JP3248904B2 - デジタル複写機 - Google Patents

デジタル複写機

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は原稿の画像データを格納する画像メモリを有
するデジタル複写機に係り、特に画像メモリの画像デー
タ保持制御に特徴のあるデジタル複写機に関する。
〔従来の技術〕
一般にデジタル複写機では、原稿画像を画像読取素子
で読み取つて光電変換し、この画像データ(画像情報)
を画像メモリに格納するようになつている。そして必要
に応じて所定タイミングでこのデータが読み出され、感
光体上に光書き込みされる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところでADFを用いて多数の原稿のコピーをとつてい
るような場合、条件によつては必要なメモリ量が不足す
ることもあり得る。例えば、転写紙の排出完了で対応す
る画像が保持されたメモリエリアを開放するような場
合、排出完了以前に他の原稿読み取りが開始し、数枚分
の画像情報がメモリに保持されることになる。ここで1
枚の原稿に必要なメモリ量は原稿サイズや画像情報の圧
縮を行つている場合は、原稿の情報量により異なつてく
る。
一方、複写機では一般に生産性を上げるため、原稿の
読み取りが終了すると、それに対応する転写紙が機内に
残つていても、次の複写動作を許可している。
しかしながら、前の転写紙が機内にあるうちに原稿を
交換して、次のコピーを開始した時に、ジヤム発生等に
より前の原稿に対する転写紙が使いものにならなくなつ
てしまつた場合、従来ではジヤム処理後、その転写紙に
対する原稿を再セツトしてコピーしなければならず、む
しろ生産性は低いものとなつていた。
ここで複写機の搬送パスが長くなると、このとき再セ
ツトすべき原稿は何枚も前に遡らなくてはならなくな
る。特にADFを用いる場合は原稿読み取り終了と共にこ
れを排出し、次の原稿を給送するため、ジヤム時に前記
のような現象が発生し易い。一般的にはこのような場
合、何枚の原稿を戻すべきかを指示する表示を有する
が、ユーザにとつては煩わしく難しい操作であり、ミス
も多い。
そこで充分なメモリ容量を得るために、画像メモリを
オプシヨンとして増設する場合もあるが、この場合コス
ト高となつてしまうので、メモリに蓄えた原稿画像情報
をいつまで保持するかを制御して効率よくメモリを使用
することが必要となる。
本発明はこのような背景に基づいてなされたものであ
り、画像メモリを効率よく使用し、画像メモリのメモリ
容量を抑えてコストダウンを図り、かつコピー生産性を
上げることができるデジタル複写機を提供することを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、少なくとも1枚の原稿の画像データを格
納できる画像メモリと、原稿の読み取り開始時に前記画
像メモリの残量をチェックし、その残量が所定量を満た
す場合には原稿の読み取りを許可する一方、所定量に満
たない場合は原稿の読み取りを待機し、待機中にメモリ
が開放されると再び画像メモリの残量チェックを行うよ
うに制御する制御手段とを備えた第1の手段により達成
される。
〔作用〕
第1の手段によれば、制御手段は、原稿の読み取りを
開始する前に、画像メモリの残量をチェックし、残量が
所定量に満たなかった場合には原稿を読み取りを実行し
ないで待機し、メモリが開放されると再び画像メモリの
残量チェックを行い、残量が所定量、すなわち、次の原
稿の読み取りに必要な量だけ空けば読み取りを開始する
ように制御する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第2図は本発明が適用されるデジタル複写機の構成図
である。
この図に基づきデジタル複写機の基本動作について説
明する。
ADF(自動原稿送り装置)130またはマニユアルにより
コンタクトガラス119にセツトされた図示しない原稿
は、露光ランプ113により露光され、原稿からの反射光
が第1,2,3ミラー121,122,123および結像レンズ111を経
て画像読み取り板110内に達する。ここに露光ランプ113
および第1ミラー121は第1スキヤナを構成し、前記コ
ンタクトガラス119下面を左右方向に所定速度で往復移
動するものである。これに対し、第2ミラー122および
第3ミラー123は第2スキヤナを構成し、第1スキヤナ
の1/2の速度で同一方向に移動するものである。なお、
拡大縮小コピーを行う場合、スキヤナの移動方向(副走
査方向)の変倍はスキヤナ移動速度を変えて行い、横方
向(主走査方向)の変倍は後述するIPU(IMAGE PROCES
SING UNIT…画像処理装置)により電気的に行うため、
結像レンズ111は固定式となつている。
一方、画像読み取り板110に到達した原稿からの反射
光は、電気信号に変換されIPUで画像処理がなされる。
処理された画像データは後述するレーザダイオードによ
り再び光に変えられ感光体ドラム101へ照射される。
書き込み画像データに対応して変調されたレーザ光
は、ポリゴンモータ109により等速回転しているポリゴ
ンミラー124で走査される。この時、主走査方向の画素
の構成は前述のレーザ光走査、副走査方向の画素の構成
は感光体ドラム101の回転により行われる。
ここで、感光体ドラム101は帯電チヤージヤ112により
一様帯電されており、前述の如く画像データが照射され
ることにより、感光体ドラム101上には静電潜像が形成
される。この静電潜像は現像ユニツト117により現像さ
れて可視像となる。
一方、転写紙125は給紙部115(給紙カセツト115a,115
b、給紙トレイ115c)のいずれかから給紙コロ116により
給紙され、レジストコロ126位置に搬送されており、こ
のレジストコロ126により所定のタイミングで感光体ド
ラム101の転写位置に向けて搬送される。転写位置では
転写チヤージヤ102の作用により、感光体ドラム101上の
可視像が転写紙125上に転写される。転写後の転写紙125
は、分離チヤージヤ103により除電され、感光体ドラム1
01から分離する。万一分離できなかつた場合でも分離爪
127により強制的に分離される。分離した転写紙125は、
搬送ベルト128により熱定着装置107に向けて搬送され
る。この時、搬送フアン105は複写装置本体下部から下
向きに排気を行うことにより、搬送ベルト128に転写紙1
25を吸い付け、転写紙125が搬送ベルト128から剥離する
ことを防ぐ。熱定着装置107に搬送された転写紙125は定
着され、搬送コロ129を経て排紙トレイ(ソータのビ
ン)118に排出される。一方、転写後の感光体ドラム101
表面は、クリーニングユニツト104によりクリーニング
される。なお、108は第1スキヤナ、第2スキヤナ等で
構成される原稿読み取り手段の駆動源、140はソータ排
紙センサである。
次に、画像信号の流れについて、第1図に示した画像
処理ブロツク図に基づいて説明する。
コンタクトガラス119上の原稿は、露光ランプ113によ
り露光され、その反射光は第1,2,3ミラー121,122,123を
経て、結像レンズ111により画像読み取り板110内のCCD
上に結像される。ここでCCDは原稿の濃淡を電気信号に
変換するもので、本実施例では5000画素のCCDを用いて4
00DPIの分解能を有している。画像読み取り板110にはA/
Dコンバータが内蔵されており、CCDよりのアナログ出力
は6ビツト(64階調)のデジタル信号として出力され
る。画像読み取り板110から出力された画像データはIPU
(1)(画像処理装置)201に送られる。IPU(1)201
は、画像データのシエーデイング補正およびMTF補正を
行う他に、画像データを2値化して黒部分の画像数を数
える機能を有する。IPU(1)201によつて処理されたデ
ータは、一旦画像メモリ(RAM)202に格納される。
ここで、この画像メモリは本複写機で扱える原稿の画
像データを最小でも2ページ格納できる容量を持つてお
り、どのエリアに格納するか、どのエリアを読み出すか
をメイン制御板205からの指示で制御できる。さらにオ
プシヨンでメモリ容量を増設可能としている。
画像メモリ202上のデータはIPU(2)203により読み
込まれ、必要に応じて変倍処理、白黒反転処理、中間調
処理等の画像処理を行う。なお、IPU(1)201およびIP
U(2)203は、画像処理装置全体を制御するメイン制御
板205と接続され、データの授受を行うように構成され
ていて、IPU(1)201およびIPU(2)203がどのような
画像処理を行うかは、メイン制御板205より送られる各
種コマンドにより決められる。また、IPU(1)201は前
述の画像データの黒部分の画素数をメイン制御板205に
送ることができる。IPU(2)203において画像処理され
たデータはLD制御板204に送られ、LD(レーザダイオー
ド)からの発光量をデータに応じて制御することで感光
体ドラム101への画像の書き込みを行う。なお、LDから
のレーザ光は高速回転しているポリゴンミラー124の一
つの面で1主走査を行う。ポリゴンミラー124のミラー
面は主走査および副走査方向のレーザ光の書き込み位置
ずれ防止と反射効率を上げるために超精密加工されてい
る。
第3図は操作パネル301の平面図であり、画像記録装
置を操作するための各種スイツチ、キーが設けられてい
る。まず、右側にはプリントキー302、テンキー303、C/
S(クリア/ストツプ)キー304、割り込みキー305が設
けられ、その左隣に原稿サイズに応じて給紙部115の給
紙カセツト115a,115b、給紙トレイ115cを自動選択する
ための自動用紙選択キー306、手動で選択するための用
紙選択キー307、選択された給紙部115の転写紙サイズに
合わせて自動的に拡大縮小する用紙指定変倍キー308、
等倍キー309、拡大キー310、縮小キー311が設けられて
いる。また、パネル左側には、両面コピーモードキー31
2、ソート/スタツクモードキー313なるモード設定キー
が、中央部上側には各種メツセージを表示するための表
示部316がそれぞれ設けられている。
次に両面コピーについて説明する。両面コピーモード
には3つの異なるコピーモードがあり、片面原稿2枚を
1枚の転写紙125の表裏にコピーする第1のモード、両
面原稿から両面コピーする第2のモード、本のような見
開き原稿を1枚の転写紙125の表裏にコピーする第3の
モードがある。
いずれのコピーも転写紙125の片面にコピー後、第2
図に示すように排出トレイ118に排出せずに搬送方向を
反転して両面トレイ150にストツクし、そこから再給紙
し、転写紙125のもう一方の面にコピーして排出トレイ1
18に排出するという順序となる。どちらが裏、表かと考
えると分かりにくいので、通常の給紙部115から行うコ
ピーを第1面コピー、両面トレイ150から行うコピーを
第2面コピーと呼ぶ。
第2図で両面コピーに係わる主要な部分を説明する。
両面ゲート151は定着後の転写紙125の行き先を排出トレ
イ118とするか、両面トレイ150とするかを切り換えるゲ
ートである。両面トレイ150は第1面コピーの終了した
転写紙125をストツクするトレイで、転写紙125を揃える
動作を行うジヨガ152を有する。ここに一時的にストツ
プされた転写紙125は両面給紙トレイ153により、第2面
コピーを行うべく再給紙される。両面トレイ150にスト
ツクされた転写紙125は再給紙されると、転写紙125の先
端と後端が逆になつており、両面給紙ローラ153から感
光体101に至る搬送路が反転経路となつており、第2面
コピーにより両面コピーが完成する訳である。
なお、両面コピーモードにおける各モード選択は、操
作パネル301の両面コピーモードキー312で行う。モード
はこのキー押下により非両面コピー→第1のモード→第
2のモード→第3のモード→非両面コピーとローテーシ
ヨンする。
次にADF130の動作について、第4図の機構概略図を用
いて説明する。ADF130上の原稿テーブル401に原稿がセ
ツトされると、原稿セツト検知センサ402により原稿の
セツトが検知される。操作パネル301のプリントキー302
が押されると、ピンチコロ403と呼び出しコロ404が接
し、その後、図示しない搬送モータがオンすることで、
呼び出しコロ404が回転し、原稿は給紙される。給紙さ
れた原稿が多枚数の時は、分離ベルト405と分離コロ406
と接している原稿のみ送られるので、原稿が重送される
ことはない。給紙されて分離コロ406を通過した原稿
は、レジスト・原稿幅検知センサ407を通り、搬送ベル
ト408によりコンタクトガラス119上に送られる。この
時、長さ検知センサ409aおよびレジスト・原稿幅検知セ
ンサ407により原稿の紙サイズが検知される。一方、コ
ンタクトガラス119上に送られた原稿は、長さ検知セン
サ409bに当たつた時に搬送モータが停止することで、露
光位置に停止する。露光が終了した原稿は、搬送モータ
および図示しない排紙モータが回転しストツプ爪が下が
ることで排出され、再び次の原稿の給紙が行われる。ま
た、両面原稿の裏面を露光する場合は、表面の露光が終
わつた後、反転コロ410の周囲をまわつて(この時反転
切り換え爪411は上がつている)、再びコンタクトガラ
ス119上に搬送される。露光が終了し機外に排出された
原稿は、原稿受け413にストツクされる。
次に本発明による動作について説明する。
画像メモリ202はIPU(1)201で処理された画像デー
タを格納するばかりでなく、IPU(2)203による編集等
のワークエリアも共用している。またメモリは増設可能
としており、高度の画像処理を行うにはワークエリアを
多く必要とするため増設が必要となるが、基本的な用途
には安価に提供できるようになつている。
システムコントローラ205は、画像読み取り時、画像
メモリ202のうち開放されているエリアをその原稿用と
して確保し、そこに画像データを格納し、所定の条件で
メモリを開放し、再利用を許可するといつたメモリ管理
を行つている。
ADF130を用いたコピー時、原稿の読み取り終了で原稿
の排出を行い、次の原稿を給送し、所定のタイミングで
コピー動作を実行すると、排出した原稿に対する転写紙
125がまだ機内を搬送されている内に次の原稿に対する
動作が行われる。ここで1枚の原稿に対する一連のコピ
ー動作を単位にしてタスクと名付けると、ADF130による
コピー中は数個のタスクが混在すると表現できる。タス
クの混在中にジヤムが発生し、未完了のタスクが生じた
場合、そのタスクの原稿がADF130より排出されてしまつ
ていたら、ジヤムリカバリーのためには操作者がこの原
稿ADF130に再セツトしなくてはならないというのが前述
した如き従来の複写機であつた。
ここで、タスクの終了まで、つまり転写紙125が機外
に排出完了するまで、画像メモリ202に画像データを保
持しておけば、ジヤム時にも画像メモリ202に、失われ
たタスクの画像データは保持されており、原稿を再セツ
トする必要はなくなるため、操作性を格段に向上させる
ことになる。
これに必要なメモリ量は、転写紙125の給紙部115から
排出トレイ118間の搬送パスと転写紙間の紙間隔で決ま
り、本実施例では原稿5枚分のメモリが必要となる(A4
ヨココピー、ソータ装着時)。タスクの終了検出は、複
写機の最終段の紙センサによつて行い、実施例では排出
トレイ118入口に設けられたソータ排出センサ140によつ
て行つている。ここの通過により排出完了としている。
システムコントローラ205は、画像メモリ202中から開
放されているエリアに新たな画像テータを書き込み、排
出センサ140を監視してタスクの終了を検出したら、対
応するメモリエリアを開放し再利用可とすることによ
り、本発明の機能を実現する。
このメモリ管理機能およびタスク終了判断機能のプロ
グラムをフローチヤートとして第5図、第7図および第
8図に示す。
第5図はメモリの選択と確保を制御するプログラム内
容のフローチヤートである。まず、このプログラムは新
たな原稿のコピー時に起動される。つまりADF130による
原稿の給送を伴うコピーである。この起動する側のプロ
グラムは一般的な複写機の制御方法であるため、ここに
は記さない。メモリを管理する単位としては種々考えら
れるが、ここでは簡単に、A3原稿1枚分の容量を最小単
位として考えることにする。
起動されると(S1)、新たなメモリエリアを確保する
ためにメモリ管理テーブルと呼ぶ、メモリエリアとコピ
ータスク、原稿ナンバーを関連づけたデータテーブルを
サーチし(S2)、開放されているエリアを見付け、管理
テーブルに新たなタスク、原稿ナンバーといつた必要な
情報を関連づけて登録する(S3)。さらに図示しないメ
モリコントローラにこのエリアを指示することにより
(S4)、これから読み取る画像データはここで確保した
エリアに書き込まれることになる。簡単に図式化する
と、第6図のように管理単位ごとに分割されたメモリ20
2a,202b,202c,202d,202eを入力セレクトスイツチ202fで
選択し、出口セレクトスイツチ202gから出力するという
ものとなる。
第7図はタスク完了によるメモリの開放を制御するプ
ログラム内容のフローチヤートである。
メモリの開放には、タスクのキヤンセル等の条件もあ
るがここでは排出完了についてのみ示す。このプログラ
ムはコピーの開始により起動される。起動されると複写
機のシステム構成に応じたセンサの監視によるタスク終
了チエツクプログラムを起動し(S10)、このプログラ
ムからタスク終了シグナルを待つ。本実施例ではソータ
排出センサ140によるタスク終了チエツクを行う。タス
ク終了シグナルを受けると(S11)、終了したタスクの
タスクナンバーを基にメモリ管理テーブルをサーチし
て、開放すべきメモリエリアを見つけ(S12)、メモリ
管理テーブルからこれら情報を削除することによつてメ
モリを開放する(S13)。後のメモリ確保時に再利用で
きるようにする訳である。
第8図は排出完了によるタスク終了チエツクプログラ
ムのフローチヤートである。
複写機のシステム構成に応じて最終排出口となるとこ
ろのセンサを決定し(本実施例ではソータ排出センサ14
0)、これを監視して転写紙125の通過を知る(S20)。
転写紙125の通過毎に(S21)、排出枚数カウンタをカウ
ントし(S22)、この値とコピーセツト枚数を比較す
る。コピーセツト枚数とは、コピー開始に先立ち操作者
が操作パネル301のテンキー303によりセツトしたコピー
枚数のことである。排紙枚数とコピーセツト枚数が等し
ければ(S23でY)、その原稿に対するコピーは終了し
たとして、タスク終了シグナルを発生し(S24)、次の
タスクに備え排出枚数カウンタをクリアしておく(S
5)。メモリの開放はこのタスク終了シグナルを基に行
われるのである。
以上のようなメモリ管理を行う場合、メモリ容量が充
分ないとメモリ確保時に不可能となることがあり得る。
これまでの説明では、メモリ量は最大のタスク混在数を
カバーするだけ持つているとして説明されてきた。しか
し画像メモリを増設可能とし、基本システムでは小容量
のメモリしか有しないような場合もあり得る。
このような場合にも効率的なメモリ使用を行い、また
メモリが充分にある場合にはそれに見合つた高性能を発
揮できる制御方法を説明する。前提として、メモリの開
放はタスク終了によるものとし、画像データの保持を優
先する。メモリ不足は混在するタスクが多いために生じ
たのであり、タスク終了を待てば必ず開放される。つま
り、新たな原稿の読み取りスタートを遅らせ、機内の転
写紙の排出を待ち、排出終了で読み取り開始することに
なる。このように制御すると、メモリ容量に応じたコピ
ー生産性が得られることになる。
また、メモリ管理の最小単位をA3原稿1枚分でなく、
もつと細かくし原稿サイズに応じた量だけメモリを確保
するようにすると、本方式とあいまつて、メモリ容量、
原稿サイズに応じた適切なコピー生産性が得られ、メモ
リ容量が少ない場合にも小サイズ原稿のコピー時は高い
生産性が得られることになる。もちろん、画像データの
保持を優先しているので、ジヤム時の操作性を損なうこ
ともない。
第9図に本方式のメモリ確保プログラムフローを示
す。
原稿読み取り時に起動されると(S30)、メモリ管理
テーブルから開放エリアを知り(S31)、原稿サイズに
よつて決定されるメモリ必要量を求める(S32)。原稿
サイズは周知の技術である原稿サイズ検知、例えばADF
の原稿給送時に検知するなどの方法で検知されている。
開放エリアの量が必要量以上ならば(S33でY)、開
放エリアのうち必要量だけ確保し(S34)、このエリア
をメモリコントローラに指示し(S35)、原稿読み取り
を許可する(S36)。
開放エリアの量が必要量に満たないと(S33でN)、
メモリ開放待ちとなる(S37)。メモリが開放されたら
開放エリアのチエツクに戻る。このように、開放エリア
が必要量以上になるまで原稿読み取りを遅らせることに
なる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、
メモリが開放されると再び画像メモリの残量チェックを
行い、残量が所定量、すなわち、次の原稿の読み取りに
必要な量だけ空けば読み取りが許可されるので、メモリ
が全て開放されるのを待つ必要がなくなり、原稿の読み
取りにかかる時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るデジタル複写機の制御
ブロツク図、第2図はデジタル複写機の構成図、第3図
は操作パネルの平面図、第4図はADFの構成図、第5図
はメモリの選択と確保を制御するプログラムのフローチ
ヤート、第6図は管理単位ごとに分割されたメモリを示
す説明図、第7図はタスク完了によるメモリ開放を制御
するプログラムのフローチヤート、第8図は排出完了に
よるタスク終了チエツクプログラムのフローチヤート、
第9図はメモリ確保プログラムのフローチヤートであ
る。 202……画像メモリ、205……メイン制御板。
フロントページの続き (72)発明者 甲斐 創 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 昭60−227565(JP,A) 特開 平2−151172(JP,A) 特開 平1−264062(JP,A) 特開 昭62−264757(JP,A) 特開 昭60−18061(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108 H04N 1/21

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1枚の原稿の画像データを格納
    できる画像メモリと、 原稿の読み取り開始時に前記画像メモリの残量をチェッ
    クし、その残量が所定量を満たす場合には原稿の読み取
    りを許可する一方、所定量に満たない場合は原稿の読み
    取りを待機し、待機中にメモリが開放されると再び画像
    メモリの残量チェックを行うように制御する制御手段
    と、 を備えたことを特徴とするデジタル複写機。
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