JPH06103410A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH06103410A
JPH06103410A JP4250208A JP25020892A JPH06103410A JP H06103410 A JPH06103410 A JP H06103410A JP 4250208 A JP4250208 A JP 4250208A JP 25020892 A JP25020892 A JP 25020892A JP H06103410 A JPH06103410 A JP H06103410A
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JP4250208A
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English (en)
Inventor
Takeshi Morikawa
武 森川
Yoshikazu Ikenoue
義和 池ノ上
Takashi Morikawa
高志 森川
Katsuhito Shinkawa
勝仁 新川
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Priority to US08/123,442 priority patent/US5649033A/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オペレータが原稿の上下方向の向きを意識す
ることなく自動的に原稿の上下方向が統一された出力画
像を得ることができる画像処理装置を提供する。 【構成】 CPU3は画像データを画像メモリ304よ
り読出し、画像中の文字領域を切出し、文字認識を文字
方向0°、90°、180°、270°のそれぞれの方
向で行なうことにより、画像中の文字の方向、つまり画
像の天地およびランドスケープ、ポートレートであるか
の検知を行なう。その後原稿画像の天地方向等のデータ
に基づいて画像データを回転処理部307、変倍処理部
309で処理することにより、所望の複写用紙に所望の
方向の出力画像を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は画像処理装置に関し、
特に原稿画像の向きにかかわらず所定方向に画像が出力
される画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機のような画像処理装置にお
いては、たとえば複数の原稿を複写する際に、ADF
(自動原稿供給装置)などを用いて原稿が複写部に送ら
れて複写される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の複写機のような
画像処理装置においては、ADF等を用いて原稿が複写
部に送られるとき、原稿の一部が他の原稿と天地方向
(画像の上下方向の向き)が逆にセットされる場合があ
る。この場合にはその複写結果も天地逆に出力されてし
まい、オペレータは全体を揃えるために、出力された複
写紙を逆転する必要があるという問題があった。
【0004】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、オペレータは原稿の天地を意識
することなく、自動的に出力画像の天地が統一された画
像を作成することができる画像処理装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る、原稿の
画像を読取って、読取られた画像に対応する画像を出力
する画像処理装置は、原稿の画像の上下方向の向きを検
出する第1検出手段と、その検出結果に応じて出力画像
の向きが所定方向になるように読取られた画像を回転さ
せる回転手段と、所定方向に向けられた画像を出力する
出力手段とを含む。
【0006】請求項2に係る画像処理装置においては、
請求項1に係る画像処理装置がさらに、原稿がその読取
方向に長い縦長かその読取方向に短い横長かを検出する
第2検出手段を含み、第1検出手段と第2検出手段の検
出結果に基づいて回転手段は画像を回転させる。
【0007】請求項3に係る画像処理装置においては、
請求項1に係る画像処理装置において、所定方向は一方
向のみであり、出力手段は所定サイズの出力エリアを有
し、出力画像が出力手段によって出力されるとき、所定
サイズの出力エリア内に出力画像が収まるように読取っ
た画像を縮小する縮小手段をさらに含む。
【0008】
【作用】請求項1に係る画像処理装置においては、読取
られる原稿画像の上下方向の向きが検出され、その結果
に応じて読取画像が回転されて出力画像の向きが所定の
方向にされる。したがって原稿画像の向きがばらばらで
も出力画像の向きは一定にできる。
【0009】請求項2に係る画像処理装置においては、
原稿の上下方向の向きと原稿が縦長か横長かの2つの要
素に基づいて読取画像が回転され、出力画像の向きが定
められる。したがって、原稿の向きにかかわらず、所望
の向きの出力画像を得ることができる。
【0010】請求項3に係る画像処理装置においては、
画像が出力される方向は単一方向でありかつ出力手段の
出力する画像のサイズは一定であるため、その中に読取
画像が収まるよう原稿画像が回転だけでなく縮小され
る。
【0011】
【実施例】以下この発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0012】(1) 第1実施例 図1はこの発明に係る画像処理装置が具体化された複写
機1の全体の構成を示す断面図である。
【0013】図1を参照して、複写機1は、原稿を読取
って画像信号に変換する走査系10と、走査系10から
送られる画像信号を処理する画像信号処理部20と、画
像信号処理部20から入力される画像データをメモリに
記憶するメモリユニット部30と、メモリユニット部3
0から入力される画像データに基づいて半導体レーザ6
2からのレーザ光を感光体ドラム71上の露光位置に導
く光学系60と、露光により形成された潜像を現像し、
用紙上に転写しかつ定着して画像を形成する作像系70
とを含む。
【0014】走査系10および画像信号処理部20など
によって読取装置IRが、また印字処理部40、光学系
60および作像系70などによってプリンタ装置PRT
がそれぞれ構成されている。
【0015】走査系10は、原稿台ガラス18の下方を
移動するスキャナ19に組付けられた露光ランプ11お
よび第1ミラー12、第2、第3ミラー13a,13
b、集光用のレンズ14、CCDアレイなどを用いた光
電変換素子16およびスキャンモータM2などから構成
されている。
【0016】画像信号処理部20は、光電変換素子16
から出力される画像信号を処理し、原稿用紙サイズなど
を検出し、メモリユニット部30に対して画像データを
出力する。メモリユニット部30は、画像データを記憶
するとともに、画像データから文字の方向を検出する。
画像信号処理部20とメモリユニット部30に関しては
後で詳述する。
【0017】印字処理部40は、送られてきた画像デー
タを半導体レーザ62へ導く。光学系60は、半導体レ
ーザ62、レーザビームを変更するポリゴンミラー6
5、主レンズ69、反射ミラー67a、反射ミラー67
bなどから構成されている。
【0018】作像系70は、現像転写系70A、搬送系
70Bおよび定着系Cから構成されている。現像転写系
70Aは図1において反時計方向に回転駆動される感光
体ドラム71、その周囲に回転方向の上流側から順に配
置された帯電チャージャ72b、現像機73b、転写チ
ャージャ74、分離チャージャ75およびクリーニング
部76などからなる。現像器73bには、トナーとキャ
リアとから成る2成分現像剤が収納されている。
【0019】搬送系70Bは、用紙を収納するカセット
80a,80b、用紙サイズを検出するサイズ検出セン
サSE11,12、用紙ガイド81、タイミングローラ
82および搬送ベルト83などからなる。
【0020】定着系70Cは、用紙を熱圧着しながら搬
送する定着ローラ84、排出ローラ85および用紙の排
出を検出する排出センサSE62などを含む。
【0021】図2は複写機1の制御部100の構成を示
すブロック図である。次に図2を参照して制御部100
について説明する。制御部100は、5個のCPU1〜
5を中心に構成され、これら各CPU1〜5には、それ
ぞれプログラムを格納したROM111〜115、およ
びプログラム実行のワークエリアとなるRAM121〜
125が設けられている。なおCPU3はメモリユニッ
ト部30内に設けられている。
【0022】CPU1は、操作パネルOPの各種操作キ
ーからの信号の入力および表示にかかわる制御を行な
う。CPU2は画像信号処理部20の各部の制御と走査
系10の駆動制御を行なう。また、CPU4は印字処理
部40、光学系60および作像系70の制御を行ない、
CPU5は制御部100の全体的なタイミング調整や動
作モードの設定のための処理を行なう。
【0023】CPU3はメモリユニット部30を制御す
ることによって読取った画像データをメモリ(画像メモ
リ304)に一旦格納し、これを読出して印字処理部4
0へ出力する。
【0024】なお、用紙サイズ検出センサSE11,1
2からの信号は作像系センサI/O77に入力され、複
写用紙のサイズはCPU4で管理される。
【0025】次に読取装置IRおよび画像信号処理部2
0について説明する。図3は読取装置IRのブロック構
成図である。CPU2、ROM112、RAM122お
よびCCD16は図2と対応している。
【0026】タイミング制御部21より画像読取同期信
号が各ブロックに供給される。CCD16は原稿を主走
査方向に走査し、原稿読取信号を生成する。その生成さ
れた信号をA/D変換部22でデジタル信号に変換し、
画像処理部23に送る。画像処理部23ではシェーディ
ング補正、MTF補正、ガンマ補正などの画質補正や、
変倍、画像編集などの処理が行なわれ、画像データをプ
リンタエンジン部や画像メモリユニットへ供給する。
【0027】画像モニタメモリ24はCPU2の指示に
より、画像データを1ライン分記憶する。また、CPU
2は画像処理部23へのパラメータの設定、スキャナモ
ータ駆動によるスキャン制御、ホストCPU5との通信
などの読取装置の全体制御を行なう。
【0028】次に原稿サイズおよび縦送り原稿が横送り
原稿かの検知について説明する。読取った画像が原稿か
否かの判断は、たとえば、原稿カバー17(図1参照)
を鏡面のものとしして原稿を走査して、白を検知したと
ころを原稿と判断する。また、原稿カバー17を開放し
た状態で走査してもよい。
【0029】CPU2は、ホストCPU5より原稿サイ
ズ検出動作の指示を受けると以下のように予備スキャン
を行なう。CPU2はスキャナ位置センサ25からのス
キャナ位置情報に基づいてスキャナモータMを制御し、
スキャナ19を副走査方向に走査させる。副走査位置に
対応したタイミングで、画像モニタメモリ24に画像デ
ータを記憶させ、その後画像データを読出し、画像デー
タの内容とモニタ位置情報とから、原稿サイズを検出
し、検出結果をホストCPU5へ送信する。
【0030】図4は原稿サイズの検出方法を説明するた
めの図である。(A)は原稿載置台を示す図であり、
(B)は予備スキャン中に検出される位置と原稿寸法を
演算する式を示す。また図5には検出されたデータが記
憶されるバッファを示す。
【0031】図4および図5を参照して、原稿載置台基
準位置Oを予めCPU2が記憶している。予備スキャン
においては原稿台全面に対して画像走査を行なう。CP
U2は予備スキャン中、定期的に画像モニタメモリ24
に画像情報を記憶して、主走査方向の基準位置方向から
画像データを走査する。主走査方向に最初の白レベルを
検出したアドレス(FST・WHT)と、最後の白レベ
ルを検出したアドレス(LST・WHT)を副走査位置
に対応させて図5に示すようにバッファに記憶する。白
レベルを検出できないときのアドレスを0とする。
【0032】予備スキャン終了後、バッファに蓄えられ
たデータを用いて原稿サイズおよび位置を決定する。バ
ッファを順次読出し、最初の0以外のデータがあるアド
レスkを副走査原稿先端位置とし、最後の0以外のデー
タがあるアドレスnを副走査終端位置とする。副走査方
向の原稿寸法は(n−k)となる。
【0033】さらに、主走査方向の原稿位置、寸法は以
下のように判断する。バッファのFST・WHTの最小
値FST・WHTlを主走査方向の原稿先端位置とみな
し、LST・WHTの最大値LST・WHTmを主走査
方向の原稿終端とする。主走査方向の原稿寸法は(LS
T・WHTm−FST・WHTl)とみなす。
【0034】以上により、原稿の位置と寸法が検出され
る。さらに、検出された縦、横寸法より、定型サイズに
近似したサイズをホストCPU5に送信する。
【0035】この時点で原稿の縦置き、横置きが検知で
きる。CPU5はこの情報を受取って図6に示すような
原稿管理テーブルDT1を作成する。
【0036】次にメモリユニット部30について説明す
る。図7はメモリユニット部30のブロック図である。
【0037】メモリユニット部30は、切換部301
と、CPU3からのパラメータ設定に基づいて2値デー
タを作成する2値化処理部302と、400dpiでA
4サイズの2頁分の容量を有したマルチポートの画像メ
モリ304と、それぞれ独立に動作可能な圧縮器311
および伸長器312を有した符号処理部305と、マル
チポートを有した符号メモリ306と、回転処理部30
7と、変倍処理部309と、CPU3からのパラメータ
設定に基づいて多値データを作成する多値化処理部30
8およびこれらの全体を制御するCPU3とを含む。
【0038】符号処理部305は、画像メモリ304に
画像データD2が書込まれると、そのデータを呼出しか
つ圧縮して符号データを作成し、これを符号メモリ30
6に書込む。また、CPU3の指令により、符号メモリ
306に書込まれた符号データを読出しかつ伸張して画
像データを作成し、これを画像メモリ304に書込む。
【0039】伸張によって画像メモリ304に1頁分の
画像データが生成されると、CPU3は画像データを画
像メモリ304より呼出し、画像中の文字領域を切出
し、文字認識を文字方向0°、90°、180°、27
0°のそれぞれの方向で行なうことにより、画像中の文
字の方向、つまり画像の天地、および原稿の画像がラン
ドスケープかポートレイトであるかの検知を行なう。そ
の詳細については後述する。
【0040】その後、画像データを回転処理部307へ
供給する。回転処理部307において必要に応じて画像
データが回転処理され、多値化処理部308において多
値の画像データが生成され、これが画像データD3とし
て出力される。なお、圧縮器311および伸長器312
は互いに独立してかつ平行に動作可能となっており。こ
れらと符号メモリ306との間ではデータがそれぞれD
MA転送されるようになっている。
【0041】ところで、符号メモリ306は、RAM1
21に格納された管理テーブルMT1によって管理され
ている。図8は管理テーブルMT1(a)と符号メモリ
306(b)との関係を示す図である。符号メモリ30
6は、32Kバイト単位のメモリ領域に区分されてお
り、書込(読取時)と読出(プリント時)との同時制御
を可能とすることを考慮して、それぞれの領域には頁ご
との符号データが格納される。
【0042】管理テーブルMT1には、符号メモリ30
6の領域を示す番号、頁番号、連結されている領域の番
号、ならびに圧縮方式およびデータ長などの圧縮伸張処
理に必要な各種の付加情報が格納されており、これらの
情報に基づいて符号メモリ306を動的に管理するよう
になっている。
【0043】図8の(a)における前連結は頁内での3
2Kバイトごとの領域の前方向へのつながりと最初の領
域か否かを示すものであり、「00」で最初の領域、そ
れ以外で前の領域番号を示す。後連結も同様に「FF」
で最後の領域、それ以外で後の領域番号を示す。
【0044】CPU3は、画像メモリ304から画像デ
ータを読出して圧縮する際に、管理テーブルMT1の情
報を作成しながら圧縮器311を制御して符号メモリ3
06に格納していく。また、画像データを出力する際に
は、それと逆の動作により符号メモリ306から符号デ
ータを読出していく。管理テーブルMT1内の情報は、
該当頁の情報が必要部数すべて正常に排出されたときに
消去される。
【0045】次に画像の文字方向の検出について説明す
る。図9に原稿載置方向の判別アルゴリズムをステップ
(STEP)ごとに示す。ここでSTEP1および2
は、既に画像処理部において説明した内容である。
【0046】図10は原稿サイズA4縦の画像を読取っ
たときの原稿の載置状態によるデータの例を示す。図中
P−1はポートレイトで原稿の向きが上向きのものを示
し、P−2はポートレイトで原稿が下向きになっている
ものを示す。L−1はランドスケープで上向きの原稿で
あり、L−2はランドスケープで下向きの原稿である。
【0047】図11は図10に示した各々の原稿につい
て主走査方向および副走査方向にCPU5が画像メモリ
304より画像データを呼出し、1画素ごとに黒画素で
あるか否かを判断(“0”か“1”か)し、黒
(“1”)の画素をカウントすることを説明した模式図
である。これは図9のSTEP3に対応する。このカウ
ント結果によりSTEP4で黒画素数のラインごとの分
布を調べ、原稿のランドスケープ/ポートレイトを判別
する。
【0048】その場合の判別データを各図の(a)およ
び(b)に示す。図12は図9のSTEP5,STEP
6における行の切出しと文字方向の黒画素カウントを行
ない、文字の切出しを行なう状態を説明するための図で
ある。1行分の黒画素数が図の横に示されている。
【0049】図13は図9のSTEP8に示したパター
ンマッチングにより文字認識の方法を示す図である。
【0050】予め読もうとする文字の1つ1つについて
テンプレートを用意しておく。それに対して入力された
未知の文字パターンを重ね合わせていき、画素ごとに比
較して、全部がぴったり合ったときのテンプレートの文
字がその入力文字であると決定する。このマッチングを
全画素同時に行なう光学的な方法と、1画素ずつ逐次に
行なう方法がある。
【0051】図14は図9のSTEP9−12により、
文字認識結果をもとに原稿の方向を判別する具体例を示
す図である。
【0052】切出された文字ごとのパターン認識と回転
角から原稿画像の向きが認識される。
【0053】CPU5は図9に示した判別アルゴリズム
により、図15に示す原稿管理テーブルDT2を作成す
る。
【0054】以上のようにして求めた原稿画像のデータ
に基づいて、図7に示したメモリユニット部30では、
画像データD2を2値化処理部302で2値化した後
に、画像メモリ304に取込んで所定の処理を行ない、
必要に応じて画像メモリ304から読出して印字処理部
40へ画像データD3として出力する。また画像メモリ
304から読出すときには、CPU5からの指定に応じ
て、回転、多値化処理、変倍処理をそれぞれの処理部3
07,308,309で行なう。
【0055】次にCPU5が画像メモリ304から画像
データを呼出して印字を行なう場合について説明する。
このときCPU5はCPU4から送られてくる選択給紙
口の用紙サイズに従って出力モードを計算する。第1の
実施例では、原稿の文字方向がポートレイト/ランドス
ケープごとにそれぞれ天地を統一して出力する場合を示
す。なお、合せる方向に関しては頁数の小さい原稿に統
一するものとする。例として選択給紙口にA4縦方向
(用紙縦長さ297mm、用紙横長さ210mmがセッ
トされている場合を考える。
【0056】この場合の原稿と印字される複写用紙との
関係を図16および図17に示す。それぞれ左側が原稿
で右側が複写用紙を示す。
【0057】(A) 1頁目 1頁目は原稿管理テーブルより原稿と用紙の方向、サイ
ズが一致するので回転処理を行なわず符号メモリから読
出す。
【0058】(B) 2頁目 2頁目は1頁目と天地方向が逆になっているので、18
0°回転処理を施して符号メモリ306から読出す。
【0059】(C) 3頁目 3頁目は原稿の方向と用紙の搬送方向が異なるので、9
0°回転処理を施して符号メモリ306から読出す。
【0060】(D) 4頁目(D) 4頁目は原稿の方向は3頁目と同一であるが、天地方向
が逆になっているので、270°回転処理を施して符号
メモリ306から読出す。図17に示す場合も同様であ
る。
【0061】(2) 第2の実施例 第1の実施例においては、原稿側での原稿の置き方は雑
多であるが、それを選択給紙口の用紙サイズに従って統
一して出力する場合を示した。これに対し第2の実施例
においては、複数の選択給紙口が存在する場合を示す。
この場合には原稿の用紙サイズおよび方向に応じて複写
紙が形成される。
【0062】具体的な原稿と複写用紙との関係を図18
に示す。なお、第2の実施例における複写機の構成は第
1の実施例と基本的に同じであるので、その説明は省略
する。
【0063】(3) 第3の実施例 第3の実施例も第1および第2の実施例と同じく画像処
理装置の1例としての複写機の構成は同一である。第3
の実施例においては、たとえばA4縦方向のポートレイ
ト印字の原稿とA4横方向のランドスケープの原稿がそ
れぞれ複数存在する場合、これらの原稿をA4横方向の
用紙にポートレートで統一して出力することができる。
このため第3の実施例においては、第1、第2の実施例
で行なわれたような画像の回転のみではなく、変倍処理
も変倍処理部309(図7参照)によって行なわれる。
【0064】この場合の例を図19および図20を参照
して説明する。この実施例では最初にメモリされた1頁
目の原稿方向、文字方向に統一して2頁以降の原稿を出
力するものとする。例として選択給紙口にA4縦方向の
用紙がセットされている場合を考える。
【0065】(A) 1頁目 原稿管理テーブルより1頁目は原稿と用紙が方向/サイ
ズとも両方一致するので、変倍処理、回転処理をせずに
符号メモリ306から読出す。
【0066】(B) 2頁目 2頁めは原稿が天地逆になっているので、180°回転
処理を施しして符号メモリ306から読出す。
【0067】(C) 3頁目 3頁目は原稿の方向と用紙の搬送方向が異なるので、原
稿の長辺と用紙の短辺から変倍率を計算する。すなわ
ち、この場合は0.707の縮小率で変倍処理を行なう
ことになる。
【0068】(D) 4頁目 原稿の方向に関しては3頁目と同様であるので、0.7
07の縮小率で変倍処理を行なう。さらに文字方向に関
しては180°異なるので、180°回転処理を施して
符号メモリ306から読出す。図20についても同様で
ある。
【0069】
【発明の効果】以上のように請求項1に係る発明によれ
ば、原稿の画像の上下方向の向きが検出され、出力画像
の向きが所定方向になるように読取られた画像が回転さ
れる。したがって原稿の向きがばらばらでも出力画像の
向きを所定の方向に設定できる。その結果、オペレータ
は原稿の天地を意識することなく自動的に天地が統一さ
れた出力画像が得られる画像処理装置が提供できる。
【0070】請求項2に係る画像処理装置においては、
原稿が縦長か横長かを考慮して出力画像の向きが定めら
れる。したがって、原稿の向きにかかわらず所望の向き
の画像を得ることができる。その結果、出力画像の向き
を一定にできる。
【0071】請求項3に係る画像処理装置においては、
出力画像は一定のサイズでかつ出力画像の向きは単一方
向にされる。したがって、原稿画像の向きにかかわらず
同一方向に向いた同一サイズの複写紙のような出力部に
一定方向に画像が出力できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用される複写機の断面図である。
【図2】複写機の制御部の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】読出装置IRのブロック構成図である。
【図4】原稿サイズ検出方法を示す図である。
【図5】バッファの内部を示す図である。
【図6】原稿管理テーブルDT1を示す図である。
【図7】メモリユニット部の構成を示すブロック図であ
る。
【図8】管理テーブルMT1と符号メモリとの関係を示
す図である。
【図9】原稿載置方向の判別アルゴリズムを示す図であ
る。
【図10】原稿サイズA4縦の画像を読取ったときの原
稿載置によるデータの例を示す図である。
【図11】主/副走査ごとの黒画素数カウント結果を示
す図である。
【図12】行の切出しおよび文字方向の黒画素数のカウ
ント結果を示す図である。
【図13】文字認識の一例であるパターンマッチング法
を示す図である。
【図14】文字認識結果より原稿の方向を判別する具体
例を示す図である。
【図15】原稿管理テーブルの内容を示す図である。
【図16】第1実施例における原稿と複写用紙との関係
を示す図である。
【図17】第1実施例における原稿と複写用紙との関係
を示す図である。
【図18】第2実施例における原稿と複写用紙との関係
を示す図である。
【図19】第3実施例における原稿と複写用紙との関係
を示す図である。
【図20】第3実施例における原稿と複写用紙との関係
を示す図である。
【符号の説明】
1 複写機 20 画像信号処理部 23 画像処理部 24 画像モニタメモリ 30 メモリユニット部 301 切換部 302 2値化処理部 304 画像メモリ 306 符号メモリ 307 回転処理部 308 多値化処理部 309 変倍処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森川 高志 大阪市中央区安土町二丁目3番13号大阪国 際ビル ミノルタカメラ株式会社内 (72)発明者 新川 勝仁 大阪市中央区安土町二丁目3番13号大阪国 際ビル ミノルタカメラ株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像を読取って読取られた画像に
    対応する画像を出力する画像処理装置であって、 前記原稿の画像の上下方向の向きを検出する第1検出手
    段と、前記検出結果に応じて出力画像の向きが所定方向
    になるように前記読取られた画像を回転させる回転手段
    と、 前記所定方向に向けられた前記出力画像を出力する出力
    手段とを含む、画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記画像処理装置はさらに、前記原稿が
    その読取方向に長い縦長かその読取方向に短い横長かを
    検出する第2検出手段を含み、前記回転手段は前記第1
    検出手段および第2検出手段の検出結果に基づいて前記
    画像を回転する、請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記所定方向は一方向のみであり、 前記出力手段は所定サイズの出力エリアを有し、 前記出力画像が前記出力手段によって出力されるとき、
    前記出力画像が前記所定サイズの出力エリアに収められ
    るよう前記画像を縮小する縮小手段をさらに含む、請求
    項2に記載の画像処理装置。
JP4250208A 1992-09-18 1992-09-18 画像処理装置 Withdrawn JPH06103410A (ja)

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