JPH10153928A - 複写機ネットワークシステム - Google Patents

複写機ネットワークシステム

Info

Publication number
JPH10153928A
JPH10153928A JP8327857A JP32785796A JPH10153928A JP H10153928 A JPH10153928 A JP H10153928A JP 8327857 A JP8327857 A JP 8327857A JP 32785796 A JP32785796 A JP 32785796A JP H10153928 A JPH10153928 A JP H10153928A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image data
copying machine
copying
image
slave
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8327857A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoshi Harada
知史 原田
Moriyuki Koike
守幸 小池
Hiroshi Mori
弘 森
Hisashi Ishiguro
久 石黒
Yasuhiro Hattori
康広 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP8327857A priority Critical patent/JPH10153928A/ja
Publication of JPH10153928A publication Critical patent/JPH10153928A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Storing Facsimile Image Data (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記憶装置からの画像データの読み出しが出来
なかった場合にも、一連の複写動作を継続でき、その複
写動作を停止することなく一連の複写動作を完了させ
る。 【解決手段】 原稿画像を読み取る画像読取部、読み取
った画像データを記憶するメモリユニット、画像データ
を複写出力する画像書込部などを備えるデジタル複写機
を通信を通じてネットワーク接続して画像データを送受
信する。マスタ側のデジタル複写機が読み取った画像デ
ータを記憶し、かつ、ネットワーク通信を通じてスレー
ブ側のデジタル複写機に送信する。スレーブ側のデジタ
ル複写機が画像データを受信して記憶する。マスタ側及
びスレーブ側のデジタル複写機が、記憶している画像デ
ータを分担して複写動作する際に、メモリユニットから
画像データを読み出せない場合、このメモリユニットを
備えるマスタ側又はスレーブ側のデジタル複写機での画
像読取部が読み取った画像データに対する複写動作を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は相互に接続した複数
の複写機が通信によって画像データの記憶、複写出力を
行う複写機ネットワークシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像信号を出力するイメージスキ
ャナ、ワードプロセッサ及びパーソナルコンピュータ等
の複数の画像出力装置が出力する画像信号を画像形成し
て出力するプリンタなどの画像形成装置を組み合わせた
ネットワークシステムが用いられている。例えば、特公
平2ー21190号公報に示されるように、任意の場所
に設置した複数の画像信号出力装置と複数の画像形成装
置とを接続し、この間での通信によって画像データを記
憶、また、印刷出力する画像形成システムが知られてい
る。さらに、特開平5ー304575号公報に示される
ように、複数のデジタル複写機を接続し、複写動作を、
より早く出来るようにした画像形成システムが知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例で
は、動作中に画像データを記憶した記憶装置に動作異常
が発生した際に、一連の印刷(複写)動作が停止して、
その動作を完了出来ない場合がある。したがって、稼働
率が低下し、また、操作者の意図に反する動作が行うこ
とがあり、使い勝手が悪く、その改善が課題となってい
る。
【0004】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、ネットワーク化した複写機
での記憶装置からの画像データの読み出しが出来なかっ
た場合にも、一連の複写動作を継続でき、その複写動作
を停止することなく一連の複写動作を完了できるととも
に、動作中断時間を低減し、その稼働率が向上し、か
つ、操作者の意図に反する動作を抑止して、その使い勝
手が向上する複写機ネットワークシステムの提供を目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、原稿画像を読み取る読取手
段と、読取手段が読み取った画像データを記憶する記憶
手段と、画像データを複写して出力する複写手段とを備
えた複数台の複写機を通信手段を通じたネットワーク接
続によって画像データを送受信する複写機ネットワーク
システムにおいて、マスタ側の複写機が読み取った画像
データを記憶し、かつ、ネットワーク通信手段を通じて
スレーブ側の複写機に送信するとともに、スレーブ側の
複写機が送信されて来た画像データを受信して記憶し、
マスタ側及びスレーブ側の複写機が、記憶している画像
データを分担して複写出力する際に、記憶手段から画像
データを読み出せない場合、この記憶手段を備えるマス
タ側又はスレーブ側の複写機での読取手段が読み取った
画像データに対する複写動作を行うものである。
【0006】請求項2記載の複写機ネットワークシステ
ムは、マスタ側及びスレーブ側の複写機が、記憶してい
る画像データを分担して複写出力する際に、記憶手段か
ら画像データを読み出せない場合、他のマスタ側又はス
レーブ側の複写機の記憶手段に記憶している画像データ
を受信して複写動作を行うものである。
【0007】請求項3記載の複写機ネットワークシステ
ムは、マスタ側及びスレーブ側の複写機が、記憶してい
る画像データを分担して複写出力する際に、スレーブ側
の複写機の読取手段に異常が発生した際に動作停止を行
わないものである。
【0008】請求項4記載の複写機ネットワークシステ
ムは、マスタ側の複写機のみの複写動作中に、この複写
手段に異常が発生した場合、通信手段が自動的にネット
ワーク接続したスレーブ側の複写機に画像データを送信
して複写を行うものである。
【0009】請求項5記載の複写機ネットワークシステ
ムは、通信手段が自動的にネットワーク接続したスレー
ブ側の複写機に画像データを送信する前に、操作者に通
知する通知手段を備えるものである。
【0010】このような構成の請求項1記載の複写機ネ
ットワークシステムは、マスタ側及びスレーブ側の複写
機が、記憶している画像データを分担して複写出力する
際に、記憶手段から画像データを読み出せない場合、こ
の記憶手段を備えるマスタ側又はスレーブ側の複写機で
の読取手段が読み取った画像データを複写出力してい
る。したがって、一連の複写動作を完了させることが出
来るようになる。
【0011】請求項2記載の複写機ネットワークシステ
ムは、記憶手段から画像データを読み出せない場合、他
のマスタ側又はスレーブ側の複写機の記憶手段に記憶し
ている画像データを受信して複写出力している。この結
果、複写動作を停止せずに、その一連の複写動作が完了
するようになる。
【0012】請求項3記載の複写機ネットワークシステ
ムは、マスタ側及びスレーブ側の複写機が、記憶してい
る画像データを分担して複写出力する際に、スレーブ側
の複写機の読取手段に異常が発生した際に動作停止を行
わないようにしている。したがって、読取手段のスキャ
ナなどに異常が発生した場合も、ネットワーク全体での
複写動作が継続されるため、動作中断時間が低減し、そ
の稼働率が向上する。
【0013】請求項4記載の複写機ネットワークシステ
ムは、マスタ側の複写機のみの複写動作中に、この複写
手段に異常が発生した場合、通信手段が自動的にネット
ワーク接続したスレーブ側の複写機に画像データを送信
して複写を行っている。すなわち、複写機単体に異常が
発生しても、他の複写機が正常動作の場合、その複写動
作を継続できるようになる。
【0014】請求項5記載の複写機ネットワークシステ
ムは、前記の通信手段が自動的にネットワーク接続した
スレーブ側の複写機に画像データを送信する前に、操作
者に通知しているので、操作者が他の複写機での複写動
作の継続を選択できるようになり、操作者の意図に反す
る動作を抑止することが出来るようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の複写機ネットワー
クシステムの実施形態を図面を参照して詳細に説明す
る。図1は本発明の複写機ネットワークシステムの実施
形態の構成を示す外観図である。図1において、この例
は8台のデジタル複写機をネットワーク化したものであ
る。図2は、図1に示すデジタル複写機の構成を示す側
面図である。図2において、自動原稿送り装置(AD
F)1の原稿台2に原稿の画像面を上にして置かれた原
稿束は、以降の図3に示す操作部30上のスタートキー
34が押下されると、最下位の原稿から給送ローラ3、
給送ベルト4によってコンタクトガラス6上の所定の位
置に搬送される。
【0016】読取ユニット50によってコンタクトガラ
ス6上の原稿の画像データを読み取り、この後、この読
みとりが終了した原稿は、給送ベルト4及び排送ローラ
5を通じて排出される。さらに、原稿セット検知センサ
7で原稿台2上に次の原稿を有することを検知した場
合、前原稿と同様にコンタクトガラス6上に搬送され
る。この場合、図示しないモータによって給送ローラ
3、給送ベルト4及び排送ローラ5が駆動される。
【0017】第1トレイ8、第2トレイ9及び第3トレ
イ10に積載された転写紙は、それぞれ第1給紙装置1
1、第2給紙装置12及び第3給紙装置13を通じ、か
つ、縦搬送ユニット14によって送出され、感光体15
に当接する位置に搬送される。読取ユニット50が読み
取った画像データが、書込ユニット57からのレーザ光
りによって感光体15に書き込まれ、現像ユニット27
を通過してトナー像が形成される。そして、転写紙は感
光体15の回転と等速で搬送ベルト16によって搬送さ
れながら、感光体15上のトナー像が転写される。その
後、定着ユニット17で画像を定着させ、排紙ユニット
18によって後処理装置のフィニシャ100に排出す
る。
【0018】後処理装置のフィニシャ100は、本体の
排紙ローラ19によって配送された転写紙を、通常排紙
ローラ102方向と、ステープル処理部方向へに導く。
切替板101を上に切り替えることにより、搬送ローラ
103を経由して排紙トレイ104側に排紙する。ま
た、切替板101を下方向に切り替えることによって、
搬送ローラ105,107を経由して、ステープル台1
08に搬送する。ステープル台108に積載された転写
紙は、一枚排紙されるごとに紙揃え用の落下ストッパ1
09によって、紙端が一致するように揃えられ、複数枚
の複写紙からなる一部の複写終了とともにステープラ1
06によって綴じられる。ステープラ106で綴じられ
た複写紙群は自重によって、落下トレイ110に落下し
て収納される。
【0019】一方、排紙トレイ104は前後に移動可能
である。この排紙トレイ部104は、原稿ごと、又は、
図示しない画像メモリによってソーティングされた複写
紙の一部ごとに前後に移動し、排出されて来る複写紙を
簡易的に仕分けるものである。複写紙の両面に画像を作
像する場合は、第1トレイ8、第2トレイ9及び第3ト
レイ10から給紙され、かつ、感光体15を通じて作像
された転写紙を排紙トレイ104側に導かないで、経路
切り替えのための分岐爪112を上側にセットして、一
旦両面給紙ユニット111に保持する。
【0020】その後、両面給紙ユニット111に保持さ
れた複写紙を再び感光体15に作像されたトナー画像を
転写するために、両面給紙ユニット111から再度、給
紙し、分岐爪112を下側にセットして排紙トレイ10
4に導く。このように転写紙の両面に画像を作成する場
合に両面給紙ユニット111が使用される。
【0021】なお、図示しないメインモータによって、
感光体15、搬送ベルト16、定着ユニット17、排紙
ユニット18、現像ユニット27が駆動される。第1給
紙装置11、第2給紙装置12及び第3給紙装置13は
メインモータの駆動をそれぞれ図示しない給紙クラッチ
によって伝達駆動される。縦搬送ユニット14はメイン
モータの回転駆動が中間クラッチによって伝達される。
【0022】図3は操作部の構成を示す正面図である。
図3において、この操作部30には、液晶タッチパネル
31、テンキー32、クリア/ストップキー33、プリ
ントキー34及びモードクリアキー35を有している。
液晶タッチパネル31には、機能キー37、部数及び画
像形成装置の状態を示すメッセージなどが表示される。
【0023】図4は操作部30の液晶タッチパネル31
の表示例を示す図である。図4において、操作者が液晶
タッチパネル31に表示されたキーに指先を触れること
によって選択された機能を示すキーが黒色に反転する。
また、機能の詳細を指定しなければならない場合、例え
ば、変倍であれば変倍値などを指定した際には、キーに
指先を触れることによって詳細な機能の設定画面が表示
される。このように、液晶タッチパネル31では、その
動作時に最適な画面表示が行われる。
【0024】図4では、左上に「複写できます」、「お
待ちください」等のメッセージを表示するメッセージエ
リアが設けられている。また、この右側には、セットし
た枚数を表示する複写枚数表示部を有している。さら
に、この下の画像濃度を自動的に調整する自動濃度キ
ー、転写紙を自動的に選択する自動用紙選択キー、複写
紙を一部ずつページ順に揃える処理を指定するソートキ
ー、複写紙をページごとに仕訳する処理を指定するスタ
ックキー及びソート処理されたものを一部ずつ綴じる処
理を指定するステープルキーを有している。また、倍率
を等倍に設定する等倍キー、拡大/縮小倍率を変倍キ
ー、両面モードを設定する両面キー、綴じ代モード等を
設定する消去/移動キー、及び、デジタル複写機のネッ
トワークを介して多量の複写動作を複数に分けて複写出
力する連結モードキーを有している。ここで選択されて
いるモードのキーを網掛けして画面表示している。
【0025】以下、画像の読み取り及び画像を記録面上
に潜像形成するまでの構成及び動作について説明する。
図2において、読取ユニット50は原稿を載置するコン
タクトガラス6と光学走査系で構成されており、光学走
査系には、露光ランプ51、第1ミラー52、レンズ5
3,CCDイメージセンサ54等で構成されている。露
光ランプ51及び第1ミラー52は図示しない第1キャ
リッジ上に固定され、第2ミラー55及び第3ミラー5
6は図示しない第1キャリッジ上に固定されている。
【0026】原稿を読み取る場合、光路長が変わらない
ように、第1キャリッジ及び第2キャリッジが2対1の
相対速度で機械的に走査される。この光学走査系は、図
示しないスキャナ駆動モータにて駆動される。原稿画像
はCCDイメージセンサ54によって読み取られ、電気
信号に変換されて処理される。レンズ53及びCCDイ
メージセンサ54を図2中で左右方向に移動させること
により、画像倍率が変化する。すなわち、指定された倍
率に対応してレンズ53及びCCDイメージセンサ54
が左右方向の位置に設定される。
【0027】書込ユニット57はレーザ出力ユニット5
8、結像レンズ59及びミラー60で構成されている。
レーザ出力ユニット58の内部には、レーザ光源である
レーザダイオード及びモータによって高速で定速回転す
る回転多面鏡(ポリゴンミラー)を有している。レーザ
出力ユニット58より照射されるレーザ光は、定速回転
するポリゴンミラーで偏光され、結像レンズ59を通
り、ミラー60で折り返され、感光体15の面上に集光
結像する。
【0028】偏光されたレーザ光は感光体15が回転す
る方向と直行する方向(主走査方向)に露光走査され、
以降で説明するように画像処理部のセレクタ64から出
力された画像信号のライン単位の記録を行う。感光体1
5の回転速度と記録密度に対応した所定の周期で主走査
を繰り返すことによって、感光体15の面上に画像(静
電潜像)が形成される。なお、潜像とは感光体面上に画
像を光情報に変換して照射することにより生じる電位分
布である。
【0029】このように、書込ユニット57から出力さ
れるレーザ光が、画像作像系の感光体15に照射され
る。図示しないが感光体15の一端近傍のレーザビーム
を照射する位置に、主走査同期信号を発生する図示しな
いビームセンサが配置されている。この主走査同期信号
をもとに主走査方向の画像記録開始タイミングの制御及
び、以降で説明する画像信号の入出力を行うための制御
信号の生成を行う。
【0030】次に画像処理部(画像読取部及び画像書込
部)について説明する。図5は画像処理部の構成を示す
ブロック図である。図2及び図5において、図2中の露
光ランプ51から照射される光は原稿面を照射し、原稿
面からの反射光を、CCDイメージセンサ54にて結像
レンズ(を示せず)で結像し、かつ、受光して光電変換
する。この光電変換信号をA/Dコンバータ61でデジ
タル信号に変換する。デジタル信号に変換された画像信
号は、シェーディング補正部62でシェーディングが施
された後に、画像処理部63にてMTF補正、γ補正等
を処理する。
【0031】セレクタ64では、画像信号の送出先であ
る変倍部71又はメモリコントローラ65の切り替えが
行われる。変倍部71を経由した画像信号は変倍率に合
わせて拡大縮小され、書込ユニット57に送出される。
メモリコントローラ65とセレクタ64間は、双方向に
画像信号を入出力可能になっている。
【0032】図5には特に明示していないが、画像処理
部(IPU)には、読取ユニット50から入力される画
像データ以外にも外部から供給される画像データ、例え
ば、パーソナルコンピュータなどのデータ処理装置から
出力されるデータも処理できるように複数のデータの入
出力の選択を行っている。
【0033】画像処理部(IPU)には、メモリコント
ローラ65への設定や、読取ユニット50及び書込ユニ
ット57の制御を行うCPU68及び、このCPU68
の制御用プログラムやデータを格納するROM69、ワ
ーキング用のRAM70を備えている。さらに、CPU
68は、メモリコントローラ65を通じて画像メモリ6
6のデータの書き込み、読み出しを行う。
【0034】次に、ここでセレクタ64における1ペー
ジ分の画像信号について説明する。図6は、この画像信
号の処理状態を示すタイミングチャートである。図6に
おいて、FGATEは1ページの画像データの副走査方
向の有効期間を表している。LSYNCは1ライン毎の
主走査同期信号であり、この信号が立ち上がった後の所
定クロックで、画像信号が有効となる。主走査方向の画
像信号が有効であることを示す信号がLGATEであ
る。これらの信号は画素クロックVCLKに同期してお
り、この画素クロックVCLKの1周期に対して1画素
のデータが送られて来る。画像処理部(IPU)は、画
像入力、出力それぞれに対して別個のFGATE、LS
YNC、LGATE、VCLKを発生し、多種の画像入
出力の組み合わせを処理する。
【0035】次に、メモリコントローラと、画像メモリ
について説明する。図7はメモリコントローラ及び画像
メモリの詳細な構成を示すブロック図である。図7にお
いて、メモリコントローラ65は、入力データセレクタ
101、画像合成部102、1次圧縮/伸長部103、
出力データセレクタ104、2次圧縮/伸長部105を
有している。この各部への制御データの設定は、図6に
示すCPU68よって行われる。
【0036】図5におけるアドレス、データは画像デー
タを示しており、CPU68に接続されるデータ、アド
レスは、ここでは図示を省略した。画像メモリ66は1
次及び2次記憶装置106,107からなる。1次記憶
装置106は、入力画像データの転送速度に略同期して
メモリへのデータ書き込みを行い、又は画像出力時のメ
モリからのデータ読み出しが高速に行えるように、例え
ば、DRAMなどの高速アクセスが可能なメモリを使用
する。また、1次記憶装置106は、処理を行う画像デ
ータの大きさにより複数のエリアに分割して画像データ
の入出力を同時に実行可能な構成(メモリコントローラ
ーとのインターフェース部)となっている。
【0037】それぞれの分割エリアに画像データの入
力、出力をそれぞれ並列に実行可能にするためにメモり
コントローラ65とのインターフェース処理用としてリ
ード用及びライト用の二組のアドレス・データ線で接続
されている。これによりエリア1に画像を入力(ライ
ト)する間にエリア2より画像を出力(リード)する動
作が可能になる。
【0038】2次記憶装置107は、入力された画像の
合成及びソーティングを行うためにデータを記憶する大
容量のメモリである。1次及び2次記憶装置106,1
071ともに、高速アクセス可能な記憶素子を使用すれ
ば、1次及び2次記憶装置106,107とを区別せず
にデータ処理が可能になり、制御も比較的簡単になる
が、DRAMなどの記憶素子は高価であるため、2次記
憶装置107にはアクセス速度はそれほど速くないが、
廉価かつ大容量の記録媒体を使用し、入出力データの処
理を一次記憶装置106を通じて行っている。このよう
な画像メモリ66の構成を採用することにより、大量の
画像データの入出力、保存及び加工等の処理が可能な画
像形成装置を廉価かつ比較的簡単な構成で実現できるよ
うになる。
【0039】次に、メモリコントローラ65の動作の概
略を説明する。まず、画像入力、すなわち、画像メモリ
66への画像データの保存について説明する。入力デー
タセレクタ101は複数のデータの内から、画像メモリ
66(1次記憶装置106)への書き込みを行う画像デ
ータの選択を行う。この入力データセレクタ101によ
って選択された画像データは、画像合成部102に供給
される。この画像合成部102で、すでに画像メモリ6
6に保存されているデータとの合成を行う。
【0040】画像合成部102によって処理された画像
データは、1次圧縮/伸長部103によってデータ圧縮
を行う。この圧縮後のデータを1次記憶装置106に書
き込む。1次記憶装置106に書き込まれたデータは、
必要に応じて2次圧縮/伸長部105で更に圧縮を行っ
た後に2次記憶装置107に保存される。
【0041】つぎに、画像出力すなわち、画像メモリ6
6からの画像データの読み出しについて説明する。この
画像データの読み出し時は、1次記憶装置106に記憶
されている画像データの読み出しを行う。読み出し対象
となる画像データが、1次記憶装置106に格納されて
いる場合には、1次圧縮/伸長部103で1次記憶装置
106の画像データの伸長を行い、この伸長後の画像デ
ータ、又は、伸長後の画像データと入力デ−タとの合成
を行う。この場合、画像データの位相調整を行い、この
合成後の画像データの出力先の選択などの処理を行う。
【0042】読み出し対象となる画像データが1次記憶
装置106に格納されていない場合には、2次記憶装置
107に格納されている読み出す対象の画像データを2
次圧縮/伸長部105で伸長する。この伸長後の画像デ
ータを1次記憶装置106に書き込み、以下の画像出力
動作を行う。
【0043】また、図1に示すデジタル複写機をネット
ワークシステムでは、他のデジタル複写機と複写動作
(複写出力)を分担するために、他のデジタル複写機と
コマンドや画像データの送受信を行う必要があるが、こ
れはSCSI(Small ComputerSystem Interface) イン
ターフェイスを使用して処理している。すなわち、図5
に示すメモリコントローラ65がSCSIドライバ80
を通じて処理している。この実施形態で説明している動
作予約とは、デジタル複写機において定着の加熱中等の
時は複写動作が開始できないが、モード設定及び原稿の
セットを終了させ予約することにより、定着加熱終了
後、複写動作可になった時点で自動的に複写動作を開始
する処理のことである。この実施形態では、定着加熱中
を動作予約可能対象としているが、これ以外にも時間の
経過とともに動作可能になるものについては対象にな
る。すなわち、LCTトレイ上昇時間、ポリゴンモータ
回転安定時間、トナー補給動作中などが考えられる。
【0044】次に、図2に示すデジタル複写機の電気的
構成について説明する。図8及び図9はデジタル複写機
の電気的を構成例を示すブロック図である。図8及び図
9において、この構成例では、システムを画像読取部、
画像書込部、システムコントローラー、メモリユニッ
ト、利用者制限器機、人体検知センサー、遠隔診断装置
(CSS)、時計部を有している。メモリユニットは記
憶処理を行う場合のみ必要であり、通常の複写動作を行
う場合は不要である。さらに、時計部は特定の時刻を計
時した際に装置をブートしたり、シャットダウンするよ
うなウィークリータイマでの処理を行う場合に必要とな
る。
【0045】また、人体検知センサは予熱モード時に装
置に操作者が近づいた際に自動的に予熱モードを解除す
る動作を行う際に必要であり、CSSは遠隔診断、すな
わち、装置のエラーが発生した場合は自動的にサービス
センタに通報したり、装置の実行状態/使用状態を遠隔
地からモニターするためのものである。このような機能
が必要な場合のみ装着すれば良い。
【0046】図8及び図9において、メモリユニット内
のDRAMブロックは画像読取部から読み取った画像デ
ータを記憶するためのものであり、システムコントロー
ラからの要求に応じて、画像書込部に保存されている画
像データを転送する。また、圧縮ブロックは、MH,M
R,MMR方式などの圧縮処理を行うものであり、一旦
読み取った画像を圧縮する。すなわち、メモり(DRA
M)の使用効率の向上を図ることが出来る。また、画像
書込部から読み出すアドレスとその方向を変えることに
より画像の回転を実現している。
【0047】図8に示す構成例では、画像読取部、画像
書込部、メモリユニット、CSSの制御はシステムコン
トローラの1CPUのみで制御を行っている。また、図
9に示す構成例では、画像読取部、画像書込部、メモリ
ユニットにそれぞれCPUを設けて、システムコントロ
ーラから各コントローラへのコマンドを制御信号線で伝
達しているようにしている。このように自由な構成が可
能である。
【0048】図10は図8及び図9に示すデジタル複写
機をネットワークとして接続した状態を示すブロック図
である。図10において、メモリユニット内は、読み取
った画像データを外部のネットワークに転送し、又は、
ネットワーク上からの画像データをメモリユニット内の
DRAMブロック部に保存するために、ネットワーク通
信接続を行うSCSI及びSCSIコントローラを用い
ている。ネットワーク通信接続として、例えば、イーサ
ネットを用い、データ通信にOSI(Open System Inte
rface)参照モデルのTCP/IP通信を用いるなどの、
種々の手段が考えられる。
【0049】この構成では、画像データの転送ととも
に、ネットワーク上に存在する各種装置の装置内状態通
知や以降で説明するリモート出力コマンドのような制御
コマンド、認定コマンドの転送を行っている。
【0050】図11は、ソフトウェアの概念図である。
図11において、コピーアプリケーションは、複写動作
を実行するためのものであり、入出力制御はデータを論
理的/物理的変換するレイア(デバイスドライバ)であ
り、操作部コントローラはMMI(Man Machine Interfa
ce) を実行するレイヤ(LCD表示やLED点灯/消
灯)、キー入力スキャンなどの論理レベルで行うレイ
ヤ)であり、周辺コントローラは自動両面ユニットやソ
ータ、ADF等のPPCに装着される周辺機のコントロ
ールを論理レベルで実行するレイヤである。画像形成装
置コントローラ、画像読取装置コントローラ、メモリユ
ニットは前記図8、図9及び図10に示す通りである。
【0051】デーモンプロセスはネットワーク上に他の
装置から複写動作が要求された場合に、メモリユニット
内に保存されている画像データを読み出し、画像形成装
置に画像データを転送するためのアプリケーションとし
て存在している。したがって、デーモンプロセスがメモ
リユニットから画像を読み出し、複写動作を実行する前
に、ネットワーク上の他の装置からの画像データの転送
は終了していなければならない。ここで操作部、周辺装
置、画像形成装置、画像読取装置、メモリユニットは、
それぞれデジタル複写機が保有するリソース(資源)と
して取り扱われる。
【0052】デジタル複写機1が自己装置の各リソース
を使用して複写動作を実行する場合すなわち、プリント
スタートキー押下時には、システムコントローラに対し
て画像形成装置、画像読取装置又は必要に応じて周辺装
置、メモリユニットの各リソースをシステム制御部に要
求する。システム制御部はコピーアプリケーションから
の要求に対してリソースの使用権を調停し、コピーアプ
リケーションに、その調停結果(使用可否)を通知す
る。
【0053】デジタル複写機1がネットワーク接続が行
われていない単独使用の場合、システムが保有するリソ
ースは全てコピーアプリケーションが占有状態であるた
め、即時に複写動作が実行される。
【0054】一方、この実施形態のようにネットワーク
上に存在する別の遠隔地のデジタル複写機2のリソース
を使用して複写動作を実行する、このデジタル複写機2
のシステムコントローラに対してリソースの使用権を要
求する。この遠隔地のデジタル複写機2のシステムコン
トローラは、要求に従ってリソースの調停を行い、この
結果を要求したデジタル複写機1のアプリケーションに
通知する。アプリケーションは使用権が許可された場
合、原稿の読み取りを実行し、自己デジタル複写機1の
メモリユニット内への画像データの記憶が終了すると、
外部インタフェース(SCSI)を介して、リモート出
力先のデジタル複写機2に画像データの転送を行う。こ
の画像転送が終了した場合、リモート出力先のデジタル
複写機2のデーモンプロセスに対して複写動作を実行す
るための各条件(給紙口、排紙口、複写枚数等)を送信
した後に、複写動作の開始コマンドを送信する。
【0055】リモート出力先のデーモンプロセスは、複
写動作の開始コマンドを受信すると、自己デジタル複写
機2のシステムコントローラに対して複写動作の開始を
要求し、リモート出力がシステムコントローラによって
実行される。デジタル複写機1によってデジタル複写機
2のメモリユニットが使用されている場合は、このメモ
リユニットは、すなわち、図1に示すようにデジタル複
写機がネットワーク上に接続されている場合は、デジタ
ル複写機1以外のデジタル複写機のアプリケーションの
使用は不可状態にある。
【0056】図12は、連結動作時の電子ソートモード
(メモリに画像を記憶してソートする機能)の動作を説
明するための図である。図12において、この例は、原
稿3枚をソートし、かつ、6部複写する際の動作を、操
作を行う複写機(マスター機)と他の一台のデジタル複
写機(スレーブ機)との間で分担してデジタル複写動作
を行っている。マスター機側は、通常、原稿読み取り動
作とマスター機側の複写動作を動作時に行う。実際の動
作ではスキャナで読み取った画像データを、そのまま複
写しながら、その画像データをメモリに書き込む動作を
平行して行っている。1部目の複写動作終了後、2部目
の画像データをメモリから読み出して複写動作を行い、
その終了後3部目の複写動作を行う。
【0057】スレーブ機は、マスター機から送られて来
る画像データをメモリに記憶させる。このメモリ記憶動
作終了後、複写動作を実行する。1部目の複写動作の終
了後に、2部目及び3部目の複写動作を実行する。ま
た、ここで示しているように、指定部数を半分ずつ複写
しているが、この割り振りは、自由に設定可能で、どち
らかのデジタル複写機(マスタ機、スレーブ機)の動作
が中断したときも部単位の分担数を変更することも容易
に可能である。動作中断中の残り部数を割り振ることが
出来る。
【0058】図13は、連結動作時のマスタ機の動作に
おける処理手順を示すフローチャートである。図13に
おいて、連結動作に先立ってスレーブ機に連結処理を開
始する。この通知には複写モードなどの情報も含まれて
いる。マスタ機は最後の原稿の読み取りが終了するま
で、その記憶、複写、スレーブ機への送信を繰り返す。
実際は、これらの処理が並行して行われる。原稿の読み
取りが終了をスレーブ機に通知した後に残りの部数の複
写を行う。
【0059】図14は、連結動作時のスレーブ機の動作
における処理手順を示すフローチャートである。図14
において、マスタ機から連結開始通知を受け取ると、ス
レーブ機として動作を開始する。スレーブ機はマスタ機
から送信されて来る画像データをメモリに記憶する。原
稿読み取りの終了通知を受け取るとスレーブ機での複写
動作を行う。この動作はマスタ機の残りの部に対する複
写動作と同一である。
【0060】図15は、マスタ機、スレーブ機共通の、
残りの部に対する複写動作における処理手順を示すフロ
ーチャートであり、図16は警告の画面表示例を示す正
面図である。図15及び図16において、次に複写する
画像データをメモリから順次、読み出し、この読み出し
に成功した場合、その画像データを複写し、次の処理に
移行する。読み出しに失敗した場合、操作者に該当原稿
を読取部へセットさせる。このとき、マスタ機又はスレ
ーブ機へ、その旨の警告を行う。図16は警告を示す一
例である。この後に該当原稿を読み取り、その画像デー
タの複写を処理する。
【0061】図17は、残りの部の複写を行う際の送信
依頼の動作における処理手順を示すフローチャートであ
り、図18は、画像リカバリ処理の動作における処理手
順を示すフローチャートである。図17及び図18にお
いて、メモリから画像データの読み出しに失敗した場
合、他のデジタル複写機(スレーブ機)に対して該当す
る画像データの送信を依頼する。要求した画像データが
送信されて来るのを待って、複写動作を開始する。画像
データの送信要求が発生した場合に該当画像を送信して
いる。この処理はマスタ機、スレーブ機を問わずに実行
される。
【0062】次に、動作異常が発生した場合について説
明する。図19はスレーブ機に異常動作が発生した場合
の動作の処理手順を示すフローチャートであり、図20
は異常動作が発生した際の表示画面例を示す正面図であ
る。図19及び図20において、通常は、異常動作が発
生した場合、即座に動作を停止するのが通例である。こ
こではスレーブ機に異常動作が発生した場合、かつ、ス
キャナなどの読取装置に異常がない場合は、動作を継続
する。これ以外の場合は図20に示すような異常表示を
行う。
【0063】図21はマスタ機に異常動作が発生した場
合の動作の処理手順を示すフローチャートであり、図2
2は異常動作が発生した際の警告の表示画面例を示す正
面図である。また、図23は複写動作の再開を示す正面
図であり、図24は異常動作を示す表示画面例を示す正
面図である。
【0064】図21において、動作を停止した後にプリ
ンタなどの複写装置が異常動作した場合、図22に示す
ように警告の画面表示を行う。そして、残りの複写を他
のスレーブ機で行うか否かを使用者が選択する。複写の
継続を選択した場合、連結処理開始をスレーブ機に通知
し、マスタ機内で記憶している画像データを順次スレー
ブ機に送信す。この画像データの送信が終了した際に、
この画像データ送信終了をスレーブ機に通知し、マスタ
機で図23に示すようにスレーブ機での複写動作の再開
を画面表示する。
【0065】一方、プリンタ系の異常動作でない場合
や、使用者が継続を選択しなかった場合、図24に示す
ように異常動作を示す画面表示を行う。図25は異常動
作が発生した際のスレーブ機での動作の処理手順を示す
フローチャートである。図25において、マスタ機から
連結動作開始通知を受け取ると、スレーブ機が動作を開
始する。スレーブ機はマスタ機から送信されて来る画像
データをメモリに記憶し、画像データの送信終了の通知
を受け取るとスレーブ機での複写動作を行う。この動作
は画像データをメモリから順次読み出して複写を行う。
【0066】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1記載の複写機ネットワークシステムによれば、マスタ
側及びスレーブ側の複写機が、記憶している画像データ
を分担して複写出力する際に、記憶手段から画像データ
を読み出せない場合、この記憶手段を備えるマスタ側又
はスレーブ側の複写機での読取手段が読み取った画像デ
ータを複写出力しているため、一連の複写動作を完了さ
せることが出来るようになる。
【0067】請求項2記載の複写機ネットワークシステ
ムは、記憶手段から画像データを読み出せない場合、他
のマスタ側又はスレーブ側の複写機の記憶手段に記憶し
ている画像データを受信して複写出力しているため、複
写動作を停止せずに、その一連の複写動作を完了させる
ことが出来るようになる。
【0068】請求項3記載の複写機ネットワークシステ
ムによれば、マスタ側及びスレーブ側の複写機が、記憶
している画像データを分担して複写出力する際に、スレ
ーブ側の複写機の読取手段に異常が発生した際に動作停
止を行わないようにしている。この結果、読取手段のス
キャナなどに異常が発生した場合も、ネットワーク全体
での複写動作が継続されるため、動作中断時間が低減
し、その稼働率が向上するうよになる。
【0069】請求項4記載の複写機ネットワークシステ
ムによれば、マスタ側の複写機のみの複写動作中に、こ
の複写手段に異常が発生した場合、通信手段が自動的に
ネットワーク接続したスレーブ側の複写機に画像データ
を送信して複写を行っているため、複写機単体に異常が
発生しても、他の複写機が正常動作の場合、その複写動
作を継続できるようになる。
【0070】請求項5記載の複写機ネットワークシステ
ムによれば、前記の通信手段が自動的にネットワーク接
続したスレーブ側の複写機に画像データを送信する前
に、操作者に通知しているため、操作者が、他の複写機
での複写動作の継続を選択できるようになり、操作者の
意図に反する動作を抑止することが出来るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複写機ネットワークシステムの実施形
態の構成を示す外観図である。
【図2】図1に示すデジタル複写機の構成を示す側面図
である。
【図3】実施形態における操作部の構成を示す正面図で
ある。
【図4】図3に示す操作部の液晶タッチパネルの表示例
を示す図である。
【図5】実施形態における画像処理部の構成を示すブロ
ック図である。
【図6】実施形態にあって画像信号の処理状態を示すタ
イミングチャートである。
【図7】実施形態にあってメモリコントローラ及び画像
メモリの詳細な構成を示すブロック図である。
【図8】実施形態にあってデジタル複写機の電気的を構
成例を示すブロック図である。
【図9】実施形態にあって他のデジタル複写機の電気的
を構成例を示すブロック図である。
【図10】実施形態にあってデジタル複写機をネットワ
ークとして接続した状態を示すブロック図である。
【図11】実施形態にあってソフトウェアの概念図であ
る。
【図12】実施形態にあって連結動作時の電子ソートモ
ードの動作を説明するための図である。
【図13】実施形態にあって連結動作時のマスタ機の動
作における処理手順を示すフローチャートである。
【図14】実施形態にあって連結動作時のスレーブ機の
動作における処理手順を示すフローチャートである。
【図15】実施形態にあって連結動作時のスレーブ機の
他の動作における処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図16】実施形態にあって警告の画面表示例を示す正
面図である。
【図17】実施形態にあって残りの部の複写を行う際の
送信依頼の動作における処理手順を示すフローチャート
である。
【図18】実施形態にあって画像リカバリ処理の動作に
おける処理手順を示すフローチャートである。
【図19】実施形態にあってスレーブ機に異常動作が発
生した場合の動作の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図20】実施形態にあってスレーブ機で異常動作が発
生した際の表示画面例を示す正面図である。
【図21】実施形態にあってマスタ機に異常動作が発生
した場合の動作の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図22】実施形態にあってマスタ機で異常動作が発生
した際の警告の表示画面例を示す正面図である。
【図23】実施形態にあってマスタ機での複写動作の再
開を示す正面図である。
【図24】実施形態にあって異常動作を示す表示画面例
を示す正面図である。
【図25】実施形態にあって異常動作が発生した際のス
レーブ機での動作の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 自動原稿送り装置(ADF) 8 第1トレイ 9 第2トレイ 10 第3トレイ 11 第1給紙装置 12 第2給紙装置 13 第3給紙装置 14 縦搬送ユニット 15 感光体 17 定着ユニット 18 排紙ユニット 27 現像ユニット 30 操作部 31 液晶タッチパネル 50 読取ユニット 57 書込ユニット 65 メインコントローラ 66 画像メモリ 80 SCSIドライバ 101 入力データセレクタ 102 画像合成部 103 1次圧縮/伸長部 104 出力データセレクタ 105 2次圧縮/伸長部 106 1次記憶装置 107 2次記憶装置 111 両面給紙ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石黒 久 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 服部 康広 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を読み取る読取手段と、前記読
    取手段が読み取った画像データを記憶する記憶手段と、
    画像データを印刷して出力する複写手段とを備えた複数
    台の複写機を通信手段を通じたネットワーク接続によっ
    て画像データを送受信する複写機ネットワークシステム
    において、 マスタ側の複写機が読み取った画像データを記憶し、か
    つ、ネットワーク通信手段を通じてスレーブ側の複写機
    に送信するとともに、スレーブ側の複写機が送信されて
    来た画像データを受信して記憶し、マスタ側及びスレー
    ブ側の複写機が、記憶している画像データを分担して複
    写出力する際に、記憶手段から画像データを読み出せな
    い場合、この記憶手段を備えるマスタ側又はスレーブ側
    の複写機での読取手段が読み取った画像データに対する
    複写動作を行うことを特徴とする複写機ネットワークシ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載の複写機ネットワーク
    システムにおいて、マスタ側及びスレーブ側の複写機
    が、記憶している画像データを分担して複写出力する際
    に、記憶手段から画像データを読み出せない場合、他の
    マスタ側又はスレーブ側の複写機の記憶手段に記憶して
    いる画像データを受信して複写動作を行うことを特徴と
    する複写機ネットワークシステム。
  3. 【請求項3】 前記請求項1記載の複写機ネットワーク
    システムにおいて、マスタ側及びスレーブ側の複写機
    が、記憶している画像データを分担して複写出力する際
    に、スレーブ側の複写機の読取手段に異常が発生した際
    に動作停止を行わないことを特徴とする複写機ネットワ
    ークシステム。
  4. 【請求項4】 前記請求項1記載の複写機ネットワーク
    システムにおいて、マスタ側の複写機のみの複写動作中
    に、この複写手段に異常が発生した場合、通信手段が自
    動的にネットワーク接続したスレーブ側の複写機に画像
    データを送信して複写動作を行うことを特徴とする複写
    機ネットワークシステム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の複写機ネットワークシス
    テムにおいて、 通信手段が自動的にネットワーク接続したスレーブ側の
    複写機に画像データを送信する前に、操作者に通知する
    通知手段を備えることを特徴とする複写機ネットワーク
    システム。
JP8327857A 1996-11-23 1996-11-23 複写機ネットワークシステム Pending JPH10153928A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8327857A JPH10153928A (ja) 1996-11-23 1996-11-23 複写機ネットワークシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8327857A JPH10153928A (ja) 1996-11-23 1996-11-23 複写機ネットワークシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10153928A true JPH10153928A (ja) 1998-06-09

Family

ID=18203757

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8327857A Pending JPH10153928A (ja) 1996-11-23 1996-11-23 複写機ネットワークシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10153928A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7180628B1 (en) 1998-12-17 2007-02-20 Ricoh Company, Ltd. Image formation apparatus and image formation system
US7728997B2 (en) 1999-09-30 2010-06-01 Ricoh Company, Ltd. Digital copying machine, image formation system, and digital copying machine as slave machine

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7180628B1 (en) 1998-12-17 2007-02-20 Ricoh Company, Ltd. Image formation apparatus and image formation system
US7551307B2 (en) 1998-12-17 2009-06-23 Ricoh Company, Ltd. Image formation apparatus and image formation system
US7728997B2 (en) 1999-09-30 2010-06-01 Ricoh Company, Ltd. Digital copying machine, image formation system, and digital copying machine as slave machine
US7800771B2 (en) * 1999-09-30 2010-09-21 Ricoh Company, Ltd. Digital copying machine, image formation system, and digital copying machine as slave machine

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001169032A (ja) デジタル複写機、画像形成システム、およびデジタル複写機のスレーブ機
JP3938844B2 (ja) 画像形成システム
JP3895488B2 (ja) デジタル複写機ネットワークシステム
JP4090607B2 (ja) 連結画像形成装置
JP3785274B2 (ja) 複写機ネットワークシステムの連結複写方法
JP3869977B2 (ja) 画像形成装置および画像形成装置システム
JP3858192B2 (ja) 画像形成システムおよび画像形成方法
JP2000347826A (ja) 画像形成装置ネットワークシステムおよびその連結動作方法
JP2000261595A (ja) 画像形成システム
JP3550494B2 (ja) 画像形成装置
JPH10153928A (ja) 複写機ネットワークシステム
JP3538325B2 (ja) 画像形成装置のネットワークシステム
JP4136197B2 (ja) 画像形成装置
JP3621561B2 (ja) 画像形成装置
JPH11289436A (ja) 画像形成装置
JP3645110B2 (ja) 複写機ネットワークシステムおよびマスター画像形成装置
JPH11231730A (ja) 画像形成装置
JPH1188570A (ja) 画像形成装置
JP2001066950A (ja) 連結複写システム
JP3614657B2 (ja) 画像形成装置
JP2004185039A (ja) 画像形成装置
JP2000276310A (ja) 画像形成システム
JPH10322533A (ja) 複写機および複写機ネットワークシステム
JP2001094746A (ja) 画像形成装置ネットワークシステム
JP2000069217A (ja) 画像形成装置