JP3016823B2 - 複写装置 - Google Patents

複写装置

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JP3016823B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、フアクシミリ、複写機およびプリンタ等の
複写装置に関する。
〔従来の技術〕
複数枚からなる1組の原稿を複数組複写する場合、リ
サイクル原稿送り装置およびソータ等のない通常の複写
機の場合には、1枚の原稿から必要組数分のコピーを連
続複写するコピー操作を、原稿枚数分組り返し、これに
より複写機から排出されたコピーを人手により並び変え
て頁順の合つた組数のコピーを作成している。
従来、こうした人手によるコピーの丁合・仕分け操作
に伴う煩わしさや時間の無駄を解消するために、複写を
終えた原稿原稿を給紙トレイ上に再び戻し、1組の原稿
の複写を必要組数分繰り返して、頁順の揃つたコピーを
所要部数分得るように構成したリサイクル原稿送り装置
(例えば実開昭60−16600号公報、特開昭60−159859号
公報など)を具備する複写装置が提案されている。
しかしながら、このリサイクル原稿送り装置を揃えた
複写装置は、予め指定された組数分の複写を連続して行
なうため、排出されたコピーを1組分毎に排出トレイか
ら取り出さないと、コピー1組分の仕切りが分からなく
なつてしまう不具合がある。このため、この種の複写装
置では、一般にソータを使用して排出されるコピーの丁
合・仕分けを行なつている。しかし、このソータを備え
た複写装置であつても、ソータのビン数に自ずと限界が
あるため、例えば、ソータビン数が20段の場合、一度に
複写できる原稿の複写組数は、20組分となる。したがつ
て、ビン数が20段のソータに30組分のコピーを排出させ
たい場合には、まず20組分の複写を実行して丁合・仕分
けを行ない、このビンに排出されているコピーを全て取
り出したのち、改めて残りの10組分の複写をする必要が
あり、煩わしい操作が伴なう。
この不具合に対処する方法として、原稿の複写組数が
ソータのビン数を越える場合に、そのビン数分の複写を
実行したのち、各ビンに転写紙を白紙のまま排出して、
この白紙の転写紙を各複写組分のコピーを区切る合紙と
し、この合紙の上に残りの複写組分のコピーを排出する
方法が提案されている(特開昭61−112165号公報)。
また、1ページ分以上の画像情報を記憶するためのメ
モリーを有したデジタル複写機は、従来より知られてい
るが、従来の複写機においては、画像メモリには、但に
1時的に記憶するための手段としてのみ使われておりそ
の画像情報は、書き込みと同じ順番に読みだされるもの
(例えば、特開昭62−213378号公報、特開昭62−74271
号公報、特開昭62−249562号公報など)であり、コピー
のジヨブごとの仕分けには、ソータが使用されるもので
あつた。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記従来の複写装置では、ビンの排出され
たコピーが白紙の転写紙により一応は丁合・仕分けされ
た状態になつているが、各組のコピーの間に白紙が入つ
ているため、コピーのとじを行なうためにはこの白紙を
取り除く必要があり、またこの白紙はコピーと同サイズ
のためコピー区切目が解りにくく、かつ白紙が無駄とな
る欠点がある。また、従来の丁合・仕分けは、必ずソー
タを必要としているためその駆動による騒音が複写装置
自体のそれより大きくなるとともに、ビン数を極力増加
させるためにその構成が複雑、高価、かつ大嵩化し、ま
た、ジヤムが発生し易くなる。
本発明の目的は、装置の構成を複雑化せずに原稿の複
写組数に限界なしに丁合仕分けを従来のソータに比べて
短時間で行うことができ、かつ、90゜異なった転写紙の
少なくとも一方の転写紙がセットされていない場合には
ソータにより仕分けが行われる複写装置を提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕 前記目的を達成するために、本発明は、画像情報を記
憶する記憶手段と、画像情報を90゜回転変換する変換手
段と、長手方向の向きを90゜異なった転写紙を1組の原
稿の複写が実行される毎に交互に選択する選択手段と、
変換された画像情報あるいは変換されない画像情報を上
記選択手段に対応して転写紙に画像を記録する記録手段
と、転写紙のサイズ及び方向を検知する転写紙検知手段
とを備えてなり、1組の原稿の複写毎に90゜異なった転
写紙に複写し、一方、90゜異なった転写紙の少なくとも
一方の転写紙がなく、かつソータが接続されていてソー
トモードあるいはスタックモードに設定された場合には
ソータを選択する構成にしてある。
〔作用〕
前記手段により、ソートモード又はスタックモードが
選択され、かつソータが接続された状態で、転写紙検出
手段により、90゜異なった転写紙の少なくとも一方の転
写紙がないと、検知されると、ソータを選択してコピー
動作が行われる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図ないし第9図は本発明の一実施例を説明するた
めのもので、第1図は要部の構成を示すブロツク図、第
2図は全体構成を示す説明図、第3図及び第4図は各カ
セツトの概略平面図、第5図は概略部の斜視図、第6図
は操作パネルを示す説明図、第7図はADFの機構を示す
概略図、第8図は電子ソートのフローチヤート、第9図
は回転読み出しのブロツク図である。
第2図に示す複写装置本体上面のコンタクトガラス11
9、このコンタクトガラス119上に載置された自動原稿送
り装置130、セツトされた原稿の画像情報を光学的に読
み取るスキヤナ及びスキヤナで読み取つた光学画像情報
を光電変換してデジタル信号に変換する画像読み取り板
110で画像読み取り手段が構成されている。同図に示す
ように、コンタクトガラス119にセツトされた図示しな
い原稿は露光ランプ113により露光され、原稿からの反
射光が第1〜3ミラー121,122,123及び結像レンズ111を
経て画像読み取り板110内に達する。ここに露光ランプ1
13及び第1ミラー121は第1スキヤナを構成しており、
前記コンタクトガラス119下面を左右方向に所定速度で
往復移動するものである。これに対し、第2ミラー122
及び第3ミラー123は第2スキヤナを構成しており、第
1スキヤナの1/2の速度で同一方向に移動するものであ
る。なお、拡大縮小コピーを行なう場合、スキヤナの移
動方向(副走査方向)の変倍はスキヤナ移動速度を変え
て行い、横方向(主走査方向)の変倍は後述するIPU(I
mage Processing Unit………画像処理装置)により電気
的に行なうため、結像レンズ111は固定式となつてい
る。
一方、画像読み取り板110に到達した原稿からの反射
光は電気信号に変換され、第1図に示すIPUで画像処理
がなされる。この場合原稿画像情報は、その主走査方向
(スキヤナーの巾方向)および副走査方向(スキヤナー
もしくは原稿の移動方向)に細かく分割されて読み取ら
れる。例えば主走査方向で5048列、副走行方向で6720行
に分割された画素が読み取られる。実施例では、情報読
み出し手段によつて、原稿に対して書き込み方向(主走
査方向)又は、原稿に対して書き込み方向に90度回転し
た方向のいずれかで原稿の画像情報が読み出される。
前述のIPUによる画像処理の過程で、画像情報は画像
メモリ202に記憶される。この画像メモリ202は半導体メ
モリまたは磁気デイスクなどの記憶手段で構成されてお
り、1枚または複数枚分の原稿画像情報を保持または蓄
積することができる。この画像メモリ202に記憶された
画像情報は、前述のように、原稿に対して書き込み方向
又は書き込み方向に90度回転した方向に読み出され画像
処理され、処理された画像データは後述するレーザダイ
オードにより再び光に変えられ感光体ドラム101へ照射
される。
書き込み画像データに対応して変調されたレーザー光
は、ポリゴンモータ109により等速回転しているポリゴ
ンミラー124で走査される。この時、主走査方向の画素
の構成は上述のレーザー光走査で行なわれ、副走査方向
の画素の構成は感光体ドラム101の回転により行なわれ
る。
ここで、感光体ドラム101は帯電チヤージヤ112により
一様に帯電されており、上述の如く画像データが照射さ
れることにより、感光体ドラム101上には静電潜像が形
成される。この静電潜像は現像ユニツト117により現像
されて可視像となる。
転写紙を給紙する給紙部は、第1の転写紙P1が収納さ
れた第1のカセツト115aから第1の転写紙P1を1枚ずつ
給紙する第1の分離・給紙ローラからなる第1の給紙手
段と、第2の転写紙P2が収納された第2のカセツト115b
から第2の転写紙P2を1枚ずつ給紙する第2の分離・給
紙ローラからなる第2の給紙手段と、感光体ドラム101
に対して第1の転写紙P1または第2の転写紙P2を待機給
送するレジストローラとで構成されている。ここで、第
1のカセツト115a内に収納された第1の転写紙P1は第3
図に示すように、その長手方向が転写紙の給紙方向aに
対して沿うようにセツトされている。一方、第2のカセ
ツト115b内に収納された第2の転写紙P2は、第4図に示
すように、その長手方向が転写紙の給紙方向aに対して
直交するようにセツトされている。また、これらの各転
写紙P1,P2は、それぞれ同一サイズとなつている。な
お、各転写紙P1,P2の長手方向の向きが互いに90゜異な
つていれば、複写装置本体に対するセツト位置は図示の
場合と逆であつても良い。この各カセツト115a,115b内
に収納されたそれぞれの転写紙P1,P2のサイズおよび長
手方向の向きは、周知のサイズセンサおよびカセツト検
知センサなどによつて制御入力・表示部に入力・表示さ
れるようになつている。
転写紙P1或は転写紙P2は、対応するカセツト115a,115
bから給紙コロ116により給紙され、レジストコロ126位
置に搬送されており、このレジストコロ126により所定
タイミングで感光体ドラム101の転写位置に向けて搬送
される。転写位置では転写チヤージヤ102の作用により
感光体ドラム101上の可視像が転写紙P1,P2上に転写され
る。転写後の転写紙P1,P2は分離チヤージヤ103により除
電され感光体ドラム101から分離する。万一分離できな
かつた場合でも分離爪127により強制的に分離される。
分離した転写紙125は転送ベルト128により定着ユニツト
107に向けて搬送される。この時搬送フアン105は転写装
置本体下部から下向きに排気を行なうことにより搬送ベ
ルト128に転写紙125を吸い付け、転写紙P1,P2が搬送ベ
ルト128から剥離することを防ぐものである。定着ユニ
ツト107に搬送された転写紙P1,P2は定着され、搬送コロ
129を経て切換爪131等からなる排出系へと向かう。一
方、転写後の感光体ドラム101表面はクリーニングユニ
ツト104によりクリーニングされる。ここにこの画像記
録装置は同一転写紙125に対し両面コピーをなし得るも
のであり、画像記録済みの転写紙P1,P2を感光体ドラム1
01を中心とした画像記録部に再度搬送導入させるための
循環路132、及び転写紙P1,P2を反転させるための両面ユ
ニツト134が形成されていて、排出部に送られた転写紙P
1,P2が排出トレー118へ排出されるか、両面ユニツト134
へ送られるかは切換爪131を図示しないソレノイドによ
り切り換えることによつて選択される。切換爪131によ
り両面ユニツト134へ送られた転写紙125は一旦両面トレ
ー133に放出されストツクされる。この両面トレー133に
はトレー左右に移動可能なジヨガーフエンス135が備え
られており放出された転写紙125の左右揃えがなされ
る。また、両面トレー133には上下動自在の先端寄せコ
ロ136が設けられ、放出された転写紙P1,P2をペーパース
トツプ板に突当てることにより先端揃えを行うように構
成されている。このペーパーストツプ板は再給紙時に図
示しないソレノイドによつて下降変位するように設定さ
れている。この両面トレー133からの再給紙は再給紙コ
ロによつて行われる。再給紙された転写紙は搬送コロ13
9によつて循環路132を搬送されレジストコロ126位置に
送られる。そして、このレジストコロ126により所定タ
イミングで再度転写位置に搬送され両面コピーに供され
る。
また、実施例にはソートモード又はスタツクモードに
おいて、選択されたサイズの縦方向及び横方向の転写紙
が前記カセツト115a,115bにセツトされていると、前記
画像メモリ202に記憶された画像情報を原稿に対して90
度回転した方向に読み取つて、対応する転写紙にコピー
する動作と、前記画像情報を原稿に対してそのままの方
向に読み取つて対応する転写紙にコピーする動作とを1
組の原稿のコピーごとに交互に行なつている。そして、
本実施例には、ソートモード又はスタツクモードで縦方
向及び横方向の少なくとも一方の転写紙がないと、ソー
ト及びスタツクモードを禁止し、警告表示する禁止手段
が設けられている。
尚、P3は第3の転写紙、115cは第3のカセツトであ
る。
次に、画像信号の流れについて、第1図に示したブロ
ツク図に基づいて説明する。
コンタクトガラス119上の原稿は露光ランプ113により
露光され、その反射光は第1〜3ミラー121,122,123を
経て、結像レンズ111により画像読み取り板110内のCCD
上に結像される。ここでCCDは原稿の濃淡を電気信号に
変換するもので、本実施例では5000画素のCCDを用いて4
00dpiの分解能を有している。なお画像読み取り板110に
はA/Dコンバータが内蔵されており、CCDよりのアナログ
出力は6bit(64階調)のデジタル信号として出力され
る。画像読み取り板110から出力された画像データは第
1のIPU(画像処理装置)201に送られる。第1のIPU201
は画像データのシエーデイング補正及びMTF補正を行な
う他に画像データを2値化して黒部分の画素数を数える
機能を有する。第1のIPU201によつて処理されたデータ
は一旦画像メモリ(RAM)202に格納される。画像メモリ
202上のデータは第2のIPU203により読み込まれ、必要
に応じて変倍処理、白黒反転処理、中間調処理等の画像
処理を行う。なお、第1のIPU201、画像メモリ202、第
2のIPU203は画像処理全体を制御するメイン制御板205
と接続されデータの授受を行なう様に構成されている。
メイン制御板205は、複写装置に内蔵されたマイクロ
コンピユータなどの制御手段で構成されており、複写装
置を通常のコピーモードで機能するように各部を制御す
るとともに、制御入力・表示部の丁合・仕分けモードキ
ーがオンされた場合、すなわち複数枚の1組の原稿Oを
複数組複写するコピーモードが指定された場合に、この
1組の原稿Oの複写が完了する毎に画像メモリ202の読
み出しモードを交互に切換えるとともに、この切換えら
れた読み出しモードに応じて複数の給紙手段(第1,第2
の分離・排紙ローラ)を交互に選択して機能させること
ができる。また、メイン制御板205により、選択された
サイズの縦方向及び横方向の少なくとも一方の複写紙が
ない場合に、ソート及びスタツクモードを禁止し、警告
表示を行う。
このようにして、第2のIPU203が画像メモリ202に書
き込んだ順に読み出すかあるいは書き込まれた順番に対
して90゜回転した方向から読みだすかの切り換えは、メ
イン制御板205より送られる各種コマンドにより決めら
れる。また第1のIPU201は上述の画像データの黒部分の
画素数をメイン制御板205に送ることができる。第2のI
PU203において画像処理されたデータはLD制御板204に送
られ、LD(レーザダイオード)からの発光量をデータに
応じて制御することで感光体ドラム101への画像の書き
込みを行なう。なお、LDからのレーザ光は高速回転して
いるポリゴンミラー124により感光体ドラム101上に走査
されるように構成されており、ポリゴンミラー124の1
面で1主走査を行なう。ポリゴンミラー124のミラー面
は主走査及び副走査方向のレーザ光の書き込み位置ずれ
防止と反射効率を上げるために超精密加工されている。
書き込み読み出しを行う制御回路は、第9図に示すよ
うに、制御板205からの行アドレスカウンタ用クロツク
L・CLK及び列アドレスカウンタ用クロツクC・CLKによ
つて決定されたアドレスの内容を読み書きできる。
データを書き込むとき及び画像を回転させずに読み出
すときは、まずL・CL及びC・CLによつてカウンタをク
リアし行アドレスカウンタを1にして列アドレスを1〜
5048まで順番にカウントUPしてデータの読み、書きを行
う。次に列アドレスが5048まで終了すると行アドレスカ
ウンタを2にして列アドレスを1にもどし同じように50
48まで行なう。これをくり返し行アドレスが6720で列ア
ドレスが5048になつたところで1ページ分の書き込み,
読み出しが完了する。一方、90゜回転して読み出すモー
ドでは、まず列アドレスを1にして行アドレスを1〜67
20までカウントUPしながら読み出し、列アドレスを2で
行アドレスを1〜6720というようにくり返し行アドレス
が6720で列アドレスが5048で1ページ分の読み出しが完
了する。
第6図は操作パネル301を示すものであり、この操作
パネル301には画像記録装置を操作するための各種スイ
ツチキーが設けられている。まず、右側にはプリントキ
ー302、テンキー303、C/S(クリア/ストツプ)キー30
4、割り込みキー305が設けられ、その左隣に原稿サイズ
に応じて給紙カセツト115を自動選択するための自動用
紙選択キー306、給紙カセツトを選択するための用紙選
択キー307、選択された給紙カセツトの転写紙サイズに
あわせて自動的に拡大縮小する用紙指定変倍キー308、
等倍キー309、拡大キー310、縮小キー311が設けられて
いる、さらに頁連写モードキー313、両面コピーモード
キー314、ソート/スタツクモードキー315なるモード設
定キーが、中央部上側には各種メツセージを表示するた
めの表示部316がそれぞれ設けられている。
次にADF(自動原稿送り装置)130の動作について第7
図の機構概略図を用いて説明する。ADF130上の原稿テー
ブル401に原稿がセツトされると原稿セツト検知402によ
り原稿のセツトが検知される。このとき原稿枚数検知41
4により原稿の枚数が検知されその情報がメイン制御板2
05に送信される。操作パネル301のプリントキー302が押
されるとピンチコロ403と呼び出しコロ404が接し、その
後図示しない搬送モータがオンすることで呼び出しコロ
404が回転し原稿は給紙される。給紙された原稿が多枚
数の時は分離ベルト405と分離コロ406と接している原稿
のみ送られるので原稿が重送されることはない。給紙さ
れて分離コロ406を通過した原稿は、レジスト,原稿幅
検知407を通り、搬送ベルト408によりコンタクトガラス
119上に送られる。この時、長さ検知409及びレジスト,
原稿幅検知407により原稿の紙サイズが検知される。一
方コンタクトガラス119上に送られた原稿は長さ検知409
にあたつた時に搬送モータが停止することで露光位置に
停止する。露光が終了した原稿は搬送モータ及び図示し
ない排紙モータが回転ストツプ爪が下がることで排出さ
れ、再び次の原稿の給紙が行われる。尚、両面原稿の裏
面を露光する場合は表面の露光が終わつた後反転コロ41
0の周囲をまわつて(この時反転切り換え爪411は上がつ
ている)再びコンタクトガラス119上に搬送される。露
光が終了し機外に排出された原稿は原稿受け413にスト
ツクされる。
第8図は電子ソートのフローチヤートで、このルーチ
ンへは、例えば操作パネル301にてソータ/スタツクキ
ー315が押されることによりソートモード、あるいはス
タツクモードが選択された時に実行される。先ずステツ
プS1では設定されたモードにより決定された転写紙が両
方向(縦方向及び横方向)ともそれぞれカセツト115a,1
15bにセツトされているかどうかを、転写紙検知手段に
より検知判断する。そして、少なくとも一方の方向の転
写紙をセツトしていない場合(ステツプS1でNO)、ステ
ツプS2に進んで、禁止手段により警告を表示するととも
に、ソート及びスタツクモードを禁止し、複写装置は複
写動作を行わずに復帰する。
ステツプS1の判定でYESであると、ステツプS3に進ん
で原稿が縦原稿であるかどうかの判定を行う。ステツプ
S3の判定でYESであると、ステツプS4に進んで奇数番目
のジヨブであるかどうかを判定し、この判定でYESであ
るとステツプS6に進んで、そのまま(90度回転せずに)
画像データの読み出しを行い、縦方向の転写紙を選択し
(ステツプS7)、レーザダイオードによつて感光体に静
電潜像を形成する(ステツプS8)。そしてステツプS9に
進んでジヨブの回数をカウントするためジヨブカウント
をインクリメントする。
前記ステツプS4の判定でNOであると、ステツプS10に
進んで、画像メモリより画像データを90度回転して読み
出し、ステツプS11で横方向の転写紙を選択して前述し
たステツプS8,S9に進む。
また、横原稿であると(ステツプS3でNO)、ステツプ
S5に進んで奇数番目のジヨブであるかどうかを判定し、
ステツプS5の判定がYESであると、ステツプS12でそのま
ま画像データの読み出しが行われステツプ13に進む。ス
テツプS13では、横方向の転写紙を選択しステツプS8に
進んで、レーザダイオードによつて感光体への静電潜像
の形成を行う。
前記ステツプS5の判定でNOであると、ステツプS14に
進んで画像メモリから画像データを90度回転して読み出
し、ステツプS15で縦方向の転写紙を選択してステツプS
8に進む。
また、本実施例において、ソートモード又はスタツク
モードに設定した場合に、ソータが接続されていれば、
縦方向又は横方向のどちらか一方転写機がなくても、ソ
ータを選択してコピー動作及び仕分けを行うように構成
してもよい。
このようにして、前述の実施例によると転写紙の丁合
・仕分けをソータを使用せずに転写紙の載置方向で区別
するので、カセツトの容量範囲内では、複写組数に制限
なしに行うことができる。またジヤムや騒音が発生せ
ず、複数のジヨブのソーテイングやスタツキングをより
高速に行うことができ、装置の製造コストが高くなるこ
ともない。また、仕分け不能時における無駄コピーを防
ぐことができる。
また、ソータが接続された状態でソートモード又はス
タツクモードが選択された時に、縦方向又は横方向の転
写紙がセツトされていないと、ソータを選択して従来ど
おり仕分けを行なうことができる。
尚、前記実施例では、画像メモリからの読み出し時
に、90度回転して、あるいは90度回転せずに読み出して
いるが、本発明はこれに限られず、画像メモリに書き込
む時に書き込みモードを切換えて書き込むようにしても
よい。例えば、複数枚の1組の原稿を複数組複写する丁
合・仕分けモードを機能させた場合に、上記記憶手段に
おける、原稿画像の主走査方向から順に画素データを書
き込む主走査並び書き込みモードと、原稿画像情報の副
走査方向から順に画素データを書き込む副走査並び書き
込みモードとを、1組の原稿の複写が実行される毎に交
互に切換えるとともに上記主走査書き込みモードが選択
された場合に、このモードより記録される画像に一致す
る向きの第1の転写紙が装填された第1の給紙手段を選
択して機能させ、上記副走査書き込みモードが選択され
た場合に、このモードにより記録される画像の向きと一
致し、上記第1の転写紙と同一サイズでかつ向きが90゜
異なる第2の転写紙が装填された第2の給紙手段を選択
して機能させる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、装置の構成を
複雑化せずに原稿の複写組数に限界なしに丁合仕分けを
従来のソータに比べて短時間で行うことができ、かつ、
90゜異なった転写紙の少なくとも一方の転写紙がセット
されていない場合にはソータにより仕分けが行われる複
写装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は全て本発明の一実施例を説明するためのもので、
第1図は要部の構成を示すブロツク図、第2図は全体構
成を示す説明図、第3図及び第4図は各カセツトの概略
平面図、第5図は排紙部の斜視図、第6図は操作パネル
を示す説明図、第7図はADFの機構を示す概略図、第8
図は電子ソートのフローチヤート、第9図は回転読み出
しのブロツク図である。 P1……第1の転写紙、P2……第2の転写紙、110……画
像読み取り板、115a……第1のカセツト、115b……第2
のカセツト、124……ポリゴンミラー、202……画像メモ
リ、204……LD制御板、205……メイン制御板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 1/00 108 H04N 1/00 108H (72)発明者 甲斐 創 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 平2−23127(JP,A) 特開 昭59−10958(JP,A) 特開 昭63−100469(JP,A) 特開 平3−21159(JP,A) 特開 平3−79541(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/387 H04N 1/00 B65H 3/44 G03G 15/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像情報を記憶する記憶手段と、画像情報
    を90゜回転変換する変換手段と、長手方向の向きを90゜
    異なった転写紙を1組の原稿の複写が実行される毎に交
    互に選択する選択手段と、変換された画像情報あるいは
    変換されない画像情報を上記選択手段に対応して転写紙
    に画像を記録する記録手段と、転写紙のサイズ及び方向
    を検知する転写紙検知手段とを備えてなり、 1組の原稿の複写毎に90゜異なった転写紙に複写し、一
    方、90゜異なった転写紙の少なくとも一方の転写紙がな
    く、かつソータが接続されていてソートモードあるいは
    スタックモードに設定された場合にはソータを選択する
    ことを特徴とする複写装置。
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