JPH1093812A - 画像処理装置および画像データ送受信システム - Google Patents

画像処理装置および画像データ送受信システム

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JPH1093812A
JPH1093812A JP8247789A JP24778996A JPH1093812A JP H1093812 A JPH1093812 A JP H1093812A JP 8247789 A JP8247789 A JP 8247789A JP 24778996 A JP24778996 A JP 24778996A JP H1093812 A JPH1093812 A JP H1093812A
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JP
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image
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Application number
JP8247789A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Hatano
充 波多野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、画像データのファクシミリ送信
が行われた場合に、送信元の原稿サイズと送信先の印刷
する用紙サイズの違いにより、送信先での印刷時に、画
像欠落や頁分割が生じるのを防止できる。 【解決手段】 この発明は、国内から北米、あるいは北
米から国内へのファクシミリ送信を行う際に、送信先の
用紙サイズに合わせて、送信側で画像サイズを縮小して
から送信するのようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ファクシミリ機
能を有する画像処理装置とそれらの装置間で画像データ
を送受信する画像データ送受信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の感熱紙を用いたファクシミリか
ら、カット紙としての普通紙を用いたファクシミリが増
加している。このような、普通紙を用いたファクシミリ
間で画像データの送信が行われた場合に、送信元の原稿
サイズと送信先の印刷する用紙サイズの違いにより、送
信先での印刷時に、画像欠落や頁分割が生じる可能性が
ある。
【0003】たとえば、A4サイズ、B4サイズ、A3
サイズ等のAB系のサイズを扱うファクシミリ(日本の
国内仕様)から、レター(LT)サイズ、リーガル(L
G)サイズ、レジャー(LD)サイズ、コンピュータサ
イズ等のLT系のサイズを扱うファクシミリ(北米仕
様)へ画像データの送信を行った際に、サイズの違いに
より、印刷時に画像欠落や頁分割が生じてしまう。
【0004】すなわち、A3サイズの原稿の画像データ
を送信した際に、LDサイズの用紙に印刷された場合、
A3サイズよりLDサイズの方が短手方向の長さが短く
(17.6mm)、その分の画像欠落(送信画像の両端
部分)が生じる可能性がある。
【0005】また、A4サイズの原稿の画像データを送
信した際に、LTサイズの用紙に印刷された場合、A4
サイズよりLTサイズの方が長手方向の長さが短く(1
7.6mm)、その分の画像欠落が生じたり、次の用紙
に印刷されてしまう頁分割が生じる可能性がある。
【0006】また、B4サイズの原稿の画像データを送
信した際に、コンピュータサイズの用紙に印刷された場
合、B4サイズよりコンピュータサイズの方が長手方向
の長さが短く(8.4mm)、その分の画像欠落が生じ
たり、次の用紙に印刷されてしまう頁分割が発生してし
まう可能性がある。
【0007】また、北米仕様のファクシミリから日本の
国内仕様のファクシミリへ画像データの送信を行った際
にも、上記同様に、サイズの違いにより、印刷時に画像
欠落や頁分割が生じてしまう可能性がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、送信
元の原稿サイズと送信先の印刷する用紙サイズの違いに
より、送信先での印刷時に、画像欠落や頁分割が生じる
可能性があるという欠点を除去するもので、送信元の原
稿サイズと送信先の印刷する用紙サイズの違いにより、
送信先での印刷時に、画像欠落や頁分割が生じるのを防
止できる画像処理装置および画像データ送受信システム
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の画像処理装置
は、原稿を読取り画像データに変換する読取手段、上記
画像データの送信先を指示する指示手段、上記原稿サイ
ズと送信先の出力サイズを判断する第1の判断手段、こ
の第1の判断手段により判断される原稿サイズと送信先
の出力サイズとにより上記読取手段により読取った原稿
の画像データの倍率を判断する第2の判断手段、この第
2の判断手段により判断された倍率で、上記読取手段に
より読取った原稿の画像データを変倍処理する処理手
段、およびこの処理手段により変倍処理された画像デー
タを上記指示手段により指示された送信先へ送信する送
信手段から構成されている。
【0010】この発明の画像データ送受信システムは、
原稿から読取った画像データを送信する送信元の第1の
装置と、この第1の装置と回線を介して接続され、送信
されてきた画像データを被画像形成媒体に画像形成する
送信先の第2の装置とからなるものにおいて、上記第1
の装置が、原稿を読取り画像データに変換する読取手
段、上記画像データの送信先の第2の装置の電話番号を
指示する指示手段、この指示手段による指示に応じて、
上記第2の装置との回線が接続された際に、上記第2の
装置から送信される被画像形成媒体のサイズと上記原稿
のサイズとに応じた倍率を判断する判断手段、この判断
手段により判断した倍率で、上記読取手段により読取っ
た原稿の画像データを変倍処理する処理手段、およびこ
の処理手段により変倍処理された画像データを上記回線
が接続されている上記第2の装置へ送信する第1の送信
手段からなり、上記第2の装置が、上記第1の装置との
回線が接続された際に、上記被画像形成媒体のサイズを
上記第1の装置へ送信する第2の送信手段、上記回線が
接続されている上記第1の装置からの画像データを受信
する受信手段、およびこの受信手段により受信した画像
データを被画像形成媒体に画像形成する画像形成手段と
からなる。
【0011】この発明の画像処理装置は、原稿を読取り
画像データに変換する読取手段、上記画像データの送信
先を指示する指示手段、この指示手段に対応した送信先
に応じて、変倍処理を行うか否かを設定する設定手段、
この設定手段により変倍処理を行うことが設定されてい
る際に、上記指示手段に対応した送信先に応じて、上記
読取手段により読取った原稿の画像データを任意の倍率
に変倍処理する処理手段、およびこの処理手段により変
倍処理された画像データ、あるいは上記設定手段により
変倍処理を行わないことが設定されている際に、上記読
取手段により読取った倍率のままの画像データを、上記
指示手段により指示された送信先へ送信する送信手段か
ら構成されている。
【0012】この発明の画像処理装置は、原稿を読取り
画像データに変換する読取手段、上記画像データの送信
先の電話番号を指示する指示手段、この指示手段により
指示された電話番号内の国番号により変倍処理を行うか
否かを判断する判断手段、この判断手段により変倍処理
を行うことが判断されている際に、上記読取手段により
読取った原稿の画像データを任意の倍率に変倍処理する
処理手段、およびこの処理手段により変倍処理された画
像データ、あるいは上記判断手段により変倍処理を行わ
ないことが判断されている際に、上記読取手段により読
取った倍率のままの画像データを、上記指示手段により
指示された送信先へ送信する送信手段から構成されてい
る。
【0013】この発明の画像処理装置は、原稿を読取り
画像データに変換する読取手段、上記画像データの送信
先の電話番号を指示する指示手段、この指示手段により
指示された電話番号内の国番号に応じて、変倍処理を行
うか否かを設定する設定手段、この設定手段により変倍
処理を行うことが設定されている際に、上記指示手段に
より指示された電話番号内の国番号により変倍処理を行
うか否かを判断する判断手段、この判断手段により変倍
処理を行うことが判断されている際に、上記読取手段に
より読取った原稿の画像データを任意の倍率に変倍処理
する処理手段、およびこの処理手段により変倍処理され
た画像データ、あるいは上記判断手段により変倍処理を
行わないことが判断されていたり、上記設定手段により
変倍処理を行わないことが設定されている際に、上記読
取手段により読取った倍率のままの画像データを、上記
指示手段により指示された送信先へ送信する送信手段か
ら構成されている。
【0014】この発明の画像処理装置は、原稿を読取り
画像データに変換する読取手段、上記画像データの送信
先の電話番号を指示する指示手段、変倍処理を行う送信
先の電話番号を記憶している記憶手段、上記指示手段に
より指示された電話番号が上記記憶手段に記憶されてい
る電話番号と一致するか否かにより、変倍処理を行うか
否かを判断する判断手段、この判断手段により変倍処理
を行うことが判断されている際に、上記読取手段により
読取った原稿の画像データを任意の倍率に変倍処理する
処理手段、およびこの処理手段により変倍処理された画
像データ、あるいは上記判断手段により変倍処理を行わ
ないことが判断されている際に、上記読取手段により読
取った倍率のままの画像データを、上記指示手段により
指示された送信先へ送信する送信手段から構成されてい
る。
【0015】この発明の画像データ送受信システムは、
AB系のサイズの原稿から読取った画像データを送信す
る送信元の第1の装置と、この第1の装置と回線を介し
て接続され、送信されてきた画像データをLT系のサイ
ズの被画像形成媒体に画像形成する送信先の第2の装置
とからなるものにおいて、上記第1の装置が、原稿を読
取り画像データに変換する読取手段、上記画像データの
送信先の第2の装置の電話番号を指示する指示手段、こ
の指示手段による指示に応じて、上記原稿のサイズに対
応した倍率を判断する判断手段、この判断手段により判
断した倍率で、上記読取手段により読取った原稿の画像
データを変倍処理する処理手段、およびこの処理手段に
より変倍処理された画像データを上記回線が接続されて
いる上記第2の装置へ送信する送信手段からなり、上記
第2の装置が、上記回線が接続されている上記第1の装
置からの画像データを受信する受信手段、およびこの受
信手段により受信した画像データを被画像形成媒体に画
像形成する画像形成手段とからなる。
【0016】この発明の画像データ送受信システムは、
LT系のサイズの原稿から読取った画像データを送信す
る送信元の第1の装置と、この第1の装置と回線を介し
て接続され、送信されてきた画像データをAB系のサイ
ズの被画像形成媒体に画像形成する送信先の第2の装置
とからなるものにおいて、上記第1の装置が、原稿を読
取り画像データに変換する読取手段、上記画像データの
送信先の第2の装置の電話番号を指示する指示手段、こ
の指示手段による指示に応じて、上記原稿のサイズに対
応した倍率を判断する判断手段、この判断手段により判
断した倍率で、上記読取手段により読取った原稿の画像
データを変倍処理する処理手段、およびこの処理手段に
より変倍処理された画像データを上記回線が接続されて
いる上記第2の装置へ送信する送信手段からなり、上記
第2の装置が、上記回線が接続されている上記第1の装
置からの画像データを受信する受信手段、およびこの受
信手段により受信した画像データを被画像形成媒体に画
像形成する画像形成手段とからなる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は、画像処理装置と
してのファクシミリ機能等を備えた複合形のディジタル
複写機1と、この複写機1と公衆回線2を介して接続さ
れる外部装置としての複合形のディジタル複写機3から
なる画像データ送受信システムを示すものである。上記
外部装置としては、ファクシミリであっても良い。
【0018】たとえば、ディジタル複写機1は、A4サ
イズ、B4サイズ、A3サイズ等のAB系のサイズを扱
う日本の国内仕様(欧州仕様)の機器であり、ディジタ
ル複写機3は、レター(LT)サイズ、リーガル(L
G)サイズ、レジャー(LD)サイズ、コンピュータサ
イズ等のLT系のサイズを扱う北米仕様の機器である。
【0019】これにより、図2に示すように、日本の国
内仕様のディジタル複写機1は、A4サイズ:210m
m(主走査方向)×297mm(副走査方向)、B4サ
イズ257mm(主走査方向)×364mm(副走査方
向)、A3サイズ297mm(主走査方向)×420m
m(副走査方向)の原稿やコピー用紙を扱い、北米仕様
のディジタル複写機3は、LTサイズ:215.9mm
(主走査方向)×279.4mm(副走査方向)、LG
サイズ215.9mm(主走査方向)×355.6mm
(副走査方向)、LDサイズ279.4mm(主走査方
向)×431.8mm(副走査方向)、コンピュータサ
イズ257.2mm(主走査方向)×355.6mm
(副走査方向)の原稿やコピー用紙を扱うようになって
いる。
【0020】上記複写機1(3)は、コピ―(PP
C)、ファクシミリ(FAX)、プリンタ(PRT)の
3機能を有している。上記複写機1(3)の内部構造を
図3に示す概略構成図を用いて説明する。
【0021】すなわち、図3に示すように、複写機1は
装置本体10を備え、この装置本体10内には、後述す
る読み取り手段として機能するスキャナ部4、および画
像形成手段として機能するプリンタ部6が設けられてい
る。
【0022】装置本体10の上面には、読取対象物、つ
まり原稿Dが載置される透明なガラスからなる原稿載置
台12が設けられている。また、装置本体10の上面に
は、原稿載置台12上に原稿を自動的に送る自動原稿送
り装置7(以下、ADFと称する)が配設されている。
このADF7は、原稿載置台12に対して開閉可能に配
設され、原稿載置台12に載置された原稿Dを原稿載置
台12に密着させる原稿押さえとしても機能する。
【0023】ADF7は、原稿Dがセットされる原稿ト
レイ8、原稿の有無を検出するエンプティセンサ9、原
稿トレイ8から原稿を一枚づつ取り出すピックアップロ
ーラ14、取り出された原稿を搬送する給紙ローラ1
5、原稿の先端を整位するアライニングローラ対16、
原稿載置台12のほぼ全体を覆うように配設された搬送
ベルト18を備えている。そして、原稿トレイ8に上向
きにセットされた複数枚の原稿は、その最下の頁、つま
り、最終頁から順に取り出され、アライニングローラ対
16により整位された後、搬送ベルト18によって原稿
載置台12の所定位置へ搬送される。
【0024】ADF7において、搬送ベルト18を挟ん
でアライニングローラ対16と反対側の端部には、反転
ローラ20、非反転センサ21、フラッパ22、排紙ロ
ーラ23が配設されている。後述するスキャナ部4によ
り画像情報の読み取られた原稿Dは、搬送ベルト18に
より原稿載置台12上から送り出され、反転ローラ2
0、フラッパ21、および排紙ローラ22を介してAD
F7上面の原稿排紙部24上に排出される。原稿Dの裏
面を読み取る場合、フラッパ22を切換えることによ
り、搬送ベルト18によって搬送されてきた原稿Dは、
反転ローラ20によって反転された後、再度搬送ベルト
18により原稿載置台12上の所定位置に送られる。
【0025】装置本体10内に配設されたスキャナ部4
は、原稿載置台12に載置された原稿Dを照明する光源
としての露光ランプ25、および原稿Dからの反射光を
所定の方向に偏向する第1のミラー26を有し、これら
の露光ランプ25および第1のミラー26は、原稿載置
台12の下方に配設された第1のキャリッジ27に取り
付けられている。
【0026】第1のキャリッジ27は、原稿載置台12
と平行に移動可能に配置され、図示しない歯付きベルト
等を介して駆動モータにより、原稿載置台12の下方を
往復移動される。
【0027】また、原稿載置台12の下方には、原稿載
置台12と平行に移動可能な第2のキャリッジ28が配
設されている。第2のキャリッジ28には、第1のミラ
ー26により偏向された原稿Dからの反射光を順に偏向
する第2および第3のミラー30、31が互いに直角に
取り付けられている。第2のキャリッジ28は、第1の
キャリッジ27を駆動する歯付きベルト等により、第1
のキャリッジ27に対して従動されるとともに、第1の
キャリッジに対して、1/2の速度で原稿載置台12に
沿って平行に移動される。
【0028】また、原稿載置台12の下方には、第2の
キャリッジ28上の第3のミラー31からの反射光を集
束する結像レンズ32と、結像レンズにより集束された
反射光を受光して光電変換するCCDセンサ34とが配
設されている。結像レンズ32は、第3のミラー31に
より偏向された光の光軸を含む面内に、駆動機構を介し
て移動可能に配設され、自身が移動することで反射光を
所望の倍率で結像する。そして、CCDセンサ34は、
入射した反射光を光電変換し、読み取った原稿Dに対応
する電気信号を出力する。
【0029】一方、プリンタ部6は、潜像形成手段とし
て作用するレーザ露光装置40を備えている。レーザ露
光装置40は、光源としての半導体レーザ41と、半導
体レーザ41から出射されたレーザ光を連続的に偏向す
る走査部材としてのポリゴンミラー36と、ポリゴンミ
ラー36を後述する所定の回転数で回転駆動する走査モ
ータとしてもポリゴンモータ37と、ポリゴンミラーか
らのレーザ光を偏向して後述する感光体ドラム44へ導
く光学系42とを備えている。このような構成のレーザ
露光装置40は、装置本体10の図示しない支持フレー
ムに固定支持されている。
【0030】半導体レーザ41は、スキャナ部4により
読み取られた原稿Dの画像情報、あるいはファクシミリ
送受信文書情報等に応じてオン・オフ制御され、このレ
ーザ光はポリゴンミラー36および光学系42を介して
感光体ドラム44へ向けられ、感光体ドラム44周面を
走査することにより感光体ドラム44周面上に静電潜像
を形成する。
【0031】また、プリンタ部6は、装置本体10のほ
ぼ中央に配設された像担持体としての回転自在な感光体
ドラム44を有し、感光体ドラム44周面は、レーザ露
光装置40からのレーザ光により露光され、所望の静電
潜像が形成される。感光体ドラム44の周囲には、ドラ
ム周面を所定の電荷に帯電させる帯電チャージャ45、
感光体ドラム44周面上に形成された静電潜像に現像剤
としてのトナーを供給して所望の画像濃度で現像する現
像器46、後述する用紙カセットから給紙された被転写
材、つまり、コピー用紙Pを感光体ドラム44から分離
させるための剥離チャージャ47を一体に有し、感光体
ドラム44に形成されたトナー像を用紙Pに転写させる
転写チャージャ48、感光体ドラム44周面からコピー
用紙Pを剥離する剥離爪49、感光体ドラム44周面に
残留したトナーを清掃する清掃装置50、および、感光
体ドラム44周面の除電する除電器51が順に配置され
ている。
【0032】装置本体10内の下部には、それぞれ装置
本体から引出し可能な上段カセット52、中段カセット
53、下段カセット54が互いに積層状態に配設され、
各カセット内にはサイズの異なるコピー用紙が装填され
ている。これらのカセットの側方には大容量フィーダ5
5が設けられ、この大容量フィーダ55には、使用頻度
の高いサイズのコピー用紙P、例えば、A4サイズのコ
ピー用紙Pが約3000枚収納されている。また、大容
量フィーダ55の上方には、手差しトレイ56を兼ねた
給紙カセット57が脱着自在に装着されている。
【0033】装置本体10内には、各カセットおよび大
容量フィーダ55から感光体ドラム44と転写チャージ
ャ48との間に位置した転写部を通って延びる搬送路5
8が形成され、搬送路58の終端には定着ランプ60a
を有する定着装置60が設けられている。定着装置60
に対向した装置本体10の側壁には排出口61が形成さ
れ、排出口61にはシングルトレイのフィニッシャ15
0が装着されている。
【0034】上段カセット52、中段カセット53、下
段カセット54、給紙カセット57の近傍および大容量
フィーダ55の近傍には、カセットあるいは大容量フィ
ーダから用紙Pを一枚づつ取り出すピックアップローラ
63がそれぞれ設けられている。また、搬送路58に
は、ピックアップローラ63により取り出されたコピー
用紙Pを搬送路58を通して搬送する多数の給紙ローラ
対64が設けられている。
【0035】搬送路58において感光体ドラム44の上
流側にはレジストローラ対65が設けられている。レジ
ストローラ対65は、取り出されたコピー用紙Pの傾き
を補正するとともに、感光体ドラム44上のトナー像の
先端とコピー用紙Pの先端とを整合させ、感光体ドラム
44周面の移動速度と同じ速度でコピー用紙Pを転写部
へ給紙する。レジストローラ対65の手前、つまり、給
紙ローラ64側には、コピー用紙Pの到達を検出するア
ライニング前センサ66が設けられている。
【0036】ピックアップローラ63により各カセット
あるいは大容量フィーダ55から1枚づつ取り出された
コピー用紙Pは、給紙ローラ対64によりレジストロー
ラ対65へ送られる。そして、コピー用紙Pは、レジス
トローラ対65により先端が整位された後、転写部に送
られる。
【0037】転写部において、感光体ドラム44上に形
成された現像剤像、つまり、トナー像が、転写チャージ
ャ48により用紙P上に転写される。トナー像の転写さ
れたコピー用紙Pは、剥離チャージャ47および剥離爪
49の作用により感光体ドラム44周面から剥離され、
搬送路52の一部を構成する搬送ベルト67を介して定
着装置60に搬送される。そして、定着装置60によっ
て現像剤像がコピー用紙Pに溶融定着さた後、コピー用
紙Pは、給紙ローラ対68および排紙ローラ対69によ
り排出口61を通してフィニッシャ150上へ排出され
る。
【0038】搬送路58の下方には、定着装置60を通
過したコピー用紙Pを反転して再びレジストローラ対6
5へ送る自動両面装置70が設けられている。自動両面
装置70は、コピー用紙Pを一時的に集積する一時集積
部71と、搬送路58から分岐し、定着装置60を通過
したコピー用紙Pを反転して一時集積部71に導く反転
路72と、一時集積部に集積されたコピー用紙Pを一枚
づつ取り出すピックアップローラ73と、取り出された
用紙を搬送路74を通してレジストローラ対65へ給紙
する給紙ローラ75とを備えている。また、搬送路58
と反転路72との分岐部には、コピー用紙Pを排出口6
1あるいは反転路72に選択的に振り分ける振り分けゲ
ート76が設けられている。
【0039】両面コピーを行う場合、定着装置60を通
過したコピー用紙Pは、振り分けゲート76により反転
路72に導かれ、反転された状態で一時集積部71に一
時的に集積された後、ピックアップローラ73および給
紙ローラ対75により、搬送路74を通してレジストロ
ーラ対65へ送られる。そして、コピー用紙Pはレジス
トローラ対65により整位された後、再び転写部に送ら
れ、コピー用紙Pの裏面にトナー像が転写される。その
後、コピー用紙Pは、搬送路58、定着装置60および
排紙ローラ69を介してフィニッシャ150に排紙され
る。
【0040】フィニッシャ150は排出された一部構成
の文書を一部単位でステープル止めし貯めていくもので
ある。ステープルするコピー用紙Pが一枚排出口61か
ら排出される度にガイドバー151にてステープルされ
る側に寄せて整合する。全てが排出され終わると紙押え
アーム152が排出された一部単位のコピー用紙Pを抑
えステープラユニット153がステープル止めを行う。
その後、ガイドバー151が下がり、ステープル止めが
終わったコピー用紙Pはその一部単位でフィニッシャ排
出ローラ155にてそのフィニッシャ排出トレイ154
に排出される。フィニッシャ排出トレイ154の下がる
量は排出されるコピー用紙Pの枚数によりある程度決め
られ、一部単位に排出される度にステップ的に下がる。
また排出されるコピー用紙Pを整合するガイドバー15
1はフィニッシャ排出トレイ154上に載った既にステ
ープル止めされたコピー用紙Pに当たらないような高さ
の位置にある。
【0041】また、フィニッシャ排出トレイ154は、
ソートモード時、一部ごとにシフト(たとえば、前後左
右の4つの方向へ)するシフト機構(図示しない)に接
続されている。
【0042】また、装置本体10の前面上部には、様々
な複写条件並びに複写動作を開始させる複写開始信号な
どを入力する操作パネル80が設けられている。操作パ
ネル80は、図4に示すように、テンキー81、コピー
キー82、状態表示部83、液晶表示部84、原稿サイ
ズ設定キー85、用紙サイズ設定キー86、濃度表示部
87、濃度設定キー88、倍率設定キー89、クリア/
ストップキー90、フィニッシャーキー91、割込キー
92、オールクリアキー93、および通信スタートキー
94によって構成されている。
【0043】テンキー81は、原稿枚数やコピー枚数を
設定するものである。コピーキー82は、コピー開始を
指示するものである。状態表示部83は、給紙カセット
の選択状態や、原稿や、用紙のジャムなどを案内表示す
るものである。
【0044】液晶表示部84は、原稿枚数やコピー枚数
やファクシミリ選択キーを表示するとともに、複写倍率
や編集の表示やファクシミリ機能の種々の操作案内を行
うものである。この液晶表示部84には、タッチパネル
が設けられており、種々の動作指示が入力できるように
なっている。たとえば、ファクシミリ機能選択時、テン
キー81により入力された送信先の電話番号が表示され
たり、種々の設定が入力できるようになっている。
【0045】たとえば、送信先の用紙サイズ等が設定入
力できたり、送信先が北米仕様の際に原稿の画像データ
の倍率を変更して送信するかそのまま送信するかの設定
を切り換えたり、原稿の画像データの倍率を変更して送
信する送信先の電話番号が設定できるようになってい
る。
【0046】原稿サイズ設定キー85は、原稿Dのサイ
ズを設定するものである。用紙サイズ設定キー86は、
用紙Pのサイズを設定するものである。濃度表示部87
は、濃度設定キー88により設定されるコピー濃度が表
示されるものである。
【0047】倍率設定キー89は、コピー倍率を設定す
るものである。クリア/ストップキー90は、テンキー
81による設定内容をクリアし、標準状態に戻すもので
ある。
【0048】フィニッシャーキー91は、スティプル、
ソート、グループのソートモードを設定するものであ
る。割込キー92は、割込コピーを設定するキーであ
る。
【0049】オールクリアキー93は、動作の中止を指
示するキーである。通信スタートキー94は、ファクシ
ミリ通信における送信を開始するときに押す。
【0050】次に、図5乃至図8を参照して画像形成装
置の制御回路について説明する。図5はディジタル複写
機の制御システムの構成ブロック図の概略図、図6はス
キャナ部を、図7は基本部CPUを、図8はプリンタ部
を示す。
【0051】ディジタル複写機の制御システムは、図5
に示すように、全体は大きく2つのブロックより成り、
スキャナ部4、プリンタ部6との間を画像処理手段21
4で繋ぎ、ディジタル複写機を構成する基本部301
と、この基本部301からの画像データを受け取り記憶
し、その記憶した画像データを再び基本部301に転送
することでメモリコピー(電子ソート)を実現するペー
ジメモリ部302とから構成される。
【0052】基本部CPU301とページメモリ部30
2は制御データをやりとりする基本部システムインタフ
ェース316、画像データをやりとりする基本部画像イ
ンタフェース317とで接続されている。
【0053】次に、基本部301は入力手段(スキャナ
部)4、出力手段(プリンタ部)6、画像処理手段31
4、およびこれらを制御する制御手段(基本部CPU)
311から構成される。
【0054】図7に示すように、制御手段(基本部CP
U)311のメインCPU100には、ROM102、
RAM104、画像メモリ106、内部インタフェース
122、外部インターフェース123、ファクシミリイ
ンターフェース126、プリンタインターフェース12
8、補助記憶装置インターフェース130、2値画像デ
ータを拡大したり、縮小する画像変換回路132、画像
データを圧縮したり、伸長したりする圧縮/伸長回路1
34が接続されている。内部インタフェース122には
操作パネル80が接続され、外部インターフェース12
3には、外部装置124が接続され、ファクシミリイン
ターフェース126には、公衆回線2が接続され、プリ
ンタインターフェース128には、外部装置138が接
続され、補助記憶装置インターフェース130には、I
Cカードリーダ・ライタ142、ハードディスクドライ
ブ144等が接続されている。
【0055】ファクシミリインターフェース126は、
公衆回線2へ通信するためのモデム、公衆回線2へ接続
するためのインターフェースとしてのNCU、これによ
り、ファクシミリ機能を用いて画像データを送信する
際、メインCPU100はスキャナ部4からの画像デー
タを画像メモリ106に記憶し、この記憶される画像デ
ータに対して(送信先の用紙サイズに応じて)画像変換
回路132により縮小し、この縮小した画像データを圧
縮/伸長回路134により符号化した後、ファクシミリ
インターフェース126および公衆回線2を介して送信
先の外部装置へ送信するようになっている。
【0056】また、ファクシミリ機能を用いて画像デー
タを受信する際、メインCPU100は送信元の外部装
置から公衆回線2およびファクシミリインターフェース
126を介して供給される画像データを画像メモリ10
6に記憶し、この記憶される画像データに対して圧縮/
伸長回路134により復号化した後、画像メモリ106
に記憶し、プリンタ部6へ出力するようになっている。
【0057】ここで、画像データの記憶・呼び出し等は
メインCPU100によって行われる。例えば、画像デ
ータを記憶する場合、スキャナCPU160の制御でス
キャナ部4によって読みこまれた画像データはメインC
PU100の指示により画像メモリ106に記憶され
る。メインCPU100の指示は、操作パネル80から
の入力(キ―入力)によってモ―ドが決定され行われ
る。
【0058】RAM104には、パラメータテーブル1
04aが設定されるようになっている。このパラメータ
テーブル104aには、操作パネル80等により設定さ
れた種々の条件が記憶されるようになっており、設定さ
れない条件は規定値が対応しているようになっている。
この条件として設定されるパラメータは、複写時の画像
処理パラメータ類、各種設定条件、変倍設定機能のオン
/オフ、送信先として登録されている電話番号等であ
る。
【0059】次に、図6を参照してスキャナ部4の詳細
な構成について説明する。スキャナ部4のスキャナCP
U160には、露光ランプ25を制御するランプ制御部
164、走査モータ166を制御するモータドライバ1
68、センサ、スイッチ、ソレノイド類170を駆動制
御する駆動部172に接続してこれらを制御し、また、
CCDセンサ34からの画像情報について画像処理する
ためのA/D変換回路176、解像度変換回路178、
シェーディング補正回路176、画質改善回路180、
2値化回路182に接続して、これらを制御する。
【0060】次に、図8を参照してプリンタ部6につい
て詳細に説明する。プリンタ部6において、プリンタC
PU190には、メインモータ192を駆動するメイン
モータドライバ194、センサ、スイッチ、ソレノイド
類196を駆動制御する駆動部198、定着ランプ60
aを制御する定着ランプ制御部202、帯電チャージャ
45、転写チャージャ48、剥離チャージャ47に高圧
トランス213、214、215からの高圧電圧を印加
制御する高圧出力制御部212、除電器51を制御する
除電器制御部216、給紙ローラ対64、…、68、レ
ジストローラ対65、搬送ベルト67、排紙ローラ対6
9用の給紙モータ222を制御する給紙制御部224、
半導体レーザ41、ポリゴンモータ37用のレーザ駆動
回路230を制御する変調回路323に接続して、これ
らを制御する。
【0061】次に、ペ−ジメモリ部302について図5
を参照して説明する。ページメモリ部302は、基本部
301からのページメモリ323へのアクセスを制御
し、通信メモリ305を内蔵するシステム制御手段30
4、画像データを一時的に記憶しておく記憶手段(ペー
ジメモリ)323、ページメモリ323のアドレスを生
成するアドレス制御部306、ページメモリ部302内
の各デバイス間のデータ転送を行う画像バス320、ペ
ージメモリ部302内の各デバイスとシステム制御手段
304との間の制御信号の転送を行う制御バス321、
画像バス320を介してページメモリ323と他のデバ
イスとのデータ転送を行うときのデータ転送を制御する
データ制御手段307、基本部画像インタフェース31
7を介して基本部301と画像データを転送するときに
画像データをインタフェースする画像データI/F手段
308、解像度の異なる機器に画像データを送信すると
きに画像データを他の機器の解像度に変換したり、解像
度の異なる機器から受信した画像データを基本部301
のプリンタ部6の解像度に変換したり、2値画像データ
の90度回転処理を実行する解像度変換/2値回転手段
325、ファクシミリ送信や光ディスク記憶のように画
像データを圧縮して送信したり、記憶したりするデバイ
スのために入力した画像データを圧縮したり、圧縮され
た形態の画像データをプリンタ部6を介して可視化する
ために伸長する圧縮/伸長手段324、画像データI/
F手段308に接続され、プリンタ部6から画像データ
を出力するときに画像データを90度あるいは−90度
回転して出力するときに使用する多値回転メモリ309
で構成される。
【0062】次に、日本の国内仕様のディジタル複写機
1から北米仕様のディジタル複写機3へ画像を送信する
際の倍率の関係を、図9を用いて説明する。たとえば、
A4サイズの原稿Dに対して、送信先の用紙サイズがL
Tサイズの場合、縮小率は94%であり、A4サイズの
原稿Dに対して、送信先の用紙サイズがLGサイズの場
合、縮小率は100%であり、B4サイズの原稿Dに対
して、送信先の用紙サイズがコンピュータサイズの場
合、縮小率は97%であり、A3サイズの原稿Dに対し
て、送信先の用紙サイズがLDサイズの場合、縮小率は
94%である。
【0063】また、北米仕様のディジタル複写機3から
日本の国内仕様のディジタル複写機1へ画像を送信する
際の倍率の関係を、図10を用いて説明する。たとえ
ば、LTサイズの原稿Dに対して、送信先の用紙サイズ
がA4サイズの場合、縮小率は97%であり、LGサイ
ズの原稿Dに対して、送信先の用紙サイズがA4サイズ
の場合、縮小率は83%であり、コンピュータサイズの
原稿Dに対して、送信先の用紙サイズがB4サイズの場
合、縮小率は99%であり、LDサイズの原稿Dに対し
て、送信先の用紙サイズがA3サイズの場合、縮小率は
97%である。
【0064】上記倍率の関係は、ROM102の倍率テ
ーブル102aに記憶されている。次に、変倍処理を行
うか否かをあらかじめ設定する処理について説明する。
たとえば今、ユーザあるいはオペレータが液晶表示部8
4により変倍設定機能のオン/オフを設定する変倍設定
機能設定モードを選択し、このモードを選択した状態で
変倍設定機能をオンするかオフするかを設定する。この
変倍設定機能のオン/オフは、RAM104に登録され
る。変倍設定機能がオフの場合、原寸送信となる。
【0065】次に、上記のような構成において、日本の
国内仕様のディジタル複写機1からファクシミリ機能に
より北米仕様のディジタル複写機3等の外部装置へ画像
を送信する際の動作について、図11、図12に示すフ
ローチャートを参照しつつ説明する。
【0066】まず、利用者は送信原稿Dを原稿トレイ8
上に載置し、原稿サイズキー85により原稿サイズを入
力し、操作パネル80の液晶表示部84により、ファク
シミリ送信モードを選択し、ついで送信先の電話番号を
テンキー81により入力し、スタートキー94を入力す
る。これにより、原稿トレイ8上の1枚目の原稿DがA
DF7により搬送され、原稿載置台12上に載置され
る。
【0067】また、上記入力された電話番号により、メ
インCPU100は、海外送信の指定か国内送信の指定
かを判断する(ST1)。この際、国内送信を判断した
場合、メインCPU100は、原稿の読取り倍率が10
0%と判断し、RAM104に設定し(ST2)、ステ
ップ13に進む。
【0068】この際、メインCPU100は、上記設定
された原稿サイズをRAM104に記憶している。ま
た、ステップ1において、海外送信を判断した場合、メ
インCPU100は、電話番号内の国番号が北米か否か
により、送信先の用紙仕向けがAB系列かLT系列かを
判断する(ST3)。この際、送信先の用紙仕向けがA
B系列と判断した場合、メインCPU100は、上記ス
テップ2へ進む。
【0069】上記ステップ3において、送信先の用紙仕
向けがLT系列と判断した場合、メインCPU100
は、RAM104にAB系列からLT系列への変倍設定
機能のオンが設定されているか否かを判断する(ST
4)。この際、AB系列からLT系列への変倍設定機能
がオフされていた場合、メインCPU100は、上記ス
テップ2へ進む。
【0070】上記ステップ4において、AB系列からL
T系列への変倍設定機能がオンされていた場合、メイン
CPU100は、原稿サイズがA4サイズ、B4サイ
ズ、A3サイズのいずれに設定されているか否かを調べ
る(ST5、6、7)。
【0071】上記ステップ5において、A4サイズに設
定されている場合、メインCPU100は、操作パネル
80の液晶表示部84により送信先の用紙サイズがLT
サイズかLDサイズかを選択する案内画面を表示する。
【0072】この案内に応じて、利用者は送信先の用紙
サイズを選択する。これにより、メインCPU100は
送信先の用紙サイズとしてLTサイズの選択を判断した
場合(ST8)、倍率が94%と判断し、RAM104
に設定し(ST9)、ステップ13に進む。また、メイ
ンCPU100が送信先の用紙サイズとしてLGサイズ
の選択を判断した場合(ST9)、倍率が100%と判
断し、RAM104に設定し(ST10)、ステップ1
3に進む。
【0073】また、上記ステップ6において、B4サイ
ズに設定されている場合、メインCPU100は、倍率
が97%と判断し、RAM104に設定し(ST1
1)、ステップ13に進む。
【0074】また、上記ステップ7において、A3サイ
ズに設定されている場合、メインCPU100は、倍率
が94%と判断し、RAM104に設定し(ST1
2)、ステップ13に進む。
【0075】ついで、メインCPU100はプリンタイ
ンターフェース128を用いて、公衆回線2に接続する
(ST13)。メインCPU100は、プリンタインタ
ーフェース128を制御して入力された送信先の電話番
号にダイヤルする(ST14)。
【0076】このダイヤルに対して、公衆回線2からの
送信先との接続の可否に応じて、メインCPU100は
送信先と接続されたか否かを判断する(ST15)。こ
の判断により送信先に接続されない場合、所定の時間待
機状態となり、所定の時間になると上記ステップ14で
入力した送信先の電話番号を再ダイヤルする(ST1
7)。
【0077】上記ステップ15で送信先との接続がなさ
れた際、メインCPU100は送信先の外部装置3に対
して送信画像のサイズ等のデータを送信する。また、メ
インCPU100からの指示により上記スキャナ部6が
原稿載置台12上の原稿Dの画像を読み取って画像デー
タに変換し、この画像データが基本部CPU311内の
画像メモリ106に記憶される(ST17)。
【0078】ついで、メインCPU100は画像メモリ
106に記憶されている画像データを画像変換回路13
2により上記判断した倍率で縮小してからあるいは縮小
せずにそのまま、圧縮/伸長回路134により符号化、
つまりイメージの送信データファイル化がなされる(S
T18)。
【0079】たとえば、原稿がA4サイズで送信先の用
紙サイズがLTサイズの場合、94%に縮小され、原稿
がA4サイズで送信先の用紙サイズがLGサイズの場
合、100%のまま縮小されず、原稿がB4サイズで送
信先の用紙サイズがコンピュータサイズの場合、97%
に縮小され、原稿がA3サイズで送信先の用紙サイズが
LDサイズの場合、94%に縮小される。
【0080】この符号化された画像デ−タはファクシミ
リインターフェース126により公衆回線2を介して接
続されている外部装置へ送信される(ST19)。この
1枚目の原稿に対する画像データの送信が正常に終了し
た際、原稿トレイ8上の次の原稿DがADF7により搬
送され、原稿載置台12上に載置され、上記ステップ1
7〜19の処理が行われる。以後、同様に、各原稿ごと
に上記ステップ17〜19の処理が行われる。
【0081】そして、原稿トレイ8上の原稿Dがなくな
り、画像データの送信が正常に終了した際(ST2
0)、メインCPU100は正常終了をRAM104に
記憶するとともに、処理を終了する。また、画像データ
の送信の途中です異常が生じた際(ST20)、メイン
CPU100は液晶表示部84でそのエラー内容を表示
するとともに、処理を終了する。
【0082】また、送信先の外部装置としてのディジタ
ル複写機3のメインCPU100は、公衆回線2からフ
ァクシミリインターフェース126を介して供給される
画像データを画像メモリ106に記憶し、この画像デー
タを圧縮/伸長回路134を用いて復号化し、プリンタ
部6へ出力される。これにより、プリンタ部6はその復
号化された画像データを用紙Pにプリントアウトする。
【0083】この際、あらかじめ回線接続時に送信され
てきた送信画像のサイズのデータに応じて、取り扱う画
像データのサイズや用紙のサイズが決定されている。ま
た、上記例では、A4サイズを送信する場合に、送信先
の用紙サイズがLTサイズかLGサイズかをあらかじめ
選択する場合について説明したが、これに限らず、送信
先との回線接続時のプロトコルにより、送信先の機器で
扱う用紙サイズを受信し、この受信内容により送信側で
の用紙サイズを決定するようにしても良い。
【0084】また、北米仕様のディジタル複写機3から
日本の国内仕様のディジタル複写機1等の外部装置へ画
像を送信する際の動作について、図13、図14に示す
フローチャートを参照しつつ説明する。
【0085】まず、利用者は送信原稿Dを原稿トレイ8
上に載置し、原稿サイズキー85により原稿サイズを入
力し、操作パネル80の液晶表示部84により、ファク
シミリ送信モードを選択し、ついで送信先の電話番号を
テンキー81により入力し、スタートキー94を入力す
る。これにより、原稿トレイ8上の1枚目の原稿DがA
DF7により搬送され、原稿載置台12上に載置され
る。
【0086】また、上記入力された電話番号により、メ
インCPU100は、海外送信の指定か国内送信の指定
かを判断する(ST31)。この際、国内送信を判断し
た場合、メインCPU100は、原稿の読取り倍率が1
00%と判断し、RAM104に設定し(ST32)、
ステップ43に進む。
【0087】この際、メインCPU100は、上記設定
された原稿サイズをRAM104に記憶している。ま
た、ステップ31において、海外送信を判断した場合、
メインCPU100は、電話番号内の国番号が北米か否
かにより、送信先の用紙仕向けがLT系列かAB系列か
を判断する(ST33)。この際、送信先の用紙仕向け
がLT系列と判断した場合、メインCPU100は、上
記ステップ2へ進む。
【0088】上記ステップ33において、送信先の用紙
仕向けがAB系列と判断した場合、メインCPU100
は、RAM104にLT系列からAB系列への変倍設定
機能のオンが設定されているか否かを判断する(ST3
4)。この際、LT系列からAB系列への変倍設定機能
がオフされていた場合、メインCPU100は、上記ス
テップ32へ進む。
【0089】上記ステップ34において、LT系列から
AB系列への変倍設定機能がオンされていた場合、メイ
ンCPU100は、原稿サイズがLTサイズ、LGサイ
ズ、LDサイズ、コンピュータサイズのいずれに設定さ
れているか否かを調べる(ST35、36、37、3
8)。
【0090】これにより、メインCPU100は、原稿
サイズがLTサイズの場合、倍率が97%と判断し(S
T39)、原稿サイズがLGサイズの場合、倍率が83
%と判断し(ST40)、LDサイズの場合、倍率が9
7%と判断し(ST41)、コンピュータサイズの場
合、倍率が99%と判断し(ST42)、その判断結果
をRAM104に設定する。
【0091】ついで、メインCPU100はプリンタイ
ンターフェース128を用いて、公衆回線2に接続する
(ST43)。メインCPU100は、プリンタインタ
ーフェース128を制御して入力された送信先の電話番
号にダイヤルする(ST44)。
【0092】このダイヤルに対して、公衆回線2からの
送信先との接続の可否に応じて、メインCPU100は
送信先と接続されたか否かを判断する(ST45)。こ
の判断により送信先に接続されない場合、所定の時間待
機状態となり、所定の時間になると上記ステップ44で
入力した送信先の電話番号を再ダイヤルする(ST4
6)。
【0093】上記ステップ45で送信先との接続がなさ
れた際、メインCPU100は送信先の外部装置3に対
して送信画像のサイズ等のデータを送信する。また、メ
インCPU100からの指示により上記スキャナ部6が
原稿載置台12上の原稿Dの画像を読み取って画像デー
タに変換し、この画像データが基本部CPU311内の
画像メモリ106に記憶される(ST47)。
【0094】ついで、メインCPU100は画像メモリ
106に記憶されている画像データを画像変換回路13
2により上記判断した倍率で縮小してからある、圧縮/
伸長回路134により符号化される(ST48)。
【0095】たとえば、原稿がLTサイズで送信先の用
紙サイズがA4サイズの場合、97%に縮小され、原稿
がLGサイズで送信先の用紙サイズがA4サイズの場
合、83%に縮小され、原稿がコンピュータサイズで送
信先の用紙サイズがB4サイズの場合、99%に縮小さ
れ、原稿がLDサイズで送信先の用紙サイズがA3サイ
ズの場合、97%に縮小される。
【0096】この符号化された画像デ−タはファクシミ
リインターフェース126により公衆回線2を介して接
続されている外部装置へ送信される(ST49)。この
1枚目の原稿に対する画像データの送信が正常に終了し
た際、原稿トレイ8上の次の原稿DがADF7により搬
送され、原稿載置台12上に載置され、上記ステップ4
7〜49の処理が行われる。以後、同様に、上記ステッ
プ47〜49の処理が行われる。
【0097】そして、原稿トレイ8上の原稿Dがなくな
り、画像データの送信が正常に終了した際(ST5
0)、メインCPU100は正常終了をRAM104に
記憶するとともに、処理を終了する。また、画像データ
の送信の途中です異常が生じた際(ST50)、メイン
CPU100は液晶表示部84でそのエラー内容を表示
するとともに、処理を終了する。
【0098】また、送信先の外部装置としてのディジタ
ル複写機1のメインCPU100は、公衆回線2からフ
ァクシミリインターフェース126を介して供給される
画像データを画像メモリ106に記憶し、この画像デー
タを符号変換回路132を用いて復号化し、プリンタ部
6へ出力される。これにより、プリンタ部6はその復号
化された画像データを用紙Pにプリントアウトする。
【0099】この際、あらかじめ回線接続時に送信され
てきた送信画像のサイズのデータに応じて、取り扱う画
像データのサイズや用紙のサイズが決定されている。ま
た、上記例では、電話番号の国番号により、送信先が日
本国内仕様か、北米仕様かにより、変倍処理を行う場合
について説明したが、これに限らず、あらかじめ設定さ
れている電話番号にファクシミリを行う場合にのみ、上
記変倍処理を実行するようにしても良い。この場合、液
晶表示部84により変倍処理を実行する電話番号入力モ
ードに設定し、このモードに基づいて電話番号をRAM
104に登録する。また、この登録されている電話番号
を用いて、ファクシミリ送信を行うようにしても良い。
【0100】上記したように、日本の国内仕様のAB系
のサイズを扱う機器から北米仕様のLT系のサイズを扱
う機器へファクシミリ送信する際に、送信側であらかじ
め倍率変更してから送信するようにしたものである。
【0101】また、北米仕様のLT系のサイズを扱う機
器から日本の国内仕様のAB系のサイズを扱う機器へフ
ァクシミリ送信する際に、送信側であらかじめ倍率変更
してから送信するようにしたものである。
【0102】これにより、画像データのファクシミリ送
信が行われた場合に、送信元の原稿サイズと送信先の印
刷する用紙サイズの違いにより、送信先での印刷時に、
画像欠落や頁分割が生じるのを防止できる。また、送信
先の機器の用紙がカット紙ではなく、感熱ロール紙の場
合には、副走査方向の長さについては考慮しなくて良
い。
【0103】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、送信元の原稿サイズと送信先の印刷する用紙サイズ
の違いにより、送信先での印刷時に、画像欠落や頁分割
が生じるのを防止できる画像処理装置および画像データ
送受信システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を説明するための画像デ
ータ送受信システムの概略構成を示す図。
【図2】AB系のサイズとLT系のサイズとを説明する
ための図。
【図3】ディジタル複写機の内部構成の概略を示す図。
【図4】操作パネルの構成を示す平面図。
【図5】ディジタル複写機の制御システムの概略構成を
示すブロック図。
【図6】スキャナ部の概略構成を示すブロック図。
【図7】基本部CPUの概略構成を示すブロック図。
【図8】プリンタ部の概略構成を示すブロック図。
【図9】画像を送信する際の倍率の関係を示す図。
【図10】画像を送信する際の倍率の関係を示す図。
【図11】日本国内仕様の複写機のファクシミリ機能に
よる送信動作を説明するためのフローチャート。
【図12】日本国内仕様の複写機のファクシミリ機能に
よる送信動作を説明するためのフローチャート。
【図13】北米仕様の複写機のファクシミリ機能による
送信動作を説明するためのフローチャート。
【図14】北米仕様の複写機のファクシミリ機能による
送信動作を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1、3…ディジタル複写機 2…公衆回線 D…原稿 4…スキャナ部 6…プリンタ部 80…操作パネル 84…液晶表示部 85…原稿サイズ設定キー 102…ROM 104…RAM 106…画像メモリ 126…ファクシミリインターフェース 311…基本部CPU

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を読取り画像データに変換する読取
    手段と、 上記画像データの送信先を指示する指示手段と、 上記原稿サイズと送信先の出力サイズを判断する第1の
    判断手段と、 この第1の判断手段により判断される原稿サイズと送信
    先の出力サイズとにより上記読取手段により読取った原
    稿の画像データの変倍処理する倍率を判断する第2の判
    断手段と、 この第2の判断手段により判断された倍率で、上記読取
    手段により読取った原稿の画像データを変倍処理する処
    理手段と、 この処理手段により変倍処理された画像データを上記指
    示手段により指示された送信先へ送信する送信手段と、 を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 原稿から読取った画像データを送信する
    送信元の第1の装置と、この第1の装置と回線を介して
    接続され、送信されてきた画像データを被画像形成媒体
    に画像形成する送信先の第2の装置とからなる画像デー
    タ送受信システムにおいて、 上記第1の装置が、 原稿を読取り画像データに変換する読取手段と、 上記画像データの送信先の第2の装置の電話番号を指示
    する指示手段と、 この指示手段による指示に応じて、上記第2の装置との
    回線が接続された際に、上記第2の装置から送信される
    被画像形成媒体のサイズと上記原稿のサイズとに応じた
    倍率を判断する判断手段と、 この判断手段により判断した倍率で、上記読取手段によ
    り読取った原稿の画像データを変倍処理する処理手段
    と、 この処理手段により変倍処理された画像データを上記回
    線が接続されている上記第2の装置へ送信する第1の送
    信手段とからなり、 上記第2の装置が、 上記第1の装置との回線が接続された際に、上記被画像
    形成媒体のサイズを上記第1の装置へ送信する第2の送
    信手段と、 上記回線が接続されている上記第1の装置からの画像デ
    ータを受信する受信手段と、 この受信手段により受信した画像データを被画像形成媒
    体に画像形成する画像形成手段とからなる、 ことを特徴とする画像データ送受信システム。
  3. 【請求項3】 原稿を読取り画像データに変換する読取
    手段と、 上記画像データの送信先を指示する指示手段と、 この指示手段に対応した送信先に応じて、変倍処理を行
    うか否かを設定する設定手段と、 この設定手段により変倍処理を行うことが設定されてい
    る際に、上記指示手段に対応した送信先に応じて、上記
    読取手段により読取った原稿の画像データを任意の倍率
    に変倍処理する処理手段と、 この処理手段により変倍処理された画像データ、あるい
    は上記設定手段により変倍処理を行わないことが設定さ
    れている際に、上記読取手段により読取った倍率のまま
    の画像データを、上記指示手段により指示された送信先
    へ送信する送信手段と、 を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 原稿を読取り画像データに変換する読取
    手段と、 上記画像データの送信先の電話番号を指示する指示手段
    と、 この指示手段により指示された電話番号内の国番号によ
    り変倍処理を行うか否かを判断する判断手段と、 この判断手段により変倍処理を行うことが判断されてい
    る際に、上記読取手段により読取った原稿の画像データ
    を任意の倍率に変倍処理する処理手段と、 この処理手段により変倍処理された画像データ、あるい
    は上記判断手段により変倍処理を行わないことが判断さ
    れている際に、上記読取手段により読取った倍率のまま
    の画像データを、上記指示手段により指示された送信先
    へ送信する送信手段と、 を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】 原稿を読取り画像データに変換する読取
    手段と、 上記画像データの送信先の電話番号を指示する指示手段
    と、 この指示手段により指示された電話番号内の国番号に応
    じて、変倍処理を行うか否かを設定する設定手段と、 この設定手段により変倍処理を行うことが設定されてい
    る際に、上記指示手段により指示された電話番号内の国
    番号により変倍処理を行うか否かを判断する判断手段
    と、 この判断手段により変倍処理を行うことが判断されてい
    る際に、上記読取手段により読取った原稿の画像データ
    を任意の倍率に変倍処理する処理手段と、 この処理手段により変倍処理された画像データ、あるい
    は上記判断手段により変倍処理を行わないことが判断さ
    れていたり、上記設定手段により変倍処理を行わないこ
    とが設定されている際に、上記読取手段により読取った
    倍率のままの画像データを、上記指示手段により指示さ
    れた送信先へ送信する送信手段と、 を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 原稿を読取り画像データに変換する読取
    手段と、 上記画像データの送信先の電話番号を指示する指示手段
    と、 変倍処理を行う送信先の電話番号を記憶している記憶手
    段と、 上記指示手段により指示された電話番号が上記記憶手段
    に記憶されている電話番号と一致するか否かにより、変
    倍処理を行うか否かを判断する判断手段と、 この判断手段により変倍処理を行うことが判断されてい
    る際に、上記読取手段により読取った原稿の画像データ
    を任意の倍率に変倍処理する処理手段と、 この処理手段により変倍処理された画像データ、あるい
    は上記判断手段により変倍処理を行わないことが判断さ
    れている際に、上記読取手段により読取った倍率のまま
    の画像データを、上記指示手段により指示された送信先
    へ送信する送信手段と、 を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  7. 【請求項7】 AB系のサイズの原稿から読取った画像
    データを送信する送信元の第1の装置と、この第1の装
    置と回線を介して接続され、送信されてきた画像データ
    をLT系のサイズの被画像形成媒体に画像形成する送信
    先の第2の装置とからなる画像データ送受信システムに
    おいて、 上記第1の装置が、 原稿を読取り画像データに変換する読取手段と、 上記画像データの送信先の第2の装置の電話番号を指示
    する指示手段と、 この指示手段による指示に応じて、上記原稿のサイズに
    対応した倍率を判断する判断手段と、 この判断手段により判断した倍率で、上記読取手段によ
    り読取った原稿の画像データを変倍処理する処理手段
    と、 この処理手段により変倍処理された画像データを上記回
    線が接続されている上記第2の装置へ送信する送信手段
    とからなり、 上記第2の装置が、 上記回線が接続されている上記第1の装置からの画像デ
    ータを受信する受信手段と、 この受信手段により受信した画像データを被画像形成媒
    体に画像形成する画像形成手段とからなる、 ことを特徴とする画像データ送受信システム。
  8. 【請求項8】 LT系のサイズの原稿から読取った画像
    データを送信する送信元の第1の装置と、この第1の装
    置と回線を介して接続され、送信されてきた画像データ
    をAB系のサイズの被画像形成媒体に画像形成する送信
    先の第2の装置とからなる画像データ送受信システムに
    おいて、 上記第1の装置が、 原稿を読取り画像データに変換する読取手段と、 上記画像データの送信先の第2の装置の電話番号を指示
    する指示手段と、 この指示手段による指示に応じて、上記原稿のサイズに
    対応した倍率を判断する判断手段と、 この判断手段により判断した倍率で、上記読取手段によ
    り読取った原稿の画像データを変倍処理する処理手段
    と、 この処理手段により変倍処理された画像データを上記回
    線が接続されている上記第2の装置へ送信する送信手段
    とからなり、 上記第2の装置が、 上記回線が接続されている上記第1の装置からの画像デ
    ータを受信する受信手段と、 この受信手段により受信した画像データを被画像形成媒
    体に画像形成する画像形成手段とからなる、 ことを特徴とする画像データ送受信システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007060065A (ja) * 2005-08-23 2007-03-08 Brother Ind Ltd 画像処理プログラムおよび画像処理装置

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