JPH0487456A - デジタル複写機 - Google Patents

デジタル複写機

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JPH0487456A
JPH0487456A JP2201556A JP20155690A JPH0487456A JP H0487456 A JPH0487456 A JP H0487456A JP 2201556 A JP2201556 A JP 2201556A JP 20155690 A JP20155690 A JP 20155690A JP H0487456 A JPH0487456 A JP H0487456A
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JP2201556A
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Kimiyasu Ishii
君育 石井
Masayuki Otani
大谷 雅之
Takaaki Yanagisawa
孝昭 柳沢
So Kai
創 甲斐
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は原稿の画像データを格納する画像メモリを有す
るデジタル複写機に係り、特に転写紙の表裏面に画像を
転写する両面コピーモード時の制御方式に特徴のあるデ
ジタル複写機に関する。
〔従来の技術〕
複写機では一般的に生産性を上げるため、原稿の読み取
りが終了すると、それに対応する転写紙が機内に残って
いても、次の複写動作を許可している。ADF使用時は
、この時に次の原稿に入れ換わる。
ADF使用の両面コピーモードにおいては、第1面目の
原稿読み取りが終了して、転写紙がまだ両面トレイにス
トック完了しない内に原稿を入れ換えて第2面目の原稿
がセットされる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した場合において、転写紙がジャムしたら、第1面
目の原稿からセットし直してジャムリカバリ−(ジャム
によって使いものにならなくなった転写紙に対して新た
な転写紙に画像形成を行いこれを補償すること)しなく
てはならない。さらに、この時当該転写紙ではなくその
前の原稿に対する両面に転写された転写紙が未だ機内に
残っていて、これがジャムにより使いものにならなくな
ったら、前のコピーの第1面目の原稿から再セットし直
さなくてはならない。
このように両面コピーモードに際しては、ジャム時の原
稿操作の煩雑さがあるため、両面に画像を転写された転
写紙が完全に排出されてから、次の原稿に入れ換えてコ
ピー動作をスタートさせなければならず、コピーの生産
性が悪いという欠点があった。
本発明の目的は、上記従来技術の欠点を解消し、両面コ
ピーモード時のコピーの生産性を向上させることができ
るデジタル複写機を提供することにある。
〔l!題を解決するための手段〕
上記目的は、少なくとも2枚の原稿の画像データを格納
できる画像メモリと、両面コピーモード時、両面に像形
成された転写紙が排出完了するまでは、それに対応した
表面の画像情報と裏面の画像情報の双方を上記画像メモ
リに保持するように指令する制御手段とを備えることに
より達成される。
〔作用〕
制御手段は、両面コピーモード時、両面に像形成された
転写紙が排出完了するまでは、それに対応した表面の画
像情報と裏面の画像情報の双方を上記画像メモリに保持
するように指令する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第2図は本発明が適用されるデジタル複写機の構成図で
ある。
この図に基づきデジタル複写機の基本動作について説明
する。
ADF (自動原稿送り装置)130またはマニュアル
によりコンタクトガラス119にセットされた図示しな
い原稿は、露光ランプ113により露光され、原稿から
の反射光が第1.2.3ミラー121,122.123
および結像レンズ111を経て画像読み取り板110内
に達する。ここに露光ランプ113および第1ミラー1
21は第1スキヤナを構成し、前記コンタクトガラス1
19下面を左右方向に所定速度で往復移動するものであ
る。これに対し、第2ミラー122および第3ミラー1
23は第2スキヤナを構成し、第1スキヤナの1/2の
速度で同一方向に移動するものである。なお、拡大縮小
コピーを行う場合、スキャナの移動方向く副走査方向)
の変倍はスキャナ移動速度を変えて行い、横方向(主走
査方向)の変倍は後述するIPU (IMAGE  P
ROCESSTNG  UNIT・・・画像処理装置)
により電気的に行うため、結像レンズ111は固定式と
なっている。
一方、画像読み取り板11−0に到達した原稿からの反
射光は、電気信号に変換されIPUで画像処理がなされ
る。処理された画像データは後述するレーザダイオード
により再び光に変えられ感光体ドラム101へ照射され
る。
書き込み画像データに対応して変調されたレーザ光は、
ポリゴンモータ109により等速回転しているポリゴン
ミラー124で走査される。この時、主走査方向の画素
の構成は前述のレーザ光走査、副走査方向の画素の構成
は感光体ドラム10工の回転により行われる。
ここで、感光体ドラム101は帯電チャージャ112に
より一様帯電されており、前述の如く画像データが照射
されることにより、感光体ドラム101上には静t?’
l像が形成される。この静電潜像は現像ユニット117
により現像されて可視像となる。
一方、転写紙125は給紙部115(給紙カセット11
5a、115b、給紙トレイ115c)のいずれかから
給紙コロ116により給紙され、レジストコロ126位
置に搬送されており、このレジストコロ126により所
定のタイミングで感光体ドラム101の転写位置に向け
て搬送される。
転写位置では転写チャージャ102の作用により、感光
体ドラム101上の可視像が転写紙125上に転写され
る。転写後の転写紙125は、分離チャージャ103に
より除電され、感光体ドラム10Iから分離する。万一
分離できなかった場合でも分離爪127により強制的に
分離される。分離した転写紙125は、搬送ベルト12
8により熱定着装置107に向けて搬送される。この時
、搬送ファン105は複写装置本体下部から下向きに排
気を行うことにより、搬送ベルト128に転写紙125
を吸い付け、転写紙125が搬送ベルト128から剥離
することを防ぐ。熱定着装置107に搬送された転写紙
125は定着され、搬送コロ129を経て排紙トレイ 
(ソータのビン)118に排出される。一方、転写後の
感光体ドラム101表面は、クリーニングユニット10
4によりクリーニングされる。なお、108は第1スキ
ヤナ、第2スキヤナ等で構成される原稿読み取り手段の
駆動源、140はソータ排紙センサである。
次に、画像信号の流れについて、第1図に示した画像処
理ブロック図に基づいて説明する。
コンタクトガラス119上の原稿は、露光ランプ113
により露光され、その反射光は第1,2゜3ミラー12
1,122,123を経て、結像レンズ111により画
像読み取り板110内のCCD上に結像される。ここで
CODは原稿の濃淡を電気信号に変換するもので、本実
施例では5000画素のCCDを用いて400DPIの
分解能を有している。画像読み取り板110にはA/D
コンハ゛−夕が内蔵されており、CODよりのアナログ
出力は6ビツト(64階調)のデジタル信号として出力
される。画像読み取り板110から出力された画像デー
タは1PU(11(画像処理装置)201に送られる。
IPU(11201は、画像データのシェーディング補
正およびMTF補正を行う他に、画像データを2値化し
て黒部分の画像数を数える機能を有する。I P U(
1)201によって処理されたデータは、−旦画像メモ
リ (RAM)202に格納される。
ここで、この画像メモリは本複写機で扱える原稿の画像
データを最小でも2ページ格納できる容量を持っており
、どのエリアに格納するか、どのエリアを読み出すかを
メイン制御板205からの指示で制御できる。さらにオ
プションでメモリ容量を増設可能としている。
画像メモリ202上のデータはIPU(2)203によ
り読み込まれ、必要に応じて変倍処理、白黒反転処理、
中間調処理等の画像処理を行う。なお、IPU(1)2
01およびIPU(2)203は、画像処理装置全体を
制御するメイン制御板205と接続され、データの授受
を行うように構成されていて、IPU(1)201およ
びIPU(21203がどのような画像処理を行うかは
、メイン制御板205より送られる各種コマンドにより
決められる。また、IPU(1)201は前述の画像デ
ータの黒部分の画素数をメイン制御板205に送ること
ができる。
I P U(2)203において画像処理されたデータ
はLD制御板204に送られ、LD(レーザダイオード
)からの発光量をデータに応じて制御することで感光体
ドラム101への画像の書き込みを行う。なお、LDか
らのレーザ光は高速回転しているポリゴンミラー124
の1面で1主走査を行う。
ポリゴンミラー124のミラー面は主走査および副走査
方向のレーザ光の書き込み位置ずれ防止と反射効率を上
げるために超精密加工されている。
第3図は操作パネル301の平面図であり、画像記録装
置を操作するための各種スイッチ、キーが設けられてい
る。まず、右側にはプリントキー302、テンキー30
3、C/S  (クリア/ストップ)キー304、割り
込みキー305が設けられ、その左隣に原稿サイズに応
じて給紙部115の給紙カセット115a、115b、
給紙トレイ115Cを自動選択するための自動用紙選択
キー306、手動で選択するための用紙選択キー307
、選択された給紙部115の転写紙サイズに合わせて自
動的に拡大縮小する用紙指定変倍キー308、等倍キー
309、拡大キー310、縮小キー311が設けられて
いる。また、パネル左側には、両面コピーモードキー3
12、ソート/スタックモードキー313なるモード設
定キーが、中央部上側には各種メツセージを表示するた
めの表示部316がそれぞれ設けられている。
次に両面コピーについて説明する。両面コピーモードに
は3つの異なるコピーモードがあり、片面原稿2枚を1
枚の転写紙125の表裏にコピーする第1のモード、両
面原稿から両面コピーする第2のモード、本のような見
開き原稿を1枚の転写紙125の表裏にコピーする第3
のモードがある。
いずれのコピーも転写紙125の片面にコピー後、排出
トレイ118に排出せずに搬送方向を反転して両面トレ
イ150にストックし、そこから再給紙し、転写紙12
5のもう一方の面にコピーして排出トレイ118に排出
するという順序となる。どちらが裏、表かと考えると分
かりにくいので、通常の給紙部115から行うコピーを
第1面コピー、両面トレイ150から行うコピーを第2
面コピーと呼ぶ。
第2図で両面コピーに係わる主要な部分を説明する。両
面ゲート151は定着後の転写紙125の行き先を排出
トレイ118とするか、両面トレイ150とするかを切
り換えるゲートである。両面トレイ150は第1面コピ
ーの終了した転写紙125をストックするトレイで、転
写紙125を揃える動作を行うジョガ152を有する。
ここに−時的にストップされた転写紙125は両面給紙
トレイ153により、第2面コピーを行うべく再給紙さ
れる。両面トレイ150にストックされた転写紙125
は再給紙されると、転写紙125の先端と後端が逆にな
っており、両面給紙ローラ153から感光体101に至
る搬送路が反転経路となっており、第2面コピーにより
両面コピーが完成する訳である。
なお、両面コピーモードにおける各モード選択は、操作
パネル301の両面コピーモードキー312で行う。モ
ードはこのキー押下により非両面コピー→第1のモード
→第2のモード→第3のモード−非両面コピーとローテ
ーションする。
次にADF 130の動作について、第4図の機構概略
図を用いて説明する。ADF 130上の原稿テーブル
401に原稿がセットされると、原稿セット検知センサ
402により原稿のセットが検知される。操作パネル3
01のプリントキー302が押されると、ピンチコロ4
03と呼び出しコロ404が接し、その後、図示しない
搬送モータがオンすることで、呼び出しコロ404が回
転し、原稿は給紙される。給紙された原稿が多枚数の時
は、分離ベルト405と分離コロ406と接している原
稿のみ送られるので、原稿が重送されることはない。給
紙されて分離コロ406を通過した原稿は、レジスト・
原稿幅検知センサ407を通り、搬送ベルト408によ
りコンタクトガラス119上に送られる。この時、長さ
検知センサ409およびレジスト・原稿幅検知センサ4
07により原稿の紙サイズが検知される。一方、コンタ
クトガラス119上に送られた原稿は、長さ検知センサ
409に当たった時に搬送モータが停止することで、露
光位置に停止する。露光が終了した原稿は、搬送モータ
および図示しない排紙モータが回転しストップ爪が下が
ることで排出され、再び次の原稿の給紙が行われる。ま
た、両面原稿の裏面を露光する場合は、表面の露光が終
わった後、反転コロ410の周囲をまわって(この時反
転切り換え爪411は上がっている)、再びコンタクト
ガラス119上に搬送される。露光が終了し機外に排出
された原稿は、原稿受け413にストックされる。
次に本発明による動作について説明する。
画像メモリ202はI P U(1)201で処理され
た画像データを格納するばかりでなく、IPU(2)2
03による編集等のワークエリアも共用している。また
メモリは増設可能としており、高度の画像処理を行うに
はワークエリアを多く必要とするため増設が必要となる
が、基本的な用途には安価に捉供できるようになってい
る。
システムコントローラ205は、画像読み取り時、画像
メモリ202のうち開放されているエリアをその原稿用
として確保し、そこに画像データを格納し、所定の条件
でメモリを開放し、再利用を許可するといったメモリ管
理を行っている。
ADF 130を用いたコピー時、原稿の読み取り終了
で原稿の排出を行い、次の原稿を給送し、所定のタイミ
ングでコピー動作を実行すると、排出した原稿に対する
転写紙125がまだ機内を搬送されている内に次の原稿
に対する動作が行われる。ここで1枚の原稿に対する一
連のコピー動作を単位にしてタスクと名付けると、AD
F 130によるコピー中は数個のタスクが混在すると
表現できる。タスクの混在中にジャムが発生し、未完了
のタスクが生じた場合、そのタスクの原稿がADF13
0より排出されてしまっていたら、ジャムリカバリ−の
ためには操作者がこの原稿ADF130に再セットしな
くてはならないというのが前述した如き従来の複写機で
あった。
ここで、タスクの終了まで、つまり転写紙125が機外
に排出完了するまで、画像メモリ202に画像データを
保持しておけば、ジャム時にも画像メモリ202に、失
われたタスクの画像データは保持されており、原稿を再
セットする必要はな(なるため、操作性を格段に向上さ
せることになる。
これに必要なメモリ量は、転写紙125の給紙部115
から排出トレイ118間の搬送バスと転写紙間の紙間隔
で決まり、本実施例では原稿5枚分のメモリが必要とな
る(A4ヨココピー、ソータ装着時)。タスクの終了検
出は、複写機の最終段の紙センサによって行い、実施例
では排出トレイ118人口に設けられたソータ排出セン
サ140によって行っている。ここの通過により排出完
了としている。
システムコントローラ205は、画像メモリ202中か
ら開放されているエリアに新たな画像テークを書き込み
、排出センサ140を監視してタスクの終了を検出した
ら、対応するメモリエリアを開放し再利用可とすること
により、本発明の機能を実現する。
このメモリ管理機能およびタスク終了判断機能のプログ
ラムをフローチャートとして第5図ないし第7図に示す
第5図(a)はメモリの選択と確保を制御するプログラ
ム内容のフローチャートである。まず、このプログラム
は新たな原稿のコピー時に起動される。
つまりADF130による原稿の給送を伴うコピーであ
る。この起動する側のプログラムは一般的な複写機の制
御方法であるため、ここには記さない。メモリを管理す
る単位としては種々考えられるが、ここでは簡単に、A
3原稿1枚分の容量を最小単位として考えることにする
起動されると(Sl)、新たなメモリエリアを確保する
ためにメモリ管理テーブルと呼ぶ、メモリエリアとコピ
ータスク、原稿ナンバーを関連づけたデータテーブルを
サーチしくS2)、開放されているエリアを見付け、管
理テーブルに新たなタスク、原稿ナンバーといった必要
な情報を関連づけて登録する(S3)。さらに図示しな
いメモリコントローラにこのエリアを指示することによ
り(S4)、これから読み取る画像データはここで確保
したエリアに書き込まれることになる。簡単に図式化す
ると、第5図(b)のように管理単位ごとに分割された
メモリ202 a、  202 b、  202c、2
02d、202eを入力セレクトスイッチ202fで選
択し、出口セレクトスイッチ202gから出力するとい
うものとなる。
第6図はタスク完了によるメモリの開放を制御するプロ
グラム内容のフローチャートである。
メモリの開放には、タスクのキャンセル等の条件もある
がここでは排出完了についてのみ示す。
このプログラムはコピーの開始により起動される。
起動されると複写機のシステム構成に応じたセンサの監
視によるタスク終了チエツクプログラム−を起動しく5
10)、このプログラムからタスク終了シグナルを待つ
。本実施例ではソータ排出センサ140によるタスク終
了チエツクを行う、タスク終了シグナルを受けると(S
ll)、終了したタスクのタスクナンバーを基にメモリ
管理テーブルをサーチして、開放すべきメモリエリアを
見つけ(S12)、メモリ管理テーブルからこれら情報
を削除することによってメモリを開放する(S13)。
後のメモリ確保時に再利用できるようにする訳である。
第7図は排出完了によるタスク終了チエツクプログラム
のフローチャートである。
複写機のシステム構成に応して最終排出口となるところ
のセンサを決定しく本実施例ではソータ排出センサ14
0)、これを監視して転写紙125の通過を知る(52
0)。転写紙125の通過毎に(S21)、排出枚数カ
ウンタをカウントしく522)、この値とコピーセット
枚数を比較する。コピーセット枚数とは、コピー開始に
先立ち操作者が操作パネル301のテンキー303によ
りセットしたコピー枚数のことである。排紙枚数とコピ
ーセット枚数が等しければ(S23でY)、その原稿に
対するコピーは終了したとして、タスク終了シグナルを
発生しく524)、次のタスクに備え排出枚数カウンタ
をクリアしておく  (S5)、メモリの開放はこのタ
スク終了シグナルを基に行われるのである。
片面コピーの場合は以上のごとくであるが、両面コピー
においては少し異なってくる。
ADF 130を用いて両面コピーを行う場合、前述の
片面コピーのごとく考えると、1両面コピー中に第1面
タスクと第2面タスクがあることになる。第1面タスク
終了前に第2面タスクの転写紙給紙は行えないが、原稿
の入れ換えは第1面タスクの読み取り終了で可能なので
、このとき行うと考える0片面コピーと同様に、タスク
は混在することになる。しかも第1面タスクと第2面タ
スクが混在することになるのである。
両面コピーでは前述したように転写紙ジャム時、第1面
、第2面いずれのコピー時にジャムが起きても、第1面
コピーからやり直さなければならない、よって原稿を戻
す必要が生じた場合、常に第1面、第2面の両原稿とな
る。これは第1のモードでは2枚となるし、第2.第3
のモードでは1枚の原稿となる。よって両面コピーでジ
ャムリカバリ−のために原稿を正しく戻すことは、幾ら
メツセージ表示をしても難しい操作となってしまう。
この原稿戻しをなくすには、画像データを第1面と第2
面を1&uとして扱い、第2面タスクの終了までは第1
面、第2面の両画像データを保持し、第2面タスクの終
了により両画像データのメモリエリアを開放すればよい
メモリの確保は、第1面タスク時に2面分とってもよい
し、各タスク毎に確保してもよいが、第2のモードでは
第2面タスクでは原稿の給送でなく反転動作であるし、
第3のモードでは第2面タスクは原稿はそのままである
ことに注意しなければならない。
ここではメモリの確保は各タスク毎に行うとする。する
とメモリ確保プログラムは第5図(a)に示すものと同
じとなる。ただし起動シグナルはADF130の原稿給
送がなくとも、新たな読み取り時に発生するものとする
。動作説明も同様である。
第8図は両面コピー時のタスク完了によるメモリ開放プ
ログラムのフローチャートである。両面コピー時のタス
ク終了チエツクプログラムが起動しく530)、第2面
タスクの終了によりタスク終了シグナルが発生しく53
1)、メモリ管理テーブルより終了タスクのタスクナン
バーを第1面、第2面共にサーチする(S32)。そし
てその後、第1面、第1面タスクをテーブルから削除し
、2面分のメモリエリアを開放する(S’33)。
第9図は両面コピーのタスク終了チエツクプログラムの
フローチャートである。
第1面タスク中は(S40)、両面トレイ排出センサ1
54をチエツクしく541)、転写紙I25の通過後(
S42)、第1面排出枚数をカウントしく543)、コ
ピーセット枚数と第1面タスク排出枚数が同じになった
時(S44)、第1面のタスクを終了させ(S45)、
排出枚数カウンタをクリアする(S46)。ただしシグ
ナルは発生しない。
第2面タスクのチエツク(847〜553)は第7図と
同様であり、終了時にタスク終了シグナルを発生する。
このシグナルによりメモリ開放プログラムは第1面と第
2面のメモリエリアを開放する。
なお、第1面タスクと第2面タスクは混在する可能性も
あるので、いずれのタスク終了チエツクも同時に行われ
るようにしである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、両面コピーでは
第1面(表面)、第2面(裏面)共に画像データは第2
面コピーが終了して排出終了するまでメモリに保持され
ているので、ADF使用時の両面コピー中に転写紙ジャ
ムが発生しても、従来のごとく、ADFから排出された
原稿をADFに戻して再セットするような操作なしでジ
ャムリカバリ−することが可能になり、操作性の向上を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るデジタル複写機の制御
ブロック図、第2図はデジタル複写機の構成図、第3図
は操作パネルの平面図、第4図はADFの構成図、第5
図(a)はメモリの選択と確保を制御するプログラムの
フローチャート、同図(b)は管理単位ごとに分割され
たメモリを示す説明図、第6図はタスク完了によるメモ
リ開放を制御するプログラムのフローチャート、第7図
は排出完了によるタスク終了チエツクプログラムのフロ
ーチャート、第8図は両面コピー時のタスク完了による
メモリ開放プログラムのフローチャート、第9図は両面
コピーのタスク終了チエツクプログラムのフローチャー
トである。 202・・・画像メモリ、205・・・メイン制御板。 rσノ 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 少なくとも2枚の原稿の画像データを格納できる画像メ
    モリと、両面コピーモード時、両面に像形成された転写
    紙が排出完了するまでは、それに対応した表面の画像情
    報と裏面の画像情報の双方を上記画像メモリに保持する
    ように指令する制御手段とを備えたことを特徴とするデ
    ジタル複写機。
JP2201556A 1990-07-31 1990-07-31 デジタル複写機 Pending JPH0487456A (ja)

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