JP2000200014A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000200014A
JP2000200014A JP10377090A JP37709098A JP2000200014A JP 2000200014 A JP2000200014 A JP 2000200014A JP 10377090 A JP10377090 A JP 10377090A JP 37709098 A JP37709098 A JP 37709098A JP 2000200014 A JP2000200014 A JP 2000200014A
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政徳 香月
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置内の中間トレイの大きさを、記
録紙の短手方向に収納できるようにサイズを設定し、上
記問題点を解消し、画像形成装置本体の機械巾の占有率
を低下させて省スペース化を図り、さらに複写の生産性
を向上させること。 【解決手段】 記録紙を給送する複数の給紙手段と、給
紙手段にセットされている記録紙のサイズ等を検知する
手段と、画像データを記憶する手段と、記憶手段から読
み出された画像データを給紙手段により給送された記録
紙に記録する手段と、記憶手段から画像データを読み出
す際のアドレスを変換する手段と、中間トレイと、中間
トレイに積載された記録紙を分離給送する手段とを有
し、画像を特定の角度の範囲で回転するよう読み出され
たアドレスを変換させる給紙手段を切り換える制御手段
を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、片面に画像が転写された記録紙を
収納する中間トレイを備え、一枚以上の記録紙を反転し
再送して両面複写する画像形成装置においては、記録紙
を収納する中間トレイの大きさは、記録紙が長手方向に
収納できるサイズに設定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、画像形成装
置本体の巾が前記サイズに設定されていることから機械
幅が規定されてしまい、画像形成装置本体が大きくなっ
てしまうという問題点があった。
【0004】(請求項1の目的)本発明は、長尺方向の
原稿を両面複写する場合、画像を回転させ同一サイズの
長手方向と直行する方向(以下、短手方向ということが
ある)の記録紙に複写するように設定することにより、
画像形成装置内の中間トレイの大きさを、記録紙の短手
方向に収納できるようにサイズを設定し、上記問題点を
解消し、画像形成装置本体の機械巾の占有率を低下させ
て省スペース化を図り、さらに複写の生産性を向上させ
ることを目的とする。
【0005】(請求項2の目的)また本発明は、画像を
特定の角度たとえば90°あるいは270°回転して長
尺方向の原稿を両面複写する場合に、給紙する短手方向
の記録紙がセットされていない場合には、両面複写のモ
ードを選択できないよう設定することにより、画像形成
装置における中間トレイ内での記録紙の紙詰まりを防止
し、また原稿サイズを検知する為の無駄な自動原稿送り
装置による原稿搬送を防止し、搬送品質および原稿品質
の向上をさらに図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記したような目的を達
成するため、本発明に係る画像形成装置は、記録紙を給
送する給紙口を有する複数の給紙手段と、前記給紙手段
にセットされている記録紙のサイズおよび方向を検知す
る検知手段と、画像データを記憶する記憶手段と、前記
記憶手段から読み出された画像データを前記給紙手段に
より給送された記録紙に記録する画像記録手段と、前記
記憶手段から画像データを読み出す際のアドレスを変換
する変換手段と、片面に画像が転写された記録紙を一枚
以上積載可能な中間トレイと、前記中間トレイに積載さ
れた記録紙を1枚毎に分離給送する分離給送手段とを有
し、記録紙に両面複写する場合に、画像を特定の角度の
範囲で回転するよう前記変換手段により読み出されたア
ドレスを変換させると共に同一サイズでセットする方向
の異なる記録紙を給送するための前記給紙手段を切り換
える第1の制御手段とを具備することを特徴とする。
【0007】前記制御手段には、前記給紙手段に前記中
間トレイの積載可能最大サイズ以下の記録紙が収納され
ていない場合は、両面複写する事を禁止する第2の制御
手段がさらに付与されていてもよく、また前記変換手段
は90°または270°回転する手段であってもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】図1を参照しつつ、本発明に係る
画像形成装置の実施の形態を説明する。図1に示すよう
に、本発明に係る画像形成装置は、概略的には複写機本
体1と、自動原稿送り装置(ADF)100と、排紙ト
レイ200と、給紙ユニット(バンク)300により構
成されている。自動原稿送り装置100は、原稿給紙台
101上に積載された原稿を1枚ずつ複写機本体1のコ
ンタクトガラス10上に給紙し、画像読み取り後に排紙
トレイ105上に排紙するように構成されている。
【0009】原稿給紙台101上の原稿は、たとえばサ
イドフェンス(図示省略)により幅方向に揃えられ、給
紙ローラ102により一番下の原稿から順に分離されて
給紙され、搬送ベルト103によりコンタクトガラス1
0上に給紙される。また、給送部107には、原稿幅検
知センサ108および原稿長さ検知センサ109が設け
られている。前記両センサにより、自動原稿送り装置1
00から送られる原稿のサイズが検知される。
【0010】コンタクトガラス10上の原稿は、読み取
り終了後に搬送ベルト103および排紙ローラ104に
より、排紙トレイ105上に排紙される。また、両面原
稿を読み取る場合には、原稿給紙台101上の原稿は、
給紙ローラ102により、一番下の原稿から順に他紙と
分離されて給紙され、搬送ベルト103によりコンタク
トガラス10上を通過して反転爪106により反転し、
再びコンタクトガラス10上に給紙されて裏面が読み取
られる。次いで、コンタクトガラス10上の原稿は、搬
送ベルト103により搬送されて反転爪106により反
転され、再びコンタクトガラス10上に給紙されて表面
が読み取られる。そして、表面読み取り終了後の原稿
は、搬送ベルト103および排紙ローラ104により、
排紙トレイ105上に排紙される。
【0011】図2に示すように、自動原稿送り装置10
0は、ヒンジ81およびヒンジ82を中心に開閉される
ようになっている。ヒンジ81近傍の複写機本体1の上
面には、爪83が設けられ、自動原稿搬送装置100を
閉じたときに、爪83が対向する位置の自動原稿装置1
00の下面には、孔84が設けられ、自動原稿送り装置
100を閉じると、爪83が孔84に挿通するようにな
っている。
【0012】孔84に隣接する自動原稿送り装置100
の内部には、孔84に挿通された爪83の有無を検出す
るリフトアップ検知センサ85および原稿検知タイミン
グセンサ86が、設けられている。
【0013】リフトアップ検知センサ85は、自動原稿
送り装置100が完全に閉じられている(リフトダウ
ン)ときに、爪83を検出してオン状態となり、自動原
稿送り装置100が開いている(リフトアップ)とき
に、オフ状態となる。なお、完全に閉じられている状態
とは、自動原稿送り装置100の下面側の一部が複写機
本体1の上面に接触している状態をいう。
【0014】一方、原稿検知タイミングセンサ86は、
後述する原稿サイズ検知センサの検出結果に基づいて、
コンタクトガラス10上にある原稿のサイズを検知する
タイミングを制御するために設けられており、自動原稿
送り装置100の開放角度が所定角度以内になると、爪
85を検知してオン状態にするようになっている。この
所定角度はわずかな角度であり、オペレータが手で自動
原稿送り装置100を開くと、リフトアップ検知センサ
85および原稿検知タイミングセンサ86の両方がオフ
状態になるようになっている。なお、図2等に示すよう
に、87および88は端面スケールである。
【0015】次にコンタクトガラス下に設けられたセン
サ部について、略説明する。図3に示すように、コンタ
クトガラス10の下方には原稿サイズ検知センサ91〜
93が設けられている。このセンサの詳細については、
図4に示すようになっており、各原稿サイズ検知センサ
91〜93は、1個の発光ダイオード91aから発せら
れた光を3つのビームに分散させてコンタクトガラス上
の原稿上に照射し、その照射した光の反射光を、光学系
内部の3個の受光素子91bで受光するようになってい
る。本発明で使用されるセンサはこのような反射型のタ
イプのセンサであり、光学系内部からコンタクトガラス
10を通過してコンタクトガラス面上の原稿面から反射
光のみを受光して、原稿の有無を検知することができる
ようになっている。
【0016】原稿サイズ検知センサ91〜93は本発明
に係る画像形成装置の入力時には常時作動しており、各
受光素子は、コンタクトガラス上10の原稿を検出した
ときにはオン状態となり、原稿を検出していないときに
はオフ状態となっている。原稿サイズ検知センサ91〜
93は、コンタクトガラス10上の所定位置に載置され
た各種原稿のサイズに応じて配置されている。これによ
り、コンタクトガラス10上に原稿が有るか否かが判定
されるとともに、コンタクガラス10上の原稿のサイズ
も同時に検知される。
【0017】複写機本体1は原稿を読み取るスキャナ、
画像処理部およびプロッタなどを有する。スキャナは原
稿を載置するためのコンタクトガラス10と光学走査系
を有し、光学走査系は露光ランプ11、第1ミラー1
2、第2ミラー13、第3ミラー14、レンズ15、フ
ルカラーCCD16等を有している。
【0018】以下、図8を中心に、図6および図1等を
参照しつつ、本発明に係る画像形成装置の像形成までを
略説明する。図8に示すように、露光ランプ11および
第1ミラー12は第1キャリッジに装備され、第1キャ
リッジ(図示せず)は、原稿読み取り時にステッピング
モータ(同図示せず)により、一定の速度で副走査方向
に移動する。第2ミラー13および第3ミラー14は、
第2キャリッジ(同)に装備され、第2キャリッジは、
原稿読み取り時にステッピングモータ(同)により、た
とえば第1キャリッジの1/2の速度で移動する。第1
キャリッジと第2キャリッジの移動速度比は、特に限定
されず、自由に設定可能となっていてもよい。
【0019】前記したような第1キャリッジおよび第2
キャリッジの移動により、コンタクトガラス10上の原
稿600が光学的に走査され、レンズ15により、フル
カラーCCD16の受光面に結像されて光電変換され
て、上記原稿の情報が電気的信号(以下、画像信号とい
う)に変換される。
【0020】フルカラーCCD16により赤(R)、緑
(G)および青(B)の3色に分離された画像信号は、
信号処理回路601によりA/D変換器602を介した
後に画像処理部604により、各種の画像処理が施さ
れ、次いでコピー時には書き込みユニットにより記録紙
にコピーされる。
【0021】書き込みユニットは、レーザ出力ユニット
20、fθレンズ21、ミラー22を有し、レーザ出力
ユニット20はレーザ光源であるレーザダイオード(L
D)と、ポリゴンミラーおよびポリゴンモータ(図示省
略)を有する。レーザ出力ユニット20からは、コピー
時にはスキャナより読み取られた画像に応じて変調され
た黒信号に対応したレーザ光が出射され、出射された変
調レーザ光が感光体30上に照射されて、潜像が感光体
30に形成される。感光体30の回りには、黒現像器3
2、赤信号画像を書き込むためのLED書き込みユニッ
ト31、赤の第2現像器33、転写器および分離器など
が配置され(図示省略)、感光体30上の潜像はトナー
によって顕在化して用紙(記録紙)に載置され、次いで
記録紙上に定着されて記録される。
【0022】用紙は図1に示すように、複写機本体1内
の両面ユニット40および第1トレイ50と、給紙ユニ
ット300、第2トレイ310、第3トレイ320およ
び第4トレイ330の1つから選択して、それぞれフィ
ードローラ42および分離コロ43のローラ対、第1給
紙装置51、第2給紙装置311、第3給紙装置321
および第4給紙装置331により給紙される。
【0023】図7に示すように、各給紙トレイにセット
されている記録紙のサイズおよび記録紙のセット方向
は、トレイ内のサイズレバー400の位置が、複数連あ
るプッシュスイッチ401のON/OFFの組み合わせ
によって検知されている。図1に示すように、両面ユニ
ット40および第1トレイ50から給紙された用紙(記
録紙)は、縦搬送ユニット60により上方向に搬送さ
れ、また、第2トレイ310、第3トレイ320および
第4トレイ330から給紙された用紙は、バンク縦搬送
ユニット340および縦搬送ユニット60により上方向
に搬送される(図8参照)。
【0024】そしてこの用紙は、先端がレジストセンサ
52により検出された後の所定時間後に、レジストロー
ラ53に突き当って一旦停止し、副走査有効期間信号
(FGATE)に同期して、レジストローラ53により
搬送され、感光体30上のトナー像が転写される。次い
で、この用紙は感光体30から分離された後、搬送装置
54により搬送され、定着装置55によりトナー像が定
着される。この定着後の用紙は、片面印刷時と両面印刷
後には、切り換え爪57、排紙ローラ56により、排紙
トレイ200に排出される。
【0025】他方、両面印刷時の表面印刷後の用紙は、
切り換え爪57により両面搬送路41に導かれ、フィー
ドローラ42および分離コロ43により反転されて、両
面ユニット40上に集積される。両面ユニット40上の
用紙は、トレイが上昇することによりフィードローラ4
2に当接し、フィードローラ42が回転することにより
縦搬送ユニット60に送られて、裏面に画像が形成され
る。
【0026】図5はこのデジタル複写機の制御系を示す
ブロック図である。同図において、操作部コントローラ
500は操作部の液晶の表示制御、各種LEDの表示制
御ならびに各種キーの入力制御を行う。システムコント
ローラ501は給紙の制御、搬送の制御、定着の制御、
両面印刷の制御およびプロセスの制御等を行う。
【0027】画像処理コントローラ502は画像制御、
スキャナの読み取り制御を行い、ADFコントーラ50
3は自動原稿送り装置100の制御を行う。給紙トレイ
コントローラ504は給紙トレイの制御を行い、FAX
コントローラ505はFAX送受信の管理およびFAX
送受信のファイル管理を行ない、プリンタコントローラ
506はプリンタデータ受信の管理およびプリンタデー
タファイルの管理を行う。
【0028】図6はこのデジタル複写機の画像処理回路
を示すブロック図である。コンタクトガラス10上の原
稿600が露光ランプ11により照明され、その照明光
の反射光が、カラーCCD16により読み取られる。次
いでカラーCCD16によりR、G、Bの3色に分離さ
れたアナログの画像信号が、信号処理回路601により
増幅されて光量補正され、AD変換器602によりデジ
タルの画像信号に変換され、シェーディング補正回路6
03によりシェーディング補正され、画像処理部604
に送られる。
【0029】画像処理部604によって送られた画像信
号は、MTF補正、γ補正、黒画像生成、カラー画像生
成、2値処理、多値処理などの画質処理が施され、黒デ
ータとカラーデータとして、セレクタ605に出力され
る。セレクタ605では、画像信号を、変倍部606ま
たは画像メモリコントローラ608に切り替えて送られ
る。
【0030】変倍部606に入力された画像信号は、変
倍率に合せて適宜拡大縮小され、書き込みユニット60
7に送られる。一方、画像メモリコントローラ608と
セレクタ605間は、双方向に画像信号を入出力可能な
構成となっている。また、CPU609、ROM61
0、RAM611を備えている。前記ROM610、R
AM611は、プログラムやデータを格納しておく。ま
た前記CPU609は、画像メモリコントローラ608
等への設定や、読み取り部、書き込み部の制御を行う。
更にCPU609は、メモリコントローラ608を介し
て、画像メモリ612のデータの書き込み、読み出しを
行う。
【0031】原稿画像として画像メモリコントローラ6
08へ送られたデータ化された画像は、画像メモリコン
トローラ608内にある画像圧縮装置によって、この画
像データを圧縮した後、画像メモリ612に送られる。
画像圧縮を行うことにより、一度に多くの原稿画像デー
タを記憶することが出来るなど、画像メモリを有効に利
用でき、たとえば貯えられた原稿画像イメージデータを
ページ順に出力する事もできる。画像を出力する際に、
画像メモリ612のデータを、メモリコントローラ60
8内の伸長装置で順次伸長しながら出力を行うようにす
ることができる。
【0032】貯えられた原稿画像イメージデータをペー
ジ順に出力し、各部数毎に原稿画像を回転させ、記録紙
に出力する。この詳細は、特願昭63−195313号
に記載されている方法と同様にして行われる。
【0033】他方、FAX送信時にはセレクタ605に
より、黒データがFAX用イメージメモリ613に転送
される。また、FAX受信時には、回線から受信データ
が復調または伸張された後に、FAX用イメージメモリ
613において展開され、その後セレクタ605により
書き込みユニット607に送られる。
【0034】更に、プリンタデータ受信時には、プリン
タ用イメージメモリ614において展開された後、セレ
クタ605により書き込みユニット607に送られる。
【0035】以下、請求項1の構成と動作説明について
説明する。図10は、本発明に係る画像形成装置の実施
の形態を示す制御内容のフローチャートである。また図
8は、実施の形態を示す画像形成装置の概略を示す図で
ある。
【0036】図8に示すように、入力された両面複写モ
ードが、操作部コントローラ500を介し選択された時
(ステップS101)、自動原稿送り装置800の原稿
台801にセットされた原稿600を原稿サイズ検知手
段803にてサイズおよびセット方向を上記検知手段8
03により検知し、その結果がシステムコントローラ5
01に伝達される(ステップS102)。
【0037】次いで原稿サイズ検知手段803にて検知
された原稿600が、両面モードであるか確認し(ステ
ップS103)、両面モードの場合には、さらに図9に
示すような原稿の短手方向810(長手方向に対して直
交する方向)にこの原稿がセットされていることを確認
して(ステップS104)、原稿が長手方向の場合に
は、RAMから読み出し、システムコントローラ501
により各種入力キーから入力された複写倍率等の情報を
基に給紙トレイに収められている給紙を、複数の給紙手
段701〜731により、用紙(記録紙)を選択して給
紙口を選定し、記録紙を給送する(ステップS10
6)。選択された給紙口より給送された記録紙上には、
第1面の画像が転写される(ステップS107)。
【0038】そして前記第1面(表面)の画像が転写さ
れた記録紙は、全原稿の複写の終了か否かをシステムコ
ントローラ501を介して確認し(ステップS10
8)、片面の転写のみである場合には複写を終了し、両
面の複写の場合には、ステップS103に戻り、前記同
様にして両面装置の中間トレイ708に記録紙を収納
し、再び中間トレイ708より記録紙を給送した後にR
AMより裏面情報を呼び出して第2面(裏面)の画像を
記録紙に転写し、排紙トレイ709上に排紙して終了す
る。
【0039】また、原稿サイズ検知手段703にて検知
された原稿702が図9のような長手方向711にセッ
トされていた場合には(前記ステップS104におい
て、Yesの場合)、後述する画像回転処理を施した後
に、複数の給紙手段711〜731により原稿702と
同一サイズで短手方向にセットされている給紙口を選択
し、選択された給紙口より記録紙を給送する(ステップ
S105→ステップS106)。
【0040】この時、原稿702の第1面の画像は画像
回転手段により、たとえば90°回転あるいは270°
(90°+180°:90°+反転)回転させ、RAM
から読み出し、給送された記録紙上に第1面の画像が転
写される。第1面の画像が転写された記録紙は、前記し
たのと同様にして、全画面の複写終了か否かを確認し
て、両面転写される場合には、ステップS103に戻
り、以下のように進行する。ここで画像回転手段は、読
み取られた原稿画像をRAM等にいったん格納し、この
RAMに対する読み出しアドレスの主走査方向と、副走
査方向をCPUにより制御して、RAMに格納された画
像を90°、270°など、任意の角度に適宜読み出す
ことのできる手段である。場合によっては、反転(18
0°)などの回転も可能である。
【0041】まず両面装置の中間トレイ708に片面を
転写した記録紙を収納し、再び中間トレイ708より給
送した後に、原稿702の第2面の画像を前記画像回転
手段により90°回転あるいは270°回転してRAM
から読み出し、第2面の画像が、再送された記録紙に転
写し、排紙トレイ709上に両面を転写した記録紙が排
紙されて終了する。
【0042】次に請求項2に記載の本発明に係る画像形
成装置の実施の形態およびその動作の説明をする。請求
項2に記載の発明は、以下の点を除いて、請求項1に記
載の発明について説明したのと同様である。両面複写モ
ードが各種キー入力され操作部コントローラ500を介
して選択されてシステムコントローラに信号が伝達され
た時(前記ステップS103→ステップS203の置き
換え)、その選択はシステムコントローラ500が、セ
ンサ401等を介して給紙トレイ704、705、70
6、707のトレイに、短手方向の記録紙があるか(ス
テップS204)確認される。この処理が本請求項2の
発明で行われるため、請求項2の発明においては、前記
ステップS104に代えてステップS204が行われ
る。そして、複数の給紙手段のいずれにも長尺方向の記
録紙のみがセットされており、短尺方向の記録紙がセッ
トされていない場合に限り、機械の複写動作(駆動)の
開始を禁止するステップS208が新たに加わってい
る。このようにして、請求項2に記載の発明において
は、このようなサイズやセット方向の確認のための原稿
搬送をやめて、原稿にストレスを防止している。前記し
た禁止は、前述したセンサ91、92、93からの原稿
情報がシステムコントローラ501等に入力された時
に、給紙トレイコントローラを介してプッシュスイッチ
401により長手方向の記録紙のみが収納されているこ
とを確認することにより、ADFコントローラを介して
自動原稿送りを停止したり、あるいは、給紙トレイコン
トローラを介して給紙を停止することにより行うことが
できる。
【0043】その他は、上述した請求項1に記載の発明
について説明したのと同様である。すなわち、両面複写
モードが選択された時(ステップS201)、自動原稿
送り装置700の原稿台701にセットされた原稿70
2を原稿サイズ検知手段703にてサイズおよびセット
方向を検知する(ステップS202)。
【0044】原稿サイズ検知手段703にて検知された
原稿600が、両面モードであるか確認し(ステップS
203)、両面モードの場合には、さらに図9に示すよ
うな原稿の短手方向810(長手方向に対して直角する
方向)にセットされていることを確認して(ステップS
204)、セットされていた場合には、複数の給紙手段
701〜731により、原稿600と同一サイズで同一
方向にセットされている用紙を選択して給紙口を選定
し、この給紙口を有する給紙手段により、記録紙を給送
する(ステップS205)。選択された給紙口より給送
された記録紙上には、第1面の画像が転写される(ステ
ップS206)。
【0045】そして前記第1面の画像が転写された記録
紙は、全原稿の複写の終了を確認して(ステップS20
7)、片面の転写の場合には終了し、両面の複写の場合
にはステップS203に戻り、上記したのと同様にし
て、両面装置の中間トレイ708に収納され、再び中間
トレイ708より給送された後に第2面の画像が記録紙
へ転写され、排紙トレイ709上に排紙されて終了す
る。
【0046】
【発明の効果】(請求項1の作用効果)請求項1の画像
形成装置に於いては、画像を回転させ同一サイズの短手
方向の記録紙に複写することにより、中間トレイの大き
さを記録紙の短手方向の記録紙が収納できるサイズに設
定できるので、画像形成装置本体の機械巾の占有率を低
下させ省スペースを図り、さらに複写の生産性の向上を
図ることができる。
【0047】(請求項2の作用効果)請求項2の画像形
成装置に於いては、両面複写のモードの選択を禁止する
ことにより、中間トレイ内での記録紙の紙詰まりを防止
でき、また原稿サイズを検知する為に自動原稿送り装置
による無駄な原稿搬送を防ぐことができるので、搬送品
質や原稿品質の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の実施の形態を示す
外観図である。
【図2】自動原稿送り部分の構成を示す外観図である。
【図3】コンタクトガラス部分のセンサの構成を示す図
である。
【図4】コンタクトガラス部分に使用されるセンサの詳
細を示す図である。
【図5】本発明に係る画像形成装置の制御系を示すブロ
ック図である。
【図6】本発明に係る画像形成装置の画像処理回路を示
すブロック図である。
【図7】各給紙トレイの構成を示す図である。
【図8】本発明に係る画像形成装置の概略を示す図であ
る。
【図9】本発明に係る画像形成装置の原稿の給紙部分を
示す図である。
【図10】請求項1に記載の実施の形態の動作を示すフ
ローチャートである。
【図11】請求項2に記載の実施の形態の動作を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
40 両面ユニット 42 フィードローラ 43 分離コロ 401 プッシュスイッチ 400 サイズレバー 500 操作部コントローラ 501 システムコントローラ 502 画像処理コントローラ 604 画像処理部 608 画像メモリコントローラ 609 CPU 610 ROM 611 RAM 612 画像メモリ 701 第1給紙装置 711 第2給紙装置 721 第3給紙装置 731 第4給紙装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙を給送する複数の給紙手段と、 前記給紙手段にセットされている記録紙のサイズおよび
    方向を検知する検知手段と、 画像データを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段から読み出された画像データを前記給紙手
    段により給送された記録紙に記録する画像記録手段と、 前記記憶手段から画像データを読み出す際のアドレスを
    変換する変換手段と、 片面に画像が転写された記録紙を一枚以上積載可能な中
    間トレイと、 前記中間トレイに積載された記録紙を1枚毎に分離給送
    する分離給送手段とを有し、 記録紙に両面複写する場合に、画像を特定の角度の範囲
    で回転するよう前記変換手段により読み出されたアドレ
    スを変換させると共に同一サイズでセットする方向の異
    なる記録紙を給送するための給紙手段を切り換える第1
    の制御手段と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記給紙手段に前記中間トレイの積載可
    能最大サイズ以下の記録紙が収納されていない場合に、
    両面複写を禁止する第2の制御手段をさらに有すること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記変換手段は、90°あるいは270
    °回転する変換手段であることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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