JP2003146528A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003146528A
JP2003146528A JP2001344791A JP2001344791A JP2003146528A JP 2003146528 A JP2003146528 A JP 2003146528A JP 2001344791 A JP2001344791 A JP 2001344791A JP 2001344791 A JP2001344791 A JP 2001344791A JP 2003146528 A JP2003146528 A JP 2003146528A
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Japan
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sheet
image forming
moving
forming apparatus
discharging
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JP2001344791A
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Masanori Katsuki
政徳 香月
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、排紙積載部上の混載されたシート
状媒体の取り出し作業性が悪く省スペース化が図れない
という課題を解決しようとするものである。 【解決手段】この発明は、シート状媒体の後端が排出手
段56の上流位置に設けられた送り手段を抜けたことを
検知する第1の検知手段と、この第1の検知手段の検知
結果に基づいて、シート状媒体を排出手段56で挟持し
た状態を保持しつつ、排出手段56のシート状媒体搬送
位置を装置前方へ変える排出手段移動手段と、排紙積載
部200上でシート状媒体の積載位置を装置後方へ変え
るシート状媒体移動手段とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像読取部(スキャナ部)を備え
た画像形成装置においては、画像読取部を装置上部に配
置しているため、排紙部より排出した記録済みの記録紙
(転写紙)を積載する排紙積載部としての排紙トレイを
装置上部へ設置することができないので、装置本体の側
面あるいは前面あるいは背面に排紙積載部を突出するよ
うに配置している。
【0003】しかし、このように装置本体に排紙積載部
を突出するように配置することは、装置全体の占有面積
を増大させてしまう。そこで、省スペース化を図るた
め、装置本体より突出しないように画像読取部の下方に
記録済みの記録紙を積載する排紙積載部を設け、装置の
占有面積の増加を抑えた胴内排紙型の画像形成装置が提
案されている。
【0004】この胴内排紙型の画像形成装置において
は、記録紙を積載する排紙積載部が装置本体内に配置さ
れるので、排紙部から排紙積載部に排出された記録紙の
視認性が悪く、排紙積載部内の記録紙位置を装置本体の
前面側に立つオペレータが把握できず、不自然な体勢で
排紙積載部を覗き込んだりしなければならず、排紙積載
部上にある記録紙の取り出し作業性が悪い。
【0005】また、小判サイズから大判サイズまでの記
録紙の使用を可能とする画像形成装置にいたっては、最
小サイズの記録紙から最大サイズの記録紙までのサイズ
差が大きくなるため、最小サイズの記録紙は胴内の奥側
(装置の前面と反対側)に排出され、排紙積載部上に積
載された記録紙の取出し時に手を胴内の奥に延ばす必要
があり、作業性が悪化する。
【0006】そこで、排紙部から胴内の排紙積載部に排
出される記録紙を装置前方(オペレータ側)へ移動さ
せ、記録紙をそのサイズにかかわらず揃えることで、排
出後における排紙積載部上の記録紙の視認性を向上さ
せ、記録紙取り出し作業性を向上させた画像形成装置が
提案されている。また、画像形成装置には、複写機やフ
ァクシミリ、プリンタなどの機能を有する複合機があ
る。
【0007】胴内排紙型の画像形成装置に関しては、特
開平8−339107号公報に胴内排紙部の明り取りに
関するものが記載され、特開平11−43253号公報
に胴内排紙部の視認性を向上させるべく操作パネルの一
部を透明材で形成したものが記載され、特開平11−3
34970号公報に操作性を向上させるべくトレイを手
前側に引出せるように可動にしたものが記載されてい
る。また、特開平9−110257号公報には、画像形
成装置において通常ジョブの排出用紙と割込ジョブの排
出用紙の区別を同一トレイ上で容易に行えるようにする
ことを目的としたもので、胴内の排紙積載部で積載位置
を排出方向に異なる2位置にずらして排紙するものが記
載されている。特開平11−157717号公報には、
画像形成装置を入手した後において必要な場合にユーザ
自身によって仕分け機能を付加することができるように
することを目的としたもので、用紙仕分け構造における
排紙ローラを軸方向に移動させる仕分け駆動部を、用紙
仕分け構造に設けられている駆動部取り付け部に対して
着脱可能としたものが記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記画像形成装置で
は、複写機やファクシミリ、プリンタなどの機能を有す
る複合機とした場合、排紙積載部上には、原稿画像が複
写された記録紙以外に、ファクシミリ機能による受信
紙、プリンタ機能の出力紙などが混載することになり、
その取り出しの作業性が悪い。このような混載を避ける
ために、複数のビンを備えた周辺機を設置すれば、その
設置スペースが必要になって装置の占有面積が増加して
しまい、胴内排紙型による省スペース化が図れない。
【0009】本発明は、排出後における排紙積載部上の
混載されたシート状媒体の取り出し作業性を向上させる
ことができ、省スペース化を図ることができる画像形成
装置を提供することを目的とする。さらに、本発明は、
排紙積載部上のシート状媒体のサイズやジョブにかかわ
らず、排紙積載部上の混載されたシート状媒体の取り出
し作業性を向上させることができる画像形成装置を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、装置本体上部に画像読取部
を配置し、この画像読取部の下方に排出手段から排出さ
れたシート状媒体を積載する排紙積載部を設けた画像形
成装置において、前記シート状媒体の後端が前記排出手
段の上流位置に設けられた送り手段を抜けたことを検知
する第1の検知手段と、この第1の検知手段の検知結果
に基づいて、前記シート状媒体を前記排出手段で挟持し
た状態を保持しつつ、前記排出手段のシート状媒体搬送
位置を装置前方へ変える排出手段移動手段と、前記排紙
積載部上で前記シート状媒体の積載位置を装置後方へ変
えるシート状媒体移動手段とを備えたものである。
【0011】請求項2に係る発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記排紙積載部上における前記シ
ート状媒体の位置を検知する第2の検知手段を備え、前
記シート状媒体移動手段が前記第2の検知手段の検知結
果に基づいて前記シート状媒体の積載位置を装置後方へ
多段階に変えるものである。
【0012】請求項3に係る発明は、請求項2記載の画
像形成装置において、前記シート状媒体移動手段が前記
排紙積載部上における前記シート状媒体の積載位置をジ
ョブ毎に異なるように装置後方へ変えるものである。
【0013】請求項4に係る発明は、請求項1、2また
は3記載の画像形成装置において、前記排出手段は上下
1対のローラからなり、前記排出手段移動手段は前記上
下1対のローラをニップ状態を保持したままで一体的に
前記シート状媒体の排出方向と直交するシフト方向に移
動させるものである。
【0014】請求項5に係る発明は、請求項1、2、3
又は4記載の画像形成装置において、前記排出手段移動
手段は、前記排出手段を前記シート状媒体の排出方向と
直交するシフト方向に付勢して復動させる復動手段と、
この復動手段による付勢力に抗して前記排出手段を往動
させる往動手段を有するものである。
【0015】請求項6に係る発明は、請求項5に記載の
画像形成装置において、前記排出手段移動手段により前
記排出手段を往復移動させる移動量を、前記シート状媒
体のサイズに応じて変える制御手段を備えたものであ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例の概略を
示す。この実施例の画像形成装置は胴内排紙型デジタル
複写機の一例であり、主に装置本体1と、自動原稿送り
装置(いわゆるADF)100と、排紙積載部としての
胴内排紙トレイ200と、給紙ユニット(バンク)30
0により構成されている。
【0017】自動原稿送り装置100は、原稿給紙台1
01上に積載された原稿を1枚ずつ装置本体1側の原稿
台としてのコンタクトガラス10上に給紙し、このコン
タクトガラス10上の原稿の画像読み取り後にコンタク
トガラス10上の原稿を排紙トレイ105上に排紙する
ように構成されている。原稿給紙台101上の原稿は、
図示省略のサイドフェンスにより幅方向(図1の紙面を
貫く方向)の端縁が揃えられ、給紙ローラ102により
一番上の原稿が分離されて給紙され、搬送ベルト103
によりコンタクトガラス10上に搬送される。
【0018】原稿が給紙ローラ102から搬送ベルト1
03へ給送される給送部107には、検知手段としての
原稿幅検知センサ108及び原稿長さ検知センサ109
が設けられている。これらのセンサ108、109は、
自動原稿送り装置100から送られる原稿のサイズを検
知する。コンタクトガラス10上の原稿は、画像読み取
り終了後に、搬送ベルト103及び排紙ローラ104に
より排紙トレイ105上に排紙される。
【0019】原稿両面の画像を読み取る場合には、原稿
給紙台101上の原稿は、給紙ローラ102により一番
上の原稿が分離されて給紙され、搬送ベルト103によ
りコンタクトガラス10上を通過して反転爪106によ
り搬送方向が切り換えられて表裏が反転され、再びコン
タクトガラス10上に給紙されて裏面の画像が読み取ら
れる。
【0020】次いで、コンタクトガラス10上の原稿
は、裏面画像読み取り終了後に、搬送ベルト103によ
り搬送され反転爪106により搬送方向が切り換えられ
て表裏が反転され、再びコンタクトガラス10上に給紙
されて表面の画像が読み取られる。そして、表面画像読
み取り終了後の原稿は搬送ベルト103及び排紙ローラ
104により排紙トレイ105上に排紙される。
【0021】図2に示すように、自動原稿送り装置10
0はヒンジ81、82を中心に開閉されるようになって
おり、ヒンジ81の近傍における装置本体1の上面には
爪83が設けられ、自動原稿搬送装置100を閉じたと
きに爪83と対向する位置の自動原稿装置100の下面
には孔84が設けられおり、自動原稿送り装置100を
閉じると爪83が孔84に挿通されるようになってい
る。孔84に隣接する自動原稿送り装置100の内部に
は、孔84に挿通された爪83の有無を検出する検知手
段としてのリフトアップ検知センサ85および原稿検知
タイミングセンサ86が設けられている。
【0022】リフトアップ検知センサ85は、自動原稿
送り装置100が完全に閉じられている(リフトダウン
されている)ときに爪83を検出してオン状態になり、
自動原稿送り装置100が開いている(リフトアップさ
れている)ときにオフ状態になる。なお、自動原稿送り
装置100が完全に閉じられている状態とは、自動原稿
送り装置100の下面側の一部が装置本体1の上面に接
触している状態をいう。
【0023】一方、原稿検知タイミングセンサ86は、
後述する原稿サイズ検知センサ91〜93(図3参照)
の検出結果に基づいてコンタクトガラス10上にある原
稿のサイズを検知するタイミングを制御するために設け
られており、自動原稿送り装置100の開放角度が所定
角度以内になると、爪83を検知してオン状態になる。
この所定角度はわずかな角度であり、オペレータが手で
自動原稿送り装置100を開くと、リフトアップ検知セ
ンサ85および原稿検知タイミングセンサ86の両方が
オフ状態になる。なお、符号87および符号88はそれ
ぞれ端面スケールを示しており、オペレータは原稿を端
面スケール87、88に合わせてコンタクトガラス10
上にセットする。
【0024】図3に示すように、コンタクトガラス10
の下方には原稿サイズ検知センサ91〜93が設けられ
ている。各原稿サイズ検知センサ91〜93は、図4に
示すように、1個の発光ダイオード90から発せられた
光を光学系により3ビームLb1、Lb2、Lb3に分
散させてコンタクトガラス10に照射し、その反射光
(コンタクトガラス10上の原稿による反射光)を3個
の受光素子91a〜93aで受光する反射型のセンサか
らなり、光学系からコンタクトガラス10を透過して原
稿面に光を照射し、その反射光のみを受光して原稿の有
無を検知する。
【0025】原稿サイズ検知センサ91〜93は常に作
動しており、3個の受光素子91a〜93aでは、コン
タクトガラス上10の原稿を検知したときにはオン状態
となり、原稿を検出していないときにはオフ状態とな
る。原稿サイズ検知センサ91〜93は、コンタクトガ
ラス10上の所定位置に載置された原稿(端面スケール
87、88に合わせて載置された原稿)のサイズに応じ
て配置され、コンタクトガラス10上に原稿が有るか否
かを検知するとともに、コンタクトガラス10上の原稿
のサイズを検知する。
【0026】装置本体1は上部に原稿画像を読み取る画
像読取部としてのスキャナ部、画像処理部及びプロッタ
部などを有する。図1に示すように、スキャナ部は原稿
を載置するためのコンタクトガラス10と光学走査系を
有し、この光学走査系は露光ランプ11、第1ミラー1
2、第2ミラー13、第3ミラー14、結像レンズ1
5、フルカラーCCD16等を有する。コンタクトガラ
ス10上の原稿は露光ランプ11により照明され、その
反射光は第1ミラー12、第2ミラー13、第3ミラー
14を経由して結像レンズ15によりフルカラーCCD
16に結像される。
【0027】露光ランプ11及び第1ミラー12は図示
省略の第1キャリッジに装備され、この第1キャリッジ
は原稿画像読み取り時にステッピングモータにより一定
の速度で副走査方向(図1の左右方向)に移動する。第
2ミラー13及び第3ミラー14は図示省略の第2キャ
リッジに装備され、この第2キャリッジは原稿画像読み
取り時にステッピングモータにより第1キャリッジの1
/2の速度で副走査方向に移動する。この第1キャリッ
ジ、第2キャリッジの移動によりコンタクトガラス10
上の原稿が光学的に走査され、その走査光がレンズ15
によりCCD16の受光面に結像されて光電変換され
る。
【0028】フルカラーCCD16は、レンズ15から
の光を赤(以下Rという)、緑(以下Gという)及び青
(以下Bという)の各色に分離して光電変換し、R、
G、B各色の画像信号を出力する。これらのR、G、B
各色の画像信号は、画像処理回路によるA/D変換等が
なされた後に画像処理部604(図6参照)により各種
の画像処理が施され、次いで複写時には書き込みユニッ
トにより像担持体としての感光体(ここでは感光体ドラ
ム)30に書き込まれてシート状媒体としての記録紙
(転写紙)に複写される。
【0029】書き込みユニットはレーザ出力ユニット2
0、25、fθレンズ21、ミラー22、23、24、
26、27を有し、レーザ出力ユニット20、25はそ
れぞれレーザ光源であるレーザダイオード(以下LDと
いう)と、図示省略のポリゴンミラー及びポリゴンモー
タを有する。各LDは、複写時にそれぞれスキャナ部か
ら画像処理部を介して入力される黒信号及び赤信号によ
り変調され、これらの黒信号及び赤信号で変調されたレ
ーザ光を出射する。各LDからのレーザ光は、ポリゴン
モータにより回転駆動されるポリゴンミラーで走査さ
れ、fθレンズ21、ミラー22、23、24、26、
27を介して感光体30上の異なる箇所に照射される。
【0030】感光体30の周りには、現像手段としての
黒現像器32及び赤現像器33、転写手段及び搬送手段
としての転写搬送装置54及び図示省略の分離器などが
配置されている。感光体30は、図示しない帯電装置に
より一様に帯電された後にレーザ出力ユニット20から
の黒信号で変調されたレーザ光がfθレンズ21、ミラ
ー22、23、24を介して照射されて露光され、静電
潜像が形成される。この感光体30上の静電潜像は黒現
像器32により現像されて黒トナー像となる。次いで、
感光体30は、図示しない帯電装置により一様に帯電さ
れた後にレーザ出力ユニット25からの赤信号で変調さ
れたレーザ光がfθレンズ21、ミラー22、23、2
4を介して照射されて露光され、上記黒トナー像と重ね
て静電潜像が形成される。この感光体30上の静電潜像
は赤現像器33により現像されて赤トナー像となる。
【0031】一方、転写紙は装置本体1内の両面ユニッ
ト40及び第1トレイ50と、給紙ユニット300内の
第2トレイ310、第3トレイ320及び第4トレイ3
30の1つから選択的に給紙される。両面ユニット40
では可逆転コロ42及び接離コロ43のローラ対により
転写紙が給紙され、第1トレイ50、第2トレイ31
0、第3トレイ320、第4トレイ330ではそれぞれ
第1給紙装置51、第2給紙装置311、第3給紙装置
321、第4給紙装置331により転写紙が給紙され
る。
【0032】図7(a)、(b)に示すように、各トレ
イ50、310、320、330では、該トレイトレイ
50、310、320、330にセットされる転写紙の
サイズ及びセット方向に応じて位置決めされるサイズレ
バー400の位置を転写紙サイズ検知手段としての複数
連のプッシュスイッチ401でそのオン/オフの組み合
わせ信号によって検知している。
【0033】図1に示すように、各トレイ40、50、
310、320、330のいずれかより給紙された転写
紙は、その先端部がレジストセンサ52により検出され
てから所定時間後にレジストローラ53に突き当って一
旦停止し、副走査有効期間信号FGATEに同期してレ
ジストローラ53により搬送が開始され、転写搬送装置
54により感光体30上のトナー像が転写される。
【0034】次いで、この転写紙は、感光体30から分
離された後、定着装置55によりトナー像が定着され
る。この定着後の転写紙は、片面画像形成時と両面画像
形成後には切換爪57を通過して排出手段としての排紙
ローラ56により胴内排紙トレイ200に排出され、ま
た、両面画像形成時の表面画像形成後には切り換え爪5
7により両面搬送路41に導かれ、可逆転コロ42及び
接離コロ43によりスイッチバックされて表裏が反転さ
れ両面ユニット40内に搬送される。両面ユニット40
内の転写紙は、レジストローラ53へ送られ、表面画像
形成時と同様に裏面に画像が形成され、定着装置55を
経て排紙ローラ56により胴内排紙トレイ200上に排
出される。
【0035】装置本体1の側部は水平方向に切り欠かれ
て開放空間750が形成されており、この開放空間75
0の下面部に胴内排紙トレイ200が形成されている。
通常の操作状態において開放空間750の装置前方には
オペレーターが立ち、オペレーターは自動原稿送り装置
100の原稿のセットやリセット及び操作部の操作を行
い、かつ、胴内排紙トレイ200上の複写済みの転写紙
を取り出す。
【0036】図5は本実施例の制御系を示す。操作部コ
ントローラ500は操作部の液晶表示器、各種LEDの
表示制御、各種キー入力制御を行う。システムコントロ
ーラ(SCU)501は各種負荷(本実施例の各部)の
制御や本実施例の各種センサからの検知信号の取り込み
を行って給紙、搬送、定着、両面画像形成、プロセスの
制御等を行う制御手段である。画像処理コントローラ5
02は画像制御、スキャナ部の画像読み取り制御を行
い、ADFコントローラ503は自動原稿送り装置10
0の制御を行う。給紙トレイコントローラ504は給紙
トレイ50、310、320、330の制御を行い、F
AXコントローラ505はFAX(ファクシミリ)送受
信の管理、ファイル管理を行い、プリンタコントローラ
506はプリンタデータ受信の管理、ファイル管理を行
う。
【0037】図6は本実施例の画像処理回路を示す。コ
ンタクトガラス10上の原稿600が露光ランプ11に
より照明され、その反射光がカラーCCD16により
R、G、B各色に分解されて光電変換されることで原稿
画像が読み取られる。次いで、フルカラーCCD16か
らのR、G、B各色のアナログ画像信号は、信号処理回
路601により増幅されて光量補正がなされ、AD変換
器602によりデジタル画像信号に変換され、シェーデ
ィング補正回路603によりシェーディング補正され
る。
【0038】このシェーディング補正回路603からの
画像データは、画像処理部604において、MTF補
正、γ補正、黒画像生成、カラー画像生成、2値処理、
多値処理などの画質処理が施され、黒データとカラーデ
ータとして出力される。この画像処理部604からの黒
データとカラーデータは、セレクタ605において、送
り先が変倍部606または画像メモリコントローラ60
8へ切り替えられる。セレクタ605から変倍部606
へ送られた画像信号は、変倍部606により変倍率に合
せて拡大縮小され、上記書き込みユニット607に送ら
れる。
【0039】画像メモリコントローラ608とセレクタ
605との間は、双方向に画像信号を入出力可能な構成
となっている。また、本実施例は、画像メモリコントロ
ーラ608等への設定や、読み取り部、書き込み部の制
御を行うCPU609、及びそのプログラムやデータを
格納するROM610、RAM611を備えている。C
PU609は、メモリコントローラ608を介して画像
メモリ612に対する画像データの書き込み、読み出し
を行う。
【0040】セレクタ605から画像メモリコントロー
ラ608へ送られた原稿画像データは、画像メモリコン
トローラ608内にある画像圧縮装置によって圧縮され
た後、画像メモリ612に送られて書き込まれる。この
ように画像データの圧縮を行うことにより、限られた画
像メモリ612を有効に利用できる。また、一度に多く
の原稿画像データを画像メモリ612に記憶することが
できるため、画像メモリ612に貯えられた原稿画像の
イメージデータをページ順に出力することができる。
【0041】この場合、画像を出力する際に画像メモリ
612内の画像データをメモリコントローラ608内の
伸長装置で順次に伸長しながらセレクタ605、変倍部
606を介して書き込みユニット607へ出力する。こ
のように、CPU609は画像メモリ612に貯えられ
た原稿画像のイメージデータをページ順に出力させ、部
数毎に原稿画像を回転させて転写紙に出力させる。
【0042】他方、FAX送信時にはセレクタ605に
より画像処理部604からの黒データがFAX用イメー
ジメモリ613に展開された後、回線を介して送信され
る。また、FAX受信時には、回線からの受信データが
復調、伸張された後にFAX用イメージメモリ613に
おいて展開された後、セレクタ605により書き込みユ
ニット607に送られて転写紙に出力される。更に、プ
リンタデータ受信時には、外部からの受信データがプリ
ンタ用イメージメモリ614において展開された後、セ
レクタ605により書き込みユニット607に送られて
転写紙に出力される。このように本実施例は、複写機
能、FAX機能及びプリンタ機能を有する。
【0043】図8に示すように、転写紙Pを胴内排紙ト
レイ200上に排出するための上下1対のローラ700
u、700dからなる排紙ローラ56より転写紙搬送方
向751の上流側に位置する送り手段としての搬送ロー
ラ対800のニップ近傍には、反射型センサ(又は透過
型センサ、又はフィラー付きフォトインタラプタ)81
0が設けられている。排紙ローラ56と搬送ローラ対8
00の距離はこの画像形成装置で使用される最小サイズ
の転写紙の長さよりも短く設定されている。
【0044】センサ810は転写紙Pの後端が搬送ロー
ラ対800を抜けたことを検知する検知手段である。転
写紙Pの後端が搬送ローラ対800を抜けたことをセン
サ810が検知すると、転写紙Pを排紙ローラ56で狭
持したままの状態を保持しつつ排紙ローラ56が転写紙
排出方向と直交するシフト方向(図8における紙面を貫
く方向)の手前側、つまり、装置前方(オペレータ側)
に向けて移動し、転写紙Pの後端が排紙ローラ56を抜
け落ちる前に当該排紙ローラ56の移動が完了すること
で、転写紙Pが胴内排紙トレイ200上の所定位置に着
地して積載される。
【0045】この所定位置は、転写紙Pの装置前方側の
端縁が、胴内排紙トレイ200上でオペレーターにより
よく見えて視認性が良好である位置であって、かつ、開
放空間750の奥部でなく、転写紙の取り出し易い位置
A(図11参照)として定めた単一の定位置とする。
【0046】排紙ローラ56のニップ近傍には反射型セ
ンサ(又は透過型センサ、又はフィラー付きフォトイン
タラプタ)811が設けられており、転写紙Pの後端が
排紙ローラ56を抜けたことがセンサ811により検知
された直後に排紙ローラ56はホームポジションとして
定めた所定の搬送中心位置へと戻り、次の転写紙を待ち
受ける。このような動作を繰り返すことにより、転写紙
Pは胴内排紙トレイ200上に装置前方の端縁が定位置
Aに揃えられて積載される。
【0047】図9、図10は本実施例において排紙ロー
ラ56をシフト方向に移動させる往復動手段を示す。排
紙ローラ56は、下側の2つのローラ700dが駆動側
の排紙駆動ローラであって駆動軸701と一体的に構成
され、上側の2つのローラ700uが従動側の排紙従動
ローラであって軸702と一体的に構成されている。
【0048】これらの軸701、702は、共に前側板
703と後側板704との間に軸受705により回転可
能で、かつ、軸方向に摺動可能に支持されている。駆動
軸701は、前側板703の外側に駆動ギヤ706を一
体的に持ち、前側板703に支持されて回転可能な駆動
入力ギヤ707と噛み合わされている。駆動入力ギヤ7
07は、図示しない駆動系が連結されて回転動力が与え
られるようになっている。軸701、702は、後側板
702の外側に突出しており、後側板702と間隔をお
いて対向して位置している連結板708に軸支されるこ
とで、連結板708を介して一体的に連結されている。
【0049】連結板708には正逆転モータ709の回
転軸と同軸上にある押圧部材710が当接している。押
圧部材710は正逆転モータ709と一体をなす支持板
709aに貫通して螺入しており、正逆転モータ709
の軸と押圧部材710はネジが切ってあって螺合される
ことにより押圧部材710が進退可能に設けられてい
る。従って、正逆転モータ709が回転すると、押圧部
材710が移動する。なお、押圧部材710の先端部は
連結板708の側面上における軸701、702の中間
位置に位置している。
【0050】後側板704と連結板708との間には複
数の伸張性のばね(圧縮スプリング)711が設けら
れ、このばね711は連結板708を後側板704から
引き離す向きに付勢する。このばね711による付勢力
は軸701、702を後方に移動させるに十分な大きさ
であり、このばね711の付勢力による連結板708の
後方への移動は連結板708が押圧部材710に当接す
ることにより阻止される。
【0051】図9に示した状態のもとにおいて、正逆転
モータ709が正転することにより、押圧部材710が
ばね711の弾性に抗して前方に移動して連結板708
を装置前方に押出す。この連結板708の移動によりロ
ーラ700u、700dが排紙に必要な所定のニップ状
態を保持したままの状態で装置前方に移動する。ローラ
700u、700dはニップ状態を保持したままで移動
するので、転写紙は確実に排出される。転写紙排出後の
状態は図10に示すようになる。
【0052】転写紙Pを排出した後に正逆転モーター7
09が逆転して押圧部材710が引き戻され、ばね71
1の復元力により連結板708が押し戻されてローラ7
00u、700dが元の位置に戻る。駆動ギヤ706は
軸701の移動に応じて駆動入力ギヤ707に対して噛
み合い状態を保持したままで前後方向にスライドする。
【0053】このように排出手段移動手段としての往復
動手段によりローラ700u、700dをそのニップ状
態を保持したままで前後方向に移動させるので、転写紙
を安定して移動させて排紙トレイ200上の所定の位置
へ向けて排出させることができる。往復動手段は、排紙
ローラ56をシフト方向(後方)に付勢させて復動させ
る復動手段としてのばね711と、このばね711によ
る付勢力に抗して排紙ローラ56を往動させる往動手段
としての押圧部材710及び連結板708などからな
る。
【0054】本実施例では、往復動手段により排紙ロー
ラ56を往復動させる移動量を転写紙のサイズに応じて
変える。図11は本実施例において開放空間750の上
部に相当する画像読取部から上の部位を取り除いて胴内
排紙トレイ200の部位を見たときの状態を示す。排紙
ローラ56の下流側直後の位置に開口させて設けた排出
口60からは、サイズの異なる種々の転写紙が排出され
る。その場合、往復動手段により、排出される転写紙P
のサイズに応じて排紙ローラ対700の移動量を可変
し、転写紙Pのサイズが異なる場合でも転写紙Pの装置
前方側の端縁が単一の定位置Aに揃えられる。図11で
は、異なるサイズの転写紙P1、P2、P3についてそ
れぞれ装置前方側の端縁がそれぞれ定位置Aで揃えられ
ている場合を示している。
【0055】転写紙排出位置制御手段としてのシステム
コントローラ501は、給紙すべき転写紙として選択さ
れたトレイ内の転写紙のサイズを複数連のプッシュスイ
ッチ401のオン/オフの組み合わせ信号によって検知
し、その検知信号に基づいて以下の表1に従い転写紙の
サイズに応じて排紙ローラ対56の移動量Lを転写紙P
の装置前方側の端縁が単一の定位置Aに揃うように決定
する。
【0056】
【表1】
【0057】そして、システムコントローラ501は、
転写紙Pが排紙トレイ200へ排出されるときには、そ
の決定した移動量Lに応じて正逆転モータ709を正転
させて排紙ローラ56を移動量Lだけ移動させ、排紙ト
レイ200上の転写紙Pの装置前方側の端縁を単一の定
位置Aに揃えさせる。これより、排紙トレイ200上に
混載されたどのサイズの転写紙でも装置前方側の端縁が
単一の定位置Aに一致するので、一度ですべての転写紙
Pを取り出すことができる。
【0058】例えば、排紙ローラ56のホームポジショ
ンは連結板708が後方に復動した位置であり、このと
き、軸方向に2つ並んでいる2つのローラ700u、7
00dの中心位置は、排出される転写紙の幅方向の中心
と合致している。転写紙のサイズが変わったときには、
転写紙の幅方向の中心から端縁までの距離が変わるの
で、この変化分を考慮して定められた表1の移動量だけ
ローラ700u、700dをその軸方向に移動させるこ
とで、どのサイズの転写紙でも装置前方側の端縁が単一
の定位置Aに揃えられる。
【0059】表1において、サイズ欄のTは縦向きに転
写紙を搬送し、Yは横向きに転写紙を搬送することを意
味する。よって、例えば、A4TはA4サイズの転写紙
を縦向きに搬送する場合であり、このときの排紙ローラ
56のホームポジションからの移動量はLである。A
4YはA4サイズの転写紙を横向きに送る場合であり、
このときの排紙ローラ56のホームポジションからの移
動量はLである。同様に、A3サイズの転写紙を縦向
きに搬送する場合(A3T)では排紙ローラ56のホー
ムポジションからの移動量はLであり、A3サイズの
転写紙を横向きに搬送する場合(A3Y)とA2サイズ
の転写紙を縦向きに搬送する場合(A2T)では排紙ロ
ーラ56のホームポジションからの移動量はLであ
る。
【0060】図12に示すように、排紙トレイ200の
オペレータ側(装置前方)であり、且つ最大サイズの転
写紙が排紙口60より排出されて排紙トレイ200上に
積載される時に転写紙に干渉しない位置をホームポジシ
ョンとする押圧部材720が転写紙の装置前方側の端縁
と平行に配置される。この押圧部材720は排紙トレイ
200のガイドレール721に沿って装置前方へ移動可
能である。
【0061】押圧部材720をガイドレール721に沿
って移動させるシート状媒体移動手段としての駆動手段
は、図示しないが、ベルト、ワイヤあるいはラック及び
ピニオンなどにより構成され、システムコントローラ5
01により制御される。システムコントローラ501
は、上記駆動手段を介して押圧部材720を制御し、排
出口60から排出されて排紙トレイ200上への積載が
完了した1ジョブ(連続的に行われる画像形成作業)分
の転写紙Pの手前側端面(位置Aの端面)に押圧部材7
20を当接させ、更に押圧部材720をガイドレール7
21に沿って移動させて排紙トレイ200上の転写紙P
を押圧部材720により装置後方へ移動させる。
【0062】システムコントローラ501は、転写紙P
の装置後方への移動が完了した後には、押圧部材720
をガイドレール721に沿って装置前方へ移動させてホ
ームポジションに戻し、待機状態とする。待機状態で
は、図13に示すように、押圧部材720は排紙トレイ
200上の引込み部723に引込まれて支点722を中
心に倒れ、排紙トレイ200上に突出部がなくなって排
紙トレイ200上の転写紙Pの取り出しを妨げることは
ない。
【0063】図15は本実施例の転写紙揃えフローを示
す。システムコントローラ501はこの転写紙揃えフロ
ーが実行されるように各部を制御する。ステップP1で
は原稿サイズが原稿サイズ検知センサ91〜93により
検知される。ステップP2では複数連のプッシュスイッ
チ401のオン/オフの組み合わせ信号によって転写紙
サイズが検出される。
【0064】ステップP3では排紙ローラ56が搬送中
心位置、つまり、ホームポジションにあるかどうかがチ
ェックされる。このチェックは、連結板708がホーム
ポジションにあるか否かを検知するセンサの検知信号に
基づいて行われる。排紙ローラ56が搬送中心位置にな
ければ、正逆転モーター709を逆転させて排紙ローラ
56を搬送中心位置に移動させる。
【0065】ステップP5では、予め、ROMに備えた
表1のデータに従い、排紙トレイ200へ排出される転
写紙のサイズから排紙ローラ56の移動量を決定し、ス
テップP6で複写動作を実行する。センサ810が転写
紙の後端を検知したら(ステップP7)、正逆転モータ
709を正転させて上記ステップP5で決定した移動量
だけ排紙ローラ56を移動させる。
【0066】センサー811が転写紙の後端を検知した
ら(ステップP9)、ステップP10で正逆転モータ7
09を逆転させ(ステップP10)、排紙ローラ56を
搬送中心位置、つまり、ホームポジションに戻す(ステ
ップP11)。同じ原稿の複写が繰り返される場合に
は、ステップP12からステップP6へ戻る。
【0067】図14に示すように、複数の検知手段73
0、731は排紙トレイ200上の装置前後方向に異な
る複数の検知位置における転写紙の有無を検知する。押
圧部材720は、前ジョブの転写紙(複写紙、FAX受
信紙、プリンタ出力紙)が排出口60より排紙トレイ2
00へ排出される前に、検知手段730、731の検知
結果に応じて装置後方へ多段階に移動して排紙トレイ2
00上の転写紙P1、P2を装置後方へ多段階に移動さ
せる。
【0068】装置後方へ多段階に移動させた転写紙P
1、P2は、装置後方に位置するほどジョブが古く、そ
れぞれジョブ毎にずらした積載状態となり、オペレータ
は排出口60より排紙トレイ200上へ排出されたばか
りの転写紙P3はもとより、排紙トレイ200上に取り
残された転写紙P1、P2をも、それぞれのジョブ毎に
取り出すことが容易になる。
【0069】図16は本実施例において転写紙の積載位
置を装置後方へ変える転写紙積載位置ずらしフローを示
す。システムコントローラ501はこの動作フローが実
行されるように各部を制御する。ステップP21では複
写動作が開始され、ステップP22でシステムコントロ
ーラ501は検知手段731の検知結果から検知手段7
31が転写紙を検知したか否かを判断する。
【0070】システムコントローラ501は、検知手段
731が転写紙を検知した場合にはステップP23で検
知手段730の検知結果から検知手段730が転写紙を
検知したか否かが判断する。ここに、検知手段731が
転写紙を検知する位置は検知手段730が転写紙を検知
する位置よりも装置後方にある。システムコントローラ
501は、検知手段730が転写紙を検知した場合には
ステップP24で位置Aへの排紙(排出口60より排紙
トレイ200への1ジョブ分の転写紙の排出)が終了し
たか否かをチェックして位置Aへの排紙が終了すると、
転写紙積載位置ずらしフローでの処理を終了する。
【0071】また、システムコントローラ501は、検
知手段731が転写紙を検知しない場合にはステップP
25で位置Aへの排紙(排出口60より排紙トレイ20
0への1ジョブ分の転写紙の排出)が終了したか否かを
チェックする。システムコントローラ501は、位置A
への排紙が終了すると、ステップP26で押圧部材72
0を装置後方へ所定の距離X1だけ移動させ、位置Aへ
排出されたばかりの転写紙の積載を位置Aから装置後方
へ移動させた後、ステップP27で押圧部材720をホ
ームポジション(H.P)に戻す。
【0072】また、システムコントローラ501は、検
知手段730が転写紙を検知しない場合にはステップP
28で位置Aへの排紙(排出口60より排紙トレイ20
0への1ジョブ分の転写紙の排出)が終了したか否かを
チェックする。システムコントローラ501は、位置A
への排紙が終了すると、ステップP29で押圧部材72
0を装置後方へ所定の距離X2(<X1)だけ移動さ
せ、位置Aへ排出されたばかりの転写紙の積載を位置A
から装置後方へ移動させた後、ステップP30で押圧部
材720をホームポジション(H.P)に戻す。
【0073】この実施例によれば、シート状媒体として
の転写紙が排出口60より排出される前に排紙積載部と
しての排紙トレイ200上に積載された転写紙を装置後
方へ移動させるので、転写紙排出後における排紙トレイ
200上の混載された転写紙の取り出し作業を向上さ
せ、省スペース化を図ることができる。
【0074】また、この実施例によれば、排紙トレイ2
00上の転写紙を装置後方へ多段階に移動させるので、
排紙トレイ200上の転写紙のサイズやジョブにかかわ
らず、排紙トレイ200上の混載された転写紙の取り出
しの作業性を向上させることができる。
【0075】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、シート状
媒体が排出される前に排紙積載部上に積載されたシート
状媒体を装置後方へ移動させることで、シート状媒体排
出後における排紙積載部上の混載されたシート状媒体の
取り出し作業を向上させ、省スペース化を図ることがで
きる。また、本発明によれば、排紙積載部上のシート状
媒体を装置後方へ多段階に移動させることで、排紙積載
部上のシート状媒体のサイズやジョブにかかわらず、排
紙積載部上の混載されたシート状媒体の取り出しの作業
性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】同実施例の上部構造を示す斜視図である。
【図3】同実施例におけるコンタクトガラス付近を示す
斜視の斜視図である。
【図4】同実施例における原稿サイズ検知センサを示す
斜視図である。
【図5】同実施例の制御系を示すブロック図である。
【図6】同実施例の画像処理回路を示すブロック図であ
る。
【図7】同実施例におけるトレイを示す斜視図及び、同
トレイのサイズレバー及びプッシュスイッチを拡大して
示す斜視図である。
【図8】同実施例における転写紙排出部付近を示す図で
ある。
【図9】同実施例の排出手段の一態様を示す断面図であ
る。
【図10】同実施例の排出手段の他の態様を示す断面図
である。
【図11】同実施例の排紙トレイ付近を示す断面図であ
る。
【図12】同実施例の排紙トレイ付近を示す断面図であ
る。
【図13】同実施例の排紙トレイを示す断面図である。
【図14】同実施例の排紙トレイを示す断面図である。
【図15】同実施例の転写紙揃えフローを示すフローチ
ャートである。
【図16】同実施例の転写紙積載位置ずらしフローを示
すフローチャートである。
【符号の説明】
56 排紙ローラ 200 胴内排紙トレイ A 定位置 401 プッシュスイッチ 501 システムコントローラ 708 連結板 709 正逆転モータ 710 押圧部材710 711 ばね 720 押圧部材 730、731 検知手段 800 搬送ローラ対 810、811 センサ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/00 108 H04N 1/00 108L 5C062 108Q Fターム(参考) 2H071 DA01 DA05 DA18 DA24 DA31 EA04 2H072 AA09 AA16 AA17 AA24 CA01 FA05 FB01 JA02 3F048 AA02 AA04 AA05 AB01 BA05 BB02 CC04 CC17 DA09 DC14 EB40 3F049 DA12 DB05 EA07 EA28 LA02 LA05 LA07 LB03 3F107 AA01 AB01 AC02 AC03 AC04 BA02 CB03 CB15 DA13 5C062 AA05 AB32 AB35 AC15 BA00

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置本体上部に画像読取部を配置し、この
    画像読取部の下方に排出手段から排出されたシート状媒
    体を積載する排紙積載部を設けた画像形成装置におい
    て、前記シート状媒体の後端が前記排出手段の上流位置
    に設けられた送り手段を抜けたことを検知する第1の検
    知手段と、この第1の検知手段の検知結果に基づいて、
    前記シート状媒体を前記排出手段で挟持した状態を保持
    しつつ、前記排出手段のシート状媒体搬送位置を装置前
    方へ変える排出手段移動手段と、前記排紙積載部上で前
    記シート状媒体の積載位置を装置後方へ変えるシート状
    媒体移動手段とを備えたことを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像形成装置において、前
    記排紙積載部上における前記シート状媒体の位置を検知
    する第2の検知手段を備え、前記シート状媒体移動手段
    が前記第2の検知手段の検知結果に基づいて前記シート
    状媒体の積載位置を装置後方へ多段階に変えることを特
    徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の画像形成装置において、前
    記シート状媒体移動手段が前記排紙積載部上における前
    記シート状媒体の積載位置をジョブ毎に異なるように装
    置後方へ変えることを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項1、2または3記載の画像形成装置
    において、前記排出手段は上下1対のローラからなり、
    前記排出手段移動手段は前記上下1対のローラをニップ
    状態を保持したままで一体的に前記シート状媒体の排出
    方向と直交するシフト方向に移動させることを特徴とす
    る画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項1、2、3又は4記載の画像形成装
    置において、前記排出手段移動手段は、前記排出手段を
    前記シート状媒体の排出方向と直交するシフト方向に付
    勢して復動させる復動手段と、この復動手段による付勢
    力に抗して前記排出手段を往動させる往動手段を有する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の画像形成装置において、
    前記排出手段移動手段により前記排出手段を往復移動さ
    せる移動量を、前記シート状媒体のサイズに応じて変え
    る制御手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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