JP4447769B2 - 画像形成装置及び画像読取り方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像情報の読み取りを原稿搬送中に行う原稿流し読み機能を備えた画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、プラテンガラス上に載置された原稿画像をスキャナの移動によって読み取る原稿固定読み方式に加えて、自動原稿送り装置によりプラテンガラス上を搬送中に原稿画像を読み取る原稿流し読み方式を備えた画像読取装置が知られている。この読み取り方式は、原稿交換と同時に読み取りを行えることと、原稿間のスキャナ移動時間がないことで、原稿固定読み方式に比べて、原稿束全体の読み取り時間を短縮することが可能となる。
【0003】
また、従来原稿向き検知手段によって、ユーザが間違った方向に原稿を載置した場合にも、画像メモリ上のデータを出力する際、出力画像の向きが正しくなるように読み取られた画像を補正する処理が行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
然しながら、これまでの複写機では、原稿向き検知による出力原稿方向の補正は、原稿画像をいったん画像メモリに取り込んだ後に行われていた。しかし、近年の複写機の高機能化に伴ない、複写機の画像読み取り部を単体のスキャナとして用いる場合、画像メモリに取り込む前に画像を回転してきたいという要望があった。
【0005】
また、原稿自動送り装置を用いた原稿流し読みを行う場合には、原稿を一旦流し読みしてしまうと、原稿は送られてしまうため、画像メモリに取り込むための読み取り処理以前に、原稿の属性を読み取るためのスキャンを行うことができなかった。
【0006】
また、複写機等の画像読み取り部においては、スピードを優先するため読み取った画像をまず画像メモリに保存していた。このため、ユーザの原稿載置方向を補正するための原稿向き検知手段を持っていたとしても、画像メモリ上のデータの方向は補正される以前のものであった。
【0007】
また、複写機の画像読み取り部は単体でスキャナとしても利用されており、画像メモリに取り込んだ画像をユーザの端末に転送したり、データベースに保存するような処理も行われる。そのため、ユーザが向きを間違えて画像を取り込んだ場合、それがそのまま端末等に送られてしまうことになる。画像の回転をサポートするソフトウエア等を利用して補正することは可能であるが、手数がかかり面倒な処理となっていた。
【0008】
また、流し読みによる画像の読み取りは、一般的な固定読みにくらべ読み取りにかかる時間が少なくなるため行われている。しかし、原稿流し読み処理と、原稿向き検知処理を同時に行うと、流し読みを行う前に、原稿に対してプレスキャンを行い、原稿の向きを検知しておく必要がある。しかし、流し読み動作は、原稿の搬送動作を利用して行っているため同じ原稿に対して連続して複数回の流し読み動作を行うことはできない等々の問題がある。
【0009】
本発明は、上述の事情に鑑みて成されたもので、流し読みによる能率の向上と、スキャナ単体としての画像読み取り時の原稿向き検知、補正を適確に行うことが出来、且つ操作性及びスキャナとしての生産性の向上を実現可能とする画像形成装置及び画像読取り方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、下記構成を備えることにより上記課題を解決できるものである。
【0011】
(1)原稿を読み取る読取部を所定の位置に固定し、原稿自動送り装置によりプラテンガラス上で原稿を移動させて原稿の画像を読み取る方式の原稿読取装置を備えた画像形成装置であって、
原稿から読み取った画像により原稿の向きを判別する原稿向き判別手段と、
前記原稿向き判別手段の判別結果に応じて画像の回転処理を行う画像処理手段と、
前記画像処理手段で回転処理した画像を記憶する記憶手段と、
前記読取部を第1の位置に配置した状態で、前記原稿自動送り装置により1枚目の原稿を前記プラテンガラス上に載置させた後、前記読取部を第2の位置へ移動させ、その移動中に前記読取部で読み取った前記1枚目の原稿の画像により前記原稿向き判別手段で原稿の向きを判別させ、その判別結果に応じて前記画像処理手段で画像の回転処理を行わせるように設定し、その後、前記読取部を前記第2の位置に固定させた状態で、前記原稿自動送り装置により1枚目以降の原稿を移動させながら前記読取部により前記1枚目以降の原稿の画像を読み取らせ、読み取った前記1枚目以降の原稿の画像を前記画像処理手段で回転処理させ前記記憶手段に記憶させる制御手段と、
を備えた画像形成装置。
【0012】
(2)原稿を読み取る読取部を所定の位置に固定し、原稿自動送り装置によりプラテンガラス上で原稿を移動させて原稿の画像を読み取る方式の原稿読取装置における画像読取り方法であって、
前記読取部を第1の位置に配置した状態で、前記原稿自動送り装置により1枚目の原稿を前記プラテンガラス上に載置させた後、前記読取部を第2の位置へ移動させ、その移動中に前記読取部で前記1枚目の原稿の画像を読み取るステップAと、
前記ステップAで読み取った前記1枚目の原稿の画像にもとづいて原稿の向き判別するステップBと、
前記読取部を第2の位置へ移動させて固定した状態で、前記原稿自動送り装置により1枚目以降の原稿を移動させながら前記読取部により前記1枚目以降の原稿の画像を読み取るステップCと、
ステップCで読み取った前記1枚目以降の原稿の画像を、前記ステップBで判別した原稿の向きにもとづいて回転処理するステップDと、
前記ステップDで回転処理した前記1枚目以降の原稿の画像を記憶するステップEと、
を備えた画像読取り方法。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に本発明に係る実施の形態を説明する。
【0014】
図1は、本発明に係る画像形成装置の例としてのデジタル複写機の構成を示すブロック図、図2は、本発明に係る画像形成装置の例としてのデジタル複写機の構成を示す縦断側面図、図3は、デジタル複写機内の制御系を示すブロック図、図4は、画像処理部170の構成を示すブロック図、図5は、画像メモリ部3の構成を示すブロック図、図6は、外部I/F処理部4の構成を示すブロック図、図7は、自動原稿送り装置6の略断面図(a〜d)、図8は、自動原稿送り装置6の原稿搬送を示す説明図(e〜h)、図9は、スモール原稿の流し読みを示す説明図(i〜k)、図10は、ラージ原稿の流し読み図11は、原稿排紙口622から排出された原稿束621の向きを表す説明図、図12は、スモール原稿の原稿向き検知動作を示す説明図(n〜q)、図13は、ラージ原稿の原稿向き検知動作を示す説明図(r〜u)、図14は、原稿向き検知動作を示すフローチャートである。
【0015】
以下に図面を参照して説明する。
【0016】
先ず、原稿向き検知動作について説明する。
【0017】
図14は原稿向き検知動作を示すフローチャートである。
【0018】
自動原稿送り装置は載置された原稿束から1枚目の原稿を流し読み待機位置まで給紙する。給紙終了後、原稿を読み取るためのミラー台を流し読み位置へ移動させる。この際、ランプを点灯し、原稿面を照射しながら移動し、また、画像読み取り開始を原稿向き検知手段に通知する。これにより、流し読み待機位置までのミラー台の移動時に、CCDから得られた画像データが原稿向き検知手段に送られる。原稿向き検知手段では、得られた画像データから載置された原稿の向きを検知する。検知結果に基づいて、画像処理手段に画像回転処理の設定を行う。
【0019】
画像処理手段の設定が終了したのち、原稿1枚目から、自動原稿送り装置は原稿搬送を行い、原稿の流し読み処理を行う。流し読みによって得られた画像データは画像メモリに取り込まれる際、画像処理手段に設定された所定の回転を行った後、画像メモリに書き込まれる。
【0020】
以下に、本発明に係る画像読取機能について、デジタル複写機を例に説明する。
【0021】
図1は、本発明に係る画像形成装置の例としてのデジタル複写機の構成を示すブロック図である。
【0022】
リーダ部1は、原稿の画像を読み取り、原稿画像に応じた画像データを画像メモリ部3へ出力する。プリンタ部2は、画像メモリ部3からの画像データに応じた画像を記録紙上に記録する。画像メモリ部3は、リーダ部1から転送された画像データを圧縮して、圧縮された圧縮画像データを記憶し、また、記憶している圧縮画像データを伸長して、伸長された画像データをプリンタ部2へ転送する。
【0023】
また、記憶している画像データを外部I/F処理部4に転送し、外部I/F処理部4から転送された画像データを記憶する。外部I/F処理部4は、画像メモリ部3から転送された画像データに所定の処理を施した後、外部装置に出力し、外部装置から送られた画像データに所定の処理を施して画像メモリ部3に転送する。また、自動原稿送り装置6はリーダ部1に接続されており、載置された原稿を所定位置に給送する。
【0024】
図2は、本発明に係る画像形成装置の例としてのデジタル複写機の構成を示す縦断側面図である。
【0025】
図2において、200はデジタル複写機の本体を示している。6は自動原稿送り装置(DF)を示し、201は原稿載置台としてのプラテンガラスで、202はスキャナであり、原稿照明ランプ203や走査ミラー204等で構成される。不図示のモータによりスキャナが所定方向に往復走査されて原稿の反射光を走査ミラー204〜206を介してレンズ207を透過してイメージセンサ部208内のCCDセンサに結像する。209はレーザやポリゴンスキャナ等で構成された露光制御部で、イメージセンサ部208で電気信号に変換され、後述する所定の画像処理が行われた画像信号に基づいて変調されたレーザ光219を感光体ドラム211に照射する。感光体ドラム211の回りには、1次帯電器212、現像器213、転写帯電器216、分離帯電器217、前露光ランプ214、クリーニング装置215が装備されている。画像形成部210において、感光体ドラム211は不図示のモータにより図に示す矢印の方向に回転しており、1次帯電器212により所望の電位に帯電された後、露光制御部209からのレーザ光219が照射され、静電潜像が形成される。感光体ドラム211上に形成された静電潜像は、現像器213により現像されて、トナー像として可視化される。一方、右カセットデッキ221、左カセットデッキ222、上段カセット223あるいは下段カセット224からピックアップローラ225、226、227、228により給紙された転写紙は、給紙ローラ229、230、231、232により本体に送られ、レジストローラ233により転写ベルトに給送され、可視化されたトナー像が転写帯電器216により転写紙に転写される。転写後の感光体ドラムは、クリーナー装置215により残留トナーが清掃され、前露光ランプ214により残留電荷が消去される。転写後の転写紙は、分離帯電器217によって感光体ドラムから分離され、転写ベルト234によって定着器235に送られる。定着器では加圧、加熱により定着され、排出ローラ236により本体200の外に排出される。 本体200の右側には、例えば約4000枚の転写紙を収納し得るデッキ250が装備されている。デッキ250のリフタ251は、ピックアップローラ252に転写紙が常に当接するように転写紙の量に応じて上昇し、転写紙は給紙ローラ253によって本体に送られる。また、100枚の転写紙を収容し得る、マルチ手差し254が装備されている。さらに、図2において、237は排紙フラッパであり、搬送パス238側と排出パス243側の経路を切り替える。240は下搬送パスであり、排紙ローラ236から送り出された転写紙を反転パス239を介し、転写紙を裏返して再給紙パス241に導く。左カセットデッキ222から給紙ローラ230により給紙された転写紙も、再給紙パス241に導かれる。242は転写紙を画像形成部210に再給紙する再給紙ローラである。244は排紙フラッパ237の近傍に配置されて、この排紙フラッパ237により排出パス243側に切り替えられた転写紙を機外に排出する排出ローラである。両面記録(両面複写)時には、排紙フラッパ237を上方に上げて、複写済みの転写紙を搬送パス238、反転パス239、下搬送パス240を介して再給紙パス241に導く。このとき、反転ローラ245によって転写紙の後端が搬送パス238から全て抜け出し、且つ、反転ローラ245に転写紙が噛んだ状態の位置まで反転パス239に引き込み、反転ローラ245を逆転させることによって搬送パス240に送り出す。本体から転写紙を反転して排出する時には、排紙フラッパ237を上方へ上げ、反転ローラ245によって転写紙の後端が搬送パス238に残った状態の位置まで反転パス239に引き込み、反転ローラ245を逆転させることによって、転写紙を裏返して排出ローラ244側に送り出す。排紙処理装置290は、デジタル複写機の本体200から1枚毎に排出される転写紙を処理トレイ294で積載して揃える。1部の排出が終了したら、転写紙束をステイプルして排紙トレイ292、又は、293に束で排出する。排紙トレイ293は不図示のモーターで上下に移動制御され、画像形成動作開始前に処理トレイの位置になるように移動する。291は排出された転写紙の間に挿入する区切り紙を積載する用紙トレイで、295は排出された転写紙をZ折りにするZ折り機である。また、296は排出された転写紙一部をまとめてセンター折りしステイプルを行なうことによって製本を行なう製本機であり、製本された紙束は排出トレイ297に排出される。
【0026】
図3は、デジタル複写機内の制御系を示すブロック図である。171はデジタル複写機の基本制御を行うCPUであり、制御プログラムが書き込まれたROM174と処理を行うためのワークRAM175、入出力ポート173がアドレスバス、データバスにより接続されている。入出力ポート173には、デジタル複写機199を制御する、モータ、クラッチ等の各種負荷(不図示)や、紙の位置を検知するセンサ等の入力(不図示)が接続されている。CPU171はROM174の内容にしたがって入出力ポート173を介して順次入出力の制御を行い画像形成動作を実行する。又、CPU171には操作部172が接続されており、操作部172の表示手段、キー入力手段を制御する。操作者はキー入力手段をとおして、画像形成動作モードや、スキャナ読み取りモード、プリント出力モードの表示の切り替えをCPU171に指示し、CPU171はデジタル複写機199の状態や、キー入力による動作モード設定の表示を行う。CPU171には、イメージセンサ部208で電気信号に変換された信号を、処理する画像処理部170と、処理された画像を蓄積する画像メモリ部3、および、画像処理部170でデジタル化された信号から読み込み原稿の向きを検知するための原稿向き検知手段176が接続されている。
【0027】
次に、図4に基づいて、画像処理部170の構成を説明する。図4は、画像処理部170の構成を示すブロック図である。レンズ207を介しCCDセンサに結像された原稿画像は、Blackの輝度のデータとして入力され、CCDセンサによりアナログ電気信号に変換される。変換された画像情報は、アナログ信号処理部(不図示)に入力され、サンプル&ホールド、ダークレベルの補正等が行われた後に、A/D変換部501でアナログ・デジタル変換(A/D変換)し、デジタル化された信号を、シェーディング補正(原稿を読み取るセンサのばらつき、および原稿照明用ランプの配光特性の補正)する。その後、log変換部502に送られる。log変換部502では、入力された輝度データを濃度データに変換するためのLUT(ルックアップテーブル)が格納されており、入力されたデータに対応するテーブル値を出力することによって、輝度データを濃度データに変換する。その後、変倍処理部503により所望の倍率に画像を変倍して、γ補正部504に入力される。γ補正部504では濃度データを出力する際に、プリンタの特性を考慮したLUTによる変換を行い、操作部で設定された濃度値に応じた出力の調整を行う。その後、2値化部505へ送られる。2値化部505では多値の濃度データが2値化され、濃度値が「0」あるいは「255」となる。8bitの画像データは、2値化され「0」または「1」の1bitの画像データに変換され、メモリに格納する画像データ量は小さくなる。
【0028】
しかし、画像を2値化すると、画像の階調数は256階調から2階調になるため、写真画像のような中間調の多い画像データは2値化すると一般に画像の劣化が著しい。そこで、2値データによる擬似的な中間調表現をする必要がある。ここでは、2値のデータで擬似的に中間調表現を行う手法として誤差拡散法を用いる。この方法は、ある画像の濃度が或る閾値より大きい場合は「255」の濃度データであるとし、或る閾値以下である場合は「0」の濃度データであるとして2値化した後、実際の濃度データと2値化されたデータの差分を誤差信号として、回りの画素に配分する方法である。誤差の配分は、予め用意されているマトリックス上の重み係数を2値化によって生じる誤差に対して掛け合わせ、回りの画素に加算することによって行う。これによって、画像全体での濃度平均値が保存され、中間調を擬似的に2値で表現することができる。
【0029】
2値化された画像データは、画像メモリ部3へ送られ、画像蓄積される。また、外部I/F処理部4から入力されるコンピュータからの画像データは、外部I/F処理部4で2値画像データとして処理されているため、そのまま画像メモリ部3に送られる。画像メモリ部3は、高速のページメモリと複数のページ画像データを蓄積可能な大容量のメモリ(ハードディスク402)を有している。ハードディスク402に格納された複数の画像データは、デジタル複写機の操作部172で指定された編集モードに応じた順序で出力される。例えば、ソートの場合、自動原稿送り装置6から読み取った原稿束の画像を順に出力する。ハードディスク402から一旦格納された原稿の画像データを読み出し、これを複数回繰り返して出力する。これにより、ビンが複数有るソータと同じ役割を果たすことができる。画像メモリ部3から出力した画像データはプリンタ部2にあるスムージング部506に送られる。スムージング部506では、2値化した画像の線端部が滑らかになるようにデータの補間を行い、露光制御部209へ画像データを出力する。露光制御部209では前述の処理により画像データを転写紙に形成する。
【0030】
また、後述する原稿向き検知時には、レンズ207を介しCCDセンサに結像された読取画像は、原稿画像の場合と同様にデジタル化され、シェーディング補正後、文字列方向文書方向判別部176に送られる。文字列方向文書方向判別部176では、入力された信号から文字画像の判断を行い、それら文字列の方向、段組の方向から原稿の方向を判断する。
【0031】
次に画像メモリ部3の構成を図5に従って述べる。図5において、画像メモリ部3では、DRAM等のメモリで構成されるページメモリ301に、メモリコントローラ302を介して外部I/F処理部4、画像処理部170からの2値画像の書き込み、外部I/F処理部4、プリンタ部2への画像読み出し、大容量の記憶装置であるHD304への画像の入出力のアクセスを行う。メモリコントローラ302は、ページメモリ301のDRAMリフレッシュ信号の発生を行い、又、画像I/F処理部4、画像処理部170、HD304からのページメモリ301へのアクセスの調停を行う。更に、CPU171の指示に従い、ページメモリ301への書き込みアドレス、ページメモリ301からの読み出しアドレス、読み出し方向などの制御をする。それにより、CPU171はページメモリ301に複数の原稿画像を並べてレイアウトを行い、プリンタ部2に出力する機能や、画像の一部分のみ切り出して出力する機能や、画像回転機能を制御する。
【0032】
次に、図6に従って、外部I/F処理部4の構成を述べる。外部I/F処理部4は前述した様に、画像メモリ部3を介して、リーダ部1の2値画像データを外部I/F処理部4に取り込み、又、画像メモリ部3を介して、外部I/F処理部4からの2値画像データをプリンタ部2へ出力して画像形成を行う。外部I/F処理部4にはコア部406とファクシミリ部401、ファクシミリ部の通信画像データを保存するハードディスク402、外部コンピュータ11と接続するコンピュータインターフェイス部403と、フォーマッタ部404、イメージメモリ部405を有している。ファクシミリ部401はモデム(不図示)を介して公衆回線と接続しており、公衆回線からのファクシミリ通信データの受信と、公衆回線へのファクシミリ通信データの送信を行う。ファクシミリ部401では、ファクシミリ機能である指定された時間にファックス送信を行ったり、相手から指定パスワードの問い合わせで画像データを送信するなどハードディスク402にファクス用の画像を保存して処理を行う。これにより、一度リーダー部1から画像メモリ部3を介して、ファクシミリ部401、ファクシミリ用のハードディスク402へ画像を転送した後は、リーダー部1、画像メモリ部3をファクシミリ機能に使うことなしに、ファックス送信を行うことができる。コンピュータインターフェイス部403は外部コンピュータ11とのデータ通信を行うインターフェイス部であり、ローカルエリアネットワーク(以下、LAN)、シリアルI/F、SCSI I/F、プリンタのデータ入力用のセントロI/Fなどを持つ。このI/Fを介して、プリンタ部2、リーダー部1の状態を外部コンピュータ11に通知したり、コンピュータの指示でリーダー部1で読み取った画像を外部コンピュータ11へ転送したりする。また、外部コンピュータ11からプリント画像データを受け取ったりする。外部コンピュータ11からコンピュータインターフェイス部403を介して通知されるプリントデータは専用のプリンタコードで記述されているため、フォーマッタ部404はそのコードを画像メモリ部3を介してプリンタ部2で画像形成を行うラスターイメージデータに変換する。フォーマッタ部404はラスターイメージデータの展開をイメージメモリ部405に行う。
【0033】
イメージメモリ部405は、このようにフォーマッタ部404がラスターイメージデータの展開するメモリとして使用したり、また、リーダー部1の画像をコンピュータインターフェイス部403を介して外部コンピュータ11に送る(画像スキャナ機能)場合に、画像メモリ部3から送られる画像データをイメージメモリ部405に一度展開し、外部コンピュータ11に送るデータの形式に変換してコンピュータインターフェイス部403からデータを送出するような場合においても使用される。コア部406は、ファクシミリ部401、コンピュータインターフェイス部403、フォーマッタ部404、イメージメモリ部405、画像メモリ部3間それぞれのデータ転送を制御管理する。これにより、外部I/F処理部4に複数の画像出力部があっても、画像メモリ部3へ画像転送路が一つであっても、コア部406の管理のもと、排他制御、優先度制御され画像出力が行われる。
【0034】
次に、本発明における、自動原稿送り装置(DF)6の動作を自動原稿送り装置6の略断面図である図7(a)から図10(m)を用いて以下に説明する。
【0035】
まず、図7(a)を用いて自動原稿送り装置6の各部を説明する。給紙ローラ601は、少なくとも1枚以上のシートで構成される原稿束621を載置する原稿トレイ620に載置された原稿束621の原稿面に落下し回転することで、原稿束の最上面の原稿Dを給紙するようになっている。ストッパ611は、原稿の給送開始前には図7(a)の様に突出しており、原稿束621はこのストッパ611により規制されて下流に進出できないようになっている。給紙ローラ601によって給送された原稿は分離ローラ602と分離ベルト603の作用によって1枚に分離される。分離は周知のリタード分離技術によって実現されている。搬送ローラ604は、分離ローラ602と分離ベルト603によって分離された原稿をレジストローラ605へ搬送し、レジストローラ605に原稿を突き当て、ループを形成することによって、原稿の搬送における斜行を解消する。レジストローラ605の下方には、レジストローラ605を通過した原稿をプラテン201方向への搬送路である給紙パス652または反転入り口パス653へ誘導する反転給紙フラッパ613が配置されている。第一反転ローラ614と、第二反転ローラ615は、共に原稿を反転させる場合に回転する。反転フラッパ612は、第二反転ローラ615の方向から到来する原稿を反転パス650または再給紙パス651へ誘導する。ベルト駆動ローラ606は、原稿をプラテン上に配置するための給送ベルト607を駆動する。給送ベルト607はプラテン201に当接している。給排紙ローラ617は、手差し給紙口622から供給された原稿の給排紙及び給送ベルト607によって給送された原稿Dを原稿排紙口623へ排出する。排紙フラッパ616は、手差し給排紙パス654または原稿排紙パス655へ原稿を誘導する。排紙フラッパ616は、原稿排紙時には手差し排紙口622の方へ原稿が排出されないように作用する。手差し給排紙ローラ619は、手差し原稿の給排紙を行う。排紙ローラ618は、原稿の排出を行う。また、原稿トレイ620の下部には3個のセンサ608、609、610が配置されている。原稿セット検知センサ610は、原稿束621がセットされたことを検知する透過型の光センサである。原稿後端検知センサ608は、原稿がハーフサイズ原稿か否かを判定するための反射型の光センサである。原稿セット検知センサ610と原稿後端検知センサ608の間にある最終原稿検知センサ609は、搬送中の原稿が最終原稿か否かを判定するための反射型の光センサである。また、原稿サイズ検知センサ624、625、626は、搬送中の原稿のサイズを検知するセンサであり、原稿の幅方向に3個並んで配置されており、3個のセンサ値により原稿幅を3段階に検出し、A系とB系、または、A4とA5の原稿幅等を判別することができる。また、原稿の通過時間により原稿長を検出することもできる。これにより、サイズの異なる原稿が混在する原稿束であっても、個々の原稿サイズの検出を行うことができる。ただし、この際、原稿束は、原稿幅方向の奥側を揃えて載置するものとする。
【0036】
次に、両面に印刷がなされた原稿(両面原稿)の両面を読み取る際の、自動原稿送り装置6の動作について説明する。
【0037】
自動原稿送り装置6に両面原稿の給送開始が指示されると、ストッパ611が下降し、さらに給紙ローラ601が原稿上面に落下する(図7(b))。給紙ローラ601、分離ローラ602、分離ベルト603、搬送ローラ604の作用により、原稿は原稿束621の最上面から1枚だけ分離され、レジストローラ605まで給送される(図7(c))。このとき、反転給紙フラッパ613は原稿を反転パス650へ搬送する方向にセットされている。
【0038】
レジストローラ605が回転すると、原稿は図7(d)に示すパスを経由して、図8(e)に示す位置まで搬送される。ここから第一反転ローラ614と第二反転ローラ615の駆動方向が反転し、原稿はプラテン201上に給送され、図8(f)の位置で停止する。
【0039】
原稿の読み取りが終了すると、図8(g)に示すように、再給紙パス651を経由して原稿がひっくり返され、図8(h)に示すように、再びプラテン201上に給送される。
【0040】
原稿の読み取りが終了すると、原稿Dは右方向へ給送され、原稿排紙口623から自動原稿送り装置6の機外へ排出される。自動原稿送り装置6は、以上の動作を繰り返すことで、両面原稿を最上面から1枚ずつ分離し、両面の読み取りを行い、上面を下向きにして(フェイスダウンで)排出することができる。
【0041】
次に、スキャナ202を所定の位置に固定し、原稿を移動させて画像を読み取る原稿読み取り方式(流し読み)の動作を、原稿がスモールサイズのみの場合とラージサイズが含まれる場合に分けて説明する。本実施例の形態においては、スモールサイズとは原稿トレイ620に原稿束621を載置したときに原稿後端検知センサ608が原稿を検知しないサイズであり、A4サイズ、LTRサイズ等である。ラージサイズとは原稿トレイ620に原稿束621を載置したときに原稿後端検知センサ608が原稿を検知するサイズであり、A3サイズ、11×17サイズ等である。
【0042】
先ず、スモールサイズのみの原稿の流し読みを説明する。
【0043】
原稿がレジストローラ605に到達するまでの動作は図7(a)から図7(c)で説明した通りである。流し読みの場合はさらに図9(i)に示すように、反転給紙フラッパ613が原稿をプラテン201上へ導く。原稿は図中のA点上を所定の速度で搬送され、原稿の画像はA点の下部に待機しているスキャナ202によって読み取られる(図9(j))。この際、原稿の先端がA点を通過するタイミングで読み取り開始の信号をリーダ部1に通知する。読み取られた原稿Dはそのまま図の右方向へ搬送され、原稿排紙口623から自動原稿送り装置6の機外へ排出される(図9(k))。A点はA0、A1、A2、A3、A4、A5の6点から構成され、LTRサイズの原稿後端がレジストローラ605を通過した位置をA0、そこから図の右方向に0.5mmごとにA1、A2・・・と規定されている。
【0044】
後述するゴミ判定によって判定された読み取り可能な位置を記憶し、読み取りの際には、記憶した位置で読み取りが行われるようにスキャナ202、自動原稿送り装置6に指示が出される。
【0045】
次に、ラージサイズが含まれる原稿の流し読みを説明する。原稿がレジストローラ605に到達するまでの動作は図7(a)から図7(c)で説明した通りである。ラージサイズが含まれる原稿の流し読みの場合はさらに図10(l)に示すように、反転給紙フラッパ613が原稿をプラテン201上へ導く。原稿は図中のB点上を所定の速度で搬送され、B点の下部に待機しているスキャナ202によって原稿の画像が読み取られる。この際、原稿の先端がB点を通過するタイミングで読み取り開始の信号をリーダ部1に通知する。読み取られた原稿Dはそのまま図の右方向へ搬送され、原稿排紙口623から自動原稿送り装置6の機外へ排出される(図10(m))。B点はB0、B1、B2、B3、B4、B5の6点から構成され、11×17サイズの原稿後端がレジストローラ605を通過した位置をB0、そこから図の右方向に0.5mmごとにB1、B2・・・と規定されている。後述するゴミ判定によって判定された読み取り可能な位置を記憶し、読み取りの際には、記憶した位置で読み取りが行われるようにスキャナ202、自動原稿送り装置6に指示が出される。
【0046】
最後に、スキャナ202を移動させて画像を読み取る原稿固定読みの場合は、原稿の後端がプラテン201の端部に合わさる位置に載置する(図8(h)に示す位置)。
【0047】
次に、自動原稿送り装置6(図7参照)の原稿トレイ620にセットされた原稿束621の向きと、搬送されて原稿排紙口622に排出された原稿束621の向きがどのように対応するかを図11に示す。図11の左側に示した原稿が、原稿トレイ620にセットされた原稿束621である。この原稿の最上面にある番号1の原稿から順に搬送され、表裏が反転されて出力されるため、図11の右側に示したように、最上面の原稿が表裏反転されて、最下面となって排出される。
【0048】
上術のような構成の原稿送り装置を用いて流し読み動作によって原稿画像の読み取りを行う際、原稿向き検知手段によって原稿の向きを検知する処理について説明する。
【0049】
先ず、スモール原稿の場合、図12(n)、(o)のように原稿自動送り装置上の原稿を1枚引き込む。そしてスモール原稿用の流し読み待機位置、Aの位置において原稿の画像読み取りが可能となるように、プラテンガラス上に載置される。このとき原稿の引き込みによって、自動原稿送り装置6は原稿の長さ、幅等のサイズを検知することができ、これに応じて、ページメモリ301上、あるいは、HD304上に画像書き込み用のメモリ領域が確保される。
【0050】
引き込まれた原稿のサイズに応じて、ミラー台の位置の制御を行う。引き込まれた原稿がスモールサイズのものでった場合、流し読み位置がAの位置となるため、ミラー台は、Aの位置への移動する(図12(p))。この移動を開始する際、原稿を照射するためのランプ203を点灯させ、またシェーディング調整によるCCDの読み取りレベル調整を予め行っておく。そして、この流し読み位置へのミラー台の移動時に、画像読み取り開始の信号を原稿向き検知手段を形成する文字列方向文書方向判別部176に対して行う。この際、ページメモリ301に対しては、画像読み取り開始の処理を行わない。これにより、ミラー台はランプ203によって照射された原稿画像を原稿向き検知手段となる基板に送りながら、つまり、原稿画像をスキャンしながら、流し読み位置まで移動することになる。この画像は画像メモリには書き込まれない。
【0051】
原稿向き検知手段を形成する文字列方向文書方向判別部176は、この画像データに基づいて、自動原稿送り装置6上に載置されていた原稿の方向がどちら向きのものであったかを検知する。そして検知結果をCPU171に対して通知する。CPU171は通知された原稿の方向を基に、これから行われる原稿読み取りにおいて、原稿画像の方向が適正なものとなるように、画像処理部170に対して、回転処理の設定を行う。
【0052】
ミラー台の移動時にCCDから読み取った画像によるによる原稿の向き検知結果を受けて、原稿を1枚目から流し読みの処理を行う(図12(q))。
【0053】
原稿画像は、CCD208から読み出された後、ページメモリ301に取り込まれるが、この際、画像処理部170を通過し、画像処理部170では、既に先に行われた原稿向き検知結果によって回転制御の設定が行われている。このため、画像データがページメモリ301に書き込まれる際には、画像データはユーザの原稿載置方向を加味した適正なものに補正される。
【0054】
次に、ラージ原稿の場合、図13(n)、(o)のように自動原稿送り装置6上の原稿を1枚引き込む。そしてスモール原稿用の流し読み待機位置、Bの位置において原稿の画像読み取りが可能となるように、プラテンガラス201上に載置される。このとき原稿の引き込みによって、自動原稿送り装置6は原稿の長さ、幅等のサイズを検知することができ、これに応じて、ページメモリ301上、あるいは、HD304上に画像書き込み用のメモリ領域が確保される。
【0055】
引き込まれた原稿のサイズに応じて、ミラー台の位置の制御を行う。引き込まれた原稿がスモールサイズのもので合った場合、流し読み位置がBの位置となるため、ミラー台は、Bの位置への移動する(図13(t))。この移動を開始する際、原稿を照射するためのランプ203を点灯させ、またシェーディング調整によるCCDの読み取りレベル調整を予め行っておく。そして、この流し読み位置へのミラー台の移動時に、画像読み取り開始の信号を原稿向き検知手段に対して行う。この際、ページメモリ301に対しては、画像読み取り開始の処理を行わない。これにより、ミラー台はランプ203によって照射された原稿画像を原稿向き検知手段の基板に送りながら、つまり、原稿画像をスキャンしながら、流し読み位置まで移動することになる。この画像は画像メモリ部3には書き込まれない。
【0056】
原稿向き検知手段は、この画像データに基づいて、自動原稿送り装置6上に載置されていた原稿の方向がどちら向きのものであったかを検知する。そして検知結果をCPU171に対して通知する。CPU171は通知された原稿の方向を基に、これから行われる原稿読み取りにおいて、原稿画像の方向が適正なものとなるように、画像処理部170に対して、回転処理の設定を行う。
【0057】
ミラー台の移動時にCCDから読み取った画像による原稿の向き検知結果を受けて、原稿を1枚目から流し読みの処理を行う(図12(q))。原稿画像は、CCD208から読み出された後、ページメモリ301に取り込まれるが、この際、画像処理部170を通過し、画像処理部170では、既に先に行われた原稿向き検知結果によって回転制御の設定が行われている。このため、画像データがページメモリ301に書き込まれる際には、画像データはユーザの原稿載置方向を加味した適正なものに補正される。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によって、流し読みによる能率の向上と、スキャナ単体としての画像読み取り時の原稿向き検知、補正を適確に行うことが可能となり、操作性及びスキャナとしての生産性が向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像形成装置の例としてのデジタル複写機の構成を示すブロック図
【図2】 本発明に係る画像形成装置の例としてのデジタル複写機の構成を示す縦断側面図
【図3】 デジタル複写機内の制御系を示すブロック図
【図4】 画像処理部170の構成を示すブロック図
【図5】 画像メモリ部3の構成を示すブロック図
【図6】 外部I/F処理部4の構成を示すブロック図
【図7】 自動原稿送り装置6の略断面図(a〜d)
【図8】 自動原稿送り装置6の原稿搬送を示す説明図(e〜h)
【図9】 スモール原稿の流し読みを示す説明図(i〜k)
【図10】 ラージ原稿の流し読みを示す説明図(l〜m)
【図11】 原稿排紙口622から排出された原稿束621の向きを表す説明図
【図12】 スモール原稿の原稿向き検知動作を示す説明図(n〜q)
【図13】 ラージ原稿の原稿向き検知動作を示す説明図(r〜u)
【図14】 原稿向き検知動作を示すフローチャート
【符号の説明】
6 自動原稿送り装置(DF)
176 原稿向き検知手段(文字列方向文書方向判別部)
200 画像形成装置本体
201 プラテンガラス
202 スキャナ
203 原稿照明ランプ
204〜206 走査ミラー
207 レンズ
208 イメージセンサ部(CCD)
209 露光制御部
210 画像形成部
211 感光体ドラム
212 1次帯電器
213 現像器
214 前露光ランプ
215 クリーニング装置
216 転写帯電器
217 分離帯電器
219 レーザ光
221 右カセットデッキ
222 左カセットデッキ
223 上段カセット
224 下段カセット
225、226、227、228 ピックアップローラ
229、230、231、232 給紙ローラ
233 レジストローラ
234 転写ベルト
235 定着器
236 排出ローラ
237 排紙フラッパ
238 搬送パス
239 反転パス
240 下搬送パス
241 再給紙パス
242 再給紙ローラ
243 排出パス
244 排出ローラ
245 反転ローラ
250 デッキ
251 リフタ
252 ピックアップローラ
253 給紙ローラ
254 マルチ手差し
290 排紙処理装置
291 用紙トレイ
292、293 排紙トレイ
294 処理トレイ
295 Z折り機
296 製本機
297 排出トレイ
601 給紙ローラ
602 分離ローラ
603 分離ベルト
604 搬送ローラ
605 レジストローラ
606 ベルト駆動ローラ
607 給送ベルト
608 原稿後端検知センサ
609 最終原稿検知センサ
610 原稿セット検知センサ
611 ストッパ
612 反転フラッパ
613 反転給紙フラッパ
614 第一反転ローラ
615 第二反転ローラ
616 排紙フラッパ
617 給排紙ローラ
618 排紙ローラ
619 手差し給排紙ローラ
620 原稿トレイ
621 原稿束
622 手差し排紙口
623 原稿排紙口
624 原稿サイズ検知センサ1
625 原稿サイズ検知センサ2
626 原稿サイズ検知センサ3
650 反転パス
651再給紙パス
652 給紙パス
653 反転入り口パス

Claims (2)

  1. 原稿を読み取る読取部を所定の位置に固定し、原稿自動送り装置によりプラテンガラス上で原稿を移動させて原稿の画像を読み取る方式の原稿読取装置を備えた画像形成装置であって、
    原稿から読み取った画像により原稿の向きを判別する原稿向き判別手段と、
    前記原稿向き判別手段の判別結果に応じて画像の回転処理を行う画像処理手段と、
    前記画像処理手段で回転処理した画像を記憶する記憶手段と、
    前記読取部を第1の位置に配置した状態で、前記原稿自動送り装置により1枚目の原稿を前記プラテンガラス上に載置させた後、前記読取部を第2の位置へ移動させ、その移動中に前記読取部で読み取った前記1枚目の原稿の画像により前記原稿向き判別手段で原稿の向きを判別させ、その判別結果に応じて前記画像処理手段で画像の回転処理を行わせるように設定し、その後、前記読取部を前記第2の位置に固定させた状態で、前記原稿自動送り装置により1枚目以降の原稿を移動させながら前記読取部により前記1枚目以降の原稿の画像を読み取らせ、読み取った前記1枚目以降の原稿の画像を前記画像処理手段で回転処理させ前記記憶手段に記憶させる制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 原稿を読み取る読取部を所定の位置に固定し、原稿自動送り装置によりプラテンガラス上で原稿を移動させて原稿の画像を読み取る方式の原稿読取装置における画像読取り方法であって、
    前記読取部を第1の位置に配置した状態で、前記原稿自動送り装置により1枚目の原稿を前記プラテンガラス上に載置させた後、前記読取部を第2の位置へ移動させ、その移動中に前記読取部で前記1枚目の原稿の画像を読み取るステップAと、
    前記ステップAで読み取った前記1枚目の原稿の画像にもとづいて原稿の向き判別するステップBと、
    前記読取部を第2の位置へ移動させて固定した状態で、前記原稿自動送り装置により1枚目以降の原稿を移動させながら前記読取部により前記1枚目以降の原稿の画像を読み取るステップCと、
    ステップCで読み取った前記1枚目以降の原稿の画像を、前記ステップBで判別した原稿の向きにもとづいて回転処理するステップDと、
    前記ステップDで回転処理した前記1枚目以降の原稿の画像を記憶するステップEと、
    を備えたことを特徴とする画像読取り方法。
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