図3は、本発明の実施の形態による操作部
30の液晶タッチパネル31の表示例を示す図である。
【0031】オペレータが液晶タッチパネル31に表示
されたキーにタッチすることで、選択された機能を示す
キーが黒く反転する。また、機能の詳細を指定しなけれ
ばならない場合(変倍値、濃度、印刷画質、用紙サイズ
等)は、キーにタッチすることで、詳細機能の設定画面
が表示される。液晶タッチパネル31は、ドット表示器
を使用している為、その時の最適な表示をグラフィカル
に行うことが可能である。選択されているモードはキー
が網掛け表示される。
【0032】図3において左上は、「コピーできま
す」、「お待ちください」等のメッセージを表示するメ
ッセージエリア38である。また、その右のエリアは、
セットした枚数を表示するコピー枚数表示部39であ
る。その下部のエリアは、画像濃度を自動的に調整する
自動濃度キー40、転写紙を自動的に選択する自動用紙
選択キー41、コピーを一部ずつページ順にそろえる処
理を指定するソートキー42、コピーをページ毎に仕分
けする処理を指定するスタックキー43、ソート処理さ
れたものを一部ずつ綴じる処理を指定するステープルキ
ー44、倍率を等倍にセットする等倍キー45、拡大/
縮小倍率をセットする変倍キー46、両面モードを設定
する両面キー47、とじ代モード等を設定する消去/移
動キー48、スタンプや日付やページ等の印字を設定す
る印字キー49である。
【0033】図1を参照しながら、画像読み取り手段、
および画像の潜像形成を記録面上で行うまでの動作を説
明する。
【0034】潜像とは感光体面上に画像を光情報に変換
して照射することにより生じる電位分布である。読み取
りユニット50は、原稿を載置するコンタクトガラス6
と光学走査系で構成されており、光学走査系には、露光
ランプ51、第1ミラー52、レンズ53、CCDイメ
ージセンサ54等で構成されている。露光ランプ51及
び第1ミラー52は図示しない第1キャリッジ上に固定
され、第2ミラー55及び第3ミラー56は図示しない
第1キャリッジ上に固定されている。
【0035】原稿像を読み取るときには、光路長が変わ
らないように、第1キャリッジと第2キャリッジとが2
対1の相対速度で機械的に走査される。この光学走査系
は、図示しないスキャナ駆動モータにて駆動される。原
稿画像は、CCDイメージセンサ54によって読み取ら
れ、電気信号に変換されて処理される。
【0036】レンズ53及びCCDイメージセンサ54
を図1において左右方向に移動させることにより、画像
倍率が変わる。すなわち、指定された倍率に対応してレ
ンズ53及びCCDイメージセンサ54の左右方向に位
置が設定される。
【0037】書き込みユニット57はレーザ出力ユニッ
ト58、結像レンズ59、ミラー60で構成され、レー
ザ出力ユニット58の内部には、レーザ光源であるレー
ザダイオード及びモータによって高速で定速回転する回
転多面鏡(ポリゴンミラー)を備えている。
【0038】レーザ出力ユニット58より照射されるレ
ーザ光は、定速回転するポリゴンミラーで偏光され、結
像レンズ59を通り、ミラー60で折り返され、感光体
面上に集光結像する。偏光されたレーザ光は感光体が回
転する方向と直行する方向(主走査方向)に露光走査さ
れ、画像処理部のセレクタ64より出力された画像信号
のライン単位の記録を行う。感光体の回転速度と記録密
度に対応した所定の周期で主走査を繰り返すことによっ
て、感光体面上に画像(静電潜像)が形成される。
【0039】書き込みユニット57から出力されるレー
ザ光は、画像作像系の感光体15に照射される。図示し
ないが感光体15の一端近傍のレーザビームを照射され
る位置に、主走査同期信号を発生するビームセンサが配
置されている。この主走査同期信号をもとに主走査方向
の画像記録開始タイミングの制御、および後述する画像
信号の入出力を行うための制御信号の生成を行う。
【0040】図4は、本発明の実施の形態による画像処
理部(画像読み取り部および画像書き込み部)の構成を
示す図である。
【0041】露光ランプ51から照射された光は原稿面
を照射し、原稿面からの反射光を、CCDイメージセン
サ54にて結像レンズ(図示せず)により結像し、受光
して光電変換を行い、A/Dコンバータ61にてデジタ
ル信号に変換する。
【0042】デジタル信号に変換された画像信号は、シ
ェーディング補正62がなされた後、画像処理部63に
てMTF補正、γ補正等がなされる。セレクタ64で
は、画像信号の送り先を、変倍部71または、画像メモ
リコントローラ65への切り替えが行われる。
【0043】変倍部71を経由した画像信号は変倍率に
合せて拡大縮小され、書き込みユニット57に送られ
る。画像メモリコントローラ65とセレクタ64間は、
双方向に画像信号を入出力可能な構成となっている。図
4には特に明示していないが、画像処理部(IPU)に
は、読み取り部50から入力される画像データ以外にも
外部からSCSIドライバ75を介して供給される画像
データ(例えばパーソナルコンピュータ等のデータ処理
装置から出力されるデータ)も処理できるよう、複数の
データの入出力の選択を行う機能を有している。
【0044】また、画像処理部は、画像メモリコントロ
ーラ65等への設定や、読み取り部50、書き込み部5
7の制御を行うCPU68、及びそのプログラムやデー
タを格納するROM69、RAM70を備えている。更
にCPU68は、メモリコントローラ65を介して、画
像メモリ66のデータの書き込み、読み出しを行う。
【0045】図5は、本発明の実施の形態のセレクタ6
4における画像信号を図示したものである。
【0046】図5を参照しながら、セレクタ64におけ
る1ページ分の画像信号について説明する。フレームゲ
ート信号(/FGATE)151は、1ページの画像デ
ータ154の副走査方向の有効期間を表している。主走
査同期信号(/LSYNC)152は、1ライン毎の主
走査同期信号であり、この信号が立ち上がった後の所定
クロックで、画像信号が有効となる。主走査方向の画像
信号が有効であることを示す信号が、ラインゲート信号
(/LGATE)155である。
【0047】これらの信号は、画素同期信号153(画
素クロック、VCLK)に同期しており、VCLKの1
周期に対し1画素のデータが送られてくる。画像処理部
(IPU)49は、画像入力、出力それぞれに対して別
個の/FGATE、/LSYNC、/LGATE、VC
LKの発生機構を有しており、様々な画像入出力の組み
合わせが可能となる。
【0048】図6は、図4におけるメモリコントローラ
65と、画像メモリ66における、デ−タの流れを図示
したものである。
【0049】図6を参照しながら、メモリコントローラ
65と、画像メモリ66の詳細を説明する。メモリコン
トローラ65は、入力データセレクタ161、画像合成
162、1次圧縮/伸長163、出力データセレクタ1
64、2次圧縮/伸長165のブロックを有している。
各ブロックへの制御データの設定はCPU68より行わ
れる。図4におけるアドレス、データは画像データを示
しており、CPU68に接続されるデータ、アドレスは
図示していない。
【0050】画像メモリ66は、1次および2次記憶装
置166、167からなる。1次記憶装置166は、入
力画像データの転送速度に略同期してメモリへのデータ
書き込み、または画像出力時のメモリからのデータ読み
出しが高速に行えるように、DRAM等の高速アクセス
が可能なメモリを使用する。
【0051】1次記憶装置166は、メモリコントロー
ラとのインターフェース部において、処理を行う画像デ
ータの大きさにより複数のエリアに分割して画像データ
の入出力を同時に実行を行うことが可能な構成となって
いる。また、1次記憶装置166は、各分割したエリア
に画像データの入力、出力をそれぞれ並列に実行可能に
するためにメモリコントローラとのインターフェースに
リード用とライト用の二組のアドレス・データ線で接続
されている。これによりエリア1に画像を入力(ライ
ト) する間にエリア2より画像を出力(リード) すると
いう動作が可能となる。
【0052】2次記憶装置167は、入力された画像の
合成、ソーティングを行うためにデータを保存しておく
大容量のメモリであり、入出力データの処理を一次記憶
装置を介して行っている。1次、2次記憶装置とも、高
速アクセス可能な素子を使用すれば、1次、2次の区別
なくデータの処理が行え、制御も比較的簡単に行うこと
ができる。しかしながら、DRAM等の素子は高価なた
め、2次記憶装置167にはアクセス速度はそれほど速
くないが、安価で、大容量の記録媒体を使用している。
【0053】画像メモリ66は上述のような構成を採用
することにより、大量の画像データの入出力、保存、加
工等の処理を、安価で、かつ比較的簡単な構成で実現す
ることを可能としている。
【0054】次に、メモリコントローラ65の動作の概
略を説明する。
【0055】画像入力(画像メモリへの保存)を行う場
合、入力データセレクタ161は複数のデータの内か
ら、画像メモリ(1次記憶装置166)への書き込みを
行う画像データの選択を行う。入力データセレクタ16
1によって選択された画像データは、画像合成162に
供給され、既に画像メモリに保存されているデータとの
合成を行う。画像合成162によって処理された画像デ
ータは、1次圧縮/伸長163によりデータを圧縮し、
圧縮後のデータを1次記憶装置166に書き込む。1次
記憶装置166に書き込まれたデータは、必要に応じて
2次圧縮/伸長165で更に圧縮を行った後に2次記憶
装置167に保存される。
【0056】画像出力(画像メモリからの読み出し)を
行う場合、1次記憶装置166に記憶されている画像デ
ータの読み出しを行う。出力対象となる画像が1次記憶
装置166に格納されている場合には、1次圧縮/伸長
163で1次記憶装置166の画像データの伸長を行
い、伸長後のデータ、もしくは伸長後のデータと入力デ
ータとの画像合成を行った後のデータを出力データセレ
クタ164で選択し、出力を行う。
【0057】画像合成162は、1次記憶装置166の
データと、入力データとの合成(画像データの位相調整
機能を有する)、合成後のデータの出力先の選択(画像
出力、1次記憶装置166へのライトバック、両方の出
力先への同時出力も可能)等の処理を行う。出力対象と
なる画像が1次記憶装置166に格納されていない場合
には、2次記憶装置167に格納されている出力対象画
像データを2次圧縮/伸長165で伸長を行い、伸長後
のデータを1次記憶装置166に書き込んだ後、画像出
力動作を行う。
【0058】また、本発明の実施の形態の画像形成装置
は、動作予約の機能を有し、画像形成装置において定着
の加熱中等の時はコピー動作が開始できないが、モード
設定及び原稿のセットを終了させ予約することにより、
定着加熱終了後、コピー動作可になった時点で自動的に
コピー動作を開始することが可能である。
【0059】本実施例では、定着加熱中を動作予約可能
対象としているが、これ以外にもLCTトレイ上昇時
間、ポリゴンモータ回転安定時間、トナー補給動作中等
の場合は動作予約対象となる。
【0060】図7は、本発明の実施の形態によるハード
構成例を示す図である。
【0061】図7のハード構成図ではシステムを画像読
みとり部171、画像書き込み部172、システムコン
トローラ173、メモリユニット174、利用者制限機
器175、人体検知センサ176、遠隔診断装置(CS
S)177、時計178、操作部179から構成してい
るが、メモリユニット174はメモリ機能を実現する場
合のみ必要である。そのため、通常のコピー機能システ
ムのみを実現する場合には、メモリユニット174は必
要ではない。
【0062】時計178は、ある特定の時間になった
ら、機械をブートしたり、シャットダウンするようなウ
ィークリータイマ機能を実現する場合のみ必要である。
また、人体検知176は予熱モード時に機械の前にユー
ザを近づいてきたときに自動的に予熱モードを解除する
機能を実現する場合のみ必要であり、CSS177は遠
隔診断、すなわち、機械のエラーが発生した場合は自動
的にサービスセンターに通報したり、機械の実行状態/
使用状態を遠隔地からモニタする機能である。このよう
に、上記のような保守管理機能が必要な場合は、管理装
置221を公衆回線の介して接続するとよい。
【0063】図7のメモリユニット内のDRAMブロッ
ク180は画像読み取り部から読み取った画像信号を記
憶するためのもので、システムコントローラからの要求
に応じて、画像書き込み部に保存されている画像データ
の転送を可能としている。また、圧縮ブロック181
は、MH、MR、MMR方式などの圧縮機能を具備して
おり、一度読みとった画像を圧縮し、メモリ(DRA
M)の使用効率の向上を図ることができる。また、画像
書き込み部から読み出すアドレスとその方向を変えるこ
とにより画像の回転を実現している。DMA(Direct m
emory access) ブロック182は、CPUを介さずに、
直接にデータの受け渡しを行うもので、高速なデータの
受け渡しを可能としている。
【0064】図7のハード構成例−Iでは、画像読み取
り部171、画像書き込み部172、メモリユニット1
74、CSS177の制御は、システムコントローラの
CPU183のみで制御を行っている。一方、同図のハ
ード構成例−IIでは、画像読みとり部184、画像書き
込み部185、メモリユニット186にそれぞれCPU
187〜189をもたせ、システムコントローラ173
から各コントローラへのコマンドを制御信号線を介して
伝達を行う。このように、システムハード構成は自由に
構成することが可能である。
【0065】図8は、本発明の実施の形態による画像形
成装置のネットワークシステム例を示す図である。
【0066】図8では8台のデジタル画像形成装置81
〜88をネットワーク80に接続している。接続される
画像形成装置は8台に限らず、任意の台数が可能であ
る。ユーザはこれらの画像形成装置より任意の画像形成
装置をマスター機またはスレーブ機として指定すること
ができる。また、任意の一台の画像形成装置を他の画像
形成装置に連結せず、単独に使用することもできる。
【0067】例えば、ユーザが画像形成装置81をマス
ター機として設定し、このマスター機81上で画像形成
装置82、83を選択し、連結することを設定すると、
82、83がスレーブ機となる。マスター機81上で読
み取った画像データと、マスター機81上で設定された
印刷機能の初期設定値を、スレーブ機82、83に対
し、ネットワーク80を介して送信を行う。スレーブ機
82、83は受信した初期設定値に基づき、自らの初期
設定値を初期設定の変更を行う。スレーブ機82、83
は、この初期設定値を使用して、受信した画像データの
印刷を行うことができる。
【0068】さらに、連結動作中にスレーブ機82、8
3上に設定された初期設定値は、マスター機81と連結
動作中のみ有効であり、連結動作を解除すると、82、
83の初期設定値は、連結動作以前に各々の装置上に設
定されていた、初期設定値に戻る。そのため、ユーザー
は82、83を連結動作を解除した後、単独に使用する
際は、元来82、83上に設定されていた初期設定をそ
のまま使用することができる。
【0069】図9は、本発明の実施の形態による2台の
デジタルPPC191、192を連結した場合のハード
構成例を示す図である。
【0070】図9に示すように1台のデジタルPPC1
91のハード構成は、図7のハード構成例−Iで示した
ものとほぼ同様の構成をとっている。このデジタルPP
C−I191のメモリユニット174内には読みとった
画像を外部のネットワーク上に転送、或いは、ネットワ
ーク上からの画像データをメモリユニット内のDRAM
ブロック部に保存するために、ネットワーク手段として
SCSI194(Small Computer System Interface
)、及びSCSIコントローラ193を用いている。
ネットワーク通信手段には、イーサネット(登録商標)
を物理手段として用い、データ通信にOSI(Open Sys
tem Interface )参照モデルのTCP/IP通信を用い
るなど、種々の手段が考えられる。
【0071】また、図9のような構成を用いることによ
り、上述のように画像データの転送はもちろんのこと、
ネットワーク上に存在する各機械の機内状態通知や後述
するリモート出力コマンドのような制御コマンド、設定
コマンドの転送も行っている。
【0072】図10は、本発明の実施の形態によるソフ
トウェアの概念を示す図である。
【0073】図9、図10を参照しながら、デジタルP
PC−I191で読みとった画像をデジタルPPC−II
192の画像書き込み部に転送する動作(以下、リモー
ト出力)について説明する。
【0074】図10に示すコピーアプリ121は複写動
作を実行するためのコピーシーケンスを実行するアプリ
ケーション、入出力制御122はデータを論理/物理変
換するレイア(デバイスドライバ)であり、操作部コン
トローラ123は、MMI(Man Machine Interface )
を実行するレイア(LCD表示やLED点灯/消灯、キ
ー入力スキャン等を論理レベルで行うレイア)である。
周辺機コントローラ124は自動両面ユニットやソー
タ、ADFなどのPPCに装着される周辺機のコントロ
ールを論理レベルで実行するレイアである。画像形成装
置コントローラ125は、画像書き込み部のコントロー
ルを論理レベルで実行するレイアであり、画像読みとり
装置コントローラは、画像読みとり部のコントロールを
論理レベルで実行するレイアであり、メモリユニット1
27は画像読み取り部から読み取った画像信号を記憶
し、この画像データを画像書き込み部に転送する動作を
実行している。
【0075】また、デーモンプロセス128はネットワ
ーク上にある他の機械からプリント要求が依頼された場
合に、メモリユニット127内に保存されている画像デ
ータ読み出し、画像形成装置に画像データを転送する役
目を行うアプリケーションとして存在している。ネット
ワーク上の他の機械からの画像転送はデーモンプロセス
128がメモリユニット127から画像を読み出し、プ
リント動作を実行する前に終了しておかなければならな
い。ここで、操作部、周辺機、画像形成装置、画像読み
とり装置、メモリユニットはそれぞれのPPCが保有す
るリソース(資源)として扱われる。
【0076】図10のデジタルPPC−I131が自身
の各リソースを使用して複写動作を実行する場合(プリ
ントスタートキー押下時)には、システム制御部(シス
テムコントローラ)133に対して、画像形成装置、画
像読みとり装置、或いは、必要に応じて、周辺機、メモ
リユニットの各リソースをシステム制御部(システムコ
ントローラ)133に要求する。システム制御部133
はコピーアプリ121からの要求に対して、リソースの
使用権の調停を行い、コピーアプリ121にその調停結
果(使用可否)を通知する。また、ネットワーク上に存
在する別の機械(以下、遠隔デジタルPPC)のリソー
スを使用してプリント動作を実行する遠隔デジタルPP
Cのシステムコントローラに対してリソースの使用権の
要求を行う。
【0077】デジタルPPC−I131がスタンドアロ
ーンで使用される場合(ネットワーク接続されない状
態)では、システムが保有するリソースは全てコピーア
プリ121が占有可能状態であるため、即時に複写動作
が実行される。
【0078】遠隔デジタルPPCのシステムコントロー
ラは、要求に従ってリソースの調停を行い、その結果を
要求元の機械のアプリケーションに通知する。アプリケ
ーションは使用権が許可された場合は、画像の読みとり
を実行し、自身のメモリユニット内への画像記憶が終了
すると、SCSIコントローラ、SCSI(外部インタ
ーフェース)130を介して、リモート出力先の機械の
メモリユニットに画像転送を行う。
【0079】画像転送が終了すると、リモート出力先の
機械のデーモンプロセスに対してプリント実行するため
の各条件(給紙口、排紙口、プリント枚数など)を送信
した後に、プリント開始コマンドを送信する。リモート
出力先のデーモンプロセスはプリント開始コマンドを受
信すると、リモート出力を実行する機械自身のシステム
コントローラに対してプリント開始を要求し、リモート
出力がシステムコントローラによって実行される。
【0080】デジタルPPC−I131によってデジタ
ルPPC−II132のメモリユニットが使用されている
場合には、デジタルPPC−II132のメモリユニット
は、デジタルPPC−II131(或いは、図8に示すよ
うな複数のデジタルPPCがネットワーク上に接続され
る場合はデジタルPPC−I131以外のデジタルPP
C)のアプリケーションの使用は不可状態となる。
【0081】図11は、本発明の実施の形態による画像
形成装置の管理システムの構成例を示す図である。
【0082】複数のPPC211〜215が通信コント
ロール装置217、219に接続され、公衆回線網21
0を介し、管理装置221に接続されている。また、通
信コントロール装置217、219には、電話機21
6、ファクシミリ218が接続されている。
【0083】ユーザ側には管理装置との通信を制御する
ための通信コントロール装置217、219が設置され
ており、ユーザ元のPPCはこの通信コントロール装置
に接続されている。通信コントロール装置217には、
電話機216やファクシミリ208が接続され、ユーザ
の既存の回線に挿入する形で設置が可能になっている。
通信コントロール装置217、219には、複数のPP
Cが接続可能になっているが、もちろん単数の場合もあ
る。これらのPPCは同型のものである必要はなく異な
る機種でもかまわず、PPC以外の機器でもかまわな
い。通信コントロール装置と複数のPPCはRS−48
5規格によりマルチドロップ接続されている。
【0084】図12は本発明の実施の形態による、特に
2台の画像形成装置を連結した場合の構成例を示す図で
ある。
【0085】図12を参照しながら、連結コピー装置間
におけるモード変更情報のデータの流れについて説明す
る。PPCI201において、操作パネル203はシス
テムコントローラ202と操作パネルインターフェース
207を介して接続され、操作パネル上で入力された連
結動作開始や、連結動作終了などの情報がシステムコン
トローラに伝えられる。また、システムコントローラ2
05はそれらの情報を操作パネルインターフェース20
7を介して行う。PPCII202においても同様に、シ
ステムコントローラ206と操作パネル204は、操作
パネルインターフェース209を介して接続され入出力
情報のやりとりを行う。
【0086】PPCI201とPPCII202は連結イ
ンターフェース208で接続される。PPCIのシステ
ムコントローラ205はこのインターフェースを介して
PPCII202の操作パネル204の入力情報を得るこ
と及び、PPCIIの操作パネル204への表示を指示す
ることができる。PPCIIのシステムコントローラ20
6も同様に、連結インターフェース208を介してPP
CIの操作パネル203の入力情報を得ること及び、P
PCIの操作パネル203への表示を指示することがで
きる。
【0087】図13は、本発明の実施の形態である画像
形成装置を2台連結した場合の、マスター機における動
作例を示すフローチャートである。
【0088】まず、マスター機をスタートさせる(ステ
ップS1)。オペレータが画像形成装置の操作パネルで
初期設定変更作業を行う。初期設定が設定された画像形
成装置がマスター機となり、もう一台の画像形成装置が
スレーブ機となり、これら2台の画像形成装置は連結状
態となる(ステップS2)。次に、マスター機上で初期
設定値の設定を行う(ステップS3)。この初期設定値
をネットワークを介してスレーブ機に送信を行う(ステ
ップS4)。この送信した初期設定値をスレーブ機が受
信し、この初期設定値に基づきスレーブ機自身の初期設
定値の変更を行う。この設定変更が終了した場合、スレ
ーブ機は、初期設定値が完了したことをマスター機に通
知をする。マスター機は時間をカウントしながらこの通
知を待つ(ステップS5)。スレーブ機からの応答が返
ってきた場合は初期設定値変更作業が成功したことが表
示される(ステップS6)。設定したある時間内に、ス
レーブ機からの応答がない場合は初期設定値変更作業が
失敗したことが表示される(ステップS7)。
【0089】図14は、本発明の実施の形態である画像
形成装置を2台連結した場合の、スレーブ機における動
作例を示すフローチャートである。
【0090】マスター機から初期設定値の変更通知を受
け、マスター機より初期設定値を受信する(ステップS
8)。この受信した初期設定値を自らの画像形成装置に
設定する(ステップS9)。初期設定値の設定が終了し
た後、設定が終了したことをマスター機に通知する(ス
テップS10)。マスター機から初期設定値の変更通知
を受けていない場合は、初期設定値の変更は行わない
(ステップS11)。
【0091】図15は、本発明の実施の形態である画像
形成装置の、請求項1の動作例を示すフローチャートで
ある。
【0092】画像形成装置の操作パネル上で自らの初期
設定値を変更し、設定を行う(ステップS11)。変更
された初期設定値をこの画像形成装置に連結された他の
画像形成装置上に通知を行う(ステップS12)。次
に、通知を受けていない連結されている画像形成装置が
有るか、否かの確認を行う(ステップS13)。通知を
受けていない他の連結された画像形成装置が存在せず、
他の連結された画像形成装置上で、通知した初期設定値
に基づき初期設定値が設定されたことを確認された場合
は、請求項1の動作は終了となる(ステップS14)。
もし、通知を受けていない他の連結された画像形成装置
があれば、再度、通知作業を行う(ステップS15)。
【0093】図16は、本発明の実施の形態である画像
形成装置の、請求項2、5記載の発明の動作例を示すフ
ローチャートである。
【0094】画像形成装置が他の画像形成装置と連結操
作を行っているかの確認を行う(ステップS16)。連
結操作中であれば、図15のフローチャートの動作を実
施し、連結対象の他の画像形成装置に対して初期設定の
通知を行い、初期設定値の変更を行う(ステップS1
7)。連結作業中でない場合は、操作パネル上から変更
した初期設定値を自分の装置上にのみ設定し、他機には
通知を行わない(ステップS18)。
【0095】図17は、本発明の実施の形態である画像
形成装置の、請求項3、6記載の発明の動作例を示すフ
ローチャートである。
【0096】画像形成装置の操作パネル上で自らの初期
設定値の変更を行う。次に変更された初期設定値を連結
された他の画像形成装置に対して、有効にするか否かの
選択ボタンの表示を行う(ステップS19)。他の連結
された画像形成装置毎に対して、変更された初期設定値
を有効にするか、否かを選択する(ステップS20)。
変更された初期設定値を有効とすると選択した場合は、
他の画像形成装置に対して、図15のフローチャートの
動作を実施し、連結対象の他の画像形成装置に対して初
期設定の通知を行い、初期設定値の変更を行う(ステッ
プS21)。変更された初期設定値を有効としないこと
を選択した場合は、操作パネル上から変更した初期設定
値を自からの装置にのみ、設定を行う(ステップS2
2)。
【0097】
【発明の効果】請求項1記載の発明によって、ある任意
の一台の画像形成装置上で設定された初期設定を連結さ
れた他の画像形成装置でも有効とすることができ、連結
された画像形成装置上での初期設定を変更する作業を省
くことができる。
【0098】請求項2、5記載の発明によって、ユーザ
ーはある任意の一台の画像形成装置上で、この画像形成
装置を単独に使用、または他の画像形成装置と連結して
使用することを選択することができる。
【0099】請求項3、6記載の発明によって、ユーザ
ーはある任意の一台の画像形成装置上で設定された初期
設定を連結された他の画像形成装置毎に、有効とする
か、否かを選択することができる。
【0100】請求項4、7記載の発明によって、請求項
1から3記載および請求項4から7の発明によって、あ
る一台の任意の画像形成装置上で変更された他の画像形
成装置の初期設定値は、他の画像形成装置が連結動作中
の場合のみ有効となり、単独動作時をする際には、他の
画像形成装置上で元来設定されていた初期設定値を使用
することができ、再度初期設定を変更する作業を省くこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の実施形態の構成を示す
図である。
【図2】本発明の実施の形態による操作部の構成を示す
図である。
【図3】本発明の実施の形態による操作部の液晶タッチ
パネルの表示例を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態による画像処理部(画像読
み取り部および画像書き込み部)の構成を示す図であ
る。
【図5】本発明の実施の形態であるセレクタにおける画
像信号を図示した図である。
【図6】本発明の実施の形態による構成例を示すブロッ
ク図である。
【図7】本発明の実施の形態による構成例を示す図であ
る。
【図8】本発明の実施の形態による画像形成装置のネッ
トワークシステム例を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態によるデジタルPPCを2
台連結した場合の構成例を示す図である。
【図10】本発明の実施の形態による構成例を示す図で
ある。
【図11】本発明の実施の形態である画像形成装置の管
理システムの構成例を示す図である。
【図12】本発明の実施の形態による、2台の画像形成
装置を連結した場合の構成例を示す図である。
【図13】本発明の実施の形態である画像形成装置のマ
スター機における動作例を示すフローチャートである。
【図14】本発明の実施の形態である画像形成装置のス
レーブ機における動作例を示すフローチャートである。
【図15】本発明の実施の形態である画像形成装置の動
作例を示すフローチャートである。
【図16】本発明の実施の形態である画像形成装置の動
作例を示すフローチャートである。
【図17】本発明の実施の形態である画像形成装置の動
作例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 自動原稿送り装置(ADF) 2 原稿台 3 給送ローラ 4 給送ベルト 5 排送ローラ 6 コンタクトガラス 7 原稿セット検知 8 第1トレイ 9 第2トレイ 10 第3トレイ 11 第1給紙装置 12 第2給紙装置 13 第3給紙装置 14 縦搬送ユニット 15 感光体 16 搬送ベルト 17 定着ユニット 18 排紙ユニット 19 排紙ローラ 21 中間クラッチ 22 給紙クラッチ 23 給紙クラッチ 24 給紙クラッチ 25 メインモータ 27 現像ユニット 30 操作部 31 液晶タッチパネル 32 テンキー 33 クリア/ストップキー 34 プリントキー 35 モードクリアキー 36 機能キー 37 初期設定 38 メッセージエリア 39 コピー枚数表示部 40 自動濃度キー 41 自動用紙選択キー 42 ソートキー 43 スタックキー 44 ステープルキー 45 等倍キー 46 変倍キー 47 両面キー 48 消去/移動キー 49 印字キー 50 読み取りユニット 51 露光ランプ 52 第1ミラー 53 レンズ 54 CCDイメージセンサ 55 第2ミラー 56 第3ミラー 57 書き込みユニット 58 レーザ出力ユニット 59 結像レンズ 60 ミラー 61 A/Dコンバータ 62 シェーディング補正 63 画像処理部 64 セレクタ 65 画像メモリコントローラ 66 画像メモリ 67 I/Oポート 68 CPU 69 ROM 70 RAM 71 変倍 72 印字合成1 73 印字合成2 74 印字イメージデ−タ 75 SCSIドライバ 80 ネットワーク 81、82、83、84、85、86、87、88 デ
ジタル画像形成装置 100 フィニシャ 101 切り替え板 102 排紙ローラ 103 搬送ローラ 104 排紙トレイ 105 搬送ローラ 106 ステープラ 107 搬送ローラ 108 ステープル台 109 紙揃え用のジョガー 110 ステープル完了排紙トレイ 111 両面給紙ユニット 112 経路切り替え分岐爪 121 コピーアプリ 122 入出力制御 123 操作部コントローラ 124 周辺機コントローラ 125 画像形成装置コントローラ 126 画像読みとりコントローラ 127 メモリユニット 128 デーモンプロセス 130 外部インターフェース 131 デジタルPPC−I 132 デジタルPPC−II 133 システムコントローラ 151 フレームゲート信号(/FGATE) 152 主走査同期信号(/LSYNC) 153 画素同期信号(画素クロック、VCLK) 154 画像データ 155 主走査同期信号ラインゲート信号 161 入力データセレクタ 162 画像合成 163 1次圧縮/伸長 164 出力データセレクタ 165 2次圧縮/伸長 166 1次記憶装置 167 2次記憶装置 171 画像読みとり部 172 画像書き込み部 173 システムコントローラ 174 メモリユニット 175 利用者制限機器 176 人体検知センサ 177 遠隔診断装置(CSS) 178 時計 179 操作部 180 DRAMブロック 181 圧縮ブロック 182 DMA(Direct memory access) ブロック 184 画像書き込み部 185 画像書き込み部 186 メモリユニット 187、188、189 CPU 191 デジタルPPC−I 192 デジタルPPC−II 193 SCSIコントローラ 194 SCSI 201 PPCI 202 PPCII 203 操作パネルI 204 操作パネルII 205 システムコントローラI 206 システムコントローラII 207 操作パネルインターフェースI 208 操作パネルインターフェースII 210 公衆回線網 211、212、213、214、215 PPC 216 電話機 217、219 通信ントロール装置 218 ファクシミリ 221 管理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/00 H04N 1/00 C Fターム(参考) 2C061 AP01 AP03 AP04 AQ06 AR03 HJ08 HL01 HN04 HN15 HN16 HN17 HN18 HN19 HN21 HQ02 2H027 DA50 EC19 EE06 EE10 EF06 EH06 FA30 FA35 FB01 FB11 FB19 GA03 GA32 GA33 GB05 ZA07 ZA08 5B021 AA01 EE02 5B089 GA13 KA04 KB10 LB12 MB02 5C062 AA05 AA35 AB20 AB42 AC22 AC38 AE15 AF11 AF14

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像形成装置が接続される画像形
    成装置ネットワークシステムにおいて、 一台の任意の前記画像形成装置は、 他の前記画像形成装置と連結し、該他の画像形成装置に
    画像情報を転送して印刷を行う連結動作手段と、 自らの機能の初期設定値を設定する、初期設定値設定手
    段と、 前記初期設定値設定手段により設定された前記初期設定
    値を前記連結動作手段により連結された他の前記画像形
    成装置に対し、送信する初期設定値送信手段とを有し、 他の前記画像形成装置は、 前記初期設定値を受信する初期設定値受信手段と、 前記初期設定値受信手段により受信された前記初期設定
    値に基づき、自らの初期設定値を変更する、初期設定値
    変更手段とを有することを特徴とする画像形成装置ネッ
    トワークシステム。
  2. 【請求項2】 前記画像形成装置は、単独に使用する
    か、他の前記画像形成装置に連結して使用するかを選択
    する、第一の選択手段を有することを特徴とする請求項
    1記載の画像形成装置ネットワークシステム。
  3. 【請求項3】 前記画像形成装置は、前記初期設定値設
    定手段により設定された初期設定値を、前記画像形成装
    置連結手段によって連結された各々の前記画像形成装置
    毎に、有効とするか、否かを選択する第二の選択手段を
    有することを特徴とする請求項1または2に記載の画像
    形成装置ネットワークシステム。
  4. 【請求項4】 前記画像形成装置によって、他の前記画
    像形成装置上に設定された前記初期設定値は、前記連結
    動作手段により他の前記画像形成装置と連結されている
    場合のみ、該他の前記画像形成装置上で有効とすること
    を特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の画像形
    成装置ネットワークシステム。
  5. 【請求項5】 複数の画像形成装置が接続される画像形
    成装置ネットワークシステムの連結動作方法において、 一台の任意の前記画像形成装置において、 単独に使用するか、他の前記画像形成装置に連結して使
    用するかを選択する、第一の選択工程と、 自らの機能の初期設定値を設定する、初期設定値設定工
    程と、 前記第一の選択工程によって他の前記画像形成装置に連
    結して使用することを選択した場合、前記初期設定値設
    定工程により設定された前記初期設定値を、連結された
    他の前記画像形成装置に対して送信する初期設定値送信
    工程とを有し、 他の前記画像形成装置において、 前記初期設定値を受信する初期設定値受信工程と、 前記初期設定値受信手段により受信された前記初期設定
    値に基づき、自らの初期設定値を変更する、初期設定値
    変更工程とを有することを特徴とする画像形成装置ネッ
    トワークシステムの連結動作方法。
  6. 【請求項6】 複数の画像形成装置が接続される画像形
    成装置ネットワークシステムの連結動作方法において、 一台の任意の前記画像形成装置において、 単独に使用するか、他の前記画像形成装置に連結して使
    用するかを選択する、第一の選択工程と、 自らの機能の初期設定値を設定する、初期設定値設定工
    程と、 前記第一の選択工程によって他の前記画像形成装置に連
    結して使用することを選択した場合、前記初期設定値設
    定工程により設定された前記初期設定値を、連結された
    各々の前記画像形成装置毎に、有効とするか、否かを選
    択する第二の選択工程と、 前記第二の選択工程により、前記初期設定値を有効とす
    ると選択された、他の前記画像形成装置に対して初期設
    定値を送信する初期設定値送信工程とを有し、前記画像
    形成装置に連結された他の前記画像形成装置において、 前記初期設定値を受信する初期設定値受信工程と、 前記初期設定値受信工程により受信された前記初期設定
    値に基づき、自らの初期設定値を変更する、初期設定値
    変更工程とを有することを特徴とする画像形成装置ネッ
    トワークシステムの連結動作方法。
  7. 【請求項7】 前記画像形成装置によって、他の前記画
    像形成装置上に設定された前記初期設定値が、前記連結
    動作手段により該他の前記画像形成装置と連結されてい
    る場合のみ、該他の前記画像形成装置上で有効とするこ
    とを特徴とする請求項5または6に記載の画像形成装置
    ネットワークシステムの連結動作方法。
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