JPH104482A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPH104482A
JPH104482A JP8153852A JP15385296A JPH104482A JP H104482 A JPH104482 A JP H104482A JP 8153852 A JP8153852 A JP 8153852A JP 15385296 A JP15385296 A JP 15385296A JP H104482 A JPH104482 A JP H104482A
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JP
Japan
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image
image forming
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interrupt
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Pending
Application number
JP8153852A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoya Murakami
直哉 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP8153852A priority Critical patent/JPH104482A/ja
Publication of JPH104482A publication Critical patent/JPH104482A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、ステープル電子ソートの処理中に
割込コピーを指示されても、ステープルソート中の用紙
の上に割込コピーの用紙が排紙されることがなく、割込
コピーが割込前の用紙と一緒にステープルされたり、割
込コピーの排紙によってステープル中の用紙が崩れるこ
とを防止する。 【解決手段】 この発明は、ステープル電子ソートの原
稿入力のみが動作中に割込が指示されたときにはそのま
ま割込コピー処理を行い、プリントアウトのみが動作中
に割込が指示されたときには割り込み原稿を読取った
後、この原稿画像を一旦ページメモリ323に記憶し、
プリントアウト動作が終了しステープルしてフニッシャ
ー排紙トレイに排紙後に、割込原稿のプリントアウトを
行うようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の原稿から
の画像を読取り、この読取った複数の原稿画像をページ
メモリに記憶し、この記憶されている複数の画像を用い
て用紙上に順次コピーを行い、上記複数の原稿に対する
複数部数の用紙を得、この得られた各部ごとの用紙にス
テープル処理を施すデジタル複写機等の画像形成装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】シングルトレイのステープラ機能を有す
るフィニッシャーを持ち、ステープル電子ソート中に割
込コピーが実行可能なデジタル複写機が実用化されてい
る。このようなデジタル複写機では、ステープル電子ソ
ートの処理中に割込コピーを指示した場合、同じトレイ
上にステープルソート中の用紙の上に割込コピーの用紙
が排紙されてしまい、割込から戻ってステープルを続行
しようとするときに、割込コピーした用紙がいっしょに
ステープルされる危険性があり、しかも割込コピーの用
紙をトレイから取る際に、ステープル用に揃えていた用
紙をくずしてしまうという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、ステ
ープル電子ソートの処理中に割込コピーが指示された際
に、同じトレイ上にステープルソート中の用紙の上に割
込コピーの用紙が排紙されてしまい、割込から戻ってス
テープルを続行しようとするときに、割込コピーした用
紙がいっしょにステープルされる危険性があり、しかも
割込コピーの用紙をトレイから取る際に、ステープル用
に揃えていた用紙をくずしてしまうという欠点を除去す
るもので、ステープル電子ソートの処理中に割込コピー
が指示されても、ステープルソート中の用紙の上に割込
コピーの用紙が排紙されることがなく、割込コピーが割
込前の用紙と一緒にステープルされたり、割込コピーの
排紙によってステープル中の用紙が崩れることを防止す
ることができる画像形成装置を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る画像形成装置は、原稿からの画像を
読取り、この読取った原稿画像を記憶手段に記憶し、こ
の記憶手段に原稿画像が記憶された後、記憶手段に記憶
されている原稿画像を用いて被画像形成媒体上に画像形
成を行う画像形成装置において、割込処理を指示する指
示手段と、上記指示手段により割込処理が指示された
際、上記記憶手段に記憶された原稿画像に対する画像形
成動作が開始される前であれば、割込処理が指示された
時点で割込処理を受付けて割込処理をする割込原稿から
の画像を読取って被画像形成媒体上に画像形成を行う処
理手段と、を備えている。
【0005】また、この発明の画像形成装置は、複数の
原稿からの画像を順次読取り、この読取った複数の原稿
画像を記憶手段に記憶し、この記憶手段に全ての原稿に
対する原稿画像が記憶された後、記憶手段に記憶されて
いる複数の原稿画像を用いて被画像形成媒体上に順次画
像形成を行う画像形成装置において、割込処理を指示す
る指示手段と、上記指示手段により割込処理が指示され
た際、上記記憶手段に記憶された原稿画像に対する画像
形成動作が開始される前であれば、割込処理が指示され
た時点で割込処理を受付けて割込処理をする割込原稿か
らの画像を読取って被画像形成媒体上に画像形成を行う
とともに、上記指示手段により割込処理が指示された
際、上記記憶手段に記憶された原稿画像に対する部数単
位の画像形成動作の処理の途中であれば、割込処理をす
る割込原稿からの画像を読取って上記記憶手段に記憶
し、割込指示中に画像形成していた1部単位の被画像形
成媒体に対しての画像形成が完了した後に、上記記憶手
段に記憶した割込原稿画像を用いて被画像形成媒体上に
画像形成を行う処理手段と、を備えている。
【0006】また、この発明の画像形成装置は、複数の
原稿からの画像を順次読取り、この読取った複数の原稿
画像を記憶手段に記憶し、この記憶手段に全ての原稿に
対する原稿画像が記憶された後、記憶手段に記憶されて
いる複数の原稿画像を用いて被画像形成媒体上に順次画
像形成を行い、上記複数の原稿に対する1部単位の被画
像形成媒体に対してステープル処理を行う画像形成装置
において、割込処理を指示する指示手段と、上記指示手
段により割込処理が指示された際、上記記憶手段に記憶
された原稿画像に対する画像形成動作が開始される前で
あれば、割込処理が指示された時点で割込処理を受付け
て割込処理をする割込原稿からの画像を読取って被画像
形成媒体上に画像形成を行う処理手段と、を備えてい
る。
【0007】また、この発明の画像形成装置は、複数の
原稿からの画像を順次読取り、この読取った複数の原稿
画像を記憶手段に記憶し、この記憶手段に全ての原稿に
対する原稿画像が記憶された後、記憶手段に記憶されて
いる複数の原稿画像を用いて被画像形成媒体上に順次画
像形成を行い、上記複数の原稿に対する1部単位の被画
像形成媒体に対してステープル処理を行う画像形成装置
において、割込処理を指示する指示手段と、上記指示手
段により割込処理が指示された際、上記記憶手段に記憶
された原稿画像に対する画像形成動作が開始される前で
あれば、割込処理が指示された時点で割込処理を受付け
て割込処理をする割込原稿からの画像を読取って被画像
形成媒体上に画像形成を行うとともに、上記指示手段に
より割込処理が指示された際、上記記憶手段に記憶され
た原稿画像に対する部数単位の画像形成動作の処理の途
中であれば、割込処理をする割込原稿からの画像を読取
って上記記憶手段に記憶し、割込指示中に画像形成して
いた1部単位の被画像形成媒体に対してのステープル処
理が完了した後に、上記記憶手段に記憶した割込原稿画
像を用いて被画像形成媒体上に画像形成を行う処理手段
と、を備えている。
【0008】また、この発明の画像形成装置は、複数の
原稿からの画像を順次読取り、この読取った複数の原稿
画像を記憶手段に記憶し、この記憶手段に全ての原稿に
対する原稿画像が記憶された後、記憶手段に記憶されて
いる複数の原稿画像を用いて被画像形成媒体上に順次画
像形成を行う画像形成装置において、割込処理を指示す
る指示手段と、上記指示手段により割込処理が指示され
た際、上記記憶手段に記憶された原稿画像に対する画像
形成動作が開始される前であれば、割込処理が指示され
た時点で割込処理を受付けて割込処理をする割込原稿か
らの画像を読取って被画像形成媒体上に画像形成を行う
とともに、上記指示手段により割込処理が指示された
際、上記記憶手段に記憶された原稿画像に対する部数単
位の画像形成動作の処理の途中であれば、上記部数単位
の画像形成動作を中断することなく、割込処理をする割
込原稿からの画像を読取って上記記憶手段に記憶し、割
込指示中に画像形成していた1部単位の被画像形成媒体
に対しての画像形成が完了した後に、上記記憶手段に記
憶した割込原稿画像を用いて被画像形成媒体上に画像形
成を行う処理手段と、を備えている。
【0009】また、この発明の画像形成装置は、複数の
原稿からの画像を順次読取り、この読取った複数の原稿
画像を記憶手段に記憶し、この記憶手段に全ての原稿に
対する原稿画像が記憶された後、記憶手段に記憶されて
いる複数の原稿画像を用いて被画像形成媒体上に順次画
像形成を行い、上記複数の原稿に対する1部単位の被画
像形成媒体に対してステープル処理を行う画像形成装置
において、割込処理を指示する指示手段と、上記指示手
段により割込処理が指示された際、上記記憶手段に記憶
された原稿画像に対する画像形成動作が開始される前で
あれば、割込処理が指示された時点で割込処理を受付け
て割込処理をする割込原稿からの画像を読取って被画像
形成媒体上に画像形成を行うとともに、上記指示手段に
より割込処理が指示された際、上記記憶手段に記憶され
た原稿画像に対する部数単位の画像形成動作の処理の途
中であれば、上記部数単位の画像形成動作を中断するこ
となく、割込処理をする割込原稿からの画像を読取って
上記記憶手段に記憶し、割込指示中に画像形成していた
1部単位の被画像形成媒体に対してのステープル処理が
完了した後に、上記記憶手段に記憶した割込原稿画像を
用いて被画像形成媒体上に画像形成を行う処理手段と、
を備えている。
【0010】また、この発明の画像形成装置は、複数の
原稿からの画像を順次読取り、この読取った複数の原稿
画像を記憶手段に記憶し、この記憶手段に全ての原稿に
対する原稿画像が記憶された後、記憶手段に記憶されて
いる複数の原稿画像を用いて被画像形成媒体上に順次画
像形成を行う画像形成装置において、割込処理を指示す
る指示手段と、上記指示手段により割込処理が指示され
た際、複数の原稿の画像読取・記憶動作の処理の途中で
あれば、割込処理が指示された時点で割込処理を受付け
て割込処理をする割込原稿からの画像を読取ってこの画
像を用いて被画像形成媒体上に画像形成を行う第1処理
手段と、上記指示手段により割込処理が指示された際、
上記記憶手段に記憶された複数の原稿画像に対する部数
単位の画像形成動作の処理の途中であれば、上記部数単
位の画像形成動作を中断することなく、割込処理をする
割込原稿からの画像を読取って上記記憶手段に記憶し、
割込指示中に画像形成していた1部単位の被画像形成媒
体に対しての画像形成が完了した後に、上記記憶手段に
記憶した割込原稿画像を用いて被画像形成媒体上に画像
形成を行う第2処理手段と、を備えている。
【0011】また、この発明の画像形成装置は、複数の
原稿からの画像を順次読取り、この読取った複数の原稿
画像を記憶手段に記憶し、この記憶手段に全ての原稿に
対する原稿画像が記憶された後、記憶手段に記憶されて
いる複数の原稿画像を用いて被画像形成媒体上に順次画
像形成を行い、上記複数の原稿に対する1部単位の被画
像形成媒体に対してステープル処理を行う画像形成装置
において、割込処理を指示する指示手段と、上記指示手
段により割込処理が指示された際、複数の原稿の画像読
取・記憶動作の処理の途中であれば、割込処理が指示さ
れた時点で割込処理を受付けて割込処理をする割込原稿
からの画像を読取ってこの画像を用いて被画像形成媒体
上に画像形成を行う第1処理手段と、上記指示手段によ
り割込処理が指示された際、上記記憶手段に記憶された
複数の原稿画像に対する部数単位の画像形成動作の処理
の途中であれば、上記部数単位の画像形成動作を中断す
ることなく、割込処理をする割込原稿からの画像を読取
って上記記憶手段に記憶し、割込指示中に画像形成して
いた1部単位の被画像形成媒体に対してのステープル処
理が完了した後に、上記記憶手段に記憶した割込原稿画
像を用いて被画像形成媒体上に画像形成を行う第2処理
手段と、を備えている。
【0012】また、この発明の画像形成装置は、複数の
原稿からの画像を順次読取り、この読取った複数の原稿
画像を記憶手段に順次記憶し、この記憶手段に全ての原
稿に対する原稿画像が記憶された後、記憶手段に記憶さ
れている複数の原稿画像を用いて被画像形成媒体上に順
次画像形成を行う画像形成装置において、割込処理を指
示する指示手段と、上記指示手段により割込処理が指示
された際、複数の原稿の画像読取・記憶動作の処理の途
中であれば、割込処理が指示された時点で割込処理を受
付けて割込処理をする割込原稿からの画像を読取ってこ
の画像を用いて被画像形成媒体上に画像形成を行う第1
処理手段と、上記指示手段により割込処理が指示された
際、上記記憶手段に記憶された複数の原稿画像に対する
部数単位の画像形成動作の処理の途中であれば、上記部
数単位の画像形成動作を中断することなく、割込処理を
する割込原稿からの画像を読取って上記記憶手段に記憶
し、割込指示中に画像形成していた1部単位の被画像形
成媒体に対しての画像形成が完了した後に、上記記憶手
段に記憶した割込原稿画像を用いて被画像形成媒体上に
画像形成を行う第2処理手段と、上記指示手段により割
込処理が指示された際、全ての原稿に対する部数単位の
画像形成動作が終了した時点であれば、割込処理が指示
された時点で割込処理を受付けて割込処理をする割込原
稿からの画像を読取ってこの画像を用いて被画像形成媒
体上に画像形成を行う第3処理手段と、を備えている。
【0013】更に、この発明の画像形成装置は、複数の
原稿からの画像を順次読取り、この読取った複数の原稿
画像を記憶手段に記憶し、この記憶手段に全ての原稿に
対する原稿画像が記憶された後、記憶手段に記憶されて
いる複数の原稿画像を用いて被画像形成媒体上に順次画
像形成を行い、上記複数の原稿に対する1部単位の被画
像形成媒体に対してステープル処理を行う画像形成装置
において、割込処理を指示する指示手段と、上記指示手
段により割込処理が指示された際、複数の原稿の画像読
取・記憶動作の処理の途中であれば、割込処理が指示さ
れた時点で割込処理を受付けて割込処理をする割込原稿
からの画像を読取ってこの画像を用いて被画像形成媒体
上に画像形成を行う第1処理手段と、上記指示手段によ
り割込処理が指示された際、上記記憶手段に記憶された
複数の原稿画像に対する部数単位の画像形成動作の処理
の途中であれば、上記部数単位の画像形成動作を中断す
ることなく、割込処理をする割込原稿からの画像を読取
って上記記憶手段に記憶し、割込指示中に画像形成して
いた1部単位の被画像形成媒体に対してのステープル処
理が完了した後に、上記記憶手段に記憶した割込原稿画
像を用いて被画像形成媒体上に画像形成を行う第2処理
手段と、上記指示手段により割込処理が指示された際、
全ての原稿に対する部数単位のステープル処理が終了し
た時点であれば、割込処理が指示された時点で割込処理
を受付けて割込処理をする割込原稿からの画像を読取っ
てこの画像を用いて被画像形成媒体上に画像形成を行う
第3処理手段と、を備えている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例につい
て図面を参照して説明する。すなわち、この発明をコピ
―(PPC)、ファクシミリ(FAX)、プリンタ(P
RT)の3機能を有する複合形の画像形成装置の実施例
について説明する。
【0015】図1はこの発明の画像形成装置の一例とし
てのデジタル複写機の内部構造を示す概略構成ブロック
図である。図1に示すように、デジタル複写機は装置本
体10を備え、この装置本体10内には、後述する読み
取り手段として機能するスキャナ部4、および画像形成
手段として機能するプリンタ部6が設けられている。
【0016】装置本体10の上面には、読取対象物とし
ての原稿Dが載置される透明なガラスからなる原稿載置
台12が設けられている。また、装置本体10の上面に
は、原稿載置台12上に原稿を自動的に送る自動原稿送
り装置7(以下、ADFと称する)が配設されている。
このADF7は、原稿載置台12に対して開閉可能に配
設され、原稿載置台12に載置された原稿Dを原稿載置
台12に密着させる原稿押さえとしても機能する。
【0017】ADF7は、原稿Dがセットされる原稿ト
レイ8、原稿の有無を検出するエンプティセンサ9、原
稿トレイ8から原稿を一枚づつ取り出すピックアップロ
ーラ14、取り出された原稿を搬送する給紙ローラ1
5、原稿の先端を整位するアライニングローラ対16、
原稿載置台12のほぼ全体を覆うように配設された搬送
ベルト18を備えている。そして、原稿トレイ8に上向
きにセットされた複数枚の原稿は、その最下端の頁、つ
まり、最終頁から順に取り出され、アライニングローラ
対16により整位された後、搬送ベルト18によって原
稿載置台12上の所定の露光位置へ搬送される。
【0018】ADF7において、搬送ベルト18を挟ん
でアライニングローラ対16と反対側の端部には、反転
ローラ20、非反転センサ21、フラッパ22、排紙ロ
ーラ23が配設されている。後述するスキャナ部4によ
り画像情報の読み取られた原稿Dは、搬送ベルト18に
より原稿載置台12上から送り出され、反転ローラ2
0、フラッパ21、および排紙ローラ22を介してAD
F7上面の原稿排紙部24上に排出される。原稿Dの裏
面を読み取る場合、フラッパ22を切換えることによ
り、搬送ベルト18によって搬送されてきた原稿Dは、
反転ローラ20によって反転された後、再び搬送ベルト
18に向けて搬送され、搬送ベルト18を逆転すること
により原稿載置台12上の所定の露光位置に送られる。
【0019】装置本体10内に配設されたスキャナ部4
は、原稿載置台12に載置された原稿Dを照明する光源
としての露光ランプ25、および原稿Dからの反射光を
所定の方向に偏向する第1のミラー26を有し、これら
の露光ランプ25および第1のミラー26は、原稿載置
台12の下方に配設された第1のキャリッジ27に取り
付けられている。
【0020】第1のキャリッジ27は、原稿載置台12
と平行に移動可能に配置され、図示しない歯付きベルト
等を介して駆動モータにより、原稿載置台12の下方を
往復移動される。
【0021】また、原稿載置台12の下方には、原稿載
置台12と平行に移動可能な第2のキャリッジ28が配
設されている。第2のキャリッジ28には、第1のミラ
ー26により偏向された原稿Dからの反射光を順に偏向
する第2および第3のミラー30、31が互いに直角に
取り付けられている。第2のキャリッジ28は、第1の
キャリッジ27を駆動する歯付きベルト等により、第1
のキャリッジ27に対して従動されるとともに、第1の
キャリッジに対して、1/2の速度で原稿載置台12に
沿って平行に移動される。
【0022】また、原稿載置台12の下方には、第2の
キャリッジ28上の第3のミラー31からの反射光を集
束する結像レンズ32と、結像レンズにより集束された
反射光を受光して光電変換するCCDセンサ34とが配
設されている。結像レンズ32は、第3のミラー31に
より偏向された光の光軸を含む面内に、駆動機構を介し
て移動可能に配設され、自身が移動することで反射光を
所望の倍率で結像する。そして、CCDセンサ34は、
入射した反射光を光電変換し、読み取った原稿Dに対応
する電気信号を出力する。
【0023】一方、プリンタ部6は、潜像形成手段とし
て作用するレーザ露光装置40を備えている。レーザ露
光装置40は、光源としての半導体レーザ41と、半導
体レーザ41から出射されたレーザ光を連続的に偏向す
る走査部材としてのポリゴンミラー36と、ポリゴンミ
ラー36を後述する所定の回転数で回転駆動する走査モ
ータとしてのポリゴンモータ37と、ポリゴンミラーか
らのレーザ光を偏向して後述する感光体ドラム44へ導
く光学系42とを備えている。このような構成のレーザ
露光装置40は、装置本体10の図示しない支持フレー
ムに固定支持されている。
【0024】半導体レーザ41は、スキャナ部4により
読み取られた原稿Dの画像情報、あるいはファクシミリ
送受信文書情報等に応じてオン・オフ制御され、このレ
ーザ光はポリゴンミラー36および光学系42を介して
感光体ドラム44へ向けられ、感光体ドラム44周面を
走査することにより感光体ドラム44周面上に静電潜像
を形成する。
【0025】また、プリンタ部6は、装置本体10のほ
ぼ中央に配設された像担持体としての回転自在な感光体
ドラム44を有し、感光体ドラム44周面は、レーザ露
光装置40からのレーザ光により露光され、所望の静電
潜像が形成される。感光体ドラム44の周囲には、ドラ
ム周面を所定の電位に帯電させる帯電チャージャ45、
感光体ドラム44周面上に形成された静電潜像に現像剤
としてのトナーを供給して所望の画像濃度で現像する現
像器46、後述する用紙カセットから給紙された被転写
材としてのコピー用紙Pを感光体ドラム44から分離さ
せるための剥離チャージャ47を一体に有し、感光体ド
ラム44に形成されたトナー像を用紙Pに転写させる転
写チャージャ48、感光体ドラム44周面からコピー用
紙Pを剥離する剥離爪49、感光体ドラム44周面に残
留したトナーを清掃する清掃装置50、および、感光体
ドラム44の周面を除電する除電器51が順に配置され
ている。
【0026】装置本体10内の下部には、それぞれ装置
本体10から引出し可能な上段カセット52、中段カセ
ット53、下段カセット54が互いに積層状態に配設さ
れ、各カセット内にはサイズの異なるコピー用紙が装填
されている。これらのカセットの側方には大容量フィー
ダ55が設けられ、この大容量フィーダ55には、使用
頻度の高いサイズのコピー用紙P、例えば、A4サイズ
のコピー用紙Pが約3000枚収納されている。また、
大容量フィーダ55の上方には、手差しトレイ56を兼
ねた給紙カセット57が脱着自在に装着されている。
【0027】装置本体10内には、各カセットおよび大
容量フィーダ55から感光体ドラム44と転写チャージ
ャ48との間に位置した転写部を通って延びる搬送路5
8が形成され、搬送路58の終端には定着ランプ60a
を有する定着装置60が設けられている。定着装置60
に対向した装置本体10の側壁には排出口61が形成さ
れ、排出口61にはシングルトレイのフィニッシャ15
0が装着されている。
【0028】上段カセット52、中段カセット53、下
段カセット54、給紙カセット57の近傍および大容量
フィーダ55の近傍には、カセットあるいは大容量フィ
ーダから用紙Pを一枚づつ取り出すピックアップローラ
63がそれぞれ設けられている。また、搬送路58に
は、ピックアップローラ63により取り出されたコピー
用紙Pを搬送路58を通して搬送する多数の給紙ローラ
対64が設けられている。
【0029】搬送路58において感光体ドラム44の上
流側にはレジストローラ対65が設けられている。レジ
ストローラ対65は、取り出されたコピー用紙Pの傾き
を補正するとともに、感光体ドラム44上のトナー像の
先端とコピー用紙Pの先端とを整合させ、感光体ドラム
44周面の移動速度と同じ速度でコピー用紙Pを転写1
部へ給紙する。レジストローラ対65の手前、つまり、
給紙ローラ64側には、コピー用紙Pの到達を検出する
アライニング前センサ66が設けられている。
【0030】ピックアップローラ63により各カセット
52、53、54、57あるいは大容量フィーダ55か
ら1枚づつ取り出されたコピー用紙Pは、複数の給紙ロ
ーラ対64によりレジストローラ対65へ送られる。そ
して、コピー用紙Pは、レジストローラ対65により先
端が整位された後、転写部に送られる。
【0031】転写部において、感光体ドラム44上に形
成された現像剤像、つまり、トナー像が、転写チャージ
ャ48により用紙P上に転写される。トナー像の転写さ
れたコピー用紙Pは、剥離チャージャ47および剥離爪
49の作用により感光体ドラム44周面から剥離され、
搬送路58の一部を構成する搬送ベルト67を介して定
着装置60に搬送される。そして、定着装置60によっ
て現像剤像がコピー用紙Pに溶融定着さた後、コピー用
紙Pは、給紙ローラ対68および排紙ローラ対69によ
り排出口61を通してフィニッシャ150上へ排出され
る。
【0032】搬送路58の下方には、定着装置60を通
過したコピー用紙Pを反転して再びレジストローラ対6
5へ送る自動両面装置70が設けられている。自動両面
装置70は、コピー用紙Pを一時的に集積する一時集積
部71と、搬送路58から分岐し、定着装置60を通過
したコピー用紙Pを反転して一時集積部71に導く反転
路72と、一時集積部71に集積されたコピー用紙Pを
一枚づつ取り出すピックアップローラ73と、取り出さ
れた用紙を搬送路74を通してレジストローラ対65へ
給紙する給紙ローラ75とを備えている。また、搬送路
58と反転路72との分岐部には、コピー用紙Pを排出
口61あるいは反転路72に選択的に振り分ける振り分
けゲート76が設けられている。
【0033】両面コピーを行う場合、定着装置60を通
過したコピー用紙Pは、振り分けゲート76により反転
路72に導かれ、反転された状態で一時集積部71に一
時的に集積された後、ピックアップローラ73および給
紙ローラ対75により、搬送路74を通してレジストロ
ーラ対65へ送られる。そして、コピー用紙Pはレジス
トローラ対65により整位された後、再び転写部に送ら
れ、コピー用紙Pの裏面にトナー像が転写される。その
後、コピー用紙Pは、搬送路58、定着装置60および
排紙ローラ69を介してフィニッシャ150に排紙され
る。
【0034】フィニッシャ150は排出された一部構成
の文書を一部単位でステープル止めし貯めていくもので
ある。図2に示すように、ステープルするコピー用紙P
が一枚排出口61から排出される度にガイドバー151
にてステープルされる側に寄せて整合する。全てが排出
され終わると紙押えアーム152が排出された一部単位
のコピー用紙Pを抑えステープラユニット153がステ
ープル止めを行う。その後、図3の破線で示す位置にガ
イドバー151が下がり、ステープル止めが終わったコ
ピー用紙Pはその一部単位でフィニッシャ排出ローラ1
55にてそのフィニッシャ排出トレイ154に図4に示
すように排出される。フィニッシャ排出トレイ154の
下がる量は排出されるコピー用紙Pの枚数によりある程
度決められ、一部単位に排出される度にステップ的に下
がる。また排出されるコピー用紙Pを整合するガイドバ
ー151はフィニッシャ排出トレイ154上に載った既
にステープル止めされたコピー用紙Pに当たらないよう
な高さの位置にある。
【0035】また、フィニッシャ排出トレイ154は、
ソートモード時、一部ごとにシフト(たとえば、前後左
右の4つの方向へ)するシフト機構(図示しない)に接
続されている。
【0036】また、装置本体10の前面上部には、様々
な複写条件並びに複写動作を開始させる複写開始信号な
どを入力する操作パネル80が設けられている。操作パ
ネル80は、図5に示すように、テンキー81、コピー
キー82、状態表示部83、液晶表示部84、原稿サイ
ズ設定キー85、用紙サイズ設定キー86、濃度表示部
87、濃度設定キー88、倍率設定キー89、クリア/
ストップキー90、フィニッシャーキー91、割込キー
92、およびオールクリアキー93によって構成されて
いる。
【0037】テンキー81は、原稿枚数やコピー枚数を
設定するものである。コピーキー82は、コピー開始を
指示するものである。状態表示部83は、給紙カセット
の選択状態や、原稿や、用紙のジャムなどを案内表示す
るものである。
【0038】表示部84は、原稿枚数やコピー枚数を表
示するとともに、複写倍率や編集の表示や種々の操作案
内を行うものである。この液晶表示部84には、タッチ
パネルが設けられており、種々の動作指示が入力できる
ようになっている。たとえば、電子ソート処理時、終了
キーや中止キーが表示され、入力できるようになってい
る。
【0039】原稿サイズ設定キー85は、原稿Dのサイ
ズを設定するものである。用紙サイズ設定キー86は、
用紙Pのサイズを設定するものである。濃度表示部87
は、濃度設定キー88により設定されるコピー濃度が表
示されるものである。
【0040】倍率設定キー89は、コピー倍率を設定す
るものである。クリア/ストップキー90は、テンキー
81による設定内容をクリアし、標準状態に戻すもので
ある。
【0041】フィニッシャーキー91は、スティプル、
ソート、グループのソートモードを設定するものであ
る。割込キー92は、割込コピーを設定するキーであ
る。
【0042】オールクリアキー93は、動作の中止を指
示するキーである。次に、図6乃至図9を参照して画像
形成装置の制御回路について説明する。図6は一実施例
に係わるデジタル複写機制御システム等の画像形成装置
の構成ブロック図の概略図、図7はスキャナ部を、図8
は基本部CPUを、図9はプリンタ部を示す。
【0043】デジタル複写機制御システムは、全体は大
きく2つのブロックより成り、スキャナ部4、プリンタ
部6との間を画像処理手段214で繋ぎ、デジタル複写
機を構成する基本部301と、この基本部301からの
画像データを受け取り記憶し、その記憶した画像データ
を再び基本部301に転送することでメモリコピー(電
子ソート)を実現するページメモリ部302とから構成
される。
【0044】基本部301とページメモリ部302は制
御データをやりとりする基本部システムインタフェース
316、画像データをやりとりする基本部画像インタフ
ェース317とで接続されている。
【0045】次に、基本部301は入力手段(スキャナ
部)4、出力手段(プリンタ部)6、画像処理手段31
4、およびこれらを制御する制御手段(基本部CPU)
311から構成される。
【0046】制御手段(基本部CPU)311のメイン
CPU100には、ROM102、RAM104、画像
メモリ106、内部インタフェース122、外部インタ
ーフェース123、ファクシミリインターフェース12
6、プリンタインターフェース128、補助記憶装置イ
ンターフェース130、符号変換回路132、圧縮/伸
長回路134が接続されている。内部インタフェース1
22には操作パネル80が接続され、外部インターフェ
ース123には、外部装置124が接続され、ファクシ
ミリインターフェース126には、公衆回線136が接
続され、プリンタインターフェース128には、外部装
置138が接続され、補助記憶装置インターフェース1
30には、ICカードリーダ・ライタ142、ハードデ
ィスクドライブ144等が接続されている。
【0047】ここで、画像情報の記憶・呼び出し等はメ
インCPU100によって行われる。例えば、画像情報
を記憶する場合、スキャナCPU160の制御でスキャ
ナ部4によって読みこまれた画像情報はメインCPU1
00の指示により画像メモリ106に記憶される。メイ
ンCPU100の指示は、操作部からの入力(キ―入
力)によってモ―ドが決定され行われる。
【0048】RAM104には、パラメータテーブル1
04aが設定されるようになっている。このパラメータ
テーブル104aには、操作パネル80等により設定さ
れた複写条件が記憶されるようになっており、設定され
ない条件は規定値が対応しているようになっている。こ
の複写条件として設定されるパラメータは、複写部数、
原稿サイズ、用紙サイズ、倍率、ソートモード等であ
る。
【0049】次に、図7を参照してスキャナ部4の詳細
な構成について説明する。スキャナ部4のスキャナCP
U160には、露光ランプ25を制御するランプ制御部
164、走査モータ166を制御するモータドライバ1
68、センサ、スイッチ、ソレノイド類170を駆動制
御する駆動部172に接続してこれらを制御し、また、
CCDセンサ34からの画像情報について画像処理する
ためのA/D変換回路176、解像度変換回路178、
シェーディング補正回路176、画質改善回路180、
2値化回路182に接続して、これらを制御する。
【0050】次に、図9を参照してプリンタ部6につい
て詳細に説明する。プリンタ部6において、プリンタC
PU190には、メインモータ192を駆動するメイン
モータドライバ194、センサ、スイッチ、ソレノイド
類196を駆動制御する駆動部198、定着ランプ60
aを制御する定着ランプ制御部202、帯電チャージャ
45、転写チャージャ48、剥離チャージャ47に高圧
トランス213、214、215からの高圧電圧を印加
制御する高圧出力制御部212、除電器51を制御する
除電器制御部216、給紙ローラ対64、…、68、レ
ジストローラ対65、搬送ベルト67、排紙ローラ対6
9用の給紙モータ222を制御する給紙制御部224、
半導体レーザ41、ポリゴンモータ37用のレーザ駆動
回路230を制御する変調回路232に接続して、これ
らを制御する。
【0051】次に、ペ−ジメモリ部302について図6
を参照して説明する。ページメモリ部302は、基本部
301およびからのページメモリ323へのアクセスを
制御し、通信メモリ305を内蔵するシステム制御手段
304、画像データを一時的に記憶しておく記憶手段
(ページメモリ)323、ページメモリ323のアドレ
スを生成するアドレス制御部306、ページメモリ部3
02内の各デバイス間のデータ転送を行う画像バス32
0、ページメモリ部302内の各デバイスとシステム制
御手段304との間の制御信号の転送を行う制御バス3
21、画像バス320を介してページメモリ323と他
のデバイスとのデータ転送を行うときのデータ転送を制
御するデータ制御手段307、基本部画像インタフェー
ス317を介して基本部301と画像データを転送する
ときに画像データをインタフェースする画像データI/
F手段308、解像度の異なる機器に画像データを送信
するときに画像データを他の機器の解像度に変換した
り、解像度の異なる機器から受信した画像データを基本
部301のプリンタ315の解像度に変換したり、2値
画像データの90度回転処理を実行する解像度変換/2
値回転手段325、ファクシミリ送信や光ディスク記憶
のように画像データを圧縮して送信したり、記憶したり
するデバイスのために入力した画像データを圧縮した
り、圧縮された形態の画像データをプリンタ315を介
して可視化するために伸長する圧縮/伸長手段324、
画像データI/F手段308に接続され、プリンタ部6
から画像データを出力するときに画像データを90度あ
るいは−90度回転して出力するときに使用する多値回
転メモリ309で構成される。
【0052】また、ペ−ジメモリ323は図10に示す
ようにスキャナ部4で読み込まれた原稿のイメ−ジデ−
タが書き込まれる頁バッファ領域M1とそのイメ−ジデ
−タを圧縮したデ−タが書き込まれる1ペ−ジ単位毎に
区切られたファイルエリアM2に区分されている。
【0053】このファイルエリアM2の各ペ−ジの先頭
アドレスはファイルエリア頁毎デ−タ先頭アドレス格納
領域M3に記憶されている。次に、ステープル電子ソー
トについて、図11、図12を用いて説明する。
【0054】例として3ページからなる書類を2部複写
することを考える。図11において、ソートなしのコピ
ーでは、ADF7からD3−D2−D1の順で原稿Dが
原稿読み取り位置(露光位置)へ送り込まれ、スキャナ
部4による原稿読み込みとプリンタ部6による印刷の組
み合わせで3−3−2−2−1−1の順で画像がコピー
用紙Pに形成される。画像が形成されたコピー用紙P
は、フィニッシャ排出トレイ154上に上から1−1−
2−2−3−3の順でスタックされる。
【0055】また、図12において、ステープル電子ソ
ートによるコピーでは、ADF7からD3−D2−D1
の順で原稿Dが原稿読み取り位置へ送り込まれ、スキャ
ナ部4によって3−2−1の順でページメモリ323に
画像を読み込む。続いて3−2−1の順でページメモリ
323からプリンタ部6に出力した後にステープルして
トレイに排紙する。同様に3−2−1とページメモリか
らプリンタに出力し、ステープルしてフィニッシャ排出
トレイ154に排紙する。フィニッシャ排出トレイ15
4に排紙されたコピー用紙Pは、上から1−2−3の順
でステープルされており、オペレータはステープルされ
た2部の書類のコピーを入手できる。
【0056】次に、上記のように構成されたデジタル複
写機の動作について説明する。まず、メイン処理を図1
3に示すフローチャートを参照しつつ説明する。すなわ
ち、オペレータにより操作パネル80上のキーが押され
ると、それが動作モードの設定である場合には指示され
た動作モードがパラメータテーブル104aに書き込ま
れる。このようにして、複写部数、原稿サイズ、用紙サ
イズ、倍率、ソートモード等がパラメータテーブル10
4aに記憶される。なお、装置起動時には、パラメータ
テーブル104aに既定値が設定されているものとし、
設定を指示されない複写のパラメータについては、この
既定値で動作する。
【0057】そして、オペレータにより所定枚数の原稿
Dが原稿トレイ8に載置され、操作パネル80のコピー
キー82が投入されると、複写動作処理が開始される。
尚、図13にある“その他の処理”とは、複写動作と複
写モード設定のいずれにも該当しない処理で、タイマ設
定や予熱等がある。
【0058】次に、上記複写動作処理について図14に
示すフローチャートを参照しつつ説明する。本実施例の
ようなページメモリ323を持ち電子ソートが可能なデ
ジタル複写機にあっては、ページメモリ323に画像を
蓄積してソート印刷する電子ソート動作、一度メモリに
蓄えてそのまま印刷するメモリ複写動作、メモリを使わ
ずに原稿入力された画像をそのまま印刷する通常複写動
作に大きく分かれる。複写動作処理の最初にどの複写処
理が設定されているかを判断し、それぞれの複写処理を
実行する。
【0059】すなわち、パラメータテーブル104aを
参照して、電子ソートが有効か無効かを判断し、この判
断により電子ソートが有効の場合、電子ソート処理を行
う。また、電子ソートが無効の場合、メモリ複写が有効
か無効かを判断し、この判断によりメモリ複写が有効の
場合、メモリ複写処理を行う。また、メモリ複写が無効
の場合、通常複写処理を行う。
【0060】通常複写処理は、スキャナ部4のCCDセ
ンサ34による原稿Dの読取り出力がページメモリ32
3に蓄えられずにプリンタ部6でプリント出力されるも
のであり、たとえば5部のコピー時には、5回原稿Dを
スキャンする必要がある。
【0061】電子ソート処理は、スキャナ部4で順次原
稿Dを読取り、この読取った画像データをページメモリ
323に格納し、すべての原稿Dに対する画像データが
ページメモリ323に格納された後、ページメモリ32
3に格納されている画像データを(ページ順序を変更す
る等を行って)順次読出して、プリンタ部6でプリント
出力するものである。
【0062】以下、電子ソート処理について図15に示
すフローチャートを参照しつつ説明する。まず、パラメ
ータテーブル104aを参照して、フィニッシャー15
0の動作モードを設定する。フィニッシャー150の動
作モードにはソート、ステープル、グループ、ノンソー
トがあるが、ここでは、フィニッシャー150の動作モ
ードをステープルソートモードに設定した場合について
説明する。
【0063】そして、画像を読み込み格納するページメ
モリ323の番号を初期化する。ページメモリ323
は、図10に示すようにスキャナ部4で読み込まれた原
稿Dの画像データが書き込まれる頁バッファ領域M1と
そのイメージデータを圧縮したデータが書き込まれる1
ページ単位毎に区切られたファイルエリアM2に区分さ
れ、ページメモリ番号順にファイルエリアページ毎デー
タ先頭アドレスを参照する。
【0064】この状態でコピーキー82が投入される
と、ADF7により原稿載置台12上の所定の露光位置
に原稿Dが1枚づつフィードされ、画像の読み込み動作
が開始される。読み込まれたページデータ(イメージデ
ータ)は、ページメモリ323の頁バッファ領域M1上
に格納され、頁バッファ領域M1上のページデータが圧
縮されてファイルエリアM2に格納され、格納アドレス
がページメモリ番号に書き込まれる。
【0065】全ての原稿Dの画像の読み込みが終了され
ると、ページメモリ番号の指定アドレスに格納してある
ページデータが伸張され、ページバッファ領域M1に展
開され、展開された画像データが印刷(プリントアウ
ト)される。
【0066】原稿Dの画像の読取が開始されてから画像
データのプリントアウトが開始されるまでの間、つまり
原稿Dの読取動作中に、割込キー92が投入されると、
その時点で原稿Dの読取動作が中断されて割込原稿の読
取りがなされる。そして、読取られた割込原稿がプリン
トアウトされ、その後、元の原稿Dの読取動作が再開さ
れる。
【0067】全ての原稿Dの画像が読取られて一部分の
プリントアウトが終了されると、プリントアウトされた
用紙Pがフィニッシャーによりステープルされてフィニ
ッシャ排出トレイ154に排紙される。
【0068】読み込んだ画像のプリントアウトを開始し
てからステープルするまでの間、つまり一部分のプリン
トアウト動作中に、割込キー92が投入されると、その
時点で割込原稿を受け付けて割込原稿の読取りがなされ
る。そして、読取られた割込原稿のページデータがペー
ジメモリ323に格納され、割込要求がイネーブルとさ
れて割込フラグがオンされる。割込を受付けている最中
もプリントアウトは続行されている。
【0069】そして、一部分のコピー用紙Pがステープ
ルされた時点で、割込フラグのオン/オフが確認され、
プリントアウト動作中に割込要求があった場合には、こ
のタイミングで、割込原稿の画像がページメモリ323
から読み出されてプリントアウトされる。
【0070】一方、プリントアウト動作中に割込要求が
なかった場合には、設定部数のコピーが完了したか否か
が判断され、設定部数のコピーが完了すると動作が終了
される。尚、一部分のプリントアウトが終了した時点で
割込キー92が投入された場合には、割込処理を受付け
て、割込原稿の画像が読取られてこの画像がプリントア
ウトされるようになっている。
【0071】以上のように、本発明の画像形成装置によ
ると、ステープル電子ソートの原稿入力、つまり原稿画
像の読取りのみがなされている際に割込処理が指示され
たときには、そのまま割込コピー処理を受付け、プリン
トアウトのみが動作しているときに割込処理が指示され
たときには、割り込み原稿を読取った後、この原稿画像
を一旦ページメモリ323に記憶し、プリントアウト動
作が終了しステープルしてフニッシャー排紙トレイに排
紙後に、割込原稿のプリントアウトを行うようにしたも
のである。
【0072】これにより、ステープル電子ソートの処理
中に割込コピーを指示されても、ステープルソート中の
用紙の上に割込コピーの用紙が排紙されることがなく、
割込コピーが割込前の用紙と一緒にステープルされた
り、割込コピーの排紙によってステープルがなされる前
の用紙が崩れることを防止することができる。
【0073】尚、この発明は、上述した実施例に限定さ
れるものではなく、この発明の範囲内で種々変形可能で
ある。例えば、上記実施例では割込処理が操作パネルの
割込キーの入力により指示される場合について説明した
が、外部インターフェース123に接続されている外部
装置124から指示するようにしても良い。
【0074】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、ステープル電子ソートの処理中に割込コピーが指示
されても、ステープルソート中の用紙の上に割込コピー
の用紙が排紙されることがなく、割込コピーが割込前の
用紙と一緒にステープルされたり、割込コピーの排紙に
よってステープル中の用紙が崩れることを防止すること
ができる画像形成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を説明するためのデジタル
複写機の概略構成を示す図。
【図2】フィニッシャーを説明するための図。
【図3】フィニッシャーを説明するための図。
【図4】フィニッシャーを説明するための図。
【図5】操作パネルの構成を示す平面図。
【図6】デジタル複写機制御システムの概略構成を示す
ブロック図。
【図7】スキャナ部の概略構成を示すブロック図。
【図8】基本部CPUの概略構成を示すブロック図。
【図9】プリンタ部の概略構成を示すブロック図。
【図10】ページメモリの頁バッファ領域M1とファイ
ルエリアM2の関連を示す図。
【図11】ソートなしのコピーを説明するための図。
【図12】ステープル電子ソートによるコピーを説明す
るための図。
【図13】メイン処理を説明するためのフローチャー
ト。
【図14】複写動作処理を説明するためのフローチャー
ト。
【図15】電子ソート処理を説明するためのフローチャ
ート。
【図16】電子ソート処理を説明するためのフローチャ
ート。
【符号の説明】
4…スキャナ部、 6…プリンタ部、 D…原稿、 P…用紙、 80…操作パネル、 92…割込キー、 151…フィニッシャー、 301…基本部、 302…ページメモリ部、 311…基本部CPU、 314…画像処理手段、 323…ページメモリ。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿からの画像を読取り、この読取った
    原稿画像を記憶手段に記憶し、この記憶手段に原稿画像
    が記憶された後、記憶手段に記憶されている原稿画像を
    用いて被画像形成媒体上に画像形成を行う画像形成装置
    において、 割込処理を指示する指示手段と、 上記指示手段により割込処理が指示された際、上記記憶
    手段に記憶された原稿画像に対する画像形成動作が開始
    される前であれば、割込処理が指示された時点で割込処
    理を受付けて割込処理をする割込原稿からの画像を読取
    って被画像形成媒体上に画像形成を行う処理手段と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 複数の原稿からの画像を順次読取り、こ
    の読取った複数の原稿画像を記憶手段に記憶し、この記
    憶手段に全ての原稿に対する原稿画像が記憶された後、
    記憶手段に記憶されている複数の原稿画像を用いて被画
    像形成媒体上に順次画像形成を行う画像形成装置におい
    て、 割込処理を指示する指示手段と、 上記指示手段により割込処理が指示された際、上記記憶
    手段に記憶された原稿画像に対する画像形成動作が開始
    される前であれば、割込処理が指示された時点で割込処
    理を受付けて割込処理をする割込原稿からの画像を読取
    って被画像形成媒体上に画像形成を行うとともに、上記
    指示手段により割込処理が指示された際、上記記憶手段
    に記憶された原稿画像に対する部数単位の画像形成動作
    の処理の途中であれば、割込処理をする割込原稿からの
    画像を読取って上記記憶手段に記憶し、割込指示中に画
    像形成していた1部単位の被画像形成媒体に対しての画
    像形成が完了した後に、上記記憶手段に記憶した割込原
    稿画像を用いて被画像形成媒体上に画像形成を行う処理
    手段と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 複数の原稿からの画像を順次読取り、こ
    の読取った複数の原稿画像を記憶手段に記憶し、この記
    憶手段に全ての原稿に対する原稿画像が記憶された後、
    記憶手段に記憶されている複数の原稿画像を用いて被画
    像形成媒体上に順次画像形成を行い、上記複数の原稿に
    対する1部単位の被画像形成媒体に対してステープル処
    理を行う画像形成装置において、 割込処理を指示する指示手段と、 上記指示手段により割込処理が指示された際、上記記憶
    手段に記憶された原稿画像に対する画像形成動作が開始
    される前であれば、割込処理が指示された時点で割込処
    理を受付けて割込処理をする割込原稿からの画像を読取
    って被画像形成媒体上に画像形成を行う処理手段と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 複数の原稿からの画像を順次読取り、こ
    の読取った複数の原稿画像を記憶手段に記憶し、この記
    憶手段に全ての原稿に対する原稿画像が記憶された後、
    記憶手段に記憶されている複数の原稿画像を用いて被画
    像形成媒体上に順次画像形成を行い、上記複数の原稿に
    対する1部単位の被画像形成媒体に対してステープル処
    理を行う画像形成装置において、 割込処理を指示する指示手段と、 上記指示手段により割込処理が指示された際、上記記憶
    手段に記憶された原稿画像に対する画像形成動作が開始
    される前であれば、割込処理が指示された時点で割込処
    理を受付けて割込処理をする割込原稿からの画像を読取
    って被画像形成媒体上に画像形成を行うとともに、上記
    指示手段により割込処理が指示された際、上記記憶手段
    に記憶された原稿画像に対する部数単位の画像形成動作
    の処理の途中であれば、割込処理をする割込原稿からの
    画像を読取って上記記憶手段に記憶し、割込指示中に画
    像形成していた1部単位の被画像形成媒体に対してのス
    テープル処理が完了した後に、上記記憶手段に記憶した
    割込原稿画像を用いて被画像形成媒体上に画像形成を行
    う処理手段と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 複数の原稿からの画像を順次読取り、こ
    の読取った複数の原稿画像を記憶手段に記憶し、この記
    憶手段に全ての原稿に対する原稿画像が記憶された後、
    記憶手段に記憶されている複数の原稿画像を用いて被画
    像形成媒体上に順次画像形成を行う画像形成装置におい
    て、 割込処理を指示する指示手段と、 上記指示手段により割込処理が指示された際、上記記憶
    手段に記憶された原稿画像に対する画像形成動作が開始
    される前であれば、割込処理が指示された時点で割込処
    理を受付けて割込処理をする割込原稿からの画像を読取
    って被画像形成媒体上に画像形成を行うとともに、上記
    指示手段により割込処理が指示された際、上記記憶手段
    に記憶された原稿画像に対する部数単位の画像形成動作
    の処理の途中であれば、上記部数単位の画像形成動作を
    中断することなく、割込処理をする割込原稿からの画像
    を読取って上記記憶手段に記憶し、割込指示中に画像形
    成していた1部単位の被画像形成媒体に対しての画像形
    成が完了した後に、上記記憶手段に記憶した割込原稿画
    像を用いて被画像形成媒体上に画像形成を行う処理手段
    と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 複数の原稿からの画像を順次読取り、こ
    の読取った複数の原稿画像を記憶手段に記憶し、この記
    憶手段に全ての原稿に対する原稿画像が記憶された後、
    記憶手段に記憶されている複数の原稿画像を用いて被画
    像形成媒体上に順次画像形成を行い、上記複数の原稿に
    対する1部単位の被画像形成媒体に対してステープル処
    理を行う画像形成装置において、 割込処理を指示する指示手段と、 上記指示手段により割込処理が指示された際、上記記憶
    手段に記憶された原稿画像に対する画像形成動作が開始
    される前であれば、割込処理が指示された時点で割込処
    理を受付けて割込処理をする割込原稿からの画像を読取
    って被画像形成媒体上に画像形成を行うとともに、上記
    指示手段により割込処理が指示された際、上記記憶手段
    に記憶された原稿画像に対する部数単位の画像形成動作
    の処理の途中であれば、上記部数単位の画像形成動作を
    中断することなく、割込処理をする割込原稿からの画像
    を読取って上記記憶手段に記憶し、割込指示中に画像形
    成していた1部単位の被画像形成媒体に対してのステー
    プル処理が完了した後に、上記記憶手段に記憶した割込
    原稿画像を用いて被画像形成媒体上に画像形成を行う処
    理手段と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 複数の原稿からの画像を順次読取り、こ
    の読取った複数の原稿画像を記憶手段に記憶し、この記
    憶手段に全ての原稿に対する原稿画像が記憶された後、
    記憶手段に記憶されている複数の原稿画像を用いて被画
    像形成媒体上に順次画像形成を行う画像形成装置におい
    て、 割込処理を指示する指示手段と、 上記指示手段により割込処理が指示された際、複数の原
    稿の画像読取・記憶動作の処理の途中であれば、割込処
    理が指示された時点で割込処理を受付けて割込処理をす
    る割込原稿からの画像を読取ってこの画像を用いて被画
    像形成媒体上に画像形成を行う第1処理手段と、 上記指示手段により割込処理が指示された際、上記記憶
    手段に記憶された複数の原稿画像に対する部数単位の画
    像形成動作の処理の途中であれば、上記部数単位の画像
    形成動作を中断することなく、割込処理をする割込原稿
    からの画像を読取って上記記憶手段に記憶し、割込指示
    中に画像形成していた1部単位の被画像形成媒体に対し
    ての画像形成が完了した後に、上記記憶手段に記憶した
    割込原稿画像を用いて被画像形成媒体上に画像形成を行
    う第2処理手段と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 複数の原稿からの画像を順次読取り、こ
    の読取った複数の原稿画像を記憶手段に記憶し、この記
    憶手段に全ての原稿に対する原稿画像が記憶された後、
    記憶手段に記憶されている複数の原稿画像を用いて被画
    像形成媒体上に順次画像形成を行い、上記複数の原稿に
    対する1部単位の被画像形成媒体に対してステープル処
    理を行う画像形成装置において、 割込処理を指示する指示手段と、 上記指示手段により割込処理が指示された際、複数の原
    稿の画像読取・記憶動作の処理の途中であれば、割込処
    理が指示された時点で割込処理を受付けて割込処理をす
    る割込原稿からの画像を読取ってこの画像を用いて被画
    像形成媒体上に画像形成を行う第1処理手段と、 上記指示手段により割込処理が指示された際、上記記憶
    手段に記憶された複数の原稿画像に対する部数単位の画
    像形成動作の処理の途中であれば、上記部数単位の画像
    形成動作を中断することなく、割込処理をする割込原稿
    からの画像を読取って上記記憶手段に記憶し、割込指示
    中に画像形成していた1部単位の被画像形成媒体に対し
    てのステープル処理が完了した後に、上記記憶手段に記
    憶した割込原稿画像を用いて被画像形成媒体上に画像形
    成を行う第2処理手段と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 複数の原稿からの画像を順次読取り、こ
    の読取った複数の原稿画像を記憶手段に順次記憶し、こ
    の記憶手段に全ての原稿に対する原稿画像が記憶された
    後、記憶手段に記憶されている複数の原稿画像を用いて
    被画像形成媒体上に順次画像形成を行う画像形成装置に
    おいて、 割込処理を指示する指示手段と、 上記指示手段により割込処理が指示された際、複数の原
    稿の画像読取・記憶動作の処理の途中であれば、割込処
    理が指示された時点で割込処理を受付けて割込処理をす
    る割込原稿からの画像を読取ってこの画像を用いて被画
    像形成媒体上に画像形成を行う第1処理手段と、 上記指示手段により割込処理が指示された際、上記記憶
    手段に記憶された複数の原稿画像に対する部数単位の画
    像形成動作の処理の途中であれば、上記部数単位の画像
    形成動作を中断することなく、割込処理をする割込原稿
    からの画像を読取って上記記憶手段に記憶し、割込指示
    中に画像形成していた1部単位の被画像形成媒体に対し
    ての画像形成が完了した後に、上記記憶手段に記憶した
    割込原稿画像を用いて被画像形成媒体上に画像形成を行
    う第2処理手段と、 上記指示手段により割込処理が指示された際、全ての原
    稿に対する部数単位の画像形成動作が終了した時点であ
    れば、割込処理が指示された時点で割込処理を受付けて
    割込処理をする割込原稿からの画像を読取ってこの画像
    を用いて被画像形成媒体上に画像形成を行う第3処理手
    段と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 複数の原稿からの画像を順次読取り、
    この読取った複数の原稿画像を記憶手段に記憶し、この
    記憶手段に全ての原稿に対する原稿画像が記憶された
    後、記憶手段に記憶されている複数の原稿画像を用いて
    被画像形成媒体上に順次画像形成を行い、上記複数の原
    稿に対する1部単位の被画像形成媒体に対してステープ
    ル処理を行う画像形成装置において、 割込処理を指示する指示手段と、 上記指示手段により割込処理が指示された際、複数の原
    稿の画像読取・記憶動作の処理の途中であれば、割込処
    理が指示された時点で割込処理を受付けて割込処理をす
    る割込原稿からの画像を読取ってこの画像を用いて被画
    像形成媒体上に画像形成を行う第1処理手段と、 上記指示手段により割込処理が指示された際、上記記憶
    手段に記憶された複数の原稿画像に対する部数単位の画
    像形成動作の処理の途中であれば、上記部数単位の画像
    形成動作を中断することなく、割込処理をする割込原稿
    からの画像を読取って上記記憶手段に記憶し、割込指示
    中に画像形成していた1部単位の被画像形成媒体に対し
    てのステープル処理が完了した後に、上記記憶手段に記
    憶した割込原稿画像を用いて被画像形成媒体上に画像形
    成を行う第2処理手段と、 上記指示手段により割込処理が指示された際、全ての原
    稿に対する部数単位のステープル処理が終了した時点で
    あれば、割込処理が指示された時点で割込処理を受付け
    て割込処理をする割込原稿からの画像を読取ってこの画
    像を用いて被画像形成媒体上に画像形成を行う第3処理
    手段と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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WO2015111161A1 (ja) * 2014-01-23 2015-07-30 株式会社シーイーシー 印刷管理装置および印刷管理方法
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