JPH10210270A - 画像読取装置と画像形成装置 - Google Patents

画像読取装置と画像形成装置

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JPH10210270A
JPH10210270A JP9007895A JP789597A JPH10210270A JP H10210270 A JPH10210270 A JP H10210270A JP 9007895 A JP9007895 A JP 9007895A JP 789597 A JP789597 A JP 789597A JP H10210270 A JPH10210270 A JP H10210270A
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JP
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storing
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JP9007895A
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Inventor
Mitsuru Hatano
充 波多野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、定型サイズの原稿を読取り記憶
するものにおいて、スケール影が読取られずに画像デー
タを記憶することができ、さらに符号化のデータ量を少
なくでき、記憶枚数の増加が図れる。 【解決手段】 この発明は、定型サイズ領域の外周に非
有効画像領域を設け、ページメモリ121に記憶する際
に、有効画像領域の画像データのみを記憶するようにし
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ページメモリを
有するデジタル複写機等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にイメージ情報を扱うデジタル複写
機等において、スキャナにより読取った画像データを記
憶する画像メモリとしてのページメモリ部を有するもの
が実用化されている。
【0003】また、画像メモリを有効に使用するために
画像は圧縮(符号化)して画像ファイルに蓄積される。
このような機器では、定型原稿のすべての領域を有効画
像領域として読取り、符号化を実施している。
【0004】このように、定型サイズ領域の読取り画像
の全てを取り扱うため、特に原稿スケールに突き当てで
原稿セットがなされる場合、スケール影が読取られてし
まうという不具合がある。また、符号化された画像デー
タを記憶する画像ファイル容量としての記憶枚数に影響
をおよぼしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、定型
サイズ領域の読取り画像の全てを記憶していたため、ス
ケール影が読取られてしまったり、符号化された画像デ
ータを記憶する画像ファイル容量としての記憶枚数に影
響をおよぼしていたという欠点を除去するもので、画像
メモリを用いて画像データを記憶するものにおいて、定
型サイズ領域の外周に非有効画像領域を設け、スケール
影が読取られずに画像データを記憶することができ、符
号化のデータ量を少なくでき、記憶枚数の増加が図れる
画像読取装置と画像形成装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の画像読取装置
は、原稿画像を読取る読取手段、原稿の外枠から所定距
離の領域の非有効画像領域を設定する設定手段、上記読
取手段で読取った画像データから上記設定手段により設
定されている非有効画像領域の内側の領域の画像データ
を抽出する抽出手段、およびこの抽出手段により抽出さ
れた画像データを記憶する記憶手段から構成されてい
る。
【0007】この発明の画像読取装置は、定型サイズの
原稿画像を読取る読取手段、原稿の外枠から所定距離の
領域の非有効画像領域を設定する設定手段、上記読取手
段で読取った画像データから上記設定手段により設定さ
れている非有効画像領域の内側の領域の画像データを抽
出する抽出手段、この抽出手段により抽出されたビット
マップデータとしての1頁分の画像データを記憶する第
1の記憶手段、この第1の記憶手段に記憶された画像デ
ータを符号化する符号化手段、およびこの符号化手段に
より符号化された画像データを複数頁分記憶する第2の
記憶手段から構成されている。
【0008】この発明の画像形成装置は、原稿画像を読
取る読取手段、原稿の外枠から所定距離の領域の非有効
画像領域を設定する設定手段、上記読取手段で読取った
画像データから上記設定手段により設定されている非有
効画像領域の内側の領域の画像データを抽出する抽出手
段、この抽出手段により抽出された画像データを記憶す
る記憶手段、およびこの記憶手段に記憶された画像デー
タに基づいて被画像形成媒体に画像を形成する画像形成
手段から構成されている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例につい
て図面を参照して説明する。すなわち、この発明を複写
機、ファクシミリ、プリンタの3機能を有する複合形の
画像形成装置の実施例について説明する。
【0010】図1はこの発明の画像形成装置の一例とし
てのデジタル複写機の内部構造を示す断面図である。図
1に示すように、デジタル複写機は装置本体10を備
え、この装置本体10内には、後述する読取手段として
機能するスキャナ部4、および画像形成手段として機能
するプリンタ部6が設けられている。
【0011】装置本体10の上面には、読取対象物、つ
まり原稿Dが載置される透明なガラスからなる原稿載置
台12が設けられている。また、装置本体10の上面に
は、原稿載置台12上に原稿を自動的に送る自動原稿送
り装置7(以下、ADFと称する)が配設されている。
このADF7は、原稿載置台12に対して開閉可能に配
設され、原稿載置台12に載置された原稿Dを原稿載置
台12に密着させる原稿押さえとしても機能する。
【0012】ADF7は、原稿Dがセットされる原稿ト
レイ8、原稿の有無を検出するエンプティセンサ9、原
稿トレイ8から原稿を一枚づつ取り出すピックアップロ
ーラ14、取り出された原稿を搬送する給紙ローラ1
5、原稿の先端を整位するアライニングローラ対16、
原稿載置台12のほぼ全体を覆うように配設された搬送
ベルト18を備えている。そして、原稿トレイ8に上向
きにセットされた複数枚の原稿は、その最下の頁、つま
り、最終頁から順に取り出され、アライニングローラ対
16により整位された後、搬送ベルト18によって原稿
載置台12の所定位置へ搬送される。
【0013】ADF7において、搬送ベルト18を挟ん
でアライニングローラ対16と反対側の端部には、反転
ローラ20、非反転センサ21、フラッパ22、排紙ロ
ーラ23が配設されている。後述するスキャナ部4によ
り画像情報の読み取られた原稿Dは、搬送ベルト18に
より原稿載置台12上から送り出され、反転ローラ2
0、フラッパ21、および排紙ローラ22を介してAD
F7上面の原稿排紙部24上に排出される。原稿Dの裏
面を読み取る場合、フラッパ22を切換えることによ
り、搬送ベルト18によって搬送されてきた原稿Dは、
反転ローラ20によって反転された後、再度搬送ベルト
18により原稿載置台12上の所定位置に送られる。
【0014】装置本体10内に配設されたスキャナ部4
は、原稿載置台12に載置された原稿Dを照明する光源
としての露光ランプ25、および原稿Dからの反射光を
所定の方向に偏向する第1のミラー26を有し、これら
の露光ランプ25および第1のミラー26は、原稿載置
台12の下方に配設された第1のキャリッジ27に取り
付けられている。
【0015】第1のキャリッジ27は、原稿載置台12
と平行に移動可能に配置され、図示しない歯付きベルト
等を介して駆動モータにより、原稿載置台12の下方を
往復移動される。
【0016】また、原稿載置台12の下方には、原稿載
置台12と平行に移動可能な第2のキャリッジ28が配
設されている。第2のキャリッジ28には、第1のミラ
ー26により偏向された原稿Dからの反射光を順に偏向
する第2および第3のミラー30、31が互いに直角に
取り付けられている。第2のキャリッジ28は、第1の
キャリッジ27を駆動する歯付きベルト等により、第1
のキャリッジ27に対して従動されるとともに、第1の
キャリッジに対して、1/2の速度で原稿載置台12に
沿って平行に移動される。
【0017】また、原稿載置台12の下方には、第2の
キャリッジ28上の第3のミラー31からの反射光を集
束する結像レンズ32と、結像レンズにより集束された
反射光を受光して光電変換するCCDセンサ34とが配
設されている。結像レンズ32は、第3のミラー31に
より偏向された光の光軸を含む面内に、駆動機構を介し
て移動可能に配設され、自身が移動することで反射光を
所望の倍率で結像する。そして、CCDセンサ34は、
入射した反射光を光電変換し、読み取った原稿Dに対応
する電気信号を出力する。
【0018】一方、プリンタ部6は、潜像形成手段とし
て作用するレーザ露光装置40を備えている。レーザ露
光装置40は、光源としての半導体レーザ41と、半導
体レーザ41から出射されたレーザ光を連続的に偏向す
る走査部材としてのポリゴンミラー36と、ポリゴンミ
ラー36を後述する所定の回転数で回転駆動する走査モ
ータとしてもポリゴンモータ37と、ポリゴンミラーか
らのレーザ光を偏向して後述する感光体ドラム44へ導
く光学系42とを備えている。このような構成のレーザ
露光装置40は、装置本体10の図示しない支持フレー
ムに固定支持されている。
【0019】半導体レーザ41は、スキャナ部4により
読み取られた原稿Dの画像情報、あるいはファクシミリ
送受信文書情報等に応じてオン・オフ制御され、このレ
ーザ光はポリゴンミラー36および光学系42を介して
感光体ドラム44へ向けられ、感光体ドラム44周面を
走査することにより感光体ドラム44周面上に静電潜像
を形成する。
【0020】また、プリンタ部6は、装置本体10のほ
ぼ中央に配設された像担持体としての回転自在な感光体
ドラム44を有し、感光体ドラム44周面は、レーザ露
光装置40からのレーザ光により露光され、所望の静電
潜像が形成される。感光体ドラム44の周囲には、ドラ
ム周面を所定の電荷に帯電させる帯電チャージャ45、
感光体ドラム44周面上に形成された静電潜像に現像剤
としてのトナーを供給して所望の画像濃度で現像する現
像器46、後述する用紙カセットから給紙された被転写
材、つまり、コピー用紙Pを感光体ドラム44から分離
させるための剥離チャージャ47を一体に有し、感光体
ドラム44に形成されたトナー像を用紙Pに転写させる
転写チャージャ48、感光体ドラム44周面からコピー
用紙Pを剥離する剥離爪49、感光体ドラム44周面に
残留したトナーを清掃する清掃装置50、および、感光
体ドラム44周面の除電する除電器51が順に配置され
ている。
【0021】装置本体10内の下部には、それぞれ装置
本体から引出し可能な上段カセット52、中段カセット
53、下段カセット54が互いに積層状態に配設され、
各カセット内にはサイズの異なるコピー用紙が装填され
ている。これらのカセットの側方には大容量フィーダ5
5が設けられ、この大容量フィーダ55には、使用頻度
の高いサイズのコピー用紙P、例えば、A4サイズのコ
ピー用紙Pが約3000枚収納されている。また、大容
量フィーダ55の上方には、手差しトレイ56を兼ねた
給紙カセット57が脱着自在に装着されている。
【0022】装置本体10内には、各カセットおよび大
容量フィーダ55から感光体ドラム44と転写チャージ
ャ48との間に位置した転写部を通って延びる搬送路5
8が形成され、搬送路58の終端には定着ランプ60a
を有する定着装置60が設けられている。定着装置60
に対向した装置本体10の側壁には排出口61が形成さ
れ、排出口61にはシングルトレイのフィニッシャ15
0が装着されている。
【0023】上段カセット52、中段カセット53、下
段カセット54、給紙カセット57の近傍および大容量
フィーダ55の近傍には、カセットあるいは大容量フィ
ーダから用紙Pを一枚づつ取り出すピックアップローラ
63がそれぞれ設けられている。また、搬送路58に
は、ピックアップローラ63により取り出されたコピー
用紙Pを搬送路58を通して搬送する多数の給紙ローラ
対64が設けられている。
【0024】搬送路58において感光体ドラム44の上
流側にはレジストローラ対65が設けられている。レジ
ストローラ対65は、取り出されたコピー用紙Pの傾き
を補正するとともに、感光体ドラム44上のトナー像の
先端とコピー用紙Pの先端とを整合させ、感光体ドラム
44周面の移動速度と同じ速度でコピー用紙Pを転写部
へ給紙する。レジストローラ対65の手前、つまり、給
紙ローラ64側には、コピー用紙Pの到達を検出するア
ライニング前センサ66が設けられている。
【0025】ピックアップローラ63により各カセット
あるいは大容量フィーダ55から1枚づつ取り出された
コピー用紙Pは、給紙ローラ対64によりレジストロー
ラ対65へ送られる。そして、コピー用紙Pは、レジス
トローラ対65により先端が整位された後、転写部に送
られる。
【0026】転写部において、感光体ドラム44上に形
成された現像剤像、つまり、トナー像が、転写チャージ
ャ48により用紙P上に転写される。トナー像の転写さ
れたコピー用紙Pは、剥離チャージャ47および剥離爪
49の作用により感光体ドラム44周面から剥離され、
搬送路52の一部を構成する搬送ベルト67を介して定
着装置60に搬送される。そして、定着装置60によっ
て現像剤像がコピー用紙Pに溶融定着さた後、コピー用
紙Pは、給紙ローラ対68および排紙ローラ対69によ
り排出口61を通してフィニッシャ150上へ排出され
る。
【0027】搬送路58の下方には、定着装置60を通
過したコピー用紙Pを反転して再びレジストローラ対6
5へ送る自動両面装置70が設けられている。自動両面
装置70は、コピー用紙Pを一時的に集積する一時集積
部71と、搬送路58から分岐し、定着装置60を通過
したコピー用紙Pを反転して一時集積部71に導く反転
路72と、一時集積部に集積されたコピー用紙Pを一枚
づつ取り出すピックアップローラ73と、取り出された
用紙を搬送路74を通してレジストローラ対65へ給紙
する給紙ローラ75とを備えている。また、搬送路58
と反転路72との分岐部には、コピー用紙Pを排出口6
1あるいは反転路72に選択的に振り分ける振り分けゲ
ート76が設けられている。
【0028】両面コピーを行う場合、定着装置60を通
過したコピ用紙Pは、振り分けゲート76により反転路
72に導かれ、反転された状態で一時集積部71に一時
的に集積された後、ピックアップローラ73および給紙
ローラ対75により、搬送路74を通してレジストロー
ラ対65へ送られる。そして、コピー用紙Pはレジスト
ローラ対65により整位された後、再び転写部に送ら
れ、コピー用紙Pの裏面にトナー像が転写される。その
後、コピー用紙Pは、搬送路58、定着装置60および
排紙ローラ69を介してフィニッシャ150に排紙され
る。
【0029】フィニッシャ150は排出された一部構成
の文書を一部単位でステープル止めし貯めていくもので
ある。ステープルするコピー用紙Pが一枚排出口61か
ら排出される度にガイドバー151にてステープルされ
る側に寄せて整合する。全てが排出され終わると紙押え
アーム152が排出された一部単位のコピー用紙Pを抑
えステープラユニット(図示しない)がステープル止め
を行う。その後、ガイドバー151が下がり、ステープ
ル止めが終わったコピー用紙Pはその一部単位でフィニ
ッシャ排出ローラ155にてそのフィニッシャ排出トレ
イ154に排出される。フィニッシャ排出トレイ154
の下がる量は排出されるコピー用紙Pの枚数によりある
程度決められ、一部単位に排出される度にステップ的に
下がる。また排出されるコピー用紙Pを整合するガイド
バー151はフィニッシャ排出トレイ154上に載った
既にステープル止めされたコピー用紙Pに当たらないよ
うな高さの位置にある。
【0030】また、フィニッシャ排出トレイ154は、
ソートモード時、一部ごとにシフト(たとえば、前後左
右の4つの方向へ)するシフト機構(図示しない)に接
続されている。
【0031】図2には、図1におけるデジタル複写機の
電気的接続および制御のための信号の流れを概略的に表
わすブロック図が示されている。図2によれば、デジタ
ル複写機において、主制御部90内のメインCPU91
とスキャナ部4のスキャナCPU100とプリンタ部6
のプリンタCPU110の3つのCPUで構成される。
メインCPU91は、プリンタCPU110と共有RA
M95を介して双方向通信を行うものであり、メインC
PU91は動作指示をだし、プリンタCPU110は状
態ステータスを返すようになっている。プリンタCPU
110とスキャナCPU100はシリアル通信を行い、
プリンタCPU110は動作指示をだし、スキャナCP
U100は状態ステータスを返すようになっている。
【0032】メインCPU91には、操作パネル80が
接続されている。この操作パネル80は、上記装置本体
10の上部全面に設けられ、オペレータによる種々の設
定がなされるようになっている。この操作パネル80
は、プリントを指示するプリントキー81、種々の状態
等を表示する液晶表示部82等により構成されている。
【0033】主制御部90は、メインCPU91、RO
M92、RAM93、NVM94、共有RAM95、画
像処理部96、およびインターフェース97によって構
成されている。
【0034】メインCPU91は、主制御部90の全体
を制御するものである。ROM92は、制御プログラム
が記憶されている。RAM93は、一時的にデータを記
憶するものである。
【0035】NVM(持久ランダムアクセスメモリ:n
onvolatile RAM)94は、バッテリ(図
示しない)にバックアップされた不揮発性のメモリであ
り、電源を切った時NVM94上のデータを保持するよ
うになっている。
【0036】共有RAM95は、メインCPU91とプ
リンタCPU110との間で、双方向通信を行うために
用いるものである。画像処理部96は、読取った画像デ
ータの波形整形等を行うものである。
【0037】インターフェース97は、メインCPU9
1と画像データを記憶するページメモリ部120との制
御データのやりとりをする回路である。スキャナ部4
は、スキャナ部4の全体を制御するスキャナCPU10
0、制御プログラム等が記憶されているROM101、
データ記憶用のRAM102、CCDセンサ34を駆動
するCCDドライバ103、露光ランプ25およびミラ
ー26、27、28等を移動するモータの回転を制御す
るスキャンモータドライバ104、CCDセンサ34か
らのアナログ信号をディジタル信号に変換するA/D変
換回路とCCDセンサ34のばらつきあるいは周囲の温
度変化などに起因するCCDセンサ34からの出力信号
に対するスレッショルドレベルの変動を補正するための
シェーディング補正回路とシェーディング補正回路から
のシェーディング補正されたディジタル信号を一旦記憶
するラインメモリからなる画像補正部105によって構
成されている。
【0038】プリンタ部6は、プリンタ部6の全体を制
御するプリンタCPU110、制御プログラム等が記憶
されているROM111、データ記憶用のRAM11
2、半導体レーザ41による発光をオン/オフするレー
ザドライバ113、レーザユニット40のポリゴンモー
タ37の回転を制御するポリゴンモータドライバ11
4、搬送路58による用紙Pの搬送を制御する紙搬送部
115、帯電チャージャ45、現像器46、転写チャー
ジャ48を用いて帯電、現像、転写を行う現像プロセス
部116、定着器60を制御する定着制御部117、お
よびオプション部118によって構成されている。
【0039】ページメモリ部120は、ページメモリ1
21、符号メモリ122、符号/復号化部123、メモ
リ制御部124、およびページメモリ制御部125によ
って構成されている。
【0040】ページメモリ121は、スキャナ部4によ
り読取った1ページ分の画像データ(ビットマップデー
タ:画像イメージ)をそのまま記憶したり、符号メモリ
122から読出され符号/復号化部123によって復号
化された1ページ分の画像データを記憶するメモリであ
る。
【0041】符号メモリ122は、インターフェース9
7を介してメインCPU91からの制御信号が供給さ
れ、ページメモリ121からの1ページ分の画像データ
を符号/復号化部123によって符号化つまり圧縮され
た画像データを複数ページ分記憶するファイルメモリで
ある。
【0042】符号/復号化部123は、ページメモリ1
21からの1ページ分の画像データの符号化つまり圧縮
処理(MH、MR、MMR等)を行ったり、符号メモリ
122からの符号化されている画像データの復号化つま
り伸長処理を行うものである。
【0043】メモリ制御部124は、インターフェース
97を介してメインCPU91からの制御信号が供給さ
れ、符号メモリ122と符号/復号化部123とを制御
するものである。
【0044】ページメモリ制御部125は、インターフ
ェース97を介してメインCPU91からの制御信号が
供給され、ページメモリ121を制御し、スキャナ部4
の画像補正装置105から画像バス130を介して供給
される画像データや符号/復号化部123によって復号
化された画像データをページメモリ121に記憶した
り、ページメモリ121に記憶されている画像データを
符号/復号化部123や画像バス130を介してプリン
タ部6のレーザドライバ113へ読出したりするもので
ある。
【0045】ページメモリ制御部125は、画像補正装
置105からの画像データをページメモリ121に記憶
する際、あらかじめ設定されている1ページ分の画像領
域識別設定範囲内の画像データを記憶するようになって
いる。この画像領域識別設定範囲としての主走査画素数
とライン数が、ページメモリ制御部125内の図示しな
いカウンタに設定されている。
【0046】この設定は、操作パネル80からの指示に
より、変更できるようになっており、この変更内容がメ
インCPU91およびインターフェース97を介してペ
ージメモリ制御部125に供給されることにより、ペー
ジメモリ制御部125内の画像領域識別設定範囲として
の主走査画素数とライン数の設定が変更されるようにな
っている。
【0047】上記ページメモリ制御部125によるペー
ジメモリ121への画像データの記憶処理について、図
3に示す原稿に対する垂直同期信号と水平同期信号と、
図4、図5に示すタイミングチャートを参照しつつ説明
する。
【0048】すなわち、ページメモリ制御部125で扱
われる水平同期信号SHDEN−0の主走査開始位置タ
イミングを変更し、この主走査開始位置からの有効画素
数に基づいて画素信号を有効としてページメモリ121
に記憶する。また、ページメモリ制御部125で扱われ
る垂直同期信号SVDEN−0の副走査開始位置タイミ
ングを変更し、この副走査開始位置からの有効ライン数
に基づいて画素信号を有効としてページメモリ121に
記憶する。
【0049】上記ページメモリ制御部125で主走査開
始位置からの有効画素数、副走査開始位置からの有効ラ
イン数は、操作パネル80からの指示に基づいてあらか
じめメインCPU91により設定されている。
【0050】図4の(a)(b)は、副走査方向の有効
ライン数について説明したものであり、図4の(a)は
垂直同期信号SVDEN−0を示し、図4の(b)は水
平同期信号SHDEN−0を示す。
【0051】すなわち、画像ライン数がメインCPU9
1の設定数まで有効ラインとして読取り、それ以降は、
無効ラインとして無視する(書込まない)ようになって
いる。
【0052】図5の(a)(b)(c)は、主走査方向
の有効画素数について説明したものであり、図5の
(a)は水平同期信号SHDEN−0を示し、図5の
(b)はデータクロックSDCLK−1を示し、図5の
(c)は画素データSDATA−1を示す。
【0053】すなわち、画素数がメインCPU91の設
定数まで有効画素として画素データSDATA−1を読
取り、それ以降は、無効画素として画素データSDAT
A−1を無視する(書込まない)ようになっている。
【0054】すなわち、画像画素数をメインCPU91
の設定数まで有効画素として読取り、それ以降は、無効
画素として無視する(書込まない)ようになっている。
上記(スキャナ)垂直同期信号SVDEN−0は、信号
が“L”の時に垂直画像(副走査)が有効でありことを
示し、(スキャナ)水平同期信号SHDEN−0は、信
号が“L”の時に水平画像(主走査)が有効であること
を示し、(スキャナシリアル)データクロックSDCL
K−1は、信号の立上がりエッジで画像データが有効で
あることを示し、(スキャナ)画素データSDATA−
1は、信号が“H”の時黒画素、信号が“L”の時白画
素であることを示している。
【0055】また、画像処理部96、ページメモリ12
1、画像補正部105、レーザドライバ113は、画像
データバス130によって接続されている。次に、上記
のような構成において、スキャナ部4で読取られた画像
データの記憶動作を説明する。
【0056】すなわち、スキャナ部4で読取られた画像
データは画像補正部105で画像が補正された後、画像
バス130を介して画像処理部96で波形整形がなされ
た後、画像バス130を介してページメモリ121に供
給される。この際、ページメモリ制御部125は、あら
かじめ設定されている1ページ分の画像領域識別設定範
囲内の画像データをページメモリ121に記憶する。こ
のページメモリ121に記憶された画像データをさらに
ファイル化する場合、符号/復号化部123により符号
化(圧縮)された後、符号メモリ122に記憶される。
【0057】次に、符号メモリ122に記憶されている
画像データを読出してプリンタ部6でプリントする動作
を説明する。すなわち、符号メモリ122に記憶されて
いる画像データを読出し、符号/復号化部123により
復号化(伸長)された後、元の画像データに戻してペー
ジメモリ121に記憶する。このページメモリ121に
記憶された画像データは、画像バス130を介してプリ
ント部6内のレーザドライバ113へ出力される。これ
により、プリント部6によりページメモリ121から画
像データが印刷される。この際、印刷有効データを主走
査方向、副走査方向のいずれも印刷開始位置を実印刷領
域からずらして出力することにより、印刷周囲の非有効
画像領域には何も印刷されず、スケール影が出ない。
【0058】したがって、A4サイズ(210mm×2
97mm)を400dpiの解像度で全画像サイズを有
効領域として読取る場合は、 210×400/25.4×297×400/25.4
=1.8439MB これに対して、紙サイズの全周2mmを非有効画像領域
として設定した場合は、 206×400/25.4×
293×400/25.4=1.7844MB となり、画像メモリ領域(ページメモリ)の削減が可能
となる。
【0059】すなわち、スケール影等の非有効画像を読
取らずに画像頁メモリに取り込むことができ、ページメ
モリの容量を少なくでき、主走査方向の画素数、副走査
方向のライン数を少なくすることで、符号化データ量を
少なくでき、結果として、符号メモリにおける画像蓄積
データ量が増加する。
【0060】また、紙サイズの全周2mmを非有効画像
領域として設定したが、全周5mm等他の値を非有効画
像領域として設定するようにしても良い。また、原稿読
出し開始側の端部側だけであっても良い。
【0061】また、原稿載置台上の原稿のセットが、原
稿手動セット時はスケール突き当て基準で、ADFによ
るセット時はスケール中央基準の場合は、そのセット方
法によって非画像領域を設ける/設けない等の設定を、
あらかじめユーザ、サービスマンにより不揮発性のメモ
リにセットして分けるという使い方をするようにしても
良い。
【0062】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、定型サイズ領域の外周に非有効画像領域を設け、ス
ケール影が読取られずに画像データを記憶することがで
き、符号化のデータ量を少なくでき、記憶枚数の増加が
図れる画像読取装置と画像形成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を説明するためのデジタル
複写機の概略構成を示す断面図。
【図2】デジタル複写機の概略構成を示すブロック図。
【図3】原稿に対する垂直同期信号と水平同期信号の関
係を説明するための図。
【図4】副走査方向の有効ライン数を説明するための垂
直同期信号と水平同期信号のタイミングチャート。
【図5】主走査方向の有効画素数を説明するための水平
同期信号とデータクロックと画素データのタイミングチ
ャート。
【符号の説明】
4…スキャナ部 6…プリンタ部 80…操作パネル 91…メインCPU 96…画像処理部 97…インターフェース 120…ページメモリ部 121…ページメモリ 122…符号メモリ 123…符号/復号化部 124…メモリ制御部 125…ページメモリ制御部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を読取る読取手段と、 原稿の外枠から所定距離の領域の非有効画像領域を設定
    する設定手段と、 上記読取手段で読取った画像データから上記設定手段に
    より設定されている非有効画像領域の内側の領域の画像
    データを抽出する抽出手段と、 この抽出手段により抽出された画像データを記憶する記
    憶手段と、 を具備したことを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 定型サイズの原稿画像を読取る読取手段
    と、 原稿の外枠から所定距離の領域の非有効画像領域を設定
    する設定手段と、 上記読取手段で読取った画像データから上記設定手段に
    より設定されている非有効画像領域の内側の領域の画像
    データを抽出する抽出手段と、 この抽出手段により抽出されたビットマップデータとし
    ての1頁分の画像データを記憶する第1の記憶手段と、 この第1の記憶手段に記憶された画像データを符号化す
    る符号化手段と、 この符号化手段により符号化された画像データを複数頁
    分記憶する第2の記憶手段と、 を具備したことを特徴とする画像読取装置。
  3. 【請求項3】 定型サイズの原稿画像を読取る読取手段
    と、 原稿の外枠から所定距離の領域の非有効画像領域を設定
    する設定手段と、 上記読取手段で読取った画像データから上記設定手段に
    より設定されている非有効画像領域の内側の領域の画像
    データを抽出する抽出手段と、 この抽出手段により抽出されたビットマップデータとし
    ての1頁分の画像データを記憶する第1の記憶手段と、 この第1の記憶手段に記憶された画像データを符号化す
    る符号化手段と、 この符号化手段により符号化された画像データを複数頁
    分記憶する第2の記憶手段と、 この第2の記憶手段に記憶された画像データを読出して
    復号化する復号化手段と、 この復号化手段により復号化された画像データを上記第
    1の記憶手段に記憶する処理手段と、 を具備したことを特徴とする画像読取装置。
  4. 【請求項4】 原稿画像を読取る読取手段と、 原稿の外枠から所定距離の領域の非有効画像領域を設定
    する設定手段と、 上記読取手段で読取った画像データから上記設定手段に
    より設定されている非有効画像領域の内側の領域の画像
    データを抽出する抽出手段と、 この抽出手段により抽出された画像データを記憶する記
    憶手段と、 この記憶手段に記憶された画像データに基づいて被画像
    形成媒体に画像を形成する画像形成手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 定型サイズの原稿画像を読取る読取手段
    と、 原稿の外枠から所定距離の領域の非有効画像領域を設定
    する設定手段と、 上記読取手段で読取った画像データから上記設定手段に
    より設定されている非有効画像領域の内側の領域の画像
    データを抽出する抽出手段と、 この抽出手段により抽出されたビットマップデータとし
    ての1頁分の画像データを記憶する第1の記憶手段と、 この第1の記憶手段に記憶された画像データを符号化す
    る符号化手段と、 この符号化手段により符号化された画像データを複数頁
    分記憶する第2の記憶手段と、 この第2の記憶手段に記憶された画像データを読出して
    復号化する復号化手段と、 この復号化手段により復号化された画像データを上記第
    1の記憶手段に記憶する処理手段と、 この処理手段により上記第1の記憶手段に記憶された画
    像データに基づいて被画像形成媒体に画像を形成する画
    像形成手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 定型サイズの原稿画像を読取る読取手段
    と、 原稿の外枠から所定距離の領域の非有効画像領域を設定
    する設定手段と、 上記読取手段で読取った画像データから上記設定手段に
    より設定されている非有効画像領域の内側の領域の画像
    データを抽出する抽出手段と、 この抽出手段により抽出されたビットマップデータとし
    ての1頁分の画像データを記憶する第1の記憶手段と、 この第1の記憶手段に記憶された画像データを符号化す
    る符号化手段と、 この符号化手段により符号化された画像データを複数頁
    分記憶する第2の記憶手段と、 この第2の記憶手段に記憶された画像データを読出して
    復号化する復号化手段と、 この復号化手段により復号化された画像データを上記第
    1の記憶手段に記憶する処理手段と、 画像形成時に画像形成開始位置を上記設定手段にて設定
    された非有効画像領域分ずらし、上記処理手段により上
    記第1の記憶手段に記憶された画像データに基づいて被
    画像形成媒体に画像を形成する画像形成手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007174479A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Fuji Xerox Co Ltd 読取制御システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007174479A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Fuji Xerox Co Ltd 読取制御システム

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