JP3631134B2 - 画像読み取り装置、画像読み取り方法及び記憶媒体 - Google Patents

画像読み取り装置、画像読み取り方法及び記憶媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像読み取り装置、画像読み取り方法及び記憶媒体に関し、特に、画像情報の読み取りを原稿搬送中に行う原稿流し読み機能を備えた画像読み取り装置に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、プラテンガラス上に載置された原稿画像をスキャナの移動によって読み取る原稿固定読み方式に加えて、自動原稿送り装置によりプラテンガラス上を搬送中に原稿画像を読み取る原稿流し読み機能を備えた画像読取装置が知られている。
【0003】
上記原稿流し読み取り方式は、原稿交換と同時に読み取りを行えること、及び原稿間のスキャナ移動時間が不要なことで、原稿固定読み方式に比べて、原稿束全体の読み取り時間を短縮することが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記原稿流し読み取り方式の場合は、プラテンガラス上の固定位置で原稿画像を読み取るため、プラテンガラスと原稿の間や、プラテンガラスの下部に付着した粉塵、汚れ等によって原稿画像を正しく読み取れない場合があった。
【0005】
本発明は上述の問題点にかんがみ、プラテンガラスの下部に粉塵、汚れ等が付着している場合においても、原稿画像を正しく読み取ることができるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の画像読み取り装置は、原稿を原稿台上に搬送する原稿搬送手段と、上記原稿台上に上記原稿を載置した状態で原稿読取位置を移動させながら原稿画像を読み取る原稿固定読み動作と、上記原稿読取位置を所定位置に固定した状態で上記原稿搬送手段を用いて上記原稿を搬送させながら原稿画像を読み取る原稿流し読み動作とを実行可能な画像読み取り手段と、上記原稿のサイズを検知する原稿サイズ検知手段と、上記原稿が上記原稿台上に存在しない状態で上記原稿搬送手段を回転させながら読み取ることで生成される画像信号に基づいて、上記原稿台上におけるゴミの有無を検知するゴミ検知手段と、上記原稿サイズ検知手段及び上記ゴミ検知手段の検知結果に応じて、ゴミを回避しながら原稿サイズに応じた原稿読取位置において上記読取手段により上記原稿流し読み動作を実行するように上記原稿読取位置を制御するとともに、ゴミを回避不可能な場合には上記原稿流し読み動作を禁止して上記原稿固定読み動作のみを実行可能に設定する制御手段とを具備することを特徴としている。
また、本発明の画像読み取り装置の他の特徴とするところは、上記ゴミ検知手段によるゴミ検知の結果、ゴミを回避できない場合に警告する警告手段を具備することを特徴としている。
また、本発明の画像読み取り装置のその他の特徴とするところは、上記警告手段による警告後にゴミの除去が行われたか否かを判断する除去判断手段を具備することを特徴としている。
また、本発明の画像読み取り装置のその他の特徴とするところは、上記除去判断手段によりゴミが除去されたと判断した場合に、上記警告手段による警告を解除することを特徴としている。
【0007】
本発明の画像読み取り方法は、原稿を原稿台上に搬送する原稿搬送処理と、上記原稿台上に上記原稿を載置した状態で原稿読取位置を移動させながら原稿画像を読み取る原稿固定読み処理と、上記原稿読取位置を所定位置に固定した状態で原稿搬送手段を用いて上記原稿を搬送させながら原稿画像を読み取る原稿流し読み処理と、上記原稿のサイズを検知する原稿サイズ検知処理と、上記原稿が上記原稿台上に存在しない状態で上記原稿搬送手段を回転させながら読み取ることで生成される画像信号に基づいて、上記原稿台上におけるゴミの有無を検知するゴミ検知処理と、上記原稿サイズ検知処理及び上記ゴミ検知処理の検知結果に応じて、ゴミを回避しながら原稿サイズに応じた原稿読取位置において上記原稿流し読み処理を実行するように上記原稿読取位置を制御するとともに、ゴミを回避不可能な場合には上記原稿流し読み処理を禁止して上記原稿固定読み処理のみを実行可能に設定する設定処理とを行うことを特徴としている。
【0008】
本発明の記憶媒体は、上記に記載の各処理をコンピュータの制御により画像読み取り装置に実行させるためのプログラムを記録したことを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の画像読み取り装置、画像読み取り方法及び記憶媒体の実施の形態を説明する。本実施の形態においては、画像読取装置として、デジタル複写機を一例に挙げて説明する。
【0010】
図1は、本実施の形態のデジタル複写機の主要な構成を示すブロック図である。リーダ部1は、原稿の画像を読み取り、原稿画像に応じた画像データを画像メモリ部3へ出力する。
【0011】
プリンタ部2は、画像メモリ部3から読み出された画像データに応じた画像を記録紙上に記録する。
【0012】
画像メモリ部3は、リーダ部1から転送された画像データを圧縮して、圧縮された圧縮画像データを記憶し、また、記憶している圧縮画像データを伸長して、伸長された画像データをプリンタ部2へ転送する。また、記憶している画像データを外部I/F処理部4に転送し、外部I/F処理部4から転送された画像データを記憶する。
【0013】
外部I/F処理部4は、画像メモリ部3から転送された画像データに所定の処理を施した後、外部装置に出力し、外部装置から送られた画像データに所定の処理を施して画像メモリ部3に転送する。また、自動原稿送り装置6はリーダ部1に接続されており、載置された原稿を所定位置に給送する。
【0014】
図2は、本実施の形態におけるデジタル複写機の構成を示す断面構成図である。図2中、200はデジタル複写機199の本体を示している。6は自動原稿送り装置(DF)を示している。
【0015】
201は原稿載置台としてのプラテンガラスで、202はスキャナであり、原稿照明ランプ203や走査ミラー204等で構成される。不図示のモータによりスキャナが所定方向に往復走査されて原稿の反射光を、走査ミラー204〜206を介してレンズ207を透過してイメージセンサ部208内のCCDセンサに結像する。
【0016】
209はレーザやポリゴンスキャナ等で構成された露光制御部で、イメージセンサ部208で電気信号に変換され、後述する所定の画像処理が行われた画像信号に基づいて変調されたレーザ光219を感光体ドラム211に照射する。
【0017】
感光体ドラム211の回りには、1次帯電器212、現像器213、転写帯電器216、分離帯電器217、前露光ランプ214、クリーニング装置215が装備されている。
【0018】
上述のように構成された画像形成部210において、感光体ドラム211は不図示のモータにより図2に示す矢印の方向に回転しており、1次帯電器212により所望の電位に帯電された後、露光制御部209からのレーザ光219が照射され、静電潜像が形成される。感光体ドラム211上に形成された静電潜像は、現像器213により現像されて、トナー像として可視化される。
【0019】
一方、右カセットデッキ221、左カセットデッキ222、上段カセット223あるいは下段カセット224からピックアップローラ225、226、227、228により給紙された転写紙は、給紙ローラ229、230、231、232により本体に送られ、レジストローラ233により転写ベルトに給送され、可視化されたトナー像が転写帯電器216により転写紙に転写される。
【0020】
転写後の感光体ドラムは、クリーナー装置215により残留トナーが清掃され、前露光ランプ214により残留電荷が消去される。転写後の転写紙は、分離帯電器217によって感光体ドラムから分離され、転写ベルト234によって定着器235に送られる。
【0021】
定着器235では加圧、加熱により定着され、排出ローラ236により本体200の外に排出される。本体200の右側には、例えば約4000枚の転写紙を収納し得るデッキ250が装備されている。
【0022】
上記デッキ250のリフタ251は、ピックアップローラ252に転写紙が常に当接するように転写紙の量に応じて上昇し、転写紙は給紙ローラ253によって本体に送られる。また、100枚の転写紙を収容し得る、マルチ手差し254が装備されている。
【0023】
さらに、図2において、237は排紙フラッパであり、搬送パス238側と排出パス243側の経路とを切り換えるものである。240は下搬送パスであり、排紙ローラ236から送り出された転写紙を、反転パス239を介して、転写紙を裏返して再給紙パス241に導くようになされている。
【0024】
左カセットデッキ222から給紙ローラ230により給紙された転写紙も、再給紙パス241に導かれる。242は転写紙を画像形成部210に再給紙する再給紙ローラである。244は排紙フラッパ237の近傍に配置されて、この排紙フラッパ237により排出パス243側に切り換えられた転写紙を機外に排出する排出ローラである。
【0025】
両面記録(両面複写)時には、排紙フラッパ237を上方に上げて、複写済みの転写紙を搬送パス238、反転パス239、下搬送パス240を介して再給紙パス241に導く。このとき、反転ローラ245によって転写紙の後端が搬送パス238から全て抜け出し、且つ、反転ローラ245に転写紙が噛んだ状態の位置まで反転パス239に引き込み、反転ローラ245を逆転させることによって搬送パス240に送り出す。
【0026】
本体から転写紙を反転して排出する時には、排紙フラッパ237を上方へ上げ、反転ローラ245によって転写紙の後端が搬送パス238に残った状態の位置まで反転パス239に引き込み、反転ローラ245を逆転させることによって、転写紙を裏返して排出ローラ244側に送り出す。
【0027】
排紙処理装置290は、デジタル複写機の本体200から1枚毎に排出される転写紙を処理トレイ294で積載してそろえる。1部の排出が終了したら、転写紙束をステイプルして排紙トレイ292、または、293に束で排出する。
【0028】
排紙トレイ293は、不図示のモータで上下に移動制御され、画像形成動作開始前に処理トレイの位置になるように移動する。291は排出された転写紙の間に挿入する区切り紙を積載する用紙トレイで、295は排出された転写紙をZ折りにするZ折り機である。
【0029】
また、296は排出された転写紙一部をまとめてセンター折りしステイプルを行うことによって製本を行う製本機であり、製本された紙束は排出トレイ297に排出される。
【0030】
図3は、デジタル複写機199内の制御ブロック図である。図3において、171はデジタル複写機199の基本制御を行うCPUであり、制御プログラムが書き込まれたROM174と処理を行うためのワークRAM175、入出力ポート173がアドレスバス、データバスにより接続されている。
【0031】
入出力ポート173には、デジタル複写機199を制御する、モータ、クラッチ等の各種負荷(不図示)や、紙の位置を検知するセンサ等の入力(不図示)が接続されている。CPU171はROM174の内容に従って入出力ポート173を介して順次入出力の制御を行い、画像形成動作を実行する。
【0032】
また、CPU171には操作部172が接続されており、操作部172の表示手段、キー入力手段を制御する。操作者はキー入力手段を通して、画像形成動作モードや、スキャナ読み取りモード、プリント出力モードの表示の切り替えをCPU171に指示し、CPU171はデジタル複写機199の状態や、キー入力による動作モード設定の表示を行う。
【0033】
CPU171には、イメージセンサ部208で電気信号に変換された信号を、処理する画像処理部170と、処理された画像を蓄積する画像メモリ部3、及び画像処理部170でデジタル化された信号からプラテンガラス201上のゴミを検知するゴミ判定部176が接続されている。
【0034】
次に、図4に基づいて、画像処理部170を説明する。図4は、画像処理部の構成を示すブロック図である。図4において、レンズ207を介しCCDセンサに結像された原稿画像は輝度データとして入力され、CCDセンサによりアナログ電気信号に変換される。
【0035】
アナログ電気信号に変換された画像情報は、アナログ信号処理部(不図示)に入力され、サンプル&ホールド、ダークレベルの補正等が行われた後に、A/D変換部501でアナログ、デジタル変換(A/D変換)し、デジタル化された信号を、シェーディシグ補正(原稿を読み取るセンサのばらつき、及び原稿照明用ランプの配光特性の補正)する。
【0036】
その後、log変換部502に送られる。log変換部502では、入力された輝度データを濃度データに変換するためのLUT(Color Look−up Table)が格納されており、入力されたデータに対応するテーブル値を出力することによって、輝度データを濃度データに変換する。
【0037】
その後、変倍処理部503により所望の倍率に画像を変倍して、γ補正部504に入力される。γ補正部504では濃度データを出力する際に、プリンタの特性を考慮したLUTによる変換を行い、操作部で設定された濃度値に応じた出力の調整を行う。その後、2値化部505へ送られる。2値化部505では多値の濃度データが2値化され、濃度値が「0」あるいは「255」となる。
【0038】
8bitの画像データは、2値化され「0」または「1」の1bitの画像データに変換され、メモリに格納する画像データ量は小さくなる。しかし、画像を2値化すると、画像の階調教は256階調から2階調になるため、写真画像のような中間調の多い画像データは2値化すると一般に画像の劣化が著しい。
【0039】
そこで、2値データによる擬似的な中間調表現をする必要がある。ここでは、2値のデータで擬似的に中間調表現を行う手法として誤差拡散法を用いる。この方法は、ある画像の濃度がある閾値より大きい場合は「255」の濃度データであるとし、ある閾値以下である場合は「0」の濃度データであるとして2値化した後、実際の濃度データと2値化されたデータの差分を誤差信号として、回りの画素に配分する方法である。
【0040】
誤差の配分は、あらかじめ用意されているマトリクス上の重み係数を2値化によって生じる誤差に対して掛け合わせ、回りの画素に加算することによって行う。これによって、画像全体での濃度平均値が保存され、中間調を擬似的に2値で表現することができる。
【0041】
2値化された画像データは、画像メモリ部3へ送られ、画像蓄積される。また、外部I/F処理部4から入力される、コンピュータからの画像データは、外部I/F処理部で2値画像データとして処理されているため、そのまま画像メモリ部3に送られる。画像メモリ部3は、高速のページメモリと複数のページ画像データを蓄積可能な大容量のメモリ(ハードディスク)を有している。
【0042】
ハードディスクに格納された複数の画像データは、デジタル複写機199の操作部で指定された編集モードに応じた順序で出力される。例えば、ソートの場合、自動原稿送り装置6から読み取った原稿束の画像を順に出力する。ハードディスクから一旦格納された原稿の画像データを読み出し、これを複数回繰り返して出力する。
【0043】
これにより、ビンが複数あるソータと同じ役割を果たすことができる。画像メモリ部3から出力した画像データはプリンタ部2にあるスムージング部506に送られる。
【0044】
スムージング部506では、2値化した画像の線端部が滑らかになるようにデータの補間を行い、露光制御部209へ画像データを出力する。露光制御部209では前述の処理により画像データを転写紙に形成する。また、後述するゴミ判定時には、レンズ207を介しCCDセンサに結像された読取画像は、原稿画像の場合と同様にデジタル化され、シェーディング補正後、ゴミ判定部176に送られる。
【0045】
ゴミ判定部176では、入力された信号を画素単位で原稿送り方向に加算し、加算結果が一定レベルを超えていたらその画素部分にはゴミが付着しているものと判断する。
【0046】
次に、画像メモリ部3の詳細を図5に従って述べる。画像メモリ部3では、DRAM等のメモリで構成されるページメモリ部301に、メモリコントローラ部302を介して外部I/F処理部4、画像処理部170からの2値画像の書き込み、外部I/F処理部4、プリンタ部2への画像読み出し、大容量の記憶装置であるハードディスク304への画像の入出力のアクセスを行う。
【0047】
メモリコントローラ部302は、ページメモリ301のDRAMリフレッシュ信号の発生を行い、また、画像I/F処理部4、画像処理部170、ハードディスク304からのページメモリ301へのアクセスの調停を行う。
【0048】
更に、CPU171の指示に従い、ページメモリ部301への書き込みアドレス、ページメモリ部301からの読み出しアドレス、読み出し方向などの制御をする。それにより、CPU171はページメモリ部301に複数の原稿画像をならべてレイアウトを行い、プリンタ部に出力する機能や、画像の一部分のみ切り出して出力する機能や、画像回転機能を制御する。
【0049】
次に、図6に従って、外部I/F処理部4の構成を述べる。外部I/F処理部4は前述した様に、画像メモリ部3を介して、リーダ部の2値画像データを外部I/F処理部に取り込み、また、画像メモリ部3を介して、外部I/Fからの2値画像データをプリンタ部2へ出力して画像形成を行う。
【0050】
外部I/F処理部4にはコア部406とファクシミリ部401、ファクシミリ部の通信画像データを保存するハードディスク402、外部コンピュータ11と接続するコンピュータインターフェイス部403と、フォーマッタ部404、イメージメモリ部405を有している。
【0051】
ファクシミリ部401はモデム(不図示)を介して公衆回線と接続しており、公衆回線からのファクシミリ通信データの受信と、公衆回線へのファクシミリ通信データの送信を行う。
【0052】
ファクシミリ部401では、ファクシミリ機能である、指定された時間にファックス送信を行ったり、相手から指定パスワードの間い合わせで画像データを送信したりするなど、ハードディスク402にファクス用の画像を保存して処理を行う。
【0053】
これにより、一度リーダ部1から画像メモリ部3を介して、ファクシミリ部401、ファクシミリ用のハードディスク402へ画像を転送した後は、リーダ部1、画像メモリ部3をファクシミリ機能に使うことなしに、ファックス送信を行うことができる。
【0054】
コンピュータインターフェイス部403は、外部のコンピュータとのデータ通信を行うインターフェイス部であり、ローカルエリアネットワーク(以下、LAN)、シリアルI/F、SCSII/F、プリンタのデータ入力用のセントロI/Fなどを持つ。
【0055】
このI/Fを介して、プリンタ部、リーダ部の状態を外部コンピュータに通知したり、コンピュータの指示に従ってリーダ部1で読み取った画像を外部コンピュータへ転送したりする。
【0056】
また、外部コンピュータからプリント画像データを受け取ったりする外部コンピュータからコンピュータインターフェイス部403を介して通知されるプリントデータは専用のプリンタコードで記述されているため、フォーマッタ部404は画像メモリ部3を介してそのコードをプリンタ部2で画像形成を行うラスターイメージデータに変換する。
【0057】
フォーマッタ部404は、ラスターイメージデータの展開をイメージメモリ部405に行う。イメージメモリ部405は、このようにフォーマッタ部404がラスターイメージデータの展開するメモリとして使用したり、コンピュータインターフェイス部403を介して、リーダ部の画像を外部コンピュータに送ったりする(画像スキャナ機能)場合に、画像メモリ部3から送られる画像データをイメージメモリ部405に一度展開し、外部コンピュータに送るデータの形式に変換してコンピュータインターフェイス部403からデータを送出するような場合においても使用される。
【0058】
コア部406は、ファクシミリ部401、コンピュータインターフェイス部403、フォーマッタ部404、イメージメモリ部405、画像メモリ部3間それぞれのデータ転送を制御管理する。これにより、外部I/F処理部4に複数の画像出力部があっても、画像メモリ部3へ画像転送路が一つであっても、コア部406の管理のもと、排他制御、優先度制御され画像出力が行われる。
【0059】
次に、本実施の形態における、自動原稿送り装置(DF)6の動作を自動原稿送り装置6の略断面図である図7(a)から図10(m)を用いて説明する。
まず、図7(a)を用いて自動原稿送り装置6の各部を説明する。給紙ローラ601は、少なくとも1枚以上のシートで構成される原稿束621を載置する原稿トレイ620に載置された原稿束621の原稿面に落下し回転することで、原稿束の最上面の原稿Dを給紙するようになっている。
【0060】
ストッパ611は、原稿の給送開始前には図7(a)の様に突出しており、原稿束621はこのストッパ611により規制されて下流に進出できないようになっている。給紙ローラ601によって給送された原稿は分離ローラ602と分離ベルト603の作用によって1枚に分離される。分離は周知のリクード分離技術によって実現されている。
【0061】
搬送ローラ604は、分離ローラ602と分離ベルト603によって分離された原稿をレジストローラ605へ搬送し、レジストローラ605に原稿を突き当て、ループを形成することによって、原稿の搬送における斜行を解消する。レジストローラ605の下方には、レジストローラ605を通過した原稿をプラテン201方向への搬送路である給紙パス652または反転入りロハス653へ誘導する反転給紙フラッパ613が配置されている。
【0062】
第1の反転ローラ614と、第2の反転ローラ615は、共に原稿を反転させる場合に回転する。反転フラッパ612は、第2の反転ローラ615の方向から到来する原稿を反転パス650または再給紙パス651へ誘導する。ベルト駆動ローラ606は、原稿をプラテン上に配置するための給送ベルト607を駆動する。
【0063】
給送ベルト607は、プラテン201に当接している。給排紙ローラ617は、手差し給紙口622から供給された原稿の給排紙及び給送ベルト607によって給送された原稿Dを原稿排紙口623へ排出する。排紙フラッパ616は、手差し給排紙パス654または原稿排紙パス655へ原稿を誘導する。排紙フラッパ616は、原稿排紙時には手差し排紙口622の方へ原稿が排出されないように作用する。
【0064】
手差し給排紙ローラ619は、手差し原稿の給排紙を行う。排紙ローラ618は、原稿の排出を行う。また、原稿トレイ620の下部には3個のセンサ608、609、610が配置されている。原稿セット検知センサ610は、原稿束621がセットされたことを検知する透過型の光センサである。
【0065】
原稿後端検知センサ608は、原稿がハーフサイズ原稿か否かを判定するための反射型の光センサである。原稿セット検知センサ610と原稿後端検知センサ608の間にある最終原稿検知センサ609は、搬送中の原稿が最終原稿か否かを判定するための反射型の光センサである。
【0066】
また、原稿サイズ検知センサ624、625、626は、搬送中の原稿のサイズを検知するセンサであり、原稿の幅方向に3個並んで配置されており、3個のセンサ値により原稿幅を3段階に検出し、A系とB系、または、A4とA5の原稿幅等を判別することができる。また、原稿の通過時間により原稿長を検出することもできる。
【0067】
これにより、サイズの異なる原稿が混在する原稿束であっても、個々の原稿サイズの検出を行うことができる。ただし、この際、原稿束は、原稿幅方向の奥側を揃えて載置するものとする。
【0068】
次に、両面に印刷がなされた原稿(両面原稿)の両面を読み取る際の、自動原稿送り装置6の動作について説明する。
自動原稿送り装置6に両面原稿の給送開始が指示されると、ストッパ611が下降し、さらに給紙ローラ601が原稿上面に落下する(図7(b))。給紙ローラ601、分離ローラ602、分離ベルト603、搬送ローラ604の作用により、原稿は原稿束621の最上面から1枚だけ分離され、レジストローラ605まで給送される(図7(c))。
【0069】
このとき、反転給紙フラッパ613は原稿を反転パス650へ搬送する方向にセットされている。レジストローラ605が回転すると、原稿は図7(d)に示すパスを経由して、図8(e)に示す位置まで搬送される。ここから、第1の反転ローラ614と第2の反転ローラ615の駆動方向が反転し、原稿はプラテン201上に給送され、図8(f)の位置で停止する。
【0070】
原稿の読み取りが終了すると、図8(g)に示すように、再給紙パス651を経由して原稿がひっくり返され、図8(h)に示すように、再びプラテン201上に給送される。
【0071】
原稿の読み取りが終了すると、原稿Dは右方向へ給送され、原稿排紙口623から自動原稿送り装置6の機外へ排出される、自動原稿送り装置6は、以上の動作を繰り返すことで、両面原稿を最上面から1枚ずつ分離し、両面の読み取りを行い、上面を下向きにして(フェイスダウンで)排出することができる。
【0072】
次に、スキャナ202を所定の位置に固定し、原稿を移動させて画像を読み取る原稿読み取り方式(流し読み)の動作を、原稿がスモールサイズのみの場合とラージサイズが含まれる場合に分けて説明する。
【0073】
本実施の形態の形態においては、スモールサイズとは原稿トレイ620に原稿束621を載置したときに原稿後端検知センサ608が原稿を検知しないサイズであり、A4サイズ、しTRサイズ等である。
【0074】
ラージサイズとは原稿トレイ620に原稿束621を載置したときに原稿後端検知センサ608が原稿を検知するサイズであり、「A3サイズ」、「11×17」サイズ等である。
【0075】
まず、スモールサイズのみの原稿の流し読みを説明する。
原稿がレジストローラ605に到達するまでの動作は図7(a)から図7(c)で説明した通りである。流し読みの場合はさらに図9(i)に示すように、反転給紙フラッパ613が原稿をプラテン201上へ導く。
【0076】
原稿は、図9中のA点上を所定の速度で搬送され、原稿の画像はA点の下部に待機しているスキャナ202によって読み取られる(図9C))。この際、原稿の先端がA点を通過するタイミングで読み取り開始の信号をリーダ部1に通知する。読み取られた原稿Dはそのまま図の右方向へ搬送され、原稿排紙口623から自動原稿送り装置6の機外へ排出される(図9(k))。
【0077】
A点は、「A0」、「A1」、「A2」、「A3」、「A4」、「A5」の6点から構成され、LTRサイズの原稿後端がレジストローラ605を通過した位置を「A0」、そこから図の右方向に「0.5mm」ごとに「A1」、「A2」・・・と規定されている。
【0078】
後述するゴミ判定によって判定された読み取り可能な位置を記憶し、読み取りの際には、記憶した位置で読み取りが行われるようにスキャナ202、自動原稿送り装置6に指示が出される。
【0079】
次に、ラージサイズが含まれる原稿の流し読みを説明する。原稿がレジストローラ605に到達するまでの動作は、図7(a)から図7(c)で説明した通りである。ラージサイズが含まれる原稿の流し読みの場合はさらに図10(I)に示すように、反転給紙フラッパ613が原稿をプラテン201上へ導く。
【0080】
原稿は、図中のB点上を所定の速度で搬送され、B点の下部に待機しているスキャナ202によって原稿の画像が読み取られる。この際、原稿の先端がB点を通過するタイミングで読み取り開始の信号をリーダ部1に通知する。読み取られた原稿Dはそのまま図の右方向へ搬送され、原稿排紙口623から自動原稿送り装置6の機外へ排出される(図10(m))。
【0081】
B点は、「B0」、「B1」、「B2」、「B3」、「B4」、「B5」の6点から構成され、「11×17」サイズの原稿後端がレジストローラ605を通過した位置をB0、そこから図の右方向に「0、5mm」ごとに「B1」、「B2」、・・・と規定されている。
【0082】
後述するゴミ判定によって判定された読み取り可能位置を記憶し、読み取りの際には、記憶した位置で読み取りが行われるようにスキャナ202、自動原稿送り装置6に指示がだされる。
【0083】
最後に、スキャナ202を移動させて画像を読み取る原稿固定読みの場合は、原稿の後端がプラテン201の端部に合わさる位置に載置(図8(h)に示す位置)する。
【0084】
次に、自動原稿送り装置6(図7参照)の原稿トレイ620にセットされた原稿束621の向きと、搬送されて原稿排紙口622に排出された原稿束621の向きがどのように対応するかを図11に示す。
【0085】
図11の左側に示した原稿が、原稿トレイ620にセットされた原稿束621である。この原稿の最上面にある番号1の原稿から順に搬送され、表裏が反転されて出力されるため、図11の右側に示したように、最上面の原稿が表裏反転されて、最下面となって排出される。
【0086】
上記のような構成の画像読み取り装置において、原稿サイズと出力用紙サイズに基づいて最適な変倍率を計算する自動変倍機能が設定された場合の制御例を説明する。
【0087】
自動変倍機能が設定された場合、自動原稿送り装置に載置された原稿束が同一サイズの原稿からなるものであれば、原稿束の1枚目をプラテン上に給送し、給送途中で原稿サイズを検出するとともに、原稿固定読みによって原稿画像を読み取り、原稿束の2枚日以降は自動原稿送り装置による原稿の搬送中に原稿流し読みによって原稿画像を読み取るように制御する。
【0088】
ただし、変倍率が流し読み不可能な倍率であったなら、原稿固定読みによって原稿画像を読み取るように制御する。自動原稿送り装置に載置された原稿束が異なるサイズの原稿からなるものであれば(原稿混載モード)、原稿1枚毎に変倍率を計算する必要があるため、最終原稿まで原稿固定読みによって原稿画像を読み取るように制御する。
【0089】
図12は、ゴミ検知動作に関する基本的な処理手順を示すフローチャートである。
原稿搬送手段280による原稿搬送を利用して画像読み取りを行う流し読み動作を行う場合には、画像読み取り動作が行われていない時間を利用し(ステップS101、ステップS102)、現在の流し読み位置のままで原稿の無い状態で給送ベルト207を空回転させ、画像読み取りを行う。
【0090】
読み取り画像信号には、通常原稿搬送手段280が持つ給送ベルト607表面の画像が入力されることになる。ここで、ゴミの有無を判定する(ステップS103)。この判定の結果、プラテンガラス201上にゴミが付着している場合には、読み取り画像信号に副走査方向に連続した画像が検出される。
【0091】
一定時間の給送ベルト607を駆動して画像読み取りを行った後、このようなゴミによると思われる画像が検出された場合は、前回読み取りを行った位置では引き続き流し読み動作を行うことができないものと判断する。また、上記のような異常画像が検出されなかった場合は、引き続きその位置での流し読みを行うものとする。
【0092】
流し読み位置でのプラテンガラスの汚れが検知された場合、流し読み動作が可能な位置を検出するために、スキャナ202をA0位置まで左方向に移動させ、「A0」から右方向へ「A1」、「A2」と流し読み可能位置を順番に探す処理を行う(ステップS104)。
【0093】
まず、所定位置(i)に移動し、上記位置(i)は最右翼位置MAXiより大きいか否かを判定する(ステップS105)。この判定の結果、上記所定位置(i)が大きくない場合には、その位置で流し読みが可能かどうか(ゴミがないかどうか)を検出するために、上記に説明されたゴミ検知のための画像読み取り動作(給送ベルト空回転、画像読み取り)を行う(ステップS106)。
【0094】
次に、ステップS107においてゴミの有無を判定し、ゴミが有った場合には流し読み位置を右方向へ移動(i+1)させる処理を行い、その後、ステップS105に戻り上述した処理を繰り返し行う。
【0095】
一方、ステップS105の判定の結果、(i)が最右翼位置MAXiより大きい場合には、ステップS109に進み、ゴミ有り状態に設定する。この場合は、所定の処理により流し読みが可能と判断されるまで、流し読みによる読み取り動作を行わない。
また、ステップS107の判定の結果、所定位置(i)でゴミがなかった場合には、所定位置(i)を現在の流し読み位置に設定する。
【0096】
上記のような構成の画像読み取り装置において、流し読み動作禁止フラグを有し、ゴミ検知動作の結果によって流し読みを行うか否かを判断すると共に、使用者にゴミ有りを通知する場合の制御例を説明する。
【0097】
上記のように構成された画像読み取り装置において、流し読みによる読み取り動作終了後にゴミ検知を行う場合の制御例を説明する。第1の例として、ゴミ検知動作を行うか否かのフラグを有する場合の制御例を説明する。
【0098】
図13は、この時の制御方法を示すフローチャートであり、原稿がセットされ、流し読みで読み取りを行うモードが設定された場合にスタートする。
まず、ステップS201で読み取り位置として記憶されている点にスキャナを移動する。
【0099】
続いて、ステップS202に進み、原稿束の上面から1枚目の原稿を給紙し、読み取り処理を行う。
次に、ステップS203に進み、給紙した原稿が最終原稿であり、読み取り処理が終了したか否か判断する。ステップS203の判断の結果、読み取り処理が終了していない場合はステップS202に戻り、読み取り処理を継続する。
【0100】
一方、ステップS203の判断の結果、ステップS203で読み取り処理が終了している場合はステップS204に進み、ゴミ検知フラグが設定されているか否か判断する。この判断の結果、ゴミ検知フラグが設定されていない場合はステップS209に直接進み、スキャナをスタンバイ時の定位置に移動して処理を終了する。また、ステップS204において、ゴミ検知フラグが設定されている場合にはステップS205に進んでゴミ検知動作を行う。
【0101】
続いて、ステップS206において、ステップS205のゴミ検知の結果、全ての点にゴミが有るか否か判断する。この判断の結果、全ての点にゴミがなかった場合はステップS207に進み、ゴミのなかった点を以降の流し読み位置として記憶する。次に、ステップS209に進み、スキャナをスタンバイ時の定位置に移動して処理を終了する。
【0102】
また、ステップS206において、全ての点にゴミが有った場合はステップS208に進み、操作部に流し読みが行えない旨のアラーム表示を出すか、または、図15に示すように、読み取り位置の清掃を使用者に促すような表示を行うようにする。
【0103】
図14は、この時の制御方法の一例を示すフローチャートであり、原稿がセットされ、流し読みで読み取りを行うモードが設定された場合にスタートする。
まず、ステップS301で自動原稿送り装置6に載置された原稿束がスモールサイズの原稿束か否か判断する。スモールサイズの原稿束であった場合はステップS302に進み、スモールサイズの読み取り位置として記憶されているA点(A0からA5の中のひとつ)にスキャナを移動する。
【0104】
続いて、ステップS303に進み、原稿束の上面から1枚目の原稿を給紙し、読み取り処理を行う。次に、ステップS304に進み、給紙した原稿が最終原稿であり、読み取り処理が終了したか否か判断する。
【0105】
上記ステップS304の判断の結果、終了していない場合はステップS303に戻り、読み取り処理を継続する。ステップS304で読み取り処理が終了している場合はステップS305に進み、ゴミ検知動作を行う。
【0106】
続いて、ステップS306に進み、ステップS305のゴミ検知の結果、全てのA点にゴミが有るか否か判断する。全てのA点にゴミがなかった場合はステップS307に進み、A0からA5のゴミのなかった点を以降のスモールサイズの流し読み位置として記憶する。次にステップS315に進み、スキャナをスタンバイ時の定位置に移動し、処理を終了する。
【0107】
ステップS306において、全てのA点にゴミが有った場合はステップS308に進み、操作部に流し読みが行えない旨のアラーム表示を出す。または、図15のように、読み取り位置の清掃を使用者に促すような表示を出す。
【0108】
一方、ステップS301において、自動原稿送り装置6に載置された原稿束がスモールサイズの原稿束でなかった場合はステップS309に進み、ラージサイズの読み取り位置として記憶されているB点(B0からB5の中のひとつ)にスキャナを移動する。以下、スモールサイズの場合と同様にステップS310からステップS312の動作を行った後、ステップS313に進み、ステップS312のゴミ検知の結果、全てのB点にゴミが有るか否か判断する。
【0109】
全てのB点にゴミがなかった場合はステップS314に進み、B0からB5のゴミのなかった点を以降のラージサイズの流し読み位置として記憶する。次にステップS315に進み、スキャナをスタンバイ時の定位置に移動し、処理を終了する。
【0110】
ステップS313において、全てのB点にゴミが有った場合はステップS308に進み、操作部に流し読みが行えない旨のアラーム表示を出す。または、図15のように、読み取り位置の清掃を使用者に促すような表示を出す。
【0111】
以上が、ゴミ検知動作を行うか否かのフラグを有する場合の制御例である。上記のように制御することで、流し読みによる読み取り動作終了後にゴミ検知を行うことが可能となる。また、ゴミ検知結果によりすべての位置で流し読み動作ができないと判断された場合は、図15のようなアラーム画面を表示し、アラーム状態とすることにより、それ以後のユーザの操作が継続できなくすることが可能である。
【0112】
自動変倍機能が設定された場合、自動原稿送り装置に載置された原稿束が同一サイズの原稿からなるものであれば、原稿束の1枚目をプラテン上に給送する。そして、給送途中で原稿サイズを検出するとともに、原稿固定読みによって原稿画像を読み取り、原稿束の1枚目以降は自動原稿送り装置による原稿の搬送中に原稿流し読みによって原稿画像を読み取るように制御する。
【0113】
図16は、流し読み動作禁止フラグを有し、ゴミ検知動作の結果によって流し読みを行うか否かを判断する場合の制御方法を示すフローチャートであり、原稿がセットされ、流し読みで読み取りを行うモードが設定された場合にスタートする。
【0114】
まず、ステップS501で流し読み禁止フラグがセットされているか否か判断する。流し読み禁止フラグがセットされていない場合には流し読みを行えるのでステップS502に進み、読み取り位置として記憶されている点にスキャナを移動する。
【0115】
スキャナを移動したら、続いて、ステップS503に進み、原稿束の上面から1枚目の原稿を給紙して流し読みによる読み取り処理を行う。
次に、ステップS504に進み、給紙した原稿が最終原稿であり、読み取り処理が終了したか否かを判断する。
【0116】
ステップS504の判断の結果、読み取り処理が終了していない場合は、ステップS503に戻り、読み取り処理を継続する。一方、ステップS504で読み取り処理が終了している場合にはステップS505に進み、ゴミ検知動作を行う。
【0117】
続いて、ステップS506に進み、ステップS505のゴミ検知の結果、全ての点にゴミが有るか否か判断する。この判断の結果、全ての点にゴミがなかった場合はステップS507に進み、ゴミのなかった点を以降の流し読み位置として記憶する。
【0118】
次に、ステップS509に進み、スキャナをスタンバイ時の所定位置に移動し、処理を終了する。また、ステップS506において、全ての点にゴミが有った場合にはステップS508に進み、流し読み禁止フラグをセットし、その後ステップS509に進む。
【0119】
ー方、ステップS501で流し読み禁止フラグがセットされている場合にはステップS510に進み、流し読みでは正常に読み取り動作が行えないので、図15に示したような、使用者に清掃を促すメッセージを表示する。次にステップS511に進み、実際に清掃が行われたか否かを、使用者のキー入力によって判断する。
【0120】
清掃キーが入力された場合には清掃が行われたと判断し、ステップS512に進み、メッセージを解除した後、ステップS513に進んで流し読み禁止フラグをクリアする。続いて、ステップS502に進み、以降は、上述した処理を行う。
【0121】
また、ステップS511において、OKキーが入力された場合には清掃が行われていないと判断し、ゴミの影響を受けずに正常に読み取り動作が行える固定読み動作に読み取り方法を切り換える。そして、ステップS514に進んでメッセージを解除した後、ステップS515に進み、固定読みによって読み取り処理を行う。
【0122】
次に、ステップS516に進み、給紙した原稿が最終原稿であり、読み取り処理が終了したか否か判断する。終了していない場合はステップステップS515に戻り、読み取り処理を継続する。ステップS516で読み取り処理が終了している場合は処理を終了する。
【0123】
以上が、流し読み動作禁止フラグを有し、ゴミ検知動作の結果によって流し読みを行うか否かを判断する場合の制御例である。上記のように制御することで、複数の候補位置のうち、どこかで流し読み動作が可能な状態では、自身の動作で流し読み可能な位置を検知して動作することができる。
【0124】
また、すべての候補位置でのゴミ検地動作でゴミありと判定され、ゴミを回避することが不可能な場合は、ユーザに清掃動作を行うように促して、流し読み動作を禁止し、固定読み動作による読み込み動作を行うように設定することができる。そして、操作部からの入力でユーザがプラテンガラスの清掃を行ったことが確定すると、以降の動作で流し読みが可能となるようにすることができる。
【0125】
上記のように制御することで、複数の候補位置の中において、どこかで流し読み動作が可能な状態では、自身の動作で流し読み可能な位置を検知して動作することができる。また、すべての候補位置でのゴミ検知動作でゴミありと判定され、ゴミを回避することが不可能な場合は、ユーザに清掃動作を行うように促して、流し読み動作を禁止する。
【0126】
そして、操作部からの入力でユーザがプラテンガラスの清掃を行ったことが確定すると、以降の動作で流し読みが可能となるようにすることができる。あるいは、自動原稿送り装置の開閉動作が行われ、ユーザによるプラテンガラスの清掃が行われたと判断された場合には、以降の動作で流し読みが可能となるようにすることができる。
【0127】
図17は、本実施の形態の画像読み取り装置、及び画像読み取り方法を構成可能なコンピュータシステムの内部構成例を示すブロック図である。図17において、1200はコンピュータPCである。PC1200は、CPU1201を備え、ROM1202またはハードディスク(HD)1211に記憶された、あるいはフロッピーディスクドライブ(FD)1212より供給されるデバイス制御ソフトウェアを実行し、システムバス1204に接続される各デバイスを総括的に制御する。
【0128】
上記PC1200のCPU1201、ROM1202またはハードディスク(HD)1211に記憶されたプログラムにより、本実施形態の各機能手段が構成される。
【0129】
1203はRAMで、CPU1201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。1207はディスクコントローラ(DKC)で、ブートプログラム(起動プログラム:パソコンのハードやソフトの実行(動作)を開始するプログラム)、複数のアプリケーション、編集ファイル、ユーザファイルそしてネットワーク管理プログラム等を記憶するハードディスク(HD)1211、及びフロッピーディスク(FD)1212とのアクセスを制御する。
【0130】
1208はネットワークインタフエースカード(NIC)で、LAN1220を介して、ネットワークプリンタ、他のネットワーク機器、あるいは他のPCと双方向のデータのやり取りを行う。
【0131】
(本発明の他の実施の形態)
本発明は複数の機器から構成されるシステムに適用しても1つの機器からなる装置に適用しても良い。
【0132】
また、上述した実施の形態の各機能を実現するように各種のデバイスを動作させるように、上記各種デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピュータに対し、上記実施の形態の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムコードを供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)に格納されたプログラムに従って上記各種デバイスを動作させることによって実施したものも、本発明の範疇に含まれる。
【0133】
また、この場合、上記ソフトウェアのプログラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、及びそのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体は本発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記憶媒体としては、例えばフロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0134】
また、コンピュータが供給されたプログラムコードを実行することにより、上述の実施の形態で説明した機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)あるいは他のアプリケーションソフト等の共同して上述の実施の形態で示した機能が実現される場合にもかかるプログラムコードは本発明の実施の形態に含まれることは言うまでもない。
【0135】
さらに、供給されたプログラムコードがコンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれる。
【0136】
以上説明してきたように、プラテンガラス上にゴミが無い場合、またはゴミが在っても回避可能な場合は流し読み動作を行って高速な原稿読み取り速度を確保しつつ、ゴミの画像読み込んでしまい原稿読み取り作業をやり直すといった無駄な作業を防ぐことが可能となり、読み取り動作の生産性を向上させることができる。
また、上記プラテンガラス上にゴミが検知された場合には、その後の操作によりプラテンガラス上のゴミが取り除かれたと判断されるまで流し読み動作を禁止するようにしたので、原稿台ガラス面上にゴミが付着している場合に流し読み動作を行い、読み取り画像に黒筋が出てしまう問題を解消できるとともに、読み取り速度が低下することを可及的に少なくすることができる。
【0137】
また、複数の候補位置のうち、どこかで流し読み動作が可能な状態では、自身の動作で流し読み可能な位置を検知して動作することができる。
【0138】
また、すべての侯神位置でのごみ検知動作でゴミ在りと判定され、ゴミを回避することが不可能な場合は、ユーザに清掃動作を行うように促すとともに、流し読み動作を禁止して固定読み動作による読み込み動作を行うように設定可能としたので、付着しているゴミによって読み取り画像に黒筋が出てしまう問題を良好に解消することができる。また、
【0139】
また、操作部からの入力でユーザがプラテンガラスの清掃を行ったことが確定すると、以降の動作で流し読みが可能となるようにすることができ、ゴミの状態に応じた画像読み取りを実現することができる。
【0140】
以上説明してきたように、ゴミの画像を読み込んでしまい原稿読み取り作業をやり直すといった無駄な作業を防ぐことが可能となり、読み取り動作の生産性を向上させることができる。
また、ゴミが検知された場合には、流し読み動作を禁止するようにしたので、ゴミが存在する場合に流し読み動作を行い、読み取り画像に黒筋等が出てしまう問題を解消できるとともに、読み取り速度が低下することを可及的に少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示し、デジタル複写機の構成を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態におけるデジタル複写機の構成を示す断面図である。
【図3】デジタル複写機内の概略制御系統を示すブロック図である。
【図4】画像処理部の要部構成を示すブロック図である。
【図5】画像メモリ部の詳細図を示すブロック図である。
【図6】外部I/F処理部の要部構成を示すブロック図である。
【図7】自動原稿送り装置の概略構成を示す断面図である。
【図8】自動原稿送り装置の原稿給送動作を説明する図である。
【図9】自動原稿送り装置の原稿給送動作を説明する図である。
【図10】自動原稿送り装置の原稿給送動作を説明する図である。
【図11】原稿排紙口から排出された原稿束の向きを表す図である。
【図12】ゴミ検知動作の概略を説明するフローチャートである。
【図13】ゴミ検知動作を行うか否かのフラグを有する場合の制御例を説明するフローチャートである。
【図14】流し読みが行えない旨のアラーム表示を出すか、または読み取り位置の清掃を使用者に促すような表示を行う例を説明するフローチャートである。
【図15】読み取り位置の清掃を使用者に促すような表示例を示す図である。
【図16】流し読み動作禁止フラグを有し、ゴミ検知動作の結果によって流し読みを行うか否かを判断する場合の制御方法を示すフローチャートである。
【図17】画像読み取り装置を構成可能なコンピュータシステムの一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
200 画像読み取り装置本体
201 プラテンガラス
202 スキャナ
203 原稿照明ランプ
204〜206 走査ミラー
207 レンズ
208 イメージセンサ部
209 露光制御部
210 画像形成部
211 感光体ドラム
212 1次帯電器
213 現像器
214 前露光ランプ
215 クリーニング装置
216 転写帯電器
217 分離帯電器
219 レーザ光
221 右カセットデッキ
222 左カセットデッキ
223 上段カセット
224 下段カセット
225、226、227、228 ピックアップローラ
229、230、231、232 給紙ローラ
233 レジストローラ
234 転写ベルト
235 定着器
236 排出ローラ
237 排紙フラッパ
238 搬送パス
239 反転パス
240 下搬送パス
241 再給紙パス
242 再給紙ローラ
243 排出パス
244 排出ローラ
245 反転ローラ
250 デッキ
251 リフタ
252 ピックアップローラ
253 給紙ローラ
254 マルチ手差し
280 自動原稿送り装置(DF)
290 排紙処理装置
291 用紙トレイ
292、293 排紙トレイ
294 処理トレイ
295 Z折り機
296 製本機
297 排出トレイ
601 給紙ローラ
602 分離ローラ
603 分離ベルト
604 搬送ローラ
605 レジストローラ
606 ベルト駆動ローラ
607 給送ベルト
608 原稿後端検知センサ
609 最終原稿検知センサ
610 原稿セット検知センサ
611 ストッパ
612 反転フラッパ
613 反転給紙フラッパ
614 第1の反転ローラ
615 第2の反転ローラ
616 排紙フラッパ
617 給排紙ローラ
618 排紙ローラ
619 手差し給排紙ローラ
620 原稿トレイ
621 原稿束
622 手差し排紙口
623 原稿排紙口
624 第1の原稿サイズ検知センサ
625 第2の原稿サイズ検知センサ
625 第3の原稿サイズ検知センサ
650 反転パス
651 再給紙パス
652 給紙パス
653 反転入りロパス

Claims (6)

  1. 原稿を原稿台上に搬送する原稿搬送手段と、
    上記原稿台上に上記原稿を載置した状態で原稿読取位置を移動させながら原稿画像を読み取る原稿固定読み動作と、上記原稿読取位置を所定位置に固定した状態で上記原稿搬送手段を用いて上記原稿を搬送させながら原稿画像を読み取る原稿流し読み動作とを実行可能な画像読み取り手段と、
    上記原稿のサイズを検知する原稿サイズ検知手段と、
    上記原稿が上記原稿台上に存在しない状態で上記原稿搬送手段を回転させながら読み取ることで生成される画像信号に基づいて、上記原稿台上におけるゴミの有無を検知するゴミ検知手段と、
    上記原稿サイズ検知手段及び上記ゴミ検知手段の検知結果に応じて、ゴミを回避しながら原稿サイズに応じた原稿読取位置において上記読取手段により上記原稿流し読み動作を実行するように上記原稿読取位置を制御するとともに、ゴミを回避不可能な場合には上記原稿流し読み動作を禁止して上記原稿固定読み動作のみを実行可能に設定する制御手段と、
    を具備することを特徴とする画像読み取り装置。
  2. 上記ゴミ検知手段によるゴミ検知の結果、ゴミを回避できない場合に警告する警告手段を具備することを特徴とする請求項1に記載の画像読み取り装置。
  3. 上記警告手段による警告後にゴミの除去が行われたか否かを判断する除去判断手段を具備することを特徴とする請求項2に記載の画像読み取り装置。
  4. 上記除去判断手段によりゴミが除去されたと判断した場合に、上記警告手段による警告を解除することを特徴とする請求項3に記載の画像読み取り装置。
  5. 原稿を原稿台上に搬送する原稿搬送処理と、
    上記原稿台上に上記原稿を載置した状態で原稿読取位置を移動させながら原稿画像を読み取る原稿固定読み処理と、
    上記原稿読取位置を所定位置に固定した状態で原稿搬送手段を用いて上記原稿を搬送させながら原稿画像を読み取る原稿流し読み処理と、
    上記原稿のサイズを検知する原稿サイズ検知処理と、
    上記原稿が上記原稿台上に存在しない状態で上記原稿搬送手段を回転させながら読み取ることで生成される画像信号に基づいて、上記原稿台上におけるゴミの有無を検知するゴミ検知処理と、
    上記原稿サイズ検知処理及び上記ゴミ検知処理の検知結果に応じて、ゴミを回避しながら原稿サイズに応じた原稿読取位置において上記原稿流し読み処理を実行するように上記原稿読取位置を制御するとともに、ゴミを回避不可能な場合には上記原稿流し読み処理を禁止して上記原稿固定読み処理のみを実行可能に設定する設定処理と、
    を行うことを特徴とする画像読み取り方法。
  6. 上記請求項5に記載の各処理をコンピュータの制御により画像読み取り装置に実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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