JP4057337B2 - 画像処理装置と画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、たとえば原稿の画像をスキャナにより読取り、この読取った画像データを処理する画像処理装置と、この画像処理装置を有して画像を形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
複写機において、転写紙1枚あたりのトナー消費量を決定する要因の1つとして印字率が挙げられる。印字率は特定の評価チャートの複写画像における印字面積によって決定される値であり、画像形成部にて形成される画像のドット数と関連が大きい。したがって、画像処理によって文字などの線幅を細くすることができれば、画像のドット数を削減することが可能である。よって、画像処理で線幅を細めることにより印字率を低減させることは、トナー消費量の改善に有効である。
【0003】
従来は、誤差拡散等の擬似階調処理後(2値画像データ)に細線化(線幅制御)が行われていた。画像データのエッジ部と非エッジ部の識別方法としては、予め用意したテンプレートパターンとのマッチング処理を行っていた。
【0004】
しかしながら、階調処理後の2値画像データを対象としているのでは識別精度に限界があり、誤識別が散見され画質を損ねていた。また、画像データを縮小、または拡大した場合にも問題があった。縮小した場合には、文字や細線などの出力画像サイズが小さくなり、かすれ等の弊害が現れ、拡大した場合には、逆に文字や細線などの出力画像サイズが大きくなり、細線化効果が小さくなるといった問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように、画像データのエッジ部と非エッジ部の識別精度に限界があり、さらに画像データを縮小した場合には、文字や細線などの出力画像サイズが小さくなってかすれ等の画質が損なわれ、画像データを拡大した場合には、文字や細線などの出力画像サイズが大きくなって細線化効果が小さくなるといった問題があった。
【0006】
そこで、この発明は、画像データのエッジ部と非エッジ部の識別精度を高め、画像データを縮小、拡大した場合であっても画質を損なわずに細線化処理を行うことのできる画像処理装置と画像形成装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
課題を解決するための一実施形態は、
原稿の画像を読取り、この読取った画像データに画像処理を施して画像を形成する画像形成装置であって、
複数の細線化引数を記憶する記憶部と、
上記画像データに対する拡大率または縮小率を設定する設定部と、
この設定部で設定された拡大率または縮小率に対応した細線化引数を上記記憶部から選択する選択部と、
上記設定部で設定された拡大率または縮小率で上記画像データを拡大または縮小する拡大縮小部と、
前記読み取った画像データの注目画素のエッジ量(傾き)を求め、この値が第 1 閾値以上であるか否かによりエッジか否かを判定するエッジ判定部と、
前記読み取った画像データの注目画素と周辺画素の中で最大値と最小値を求め、その差分値が第2閾値以上であるか否かにより細線化対象画素と判定する細線判定部と、
前記エッジ判定部の判定結果と前記細線判定部の判定結果の論理演算を行い、前記画像データを細線化の対象とするか否かを判断する論理部と、
前記論理部の判断結果に基づいて細線化の対象とされた画像データに関し、前記選択部が選択した細線化引数を用いて細線化処理を行う細線化処理部と、
前記細線化処理を行なった画像データに基づいて記録媒体上に画像形成を行う画像形成部を具備することを特徴とする画像形成装置である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
【0010】
図1は、この発明の画像形成装置に係るデジタル複写機(DPPC)の内部構造を示す断面図である。
【0011】
図1に示すように、デジタル複写機は装置本体10を備え、この装置本体10内には、画像読取部として機能するスキャナ部4、および画像形成部として機能するプリンタ部6が設けられている.
装置本体10の上面には、読取対象物、つまり原稿Dが載置される透明なガラスからなる原稿載置台12が設けられている。また、装置本体10の上面には、原稿載置台12上に原稿を自動的に送る自動原稿送り装置7(以下、ADFと称する)が配設されている。このADF7は、原稿載置台12に対して開閉可能に配設され、原稿載置台12に載置された原稿Dを原稿載置台12に密着させる原稿押さえとしても機能する。
【0012】
ADF7は、原稿Dがセットされる原稿トレイ8、原稿の有無を検出するエンプティセンサ9、原稿トレイ8から原稿を一枚づつ取り出すピックアップローラ14、取り出された原稿を搬送する給紙ローラ15、原稿の先端を整位するアライニングローラ対16、原稿載置台12のほぼ全体を覆うように配設された搬送ベルト18を備えている。そして、原稿トレイ8に上向きにセットされた複数枚の原稿は、その最下の頁、つまり、最終頁から順に取り出され、アライニングローラ対16により整位された後、搬送ベルト18によって原稿載置台12の所定位置へ搬送される。
【0013】
ADF7において、搬送ベルト18を挟んでアライニングローラ対16と反対側の端部には、反転ローラ20、非反転センサ21、フラッパ22、排紙ローラ23が配設されている。後述するスキャナ部4により画像データの読取られた原稿Dは、搬送ベルト18により原稿載置台12上から送り出され、反転ローラ20、フラッパ21、および排紙ローラ22を介してADF7上面の原稿排紙部24上に排出される。原稿Dの裏面を読取る場合、フラッパ22を切換えることにより、搬送ベルト18によって搬送されてきた原稿Dは、反転ローラ20によって反転された後、再度搬送ベルト18により原稿載置台12上の所定位置に送られる。
【0014】
装置本体10内に配設されたスキャナ部4は、原稿載置台12に載置された原稿Dを照明する光源としての露光ランプ25、および原稿Dからの反射光を所定の方向に偏向する第1のミラー26を有し、これらの露光ランプ25および第1のミラー26は、原稿載置台12の下方に配設された第1のキャリッジ27に取り付けられている。
【0015】
第1のキャリッジ27は、原稿載置台12と平行に移動可能に配置され、図示しない歯付きベルト等を介して図示しないスキャニングモータにより、原稿載置台12の下方を往復移動される。
【0016】
また、原稿載置台12の下方には、原稿載置台12と平行に移動可能な第2のキャリッジ28が配設されている。第2のキャリッジ28には、第1のミラー26により偏向された原稿Dからの反射光を順に偏向する第2および第3のミラー30、31が互いに直角に取り付けられている。第2のキャリッジ28は、第1のキャリッジ27を駆動する歯付きベルト等により、第1のキャリッジ27に対して従動されるとともに、第1のキャリッジに対して、1/2の速度で原稿載置台12に沿って平行に移動される。
【0017】
また、原稿載置台12の下方には、第2のキャリッジ28上の第3のミラー31からの反射光を集束する結像レンズ32と、結像レンズにより集束された反射光を受光して光電変換するCCD(光電変換素子)34とが配設されている。結像レンズ32は、第3のミラー31により偏向された光の光軸を含む面内に、駆動機構を介して移動可能に配設され、自身が移動することで反射光を所望の倍率で結像する。そして、CCD34は、入射した反射光を光電変換し、読取った原稿Dに対応する電気信号を出力する。
【0018】
一方、プリンタ部6は、潜像形成手段として作用するレーザ露光装置40を備えている。レーザ露光装置40は、光源としての半導体レーザ41と、半導体レーザ41から出射されたレーザ光を連続的に偏向する走査部材としてのポリゴンミラー36と、ポリゴンミラー36を所定の回転数で回転駆動する走査モータとしてのポリゴンモータ37と、ポリゴンミラー36からのレーザ光を偏向して後述する感光体ドラム44へ導く光学系42とを備えている。このような構成のレーザ露光装置40は、装置本体10の図示しない支持フレームに固定支持されている。
【0019】
半導体レーザ41は、スキャナ部4により読取られた原稿Dの画像データ、あるいはファクシミリ送受信文書情報等に応じてオン・オフ制御され、このレーザ光はポリゴンミラー36および光学系42を介して感光体ドラム44へ向けられ、感光体ドラム44周面を走査することにより感光体ドラム44周面上に静電潜像を形成する。
【0020】
また、プリンタ部6は、装置本体10のほぼ中央に配設された像担持体としての回転自在な感光体ドラム44を有し、感光体ドラム44周面は、レーザ露光装置40からのレーザ光により露光され、所望の静電潜像が形成される。感光体ドラム44の周囲には、ドラム周面を所定の電荷に帯電させる帯電チャージャ45、感光体ドラム44周面上に形成された静電潜像に現像剤としてのトナーを供給して所望の画像濃度で現像する現像器46、後述する用紙カセットから給紙された被転写材、つまり、コピー用紙Pを感光体ドラム44から分離させるための剥離チャージャ47を一体に有し、感光体ドラム44に形成されたトナー像を用紙Pに転写させる転写チャージャ48、感光体ドラム44周面からコピー用紙Pを剥離する剥離爪49、感光体ドラム44周面に残留したトナーを清掃する清掃装置50、および、感光体ドラム44周面の除電する除電器51が順に配置されている。
【0021】
装置本体10内の下部には、それぞれ装置本体から引出し可能な上段カセット52、中段カセット53、下段カセット54が互いに積層状態に配設され、各カセット内にはサイズの異なるコピー用紙が装填されている。これらのカセットの側方には大容量フィーダ55が設けられ、この大容量フィーダ55には、使用頻度の高いサイズのコピー用紙P、例えば、A4サイズのコピー用紙Pが約3000枚収納されている。また、大容量フィーダ55の上方には、手差しトレイ56を兼ねた給紙カセット57が脱着自在に装着されている。
【0022】
装置本体10内には、各カセットおよび大容量フィーダ55から感光体ドラム44と転写チャージャ48との間に位置した転写部を通って延びる搬送路58が形成され、搬送路58の終端には定着ランプ60aを有する定着器60が設けられている。定着器60に対向した装置本体10の側壁には排出口61が形成され、排出口61にはシングルトレイのフィニッシャ150が装着されている。
【0023】
上段カセット52、中段カセット53、下段カセット54、給紙カセット57の近傍および大容量フィーダ55の近傍には、カセットあるいは大容量フィーダから用紙Pを一枚づつ取り出すピックアップローラ63がそれぞれ設けられている。また、搬送路58には、ピックアップローラ63により取り出されたコピー用紙Pを搬送路58を通して搬送する多数の給紙ローラ対64が設けられている。
【0024】
搬送路58において感光体ドラム44の上流側にはレジストローラ対65が設けられている。レジストローラ対65は、取り出されたコピー用紙Pの傾きを補正するとともに、感光体ドラム44上のトナー像の先端とコピー用紙Pの先端とを整合させ、感光体ドラム44周面の移動速度と同じ速度でコピー用紙Pを転写部へ給紙する。レジストローラ対65の手前、つまり、給紙ローラ64側には、コピー用紙Pの到達を検出するアライニング前センサ66が設けられている。
【0025】
ピックアップローラ63により各カセットあるいは大容量フィーダ55から1枚づつ取り出されたコピー用紙Pは、給紙ローラ対64によりレジストローラ対65へ送られる。そして、コピー用紙Pは、レジストローラ対65により先端が整位された後、転写部に送られる。
【0026】
転写部において、感光体ドラム44上に形成された現像剤像、つまり、トナー像が、転写チャージャ48により用紙P上に転写される。トナー像の転写されたコピー用紙Pは、剥離チャージャ47および剥離爪49の作用により感光体ドラム44周面から剥離され、搬送路58の一部を構成する搬送ベルト67を介して定着器60に搬送される。そして、定着器60によって現像剤像がコピー用紙Pに溶融定着された後、コピー用紙Pは、給紙ローラ対68および排紙ローラ対69により排出口61を通してフィニッシャ150上へ排出される。
【0027】
搬送路58の下方には、定着器60を通過したコピー用紙Pを反転して再びレジストローラ対65へ送る自動両面装置70が設けられている。自動両面装置70は、コピー用紙Pを一時的に集積する一時集積部71と、搬送路58から分岐し、定着器60を通過したコピー用紙Pを反転して一時集積部71に導く反転路72と、一時集積部に集積されたコピー用紙Pを一枚づつ取り出すピックアップローラ73と、取り出された用紙を搬送路74を通してレジストローラ対65へ給紙する給紙ローラ75とを備えている。また、搬送路58と反転路72との分岐部には、コピー用紙Pを排出口61あるいは反転路72に選択的に振り分ける振り分けゲート76が設けられている。
【0028】
両面コピーを行う場合、定着器60を通過したコピー用紙Pは、振り分けゲート76により反転路72に導かれ、反転された状態で一時集積部71に一時的に集積された後、ピックアップローラ73および給紙ローラ対75により、搬送路74を通してレジストローラ対65へ送られる。そして、コピー用紙Pはレジストローラ対65により整位された後、再び転写部に送られ、コピー用紙Pの裏面にトナー像が転写される。その後、コピー用紙Pは、搬送路58、定着器60および排紙ローラ69を介してフィニッシャ150に排紙される。
【0029】
フィニッシャ150は排出された一部構成の文書を一部単位でステープル止めし貯めていくものである。ステープルするコピー用紙Pが一枚排出口61から排出される度にガイドバー151にてステープルされる側に寄せて整合する。全てが排出され終わると紙押えアーム152が排出された一部単位のコピー用紙Pを抑えステープラユニット(図示しない)がステープル止めを行う。その後、ガイドバー151が下がり、ステープル止めが終わったコピー用紙Pはその一部単位でフィニッシャ排出ローラ155にてそのフィニッシャ排出トレイ154に排出される。フィニッシャ排出トレイ154の下がる量は排出されるコピー用紙Pの枚数によりある程度決められ、一部単位に排出される度にステップ的に下がる。また排出されるコピー用紙Pを整合するガイドバー151はフィニッシャ排出トレイ154上に載った既にステープル止めされたコピー用紙Pに当たらないような高さの位置にある。
【0030】
また、フィニッシャ排出トレイ154は、ソートモード時、一部ごとにシフト(たとえば、前後左右の4つの方向へ)するシフト機構(図示しない)に接続されている。
【0031】
また、装置本体10の前面上部には、様々な複写条件並びに複写動作を開始させる複写開始信号などを入力する操作パネル80が設けられている。
【0032】
図2には、図1におけるデジタル複写機の電気的接続および制御のための信号の流れを概略的に表わすブロック図が示されている。図2によれば、デジタル複写機において、主制御部90内のメインCPU91とスキャナ部4のスキャナCPU100とプリンタ部6のプリンタCPU110の3つのCPUで構成される。メインCPU91は、プリンタCPU110と共有RAM95を介して双方向通信を行うものであり、メインCPU91は動作指示をだし、プリンタCPU110は状態ステータスを返すようになっている。プリンタCPU110とスキャナCPU100はシリアル通信を行い、プリンタCPU110は動作指示をだし、スキャナCPU100は状態ステータスを返すようになっている。
【0033】
操作パネル80は、メインCPU91に接続されている。
【0034】
主制御部90は、メインCPU91、ROM92、RAM93、NVM94、共有RAM95、画像処理部96、ページメモリ制御部97、ページメモリ98、プリンタコントローラ99、およびプリンタフォントROM121によって構成されている。
【0035】
メインCPU91は、主制御部90の全体を制御するものである。ROM92は、制御プログラムが記憶されている。RAM93は、一時的にデータを記憶するものである。
【0036】
NVM(持久ランダムアクセスメモリ:nonvolatile RAM)94は、バッテリ(図示しない)にバックアップされた不揮発性のメモリであり、電源を切った時NVM94上のデータを保持するようになっている。なお、詳しくは後述するがNVM94には、複数の細線化パラメータ(引数、媒介変数)が記憶されている。
【0037】
共有RAM95は、メインCPU91とプリンタCPU110との間で、双方向通信を行うために用いるものである。
【0038】
ページメモリコントローラ97は、ページメモリ98に画像データを記憶したり、読出したりするものである。ページメモリ98は、複数ページ分の画像データを記憶できる領域を有し、スキャナ部4からの画像データを圧縮したデータを1ページ分ごとに記憶可能に形成されている。
【0039】
プリンタフォントROM121には、プリントデータに対応するフォントデータが記憶されている。
【0040】
プリンタコントローラ99は、パーソナルコンピュータ等の外部機器122からのプリントデータをそのプリントデータに付与されている解像度を示すデータに応じた解像度でプリンタフォントROM121に記憶されているフォントデータを用いて画像データに展開するものである。
【0041】
スキャナ部4は、スキャナ部4の全体を制御するスキャナCPU100、制御プログラム等が記憶されているROM101、データ記憶用のRAM102、CCDセンサ34を駆動するCCDドライバ103、露光ランプ25およびミラー26、27、28等を移動するモータの回転を制御するスキャンモータドライバ104、CCDセンサ34からのアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路とCCDセンサ34のばらつきあるいは周囲の温度変化などに起因するCCDセンサ34からの出力信号に対するスレッショルドレベルの変動を補正するためのシェーディング補正回路とシェーディング補正回路からのシェーディング補正されたデジタル信号を一旦記憶するラインメモリからなる画像補正部105によって構成されている。
【0042】
プリンタ部6は、プリンタ部6の全体を制御するプリンタCPU110、制御プログラム等が記憶されているROM111、データ記憶用のRAM112、半導体レーザ41による発光をオン/オフするレーザドライバ113、レーザユニット40のポリゴンモータ37の回転を制御するポリゴンモータドライバ(モータ制御装置)114、搬送路58による用紙Pの搬送を制御する紙搬送部115、帯電チャージャ45、現像器46、転写チャージャ48を用いて帯電、現像、転写を行う現像プロセス部116、定着器60を制御する定着制御部117、およびオプション部118によって構成されている。
【0043】
また、画像処理部96、ページメモリ98、プリンタコントローラ99、画像補正部105、レーザドライバ113は、画像データバス120によって接続されている。
【0044】
操作パネル80は、プリントキー82、パネルCPU83、液晶表示部84を有している。液晶表示部84は、タッチパネルを有して各種設定の入力を行うことができる。なお、詳しくは後述するが液晶表示部84から、拡大または縮小の設定が行われる。
【0045】
図3は、本発明に係る要部の構成を示すものである。図3において、大きくは、操作パネル80、メインCPU91、及び画像処理装置とで構成される。
【0046】
操作パネル80のパネルCPU83は、液晶表示部84から入力される拡大/縮小率情報をメインCPU91に送信する。
【0047】
メインCPU91は、パラメータ選択部91aを有している。パラメータ選択部91aは、操作パネル80からの拡大/縮小率情報に応じてNVM94に記憶されている複数の細線化パラメータから選択し、選択した細線化パラメータを画像処理装置96の細線化処理部132に設定する。
【0048】
画像処理装置96は、拡大縮小部131と細線化処理部132とから構成されている。拡大縮小部131は、メインCPU91に制御され、スキャナ部4から入力される画像データに対する拡大または縮小の処理を行う。細線化処理部132は、文字の細線化処理を行う。
【0049】
図4は、細線化処理部132の構成例を示すものである。すなわち、細線化処理部132は、画像処理部134、細線化判定部135、及びエッジ濃度変換部140とから構成されている。
【0050】
画像処理部134は、平滑化処理を行う等、任意の画像処理を施す。
【0051】
細線化判定部135は、入力されるフィルタ処理によってエッジを検出する。
【0052】
この細線化判定部135は、エッジ判定部136、細線化抑制判定部137、及びアンド回路138とから構成されている。
【0053】
エッジ判定部136は、スキャナ部4から入力される画像データの注目画素について算出したエッジ量(傾き)が予め定めた閾値以上であるか否かを判定し、その判定結果としてエッジ判定識別信号を出力する。算出したエッジ量(傾き)が予め定めた閾値以上であった場合は、エッジであると判定して信号値「1」を出力する。この閾値を変えることによりエッジと判定される領域(画素)が増減され、細線化の度合いが調整される。
【0054】
メインCPU91のパラメータ選択部91aから設定される細線化パラメータとしてのフィルタが1次微分フィルタである場合、エッジ判定部136は、主走査方向、副走査方向、斜め2方向の全4方向のうち任意の方向について行い、それぞれの判定結果のオア演算を行ってエッジ判定識別信号とする。
【0055】
図5および図6は、1次微分フィルタの例を示すものである。
【0056】
細線化抑制判定部137は、細線化処理が過剰になって画質劣化が起こることのないよう周波数の低い領域を検出し、細線化処理を行わないようにする。
【0057】
すなわち、細線化抑制判定部137は、メインCPU91のパラメータ選択部91aから設定される細線化パラメータに基づいて、スキャナ部4から入力される画像データが細線化抑制対象か否かを判定し、その判定結果として細線化抑制対象判定信号を出力する。
【0058】
この細線化抑制判定部137は、スキャナ部4から入力される画像データの注目画素と周辺8画素の3×3画素の中で最大値と最小値を求め、その差分値を算出して予め定めた閾値と比較する。その結果、差分値が閾値より小さい場合、周波数の低い(あるいはMTFが低い)領域と判定し、細線化抑制対象(非エッジ)画素として信号値「0」を出力する。
【0059】
アンド回路138は、エッジ判定部136からのエッジ判定識別信号と、細線化抑制判定部137からの細線化抑制対象判定信号とアンド演算(論理積)を行って最終的な細線化判定識別信号(エッジの場合「1」、非エッジの場合「0」)を出力する。
【0060】
エッジ濃度変換部140は、ルックアップテーブル(以下、LUTと記述する)140aとルックアップテーブル(以下、LUTと記述する)140bとを有している。LUT140a,LUT140bは、メインCPU91のパラメータ選択部91aにより、等倍、縮小、拡大に応じてテーブル設定値が変更される。
【0061】
エッジ濃度変換部140は、細線化判定識別信号が「1」でエッジと識別されている場合、LUT140aを参照して入力される当該画像データを濃度変換して出力し、細線化判定識別信号が「0」で非エッジと識別されている場合、LUT140bを参照して入力される当該画像データを濃度変換して出力する。
【0062】
すなわち、エッジ濃度変換部140は、細線化判定部135からの細線化判定識別信号でエッジと判定された画素について、LUT140aを参照して濃度変換(出力濃度を下げる)を行う。
【0063】
図7と図8は、この濃度変換の例を示すものである。図7において、文字部のエッジ部A,Bに対して、図8に示すように文字部がエッジ部C,Dに変換される。ここで、LUT140aのテーブル設定値を変えることにより細線化処理強度の調整が可能である。
【0064】
なお、エッジ濃度変換部140でエッジ濃度変換の対象となる画像データは、細線化判定部135へ入力された画像データと同じでなくても良い。例えば、画像処理部134において、LPF(Low Pass Filter)により平滑化処理を行う等任意の画像処理を施した画像データであって良い。
【0065】
また、太線化を行う場合、エッジ濃度変換部140は、細線化判定部135からの細線化判定識別信号でエッジと判定された画素について、LUT140aを参照して濃度変換(出力濃度を上げる)を行う。上記同様に、LUT140aのテーブル設定値を変えることにより太線化処理強度の調整が可能である。
【0066】
ここで、本発明の主要な制御について概略を説明する。
【0067】
図3において、メインCPU91は、入力画像を縮小あるいは拡大して出力する場合、縮小率あるいは拡大率に応じてパラメータ選択部91aが細線化パラメータを選択して細線化処理部132に設定する。
【0068】
ここで、縮小率あるいは拡大率に応じて選択される細線化パラメータは、エッジ判定部136に設定するフィルタ値と閾値、細線化抑制判定部137に設定するフィルタ値と閾値、エッジ濃度変換部140のLUT140a,LUT140bに設定するテーブル設定値である。
【0069】
縮小して出力する場合、エッジ判定部136でエッジ判定に用いる閾値は、等倍時より大きな値を設定すればエッジと判定されにくくなるため、細線化の度合いを弱めることが可能となる。あるいは、エッジ判定部136のエッジ判定結果を変えなくても、エッジ濃度変換部140におけるLUT140aに、等倍時のテーブル設定値と比較して、より濃度が薄く変換されるテーブル設定値を設定することにより細線化の度合いを弱めることが可能となる。
【0070】
拡大して出力する場合、エッジ判定部136でエッジ判定に用いる閾値は、反対に等倍時より小さい値を設定する。あるいは、エッジ濃度変換部140におけるLUT140aに、等倍時のテーブル設定値と比較して濃度が濃く変換されるテーブル設定値を設定することにより細線化の度合いを強めることが可能となる。
【0071】
また、メインCPU91のパラメータ選択部91aは、主走査方向と副走査方向の解像力にレベル差がある場合、それぞれ異なる細線化パラメータを独立して設定することも可能とする。
【0072】
次に、このような構成において、デジタル複写機における画像処理動作を図9のフローチャートを参照して説明する。
【0073】
まず、操作パネル80のプリントキー82が押下された際(ST1)、メインCPU91は、操作パネル80からの拡大/縮小率情報を確認する(ST2)。
【0074】
ステップST2でメインCPU91のパラメータ選択部91aは、等倍、拡大率、縮小率に応じた細線化パラメータを画像処理装置96の細線化処理部132に設定する(ST3)。
【0075】
例えば、等倍の場合、パラメータ選択部91aは、NVM95から等倍に対応した細線化パラメータを読出し、この細線化パラメータを細線化処理部132に設定する。具体的には、細線化判定部135のエッジ判定部136にフィルタ値と閾値、細線化抑制判定部137にフィルタ値と閾値、エッジ濃度変換部140のLUT140aに細線化判定識別信号が「1」の場合のテーブル設定値、LUT140bに細線化判定識別信号が「0」の場合のテーブル設定値のそれぞれが設定される。
【0076】
拡大の場合、パラメータ選択部91aは、NVM95から拡大率に対応した細線化パラメータを読出し、この細線化パラメータを細線化処理部132に設定する。具体的には上記同様である。
【0077】
縮小の場合、パラメータ選択部91aは、NVM95から縮小率に対応した細線化パラメータを読出し、この細線化パラメータを細線化処理部132に設定する。具体的には上記同様である。
【0078】
そして、スキャナ部4で原稿走査して得られた画像データが画像処理装置96に入力された際、拡大縮小部131は、拡大/縮小率情報に基づいて拡大あるいは縮小を行って処理後の画像データを細線化処理部132へ出力する(ST4)。なお、等倍の場合に画像データは、拡大も縮小も行われず次段に出力される。
【0079】
細線化処理部132において、エッジ判定部136は、入力される画像データにおける注目画素に対して、パラメータ選択部91aにより設定されたフィルタ値と閾値とに基づいてエッジ判定識別信号を出力する。
【0080】
また、細線化抑制判定部137は、入力される画像データにおける注目画素に対して、パラメータ選択部91aにより設定されたフィルタ値と閾値とに基づいて細線化抑制対象判定信号を出力する。
【0081】
そして、アンド回路138は、エッジ判定部136からのエッジ判定識別信号と、細線化抑制判定部137からの細線化抑制対象判定信号とのアンド演算を行って細線化判定識別信号をエッジ濃度変換部140に出力する(ST5)。
【0082】
エッジ濃度変換部140は、細線化処理部132からの細線化判定識別信号に応じて、パラメータ選択部91aにより設定されたテーブル設定値のLUT140aまたはLUT140bを参照し、画像処理部134で任意の画像処理が施された画像データを濃度変換してプリンタ部6に出力する(ST6)。
【0083】
例えば、細線化判定識別信号の信号値が「1」の場合、当該画像データにおける注目画素がエッジ部であると識別されたので、LUT140aを参照して濃度変換される。なお、LUT140aに設定されているテーブル設定値は、ステップST3で動作説明したように当該複写動作における等倍、縮小率、拡大率に対応している。
【0084】
また、細線化判定識別信号の信号値が「0」の場合、当該画像データにおける注目画素が非エッジ部であると識別されたので、LUT140bを参照して濃度変換される。
【0085】
なお、上記実施の形態では、細線化判定識別信号の信号値が「0」の場合、LUT140bを参照するようにしたが、非エッジ部と識別されたのであるから、LUT140bを設けず、入力された画像データをそのまま出力するようにしても良い。
【0086】
また、上記エッジ濃度変換部140は、2個のルックアップテーブルで構成したが、等倍用、拡大用、縮小用等の3個以上の複数のルックアップテーブルで構成するようにしても良い。
【0087】
以上説明したように上記発明の実施の形態によれば、縮小時にはエッジ判定に用いる閾値を調整してエッジと判定されにくくするか、等倍時と異なるエッジ濃度変換テーブルを適用することにより、細線化の度合いを弱めることができる。
【0088】
また、拡大時には、エッジ判定に用いる閾値を調整してエッジと判定され易くするか、等倍時と異なるエッジ濃度変換テーブルを適用することにより、細線化の度合いを強めることができる。
【0089】
なお、本願発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。さらに、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題(の少なくとも1つ)が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果(の少なくとも1つ)が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
【0090】
【発明の効果】
以上詳述したようにこの発明によれば、画像データのエッジ部と非エッジ部の識別精度を高め、画像データを縮小、拡大した場合であっても画質を損なわずに細線化処理を行うことのできる画像処理装置と画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の画像形成装置に係るデジタル複写機の内部構造を示す断面図。
【図2】デジタル複写機の概略構成を示すブロック図。
【図3】本発明に係る要部の構成を示すブロック図。
【図4】細線化処理部の構成例を示す図。
【図5】1次微分フィルタの例を示す図。
【図6】1次微分フィルタの例を示す図。
【図7】濃度変換を説明するための図。
【図8】濃度変換を説明するための図。
【図9】デジタル複写機における画像処理動作を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
4…スキャナ部
6…プリンタ部
80…操作パネル(設定部)
91…メインCPU(選択部)
94…NVM(記憶部)
131…拡大縮小部
132…細線化処理部
134…画像処理部
135…細線化判定部
136…エッジ判定部
137…細線化抑制判定部
138…アンド回路(演算部)
140…エッジ濃度変換部(濃度変換部)

Claims (8)

  1. 原稿の画像を読取り、この読取った画像データに画像処理を施して画像を形成する画像形成装置であって、
    複数の細線化引数を記憶する記憶部と、
    上記画像データに対する拡大率または縮小率を設定する設定部と、
    この設定部で設定された拡大率または縮小率に対応した細線化引数を上記記憶部から選択する選択部と、
    上記設定部で設定された拡大率または縮小率で上記画像データを拡大または縮小する拡大縮小部と、
    前記読み取った画像データの注目画素のエッジ量(傾き)を求め、この値が第 1 閾値以上であるか否かによりエッジか否かを判定するエッジ判定部と、
    前記読み取った画像データの注目画素と周辺画素の中で最大値と最小値を求め、その差分値が第2閾値以上であるか否かにより細線化対象画素と判定する細線判定部と、
    前記エッジ判定部の判定結果と前記細線判定部の判定結果の論理演算を行い、前記画像データを細線化の対象とするか否かを判断する論理部と、
    前記論理部の判断結果に基づいて細線化の対象とされた画像データに関し、前記選択部が選択した細線化引数を用いて細線化処理を行う細線化処理部と、
    前記細線化処理を行なった画像データに基づいて記録媒体上に画像形成を行う画像形成部を具備することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記エッジ判定部は、主走査方向、副走査方向、斜め2方向の全4方向のうち任意の方向について判定を行い、それぞれの判定結果のオア演算を行なった結果を判定結果とすることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 上記選択部は、主走査方向、副走査方向、斜め2方向の4つの方向について、それぞれ個別の細線化引数の選択が可能であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記細線化処理部は、上記選択部で選択された細線化引数におけるテーブル値が設定される1つまたは複数のルックアップテーブルをもつ濃度変換部を含んでいることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 供給される画像データに画像処理を施す画像処理装置であって、
    複数の細線化引数を記憶する記憶部と、
    上記画像データに対する拡大率または縮小率を設定する設定部と、
    この設定部で設定された拡大率または縮小率に対応した細線化引数を上記記憶部から選択する選択部と、
    上記設定部で設定された拡大率または縮小率で上記画像データを拡大または縮小する拡大縮小部と、
    前記読み取った画像データの注目画素のエッジ量(傾き)を求め、この値が第 1 閾値以上であるか否かによりエッジか否かを判定するエッジ判定部と、
    前記読み取った画像データの注目画素と周辺画素の中で最大値と最小値を求め、その差分値が第2閾値以上であるか否かにより細線化対象画素と判定する細線判定部と、
    前記エッジ判定部の判定結果と前記細線判定部の判定結果の論理演算を行い、前記画像データを細線化の対象とするか否かを判断する論理部と、
    前記論理部の判断結果に基づいて細線化の対象とされた画像データに関し、前記選択部が選択した細線化引数を用いて細線化処理を行う細線化処理部と、
    を具備することを特徴とする画像処理装置。
  6. 前記エッジ判定部は、主走査方向、副走査方向、斜め2方向の全4方向のうち任意の方 向について判定を行い、それぞれの判定結果のオア演算を行なった結果を判定結果とすることを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
  7. 上記選択部は、主走査方向、副走査方向、斜め2方向の4つの方向について、それぞれ個別の細線化引数の選択が可能であることを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
  8. 前記細線化処理部は、上記選択部で選択された細線化引数におけるテーブル値が設定される1つまたは複数のルックアップテーブルをもつ濃度変換部を含んでいることを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
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