JP4057751B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像を回転させて出力する画像回転機能と、排紙された記録紙を仕分ける仕分け機能とを備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、画像形成装置で複写された記録紙をソータで仕分けする場合、複写されて排出されてくる記録紙を受け取る位置に多数のトレイ(ビンとも称される)がある。各トレイは適当な間隔をおいて上下に整列配置されており、多数のトレイが一斉に上下動するタイプや、各トレイが順に個別に上下動するタイプや、各トレイが個別の排出口を持つ固定トレイタイプとがある。いずれの場合も、所定のトレイを記録紙の排出口に位置決めし、排出されてくる記録紙をそのトレイの上に載せる。そして、排出される記録紙のタイミングに合わせてトレイを上下させたり、排出口を切り換えることにより、仕分けすることができるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そして、通常多数のトレイのうちの一番上にあるトレイは、ソータを使用しない場合に用いるようになっている。つまり、通常(ソータとして使用しない)は、最上段のトレイのみを使用し、そのトレイ上に順次記録紙を排出する。これにより、排出された記録紙は、最上段のトレイ上に積載されるため、その上方が開放状態なので取り出しやすい。また、ソータとして使用する場合には、2番目より下方のトレイを使用し、順次所定のトレイ上に排出することにより、仕分け処理をするようになる。この時、より多くの部数の仕分けを行うために、2番目より下方のトレイの数を増やすこととなり、それに伴いトレイの間隔が狭くなる。そこに小サイズで短手方向の記録紙が積載されると、オペレーターは狭いトレイ間をソータ奥側まで手を入れることとなり、記録紙を取り出すことが困難となる。
【0004】
この場合、最上段のトレイに仕分けをしない通常の記録紙が積載されている時に、2番目より下方のトレイを使用し仕分け処理を行うと、最上段のトレイの記録紙により仕分けされた記録紙の視認性が悪化するため、仕分けされた記録紙をソータより取り出す際に、取り残しの発生を招く。
【0005】
本発明は、このような背景に鑑みてなされたもので、その目的は、短手方向の原稿を複写する場合、画像を回転させ同一サイズの長手方向の記録紙に複写することにより、記録紙の先端部が取り出し方向側へ伸びてくるため、記録紙の取り出しを容易にし、操作性を向上させることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明は、排出された記録紙の仕分けを指示する仕分け指示手段と、適当な間隔をおいて上下に整列配置された複数のトレイを有し、前記仕分け指示手段によって仕分けが指示されない場合には前記複数のトレイの最上段に記録紙を排出し、前記仕分け指示手段によって仕分けが指示された場合には排出された記録紙を前記複数のトレイの最上段以外の所定のトレイを用いて仕分けする仕分け手段と、原稿のサイズとセット方向を判定する判定手段と、前記仕分け指示手段によって仕分けが指示され、且つ前記判定手段によって原稿が短手方向にセットされていると判定された場合には、画像を回転させて、原稿と同一サイズの記録紙の長手方向に前記画像を形成させ、前記仕分け指示手段によって仕分けが指示され、且つ前記判定手段によって原稿が長手方向にセットされていると判定された場合には、そのまま原稿と同一サイズの長手方向の記録紙上に画像を形成させる制御手段とを備え、前記記録紙は、前記仕分け手段による仕分けの際に、前記トレイの記録紙搬送方向側に長手方向の先端部がくるように排出されることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
【0014】
図1は本発明の実施形態に係るデジタル複写機の構成を示す概略構成図である。同図において、デジタル複写機は、概略的に、複写機本体1と、自動原稿送り装置(ADF)100と仕分け装置(ソータ)200と給紙ユニット(バンク)300により構成されている。
【0015】
自動原稿送り装置100は原稿給紙台101上に積載された原稿を1枚ずつ複写機本体1側のコンタクトガラス10上に給紙し、画像読み取り後に排紙トレイ105上に排紙するように構成されている。
【0016】
原稿給紙台101上の原稿は、図示省略のサイドフェンスにより幅方向が揃えられ、給紙ローラ102により一番下の原稿から分離されて給紙され、搬送ベルト103によりコンタクトガラス10上に給紙される。また、給送部107には、原稿幅検知センサ108及び原稿長さ検知センサ109が設けられている。前記両センサにより、自動原稿送り装置100から送られる原稿のサイズを検知する。
【0017】
コンタクトガラス10上の原稿は読み取り終了後に、搬送ベルト103及び排紙ローラ104により排紙トレイ105上に排紙される。また、両面の原稿を読み取る場合には、原稿給紙台101上の原稿は給紙ローラ102により一番下の原稿から分離されて給紙され、搬送ベルト103によりコンタクトガラス10上を通過して反転爪106により反転され、再びコンタクトガラス10上に給紙されて裏面が読み取られる。次いで、コンタクトガラス10上の原稿は裏面読み取り終了後に、搬送ベルト103により搬送されて反転爪106により反転され、再びコンタクトガラス10上に給紙されて表面が読み取られる。そして、表面読み取り終了後の原稿は搬送ベルト103及び排紙ローラ104により排紙トレイ105上に排紙される。
【0018】
図2に示すように、自動原稿送り装置100はヒンジ81および82を中心に開閉されるようになっており、ヒンジ81の近傍の複写機本体1の上面には爪83が設けられ、自動原稿搬送装置100を閉じたときに爪83が対向する位置の自動原稿装置100の下面には孔84が設けられおり、自動原稿送り装置100を閉じると爪83が孔84に挿通されるようになっている。孔84に隣接する自動原稿送り装置100の内部には、孔84に挿通された爪83の有無を検出するリフトアップ検知センサ85および原稿検知タイミングセンサ86が設けられている。リフトアップ検知センサ85は、自動原稿送り装置100が完全に閉じられている(リフトダウン)ときに爪83を検出してオン状態になり、自動原稿送り装置100が開いている(リフトアップ)ときにオフ状態になる。なお、完全に閉じられている状態とは、自動原稿送り装置100の下面側の一部が複写機本体1の上面に接触している状態をいう。
【0019】
一方、原稿検知タイミングセンサ86は、後述する原稿サイズ検知センサの検出結果に基づいてコンタクトガラス10上にある原稿のサイズを検知するタイミングを制御するために設けられており、自動原稿送り装置100の開放角度が所定角度以内になると、爪85を検知してオン状態になるようになっている。この所定角度はわずかな角度であり、オペレータが手で自動原稿送り装置100を開くと、リフトアップ検知センサ85および原稿検知タイミングセンサ86の両方がオフ状態になるようになっている。なお、87および88は端面スケールである。
【0020】
図3に示すように、コンタクトガラス10の下方には原稿サイズ検知センサ91〜93が設けられいる。各原稿サイズ検知センサ91〜93は、図4に示すように、1個の発光ダイオード91aから発せられた光を3ビームに分散させて照射して、その反射光を光学系内部の3個の受光素子91bで受光する反射型のセンサであり、光学系内部からコンタクトガラス10を透視して原稿面からの反射光のみを受光して原稿の有無を検知するものである。
【0021】
原稿サイズ検知センサ91〜93は常に作動しており、各受光素子では、コンタクトガラス上10の原稿を検出したときにはオン状態となり、原稿を検出していないときにはオフ状態となっている。原稿サイズ検知センサ91〜93は、コンタクトガラス10上の所定位置に載置された複数種類の原稿のサイズに応じて配置されている。これより、コンタクトガラス10上に原稿が有るか否かが判定されるとともに、コンタクトガラス10上の原稿のサイズが検知される。
【0022】
複写機本体1は図1に示すように原稿を読み取るスキャナ、画像処理部及びプロッタなどを有する。スキャナは原稿を載置するためのコンタクトガラス10と光学走査系を有し、光学走査系は露光ランプ11、第1ミラー12、第2ミラー13、第3ミラー14、レンズ15、フルカラーCCD16等を有する。露光ランプ11及び第1ミラー12は第1キャリッジに装備され、第1キャリッジは原稿読み取り時にステッピングモータにより一定の速度で副走査方向に移動する。第2ミラー13及び第3ミラー14は第2キャリッジに装備され、第2キャリッジは原稿読み取り時にステッピングモータにより第1キャリッジの1/2の速度で移動する。この第1、第2のキャリッジの移動によりコンタクトガラス10上の原稿が光学的に走査され、レンズ15によりCCD16の受光面に結像されて光電変換される。
【0023】
フルカラーCCD16により赤(R)、緑(G)及び青(B)の各色に分離された画像信号は、画像処理回路によりA/D変換等された後に図6に示す画像処理部604により各種の画像処理が施され、次いでコピー時には書き込みユニットにより記録紙にコピーされる。書き込みユニットはレーザ出力ユニット20、fθレンズ21、ミラー22を有し、レーザ出力ユニット20はレーザ光源であるレーザダイオード(LD)と、図示省略のポリゴンミラー及びポリゴンモータを有する。レーザ出力ユニット20からはコピー時にはスキャナにより読み取られた画像に応じて変調された黒信号のレーザ光が出射され、感光体30上にその潜像が形成される。感光体30の回りには、黒現像器32、赤信号の画像を書き込むためのLED書き込みユニット31、赤の第2現像器33、図示省略の転写器及び分離器などが配置され、感光体30上のトナー像が用紙に記録される。
【0024】
用紙は複写機本体1内の両面ユニット40及び第1トレイ50と、給紙ユニット300内の第2トレイ310、第3トレイ320及び第4トレイ330の1つから選択的にそれぞれフィードローラ42及び分離コロ43のローラ対、第1給紙装置51、第2給紙装置311、第3給紙装置321及び第4給紙装置331により給紙される。図7に示すように、各トレイにセットされている記録紙のサイズ及びセット方向はトレイ内のサイズレバー400の位置を複数連のプッシュスイッチ401のON/OFFの組み合わせによって検知している。
【0025】
両面ユニット40及び第1トレイ50から給紙された用紙は縦搬送ユニット60により上方向に搬送され、また、第2トレイ310、第3トレイ320及び第4トレイ330から給紙された用紙はバンク縦搬送ユニット340及び縦搬送ユニット60により上方向に搬送される。そして、この用紙は先端がレジストセンサ52により検出された後の所定時間後にレジストローラ53に突き当って一旦停止し、副走査有効期間信号(FGATE)に同期してレジストローラ53により搬送され、感光体30上のトナー像が転写される。次いでこの用紙は感光体30から分離された後、搬送装置54により搬送され、定着装置55によりトナー像が定着される。この定着後の用紙は片面印刷時と両面印刷後には切り換え爪57、排紙ローラ56によりソータ200に排出される。
【0026】
ソータ200は、所定のトレイを排出ローラ204に位置決めし、排出されてくる用紙をそのトレイの上に載せる。そして、排出される記録紙のタイミングに合わせてトレイを上下させることにより、仕分けすることができるようになっている。そして、通常多数のトレイのうちの一番上にあるトレイ201は、ソータ200を使用しない場合(仕分け処理が選択されていない場合)に用いるようになっている。つまり、通常(仕分け処理が選択されていない場合)は、最上段のトレイ201のみを使用し、そのトレイ201上に順次記録紙を排出する。また、仕分け処理が選択された場合には、2番目より下方のトレイ群202を使用し、順次所定のトレイ上に排出することにより、仕分け処理をするようになる。ソータ200で仕分けする場合、図8のように各トレイは適当な間隔をおいて上下に整列配置されており、各トレイが順に個別に上下動する。トレイは2本のヘリカルカム軸203と側板の溝205にセットしてあり、トレイリフトモータ206が正逆転すると、トレイは溝に沿って上昇、下降するようになっている。
【0027】
両面印刷時の表面印刷後の用紙は、切り換え爪57により両面搬送路41に導かれ、フィードローラ42及び分離コロ43により反転されて両面ユニット40上に集積される。両面ユニット40上の用紙は、トレイが上昇することによりフィードローラ42に当接し、フィードローラ42が回転することにより縦搬送ユニット60に送られて裏面に画像が形成される。
【0028】
図5はこのデジタル複写機の制御系を示すブロック図である。同図において、システムコントローラ501に操作部コントローラ500、画像処理コントローラ502、ADFコントローラ503、給紙トレイコントローラ504、FAXコントローラ505及びプリンタコントローラ506の各コントローラが接続されている。このうち、操作部コントローラ500は操作部の液晶、各種LEDの表示制御、各種キー入力制御を行い、システムコントローラ501は給紙、搬送、定着、両面印刷、プロセス制御等を行う。画像処理コントローラ502は画像制御、スキャナの読み取り制御を行い、ADFコントローラ503は自動原稿送り装置100の制御を行う。給紙トレイコントローラ504は給紙トレイの制御を行い、FAXコントローラ505はFAX送受信の管理、ファイル管理を行い、プリンタコントローラ506はプリンタデータ受信の管理、ファイル管理を行う。
【0029】
図6はこのデジタル複写機の画像処理回路を示すブロック図である。コンタクトガラス10上の原稿600が露光ランプ11により照明され、反射光がカラーCCD16により読み取られる。次いでカラーCCD16によりR、G、Bに分離されたアナログの画像信号が信号処理回路601により増幅されて光量補正され、AD変換器602によりデジタルの画像信号に変換され、シェーディング補正回路603によりシェーディング補正され、画像処理部604に送られる。画像処理部604ではMTF補正、γ補正、黒画像生成、カラー画像生成、2値処理、多値処理などの各種画質処理が施され、黒データとカラーデータがセレクタ605に出力される。セレクタ605では、画像信号の送り先を、変倍部606または画像メモリコントローラ608に切り換える切り替え処理が行われる。変倍部606を経由した画像信号は変倍率に合せて拡大縮小され、書き込みユニット607に送られる。画像メモリコントローラ608とセレクタ605間は、双方向に画像信号を入出力可能な構成となっている。また、画像メモリコントローラ608等への設定や、読み取り部、書き込み部の制御を行うCPU609、及びそのプログラムやデータを格納するROM610、RAM611を備えている。更にCPU609は、メモリコントローラ608を介して、画像メモリ612のデータの書き込み、読み出しが行える。
【0030】
原稿画像で画像メモリコントローラ608へ送られた画像は、画像メモリコントローラ608内にある画像圧縮装置によって画像データを圧縮した後、画像メモリ612に送られる。画像圧縮を行う事で、限られた画像メモリを有効に利用できる。また、一度に多くの原稿画像データを記憶することができるため、貯えられた原稿画像イメージデータをページ順に出力することができる。この場合画像を出力する際に画像メモリ612のデータをメモリコントローラ608内の伸長装置で順次伸長しながら出力を行う。
【0031】
このように貯えられた原稿画像イメージデータをページ順に出力し、部数毎に原稿画像を回転させ、記録紙に出力することは特願昭63−195313号公報に記載されている。他方、FAX送信時にはセレクタ605により黒データがFAX用イメージメモリ613に転送される。また、FAX受信時には、回線から受信データが復調、伸張された後にFAX用イメージメモリ613において展開された後、セレクタ605により書き込みユニット607に送られる。更に、プリンタデータ受信時には、プリンタ用イメージメモリ614において展開された後、セレクタ605により書き込みユニット607に送られる。
【0032】
図9は原稿台101上の原稿のセット状態を示す斜視図、図10は原稿のセット方向に応じて画像を回転させるかどうか決定して画像形成を行う処理手順を示すフローチャートである。
【0033】
図10に示すように、ステップ1001で操作部からキー入力により仕分け処理が選択された時、図9に示すように自動原稿送り装置100の原稿台101にセットされた原稿を原稿サイズ検知センサ91〜93によって検知し、原稿サイズとセット方向を判定する(ステップ1002)。原稿サイズ検知センサ91〜93によって検知された原稿700が長手方向にセットされていた場合は(ステップ1003でN)、複数の給紙手段より原稿700と同一サイズで同一方向にセットされている給紙口を選択し、記録紙を給送する。選択された給紙口より給送された記録紙上には画像が転写される(ステップ1005)。画像が転写された記録紙はソータ200に搬送され、トレイ群202へ排出され仕分けられ(ステップ1006)、この動作を全原稿の画像の転写終了まで繰り返す(ステップ1002〜1007)。
【0034】
一方、原稿サイズ検知手段91〜93によって検知された原稿701が短手方向にセットされていた場合には(ステップ1003でY)、複数の給紙手段より原稿701と同一サイズで長手方向にセットされている給紙口を選択し、選択された給紙口より記録紙を給送する。この時、原稿701の画像は画像回転手段により、90°回転あるいは270°回転させ(ステップ1004)、給送された記録紙上に画像が転写される(ステップ1005)。画像が転写された記録紙はソータ200に搬送され、トレイ群202へ排出され仕分けられ(ステップ1006)、この動作を全原稿の画像の転写終了まで繰り返す(ステップ1002〜1007)。
【0035】
ステップ1001で仕分けモードが選択されなかった場合、画像回転などを伴わない通常の処理が実行され(ステップ1008)、複写動作を行って(ステップ1009)、画像が転写された記録紙は最上段のトレイ201に排紙される(ステップ1010)。この動作を全原稿の画像の転写終了まで繰り返す(ステップ1008〜1011)。
【0036】
図11は最上段のトレイに排出する用紙の方向を短手方向に揃えて、2段目以降に排出される記録紙の存在を分かりやすく、また、取り出しやすくする処理手順を示すフローチャートである。なお、ステップ1001からステップ1007までの処理は、図10に示した仕分けモードを選択した場合と同様なので、同一の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
【0037】
この処理では、まず、ステップ1001で仕分け処理が選択されず、通常の複写作業で記録紙をソータ200の最上段のトレイ201に排出、積載する時、原稿サイズ検知手段91〜93によって原稿のサイズを検知し、原稿のセット方向を判定する(ステップ1101)。そして、検知された原稿700が長手方向にセットされていた場合は(ステップ1102でY)、複数の給紙手段より原稿700と同一サイズで短手方向にセットされている給紙口を選択し、選択された給紙口より記録紙を給送する。この時、原稿700の画像は画像回転手段により、90°回転あるいは270°回転させ(ステップ1103)、給送された記録紙上に画像が転写される(1104)。画像が転写された記録紙はソータ200に搬送され、最上段のトレイ201に排紙される。この動作を全原稿の画像の転写終了まで繰り返す(ステップ1101〜1106)。
【0038】
また、原稿サイズ検知手段108,109にて検知された原稿701が短手方向にセットされていた場合には(ステップ1102でN)、複数の給紙手段より原稿701と同一サイズで同一方向にセットされている給紙口を選択し、記録紙を給送する。選択された給紙口より給送された記録紙上には画像が転写される(ステップ1104)。画像が転写された記録紙はソータ200に搬送され、最上段のトレイ201に排紙される。この動作を全原稿の画像の転写終了まで繰り返す(ステップ1101〜1106)。
【0039】
【発明の効果】
以上のように、発明によれば、排紙の際に記録紙の長手方向の先端部が記録紙の取り出し方向に伸びてくるので狭いトレイ間でも記録紙の取り出しが容易となり、操作性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るデジタル複写機の概略構成を示す図である。
【図2】図1の画像形成装置の自動原稿給送装置を解放した状態を示す斜視図である。
【図3】原稿サイズ検知センサの配置状態を示す図である。
【図4】原稿サイズ検知センサの詳細を示す図である。
【図5】本発明の実施形態に係るデジタル複写機の制御系を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施形態に係るデジタル複写機の画像処理回路を示すブロック図である。
【図7】本発明の実施形態に係るデジタル複写機のトレイにセットされている記録紙のサイズ及びセット方向を検出する機構を示す斜視図である。
【図8】本発明の実施形態に係るデジタル複写機のソータを示す要部斜視図である。
【図9】本発明の実施形態に係るデジタル複写機の原稿台上の原稿のセット状態を示す斜視図である。
【図10】原稿のセット方向に応じて画像を回転させるかどうか決定して画像形成を行う処理手順を示すフローチャートである。
【図11】最上段のトレイに排出する用紙の方向を短手方向に揃えて排出する処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 複写機本体
100 自動原稿送り装置
200 仕分け装置
300 給紙ユニット
500 操作部コントローラ
501 システムコントローラ
502 画像処理コントローラ
503 ADFコントローラ
504 給紙トレイコントローラ
505 FAXコントローラ
506 プリンタコントローラ
608 メモリコントローラ
609 CPU
612 画像メモリ

Claims (1)

  1. 排出された記録紙の仕分けを指示する仕分け指示手段と、
    適当な間隔をおいて上下に整列配置された複数のトレイを有し、前記仕分け指示手段によって仕分けが指示されない場合には前記複数のトレイの最上段に記録紙を排出し、前記仕分け指示手段によって仕分けが指示された場合には排出された記録紙を前記複数のトレイの最上段以外の所定のトレイを用いて仕分けする仕分け手段と、
    原稿のサイズとセット方向を判定する判定手段と、
    前記仕分け指示手段によって仕分けが指示され、且つ前記判定手段によって原稿が短手方向にセットされていると判定された場合には、画像を回転させて、原稿と同一サイズの記録紙の長手方向に前記画像を形成させ、前記仕分け指示手段によって仕分けが指示され、且つ前記判定手段によって原稿が長手方向にセットされていると判定された場合には、そのまま原稿と同一サイズの長手方向の記録紙上に画像を形成させる制御手段と、
    を備え、
    前記記録紙は、前記仕分け手段による仕分けの際に、前記トレイの記録紙搬送方向側に長手方向の先端部がくるように排出されることを特徴とする画像形成装置。
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