JP3255431B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP3255431B2
JP3255431B2 JP14188391A JP14188391A JP3255431B2 JP 3255431 B2 JP3255431 B2 JP 3255431B2 JP 14188391 A JP14188391 A JP 14188391A JP 14188391 A JP14188391 A JP 14188391A JP 3255431 B2 JP3255431 B2 JP 3255431B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写や印刷等の画像形
成のための画像処理機能を有する画像処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機等の画像形成装置では多機
能化の時代を迎え、例えば、変倍,自動濃度調整,自動
紙サイズ選択機能,自動倍率選択,多色化,自動両面画
像形成,画像編集機能などの諸機能が実現されている
が、これらの諸機能を十分に活用し、最適な画像形成を
行うための操作性の向上、または新たな機能指定手段の
開発が要請されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特に、このような従来
装置において、選択可能な処理機能の種類が非常に多い
ため、その機能設定方法や操作が複雑となり、使用者に
とって機能を十分に活用できないという欠点があった。
また、機能の増加に伴って操作ボタンの数も非常に増加
する傾向にあるが、これは装置の小型軽量化,簡素化お
よび低価格化を図る上で障害となる。
【0004】そこで、あらかじめ画像形成条件が記入さ
れた特殊フォーマット用紙(例えば、マークシート)を
読み取り、自動的に画像形成条件の設定を行うことので
きる画像形成装置が提案されている。この装置を用いれ
ば、装置に対する画像形成条件の設定がキー操作なしで
自動的に行われ、複雑なキー操作が不要となるので、使
用者は装置が備えている機能を十分に容易に活用できる
等の利点が得られる。
【0005】だが、特殊フォーマット用紙が無くなると
いうことや、使用者が特殊フォーマット用紙を装置のと
ころに持ってくるのを忘れるということが起り得る。こ
のときは、特殊フォーマット用紙による画像形成条件設
定ができないことが予想される。
【0006】本発明の目的は、上述の点に鑑み、フォー
マット用紙等をあらかじめ用意する必要のない、すなわ
ち所定の指示あるいは所望のモードに応じてデータ記入
用の特殊フォーマット用紙等の所定のモード設定用の画
像を形成されたシートを出力することの可能な画像処理
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の画像処理装置の発明は、所望のモードに
基づいて画像処理を行う画像処理装置において、前記モ
ードを設定するためのモード設定シートを読み取る読取
手段と、前記読取手段により読み取られたモード設定シ
ートに基づいてモードの設定を行う設定手段と、前記画
像処理装置における実現可能なモードを判別する判別手
段と、前記判別手段の判別結果に応じたモード設定シー
トを印刷する印刷手段と、を有することを特徴とする。
【0008】ここで、好ましくは、前記判別手段は、前
記モードに関連する外部処理ユニットが前記画像処理装
置に接続されているか否かに応じて、実現可能なモード
の判別を行う。
【0009】また、好ましくは、前記画像処理装置は原
稿の複写を行うものであって、前記外部処理ユニットは
原稿を搬送する原稿搬送装置および複写されたシートを
ソートするソータ装置の少なくとも1つである。
【0010】
【作用】本発明では、所望のモードに基づいて画像処理
を行う装置であって、そのモードを設定するためのモー
ド設定シートを読み取り、読み取られたモード設定シー
トに基づいてモードの設定を行い、画像処理装置におけ
る実現可能なモードを判別し、その判別結果に応じたモ
ード設定シートを印刷する。その判別の手段は、上記モ
ードに関連する外部処理ユニットが画像処理装置に接続
されているか否かに応じて、実現可能なモードの判別を
行う。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0012】図2は本発明の一実施例の画像形成装置
(複写装置)の断面構成を示す。本図において、1は複
写装置本体であって、原稿走査部2,給紙部3,画像形
成部4および中間トレー部5等から構成される。
【0013】まず、原稿走査部2の構成から説明する。
【0014】2aはコントローラ部であって、複写シーケ
ンスを総括的に制御するための制御素子が一体となった
制御基板から構成されている。このコントローラ部2aは
両面複写制御手段,ディジタル情報指定手段および多重
複写制御手段等となるハードウェアが装備されている。
【0015】2bは電源スイッチである。2cは原稿露光ラ
ンプであって走査ミラーと一体となって光学走査系を構
成し、所定速度で走査移動する。
【0016】2dは結像レンズであって、原稿の反射光を
光電変換素子であるCCD(電荷結合素子)上に結像させ
る。CCD は原稿の画像情報を電気信号に変換する。アナ
ログプロセッサAPはこの電気信号を信号増幅およびアナ
ログ画像信号をデジタル画像信号に変換(A/D 変換)す
る。画像処理部IPはこのデジタル画像信号の濃度変化お
よび領域処理などの各種の画像処理を行う。
【0017】2eはブザーであって、後述する操作部で設
定された複写モードエラー等を警告報知する。2fは光学
系駆動モータ(光学モータ)であって、光学走査系等を
高精度に駆動する。2gは原稿を載置するためのプラテン
ガラスである。
【0018】次に、給紙部3について説明する。
【0019】3a,3b は給紙ローラである。この給紙ロー
ラ3a,3b の駆動によりカットシートSHが画像形成部4の
内部に給送される。
【0020】次に、画像形成手段としての画像形成部4
の構成について説明する。
【0021】12はレジストローラであって、給紙ローラ
3a, 3bの駆動により給紙されたカットシートSHを一旦停
止させ、画像先端合わせの同期をとった後、再度カット
シートSHを給送する。
【0022】13a,13b は現像ユニットであって、色別の
現像剤(赤色,黒色)を収容している。ソレノイド14a,
14b の駆動により、選択的に現像ユニット13a,13b の何
れか一方を感光ドラム11に接近配置し、他方を感光ドラ
ム11から退避配置させる。なお、後述する操作部から第
2の記録モードが設定された場合には、特定の原稿に対
する記録材(カットシートSH)のみに赤/黒の色別現像
を行うように、コントローラ部2aがソレノイド14a,14b
の駆動を制御する。
【0023】15は転写帯電器であって、現像ユニット13
a,13b により現像されたトナー像をカットシートSHに転
写させる。この転写後に分離帯電器16により感光ドラム
11からカットシートSHを分離させる。17は前露光ランプ
であって、感光ドラム11の表面電位を中和させ、1次帯
電に備える。18はクリーナ装置であって、クリーニング
ブレードとクリーニングローラから構成され、感光ドラ
ム11に残留するトナーを回収する。
【0024】19は定着器であって、カットシートSHに転
写されたトナー像を熱と圧力により定着させる。20は搬
送ローラである。21はフラッパであって、定着プロセス
の終了したカットシートSHの搬送方向を排紙ローラ23、
または搬送路22を介して中間トレー部5の方向のいずれ
かに切り換える。24は排紙トレーである。
【0025】25はスキャナモータであって、回転多面鏡
を所定速度で回転させ、半導体レーザ26から発射される
レーザビームを偏向する。なお、スキャナモータ25,半
導体レーザ26等からディジタル走査ユニットを構成し、
画像処理部IPで処理した画像情報に応じたレーザビーム
をこのディジタル走査ユニットから発射し、原稿画像の
潜像を感光ドラム11上に形成する。28は一次帯電器であ
る。
【0026】次に、中間トレー部5の構成について説明
する。
【0027】30は中間トレーであって、搬送ローラ34を
介して搬送されるカットシートSHを一旦蓄える。この中
間トレー30に蓄えられたカットシートSHを給送ローラ3
3, 35の駆動により搬送路31を介して再度画像形成部4
に再送する。
【0028】本図中のS1〜S15, S19〜S23 は各種のセン
サである。例えばセンサS1はアナログ走査ユニットとな
る光学系のホームポジションを検知する。スタンバイ中
はこのホームポジションの検知位置に光学系が停止す
る。センサS2は原稿画像の先端位置に対応する位置に光
学系が移動したことを検知し、このセンサ出力でコピー
シーケンスのタイミングを制御する。センサS3は光学系
が最大走査時のリミッタ位置(反転位置)に到達したこ
とを検知する。光学系は後述する操作部で指示入力され
たカセットサイズおよび倍率に従ったスキャン長で往復
動作する。
【0029】次に、全体の動作を説明する。
【0030】電源スイッチ2bが投入されると、まず定着
器19内のヒータに通電し、定着ローラが定着可能な所定
温度に到達するまで待機(ウェイト状態)する。
【0031】定着ローラが所定温度に到達すると、メイ
ン駆動モータMMを一定時間駆動し、感光ドラム11,定着
器19等を駆動し、定着器19内のローラを均一な温度に設
定する(ウェイト解除回転状態)。次に、メイン駆動モ
ータMMを停止し、コピー可能状態で待機する(スタンバ
イ状態)。ここで、メイン駆動モータMMは感光ドラム1
1,定着器19,現像ユニット13a,13b および各種の転写
紙搬送用ローラを駆動する。
【0032】その後、操作部からコピー指令(複写開始
命令)が入力されると、コピーシーケンスを開始する。
【0033】(1) 像形成 コピー指令により、メイン駆動モータMMを回転して、感
光ドラム11を図2の矢印方向に回転始めさせるととも
に、一次帯電器28に高圧ユニットHTV から高圧を供給し
て、感光ドラム11上に均一な電荷を与える。次に、原稿
露光ランプ2cを点灯し、光学モータ2fを駆動し、原稿台
に載置された原稿を図2の矢印方向に露光走査し、その
原稿反射光を光電変換素子(CCD) 上に投影する。CCD で
電気信号に変換された原稿の画像情報はアナログプロセ
ッサAPおよび画像処理部IPでデジタル画像信号に処理さ
れる。その処理された画像信号に応じて半導体レーザ26
を発光させ、回転する多面鏡により感光ドラム11を走査
することで、原稿に対応した潜像を感光ドラム11上に形
成する。
【0034】次に、この感光ドラム11上の潜像は現像ユ
ニット13a または現像ユニット13bによりトナーで現像
される。この現像されたトナー像は転写帯電器15の部分
でカットシートSHに転写され、このカットシートSHは分
離帯電器19の部分で感光ドラム11から分離される。
【0035】次に、クリーナ装置18により感光ドラム11
上に残留するトナーが回収され、感光ドラム11は前露光
ランプ17により均一に除電された後、再び上述のコピー
サイクルを繰り返す。
【0036】現像ユニット13a,13b は操作部からの選択
指令により何れか一方が感光ドラム11に当接される。本
実施例においては、一方の現像ユニット13a に色トナー
(例えば赤色トナー)が収容され、他方の現像ユニット
13b には黒色トナーが収容されているものとする。これ
らの現像ユニット13a,13b はソレノイド14a,14b により
感光ドラム11への接近/退避が行われる。また、この現
像ユニット13a,13b の現像スリーブには現像バイアス電
圧が印加されている。
【0037】本実施例の複写装置においては、通常の片
面コピーばかりでなく両面コピー,多重コピーができる
が、定着器19を一度通過したカットシートSHは第1面コ
ピー時と比べて紙の抵抗値などの状態が変わっているの
で、これに対応すべく転写帯電器15,分離帯電器16に印
加される高圧電圧も両面コピーまたは多重コピーの1面
目と2面目とで条件を異ならしめている。これらの現像
バイアスあるいは転写,分離の各高圧電圧値は高圧ユニ
ットHVT により制御される。
【0038】(2) カットシートSHの制御 図2中のセンサS9,S11はそれぞれ上段および下段カセッ
トの紙無しを検知し、センサS10,S12 は給紙ローラ3a,3
b のリフティング状態を検知する。また、センサS22,S2
3 はカセットサイズを検知する。
【0039】以後、上段と下段については同様の動作を
するので、上段の給紙動作について説明する。
【0040】まず、上段カセットが挿入されると、セン
サS22 によりカセットサイズを読み取るとともに、カセ
ットのサイズを識別し、操作部41の紙無し表示器を消灯
し、カセットサイズを選択的に点灯する。
【0041】次に、コピー指令によりコピー動作がスタ
ートすると、中板上昇クラッチ(図示しない)をONして
カセット内の中板を上昇し、これによりカットシートSH
を上昇させる。カットシートSHが上昇して給紙ローラ3a
に当接し、所定の高さに到達すると、センサS10 が信号
を出力する。このセンサ出力信号でクラッチをOFF する
とともに給紙ローラ3aを駆動して機内にカットシートSH
を給送する。
【0042】上述のように、中板上昇クラッチのONによ
りカセット内のカセットシートSHは上昇するが、その後
は上昇した位置を保持し、次のコピースタート時には上
記の上昇動作はしない。また、連続コピー動作中にカセ
ット内のカットシートSHが減って、カットシートSHの上
面が所定位置よりも下がった場合にはセンサS10 の出力
信号がOFF になるので、上述と同様にクラッチをONに
し、所定高さまで(センサS10 の出力信号がONになるま
で)カットシートSHを再び上昇させる。
【0043】機内に1枚づつ給送されたカットシートSH
はセンサS7の位置に到達する。このときレジストローラ
12が停止しているため、カットシートSHは適当なループ
を作り停止する。
【0044】次に、感光ドラム11上に作られたトナー像
の先端を合わせるべく、光学系によるタイミング信号に
よりレジストローラ12を駆動し、トナー像の先端とカッ
トシートSHの先端との先端合わせをした後、転写帯電器
15により感光ドラム11 上のトナー像をカットシートSH
上に転写する。トナー像が転写されたカットシートSHは
分離帯電器16により感光ドラム11から分離され、搬送機
構により定着器19に送られる。
【0045】定着器19は、定着ローラ表面に配置された
温度センサ(図示しない)とヒータとにより定着ローラ
の表面を所定温度に制御される。カットシートSHはこの
定着器19でトナー像を定着された後、センサS4により排
紙検知され、排紙ローラ23により機外に排出される。
【0046】次に、多重コピーの場合は、フラッパ21が
ソレノイド(図示しない)の動作により図2の破線で示
される位置に切り換えられているので、上述のように給
紙,転写,分離,定着されたカットシートSHは、搬送路
22を通過して搬送方向22a に順次搬送され、センサS5に
より紙検知がされた後、さらにセンサS6,S8 等により検
知され、横レジスト合わせ用のソレノイドにより横方向
の位置合わせがされる。
【0047】次に、操作部からの多重コピー指令により
レジストローラを駆動して、カットシートSHをレジスト
ローラ12の位置に送出する。
【0048】以後は、カットシートSHは前述した動作と
同様に給紙,転写,分離,定着を受けた後に排紙トレー
24に排紙される。
【0049】また、両面コピーに際しては、カットシー
トSHは途中までは上記の通常の複写動作の場合と同様
に排紙ローラ23により排出されるが、カットシートSHの
後端がフラッパ21を通過直後に排紙ローラ23が逆転駆動
されるので、カットシートSHはフラッパ21に案内された
搬送路22へと導入される。
【0050】この逆転駆動は、正逆転を制御するソレノ
イドにより行われる。以後の動作は上述の多重コピーの
場合と同様である。このように、両面複写の場合は、カ
ットシートSHの大部分が排紙ローラ23から一度機外へ出
され、排紙ローラ23の逆転駆動により搬送路22a の方向
へ送られることによりカットシートSHは裏がえしにされ
る。
【0051】以上では1枚コピーの多重コピーおよび両
面コピー時のカットシートSHの制御について説明した
が、複数枚数の多重コピーあるいは両面コピーの場合に
は、中間トレー部5を使用して行われる。次に、複数枚
数の多重コピー等を説明する。
【0052】図2に示すように、中間トレー部5には搬
送路31上にあるカットシートSHを一時的に収納する中間
トレー30が設けられている。複数枚数の多重コピーの場
合には、定着されたカットシートSHは、上記の1枚コピ
ーの両面コピー時と同様の制御により排紙ローラ23によ
り一部外部へ排紙された後、排紙ローラ23の逆転駆動に
より、搬送路22およびフラッパ32および搬送路36を介し
て中間トレー30に収納される。
【0053】この動作を繰り返し、多重コピーの1面目
では定着ずみのカットシートSHの全てを中間トレー30に
収納した後、次のコピー指令により多重コピーの2面目
では給送ローラ33を駆動して、搬送路36を介して2面目
コピーを実行する。
【0054】一方、複数の両面コピーの場合には、上記
の1枚多重コピー時と同様の制御により、カットシート
SHをフラッパ21により定着器19から搬送路22, 36を通過
して中間トレー30に収納する。
【0055】以後の動作は上述した多重コピーの場合と
同様なのでその詳細な説明を省略する。
【0056】なお、画像形成部4に中間トレーを構成す
る装置においては、一時収納できるカットシートSHには
長さに制限があり、例えば瓦積み方式を作用する場合に
は収容できるカットシートSHはハーフサイズ以下の用紙
となる。
【0057】図3は、図2に示したコントローラ部2aの
回路構成を示す。ここで、図2と同一のものには同じ符
号を付してある。
【0058】図3において、41は操作部であり、コピー
開始指令を入力するためのコピースタートキー、コピー
枚数を設定するための枚数設定キー、用紙サイズを設定
するための用紙サイズ設定キー、拡大,縮小の倍率を設
定するための倍率設定キー、コピー濃度を設定するため
の濃度設定キーなどを有する。
【0059】42は制御部(コントローラ)であって、CP
U(中央演算処理装置)42a ,ROM(リードオンリーメモ
リ)42b ,RAM(ランダムアクセスメモリ)42c 等から構
成され、ROM42bに格納された制御プログラムに基づいて
複写シーケンスを総括制御する。
【0060】43はエディタであって、原稿の所望領域を
示すデータを入力する。44は図2でIPで示した画像処理
部である。
【0061】45はレーザ部であり、半導体レーザ26,ス
キャナモータ25等から構成される。46はACドライバであ
って、原稿露光ランプ2c等のAC負荷47にAC電源を供給す
る。48はモータ制御部であって、モータ部の駆動を制御
する。49はDC負荷制御部であって、ソレノイド14a,14b
,クラッチ,ファン等の駆動を制御する。
【0062】50a はフィーダであって、原稿給送部の駆
動を制御する。50b はソータであって、排紙ローラ23の
駆動により排紙されるカットシートSHを指定される排紙
ビンに排紙する。
【0063】HVT は高圧ユニットであって、帯電系およ
び現像ユニット13a,13b の現像スリーブに対して所定電
位の電圧を印加する。
【0064】DCP はDC電源であって、制御電位+5Vをコ
ントローラ部2a等に供給する。
【0065】図4は図3の画像処理部44の詳細な回路構
成を示す。
【0066】以下に、本発明と関係のある(a) 画像出
力、(b) マークシート読み込み、(c)マークシートフォ
ーマット出力について画像処理部44の動作を説明する。
なお、CPU314は図3のコントローラ42のCPU42aとは別個
の専用のCPU であってもよい。RAM311も同様である。
【0067】(a) 画像出力 図2に示すように、プラテンガラス2g上に載置された原
稿からの反射光はレンズ2dによりCCD ラインセンサ300
上に結像する。CCD ラインセンサ300 で所定時間蓄積さ
れた電荷は、1ラインの全画像が一括でシフトレジスタ
(図示せず)に移され、同期制御回路309 からのシフト
クロックに応じてシフトされて画像信号として出力され
る。
【0068】CCD ラインセンサ300 からの出力信号は増
幅器301 に入力される。増幅器301は、CCD ラインセン
サ300 が原稿走査部2に設置されている白色板(図示せ
ず)を読み込んだときの出力がA/D(アナログ/デジタ
ル)コンバータ302 のフルスケールとなるように、入力
した画像信号を増幅する。
【0069】A/D コンバータ302 は増幅器301 からの出
力信号を8bitのデジタル信号に変換する。シェーディン
グ回路303 はこのデジタル信号に対してCCD ラインセン
サ300 の感度のバラツキや原稿露光ランプ2cの光量のム
ラなどのシェーディング補正を行う。このシェーディン
グ回路303 の出力はスリーステートバッファ304 を介し
て画像処理回路305 に入力される。
【0070】画像処理回路305 は濃度補正などの補正処
理や、変倍,移動,トリミングなどの編集処理を行う。
【0071】階調制御回路306 は画像処理回路305 から
入力した画像データを、閾値マトリックスを用いたディ
ザ法や濃度パターン法などにより2値化する。また別の
方法として、画像データをパルス幅に対応するようにパ
ルス幅変調して2値化してもよい。
【0072】階調制御回路306 の出力信号はレーザドラ
イバ回路307 に入力され、半導体レーザ26は画像信号の
レベルに応じて発光する。これにより、感光ドラム11上
にデータ信号に応じた潜像が形成され、カットシートSH
上に画像が記録される。
【0073】(b) マークシート読み込み 後述する図5に示すようなマークシートの読み込み時に
も、上記の画像出力時と同様に、プラテンガラス2g上に
載置されたマークシートからの反射光はCCD ラインセン
サ300 に入力される。CCD ラインセンサ300 の出力信号
は増幅器301 で増幅され、A/D コンバータ302 でアナロ
グ/デジタル変換され、シェーディング回路303 でシェ
ーディング補正された後、スリーステートバッファ304
に入力される。スリーステートバッファ304 の出力信号
は画像処理回路305 に入力されると共にRAM311のデータ
バスに入力される。
【0074】画像処理回路305 では、マークシート読み
込み時には、画像形成を行う必要がないので、画像信号
が次段の階調制御回路306 より以降に出力されないよう
に画像信号を切替処理する。
【0075】CPU314は、アドレス制御回路310 からアド
レス信号を、リードライト制御回路313 からライト信号
を発生させ、スリーステートバッファ304 から出力され
た画像データをRAM311に順次書き込ませる。
【0076】この時、CPU314は同期制御回路309 から出
力されるクロック信号に同期して、アドレス制御回路31
0 から順次出力するアドレス信号,リードライト制御回
路313 から出力するライト信号の出力を制御する。
【0077】CPU314は、RAM311に一旦読み込まれたマー
クシートのデータを読み出し、後述するマークシートの
データ処理を行う。この読み出し時には、アドレス制御
回路310 はアドレス信号を出力し、リードライト制御回
路313 はリード信号を出力する。そして、CPU314は双方
向バッファ312 を制御して、RAM311のデータバスとCPU3
14のデータバスとを接続する。また、CPU314がRAM311か
らデータの読み出しを行う時には、CPU314はスリーステ
ートバッファの出力をハイインピーダンスにするよう制
御する。
【0078】(c) マークシートフォーマットの出力CPU3
14はスリーステートバッファ304 からハイインピーダン
スを出力させた後、アドレス制御回路310 からアドレス
信号を出力させ、リードライト制御回路313 からライト
信号を出力させる。また、CPU314は双方向バッファ312
を制御して、RAM311のデータバスとCPU314のデータバス
とを接続させ、図3のROM42bからマークシートフォーマ
ットのデータを読み出して、RAM311に書き込ませる。RA
M311にマークシートフォーマットデータがすべて書き込
まれると、CPU314は同期制御信号309 のクロック信号に
同期して、アドレス制御回路310 からアドレス信号を、
リードライト制御回路からリード信号を出力させること
により、RAM311のデータを画像処理回路305 に出力させ
る。そして、マークシートフォーマットデータは画像処
理回路305 を介して、階調制御回路306 に入力されて、
所定の2値化処理が施される。2値化処理されたデータ
信号は、レーザドライバ回路307 に入力され、データ信
号に応じたレーザ光を半導体レーザ26から発光させる。
半導体レーザ26は感光ドラム11上にデータ信号に応じた
潜像を形成する。これにより、カットシートSH上にこの
画像形成装置で使用されるマークシートフォーマットが
記録される。
【0079】図5は、画像形成装置1の複写モードの読
み込みに用いられるマークシートのフォーマット用紙の
一例を示す。
【0080】フォーマット用紙は、それがマークシート
であるか否かの判断をする為のマークシート認識マーカ
501,502 と、複写モードの各モードを選択するマーキン
グエリア503 とにより構成される。このマークシートの
大きさは予め決められたサイズ(例えばA4版)の用紙を
使用する。従来のように予め別の印刷機で印刷されたマ
ークシートを使用して複写モードの設定をすることもで
きるが、後述するように必要に応じて画像形成装置1の
プリンタ部でマークシートを印刷し、そのマークシート
を用いて複写モードの設定をすることもできる。
【0081】マークシート認識マーカ501,502 としてフ
ォーマット用紙の左上と右下とにおいて異なるパターン
のマーカが設けられ、プリスキャンにより認識マーカ部
501または502 が画像データとして図4のRAM311に読み
込まれる。CPU314が読み取った画像データの一部が認識
マーカであれば、CPU42aはその原稿がマークシートであ
ると判定し、複写モードの読込みを行う(図1のステッ
プ404,408 参照)。また、マークシートがプラテンガラ
ス2gの原稿載置基準位置に対して、いずれの向きに載置
されても、複写モードの判定が可能なように、フォーマ
ット用紙の左上と右下にそれぞれ異なるパターンの認識
マーカ501,502 を設けてあり、これらのパターンの相違
に基づいてマークシートの画像データの読み取られるべ
き方向がCPU42aにより判別される。
【0082】複写モードの指定は、各モードの選択エリ
アのマーキングエリア503 の□の中をマーキングをする
ことにより行われる。このマーキングは例えば、図5に
示すように「V」等のチェックマークを記入しても、□
内を塗りつぶしてもよい。従って、図5においては、下
記の複写モードがこのマーキングにより指定されること
を示している。
【0083】 次に、マークシートの認識および複写モードの判定の
詳細について説明をする。
【0084】まず、原稿の基準側から走査方向へ20〜30
mm程度原稿露光ランプ2cを移動させることによりプリス
キャンを行う。プリスキャンされた画像データはCCD30
0,画像処理部44を介してRAM311に書き込まれる。CPU31
4はRAM311に書き込まれた画像データ中の認定マーカ用
の画像アドレスを参照して画像データの有無および認識
マーカ501,502 の有無を見ることにより、原稿の有無や
原稿がマークシートであるか否かを判断する。また、マ
ークシートであると判断した場合、認定マーカのパター
ンの種類を見ることによりマークシートの向きを判別す
る。例えば、マークシートが正しい向きに載置されたと
き、マーカ501 が読み取られ、その画像データのパター
ンは原稿基準から黒,白,黒,白,黒の順のパターンと
なり、マークシートが逆向きに載置された場合は、マー
カ502 が読み取られその画像データのパターンは白,
黒,白,黒,白の順となる。これにより、マークシート
の載置された向きを判別することが可能となる。
【0085】プリスキャンによりマークシートであるこ
とおよびマークシートの向きが判別がされると、次にマ
ークシート全体を新たに走査することにより、複写モー
ド部の画像データが読み取られる。この場合も前述と同
様に、読み取られた画像データがRAM311に書き込まれ
る。そして、CPU314はRAM311に書き込まれた画像データ
を読み出して、複写モード選択用の特定の画像アドレス
に対して画像データの有無を判断することにより、各々
の複写モードを認識する。
【0086】また、プリスキャン時の認定マーカの判別
により、マークシートが原稿基準に対して逆向きに載置
されていたことがわかれば、それに応じてCPU314はマー
クシート中に記入された複写モードの判別を行う。
【0087】次に、図1のフローチャートを参照して、
本発明実施例のCPU42a(または314)による制御動作を説
明する。この制御手順は図3のROM42b等にあらかじめ格
納されているものとする。
【0088】まず、操作部41上のマークシートフォーマ
ット出力キーの入力が為されると(ステップ400)、前述
の方法でマークシートフォーマットをプリント出力する
(ステップ409)。ステップ400 でマークシートフォーマ
ット出力キーの入力が為されない場合は次に進み、操作
部41上のスタートキーの入力が為されると(ステップ40
1)、原稿のプリスキャンを実行し、CCD ラインセンサ30
0 から画像情報に基づいて原稿の有/無,原稿の種類等
を判定する(ステップ402)。
【0089】この結果、原稿なしと判定した時は(ステ
ップ403)、フォーマット用紙の出力を目的としたスター
ト入力と判断して、マークシートのフォーマット用紙を
前述のようにして出力する(ステップ409)。
【0090】ステップ403 で原稿有と判定した時は、次
のステップ404 において、原稿がマークシートか否かを
図5に示すマークシート認識マーカ501,502 の有無を基
に判定する。原稿がマークシートであると判定した時
は、RAM311に格納されているマークシートの画像情報か
ら複写モードを判別して、モード設定する(ステップ40
8)。この時は、複写動作は行わない。
【0091】ステップ404 においてマークシートではな
く普通の原稿と判断した時には、直前にマークシートに
よる複写モード読み込みがあったか否かを判定し(ステ
ップ405)、その複写モード読み込みが直前にあった場合
はその時に設定された複写モードによって原稿の複写動
作を実行する(ステップ407)。
【0092】また、直前にマークシートによるモード読
み込み入力がなかった場合は予め操作部41で設定された
標準モードによって複写動作を実行する(ステップ40
6)。
【0093】上記のアルゴリズム(制御手順)はフィー
ダー(図示しない自動原稿搬送装置)を用いた場合も同
様であり、フィーダーから原稿を原稿読取位置に一枚一
枚持ってくる毎にマークシート原稿であるか否か判定し
(ステップ404)、マークシート原稿である時には複写モ
ードを再設定するのみで、このマークシート原稿に対す
る複写は行わず、以降に続くノーマル原稿に対してその
マークシートで設定されたモードで複写を行う。以上の
動作が原稿無しと判定されるまで、一連の複写動作とし
て実行される。
【0094】なお、アルゴリズム中のステップ405,406,
407 の処理は、直前にマークシートからの複写モードの
読み込みが行われたか否かにかかわらず、その時に設定
されている複写モードによって複写動作を実行するよう
にしてもよい。
【0095】図6は複写装置本体1に取り付けられたオ
プション装置を表わす図である。5は前述した中間トレ
ー部である。50a はフィーダである。フィーダ50a は複
数の原稿を原稿走査部2のプラテンガラス2g上へ自動的
に給送したり、原稿の両面を読みとらせるべく自動的に
原稿を裏がえしたりすることができる。従って、フィー
ダ50a が複写装置本体に取り付けられていることによ
り、人手を介することなく両面原稿の両面複写などを行
うことができる。50b はソータである。ソータ50b は画
像形成部4で画像形成されたカットシートSHを分類積載
する。従って、ソータ50b が複写装置本体1に取り付け
られていることにより、複数ページからなる原稿を複数
部複写したとき、それぞれ1部ごとに分類載置するソー
タや、それぞれのページごとに分類積載するコレートを
行うことができる。
【0096】図7は図6で説明したオプション(フィー
ダ50a ,ソータ50b )が取り付けられているときに、印
刷されたマークシートフォーマットのプリント例であ
る。図8はオプション(フィーダ50a ,ソータ50b )が
取り付けられていないときに、印刷されたマークシート
フォーマットのプリント例である。図7,図8からわか
るようにそれぞれのオプションの取り付け状態に応じて
カットシートSHには実行可能なモードのマーキングエリ
アとそのマーキングエリアを説明する文字等が印刷され
ている。すなわち、複写装置本体1にフィーダ50a ,ソ
ータ50b が取り付けられていると、前述したように両面
原稿の両面複写(両面→両面)や、ソータ,コレートと
いった複写モードの設定が可能なので、複写装置本体1
は図7に示すように複写装置本体1単独で実行可能なモ
ードとオプションを取り付けることにより可能となるモ
ードのマーキングエリアとそのマーキングエリアを説明
する文字等を印刷する。また、フィーダ50a ,ソータ50
b が取り付けられていないと、両面原稿の両面複写やソ
ータ,コレートといった複写モードの設定は不可能なの
で、複写装置本体1は図8に示すように複写装置本体1
単独で実行可能なモードのマーキングエリアとそのマー
キングエリアを説明する文字等を印刷する。
【0097】ROM42bには複写装置本体1単独のときと、
複写装置本体1にフィーダ50a のみが接続されていると
きと、ソータ50b のみが接続されているときと、フィー
ダ50a とソータ50b が接続されているときのそれぞれの
マークシートフォーマットデータが予め記憶されてお
り、CPU42aはフィーダ50a ,ソータ50b 等の接続状態を
判別し、それに応じたマークシートフォーマットデータ
をROM42bから選択して読み出し、マークシートフォーマ
ットを印刷させる。これにより、使用者が誤って複写装
置本体1の実行できないモードを設定しようとすること
を防止することができる。
【0098】なお、前述の複数のフォーマットデータを
ROM42bに記憶させて選択する方法に対し、全てのオプシ
ョンが複写装置本体1に取り付けられているときに実行
可能なモードのマーキングエリアとそのマーキングエリ
アを説明する文字等のマークシートフォーマットデータ
のみをROM42bに記憶させておき、RAM311にマークシート
フォーマットデータを書き写し、実行不可能なモードの
マーキングエリアとそのマーキングエリアを説明する文
字の部分に白データを送り、例えば図8のように実行不
可能なモードのマーキングエリアとそのマーキングエリ
アを説明する文字を消して印刷するようにしてもよい。
【0099】なお、上記実施例では、画像形成部4は感
光体に帯電像を形成することにより画像形成を行う電子
写真方式を用いたものだったが、熱による膜沸騰により
インク液体中に気泡を発生させ、その気泡の圧力でイン
クを吐出させるインクジェット方式や、公知の感熱方式
や熱転写方式等の各種方式を用いた画像形成部であって
もよい。
【0100】上記のインクジェット方式の画像形成部に
ついて説明する。図9は画像形成部200 の側面図、図10
は画像形成部200 内のインクカートリッジ201 の周辺の
構成を示す平面図である。
【0101】図9および図10を参照して画像形成部200
の概略構成について説明する。
【0102】図中符号201 は記録情報に応じて記録媒体
202 に画像を記録するための記録手段を構成するインク
カートリッジである。このインクカートリッジ1は記録
ヘッド201aとインクタンク201bが一体となっており、使
い捨てにより交換し得るものである。上記記録ヘッド20
1aには、液体(インク)が充填されている複数の液路が
設けられている。これらの液路内に充填されているイン
クは、定常状態ではオリフィス面で表面張力と外圧が平
衡している。上記複数の液路には、電気熱変換体がそれ
ぞれ配置されており、これらの電気熱変換体に対して、
核沸騰を越えて急速な温度上昇を与える少なくとも一つ
の駆動信号を印加することによって熱エネルギーを発生
せしめ、隣接するインクを気化させて膜沸騰を生じさせ
る。これによって、インク内に前記駆動信号に対応した
気泡を形成し、この気泡の成長によりインクがオリフィ
ス面より記録媒体202 に対して吐出させるように構成さ
れている。また上記気泡はインクにより冷却されて収縮
し、液路内には毛細管現象によりインクタンク201bより
インクが順次供給される。
【0103】上述のように、インクを充填した液路内に
気泡を成長あるいは収縮させることにより、オリフィス
面よりインクを吐出させて一つの液滴を形成することが
できる。従って前記電気熱変換体に対して画像情報に応
じて駆動信号をパルス形状に印加すると、気泡の成長・
収縮が瞬時に行われて、記録ヘッド201aのオリフィス面
よりインクを記録媒体202 に吐出させて記録を行うこと
ができる。なお、図中符号203 は記録部に搬送された記
録媒体202 を支持するためのプラテンである。
【0104】前記インクカートリッジ201 は、ガイドシ
ャフト204aに沿って主走査方向(記録媒体202 の幅方
向)に往復移動可能なキャリッジ204 上に搭載されてい
る。このキャリッジ204 は、図9に示す主走査モーター
205 より供給された駆動力をベルト206 を介して伝達さ
れて移動し得るものである。
【0105】図中符号207 は記録媒体202 を積載収納可
能なカセットである。このカセット207 に積載された普
通紙、あるいはOHP シート等の記録媒体202 は、給紙ロ
ーラ208 によって下流側に順次給送される。上記給送ロ
ーラ208 により給送された記録媒体202 は、上下に設け
られたガイド部材208a,208b にガイドされて搬送ローラ
対210a,210b に導かれる。上記搬送ローラ対210a,210b
は、図9に示すように、副走査モータ9より駆動力を伝
達され回転するものである。上記搬送ローラ対210a,210
b の下流側には、前述の記録手段を介して記録後の記録
媒体202 を排出するための排出ローラ対211a,211b が設
けられている。この排出ローラ対211a,211b は、図9に
示すように、前記副走査モータ209より供給された駆動
力をベルト212 を介して伝達されて回転するものであ
る。
【0106】上記搬送ローラ対210a,210b より下流側に
は図9に示すように、給紙センサー213 が設けられてい
る。この給紙センサー213 は、前記カセット207 より記
録媒体202 が給送されているのを検知するものである。
【0107】また前記キャリッジ204 には、前記記録媒
体202 の種類およびその紙幅を判断するための検知手段
である紙幅センサー214 が設けられている。
【0108】さらに排出ローラ対211a,211b の近傍に
は、排紙センサー215 が設けられている。この排紙セン
サー215 は、記録後の記録媒体202 が排出されているこ
と、および手差し給紙時の記録媒体202 を検知するもの
である。なお、上記各センサーとしては反射型のセンサ
ーを用いている。
【0109】図10中の符号216 は前記排出ローラ対211
a,211b より排出された記録媒体202を積載するための排
出トレイである。また符号217 は記録媒体202 の排出口
であると共に、手差し給紙時の給紙口を兼用している。
上述のような構成により画像情報に応じてインクを吐出
させ、画像形成することができる。
【0110】このように、電子写真方式の画像形成部4
の他に上述のインクジェット方式の画像形成部200 など
を適用することが可能である。また、本発明は複写装置
に限らず、ファクシミリ装置における相手先の指定や解
像度の指定などに適用することができる。また、本実施
例は原稿走査部2によって原稿とマークシートを読み込
むようにしたが、複写する原稿を読み取る原稿読み取り
部とマークシートを読み取るマークシートリーダを別々
に設けた構成にしてもよい。また本実施例は画像形成部
4によって原稿の複写とマークシートの印刷を行うよう
にしたが、原稿の複写を行う複写部とマークシートの印
刷を行う印刷部を別々に設けた構成にしてもよい。
【0111】また本実施例ではマークシートフォーマッ
トのデータを半導体メモリに記憶させていたが、フロッ
ピーディスクやハードディスクなどに記憶させておくこ
とも可能である。
【0112】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
モードを設定するためのモード設定シートを読み取り、
読み取ったモード設定シートに基づいてモードの設定を
行い、設定されたモードに基づいて画像処理を行う画像
処理装置において、画像処理装置における実現可能なモ
ードを判別し、判別結果に応じたモード設定シートを印
刷するので、使用者が実現不可能なモード設定ができる
かのように勘違いしてしまうことを防止でき、また実現
不可能なモードを設定してしまうことも防止できる。
【0113】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の画像形成装置の制御手順を
示すフローチャートである。
【図2】本発明実施例の画像形成装置の内部構成を示す
概略縦断面図である。
【図3】図2のコントローラ部2aの回路構成例を示すブ
ロック図である。
【図4】図3の画像処理部の回路構成例を示すブロック
図である。
【図5】本発明実施例に用いられるマークシートのフォ
ーマット用紙の一例を示す平面図である。
【図6】本発明実施例の画像形成装置に取り付けられた
外部処理ユニットの外部構成を示す図である。
【図7】本発明実施例の画像形成装置が印刷出力したマ
ークシートフォーマット用紙を示す図である。
【図8】本発明実施例の画像形成装置が印刷出力したマ
ークシートフォーマット用紙を示す図である。
【図9】インクジェット方式の画像形成部の側面図であ
る。
【図10】インクジェット方式の画像形成部内のインク
カートリッジ周辺の構成を示す平面図である。
【符号の説明】
1 複写装置本体(画像形成装置) 2 原稿走査部 3 給紙部 4 画像形成部 5 中間トレー部 26 半導体レーザ 41 操作部 42 コントローラ(制御部) 42a CPU 42b ROM 42c RAM 44 画像処理部 45 レーザ部 50a フィーダ 50b ソータ 200 インクジェット方式の画像形成部 300 CCD ラインセンサ 305 画像処理回路 311 RAM 314 CPU 501,502 マークシート認識マーカ 503 マーキングエリア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 廣岡 和彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 水野 善夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 鈴木 嘉彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−140052(JP,A) 特開 昭61−35060(JP,A) 特開 昭62−81162(JP,A) 特開 昭62−5762(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望のモードに基づいて画像処理を行う
    画像処理装置において、 前記モードを設定するためのモード設定シートを読み取
    る読取手段と、 前記読取手段により読み取られたモード設定シートに基
    づいてモードの設定を行う設定手段と、 前記画像処理装置における実現可能なモードを判別する
    判別手段と、 前記判別手段の判別結果に応じたモード設定シートを印
    刷する印刷手段と、 を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記判別手段は、前記モードに関連する
    外部処理ユニットが前記画像処理装置に接続されている
    か否かに応じて、実現可能なモードの判別を行うことを
    特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記画像処理装置は原稿の複写を行うも
    のであって、前記外部処理ユニットは原稿を搬送する原
    稿搬送装置および複写されたシートをソートするソータ
    装置の少なくとも1つであることを特徴とする請求項2
    に記載の画像処理装置。
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